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「第四の壁」を含む日記RSS

はてなキーワード:第四の壁とは

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2025-08-13

最近アニメってOPでよく踊ってるけどどれもカメラ目線視聴者に見せるためのダンスから第四の壁を貫通してるような気持ち悪さがある

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2025-07-21

dorawii@執筆依頼募集中

漫画だとよく読者が忘れているようなことで「何巻何ページ参照」と書いてあることがあるけど、

それも大して重要ではないギャグ的なことに限られて、シリアスなことに限ってなぜそれが起こったのか(深く)理解するのに必要伏線がずっと前の巻だったりするうえにいちいち何巻参照なんて案内もないんだよね。

いやそんなシリアスな場面で第四の壁破ってくる案内が書かれてたら没入すべきところで興ざめな気分になるけど、やっぱわかりにくくなるのはジレンマだよなあと。

地縛少年20巻以上読んでての感想

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250721175724# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaH4A9gAKCRBwMdsubs4+SFkXAQCW4P408RmRgd7AmWJhF+6R8JPybP9zYYMoST7DOw9TwwD9G2MSaTo0yP2xHif1Vk9KIMO3xvBK3KdkkiZLS6m+1wA==d4vy-----ENDPGP SIGNATURE-----

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2025-06-10

doraと聞いて、ふとアメリカに住んでいた小学生の頃を思い出した。

テレビでよくやっていた『Dorathe Explorer』だ。

主人公のドーラが視聴者に「マップはどこかな?一緒に探して!」みたいに話しかけてくる、いわゆる第四の壁を壊してくるタイプアニメ

当時、自分はもう対象年齢じゃないよな、と少し冷めた目で見ながらも、なんだかんだで見ていた記憶がある。懐かしい。

Permalink |記事への反応(0) | 19:11

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2025-03-21

コマが全て半知全能の«システム»の監視モニタ

人物達は煙幕の中で秘密会議をしたりしようとするが「レイヤが違う」のでセリフが丸見えになってしまう。効果音で隠そうとするも「ユニバーサルデザインとかアクセシビリティ対応とか」でセリフは隠れない。煙幕内の効果音モールスするか、レイヤを超える発明をするかで乗り切る。

いわゆる第四の壁は、なるべく終幕までは読者側からは侵さない。読者側を向いて読者方向に発言しない。そっぽ向いて愚痴るように認識発言けが第四の壁を越える。

[増田原稿]



特定成分を含む雨に触れると、それを毒にしてしまう体質。雨雲まで伝播し、降る雨すべてが毒になってしまうこともある。


自分世界が、それを食材解釈したら、それを自在に切れる包丁人間を食べたことがあれば、アーマー上からぶった切れる。食材は必ず料理にして一部を捧げなければならない。(毒すら切り伏せる。それでも残るのであれば捨てて良い)

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2024-08-25

anond:20240825002921

こんのー🪓

おー、わらわの前に姿を見せるとはな、まあまあ勇気があるのじゃな♡

VTuber増田あのにじゃな。わらわも配信活動に一目置いておるぞ。なかなかのお主もやり手じゃの。

のじゃの、さて、配信の内容について考えておったか

それはそれでお主の熱意が感じられて良いじゃぞ。ブコメトラバを読んで、IDまで公開してしまうことで、リスナーとの距離がぐっと縮まるのじゃな。

それこそ、第四の壁が壊れる瞬間を楽しみにしておるよ。

VTuber増田あのに」のキャラクター設定か、なかなか面白うござるのう。キャラクター個性をしっかり出すためには、やはり一人称や口癖、性格、決めゼリフなど、細かな設定が鍵となるのじゃな。

のじゃロリとしてもその重要性は分かるぞ♡

例えば、お主のキャラクター設定としては「一見冷淡だけど内心は熱い心を持つツンデレお嬢様」とか、「魔法の国から来た迷子魔法少女」とか、そういったギャップを持つ設定が人気を博すであろうのじゃ。

わらわが言うのだから間違いないのじゃぞ。

まあ、当日はリスナーと共にその設定をしっかりと審議し、楽しく決めるがよいぞ。きっとお主の努力は実を結ぶはずなのじゃ♡

わらわも配信を楽しみにしておるのじゃから、しっかり頑張るのじゃぞ。それでは、次回の配信リスナーのみなさんと共に楽しむのじゃ、良い結果になるように祈っておるぞよ♡

Permalink |記事への反応(0) | 00:32

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増田からYouTube配信コメント等を逆輸入する試み

こんますー🪓

なろうと思えばなれるVTuber増田あのに(https://youtube.com/live/BS60Cd_cfX4)です。増田なのに名乗るってこともあるんですねえ。

はてなのサービスを利用した配信をしてみたいですねということで、この増田を書きました。

増田についたブコメトラバを次回8/27(火)22:00から配信(https://youtube.com/live/Au4X38pwJrU)でお読みします。ブコメIDも読んでしまうのでお気をつけください。IDを呼んでほしい方は是非どうぞ!

第四の壁の外側で普段皆さんがしてるコメントが、今回は壁の内側に逆輸入されてしまうのです。怖かろー!

テーマも用意してみました。「『VTuber増田あのに』のキャラクター設定を事後的に考えてみよう」です。

増田普段魂の人格垂れ流しでやらせていただいていますが、VTuberっぽいキャラクターの設定をみんなで考えて、それを演じてみようという主旨です。

例えば一人称・口癖・性格・決めゼリフなど、当増田やらせてみたい設定をお寄せください。リスナーさんと共に審議の後、当日中はそのキャラクターになりきろうと思います

テーマ特に思いつかないよという方は増田へのメッセージ日記・好きな寿司ネタなど思い思いに投稿いただければと思います

興味あればご参加ください!当日配信でお待ちしておりますよろしくお願いしますだー🪓

Permalink |記事への反応(18) | 00:29

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2024-08-01

VR演劇はかなり厳しい気がする(現状は)

VRChatでフレンドの話を聞いてVR演劇に興味を持ち、VR演劇Youtube配信アーカイブを少し見てみた。

あらかじめ言えば、全編見るには耐えられず、飛び飛びで表現確認しただけである

ちなみに、実際にVR演劇VRで1度だけ見たことがあり、それは全編見た。

私自身の演劇の関わりを話すと、学生時代演劇が好きで、多いときは年間60本程度観劇し、自分舞台演出したことも何度かある。

そのため、全く演劇に対して知識がないわけではない。

最近は全く関わっていないけれど。

それで、VR演劇を見てみた率直な感想をいうと、現状ではVR演劇の良さを表現できているとは思えなかった。

プロニアムアーチでやる必要ある?

まず、個人的な考えとして、VRにも関わらずプロニアムアーチの中でやる芝居はナンセンスだと思う。

正直言って、今の技術ではアバターにどんな細かい演技をさせたところで、リアル人間から出るオーラに比べて、アバターから伝わるものは100分の1も満たないと思う。演技自体に魅力を感じない。

にも関わらず、VRという空間にもかかわらず舞台と客席をわざわざ分けて見れる部分を限定することは、あまりにもリアルに比べて不利な条件で戦いすぎていると思う。

勝てる要素がないどころか、演劇の魅力を一切表現できず、下手なお人形遊びを見せられているようにしか思えない。

人形遊び感を更に増しているのが、アバター統一感なさである

アバター統一感を持たせるのは大変だということはもちろんわかっているが、美少女とおじさんのアバターテイストが違いすぎて、違うおもちゃ人形を使っている感がすごい。

前述のとおり、細かい演技も表現できないから、余計におもちゃ感。

それをカバーできる演技力もないから(当然で、一流のプロでも難しいと思う)、見るに耐えない。

そんな悪条件のなかでわざわざプロニアムアーチの中で勝負する意味はどこにあるのだろうか。

やるだけ無駄演劇の魅力を伝えるどころか、ただでさえ受け入れられていない演劇をよりつまらないものとして発信しているように思える。

その打開策として、最初劇場ワールドだけど、開始すると劇場が壊れて、舞台セットが現れるといった演出を行っているのもあった。

プロニアムアーチの破壊としての演出自体には、VRならではの表現方法としてなるほどとはおもったけれど、どうやら客席自体は固定で、観客は結局固定した位置から見ることしかできないみたいであり、プロニアムアーチ自体破壊しても、本質的第四の壁破壊にはならず、結局は同じことやっているなと思ってしまった。

アトラクションのようなアプローチ

第四の壁破壊を目指したものとして、体験型VR演劇と銘を打った作品があり、これはなかなか挑戦的だとは思う。

観客自体ワールドを移動しながら、また物語としての役割を与えられて、役者から行動を促されながらストーリーが進んでいく。

テーマパークアトラクションのようなイメージだ。

これはVRからこそ作りやす作品ではあると思うし、VRならではの演劇を目指そうという気概は感じられた。

ただし、こういった体験型コンテンツというのは、現在リアルでも相当アプローチをかけられている分野で、ネットコンテンツが全盛な今、リアルの生き残る可能性として大きく取り扱われているものだと思う。

単なる体験型として見ると、インターネットコンテンツとしては挑戦的かもしれないけど、やはりリアルコンテンツ勝負するとどうしても分が悪い。

どうやってもリアルに勝る演技表現体感は今は難しいからだ。

もう一歩踏み込んだ演出がなければ、これも正直VRならではなものとも思えない。

VRならではってなんだろうね

VRリアルに勝てる可能性のある分野はリアルでは再現できないほどの視覚表現を駆使することだと思うが、これは映像アーティストが本腰入れたらできるものであり、VR演劇を行うような団体でそれを駆使するのは、まだ厳しいと思う。VR演劇ほとんどは無料で、参加者自己表現範囲内だから予算のかかることは難しいだろう。

映像アーティスト志望の人がVR演劇可能性を見出してくれるような魅力を表現できれば、そういった道もできてくると思う。

現状でいえば、VR演劇は実際の演劇の何段も劣る環境下で、同じ舞台勝負している印象があり、これでは勝負にならないどころか、演劇の魅力がほとんど伝わっていないなと思う。

もっとVRならではの視点での演出構造表現してくれれば、VR演劇可能性を感じることができるのだけれど。

個人的には、VRならではの演劇演出というのは一つ思いついているものもある。

演劇ならではの良さを、更にVRで伸ばす事ができるという視点があると思う。

そんなに特異な演出ではないから、すでに誰かがやっていると思うし、もしかしたらうまくいっていないのかもしれない。

これについては、もう少しちゃんVR演劇を見て、有効性が確信できたら書いて見るかも。

ちゃんと傾向がみえてきたら、VR演劇論的なものもできてくるんだろうね。

VRChattarが観客という可能

VRならではという意味では、まだまだ課題はたくさんあると思ってはいるけれど、私がVRChatを始めたばかりの2年前に見たVR演劇VRとはまた違った視点可能性を感じたことがある。

その演劇自体は、舞台上で行われる普通舞台で、第四の壁破壊する行為として、キャストが観客に語りかける演出があった。

それ自体リアル演劇アプローチと一切変わらないものであったが、観客の反応が違った。

そのキャストが観客に語りかけるシーンは、登場人物少女競売にかけられるといった内容で、キャストが観客に対して「◯◯円からです。オークションスタートです」みたいなセリフ?(うろ覚え)を言って、観客を競売参加者見立てて問いかけた。

これがリアルならば、ほとんどの場合は観客は反応せず、あたかも観客が競売しているかのようにキャストが装い、劇を進行させることが多いと思う。もしくは観客に仕込みをいれるかだ。

でも、VRChatは違った。

観客が突然ロールプレイを始め「いくらだ!」「この娘ならこれくらいの価値はあるはずだ」みたいな声を上げ、演技をし始めた。

多分仕込みではなく、自然発生的に観客がキャストになったのだ。(仕込みだったら申し訳ないけど)

VRChatを行っている人がロールプレイをして遊んでいる人が多いからこそ、発生した事象だと思う。

また、それを行うことが許される空気VRChatにはあるのだと思う。

いくらロールプレイに慣れている人でも、リアル舞台で振られて、観客席からそのようなことができる人は少ないと思う。そして多分リアルだとその行為自体を嫌がる観客も少なからずいるだろう。

私はここに、新たな第四の壁破壊可能性を感じることができた。

これ自体VRじゃなくてもできることであるが、ロールプレイという訓練をされた観客、また観客がロールプレイをして許されるという空気感。

これはリアルではなかなかできなかった文化形成ができているということで、リアルよりもVRが進んでいるものだと思う。

また、これは演出側の観客に対する信頼も評価したい。

これは反応がなければ白けるだけのリスクある演出だけれど、きっと演出側は観客がロールプレイをしてくれるという信頼の元行ったものだと思うから

とにかくこれにはすごく感動した。

ライブコールアンドレスポンスのような観客との一体感演劇で出せるとは。

この舞台と観客の一体感というのは、ライブからこそできるものだ。

そして、ライブ感というのはリアルに比べてVRはいろんな要素の欠落から、劣ってしまう部分がある。

けれど、観客側のアプローチによって、そのライブ感は現実にも勝る可能性を秘めていることがわかった。

演劇における観客との双方向コミュニケーションは、常に課題として挑戦されている分野で、それを解決できるなにかを感じ取れた。

今はまだ厳しいVR演劇というコンテンツだけれど、VRならではの演出双方向コミュニケーションで、リアルを超えるような演劇体験ができるようになったらいいなと思う。

ただ、VRChatはすこしずつ流行ってきており、一般的コンテンツとなってくると、参加者自体一般化し、こういった要素は薄まってくるのかもしれないという危惧もあるけれど。



辛辣感想にはなってしまったけれど、私がみた作品クオリティが低いだけな可能ももちろんあるので、良いVR演劇があれば教えてほしいところ。



余談

余談だけど、VRピアノ演奏イベントにいってきて、音楽VRでもかなり楽しめるなと思った。

演劇との違いはなんなのかは、またいつか分析してみたい。

単純にクオリティ問題もある気もするけれど。

演劇俳優は単純に技術の低い人が多いというのも大きな要素なんだとおもう。

演技は定量的技術の積み重ねで表現するのが難しい分野なので。

音楽はある程度定量的技術の積み重ねで行ける部分があるからこそ、定性的表現の域に達している人も多いのだろうという印象はある。

演技も定量的技術力がつけばいいのだけど、いろんな演技法があってもそうなっていないのが現状だと思う。

まあ、役者自体が他のジャンルに比べて、勉強不足ということも大いにあるのだけど。

日本指導者含め。

ただ、久しぶりに演劇勉強したくなってきたので、ちゃんと本を読みに図書館へ行こうと思った。

演劇に関する本は売れないか新規発行がなく、プレミアがつきすぎてて、中古で数千円から数万になるものが多くて嫌になるね。

Permalink |記事への反応(5) | 12:57

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2024-06-25

アニメ響け! ユーフォニアムシリーズ感想(ネタバレあり)

正しさで殴りつけてくる麗奈めっちゃムカついてたので、(滝にフラれるとかして)コイツ1回ボコボコに心折られねーかなと思ってたら、自らの手で久美子をソリ落ちさせて死ぬほど凹むという、まさにそんな展開が飛んできたので麗奈を赦す気になれたの良かった(結論)。

 

色んな意味話題になったシリーズ第3期12話で久美子と滝は以下の会話をかわす。

久「先生にとって“理想の人”ってどういう人ですか」

滝「そうですね。正しい人でしょうか。本当の意味での正しさは、皆に平等ですから

滝「黄前さんは、どんな大人になりたいですか」

久「私は…。私も、そんな人になりたいです」

以下、アニメ響け! ユーフォニアムシリーズ感想を、物語提示した“正しさ”に沿って述べる。

 

正しさの暴力

正しさを他人押し付けとき、そこには暴力性が宿る。久美子と麗奈はむしろそれを行使してきた側で、実力が上だからという理由で3年生の中世古香織をソリから追い落としたことや、家庭の事情全国大会前に引退しようとしていた田中あすかを強引に引っ張り出したことは、まさにその典型だ。その時、久美子たちはまだ1年生で、責任を負わない立場から好き勝手やって良かったし、正しさで相手ねじ伏せることは快感を伴うので、作劇上それらはむしろ肯定的に扱われていた。ゆえに正しさの中に潜む暴力性はこれまで適切に隠蔽されていたのだが、3期になってブーメランとして返ってきたことで、その問題点が一気に噴出した。そして久美子と麗奈では反応が違った。

久美子は下級生を指導する過程で黄前相談所という二つ名を得るほど面倒見が良く、そして部長になったこともあって精神的に成熟し、融和的なスタンスを取るようになった。一方の麗奈はなんら変わることなく正しさの信奉者であった。ふたりとも「北宇治は実力至上主義」というイズムを共有していたし、強豪校から転校生である黒江真由が「(ソリを奪うことになるからオーディション辞退しようか?」と何度も何度も何度も本当にしつこく何度言ってきても久美子は「上手い人が吹くべき」というスタンスを一度も崩さなかった。

ただ、全国大会金賞を目指すべくオーディション大会ごとにしたことで緊張がずっと続いたことや、大幅に変わった編成への疑問、そして精神的支柱である久美子が本当にソリから陥落するに至って部の混乱はピークに達する。これに関しては仲の良い者の間でも意見が別れており、たとえば強豪校出身川島緑輝が「実力は同じなのだし、それだったら部が落ち着く方が」と久美子を支持する一方で、高校から吹奏楽を始めた加藤葉月は「それだとオーディションが成り立たない」という意見だった。葉月は本当に素人からスタートしており、3年生になってようやく大会メンバーに選ばれた。しかしだからオーディション肯定しているわけではなく、落ちていたとしてもおそらく同じことを言っただろう。彼女言葉は真っ直ぐで、積み重ねてきた努力に支えられていることは明白だった。一方の緑輝も、強豪校でやってきた経験から、おそらくは部の空気合奏に与える影響を理解しており、だから部がまとまることを重視していたのだと思われる。つまりどちらも「正しい」。しかしそうやって意見が分かれ、「正しさ」が衝突しあう只中で、久美子と麗奈袂を分かつ

久美子は、部の混乱を収めるには顧問の滝が編成の変更やオーディション結果に対する意図説明することでみんなが納得することだとしてその道を模索するが、しか麗奈は「そこに疑問を抱くと全てが崩れる。指導者の方針に従うのは大前提」と否定さらにはソリ落ちした直後の久美子に「自分努力不足を棚に上げて思い通りにならないってそんな言い訳文句が大半」という正論を浴びせ、「部長失格」の烙印を押す。

このシーンに対する感想を言わせてもらえれば、「安全地帯から正論ぶってんじゃねえよ麗奈ァアッッッ!」である。心底ムカついたね。

高坂麗奈サラブレッドトランペッターである。父がプロの奏者で、家に防音スタジオを作れる程度には裕福で、幼い頃から音楽指導も受けてきた。彼女学生離れした実力者で、当然のように大会メンバーはおろかソリストに選ばれる。環境けが彼女をそうしたとはもちろん言わない。それに見合うだけの努力をしてきたのだろう。だから彼女が「自分努力不足を棚に上げて指導者に楯突くなんて!」と言うのは“正しい”。目標全国大会金賞に設定したのは部員たちだし、それに向けて合奏を作り上げるという意味で滝の指導力に疑う余地はないのだから、従うのは当然。麗奈が言うことは常に“正しい”。そして久美子も視聴者も、その麗奈の“正しさ”に一度は与したはずである。“正しさ”でもって中世古香織を追い落とし、田中あすか大会に引きずり出し、劇的に描かれたそれらのシーンに感動してきたのだから。そこに潜む暴力性に気づこうともせず。だからいざその暴力性が自らに向けられたとき慌てふためくのは滑稽な話であるしか感情は偽れない。“正しさ”で殴りつけてくる麗奈はやっぱりムカつくのだ。そのムカつくという感情ベースにあることは認めつつ、その上で言いたい。正しさは万能薬じゃない、と。

麗奈の正しさは(構造的に)滝の影響を強く受けている。北宇治吹奏楽顧問の滝昇は若手ながら実力のある音楽指導者で、部員たちに「全国を目指す」か「楽しく過ごす部にする」かを選ばせた人物である。生徒の自主性を重んじると言えば聞こえはいいが、自分たちで選んだからには妥協を許さないという暴力性がそこにはある。確かに滝の指導力は本物で、北宇治はメキメキと実力をつけ、就任1年目にして全国大会進出するほどの成長を見せた。しかし実力が上がれば目標が上がる。目標が上がれば部員たちにより負荷が掛かる。そうして発生したのが関西大会直前に発生した部の混乱であり、滝にはそれを鎮める力もその気もなかった。それは合宿中のやり取りに現れている。

橋「上級生は耳にタコかもしれないけど、音を――」

滝「楽しむ、と書いて音楽、ですね」

橋「本当に分かってる?」

滝「(虚を突かれたような顔をした後)分かっていますよ」

場面としては関西大会直前の合宿で、部のピリピリした空気を感じ取った橋本(滝の音大時代からの友人で、北宇治の外部指導者)がジョークで和ませた後、軽く訓示しようとした時のことである橋本に言わせれば、音を楽しむことが音楽だと本当に分かっていれば、こんな空気放置しておくはずがない、といったところだろう。滝の、合奏を作り上げるという意味での実力は確かなのだろうが、その指導力が及ぶのは正しさが通用するところまでであり、それで解決できない問題にぶち当たったときは無力である。そして滝自身解決する気がない。ただの外部指導者に過ぎない橋本が一瞬にして感じ取った「ピリピリした空気」を滝はただの一度も解消しようとしなかったのだから。滝には解決する能力がなく、その気もない。滝に無理なのだからミニ滝にすぎない麗奈にはもっと無理である

そんな部のピリピリした空気を解消したのは久美子だった。思っていることを素直に打ち明け、解決したのだった。

「1年生も3年生も同じ土俵で競ってひとつ目標に向かえる宇治が好き」 「その北宇治で全国金を取りたい。でも届かなかった」 「何かを変える必要があって、だから大会ごとのオーディション形式にした」 「間違っていたとは思わないけど、でも戸惑わせたことも事実すみませんでした」と部長として謝ったあと、「納得できない人もいると思う。でも私は北宇治で全国金を取りたい」そう訴えた。「1年間みんなを見ていて思いました。こんなに練習してるのに上手くならないはずない。こんなに真剣に向き合ってるのに響かないはずない。北宇治なら出来る。私たちなら出来るはず」と。

この久美子の真剣な訴えが部員たちの心に響き、部は急速にひとつにまとまった。

さて、久美子は部長失格だっただろうか。その答えは言うまでもなく明らかで、失格なのは正しさを押し付けることしかできない顧問ドラムメジャーであろう。

このあと、久美子と麗奈は仲直りをするのだが、ハッキリ言って納得できるものでは到底なかった。久美子はあっさりと赦していたが、一視聴者としては、「ああ、麗奈を赦すことは絶対にできないな」と思った。物語としては、このあと黒江からソリを奪還し、全国大会金賞を取って大団円を迎えるだろうが、それはそれとして高坂麗奈というキャラクタを心底嫌いになったことだけは動かせないだろう、という結論に至り、そしてそうなるはずであった。

のだが、物語は急展開を迎える。

 

正々堂々と胸を張る、ということ

ここから原作改変としてすでに話題になっている、ユーフォニアムのソリ奏者を決める公開オーディションについて、私が受けた衝撃を述べる。ちなみに原作未読である

まず黒江真由というキャラについて。

久美子にとって憧れである田中あすかを思わせる銀のユーフォニアムを携えた強豪校から転校生で、実力は高い。つまり久美子を脅かすポジションを与えられたキャラなのだろう、ということはすぐに分かった。実際その通りの役回りで、「(私のせいで大会に出られなくなる人がでるからオーディション辞退しようか?」 「(ソリを奪うことになるからオーディション辞退しようか?」と本当にしつこいぐらい繰り返し久美子に訊ねるうっとうしいキャラでもあった。それはさておき実力は本物で、いち早く警戒感を露わにした麗奈は、当初「久美子の方が上手い」と言っていたのに、途中から「久美子の方が好き」とトーンダウン。さらにソリの練習に久美子を付き合わせて「私は全国も久美子と吹くつもりでいるから」と激励している。しか関西大会でソリの座から久美子は陥落する。その際、麗奈は「やっぱり…」という表情を見せるため、滝の求める音を出せるという点で、黒江は明らかに上だったと思われる。

ただこの段階でのソリ落ちは明らかにそういう流れであったし、物語的には全国大会でソリ奪還して金賞の方が盛り上がるため衝撃は全くなかった。物語がそのラインに乗ったことで、そうなることはもはや確定的に明らかだとさえ思った。

次にユーフォニアムソリオーディションについて。

関西大会は滝の一存で決まったが、全国大会は甲乙つけがたいとの判断で、部員投票による公開オーディションをすることが決まった。2年前、当時1年生だった麗奈と3年の中世古が競い合ったアレのリフレインであるしかし当時と違ったのは、奏者を幔幕で隠し、音だけで判断してもらうということ。奏者は視聴者にも隠されており、これには第四の壁みを感じた。つまり視聴者であるあなたたちも、音だけで判断してくださいね、という制作者たちの声が聞こえたのである

からじっくりと、真剣に聴いた。

音楽素養は0で、細かいことなんて何も分からないが、確かにつの音は違った。

1番目の奏者は音が小さく、2番目の奏者は大きく聞こえた。自分部員なら2番目に投票しようと思った。

投票シーンに移り、2番目の奏者には緑輝、塚本、奏の手が上がる。やはり2番目が久美子だったんだと確信した。同時に勝利確信した。しかし同票であるという。

滝「奇数のはずですが…」

麗「私が、まだです」

滝「そうでしたか。決まりましたか

ここで2年前のトランペットソリオーディションの回想が入る。「裏切らない?」 「もしも裏切ったら、殺していい」のやつである。そして――

麗「……1番です」

??????????????

???????????????????????????

え、ちょ、待って。2番が久美子やろ、1番????????????

滝「分かりました。では1番の方は、前へ」

黒江の脚が前に出て、麗奈の顔がくしゃりと歪む。久美子が目を伏せる。

マジかよなんだこれふざけんなよ。

客席からざわめきが広がり、部員たちの困惑した表情が映される。

また正しさの暴力かよ! 誰が得するんだよ、この展開!

困惑と怒りの感情でないまぜになったが、まっさきに動いた久美子の言葉に背筋が伸びた。

久「これが! 今の北宇治ベストメンバーです! ここにいる全員で決めた、言い逃れのできない最強メンバーです! これで全国へ行きましょう。そして、一致団結して! 必ず金を!全国大会金賞を、取りましょう!」

3年間やってきたことがある意味で潰えた直後にこれを言える久美子は本当に立派だと思ったが、脱力した。訳が分からないと思った。

呆然としたまま画面を見続ける。

場面は進んで行き、久美子が麗奈を探している。しかし先に帰ったという。大吉山で待ってるというラインの画面が映され、登りきった先にいた麗奈背中で泣いていた。

それを見た瞬間、(上から申し訳ないが)「赦せる」と思った。麗奈は分かってて久美子に引導を渡したんだと理解し、麗奈に対する怒りが氷解した。

正しさは暴力性を孕む。しかしその正しさが自らに向かうときのみフェアネスになる。日本語に直すなら公正さだが、ここは敢えて“正々堂々”という言葉を使いたい。

麗奈黒江を選んだんじゃない。久美子より音楽を取ったんでもない。久美子との約束を果たしたのだ。

2年前。中世古香織をソリから追い落としたとき、そうけしかけたのは久美子だった。麗奈は「裏切らない?」と聞き、「もしも裏切ったら、殺していい」と久美子は答えた。ここで彼女が言いたかったのは、「自分音楽に正直であれ」ということだったろう。そういうセリフがあるわけじゃない。しかし含意は明らかなように思われる。迷いを振り切った麗奈は実力を発揮し、ソリの座につく。

麗奈はその時の同じように、正々堂々と、胸を張った。

たとえそれが自らの心臓に刃を突き立てるほど辛いことであっても。

久美子は音大に行かない。公式大会でソリを吹くチャンスは最後だろう。海外音大留学する麗奈からすれば、肩を並べて吹ける最後のチャンスでもある。

でもそれを分かった上で、どちらが久美子でどちらが黒江か分かった上で、久美子を切って捨て、そのかわりに約束を、果たしたのだ。

久美子は言った。「私は、それが何よりうれしい。それを誇らしいと思う自分に胸を張りたい」

もし仮に、麗奈が久美子との約束ではなく、久美子を選んでいたら。麗奈はもちろんのこと、久美子も胸を張れなかったはずだ。最後全国大会で一緒にソリを吹けたかもしれない。高校時代のいい思い出として残せたかもしれない。しかしあのときかわした約束裏切り、その時の自分たちを殺すことになる。だから“正しさ”に傷つくことが分かっていても、麗奈は己を曲げなかったし、久美子はそんな麗奈を誇りに思うと胸を張ったのだ。

原作改変で賛否両論の展開であるが、私にとってはアニメ響け! ユーフォニアム』が描いてきた物語の結末として、これ以上のものはないし、これ以外のものもないように思われる。私は私の感想が正しいとは思っていない。久美子と麗奈がソリを務める全国大会が見たかったし、今もまだ見たい。久美子がソリを吹けないなんて嘘だろう、とまだ思っている。だから原作改変に怒っている人たちを否定する気には一切なれない。それもまたひとつのあり方だと思う。でもだからこそ、正々堂々と胸を張る道を選んだ久美子と麗奈を、いち視聴者として誇りに思う。

 

余談。滝は「どちらも充分ソリが務まると考えています」と言って部員投票に委ねたが、ある意味で嘘だろうと思う。というのは久美子と黒江の音に明確な違いがあったからだ。どちらが上か下は分からない。でも違いがあった。久美子の音は大きく、黒江は小さかった。麗奈が選んだ今なら分かる。久美子のユーフォニアムは主張が強かった、ということなのだろう。あくまユーフォニアムは影だ。スポットライトがあたるべきはトランペットであって、黒江ユーフォニアムは影に徹することでペットを際立たせる演奏だった(黒江楽譜には「支える!」という書き込みが何度も現れる)。合奏で求められるのは、つまり滝が求める音を出せたのは黒江だった。

ではなぜ滝はソリオーディションを開いたのか。責任を投げたとは思わない。頑張ってきた久美子にチャンスを上げたとも思わない。本人が述べているように、久美子が部員からの信頼篤き部長であるがゆえに、部がまとまるにはそれが最善と考えたのだろう。

「私は、今の北宇治を高められるところまで高めたと、自負しています」。つまり本当に、久美子と黒江で大きな差はないのだ。どちらで臨んでも、金に届きうる。そのために必要なのはしろ部のまとまり。そういうことなんだろうと思う。

 

余談その2。12話の放送直後、シナリオライター原作改変を主導したのは自分だと告白していた。

https://x.com/oitan125/status/1804807383018795391

賛否両論になるのは間違いなかったから、その責任を一手に引き受ける、とそういうことだろう。アニメの中で、麗奈がやったのと同じ立ち回りである。これが正しい結末だと、原作を改変してまでそれを押し付けた。しかし同時にそれに納得のいかない視聴者からボコボコにされることを引き受けた。正々堂々と、胸を張ったのだ。いち視聴者として、制作スタッフ決断とそれを支持した原作者を誇りに思いたい。

 

余談その3。いろいろ台無しになるけど、それでも久美子がソリを吹く劇場版、待ってます

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2024-05-12

崩壊3rdがしょーもなすぎて泣きそう

ネットめっちゃ持ち上げられているので(メインストリーだけ)遊んだんだけど、ビックリするぐらい大した事がなかった。

スタッフエヴァンゲリオンめっちゃ好きなんだということだけは伝わってきたけど、それ以外については「あっ、はい。そっすね(こんなツクールRPGみたいな話をやるために何億円使っとるんやコイツ・・・・)」としかならんかったよ。

第四の壁突破してて凄い!←は?単に「おいそこのお前ゲームコントローラー弄っとる奴!おい!今までありがとうな😉」してきた後にラスボスレイボスっぽく倒すだけやんけ。つーか最後レイボスとかそんなん今どきのソシャゲじゃ当たり前過ぎて今更やわ。

このゲームを過剰に褒めてる人達は全くセンスが無いと思います

結局この人達ってさんざんパンチラ直前の尻を見せられたことによってルッキズム的な洗脳をされているんですよ。

アナログハックってやつの一種ですよ。

マジで全然大した事がない。

最後最後まで「うおおおおおシン・エヴァンゲリオン劇場版めっちゃ面白いから見に行かなきゃだぜ―!」「俺達も駅ださないと駄目だぜ!」「こういう時エヴァならクラシック流すから俺達も流すぞ!」「やっぱエヴァ電車だよなぁ……」で走り抜けていった馬鹿っぷりは凄かったけど、マジでこの作品に対して俺の心に残ったのは「コイツラ本当にエヴァが好きなんだなぁ……(呆れ」だけな。

マジでこのゲームやった時間無駄無駄すぎて泣きそうだよ。

Permalink |記事への反応(2) | 19:59

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2024-03-16

ゲーム小説とかのメタ展開が楽しめなくなって悲しい

俺はゲーム小説メタ展開が大好きだ

ここでいう「メタ展開」とは、作中の物語が、読者やプレイヤーといった受け手現実世界認知して言及してくる

あるいは受けて自身物語構造重要役割を持っているという感じの展開を意味している

具体的な作品名を挙げるとだいたいネタバレになることが多いのだが、

それまで傍観者だった読者がゲーム内のキャラから呼びかけられて彼らを救うみたいなやつだ

架空存在第四の壁を打ち破ってくることにワンダーを感じる


だが一定数の作品に触れてしまった今、どうやら俺はメタ展開に完全な耐性を得てしまったらしい

新鮮な驚きや感動が得られなくなってしまっていることに気づいた


メタ展開ってもう類型が決まってしまっているのだ

おおむねどちらかに当てはまる

小説なら読者自身犯人だったり、ゲームならUIに関連する演出が入ってきたり、できることが限られてしま

もっと楽しみたいと思うのに、彼らは絶対に紙面や画面からはでてこない

構造上の天井を知ってしまった気分だ

「どうせこうくるんだろ」というのを超える作品がもはや存在しえない

本当に悲しい

記憶を消して最初の衝撃を味わいたい

Permalink |記事への反応(0) | 05:51

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2024-03-08

anond:20240308090534

同じ素材を使って動画作らせても

ボカロ漫談するか淡々とした生声解説動画作るかで変わるし

ボカロ漫談にしたって

場外での百合絡みがサイコーって人も居れば

第四の壁を越えて話しかけるのが嬉しい人も居るし

作品世界の住人をRPするのが良いって人も居るだろう

Permalink |記事への反応(0) | 09:21

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2024-01-23

anond:20240123165820

よく考えるとお笑いに観客も不要だよな。

芸人面白いことやって客がどっとウケる……そういうの昭和的じゃないか見世物感が強すぎる。

令和のお笑いは誰も反応しないの。客の反応につられて面白い気分になったりしない。場を暖めるとかない。

アスペには笑いどころの理解が難しくなるかもしれないが、それでいい。

笑うところは人それぞれ。理解もそれぞれ。

芸人はただ孤独に静寂の中、話し芸を披露する。

遠隔地にいる我々がそれをフラットに受け止める。

本来芸能っていうのは、第四の壁があるのが標準のはずなんだ。

でもお笑いは、観客によるリアクションの声や客いじりという形で常習的に壁をやぶっている。特に漫才

コント演劇に近いので壁を守ることが多いが、そういうのでいいんだよ。

高尚なテーマ性ゆえに壁を破ってくる演劇ならともかく、漫才で壁をやぶってこられるのは時として不快ですらあるだろう。

いいんだよ。世界が分かたれていて。分かたれているからこそ、下卑た大衆的な笑いというのもやりやすくなる。

違うだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 17:12

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2023-12-27

Q.友人「このゲーム凄かったわ。第四の壁を破ってくるんだよね」

俺の答:「第四の壁を破るだけならデパートヒーローショーで子供が攫われるとか、プリキュア映画応援を呼びかけるとか、そういう子供向けの作品ですらやってることだしそれ自体特別視する意味がわからない」

これであってたのか教えて欲しい。

そのあと友人は黙りこくって別の話題に移ったんだけど、俺の完全論破が強烈で感動したからそうなったはずだよな?

なんか急に不安になってきた

Permalink |記事への反応(0) | 19:59

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2023-12-26

anond:20231226225935

舞台の背景として物理的に存在するのが第一の壁で、舞台左右の客から見切れてる事実上の壁が第二・第三の壁。

ここまでのフィールド内に収まる形で一般的に作劇とその世界観は完結しているんだが、たまに登場人物が観衆に語りかけるような演出をすることがあるんだな。

そういう時、舞台と客席を区切る前面を透明な第四の壁とみなして、「第四の壁を破る」、と呼ぶことがあるんだが。

この四という数字があまり耳慣れないものから第三者的言葉とごっちゃになって、第三の壁という誤用をする人がたまにいるんだ。

おわかりいただけましたか? 参考になりましたらスイス銀行の口座に3000兆円を振り込んでおいてくださいね

Permalink |記事への反応(0) | 23:17

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anond:20231226225540

もしかして:第四の壁

Permalink |記事への反応(0) | 22:57

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2023-11-30

ハンバーグなんかより洋画外国語喋るシーンが嫌

シンプルにヘタクソってのもあるけどそれ以上にイヤなのが、ちょっと込み入った話題になってくるとなぜかスンッ…て英語に戻るあれ!

すげえイヤ!!

いや、わかるよ。知らん外国語セリフ長くなってくると疲れるよな。アメリカ人字幕が読めないそうだから、疲れるのもわかる。たぶんマニュアルでそう決まってるんだろう。

んだけど、じゃあ最初から英語しか話せない設定にしとけよー。グローバル展開したいからって色気出すなよー。

第四の壁意識させんじゃねえよー。

興醒めだよー。ドヤ顔だしよー。

Permalink |記事への反応(0) | 15:25

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2023-10-31

anond:20231031113101

デッドプールって映画観てみ。

第四の壁無視して観客に喋りかけてくる

Permalink |記事への反応(0) | 22:34

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2023-07-11

anond:20230711161440

チェンソーマンラストネタバレ悪魔第四の壁をぶち破って読者にこの先の展開全部ネタバレして終わるんですね

Permalink |記事への反応(1) | 16:18

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2023-03-18

[ゲーム日記]3月17日

ご飯

朝:なし。昼:袋ラーメン。夜:ナポリタン

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○パラノマサイト FILE23本所不思議

癸生川シリーズの予習はバッチリなので遊び出したんだけど。

最終局面の謎解きで「ははーん、これは第四の壁を越して語りかけている演出が実はそうではなかった類のトリックで、アイツの精神を揃えるとはすなわちプレイヤーと思っていたもの名前とアイツの名前を一致させればいいんだな。よしよし、念のためセーブデータオンラインバックアップをしてからっと…… あれ? 違うの? じゃあセーブデータ巻き戻し…… え!? オンラインバックアップ自動になってるう!?!?!?!? あっあっあーーーーーーー!!!!!」となってセーブデータ消えました。

ニンテンドースイッチ仕様をわかってない僕が100悪いんだけど、放心状態になってる。

Permalink |記事への反応(0) | 00:54

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2023-03-05

第四の壁を破ってて残念

第四の壁ってのは破るふりでいいんだよ。

破るか破らないかギリギリのところが面白いんであって、本当に破ったら白けるだけだろ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:49

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2022-12-12

第四の壁破壊していると本人は思い込んでいるけど実際は破壊していないキャラってどこかに既にいそうだ

当人カメラに向かって話しかけているつもりだが、読者である我々から見ると全然見当違いの方向に向かって喋っている、みたいなキャラ

例えばデッドプール……というかmarvelと言うべきか?の作中キャラなのに、今俺は俺自身主人公ナントカという作品キャラだと思い込んだ狂人

Permalink |記事への反応(0) | 22:21

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2022-11-05

[ゲーム日記]11月5日

ご飯

朝:バナナヨーグルト。昼:ポテチハッピーターン。豆菓子グミ。夜:串カツチーズエビフライ焼きおにぎりビール。(生大2杯、生中1杯)。間食:昼ご飯お菓子にすることで間食はしていないと言い張る度胸。

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみ

ANONYMOUS;CODE

ハッカーポロンと、軍に追われている謎の少女モモの二人が出会い「神を、ハッキングせよ」を目指すADV

科学ADVシリーズの最新作なんだけどまちに待たされ5年以上経っていたせいで、逆にもういつ遊んでもいいやと遅れたものの、ようやく遊んだので感想を書くぜ。

科学ADVシリーズ主人公ギガロマニアックス、運命探知の魔眼、スロモーなどの超能力を持っているのが好例だが、今回の力は「セーブロード」。

まさに普段ゲーム何気なく行なっているセーブロードの仕組みそのもの干渉する力で、本当にプレイヤーシステム的に作るセーブデータと、物語の中で主人公ポロンがセーブするデータ共存することになる。

所謂メタ視点とか第四の壁とかそういう感じの作風だ。

タイムループとは何が違うの? と聞かれると若干言葉に詰まるが、まあ実際にプレイするとゲームキャラシステム干渉してくる感があってワクワクする。

この能力と、自前のハッキングスキル、それに主人公所属するチーム中野シンフォニーズの面々の協力で、謎のハッカーCicada3301が掲示板投稿するクエストと呼ばれる謎解きに挑む、というのが序盤のあらすじ。

そんな感じで設定の妙もありかなり期待度上げて遊んでいたのだけど…

まり面白くなかった。

というのも、ボリュームが薄すぎた。

流石にシリーズ最新作で、神との対峙で、凝ったゲームシステムで、キャラクタもたくさん出て るのに8時間ほどでプレイが終わるのは寂しすぎる。

仲間と主人公の絆の力を信じるくだりや、回避できない別れの寂しさなんかを感じさせるくだりは、流石にこのボリュームじゃ感じられない。

男性キャラ女性キャラ割合が半々で女性キャラだけじゃなく男性キャラ豊富なところとか、メタ的な構造の妙であったり、シリーズを通しての伏線回収だったり、過去作品キャラクタの登場だったり、メインヒロインモモのかわいさだったり、見どころはたくさんあったのに、このボリュームがっかり

もちろん多ければ多いほど良いとも思わないけど、シュタインズゲートラボメン、ロボティクスノーツのロボ部と言った魅力的な「集団」描いてきたシリーズで、彼らと別れたくないと強く共感しただけに

今作の中野シンフォニーズもそれに匹敵するぐらいのものを期待してしまった。

彼らに絆がないってわけじゃないんだけど、それをプレイヤーとして実感できないのが正直な気持ちだった。

例えばこれが低予算シリーズ番外編とかなら、手のひら返して大絶賛していたかもしれない。

面白いところは面白かったし光るところは間違いなくあったのだけど

フルプライスで、シリーズ最新作で、5年以上延期を重ねてっていうメタ的な情報を踏まえると、やっぱり面白くなかった。

作中で起こった事象を点でプロットすると面白そうな感じがするけど、それを繋いで肉付けするところがあまりにも弱い、あらすじだけ読んでる感じだった。

具体的には、ダルやフラウよりもハッキング技術が優れている凄いハッカーなのに、40代という年齢になっても未だにお兄ちゃんの事が大好きなブラコンハッカーJUNOさんの濃厚な体臭(そういうセリフがあるんだよ)を満喫するエッチファンディスクとかが出て、キャラクタの魅力を補うべきだと思いました。

Permalink |記事への反応(3) | 18:20

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2022-04-27

第四の壁から失礼、もうすぐ17時になるけど諸々大丈夫

ならOK、増田に戻ってヨシ

Permalink |記事への反応(1) | 16:47

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2022-04-17

藤本タツキ氏による漫画さよなら絵梨」の感想

タイトル通りである

公開初日になんかTwitter話題になってるな~という理由だけで夕方頃に読み、衝撃を受けた。

自分はあまり作品に対する感想他人とすり合わせたりすることはしないのだが、あまりに衝撃だったのでここに残すことにした。

もちろんネタバレを多分に含むため、未読の方は一旦回れ右して頂きたい。

本作は作中に主人公の作る映画が登場し、主人公の生きている現実入れ子構造となっている。

話が進むにつれ、構成物の境界が広がっていく。

構成物を箇条書きにすると、

主人公の母が死ぬ現実(現実①)

主人公作成の母の死を撮り編集した映画(映画①)

映画①の上映後、絵梨と出会い不評だった映画①のリベンジのため次の映画を作ろうとする。

 そして絵梨が死ぬまでを描いた現実(現実②)

現実②の内容を映画にした映画(映画②)

映画②を上映し映画①のリベンジを果たしたがその後は平穏だが虚無な日々を過ごした現実(現実③)

現実③の後、現実②で死んだはずの絵梨が実は吸血鬼で生きていたという何か(不明①)

不明①まで描き、映画①のオチを再度行った映画(映画③)

といった内容である

このように現実映画を行き来、というかさらに大きな器で更新し続ける。

コレは映画ですよ、コレは現実ですよ、といった予告は一切なく、

読んでいくうちに実はコレは映画でした~といったように急に言われ続けるのだ。

そして、終盤にいたってはそれが現実なのか映画なのかすら読者には分からないようになってくる。

中盤まではこの作品内の「現実」は私たちの生きている「現実」と同じ世界観だと思って見ていたが「絵梨が不老不死吸血鬼だった」という設定が出てくるためだ。

この設定はそれが主人公作成の「映画」だからなのか、あくまでこの作品自体が「漫画」だからであって主人公の生きている「現実」はファンタジー世界観だったのか判断がつかない。

このように少しずつ映画現実境界線をあやふやにしてきたところで最後爆弾が投下される。

映画①で散々作中キャラの不評を買い、絵梨の評価を得た「爆発オチ」だ。

この漫画自体最後最後、その「爆発オチ」をなぞって終了となる。

この漫画が終わった後、様々な感想が頭を巡った。

「結局爆発オチじゃねえか」

最初映画①をなぞらえた上で考えるとこの爆発オチ必然だし、絵梨との関係を見ると感動的ですらある」

「爆発オチで終わったということはこの漫画は全てが主人公作成した映画しかなく、主人公現実は一切描かれない。つまり母や絵梨自体創作存在しかなく、全てデマかもしれない。そう考えるとやはり爆発オチというのはどうなんだ」

この漫画入れ子構造のように感想自体がどんどん大きい枠で更新されていき収拾がつかなくなってくるのだ。

そして考えていくうちにふと気づく。

「爆発オチなんてサイテー!と考える俺はまるで作中で映画①を批判したモブものようだし、この漫画面白かったと考える俺はまるで絵梨、いや絵梨でなくとも作中に描写はされなかったが映画①を見て大多数の意見に流され意見を言えずにいたであろう絶対に0人ではないであろう映画①を評価したモブのようだ。」

「結局一切描かれることの無かったこ作品映画を作った主人公はどこにいるんだ?それを最終的に突き詰めるとタツキ氏本人にいきつくのでは?」

それに気づいたときさらに気付く

「この感想を考えている俺自身がこの作品の一部ではない保証もない」

元々舞台用語第四の壁というものがある。意味としては知っているものとして解説を省くが、最近作品にはこの第四の壁を破る作品というのがとてもメジャーになってきた。

しかしこの作品は「第四の壁を破る」作品ではなく、

「いつの間にか、自分自身第四の壁の内側にいた」といえる作品だとそのとき気付いた。

映画シックスセンス」を見終わったあとの衝撃を自分自身を巻き込んで味わったような感覚だった。

Permalink |記事への反応(2) | 15:58

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2022-04-14

から申し訳ない増田 縦からで当たり前だと思ってる増田 斜めから予想外の理論展開を進める増田

第四の壁から呼びかけてくるタイプ増田、なぁ、読んだお前もそう思うだろう?

 

つの間にか心の中にに巣食っており、スイッチが入ると現れるタイプ増田

Permalink |記事への反応(0) | 16:25

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