Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「経常収支」を含む日記RSS

はてなキーワード:経常収支とは

次の25件>

2025-10-23

anond:20251023165856

円安進行の主な弊害

輸入物価の上昇 →家計負担

原油・食料・部品など輸入品が高くなると、電気代やガソリン食料品の値段が上がる。給料が同じなら実質的生活水準が下がる。

実質賃金の低下

名目賃金が動かなくても物価が上がれば実質賃金は下がる。特に賃上げが弱いと労働者生活が圧迫される。

企業コストの増加(輸入依存企業

部品や原料を海外から買う企業コストが上がり、利益圧迫や価格転嫁競争力低下になる場合がある。中小内需向け企業に痛手。

インフレ加速・金融政策の難化

輸入物価上昇が広がるとインフレが進む。中央銀行物価安定のために金融引き締め(利上げ)を検討するが、景気後退リスクとのトレードオフが生じる。

資産価格の歪み・格差拡大

為替で得をする輸出大企業外貨建て資産を持つ投資家と、得をしない層の格差が広がることがある。国内資産不動産・株)が上昇すると生活実感との乖離が出る。

海外からの買収や戦略的資産流出懸念

円が安いと外国資本が割安に感じて買収が進みやすい。核心技術重要資産国外流出問題になることも。

貿易収支が必ずしも改善しない

輸出が増えても、輸入価格上昇で支払いが増え、結果として経常収支改善しない(あるいは悪化する)場合がある。短期と長期で効果が逆転することも。

Permalink |記事への反応(1) | 17:08

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-27

トランプ関税日本財政破綻しない理由

三行まとめ


そろそろ「日本政府が大量の借金をしても財政破綻しないのは、対米輸出黒字による米ドル債権保有があるからで、もし米国が対日関税を引き上げて日本米ドル債権を減らせば、円の信用が低下して財政破綻する」という主張が出てきそうなので、前もって調べてみた。

まず基本的事実として、日本公的債務残高はGDPの2倍以上で先進国中でダントツに高い。でも長年にわたって破綻していない。なぜ破綻しないのか、その理由を整理すると、いくつかの要因があることがわかる。

一番大きいのは、日本国債がほぼ全て円建てだということ。外貨建て国債を発行していないから、最悪の場合日銀による通貨発行や金融緩和債務不履行を回避できる余地がある。この点はギリシャなどとは全然違う状況で、ユーロという自国コントロールできない通貨借金していたギリシャと違って、日本自国通貨借金しているから支払い不能になる直接的リスクは低い。

次に、日本国債保有構成重要国債ほとんどは国内機関投資家銀行日銀が持っていて、海外投資家の保有2023年度末で約13.7%程度にすぎない。つまり国内資金が循環していて、日銀も大規模な緩和で国債買い支えている。だから政府債務が増えても長期金利が急上昇せず、「狼少年」論まで生まれるほど安定している [1]。

それから意外と見落とされがちだけど、日本政府も相当の金融資産を持っている。社会保障基金の積立金や外貨準備など。だから表面上の債務だけでなく、資産差し引いた「純債務」でみると対GDP比は150%程度になる [2]。それでもかなり高いけど、単純な債務総額ほど悪くない。日銀保有国債政府と連結すれば実質的に身内の債務だし。

あと日本は長期にわたる低インフレ環境で、金利も抑えられてきた。名目金利より経済成長率が低い状況が続いたけど、金利自体も極めて低かったか政府の利払い負担は重くならなかった [1]。

まり自国通貨建て債務国内資金でのファイナンス中央銀行後ろ盾という3つが日本の強みで、これが破綻を免れてきた主因なんだよね。

じゃあ、対外的な要因はどうなんだろう?日本は確かに世界最大の対外純資産国で、対外純資産は令和5年末で約471兆円もある。33連続世界一の純債権国の地位を保っていて [3]、外貨準備2023年末で約193兆円と世界第2位 [1]。この状況が円の国際的な信用を高めている面は否定できない。

円が安全通貨とみなされて有事の円買いが起きるのも、日本の対外資産の大きさが背景にある。巨額の対外資産があるから、何か国際的危機があっても、むしろ円が買われるという現象が生じる。海外に持っている資産危機時に本国還流させる動きがあるからだ。

でも重要なのは、この対外資産が円の信用を支えているのは間接的な効果だということ。円は変動相場制の法定不換紙幣で、金本位制のように米ドル資産で直接価値担保しているわけではない。対外資産の役割は支払い能力と非常時の外貨調達力を示すことであって、円建て国債担保ではない [2]。

研究者も指摘しているけど、対外純資産多寡財政危機と直接関係するのは、公的債務外貨建て場合に限られるんだよね [1]。日本場合債務が円建てだから、対外資産との直接的な関係は薄い。もちろん潤沢な外貨準備市場安心感につながるし、万一円が急落した時に為替介入する余力を示すという意味では間接的に支えになっている。

そう考えると、「米国が対日関税を引き上げたら日本財政破綻する」という論理にも無理がある。確かに関税引き上げは日本の輸出と貿易黒字を減らす要因にはなるけど、近年の日本経常収支貿易黒字より第一所得収支(海外投資から収益)に支えられる構造になっている。実際、2022年エネルギー価格高騰で貿易収支が▲15.7兆円の赤字になったのに、海外からの利子・配当などの所得収支が+35.2兆円と過去最大の黒字で、経常収支全体では+11.5兆円の黒字を維持した。つまり貿易赤字でも経常黒字を保てる」段階に日本経済進化している [4][5]。

しか為替レートの自動調整メカニズムも働くはずで、輸出減少→円安圧力→輸出企業の採算改善・輸入縮小というルートで、関税ショックの一部は吸収される可能性が高い。

万一、米国関税措置円安が進み、海外投資家が日本売りに走るようなことがあっても、潤沢な外貨準備債権国という信用クッションがある。仮に国債への信認が揺らぐ局面でも、日銀国債買い入れを増やして金利急騰を抑え、財務省為替介入で過度な円安を食い止める余地がある [1]。実際、財務省は「外貨準備有事為替介入に備えるもの」という姿勢を示しているし、「米国債売却など極端な対応は控える」方針を明らかにしている [6]。

もちろん長期的な視点では懸念材料もある。日本が恒常的な経常赤字国に転じてしまえば、対外純資産を取り崩すことになり、いずれ「世界最大の債権国」の座も失われるだろう。そうなれば円の安全通貨としての地位も揺らぎ、海外から資金流入なしに国債を消化できなくなる恐れがある。特に高齢化国内貯蓄が減少する中、海外投資家の国債保有比率が上昇すれば、資本逃避リスク高まる

結局のところ、「日本財政破綻していないのは対外資産が円を信用たらしめているから」という主張には一部真理が含まれるけど、それが主要因ではない。円の信用は国内経済の安定性と政策当局への信頼に支えられている部分が大きく、外国から稼ぐドルが多少減っただけで崩れるほど脆弱ではない。

米国頼みの外貨が全て」と考えると本質的問題を見誤る。日本は確かに外貨建て債務ゼロだが、「自国通貨建てだから絶対安心」という慢心も禁物 [2]。信認失墜による資本流出や通貨急落は現実に起こりうるリスクで、財政・経常赤字の累積によってじわじわ高まる可能性がある。米国通商政策はその一因に過ぎない。

大事なのは日本自身が中長期的な財政健全化策を講じつつ、経常収支黒字基盤(輸出競争力対外投資収益力)を維持すること。そうして初めて「国債通貨への信認」を将来にわたって確保できるんだと思う [2]。

極論として「日本ドルをたくさん持っているか大丈夫」も「日本借金まみれで明日にも破綻する」も正確じゃない。現実もっと複雑なバランスの上に成り立っている。公的データを冷静に分析すると、日本財政状況は確かに厳しいけど、すぐに破綻するものでもないし、対米貿易だけで決まるものでもない。長期的な視点財政再建と経済成長の両立を図ることが本当に必要なことだと思う。財務官僚っぽい結論になったが、そーいうこと。

[1]https://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/research/workshops/public/paper2025/public0425.pdf

[2]https://www.mof.go.jp/english/policy/budget/budget/fy2024/02.pdf

[3]https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/iip/data/2023_g.htm

[4]https://www.boj.or.jp/statistics/br/bop_06/exdata/data/bop2022a.pdf

[5]https://www.jef.or.jp/journal/pdf/249th_Economic_Indicators.pdf

[6]https://jp.reuters.com/world/us/FHK2PFAGTFKTVNU3XGIKAACMEM-2025-04-09/

Permalink |記事への反応(0) | 15:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-04

トランプのいう「相互関税」が意味不明だったので調べた

はじめに:貿易における「相互主義」の理想現実

国際貿易議論において、「相互主義(Reciprocity)」や「公平性(Fairness)」は、しばしば重要原則として掲げられます。これは、自国相手国に市場を開放する見返りとして、相手国にも同程度の市場開放を期待するという、直感的には理解やすい考え方です。国内産業保護を求める声や、単純な公平感への希求がその背景にあることも少なくありません。

しかし、この「同程度の開放」を客観的に測定し、実現することは、現実には極めて困難な課題です。国境で課される関税率比較比較的容易ですが、現代貿易における障壁はそれだけではありません。各国には、国内規制製品技術基準安全基準環境規制、衛生植物検疫(SPS)措置、輸入ライセンスや許認可制度政府調達における国内企業優遇など、多種多様な「非関税障壁(Non-Tariff Barriers, NTBs)」、あるいはより広く「非関税措置(Non-Tariff Measures, NTMs)」が存在します。

これらの非関税措置は、その種類が非常に多く、意図的貿易制限しようとするものか、正当な国内政策安全確保など)の結果なのか判別が難しい場合もあります。また、その影響は特定産業製品限定されることが多く、経済全体への影響を正確に定量化し、他国措置比較可能な形で示すための標準的手法確立されていません。データ不足の問題も深刻です。

こうした複雑な現実があるため、全ての障壁考慮に入れた完全な意味での「相互主義」を達成し、それに基づいて関税を調整することは、実質的不可能と言わざるを得ないのです。

提案された算出法:「貿易赤字 ÷ 輸出額 ÷ 2」の意味

このような背景の中で、貿易不均衡、特に慢性的貿易赤字に対する国内の不満や政治的圧力を背景に、より単純化された形で「公平性」を実現しようとするアイデアが提起されることがあります。そして今回、以下のような計算式に基づいて相手国への関税率一方的に決定するというアプローチ採用されました。

(相手国との貿易赤字額 ÷自国から相手国への輸出額) ÷ 2 =課税すべき関税率

この計算式が意図するところは、二国間貿易収支における「赤字」という分かりやす指標を用い、その大きさを自国の輸出規模との相対で評価し、それに応じたペナルティ関税)を課すことで不均衡を是正しよう、というものです。赤字が大きい、あるいは輸出額に対する赤字比率が高いほど、課される関税率自動的に高くなる仕組みです。

この手法の持つ「単純明快さ」は、複雑な経済問題を分かりやす二項対立自国被害者赤字相手国=加害者)の構図に落とし込みやすいため、政治的アピールを持つ側面がありますしかし、計算式の「÷2」という部分に見られるように、その算出根拠には経済学的な理論に基づいた裏付けが乏しく、恣意的な要素が含まれがちです。

貿易赤字の原因:相手国の障壁だけではない複雑な要因

しかし、このアプローチの最大の問題点は、二国間貿易赤字の原因を、相手国の貿易障壁という単一の要因に短絡的に帰着させてしま危険性があることです。経済学的に見れば、貿易収支の不均衡は、より多くの要因が複雑に絡み合った結果として生じます

最も基本的な要因として、一国のマクロ経済構造特に国内の総貯蓄と総投資関係(貯蓄・投資バランス)が挙げられます国内の貯蓄が投資需要を下回る場合、その不足分は海外から資本流入によって賄われ、経常収支貿易収支を含む)は赤字になる傾向があります。これは、相手国の障壁とは直接関係なく、自国経済全体の構造に根差す問題である可能性があります個人家計に例えれば、収入以上にお金を使ってしまう傾向があれば、特定の店のせいにする前に自身の収支を見直す必要があるのと同じです。

さらに、為替レートの変動も貿易収支に大きな影響を与えます自国通貨の価値が変動すれば、輸出品や輸入品の相対価格が変わり、貿易の流れが変わります。また、両国経済成長率の差や、それぞれの国が持つ産業構造技術水準、国際競争力なども、貿易パターンと収支を左右する重要な要素です。

したがって、貿易赤字という結果だけを見て、それを直ちに相手国の不公正な障壁証拠とし、関税という対抗措置根拠とすることは、経済実態を見誤るリスクが非常に高いと言えます

見過ごされる非関税障壁計算式が捉えない貿易実態

もう一つの重要論点は、この計算式が、現代貿易において重要性を増している「非関税障壁(NTBs / NTMs)」の影響を全く評価対象としていないという点です。GATT/WTO体制下で度重なる多角的交渉の結果、世界の平均関税率歴史的に低い水準まで引き下げられましたが、その一方で、非関税措置貿易の流れを阻害する要因として相対的重要度を増しています

例えば、製品技術的な仕様安全基準(TBT)が国ごとに大きく異なり、輸出企業が各国の基準を満たすために多大なコスト時間を要するケース。あるいは、食品の輸入に際して、科学的根拠が必ずしも明確でない厳しい衛生植物検疫(SPS)基準適用されるケース。これらは、事実上特定の国からの輸入を困難にする障壁として機能し得ます

提案された計算式は、あくま貿易収支尻というマクロな「結果」の数値のみに依存しており、その背景にある具体的な障壁の種類や程度を分析評価するプロセスを含んでいません。極端な話、多くの非関税障壁を持つ国であっても、マクロ経済要因から貿易黒字であれば、この計算式では低い関税しか課されないことになります。逆に、市場比較開放的でも、自国事情赤字となっている相手国に対し、不当に高い関税を課す可能性すらあります。これでは、貿易障壁問題に取り組むという本来目的から逸脱してしまます

この関税措置日米関係にもたらす影響

では、この計算式に基づいて米国日本に対して一方的関税を課した場合、どのような影響が想定されるでしょうか。

国内経済への波及(消費者企業

まず、日本から米国へ輸出される製品自動車電子機器産業機械など)に算出された関税が一律に上乗せされると仮定します。

貿易戦争国際ルールへの挑戦

このような一方的関税措置は、ほぼ確実に相手から報復を招きます

結論提案された関税算出法の妥当性とリスク評価

以上の詳細な分析を踏まえると、「貿易赤字額 ÷ 輸出額 ÷ 2」という計算式に基づき一方的関税を課すという政策は、その魅力的に見える「単純さ」とは裏腹に、理論的・実践的な観点から見て極めて深刻な欠陥とリスク内包していると結論付けられます

1.理論根拠の欠如:貿易赤字の発生メカニズムを過度に単純化・歪曲しており、経済学的な合理性を欠いています

2.問題すり替え: 真に取り組むべき非関税障壁問題無視し、的外れ処方箋となっています

3. 甚大な副作用:自国消費者や多くの企業不利益を与え、経済全体の効率性を損なう可能性が高いです。

4.国際秩序への脅威:報復合戦を誘発し、ルールに基づいた多角的貿易体制崩壊させかねない危険アプローチです。

したがって、この算出法は、貿易不均衡問題に対する有効かつ適切な解決策とは到底言えず、むしろ多くの不利益リスクをもたらす可能性が高い政策である結論付けられます貿易に関する問題は、二国間及び多国間対話交渉を通じて、国際的ルールに基づきながら、地道に解決を図っていくことが、経済学的な合理性観点からも、国際関係の安定性の観点からも望ましい道であると考えられます

Permalink |記事への反応(0) | 18:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-12

日本って、それなりにお金持ちって言われるけど、電子通帳上の数値か、実態海外にある?

経常収支黒字で数十兆円だけど、海外投資して稼いだ金で、再び海外投資に回されるので日本に入ってこないと聞いた。

外貨準備高は1兆2400億ドル埋蔵金と言われたこともあるらしいけど、こちらもドルから円に換金すると影響が大きいから、国内向けに使えないって聞いた。

株などは日本は振るわず海外


電子データの帳簿上は、お金持ってそうに見えるけれども、海外恩恵を受けるばかりで、国内は豊かじゃないってことなんだろうか

Permalink |記事への反応(0) | 15:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-07

anond:20241107013852

でもイギリス中国しかけたアヘン戦争本当にあったんですよね

現在英米世界中から融資を受け(経常収支赤字最上位2ヵ国)て、イスラエルでの兵器開発に割り当てている(イスラエルIWIは重火器シェア世界一

第一次大戦前のイギリス王族と日本天皇が、化学兵器先進国ドイツ帝国支援したのと同じ

司法兵器開発の事実を隠ぺいするため、治安の悪化LGBT冤罪死刑事件など、様々な別問題を起こす団体

Permalink |記事への反応(1) | 08:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-23

anond:20240822193547

誰か説明して?

世界経常収支ランキング

  1. ドイツ
  2. 中国
  3. 日本

 189.アメリカ

Permalink |記事への反応(3) | 18:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-08-22

米国株本一覧2

たり@talisman1975:「2011年ドル米国株で儲けなさい:中丸友一郎 支店長にもらった本。浅井隆みたいなのかと思ってたけど、ものすごく説得力がある。ギリシャ問題財政赤字ではなく経常収支赤字が原因とか、斜め読みだとちょっと難しいけど、なかなか面白かった。85点。」(2010年9月9日

この頃は米国株本が浅井隆みたいなものとして捉えられることもあったようである米国株ITバブル崩壊から十年くらい停滞していたわけであり、これだけ停滞した以上、この先も停滞していくだろうと考えるのが普通であろうから、そこを覆すには、陰謀論と同じくらいの大胆さが必要なのだろうか。米国株は伸びるときは伸びるものの、停滞している時期もけっこうあるので、注意は必要である

アメリカ株 長期投資入門」(2010年)のサブタイトルは「2022年NYダウは4万ドルへ上昇する」であるが、ダウが4万ドルに到達したのは2024年5月17日であり、2年ずれただけである

リーマンショックから立ち直るために金融緩和が行われ、2010年代後半になると米国株の上昇は誰の目にも明らかになり、ちらほらと米国株本が出るようになる。バフェット太郎やたぱぞうによる本が何冊か出ている。

しかし、米国株本が書店の棚を占拠するくらいに出るのは、やはりコロナショック後に米国株が急上昇したこときっかけであろう。これも金融緩和によるものである2020年は5冊と片手で数えられるくらいであったが、2021年17冊、2022年は13冊と爆発的に出ている。書き手ネットインフルエンサーが多い。新しい傾向であるインフルエンサーを集めてムックが作られたりもしている。例えば、エル、とも、配当くん、はちどう、もみあげ、NUK、PANによる「ど素人でも稼げる! まんがと図解で超カンタン 1億円をつくる米国株投資」(2021年)というムックがある。

2022年2月24日ロシアによるウクライナ侵攻が始まりアメリカ株も落ちたのであるが、出版が予定されていたものはそのまま出たのだろう。2022年米国株本の衰えは見られない。しかし、2023年は5冊、2024年は4冊しか出ていない(8月20日現在)。2024年は新NISAが始まり投資熱のようなものはあるはずであるが、新NISA本はたくさん出ているものの、米国株に特化したものは少ないようである(岸泰裕「新NISAではじめる米国株投資」があるくらい)。

突出して変な本は、風丸米国株「レバナス投資 月1万円の積み立てから狙う“悪魔的リターン”」(2022年10月28日)だろうか。それまでの米株本はあたりさわりのないものしかなかった。出版社としては恨みを買いたくもないこともあり、それはそれで当然のことなのだろう。しかし、レバナスというハイリスクハイリターンの金融商品を積み立てることを謳った本が、大手出版であるKADOKAWAから出てしまった。レバレッジが効いているものは底で買って天井で売るのを狙うものではないのかと思うのであるが。

レバナスは儲かったのだろうか。例えば、iFreeレバレッジ NASDAQ100の基準価格は21年8月19日に34,910円、22年10月27日に18,230円248月19日に40,426円であり、eMAXIS NASDAQ100インデックスは21年8月19日12,066円、22年10月27日12,325円、248月19日に21,470円である。3年持つのならレバレッジなしの方がいいが、本の発売日に買っていれば(前日の価格しかからなかったが)、レバレッジありの方がよかったようである。なお、iFreeレバレッジ NASDAQ100は為替ヘッジありであるが、為替ヘッジなしでも大勢は変わらない。

これから米国株本は出てくるのだろうからタイトルくらいはウオッチしていきたい(これまでもタイトルしか追っていないが)。

Permalink |記事への反応(0) | 09:53

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

米国株本一覧

米国株本を年代順に並べてみた。書名に「米国株」「アメリカ株」(「米国投信」)が含まれているものに限ったが、葉山櫂「外国株投資入門」(1997年)はパイオニア的な本なので含めた。電子書籍は除いたが、Panさんのものは含めている。

1990年代】(6冊)

外国株投資入門:リッチマンへのバイパス (実日ビジネス) – 1997/7/1葉山櫂 (著)

1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資 :インターネットで始めよう!荒井拓也 著NTT出版 1998

インターネットを使った株式投資 :あなた日本株,それとも米国株大和総研 監修,大村岳雄,野口祥吾 著中央経済社 1999 (CKbooks)

1,000ドルからアメリカ株式投資 : 徹底編Coca-ColaからYahoo!まで荒井拓也 著NTT出版 1999

アメリカ株急落、日本株急騰する日 : なぜ日本が再び復活し、アメリカは沈むか藤井厳喜日新報道 1999

デイ・トレード入門:インターネットインフラがもたらした究極の投資米国株投資 (WEBビジネスシリーズ) – 1999/11/1中谷 恒敏 (著)

2000年代】(9冊)

Nasdaq100社の徹底研究 :米国株投資10倍株の宝庫荒井拓也 著講談社2000

オンライントレード入門 :ダイレクトアクセストレード対応する :米国株投資西郷一輝 著 ソシム2000 (Webビジネスシリーズ)

日本語だけでできるアメリカ株 : これが銘柄の全注文状況を把握できるリアルタイムトレードだ!櫻井貴志アスカエフプロダクツ2000 (CDbook)

投機バブル根拠なき熱狂 :アメリカ株式市場暴落必然ロバート・J.シラー 著,植草一秀 監訳,沢崎冬日ダイヤモンド社2001

決定版1000ドルから本気でやるアメリカ株式投資―長期資産形成!いま、原点から戦略

荒井 拓也 |2002/11/1

米国株夜間トレードで儲ける方法 :日本語だけで買える宝島社2004 (別冊宝島 ;1034号)

米国株面白いほど儲ける本 :ネットで始める英語不要米国株投資入門米国株トレードを楽しむ会 編中経出版2004

原油高騰でザクザク儲かる米国株を狙え!スティーブン・リーブ, ドナ・リーブ 著,盛岩外四 監訳ランダムハウス講談社2005

アメリカ投資完全マニュアル 基礎知識&口座開設編麻生稔 著パンローリング2006 (本気の海外投資シリーズ ; 3)

2010年代】(8冊)

アメリカ株 長期投資入門―2022年NYダウは4万ドルへ上昇する2010/6/18中丸友一郎 (著)

2011年はドル米国株で儲けなさい :アメリカ経済大復活!中丸友一郎/著徳間書店2010

日本人が知らなかった海外投資米国株アメリカゲートウェイ世界中の成長市場に賭ける(ソフトカバー2012/1/12戸松信博 (著)

世界マーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由松本大 著,マネックス証券株式会社 監修東洋経済新報社2013

米国株は3倍になる! :日本株も上昇に転じた2018年投資戦略 江守哲 著ビジネス2017

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資ソフトカバー) –2018/4/28バフェット太郎 (著), はるたけめぐみ (イラスト)

お金が増える米国株超楽ちん投資術 –2019/10/18たぱぞう (著)

40代資産1億円! 寝ながら稼げるグータ投資術~初心者でもできる、はじめての「米国株投資ソフトカバー) –2019/10/19たぱぞう (著), アゲオカ (イラスト)

2020年】(5冊)

バリュ投資家のための「米国株データ分析―ひと握りの優良株が割安になるときの見分け方(ソフトカバー)–2020/1/25ひろめ (著)

世界一やさしい米国株教科書 1年生 –2020/6/2はちどう (著)

金を買え米国株バブル経済終わりの始まり2020/7/22江守哲 (著)

もみあげ米国株投資講座 –2020/10/17もみあげ (著)

今こそチャンス!資産を増やす米国株投資入門(ソフトカバー)–2020/12/3岡元兵八郎 (著)

2021年】(17冊)

超ど素人がはじめる米国株ソフトカバー2021/1/1820代怠け者(上本敏雅) 著翔泳社

No.1ストラテジストが教える米国株投資の儲け方と発想法 = ADVANTAGES ASSOCIATED WITH LONG-TERM INVESTMENTS IN US STOCKS菊地正俊日本実業出版2021/1/26

はじめての米国株入門 : はじめ方から勝利のコツまでオールカラーでやさしく解説!2021/2/2岸泰裕 著成美堂出版

英語力・知識ゼロから始める!エル式米国株投資で1億円 = START FROMZERO AND BECOME A MILLIONAIRE WITH US STOCKSエル 著ダイヤモンド社2021/2/10

増える! りんり式米国株投資2021-03-16 (TJMOOK)りんり 監修宝島社

経済的自由をこの手に!米国株で始める100万円からセミリタイア投資2021/6/23たぱぞう (著)

図解でよくわかるたぱぞう式米国株投資 : 目指せ!資産1憶円!2021/6/29たぱぞう(著)きずな出版

素人でも稼げる! まんがと図解で超カンタン 1億円をつくる米国株投資2021/7/5エル (著), とも (著),配当くん (著), はちどう (著),もみあげ (著), NUK (著),PAN (著)

【完全ガイドシリーズ325】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ)2021/7/14晋遊舎 (著)

米国株 S&P500インデックス投資2021/8/10堀越陽介 (著)

10万円以下からはじめる!米国株超入門 (TJMOOK)2021/9/13竹内弘樹 (監修)

今日から始める!米国株投資超入門:松本大がやっぱり勧めるこれだけの理由2021/10/8松本大 (著)

世界一やさしい米国ETF教科書 1年生単行本2021/11/19 橘ハル (著)

2022年度決定版!ゼロから始める米国株投資入門雑誌2021/11/27たぱぞう (監修)

いちばんカンタン!米国株の超入門書ソフトカバー2021/12/4安恒 理 (著)

33歳で年収300万円台でも米国株投資爆速1億円 まーしー(著)2021/12/8

80分でマスター! [ガチ速]米国株入門(ソフトカバー2021/12/17金川顕教 (著)

2022年】(13冊)

株探 最強投資米国株FIREの達人が伝授! ほったらかしで1億円を作る!2022/1/21カロリーナ (著), たぱぞう (著), ふくと (著), まーしー (著),PAN (著)

めざせ1億円!米国株投資超入門 (COSMIC MOOK)2022/2/21宮原晴美 (著)

米国株チャート最強の教科書ソフトカバー2022/2/23鎌田傳 (著)

米国株 長き宴の終わり単行本ソフトカバー2022/3/1若林栄四 (著)

2022年米国株の稼ぎ技196 (SIB)2022/5/2ループプロダクション (著,編集),松田遼司 (著),伊藤亮太 (著),伊藤キイチ (イラスト), たぱぞう (その他)

知識ゼロから米国株投資入門2022/5/11岡元兵八郎 (監修)

米国株なんて買うな!インデックス投資も今はやめとけ!グローバル割安株投資ソフトカバー2022/5/21日野秀規 (著)

たぱぞう式米国株お宝銘柄投資 たぱぞう2022/7/15

【完全ガイドシリーズ355】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ)晋遊舎2022/7/21

20万円の不労所得を手に入れる! おけいどん式ほったらかし米国ETF入門 桶井道2022/8/12

めざせ「億り人」!マンガでわかる最強の米国株入門 安恒理2022/9/14

月3万円で3408万円の超安心資産をつくる! 毎月5分のシン・米国株投資レイチェル2022/10/3

米国株「レバナス投資 月1万円の積み立てから狙う“悪魔的リターン”風丸2022/10/28

2023年】(5冊)

リアルガチ!3倍になる米国個別株の見つけ方 月収30万円ボーナスなしサラリーマンでも2.6億円つくった方法チョコ (著)2023/1/26

ほったらかし投資FIRE 手間なく7年で早期リタイアする「米国株」高配当投資単行本ソフトカバー)ゆうパパ (著)2023/2/2

【完全ガイドシリーズ372】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ) –2023/7/26晋遊舎 (著)

世界一わかりやすい「米国株投資」の教科書ゼロからわかる新NISA活用法~PAN |2023/10/23Kindle版 (電子書籍)

最強の米国株2024 for Beginners (パワームック)大洋図書もみあげ |2023/12/18

2024年】(4冊)(8月20日現在)

負けない米国株投資術 米ヘッジファンドの勝ち方で資産を増やす!まりーさん |KADOKAWA (2024/3/1)

NISAではじめる米国株投資2024/6/10岸泰裕 (著)

米国株大全2024-2025 NASDAQ100&配当スペシャル (パワームック) –2024/7/16大洋図書 (その他)

NISA米国投信かんたんスタートガイド (100%ムックシリーズ) –2024/7/24晋遊舎 (著)

注釈をつけだすと切りがないので、いくつか注釈するにとどめる。

葉山櫂「外国株投資入門:リッチマンへのバイパス」(1997年)が、たぶん米国株本のトップバッターである外国株投資入門を謳っているものの、ほぼ米国株についてしか書かれていない。著者略歴には「1958年横浜出身1981年上智大学法学部卒業後、大手タイヤメーカーに勤務。西はパキスタンから、南はインドネシアまで、ほぼアジア全域を行脚。85年より中国専門担当になり、香港拠点マーケティング活動、87年帰国。88年より大手証券会社転職、同年より93年まで再び香港駐在通算、7年半の香港駐在)、帰国後、東京本社外国株式を専門に分析プロモート開始。現在に至る。」とある。この本の他に「精霊たちの夏」という小説1994年刊行している。この二冊の本を刊行してから消息は分からない。

この頃はなかなか米国株を買うのは難しかったようである。もちろん、東証上場している企業の株は買えたのであるが、それ以外を買うには、日本証券会社は取り次いでくれないので、現地の証券会社に口座を作らなければならなかったようである東証アップルは買えたが、マイクロソフトは買えなかったらしい。

ツイッターでは、同書は十年に一度くらい言及されているようである

ki-iphone@kiiphone:「@furontorsan尊敬します。マクロとか、ミクロとか、よく分からんです。「外国株投資入門 -リッチマンへのバイパス葉山櫂 もお勧めです。私のバイブル。分かりやすい。絶版だと思うので、アマゾンマーケットプレイスか。これを参考に投資して私は120cm水槽を買いました。」(20101月26日

KazooJr.@kazooJr:「相場は大荒れ、おっさんには手が出ないので、だって反射神経が若者と段違い。/初めて買った株の本、外国株投資入門、葉山 櫂著を引っ張り出して読んでいる。/1997年発行の古い本だが、中身は古くなっていないのに驚く。」(2020年3月20日

「中身は古くなっていない」というのはその通りであろう。これは日本アメリカも変わっていないかである。同書には、アメリカ開放的で、あらゆる人種の人がしのぎを削っているが、日本は閉鎖的であり、ハイテクのような新しい産業アメリカに敵うわけがない。日本はこれから没落していき、長期的には円安傾向になるであろうといったことが書かれているが、当たっていた。円安傾向はアベノミクスから始まるとはいえ成長産業がないので、遅かれ早かれそうなっていたはずである。この本が出たのは1997年であるが、この年は、山一証券拓銀が潰れて、危機的な経済状況に突入した年であり、そういう年に米国株本というジャンルが産声を上げたというのは象徴である

しかし、葉山櫂「外国株投資入門」はほとんど知られていないようである。むしろこの頃の米国株本を牽引したのは荒井拓也である荒井氏の「1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資」(1998年)はそれなりに売れたようで、それから何冊も米国株本を出している。しかし、アメリカITバブルであり、ここで買っていれば損をしたのかもしれない。

この頃はインターネット草創期でもあり、ネットで株が売買できるようになった(1998年松井証券が始めたらしい)。しかし、ネットで行われていたのは米国株の売買というより、FXなどのデイトレードであろう。迷惑ユーチューバー煉獄コロアキも、デイトレードで稼ぎ、3億くらい資産があったこともあった(誰にでもできることではない)。しかし、勝ち続けるのは難しく、現在では借金が1億くらいあるらしい。

ITバブル崩壊から立ち直った途端にリーマンショックが襲った。ここで買っていれば儲かったのであるが、買おうと思えるような状況ではなかったことも事実である。そんな中、2010年に中丸友一郎は2冊の米国株本を出しているが、これは今から見れば大当たりである中丸氏はウィキペディアにもページがあり、世界銀行エコノミストなどを歴任し、2004年から2021年にかけて28冊の本を出している(ウィキペディアの著書一覧は2017年までしか書かれていない)。発売当時のツイートに次のようなものがある。

たり@talisman1975:「2011年はドル米国株で儲けなさい:中丸友一郎 支店長にもらった本。浅井隆みたいなのかと思ってたけど、ものすごくPermalink |記事への反応(0) | 09:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-04-22

給食費無償化医療費無料化という現代ポピュリズム公約

最近自治体選挙では、とりあえず子育て世代支援としてこれらを掲げておけば票が見込めるという風潮がある。逆に言えば、これらを掲げないと当選の難度が上がるとも。

公約の実現には当然財源が必要だ。一時的措置であれば、国の補助金交付金を財源に充てることもできるが、長期に行うにはその自治体財政継続的負担が生じることは避けられない。また、財政調整基金などの基金継続的負担のために取り崩すものではない。経常収支比率から多少うかがえるかもしれないが、選挙候補者(あるいは住民)が思う以上に自治体財政に余裕はないのである

かくして、公約は縮小・撤回余儀なくされる。一時的に莫大な支出、中長期的に一定支出という違いはあれど、少し前のコロナ禍での給付金公約彷彿とさせる流れだ。給食費無償化医療費無料化ニーズが高いのはよくわかるが、だからといって実現性・持続可能性に乏しいこれらを公約とするのは一種ポピュリズムめいていて首を傾げるものがある。

なお、首長にあってはこれらの公約の実現可否の責任予算により果たすことになるが、議員に関しては基本的責任をとる場面は登場しない。ひたすらに言い得な公約であり、なおのこと質が悪い。

Permalink |記事への反応(0) | 07:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-01-06

anond:20240106090808

知らんうちに話が横で進んでたみたいだけど、

経常収支というワードを出すだけで為替レートについてこんだけ混乱する人が出てくるんだから

義務教育ちゃん経済教育するべきだなって改めて思いました。(そんな難しい話じゃないのにね)

Permalink |記事への反応(0) | 09:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20240106084631

経常収支まで赤になるほど貿易赤字が積み重なるなら問題だろうけど、そうじゃないなら経常黒字のうちに円安産業国内回帰させて将来的に貿易黒字を積む体制を整えるのがセオリーだな

Permalink |記事への反応(0) | 09:04

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20240106081534

今の経常収支の大部分が利子配当貿易収支赤字でも円安製造業国内回帰して将来の貿易赤字が縮小ないし黒字化することはあるって話

Permalink |記事への反応(0) | 08:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20240106081534

横だけど、円安傾向以降でも、サービス収支や所得収支を合わせた経常収支ほとんどの期間で黒字だよ

Permalink |記事への反応(0) | 08:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-11-02

ブコメ誹謗中傷

https://megalodon.jp/2023-1102-1105-46/https://b.hatena.ne.jp:443/entry/4744436480297117967/comment/howlingpot

ドイツ銀行でまず笑うんだけど、経常収支貿易収支黒字だがこいつの言う対外収支って何だ。トプコメみたいな自分が何を言ってるかもわからずに聞き齧りを繋げただけの白痴に星が集まる程度には日本平和だよ。

幾ら自分が気に入らないコメントがあったからって他人に向かって「白痴」とか酷すぎる

そもそも相手侮辱する目的精神病名前を出すとか実際に障害者人達に対しても失礼だし普通に障害者差別のもの

この侮辱されてるトプコメの人にその気があったら開示通る可能性があるレベルなんだけど

今って2022年侮辱罪が厳罰化されて厳しくなってるの知らないのかな

あとスター付けてる人もいるがTwitter他者侮辱する発言いいね付けた奴が有罪になった例もあるのによくスター付けれるな

一応「差別侮辱嫌がらせ」の項目で通報しといたけど

はてなブコメYahooから持ってきたアルゴリズム動かしてるなら

こういう酷いコメントは注目コメントになんか選出せずに自動で弾くようにするべきだし

そういう投稿繰り返してるアカウントはすぐにBANするべきでしょ

Permalink |記事への反応(1) | 11:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-10-07

anond:20231007115108

貿易収支赤字でも経常収支では黒字の豊かな国ニッポン債権国って強いね

Permalink |記事への反応(0) | 19:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-09-21

anond:20230921143145

飲食チェーンとかも俄か評論家が出てきて酷い業界

財務諸表もろくに読めんのに普段使ってるからわかってるつもりで語りたがる

経常収支の話してんのに不味いから行かないとかな

Permalink |記事への反応(0) | 14:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-03-04

anond:20230304191209

MMTの前提って

をすべて満たす必要があるってことか

そんな縛りが通用する国って片手で数えられるくらい限定的じゃない

MMTマイナス金利に対するぽっと出の泥舟の策だと思ってた

Permalink |記事への反応(1) | 19:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-10-18

anond:20221018173649

表層はそうだけど、基本的未来のない国の通貨は減価する

経常収支赤字だし金利関係なくアルゼンチン化するのは目に見えてる

Permalink |記事への反応(0) | 18:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-09-26

anond:20220925064918

日本貿易収支経常収支がどうなってるかわかってる?

Permalink |記事への反応(0) | 01:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-07-15

anond:20220715162232

本当に、共産党ネット部隊クズばかりだな。共産党市長の負の遺産を、数年で解決できるわけないだろう。

  

平成7年、8年は経常収支比率全国ワースト1位だぞ。あの北海道夕張市よりも悪い財政状況。

  

少しはググってから発言しろ共産クズ

Permalink |記事への反応(1) | 17:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-07-13

anond:20220713073115

黒田ちゃんが配った円をドルに変えられてしまった。

まぁこれがアベノミクスでの円安の原因でもある。

その上、投資家ドルというリターンがある。

アベノミクスで、貿易収支赤字だったけど、それを埋めるドル配当があったので経常収支黒字だった。

投資家にとっては最高の時代だったといえた。

Permalink |記事への反応(0) | 07:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-05-28

anond:20220528104919

利益問題じゃない

日本の存亡の問題

自動車産業の売り上げはそのまま日本経常収支に直結してる

工場生産は一日も無駄にすることな計画が組まれている

後でつくれば取り戻せる?そんなことはない

時間は有限だから

1年で作れる量はあらかじめ決まっている

ラインが止まればその分年間の生産量が減る

工場が稼働できる日数があらかじめ決まっているからだ

 

自動車は完全受注生産なので作った分は必ず売れる

無駄がない

作っても誰も食べない米とは違う

利益問題だけでなくリソース有効活用という点で考えても農業より工業だろう

Permalink |記事への反応(0) | 15:04

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-04-20

円安って悪では?

アベノミクス円安になったら景気良くなるって言ってたけどそんな良くなってない

資源高考えると、資源のない日本円高な方がいいんじゃないの?

しか経常収支円安に振れた12年に遅れる形で改善された

海外ヘッジファンドは事あるごとに円高方面に仕掛け、これまでは黒田さんは口先介入含めて円高を阻止しようとしてきた

過去円高に進む中繰り返される白川さんの「注視する」の影にどんどん製造業日本から出て行った

そもそもプラザ合意で急激に円高に進めたのはアメリカ双子の赤字解消のためで人為的ものだった

円安方面への回帰は、産業構造をじっくり立て直すためにはよいタイミングかもしれない

でも、ニュースを見ていると、円安海外のものが高くなっているそうだ

そもそも、それは日本デフレ根本原因で、デフレ解消するために行う金融緩和が悪となるのは違和感があるが、どうやら日銀が悪いらしい

ともあれ円安是正すべし、である

Permalink |記事への反応(0) | 21:44

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-04-19

富裕層円安に何も困らない

彼らは、アベノミクスで配られた円をドルに変えて海外への直接投資をしてきたから。

円安にも関わらず貿易赤字だったこの国で経常収支黒字だった。

なぜか

ドルでの配当金が爆増したからだ。

彼らは、ドルという収入源を持っている。

からどんだけ円安でも困らない。

政治家がなぜ円安にそこまで関心を持たないのか、これが理由

Permalink |記事への反応(1) | 21:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

富裕層円安に何も困っていない

彼らはアベノミクスで手に入れた円をドルに変えて、アメリカ直接投資をしてきた。

その配当金だけで15兆円がたった一年で20兆円まで爆増した。

円安なのに、物を作って売るほうはずーーーーーと赤字だった。

この配当金経常収支黒字になるぐらいすごい利益を彼らにもたらした。

円安の原因をつくっておきながら、自分たちはとてつもない利益を作り出した。

Permalink |記事への反応(0) | 21:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp