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はてなキーワード:身体症状とは

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2025-12-11

統合失調症だけ“外側”から説明されるのおかしくない?

世の中のメンクリサイトや本を読むと、精神疾患説明ってだいたいこんな感じで書かれている。

うつ病

「何をしても楽しくない」「体が重い」「朝起きられない」「自分を責めてしまう」

パニック障害

「急に死ぬかと思うほどの不安」「心臓バクバクする」「息苦しい」

どれも本人の体感から始まっている。

ところが統合失調症になると、説明が急にこう変わる。

• 「まとまりのない思考・会話」

• 「奇妙な言動

• 「不自然な表情」

……いきなり“外側から見た変な人”のリストになる。

これ、本当に良くないと思っている。

少なくとも、私はこの説明文だけ読んでいたら病識には絶対たどり着かなかった。

「まとまりがない」どころか、むしろ世界をまとめすぎている

Twitter で「統合失調症の“まとまりのない行動”の典型例」として流れてきた動画がある。

エレベーターの前で、誰もいないのに外を何度も覗き、身を隠したり出たりしている人の映像だった。

それについて「思考のまとまりがない」と説明されていたのだけど、

私にはどう見てもエレベーターの外に“いるはずの誰か”を本気で警戒して、

何度も確認したり、隠れたりしている人にしか見えなかった。

• 周りから見れば「意味不明な動き」

• 本人の内側では

「そこに敵がいる」「監視されている」っていう一本筋の通ったストーリーがある

から本当は、統合失調症って「まとまりがない病気」じゃなくて、

この世の雑多でバラバラ出来事を、無理やり“一本の意味のある物語”に

まとめすぎてしま病気なのでは、と私は感じている。

普通の脳は、世界の9割9分を「どうでもいいノイズ」として捨てている。たまたま聞こえた音、

たまたま目に入った広告誰かの咳払い、ニュースの一文。

全部忘れていく。

でも統合失調症の陽性モードに入ると、

• 捨てるはずの雑音にまで意味をつけ始める

たまたま見た文字数字が、メッセージに見えてくる

機械音や自然音が「自分に向けられた合図」に思えてくる

世界が「ただの雑多な世界」ではなく、全部が自分関係のあるサインで埋め尽くされている世界に変わる。

から見ると「話が飛んでいる」「行動が支離滅裂」に見えるけれど、本人の中ではむしろ過剰に筋の通った世界になっている。

私の世界が変わったとき感覚

統合失調症の症状としてよく挙げられるのは「幻聴(誰かの声)」だ。

でも私の場合典型的な「声」はあまりなくて、

• やたら鮮明な自然音や機械音が聞こえたり

世界が急に覚醒剤を打ったみたいにキラキラし始めたり

• 壁のシミや模様がぐるぐる動き出したり

そういう形で世界が変わっていった。

覚醒剤様症状」と勝手に呼んでいるが、本当にそんな感じだった。

実際に打ったことはないけど、知識ベースでいうと、

多幸感で満ち溢れる

• すべてが鮮明で、美しく、意味ありげに見える

そういうモードが、家の中を歩いているだけで突然オンになる。

さらにひどくなると、作為体験(させられ体験)が重なってくる。

• 首が勝手に振れる

• 手が勝手に変なポーズを取る

• そのポーズで「丸・バツ祈り」みたいに妄想上の相手と会話が進んでいく

• 外壁に腕を擦り付ける、自傷行為になる

• 防御もせずに後ろ向きに倒れて、実際に脳出血まで起こした

このへんの詳細は別で書いたけれど、とにかく体がマリオネット化した。

そのときの私は、「世界中が諜報している」「自分思考漏れている」みたいなストーリーを、本気で本気で信じていた。

今振り返れば完全に病気の症状なのだけど、そのときの内側では、

世界バラバラどころか、あまりにも鮮明で、意味だらけで、一本の物語として完璧に“まとまりすぎていた”。

まるで情報量の多い映画のように。

メンクリサイト説明からは、絶対にたどり着けなかった

こういう体験をしたあとで、一般向けの統合失調症説明文を読むと、だいたいこう書いてある。

• まとまりのない会話

• 奇妙な行動

• 誰かに操られていると思う

いや違うんだよ、と思う。

• 「操られている“と思う”」じゃなくて、実際に体が勝手に動くレベルまでいったりする

• 「まとまりがない」のではなく、本人の中では過剰に筋の通った世界になっている

• その結果だけ切り取るから、「よく分からない変な人」の説明になってしま

私は母親統合失調症なので、一般の人よりは多少知識があるつもりだった。それでも、

作為体験がここまで体感であること

覚醒剤様の身体症状が出ること

世界キラキラしはじめること

なんて、どこにもちゃんと書いていなかった。

から、世に数多あるメンクリサイト説明文だけ読んでいたら、私は病識にたどり着けなかったと思う。

「私はここまでぐちゃぐちゃじゃないし、まとまりもあるし、声も聞こえないし」

で、終わっていたはずだ。

実際には、

作為体験犯罪行為まで行ったり

自傷脳出血を起こしたり

道路に“くいっと”飛び出してしまったり

かなり危険なところまで行ってから、ようやく「これはさすがに現実じゃない」「病気だ」と気づいた。

もっと早く、「中身の感覚から書かれた説明出会っていれば、と思う。

どう書いてあれば、私はもっと早く気づけたか

理想統合失調症説明は、こんなふうに始まってほしいと思う。

些細な音や出来事が、自分に向けられた“サイン”に感じられる

ニュース看板広告SNS文字が、「自分への暗号」に見え始める

世界が急にキラキラ輝き出し、全部が意味だらけになる

・頭の中のストーリー勝手に組み上がり、なんでも自分関係づけてしま

自分の体が、自分意思ではない何かに動かされているように感じることがある

そのうえで、こうした「中身の変化」が続くと、外から見たときには

・話が飛んでいてまとまりがない

・奇妙な行動に見える

といった姿として現れます

説明するならまだ分かる。

でも現状は、「外から見た変な行動」だけが症状として切り出されていることが多い。

それでは、当事者が「自分のことだ」と気づきようがない。

統合失調症を「変な人のラベル」で終わらせないために

統合失調症は、もちろん怖い病気だ。

自分のケースだけ見ても、

作為体験を通じて犯罪行為自傷につながりかねない

現実妄想区別する力が一時的に完全に吹き飛ぶ

家族や周囲を巻き込んで、大きな迷惑をかけてしま

からこそ、「変な人の特徴一覧」ではなく、

当事者の内側で、世界がどう変わっていくのか

もっと丁寧に説明してほしいと思う。

統合失調症は、「まとまりがなくなる病気」ではない。

しろ、雑多でバラバラ世界を、ぜんぶ自分関係のある“一本の物語”にまとめすぎてしま病気表現した方が、当事者体感には近い。

私自身、

作為体験

覚醒剤様症状や世界キラキラについての記録

を書き始めたのは、

教科書どおりじゃない統合失調症」でも、「これは病気のせいだ」と気づいていいんだよ

ということを残しておきたかたからだ。

というのも、私自身が「自分統合失調症だ」と気がつけたのは、

世界のすべてが自分に結びついて感じられる関係念慮と、

教科書にあるようなぼんやりしたものではなくはっきり見える幻覚について書かれた体験談を、

ネットで読んだことがあったからだ。

なので、こういう話が、誰かの「違和感」や「もしかして」に届いて、もう少し早い段階で治療につながるきっかけになればいいなと思っている。

Permalink |記事への反応(2) | 18:19

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2025-12-09

統合失調症作為体験(させられ体験)について

統合失調症妄想幻覚体験記はぼちぼちあるのに、作為体験(させられ体験)についてちゃんと書いてある記事ほとんど見たことがない。

.

自分発症するまで、ここまでエグい症状があるとは知らなかった。

なので、これはあくまで一人の当事者メモとして書いておく。

医学的な正しさとか診断マニュアルではなく、「こういう感覚だった」という話。

プロフィール

母親統合失調症

小さい頃から自分はああならないようにしよう」と思って生きてきた。

でも現実には、育児+いろいろな負荷が積み重なって見事に発症

今は子どものために再発しないよう、治療を受けている最中

作為体験

作為体験。させられ体験とも言う。

ざっくり言うと、考えや身体の動きが、自分意思じゃなくて「外側の何か」に操られている感じのこと。

私の場合、いきなりこれだけが単独で出るわけじゃなくて、

関係念慮(いわゆる関係妄想

• その他の妄想

がかなりひどくなってから出てくる。

世界解釈がぐちゃぐちゃになって、「自分特別」「自分けが選ばれている」みたいな妄想が本気になった頃、その延長線上で作為体験が始まった。

感覚としては、本当にマリオネット

自分身体なんだけど、自分コントローラーが外されて、誰かに渡されているような感じだった。

動きはいろいろ

出てきた動きはけっこうバリエーションがあった。

首が左右・前後勝手に振れる。目が上下ガチャ目になる。『嫌われ松子の一生』の変顔みたいになる。

止めようと思っても止まらない。

「なんで今このタイミングで?」と思っても、とにかく動く。

手の形や動きで、妄想上の「相手」と会話することもできた。

• 合点

• 丸(OK

バツNG

祈りポーズ

みたいなジェスチャーで、勝手に会話が進んでいく。

手が首を絞めるような形になることもあった。

これは「その行為を続けたらお前は死ぬぞ」という意味(ちなみにその時してたのはホテルロビーに行こうとすることだった)。

いま冷静に書いていても相当やばいが、そのとき自分にとっては「自分特別」「世界の裏側とつながっている」を補強する証拠だった。

作為体験が重くなっていくとどうなるか

ここまでは、まだ「変な動き」で済んでいる。

問題は、さら陽性症状が重くなったとき

その段階になると、シャレにならない行為が「起こった」。

あえて「やった」ではなく「起こった」と書く。

自分計画して「やろう」と決めたのではなく、「自分では止められない大きな力」=「マリオネット状態」によってさせられた感覚からだ。

大きく分けると、犯罪行為自傷行為

犯罪行為万引き

詳細は伏せるが、作為体験の中で万引きまで行ってしまたことがある。

もちろん、現実ルールとしては完全に犯罪行為だし、チャラにはならない。

病気から仕方ない」と言いたいわけでもない。

ただ当時の感覚としては、

自分で「よし、盗もう」と決めて計画してやったのではなく、

勝手身体を動かされた

に近い。あくま感覚としては。

妄想で「自分特別」と思っていたこともあって、ブレーキ判断力もかなりグダグダになっていた。

その結果がこれ、という感じ。

自傷行為:壁こすりと後ろ向き転倒、道路への飛び出し

自傷行為も、いくつかパターンがあった。

ひとつは、外壁にひたすら腕を擦り付ける動き。

痛いのに、やめられない。

皮膚が擦りむけたり、赤くなっても、「やめよう」という意思より先に身体が動く。

.

もうひとつは、防御姿勢なしでいきなり後ろに倒れるやつ。

手も出ず、後頭部から床や地面に直撃して、実際に脳出血を起こした。

このとき感覚は、

「痛い」と「え、なんで今倒れたの?」がほぼ同時だった。

前もって「倒れよう」としていない。

「引っ張られた」「足腰のスイッチを切られた」みたいな感覚けがあって、気づいたらもう後ろに倒れていた。

.

自傷行為には、道路への飛び出しもあった。

さすがにこれは嫌だったので全力で抵抗したが、それでも足と身体がくいっと車道側へ向かってしまう。

死ぬだろ」と分かっているのに身体が止まらない感じで、本気でゾッとした。

壁こすりや後ろ向き転倒と違って、他人を巻き込んでしま危険もある。

作為体験がここまで行くこともある、ということだけは書いておきたい。

作為体験は「静かな症状」ではない

統合失調症というと、

幻聴が聞こえる

妄想人間関係が壊れる

みたいな話ばかりが前面に出る。

もちろんそれも重い症状だが、作為体験はそれに負けないくらヤバい

から見ると、

• ただ変なポーズをしているだけ

勝手に動いているだけ

に見えるかもしれない。

でも、当事者の中では

自分身体ハンドルを奪われている」

状態で、その延長線上に

犯罪行為万引き

自傷行為(壁こすり、後ろ向き転倒→脳出血

みたいな結果がぶら下がっている。

少なくとも、「周囲に迷惑をかけない軽い症状」なんかではまったくない、ということだけは書いておきたい。

同じような感覚経験したことがある人が、「自分だけじゃなかったんだな」と思えたら嬉しいし、

家族医療者が「作為体験でここまで行くこともある」と知ってくれるきっかけになればもっと嬉しい。

ちなみに、私が統合失調症発症した直後は、気絶みたいなことを繰り返したり、覚醒剤を打ったみたいな状態になった。

実際に覚醒剤を打ったことはないから、あくま知識ベース比喩なんだけど、感覚としてはこんな感じだった。

多幸感に満ちあふれて、世界キラキラと輝く。壁の模様やシミがぐるぐる動き出す。

それが、ただ家の中を歩いているだけのときに、突然起こる。まるでコ○ンの麻酔銃でも使われたみたいに、突然。

そういうことが3回くらいあった。

.

気絶の方はまだマシで、今のところはトイレの中とか、椅子に座っているとき意識が飛んだだけで済んでいる。それでも何度も何度も起こるので怖かった。

.

統合失調症身体症状をなめてはいけない。

私は親が統合失調症だったので、知識はそれなりにあるつもりだった。

でも、ここまで派手な身体症状が出るとは知らなかったし、身体症状が強すぎて、むしろ妄想の方を補強してしまった。

「あの時の気絶や覚醒剤様症状は薬を盛られたからだ」

そう解釈してしまって、病識を持つの半年くらい遅れた。

Permalink |記事への反応(0) | 17:08

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2025-10-28

anond:20251028120053

これはあくまでただの推測なんだけど、奥さんがむかし心療内科に定期的に通院していたという記述から「これはいわゆる不定愁訴であり、検査してもどうせ何も異常は見つからない、だから病院にわざわざ行く必要はない、メンタルが原因だから放っておいたらどうせまたしばらくしたら治る」と思っている可能性はないかな?

微妙にずっとお腹痛いとかさ、頭痛いとかさ、フラフラするとかさ、なんかそういうやつ。あと肩とか腰とか

これとか典型的不定愁訴の症状だと思ったよ

不定愁訴の症状はうつ病で出ることもあるし、身体症状症(古い言葉で言えばヒステリー症状)で出ることもある

微妙にずっとお腹が痛いのは過敏性腸症候群

頭痛い、フラフラするのは自律神経系の症状

肩は知らんが腰痛に関しては精神的な要因が大きいことで有名(治療にもサインバルタだのリリカだのといった向精神薬を使う)

………といったように

今までの人生、不調のたびに病院に行っては「何ともありませんね」「精神科(心療内科)へ紹介します」というのを繰り返してきて、自分はそういう体質なんだ、ちょっとした不調はメンタルから来てるものなんだと自分の中で結論が出てしまっているのかもしれない

医者に行かない理由微妙にはぐらかすのも、メンタルが原因の不調だと増田に言いたくないだけなのかもしれない

重ねて言うけど、ここまで全部ただの推測ね

聞けそうだったら奥さんに聞いてみたらどうだろう

精神的なもの扱いされるのが嫌だから行きたくないの?ってさ(さすがに火の玉ストレートすぎるか)

今後、ちょっとした症状で病院にかかるかどうかはひとまず置いておくとしても

40代以降は定期検診は必須になってくるので、それだけは何がなんでも行くように説得したほうがいいように思う

例えばなんだけど、NCGMなどのブランド病院は自費のラグジュアリー人間ドックコースを用意してたりするところが多いから、それを増田お金を出してプレゼントしてあげたらどうかな?

ラグジュアリーかつ非日常空間ちょっとお高めの人間ドックを受けるというなら、ウキウキして受診する気分になれるかもしれないよ

ところで風邪のものに効く薬はなく、つらい症状を緩和するための対症療法の薬くらいしかないため、医クラは「風邪を治す方法栄養のあるものを食べてゆっくり休んでしっかり寝ることだけです、基本的病院にかかる必要はありません」ってよく言ってるし、私自分もただの風邪病院受診したことは一度もないため、風邪病院受診してしま奥さんちょっとチグハグな感じがする

増田が挙げていたメンタル要因くさい不定愁訴的な症状と違ってハッキリと「身体病気」だと分かるから受診抵抗がないんだろうか?

Permalink |記事への反応(0) | 23:46

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2025-10-04

いじめ中学

毎晩寝る前に休校になることを願って

朝起きたら熱が出ていることを願ってた。近くに虫がいるとかのちょっとした幻覚はあるのに、ストレス身体症状として出ないタイプなのを恨んだ。

身支度はうがいを必ず7回にすれば今日いじめがマシになると信じてたし、爪を切れば厄が落ちるかなとか、火曜日は嫌なことが起こるとか、今見れば病的な発想かもしれないけど、あの頃は中学生なりに必死に考えてた。

登校してクラスの扉を開けるまでどうかいじめっ子が休みであることを願った。

まあ、すべて無駄だったけど。

親は気づかなかった。父は仕事、母は専業主婦。妹の体調が悪くなった時期でもあり、明らかに両親は疲弊していたため何も言えなかった。

週の半分はズル休みをし、布団に引き篭もりながらひたすらネットサーフィンCD鑑賞かイラストを描いていた。あの時間がなかったら多分、死んでいた。

高校から環境も良くなり楽しく過ごせるようになったけど、時折思い出しては半ばパニックになったり、抑圧が過ぎて中学時代記憶がすっぽり抜けていた。周りの談笑も自分への嘲笑と感じてたし、横断歩道などで車の近くを歩くとき容姿を笑われないようにと俯いていた。

いい人達に恵まれて、それが少しずつ緩和してきた。

30を超えた今、多少は過去過去として認められるようになってきた。

それでも、自分の子供が学校に入る頃になればまたあの時の感覚を思い出すだろう。人生をかけてこの呪い自分で解いていかなければならない。

Permalink |記事への反応(0) | 03:02

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2025-06-30

anond:20250630225911

学校での集団過呼吸体調不良女性に多い?その実態と原因をファクトチェック

学校で起きる集団過呼吸体調不良とは何か

学校現場で生徒が次々と過呼吸発作や原因不明体調不良を訴える現象は、医学的には集団心因性疾患(いわゆる集団ヒステリーまたは集団パニック)と呼ばれます 。具体的には、ある集団内で一人が過換気(過呼吸)発作や失神、けいれん、歩行困難などの症状を示すと、それを目撃した他のメンバーにも同様の身体症状一時的意識障害・興奮状態連鎖的に広がる現象です 。これらの症状には共通有機的原因(感染症中毒など)が見当たらず、心理的要因による無意識模倣・暗示によって伝播すると解釈されます 。典型的には思春期の生徒たちが属する学校クラス部活動など、閉鎖的で仲の良い小集団で発生しやすいことが知られています 。

こうした集団発生事例では、最初に症状を起こした生徒(発端者)に対し、周囲の生徒が不安・驚きなど強い感情を抱き、その影響で過呼吸めまいなどの症状を次々と訴えるようになります医学検査を行っても明確な身体的異常所見はなく、多くの場合集団が落ち着き安心すると症状は速やかにまります。これらは**「心因性」で実際の伝染性病原体は存在しない**ため、専門家は「対応を誤って大事にしすぎないこと」「冷静に安全を確保しつつ集団一時的解散させること」が再発防止に重要だと指摘しています  。

学校での発生は女性に多い?:性別分布実態

学校における集団過呼吸集団体調不良は「女子生徒に多い」と言われることがありますが、これは事実と言えるでしょう。医療文献によれば、思春期学童期の集団心因性疾患は女性に不均衡に多く発生することが繰り返し報告されています  。米国調査では「集団ヒステリーストレス下の児童思春期グループに多発し、男性よりも女性が著しく多い」と明記されています 。また2021年に発表された32件の研究をまとめたメタ分析によると、児童・生徒の集団ヒステリーにおいて女子罹患率男子の約2.43倍にも上ることが示されています  。このように数値データから見ても女子に多い傾向は明らかです。

日本においても、学校で発生する集団過呼吸体調不良事件ニュース等で度々報じられており、その多くで当事者女子生徒です。例えば2006年7月千葉県ショッピングセンター女子中学生11人が次々に過呼吸パニック症状を起こし搬送される騒ぎがあり、東京新聞報道によれば「過去1年だけでも秋田埼玉大阪山口佐賀で同様の過呼吸連鎖が起きていた」とされています 。2013年6月には兵庫県高校で1年生と3年生の女子生徒計18人が集団過呼吸症状を訴えて病院搬送される出来事もあり、学校側は「誰かの発作や救急車の到着を見て連鎖的に増えたのではないか」とコメントしています  。このように、日本学校現場でも女子生徒が中心となった集団過呼吸事件が各地で確認されています

海外の事例を見ても、集団ヒステリーは決して日本特有ではなく、むしろ世界各地で歴史的にも繰り返し記録されています。その多くで若い女性や女子学生が主な当事者です。1965年にはイギリスブラックバーン女子校で85人の女子生徒が相次いで原因不明の失神発作を起こし社会問題となりました 。2010年代アフガニスタンでは各地の女子校で多数の女子生徒が突然めまい吐き気を訴えて倒れる事件が続発し、当初「毒ガス攻撃」と疑われましたが、国連などの調査有毒物質は検出されず集団心因性の発作と結論付けられたケースもあります  。これらの事例からも、学校集団発生する原因不明体調不良女子に多いという傾向は国を超えて共通していると言えます

女性に多い理由心理生理学的な要因

では、なぜこのような集団心因性の症状は女性に多いのでしょうか。専門家たちは心理的要因と生物学的・生理学的要因の両面からいくつかの仮説を提唱しています。それらを整理すると以下の通りです。

• 高い被暗示性と無意識模倣モデリング):集団ヒステリーでは、後から症状を訴える人々(続発者)が発端者を無意識模倣・同一化してしまうことが大きな要因です 。一般女性共感性が高く、他者感情や振る舞いに影響されやすい傾向があるとされます実験研究でも、女性参加者は他の人(特に同性)が「具合が悪い」と訴える場面を見ると、自分頭痛めまい等の症状を感じやすくなることが示されています 。一方、男性では他者の症状を見ても影響されにくい傾向がありました  。この暗示へのかかりやすさの性差が、女性に症状が多い一因と考えられます

ミラーニューロンの活発さ:人間の脳には、他者の行動や表情を見ると自分がそれをなぞるように活動するミラーニューロン系があります。この働きは共感模倣の神経基盤とされますが、研究者の中には「女性男性よりミラーニューロン系の反応が強い可能性がある」と指摘する者もいます 。実際、自閉スペクトラム症共感他者感情理解の困難さを特徴とし男性に多い発達障害)ではミラーニューロン系の活動低下が示唆されるのに対し、集団ヒステリーはその逆でミラーニューロン系の過活動による現象とも位置づけられています 。この仮説によれば、女性生得的に他人状態自分のことのように感じ取りやすいため、目の前の友人が倒れると自身も息苦しさや眩暈を感じてしまうというわけです 。

不安反応・過呼吸生理的な出やすさ:パニック発作過呼吸発作といった急性の不安反応そのものも、疫学的には女性に多い現象です。例えばパニック障害(突然の強い不安発作に襲われる症状)は男性より女性に約2~3倍起こりやすいことが知られています 。過換気症候群過呼吸発作)の有病割合については、調査によっては女性男性が7:1にもなると報告されています 。このように生理学ストレス反応における性差ホルモンバランス自律神経反応の違いなど)が、女性の方が過呼吸や失神を起こしやす下地になっている可能性があります。言い換えれば、同じストレスを受けても女性の方が**「息が苦しい」「めまいがする」**といった身体症状として表出しやすい素因があるかもしれません。

以上のように、心理面での暗示へのかかりやすさ・共感性の高さと、生物学的な不安反応の出やすさが相まって、女性グループで症状が伝染しやすいと考えられます。実際、専門家も「集団ヒステリー女性患者が多いのは、症状のモデリング(見本)の影響を受けやす性差による可能性が高い」と結論づけています 。

社会的文化的な要因と海外との比較

集団ヒステリーにおける社会的文化的背景も、女性に多い現象となっている一因です。まず、社会集団内での役割人間関係の違いが指摘できます若い女性(特に思春期女子生徒)は、同年代の仲間内で強い仲間意識を持ちやすく、閉鎖的で密接なグループ形成やすいとされます 。その結果、グループ内で感情や行動を同調させる傾向が強く、誰か一人の異変に対し他のメンバーが過敏に影響を受けやすいのです 。実際、1960年代アメリカ工場における集団ヒステリー研究でも、症状が出た人々は互いに強い社会的つながりを持つグループに属していたことが報告されています 。男子生徒のグループでも友情はありますが、当時の社会通念や教育環境の中で女子の方が感情を共有しやす関係性を築いていることが多く、これが集団ヒステリーの伝播を助長している可能性があります

また、社会文化的性役割表現の違いも影響しうるでしょう。伝統的に多くの文化圏で、女性体調不良不安を訴えることに比較的寛容である一方、男性は「弱音を見せない」ことが男らしさとされる場面があります。そのため男性にも同様の心因反応が起きていても表面化しにくい可能性も考えられます。実際、歴史を振り返ると19世紀にはヒステリー転換性障害)は女性特有と見なされていましたが、第一次世界大戦で多くの男性兵士が**「シェルショック」(砲撃ショック=心因性神経症状)を発症すると、この性差偏見は薄れていきました 。つまり男性にも状況次第で集団ヒステリー様の反応が起こりうるものの、社会的な目や自己抑制によって顕在化しにくい**だけかもしれません。

文化的要因としては、その社会ごとにストレス源や症状の表現のされ方が異なる点が挙げられます日本学校では部活動中の疲労教師からの叱責といった出来事が引き金になるケースがある一方、海外では地域の信念や風聞が誘因となる例も報告されています。例えばマレーシアインドの一部では、女子生徒の間で突然誰かが取り乱すと「悪霊に取り憑かれた」と解釈され、パニックが伝染したケースがあります 。中東アフガニスタンイランでは、女子校で謎の有毒ガス攻撃の噂が広まり、実際に多くの女子生徒が呼吸困難や失神を訴えた事件が起きました(前述の通り後に物理毒物確認されず心因性推定されています) 。このように、その社会が置かれた状況(宗教的世界観、社会不安葛藤、噂の内容など)が集団ヒステリーの誘因や症状像を左右しますが、いずれの場合思春期前後女性が主要な当事者である点は共通しています 。

さら集団環境要因として、都市部より農村部で発生しやすいとのデータもあります。先述のメタ分析では、農村地域学校における集団ヒステリーの発生率は都市部の約2倍という結果が示されました(農村部11.1%都市部5.6% )。農村では人間関係が密で噂が広がりやすいことや、医療リテラシーの差などが背景にある可能性があります。この点でも、集団ヒステリー社会的環境に影響される現象であり、日本のみならず海外でも閉鎖的・保守的コミュニティほど起こりやすい傾向が見て取れます

おわりに:総合的な見解

学校で起こる集団過呼吸集団体調不良女性が多いという傾向は事実であり、これは単なる思い込みではなくデータ専門家分析によっても裏付けられています。主な要因として、女性の方が心理的に周囲の影響を受けやすく、生理的にも不安反応が出やすいこと、そして女子生徒同士の強い結束や同調傾向が症状の連鎖助長することが挙げられます。加えて、文化社会的背景がこの現象の表れ方に影響を与えますが、世界的に見ても同年代男性グループに比べ女性グループで頻発するのは共通した特徴です  。以上のことから学校における集団過呼吸集団ヒステリーは「女性に多い」とされるのは概ね事実であり、その原因は生得的な要因と社会的な要因が複雑に絡み合った結果と考えられます。そのため、この現象理解対策するには、生物学心理学的視点に加え、教育現場におけるストレス要因の軽減や冷静な対応、噂の拡散防止など社会環境への働きかけも重要となるでしょう  。

参考資料

• Jones, T.F. 「Mass Psychogenic Illness: Role of the Individual Physician」 American Family Physician 62(12):2649-2653 (2000)  

• Gang Zhaoet al. 「Mass hysteria attack rates in childrenand adolescents: a meta-analysis」 Journal ofInternational Medical Research 49(12): 1–15 (2021)  

平凡社改訂新版世界大百科事典」「集団ヒステリー」項(執筆臼井宏・野上芳美)  

• Lorber, W.et al. “Illnessby suggestion: Expectancy, modeling, andgender in the production of psychosomatic symptoms.” Annals of Behavioral Medicine33(1):112-116 (2007) 

中田収 「過換気症候群」『日本呼吸器学会専門医制度専門医講習会要旨集』(2014) 他   (過呼吸症状の性差に関する記述)

• Shirin Daft, 「イラン呼吸困難吐き気が続出──女子教育を狙った『毒ガス』か『集団ヒステリー』か」ニューズウィーク日本版 (2023年3月13日) 

Permalink |記事への反応(0) | 23:20

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2025-06-16

身体症状がない場合はただの会食が嫌いな人なのかな

うっすら人と食事するのが嫌いなのは小学生の頃からだし

Permalink |記事への反応(0) | 14:10

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2025-06-08

更年期と私

2024年更年期発症したと思う。

突然、顔面が熱くなった。体は寒くて仕事中だったためアドレナリンが活発なのか?程度で過ごしていたが、生理が不規則になるし、もしかしたらと思い婦人科受診。そこで更年期障害と告げられた。

そのあとは漢方で乗り切る形で過ごしているがホットフラッシュイライラする、突然不安になる、体は疲れているのに落ち着かないなど症状は身体症状より精神症状が強い状況。

当然、周りの家族距離を置き始めてしまい、迷惑をかけてしま一心で私も距離を置いてしまう。

なので、自分のことは自分で機嫌を取ろうと考えた。

まずはウオーキングを開始してみた。一人で1時間程度から始めてみた。

そして今思っていること、やりたいことなどを紙にかいて常に整理することをしてみた。

お金をかけないでできる範囲自分大事にしていこうと私ができること、やってみたことを書いていこうかな?と思います

Permalink |記事への反応(1) | 10:45

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更年期と私

2024年更年期発症したと思う。

突然、顔面が熱くなった。体は寒くて仕事中だったためアドレナリンが活発なのか?程度で過ごしていたが、生理が不規則になるし、もしかしたらと思い婦人科受診。そこで更年期障害と告げられた。

そのあとは漢方で乗り切る形で過ごしているがホットフラッシュイライラする、突然不安になる、体は疲れているのに落ち着かないなど症状は身体症状より精神症状が強い状況。

当然、周りの家族距離を置き始めてしまい、迷惑をかけてしま一心で私も距離を置いてしまう。

なので、自分のことは自分で機嫌を取ろうと考えた。

まずはウオーキングを開始してみた。一人で1時間程度から始めてみた。

そして今思っていること、やりたいことなどを紙にかいて常に整理することをしてみた。

お金をかけないでできる範囲自分大事にしていこうと私ができること、やってみたことを書いていこうかな?と思います

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更年期と私

2024年更年期発症したと思う。

突然、顔面が熱くなった。体は寒くて仕事中だったためアドレナリンが活発なのか?程度で過ごしていたが、生理が不規則になるし、もしかしたらと思い婦人科受診。そこで更年期障害と告げられた。

そのあとは漢方で乗り切る形で過ごしているがホットフラッシュイライラする、突然不安になる、体は疲れているのに落ち着かないなど症状は身体症状より精神症状が強い状況。

当然、周りの家族距離を置き始めてしまい、迷惑をかけてしま一心で私も距離を置いてしまう。

なので、自分のことは自分で機嫌を取ろうと考えた。

まずはウオーキングを開始してみた。一人で1時間程度から始めてみた。

そして今思っていること、やりたいことなどを紙にかいて常に整理することをしてみた。

お金をかけないでできる範囲自分大事にしていこうと私ができること、やってみたことを書いていこうかな?と思います

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2025-06-03

人生変わってたのかなと、ふと思う

振り返れば、思春期は重度の月経困難症とPMSだった。

  

・腹痛  :鎮痛剤は効かない。下腹部は常に痛い。骨が軋んで背中は痛く、太もも筋肉も泣くほど痛かった。(発熱時の節々の痛みを想像してもらうとわかりやすい)

・大量出血:2日目と3日目は多い夜用でないと日中帯も厳しかった。ごわついて昼用を1時間に1回交換してたけど。

貧血  :走れない、歩けない、たてない、座れない、寝てるしかできないけど痛くて寝れない。

・眠気  :抗いようがない。

情緒不安定:躁と鬱を繰り返すようなメンタル状態。はしゃいで一日中過ごすこともあれば、布団から一歩も出れない日もある。自傷もあり。

  

これが20日と40日周期で訪れる。

※不順なようで大体この周期できていた。

  

生理前の3週間くらいか情緒不安定が始まっており、生理は1週間半ほど。生理間中はずっと鬱々としているし、前半戦は肉体の痛みもある。

日常生活が送れたのかと言えば、送れていなかった、と思う。まともな期間は月に1週間あるかないかだった。

大学の授業は水曜の一限に必修があったものの、2日目3日目に当たることが多く、落とした。

  

それくらい耐えろよ、とも思われるだろうが、立っていられないので学校に辿り着けない。辿り着いたとしても保健室直行

気分の不安定から心療内科も行った。メンヘラだと思っていた。

そんなもんだから大学リタイアした。頑張りたくても肉体がついていかなかった。

  

PMSという単語を知ったのは、リタイア後に知り合った年上の女性が「今日PMSでいらいらする」と言っていたこからPMSってなに?と聞いたときは、まだ自分がそうだと思わなかった。

明確なきっかけは、どうしようもなく気分が落ちこみ全てが嫌で壊したく、めちゃくちゃヒステリーを起こしているのに、とても冷静に要らない本をチョイスしてビリビリに破いたこと。

落ち着いてから、「これはメンヘラじゃないな」と気がついて婦人科を予約した。

PMS単語を知らなければ、「またいつものメンヘラから心療内科に行こう」と思っていたはずだ。

  

そこから人生薔薇色ではないなりに変わった。ピルは大変によく効いた。

多少の気分の浮き沈みはあるものの、身体症状は劇的に改善した。出血は少量で、貧血は起こらず、体が痛くないのである! 健康体だ!

  

人生は変わったものの、もっと早く知る術はなかったのかな、とも思う。私の身内はみんな生理痛が重かったが、「それはそういうもの」で終わらせていた。

生理痛は病気ではないので、どうしようもない」だったのかもしれない。ちゃんと聞いてはいない。でも、これは薬で改善されるものだったのだ。

  

今でこそ婦人科に行こう!という漫画広告をよく見かける。二十年前にも、義務教育時代に教えて欲しかった。

鎮痛剤が効かないのは異常だよ、と教えて欲しかった。そうしたら、もっと早くに何かできたのでは、人生もっと早い段階で軌道修正できたりしなかったのかな、と。ちょっと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 17:16

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2025-03-13

anond:20250312234637

病院で器質的な異常がないことがわかったなら良かったと思うべき

とりあえず死にはしない

自律神経の調子を崩すと器質的な異常が無くてもさまざまな身体症状があらわれる

病院ではなんともないと言われるが詐病ではない

首や肩がガチガチになってると耳鳴り眩暈があってもおかしくない

有酸素運動マッサージストレッチなどで体をほぐし、自律神経を整えよう

まずはその心身ともにガチガチに緊張した状態をなんとかしよう

姿勢を正して筋肉つけて疲れにくい体を作ろう

その元気すらないなら心療内科に頼ってみるのもいい

会社なんか多少迷惑かけたって給料もらえる範囲仕事さえしてれば問題ない

有給休暇権利なので普通に使い切ればいい

難しく考えるな

Permalink |記事への反応(0) | 08:12

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2025-02-27

霊感はないが、人から送られる念のようなものを人より強く感じ取れる気がしている

正確には人間の念は霊より強いので、みんな多かれ少なかれ感じ取っているのだがそれがどういう気持ちか、何をしているかうっすらわかる程度のもの

困ったことに、数日前から首を強く絞められている

最初は横になった時に息苦しさがある程度のものだったのだが今日に至ってははっきりと頭痛の症状が現れている

霊感のようなものと一致した身体症状がでるのなんて初めてだ、そして相手動機イマイチからない

せめてどういうつもりなのかとか動機とか教えて欲しい、夢で見れることもあるのだがこの症状自体が眠りを浅くしている節があって、何かを要求してくる雰囲気があるわけでもなく、ひたすら困惑している

Permalink |記事への反応(1) | 21:02

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2024-08-20

anond:20240818224420

神経性やせ症

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-005.html

神経性やせ症

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home/10-%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E6%91%82%E9%A3%9F%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E6%80%A7%E3%82%84%E3%81%9B%E7%97%87

神経性やせ症の人には、しばしば次のような言動がみられます

  • 非常にやせているにもかかわらず、自分は太っていると訴える
  • 自分がやせていることを認めない
  • 常に食べもののことばかり考えている
  • 食べるものの分量を量る
  • 食べものをためこんだり、隠したり、捨てたりする
  • 人のために手の込んだ料理を作る
  • 食事を抜く
  • 食事をしたふりをしたり、食べた分量を偽ったりする
  • 強迫的に運動をする
  • 大きいサイズ衣服を身につけたり、重ね着をしたりする
  • 日に何度も体重を測る
  • 自尊心基準がどれだけやせているかである

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あと、摂取カロリー基礎代謝なんて病的な食生活で懸垂したって筋肉はつかない。

パーソナルジム必要なのは夫だと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 08:44

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2024-05-17

https://anond.hatelabo.jp/20240516095143

元彼と関わるとなんで軽く鬱みたいになっていったのか。

物事について即座に優劣で評価する人だった

早押しクイズみたいに。評価が高速で断定的であればあるほど頭の回転が速いと考えているようだった。

優越欲求自体は私の中にも存在するし、それが無ければ大学受験就職活動を乗り切れていないようにも思う。

エナドリ飲むように、優れていたいとか勝ちたいとかいった感情に酔っぱらうことで戦えるという一面はあるけど、それが人生のすべてではない。

勝つことが全く意味がないとも思わず人生のなかの重要な一部であるとも思うけど、プライベート人間関係に持ち込むのは相性が悪いから使い分けが必要だと今の私は考える。

しかし優勝劣敗が物理法則のようにこの世のすべてに当てはまるような世界観を手放さない人だった。

私をマウント素材にしつつ私のブスさを憎んでいた

身長が低い男性や、肥満体型の男性など、女性けがよくなさそうな容姿の同性の友達とつるんでいた。

彼女ができる可能性が低そうな友達の前で、自分彼女持ちであることをマウント要素にしつつも、私がブスでなければもっとマウント取れたのにという不満を持っていた。

友達の前で私の容姿馬鹿にしていた。おそらく友達可愛い彼女ができて、「負けた」と感じたら元彼発狂していたと思う。でも知りうる限りそんなことは起きなかった。全く女に縁がない男の具体的なイメージとして今でも彼らの姿が頭に浮かぶ

別れたあと悪評を流された

この人のそばはいたくないと思って別れてほしいと言ったら、すぐに別れてくれたけど悪評を流された。

訂正して回る気が起きなくて共通の知人がいるコミュニティからも逃げた。小学生ときいじめられたことあるんだけど、それとは比較にならないほどのストレスを受けた。ストレス反応の身体症状が出まくった。このときの対人関係ストレスを上回る出来事はその後起きてない。

それ以降、伝聞の悪口を信じなくなった。その噂は丸々嘘の可能性もある。

 

なんで元彼と付き合ったのか。

口説き方が強引で明確だったか

行儀が良いコミュニティにいたのを、ブスだから私には誰も欲情しないと思っていた。男性ストライクゾーンの広さについての理解が浅かった。お互いが唯一の存在になるという女性向けコンテンツありがちな関係幻想に染まりすぎだった。

最初露骨口説いてきたのが元彼だったし、私に勃起する人がいるんだと感動した。

(これを若いブス狙ってレイプすりゃいいんだなと解釈する人間が湧きそうで本当に嫌だ)

「俺に欲情して強引に露骨口説いて彼女になる女はいなかった。ブスにはそういう男が湧くのに。やはり女はイージーモード」と呪われそうだ。

買って済む話ではないことはわかる。ホスト貢ぐための金を得るために必死な女の時間を買うことでは解消できない種類のもの

同じ大学、同じオタクという同類意識があったか

私大の陽は怖いけど受験勉強を真面目にやった芋なら大丈夫だろうみたいなポジティブ方面偏見安心感を持っていた。単純化は愚か。怠惰

救おうとか考えた

元彼の両親は偉い父親専業主婦、うちは二馬力だったので家庭に関する感覚が全く違っていた。

元彼父親強要された価値観に苦しめられているように見えたけど、父親価値観インストールして母親馬鹿にしているようにも見えた。

「親によって苦しめられ歪められた人を恋人が救う話」というコンテンツの影響を受けてきたオタクだったから、初めての恋人との関係美談に仕立て上げていたが、元彼は私にまったく救われていないし、そもそも私に救われることを望んでいたか。私が空回っていただけの可能性が高い。元彼の望みは「整形ではない可愛い処女彼女ができて高カーストの男からも羨ましがられるようになる」辺りのほうが本質的だったのではないかと思う。

Permalink |記事への反応(14) | 17:15

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高度な科学の力は魔法区別がつかない

幼少期よりある身体症状に悩まされていた私は、保険のきかない薬という高度な医療科学の力を借りて元気になった。まるで魔法のように困りごとは消え、人生を楽しむための障壁はすべて消え去った。

ところが最近、その魔法を使いすぎて血が固まってきたらしい。血液検査の結果を見た医師に薬を控えるよう言われ、処方箋は当然ながら貰えなかった。断薬期間を設け、それから血液検査をしてみようとのこと。納得して帰った。

断薬期間は大変だった。すっかり忘れていた苦しみを思い出し、しか対処法を忘れていたので昔より苦痛だった。魔法のない生活に慣れた頃、再度病院に行った。そこで聞いたのは思いがけない言葉だった。再投薬は難しいという。医師検討した結果、薬の影響力が強かったので、専門家として処方するわけにはいかないとのことだった。

てっきり薬をもらえる気でいたのでびっくり、そしてガッカリだった。どうにか処方してもらえないかと食い下がってみたものの、医師意思は固かった。代わりになる薬を提案され、それを処方してもらうことで決着した。

どうやらもう魔法は使えないらしい。あり得た未来なのに、悲しい。

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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2024-05-09

うつ状態身体症状及び精神状況

はいものごとくアルバイト先へ、夕刻の道を歩いていた。どう考えても尋常でない悪寒を伴いながら。

いざ出勤せんという時間になってそれはやってきたのだ。勤務開始の30分前に欠勤連絡などしようものならスタッフ及び社員に掛かる手間の量は半端ではない。職業柄、アルバイトでも当日欠勤は顧客に対する信用問題にさえなりかねない。

大丈夫、たった3時間シフトだ。言い聞かせつつ、私はいつも通りの平静を保ったまま勤務を終えることができた。ただし、退勤する頃には割れんばかりの頭痛に襲われ、立っているのもやっとの状態であった。

徒歩20分の帰路をふらふらと辿りながら、「風邪」の2文字が脳に浮かぶ。いやこれどう考えても風邪ひいた。最近就活ストレスなのか眠れていないし、気温差もえぐかったしな〜毎年この時期はひきやすいんだよなあ。家に帰って属性鎮痛剤を飲み、体温計を持ち出す。38.5℃。知ってた。翌日もシフトが入っていたが、一先ず休みを頂く旨だけ連絡を入れ、その夜はそのまま泥のように気絶した。

問題はここからだ。普通風邪なら2日も療養しておけば完治するのだが、どうも3日目あたりから様子がおかしかった。朝目覚めた瞬間から胃の不快感が止まらない。カラカラの喉に水分を求めてコップを手に取ればその場でえづく。顔の肌荒れがやたらと悪化する。首から上だけが妙に熱って眠れない。薄い布に包んだ保冷剤を顔中に押し当てながらそのまま数晩を明かした。何よりも体温が37℃台から一向に下がらない。そんな状態がズルズルと一週間は続いた。

やっと体温が平熱に近づいた頃、一通のメールスマホを鳴らした。選考結果のお知らせ。二週間ほど前、それなりの好印象で終えたある企業二次面接と、その後の適性検査の結果が通知されたのだ。その時点で就活持ち駒全滅を喫していた(思えばこれが一番大きな原因だった)私はなるべく期待を抑え、心を凪に保ちつつメールを開いた。

「残念ながら、貴意に添えかねる結果となりました」。

些細なようだが、メールの中のこの一行が、わたしの中にたった一つ残っていた蜘蛛の糸をぷつりと断ち切ったのだ。

話は一転するが、私は就活というものを始める前からひどく忌み嫌っていた。何が楽しくて人事担当に思ってもいない御託を並べて媚び諂い値踏みをされなければならないのか。何が面接対策だ。用意されたテンプレ通りの質問に用意されたテンプレ通りの答えを返して一体互いの何がわかるというのか。学生企業がお互いの自然体を見てマッチングするというのが就職市場本来あるべき姿のはずであろう。私の就活嫌悪は本格化と同時にどんどん深まっていった。エントリーシートを一つ、履歴書を一枚、志望動機を一つ書き上げるだけで心が死んでいく。書類選考GDを通過しても、自然体で臨んだ個人面接はいとも容易く落とされる。それなりに努力して第一志望の大学に受かり、それなりの資格を取り、留学までした結果がこれか。社会の中に私の居場所はない。ここまで出資をしてくれた親に合わせる顔がない。私の就活への憎悪は、だんだん自己嫌悪希死念慮へ姿を変えていっていた。

そんな中、正体不明体調不良ボコボコにされた末の最後の御祈りメールが、私に止めを刺した。

あ。もういいや。死のう。

もう何もかもどうでもいい。毎日毎日不安に怯えながら無理矢理眠るのも、社会適応するふりをするのも疲れてしまった。すべての責任放棄して無に帰りたい。

その時の私はいやに冷静で、具体的な時期を吟味し始めた。直近2ヶ月間は大事な人たちとの楽しい予定が詰まっている。その予定をすべてクリアしたら、そこで終わりにしよう。

終わりが決まっていれば、あとはそこまで耐えるだけだ。

全てを放り出すことへの後ろめたさはありつつ、私の心はどこか晴れやかであった。

Permalink |記事への反応(0) | 01:13

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2024-04-09

anond:20240409234937

自律神経失調症という病気がまず医学的に存在しない。

お前のは、うつ病に伴う身体症状だ。

そして精神疾患食事療法存在しない。

aから始まるidファーストブクマカがお前のトンデモ増田ブクマしてるが本人か?

デマ拡散するのはやめろ。

Permalink |記事への反応(1) | 23:56

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2024-03-04

呪いだったらいいのにな

父がねえ。指にあかぎれができて痛いんですって。

指の関節、皺のところがぱっくり割れてね、使わなきゃいいって部位でもないしちょっと繋がったと思ったら些細な動作で端がミシッと割れて新しく血が出てね、まあそれがじくじくじくじくと痛いんですよね。

もう何年も男一人の生活で、今になって急に水仕事が増えるなんてことはないでしょ。それに元々が頑丈な人だし、そういうこまごました身体症状とは無縁の人なんですけれどね。

ああでもどうなのかな。男一人と言いつつ世話を焼きに来る女でもいたんですかねえ。最近すっかり小汚くなって、実の娘よりも洗面台を長く占領してセットしてた髪だってすっかりボサボサでとっ散らかしたまま外に出るようになって、もしかしたらいよいよ女に見向きもされなくなったのがあかぎれの遠因だったりするんですかね。

なんでこんなこと書いてるかってね。これがね、呪いなんじゃねえかなあ。ってちょっと思ってね、どうにも嬉しくなっちゃったんですよね。

あかぎれの何が痛いってことを最初に細々書いたでしょ。あれね。私も同じようになったからああやって書いたわけですね。

子供の頃、十歳くらいの時にね、もう指の関節という関節がそんなんなるかってくらい全部ぱっくりと割れて、漫画みたいに絆創膏まみれだったことが何年かあってね。

それをね。誰が憐れんでくれるわけでもないから年相応に泣くわけもなく、ああ痛えなあと無感動に絆創膏で締め上げてたんですよね。周りは工作ちょっと指切ったってだけで涙ぐむ子がいたのにね。

指を折り曲げるだけで痛くて痛くてじくじく血が滲むから、それが嫌でもうほとんど曲がらないようにぎちぎちと絆創膏を巻いてね、それを見て「どうしたの?」なんて言うのと同じ口でやれ床の拭き掃除ができてないやれ皿洗いができてないやれ洗濯物を毎日やれだの言う人がいたんですよね。びっくりしますね。床の拭き掃除なんてね、クイックルワイパーでも使えばいいのに、というかクイックルワイパーを使ってたんですけど、そしたらそんなもんで埃は落ちねえから雑巾絞ってやれなんて言うんですよね。もうね、わかるでしょ。関節という関節が割れた手で雑巾なんて絞ったらさ、どうなると思います

それをね、泣くでもなくただちょっとだけ顔をしかめてやってたんですよね。今だったら人が掃除してる時間にまだ寝てる父を血まみれの手でぶん殴ってると思うんですけど、まあその頃は父がいなきゃただでさえ一日三食じゃない飯が一日ゼロ食になりかねませんでしたからね。

でね。その父が最近あかぎれができて痛いって、私に言うんですよね。もう十数年も前、私の指がズタズタだったことなんて覚えていないんでしょうねえ。

それでね。しばらく父があかぎれが痛い痛い言うのを思い出しては悶々と苛々として、私も痛かったと当てつけに言ってやろうなんて脳内でぐるぐる考えたりしてそんなこと言ったってあのクソカスは一ミリ内省なんかしないんだから言うだけこっちが不快になるだけだととにかく悶々としてたんですけどね。ふとね。呪いだったらいいのにな。って思ったんですよね。

いや、積年の恨み辛みに比べたら随分ささやかですよねえ。でも、まあ、そういうものかなあって。

これからも少しずつ少しずつ、人から怒鳴られて言い返すすべも立場もなく殴り返す腕も衰え、あまり人生のままならなさに食事が喉を通らなくなる日が少しでも増えればいいなと思いますね。

介護になってからも、介護者が急にぱったり何日間か連絡がつかなくなったりね。かと思えばヘラヘラ笑いながら顔を見に来たりすればいいんじゃないですかねえ。まあその場合介護者は私なんですけれどね。ガキでも数日間ほっといて死なないんだからジジイなんかもっと死なないでしょうよ。ねえ。

人を呪わばと言いますけど、あんたが苦しんで苦しんで地獄行きになってくれれば私の晩年もまあ同じでもいいかなと思っちゃうんですよ。あんたはそんな苦しみの中でも一切の反省なんかせずに「どうしてそれなりに正しくそれなりに善人として生きてきた俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ」って思ってそうですけどね。いやあ不思議ですね。人に呪われるようなことなんか一切してこなかった人生のはずなのに、不思議ですねえ。

まあ。一番の呪いは人並みに幸せな家庭を築いたはずなのに今でもこんな恨み辛みを書き連ねて開陳せずにいられないことじゃないかなと思いますし、大目に見てくださいね

Permalink |記事への反応(6) | 12:49

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2024-01-07

女性オタクありがちな推し以外嫌い”現象

ふと、“推し以外嫌い”現象って女性オタクの間でばかり見るような気がしたので思いついたものを挙げてみる。

ジャニオタアンリ

自分は旧ジャニーズに詳しくないので、これに関してはあまり記述できないが、アンリーとはオンリーアンチが組み合わさった造語で、例えば嵐の大野アンリーなら大野だけ好きでそれ以外のメンバーは嫌いみたいな感じ(らしい)。アンリーにありがちな発言としては担当アイドルいじめられてる、グループは仲が悪いといった妄想や、他のメンバーを下げてまで自担を上げようとするものなど、他のメンバー好きな人からすれば嫌な気分になるものが多いらしい。ケーポペンにも同様の存在がいそうな気がする。

固定派腐女子

これは推し以外というより推しカプ以外という感じだが、例えばA✕Bというカップリングがあるとして相手固定ならAはBと、BはAとのカップリングしか許せないという感じで、左右固定なら攻め受けが逆になることも許せないって人たちだ(と思う)。腐女子は攻め違いに関しては寛容な人も多いが、逆に嫌う人も一定数いてよく棒乞食、棒ビュッフェ、攻めを棒扱いするなという言葉で叩かれてる印象。中でも過激派と呼ばれる人たちは他カプや逆カプをブロックするのは当たり前で死ね、殺すなどの過激言葉や、うっかり他カプや逆カプを目にしたら吐く、寝込む、泣くなどの身体症状を訴える。

推し人質に取られてる!」系のオタク

これは男オタクでも見るかもしれない。ソシャゲジャンル特によく見かけて、運営公式)が嫌いだけど推しキャラいるかジャンルから離れられないと嘆いてるオタクが「推し人質に取られてる!」と言いがちだから心の中でそう呼んでいる。運営叩きはもちろん、推し以外のキャラも叩かれるケースが多くて、運営公式・作者)のお気に入り(とその人が思ってる)キャラ優遇されてる(とその人が思っている)キャラが標的になりがちだ。このケースだと「推ししか好きでない」どころか「昔の推ししかきじゃない」ケースが結構見られて、今の推し推しとは呼べない、という公式解釈違い現象を起こしてるパターンも多い。

他にも例があったら教えてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 20:15

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2023-05-22

ウィシュマさん事件への違和感私見

維新議員さんの件でまた騒がしくなっているウィシュマさんの事件ですが、こう、メディア等の問題設定に違和感があるわけです。

人が亡くなっているわけですし、直接的な原因としては入管不手際があるわけで、入管体制見直しは待ったなしだと思うんですが、本当にそこだけをクローズアップするのでいいんでしょうか。その点では、件の議員さんの問題意識は正しいと思います(まあ、追求するのはそこじゃねえだろ、というのはあるのですが)。

ということで、改めて入管調査報告書を読んだので私見を述べたいと思います

これはウィシュマさん、支援者入管問題が複合した悲劇

亡くなった方を悪く言うのは気が引けるんですが、ウィシュマさんはかなり「やって」ます

そして大事なところで嘘をつく癖があります

留学ビザ入国して、学校に行かなくなった(本来ならその時点で帰国しないといけない)

在留資格を延長する目的で、難民事由に該当しない内容で難民認定申請を行った

・その申請内容が虚偽だった

申請が不許可になったので逃げた(意図的オーバーステイした)

・偽造在留カードを所持、使用して不法就労していた

オーバーステイ事由に該当しない難民申請、偽造在留カード使用はそれぞれ単体でも在留却下されるやつです。ウィシュマさんがどこまで理解していたか不明ですが、在留資格を得られる可能性はほぼなかったと言えます

恋人のBさんとDVに関する疑惑

その他にも怪しい部分がたくさんあります。同情的に語られる恋人からDVですが、不正確な話が色々あります

まず、ウィシュマさん逮捕の時点でBさん(報告書記載ならいます)とは恋人関係ではありませんでした。Bさんの話によると、逮捕の8ヶ月ほど前には既に関係は解消しており、Bさんは別の女性交際していました。その後も同居は続けていたという話です。その上、逮捕の3ヶ月前にはウィシュマさんが仕事をやめたことで、Bさんが家賃生活費を全て出していたそうです。恋人でもない人の生活費を面倒見るというのは、一般的DV男とはだいぶん印象が違います

しかもBさんは暴力を振るったことがあるとは認めつつ、一方的ものではないと証言しています。ウィシュマさんから体当たりされている動画や、投げつけられたコップや破られたパスポートといった物の写真を残していました。刑務所からウィシュマさんに送った手紙にも、よくけんかをしたという内容が書かれています

もちろんそれだけでDVがなかったという確証は持てないんですが、Bさんは逮捕の2日前にウィシュマさんから復縁を迫られたとも証言していますDV加害者復縁を迫るなんてことあるのかな、という疑問もDV存在を疑わせるわけです。

また、Bさんはウィシュマさんと同じ日に、ウィシュマさんの密告によりオーバーステイ逮捕されていますDV加害者から逃げようとしている時に相手を刺激するようなことするかな、という点も大いに疑問です。

ちなみに、Bさんから脅迫的な手紙が届いたというエピソードは、ウィシュマさんの密告だと気付いたBさんが怒って書いたものです(Bさんは偽造在留カードを2枚、本人名義他人名義のものを持っており、警察他人の方の名義まで知っていたということなので、まあ分かりますよね)。つまり手紙による脅迫はウィシュマさんのオウンゴールに近いものです。密告すれば恨まれるに決まってるじゃないですか。

余談ですが、ウィシュマさんはBさんへの手紙には誰が警察通報たかからないと書きつつ、入管への仮放免申請の際は「彼氏は、私のせいで警察に捕まったと分かったようで」と書いています

この手紙脅迫をもってウィシュマさんは帰国できないと言っていますが、これも怪しいです。というのも、Bさんとの手紙のやり取りは10月に行われているのですが、支援者面談した12月の時点ではまだ帰国するつもりだったからです。その時点ではBさんが障害になるとは考えておらず、在留気持ちが傾いたためそれを利用したとしか考えられません。

家族とのよく分からない関係

家族についても不思議な点が多いです。ウィシュマさんは家族からの連絡は途絶えている、だから帰国したらお寺に行くと話していました。またBさんは逮捕の後、入管施設収容され、11月仮放免を受けています。この時ウィシュマさんの母親電話してウィシュマさんを助けてほしい、妹に自分電話番号を伝えてほしいと話したそうです。しかしウィシュマさんの家族から連絡はなかったそうです。

一方、ウィシュマさんが亡くなった後すぐに来日していることからも、本当に家族関係が悪かったとは考えにくいです。ただ、留学ビザが1年3ヶ月だったことは知っていたと思うのですが、2年過ぎ、3年過ぎても帰って来ないウィシュマさんについて何も思わなかったのでしょうか?ウィシュマさんが日本滞在している間、連絡は取っていなかったのでしょうか?来日した後でウィシュマさんと知り合ったBさんは母親の連絡先を知っていたのに?何かトラブルがあったのでしょうか。よく分かりません。

病院に連れて行って」について

入所後の病院に連れて行って欲しいという要望についてもなかなか厳しいものがあり、ある時点までは仮放免のためのアピールだったと考えざるを得ない部分があります2月1日看護師面談の記録に、看守にはなぜ病院に連れて行ってもらえないのかと主張する一方で、看護師には病院行きたくないと語ったとあります2月1日は、嘔吐を繰り返していたため共同室から単独室に移動したタイミングです。つまり、その時点での「病院に行きたい」はただのアピールだった可能性があるということです。2月中旬には自力トイレに行けないほど歩けなくなっていので、おそらくそこまで至っていれば本当に病院に行きたいと思っていただろうと思われますアピールなのか本気なのか、看守が見誤ったのはオオカミ少年的な事情が感じられるのです。

というわけで、入所時にオーバーステイ在留カード等の諸々でそもそも印象が悪いところに、支援者との面談帰国意思が覆り、病院に連れていけとアピールと始めた、というのが実態だろうと思うわけです。これで本当に具合が悪くなったタイミングを見極めてきっちり対処しろというのはなかなか負担が大きいだろうなと思うんですよね。なので、今回の議論の中で見かけた、予断をもって当たることのないよう収容所の運営は別組織にした方が良いと言う意見は、ある程度的を得ていると思ったりします。

支援者問題

支援者支援者で、確実にやらかしています

帰国意志があるウィシュマさんに対して在留を促したこと

・ウィシュマさんに「(体調不良を)アピールした方がいい」と伝えていたこ

・これまで大量に仮放免身元保証人になっており、その20%以上で取り消しになっていること

ウィシュマさんにとって、この支援者出会たことは不幸だったとしか言えません。報告書を読んでも、なぜこの支援者がウィシュマさんに在留を勧めたのか、さっぱり分かりません。12月16日の面談記録に「日本生活したいなら支援するので仮放免申請等を行ってはどうか」と助言したと残っています出会っていなければ、ウィシュマさんは帰国できていた可能性があります入管帰国の準備を進めていたからです。

当時はコロナ対策のまっただ中で、スリランカへの航空便は全便停止していました。そこで臨時便に乗ってもらおうとしたのですが、費用問題が立ちはだかります運賃に加え、帰国した際は一定期間隔離されるためその宿泊費を自費で出す必要がありました。ウィシュマさんは手持ちのお金がなかったためさまざまな方法検討されたのですが、そのさなかに支援者出会い、帰国しないと言い出してしまったのです。

議員さんは、ウィシュマさんがハンガーストライキをして亡くなったのではないか支援者がそれをそそのかしたのではないかと言って炎上しました。私もハンストではないと思うのですが、支援者の影響はあるだろうという見解は同じです。

私はどちらかと言うと、報告書に出てきた身体障害身体症状症)のたぐいではないかと思っています。体の機能には異常がないのに、悪いところがあるという本人の思い込みで本当に具合が悪くなってしまうというものです。ウィシュマさんが体調不良を言い出したのは1月中旬で、支援者1月20日の面談記録に「入管体調不良者について何もしない。病院に行って体調不良を訴えないと仮放免されない。仮放免されたいのであれば、病院が嫌いでも病院に行った方がいい」「仮放免されたいので,絶対病院に行く」という内容の会話があります。これによって「病院に行かなければ」という思いが生まれ、行けない期間が長くなるにつれ焦りに変わり、強迫観念になってしまったのではないかな、と。こればっかりは想像の域を出ませんが。

入管の扱いが悪いから体調を崩したのだ、という考え方もありますが、個人的にはそちらには否定的です。8月に入所してから4ヶ月間は健康に過ごしている点と、体調を崩し始めた後の1月29日にウィシュマさんは看守、支援者のどちらにも「入管での生活は快適で、ストレスは感じていない」と話しているからです。もっとも、ウィシュマさんは病院が嫌いだったようなので、行きたくないから嘘をついた可能性も否定はできません。仮放免のために病院に行きたい、でも嫌いだから行きたくない、そういうアンビバレント精神状態ストレスになっていたのかもしれません。もし嘘だったのであれば、嘘をつく癖が悪い方向に働いたと言うべきでしょう。いずれにせよ、精神的な問題を抱えていたのであれば、支援者の助言は影響していたと思います

仮放免許可されなかった理由

ウィシュマさんの仮放免申請は2回提出され、1回目は不許可、2回目は亡くなったため判断なしという結果でした。2回目は許可方向性だったものの体調が著しく悪いため保留というステータスだったのでともかく、1回目が不許可だったのは半分支援者のせいです。

今回身元保証人になる予定だったS3さんという方は、2015年1月から2021年3月までの間に47件の仮放免保証人になっています。そのうち10件で、逃亡等の理由仮放免取り消し処分になっているのです。約21%にあたるので、同期間の全国の仮放免取り消し率(約6%)の3倍以上です。さら保証人になった後、仮放免された当人を近隣に住まわせないという暴挙に出ています名古屋入管の話なので多分愛知県にお住まいだと思いますが、なぜか対象者兵庫県に住んでいるケースもあったようです。身元を保証する気があるのか疑われたのも無理ありません。また今回のケースでは特に、ウィシュマさんが在留希望に転じたのは支援者の影響なので、支援者暮らしたらより帰国させるのが困難になるのではないかと考えていたようです。

要するに、「この人に預けると退去強制執行できなくなる可能性がそこそこ高い」と思われていたということです。仮放免あくま帰国までの間収容所の外で暮らせるという制度なので、帰国しないぞと頑張られては困るわけです。

結局、ウィシュマさんは支援者の助言により仮放免を求めて帰国をやめ、支援者の負の実績により仮放免を受けられなかったわけです。ウィシュマさんが入国管理制度についてどれだけ理解していたかは分かりませんが、仮放免在留許可勘違いして帰国を思いとどまってしまったのであれば、これほど不幸なことは無いと思います。ウィシュマさんは日本で働きたいと思っていたはずですが、仮放免就労不可なので生活費の全てを支援者に頼ることになり、思っていたような生活はできないんですよね。

あと、ヒアリングの途中で調査チームへの協力を拒否した点も印象悪いです。

入管問題

悪い条件が相当重なっていたこともあり、個人的には入管に対してかなり同情的なのですが、それでもこんな形でウィシュマさんが亡くなって良いはずがありません。私の思う問題点は1つだけです(そこから色々派生するんですが…)。

・歩けないほど衰弱してるなら病院に連れていけ。

そこそこ元気だった人が2週間ほどの間に歩くことすらできなくなったのを目の当たりにして、緊急性を感じないのは感覚麻痺しています。さすがにそこは擁護できません。いくら2月19日の段階で3月4日に精神科を受診することが決まっていたからと言って、その間に寝たきりになって関節を動かすリハビリを始めるに至ったら、精神科では不十分だと分かりそうなものです。

報告の体制が徹底されていない点は調査でも指摘されていましたが、看守の自己判断で報告義務のある内容が報告されないほど規則形骸化しているのであれば、事故を防げるはずがありません。そういう意味では、これは防げた可能性が十分にある事故です。若干繰り返しになりますが、健康管理に関しては独立チームを作って運用した方が良いのではないかと思います

まとめ

この事件をどうすれば防げたかということを考えた時、実際のところ事件は3年前から始まっており、入管最後最後なんですよね。入管だけを責めてどうにかなる問題ではないんです。簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。

入国する外国人の皆さんに、適法滞在してもらう(不法滞在者にアメを与えない)

支援者収容者にやみくもに手を差しさない(身元保証人には欠格条項を作るべきでは?)

入管ちゃんと被収容者の健康管理をする(というよりも、緊急時判断の訓練をする)

そのためにも入管対応を責めるのは良いとして、ウィシュマさんを無辜被害者として祭り上げてはいけないと思うのです。適法滞在している外国人の皆さんに対して失礼ですし、「日本不法滞在者にも優しい」なんてメッセージを出してはいけないんです。不法滞在者や施設収容者が増えれば、それに応じて動的に人員を増やせるわけではないのですから、当然事故は起きやすくなります

ウィシュマさんは不法滞在者であった。しかしその命が入管で失われるようなことがあってはいけないのだ。この事故を繰り返さないためには、そういう論調こそが重要なのではないでしょうか。

補足を書きました

5/25 ちょっと書き足しました。

https://anond.hatelabo.jp/20230525024400

Permalink |記事への反応(22) | 02:26

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2023-03-27

2年にわたる壮絶な体調不良

そろそろ解消しそうなので備忘録で書き留めておく

辛いPMSにはセルトラリンマジで全女子に知ってほしいと思ってる。

●鬱の後遺症のメニエール

仕事辞めたので半年で終わった。

 ただ薬も余り効かず我流の鍼とかでひたすら耐えた感じ。

PMS月経困難症

10年来苦しんできたがようやく解放されそう。

 連続投与のピル(自分場合ジェノゲスト)とセルトラリン黄金の組み合わせと思う。

婦人科精神科の薬を出すのが余り上手くないため、心療内科もかかることをお勧めする。

ピル五種類飲んだからマジで長かった。ヤーズ嫌だって言ってるのにバカの一つ覚えの婦人科医師多すぎ。クッソ手こずった上に結局心療内科治療キーとなったため、婦人科にはあんまり信頼感がない。

精神症状

 一番ひどい時は文字が読めなくなったり家から駅まで行けなくなったり、人間関係生理ごとにぶち壊したりしてきた

ピル(ジェノゲストではない)で他害行為は良くなってから空間把握能力おかしくなり、料理中に気づいたら手を切っていたりして恐ろしいほどの能力低下していた

身体症状

 だるい。これは今でもそこまで良くなってない。15時間寝るなどの過眠も良くなってない。その他の頭痛などはかなり連続投与ピル改善した。

後は大食いムーブがあったりした。その後は生理で何も食えなくなるから痩せてたんですけどね。

月経困難症

排卵痛まで酷かった上、ピークの時はボルタレンロキソニンでも薬が効かなかったため3週間くらい痛みにずっと耐えないといけず何もできなかった。

●激しい逆流性食道炎と1日中続く謎のゲップ

→3ヶ月くらい続いた。

 散歩もまともにできず、不眠になった。

 最初はタケキャブ使ってもダメで、原因は生理止めるためのピルでの肝炎だった。婦人科ファッ●

 肝炎良くなってからもたまにぶり返すのでタケキャブもらったりする。スッキリ良くなる。

肝炎

とあるピルが悪さして辞めた途端治った。全国の婦人科血液検査ちゃんとしてくれ。

肥満

ピル服用で10キロ太った。なかなか痩せない。

運動しまくってたのに痩せずに途方に暮れたところ、不眠治療し出してようやく痩せ出したところ。泣くほど嬉しい。

●不眠

マジで毎日寝付けず頭が働かない生活を送ってた。睡眠外来病院に行ったところ、指導が神がかってた。かなり良くなった。なぜか不眠治療したら食欲が減って痩せた。

通ってた心療内科は不眠の指導はそこまで上手くなかった…

●肩凝り

整形外科体操教えてもらったのがかなりよかった。急性期はリハビリしてもらったのも非常によかった。

その後教えてもらった体操、コリコランとオムロンの高い治療器でそこまで極端に凝ることは減ったが真冬はたまに弛緩剤のお世話になることがある。

●まとめ

→早く病院に行くほど簡単病気の治し方はないと思った。ただ婦人科はなかなか当たりがないので大変。心療内科は予約取りにくいのでとにかく早めに。

ちなみに自分ピルの飲み始めに鬱もあったので、最近やたら推されてるけどマジで安易に飲む薬じゃないと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 23:41

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2023-03-13

anond:20230311224417

病識がなく、加齢のせいだとおもったり、自責的になっているところ、将来の希望が持てないことなども含めて典型的な鬱の症状です。

疲労、浅眠、性欲の低下など身体症状も、鬱で説明が付きます

たいていは大丈夫と思いますが、甲状腺機能低下症など内分泌疾患でも鬱と似た症状が出ることがありますので、精神科心療内科の前に内科受診してみても良いかもしれません。

心配なのは病院にかかることすら億劫で難しい場合があることです。信頼できる友人やご兄弟などご家族がいらっしゃいますでしょうか。

1000人規模の会社にお勤めとのことですので、おそらく専属産業医先生保健師さんなどに相談しても良いかもしれません。つながりのある病院さんがあるとよいです。産業医先生メンタルヘルスに詳しくない可能性はあります

大事になさってください。

Permalink |記事への反応(1) | 08:58

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2022-11-04

anond:20221104150725

うつ病は、気分障害の一つです

うつ病は、気分障害の一つです。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合うつ病可能性があります気分障害には、うつ病の他に、うつ病との鑑別が必要双極性障害躁うつ病)などがありますうつ病ではうつ状態けがみられますが、双極性障害うつ状態躁状態(軽躁状態)を繰り返す病気です。うつ病双極性障害とでは治療法が大きく異なりますので専門家による判断必要です。

発症の原因は今のところわかっていません

発症の原因は正確にはよくわかっていませんが、感情や意欲を司る脳の働きに何らかの不調が生じているものと考えられていますうつ病の背景には、精神ストレス身体ストレスなどが指摘されることが多いですが、辛い体験や悲しい出来事のみならず、結婚や進学、就職引越しなどといった嬉しい出来事の後にも発症することがあります。なお、体の病気内科治療薬が原因となってうつ状態が生じることもあるので注意が必要です。

うつ病は、100人に約6人がかかる病気です

日本では、100人に約6人が生涯のうちにうつ病経験しているという調査結果があります。また、女性の方が男性よりも1.6倍くらい多いことが知られています女性では、ライフステージに応じて、妊娠出産更年期と関連の深いうつ状態うつ病などに注意が必要となります

Permalink |記事への反応(1) | 16:13

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2022-10-12

自律神経失調症って判断しづらいの?

1.めまい耳鳴りのするときが多い。

2.または立ちくらみをよく起こす。

3.胸が締め付けられる感じがする。

4.または胸がザワザワする感じが時々ある。

5.心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。

6.息苦しくなるときがある。

7.夏でも手足か冷えるときがある。

8.胃の調子が悪いときが多い。(お腹がすかない・胸やけなど)

9.よく下痢便秘をする。または便秘下痢を繰り返す。

10.肩こり腰痛がなかなか治らない。

11.手足がダルイ時が多い。

12.顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。

13.朝、起きる時に疲労を感じる。

14.気候の変化に弱い。

15.やけにまぶしく感じる時がある。

16.寝ても寝ても寝たりない。

17.怖い夢をよく見る、または金縛りにあう

18.風邪でもないのに咳がよく出る。

19.食べ物を飲み込みつらい時かある、喉に違和感がある。呂律が回らない時がある。

これらが自律神経失調症の特徴だって言うんだけどさ…

この項目で3個以外全部当てはまって、もう立ってるのも辛いくらいだったか内科に行ったの。

検査では『異常なし』で医師判断

診察中もずっと腹が痛くて、ふらついてて、呂律は回らないわで、トイレに行ったり来たりしてるのに異常なし。

医師は『気の所為』って言うんだけど、これだけ症状が出ていてトイレにも何度も駆け込んでいるのに異常なしって言われてさ、

神経科心療内科に行ったほうが良いですか?って聞いてみたら(普通内科で異常がないと、そっちを案内するらしい)

「行ったところで無駄」って言われてさ、じゃあこの辛さはなんですかねって言い返したら「体調が悪いと勘違いする人は多いからね」って言い切られた。

この医者駄目だ…って思って、他の内科に行ったんだよ。

直で神経科とか心療内科へ行ったほうが良いと思う人もいるかと思うけど、内科で調べた上で案内されたほうが良いみたい。

夜間医療相談でも、そういう説明があった。

で、行った先の病院医師から自律神経失調症かもしれないね」と説明があって、だけども「言い切れないなあ」とも言われた。

ただ、診察中も何度かトイレに行っていたりしたのをよく見ていた先生で「大丈夫?」と声をかけてくれたりと、一つ前に行った病院と雲泥の差の対応をされて嬉しかった。

結局、内科だとお腹の薬やビタミン剤くらいしか出せないから、メンタルはなんともできないし、身体症状改善するくらいしかできないかもねって説明があった。

それで心療内科に行ってみたんだけど、やっぱり自律神経失調症『っぽい』って診断だった。

なんかこの病気って、はっきりしない診断結果になりがちっぽい?

体ははっきり症状が出ていても、それが自律神経と言い切れないみたいなところがあるから

二度目の内科心療内科曖昧になってるのかなって。

まあ、どちらにしてもかなり具合が悪くて本当最悪。

基本的メンタルは強い方で逆境にも負けない考えしか持ってない自分なんだけど、この体の辛さは結構気持ちにクルなぁ…。

Permalink |記事への反応(3) | 21:13

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2022-08-15

https://medical.jiji.com/topics/2461

実際こういうふうにストレスのせいで身体症状が出る事もあるって分かっているのに

健康診断で数値をいちいち指摘してさらストレスを与えるって

身体にとっては害があるとしか思えない

Permalink |記事への反応(0) | 11:44

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