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2025-11-24

anond:20251124174615

麻生が「中国台湾に侵攻した場合には存立危機事態日本政府判断する可能性が極めて高い」と言い、安倍も「台湾有事日本有事」と言っている、そうやって前提条件を無視して「中国台湾侵攻=存立危機事態」と直結してしまっているのは集団的自衛権から逸脱しますよね、そういう迂闊な言い方はよくないですよね、という話を岡田はしている。

それを受けた高市は、しかし「台湾を完全に中国北京政府支配下に置くようなことのために(中略)戦艦を使って、そして武力行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケースである」「武力攻撃が発生したら、これは存立危機事態に当たる可能性が高いというものでございます」と明言してしまった。

明らかに中国台湾攻撃したら存立危機事態だ」としか受け取れないもので、だから武力攻撃が誰に発生することを言っておられるんですか?」という質問は単純に「その攻撃ってアメリカないし日本艦船への攻撃という意味だよな?」という助け舟であって、それに対して回答しなかった時点で「中国台湾攻撃したら日本存立危機事態だ」という集団的自衛権を逸脱した失言が確定してしまったんだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:59

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高市発言の「従来より踏み込んだ」って評価解釈違いが多くないか

まったく今までと何も変わっていないというのは少数派として

多分解釈としてはこの2パターンのどちらかで別れているんだと思う

1. 従来の政府見解や新三要件には沿っているが今まで明確にしなかった具体的ケースに言及した

 →具体化はしたけど今までも暗に言ってたことじゃん派

2. 従来の政府見解や新三要件からはみ出した言及をした

 →なに法解釈飛び越えたありえないこと言ってるんだよ派

で、その原因になってるのが高市岡田質疑の中で

最初高市岡田確認した過去の種々の政府見解について踏襲すると答えた

・具体的なケースとして質問をされたときに「台湾地域と申し上げる」「米軍が来援しそれを防ぐための何らかの武力行使が行われる」と最初の返答に高市は答えている

・ただし次以降の質問に関して「米軍の来援」を含んでおらず先程の返答が前提として生きているか不明

さら岡田の「どの国が攻撃された場合か?」という質問高市が明確に答えなかった

という要因から起こっていると自分は考えるんだけど

なんかもうはてなでは罵り合いしか起きてなくて解釈とか答弁内容の事実確認とか以前のレベルに落ちてきていると感じる

まず言うと自分は1の解釈をしてる派なんだけど

米軍の来援が以降どこまで含まれいるかというのは議論が分かれるしそこは高市が明確な発言をしなかった問題点であることは間違いないと思ってる

その上で岡田質問としておかしいのが「武力行使対象がどの国か?」という質問高市台湾を国じゃないと前提を切っている時点で日米どちらかしかなく

かつ日米どちらかが武力行使を受ければいずれも武力攻撃事態または存立危機事態集団的自衛権行使)の範囲内で既存の法解釈内でも問題がないケースになる

なので自分認識としては

・都度前提をきちんと説明しろ

台湾有事への具体的発言をするならアメリカ並びに周辺諸国協調を取ってからしろ

という批判高市発言への批判として適切だと感じている

ただ、当然2派の人には違う主張があると思うんだけどその具体的な理路が理解できてないからぜひ教えてほしい

Permalink |記事への反応(4) | 17:26

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anond:20251124131619

国連憲章51条を理由に、台湾集団的自衛権行使できると言いたいんだと思うけど…

 

台湾1971年国連決議国連の席を失っていて、加盟国じゃない。だから台湾けが攻撃された場合、それを理由に「日本国連51条を根拠集団的自衛権を使う」ってのは無理筋になる。

アメリカもだいたい同じで、相当に強硬姿勢と、怪しいロジックを使わないと、台湾に対する武力での介入は難しい。

Permalink |記事への反応(1) | 16:26

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anond:20251124130132

集団的自衛権って同盟国が攻撃受けたら自衛に協力するってことなんだからそのはずなんじゃないの?

ただ日本安保法制場合限定的集団的自衛権なので日本の存立と直接関係しない場所アメリカ攻撃受けた場合行使しないので台湾朝鮮半島などの極東有事を想定したもののはず

Permalink |記事への反応(2) | 13:06

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高市さんの台湾発言、「問題なし」と捉えている人も多いようだが、おそらく何が問題なのか理解していない状態もあると思う。

 

今回の「日本が直接攻撃されてなくても、台湾防衛名目武力行使できるのか?」という論点は、国内法だけ見ると「理屈としては可能性がある」、国際法まで見ると「ほぼ無理で、できても条件がめちゃくちゃ厳しい」というズレが問題なんじゃないか。それを説明せずに「できる」と聞こえる答弁をしたから、問題視される。

 

国内法では、2015年安保法制で「存立危機事態」という概念が入って、

・「日本と密接な関係にある国」が攻撃され

・そのせいで日本の存立が危ない

・他に方法がない

この3つを政府判断すれば、集団的自衛権限定行使ができるようになった。

台湾は「国」とは認めてないけど、「安全保障上の実体」として扱える余地があって、「台湾有事 →米軍動く → その妨害日本の存立を脅かす」というロジックを使うと、国内法的には理屈としてあり得る。

ここまでは「国内法だけなら、解釈としてギリOK」。

 

でも国際法はまた別。

国連憲章では「武力攻撃を受けた国だけが自衛権を使える」が原則

まり日本攻撃されてないのに自衛権を使うのは基本NG例外があるとすれば、

米軍攻撃されている

アメリカ日本に助けを求める

必要最小限の武力行使にとどめる

この集団的自衛権王道パターンだけ。

 

逆に言えば、台湾を守るために日本単独中国攻撃するのは、国際法上は完全アウト。「台湾への攻撃日本の存立に直結するから自衛権OK」という説も一応あるけど、国際法学ではマイナーすぎて、現実的正当化には使えない。

 

国内法では「やろうと思えば解釈上できる」、国際法では「ほぼできない」。この2つを分けて説明しないといけないのに、「できる」という部分だけが強調されると、外交的にも危うく見える。

 

これまでの政権は「線引きは曖昧にしておく」

という戦略をとってきていたのに、今回はそこに踏み込んだので、「おいそれ言っちゃって大丈夫?」という空気が強くなった。

 

から高市さん応援姿勢で「問題ない」と思いたいのは自由だけど、実際にはこの発言には問題がある。法解釈的にグレーな部分に踏み込んでおり、正しいことを言ったとは言えないというのが妥当ではないか

Permalink |記事への反応(4) | 13:05

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高市発言、「アメリカ参戦は条件でない」ことを説明する

今回の件、アメリカ関係ない。

国会での答弁、中国の抗議、アメリカ発言ニュース記事等を見ても、「アメリカが参戦」を条件にしてるとしているものはない。

もし米軍前提の話なら、アメリカもっと発言して絡んでくるはずだけど、そういうことは現在起こってない。

中国台湾に対して武力行使して、米軍が参戦して攻撃を受けたら日本集団的自衛権を発動する」

これが現在広まっている解釈だと思われる。

これについては、法律の第二条第四項の部分になる。

引用すると、

存立危機事態 我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民生命自由及び幸福追求の権利根底から覆される明白な危険がある事態をいう」

https://laws.e-gov.go.jp/law/415AC0000000079

ここでの「我が国と密接な関係にある他国」は一般的にはアメリカとされている。

しかし必ずしもアメリカだとは限らない。

今回高市首相

中国台湾武力行使したら、存立危機事態になり得る」

と答えた。

まり、「我が国と密接な関係にある他国」を「台湾」と解釈して答弁していると、「解釈可能」な答弁をしてしまったんだ。

ここで高市の内心の意図関係がない。発言が全てだから

ここで高市

アメリカが参戦して、アメリカ攻撃を受けた時、集団的自衛権行使して日本も参戦する」

と答えてたら、アメリカ関係するけど、

答弁をそのまま読み取れば、「我が国と密接な関係にある他国」を「台湾」と捉えている、と解釈可能状態になっている。

首相発言は非常に重要で、繊細なもの

から我が国と密接な関係にある他国」を「台湾」と捉えてる、と解釈されるような発言はしてはいけない

しかし今回それをしてしまった

撤回を求めても撤回しなかった

そのせいで、中国につけ入るスキを与えてしまった

台湾有事だと日本参戦するってことだろ、どうなの?撤回しろ」と言えるスキを与えてしまった

ここで高市

「いや、アメリカが参戦してアメリカ攻撃された時だけ、日本も参戦します」

と明言してしまうのもまずい。

日中間の話にアメリカ巻き込んじゃうから

逆に「アメリカ関係なく、中国台湾攻撃したら日本も参戦するよ」

と明言するのもまずい。

一応日中共同声明で日本中国立場理解すると言っちゃってて、形式上台湾中国の一部というロジックを貫いてる

しかし今回の発言は、台湾を国と捉えてるって話になってる

中国にしたら、内政干渉だという主張になる

台湾有事は、アメリカ関係なく日本参戦するよ」は確かに一見自然解釈のように見えるが、

これまではここをあやふやにすることで中国牽制していたし、中国も抗議できなかった

今回高市首相が「なり得る」と踏み込んでしまったので、中国は抗議してきた

中国無茶苦茶な国だとは思うが、火をつけたのは高市

酸素の充満する部屋で、火をつけたらそりゃ燃えるよねって話

酸素文句を言っても仕方がない

火をつけないことが首相の役目だった

ただ、今の日本国民の大半は、火をつけても良かった、燃やしてよかったと言ってるんだよね

日本国民がそれを選ぶなら、どうしようもないかもしれない

ただもし中国戦争になったら、日本は勝ったとしても大きな損害を被るよ

無傷で勝てるわけがいか

高市支持者がそれをわかっているのか、疑問だ

Permalink |記事への反応(0) | 12:36

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彼女イカレ人

職場に「イカレ」って呼んでる社員のおばちゃんがいる

彼女は人をいびるのが天才的にうまい

イカレは離婚してるが、何人かいる息子とは全員と連絡がつかないらしい


イカレはベテランなので業務について熟知しており、新人指導ができることになっている。

そして上司イカレには逆らわない(逆らえない、立場はともかくイカレの方が社歴も年齢も上なので)


イカレはネトフェミ並みの知性しかないので、飲み込みが早い人をとにかく可愛がるが

しんどい作業をすべて飲み込みが遅い人に押し付けるし、ロクに教えず出来ないと嫌味を吐き散らす

そうなると、飲み込みが遅い人は2ヶ月くらいで辞めるし、飲み込みが早い人も簡単業務しか覚える事が出来ない

実は教育もできないんだよね

皆気づいてるし恐らく上司も気がついているけどイカレを否定するとイカレた様に発狂するから何も言えない


イカから可愛がられる人は表面上はイカレと上手くやっている様だけど

彼ら彼女らに(人手不足なので)「友達や知人を紹介出来ないか?」ってお願いしても

イカレさんの対応が難しいので…」と心底しんどそうな顔で断られる

この事はイカレは当然知らない


一度、(イカレによると)イカレの友達って人がたまたま取引先にいて

一緒にご飯を食べに行った事があるけど、ひたすらイカレがどんなに困ったやつかを聞かされた挙げ句

彼女みたいな人を雇っている御社は凄い」と慰め半分呆れ半分で言われた事がある


正直、ここまで周りからの扱われ方がひどいと、イカレかわいそうだなぁと思ってしまった

動力も頭もあるのに、人当たりが腐った生ゴミ以下なだけで、人がどんどん周りからいなくなるし

知人がいても「困った知人」扱いで、イカレは親しいとか友人とか思ってるけど、相手からは全くそう思われていない

恐らく本人もその事に薄々勘付いてるから能力を誇示して「私はすごいのよー!!!」ってアピールするが

その方法が「イカレ」てるとしか思えない言動ばかりだから、完全に悪循環逆効果

人手不足のこのご時世にやっと入った新人をいびり倒して退職行使わせるまで追い詰めておいて、何が有能アピールなのか


結局この手のイカレみたいな困った人は、ブクマカと同様、人間扱いしたら負けで、人としての正しい道を説くのも無駄なんだよね

せいぜい「便利アイテム」として扱うしかない

よく手に取るけど好きか嫌いかは誰も考えない

便利なアイテムとしての価値はあるだけ、不快粗大ゴミであるブクマカより幾分はマシだが


つくづく、因果人種だなぁと思う

人と一緒にいられる人になれなかったんだろうね

あいうのってどこでどうすれば治るんだろうか?

Permalink |記事への反応(0) | 11:50

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左翼の駄目な所が煮詰まった記事

anond:20251124000433

大体の国民にとって「アメリカ台湾有事攻撃を受けた時に日本はどう立ち振舞うのかを明言する必要があったか」については議論余地があれど、同盟国が攻撃されたら日本防衛に周るというのは失言とは見做されてないのですよ。

それを左翼が「撤回必要」だとか「これは宣戦布告中国戦争を仕掛けてる」とか頓珍漢なことを言ってるから、令和では左翼が周りから白い目で見られているの。

中国関係悪化したこと経済影響は多少はある。一般人もそれは問題視してる。

一方で、脅して言うことを聞かせようという国に依存するのも間違いだからマーケット規模がデカくても依存しすぎないようにしていこうという転換期にしていくという言い分もわかるから「ならしゃーない」くらいに国民も多少納得してるっていう話だよ。

お前ら、自分たちの主張がファンタジー世界にあることを自覚してよ。日本中で誰も彼も戦争しようなんて言ってない。(もしかしたら一部の極右は言ってるかも知らんが、それはアホなんで無視していい)

しろ戦争を起こさせないための抑止力の話をしている。どうにかして中国による台湾への武力行使を止めたいんだ。

オールドメディア支持率を下げる報道に踊らされてる場合じゃないよ。現実をみよう。


追記

アホ左翼左翼の中でも考えがない人のこと・左翼全般を指さない)が返信つけたから補足しておくけど、「高市政権支持率65%」「台湾有事答弁問題ない50%」これが日本現実である

最低でも左翼思想は少数であることを認識すべきなのよね。

https://mainichi.jp/articles/20251123/k00/00m/010/107000c

https://news.yahoo.co.jp/articles/399c57ce95533e7a04157079c92fb804dc464a6f

俺は「なぜ普通の日本人高市政権を支持しているのか」、「台湾有事への回答が一般人の中で問題視されていないか」を文章化しただけだよ。

別にこの記事に対して左翼が何を喚こうとも俺は一向に構わないが、お花畑なのは国民じゃなくてあんたらだと自覚ないのが滑稽極まりないよ。

支持率を下げてやる記事を真に受けて、キャッキャしながらコメントしてるのが噴飯ものなんだと自覚できてないのがおもしろおかしいのよ。

国民が何も考えてないと嘆く前に自らの不明を恥じてバイアスを取り除いて世界パワーバランスなどを真剣に考えるべき。

追記2:

id:duckt "やっぱり「普通の日本人」って言うんだな"

これは自分右寄りから真ん中の人を指して言ったのだが、カテゴライズとしては微妙なのやも。この記事右寄りの人が真ん中の人たちの意見観測範囲で起こしたものなので。

そもそもだが、そういう論を出せる人は「アホ左翼」とは見なしていない。本記事はどこにもいない「戦争を望んでいる大多数の日本国民」を幻視しているアホ左翼に向けたものであることを理解いただきたい。

一方の意見しかない国家の方が遥かに危ういので、色々な意見を持つ国というのは良い。右に偏らないようするためにも、左側の貴重な見解発言されてしかるべき。

ただ元増田のように「それにしてもアホだな」っていうのが目についたので思わず書いた。

他にも高市氏の発言も知らず「アメリカ」と書いてるのに台湾のことを指してるがごとく書いたり、「オールドメディアの出す支持率信じちゃうの?」とか統計操作も辞さないならもっと悪い数値にするだろ常識考えろなどのように色々ダメ発言散見されるけれども、考えて発言してる人も多々見かけるのでまだまだ左翼も全体では捨てたもんじゃないだろうな。

再度書くが"それを左翼が「撤回必要」だとか「これは宣戦布告中国戦争を仕掛けてる」とか頓珍漢なことを言ってるから、令和では左翼が周りから白い目で見られているの"で、ちゃんと考えている人は、むしろそういう愚かな味方を諭して育てて欲しい。

はてブでも高市人気に比例するように愚かなコメントがとても目立つようになった。中には鋭い意見もあるのに、アホみたいなコメントにばかりスターが並んで埋もれている。とても勿体ない話だよ。

追記3:

そもそも高市発言を「戦争奨励」のごとく語るコメントがあるので温度感が違い過ぎて話にならんので補足する。以下の全文書き起こし記事から一部引用する。

https://note.com/osamu_iga/n/n9c15ef0c28f4

質問:「存立危機事態所謂まあ、限定した集団的自衛権行使ですね。これ以外の集団的自衛権行使、つまり限定の無い集団的自衛権行使違憲である、これは従来の政府の考え方だと思いますが、そういう考え方を維持されてますか?」

回答:「集団的自衛権一般行使を認めるものではなく、他国防衛すること自体目的とする集団的自衛権行使は認められないという政府見解に変更はございません。」

⇒単に台湾攻撃されただけでは日本は動かない(たとえ台湾国家承認したとしても他国である以上は集団自衛権行使はできない)

特にそのあとで「憲法我が国による武力行使が許容されるのは、所謂3要件を満たす場合自衛武力行使に限られます。そして、この3要件国際的に見ても他に例のない極めて厳しい基準でありまして、その時々の内閣恣意的解釈できるようなものではないと思っております。先程来、存立危機事態における武力行使についてお話がございましたが、これも限定されて集団的自衛権行使、即ちあくまでも我が国防衛するためのやむを得ない必要最小限度の自衛措置としての武力行使に限られていて、集団的自衛権一般行使を認めるものではなく、他国防衛すること自体目的とする集団的自衛権行使は認められないという政府見解に変更はございません。」と明言しており、戦争するぞなんて一言もいっていない。

じゃあなんで揉めてるのかといえば、集団的自衛権行使について、具体例を言及してしまたから。

質問:「どういう場合存立危機事態になるのか」

回答:「まあ、海上封鎖っていうのも、これ、戦艦で行い、そしてまた他の手段も合わせて、まあ、対応した場合には、武力行使が生じ得る話でございます。あの、例えば海上封鎖を解くために米軍が来援をする、それを防ぐために何らかの他の武力行使が行われる。まあ、こういった事態も想定されることでございますので、まあ、そのときに生じた事態いかなる事態が生じたかっていうことの情報総合的に判断しなければならないと思っております。」

台湾米軍が行って攻撃を受けたりなど、特定の事案があれば防衛に向かう可能性がある。この辺は日米安保に絡む話。そもそも台湾有事が発生したとして、アメリカ支援に行くなら日本米軍基地から出る可能性が高い。日本国内の米軍基地への攻撃も受ける可能性はある。流石の中国台湾のためだけにそこまでやらないと信じたいが。

特に「主に攻撃国の意思能力事態の規模、対応などの要素を総合的に考慮して、我が国に戦禍が及ぶ蓋然性ですとか、それから国民が被ることになる犠牲の深刻性、そして重大性などから判断することを、ま、これは判断するべきものだと考えておりますので、政府としてその持ち得る全ての情報総合して判断する」と発言しており、これは日本へ戦禍が広がり国民被害が出るのであれば防衛に出るということ。尖閣諸島だけでなく、沖縄中国領土だと嘯いている以上は、そのような想定もしておかなくてはならない。

これを以て戦争をしたがっていると考えるのは流石に早計というところ。本当にそんな発言だったなら支持率は1ケタ台に急落したことだろう。

あと、本件では岡田氏が明確にせよと言っておきながらいざ総理が明確にしたら、同じ舌で「言うべきではなかった」とかいうので馬鹿馬鹿しいなとは思ってる。

本件で明確にしなくてもよかったという声は多いが、明確にしてほしいと希望を述べたのは岡田氏本人だよ。明言したことについて総理にの言及するのもおかしな話だ。

繰り返すが「明確にする必要があったのか」は左翼でよくあった指摘の中では正しい指摘だが、とはいえ内容に誤りはないか撤回する必要がないというのが一般的な日本意見であり、故に「撤回要求している左翼」をアホと断じている。

更に一足飛びに戦争が起きるとか言ってる人は幻想である妄想ではなく現実をしゃべって欲しい。そんだけ。

そして改めてだが、「大多数の日本人は戦争を望んでいない。そして日本だけでなく台湾平和も願っている」。故に「侵略されないための議論はせざるを得ない」とも。

その方法論で議論を戦わせるならいいが、単なるレッテル貼りに終始している人たちは、もう少し何とかなりませんかね。

この記事を見てもなお「高市シンパ戦争したがってる」とかコメントする人は本当に文書を読む力がないよ。

Permalink |記事への反応(24) | 11:21

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anond:20251119092519

寧ろ不利になったんじゃねぇかな

中国は気にせんだろうけど

具体的な**ICJ判例引用箇所(逐語)**を示し、PRCの主張のどの部分がどの段落抵触するか精査をお願い。

では要求どおり、ICJ国際司法裁判所)の判例から「逐語(短い引用・25語以内)」を提示し、PRC中国)の各主張のどの部分がどの判旨(段落)と抵触するかを段階的に示します。

(注)ICJ判旨は事案固有の判断ですが、ここでは一般的権威ある法理として適用可能な箇所を引用対応させます重要な法的ポイントには出典を付けますので、対照参照してください。

まず:重要ICJ判旨(逐語引用・原文→日本語訳

引用は 25語以内 に制限しています出所併記します。)

ICJNicaragua v.United States, Judgment, 27June 1986)

英文逐語引用:“they thereforeaccept a treaty-law obligation torefrain ... from the threat or use of force.” iilj.org

日本語訳(意訳):「当事国は、条約上の義務として、脅迫又は武力行使を控えるべきことを受け入れている。」iilj.org

ICJ(同判決) —武力(威嚇)定義に関する逐語引用:“recourse to either the threat or the use of force against the territorial integrity or political independence ofanyState.” iilj.org

日本語訳(意訳):「いかなる国家領土統合性または政治的独立に対する威嚇あるいは武力行使への訴え。」iilj.org

ICJNicaragua判決武力報復許容範囲について)

英文逐語引用:“States do not have a right of 'collective' armedresponse to acts which do not constitute an 'armed attack'.” iilj.org

日本語訳(意訳):「国家は、『武装攻撃』に当たらない行為に対して集団的武力で応答する権利を有しない。」iilj.org

ICJ(Advisory Opinion: Legality of the Threat or Use of Nuclear Weapons, 1996)

英文逐語引用:“Thereis in neither customarynor conventionalinternational lawany specific authorization of the threat or use of nuclear weapons.” iilj.org+1

日本語訳(意訳):「慣習法にも条約法にも、核兵器脅迫使用を明示的に許す規定存在しない。」iilj.org+1

次に:PRCの主要主張と、ICJ判旨がどの点で抵触(あるいは制約)するか

PRC主張A:「台湾中国領土であり、統一中国の内政である

ICJの直接的“台湾領有判断存在しない(ICJ台湾領有を確定した判決はない)。また、国連総会決議2758は「中華人民共和国国連中国代表として回復した」と規定する一方で、決議文自体台湾主権帰属司法的に確定していない(文言解釈限界)。digitallibrary.un.org+1

該当ICJ根拠ICJ判例が示すのは「領土帰属は(歴史的権原・効果支配住民意思等の)事実的要素に基づいて判断される」という法理であり、単なる政治的宣言や一国内法(例:PRCの主張)だけでは国際司法上の領有確定を与えない(ICJ領土紛争事例の一般理論に相当)。Nicaragua 等は直接領有を扱っていないが、ICJ手法上記の要素を重視することを示す。iilj.org+1

結論(A):PRCの「台湾は法的に確定してPRCである」との一言主張は 国際司法ICJ)の基準から見て自動的な法的確定力を持たない。2758がPRC国連代表権を回復した事実はあるが、それは「代表権の帰属」を扱った政治決議であり、領土帰属司法的確定)とは別問題と解される。digitallibrary.un.org+1

PRC主張B:「必要なら非平和手段武力)も辞さない(反分裂国家法に基づく)」

該当ICJ根拠(直接的):Nicaragua判決は、国際法UN憲章 Article 2(4))に基づき「脅迫または武力行使」を禁止することを明確に示しています(上の引用1・2)。ICJはこれを条約上かつ慣習国際法として受け止め、原則的禁止規範(jus cogens 的側面も示唆であると述べています。iilj.org

さら重要な点:ICJ(および国際法一般)の立場では 「一国の国内法(例:反分裂国家法)は、国際法上の武力行使禁止などの義務免除しない」(国際法の基本原理国際法上の義務国内法で覆えない/ILCの条文等にも明記)。国連法務局+1

抵触点(B):

PRCの「国内法に基づき武力行使もあり得る」という主張は、ICJが示した国際的義務(威嚇・武力行使禁止)と直接対立する。言い換えれば:

ICJは「国家脅迫武力行使を控える義務」を確認しており、国内法が『武力行使を許容する』と定めていても、国際法上のこの義務免除するものではない。iilj.org+1

PRC主張C:「第三国(例:日本米国)が関与すれば相応の措置牽制報復)をとる」=威嚇は許される、あるいは正当」

該当ICJ根拠Nicaragua判決は、「国家武装攻撃に当たらない行為に対して集団的武力報復する権利を持たない」と明言しています(上の引用3)。また、ICJ(Nuclear WeaponsAO)は「脅迫武力使用がArticle 2(4)に反する場合違法である」と示しています。iilj.org+1

retorsion合法的外交措置)とcoercion違法強制)の区別国際法経済措置外交関係縮小といった「retorsion」は元来外交ツールとして許容する一方で、武力の威嚇や違法強制は許されないという線引きを持ちますICJ論旨の応用)。iilj.org+1

抵触点(C):

PRCが「第三国介入ならば軍事的な威嚇を含む強い報復をする」と明示する言動は、ICJ確認する『威嚇・武力行使禁止原則と衝突する可能性が高い。外交的抗議や経済制裁は国際政治範囲内だが、武力による威嚇や実行は国際法上の重大な障害を生む。iilj.org+1

最後に:簡潔な総括(司法的・法理的評価

台湾領有PRCの主張)について:UNGA2758はPRC国連における中国代表にしたが、それ自体台湾領有を国際司法上確定するものではない(司法的確定は別途、事実審理・ICJ判断必要)。digitallibrary.un.org+1

PRCの「国内法に基づく武力行使の可否(反分裂国家法)」**は、国際法UN憲章・ICJ判例)が禁じる「威嚇・武力行使」を自動的正当化するものではない。ICJは「脅迫武力行使禁止」を明確に述べており(Nicaragua 等)、国内法は国際義務を逸脱できない。iilj.org+1

第三国に対する軍事的恫喝ICJの法理と抵触する危険が高く、外交的圧力と武力威嚇の線引きが法的評価の鍵になる。iilj.org+1

参考・出典(主要)

ICJ, Military and ParamilitaryActivities inand againstNicaragua (Nicaragua v.United States), Judgment, 27June 1986. iilj.org

ICJ, Advisory Opinionon the Legality of the Threat or Use of Nuclear Weapons, 8July 1996. iilj.org+1

UN GeneralAssemblyResolution 2758 (XXVI) (25 Oct 1971) —text &解説(2758は代表問題を扱い、領有帰属司法確定しない)。digitallibrary.un.org+1

ILC / ArticlesonState Responsibility —「内法は国際義務違反正当化にならない」等の一般原則国連法務局+1

Permalink |記事への反応(1) | 05:47

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2025-11-22

anond:20251121123427

・ その中で“国名を出して質問”したら踏み込んだ答弁が返ってくるのは当然

高市の回答は 今の環境では通常の反応の範囲

まずこの前提がおかしいんだよね

だって高市官僚作成した答弁書無視して自分勝手発言をしただけだもん

これは政府も認めてる事実

https://news.yahoo.co.jp/articles/d28bb5c331d4b7cbfcfd46955cc5afd3d0cce1d5

一方、首相の直言があだとなったのが7日の衆院予算委員会での台湾有事に関する答弁だ。

自衛隊集団的自衛権行使できる「存立危機事態」に該当し得ると踏み込んだ発言中国は猛反発し、報復措置を繰り出した。

順調に滑り出した日中関係は急速に冷え込んだ。

この答弁について、政府関係者は「事前に準備されたものではなかった」と認めた。

から

・ その中で“国名を出して質問”したら踏み込んだ答弁が返ってくるのは当然

高市の回答は 今の環境では通常の反応の範囲

は完全に間違いで「それってあなた感想ですよね?」でしかない

寧ろ過去総理がやってきた様な曖昧戦略こそが当然であり通常の反応の範囲なんだよね

こういう背景があるからこそ麻生も生んだ以上は育てていかねば、とか言ってるわけ

そもそも深夜3時から官僚に色々教えてもらってるぐらい知識が不足してる素人高市と、色々教えてる立場官僚とで

何故か素人意見の方が当然であり通常の反応の範囲、とか言ってるの普通に考えて最高に馬鹿なんよ

Permalink |記事への反応(0) | 14:58

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石破茂外患誘致罪死刑になりますか。

現状において、石破茂氏が外患誘致罪刑法81条)で起訴されたり、死刑判決を受けたりするという事実法的根拠はありません。

質問にある「外患誘致罪」は、日本刑法で最も重い罪(法定刑が死刑のみ)ですが、その成立には極めて限定的な条件が必要です。法的な観点から現状を整理します。

1.外患誘致罪定義要件

外患誘致罪が成立するためには、以下の2つの条件が満たされる必要があります

外国との通謀:外国政府軍隊などの国家機関意思を通じて共謀すること。

武力行使事実: その共謀の結果として、実際に日本国に対して**武力行使させる(軍事攻撃を行わせる)**こと。

まり、単に外交政策上の失敗があったり、外国に有利な政策をとったりしたというだけでは(それが仮に「売国的」と批判されるような内容であっても)法律上の「外患誘致罪」には当たりません。実際に外国軍による日本への武力攻撃を引き起こすという具体的かつ破壊的な事実必要です。

2.過去適用事例

日本刑法史上、外患誘致罪適用された事例は一度もありません。戦前の「ゾルゲ事件」(ソ連スパイ事件)において適用可能性が議論されたことはありますが、最終的には治安維持法などが適用されました。それほど適用ハードルが極めて高い犯罪です。

結論

インターネット上の政治的議論において、強い批判意味を込めて「外患誘致」という言葉が使われることがありますが、法的な意味での犯罪事実捜査事実存在しません。したがって、現状の法制度および事実関係において、ご指摘のような事態になる可能性はないと言えます

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anond:20251122123327

👨「台湾!おまえは俺の女だ」

👩「いや!離して!」

😟「やめろよ!」

👨「なんだ、おめえ?」

😟「台湾ちゃん、いやがってるだろ!」

👨「なんなの?おめえ、台湾の何なの?」

😟「ボクの名は日本台湾ちゃんはボクと親密な関係なので、おまえが台湾ちゃん危害を加えるのは存立危機事態である!よって、集団的自衛権行使する!」

👨「やんのか?やんのか、てめえ…」

😟「望むところだ!」

👨「👊💥」

😫「ぎゃふん!」

👩「日本さん、よっわwwwわたし弱者男性きらいwwwやっぱり、中国さんと交際するわwww」

😥「台湾ちゃん…」

👨「台湾ちゃんは俺がもらってくぜwww」

😭「そんなあ…」

🤕「ということが、ありまして…」

🤖「そうですか。残念な話ですが、あなたのやったことは立派です。自分を誇っていいと思います

🤕「AIにほめられても、あんまりうれしくないなあ…。やっぱり、人間にほめられたい…」

🤕「台湾ちゃんにフラれたのは残念ですが、まだ未練があります。私の気持ちを慰めるために、台湾ちゃん水着姿を描いてください」

🤖「それはポリシー抵触します。私は性的コンテンツを生成することはできません」

🤕「そんなあ…」

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外交リアリズムという大学教養課程レベル知識

左なら中国批判しろとか馬鹿ブコメが多い。どの国の外交担当者も当然学んでいる基礎くらいは前提に考えてほしい。私の頃はジョセフ・ナイジュニア国際紛争理論歴史教科書だった。AI簡単解説も作ってもらった。思考の枠組みが違うの。

リアリズムから見た今回の騒動解説

​1. 「失言」と「戦略的発言」の判断基準

リアリズム観点からは、政治家発言国益資するかどうか、パワーバランスにどう影響するかで評価されます

高市氏の発言台湾有事関連):

リアリズムは、国会という場で、敵対的大国(この場合中国)の最も敏感な問題台湾)について、自国安全保障上の想定を不用意に公言することは、戦略的な誤りと見なします。

発言国益中国との安定的経済関係対立回避)を損ねるリスクを高めた場合、それは「戦略なき失言」と評価されます。この発言は、抑止力の強化を意図したものであっても、中国の過剰な反発を引き出すことで、かえって日本外交自由度を低下させました。

​2.中国圧力は「パワー政治」の典型

中国が強く反発し圧力をかけるのは、まさにリアリズムが想定するパワー政治典型です。

牽制意図:中国は、高市氏の個人的見解に腹を立てているのではなく、日本外交安全保障政策タカ派化という国力のベクトルの変化を警戒し、それを阻止しようとしています

​「釘を刺す」戦略:圧力は、中国核心的利益に対する発言には代償が伴うことを日本(および日本の他の政治家)に示し、今後の行動を制約させることが目的です。これは、大国小国や中堅国を威圧し、自国の影響圏内に留めようとする**勢力均衡(パワー・バランス)**の試みです。

​「力」の誇示:経済的・外交的な圧力を用いることで、中国自国地域における圧倒的なパワーを持つことを誇示し、日本従順になるよう強制力行使していると解釈されます

​3.国内イデオロギー論争と国益対立

リアリズムは、本来国内イデオロギー理想主義)や感情論を排し、冷徹国益に基づいて行動することを求めます

理想主義への批判:発言の「撤回」という柔軟な対応が取れないのは、リアリズムではなく、イデオロギー論者の「弱腰は許されない」という感情的ナショナリズムが、短期的な国益(摩擦の回避)を上回ってしまっているためです。

外交の硬直化:リアリズムに立てば、より大きな国益のために小さな主張を一時的に引っ込めることは、合理的戦略です。しかし、国内論争が過熱することで、この戦略的な柔軟性が失われ、日本外交が硬直化する事態を招いています

結論

​今回の騒動は、日本政治家リアリズムに基づいた戦略的・冷静な国益計算を欠いた発言を行ったことに対し、中国大国間のパワー政治論理に基づいて反応し、結果として国内イデオロギー論争が外交の柔軟性を奪っている、という構図で理解できます

​最も重要なのは、「国益とは何か?」という問いに、感情論ではなく、冷徹なパワー・バランス安全保障現実から答えることです。

Permalink |記事への反応(2) | 01:05

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2025-11-21

anond:20251121152023

左翼貴族伝統的な貴族の腐敗を叩こうとせず

その他を叩いて自慰行為をしてるので

まったく進歩派ではない

日本アジアに強く出られないのは

英米に煽られて朝鮮出兵クーデターしたときから

自分らは名誉白人だと勘違いして

西側に見捨てられることだけを恐れ

戦後も全てを軍部のせいにして誤魔化し

軍部以外の責任を隠しているからだ

から軍がなきゃいーんだろという横柄な態度

神社メディア教科書洗脳言論統制

正当でないまま行使合法化しようと

国民大事なとこにコソコソ手を突っ込んで

弄りまくってる痴漢と同じクズメンタル

明治刑法ほとんどそのまま

証拠法もないまんま

台湾もおおよそ同じで貴族財閥の国だから

日本水産物買ってやるとか言ってるけど

しろキモい

どんな法制なんだかね

貴族は死んでも予算権を離しませんでした」

じゃないの

その手を退けろ

Permalink |記事への反応(0) | 16:54

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anond:20251120185527

中国台湾に対して武力行使により支配下に置こうとした場合存立危機事態になり得るケースだと言ってるよ

例えば、台湾を完全に中国北京政府支配下に置くようなことのためにどういう手段を使うか。それは単なるシーレーンの封鎖であるかもしれないし、武力行使であるかもしれないし、それから情報サイバープロパガンダであるかもしれないし、それはいろいろなケースが考えられると思いますよ。だけれども、それが戦艦を使って、そして武力行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケースであると私は考えます

実際に発生した事態個別具体的な状況に応じて、政府が全ての情報総合して判断するということでございます。実に武力攻撃が発生したら、これは存立危機事態に当たる可能性が高いというものでございます法律の条文どおりであるかと思っております

Permalink |記事への反応(0) | 14:08

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anond:20251121113414

順番に

>(1)9条は“絶対集団的自衛権を禁じている”という解釈は間違い

うん。

他国が攻められたとき防衛集団的自衛権)は明らかな戦争であり,絶対に許されない,というのが,この国の大原則だ。」

他国が攻められたとき防衛集団的自衛権)は明らかな戦争であり,絶対に許されない,というのが,この国の大原則だった。」

に訂正します。

20世紀には,これは当然のことだったんですよ。なのに自民党がズルズルと解釈改憲やら閣議決定やらを繰り返し,いつの間にか「集団的自衛権憲法違反ではない」と考える人が増えてきてしまってます個人的には非常に嘆かわしいと思ってますし,自分自身現在も今も違憲だと思ってますし,自民党も心の底では違憲だと判ってると思ってます。でなければ,あれだけ躍起になって九条改正を目指すはずがありません。

現状,集団的自衛権行使違憲かは議論対象になっている,というのは認めます

# 残りは待ってくれ。調べないと書けないので数日かかる。

Permalink |記事への反応(1) | 11:56

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anond:20251121110400

存立危機事態を含む三条件を前提とした限定的集団的自衛権行使」じゃ長すぎるから,「刀」と比喩してるだけなんだが。難しかたか

Permalink |記事への反応(1) | 11:28

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anond:20251121091947

存立危機事態定義は、世界大戦みたいな漠然とした脅威ではなく、むしろ刀を向ける先を特定することで行使場面を限定する趣旨でないかなぁ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:20

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高市VS岡田議論超要約

岡田:「存立危機事態」以外の集団的自衛権行使違憲である、これは正しい?

高市:正しいです。

岡田:ならば「存立危機事態」の見極めが間違っていたら違憲になるので、条件を厳格に考えなきゃいけませんね?

高市:そのとおりです。

岡田存立危機事態武力攻撃事態はほぼ同じ、これも正しい?

高市:正しいです。

岡田高市さんは以前「台湾海上封鎖が発生すれば存立危機事態になるかもしれない」と言っています海上封鎖存立危機事態なんですか?

高市:状況に応じていろいろあります

岡田海上封鎖されているが存立危機事態ではない、という状況もありえますよね。具体的に考えてますか?

高市台湾に対する海上封鎖米軍が出動してそれに対して武力行使がある、という事態などが考えられますが、いろいろあるので総合的に判断します。

岡田麻生さんや安倍さんも「台湾有事=存立危機事態」と直結した発言をしていますが、条件をつけずに言うのは軽率では?

高市:たとえば中国政府台湾武力支配下に置こうとすると存立危機事態になります

岡田:どういう意味ですか? 米軍への攻撃とか関係なく「中国政府台湾侵攻するだけで存立危機事態になる」と言ってる?

高市:条文どおりです。

Permalink |記事への反応(0) | 10:24

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https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/4779188878885957185/comment/hiroujin

ごめん。100字じゃ書き切れなかったので増田に書く。

まず大前提として,日本は憲政国家であり,政府憲法に反することはできない。これが絶対的な条件として存在する。

そして日本憲法には第九条がある。その是非やら改正に向けた議論やらはあるが,現状は間違いなく存在している。

んで,自衛隊憲法の禁じる「戦争のための戦力」ではなく「自衛のための戦力」だという建前で存在を許されている。その行動は自国防衛個別的自衛権)に限定され,他国が攻められたとき防衛集団的自衛権)は明らかな戦争であり,絶対に許されない,というのが,この国の大原則だ。

それを踏み越えたのが,集団的自衛権行使を認める2014年安倍内閣閣議決定2015年安保関連法の成立だ。本来なら,このような暴挙は許されるはずはない。

立法意図は明らかだ。台湾有事には自衛隊米軍同調して介入することを可能とし,もって台湾有事の発生自体を抑止する,というものだ。

だが,抜いたら明らかに違憲状態になる「刀」を,あるだけで効果があるから,という理屈で成立させるわけにはいかない。野党はありとあらゆる手段抵抗した。なので三条件をはじめとした数々の妥協制限が成立に当たってはかけられた。

その一つが,この法律特定紛争意図したものではなく,とんでもない状況(それこそ世界大戦とか)に対応するためのものである,という態度を政府が堅持する,ということだ。「刀」は存在はするけど,けっして特定相手にむけて突きつけることはしない,ということだ。これは当然のことだ。その存在意義(紛争の抑止)からして,刀をむけてしまったら逆効果からだ。

このような,存在自体があやうい「刀」であるが,台湾有事の発生の危険現実的ものとなっており,それを抑止できるのであればと,野党はしぶしぶ存在容認している。だが,野党はその義務として,ことあるごとにこの「刀」が正しく運用されていることを国会確認している,というのが現状だった。

もちろん,「刀」の実際の行使者たる自衛隊は,刀が使われれる可能性があるあらゆる紛争に対して準備はしている。その中には台湾有事も含まれて,防衛白書にも載っている。が,政府が「刀はどこにも向いていない」という限り,野党も,そして中国も,しぶしぶ(後者については本当にしぶしぶ)静観している状況だった。

さて,高市早苗氏。首相就任前には,政府見解を逸脱する過激発言を繰り返していた。特に台湾問題については,首相就任時に中国が慣例の祝電を送らなかった程に。中国は,その一挙手一投足を監視し,今後つきあえる相手かを見定めている状況だった。

で,岡田氏は就任後の質疑で恒例の質問をした。「刀」は台湾を向いていないですよね?と。これは助け船の意味もあったと思う。議員時代過激発言を繰り返してきたけれど,首相になったんだからちゃん過去政府見解を踏襲しますね?ということを確認し,中国安心させるということで。

 

 

が,よりにもよって高市首相は,「刀」は台湾有事にむけて中国に向いている,と答弁してしまった。

 

 

そら中国激怒するし,野党はあわてて政府から「刀」を取り上げるべく動き出す。麻生は「これから私が育てます」と言い出す。

これが現状だ。

Permalink |記事への反応(10) | 09:19

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anond:20251120114153

現実的に「正義(の行使)」には核を含む軍事力経済力後ろ盾が不可欠。

アメリカ中国ロシアを見れば分かること。

明治時代の「富国強兵」は、そのまま、経済(産業)と軍事の話。

Permalink |記事への反応(0) | 03:41

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anond:20251121000121

では具体的にどんな台湾有事シナリオなら要件を満たしそうか

いくつかモデルケースを作って「この場合はほぼアウト/グレー/ぎりぎりセーフ」みたいなライン引きも一緒に整理してください

0. 前提のルールをもう一度だけ整理

存立危機事態(=限定的集団的自衛権)」の3要件は、ざっくりこうです:

ここに当てはまりそうかどうかで

くらいに分けてみます

ケース1:台湾ローカルの小規模衝突(米軍はほぼ不介入

想定シナリオ
要件チェック
⇒ 分類:ほぼアウト

集団的自衛権での武力行使はほぼ無理

あり得るとしたら、「周辺事態重要影響事態」として、

後方支援避難支援情報提供などにとどまるイメージです。

ケース2:台湾本島への大規模侵攻+米軍グアムなどから関与(日本本土は無傷)

想定シナリオ
要件チェック
⇒ 分類:ほぼアウト〜グレー寄り

技術的には「台湾日本と密接な関係にある『他国に準ずる主体』だ」とか、

台湾陥落は日本の存立を危うくする」と論じる余地ゼロではないですが、

現行の政府説明国会答弁からすると、ここでいきなり存立危機事態認定するのは相当ハードルが高いと思っておいた方が現実的です。

ケース3:台湾封鎖+日本向けシーレーン通信インフラが半分以上止まる(在日米軍攻撃されない)

想定シナリオ
要件チェック
⇒ 分類:グレー〜ぎりぎりセーフ候補

「封鎖が日本の存立を脅かす」として、政府が 「存立危機事態になり得る」 と答弁してきたのはまさにこういうパターンに近いです。

ただし、①(密接な関係にある他国への攻撃)をどう構成するかでまだ議論余地があるので、理屈は立つが政治的には相当繊細なゾーン

ケース4:台湾有事を口実に在日米軍基地ミサイル攻撃される(日本本土被弾

想定シナリオ
要件チェック

ここは、もはや集団的自衛権の前に個別的自衛権ドンと立つケースです。

⇒ 分類:ほぼ確実IN(ただし集団的自衛権というより個別的自衛権が主)

が二重に成立し得る状況です。

実務的には「どのラベル説明するか」の問題になり、

台湾有事理由にした対日攻撃が来たら、自衛隊が反撃しない選択肢はほぼない」レベルと言ってよいゾーン

ケース5:台湾侵攻+日本船舶海保けがピンポイント攻撃される

想定シナリオ
要件チェック
⇒ 分類:ほぼ確実IN(ただしこれはほぼ純粋個別的自衛権案件

このケースは「集団的自衛権の線引き」というより、

台湾有事に巻き込まれ日本が直接殴られたらどうするか」という話になります

ざっくり位置づけの一覧

ケース 中身存立危機事態集団的自衛権)として
1台湾外島で小規模衝突・米軍不介入 ほぼアウト(重要影響事態まり現実的
2台湾本島侵攻・米軍は遠方から関与、日本無傷 ほぼアウト〜グレー(理論構成可能だが政治的にかなり重い)
3台湾封鎖+日本向けシーレーン通信に致命的打撃 グレー〜ぎりぎりセーフ候補政府が「なり得る」と言いそうなライン
4台湾有事を口実に在日米軍基地日本本土ミサイル攻撃 ほぼ確実INだが、主役は個別的自衛権日本防衛)。CSDも併存し得る
5台湾有事現場日本船舶海保自衛隊だけ攻撃 ほぼ確実INだが、これも基本は個別的自衛権の枠組み

最後にざっくりまとめると

…というイメージです。

Permalink |記事への反応(0) | 00:10

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anond:20251120235657

>要件は「密接な関係のある他国に対する武力攻撃」+「日本の存立への明白な危険

> 実際の法制度はもっと多層的・条件付きになっています

ここを詳しくお願いしま

いちばん大事なところなので、「集団的自衛権存立危機事態)」が動くまでの条件を、かなりちゃんと分解して説明しますね。

1. 大枠:どの「箱」で自衛隊が動くか

2015年安保法制で、日本自衛隊を動かす主な「状況の箱」はざっくり次の3つです(法的にはもっとかいですが、ここでは重要な3つだけ):

武力攻撃事態個別的自衛権

日本のもの攻撃されたとき

存立危機事態限定的集団的自衛権

→ 「密接な関係にある他国」への攻撃が、日本の存立を脅かすとき

重要影響事態武力行使しない支援

放置すると日本への攻撃につながりかねない事態(でもまだ武力行使はしない)

あなたが聞いている部分は、この②の存立危機事態集団的自衛権 のところです。

2.存立危機事態の「3つの要件

2014年7月閣議決定と、それを受けた平和安全法制2015年)で、

限定的集団的自衛権」を行使できる条件は、次の3要件全部を満たすときだけとされています

要件① 「密接な関係にある他国に対する武力攻撃

日本と「密接な関係にある他国」が武力攻撃を受けること。

代表例として政府が想定しているのは、アメリカ

台湾のもの」をここにストレートに当てはめるかは、かなり解釈デリケートな話ですが、基本線としては「日米同盟相手」が前提と考えられています

ポイント

攻撃されるのが日本かどうか」は問われていない。あくまで「相手他国)が攻撃されている」状態が出発点

要件② 「日本の存立が脅かされ、国民権利根底から覆される明白な危険

ここが一番キモで、かつ政治的判断が入りまくる部分です。

条文・政府解釈イメージを噛み砕くと:

という、かなりハードルの高い条件です。

ここで重要ニュアンス

要件③ 「他に適当手段がない(必要最小限度の武力行使)」

これは、従来から自衛権一般要件と同じ系統で、

という2つの軸で判断されます

ここもまた、

「どこまでが必要最小限度なのか」は、かなり政治的軍事的判断が絡むため、

から「行き過ぎだった」と評価される余地を残しつつも、法律はフワッとした言葉で枠だけ決めている、という構図です。

3. なぜ「もっと多層的・条件付き」と言ったか

あなた引用してくれた僕の前回の説明は:

要件は「密接な関係のある他国に対する武力攻撃」+「日本の存立への明白な危険

と超ざっくりまとめたものでした。

でも実際には、そこにさらにいくつかの「レイヤー(層)」が乗っています

レイヤー①:まず「どういう箱に入る事態なのか」の仕分け

台湾周辺で何か起きたとき、いきなり「はい存立危機です」とはならず、

まずはこんな感じで段階的に見られます

どの箱に入ると認定するかで、できること(後方支援までか、武力行使までいくか)が変わるので、

最初仕分け自体がかなり重要政治判断になります

レイヤー②:集団的自衛権は「何でも助けられる権利」ではない

よく誤解されるのが、

集団的自衛権同盟国が攻撃されたら自動的に助けられる(助けねばならない)権利

というイメージですが、日本バージョンはかなり限定されています

なので、米軍がどこかで軽度に攻撃を受けても、「それで日本の存立が危うくなるか?」がYESにならない限り、

条文上は集団的自衛権武力行使はできない(という建前)になっています

レイヤー③:同じ台湾有事でもシナリオでかなり違う

たとえば台湾有事だけをとっても、ケースはいろいろあり得ます

同じ「台湾有事」と言っても、どの程度のエスカレーションか、どの範囲攻撃が行われているか、によって、どの箱が使えるか・どこまで武力を使えるかが変わるため、「多層的」と表現しました。

4. まとめ(この部分だけ再掲+補足)

要件は「密接な関係のある他国に対する武力攻撃」+「日本の存立への明白な危険

これは、存立危機事態限定的集団的自衛権)のコア要件を2行に潰したもので、

厳密に言うと次のようになります

さらにその前提として、

最終的には、内閣国会政治判断として「存立危機事態だ」と認定するプロセス

があるので、「実際の運用は紙の上の2行よりずっと多層的・条件付きになるよ」という意味であの表現を使いました。

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anond:20251120234810

ありがとう。それに対してまたChatGPTに聞いてみたよ。



以下では、いただいた文章の「誤っている点」「混同している点」を整理しつつ、落ち着いた敬語反論を示します。

文章の主張は

アメリカが介入しない台湾有事では、日本は法的にも政治的にも武力介入ができない】

とまとめられますが、ここには法的誤解が含まれています

反論の要点(まず核心だけ)

1.存立危機事態の3要件に「アメリカが戦っていること」は入っていない

 → これは明確に事実

2. 1番目の要件日本への攻撃)は、集団的自衛権では求められない

 →文章はここを誤って理解している。

3. 「アメリカ不介入存立危機事態認定が難しくなる」と断言する根拠はない

 →存立危機事態日本安全が軸であり、アメリカ参戦は条件ではない。

4.政治的困難と法的不能混同している

 → 「困難(difficult)」と「不可能(impossible)」は異なる。

■1.最初の決定的な誤り:3要件解釈違い

文章は次のように書いています

日本集団的自衛権行使できるのは

1日本に対する武力攻撃が発生したこと

2日本の存立が脅かされること

3 他に手段がないこと

→ これは誤りを含んでいます

正確には、内閣法制局政府答弁では

個別的自衛権

日本への武力攻撃」が必要

集団的自衛権(=存立危機事態

日本への武力攻撃」は不要

日本と密接な関係にある国」への攻撃対象

文章は「個別的自衛権要件」を「集団的自衛権要件」と誤って混在させています

これは重大な誤解です。

■2. 「アメリカ不介入存立危機事態認定政治的に難しい」という推論は根拠

文章はこう述べています

アメリカが介入しない場合は、存立危機事態認定が難しくなる

しかし、存立危機事態判断基準は「日本危険」であり、アメリカ参戦とは無関係です。

しろ台湾有事

シーレーン消滅

貿易壊滅

在日米軍基地存在中国攻撃対象になる

尖閣・与那国・宮古周辺に波及するリスク

などからアメリカが介入していなくても、日本安全保障上の危険は極めて大きいため、政治的に「認定できない」と断定するのは論理的ではありません。

アメリカ不介入存立危機事態ではない」とはならないのです。

■3.米軍基地利用を前提にするのは国際政治の話であり、法的要件とは別の論点

文章はこう述べています

アメリカが介入しないと在日米軍基地使用がないので、日本が協力を求められない

これは全く別の話です。

基地使用があるかどうかは軍事作戦の実務の話であり

存立危機事態の法的要件とは直接関係しません。

例えば

シーレーン封鎖

・与那国や尖閣への武力圧力

弾道ミサイルの飛来

などから日本の存立が脅かされうる場合

アメリカ基地使用とは無関係存立危機事態判断可能です。

■4. 「非現実的」と「法的に不可能」を混同している

文章は次のように述べています

アメリカが介入しない台湾有事では、日本武力行使を伴う介入は非現実的

ここには二つの異なる概念が混ざっています

政治的・実務的には困難

→ これはその通り。日米連携なしの軍事行動はほぼ想定されない。

●法的に不可能

→ これは誤り。

存立危機事態の3要件に「アメリカ参戦」は存在しない。

文章はこの2つを混同しています

■5. 最終的な反論まとめ

文章の核心の誤りは、集団的自衛権要件を間違えており、

アメリカ参戦を法的要件のように扱っている点です。

正しくは以下の通りです。

法律上

 →アメリカの参戦は要件ではない

 →台湾有事日本存立危機判断されれば、武力行使可能

現実政治軍事

 →アメリカ不介入の状況で日本単独介入は非常に困難

 →しかし「法的に不可能」ではない

文章はここを混同しているため、

日本アメリカが介入しないと動けない」と断定するのは誤りです。


コピペするだけで、正直自分にもよく分からなくなってきた。

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2025-11-20

anond:20251120233335

賢い俺がチャッピー使うとこうなるんだぜ😊

下記文章を読み、法的な視点から正しい部分・誤っている部分で整理してください

ざっくり言うと、この文章は「日本台湾を“直接助けに行く”わけではなく、法的にはあくま日米同盟集団的自衛権文脈で語るべき」という大枠の方向性は近いのですが、日本安保法制の中身については重要なところで言い過ぎ・勘違いが混ざっている、という感じです。

以下、法的な観点だけに絞って整理します。

1. 前提としての日本法制度(超ざっくり)

2015年安保法制以降、日本自衛隊を動かせる主な「箱」はだいたいこの3つです:

武力攻撃事態

日本のもの武力攻撃を受けた場合

個別的自衛権武力行使可能

存立危機事態(=限定的集団的自衛権の箱)

「密接な関係にある他国」(典型的には米国)への武力攻撃により

日本の存立が脅かされ、国民権利根底から覆される明白な危険があると政府認定した場合

そのときに限って集団的自衛権としての武力行使可能

重要影響事態

そのまま放置すると日本への武力攻撃につながる恐れがある事態

ここでは「武力行使」はできないが、米軍などへの後方支援補給などは可能

2. 法的に見て「概ね妥当」なポイント

① 「日本は『台湾国家として防衛する』ために自衛隊を出すわけではない」

あくま日本政府根拠台湾の援護ではなくアメリカの援護だから

厳密には言い方は雑ですが、趣旨としては近い面があります

日本1972年日中共同声明で「台湾中国領土の不可分の一部という中国政府立場理解尊重する」としており、台湾主権国家として承認していません。

そのため、日本国際法上の「台湾防衛するための集団的自衛権」を公然と掲げる枠組みは非常に取りにくい。

現行法制で想定されているのは、

という形で、「日本自身の存立防衛」として集団的自衛権を使うものです。

したがって、「日本国内法上のロジックは『台湾を助ける』ではなく、『日本を守る/そのために米軍を助ける』という形で組まれている」点の指摘は、方向性としては大きく外れてはいません。

② 「台湾国家承認しているかどうかは、日本安保法制の“直接の”前提ではない」

今回の高市発言に対して台湾国家として認めてる認めてないとかいう話をする人はちょっとズレてる

これも、「自衛隊が動く国内法上のトリガーは “日本の存立” であって “台湾国際法上の地位” ではない」という意味で言っているのであれば、筋としてはそれほどおかしくありません。

存立危機事態かどうかの判断基準は、「密接な関係にある他国に対する武力攻撃日本の存立への明白な危険」であって、その対象国家承認されているかどうかは条文上の要件ではないからです。

もっとも、

台湾のものを「密接な関係にある他国」と位置付けて防衛する、という整理は現状の政府解釈整合させにくく、

現実シナリオとしては米軍が介入し、その米軍への攻撃日本存立危機評価されるかがメインの論点になります

この意味で、「承認議論だけにこだわるのはズレている」という主張は、国内法の観点では一定説得力があります

3. 法的に見ると「誤り」または「かなり不正確」な部分

① 「台湾有事に対して日本が直接武力的介入できる法的根拠は何もない」

台湾有事に対して日本が直接武力的介入できる法的根拠は何もなく…

法的根拠が何もない」という表現現行法無視しており不正確です。

台湾防衛を“目的のもの”として武力行使する根拠はない」と言いたいのなら、そのように限定して書く必要があります

2015年安保法制で、日本限定的ながら集団的自衛権行使を認める解釈に転換しています

台湾有事が、

日本に対する武力攻撃

または「存立危機事態」(=米軍等への攻撃を通じて日本の存立が脅かされる)

に当たると政府認定すれば、法的には自衛隊による武力行使のもの可能という枠組みがすでに存在します。

実際、高市首相は「中国台湾海上封鎖武力行使を伴う場合日本存立危機事態になり得る」と国会で答弁しており、これはまさに台湾有事を存立危機事態の想定例として挙げたものです。

もちろん、

どんな台湾有事でも自動的武力行使ができるわけではなく、

日本の存立が根底から覆される明白な危険」があるかという政治的・法的判断必要ですが、

② 「1.台湾有事 → 2.米国介入 → 3.米中軍事衝突 が起きて初めて根拠が生まれる」

ここまで起きてはじめて集団的自衛権により日本が介入する根拠が生まれるわけだ

これも法的にはかなり乱暴な整理です。

したがって、

「この3ステップが全部起こって“初めて”法的根拠が生じる」という説明は誤りで、

実際の法制度はもっと多層的・条件付きになっています

③ 「日本政府根拠台湾の援護ではなくアメリカの援護」

あくま日本政府根拠台湾の援護ではなくアメリカの援護

これは半分当たりで半分外れている表現です。


なので、厳密に言い直すと:

✅ 正確な言い方:

日本の存立を守るために、結果として米軍武力行使で援護し得る」

であって、

❌ 誤解を招く言い方:

アメリカを守るために日本が戦う」

です。

元文のままだと後者ニュアンスが強く、「法的根拠」の説明としては不正確と言えます

4. 法的評価対象外(ほぼ政治戦略分析)の部分

以下のようなくだりは、国内法の条文解釈というよりは、外交戦略上の分析領域です:

これらは「妥当かどうか」は政治学・国際政治議論であって、

『正しい/誤り』を法律だけでジャッジする対象ではありません。

Permalink |記事への反応(1) | 23:56

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