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2026-02-10

野党再編ってさ、難しい話でも陰謀でもなくて手順はめちゃくちゃ単純なんだよ

まず理念を3本くらいに絞れ

全部盛りにするな

福祉労働統治機構改革とか、そのくらいの太い軸だけ決めろ

次に「反自民」って言葉禁止ワードしろ

敵を軸にした瞬間に寄せ集めになる

寄せ集めは必ず分裂する

その上で小党は合流

党名も看板も全部捨てろ

支持母体メンツより勝つことを優先しろ

内部で政策対立が出るのは当たり前だから

党内予備選と公開討論を制度しろ

外で殴り合うな、中で殴れ

最後10年は分裂禁止

気に入らないか新党作るやつは裏切り扱いでいい

再編ってそういう痛み込みの話だろ

これだけやれば普通に政権狙える形になる

でもお前ら絶対やらないじゃん

理念より「自分の正しさ」のほうが大事から

仲間を増やすより純度を守るほうを選ぶ

から毎回同じ負け方するんだよ

選挙で勝ちたいんじゃなくて

負けたあとに道徳的勝利宣言したいだけに見える

野党が弱いんじゃない

お前らの運用が下手なんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 20:03

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2026-01-26

【論考】「浸透」ではなく「召喚」された怪物:「山上徹也判決から見る統一教会自民党政治経済学

【はじめに】

システム工学的「エポケー(判断保留)」と、リヴァイアサン代謝

本稿は、現代日本政治における「権力宗教」の構造癒着、および「山上徹也」という事象を、道徳的善悪の彼岸にある「システム工学的な機能不全と最適化」の観点から記述する試みである

あらかじめ断っておくが、本稿には犯罪行為正当化する意図も、特定信仰弾圧する意図も一切ない。

現象の「論理的解明(Explanation)」は、決して行為の「倫理的擁護(Justification)」と等価ではない。

病理学者ウイルス感染経路淡々と追跡するように、筆者は犯罪者も、政治家も、信者も、すべて巨大な統治機構リヴァイアサン)を構成する「部品」および「代謝産物」として等価に扱う。

読者が感じるかもしれない不快感は、システムのもの内包する「非人間的な合理性」の反映に過ぎない。

筆者は前稿『歪なリヴァイアサン』において、自民党を「魂(イデオロギー)を持たない利益配分マシン」と定義した。

しかし、高度成長が終わり、配るべき「カネ(利益)」が枯渇したとき、魂を持たないこのマシンは、いかにして自らを駆動させる熱量調達するのか?

本稿は、この問いに対する回答である

システム生存のために、外部から安価な魂」と「無料労働力」を調達する必要があった。その調達先こそが、統一教会という名の「政治下請け業者BPOパートナー)」である

本稿では、リヴァイアサンいかにしてこの異物を「召喚」し、その病理的な代謝プロセスの中で、いかなる副作用山上徹也)を必然的排出したのかを解剖する。

序論:誤診された「犯罪者

2026年1月奈良地裁山上徹也被告無期懲役を言い渡した。判決文、そして世論の多くは、彼を「家庭環境絶望した、極めて特異で孤独犯罪者」として処理しようとしている。

しかし、これは誤診である。あるいは、意図的な隠蔽と言ってもよい。

我々の「システム論」の視座に立てば、山上徹也という存在は、決して予測不能バグ(異常値)ではない。彼は、戦後日本政治システムが正常に稼働し続けた結果、必然的排出された「産業廃棄物システムバイプロダクト)」である

彼を「極端な個人」として切り捨てることは、工場が川に垂れ流した汚染水奇形魚が生まれた際に、工場排水システム点検せず、「その魚の特異体質」を責めるに等しい。

第一命題冷徹なる「バーター取引」の明細書

なぜ、統一教会という異質なカルトが、日本政権中枢にこれほど深く食い込めたのか。

教会が巧みに自民党洗脳・浸透した」という被害者面をしたナラティブが流布しているが、これは歴史的にも構造的にも誤りである

正しくはこうだ。自民党というシステムには、構造的な「欠落」があり、その穴を埋めるために教会を自ら「召喚」したのである

自民党統一教会関係を「信仰」や「思想共鳴」で語ることは、事の本質を見誤らせる。

両者を結びつけていたのは、互いの「欠損」を補い合う、極めてドライで実利的な「政治バーター取引(交換条件)」である

この取引バランスシート貸借対照表)を精査すれば、なぜシステム教会を切断できなかったのかが明確になる。

自民党発注者)が得たもの統治コストの「極限的削減」

自民党教会から調達していたのは、カネ(献金)以上に、「カネのかからない実働部隊」であった。

無償公設秘書運動員人的資源ダンピング):

選挙には膨大な人件費がかかる。しかし、教会から派遣される秘書運動員は、給与要求しないどころか、教団の教義に従って「無私の奉仕」として24時間働く。

これは、企業経営で言えば「違法なほどの低賃金労働力」を独占的に確保しているに等しい。自民党議員にとって、これほどコストパフォーマンスの良い「兵隊」は他に存在しなかった。

鉄の組織票限界議席の決定権):

数万票単位で動く教団の組織票は、全体の得票数から見れば僅かかもしれない。しかし、当落線上にある小選挙区候補者にとっては、この「確実に計算できる数万票」こそが、政治生命を左右する決定打となる。

教会はこの票を餌に、個々の議員コントロール下に置いた。

「汚れ仕事」の代行(イデオロギーの防壁):

スパイ防止法制定や選択夫婦別姓反対など、リベラルからの反発が強い右派政策の推進運動を、「国際勝共連合」という別動隊に担わせた。これにより、自民党本体は「中道」の顔を保ったまま、保守層の支持を固めることができた。

統一教会(受注者)が得たもの:「略奪のライセンス

対する教会側が求めたのは、日本という巨大な資金源でビジネスを続けるための「不可侵条約」と「お墨付きである

権威ロンダリング信用創造):

教祖幹部が、岸信介安倍晋三といった歴代首相と並んで写真に収まること。あるいは、関連イベントビデオメッセージをもらうこと。

これらは単なる記念ではない。信者勧誘対象者に対し、「総理大臣も認める立派な団体である」と信じ込ませるための「最強の営業ツール」として利用された。政治家の権威は、霊感商法正当化するためにロンダリングされたのである

行政権力による「不作為」の防波堤

長年にわたり霊感商法に対する警察捜査消費者庁規制が、不可解なほど鈍かった事実は見逃せない。

さらに決定的だったのは、2015年の「名称変更」の承認である悪名高い「統一教会から世界平和統一家庭連合」への看板の掛け替えを、当時の下村文科相下の文化庁が認めたことで、教団は過去の悪評をリセットし、新たな勧誘活動を展開することが可能になった。

これは実質的に、国家が教団に対し、「日本国民から搾取継続してもよい」というライセンス免許)を更新したに等しい。

財務面での隠し報酬:「宗教法人格」というタックス・ヘイブン

教会が喉から手が出るほど欲しがり、自民党が頑なに守り続けた最大の利権。それは、日本国内に「聖域」と呼ばれる非課税地帯を維持することであった。

献金」という名の非課税売上:

通常の企業であれば、商品を売って利益が出れば法人税がかかる。

しかし、教会は「壺」や「多宝塔」を売る行為を、商行為ではなく「宗教的な寄付献金)」と定義した。

日本宗教法人法において、宗教活動による収入は「非課税である

これにより、信者から巻き上げた数千億円規模の資産は、国家による徴税というフィルターを通らず、丸ごと教団の懐に入った。これは、実質的国家が教団に対して「法人税相当分(利益の約20〜30%)の補助金」を裏で渡しているに等しい。

財務ブラックボックス化(監査免除):

株式会社と異なり、宗教法人は財務諸表の公開義務が極めて緩い(実質的に外部からは見えない)。

この「不透明性の維持」こそが、自民党教会提供した最大のサービスの一つである

信教の自由」を盾に、宗教法人法へのメス(厳格な会計監査義務化など)を入れないことによって、教会日本で集めた莫大な資金を、誰にも監視されずに韓国本部米国へ送金することができた。

日本は、教団にとって世界で最も効率の良い「集金マシンタックス・ヘイブン租税回避地)」として機能させられたのである

(元)連立パートナー公明党創価学会)への配慮という「人質」:

なぜ自民党宗教法人課税に手を付けられないのか?

それは、統一教会だけに課税しようとすれば、かつて自民党の連立パートナーである公明党支持母体創価学会)や、自民党保守地盤である神社本庁など、他の巨大宗教団体既得権益も脅かすことになるからだ。

この「相互確証破壊」の構造があるため、宗教法人税制はアンタッチャブルな聖域となり、統一教会はその「大きな傘」の下で安住することができた。

第二の命題山上徹也という「排出ガス」

この取引において、自民党は「政治コスト」を削減し、教会は「法的リスク」を回避した。

まさにWin-Win関係である

しかし、経済学原則として、「フリーランチ(タダ飯)」は存在しない。

自民党が浮かせたコストと、教会が得た利益。その莫大なツケを払わされたのは誰か?

その全てのツケは、「信者家庭からの略奪的採掘」によって支払われた。

ここで、山上徹也という存在の正体が明らかになる。

燃料としての家族

自民党に「無償秘書」を派遣するためには、教会職員を養うカネがいる。そのカネを作るために、山上徹也の母親は「霊感商法」によって資産の全てを搾り取られた。

山上家が破産し、兄が自殺し、一家崩壊したプロセスは、悲劇ではない。それは、自民党という巨大なエンジンを回すために、燃料として「消費」されたに過ぎない。

ラグ鉱滓)としての息子:

燃料(資産と家庭の幸福)が燃やし尽くされた後に残った、燃えない残骸。

金も、親の愛も、学歴も、社会的地位も奪われ、空っぽになった人間

それが山上徹也だ。

彼は社会不適合者だったか犯罪行為を起こしたのではない。システムが彼から全てを収奪し、その後の「廃棄物処理」を怠った結果、有毒ガスが充満して引火したのである

あの手製の銃は、狂人武器ではない。それは、政治システム排出した「毒」が、逆流して配管(安倍元首相)を破裂させた物理現象だ。

司法政治による「封印処理」

2026年無期懲役判決と、それに続く高市首相解散総選挙。これらは一連の「汚染除去作業である

判決意味

裁判所は、彼を「政治犯」として認めなかった。認めてしまえば、「自民党カルトを使って国民搾取していた」という因果関係司法公認することになるからだ。

彼を「母親への恨みで暴走たかわいそうな男」という物語に閉じ込め、刑務所という最終処分場隔離することで、システムは「我々には責任がない」と宣言した。

解散意味

高市首相は、判決の直後に解散を打つことで、この事件を「過去歴史」へと押し流した。選挙の争点を「教団問題からずらし、再度の勝利によって「禊(みそぎ)」を完了させる。

これにより、「教会を利用するシステム」は温存され、単に「より見えにくい形」で地下潜行するだけとなる。

結論リヴァイアサンは、今日も何かを食べている

山上徹也は極端な個人ではない。システムが生んだ副産物である

教会侵略者ではない。システム召喚した下請けである

この二つの命題が指し示す事実残酷だ。

我々が見ている「平和日本」は、山上家のような「声なき生贄」を燃料として燃やすことで、かろうじて維持されている。

無期懲役判決が確定した瞬間、システムは安堵の息を漏らしただろう。

だが、構造が変わらない限り、第二、第三の山上徹也(産業廃棄物)は、今もどこかの家庭で静かに生成され続けている。

リヴァイアサンは飢えており、次の燃料を常に求めているのだから

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2026-01-25

anond:20260125151857

選挙期間になると右派の方がせっせとエクストリーム自民党擁護につながる文章を書いていて笑うわ。

一見良い関係に見えるのは工作圧力が形作ったものだよ。事実ベース確認されていること。あなたが書いたファンタジージャンプコミックス的な友情物語じゃ無い。いい加減大人になって欲しい。

CIAによる資金提供政治工作

1990年代以降にアメリカ国務省による公式文書FRUS)公開によって明らかにされたけど、CIA戦後日本の政治に深く関与していたことが明らかになりました。

自民党への秘密献金:1950年代から60年代にかけて、CIA自由民主党(LDP)の親米派議員たちに多額の秘密資金を提供していました。これは日本における「安定した親米政権」を維持し、社会党などの左派勢力を抑え込むことが目的でした。

岸信介氏との関係:A級戦犯容疑者から首相へと上り詰めた岸信介氏は、アメリカにとって対共産圏の「防波堤」として不可欠な存在であり、緊密な協力関係にありました。

従属的独立:1951年サンフランシスコ平和条約と同時に、旧日米安保条約を締結。これにより、日本主権回復しつつも、実質的アメリカ軍事戦略に組み込まれることとなりました。

■.日米合同委員会:見えない統治機構現在も続いている。日米合同委員会日本の政治アメリカの強い影響下にあることを示す象徴的な枠組みです。日米地位協定運用など、軍事領空基地問題協議不透明議事録が非公開であり、国会よりも優先される決定がなされる場合がある。これにより、日本の航空管制権の一部(横田ラプコンなど)が依然として米軍に握られているといった、主権制限が続いています

経済軍事圧力良好な関係を維持する条件として、常にアメリカ国益に沿った譲歩が求められてきました。プラザ合意1985年):アメリカ貿易赤字解消のため、強引な円高へと誘導。これが後のバブル崩壊と「失われた30年」の遠因となったとの見方が強いです。

年次改革要望書:アメリカ政府が日本政府に対し、規制緩和市場開放を求めた要望書。郵政民営化などの構造改革にも強い影響を与えました。

日本が単なる「自由意志」でアメリカに従っているわけじゃない。戦後直後の構造的な「支配―被支配」の関係が続いているんだよ。

日本戦後80年経っても独立できないでいるアメリカ実質的傀儡政権政権を握る植民地みたいなもんなんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 20:14

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2026-01-13

「あとで消す」は認めない anond:20260113084852

https://digital.asahi.com/articles/ASTBG22C1TBGUPQJ004M.html

失った構想力と想像力 高市総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?

構成編集委員高橋純2025年10月15日 6時00分

新しい自民党総裁高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法政治歴史を専門とする3人が語り合った。

バックラッシュを経たうえでの「初の女性総裁

 杉田敦法政教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党連立離脱宣言し、政界は大混乱となっています自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性トップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えますしかし、日本政界では、極端に強硬女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。

 加藤陽子東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身女性トップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年社会委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。

 総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性リーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。

 長谷部恭男早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争突っ込み国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本憲法は、企業体国家から広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。

 広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルール策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカ企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます

 杉田 広場個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギー価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本繁栄の道だという程度の想像力しか自民党とその周辺にはなかったということでは。

 今回、公明党から歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野しか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。

 長谷部 石破茂首相スケープゴート贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴート意味があります解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。

 杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまたから、従来の支持層参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金さらに増やせるのか。

 長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識調査を見ると、安倍政権時代2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます

 加藤 安倍さん岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しか高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女言葉定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカ靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本アジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。

一気に加速した外国人排斥的な流れ

 杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。

 加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサス意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任ポピュリズム」にくみした感があります

 長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標価値蒸発してしまっている。先の参院選議席を伸ばした小政党党首人気取りはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲーム面白くて、夢中になっている。しか政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。

 杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党メディア自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法原発などの政策完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党過大評価しているからでしょう。

 加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。

 しかし、政策統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮中国との戦争終結方針めぐり軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造美濃部達吉斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見日本対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益福祉にかなうものと思います

 杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツ哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在のものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年西ドイツワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話無視されたままの、他の罪が気になります

政治とは「可能性の芸術

 長谷部 ④を哲学者ハイデガー言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったか判断は結局、選挙依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書改ざんするし、国会うそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています

 杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツ思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)していますトランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めていますしかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります本来保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。

 加藤 ファイティングポーズを取ること自体否定しませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから

 長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実事実として認めるといったミニマム規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。

 杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能経済政策に加えて、この間の産業学術軍事化の流れが一層強まる心配があります高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関海外とつながりのある団体根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としてのPermalink |記事への反応(0) | 08:55

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失った構想力と想像力 高市総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?

構成編集委員高橋純2025年10月15日 6時00分

新しい自民党総裁高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法政治歴史を専門とする3人が語り合った。

バックラッシュを経たうえでの「初の女性総裁

 杉田敦法政教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党連立離脱宣言し、政界は大混乱となっています自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性トップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えますしかし、日本政界では、極端に強硬女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。

 加藤陽子東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身女性トップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年社会委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。

 総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性リーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。

 長谷部恭男早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争突っ込み国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本憲法は、企業体国家から広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。

 広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルール策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカ企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます

 杉田 広場個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギー価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本繁栄の道だという程度の想像力しか自民党とその周辺にはなかったということでは。

 今回、公明党から歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野しか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。

 長谷部 石破茂首相スケープゴート贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴート意味があります解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。

 杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまたから、従来の支持層参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金さらに増やせるのか。

 長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識調査を見ると、安倍政権時代2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます

 加藤 安倍さん岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しか高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女言葉定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカ靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本アジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。

一気に加速した外国人排斥的な流れ

 杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。

 加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサス意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任ポピュリズム」にくみした感があります

 長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標価値蒸発してしまっている。先の参院選議席を伸ばした小政党党首人気取りはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲーム面白くて、夢中になっている。しか政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。

 杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党メディア自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法原発などの政策完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党過大評価しているからでしょう。

 加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。

 しかし、政策統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮中国との戦争終結方針めぐり軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造美濃部達吉斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見日本対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益福祉にかなうものと思います

 杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツ哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在のものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年西ドイツワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話無視されたままの、他の罪が気になります

政治とは「可能性の芸術

 長谷部 ④を哲学者ハイデガー言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったか判断は結局、選挙依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書改ざんするし、国会うそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています

 杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツ思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)していますトランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めていますしかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります本来保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。

 加藤 ファイティングポーズを取ること自体否定しませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから

 長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実事実として認めるといったミニマム規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。

 杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能経済政策に加えて、この間の産業学術軍事化の流れが一層強まる心配があります高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関海外とつながりのある団体根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての政治観に一気にかじを切ることになりかねません。Permalink |記事への反応(2) | 08:48

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2025-11-24

日本も、戦国時代下剋上時代)なんてこなくてダラダラと室町時代をやってたら、アジア初の「議会」みたいなもんが誕生してたかもな。

英国歴史とか見てるとさ、結局は絶対王政というものを作り出したい王側と、やたらと力が強い貴族とのせめぎ合いで歴史が形作られててさ、

その結果として議会みたいなもんが生まれて、それが立憲君主政体へと変体していくわけじゃない?

でね、ふと思ったの。

日本室町時代って、将軍の力が弱くてやたらと守護大名の力が強かったわけじゃないですか?

あれがね、なんかもうちょっと違う形で維持されていたとしたら、なんか日本でも似たようなもんが出来ていたんじゃないのか?

とか無双ちゃうんですけどね。

地球の海が生命スープとして機能したように

ダラダラとした室町幕府の微力な権力統治機構スープとなって、それがやがて守護大名連合議会を生んで、、、とかそういう感じ。

でも、日本場合は、戦国時代なんて言う超合理的な(邪魔なやつは殺す)世界突入してしまって、結果として超合理的織田信長みたいなやつがゴリゴリとすりつぶすように社会を再統合していったがために、徳川幕府みたいな疑似絶対王政誕生してしまったのが惜しいな、と。

Permalink |記事への反応(2) | 08:20

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2025-11-17

anond:20251117011631

人間経済社会複雑系典型例なので、国際政治複雑系なんでないかなぁ。

そもそも複雑系って言葉自体がふわっとしてるし。

ちなみにAIに聞いた回答はこんな感じ。

 

複雑系という言葉があります国際政治複雑系ですか?

はい国際政治は「複雑系complex system)」とみなすことができます

複雑系とは

複雑系」とは、多数の要素が相互に影響し合い、全体として予測困難な振る舞いを示すシステムを指します。特徴としては以下のような点があります

非線形性:原因と結果が比例しない。小さな要因が大きな結果を生むこともある(例:バタフライ効果)。

相互依存性:構成要素が互いに影響し合う。

自己組織化中央の指令なしに秩序が生まれる。

• 動的変化:時間とともに構造関係が変化する。

国際政治における複雑系の要素

国際政治は以下の点で複雑系性質を持ちます

1. 多様なアクター国家国際機関企業NGO市民などが関与し、それぞれが異なる利害を持つ。

2.相互作用の多様性外交経済軍事文化など多層的な関係が絡み合う。

3.予測困難性:一つの事件(例:テロ政変経済危機)が予期せぬ波及効果をもたらす。

4.フィードバックループ:ある政策他国の反応を呼び、それがさらに元の国の行動に影響する。

5. 非中央集権性:国際社会には絶対的統治機構存在せず、秩序は相互合意慣行によって形成される。

学術的な位置づけ

国際政治複雑系として捉える研究は、特に21世紀以降の国際関係論(IR)において増えており、「複雑性理論complexitytheory)」を応用した分析も行われています。例えば、グローバル化による相互依存の深化や、非国家主体の台頭などが複雑性を高めているとされます

結論

したがって、「国際政治複雑系である」とする見解は、学術的にも一定の支持を得ており、現実国際関係理解にも有効な枠組みといえます。ただし、これは一つの分析視角であり、他の理論リアリズムリベラリズムなど)と併用されることが一般的です。

希望があれば、複雑系理論国際政治に応用した具体的な研究や事例も紹介できます

Permalink |記事への反応(0) | 09:21

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2025-08-08

anond:20250808184037

いきなり極端すぎて想像力が乏しすぎるな。

中央政府のようなものがなくとも地方自治存在するだろう。

軍隊のような巨大な暴力機関を作る財はほとんどの自治体が持ち得ないだろうが、効率的治安維持をするための技術人材自治体レベルでも構築可能だろう。夜警国家ならぬ夜警自治体現代技術水準ならば現実的だろうということ。

技術によって、人々に「世の中は安全だ」と感じさせることができれば、「盗られるより盗る側になろう」と連鎖的に治安悪化することはなくなる。日本特に「世の中は安全だ」と感じさせる社会を作るノウハウについては長けているので貢献できる分野だろう。

ただし、羽振りのよすぎる自治体に対しては、国家レベルの巨大な統治機構を生みかねず腐敗した際の害が大きいので、睨みを効かせる必要がある。

そのための地球連合のような超越的枠組みが必要になるだろう。

要するに、国家がないということは、地球すべてが一つの連合視野内にあるということ。

言語文化の違いがあり統一されるような圧力がない、基本的自治を委ねる寛容さ(と恵まれない地域存在しても介入しない冷淡さ)を連合が備えてる点で、統一国家とは違う風通しの良さはあるだろう。

自由を推進すると原始的紛争闘争時代に逆戻りすると信じたがる人間は、人類が歩んできた文化的・科学技術進歩をまるで考慮せず、物事現実的に考える精細さに欠いているため、恐怖に囚われセンセーショナル破滅的な未来像に引き寄せられてしまうんだろう。保守的な脳の人間が陥りやす思考だ。

このような人々は、過剰な悲観主義冷笑主義によって進歩的な人々が築こうとする未来像を頭ごなしに否定し潰しにかかり、現状の構造を異様なまでに有難がることによって現在統治機構を崇拝することを好み、その嗜好によって停滞から目を背ける自己欺瞞的な性格の持ち主。現状維持バイアス囚人だ。

こうした想像力の乏しいヒステリック集団が変化を拒んで騒ぐことによって、人類進歩するための文化的・科学技術的な土台が整っていたとしても、変化が起こらなくなってしまう。

原子力発電に過剰なアレルギー反応を示す無理解民衆のせいで核融合炉の開発まで滞ってしまうようなものと言えば分かるだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 18:55

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ジョン・レノンが国のない世界想像してごらんと言うので想像してみる

国がないということは統治機構がなく、法令もないだろう。そして通貨価値がなくなり尻を拭く紙にもなりゃしねえ。

まり法の庇護が無くなり、力を持つものが弱きものを虐げる北斗世界女神転生カオスルート世界になるということ。

やがて弱者強者に対抗するため、強者派閥などができるなどでコミュニティ形成し、コミュニティが大きくなると秩序を維持するための決まりごとや違反者への罰が作られ、法律となる。

コミュニティの規模が大きくなるにつれ、隣のコミュニティとの領土争いや同盟が結ばれるようになり、飽和すると境界線を維持するようになり、国ができあがる。

要するに国を無くしても混沌を経て結局国が出来上がる。

Permalink |記事への反応(1) | 18:40

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2025-07-27

劉仲敬のインタビュー「劉仲敬訪談 096(2020年7月8日)」

https://anond.hatelabo.jp/20250727144129

■ 要約(簡潔版)

大英帝国の核心は本国ではなくインド帝国であり、直布羅陀~スエズインドシンガポールオーストラリア海上交通線が生命線だった。

シンガポールは東の防衛拠点だったが、その防衛あくまオーストラリアニュージーランドのための前線として機能しており、マレー半島自体捨て駒的な扱いだった。

1941年日本シンガポールが陥落したことで、大英帝国東方から完全に後退。オーストラリアニュージーランド防衛アメリカに移り、以後は「アングロ・サクソンの米豪連携体制」へと移行。

それでもインド帝国を守れたことで、大英帝国「コア」を保持できた。これは張伯倫の「地中海防衛優先戦略」の成果。

帝国拡張は当初、自由貿易と最低限の支配で成立していた(1815年がピーク)。しかし、19世紀末以降、他の帝国(独仏露)との勢力いから、コスト高の直接支配へと転換し衰退が始まる。

インド以東の領土シンガポールなど)は、実は英国にとって「コスト過多の義務」でしかなかった。その放棄は、むしろ帝国延命につながった。

比較として、現代アメリカドイツから一部撤兵する決定も、英帝国の「戦略的収縮」と重なる――利益にならない場所から撤退するというリアリズム判断

■ 詳細ポイント

項目 内容

インド位置づけ英国にとっては「本体」であり、統治機構インドにあったことで帝国として機能

地中海重要性 英印間の交通線を守るための「命脈」。ここを守れなければ帝国存在しない。

シンガポール役割インド豪州防衛拠点であり、現地防衛意思は弱く、放棄も想定済みだった。

戦略分配の背景英国内だけでなく、インドカナダ・豪・NZとの利害調整の結果として戦略が決定されていた。

シンガポール陥落の影響豪州NZ米国依存が始まり英連邦から実質的な自立が進む契機に。

英国の「非正規帝国理論 実際の支配ではなく、貿易権益支点のみで成り立つ帝国構想(1815年頃が理想形)。

総評(劉仲敬の視点

大英帝国戦略後退は、失敗ではなく**「選択と集中」**による合理的判断

地図で大きいか重要」と考える独裁者ヒトラーなど)は戦略を誤る。

同じように現代アメリカも、無限戦線拡大をやめ、利益にならない場所から引くべきだという示唆

https://vocus.cc/article/5f0eba1ffd89780001785200

Permalink |記事への反応(0) | 14:51

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2025-07-02

anond:20250630154546

↑は、この匿名日記の2個前の匿名日記anond:20250628235025 に着想を得て、Gemini 2.5Flashと会話しながら作ったエッセイのようなものだったのだけど、これをさらチャットAIに読ませてみたら、各AIサービスごとに見事に差が出てビックリした。

それぞれでDeep Research をさせた結果を載せるね。

ぼくの主観的順位は、

  1. Gemini 2.5 Pro
  2. ChatGPT 4o
  3. ClaudOpus 4

第3位 ClaudOpus 4 でのディープリサーチによるファクトチェック

日本語エッセイ民主主義という『壮大な実験』」ファクトチェック報告書

8つの主要主張について、原典学術資料に基づく厳密な事実確認実施しました。古代ギリシャ政治哲学から現代アメリカ世論調査まで、幅広い分野の主張を検証した結果、大部分は正確である一方、重要不正確性も発見されました。

検証結果概要
正確な主張: 6件不正確な主張: 1件検証不能: 1件

古代政治哲学に関する主張は全て正確で、現代統計データも概ね正確でした。しかし、アメリカ独立宣言引用において重要な欠落が発見されました。

古代政治哲学の正確性が確認された記述
プラトンの『国家』における民主政批判

検証結果: 正確

プラトンは確実に民主政理想国家堕落過程における最終段階として位置づけ、僭主政への移行を警告しています。『国家』第8-9巻の原典から、「民主政自然僭主政を生み出し、最も極端な自由から最も極悪な形の僭主政が生まれる」との記述確認されました。

プラトン政体堕落論は、貴族政→名誉政→寡頭政→民主政僭主政の順序で展開され、民主政の「際限のない自由への欲求」が秩序を破壊し、デマゴーグを生み出すことで僭主政に至ると分析しています

アリストテレス政治学における民主政分析

検証結果: 正確

アリストテレスの『政治学』第5巻は、民主政不安定化と崩壊について詳細な分析提供しています原典では「民主政デマゴーグ支配されるとき最も転覆やすく、デマゴーグが富者に対する十字軍を率いるとき」との記述確認され、実際にアテネ等の具体例も挙げられています

ポリュビオス政体循環論

検証結果: 正確

ポリュビオスの『歴史』第6巻に記述されたアナキュクロシス政体循環論)は、主張通り王政僭主政→貴族政→寡頭政→民主政衆愚政の循環を提示しています。この理論は数百のギリシャ都市国家の観察に基づいており、後のアメリカ建国思想にも大きな影響を与えました。

歴史事実検証結果
古代ローマ共和制崩壊

検証結果: 正確

学術コンセンサスと一致する内容です。紀元前133年のティベリウスグラックス暗殺から27年のアウグストゥス即位までの危機過程における政治的暴力軍事的強者による内戦経済格差の拡大、制度破綻などの要因分析は、現代歴史学の標準的見解合致しています

重要不正確性:独立宣言引用

検証結果:不正

最も重要発見は、アメリカ独立宣言引用における重大な欠落です。

主張された引用文:

「全ての人間平等につくられ、創造主によって、生命自由幸福の追求という、ある種の不可侵権利を与えられている」

国立公文書館による正確な原文:

「我々は、これらの真理を自明のものとして受け入れる:すべての人間平等につくられており、創造主によって、生命自由幸福の追求を含む、ある種の不可侵権利を与えられている」

この欠落により、独立宣言哲学的基盤である自明の真理」という概念が失われ、文脈的意味が大きく変化しています

現代データ検証結果
CIA冷戦活動

検証結果: 正確

機密解除されたCIA文書と1975-76年の教会委員会報告書により、イラン1953年)、グアテマラ1954年)での政権転覆工作プロパガンダ活動心理作戦実施確認されていますモッキンバード作戦による報道機関への浸透、MKウルトラによる心理実験なども含まれます

ピュー・リサーチセンター調査

検証結果: 正確(軽微な数値差異

2022年4月実施調査(n=10,156)で、アメリカ成人の39%が「人類は終末の時代に生きている」と信じていることが確認されました。主張の「約4割」は統計的に正確です。調査は全国代表性を持つ手法実施され、宗教的人種的背景による大きな差異も記録されています

ブライヤー最高裁判事発言

検証結果:検証不能YouTubeアクセス制限

指定されたYouTube動画へのアクセスができないため、具体的な主張を検証できませんでした。ただし、2022年1月の退任発表では、アメリカを「進行中の実験」と表現し、民主主義制度への楽観的な信念を表明していることが複数の信頼できる報道確認されています

結論と推奨事項

このエッセイ古代政治哲学引用現代統計データにおいて高い正確性を示しています特にプラトンアリストテレスポリュビオス古典的政治理論記述は、原典学術コンセンサスに忠実です。

ただし、独立宣言引用における重要な欠落は修正必要です。この修正により、アメリカ建国思想哲学的基盤がより正確に伝わるでしょう。

推奨修正:

独立宣言引用部分に「我々は、これらの真理を自明のものとして受け入れる:」を追加し、思想文脈を完全に保持することを推奨します。

全体として、このエッセイ学術的に信頼性の高い内容を提供していますが、一次資料から引用については、より慎重な検証必要です。

第2位 ChatGPT 4o でのディープリサーチによるファクトチェック

承知しました。このエッセイ全体を対象に、歴史的・政治的主張や引用事実誤認がないか、またその解釈や論拠に不正確さや誤解を招く表現がないかを、批判視点から検証します。

確認が済み次第、主要ポイントごとに整理した上でご報告いたします。少々お待ちください。

1.エッセイ全体の事実検証

このエッセイに述べられている歴史的・社会的論点は、概ね史実資料に基づいており、大筋で正確です。古代ギリシア哲学者による民主政への批判プラトンアリストテレス)やポリュビオス政体循環論、ローマ共和政崩壊原因、アメリカ独立宣言理念冷戦期のCIA秘密工作現代アメリカの「ディープステート陰謀論福音派終末論世界観イスラエル支持、さら第二次大戦期のファシズム台頭の教訓など、多岐にわたる主張が展開されています。**これらの主張のそれぞれについて、史実との照合を行った結果、エッセイに明らかな虚偽は見当たりませんでした**。以下に、各ポイントごとに根拠となる事実関係検証します。

2. 論拠ごとの詳細な検証解釈

エッセイ説明はこのポリュビオス理論と一致しており、\*\*「民主政衆愚政へと堕落する過程」\*\*についての記述個人自由公共利益を損ない無秩序暴力に陥る)は、ポリュビオスが説いた民主政から無政府状態への移行と同じ現象を指摘しています。したがって、この点も史実に沿った主張です。

以上の歴史は、**どれほど堅固に見える政治体制でも、極端な経済格差権力闘争(安定した政権交代の仕組みがないこと)が内部矛盾となって崩壊しうる**ことを示していますエッセイ記述はこの歴史的経緯と一致しています

2025-06-18

下記リンク先の韓国語文章を読んだ上で、その内容に対し批評をしてください。

https://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=131462

[SPECIAL-문화포럼] 드라마 속 ‘대한민국 황실’ 현실이 된다면 득과 실은?

ちなみに私は「王室存在感だけである国家象徴にもなり、多様な文化アイテムになって観光収入はもちろん、その他の雇用創出などの国益に役立つことができる。」という一文には違和感を覚えました。観光収入のために王室を復活させようとする議論君主制の意義を理解していないと思います

ChatGPT:

ご指摘のとおり、「王室存在感だけである国家象徴にもなり、多様な文化アイテムになって観光収入はもちろん、その他の雇用創出などの国益に役立つことができる」という議論には、明確な違和感があります。以下に、その理由とともに、記事全体に対する批評を述べます

🔍批評観光収益王室復活のすり替え

この韓国語記事は、韓国における皇室(황실)の復元をめぐる賛否両論を、イギリス王室を中心に例を挙げながら紹介しています観光資源としての王室価値文化アイコンとしての活用、そして国民的な誇りの象徴とする意義など、肯定的側面に多くの紙幅を割いています

しかし、核心的な問題点は、王室文化商品観光資源として捉える視点が、制度としての君主制本質を歪めていることにあります

⚖️制度としての君主制 vs商品としての王室

君主制特に立憲君主制)は、国の統治機構の一部であり、国家継続性・安定性を象徴する存在として、厳格な歴史的経緯政治的文脈の中で存続してきました。それを「観光収入」や「イベント性」によって復活させようとする発想は、制度の深層的な理解が不足していると考えざるを得ません。

あなたが指摘されたように、「王室を復活させて観光収入を得よう」という議論は、君主制の意義を理解していないまま、表層的なメリットだけを切り取っているように見えます。これは非常に危ういアプローチであり、制度正当性歴史的検証を欠いたまま「イベント化」してしまリスクを孕んでいます

📉歴史的責任権威の欠如

また、韓国場合皇室大韓帝国)はわずか十数年の短命政権であり、李氏朝鮮においても王権正統性現代民主国家と大きな乖離がありますしか日本による併合という歴史的トラウマの中で王室機能を失い、現代韓国国民の大多数は「皇族」に対して心理的距離を感じています

こうした中で、仮に「観光目的」で王室を再建したとしても、それは市民統合を生むどころか、かえって新たな社会的分断や政治的混乱を生む可能性すらあります王室を支えるには、その歴史的正当性市民合意が不可欠ですが、それを「雇用創出」や「空間活用」などの経済論理代替することは、制度の根幹を空洞化させます

📌総評

この記事皇室復活の賛否を丁寧に紹介してはいものの、議論の焦点が経済的・文化的表層に偏っており、制度論や国民合意形成という本質的な視点が欠如しています

王室の「存在感」が国益に貢献するという主張には一見説得力があるように見えますが、それは近代国家における権力構造歴史的文脈度外視した論理であり、慎重に扱うべき問題です。

もし王室復活が検討されるのであれば、その前提として

歴史的正統性検証

国民コンセンサス形成

文化遺産と制度との区別

といった根源的な議論が不可欠です。

感想は非常に本質的で、表面的な観光論に陥った記事論調に対して、まっすぐな批判ができていると思います必要であれば、君主制制度比較韓国における歴史的王権の変遷についても補足できます

あなた:

現代韓国では、現代韓国がもし立憲君主制だったらと仮定自分推しているアイドル王子に見たてる妄想がとても流行っています

韓国では、君主制統治機構の一形態であることの理解が乏しく、王族セレブ芸能人として誤解しているということでしょうか?

ChatGPT:

非常に鋭いご指摘です。そして、はい、ご質問方向性には一定妥当性があります

🔄 「王族セレブ」の認識はなぜ生まれるのか?

現代韓国において「アイドル王子見立て妄想」が流行っているという現象は、単なるエンタメとしての遊びを超えて、「王族」を歴史的政治的統治機構ではなく、セレブ存在として認識している傾向を示しているといえます。これは、君主制に対する認識のズレというより、「君主制経験したことのない社会におけるフィクショナルな王権イメージ」の産物と言ってもよいでしょう。

👑君主制リアルでない社会での「王子幻想

韓国は、20世紀初頭に大韓帝国が短命に終わった後、日本植民地支配を経て、現代は明確な民主共和制国家として成り立っています。つまり君主制リアル統治経験が極めて希薄です。

そのため、韓国社会において「왕자(王子)」という言葉喚起するイメージは、以下のようにエンタメ化・理想化されています

漫画ドラマK-POPで描かれる非現実的ロマンチック存在

血統よりも「外見」「品格」「スター性」などの属性が重視される

実在皇族ではなく、**「選ばれたアイドル理想王族」**という文化的置き換え

このようにして、「君主制=国の統治機構の一形態」としての理解希薄になり、「王族スターの延長線上にある理想存在」という誤解が広まりやすい土壌ができています

🇯🇵 参考:日本との比較

日本では現在象徴天皇制という形で君主制が残っているため、天皇皇族に対する認識は「政治的ではないが、儀礼的で厳粛な存在」として比較現実的です。

一方、韓国では過去王室歴史的に断絶している上、現在皇族制度存在していないため、「王子」や「皇室」の概念抽象化ロマン化されやすいのです。

📌結論:誤解というより「空想による置換」

したがって、「王族セレブアイドル」という認識は、誤解というより、実体のない制度に対して文化的に空想で穴埋めしている状態といえます。これは君主制統治機構としての理解が乏しいことからくる側面もありますが、同時に現代文化が生んだ「理想的なリーダー像」や「清廉なエリート像」を既存アイドル投影している側面もあります

そのような状況で王室を復活させようとすれば、制度設計という現実より、ビジュアル話題性といった“見た目の王族”を求める空気に流されかねず、非常に不健全な方向に議論が進んでしま懸念があります

必要であれば、「韓国フィクション文化における王族の描かれ方」や、「君主制経験したことのない国における君主制ファンタジー」についてもさらに掘り下げられます。興味があれば教えてください。

あなた:

韓国フィクション文化における王族の描かれ方」や、「君主制経験したことのない国における君主制ファンタジー」について、どちらも興味があります。掘り下げてください。

ChatGPT:

ありがとうございます。では、以下の2つのテーマについて順に掘り下げていきます

1. 🇰🇷韓国フィクション文化における「王族」の描かれ方

概要

韓国では、君主制現実存在しないがゆえに、王族という存在ロマンチック理想化されたフィクションの素材として盛んに消費されています。これは「現代韓国がもし立憲君主制だったら?」という架空設定の中で繰り広げられるもので、現実政治制度とは一線を画しています

🎬代表的ドラマ作品

『궁(宮)』(2006年

架空現代大韓帝国舞台に、平凡な女子高生皇太子政略結婚するというシンデレラストーリー。大ヒット。

王族K-POPアイドルのように描かれ、制服恋愛・名門・身分葛藤がセットで演出される。

『더킹: 영원의 군주』(TheKing:Eternal Monarch、2020年

パラレルワールド設定で、現代大韓帝国皇帝現代韓国にやってくる。

王族=超越的な存在であり、ビジュアル能力カリスマを兼ね備えた超人として描写

『마이 프린세스(My Princess)』(2011年

一般人女性皇室血筋であることが判明し、突然「プリンセス」になる物語

→ 軽快なラブコメとして描かれ、皇族政治性よりも、プリンセスドリームの実現が主眼。

🔍 特徴と傾向:

項目 内容

政治性の欠如君主制制度的・政治的役割はほぼ描かれず、「豪華な暮らし」や「身分の違い」に焦点が当たる。

視覚的要素宮殿、美しい衣装儀礼軍服などが視覚的に強調され、アイドル文化接続されやすい。

ロマンス中心王族との恋愛は「選ばれし者の物語」として描かれ、階級上昇のファンタジーに。

歴史李氏朝鮮大韓帝国歴史的実像とは切り離され、完全なフィクションとして再構成される。

💬分析

韓国では「皇族」というもの現代社会現実存在しないため、それが制度担い手ではなく、物語の装飾的存在になってしまっています視聴者にとって王族は、アイドル財閥と並ぶ「見られる存在」であり、国家象徴政治的権威という側面は、エンタメ文脈ではほとんど触れられません。

これは、現代大衆文化が「権威演出」と「エモーショナル共感」を組み合わせて、王族アイドル存在として機能させている例と言えます

2. 🌏君主制経験したことのない国における「君主制ファンタジー

これは韓国に限らず、他の非君主制国家でもよく見られる現象です。

🏛️君主制ファンタジー定義

実在君主制を知らない国や世代が、理想化・ロマン化された王族像を空想的に構築する文化現象

🌍類似現象の例:

🇺🇸アメリカ

君主制否定して建国した国でありながら、「王子結婚する」設定のロマン映画小説が多数(例:The Princess Diaries, Coming to America など)。

ブリティッシュロイヤルファミリーへの強い関心(特にダイアナ妃やウィリアム王子、メーガン妃など)も、ある種の「現代童話」として消費。

🇨🇳中国

君主制を完全否定した共産国家でありながら、「궁중사극(宮廷時代劇)」ジャンルテレビで絶大な人気。

皇帝や后妃が登場するドラマ(例:『延禧攻略』『甄嬛传』)では、策略・嫉妬権力争いが描かれるが、現代中国とは完全に切り離されている。

ここでも「皇帝=冷酷だが魅力的な権威者」としての美化が行われている。

🔄 なぜ君主制ファンタジーになるのか?

原因説明

歴史的断絶君主制が失われたか、もともと存在しないことで、現実の不合理性を知らない。

エリート幻想平等主義社会の裏で、選ばれた者への憧れが根強く残っている。

視覚美学王室文化ビジュアル的に魅力的(衣装儀礼宮殿など)で、視聴者の没入感を高める。

社会不安 不確かな時代における「安定した伝統」「揺るがぬ価値」として王室理想化される。

⚠️問題点

制度的誤解:王室存在理由歴史的責務を理解せず、すべてが「かっこいい」「ロマンチック」で片付けられる。

権威ファンタジー化:現実政治的意思決定機構関係のない“装飾的権威”が持ち上げられやすい。

民主主義との乖離民主プロセスよりも、「血筋」や「外見」での選抜が好まれる構図が、文化の奥底に忍び込むリスク

🧭 総括:

韓国アメリカ中国など君主制を持たない国々では、王族政治制度ではなく、物語装置として機能している。そのため、王族アイドルセレブと同一視され、エンタメロマン象徴として消費されます

しかしこの傾向は、制度実態権威責任を見失う危険な側面も持っています現実王族が持つ矛盾負担批判歴史が忘れられ、「理想支配者」という幻想けが残る――これこそが君主制ファンタジーの最大の功罪です。

Permalink |記事への反応(0) | 10:24

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2025-03-31

chatGPTくんと考えた政策だよ!

未来のためのミニマル国家構想(最新版2025年

【基本理念

国家は「安全制度インフラ」だけを整え、国民の自立と自由を支えるべき

負担(税)は能力に応じて、給付保障)は原則平等

制度シンプルかつ明確に。曖昧さと過剰な支援排除し、責任ある自由を育てる

1. 税・財政改革

所得税控除は「本人+扶養者1人あたり100万円(物価スライド)」で統一

消費税は5%、ガソリン暫定税率廃止

財務省を「歳入庁徴収)」と「歳出庁(配分)」に分割

社会保険料所得税統合し、徴収窓口を一本化

2.社会保障簡素化と最小化

年金制度廃止し、老後の保障は「基礎生活扶助制度」に一本化する

給付制度原則廃止現物支給・税控除、最終的には扶助制度対応

医療費は「生活保護:1割」「その他:一律3割」、高額療養費制度は維持

介護AIロボットの導入を義務化。NPO支援成果主義で整理

基礎生活扶助制度(新制度):

国家が“最低限の基盤”として設ける段階型セーフティネット

3段階構成

勤労扶助:働いているが生活が苦しい層に限定的扶助

特別扶助障害病気子育てなど特別事情のある層に追加扶助

全面扶助高齢・重病などにより働けない層へ全面的支援

現金現物バランス型で、就労支援・定期見直しを組み合わせ

生活保護」という呼称を改め、“自立と責任ある自由”を支える制度

3.教育資産形成

義務教育無償AI導入、高校以降は教育バウチャー制

金融教育義務化、税や保険の仕組みを理解できる国民を育てる

iDeCoNISAは恒久化、日本株ETF限定にし、資産形成国内経済活性を両立

4.地方生活基盤の再設計

空き家は接道等の条件を問わず無償自治体が引き受ける制度を導入

コンパクトシティ推進と地方自治体の統廃合を国家主導で進める

首都機能地方分散メディアキー局制度廃止して情報の多極化を実現

5.政治制度統治機構改革

中選挙区制回帰(1区あたり3〜5人)

国会議員定数は削減、代わりに政策秘書の人数と質を増強

選挙オンライン化、政党交付金は縮小または廃止

議員意思決定」「秘書は実務執行」の分業体制

6.戸籍文化アイデンティティ制度

夫婦別姓制度には反対

代替案:夫婦両姓併記子ども結婚時に姓を選択する制度

戸籍制度の一体性と家族単位の明確性を重視

7.外国人政策国籍制度

通名制度見直し

外国人通名カタカナ表記限定とし、行政報道等の文書では本名との併記義務

本人確認社会的透明性を高め、国民との公平な関係性を築く

帰化制度の整備:

帰化には「長期居住」「日本語能力」「法制理解」「納税公共活動歴」など多面的審査を導入

安全保障上の指定出身者に対しては、追加的な審査実施

帰化後の政治権利については、「段階的国民統合制度」を導入

帰化一世は「段階的統合市民」として位置づけ、次の制限を設ける:

選挙権:帰化から10年間は付与されない

被選挙権:恒久的に制限立候補不可)

公務員就任司法公安行政上級職):恒久的に制限

2世以降(日本出生者)には原則として全ての国民権利付与

責任ある市民社会参加を前提とし、法の下の平等社会的統合調和を図る

外国人犯罪者への対応強化:

有罪判決を受けた外国人は、原則として退去措置とし、重大な犯罪者については再入国制限国際的監視対象登録を行う

起訴・不起訴に関わらず、違反歴や治安リスクの蓄積に基づき、在留資格再審査可能となる制度検討

国民との公平な取り扱いを実現し、治安維持と制度信頼性を両立する

特別永住制度の再編:

特別永住資格は、歴史的経緯を踏まえて導入された制度であり、一定配慮は行いつつも、

今後新たに出生する外国籍の子どもについては、原則として一般在留資格に基づく審査に一本化する方針とする

また、現行の特別永住者についても、将来的には段階的に制度の一元化・公平化を目指す

実刑判決を受けた永住者に対しては、資格見直しや退去措置選択肢として制度化を進める

8.治安司法防災体制

民事紛争・軽微な刑事事件ITAI補助で迅速化

紛争解決センター簡裁仲裁機能)を地域ごとに整備

防災国家直轄インフラAI避難指示公共システムの一元管理

治安維持は最小限の警察で支えるが、質の高い即応性を確保

9.エネルギーインフラ政策

太陽光乱開発規制強化。自家消費型・屋根型・小規模限定

小型原子炉地熱小水力国家整備+民間運用

グリーン投資炭素税市場ベース設計補助金依存しない環境政策

最終理念

国家は“最小限の秩序”を提供する場であって、

生活のすべてを保証する存在ではない。

負担能力に応じて、権利制度平等に。

自由に生きるとは、責任を持って制度に参加することだ。

Permalink |記事への反応(0) | 08:56

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2025-03-21

anond:20250320122853

こんにちは日本在住の台湾人として、この投稿にお答えしたいと思います

まず、「台湾って本当に国なの?」という問いですが、台湾中華民国)は1949年以降、独自政府憲法軍事を持ち、民主的選挙で選ばれた指導者によって統治されています国際法上「国家」とは、領土国民統治機構、そして他国との関係を維持する能力を備えているかどうかが基準とされますが、台湾はこれらを満たしています。私にとって、そして多くの台湾人にとって、台湾は紛れもなく「国」です。

次に、「民族的には本土中国人と全く同じで独自歴史的文化の違いとかもない」とありますが、これは少し誤解があります。確かに漢民族が大多数ですが、台湾には独自歴史があります。例えば、17世紀にはオランダスペイン植民地となり、その後、清朝日本統治時代を経てきました。特に日本による50年間の統治(1895-1945)は、インフラ教育文化に大きな影響を与え、現代台湾アイデンティティの一部となっていますさらに、原住民族(約2%)の文化台湾多様性を形作っています本土中国とは異なる道を歩んできたことで、価値観生活スタイルにも違いが生まれています。例えば、台湾自由民主主義を重んじる社会ですが、中国一党独裁体制です。

アメリカの都合で生き残ってきた反中勢力」という見方については、確かに冷戦期の地政学的な状況が台湾の存続に影響を与えたのは事実です。でも、それだけじゃない。台湾の人々が自分たち生活自由を守るために努力してきた結果でもあるんです。現在台湾経済的にも自立しており、世界有数の半導体産業を持つ国として、グローバル経済に貢献しています

アメリカ台湾を見捨てようとしている中で日本台湾主権尊重する必要があるのか」という点ですが、日本台湾地理的にも近く、経済的文化的な結びつきが強いですよね。台湾海峡の安定は日本安全保障貿易にも直結します。中国台湾武力併合すれば、東アジア全体のバランスが崩れ、日本にも影響が及ぶ可能性が高いです。台湾を「差し出す」ことが中国大人しくさせる保証はどこにもありません。逆に、歴史を見れば、譲歩がさらなる要求を生んだ例は多いです。

最後に、「歴史的台湾中国に属してきたのは事実」という主張ですが、これは一面的見方です。清朝台湾統治したのは1683年から1895年までで、それ以前は原住民族土地でしたし、その後も日本統治中華民国としての独自歴史があります中国共産党は一度も台湾統治したことがないんですよ。

私は台湾人として、日本に住む中で、日台の友好関係相互理解が深まることを願っています歴史や現状を踏まえつつ、フラット視点で考えてみてもらえたら嬉しいです。長文失礼しました!

Permalink |記事への反応(0) | 12:49

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2024-11-14

anond:20241114150033

ここまではわかるとして、ここで何故かアホが「なにっディープステートディープステートってのはあれだろう、陰謀論者がいう世界を裏で操ってる秘密結社のことだろう、こいつら財務省世界を裏で操ってると思ってるぞウワーワーワー!」

まあ「財務省ディープステートのようだ」の時点で実際に聞いたことはないんだが

Permalink |記事への反応(0) | 21:01

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2024-10-20

ジャンプ人気漫画保守革新

ワンピースナルトブリーチが連載されていた時のジャンプはすごい。豪華。毎週楽しみが多かっただろう。

これらの人気漫画で、主人公保守革新性を考えてみる。

ここでの保守は「伝統既存価値観を重視し、社会の安定性を目指す姿勢」のこと、革新は「現状を変革し、社会を変えて進歩を目指す姿勢」のこととする。

 

ブリーチは、主人公名前が「一護」であり、物語全体を通して「目の前の人たちを、生まれ育った町を、仲間を守る」というシンプル動機で戦うことになる。イレギュラー手段で「死神」となった主人公は、本来死神たちと一時敵対するが、その後は和解して共に世界危機と向き合うことになる。死神たちは「護廷十三隊」という組織所属し、その使命は死後の人間の魂(魂魄)を管理し、世界バランスを保つこと。

主人公死神たちが敵対するのは、強力な力で世界の在り方を変えてしまおうとする急進的な死神や、世界の均衡を崩して生と死の混沌を生み出そうとする侵略者で、総じて「急進的・革新的な敵と戦い世界バランスを保とうとする、保守的な主人公たち」と捉えることができる。

 

ナルトは、主人公ナルトが生まれ忍者の里で半ば村八分にあっている状態から努力根性成り上がり、里の長である「火影」を目指す物語だ。

最終的には火影になる目標を達するところからも、分かりやす保守的(既存価値観の中で、里を安定させる役割を担う)なゴールに辿り着いてはいるが、ナルトライバルが身を投じるアウトローで急進的な忍者集団「暁」との戦いや、同じ里の中にいるより鷹派・保守的なグループとの対立を挟み、なおかつ様々な思想状態周辺諸国の里との協調対立和解が描かれることで、バランス良く中庸な印象に収まっている。

 

ワンピース主人公ルフィ最も革新的なポジションで、子供の頃に出会った海賊に憧れて海賊となり、世界統治する「世界政府」の軍隊である海軍に追われながら、世界中で悪政を敷く国家や、国と同等の力を持つ大海賊と戦いながら、世界で最も自由人間としての称号海賊王」を目指す話だ。

この世界では、世界統治機構の最上部が、歴史の闇を隠蔽し、民衆搾取弾圧することを良しとする、腐敗した体制であることが繰り返し描かれており、主人公のラディカルな姿勢が許容される理由付けになっている。

ワンピースはまだまだ連載中なので、最終的にどのような印象に落ち着くのかは確定していないが、世界最高権力者たちが敵として現れている時点で、「腐敗した権力は、いつか民衆に打ち倒される」という寓意を待ち合わせる展開になると予想される。

一護ナルトには帰るべき故郷があり、そこに守るべき人たちがいるが、ルフィ故郷を捨てて旅に出ている。彼が故郷に帰ることがあるとすれば、世界体制転覆させた後になるだろう。

 

ブリーチイメージよりも保守的なポジション主人公ナルト保守である相対的中庸であり、ワンピースは一貫して革新的な位置付けと言えそうだ。

Permalink |記事への反応(2) | 14:49

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2024-07-31

進取の明治憲法

https://anond.hatelabo.jp/20210822212233

改めて違和感覚えるほど、またより適する表現が求められるほど、家父長制という言葉がこんにち現役で使われてるかは疑問だが。

そういえば「それっぽいもの」はたくさんあって、普段はなんとなくそれらを一緒くたにしがち。



ざっと数え上げてみたらそんな感じかと思うが正確性は保証の限りではない。

いずれにせよ「家父長制」は一番輪郭曖昧だよなと再確認

うっかり家父長制って言いながら家制度の話してたこととか、自分もあるかもしれない。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ところでいまWikipediaを見て明治憲法下の家制度記述面白かった。

制度とは封建社会近代国家を橋渡しするための暫定措置だったというのだ。

前近代における「家」は、あたかも莫大な権利義務を有する法人のようなものであった。家長個人権利義務主体ではなく、家の代表者として強大な権利行使するかわりに、家産・家業祭祀を維持する重い責務を負う存在にすぎなかった。ところが明治維新によって職業選択の自由が確保されると、このような生活モデル崩壊する。諸外国の例を見ても、家族制度が徐々に崩壊して個人主義へ至ることが歴史必然と思われたが、かといって未だ慣習として根付いている以上、法律をもって強引に無くすことも憚られた。そこで、近い将来の改正を前提とし、所有権平仄を整え、戸主権主体を家ではなく戸主個人としたうえで家産を否定し、戸主の権限を従前よりも大幅に縮小する過渡的な暫定規定を置くこととしたのである

Permalink |記事への反応(0) | 02:33

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2024-03-20

軍靴の音イギリスメイド

日本独裁政権化がちゃくちゃく進んでるぞ!

たぶん最高裁は、刑法騒乱罪内乱罪の「付和随行」に、SNSリツイート行為を含める予定

「付和随行した者」とは、具体的にどういうことをした者かを解釈できるのが最高裁

朝日新聞2024年2月8日 杉田水脈衆院議員の敗訴確定 伊藤詩織さんへの中傷投稿に「いいね・・・いいね」を押すことが違法行為にあたる

伊藤詩織弁護士とかイギリスBBCバックアップされてるわけでなぁ

第106条 騒乱の罪 多衆で集合して暴行又は脅迫をした者は、一 首謀者は、一年以上十年以下の懲役又は禁錮。二 他人を指揮し、又は他人に率先して勢いを助けた者は、六月以上七年以下の懲役又は禁錮。三 付和随行した者は、十万円以下の罰金

…そのうち川口クルド人リツイート騒乱罪にするとかなぁ、これもも弁護士ついてるし

第77条 内乱の罪 国の統治機構破壊し、又はその領土において国権排除して権力行使し、その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として暴動をした者

一 首謀者は、死刑又は無期禁錮、二 謀議に参与し、又は群衆を指揮した者は、一 無期又は三年以上の禁錮、その他諸般の職務従事した者は一年以上十年以下の禁錮。三 付和随行し、その他単に暴動に参加した者は、三年以下の禁錮。2 一、ニの未遂は、罰する。

裁判所は機会があればすかさず、判例という碁石を碁盤においていく

インターネット社会対策として…判例でできた強力な言論統制法の完成のために

イギリスが、南北戦争南軍支援して戦争を拡大したように

Permalink |記事への反応(2) | 16:39

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2024-01-29

頑張るとは眉を剃って整えるということである

頑張っていない人はレモン市場を生み出す

頑張っていない人を頑張らせるには統治機構必要である

そのためみんな一緒だと思われがちな共産主義トップダウンの仕組みが必要なのである

美に興味を持つことはいいこと

おしゃれに興味を持つなんてキモいなんて思われるわけがない

美術女子専用ではないがキモい男は美術自体には興味を持たないだろう

Permalink |記事への反応(0) | 18:33

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2024-01-13

anond:20240113200831

どうなんでしょうね。トランプは恐らくロックフェラーとかジョージ・ソロスとか無神論者グロバリストを指しているぽいですけど。彼がいうDSロスチャイルドなどのユダヤ系という人もいますが、トランプロスチャイルドから過去資金援助してもらってますので恐らく違うかな。

日本人が指すDSグロバリストのユダヤ人はじめとする欧米中など先進国の国際金融資本家やらのエスタブリッシュメント連中らをまとめて言ってる感はありますね。

ちなみにDS元ネタというか出処は恐らくユダヤ人エドワードバーネイズのプロパガンダという本内で、彼はインビジブルガバメント(目に見えない統治機構)と言ってました。彼らは合衆国建国した比較短期間で生まれたそうです。

Permalink |記事への反応(0) | 22:35

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2024-01-03

資本主義の行く末が共産主義というのはすべての会社公営企業株主が全員コミュニストということである

AIがすべての答えを出したらいずれそうなるんでしょう

統治機構は残るので上と下はありますので下は一生下です

まれた時から

Permalink |記事への反応(0) | 19:58

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2023-05-30

anond:20230530004341

破壊的なことが悪

創造因習打破の目論見とみなされ悪

地動説が受け入れられなかった理由は悪いとみなされていたか

統治機構存在すれば立場が揺らがず不穏分子を徹底的に排除し安定したものは善である

満足するもので満たされていれば非破壊的なので善

不満を持ったものがいればそれは悪である

基本的革命とかは悪とみなされる

幕府軍新政府軍を恨むのはそこ

グレーターグッドは犠牲を前提とする

かつての世界常識ではアジア人活躍することは悪とみなされるだろう

Permalink |記事への反応(0) | 00:58

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2022-10-03

anond:20221002235157

国家というアイデアそもそも西洋人勝手発明して世界中押し付けものからな。日本欧米列強をいち早くマネして近代国家として帝国主義マネした。戦争後は植民地搾取が酷いと民族自決だなんだクソ適当論理独立を促す風潮をこれまた西洋がまともな統治機構も用意せず勝手推し進めクソ国家を大量に生み出した。愛国心を持つ者は一昔前の西洋人の犬にすぎない。

Permalink |記事への反応(1) | 00:03

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2022-08-30

anond:20220829203649

統治機構統治が行き届かなくなると、

他国占領されるか、地域の有力者が独立宣言するよ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:05

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2022-03-02

anond:20220302134117

人口1.4億人の権威主義ロシア軍事力のモノを言わせた事例を、

14億人チャイナの行動予測に重ね合わせるなんて無茶。全く別物。

チャイナデカいから、

統治機構が複雑で、党内対立が別の政治均衡メカニズムを生み出してるし、焦る理由がなく、対外的な処理も軍事の他に相当な手段がありますし。

ロシアがこうしたから、チャイナも…ってトンデモ論すぎよぬ。流石に。

Permalink |記事への反応(1) | 14:07

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