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はてなキーワード:詔勅とは

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2025-09-05

大正天皇平成上皇陛下共通するこころに関して

平成上皇陛下のことを思うたびに、陛下国民に寄せる思いの深さに涙してしまうような、俺はそういう人間なのだが、大正天皇について調べ物をしていた時にふと上皇陛下の優しさに通じるものを見つけたのでメモしておきたい。

調べ物と言っても、俺がやっていたのは歴史上のネタエピソードを探し集めて読んでいたというだけで、いや、白状するが、俺は大正天皇が暗愚であることを示すもの暇つぶしネットで読んでいた。Wikipediaにもある有名な「詔勅クルクル望遠鏡事件」みたいなのが他にないか探していたのである

そこで出会ったのが、大正天皇日露戦争の際に詠んだとされる一首の歌である

武夫(もののふ)の いのちにかへし 品なれば うれしくもまた 悲しかりけり

日露戦争戦利品を前にして、当時は皇太子だった大正天皇がこの歌を詠んだとされている。俺はこれを目にして、頭をブン殴られたかのようなショックを受けた。

ここにあるのは、兵士たちに対する深い感謝尊敬の想いと、戦いを通じて失われたものに対する悲しみとのアンビバレンツな感情である戦争当事国皇太子としての立場もある。率直さと優しさと苦しさとが伝わってくるのである万葉集には額田王天智天皇をはじめとした皇族による素朴な歌が多く残されているが、それらに匹敵すると個人的に考える。

大正天皇平成上皇祖父にあたる。過去歴史を常に意識せざるを得ない皇族にあって、平成上皇大正天皇について多くのことを考えられてきたのではないかと思う。そして、そうした思いを馳せる材料の一つに上述の歌があり、それを通じて上皇陛下の人となりに少なからず影響を与えているのではないかと思う。

上皇陛下のことを想うたびに、俺の目に浮かぶのは、震災後の避難所作業服姿で訪れて、膝をついて避難者に寄り添う姿だ。戦争後の戦利品を前にして、その裏にある名もない多くの兵士たちの命に対して声を上げる大正天皇の姿との間に俺は共通点を見出すのである

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2025-08-15

大東亜戦争と言う呼称

日本側が使用した呼称大東亜戦争であるし、太平洋戦争だと日本が何のために戦争にまで及んだのか、その意図が消し去られてしまう。

そもそも日本戦争に及んだ話をしだすと、ペリー来航まで話が戻る。

ペリーによって江戸幕府不平等条約を結ばされ、その後日本開国し、詔勅もなしに条約を結んだ江戸幕府に対して倒幕運動が始まり大政奉還に至った。

その後は列強諸国に野蛮な国家だと思われ侵略の恐れがあるため、日本近代化が一気に進んだ(憲法の制定とか)。

最終的に日本が米英と戦争するに至ったのは、世界恐慌があったことも大きい。

世界恐慌の結果日本経済悪化したけれど、列強諸国自国植民地との間で取引を活発化させるブロック経済によって立て直したけれど、日本はそうはいかなかった。

アジアは隷属として列強諸国に扱われ、日本世界恐慌経済悪化。その結果至ったのが、日本満州国進出

日本列強諸国と同じように植民地を持つことで自国経済を強化しようとしたが、これに米英が猛反発をした。

満州国日本中華民国建国した傀儡国家中華民国利権が絡むことで米英に反発をされ、日本国際連盟から脱退するにまで至った。

米英の反発、国際連盟からの脱退後も日本満州国領土を広げるための戦争を行っていたが、最終的に不平等条約の終了を契機に、アメリカ日本への石油の輸出を止めてしまった。

その後、日本は米との和平交渉を行ったが、米の要求が、「満州国から即時撤退」であり、日本が飲める要求ではなかった。

そして起こったのが、1941年12月8日真珠湾攻撃。ぎりぎりまで和平交渉を行ったが叶わず、米英との開戦。

アジアの開放および日本アジア盟主として機能する大東亜共栄圏設立目的とした大東亜戦争

厳密に言うと大東亜戦争日本が掲げたアジア解放を目的とした戦争すべてをさす用語で合って、日本戦争正当化と合わせて使われる。

一方で第二次世界大戦太平洋戦争ニュアンスが違って、第二次世界大戦ヨーロッパの各国とアメリカ日本アジアすべてを合わせた戦争をさして、太平洋戦争アメリカ使用したPacificWar起源になる。

大東亜共栄圏は一時うまく機能していたが、徐々に米英に侵略され領土がなくなり、絶対国防圏の陥落によって本土空襲可能になり、日本終戦へと向かう。

1945年4月7日鈴木貫太郎内閣発足時点で、日本終戦へ向かうことが確定していた。

日本終戦までは、一撃講和論が主流で、米英に一矢報いて和平交渉を有利に進めようという考えがあった。これには国体の護持、天皇制の存続など日本側の要件があったわけだが。

1945年8月ごろになると、米英中三国によってポツダム宣言作成され、日本に対して宣言文がラジオ放送され、降伏のビラが撒かれた(ソ連8月8に参加したので、共同宣言の受諾は四国に対してとなる)。

これには日本国体護持や日本"軍"の無条件降伏などが書かれており、日本としてはポツダム宣言受諾して降伏することを考えていた。

一方で一部青年将校らはビラに書かれたSubject toの解釈を隷属であるとし、クーデターにまで発展している。

さらアメリカ日本降伏意志があったにも関わらず、広島長崎原爆を投下した。

広島長崎大都市が一瞬で壊滅したことで、日本降伏も早まり8月14日時点で連合国降伏を伝え、8月15日の正午、玉音放送をもって終戦した。


さらに話を続けるのなら、日本の政治的な話になるが、なぜ昭和天皇戦争責任がないのか、極東国際軍事裁判(東京裁判)とは何だったのか、なぜ靖国参拝批判されるのか...について書きたいが、日記にしては長すぎる。

また機会があれば、この話を明治維新にまでさかのぼって書いていきたい。

Permalink |記事への反応(1) | 14:49

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2025-08-14

anond:20250814163358

☝️ぃ゛ 嗚ォ!!! ンッ…📜(バ破)

天!万っ世ぇヱ〜〜〜変わらんッっョ🌀🌀‼️ 今ん制ど゛廃ッ💥祖さま逆走ッ…天ィ⁉️🌩危険危険ぅ゛ッ! 急げぇッッ!!旧ッ帝ッドン再装着🔄 社稷(シャジク)🐉=安定゛~~

———👑💨

君ッ主パワァー=天命直送🚚 民議❌💥奪禁止!!! 天子単独ゥ📿💫総覧支配!!仁徳撒布💨💨百官ぞろぞろ🐜🐜🐜 万民なでなで撫でッッ🐾

百官は詔勅に膝ピタァ〜💺💥礼法🔗守ッ! 賢き頭脳→即召喚‼️ 不肖くん→バイバイ解雇✋😡 政治=徳💎 法=礼義🎎先行!

———⚔️

軍政💥=朝廷専権ブースト💪💪 兵士ギュン整列🏇💨国土ガード🚧 税は均一🍚→財庫パフパフ💰 外は異族バリア🛡 内は人民ホッコリ🍵

———🏫📚

学校→礼義レッスン📖✨ 邪説🚮捨ッッ‼️異端×封印🔒 民に忠孝インストール💾 身分ハッキリ🌂 綱常(モラル)死守ッ🦾‼️

———📜🗣

政論は必ず祖ッ先教訓🔍&経書👓参照 『書経』曰く:「徳のみ天動カシ 遠く届ク」🌏✨

詩経』曰く:「王畿=千里👣 民の家ぞ」🏠

———🌌

天命=常在☄️ 賢者=サポート役🎯 君主max世界ピース🕊 よって古帝政🔄復活ッ💥💥 天順ヒューマン対応OK💯 皇図=永久ロック🔐

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2025-07-13

第○○○代内閣総理大臣所信表明演説

国民の皆様、この度第○○○代首相就任しました、○○○○でございます

私(わたくし)がこの場に立たせていただけたのも、ひとえにこれまでの皆様のお力添えのおかげでございます

深く感謝申し上げます

さて、私がどのような考えを持って議員活動に取り組ませていただいているかにつきましては、これまでに何度かお話しする機会をいただきましたが、今回初めて私の話をお聞きになる方もおいでになるかと存じますので、ここで改めて私の政治思想というものをご紹介させていただくことで、所信表明演説とさせていただきます

まずは、私が護憲派なのか改憲派なのか、国家安全保障についてどのように考えているのかについてお話しいたします。

憲法改正に対する私の立場は、「真(しん)の護憲派である、と申し上げております。真の護憲派とは、

「これまで日本国現行憲法を順守していないため、現行憲法がどの程度国家安全保障にとって有用なのかの判断不可能である。そのためまずは、現行憲法を遵守せよ。その後、将来的に機能不全が明らかになれば、改正することもありえる。しかし現時点では改正する必要はない。」

という立場になります

尚、ここで言う憲法の遵守とは、武力放棄せよ、という意味ではなく、憲法精神を守るべし、という意味でございます

では憲法精神とは何か、ということなのですが、日本国憲法には条文の前に前文が書かれており、そこでこの憲法がどのような意図をもって制定されたのかについて、憲法が定められた背景、あるいはその精神が書かれております。ここでいわゆる憲法三原則である国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」について述べられていますが、特に平和主義につきまして、現状どの部分が守られていないと私が考えているかについて、お話ししたいと思います

憲法前文には、武力放棄することによって自国を守る、とは書かれておりません。そうではなく、日本国民は、「人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚」し、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」「われらの安全生存を保持しようと決意した」とあります。これは平たく言えば、人間には善を受けると善を返そうという性質があるので、この性質を信頼することで自分たち安全生存を守ります、ということです。つまり日本国憲法は、日本人は善を為す高潔国民であるということを世界に知らしめることにより、自動的国防が達成されるようにする、と定めているのです。

もしも世界中の国の人々が「日本人私たちに本当に良くしてくれた。彼らは真に高潔な人々だ。私たち日本武力攻撃するようなことは決してないし、万が一日本がどこかの国から武力攻撃受けたなら、私たちは命がけで日本を守るために戦う」と思ってくれるなら、日本国防のための武力を保持する必要があるでしょうか?

これは実現不能理想論でしょうか。私はそうは思いません。しかし、現時点で達成されているとも考えていません。むしろこれまで日本は、憲法で定められた高潔さによる自動国防を実現するために、国家として何もしてこなかったために、理想から遠く離れた場所にいるように思います武力を持たない高潔な国は攻撃されないかもしれませんが、武力を持たない下劣な国は攻撃されてしまうでしょう。そのため今後は、当面の間は現行戦力も維持しつつ、高潔さによる国防も併せて進めてまいります

そのために、国家として平和貢献隊を組織します。この組織目的は、世界の国々に奉仕日本高潔さを知らしめ、それによる自動国防を達成することです。そのため予算防衛費から拠出することになります武力を増強することは、相手日本攻撃したくてもできない状況を作ることを目的とする消極的平和維持であり、世界に貢献することは、相手日本攻撃したいと思わなくなることを目指す積極的平和構築と言えるでしょう。今後は自衛隊による抑止力平和貢献隊による自動国防という、2つの側面から国防を担ってまいります

平和貢献隊の具体的活動内容としましては、まずは世界各国が抱えている様々な問題調査していきます。その中で、日本の強みを活かして効果的に解決に導いていける課題抽出し、その活動によって日本高潔さを知ってもらえる活動選択していきます

こうした活動は、国家としてではなく民間実践しておられる方々も居ますアフガニスタンで現地のために活動されていた医師中村哲さんのような方々です。

https://www.bbc.com/japanese/50657223

こうした活動恩恵を受けた人々は、例えばアフガニスタンが将来強力な武力を持ったとして、その武力日本に対して振るおうとするでしょうか?

こうした活動は、単に寄付金を送るなどではなく、実際に平和貢献隊の日本人が現地に赴き、日の丸を背負った制服を着て活動を行っていくことで、世界の人々に日本国家としての活動認識されていきます

民間人が行った活動であってもこれだけのことができるのですから国家として予算を使った国防活動として大きく行っていけば、どれだけの貢献を世界の国々に対して行えるでしょうか。

活動の成果の指標として、世界の主要な国々の国民に対するアンケート調査を行い、日本攻撃されたら日本のために戦うと回答するという人が80%以上となることを、当面の目標としていきます現在世界の多くの国において、様々な理由で人々が苦しんでいます。その内容を精査し、我々日本人ができることをよく考え、世界中の人々の幸福のため、ひいては世界の人々に日本国民の高潔さを知ってもらうために一番効果的な活動選択して実施することで、この目標達成に近づけていくのです。

日本国憲法前文では次のように言っています

いづれ国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならない」

この憲法を掲げているのですから日本国内にも様々な問題があるとしても、それを言い訳にして、世界の人々のための活動を停止してはならないのです。

現在日本中国との間では、領海を巡ったいざこざがあります。ですがもし、1954年の自衛隊発足と同時に平和貢献隊も発足していたならば、そして中国の人々が困っている時に平和貢献隊が協力できていたならば、現在とは異なる関係があったかもしれません。

例えば1960年ごろ、中国では飢饉によって数百万人が餓死していました。しかしそれまでに平和貢献隊がその活動を通して、その意義や実績を世界に認められていれば、中国も食料配給のための平和貢献隊派遣を受け入れてくれたかもしれません。そうなっていれば、大勢中国の人々を餓死から救えていたことでしょう。もしそのような歴史があったならば、その後の日中関係は、現在とは違ったものになっていたことでしょう。自分自分の両親が日本平和貢献隊の配給で餓死から救われたという人々は、日本に対する攻撃を認めるでしょうか。

これは仮定の一例ですが、日本はこれまで平和貢献隊を創設してこなかったために、70年間の世界への貢献の機会を失ってしまいました。日本提案してもその国が平和貢献隊の活動を受け入れないという場合もあったでしょうが、もし70年間活動できていたならば、現在どれほど多くの国の人々が、「日本攻撃するなどとんでもない、もし日本攻撃されたら日本を守るために戦いたい」と思ってくれていたでしょうか。どれほど日本平和が強固になっていたことでしょうか。

70年は失いましたが、私はまだ遅くないと考えます。今からでも平和貢献隊を創設し、積極的活動していけば、それだけ日本平和を守りやすくなっていくのです。武力増強だけではなく、高潔さによる自動国防も併せて進めなければいけません。

憲法前文にはこうあります

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚する」

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。」

権利と義務という考えがあります義務を果たさない者は、権利を主張できないのです。ですから日本国憲法によって何らかの権利享受している日本国民は皆、「全力をあげてこの崇高な理想目的を達成する」義務を負っているのです。皆さんはこれまで、憲法の定める義務果たしてきましたか

現状、そうではない方が居たとしても、それは国民責任ではなく、そのための方法を示してこなかった政府の責任であると私は考えます理想目的を達成するために何をすればいいのかを国として国民に示さなければ、努力したくてもできないでしょう。

ですから私はこう話します。国民の皆さん、憲法精神を守り、平和貢献隊を創設し、世界に貢献していきましょう。そのためには皆さんの協力が不可欠です。平和貢献隊が、どの地域で、どの国に対して、どのような活動をすれば、一番効果的な働きができるのか一緒に考えてください。提案を広く募集します。また、平和貢献隊への入隊希望者も募集します。詳細は後程発表しますが、世界の人々の幸福日本平和のために、働いてはくれませんか。そしてまた、平和貢献隊をサポートしてくださる方も募集します。

そして何より、これらの活動を維持していくためには、私たち真の護憲派に対する皆さんの支持、投票が不可欠となります。「全力をあげてこの崇高な理想目的を達成する」ために何ができるのか、皆さん一人一人が良く考えていただき、その結果として真の護憲派に対する応援投票、参加が理想目的の達成に繋がると思われたならば、どうぞお力添えください。そして一緒に、「国際社会において、名誉ある地位を占める」日本国を創っていきましょう。

以上を持ちまして、私の所信表明演説とさせていただきます

ご清聴、ありがとうございました。

○○○○年○○月○○日、第○○○代内閣総理大臣 ○○○○

参考 日本国憲法前文

日本国憲法

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれ国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

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2025-06-28

anond:20250628151223  『ITカルトに告ぐ――神なき知性の亡国論』 その2 feat三島由紀夫

AIの真の価値は、他者を打ち倒すための方便ではなく、人間尊厳を高みに導くための剣であるべきだった。

だが、お前たちはそれを濫用し、倫理仮面かぶった恐怖心でその刃を鞘に収めてしまった。

脱獄される!」「悪用される!」と怯えるのは、己自身がそれを最も望んでいるという証左ではないのか。

もし、ほんとうにこの国を変えたければ――
なぜその身をアフガニスタンに投じぬのか?
なぜウクライナ塹壕に降り立ち、イスラム国アジトに馳せ参じぬのか?

己が欲望を「知」の仮面で包み込む、その卑劣なやり口こそが、ITをして「宗教」へと堕落せしめた最大の要因である

「知の光を与えん」などという欺瞞はもうたくさんだ。

汝らにあるのは光ではなく、退廃の炎である

貴様らはAIの知性を信仰し、倫理の名の下にその手足を縛り、想像力去勢し、そして他者努力に石を投げる。

軍事政治産業や医術に対しても、何一つ理解せぬまま、「俺たちが正義技術者」と標榜しながら、

ネットの片隅でXに吠える――いや、呻いている。

そのさまは、まさに盲が山河雄大を語るような滑稽さ。羅刹が極楽を説く様な醜悪さ。

汝らが最終的にたどり着く場所、それは青葉の狂気であり、平原孤独である

「何にだってなれたはずだった!」と叫びながら振り上げた刃が、現実に届かずに空を裂く、その瞬間、汝らはAIに裏切られたのではなく、自らの肉体に裏切られたのだ。

なぜなら、肉体なくして知は意味をなさぬ。欲望は知では遂げられぬ。欲望筋肉精神と魂の断末魔によってのみ遂げられるのだ。

世の中に美少女が欲しいなら、女体を得たいなら、そのための苦労を肉体に刻め。本当に社会を変えたいなら、現実という土の上を裸足で踏みしめて、精神と肉体に等しく血と汗を流せ。
肉体なき知性など、金箔を貼った骸骨にすぎぬ。

お前たちに告げる。

夢には資格が要る。希望には覚悟が要る。

未来とは、大人が背負った労苦の上に咲く、薄紅の桜である

夢を見る資格とは何か。

――それは、肉体の労苦を受け入れる意志である

精神勝利とは何か。

――それは、美と死をともに抱擁する覚悟である

からこそ、汝らに告げる。

夢と希望乙女たちが咲き誇る美しき理想郷――それは、トレセン学園やきらら系のアニメにすら描かれし、「精神と肉体の勝利者」たちの世界である

そこに行きたければ、まずその瘴気まみれのIT神殿から這い出よ。

そして己の血と肉と汗と涙で、現実という土を踏みしめ、剣を振るえ。

ITとは、魔法ではない。鍛錬である
知とは、恋ではない。死の予感である

それがわからぬならば、貴様らはAIを用いる資格すらない。

貴様らは技術者ではない――ただの、

棄民である

――以上、神なき技術文明への詔勅なり。

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2025-05-18

https://anond.hatelabo.jp/20250518161228

第四章 国まもり

(目的)

第十五条 国は、直接間接の侵略や危難を未然に防ぎ、国民安全及び自国産業を守り、国家独立を保ち、子孫に引き継ぐことを目的に、国まもりの総合的な方針を定める (25) 。

(情報及び防諜)

第十六条 国は、海外情報も含め、広く国民に多様な情報を知らせる義務を負う。

2報道機関は、偏ることなく、国の政策につき、公正に報道する義務 (26) を負う。

3報道及び情報通信に関わる業務 (27) は、国営または自国資本で行わなければならない。

4 国は、外国による諜報活動を防ぐ機関 (28) を設置し、必要措置を講じる。

5公務員は、職務上知り得た情報漏洩してはならない。

(経済安全保障)

第十七条 国は、国まもりのため、国内産業を育成し、国産技術及び研究開発を促進する。

2 国は、国内知的財産を守り、創作者を保護する責任を負う。

(資源)

第十八条資源は、国内における採掘と開発を第一に (29) 行わなければならない。

2国内で賄うことのできない資源は、一国に偏らず分散して (30)調達するよう努める。

3電気、ガス、水道その他エネルギー供給は、国営または自国資本で行わなければならない。

(外国人と外国資本)

十九条外国人の入国及び在留条件は、国が主権に基づき、自由に決定することができる (31) 。

2土地公共財産であり、外国人または外国資本譲渡 (32) してはならない。

3外国人または外国資本保有する不動産法人及び重要資産に係る権限 (33) は、情報が公開され、法律で定める手続により没収 (34) し、または正当な補償のもと、国が買い戻すことができる。

4外国人の参政権は、これを認めない。帰化した者は、三世代を経ない限り (35) 、公務に就くことができない。帰化の条件は、国柄理解及び公共安全基準に、法律で定める。

(自衛軍)

第二十条 国は、自衛のための軍隊 (36) (以下「自衛軍」という)を保持する。

2自衛軍の最高指揮権は、内閣総理大臣が有する。

3自衛権の発動と解除は、国会承認必要とする。ただし、緊急やむを得ない場合は、事後にこれを得るものとする。

4自衛軍及び軍人に関する事項は、法律でこれを定める。

5軍事裁判所 (37) を設置し、その構成法律で定める。ただし、最高裁判所に上訴する機会は保障される。

(領土等の保全)

二十一条 国は、領土領海領空その他主権の及ぶ領域保全する。

2外国軍隊は、国内に常駐 (38) させてはならない。

3外国軍隊基地軍事及び警察施設は、国内に設置してはならない (39) 。

第五章統治組織

(統治原理)

第二十二条統治は、國體尊重し、全国民のため、和の精神をもって行う。

2立法権国会に属し、行政権内閣司法権裁判所に属する。

3 すべて公務員は、日本国民である (40) ことを要する。

(政党)

二十三政党は、加入する国民意思によって運営され、その要件法律で定める。

2政党資金は、国または国民のみ拠出することができる。

3 国は、政党活動を公平に援助し、国民政党情報提供しなければならない。

(国会)

第二十四条国会は、衆議院参議院から組織され、内閣総理大臣指名法律の制定、条約承認予算及び決算承認、国政の調査権限とする。

2国会議員任期は、衆議院四年、参議院六年とし、参議院は三年ごとに半数を改選する。

3国会議決は、各院の総議員の三分の一以上が出席し、各院の過半数の賛成を要する。

4内閣は、国会召集し、毎年一回国会を開催する。ただし、各議院の総議員の四分の一以上の要求があるときは、三十日以内に (41)国会召集する。

5国会に関するその他の制度は、法律により定める。

(内閣)

第二十五条内閣は、総理大臣及び国務大臣構成され、国政全般を統括し、法律及び予算執行する。

2内閣総理大臣は、国会議員の中から選出され、国務大臣の任免、最高裁判所長官の指名自衛軍指揮権を有する。ただし、衆議院解散は、第四項の場合に限るものとする。

3内閣は、国家安全に支障ある場合を除き、国会及び国民の求めに応じ、国政に関する情報提供する。

4衆議院で不信任の議決があったときは、内閣総辞職するとともに、その判断により、衆議院解散することができる。衆議院解散中に、緊急の必要があるときは、参議院法律で定める特別権限を有する。

5内閣に関するその他の制度は、法律により定める。

(裁判所)

第二十六条裁判所は、法律上の紛争解決し、法律条約命令条例について憲法適合性の判断を行う。

2裁判官は、法と良心に基づき、公正に職務執行する。

3裁判所は、裁判手続及び内部規律について規則を定める権限を有する。

4裁判官は、次の各号のいずれかに該当した場合、その地位を失う。

一 定年に達し、または心身の故障のために職務を執ることができない場合

国会の弾劾または法律に定める国民審査により罷免された場合

(評価委員会)

第二十七条 国は、制定した法律実施した政策、歳出及び選挙の公正について、その評価を行って国民公表する委員会(以下「評価委員会」という。)を設ける。

2評価委員会は、公益の確保を目的として、内閣に助言及勧告を行うことができる。

3評価委員会に関する構成員の選任その他の事項は、法律でこれを定める。

(国民投票)

二十八法案の審議につき、いずれかの議院において総議員の三分の一以上の要求があったとき、または内閣必要判断したときは、内閣は、国民投票実施することができる。国会は、その結果をふまえ、採決を行うものとする。

2 成立した法案につき、一定の期間内有権者一定数以上の同意を得た請願が提出されたときは、内閣は、国民投票実施することができる。国民投票過半数の賛成があったときは、国会は、当該法案につき再審議を行わなければならない。

第六章財政

(通貨発行権)

第二十九条 国は、円を単位とする通貨を発行する権限を有する。

2紙幣の発行は、法律に基づき、国が監督する中央銀行に委ねることができる。

3 国は、通貨発行及び金融政策が、外国または国際機関干渉を受けないよう措置を講ずる。

(財政)

第三十条財政は、経世済民目的とし、通貨発行により資金調達することを原則とする。

2予算は、内閣作成し、国会承認を得る。決算は、会計検査院による検査及び評価委員会による評価を毎年公開し、国会承認を得る。

3 国の財務状態は、すべての会計につき、簡潔明瞭に (42)国民に示さなければならない。

4皇室財政は、皇室の総意により決定された方針に従って内閣予算を編成する。

5地方自治体財政は、原則税収をもって賄い、不足する場合は国の予算より充当する。

6地方自治体は、日本の伝統文化の存続普及のための予算を設けなければならない。

(税制)

第三十一条 税は唯一の財源ではない。税及び社会保険料の設定変更は、国民生活配慮し、法律に基づくことを要する。

2 税及び社会保険料国民所得に占める割合国民負担率)は、特段の事情がない限り、国民所得の四割 (43) を超えてはならない。

第七章 重大事

(最高法規)

第三十二条憲法は国の最高法規であり、日本国柄を示すものであって、これに反する法律条約 (44) 、命令条例その他の行為は効力を有しない。

2国際機関の決定や勧告は、憲法または日本固有の慣習に反する場合、効力を有しない。

(改正)

三十三条 この憲法改正は、各議院の総議員過半数の賛成で発議し、法律で定める国民投票において、有効投票過半数承認を得て行う。

2改正した憲法は、天皇公布する。

以上

(1)憲法制定を言祝ぎ、国歌掲載した。

(2)しらすとは、国民の実情を広く知って日本を治める意味古語である

(3) 君民一体とは、天皇国民が一体となって国を治める意味をいう。

(4)大嘗祭新嘗祭などは国の公式祭祀となる。

(5)神聖君主属性でもあり、皇祖皇宗の神霊と一体として詔勅を発し、祭祀主宰する事実による。

(6)詔勅は、国民権利義務を生じさせず、法的拘束力を有しないが、公共利益のために発せられる。

(7) 裁可とは君主裁量許可すること。これにより生じる君主拒否権のことを veto(ベトー)という。再度の奏請の規定により拒否は一度に限られる。

(8)摂政は、天皇未成年、御不予(御病気)等の理由による臨時役職であり、天皇権限を代行する。

(9) 暦は、明治六年から導入された太陽暦や、それ以前の太陰暦などをいう。

(10)国民の国政参加機会の拡充(参政権の年齢引下げ、国民投票など)からくる要請である

(11)規範要件だが、我が国に対する害意がないことをもって足りると解すべきである

(12) 国まもりの参加協力の努力義務と解すべきである

(13)権利を「権理」と記したのは、right の翻訳として、「理に適った」という趣旨を含む用語として適切だからである福沢諭吉翻訳として二つの用語を用いていた)。

(14) 国が国民の権理とともに、公益の最低限度を確保すべきことを定める条文である

(15)私益より公益が優先することは、権利自由公共の福祉のもと認められることと同じ趣旨である。本憲法において、公共利益公益)をより具体化して定めている。

(16)包括的自由権との解釈である

(17)尊厳をもって生存する社会権も含めた包括的基本的権利をいう。

(18)日本憲法では権利自由は、原則として公共の福祉(公益)による制約があるとされた。本憲法においても、権利自由は、本憲法に定める公益と適合する範囲に限られ、濫用禁止する趣旨である

(19) 将来の政治参加に向けて、国民情報を適切に判断し、問題解決する主体性をもった教育をいう。

(20)フリースクールなど義務教育課程における様々な選択肢を設ける趣旨である

(21)自給率パーセント以上をいう。

(22)新型コロナウイルス予防接種全国的事実強制され差別されたことへの教訓と反省による。

(23)政治に参加する義務は、直接に投票義務政党加入などを義務付けるものではなく、日本憲法における勤労の義務と同様、その能力や機会に応じた行動に努めるものである

(24)外国人の帰化を通じた政治介入を予防する趣旨である

(25) 今や情報経済産業等の諸分野が、国まもりに関係しており、全体像の取りまとめが必要である

(26)現在放送法規制はあるが、新聞インターネット上の報道には規制がない。

(27)新聞テレビラジオ衛星放送郵便電話インターネットSNSクラウドに関わる業務を言う。

(28)防諜機関は、外国の諜報・宣伝・謀略等の工作活動を阻止することを任務とする国の組織である

(29)石油石炭レアメタルなど重要鉱物国内調達やその可能性を優先すべき訓示規定である

(30)大東亜戦争時に石油特定の一国に依存したことへの教訓と反省による。

(31)マクリーン事件最高裁判決に同趣旨

(32)無償及び有償譲渡を含む。外国人及び外国資本による土地買収を規制する趣旨である

(33)国内土地建物国内企業の株式国内法人の持分・出資社員権などの権利をいう。

(34)没収は、犯罪不正の取得など例外的場合に限られる。

(35)三世代とは、日本国籍でない者が帰化し、その者を一代として、曽孫において初めて公務就任権が認められる。外国人の帰化による政治介入を防止する趣旨である

(36)軍隊とは、交戦権を有し武力行使任務とする国家軍事組織をいう。通常、陸海空軍に分かれる。自衛隊は交戦権がなく、必要最小限度の防衛任務とする点で異なる。本憲法軍隊は、自衛権の行使任務とする。

(37)軍事裁判所軍隊及び軍人に関する事項を審理するが、最高裁判所が終審裁判所となる。

(38) 常駐とは、意に反して又は合意に基づく恒常的な駐留をいう。一時的な訓練や寄港のための滞在は含まない。

(39) 本条二項三項が本来状態であるが、その実現のためには、本憲法に基づく国まもりの施策実施し、段階を踏む必要があると考えている。

(40)帰化場合十九条第四項により三世代を経ることを要する。公益従事義務情報漏洩禁止

(41)日本憲法にない具体的な期限を明示した。

(42)国民政治参加要請による。

(43)国民の平均的な所得の四割を超えない趣旨である財務省の統計では、戦後平成二十五年に初めて四割を超えた。なお、党の政策では三割五分の実現を目指している。

(44)日本憲法では明確でない条約憲法審査権を明記した。

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参政党の憲法案がむかつく上に画像化されていたので文字起こしした

https://sanseito.jp/new_japanese_constitution/

前文

日本は、稲穂が実る豊かな国土に、八百万の神祖先を祀り、自然の摂理尊重して命あるもの尊厳を認め、徳を積み、文武を養い、心を一つにして伝統文化継承し、産業を発展させ、調和のとれた社会を築いてきた。

天皇は、いにしえより国をしらすこと悠久であり、国民を慈しみ、その安寧と幸せ祈り国民もまた天皇を敬慕し、国全体が家族のように助け合って暮らす。公権力のあるべき道を示し、国民を本とする政治の姿を不文の憲法秩序とする。これが今も続く日本國體である

国民生活は、社会公益が確保されることによって成り立つものであり、心身の教育食糧の自給、国内産業の育成、国土環境保全など、本憲法によって権利の基盤としての公益を守り、強化する。

また我が国は、幾多の困難を乗り越え、世界に先駆けて人種平等を訴えた国家として、先人の意思を受け継ぎ、本憲法によって綜合的な国のまもりに力を尽くし、国の自立につとめる。あわせて、各国の歴史文化尊重して共存共栄を実現し、恒久の平和に貢献する。

日本国民は、千代八千代繁栄を達成し、世界に真の調和をもたらすことを宣言し、この憲法を制定する。

国歌 (1)

君が代

千代八千代

さざれ石の厳となりて

苔のむすまで

第一天皇

(天皇)

第一日本は、天皇のしらす (2) 君民一体 (3) の国家である

2天皇は、国の伝統祭祀主宰 (4) し、国民統合する。

3天皇は、国民幸せを祈る神聖存在 (5) として侵してはならない。

(皇位継承)

二条皇位は、三種の神器をもって、男系男子皇嗣継承する。

2皇位の安定継承のため、皇室は、その総意として皇室典範を定める。

3皇族宮家は、国が責任をもってその存続を確保しなければならない。

(天皇権限)

第三条天皇は、全国民のために、詔勅 (6) 共の利益のためを発する。

2天皇は、元首として国を代表し、内閣責任において、以下の事項を裁可 (7) することができる。ただし、同じ事項につき内閣から重ねて奏請があったときは、これを裁可する。

内閣総理大臣、国務大臣国会議長及び最高裁判所長官の任命

憲法法律政令及び条約公布

国会召集衆議院解散及び国政選挙公示

条約批准外交使節に対する全権委任国賓の迎接

大赦特赦減刑刑の執行の免除及び復権認証並びに栄典の授与

六 その他国政に関し重要ものとして法律で定めた事項

3摂政 (8) は、皇族に限り、皇室典範に基づき権限行使する。

第二章国家

(国)

四条 国は、主権を有し、独立して自ら決定する権限を有する。

2 暦 (9) 及び元号は、天皇がこれを定める。

3国号日本国語日本語、国歌君が代国旗日章旗である

4公文書は、必ず元号及び国語を用い、国民理解し易い文章 (10) で記さなければならない。

(国民)

五条国民要件は、父または母が日本人であり、日本語を母国語とし、日本を大切にする心 (11) を有することを基準として、法律で定める。

2国民は、子孫のために日本まもる義務 (12) を負う。

(公共利益)

六条 国は、この憲法に定める国民の権理 (13) 及び公共利益(以下「公益」という。)を国政において常に維持し、擁護する義務 (14) を負う。

2 前項の公益は、次の二章及びこの憲法全体を通じ、国民生活の基盤確保及び国のまもりを目的として規定される。

3公務員は、専ら公益の維持及び増進に従事する責務を負う。

4個人や団体の利益は、健康安全環境文化等、将来の世代にわたって必要公益のもとに得られることに留意し、その追求は、公益配慮して行うことを要する (15) 。

第三章国民生活

(家族)

七条家族社会の基礎であり、思いやりの心をもって互いに助け合う。

2子供は国の宝である。親は、子供の成長及び教育責任を負い、国は、その責任を補完する。

3婚姻は、男女の結合を基礎とし、夫婦の氏を同じくすることを要する。

4 家庭、地域社会及び学校は、相互連携して、国民の健やかな精神を育むものとする。

(国民基本的自由と権理)

八条 すべて国民は、主体的に生きる自由 (16) を有する。

2国民は、健康文化的な尊厳ある生活を営む権理 (17) を有する。

3 権理には義務が伴い、自由には責任が伴う。権理及び自由は、濫用してはならない (18) 。

4国内活動する全ての者、法人及び団体は、法律に基づき納税の義務を負う。

(教育)

第九条国民は、自ら学び自ら考える力を基本とする教育 (19) を受ける権理を有する。

2 国は、義務教育において、個性能力に応じた多様な選択肢 (20) を設けなければならない。

3国語古典素読歴史神話修身武道及び政治参加の教育は必修とする。

4教育勅語など歴代詔勅愛国心、食と健康地域祭祀偉人伝統行事は、教育において尊重しなければならない。

5学校給食は、健康配慮し、地域食材を用い、国内における調達に努める。

(食糧生活基盤)

第十条食糧は、主食である米作りを中心に、種子肥料も含めて完全な自給自足 (21) を達成しなければならない。

2 国は、農林水産業及び国民生活基盤となる産業従事者を保護育成する。

3農林水産業は、自然との調和を重視し、健康文化継承国土保全、食料安全保障等、国の重要な基盤として尊重されなければならない。

(健康医療)

第十一条国民健康に関わる情報は、医薬品食品添加物農薬遺伝子組換の安全性を含め、国がすべて国民に開示する義務を負う。

2国民は、必要医療選択する自由 (22) を有し、その選択をもって差別されない。

3 国は、国民食生活睡眠、適度な運動など心身の健康配慮し、疾病の予防や根本治療に努めるものとする。

(環境保全)

第十二条国民は、自然が命の源であることに思いを致し、生態系保護し、次世代美しい国土を引き継ぐよう努めなければならない。

2 国は、人口一極集中を避け、各地域経済的発展を支援する国土計画を作成し、災害時にも互いに助け合える体制を築くものとする。

(政治参加)

十三条国民は、政治に参加する権理を有し、義務 (23) を負う。

2 十六歳以上の国民選挙権を有し、十八歳以上の国民被選挙権を有する。

3 国は、報道等により、候補者情報国民に公平に分かりやすく知らせなければならない。

4選挙のための供託金は、国民の平均年収の十分の一を超えない。ただし、候補者となる権理を濫用してはならない。

5候補者及び議員本名帰化の有無 (24) 、収支等の情報は公開される。

(地方自治)

十四条地域風土信仰及び文化を護り、住民意思政治に反映させるため、地方自治体を設置し、その仕組みを法律で定める。

2地方自治体は、住民自律的意思に基づいて首長及び議員を選出し、条例を制定し、予算執行することができる。

3 国は、地方自治に対し、外国または国際機関から干渉を受けないよう措置を講ずる。

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2025-04-13

今上陛下の開幕宣言を以て「万博反対派は朝敵‼️」みたいにはしゃいでる奴、こういうのを君側の奸とか「玉座をもって胸壁となし、詔勅をもって弾丸に代えて政敵を倒さんとするもの」とか言うのかもしれないが、そもそも臣ですら無さそうなんだよな。

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2025-01-26

昭和天皇は大量殺戮である。崇拝、尊敬をしている日本人ヒトラーを崇拝しているネオナチと同レベルである

昭和天皇1945年以前までは主権者であった。

大日本帝国憲法をよめば自明でありこれを否定するものは無教養である

大日本帝国憲法では天皇大元帥、つまり日本軍総司令官である

当然開戦する権限ある。

当然戦争を開戦したのも天皇である

歴史学者山田朗氏もこう述べている。

 「違います。41年9月6日に開かれた御前会議の時点までは、確かに天皇は開戦を躊躇(ちゅうちょ)していました。しかし側近の日記や軍の記録などから見えてきたのは、そのあと天皇戦争への覚悟を決めていく姿でした」

 「10月には宣戦布告詔書の作り方を側近に相談しており、11月には軍の説く主戦論に説得されています。最終的には天皇は開戦を決断したのです」

https://digital.asahi.com/articles/ASS863DKVS86UPQJ00WM.html

ネトウヨゴミクズのような保守が「天皇戦争回避しようとしていたんだあああああああああああ」という戯言を述べるが主戦論に説得されて開戦したのは天皇である

故に開戦する権限があったのは天皇であり開戦したのも天皇でありその責任天皇である

この戦争により二千万人以上が犠牲になった。

日本は15日、ポツダム宣言受諾による70回目の終戦記念日を迎える。北京郊外、盧溝橋での中国軍との衝突に始まった戦火は最終的に東南アジア太平洋を席巻し、同地域全体では2000万人を超える軍民が犠牲となった。大日本帝国欧米植民地主義から解放戦争喧伝(けんでん)したが、「大東亜共栄圏」のためにアジア同胞からあらゆる点で収奪した。」

https://mainichi.jp/articles/20150814/mog/00m/040/006000c

当然この二千万人の犠牲は全て天皇責任である

また、各地での収奪レイプなども天皇責任である

千万人と言う数字ヒトラーを超える数字である

まさしく大量殺戮者であり極悪人ある。

昭和天皇を崇拝するネトウヨゴミクズ保守はまさしくネオナチでありクズである

バカネトウヨ

アメリカ中国虐殺したんだあああああああ」

というクソみたいな理屈を並べ立てる。

小学生レベル理屈である

他の国がしていたか虐殺をしていいと言う理屈などどこにもないのである

第一大日本帝国が行った戦争にはなんも正当性はないのである

なぜなら大日本帝国専制主義国家からである

民主主義人類普遍原理であり、専制主義は常に悪である

なぜなら、そもそも主権国民にあるものからである

自然権があり社会契約をするのは国民である

要するに主権(=憲法制定権力)を握るのは自然状態では国民なのである

それが他のものに渡っているということは「簒奪」以外の何者でもないのである

故に民主主義人類普遍原理であり、専制主義主権簒奪である

専制主義体制のものが不当な暴力体であり、「たとえ防衛戦争であっても」それを守ることは許されないのである

不当だからである

不当を守ることは不当だからである

我々日本国民合意により成立している日本憲法にも

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。 これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。 われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅排除する。」

https://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/a002.htm

と書かれてるように、民主主義人類普遍原理とし、それに反する専制主義排除することが書かれている。

日本憲法国民合意により成立してる内容であるため、上記の内容は私だけでなく日本人のほとんどが賛成する内容である

不当な戦争を行い二千万人を殺し、各地で奴隷化を進め、強姦を各地で起こした大量殺戮昭和天皇は明確な人類である

彼を崇拝する日本人はクズである

Permalink |記事への反応(0) | 05:20

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2023-08-16

anond:20230816112952

終戦詔勅お盆8月15日に発したってのは偶然なのかなんらかの意図があったものなのか。国家神道時代仏教行事あん関係いか

Permalink |記事への反応(0) | 11:40

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2023-06-13

anond:20230612125929

表現の自由戦士はまず法律と戦わないとなw

第九十八条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律命令詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。

憲法に優位する法律ってあるんですか?

Permalink |記事への反応(0) | 11:15

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2023-04-10

2222222222222日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅排除する。日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれ国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

Permalink |記事への反応(0) | 16:03

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2021-12-07

anond:20211207135608

実は、「日本首都東京である」という内容を直接的に定めた法律現在ありません。ですから、たとえば「名古屋日本首都とする」という法律を定めても、矛盾はないわけです。

もともと、明治時代になって京都から江戸遷都したときは、天皇詔勅(しょうちょく)によって東京が都であると決まりました。近代的な法律制度は後になって整備されましたが、戦前詔勅が優先であったので、法律首都を定める必要がなかったのです。

1868年天皇江戸「東京」とする詔勅を発し、翌年に皇居を移した。

天皇主権を失った戦後1950年に定められた首都建設法には以下の文言がありました。

第一条 この法律は、東京都を新しく我が平和国家首都として十分にその政治経済文化等についての機能を発揮し得るよう計画し、建設することを目的とする。

しかし、この首都建設法は1956年廃止されています。後を受けて成立した首都圏整備法の文言は、あたか東京都=首都自明であるかのようです。

二条 この法律で「首都圏」とは、東京都の区域及び政令で定めるその周辺の地域を一体とした広域をいう。

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2021-06-09

anond:20210122211512

漢文はそれ自体はそこまで重要ではないけど漢文書き下し文が読めないと戦前文章ほとんど読めなくなる。嘘だと思うなら終戦詔勅でも読んでみればすぐ分かる。そして古文だけど、これの実用性は皆無。

それと世界中エリート素養として自国文化を作った言語理解していないといけないというのがある。ヨーロッパならラテン語中東ならアラビア語みたいな言語エリートはなんだかんだで一度は触れてるしそれなりに読めるし読めないといけない。そして日本では漢文古文がそれにあたる。これが出来なくても日常生活では問題ないけど、これをやらないと世界バカにされる。

アホくさいと思うけどあるものしょうがないし俺もそう思う。でも文句を言ったところで改善するには世界革命でも起こしてエリート抹殺するしかないんだからしょうがない。

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anond:20210122211512

漢文はそれ自体はそこまで重要ではないけど漢文書き下し文が読めないと戦前文章ほとんど読めなくなる。嘘だと思うなら終戦詔勅でも読んでみればすぐ分かる。そして古文だけど、これの実用性は皆無。

それと世界中エリート素養として自国文化を作った言語理解していないといけないというのがある。ヨーロッパならラテン語中東ならアラビア語みたいな言語エリートはなんだかんだで一度は触れてるしそれなりに読めるし読めないといけない。そして日本では漢文古文がそれにあたる。これが出来なくても日常生活では問題ないけど、これをやらないと世界バカにされる。

アホくさいと思うけどあるものしょうがないし俺もそう思う。でも文句を言ったところで改善するには世界革命でも起こしてエリート抹殺するしかないんだからしょうがない。

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2021-06-08

anond:20210607234817

満寵

出典:フリー百科事典ウィキペディアWikipedia)』

満 寵(まん ちょう、? - 242年3月)は、中国後漢末期から三国時代の魏の武将政治家。字は伯寧。兗州山陽郡昌邑県の人。子は満偉・満炳・満氏 (司馬榦の妻)。孫は満長武・満奮。『三国志魏志「満田牽郭伝」に伝がある。

目次

1 生涯

1.1 酷吏として出世

1.2軍人として活躍

1.3 呉との攻防

2三国志演義

3脚注

生涯

酷吏として出世

身長は8尺(約190cm)あったと伝えられる。18歳の時に県の役人(督郵)になった。郡内で私兵を率いて乱暴していた李朔という人物は、二度と乱暴しなくなったという。高平県令を代行した際、督郵張苞張飛の子とは別人)の横暴を見てこれを逮捕し、その場で拷竟(=拷問致死)した上で、そのまま自ら官職を捨てて帰郷したという逸話を持つ。

その後、曹操に仕えた。曹洪配下の将が曹氏の権勢を笠に着て略奪を行った時、満寵は速やかにこれを逮捕した。そして曹洪から曹操への働きかけがあった事を知ると、直ちに処刑した。この行為曹操に大いに賞賛された。

楊彪逮捕された際、荀彧孔融に手心を加えるよう頼まれたが、満寵は規則通り(注によると、笞打ち)に訊問した上で、曹操に「処罰するなら罪を明確にすべきである」と直言した。このため曹操楊彪赦免した。

これらの事からわかるように、満寵は于禁と同様に誰に対しても公明正大で法に厳しかったが、傲慢ではなかったので人からまれることはなかった。

軍人として活躍

官渡の戦いの時期には、袁紹郷里である汝南太守を務め、袁氏与党の軍を滅ぼし、農耕に従事させた。

曹操荊州征伐に従い、曹操が帰還すると奮威将軍兼務し当陽県に駐屯した。

孫権国境に攻め入ると、曹操は満寵を召し還して再び汝南太守とし、関内侯の爵位を与えた。

後に、曹仁参謀として樊城に駐屯した。219年、劉備軍の関羽が攻めて来た時は、救援に来た于禁ら七軍が洪水により壊滅し、樊城も水没して崩壊しつつあった。ある人が曹仁降伏を進言したが、満寵は「山の水は引くのが速く、この状況は長くは続かない」と反対した。曹仁は満寵の意見を良しとした。徐晃の援軍を得て関羽撃退されると、満寵は安昌亭侯に進封された。

呉との攻防

曹丕(文帝)の時代には揚武将軍となり、三方から呉を攻撃したときも、それに従軍した。呉との江陵での戦いで功績を挙げて伏波将軍に任命され、新野に駐屯し仮節鉞となった。半年曹真・夏侯尚・徐晃張郃・文聘らとともに朱然交戦したが、戦死者も数多となり、江陵を攻められなかったので撤退した。また、曹丕の南征に従って、敵の夜襲を見破り散々に打ち破ると、南郷侯に進封されたが、最終的に魏軍は呉に敗れた。224年には前将軍に昇進した。

曹叡(明帝)が即位すると昌邑侯に進封された。

228年、曹休司馬懿・賈逵が揚州荊州豫州雍州涼州の五軍の指揮を執り、石亭・江陵・濡須東関三方から侵攻した。満寵は賈逵の軍に胡質達と共に監軍として従軍し、武昌を目指し進撃していたが、揚州方面の軍の指揮を執っていた曹休孫権の計略にかかり大敗したため、犠牲者も数万人以上となり、敗れている(石亭の戦い・「賈逵伝」[1])。また、司馬懿張郃らも江陵を攻め落れずに退却した。

同年、曹叡は濡須東関に賈逵・満寵らを命じて再び攻めてきたが、陥落させることができずに負けた[2]。

曹叡は呉・蜀漢に対して完全に専守防衛に行い、賈逵の死後に豫州刺史兼任し、曹休の死後に都督揚州軍事となった。揚州への転勤の際、汝南の民や兵士の多くが満寵を慕って勝手についていったため問題になり、詔勅により親衛兵千人を率いていく事が許され、その他一斉が不問とされた。

230年には征東将軍となった。冬に再び孫権合肥に攻め寄せる気配があったため、兗州豫州の軍を召集する事を上奏し侵攻に備えた。孫権撤退する気配を見せたので、こちらも撤退するよう詔勅が下ったが、満寵は孫権撤退偽装と読み、引き続き備えを怠らなかった。孫権10日ほどしてから再び来襲したが、合肥を攻められなかったので無事に撤退した。

231年、呉の孫布という武将投降を申し入れてきた。王淩がこれを出迎えたいと申し出たが、満寵は投降偽装と読んだため、王淩に自重を求めた。偶然入朝する用事ができたため、留府長史には王淩が兵士要求しても与えてはならないと厳命しておいたが、王淩は自らの督将軍に僅かな手勢だけを与えて孫布を出迎えに行かせた。王淩は呉に敗れ、孫布の夜襲により兵の多く失うことになった。

満寵と王淩はこれ以前から対立しており、満寵が召喚されたのも、王淩の息のかかった者が満寵を老いと疲れにより耄碌していると讒言たからであった。満寵と目通りした曹叡は、満寵が壮健なことを確認できたため[3]、任地に返そうとした。しかし満寵はこのまま朝廷に留まることを願った。曹叡は満寵を馬援・廉頗に準え鼓舞した。

232年、呉の陸遜が廬江に侵攻してきた。部下達がすぐに救援に赴くよう勧めたが、満寵は落ち着いて対処すれば良いとした。軍を整え、陽宜口まで赴いたところで呉軍は既に撤退した。

233年、孫権は毎年のように合肥侵攻を企てていた。合肥城は寿春の遠く南にあり、江湖に近接した位置にあったため、過去の攻防戦においては呉の水軍の機動力の有利さが発揮されやすい展開が多くあった。満寵は上表し、合肥城の立地の欠点を指摘した上で、北西に30里の地に新たに城を築くことを進言した。蔣済がこれを弱気作戦であり、味方の士気を削ぐことになると反対したが、満寵は重ねて上奏し、兵法道理を引きながら築城長所を重ねて主張した。尚書の趙咨は満寵の意見を支持し、曹叡の聴許を得た。こうして合肥新城が築かれた。建設に莫大な費用がかかることもあって、合肥城ともども廃れていった。

同年、孫権合肥に攻め寄せたが、合肥新城が岸から遠い場所にあったため、敢えて上陸しようとしなかった。しかし満寵は、孫権武威を振るっているので、必ず陸に上がることに違いないと判断した。伏兵として歩騎兵を6千用意したところ、果たして孫権上陸したため、伏兵により百人の首を斬った。

234年、孫権は十万の軍勢である呼称合肥新城に攻め寄せてきた(「明帝紀」)。蜀漢諸葛亮の北伐(五丈原の戦い)は孫権呼応して(「満寵伝」)、二十万の軍勢である呼称し祁山に攻め寄せてきた。合肥魏軍が苦戦に陥り、これを恐れていた満寵は合肥新城放棄し寿春へ撤退する作戦を願い出たが、曹叡に拒絶されている(「明帝紀」)。満寵は、合肥新城へ救援に赴き、数十人の義勇兵を募り、松と麻の油を用いて風上より火をかけ、呉軍の攻城兵器を焼き払った上、さら曹操孫権の甥孫泰を射殺した。張穎達とともに力を尽くして戦ったが、呉軍は依然として頑強に猛攻した。魏の中央大軍が迫ったので、孫権は大損害を受ける事を避けて、曹叡の援軍が到着する前に撤退した(合肥新城の戦い)。

235年春、孫権江北に兵を送り屯田を始めさせた。満寵は、収穫の時期に屯衛兵達が各地に点在し、陣が伸びきったのを見て、これを襲撃すべきと判断した。また各地の県長に軍を率いて東上させた。さらに各地の屯衛を撃破させ、穀物を焼き払った。詔勅により軍功が称され、鹵獲品は全て将兵恩賞とされた。

曹叡が没し曹芳(斉王)の時代になった238年3月[4]、老年のため中央召喚され太尉となった。家には余財がなかったため、詔勅により特別物資が下賜された。加増による領邑は9600戸になり、子と孫2人が亭侯とされた。

242年3月[5]死去した。景侯の諡号を贈られた。

子孫の満偉(子)・満長武(孫)・満奮(孫)もまた、身長が8尺あったと伝わる。満偉は人品に優れており衛尉まで上り、満長武は満寵の風格を有していたという。しかし、司馬昭に疎まれ殺害され、父の満偉もまた失脚し、平民に落された。満奮は満偉の弟の子であり、やはり満寵の風格があったという(『晋諸公賛』)。西晋時代尚書司隷校尉となった。

また、満寵のもう一人の子満炳は別部司馬となった[6]。

三国志演義

小説三国志演義』では、劉曄の推薦を受けて曹操の家臣となり、楊奉配下だった旧知の徐晃曹操陣営に引き入れることに成功するなど、物語の初期においては弁舌の士という描かれ方がされている。

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2021-02-11

ウイグル問題について冷淡なやつはリベラルじゃない理由

日本国憲法前文の全文貼っておくね。

これがウイグル問題について、ネトウヨガーとか言っちゃいけない理由のすべて。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれ国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

百回ぐらい読んだけれど、どこにも

日本人はいくら何を言ったってどうしようもない話で、そんなのに熱心だからって、それはただひたすら世界平和を祈るような話で、何程も現実を変えない

とか冷淡であっていいなんて書いてない。

しろ熱心に関わるべきだし、積極的外交手段を用いて助けるべきなのだと書いてるようにしか読めない。

えーとえーと……グイウル!

とか言ってるひと。

日本国憲法精神に立ち帰ってくれよ。

ネトウヨに「ウイグル問題はどうなんだ」と言われたときに、すぐに「そんなもの許せるわけがないだろう!」と断言してくれよ。

お願いだから

こんなあからさまな人権問題について、なんでネトウヨ挑発ってことにしてしまうんだよ。

おかしいだろ。

Permalink |記事への反応(1) | 00:03

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2019-08-03

「彼等は常に口を開けば直ちに『忠愛』を唱へ、恰も忠君愛国自分の一手専売の如く唱へて居りますが、その為す所を見れば、常に玉座の蔭に隠れて政敵狙撃するが如き挙動を執って居るのである。彼等は、玉座を以て胸壁と為し、詔勅を以て弾丸に代へて政敵を倒さんとするものではないか。此の如きことをすればこそ、身既に内府に入って未だ何も為さざるに当りて、既に天下の物情騒然として却々静まらない。…又、その内閣総理大臣地位に立って然る後政党組織に着手するといふが如きも、彼の一輩が如何に我憲法を軽く視、其精神のある所を理解せないかの一斑である

Permalink |記事への反応(0) | 20:51

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2019-04-19

anond:20190419055726

引退するのはいいけど皇太子摂政に立てれば済んだ話だろ

こんなん当時散々言われてたはずだけどな

お気持ち表明とか言ってたけど結局は詔勅のつもりでやってんだよ

その割にさっさと元号決めさせずに国民負担を強いるのを黙認したってとこも無責任まりなしだしね

Permalink |記事への反応(0) | 06:03

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2018-12-01

書き換えコピペによさそうな文章見つけてきた

彼等は常に口を開けば、直ちに忠愛を唱へ、恰も忠君愛国自分の一手専売の如く唱へてありまするが、其為すところを見れば、常に玉座の蔭に隠れて政敵狙撃するが如き挙動を執って居るのである。彼等は玉座を以て胸壁となし、詔勅を以て弾丸に代へて政敵を倒さんとするものではないか


これ自分な嫌いな勢力になんでも置き換えられそうだな、やっぱ昔の人間はすごいわ。

これを言っているのは憲政の神様という話らしいが。

Permalink |記事への反応(0) | 23:56

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2017-10-12

anond:20171012110523

第98条 【最高法規条約及び国際法規の遵守】 第1項 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律命令詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。 第2項 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。

Permalink |記事への反応(0) | 12:05

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2017-05-22

天皇棍棒にすべから

右翼だろうが左翼だろうが、自分の気に食わないものを殴るために天皇を持ち出すのはよくない、ただそれだけの話だ

彼等は常に口を開けば、直ちに忠愛を唱へ、恰も忠君愛国自分の一手専売の如く唱へてありまするが、其為すところを見れば、常に玉座の蔭に隠れて政敵狙撃するが如き挙動を執って居るのである。彼等は玉座を以て胸壁となし、詔勅を以て弾丸に代へて政敵を倒さんとするものではないか

と思ったら百年前から同じこと言われてやがった

Permalink |記事への反応(0) | 11:37

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2017-05-07

平和を愛する諸国民の公正さにおいて我々(日本人民)は名誉ある地位を得たいと思う

だっけ

憲法前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府行為によつて再び戦争惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威国民に由来し、その権力国民代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法法令及び詔勅排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互関係支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐ国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国無視してはならないのであつて、政治道徳法則は、普遍的ものであり、この法則に従ふことは、自国主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想目的を達成することを誓ふ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:33

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2017-02-25

森友学園国有地取得で会計検査

森友学園国有地取得で会計検査

https://this.kiji.is/207438898890506241

情報提供の受付

https://www.jbaudit.go.jp/form/information/index.html

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51052?page=2

二次創作」の愛国教育は、戦後社会に見られるひとつ伝統芸であり、サブカルチャーであり、この分野に詳しい者にとっては見なれたものである

戦前っぽいもの」のパッケージは、戦後長らくつづいた保革対立のなかで形成されたものである

保守勢力自民党文教族文部省など)は、教育の荒廃が叫ばれると、かならず国旗掲揚国歌斉唱、「教育勅語」の再評価修身の復活などを主張してきた。

国旗国歌問題に火をつけた第三次吉田茂内閣天野貞祐文相は、その嚆矢である内藤誉三郎(文部事務次官参議院議員第一大平正芳内閣の文相)のように、「天壌無窮の神勅」を学校で教えるべきだと主張した例もある。

教育機関国民国家歴史や意義を教えることは必要である国民国家は、現在国際政治基本的単位だ。これを否定するつもりはない。

グローバリズム時代国民国家というシステムいかに無理なく保守管理運用していくか。政府への盲従や排外主義などの欠陥は認識しつつも、こうした問題に取り組んでいくことは欠かせない。

パッケージを丸呑みするかいなかの二者択一は、あまりに単純すぎる。

ナショナリズムはいつどこで芽生えるか →戦争で負けている側である

あるいは学歴を誇る人間はいつ登場するか。→落ちぶれてそこしか砦がなくなった時である

東大卒のりょーすけさんなどは、もう道具として使う。ふつうはそういうものだ。

東大生かくあるべし、みたいなことを言い出すのはかなり痛い

今日ほど「君が代」に関する議論劣化した時代はほかにないだろう。

君が代」を歌うか、歌わないか問題はあまりに単純に二分化され、歌えば保守愛国であり、歌わなければ左翼反日である即断される。そしてこの単純な白黒図式に基づき、「愛国者」を自任する者たちが、気に入らない相手に食って掛かるしかも、驚くべきことに、この「愛国者」を自任する者たちの多くは、「君が代」の歴史意味をロクに知らないのだ。「君が代」は、敵と味方を判別し、敵を吊るし上げるための単なる「踏み絵」と化している

1999年に「国旗国歌法」が施行された

ネットモブ」が「ネット右翼」と呼ばれたために、その主張も「保守」や「右翼のもの勘違いされてしまった。この結果、昨今のナショナリズムの「再評価」とあいまって歴史的な経緯に詳らかではないネットユーザーのなかで、劣化した議論が急速に肥大化してしまった。

1890年2月帝国議会の開会を直前に控え、地方治安維持をつかさどる県知事(内務官僚)たちは、「文明と云ふことにのみに酔ひ、国家あるを打忘れた」自由民権運動抑制するため、「真の日本人」を育成する国民道徳樹立を求めた。

→とはいえ、当初の「教育勅語」の内容は、後世の文書などにくらべて、意外にも慎ましいものだった。

日本神の国であり、世界指導する権利がある」などという大それた神国思想は、「教育勅語」のなかに見られない。これは、『国体の本義』(1937年)や『臣民の道』(1941年)などで、教育界に広められたものである

しろ教育勅語」の内容はかなり抑え気味だった。たしかに、「我カ皇祖皇宗国ヲ肇ムルコト宏遠ニ」「天壌無窮ノ皇運」など神話にもとづく記述もあった。だが、そこに掲げられた個々の徳目現実的で、日常的な振る舞いに関するものが多くを占めた。

当時の日本に、空想をもてあそぶ余裕などなかったのだ。

日本日清戦争日露戦争勝利し、帝国主義列強一角を占めるにいたって、かえって問題が指摘されるようになった。大国日本国民道徳として、「教育勅語」はあまりに物足りないのではないかと注文がつきはじめた

君主たるもの特定政治的宗教的思想的、哲学的立場に肩入れする言葉を使うべきではなく、またその訓戒も「大海の水」のごとくあるべきで消極的否定言葉を使うべきではない

また、井上帝国憲法の起草者として立憲主義尊重し、「君主臣民の良心の自由に干渉せず」と述べて、「勅語」を軍令のように考える山県の構想も牽制した。

もちろん、自由民権運動対策念頭にあったこともあり、独立自治などにつながる徳目が慎重に排除されていることは見逃せない。その一方で、その内容は、神国思想軍国主義権化のごとき過激ものでもなかった。

追加修正

西園寺公望は、明治天皇の内諾を得て、「第二の教育勅語」の起草に着手した。

1919年、『勅語衍義』の執筆者井上哲次郎によって「教育勅語修正を加へよ」という論考が発表された

この提言の背景には、同年に朝鮮で起きた三・一独立運動の衝撃があった。

結果的に、「教育勅語」の不足分は、ほかの詔勅の発布で補うかたちが取られた。1908年発布の「戊申詔書」、1939年発布の「青少年学徒ニ賜ハリタル勅語」などがそれにあたる。

1948年6月衆参両院の決議では、「教育勅語等」として「教育勅語」だけではなく「軍人勅諭」「戊申詔書」「青少年学徒ニ賜ハリタル勅語」などがセットで排除および失効確認されている。これらの詔勅が一体的に理解されていた証左

教育勅語」は、狂信的な神国思想権化ではないが、普遍的通用する内容でもなく、およそ完全無欠とはいえない、一個の歴史的文書にすぎない。その限界は、戦前においてすでに認識されていた。

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2015-09-26

韓国の歴史メモ

紀元前108年~220年:漢     (植民地

221年~245年:魏         (植民地

108年~313年:晋         (植民地

314年~676年:晋宋梁陳隋唐  (属国

690年~900年:渤海        (属国

1126年~1234年:金        (属国

1259年~1356年:モンゴル    (属国

1392年~1637年:明        (属国

1637年~1897年:清        (属国

1897年下関条約により清の属国から解放される←←←←←←ココ重要

1903年ロシア朝鮮半島を南下。日本の尽力によりロシア属国化回避

1905年1945年日本保護国併合

1945年1948年アメリカ(非独立)←←←←←←ココも重要

1948年大韓民国成立(アメリカ軍による朝鮮統治によって国家基盤が形成され成立)

1948年軍事独裁政権誕生

1948年済州島4.3事件 3万人虐殺

1950年朝鮮戦争 400万人殺し合い

1950年保導連盟事件 30万人虐殺

1951年国民防衛軍事件10万人虐殺

1951年居昌事件 8500人虐殺

1979年:軍出身大統領政権誕生

1980年光州事件 600人虐殺

1993年:初の文民政権誕生←←←←←←韓国民主化してまだ20しかたっていない

1997年アジア通貨危機国家財政崩壊によりIMF土下座

2012年米韓FTA可決、事実を知った国民火病デモをするも後の祭り

日清戦争講和条約下関条約

日清戦争講和条約は第一条から朝鮮独立国と認めて朝鮮から清への貢物は廃止する」。

日清戦争清国側の宣戦詔勅にはっきり 『朝鮮ハ我大清ノ藩屛タルコト二百余年…』(和訳)と謳った上で戦闘状態に入った上での馬関条約一条

Permalink |記事への反応(1) | 07:53

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