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2025-11-29

Q. 以下の発言anond:20251129164824)の妥当性は?

A.提示された意見は、**「一見すると筋が通っているように見えるが、法的な手続きハードル憲法学議論を省略しているため、結論としては的確ではない」**と言えます

この意見が「なぜ説得力を持って聞こえるのか」と「どこに誤解や飛躍があるのか」を、以下の4つのポイントで整理して解説します。

1. 「憲法改正が一番ストレート」という誤解

この意見の最大のウィークポイントはここです。法的手続き観点から見ると、憲法改正は**「最も遠回りで、最もハードルが高いルート」**です。

民法改正現在の主張):国会議員過半数の賛成だけで実現可能です。

憲法改正提示された案):衆参両院で2/3以上の賛成に加え、国民投票過半数の賛成が必要です。

もし本当に「一刻も早く同性婚を実現したい」のであれば、ハードルの高い憲法改正を目指すよりも、今の憲法の下で「民法」を書き換える方が圧倒的に早く、コストも低く済みます

2. 「現状の憲法では同性婚ができない」という前提の是非

この意見は「今の憲法24条)のままでは同性婚は認められない(あるいはグレーである)」という前提に立っていますしかし、リベラル左派)や多くの憲法学者の主張は異なります

憲法24条の解釈: 「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し…」という条文は、戦前の「家制度(親の同意必要)」を否定し、当事者自由意思尊重するために書かれたものです。「同性婚禁止する意図」で書かれたものではない、というのが有力な説です。

司法判断:最近地裁高裁判決でも、「同性婚を認めない現在規定違憲憲法違反)」という判断が相次いでいます。つまり、**「今の憲法はすでに同性婚要請している(=憲法を変える必要はなく、法律が追いついていないだけ)」**というのが、法的な現状認識になりつつあります

3. なぜ「護憲」にこだわるように見えるのか

同性愛者の権利よりも護憲が優先なのか」という指摘についてですが、左派論理としては**「優先順位問題ではなく、手段問題」**と捉えています

不要リスク回避: 彼らは「今の憲法同性婚可能法律を変えるだけでいい)」と考えているため、あえて憲法改正というパンドラの箱を開ける必要性を感じていません。

「お試し改憲」への警戒: 一度「人権のための改憲」という実績を作ると、それを呼び水にして、本来の争点である9条改正緊急事態条項などの議論が進むことを警戒しています(いわゆる「本丸を通すためのダミー」として同性婚が利用されることへの懸念)。

4. この意見が持つ「鋭さ」とは

とはいえ投稿者の指摘が全くの的外れというわけではありません。以下の点においては、リベラル側が抱える矛盾説明不足を鋭く突いています

条文の字面問題:憲法24条に「両性(both sexes)」と書いてある以上、素直に読めば「男女」に見えます。「これは同性同士も含む」と解釈するのは、一般感覚としては少し無理がある(法的テクニック必要)というのも事実です。

あえて明記する価値:権利を不可逆的なものにするために、あえて憲法に「同性婚権利」を明記するというアプローチは、本来リベラルな発想としてもあり得ますフランスなどが妊娠中絶権利憲法に明記したように)。それを頑なに拒む姿は、確かにイデオロギー護憲)ありき」に見え、一般層への説明が不足していると言えます

結論妥当性は?

この発言妥当性は**「低い」**です。

理由は、同性婚を実現するための最短ルートは「改憲」ではなく「民法改正法律を変えること)」だからです。「改憲しないと権利が守られない」という前提自体が、現在司法判断の流れとも食い違っています

ただし、「左派が『憲法を守ること』自体自己目的化しており、柔軟な議論加憲など)を拒絶しているように見える」という政治的な印象論としては、核心を突いている側面があります。だからこそ、多くの人がこの意見に「モヤモヤ」として共感するのだと考えられます

もしよろしければ、この議論の背景にある「憲法24条の条文」や「最近裁判所判決内容」について、もう少し詳しく整理しましょうか?



Q.そもそも左派とは杓子定規憲法改正を認めない立場ことなのか、とか、現行政権が真っ当に民主主義を堅持するような内容の憲法改正草案を持っているのであれば、同性婚問題に限った憲法改正をする分にはやぶさかでない人たちもいそうだが、そういう人たちのことはこの発言者の頭の中では何派に分類されてるんだろう?とか、疑問は沸くよねぇ。

A. おっしゃる通りです。その疑問は非常に本質的で、あの発言が抱える**「政治的解像度の低さ(あるいは意図的な単純化)」**を鋭く突いています

ご指摘の「本来改憲アレルギーがないはずの人たち」が、なぜあの発言者の頭の中では「矛盾した左派」として処理されてしまうのか、そして実際にはどういう力学が働いているのか、少し深掘りしてみましょう。

1.発言者の頭の中にある「左派」の定義

あの発言における「左派」という言葉は、現実の多様なリベラル層を指しているというよりは、ネット論壇でよく使われる**「仮想敵としての左翼パヨク)」**というステレオタイプに基づいていると考えられます

彼らの定義する左派: 「何が何でも一言一句憲法を変えさせない、宗教的護憲信者

現実リベラル層: 「権力暴走を防ぐための憲法立憲主義)を重視する人々」。必要なら変えるが、権力から改憲には慎重。

この「現実」を捨象して、「左派思考停止護憲」と決めつけているため、**「合理的理由で、今は改憲より民法改正を選ぶ人たち」**の存在が見えなくなっています(あるいは意図的に無視しています)。

2. 「真っ当な改憲案なら賛成する層」はどこへ行った?

ご指摘の通り、「同性婚の明記だけを純粋に行う改憲ワンポイント改憲)」であれば、賛成するリベラル層や無党派層はかなり存在するはずです。

しかし、現実政治状況では以下の理由から、その層も「今は改憲に乗るべきではない」という判断に傾きます。これが外からは「頑固な護憲」に見えてしまう原因です。

抱き合わせ」への警戒:現在改憲議論の主導権を握っているのは保守派自民党など)です。彼らの改憲草案には、同性婚だけでなく「緊急事態条項」や「9条への自衛隊明記」、あるいは「家族助け合い伝統家族観)」などがセットで語られることが多いです。 「同性婚のために改憲テーブルに着いたら、セットで緊急事態条項も通された」という事態を恐れるため、**「今の政権下では、たとえ良い内容でも改憲の発議自体をさせない」**という防衛的な態度にならざるを得ません。

「書きぶり」への不信感: もし保守派同性婚に関する改憲案を出したとしても、「婚姻は両性の合意のみに基づく」を「婚姻は……」と変える際、巧みな文言で「伝統的な家族尊重」などの留保条件を付けられるのではないか、という不信感も根深いです。

3.発言者の分類では彼らは「存在しない」ことにされている

質問にあった「同性婚のための改憲ならやぶさかではない人たち」は、あの発言者の世界観では分類不能、あるいは**「欺瞞(ぎまん)」**として処理されます

発言者のロジック: 「同性婚をしたいなら改憲すべき」→「でもお前らは改憲に反対している」→「つまり、お前らは本気で同性婚なんてしたくないんだ(護憲大事なだけだ)」

この三段論法の中に、**「最短ルート民法改正である」という事実や、「今の政権による改憲リスク」**という視点が完全に抜け落ちています。そのため、冷静に最適解(民法改正)を選んでいる人たちのことが、「矛盾している」あるいは「ダブルスタンダード」に見えてしまっているのです。

まとめ

ご指摘の通り、あの発言は**「左派リベラル)=宗教的護憲派」という藁人形ストローマン)**を叩いているに過ぎません。

現実には、「憲法一指も触れさせない」という層よりも、**「今の政治状況やプレイヤーを信用していないから、リスクの高い改憲手続きよりも、確実な民法改正を求めている」**という極めてプラグマティック(実利的)な判断をしている層が主流だと思われます

Permalink |記事への反応(1) | 20:16

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2025-11-21

anond:20251121122157

id:hiroujinid:t-tanaka 両者の“話が噛み合わない理由”は、

前提としている「日本安全保障環境の変化」の認識がまったく違うから

そのズレを示すと

1.id:hiroujinロジック

日本周辺の安保環境10年前とは比較にならないほど悪化

・ その中で“国名を出して質問”したら踏み込んだ答弁が返ってくるのは当然

高市の回答は 今の環境では通常の反応の範囲

岡田は その変化に適応していない(=情勢認識が古い)

・ 立憲が安保を真面目に考えていなかったツケが今出ている

・ だから慌てて「安保法制検証会合」などを今さら始めた

まり

環境が変わったのだから質問側が時代遅れ

という立場

2.id:t-tanakaロジック

安保法制は“違憲の刀”であり、本来存在自体が危うい

・ よって政府は「刀を向けていない」という姿勢を守るべき

・“環境悪化”は前提にせず、「違憲性が本質

岡田質問は「刀は向けてないですよね?」という確認行為

高市はそこで“刀を台湾に向けている”と言ってしまった

・ 悪いのは高市岡田は正しい

10年間検証してこなかった?

 そもそも存在自体違憲なんだから検証も何もない

まり

違憲の刀が存在していることこそ“異常”であり、環境変化の話ではない」

という立場

3. 双方が絶対に噛み合わない理由

非常に単純で、前提が違いすぎる。

id:hiroujinの前提       id:t-tanakaの前提

安保環境の激変が本質    ・安保法制違憲性が本質

・ だから踏み込んだ答弁は当然 ・ だから踏み込んだ答弁は許されない

質問側が情勢認識を誤った  ・ 答弁側が憲法秩序を壊した

・ 立憲は安保軽視のツケ    ・自民党憲法原則破壊したツケ

両者とも、まったく別の世界観で語っている。

4. どちらが事実に近いか

淡々と言うと:

・「安保環境が激変している」は事実

・「安保法制違憲の刀である」は“特定学派の価値判断

id:t-tanakaは 学界護憲派価値判断

日本国家全体の前提(=大原則) と誤認している。

そのため、

id:hiroujin環境変化の話をしている」

id:t-tanaka憲法原理の話をしている」

で、会話は100%ずれる。

結論

両方の文章は別の宇宙の住人が書いているようなもので、

前提が一致していないため絶対に交わらない。

id:hiroujinは「現実安保環境の変化」を語り、

id:t-tanakaは「憲法9条の理想と学界通説」を語っている。

論破を目指すなら不毛リベサヨ側の立場説明をするなら機会を改めた方が良さそう。

ワイの立場から見るとこんな感じ。

フー疲れた……

Permalink |記事への反応(7) | 12:34

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anond:20251121115627

回答が揃ってないとのことだが、一旦現時点のトコまででメモっとくわ。

9条解釈についてだが……

(1) 「国の大原則」だったことは一度もない

これは「学界の有力説」

政府1950年代から一貫して “限定的集団的自衛権可能” という立場

国会答弁にも大量に残っている

まり

政府否定」「学界=肯定」ではなく、

政府微妙肯定」「学界=否定多数」だった。

増田は学界の一説を“国家原則”と錯覚している。

(2)自民党が“後から変えた”わけでもない

行政法憲法学者が嫌う

長沼ナイキ訴訟1970年代

自衛隊合憲性論争

などの影響で「違憲」が学界で強勢になった時期はあるが、

政府立場

1954年自衛隊法制定時から現在まで “合憲範囲内での集団的自衛権可能性” を残している。

しろ「ズルズル変えた」のは

学界(特に護憲派)の理解のほうが揺れている。

(3) 「自民党本音では違憲だと思っている」

これは完全に推測・願望の類で、証拠ゼロ

憲法改正を目指す理由は:

● “解釈で動く”という状態を終わらせたい

規範的に明確化したい

国民投票で決着させたい

など複合しており、

本音違憲から改正したがる」

というのは心理推定しかない。

3.構造的な問題

増田は「歴史正義」を前提にしている

このタイプ歴史

● “正しくあるべきだった姿”

● “本来こうだったはず”

● “自民党が歪めた”

という規範物語理解する。

そのため:

政府答弁の実際

国際法の実務

自衛隊法の制定経緯

安保条約整合性

などの「事実の積み重ね」をほとんど見ていない。

戦後日本本来こうあるべきだった”

というイデオロギー歴史観に沿って語ってるんでないかなと。

増田なりの正しさはあるんだろうし、その辻褄合わせの努力普通にスゲーと思う。

hiroujinの物言いにカチンと来るのもわかるけど、色々と持ち出すタイミング微妙なんでないかなぁ……

Permalink |記事への反応(1) | 12:21

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2025-11-17

anond:20251117145154

安保法制可能になった or しようとしているって護憲派は主張してたんじゃなかったの?って話だよな

Permalink |記事への反応(0) | 15:09

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2025-10-04

anond:20251004220913

自民連立発足時に連立がバラバラにならないように頑固な護憲派議長にして体よく追い出したわけで自民のためではないよ

議長やめてからも自社さ連立は続いてるし

Permalink |記事への反応(0) | 22:23

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2025-07-31

anond:20250730083449

そもそも憲法には「勤労の義務」が書かれているわけ

もちろん護憲派はこれを守ってるはずよ。日中に働かず平和運動なんかやってないで

マジな共産主義国だと、勤労の義務を果たさないとラーゲリ送り

Permalink |記事への反応(0) | 02:52

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2025-07-13

第○○○代内閣総理大臣所信表明演説

国民の皆様、この度第○○○代首相就任しました、○○○○でございます

私(わたくし)がこの場に立たせていただけたのも、ひとえにこれまでの皆様のお力添えのおかげでございます

深く感謝申し上げます

さて、私がどのような考えを持って議員活動に取り組ませていただいているかにつきましては、これまでに何度かお話しする機会をいただきましたが、今回初めて私の話をお聞きになる方もおいでになるかと存じますので、ここで改めて私の政治思想というものをご紹介させていただくことで、所信表明演説とさせていただきます

まずは、私が護憲派なのか改憲派なのか、国家安全保障についてどのように考えているのかについてお話しいたします。

憲法改正に対する私の立場は、「真(しん)の護憲派である、と申し上げております。真の護憲派とは、

「これまで日本国現行憲法を順守していないため、現行憲法がどの程度国家安全保障にとって有用なのかの判断不可能である。そのためまずは、現行憲法を遵守せよ。その後、将来的に機能不全が明らかになれば、改正することもありえる。しかし現時点では改正する必要はない。」

という立場になります

尚、ここで言う憲法の遵守とは、武力放棄せよ、という意味ではなく、憲法精神を守るべし、という意味でございます

では憲法精神とは何か、ということなのですが、日本国憲法には条文の前に前文が書かれており、そこでこの憲法がどのような意図をもって制定されたのかについて、憲法が定められた背景、あるいはその精神が書かれております。ここでいわゆる憲法三原則である国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」について述べられていますが、特に平和主義につきまして、現状どの部分が守られていないと私が考えているかについて、お話ししたいと思います

憲法前文には、武力放棄することによって自国を守る、とは書かれておりません。そうではなく、日本国民は、「人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚」し、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」「われらの安全生存を保持しようと決意した」とあります。これは平たく言えば、人間には善を受けると善を返そうという性質があるので、この性質を信頼することで自分たち安全生存を守ります、ということです。つまり日本国憲法は、日本人は善を為す高潔国民であるということを世界に知らしめることにより、自動的国防が達成されるようにする、と定めているのです。

もしも世界中の国の人々が「日本人私たちに本当に良くしてくれた。彼らは真に高潔な人々だ。私たち日本武力攻撃するようなことは決してないし、万が一日本がどこかの国から武力攻撃受けたなら、私たちは命がけで日本を守るために戦う」と思ってくれるなら、日本国防のための武力を保持する必要があるでしょうか?

これは実現不能理想論でしょうか。私はそうは思いません。しかし、現時点で達成されているとも考えていません。むしろこれまで日本は、憲法で定められた高潔さによる自動国防を実現するために、国家として何もしてこなかったために、理想から遠く離れた場所にいるように思います武力を持たない高潔な国は攻撃されないかもしれませんが、武力を持たない下劣な国は攻撃されてしまうでしょう。そのため今後は、当面の間は現行戦力も維持しつつ、高潔さによる国防も併せて進めてまいります

そのために、国家として平和貢献隊を組織します。この組織目的は、世界の国々に奉仕日本高潔さを知らしめ、それによる自動国防を達成することです。そのため予算防衛費から拠出することになります武力を増強することは、相手日本攻撃したくてもできない状況を作ることを目的とする消極的平和維持であり、世界に貢献することは、相手日本攻撃したいと思わなくなることを目指す積極的平和構築と言えるでしょう。今後は自衛隊による抑止力平和貢献隊による自動国防という、2つの側面から国防を担ってまいります

平和貢献隊の具体的活動内容としましては、まずは世界各国が抱えている様々な問題調査していきます。その中で、日本の強みを活かして効果的に解決に導いていける課題抽出し、その活動によって日本高潔さを知ってもらえる活動選択していきます

こうした活動は、国家としてではなく民間実践しておられる方々も居ますアフガニスタンで現地のために活動されていた医師中村哲さんのような方々です。

https://www.bbc.com/japanese/50657223

こうした活動恩恵を受けた人々は、例えばアフガニスタンが将来強力な武力を持ったとして、その武力日本に対して振るおうとするでしょうか?

こうした活動は、単に寄付金を送るなどではなく、実際に平和貢献隊の日本人が現地に赴き、日の丸を背負った制服を着て活動を行っていくことで、世界の人々に日本国家としての活動認識されていきます

民間人が行った活動であってもこれだけのことができるのですから国家として予算を使った国防活動として大きく行っていけば、どれだけの貢献を世界の国々に対して行えるでしょうか。

活動の成果の指標として、世界の主要な国々の国民に対するアンケート調査を行い、日本攻撃されたら日本のために戦うと回答するという人が80%以上となることを、当面の目標としていきます現在世界の多くの国において、様々な理由で人々が苦しんでいます。その内容を精査し、我々日本人ができることをよく考え、世界中の人々の幸福のため、ひいては世界の人々に日本国民の高潔さを知ってもらうために一番効果的な活動選択して実施することで、この目標達成に近づけていくのです。

日本国憲法前文では次のように言っています

いづれ国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならない」

この憲法を掲げているのですから日本国内にも様々な問題があるとしても、それを言い訳にして、世界の人々のための活動を停止してはならないのです。

現在日本中国との間では、領海を巡ったいざこざがあります。ですがもし、1954年の自衛隊発足と同時に平和貢献隊も発足していたならば、そして中国の人々が困っている時に平和貢献隊が協力できていたならば、現在とは異なる関係があったかもしれません。

例えば1960年ごろ、中国では飢饉によって数百万人が餓死していました。しかしそれまでに平和貢献隊がその活動を通して、その意義や実績を世界に認められていれば、中国も食料配給のための平和貢献隊派遣を受け入れてくれたかもしれません。そうなっていれば、大勢中国の人々を餓死から救えていたことでしょう。もしそのような歴史があったならば、その後の日中関係は、現在とは違ったものになっていたことでしょう。自分自分の両親が日本平和貢献隊の配給で餓死から救われたという人々は、日本に対する攻撃を認めるでしょうか。

これは仮定の一例ですが、日本はこれまで平和貢献隊を創設してこなかったために、70年間の世界への貢献の機会を失ってしまいました。日本提案してもその国が平和貢献隊の活動を受け入れないという場合もあったでしょうが、もし70年間活動できていたならば、現在どれほど多くの国の人々が、「日本攻撃するなどとんでもない、もし日本攻撃されたら日本を守るために戦いたい」と思ってくれていたでしょうか。どれほど日本平和が強固になっていたことでしょうか。

70年は失いましたが、私はまだ遅くないと考えます。今からでも平和貢献隊を創設し、積極的活動していけば、それだけ日本平和を守りやすくなっていくのです。武力増強だけではなく、高潔さによる自動国防も併せて進めなければいけません。

憲法前文にはこうあります

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚する」

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。」

権利と義務という考えがあります義務を果たさない者は、権利を主張できないのです。ですから日本国憲法によって何らかの権利享受している日本国民は皆、「全力をあげてこの崇高な理想目的を達成する」義務を負っているのです。皆さんはこれまで、憲法の定める義務果たしてきましたか

現状、そうではない方が居たとしても、それは国民責任ではなく、そのための方法を示してこなかった政府の責任であると私は考えます理想目的を達成するために何をすればいいのかを国として国民に示さなければ、努力したくてもできないでしょう。

ですから私はこう話します。国民の皆さん、憲法精神を守り、平和貢献隊を創設し、世界に貢献していきましょう。そのためには皆さんの協力が不可欠です。平和貢献隊が、どの地域で、どの国に対して、どのような活動をすれば、一番効果的な働きができるのか一緒に考えてください。提案を広く募集します。また、平和貢献隊への入隊希望者も募集します。詳細は後程発表しますが、世界の人々の幸福日本平和のために、働いてはくれませんか。そしてまた、平和貢献隊をサポートしてくださる方も募集します。

そして何より、これらの活動を維持していくためには、私たち真の護憲派に対する皆さんの支持、投票が不可欠となります。「全力をあげてこの崇高な理想目的を達成する」ために何ができるのか、皆さん一人一人が良く考えていただき、その結果として真の護憲派に対する応援投票、参加が理想目的の達成に繋がると思われたならば、どうぞお力添えください。そして一緒に、「国際社会において、名誉ある地位を占める」日本国を創っていきましょう。

以上を持ちまして、私の所信表明演説とさせていただきます

ご清聴、ありがとうございました。

○○○○年○○月○○日、第○○○代内閣総理大臣 ○○○○

参考 日本国憲法前文

日本国憲法

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれ国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:02

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2025-04-23

anond:20250423171750

枝野自称改憲派実態護憲派だよ

基本的には立憲共産党守護神なので共産党あんまり変わらない

Permalink |記事への反応(0) | 17:27

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anond:20250423171750

枝野自称改憲派実態護憲派だよ

基本的には立憲共産党守護神なので共産党あんまり変わらないよ

Permalink |記事への反応(0) | 17:24

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立憲民主党枝野氏は改憲派として知られていると思っていたが?リベラル護憲派とはならない。

Permalink |記事への反応(2) | 17:17

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2025-03-04

anond:20250304091351

護憲派のこと?

Permalink |記事への反応(0) | 09:23

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2025-03-02

anond:20250302202037

ロシアってBRICSをはじめとして友好国も多く外交で話も通じるぞ

一方日本護憲派世界からも嫌われていて話も通じない

どちらが現実的だと思う?

Permalink |記事への反応(0) | 20:29

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2024-09-28

anond:20240928124546

欧と米でリベラル意味が左右逆なうえに日本独自の要素が絡んでるからこじれまくる

欧では資本家寄り・小さな政府リベラルと呼び右派とみなされてる(労働者寄り大きな政府左派ソーシャルと呼ぶ)が

米では労働者寄り・大きな政府世俗派の民主党リベラルと呼ぶ(資本家寄り・小さな政府福音派共和党コンサバティブ)

日本ではアメリカっぽい労働者寄りの左翼リベラル名乗りがちやがマイナンバー増税に反対するのが多いように大きな政府とも言い切れず

しか護憲派日米安保集団的政権反対(欧米左派政党は当然ながら集団的自衛権に反対してるわけではない)も左翼とセット売りなので

「お前の言うリベラルって何なの?」から始める必要がある

Permalink |記事への反応(1) | 13:02

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2024-07-30

anond:20240730203602

なのに、なぜか改憲派である共産党改憲に反対し

護憲派である自民党憲法改正を目指してるんだよな

共産党が実は古くさいウヨって言われる理由がここにある

Permalink |記事への反応(1) | 20:37

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anond:20240730203506

まり改憲派左翼で、護憲派右翼ってこと

Permalink |記事への反応(2) | 20:36

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2024-06-06

anond:20240606214953

ステ看板の設置は違法です。

法律を守れない護憲派って微妙存在だよね。

Permalink |記事への反応(0) | 21:59

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2024-03-16

anond:20240316140737

ロックダウンを主張してたのが護憲派だったのはアホだと思った

Permalink |記事への反応(0) | 14:11

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anond:20240316132338

安倍晋三かいバカ護憲派憲法文字も変えることなく従来と真逆憲法解釈やりだしたか

もう憲法変える必要がなくなっちゃったんだよね

Permalink |記事への反応(1) | 14:11

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護憲派

動けん(うごけん)派

なんつって

ぷぷ

Permalink |記事への反応(0) | 13:53

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anond:20240316133125

厳密な憲法解釈改憲ありきだよ?

護憲派要求することじゃないだろ

Permalink |記事への反応(0) | 13:36

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護憲派同性愛者の敵

Permalink |記事への反応(1) | 13:31

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anond:20240316132935

共産党自衛隊容認してから護憲派正義は失われたわ

Permalink |記事への反応(0) | 13:31

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護憲派自称していた奴らどうするんだ?

Permalink |記事への反応(0) | 13:29

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anond:20240316113208

リベラルは今まで自衛隊叩いてすいませんでしたって土下座して謝るしかないんじゃないの?

馬鹿護憲派のせいでこじれてるんだし

Permalink |記事への反応(2) | 13:23

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anond:20240316114029

アホやな

そんなことは憲法学者に任せて整合性とればいい

問題同性婚実現したいやつらに沢山護憲派がおるってことだ

憲法改正せずに同性婚実現したいんだよ

Permalink |記事への反応(1) | 13:12

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