
はてなキーワード:起立性調節障害とは
勉強は普通レベルにできる子だとしても、たとえば起立性調節障害などがあって全日制高校が無理ゲーな子がけっこういる。
この時点でほとんどの通信制高校は私立であり、高校無償化の対象となる「授業料」以外の強制オプションがそこそこの金額、数十万円/年にはなる。
そして、ここが制度のはざまではあるのだが、さらに通信制高校というジャンルの中に、「サポート校」という存在がある。
みんな知ってるだろうか。
それゆえに、それぞれにかなり特色があって、当たりはずれもあり、本人との相性の差がデカい。
学校法人ではなく、塾と同じだから株式会社が経営しているという微妙なファクターもある。
もちろん学費はけっこう高い。だいたい70~80万円/年ぐらいで、100万円/年クラスもある。3年通うと300万。
サポート校の生徒は、「高校」ではなく、ふだんはサポート校に通う。たいていがオフィスビルの1室だ。
そして高校卒業の単位取得のためだけに、深く連携/提携している通信制高校に年間数日、スクーリングをする。たいてい遠方に泊まり込みだ。
卒業に必要なレポート提出などは、サポート校の方でも文字通りサポートして高校卒業をめざす。サポート校によっては、大検をサポートするというパターンもある。
いずれにしても、みんなに知ってほしいんだけど、消去法の末にサポート校という形しかフィットしない子がいるんだよ。
そんな子を持つ家庭への経済的な公的支援は、もちろんない。ここがしんどい。
贅沢をさせたいんじゃなくてさ、
「これからの16~18歳こそは中学の時のように悲しい思いをせず、ぺちゃんこになってる自己肯定感を少しでも回復できる可能性があるのは、消去法でこういう環境だろう」
と親も本人も悩んで悩んで選ぶケースがあるんですよ。
とりとめなくて申し訳ないけど、そんな話。
生存者バイアスでいろいろと上から目線で言われそうな話題だとは思うけど、この選択肢の狭さや経済面でのしんどさ、伝わるだろうか。
■追記1
思いのほか温かいコメントありがとうございます。
ちなみに「他の人は無償でずるい」なんて思考はこれっぽっちもなくて。
サポート校を選ぶと絶対的な経済負担と、民間企業による経営という中期的な不確定要素も呑み込まないといけないのが、モヤってしまうポイントかもです。
なんら救済制度がない、というのが、感情的にもちょっと悲しいのかもしれません。
もちろん志のある良いサポート校もあると分かり否定/悲観しているわけでは全くないし、民間だからこそできることもたくさんあるので、ここはトレードオフの面もありますね。
ただ、本人の辛い過去と特性を踏まえた「居場所の確保」を目指しつつ、高校選びの2択を何度も繰り返した結果、民間のサポート校だけに着地するということが現実的にあるのです。
1年近くかけてかなりの数の学校へ親子で相談・見学に行ったし、もちろん公立の通信制高校も最初は有力な選択肢としていたが、諸条件が全くフィットせず。
中三の子どもの進路選択において、私がこの現実を理解できていなかったので少し混乱し、ここに吐き出したくなったのだと思います。
具体的な生徒本人の状況を書けないから、抽象的な話になってる部分があると思います。すみません。
Permalink |記事への反応(10) | 22:14
Xで反AI活動をやっている、あるいはやりたいと思っている人はいる?
悪いことは言わないからやめておけ
AIが世間を騒がせた3年前くらい、かなり初期の方から反AI活動を始めた
きっかけは特にないけど、いわゆる絵師界隈に属していたこと、好きなイラストレーターさんが多数いてそのほとんどがAIに反対してたこと、私自身一時期はイラストレーターを目指していたことなどから画像生成に対して反感を持つのは自然だった
反AI的な活動をするためのXアカウントを作り日夜AI系の炎上騒動に首を突っ込んではご意見番気取りでモノを言う
反AIの何がやばいってあれリツイートもいいねも稼ぎまくれるんだよな
とにかく反AIは反AIで集まって共感を呼び合うので他のジャンルに比べて異様にいいねとリツイートが伸びていく
あと法的なことについていっちょ噛みするとAI推進派の連中がひたすら攻撃してくる
要はこちらの主張の枝葉の部分をあげつらって「法律がわかってない」「条文解釈が違う」などと攻撃してくるわけだけどこれもリツイートが伸びる伸びる
私や私の仲間はこうしたレスバに興じ、時に鍵垢のほうで愚痴大会を行って溜飲を下げる
表ではひたすら反AI的な主張を繰り返しリツイートといいねを稼ぎ続ける
なんかねぇ
同じ思想を持つ者同士の連帯でめちゃくちゃ気分がよくなるし、共通の敵に立ち向かっている感が本当に癖になる
何か巨大な敵に対抗している高揚感がある
時にボッコボコに炎上して悔しい思いもするんだけどそれを反AI仲間が慰めてくれるから「また頑張ろう」「正義の戦いを続けよう」って気持ちになれて主張ももっと過激になっていく
自分でも思うんだよ
でも止められない
Xでできた仲間たちとのつながりを今さら断つことなんてできない
社会正義のために何か活動を行いみんなの役に立っているのだといった、何者かになれたって感覚が捨てられなかった
とあるAI絵師に粘着して日常的に誹謗中傷を繰り返していたらある日内容証明郵便で弁護士からお手紙が来た
「おたくXでこんな投稿した本人? 本人ならうちら訴える準備進めてるから折り返し一報ちょうだい」
そんな内容だった
こちらの認識としてはAI絵師は反社会的活動を行なっているテロリストなので、まさかテロリストが司法に訴えるとは欠片も思っていなかった
怒鳴られたり怒られたりするのかなとか思ってたら受付のお兄さんも担当の弁護士さんもかなり優しい口調で応対してくれた
内容としては、
「弁護士つける? あ、つけない? 不明? こちらとしてはそっちも弁護士つけてもらった方が話が早いからつけてほしいな。
あっ、一応つけなくても示談の案とかも送れるし内容も協議できるよ!
こちらの主張だけ一方的に言って解決しちゃうのも不健全だからやっぱりそちらも弁護士立てるのがいいかも!
相談だけなら無料のところも多いから行ってみたら? 次いつ電話もらえる?
こんな感じ
あれなんだね
事務所にもよるんだろうけど弁護士ってもっとこう依頼者の味方で相手は敵!!みたいな対応するんだと思ってたけど普通に事務的に冷静に電話対応してくれるんだね(そりゃそうだよね)
結局私も弁護士に相談したけど貯金なんてそんなにないし依頼するのは現実的ではない
民事の弁護士制度みたいなのもあるらしいけどちょっとよくわからない
守秘義務あるから内容は言えないけど云十万円の支払いと投稿の削除とXで二度とその人に引リツやリプ飛ばさないって約束
弁護士への相談は人を変えて3箇所まわって、2箇所からは「いやまぁ法外な要求でもない限り示談したほうが得じゃね?」って言われてもう一箇所からは「実際に請け負わないとなにも言えない」みたいな対応だった
たぶん弁護士雇っても似たような結果+弁護士費用がかかるから素直に示談してよかった(と思うことにしている)
こんなことがあったから反AI活動をすることに恐怖を覚えるようになった
反AI活動をやめたら人生に負けた、悪に屈したって思考になってるからやめられない
結果として恐る恐る怖がりながら反AI活動をし続ける羽目になった
もうなにか悪口を投稿するたびに手が震えて心臓バクバク、脳みそぎゅーってなって頭が痛くなる
でもフォロワーさんや見知らぬイラストレーターさんのいいねやリツイートが欲しくてXはやめられない
そんなことを続けているうちに夜眠れなくなって朝起きられなくなった
それで精神科いったら起立性調節障害って言われてうつ病もあるかもね〜なんて言われて薬を処方されて…
それでも仕事は続けてたんだよ
月に5日は休む感じで惨めに続けていた
でもいよいよ耐えられなくなって精神科で正直に反AI活動のことを話した
もうガン泣きしながらここ数年のできごとをしゃべったら案の定お医者さんからはSNS禁止令を言い渡されたよ
欠勤日数が多すぎてボーナスも支払われない有様だった
収入が断たれたので一人暮らしも無理になって都落ちして実家に逃亡
それから3ヶ月が経って今に至る
別に反AIに限らずだけどSNSにのめり込んで正義マンするのやめようね
私みたいになるよ
Permalink |記事への反応(42) | 20:10
今日ハンバーガー屋で家族で食事したら子供が大人のハンバーガーが臭すぎて食べられないと言うので、大人たちが先にハンバーガー食べてハンバーガーのゴミ捨てて、
子供に「もう臭い匂いしない?大丈夫?」って聞いたら子供は「もう匂いしない」って言ってなんとか子供に食べさせることができた
昔は起立性調節障害とか発達障害とかADHDとか感覚過敏の概念なんてなかっただろ
子供がなんかごねたら「ワガママ言うな!」って言って子供殴っとけばよかった
子供の食品アレルギーでさえも、単なる好き嫌いだ、ワガママだと言って子供を殴っとけばそれで、躾をしたことになってた
子供を殴る親はちゃんと子供を躾けてる良い教育をしてる良い大人だった
今の育児は子供一人一人の気持ちに寄り添って、体罰せず、怒鳴らず、丁寧に対応する
昔の親より大変だよ遥かに
正直毒親だったよ
感覚過敏でパンツがはけない子供の親の話とかネットで検索してみ?ものすごくしんどい気持ちになるよ
知的障害がある子供の親の話なんか特にしんどいよ。しかも知的障害がある娘だと悪い男に目をつけられて、娘が一人で外出するようになったら親が知らないうちに妊娠にさせられてたりするよ
昔は体罰当たり前だし、ヤングケアラーは美談になってるし、子供の扱いが本当に雑
今の子供たちは親にとても大切にされてる。
今の親のほうが昔の親より大変。老後に子供に介護してくれ、同居してくれなんて私は口が裂けても自分の子供に言えないけど
通信制で友達を作る気持ちもなく誰1人も友達はできなかったけど今はすごくいい選択をしたと思う
不登校の勉強も全くできない人間だけど、小学生の頃想像していた自分よりも今居る場所が良いから今までのことを書いてみる。
小学校と中学校ではずっと勉強もしていないし、何も分からない授業に参加されられて泣いたり
別室登校ができるようになったら次は教室に入ろうと言われて行かなくなるの繰り返し。
中学生になり、学校に通えるようになりたいと思い1週間わからない宿題もして毎日登校した
高校に入ってバイトを始めて、週3日10時からのシフトに入った
親の金銭的な束縛から抜けられ精神が安定して親の機嫌も良かった
私がレポートをちゃんと出してちゃんとバイトに行ってるかららしい
2年生から美大受験のための予備校に通い始め、バイトのシフトは週3〜5ぐらい入った
授業中に眠すぎたら寝てもよくて、気持ちが楽で週2日1時間かけて通う予備校に一回も休まずに行けた
3年生はバイトを辞めて受験に身を入れて浪人生が通う昼間部に所属した
最初の半年はすごく体力的にキツかった、寝付きにくくて薬を飲んで寝たり
寝不足になって体がずっと眠かったりして授業中に寝てどうにか毎日通う
スクーリングに行った時に体力がついたのか、お昼頃に充電切れになって寝るようなことがなくなり
朝起きれるようになった
数回電車で吐き気と冷や汗の症状(おそらく規律性調整障害)が出たけどだいぶ付き合えるようになった。
受験直前にストレスで低音性突発性難聴になった、無理もできずストレス溜めると難聴になる
だいぶ昼間部の生活に慣れたのでバイトを始めることにした、全く違う自分になりたくて周りが殆ど会社員というバイトを始めた
緩くて時給も高く土日祝日だけのバイトだったので休日はほぼ消え
受験当日も全く眠れなくて薬を飲んだけど眠れなくて睡眠時間3時間で受けに行った
受かった
通院はなくなった
体を慣らしながら少しずつやることを増やすことでだいぶいい方向に修正できた気がする。
起立性調節障害の症状は今でも出るけど、朝ごはんを必ず食べてちゃんと水分を取って外に出て
毎日同じ時間に起きて予備校に行く生活になってから生活リズムが整ってだいぶ良くなった
こんな風に体のことも全部には向き合わなくてはいけないけどほどほどに離れてみないと生きれないなと思います。
私は美術の世界の緩さが合っていたしすごく好きです、何もかもがこうであれとは思わないけどもう少し高望みしなければ楽かもしれません
高2に通っていた週2日と夏期講習などの費用が大体50万
高3と浪人
予備校の昼間部は大体1年で画材費、講習費込みで150万を2年
大体これぐらい出せないと美大受験を諦めることが多い、受験生や大学で関わった人の親の大抵は大企業のサラリーマンや自営業が半々ぐらい
たまに自分で稼いで全てを賄っている人がいる
私の家はサラリーマンの良い方(中の下)ぐらいの稼ぎで美大界隈ではかなりお金がない方、平均から見ると中の下
就職に有利な名前の売れている私立に進学できる人は大体親が自営業か、1000万円ぐらいの奨学金を借りてる
エリートサラリーマンでもないただのサラリーマン家庭は大体1年までしかお金を工面できず受験できなくなる
私も1年までで諦めるつもりで受験して公立に受かって、名前を知られている大学なので美術界隈でなくとも就職はできるかなと
甘い考えだけど
美大受験や学費高い問題は大体就職を考えると名前がある大学に入らないといけない
でもそのためには受験をしっかりしなくてはならず
早めに受験対策を始めたり、浪人するから予備校費用でお金が飛んでいく、という所もあると思う
国公立大学の量も少なく競争率が高く、大学の上層部と下層部の間がほぼないのも問題。
中層部あったら私も浪人しなかった
ここまでお金を出してくれた親には感謝しているし、おそらく不登校で心配をかけていたので頑張ってくれているのかなと
ある程度親の稼ぎがあり、そこからお金を出してくれるという点で恵まれています
至急お返事求めます。
私は学生でスマホを持つにあたってルールを決めています。一週間のうち3回以上8時までに起きられなかったら次の週はスマホを没収といったルールです。
先週、3回以上寝坊してしまって今週から一週間夕方からスマホ没収になったのですが、毎日推しが夕方に配信していたり今週は推しの周年がありお祝いツイートなどをしたいのですごく困っています。そして昨日見れなかった配信のアーカイブを見ようと思ったら非公開になっていまして、推しのツイートを遡ってみたところ「ある歌い手グループについて。ほんとうに怒っています」というタイトルで配信がされていました。ある歌い手グループとはなんとなく想像はつくもののその配信に行けなかったことにすごく情けないと思いました。
私の推しはそこそこ人気はあるもののコメントは全部見えるくらいのスピード感で、誰がコメントしているかもわかる状態です。私自身推しに認知はしてもらっているのですが、ツイートには「録画は残しません。絶対に来て」と書かれており自分が行けなかったことにオタク失格だなと自分に嫌悪を抱きました。
推しのリスナーも私が見たところ全員来ていて、自分だけが行けなかったことがすごく恥じで情けなくて悔しいです。
昨日の配信内容をなにもしらない私が次の配信で普通にコメントをすることができそうになく、推しやリスナーに顔合わせができない状態です。
リスナー友達もいないためどういった内容だったのか聞くこともできません。
そして、次はどうしても配信に行きたいのですがルールがあり行けません。自分勝手なのは十分承知ですが、次の配信に行けなかったらもうその推しのオタクを堂々とできません。
自分は起立性調節障害と診断されていて、今のルールが自分に合っていないためルール破りとなってしまいました。
この場合どうしたらいいでしょうか。
「テスト休んだの、メンタルと起立性調節障害なら診断書出してね」
「一度終了したし高校生になったらもう対象年齢から外れるので地元でメンタルクリニックなどを探して下さい」
「うちは18歳以上対象です」
「不登校は診てるけど予約待ち2ヶ月以上ですお役に立てなくてすみません」
「起立性調節障害はうちでは診れない」
「診てもいいけど前にかかってた所があるなら紹介状持ってきて」
(どうせ紹介状いるなら、カルテあるし元の大学病院の内科か精神科に移るのがスムーズかな)
「小児科の対象年齢から外れるということなので、御病院の内科か精神科にかかりたいがどちらが適切でしょうか、紹介してもらえないか」
小児科窓口の人
「カルテ拝見しましたら、血圧の薬出てるので循環器内科ですかねえ…」ここで機器不調?で電話切れる
内科窓口の人
「とりあえず来院されたら診ますが、かなり待ちます。他科に紹介になることもあります」
受診した
精神科窓口
経緯を説明。
窓口の人
「小児科に確認取れましたので、診察できます。一番早い予約が1ヶ月後です。一旦診察はしますが、症状により一般の医院に紹介となることもあります」
(1ヶ月後…まあ一番はやいのここだからやむなし。起立性調節障害よりメンタルっぽいし、思春期鬱とかだったらしっかり診てもらえる大学病院が安心かも)
大学病院支払い窓口
「今日は診察なかったのでお金かかりません。次回診察されたときに選定療養費7700円かかります」
(小児科と連絡取れても紹介状扱いじゃないんだな…そうだよね小児科から紹介状出してもらったわけじゃないもんね。でも小児科にはかかれなかったんだよ…いや、紹介状下さいって目的だったらかかれたのかな?今更もういいや〜〜疲れた…)
「診断書マダー?」
【追記】
休職中とのことだが、当時は一桁万円台の月給で
知り合いのギャラリーで働いていた
見た目はモデルのように細く
本人はよく新木優子さんに似てると言われるそうだが
特徴的な前歯の大きさから
どちらかと言えば戸田恵梨香のようだ
ハイブランドに目覚めてるのは
母親が元デパート店員で、母親の姉(伯母)が金持ちでよくハイブランドのプレゼントをもらうから
整理整頓はできない
今の若い子は
物書き志望の彼女も
イベントに出している
話を1年前に戻すと
食事だけのこともあった
しだいに恋愛のような形になり
奨学金の返済だなんだで
月10万円位渡してた
10万円以上使うこともあった
細い女は嫌いじゃないが
本当に肉がなく胸は陥没していた
話は面白く
いろんな世界を見せてくれたが
金がかかかりすぎた
借金はふくらみ会うのを辞めた
両親が離婚しており
兄と妹がいる
大学に進学する際
その時に父の戸籍にもどしたという
母に会うのは禁じられ
成人式もこっそり会ったという
今では母とも自由に会えるらしい
昨年年末
少しづつ返しているらしく
それを肩代わりした事がある
曰く父が年越せないからと
12万円
また年明けから新しい仕事を始める(webメディアの編集)と言われ
Macを買ってあげた
12万円
あとで返すといわれまだ返ってこない
当たり前か
円光女の言う事がまともな訳ないのだが
晴れて正社員になれたらしい
エッセイの連載までもらって
隔月くらいで更新していた
なるべくして円光女になっているのだろう
おまえがきっとわるい
私は幼少期から低血圧で、季節の変わり目や低気圧にも弱い体質である。毎朝目覚まし時計が耳元かつ大音量で鳴り響き、母親に布団をはがされても目が覚めない。意識がはっきりせず時間感覚も希薄なので、毎朝お決まりのように遅刻する。家族や友人、学校の先生など様々な人達には本当に迷惑をかけてきたし、ため息をつかれたり責められたりして毎朝悲しい思いをしていた。自己肯定感が低めであることを社会人になってから自覚したのだが、これは幼少期から続いている「自分の身体をコントロールできないもどかしさ」「寝坊や遅刻に伴う罪悪感」が根底にあると思う。
しかも、どれだけ早寝をしても睡眠時間と身長が伸びるだけだった。こうなると、何が何でも成長したがっていた身体側のバグだとしか思えない。健康優良児かつ問題児である。
職場の上司にも入社直後に相談をした。幼少期から朝起きられないことが悩みであると告げると「気持ちはわかるよ。私も低血圧で朝が苦手なんだ。熱いシャワーを浴びると目が覚めるから、あなたもやってみてね」と笑顔でアドバイスをいただいたのだが、雷に撃たれたかと思うほどの衝撃であった。私はどうやったら意識を取り戻せるのかというレベルの話をしているのであって、「目覚める」の解釈が根本的に違うのだ。あまりにも話が平行線だったので、社会人になってからは平日21時台には布団に入るようになった。なお、それでも社会人2年目までに3度ほど遅刻経験がある。職場の先輩方からは身体を気遣われ、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
私が毎日アラームの音に気がつけるようになったのは、身長が完全に止まった社会人3年目の夏だった。ちょうどその頃、有名大学の起立性調節障害専門の先生とご縁があって「困ったら相談しに来てね」といただいた名刺が今も私のお守りになっている。
これは毎日試行錯誤する中で最近気がついたことなのだが、私が起きるまでには5つくらいの工程があるようだ。
①アラームの音に気がつく→②右目を開く→③両目が見えるようになる→④頭が起きる→⑤身体が起きる
まず、目覚まし時計が聞こえなかった幼少期は①で躓いているので論外である。もはや毎晩失神していたのでは?とすら思っている。
最近の課題は②→③なのだが、同居人に「左目はまだ寝てるの?」と聞かれてようやく、自分が右目から開けていることを自覚した。なぜか左目を開けるのがとんでもなくキツい。試しに動画を撮ってみたら、無理矢理開けた左目が内斜視になっていてびっくりした。その斜視が治るまで10分ほどかかっており、その間に睡魔に負けると二度寝する。しかも、③→④→⑤はスムーズにできる。私にとって、頑張ればよいポイントを見つけられたのはとても革命的だった。
思いつきで書いた文章ではあるが、この記事を読んでいる誰かの気づきになったり、毎朝格闘している同志が見つけられたりしたら非常に嬉しい。
Permalink |記事への反応(11) | 05:29
NHKスペシャルの不登校シリーズがネットで散々貶されていたのでどんなひどい内容なのかと録画を見たけど、「公立の限界ケア」くらいな感じでそれほどひどくなかった。
不登校の原因がNHKと文科省の調査で違うのは学校が悪い、というのもあるけど調査方法が違えば結果も変わるはずだしNHKスペシャルでも言っていたけど不登校している本人がどうして不登校なのかよくわかっていないケースもある。
不登校の理由は様々で、いじめの他に学力が足りず勉強についていけなかったり起立性調節障害で遅刻しがちだったり家庭環境の乱れだったり友達がいないからだったり、本当に様々で一律でできる指導はない。
しかし学校というのは基本的に一律を求める設計になっているので個別の支援が必要な事例は対応が後手後手になるというのが仕方ないところ。
あと不登校の支援に家庭の協力が必要なのはあまり話題になってない。学校、家庭、その他の自助グループや行政の支援団体などと連携して本人が次のステップに進めるようにするのが支援の基本だけど、まず家庭で躓く子は多い。
親が子供の話を聞かない、兄弟と比べて貶す、逆に子供の都合のいい話ばかり聞いて学校を見下す。そうなると解決は難しい。
学校は学校で全員が不登校児に対応できる研修なんか行っていない。ひどい担任だと「そういうのは保健室の仕事ですよね」と丸投げしたり適当な対応をして問題を拗らせて管理職教育委員会に迷惑をかけた挙句次の年度は他の学校に逃げたりする。教員というのはそれでもクビにならない。それも問題。
あとネットの学校憎しを一生懸命やってる学校関係者は話半分で聞いて欲しい。すぐ運動会なくせ、修学旅行中止と騒ぐけどその後ろでまともな教員がどれだけ苦労しているか想像できないから簡単にそういうこと言える。中止を検討するのはいいけど、「あんなもの意味ないからw」みたいな意見はあんたらの嫌いないじめっ子の理論じゃないかとは思う。
今守らなくちゃいけないのは現に苦しんでる児童生徒であり、それを支援する方々も同時に苦しんでる。はてなではすぐ「専門家に見せろ」というけど、専門家だって急に言われても辛いだろうよ。
不登校に特効薬もないし学校の体制もすぐには変われない。だから報道したにも関わらず、報道にケチをつけるならそれは気に入らないものを排除するいじめの理論と同じだと思う。現実を見ろよ。
| 時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 00 | 71 | 9892 | 139.3 | 37 |
| 01 | 36 | 6742 | 187.3 | 58.5 |
| 02 | 33 | 7078 | 214.5 | 61 |
| 03 | 11 | 5436 | 494.2 | 100 |
| 04 | 15 | 1533 | 102.2 | 18 |
| 05 | 23 | 4368 | 189.9 | 45 |
| 06 | 12 | 6098 | 508.2 | 67 |
| 07 | 14 | 4361 | 311.5 | 66 |
| 08 | 34 | 3300 | 97.1 | 49 |
| 09 | 57 | 6856 | 120.3 | 43 |
| 10 | 92 | 8391 | 91.2 | 29 |
| 11 | 85 | 6067 | 71.4 | 34 |
| 12 | 70 | 8691 | 124.2 | 40 |
| 13 | 64 | 10543 | 164.7 | 25 |
| 14 | 66 | 6090 | 92.3 | 40 |
| 15 | 89 | 13096 | 147.1 | 43 |
| 16 | 71 | 3256 | 45.9 | 27 |
| 17 | 89 | 9813 | 110.3 | 40 |
| 18 | 115 | 10643 | 92.5 | 32 |
| 19 | 123 | 6546 | 53.2 | 36 |
| 20 | 106 | 11900 | 112.3 | 34 |
| 21 | 198 | 13936 | 70.4 | 34.5 |
| 22 | 166 | 9431 | 56.8 | 31 |
| 23 | 181 | 11476 | 63.4 | 31 |
| 1日 | 1821 | 185543 | 101.9 | 35 |
人(165), ワイ(134),自分(126),増田(109), 今(81), 話(77), 好き(56), あと(52),問題(50),必要(46),人間(45), 気(43),日本(40), 前(40),他人(39), 感じ(39),仕事(39),相手(38),理由(36),結婚(36),普通(35),女性(35),人生(33),子供(32), 一人(32),最近(31), 男(31), 頭(30), 手(30), 女(30),ネット(29),投稿(29),気持ち(29), ー(28), しない(28),今日(27),時間(26), 一番(26),家族(25), 子(25), 無理(25),関係(25), 今年(25),時代(25),意味(24),正月(24),大学(24), 他(24),ゲーム(24), 嫌(24),韓国(23),勝手(23), 結局(23),レベル(22),平成(22),社会(21), 目(21), 別(21),世界(20),会社(20), しよう(20), 本(20), 親(20),理解(20), 昔(20),幸せ(20),ハラスメント(19),お金(19), 先(19),ゴミ(19),受験(19), 顔(19), 全部(19), 加害(19), そうだ(19), 一つ(19),存在(19),学校(19),絶対(18), 会話(18), 家(18),自体(18),最初(18),言葉(18), 甘え(18), 内容(18),漫画(18),個人(17),男性(17), 逆(17), では(17), 金(17),バカ(17),ホモ(17), 興味(17),勉強(16),経験(16), 間(16),認定(16),女の子(16),東大(16),ダメ(16), 母(16)
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どうして「起立性調節障害で学校にいけない状態」を「不登校」ということが問題なのか。
考えた結果、「起立性調節障害で学校にいけない状態」の学生に、不登校の学生と同じサポートをしても
学校に復学することは不可能なパターンもあるっぽいと思ったので書いておく。
文科省では不登校を病気の子供を含まないと定義づけていますが、その定義の中で、不登校の子に必要な対処をいくつか定めて通知しています。
(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1397802.htm)
これを受け取った各学校・機関は、これに従って対応するという流れになっています。
これは「学校に行きたくなくていけない生徒たち」へのサポートなので、メンタル面(気持ち)のサポートと親御さんとの密な連絡などが主です。
「メンタルのサポートのみでは復学できないが、身体機能面でのサポートがあれば復学できる」という生徒がいます。
現在の教育機関などでは正常な対応(身体機能面でのサポートを行うという決定)はほぼ不可能です。
でも、足を失ってしまった生徒がいたとしたら、学校側はバリアフリーの拡充など、できる対処は行うことになっています。
(障害者差別解消といいますが、これは障害者手帳の有無には関係ありません)
起立性調節障害の子も、そうしてもらえれば学校に行ける子もいるのに、
復学のためのサポートがきちんと受けられません。
なので起立性調節障害の子たちが「不登校」として扱うな、というのは、
当事者の子たちが言う「同じ枠にはめないでほしい」という感情的問題とは別に、大きな問題につながっていると思います。
起立性調節障害がどうして不登校という枠組みにはめられてしまうのかは、おそらく下記の問題がある。
1)朝起きれないという独特な症状
睡眠クリニックなどにかかればよさそうだが、起立性調節障害専門のクリニックにのみかかるパターンが多い。
軽症の生徒だけがいた(たとえば親の送迎だけあれば学校生活ができる生徒だけがいる)学校に
突然重症(たとえば立てないため車椅子での学校生活でなければ復学できない)の生徒が発生した場合、
学校側は軽症の生徒と同じサポートだけをすればいいはずだと判断しうるかもしれない。
だいぶ疲れたのでこの辺でやめておくが、おそらくここまで読まれた方は患者本人だったり、親御さんだったり
はたまた教育現場で働く方だったりするのだろうと思う。
皆さんどう感じられているのだろうか、議論はする気はないが、ご意見や気持ちなど耳にすることができれば参考にさせていただきたいと思う。
朝に弱過ぎる私の半生について語りたい。
幼稚園時代
朝に弱い傾向は覚えてないが、この頃から超面倒臭がり屋。
確か、年長くらいまで母に着替えさせてもらっていたと思う。
母に、「こんな年になってお母さんに着替えさせてもらってるのなんてあなたくらいよ」と言われるけど、平均的な園児の平均的な着替えのスピードなどは分からない。
小学校時代
基本的に間に合わない、起きれない。
小学1年生頃くらいまではまだちゃんと登校班に間に合うように行っていた気がするが、学校が好きではない事もあり、徐々に「登校」に燃え尽きていく。小学6年生になる頃には、半分以上登校班に間に合わなかった。そういう時は、1人で走って学校へ行った。夏休みの朝のラジオ体操は、2回くらいしか行ったことがない。毎日行っていたという人がいるが、私とは全く別の種の人間だと思う。
中学校時代
ギリギリ登校。遅刻をする人がクラスメイトから悪口言われているのを見て、頑張って登校するが、やはりギリギリ。早く起きれないから、女子で仲良く登校しているグループに入れなかった。
無理やり身体を起こして、半分寝ぼけたような顔で学校に来るから、よく笑われた。髪とかも、ボサボサでみっともない事が多かったと思う。体力がなくて部活は辞めてしまった。夏休み、冬休みの部活の練習も、行く気になれなかった。中3になり、受験で塾に行くが、せっかく授業料払っているのに疲れて寝てしまう。勉強したいのに、身体がついていかない。ここら辺から、学校に行けないことが増えて行く。遅刻も増える。このあたりでうつ病っぽくなってしまった。志望校には受かったものの、おそらくこの時期に大きく心と身体を損ねてしまったと思う。
高校時代
眠い。授業に全く集中できなくなった。登校は、良くてギリギリでほぼ毎日遅刻。遅刻する自分が嫌で、遅刻する事に何か言われるのも嫌で、自己嫌悪もひどくなっていくし、登校日数すら危うい。学校生活に支障を来していたので、この頃から心療内科に通う。夜眠れる薬をもらったが、効きすぎて翌日さらに眠かったり、元気を出す薬も効きすぎて躁転したりした。本で発達障害のことを読んで、私はADHDではないかと医者に言ってみたら、やはりADHDだった。しかし、当時はリタリンが規制されてしまった時期で、ADHDの私の症状に処方する薬はなかった。
死にそうになりながら、受験シーズンがきて、やはり塾に通う。先延ばし傾向の強い自分は、塾に行かなければ勉強しないと思った。しかし、やはり言われたことをできない。夏期講習も、参加して勉強したいのに、起きれない。勉強のできる男子が、私のことを批判して、本当に辛かった。詳しくは書かないが、彼の言動は何年もトラウマになり、私を苦しめた。結局学校自体の成績も悪く、偏差値も伸びず、私は浪人してしまった。
浪人時代
再び、眠い。勉強しようにも、様々なトラウマが蘇る。しかし、週2で予備校に通っていたものの、週5回毎朝起きて、学校に通うという習慣がなくなったのは良かった。予備校は夕方だったから。元々面倒くさがりな私が浪人で勉強するわけもなく、よくネットをやっていたので、家族からも批判された。しかし、座ることさえ苦痛になった私が、せめて熱中できるのが、ネットと本だった。
英語の音読はとりあえずやっていたが、私が早稲田や慶応、マーチにも受からないことは明らかだった。そもそも、この状態では社会人にとしてやっていけるかさえ危うい。「社会人になったら大変だよ」「社会に出たらそんな事は許されない」みんな言う。今でさえ大変なのに、これからもっと大変なのか。私は、本を読んだり、知識を頭に入れることが好きだ。だから、大学には行きたい。しかし、その先、働いたとしても、上手くいかないのではないか。
いつでもベットと本があった浪人生活。こんな風に、生きていけたらなあ。
昔は大学を卒業して無職で家にいる女性は「家事手伝い」と呼ばれ、それなりにいたらしいが、今の世の中だとそれでは「ニート」だし、聞こえも悪い。家族も私の将来を心配するだろう。
もう一つ、大学卒業後「家でゆっくりする」生活を手に入れるとしたら、それは専業主婦になることだ。そして当時、婚活、という言葉が流行り始めた。結婚できない女性が増えているらしい。そして、奥さんが専業主婦できるくらいの年収の男性も減っているらしい。ならば、早いうちに準備しなければ。稼げて、かつ、生涯を共にしてもいいと思えるほど愛せる人など、きっと何年かに一度しか会えない。私は、こんな私をバカにし、理解しない家族や、嫌な思い出のつまった家を早く出たい。新しい家族が欲しい。幸い、私はまだ若く、容姿も良い。私の最大の武器。
志望校は、早稲田や慶応も受けたが、もちろん撃沈し、あとは男ウケの良さそうな女子大を受けて、その中の一つに合格する。この頃から婚活を意識して志望校を選んでいた。(本当は高学歴の学校に受かるのが一番良い。優秀な男にたくさん出会えるから。)
受かった女子大は家から遠く、やはり朝がキツかった。2限より前の授業に遅刻せずにいけたことなんて、数えるほどしかないと思う。お嬢様で育ちの良い女子大生たちは、ほとんど授業をサボらず、皆真面目だった。服も髪もメイクも、本当にみんな綺麗。その中で遅刻しがちで、寝ぼけた顔で大学に行くのが嫌だった。相変わらず、どうしようもなく朝が苦手だった。もう、遅刻することとか、何か色々言われるのが嫌で、大学ではほとんど友達を作らなかった。
サークルには入った。音楽が好きなので、軽音サークルでボーカルとギターをやった。先輩になってくると、バンドを組んで、バンドリーダーという立場にもなった。歌とギターが上手くなりたくて色々頑張ったこと、人前で大きな声で歌ったこと、ギターソロができるようになったことは自分の中で大きなプラスの経験になった。ここで、念願の優秀な彼氏もできた。男子校育ちでモサかったので、そこは私が磨いた。彼氏にもメンタル的に支えてもらい、いろんな事に挑戦するようになった。飲食店のバイト。ギターを習う。ボランティア。読書会。浪人してしまったが、やはり大学には行って本当に良かったと思った。
就活
大学3年生の終わり、就活の時期がやってくる。ここでまた、私の朝の弱さと先延ばし傾向が炸裂した。
まず、ESが書けない。面倒くさい。要領の良い人は、「一応受けとく」レベルの会社でも、さーっと書いてさっと出す。私は、書けない。やりたくない。夜、書こうと思ってPC開いたは良いものの、書きたくなさすぎて朝になる。会社説明会は4割くらい遅刻。自己嫌悪で自信がなくなり、また受からなくなる、できなくなる。
結婚の話もちょくちょく出ていた彼氏は、やはり私が就職しない、というのは嫌らしい。旦那の親から見ても、優秀な息子の彼女が就職できず無職というのは、今の時代恥ずかしいのではないか。優秀な彼氏にふさわしい妻になる彼女として、どうしてもどこかに内定をもらい、就職しなくてはいけない。
自分が、社会に対して何ができるのか。今まで、私が褒められた事を思い出す。私は容姿が良く、友達は少ないものの、コミュ力には問題ない。元気で礼儀正しいと言われたこともある。ブラック低賃金と名高いが、販売職で明るく物を売ることならばできるのではないか。椅子に座ることが苦手だから、事務職は視野に入れなかった。
確かに、彼氏もこの世の中、彼女が一度も社会人経験なく専業主婦になる、というのも不安だろう。ある程度社会を知ってから結婚した方が良さそうだ。
最後の方は一ヶ月に一回、会社を受けるというペースで、私はなんとか販売職に内定をもらった。
販売職時代
数年前炎上したブログに、「社会の底辺の人とは関わってはいけません」https://ameblo.jp/akky-0829/entry-12188216276.htmlというのがあったけど、販売職はまさにこういう世界だった。いや、このブログはさすがに極端すぎるけど、残念ながら、大方賛同できてしまう。私はここで、巷で噂される「若くて可愛い子に嫉妬して悪口を言うおばさん」を初めてみた。一日中、イライラしている大人を初めて見た。それでも、人が足りないからと言う理由で彼らは雇われているのである。私は遅番が多く、昼から出勤が多かったから、朝の弱さは軽減された。しかし、基本的にギリギリ出勤ではあった。基本、先輩よりも遅く来た。出勤が昼とはいえ、30分も早く売り場にいることが生理的に無理だった。ある日、私の評価をつける人が、「店の準備」の評価項目にCをつけた。毎日商品の埃を払ってフロスなどを熱心にかけているのに、なぜここがCなのか。上司に聞いてみると、ギリギリ出勤だからだと言う。おいおい、そういう準備も、規定の就業時間の中に入っているんじゃないのか。ギリギリでも、時間内に来てるんだから、せめてBでしょ。会社に、強く不審感を抱いた。
一方で、私は働く楽しさも感じていた。私は、よく売れる販売員となったからだ。それは、私の容姿や愛嬌、コミュ力のおかげだ。また、商品提案のための勉強も進んでした。そして、若い私は男性社員からも気に入られた。しかしそこがまた、先輩から気に入られなかった要因でもあった。いじりとしても、先輩からのキツイ言動が増えた。その頃からまた、私は心療内科に通うようになった。当初の予定通り、専業主婦になって辞めればよかったが、人手不足の中、辞めて良いものかわからなくなっていた。まだ若い私は、色々なことが経験不足で、判断がつかなかった。
色々あって、ああ、もう、キツイなと思った時、退職を考えた。このころあたりに、結婚した。職場に行くのもキツくなったときに、休職し、傷病手当をもらって辞めた。旦那に養われながら、傷病手当をもらいながら、ゆっくり休むことにした。この頃、ストレスでガリガリになっていたが、念願の専業主婦になる夢がやっと叶った。
専業主婦時代
本を読む。RPGのゲームをする。ジムに行って、身体を鍛える。ギターを弾く。散歩する。
ささやかな、やりたいことを色々やった。この頃あった友人に、「なんか綺麗になったね」と言われた。
しかし、念願の専業主婦になったにも関わらず、私の中にはある思いがあった。
「このまま、20代半ばにして専業主婦で過ごしていて良いものか」
他の同年代はみんな働いている。そして、私はどうも、仕事ができない方じゃない。子供を産んだら、子育て中心の人生だ。それで良いのか。私は、働けばお金になるのに。
そこで、転職活動を始めた。しかし、職歴販売職のみ20代半ば既婚、いつ妊娠するか分からない私はなかなか良い職に受からない。しかもここでまた朝弱いが発動、面接もしばしば遅刻してしまう。
やっぱり私はダメなのかな。
そう思った矢先、親戚の保険のおばちゃんに声を掛けられた。正直、保険の営業に良いイメージはなかったので断った。しかし、給料も販売よりずっとよく、女性が働きやすい環境で、福利厚生もしっかりしているという。とりあえず、面接だけは受けてみないか。そう言われ、とりあえずで受けに行くと、トントン拍子で面接が進み、あっさり合格。保険の営業には抵抗があったが、他に受けた企業よりは条件が非常によかったため、挑戦してみることにした。
保険屋時代
最初は、毎日16時帰りで研修をした。保険についての授業を受ける。保険を売るための試験に受かったら(みんな受かる)いよいよ営業活動である。
相変わらずのギリギリ出勤だが、このころ、やっと安定して朝9時の出勤時間に間に合うようになる。20代も後半に差し掛かり、やっと。
しかし、本格的に営業が始まると、やはり体力的にキツかった。荷物も重い。大抵の保険屋の女の人は、バッグを二つ持っている。一つは財布やポーチなどを入れるバッグ、一つは資料やお客様の提案書など、書類を入れるバッグだ。自分が保険屋になると、他の保険屋が分かるようになる。保険屋さんって、いっぱいいるんだなあ。
1週間のうち1日は、出勤だけして、疲れて何もできない日があった。そう言う時は、カフェや図書館で時間を潰して、適当に報告書を書いて一日が終わった。情けないけど、この一日があったから、私は今まで続けられたと思っている。
数字の方だが、私は順調な方であった。しかし、その順調な数字も、多少無理して働いた結果であった。週1日は休む日を作っているとはいえ、疲労でキツイ日も多かった。それでも、1年は続けようと思った。保険営業でやっていけたら、他のこと何でもできるような気がした。自信がつくと思った。確かに1年は、私は頑張った。しかし、段々とまた、身体が弱っていった。風邪を引きやすくなったり、頭痛や腹痛も増えた。
私は愛嬌で保険を売っていたと思う。愛嬌で近づき、仲良くなり、アポをとり、上司が提案する。しかし保険の知識があるかと言われると、あんまりだ。形が見えない商品は、イメージがしづらく、正直あんまり興味が持てない。飛び込みも、営業先の企業で知らない人を呼び止め名前と生年月日聞くのもキツくなってきた。
この仕事を続けて2年。同じ時期に入った同僚が半分以下になる中、私はよく頑張ったと思う。
最近は会社も休みがちになってしまい、今日も会社を休んでこの増田を書いていた。
私が今、会社を休みがちになってしまったのは、朝弱いにも関わらず、無理矢理にでも9時に出勤し続ける生活をして、また壊れかけてしまったのだろうなと思っている。
私はいつだって、他の人とは違うと言うコンプレックスに苛まされていた。普通になりたい、普通になりたいともがき続けた。一日中、寝っ転がって本を読むような生活だってしたかった。でも、誰かの役にも立ちたかった。いろんな思いがグルグル回って、色々やり続けた。
私は今、27歳。昔よりは色々落ち着いて、大人になった。自分のこともよく分かった。
ひとつ、これはもう辞めようと思ったことがある。それは、週5のフルタイム労働だ。体力的にキツイし、学校でも、会社でも、週5で何かして良い結果を残したものはない。幸い、旦那が高収入だから、基本的には週5でフルタイムで働くことはなさそうだ。しかし、人生何があるか分からないから、お金を稼ぐ手段は手に入れたいと思っている。
いや、それにしても、私は生きてきた。思うに、色々やっていれば、人の能力は年々高まって行くものらしい。朝9時出勤も、ずいぶんできるようになったし、寝つきの悪さもかなり改善した。仕事終わりにササっと美味しい手料理を作り上げた日など、旦那からはあまりの変わりように「お前は誰だ」と言われたものだ。
欠点があっても何とか色々頑張ろうとがむしゃらに生きた結果、今があるのだと思う。
誰がこの増田を読んでいるか分からないけど、読んでくれた人、ありがとう。
【追記】
書いた当初、自分としては力作に関わらずあんまり反応がなかったので、残念な気持ちになっていたのですが、昨日夜見たら色々反応があって嬉しかったです。
反応をいただくのは何でも嬉しいですが、「読んでよかった」「人の半生は面白い」「頑張ったね」などの言葉は特に嬉しかったです。
ありがとうございます。普通の人が普通にやっている事が私にはとても辛く、例えできたとしても世間では「当たり前」ですから、自分が頑張っていることが認められていない気がしていたのです。本当に、ありがとうございます。
・元増田が能力が高い、勝ち組、若くて容姿の良い女はイージーモードだと言う声について
まずは、ご意見ありがとうございます。
あの記事は、また会社を休みがちになってしまい内面的にもグダグダになり、誰かに自分がADHDであり、朝が弱く、辛い人生を送ってきたと言うことを誰かに急に吐き出したくなり、衝動的に書いてしまったものです。
匿名ダイアリーだからこそ、自分は実は発達障害で〜などと秘密にしていることも話せるように、「私は若くて容姿が良い」など、現実世界ではちょっと言えないようなことも吐き出すことができます。普段人に言えないようなことがかけるからこそ、魂の叫びのような記事を読めるのも、増田の醍醐味だと思います。
知り合いには誰にも見せない日記だから、私の良いところも、悪いところも正直に書きました。日本は謙遜する文化だから、はっきりと「私は容姿が良い」などかくと、自慢に聞こえてしまったかもしれませんが、私の人生を語る上で、これは重要なファクターでした。
正直、私は発達障害者にしては恵まれている方だと思います。しかし、これはあくまで「発達障害の中では」と言う話であり、やはり人一倍辛い人生を送ってきました。
この記事のコメントにも死にたい、とありましたが、死にたい、と思って死ねる人なんてほぼいないと思うのです。私は小学校低学年の時から死にたかったですが、結局、人間苦しくてもよっぽどのことがあっても死ねないのです。死ねなかったら、生きるしかないじゃないですか。それも、なるべく苦しくないように。
だから、私は自分が持っているものを、最大限使おうと思いました。その事実を書きました。
自慢したかったのではなくて、「そうやって生きてきた」と言いたかったのです。
あと、ちなみにイージーモードではありません。
それに、遅刻はするわ色々ミスするわなのに、「可愛いから」もしくは「イケメンだから」という理由でモテてたり、かわいがられる同性の同僚がいたら、ちょっと嫌じゃないですか?なんか悪口言いたくなりませんか?私だって、そんな人が周りにいたら、少し黒い感情が湧きます。容姿の良さが仇となることもあるのです。
血圧は十代のころから低めでしたが、目立って低い訳ではありませんでした。
大人になって、疲れやすいと言うことで甲状腺の病気を疑い、検査したりしたのですが、結果は到って健康でした。正直、体のどこも悪くないのです。
むしろ今の会社の上司が、女性の営業職10年と言うことでかなりバリバリ働く人なのですが、健康診断の数値で低血圧で引っかかっています。しかし、普通にバリバリ働いています。本人曰く「気合い」だそうです。体の色々な数値よりも、結局「気」と言いますか、生命エネルギーのようなものの方が大事そうです。私には、それが足りないようにも思います。
起立性調節障害については確かに、十代の頃、親が調べてくれればよかったな。。。肝心の母は私が朝全然起きれないことを母の母(つまりおばあちゃん)に愚痴ってた。。。私が発達障害な事もあんまり認められない感じだったし。父母共に優等生だった故か。もう過ぎた事だけど、書いてて悲しくなってきたわ。もうフルタイムでは働かないって決めたから、もう治療する気もないけど、子供の時に親がもっと色々やってくれればと言う思いは確かにある。学校が辛くても、せめて家庭だけでも私を受け入れてくれたら。子供の時の記憶は、悲しい事ばかりです。
・朝の時間を守ることを以上に重要視するせいで道を踏み外す人が結構いると思う
私もそう思います。そもそも人には色々リズムがある訳で、全員朝9時出勤と言うのも無理があると言うのも同意です。遅刻する人に対する嫌悪も、「自分は周りに合わせてこの時間に来ているのにお前はゆっくりしやがって」という嫉妬なのかもしれません。
あと、大学の授業でやったのですが、日本人はとても均等性を重視するのだそうです。なので、その観点からも、遅刻をする人は「均等を乱す」ため、好かれないのもしれません。
・朝起きれないのは自己肯定感の低さが原因だった
自己肯定感が低いと、全てにおいてレベルが下がりますよね・・・私も、旦那と暮らしてから急速に成長したように思います。これから私はしばらく子供も作らず好きに生きる予定ですが、それは自分の自己肯定感を上げるために、必要な期間であるように思います。
・小規模な会社なら増田の働けるところがあるかも
そうですね・・しかし、周りの人たちに聞きますと、大企業より中小企業の方がブラックなところが多いようで、就職先として探すのは尻込みしてしまいます。コメントをくれた方は人を雇う立場なんてすごいですね。何かのご縁があり、あなたのように寛容な人の元で何かしら活躍できればそれはとても素晴らしいことだと思います。
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