
はてなキーワード:粗製乱造とは
多くても数巻完結の作品しかないけどそれでも50作以上描いてるとかざら。
男性向けのメジャー誌でそんだけ作品出してるのってほぼ中堅以上のキャリア確定なはずだけど、
TL漫画なんかだとそんだけ描いてないとまともな収入にもならないってことなんだろうなあ。おまけに名前もろくに知られない。
粗製乱造じゃなくて一発鬼滅みたいなメガヒット作絞り出して出した方がらくよね。まあできないからTL漫画に浮き身をやつしてるんだろうけど。
男性向けエロでももうちょっと単行本一つあたりの実入りいいんちゃうか。いーむすあきは何作目で死にましたか?
dorawiiより
-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20251027170510# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaP8nuAAKCRBwMdsubs4+SJwZAQDuegrQ6CkL6NdYc3nL0XLOi24GBHECAa55D/tvXM3mXQD/etb1fVM1gEsYWZ1tJACuYexLqQvaleQjFospvD29EAQ==R0gx-----ENDPGP SIGNATURE-----
いや、嬉しいは嬉しいんだけど、なんかこう・・・殴り書きみたいなの乱発されてタグが埋まったりしてて
毎回反応はしてるんだけどこれといって感想も出しづらいというか・・・・。
上手く描いてとかじゃなくて、本当に殴り書きなのよ・・・・。
せめて丁寧に描いてほしい・・・。
なんでこんなことを言うかというと、毎回ありがとうありがとう引用で褒めまくったら調子に乗っちゃって
他のVさんにもガンガン描き始めちゃったみたいで、粗製乱造しまくってるみたいで。
褒められてどんどん上手くなるように頑張ろう!ってタイプじゃなくて、これでいっか!の気持ちで
とにかくガンガン何も考えずに描いている感じ。
画風としては罫線入りのルーズリーフに鉛筆と色鉛筆でガシガシ塗る感じ。
私自身だけなら全然大丈夫なんだけど、他の人に飛び火してて〇〇さんのリスナーがよく描いてくれてるという話があったり・・・・。
今の所苦情にはなって無いけど、反応が無いと配信で感想を聞くコメントしてたりするみたいでそのうちトラブルになりそうなのが怖い。
Permalink |記事への反応(20) | 16:45
ブランディング的に・・・というのは分かるし、粗製乱造されたエロAI絵で埋め尽くされたりするのもしんどいでしょう。
とは別に、表現の自由とめっちゃバッティングしてない?とも思ったり。
いや、タレントの皆さんが超真面目に競技に臨んでるとかならともかく、全然本腰入れてゲームもしてないように見えるし
なんならタレントが「今日履いてるパンツはぁ~」とか下ネタ連呼してたりしてて、衣装も明らかにエロいという・・・。
よくわからんけどとりあえずタレントの言動も何とかしたら?とは思う訳で。
>上限の鬼のモチーフが病気だったり、無惨が自分を災害になぞらえたりすることを、どう理解してるのだろうか。
それ、
その辺のYoutuber(稼ぐために「考察してみた」を粗製乱造してる手合い)が言ってるだけだろ?
いうて妓夫太郎・梅の母親が梅毒だったことがほぼ確定してるのと
黒死牟が黒死病とゴロが似てるぐらいのもんだろ?
それこじつけと言わんか?
自分はこの「上弦の鬼のモチーフは有名な感染病」説はミリも採用してない
まず「人類に大打撃を与え影響が大きかった感染症がモチーフ」なら必ず採用されているはずの病気が存在しない
この時点でもう説として非常に弱い
さらに鬼が病気のメタファーなら作中のテーマと明らかに噛み合わない
だからたとえ本当に作者が上弦だけでも有名な感染症をモチーフにしていたとしても、
無惨の異常性を表すセリフだったよね
殺人者が言う「いつかは死ぬだから自分が殺したって変わらないだろ」「自分が殺したんじゃない、包丁が殺したんだよ」等の
歪んだ屁理屈と一緒だ
悪意を持って人を傷つけ殺す行為と、
災害が人の命を奪うこともあるケースと
同一視できるか?いやできない
もし同じならなんで現実の社会では人が人を傷つけたら法律で裁かれるが災害は裁判にかけられないんだ?
だからこそ、あの「自分に殺されるのは災害で死ぬのと同じだと思え」は無惨の異常性=理屈が間違っていることを表している
奴の中には他人を尊重するという概念がいっさい存在しない、あいつの内面には自分一人しかいない
だからこそ人の怒りを買ってるんだよお前が言うなと反駁されるんだよ
(このセリフ、海外の人ですら「こいつは自分を神と同一視してやがる」と否定されてた)
ChatGPTとかGeminiにTRPGのGMやらせて遊んでたら、心が揺さぶられる瞬間があった。
別にめちゃくちゃ出来が良かったとかじゃない。むしろ粗かった。設定は矛盾するし、文章も崩れるし、
何回も今までのログをあらすじに圧縮して、わざわざ次のチャットに移動して貼り付けて。
めんどくさって思いながらも、その手を止めることはなかった。
でも、だからこそ思いもよらなかった展開に転がっていき、そこで発生した何気ない台詞が、何かズドンと刺さって。
人間にしかできないと思ってた“物語の反応”を、AIが、その場のノリと偶然と勢いで、圧倒的な速度と量で返してくる。
しかも、AIの未熟さがゆえの“ズレ”すら物語の一部に感じる瞬間がある。
ここまで来てようやく思ったわ。
生成AIの本質って、今まで人力ではどうしても厳しかったレベルの「即興性」の達成が可能になったことなんだって。
特にGemini2.5の存在は大きい。やっとスタートラインに立ったな、という感触がある。
最近話題になった、GrokさんちのAniちゃんだってそうだろ?
即興で身振り手振りをつけてくれて、話題にそった背景をリアルタイムで生成して画面に写してくれる。
それだけでも「オッ」ってなったもんな。全然粗いし、まあすぐ飽きたんだけど、それでも一定感動はあったよ。
お前らはイーロンがアニメ美少女を出してきた~だの、好感度システムとか下着姿になるのとかにばっかり着目してっけど。
それで、だよ。
今、AIイラストの界隈では、お気持ち反AI論者と承認欲求バカのポン出しAI絵師が、飽きずにあーだこーだ大した意味もねえ喧嘩してっけどさ。
あのへんの議論、ほんとにもう見てらんない。もうNovelAIが世間を驚かせてから何年経ってると思ってんだ?
お前ら、今がどういうフェーズか、ほんとに分かってないだろ。
AIって「人間の代わりに単体の完パケデータを作る機械」じゃねえんだわ。
そもそも“単体の完成物”の価値なんか、もうとっくのとうに減衰してんの。
よっぽどの天才か、ブランド背負った作家でもない限り、1枚絵なんか誰も覚えてないだろ。
エロ絵だってもう漫画やストーリーつきCG集で文脈による興奮強化をしない限り今日び使ってもらえない。
音楽だってそうだろ?今やMVや周辺のストーリーありきで作品が語られるようになって久しいんだよ。
(蛇足だけどついでに言っちゃうと、ボカロ界隈は音楽側にAI技術がめっちゃ使われてるのに界隈の連中がAIイラスト嫌ってるのマジでアホだと思う)
“単体の完成物”に固執してんのはオタク向けのイラスト界隈だけ。
まーーー、でも気持ちはわかるよ。実際に作ってる人からしたら気分が良いもんじゃないってのは本当にその通りだろうね。
ただ残念ながらもう流れは止まらん。でも大丈夫、人の手で作品を作ることの意味は決して失われないから。
――で、特に絵も描いてなくて実害被ってもいないのにやたらAIに噛みつきまくってるお前。お前は……何?w
そして、AIポン出しで何か作ってる気分になってるAI絵師やAI作曲家たち。
(絵師って名乗るな!名乗っていいだろ!みたいな議論もクソどうでもいい。わかりやすいから便宜上そう呼ばせてもらうだけ)
そもそもAIが作る“作品”がクソだったり、なんとなくパッと見良さそうでもなんか心に来ないのって、AIのせいじゃないからな?
方向性決める頭もない、ディレクションもできない、プロンプトも雑。何かと組み合わせてコンテンツを作ろうって気概もない。
絵柄だって大した工夫もせずに単一の作家の丸パクリで迷惑をかける(適法違法とかそういう話じゃない、意味ねえことしてんじゃねえって話)
そういう奴が「AIで俺もクリエイターだ!」って気取って公開して、炎上して、
そんで「AI使うと叩かれる…怖い…」って被害者ヅラしてんの、本当に面白いと思う。エンタメの才能あるんじゃない?
(まあASIが出てきたらどうかわからんけど。でもやっぱり人間が作ったもの、という価値とか、自分が好きにモノを作るって意味は人類に残り続けると思うよ。)
そして、それができない奴がAIを使うと、ただの量産バカになる。
パクってるとか以前に、単純に“つまんない”んだよ。
でさ、表に出したら燃えるのがわかってるのに、「でも見てほしい〜!(すごいって言ってほしい~褒めて褒めて~)」って、承認欲求で脳が焼けた奴らが、
“作品”として出しては燃え、出しては燃え、そのたびに「倫理ガー」 「著作権ガー」ってループする。
じゃあ生成AIでコンテンツを生成する意味はどこにあるかっていうと、
リアルタイムの反応と、偶然と、空気と、手触りを、人間が不可能な対速度クオリティでエンタメすることってわけ。
もう一回言うけど、作品じゃない。プロセスや体験がAIで作るコンテンツの本丸。
それを体験せずに「盗作が〜」「著作権が〜」って騒いでるの、マジで2010年代で時間止まってる。
でまあ、たった一つ、今のポン出しAIがもたらした“光”があるとすれば、
「”俺だけが好き”なコンテンツ」が、誰にも頼まずに簡単に手に入るようになったことじゃねえかなとは思うよ。
AIの生成物はクリエイティブの工業製品化と例えられる事が多い(まあいらすとやみたいな使い方だったり、総合芸術の制作補助とかだな)と思うんだけど、
この「クリエイティブDIY」が気軽にできるようになったのも革命だと思うんだよな。
他の人にお裾分けするほどでもない自分だけのピンポイントな性癖だとか。
こういう感じの曲で、こういう歌詞の音楽が聞きたいんだけど、絶妙~にいないんだよな、そういうアーティスト……とかな。
でも他人がそれを作ってくれるワケもない。個人の好みに他人を付き合わせるのもなんだかバツが悪いしな。
イチからスキルを上げて作ればいいじゃんって?今まではそうだったかもしれんけど、便利なツールがあるなら消費したい側としてはそっち使うだろ。理想論ばっかだな、お前ら。
ほんのちょっとした欲求に、毎回それなりの金を出すのも現実的じゃないし、何より、今すぐ、欲しい。
そもそもクリエイターと金のやりとりすんのってめんどくさいからな。時間だってかかるし。
それにインターネットどっぷりのお前らならそのへんのトラブルの話は散々見てきてるだろうし。
――それが、今、手に入る。AIなら。
誰にも見せずに、保存して、ニヤついて、終わり。
それだけで、満たされる。
(まあ二次創作エロだったら小銭ぐらいは稼げるんだろうけど、そんなの貴重な人生の時間と人としての尊厳を削ってまでやることじゃねえだろって)
TRPGで感動した話に戻るけど、その体験を“作品”として残す気なんて俺はさらさらない。
あとからnoteで公開したり、TRPGよろしくリプレイ動画として残す方法はあるにはあるだろうが、誰も興味ないだろうし、何よりその場限りのライブ感の中に熱があった。
そういうものに価値を感じる人間だけが、AIと一緒にこれからのエンタメ……体験を創れる。
そしてそれは今現在、たぶん一部の“わかってる奴ら”だけの特権だと思ってる。
でも、AIがコンテキストをちゃんと膨大に保持できるようになり、文章や画像や音のアセットだったりキャラクターデザインに一貫性が持てるようになったら……?
AIはツールとかそういう話じゃなくて、もはや共演者で、共犯者で、即興劇の相手なんだよ。
どうぞ勝手に、盗作がどうとか魂がどうとか、自分の安心できる“倫理”の檻の中で喋っててください。
あー一応補足しておくが、総合芸術作品(ゲームとか映画とか漫画とか)の裏側で制作補助として使われる用途に関してはめっちゃ可能性あると思うよ。昨今、安定して高いクオリティを求められるがゆえにコスト上がり過ぎだしね。
論点ズレるから突っ込んでないだけな。AIはツールです(熱い手のひら返し)
あと学習についても、論ずるだけ無駄だよ。この世でデジタルデータになるものは全部AIに学習されるものと思っていたほうがいい。コンテンツだけじゃねえんだよ。自動運転の技術だって空間をデータにして把握させるみたいな感じだろ?ありとあらゆるデータをAIは学習していくんだって考えたほうがいい。この流れは止められない。
それにまあ、これは与太話だが、作品をAIに学習されるのを完璧に阻止できたとするじゃん?そうなると、仮にAIがアンドロイドとかの形を伴って社会に浸透する未来が来るとしたら、そいつらの作品は未来において「消費や認知すらされていない、無かったもの」になるんじゃねえかなって思うよ。しらんけど。
Permalink |記事への反応(18) | 14:42
要約
生成AIは創作の革命だからものすごい名作がつくられると思ったら
ゴミを量産するサークルばっかりになって某同人ストアの売上激減した
なぜ生成AIで「ゴミ」が量産され、ストアの売上が激減したのか?
生成AIはコストが非常に低く、「早く・大量に・それっぽいもの」が作れます。
結果、多くの作り手が「名作を作ること」よりも「売れるかもしれないものを大量に出す」という方向に傾いた。
ストアに並ぶのは、見た目だけは「完成された」ように見えるが、中身のない“お手軽”作品ばかり。
📌 例:KindleのAI小説、AI生成イラストをベースにしたマンガアプリ、スチームのAIゲーム群
→最初は「おぉ?」と注目されるが、消費者はすぐに気づく。「中身がない」と。
多くの人が「AIを使えば自動的に面白い作品ができる」と勘違いした。
でも実際は、AIは“補助ツール”でしかない。創造の本質(問い・視点・文脈)は人間にしか持てない。
📉 3. 量が質を潰すメカニズム
ストアやマーケットに粗悪な作品が氾濫すると、「名作」も埋もれて見つけられなくなる。
ユーザーが疲れて離れ、結果として売上全体が下がる。
✨【ではどうする?】
アタリショックとは?
粗悪なゲームソフトが氾濫して、消費者のゲーム離れを引き起こし、ゲーム業界全体に大崩壊が起こりました。
📉【アタリショックの主な原因】
・人気IPの粗製乱造(例:「E.T.」ゲームは完成まで5週間)
任天堂はアタリショックの反省を踏まえ、次のような厳格な制約と制度を導入しました
その力が「ゴミ量産」に転じないためには、ファミコンが示したような「品質管理」「市場統制」「倫理的配慮」を重視する仕組みが不可欠です。
単なる技術の進歩だけでなく、それを取り巻くエコシステム全体のルールメイキングが、次の「名作」を生み出す鍵となるでしょう。
シークエルは兎も角、ドラマはそれなりにクオリティコントロールされてると思うけどなぁ
という主張をhttps://togetter.com/li/2568793 で見かけたので、反対意見をここに記しておく。
書いているうちにかなり長くなってしまったが、一個人の感想としてあまり真に受けずに読んでいただけるとよいと思う。
[1]
多く見かけたのは「手描きでしか出せないこだわりがある」といったコメントだが、その多くはAI生成画像を作品として見たことがない人の感想である。
こだわりを持って生成されたAI生成の作品からは、人間がすべて手描きしたものと同等の熱量を受け取ることができる。
ポン出しである程度の雰囲気の画像が生成される、という部分が注目されがちだが、主に構図的な粗がほぼ必ず存在して、非決定的な制御を行うしかない、とても不自由な画材である。
プロンプトを少しずつ変えながら大量に生成して選別することや、目的に沿って生成画像を部分的に修正することなど、この画材を制御する試みの成果が表れている良い作品は、AI生成画像に多く触れていれば通常分かるものである。
したがって、そうした作品を公開している投稿者については個人的には高く評価するし、周囲から高い評価を受けることも妥当であると考えている。
[1a]
付記すべきこととして、そうしたこだわりを持つ主体となれるのは人間だけである、というのは少なくとも現時点では正しい。
現在の画像生成AIは、人間が主体的に環境構築をして、プロンプトを与えて初めて動作する機械的なものであって、無から勝手に生じてきたものではない。
そのような未来においてなおAI生成画像「が」価値を持つのか、という問題は難しい。
[1b]
また厳密にいえば、「手描きであること」自体を価値に含めるような作品は当然ながら画像生成AIでは実現できない。
写真と見分けがつかないように描かれた絵、というものは写真が発明されて200年近く経つ今でも新しく作られているし、子どもが手描きした絵というのは唯一無二の価値があるものである。
手描きの作品の多くがそういった立ち位置に収束しても不思議ではない。
[2]
次に、「AI生成画像は粗製乱造であり平均的に低品質だ」というコメントも見かけたが、手描きの作品も粗製乱造であると考えている。
生成AIが話題になる前から、人々の好みは高度に細分化されており、インターネットに存在する情報のほとんどは特定少数のみに価値があるものである。
個人的な話をするのであれば、まず全年齢対象作品の成人向け二次創作は非常に多く投稿されているが、原作に対する権利侵害であり、少なくとも尊敬がなく受け入れがたいように感じる。
また、一次創作の成人向け作品であっても、わざと汚く描かれた男性が出てくるものは、性的なものに対する真摯さがないという印象になってしまう。
日々たくさんの時間をかけて手描きされている作品も、少なくとも上記のような条件に当てはまる限りは、私にとっては無価値である。
ただし、これらの作品が綺麗に区分けされたインターネット、というものは存在しない。
情報発信が大衆化される価値のほうが明らかに大きく、実際に私は今このほとんど価値がないテキストを匿名の場所にラベルなしで放流する権利を享受している。
AI生成画像について適切な区分けをすべきだという意見も、自分にとって価値がある希少なデータは手間をかけて探すしかない、ということに慣れていないだけなのでは、と考えている。
[2a]
上記の嗜好が生成AI作品を手描きより評価するうえで有利な条件となっていることは認める。
実際、プロンプトに入れないにもかかわらず二次創作が出てきてしまうことはほとんどなく、また安定した構図の絵を出力できるのは1人を指定したときなので、自分で生成した画像については上記2つの心配をせずに済んでいる。
[2b]
AI生成画像であれば一律無価値である、という思想を持つことを否定するわけでは当然ない。
作者のフォローやお気に入り、ユーザーブロック機能による自衛など、既に存在する機能を活用することが優先されるべき、という意図である。
[3]
類似の論点として「低品質でも素人には分からない」というものがあり、現在利用されているものの多くが低品質であることは認めるが、近い将来これも否定されると考えている。
現在の生成AIとくに言語モデルは、教師あり学習ができるデータをほぼ使い切っていて、強化学習によって性能を高めている。
より具体的に言えば、高品質な教師あり学習データを作れなくても、どちらがよいか判定できさえすれば、モデルがそれをもとにより高品質なものを生成できるように学習できる。
少なくとも画像投稿サイトのランキングやSNS上の反応などを見れば、それが十分な品質のアノテーションになっている。
したがって、低品質でもいいという現在の消極的な導入のあとに、人間より高品質だから導入するという選択が広がっていくだろうと予想できる。
[4]
まとめると、[1]こだわりのあるAI生成画像については手描きと同様に過程を評価できることと、[2]個人の評価基準としてはAI生成画像のほうが価値がある可能性が高いことから、私はAI生成画像を好んで鑑賞している。
また、[3]今後の学習でAI生成画像のほうが自然と高品質になり、生成AI「が」いいという時代もすぐ来るのではと考えている。
[4a]
ここまでの議論のとおり、かなり急進的な生成AI推進派を自認しているが、念のため現時点の全体的な立場を表明しておく。
言うまでもないが、現行法上の犯罪に与するような生成AIの開発・利用については明確に反対の立場である。
現状簡単に悪用できてしまうことと、数が多くて追跡できないのは問題なので、免許制にしたり、メタデータとしてAI生成であることが分かるようにするなどの対策はあったほうが望ましい。
一方で、表現の自由を損ねるのでウォーターマークの表示義務はされないべきであると考える。
また、明示的な許諾のない大量のデータで学習することについても、同じ仕組みで得られる翻訳やプログラムなどの利益を享受できなくなることを考えると、規制されるべきではない。
ただし、生成AIの提供によって得られた利益は寡占的な傾向があり、現在の税制で再分配が十分ではなくなる可能性があるので、そのときに対応が必要である。
上記すべては現時点の考えであり今後変わる可能性もあるが、いずれにしても、生成AIの利用について良い塩梅の定説が早めにできてほしいと考えている。
先日「動画の内容を要約して音声にするAI」というのを見かけて、改めて「この世はどうなっていくんだ」と思った
この「コンテンツソースに当たらず、要約して素早く簡単に情報を得よう」というニーズを満たそうとするAIの方向性が、もう、既存の経済モデル全体と死ぬほど相性悪いよな、って
そもそもYouTubeとか、現状のweb系の経済って、「コンテンツを見る権利を買う」もしくは「コンテンツの合間に広告を挟むことによって収益性を確保する」という2軸で成り立ったいるわけなんだけど、
現状の生成AIを放っておくとこの2軸ってたぶんボロボロに破壊されるんですよね
だってAIの要約で皆が済ませちゃったらyouTubeの再生数全然回らないし、再生数回らなかったら「広告枠を売って儲ける」というYouTubeの事業モデルそのものが立ち行かなくなるし
YouTubeが儲からなくなったら当然コンテンツを作成しているユーザーに対する分配も下がっていくわけで、
となると「頑張って質の良い動画を作れば収入になる」というモチベーションも下がっていく。
しかも、投稿した動画が問答無用で生成AIの学習に使われる場合、コンテンツの独自性やイメージを損なっていく可能性があるしね。
この懸念を重く見る投稿者が増えれば、ファンを連れて別のクローズドな媒体にコンテンツが公開されるようになる。そうなれば、当然サイト全体の収益性が下がっていくだろうし。
で?残るのは生成AIによって低コストで乱造されたハルシネーションまみれの、個人の見解としての価値すら失った虚無動画ばっかり、みたいな末路でしょ。
youtube全体でコンテンツの質が下がったら利用者も減って、どんどんメディアとして斜陽になっていく。
つまり、収益性の利点だけじゃなくて、ファンを醸成する場としての価値までが失われていく。
そうなると、購入型のコンテンツに誘導する導線としてもどんどん衰退していく。
おそらく、YouTubeのCEOもそこを不安視していて「クリエイター重視」みたいな発言をしてるんだろうと思うけど↓
https://gigazine.net/news/20240405-youtube-ceo-says-ai-training-would-break-rules/#google_vignette
そもそも無断学習がなければ生成AIの現段階の機能はほぼ成り立たないわけだからさ
全部の元凶はそれなんだよな
コンテンツの価値を無視している道具が跋扈すればコンテンツで成り立ってきた経済が破壊されるなんて当たり前のことじゃん
現状のAI無断学習横行状態をなんとかしない限りは何も解決しないというか
このままなんの規制もないままなら、生成AI跋扈する世の中に蔓延る「質に誠実な人ほど損をするシステム」は悪化する一方なんだろうなって思う
だから、おそらくは今後揺り戻しが来て、生成AIに関するルールが施行されていく
そうしないと経済が壊れるからね だれも滅びたくないんだからそうするしかないよね
現状のYouTubeで粗製乱造の生成動画でセコセコ小銭稼いでるようなのって、もしかすると「自分は最新技術で賢く稼いでいる」と思い込んでいるのかもしれないけど
そもそもYouTubeが儲かんなかったら広告収益なんてものは無に収束していく一方で、その経済モデルを守らなきゃ個人が稼ぐも何も、何一つ成り立たなくなるっていうのをちゃんと認識した方がいいと思う
その分際で「最近YouTubeの収益減ったわ~」みたいな文句垂れてるやつもいるしで
生成AIで動画制作!効率的に稼ごう!!みたいな主張って、軒並みこの経済的矛盾を無視していて本当に刹那的で自己破壊的だなって感じる。
生成AIによって「無料でコンテンツを公開して広告収益を得る」っていうシステム自体を破壊しているのに、生成AIでコンテンツを作って儲けようと考えてるなんて馬鹿みたいじゃない?
その行動は今、この刹那に微々たる収益を貴方にもたらすかもしれないけど、決してあなたの将来の人生を保証してくれるような「生きる道」には決してなり得ないし、
今後生成AIに関する法律が施行された際には「犯罪行為」として経歴の汚点にすら成り得るからね
既に権利保持者がバンバン生成AI企業を訴えて争ってるんだから時間の問題だと思う
この、一見「儲かる」風に見えて、全力で「生成AI提供元以外の全員が儲からない世界」を作ろうとしてる生成AIを推進して喜んでる人たちってマジで何を見てるんですかね
「AIで出力している人が受かって、手書きの私がなぜ落ちるんだ!」
という魂の叫びがバズっていた。
気持ちはわかる。
軽く自己紹介をしておくと私はゲーム業界に身を置き、AIについては推進派と言ってもよい立ち位置にいる。
壁打ちから企画立案、GDDや仕様書の作成、エンジニアはもちろんのこと、アーティストも一般ユーザーが想定していないレベルで生成AIを取り入れている。
プロから見て人間のクリエイティブ(≒作家性)が脅かされるレベルにはまだ無い。
それなりに予算をかけたゲームのチーム開発では生成AIによるアセットが消費者の目にそのまま届くことはありえない。
生成AIのアウトプットが比較的純度高く消費者に届く電子書籍などで今売れている作品は作者のスキルの賜物だ。
ただし、「今はまだ」なだけでもある。
新卒から経験2,3年程度のスキルはAIが数百トークン消費するだけで代替できてしまうことも多いし、エージェントAIの能力が上がると上位職が遂行している抽象度の高いタスクもそう遠くない未来に可能になる。
そして、AIに生成を任せて完成させても「AIを使ってアウトプットを出した」という事実だけが残り、手に職がついた充実感や、完成させる苦労から得られる達成感は過去のものになってしまうだろう。
法規制?
上で似たようなことを書いていてなんだが、消費者から見れば努力に価値などない。
お前、紙を使わずPhotoshopやクリスタで作品作ってるクリエイターに同じこと言ってなかった?
Xを見ていると覚悟ができていないヤツがまだ多い。
私自身、昔コミケで作品を売ったことがあるし、今は生成AIで売れそうなものを作ることもできるスキルを持っているが、それをコミケで売ろうなんて1mmも思わない。
でも世の中は既にそうなってしまったんだ。
AIによる粗製乱造を防ぐために月の本数制限を設け、審査を遅らせても複アカで薄利多売を実行するヤツはいるし、日本で規制したところで海外では無断盗用された画像を含むモデルは今後も増え続ける。
これはエンジニアが基本的にはオープンソースを良しとしている文化も関係しているのかもしれない。
グレーを排除してもホワイトなAI生成アセットも増える一方で、ハードの進歩とともにAIの表現力も上がっていく。
「AIが凄いのであって、使った人が凄いわけではない」
etc...
無数にある負け犬の遠吠えは見苦しい。
消費者の
「AI絵嫌い」
でも売れているAI作品は存在して、生成AIで表現をしているクリエイターは一定の評価と地位を獲得しているのだ。
反AIの負け犬は感情論で古い価値観を押し付けて、玉石混交の中で新しい表現が生まれていることから目を背け自分の汚い汗を詰めた瓶にこそ価値があるのだと叫ぶ。
老害は早く消えろ。
生成AIのお陰でPCさえあれば誰でもプロデューサーごっこ、ディレクターごっこができるようになった。
それは別に悪いことではない。
生成AIを使って創作分野に殴り込みを掛けて小銭を稼ごうとしたり、承認欲求を満たそうとするものが、真夏の竹ヤブで大量発生する蚊のように現れたのだ。
……ここまではギリギリよい。
真の問題は生成AIのウリである速度を利用して、粗製乱造したもので『金を稼ごう』としたり、『承認欲求を満たそう』とする頭の悪い奴が大半であるという事でなのではないだろうか?
ちょっとでも考える頭があれば『素人である自分が出来ることなど、同じ環境があれば誰でも可能である』という考えに至る。
だが『自分には高いプロデュース能力があるが、他の才能がないからこれまで認められて来なかった』などという、真夏の浜辺に放置されたイカよりも腐った脳ミソを持つ無能な承認欲求モンスター達はそこまで考えられなかった。
『生成AIでえっちな絵を量産してダウンロードサイトに出品すれば儲かる』とか、
『生成AIにえっちな小説を書かせてダウンロードサイトに出品したら儲かる』とか、
……結果としてどうなったか?
企業で出品されたものの倫理チェックをする部署が、毎秒レベルで申請されるエロの審査を処理しきれなくなってパンクした。
そりゃ当然だ、倫理審査をしくったらサイト側の責任になってしまうのだからチェックにAIは使えない。
ド素人が自分のおにんにんを握りしめながら大量生成したエロ制作物をひとつひとつ手作業でコンプラ審査させられた担当の苦痛を考えると、同情の涙を禁じ得ない。
かくして企業側の堪忍袋が爆発四散し、『AI作品は各サークル一月にひとつまで』みたいな対策が取られるようになってしまいましたとさ。
「バカどもに車を与えるな!」と仰っていた海原雄山の発言が実は大正解でした、という笑えない現実。
生成AIは画期的なツールであるけれど使う奴がバカだと全員が白い目で見られてしまうのだ、という事実を。
美術館なんて5年以上行っていなかったのだけど、美術館に足を運んだ。
とあるツテによって、一般公開に先立つ内覧会に招待されたためだ。
東京国立博物館でやっている、『蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児』という特別展。
久々の美術鑑賞だったが、なかなかよかった。
うまい例えができないが、90年代アニメの特集でセイバーマリオネットやスレイヤーズの存在を意図的に隠して、エヴァを前面に推すような感じである。
今の子供にもウケる絵柄だけを紹介してるような、それはそれで正解なのだけど、それはどうか、という思いがよぎる。
浮世絵というのは、ハンドメイドのカラー印刷なので、出来に良し悪しがある。
もちろん、出来がいいものを飾ってもらいたい一方で、出来が悪いものからも、いろいろと思うところはある。
教科書に載っているような有名作品に印刷ズレがあると、「印刷が間に合わないほど飛ぶように売れたんだな」と思ったりする。
「版元に大事にされていたんだな。プレミアム戦略で粗製乱造はしなかったんだな」
贅沢な悩みだが、一級の作品の、出来がいいものだけを集めて展示されていて、それが残念な感じがあった。
元来、浮世絵というのは、手に持って鑑賞するものだったので、多くの場合、壁に飾られることは想定していない。
運転席からみて見やすい道路標示が、真上から見たら細長くみえるように、壁にかけると普通は不自然さが際立つ。
額縁やマットの選び方も上手で、壁や床のいろとも調和して、照明のセッティングも含めて、この場所に、そうやって飾られるために作品が存在しているかのように見えた。
それは、すごい技術ではあるが、壁に掛けたら不自然にみえるはずの絵を、展示のテクニックで美しく見せてしまっていて、どうかなと思う。勝手に足し算しちゃってるようなもんだし。
もちろん、展示は研究者のためのものではないので、現代に生きる我々に理解しやすい絵を中心にみせることは大事だし、せっかく展示するなら美しく展示すべきというのもわかる。
手に持って鑑賞する前提で作られた作品を額縁にいれて壁にかけガラス越しに鑑賞する意味はなんだろうか?
作品というか、当時の感覚ではアートではなく商業印刷であり、描かれているのだって芝居の役者や女郎であって、風俗情報誌の表紙みたいなものなわけで。
それをわざわざ吉原をイメージした空間を作って展示となると、教養や文化というより、それを楽しむ娯楽だ。
おしゃれ空間を楽しむ娯楽という側面のほうが強い気がする。
Permalink |記事への反応(22) | 14:44
「仏作って魂入れず」や「置きにいってる」の最たるものを見せられたようだよ。
仕様通り(プロンプト通り)のものが仕上がってはいるんだろうけど、そこに顧客が本当に求めていたものがないんだよね。
結局さ、なんで剣と魔法とロボでファンタジーして欲しいかっていえば、そこに外連味や気持ちよさを求めてるからじゃん?
要するに題材自体は手段でしか無くて、本当に欲しいのは心を震わせる何かなのよ。
物自体が重要なんじゃなくて、それで何をするかが本体っていうか。
たとえば剣道五段の人が箒で型を再現するのと、その辺のガキが日本刀でブンブンするんだったら、間違いなく剣道五段が振り回す箒の方がサマになってるし強そうに見えるはずなんだよ。
そういう「魂」の部分みたいなものがまったくないよね。
中世風のファンタジー世界で冒険するからワクワクするのに、どっか外国の屋台でナッシュの弁当みたいなもの食われても「このコスプレイヤー頑張ってるね」ぐらいにしか思わんわけよ。
日常シーンだけでもひどいけど戦闘シーンはいよいよ見てられない。
その戦闘が何をどういう流れで行ってるかという意思が凄い弱くてチグハグなんだよね。
個人的には決めシーンみたいなものが全然足りてないのもだいぶアカンと思う。
たとえば魔王の敵か味方か分からないような不気味さとか全然出せてないじゃん?
カエルもキモいだけで終わっててその内側を覗かせることが出来てないから全然魅力が足りてない。
一個人がこの量を作り出せるのは確かに凄いんだけど、ただ量が多いだけ。
今の時代ってちゃんとプロが作ったものですら消費しきれないぐらい世の中に溢れてるわけでしょ?
その時代にこのレベルの物を大量に流されても全然うれしくないんだよね。
なんかマジで作ってる人の「こういうことがやりたかったんです!」が全く伝わらないのよ。
結局絵だろうが音楽だろうが作者のパッションみたいなものを食ってる所があるからさ、それが全然ないのって凄くスカスカに感じる。
そりゃ色んなサイトに「AI生成を除く」って検索機能が付くわけだ。