
はてなキーワード:視力検査とは
清潔感について初めて意識したのは、はっきりしたイベントがあったわけじゃなくて、「なんか俺って、集合写真で一人だけ“汚い側”に分類されてないか?」と、じわじわ気づいていった感じだった。学生の頃の写真を見返すと、笑えるくらい一貫している。髪は伸びっぱなし、Tシャツは首が伸びてヨレヨレ、肌はテカりとニキビと青ヒゲ。別に全身が不潔というほどではないけど、「清潔感あります」と胸を張れる要素が一つもない、みたいな中途半端さ。
最初に殴られたのは、会社の健康診断のときだった。視力検査だの採血だのを終えて、最後に医者と一対一で結果を話す。そこで、内臓とかより前に「生活の乱れが、見た目にはっきり出てますね」と軽く言われた。髪と肌と体重のことだったらしい。具体的に説教されたわけじゃないけど、「あ、これは同僚にもそう見えてるんだろうな」と思ったら、帰り道ずっと気分が悪かった。
とはいえ、その一言で即座に人が変わるわけもない。僕は相変わらず、朝ギリギリに起きて、寝癖のついた頭のまま会社に行き、前日脱いだシャツをそのまま着ていた。たまに「さすがにマズいか」と思って鏡を見るが、そこでやることといえば、水で前髪を押さえるくらい。根本的な改善は何もしていなかった。
本格的に「これはまずい」と思ったのは、たぶん夏だったと思う。満員電車の中で、自分の汗とシャツの生乾きの匂いと、何かよく分からない脂っぽい匂いが混じった「自分のにおい」を、はっきり自覚してしまったときがある。汗っかきな自覚はあったけど、「男なんてこんなもんだろ」と思っていた。けれど、その日は隣の人がさりげなく一歩だけ距離を取ったのがわかった。あれは完全に、僕からの逃避行動だった。
そこからの変化は、「よし今日から清潔感を上げるぞ!」みたいな立派なものではなく、「とりあえずこの不快さだけ何とかしたい」という、その場しのぎの延長だった。制汗スプレーを買い、帰宅後すぐシャワーを浴びるようになった。夏場に限っては、これだけでもだいぶマシになった。清潔感とは呼べないけど、「自分で自分を無理だと思う瞬間」が少し減った。
髪に関しても似たような経緯だ。元々は千円カット派で、「短くしてください」「はい」終了、という感じだった。それを変えたのは、仕事で外部の人と会う機会が増えたことだったと思う。ある日、取引先に行ったとき、相手の若手営業がやたらと「ちゃんとして」見えた。顔の造形が特別いいわけでもないのに、髪型とスーツと靴が全部ちゃんと整っていて、「同じくらいの年齢なのに、こっちは学生バイトみたいだな」と妙に落ち込んだ。
その帰り道、勢いで駅ビルの普通の美容室に入った。雑誌を見せて「これにしてください」とかじゃなくて、「どうしたら普通になりますか」とほとんど泣きつきに近い相談をした。美容師さんは笑いながら、「前髪が目にかかってるのと、襟足がモサッとしてるのが“疲れて見える”原因ですね」と、具体的に教えてくれた。それ以来、「前髪が目にかかったら切る」「後ろがもたついてきたら予約する」という、最低限のラインだけは守るようになった。毎月きっちり、なんて立派なものではなくて、忙しければ二ヶ月くらい空くこともあるが、「自分の髪型を放置し続けない」という感覚は、そのときようやく身についた。
肌とヒゲに関しては、もっとズボラだ。最初は安い洗顔フォームでゴシゴシやって満足していたし、化粧水なんて「女の人のやつでしょ」と思っていた。決定的だったのは、会社のトイレの鏡で、自分の鼻周りがテカっていて、青ヒゲがまだらに残っているのを、ふと真正面から見てしまった瞬間だった。別に誰かに指摘されたわけじゃない。ただ、自分で見て「これはちょっと無理だ」となった。
そこからも別に、一気にフルスキンケアに移行したわけではない。最初は、剃刀負けしにくい電気シェーバーを買い替えた程度だ。それだけでも、「昼過ぎになると顎のあたりがザラザラしてくる」という現象が多少マシになった。しばらくして、「洗顔したあとに何も塗らないと突っ張る」という不快感に耐えられなくなって、ドラッグストアで店員さんに「男向けで、一番楽なやつください」と聞き、オールインワンのジェルを一本だけ買った。それを、毎日ちゃんと塗るというより、「風呂上がりに目についたら塗る」くらいの緩い頻度で続けていたら、ある日「あれ、前ほどテカってないかも」と気づいた。努力というより、面倒くさがりなりの「最低限の手入れ」が、時間をかけて効いてきた感じだ。
歯と口臭は、清潔感というよりは健康目的から入った。虫歯っぽい違和感が出て、仕方なく歯医者に行ったら、石みたいな歯石をごっそり取られて、その夜に口の中がやけにスッキリしていることに驚いた。それからは、定期検診のハガキが来たらとりあえず予約する、ということだけ守るようになった。ホワイトニングまではしていない。ただ、茶渋が減った状態を一度経験すると、「コーヒー飲んだら水くらい飲むか」「寝る前にフロスくらいするか」と、少しだけ行動が変わる。これも「意識高いケア」というよりは、「数秒で済むし、後が楽だからやるか」という怠惰由来の習慣だ。
服装は、一番時間がかかった。いきなりクローゼットを総入れ替えしたりはしなかったし、今もファッション誌を読んでいるわけではない。ただ、洗濯機から出したときに「これはもうヨレ過ぎてるな」と自覚した服を、何となくハンガーにかけずにそのまま処分袋に入れる、ということを繰り返していたら、数年単位で「明らかに古くてみすぼらしい服」が減っていった。買い足すときは、店員さんに「こういう服(今着てるやつ)と同じような感じで、もうちょっときれいに見えるやつありますか」と正直に聞くようにした。恥はかいたが、そのおかげでサイズの合ったパンツと、変なロゴの入っていないシャツが少しずつ増えた。
匂いの対策は、正直いまでも完璧とは言えない。汗のかきやすい季節は、朝シャワーを浴びるようになったし、ワキと足にはスプレーを使うようになった。冬場はサボってしまう日もある。それでも、「一週間に一度も風呂に入らない」みたいな時期が昔は本当にあったことを考えると、人間としてはかなり進歩したと思う。
こうして書くと、なにか計画的に一個一個の要素を攻略していったように見えるかもしれないが、実際は「何かのきっかけで一部分だけちょっとマシにする→それに慣れる→別の部分の粗が目立つ→しょうがないからそこも少し直す」を数年単位で繰り返していただけだ。毎月の目標なんて立てていないし、「この半年で激変!」みたいな劇的な瞬間もなかった。気づいたら、「昔の自分の写真を見ると『うわ』となるけど、今の自分はギリ見られる」くらいにはなっていた、という感じだ。
清潔感というのは、そういう「ちょっとだけマシにする」を何度もやった累積ポイントみたいなものなんだと思う。ちゃんとした人から見れば、今でも僕の清潔感は中の下かもしれない。でも、過去の自分と比べれば、だいぶマシだし、その差分が日常生活のストレスをかなり減らしてくれた。初対面の場で「まず見た目でマイナススタート」という感覚が薄れて、人と話すときに余計な自己嫌悪を抱えなくて済むようになった。
だから、本当にリアルなことを言うと、「毎月ひとつ取り組め」とか「この順番でやれ」という話ではなくて、「いま一番、自分で見てもキツい部分を、今よりほんの少しだけマシにする」「それを何回か繰り返す」というだけだと思う。僕はたまたま、髪だったり匂いだったり歯医者だったり、きっかけがバラバラに訪れただけで、どこから始めてもいい。
清潔感を手に入れたというより、「清潔感ゼロの状態から、徐々にマイナスを削っていったら、気づいたらプラス寄りに来ていた」というのが、実感に近い。立派なビフォーアフター写真はないけれど、昔の自分を知っている人から「最近、ちゃんとしてるよね」と言われたときにだけ、「ああ、あのとき健康診断で医者にチクッと言われたのも、満員電車で一歩離れられたのも、意味はあったんだな」と思う。
ADHDなので一般的な仕事がうまくできない。それに気づくのに、新卒で社会に出てから5年以上かかった。
できないことはしょうがないので、士業資格を取って独立し、自分の仕事をできるだけ自分でコントロールできる環境を手に入れたい。そう思って、仕事終わりに資格学校へ行き勉強をする、という生活を続けている。
資格を取って、修行を積んで独立した後に、いったいどんなふうに仕事をしたいのかを考えた。自分で自分の望む環境を手に入れられたとして、いったいそこでなにをするのか。
いろいろ考えたけど、ADHD的傾向を強く持つ人間も持たない人間も、なるべくストレスのないような環境の事務所を運営したいな、というのが残った。
どういうことかというと、まあ思いつきなので結構極端なのかもしれないけれど、「なんか生きづらいな~」と思うような人が、気軽にメンクリにいける空気を、俺の周りにだけでも作りたいっていうことだ。
目が悪い人が眼下に行って視力検査をするように、IQテストを受けて自分の認知の癖を知る。そしてそれを周りとも共有して、みんながみんなストレスをなるべく感じないでいいような空気、そういうものを作りたい。
「俺はこういう傾向があるからこうしてくれると助かる。逆にこういうことは得意だから気軽に頼んでくれて構わない。」そういうことが言いやすい職場っつうのを作ってみたいと思った。
世界というもののシステムが多数派に合わせてデザインされているのは仕方ない。そのシステムは日々進化して、世界のスピードはどんどん上がっていく。その結果、脳のチューニングが世間に求められているのとずれている人、ずれてしまった人っていうは、いなくなることはないだろう。
そういう人に対して、「見えにくいなら眼科行けば?眼鏡かけるのと同じノリで薬飲んだらいいじゃん」というふうに言ってやりたい。俺も薬飲んでるからわかるんだけど、ほんとに脳の眼鏡とはよく言ったもので、世界がとっても、はっきりとくっきりと見えるようになる。そういうものの存在を教えてやりたい。
非常に狭い世界感でこの例えを引用していいのかわからないけれど、俺は、世間という大きなシステム、固く冷たい壁につぶされてしまう卵にとって、その卵たちにとっての籠を作りたい、そういうことを目標に日々勉強している。
タイトルの通りですが経緯などつらつらと。
父親が緑内障の罹患者で検査してもらったら?と勧められ、近所の眼科クリニックを受診することに。
(もともとは保険組合の健診で眼底検査するつもりだったけど40歳ジャストじゃないと受けられないみたいだったので普通に受診しました)
たまたま平日の午前中に時間があったので、「念のため検査してもらうかー」という軽い気持ちでクリニックへ。
受付後、問診票につらつらと記入。しばらくすると検査室に呼ばれて視力検査や眼圧検査etcをされる。
その後、中待合によばれ診察。
先生「特に眼圧は異状ないですねー。視神経乳頭は少し小さいようですが大丈夫なように見えます。OCT検査という検査で視神経に異状ないか確認できますがどうしますか?」
※OCT検査とは・・・眼の奥にある視神経細胞を撮影し、自動的に視神経の薄い部分が無いか判定してくれるという大変便利な機械を使って行う検査です。
結果発表。
先生「一部視神経が無くなっている場所がありますね。今まで視野が欠けているような感覚は無かったですか?」
増田「え、まじですか、、いや、視野の異常を感じたことは全然無いです。。。」
先生「そうですか、検査結果から視野が欠けている部分があると思うので視野検査もできますがやりますか?両目でだいたい30分くらいかかって900円くらい追加でかかりますが」
半円球状の機械に小さい点がピカピカ光って、光ったのが分かったらボタンを押す検査。結構つかれるのと本当に光ってるのか自信が無くなってくる。
検査結果
先生「やはりOCT検査の結果と同じ場所が欠損してるようですね。診断名は正常眼圧緑内障です。自分で調べるときはこの病名で調べてください。
治療としては他の緑内障と同じく眼圧を下げるようにします。点眼薬を毎日さすようにしてください。副作用として瞼が黒ずんできたりまつ毛が延びたりする可能性があります。
副作用が少ない薬もありますが、その場合は2種類の点眼をする必要があります。まずは1種類で済む目薬でいいですか?」
以上、緑内障が分かった経緯でした。とりあえず、早めに分かったので運が良かったかなと思います。
神経細胞の喪失は不可逆的に進行するので視野欠損に気づいた時点でかなり進行しているようです。
私は全く気付いていませんでした。
今まで知りませんでしたが、40代でも数%の方は緑内障の可能性があるようです。
緑内障は遺伝的な要素もありますが、強い近視もリスク要因の一つのようです。
40歳過ぎていたら検査をお勧めします。まあ病気については過度に恐れず付き合っていくしかないですねー
それでは皆様ご自愛ください。
以下追記
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割と緑内障の方多いようですね。
仲間がいて少し安心しました。気長に病気と付き合っていきましょう。
・心境の補足
やはり、今後視覚が失われてしまうんじゃ無いかという不安はありますが、先生からは(実際に進行した患者さんの視野の経過例を見せてもらいながら)亡くなるタイミングでこれくらい視野が残ればいいかなと言われました。(かなり中心付近の視野欠損まで進まないと普通の生活している分には支障を感じないようです)
急性の緑内障(頭痛とか眩暈とか併発するやつ)と違い、ゆっくり進行するようなのでぼちぼちと付き合っていくしかないかなー、と思ってます。
また、身近に緑内障の実例があって(発見は還暦過ぎてからですが)まだまだ見えているようなので自分の身体が動く内は大丈夫じゃないかなと割と楽観視してます。
・眼圧について
眼圧は正常範囲内ですが、日内変動もあるみたいなのでやはり眼圧を下げるのが進行を抑える鍵のようですね。眼圧がある程度低い方が緑内障になりにくいという研究結果もあるようです。
高血圧や睡眠時無呼吸症候群などもリスク要因のようです。(眼圧が上がっちゃうらしい)
ちなみに、増田は強い近眼・高血圧・睡眠時無呼吸症候群をコンプリートしております。近眼以外治療してませんがこれも少し相談してみようかな。
ちゃんと寝ましょう。
個人的には自宅でお手軽に眼圧測れるやつ借りれないかなーとか思ってます。次受診した時にでも相談してみるつもり。(メチャクチャ高そうですが)
・検診について
私の場合はですが、恐らく検診の追加項目分で行った眼底検査だと分からなかった可能性がありました。
見てもらった先生も私の目を直接見ても緑内障かどうか正直分からないと仰ってたので、もし検診を受けて緑内障疑いの結果が出なければ逆に「なーんだ、緑内障なんて無いじゃん♪」となって視野欠損してから気付いてた可能性もありました。
文明の利器に頼る方が精度は良さそうです。
検診で見つかる人もいると思うので意味がないとは思いませんが過信は禁物かと。
かなり疲れました。
特に二つ目の目を検査してる時はもう適当でいいか、、とか思いながらポチポチボタンを押していました。ちなみに欠損が大きかったのは初めに検査した方の目です。
自分で片目をつぶって外側から顔の中央に向かって指を動かすと、欠損してる範囲では指は見えません。真ん中付近まで動かしたらいきなり現れる感じです。(疑う訳ではないですが一応自宅に帰ってから試してみました。)
両眼で見ているので脳内で保管されてしまい、ほぼ違和感を感じないんだと思います。(脳みそスゲェ)
もしかしたら欠損がある方向から近づいてくる物体については距離感がおかしくなるかもしれませんね、、今まで不便を感じたことはありませんがガッツリ球技してたりすると致命的かもしれませんね。
Permalink |記事への反応(16) | 13:44
来年3月から運転免許証をマイナンバーに一体化すると市役所で更新できてオンラインで講習を受けられる様になるという。オンライン講習って動画流してページスクロールして終了ボタン押すと完了ってやつでしょ?
はっきり言って危ないから止めろ。そんなのどうせちゃんと見ない人間多数で講習の意味無くなるだろ。
増田はゴールド免許だ。だから更新は5年ごとで講習の時間も30分で終わりだ。
だが正直、30分では全然足りてない。最初に安全運転啓発ビデオみたいなのを見る。これだけで15分消費だ。その後に口頭で道交法や車両法の改正点や問題視されてる事故類型を説明するのだが、これが全然時間足りてない。だから「あとは『交通の教則』読んでおいてね」で解散となるんだが、どうせ殆どがちゃんと読んでないだろう(増田は全部読む)。
そもそも更新年数が伸びたら法改正点や問題になる危険行為は増えるのに、逆に短縮化してしまうというのが良くない。
というのもようつべのドラレコ動画なんか見るとなんかやべぇのだ。生活保守というの?危ない運転してるのはDQNで自分は正しい側に居ると信じ切っているような。なんで事故に至るか?という教習所でやった筈の危険予測的な視点がゼロ。
例えば右折の際に道路を向こうから横断する歩行者がいるのにそのままはねてしまったとする。すると「こんなドライバーには運転の資格がない」というコメが並ぶ。
しかし危険予測的な視点で見れば、フロントガラス横のAピラーに死角があり右折行動で車が向きを変えるのと歩行者の動きがシンクロしてAピラーの死角に入り続けてしまったと考えられるのだ。ドラレコはルームミラー裏に設置するからこの死角が無い。しかも最近車の衝突安全基準が高まったせいでこのピラーは太くなっているが、不格好なのでガラス端部の黒塗り、内装などでそれが判り難くなっている。
すると予防としては低速の右左折では顔を横か前後に動かして死角を見る癖を付けるという事になる。
最近流行りのデマの「クルドカー」も同じだろう。殆ど全部が定積載の解体屋トラックだ。そして近年車両法改正があったので「交通の教則」には積載時の最大はみ出し量が載っているのだ。読んでないって事なのだな。
運転は免許を受けてする行為なので業務の一つとして扱われる為、運転が日常行為であってもこういう態度は許されてないのだ。
そこで更新も自宅で動画放置してEULA読み飛ばしみたいな感じで終了でいいのかって事ですよ。
上から命じる形で「ここはこう変わったから覚えておきなさい」とされないとダメでしょ。
大体、視力検査や聴力検査(呼ばれて返事)、深視力(両目が見えてるか)、手足が無くなっていないかという障害の有無の確認なんかはどうすんの?
最近もマイナ免許にすれば詐欺が無くなる!という増田が沢山参照されていたが、
https://anond.hatelabo.jp/20241104113721
未だにこういうハイテクっぽいもの=安全という信者は多く居るんですな。この増田によると、マイナ免許反対は反社か脱税しているか日共との事だそうで程度が知れるのだが、この程度の人でも家のローンを組めると言うのは喜ばしい事でもある。
だがこういう人はこれまでの経緯も通信の仕組みも全然知らない。
公衆電話のテレホンカードは一時期、セキュリティが向上する筈だったICカードが導入された。磁気カードより改竄がやり難いとの判断だ。
だが実際はICリーダを使うとプリペイド額上限の引上げなども簡単で悪用が天井無しになり、旧来の磁気カード式に置き換えという形ですべて撤去されてしまった。
マイナ免許では免許情報をICチップに書き込むという運用を予定している。この時、警官に免許証の提示を求められてパスワードが必要ではナンセンスなので、そのまま読み取り出来るようになる筈だ。今も無接触でリーダにかざすとリーダと端末(パソコンなど)の間はUSB通信して平文で番号が送られるが、そこに免許情報も追加されるわけ。
危ない仕様だが、レンタカー屋で免許種別確認、電波が届かない場所での事故処理などを考えたらこうしないと困るのは判る。
だけど、これは満員電車にリーダを持って乗り込み、免許情報を集めて回るという方法が出来ないか?
また諸外国で問題になってるポピュラーな手口として、ATMのクレジットカード挿入口にカードリーダと暗証番号パッドを被せてしまうというのがある。これが格段にやり易くなる。例えばカーシェアの車に免許確認のリーダが設置されたりした場合などだ。
元増田などは銀行やコンビニのATMなどもインターネットを経由していると思ってるかも知れないが違う。これらは専用線が引かれている。インターネットはかなりセキュリティが低い通信システムだ。だからマイナの前の住民基本台帳ネットを作る際には公衆回線と繋げないという事が誓約されていた。
マイナカードはインターネットを使う事が前提で設計されているので暗号化が必須だ。だが暗号化は通信の全部にがされるわけではない。ヘッダの部分は平文なのだ。
そしてこのヘッダ部分に情報を載せてしまうサービスというのは絶対に出てくる。例えばセッションIDに入れてしまうなど。
またセッション乗っ取りによるログインなどもよくある事だ。レンタカー屋や保険代理店、元増田の場合だとARUHI店舗でローン申し込みの際にマイナカードを提示する。その読取り端末が無線だった場合、そのネットワークはちゃんとクローズドになってるの?って事だ。スマホなどWifiでは全部の端末に同じ情報が流される。各端末は宛先が自分以外のデータを全部捨てているだけだ。これは単に約束事なので破ることも出来る。全データを保存するアプリを入れたら免許番号と免許情報が集まる集まるってことだ。
なので総合すると、今まではコピーを盗んだりと物理的制約があった番号収集が自動化されて穴さえ突ければバカスカ集まるようになる。だからATMは未だ専用線引くしペイパルやyahooウォレットみたいな決済代行サービスは隆盛なの。ペイパルは別に日共が経営してるんじゃないよ。
という事で、利便性の為にドライバーの能力下がるのを許容するのは良くないし、変な安全妄想狂を騙してスリの巣に大衆を招くのも良くないというお話であった。
だったら生きている意味も価値もないと死ぬしかないと考えるのは早計だろう。
失明した後の話は実際に書いている人もいるのでその時に参考にすればいい。
じゃあ失明する前の話になるが、事故で突然の失明に至ることもあるだろう。
たとえば交通事故、労災事故、傷害事故による突然の失明もあるが、これは予防策は難しい。
病気や加齢に伴う緑内障、白内障は何とか進行を遅らせることはできる。
緑内障は視神経が高血圧などによって血流が悪く視神経が死滅して徐々に見えづらくなっていくもの。
例えると、デジタルカメラの光センサが徐々に劣化して反応しづらくなるようなもの。
これは毎月、眼科医にいって眼圧検査、視力検査をして、数か月ごとに視野検査(見える範囲)をやる。
それから眼圧を下げる目薬をして進行を遅らせるくらいしかない。
白内障は水晶体(レンズ)が白く濁って見づらくなるもの。これは濁りを取ったり、水晶体(レンズ)を
交換する手術でなんとかなる。
ここで、緑内障は光センサに相当する視神経が死滅してしまうもので、これは交換も再生も利かない。
目もそうだけど、歯も大事にしないといけない。体というものは100歳くらいにはほぼ人が死んで
特に病名も何もないので単なるかまってちゃんなんだろうけれど。失明リスクがあるのはワイもだな。
ワイは緑内障だから対処しないと数十年もすれば見えなくなるってわかってる。
緑内障の治療方法は存在しなくて、できるのは進行をゆっくりにするだけ。治療とされるものは生きている間だけ目が見えていたらいいという発想なんだな。
毎月通院して眼圧測定。半年に一回くらい視野の確認って感じ。あと、毎日目薬。
健康診断で緑内障疑いということだったので眼科に行ったんだが、その眼科はちょっと視力検査して問題ないと言ってきた。
1年後の健康診断でさらに異常を示す文言が増えていたので、また同じ眼科に行ったんだが異常なしと言われた。
念のために緑内障の診察をする病院をググってみたら、その手の病院はOCT検査をするという話をどこでも書いてたんだ。
いやいや、自分が眼科でしてもらったのは目視確認 +視力検査でOCTなんてなかった (というか、そこにそんな設備ないぞ) って思ったので、OCT持ってる病院に行った。
病院で調べてもらったら、OCTでも異常を認めるし、念のためにやってもらった視野検査でも欠損が始まっているとの結果だった。
ググったことで1年のタイムラグで対処できたのは不幸中の幸いだったが、町医者にかかるときは少なくとも自分の病気をチェックできるか設備見たほうがいいなって思った。
うちの母親は体が丈夫な上、歯並びも視力も良く肌質や髪質も良いというパーフェクト人類だったが、
その娘である私は父親に似て、歯並びは良くなく肌質と髪質には悩みが多かった。さらに視力は悪く、鼻炎持ちで、生理が重かった
だがうちの母親はパーフェクト人類だったため、病院に行ってその辺のケアをするという発想がなかった
私が小学校で健康診断を受けるたびに、歯列や視力について要検査のお便りが来ていたものの、それをきっかけに病院に行ったことはついぞなかった
高校生にもなると一人で病院に行ける。保険証をくれたら一人で行けるよ、と言ったら「保険証は失くしてしまった」と返ってきた。仕方がないので市役所で再発行の手続きをした
大学生になった際に一人暮らしを始め、住民票を移した。すると手元に保険証が届くようになり、また「病院に行く」と言って嫌な顔をされることもなくなったので、自由に病院に行けるようになった
行って分かったこととして、体のメンテナンスは定期的にした方がいい。初めて行った歯科では歯石がかなり付いていると驚かれたし、大学の視力検査では左目が0.02くらいの視力しかないと言われた。耳鼻科ではハウスダストアレルギーの可能性を指摘され、婦人科では血液中の女性ホルモンがかなり少ないと言われた
歯の検診をし、コンタクトを入れ、点鼻薬や低用量ピルの処方を受けたことで、生活の質は格段に上がった
やっぱり餅は餅屋、人体についてはお医者さんに任せるのがいい
両親揃って病院が嫌いだったのは何が原因だったのかはよく分からないが、嫌な思い出でもあったのかもしれない
それでも私は体の悪いところをお医者さんに診てもらうと安心する性格で、実際に処方や生活指導によって症状が良くなった
この話を職場の先輩にしたら、「自分は逆に些細な症状ですぐ病院に連れて行かれて、毎回注射されるのが嫌だったな〜」と言っていた
このスタンスの違いは大きい。ここが子供と親で異なると結構なミスマッチになるんだなと思った
未成年の医療費は無料の自治体もあるらしい。そんな場所で生まれ育った子供が羨ましい。いや、うちは親が病院嫌いだから、無料でも行かせてもらえなかったかもしれない