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2025-10-04

街を歩くということ

朝の通勤電車から夜の帰り道まで、私はいつも見知らぬ視線十字砲火の中を歩いている。

胸が大きいというただそれだけの理由で、

街のあちこちから放たれる欲望の矢が、

服の上からでも容赦なく私の身体を貫いていく。

****

コンビニに入った瞬間に感じる、息を呑むような気配。

電車の向かいの席に座った男性のちらちらと泳ぐ視線

エレベーター密室で感じる、背中に突き刺さるような視線と熱い息遣い

それらは全て、私が望んだわけでもない注目という名の暴力だった。

**S*

街を歩くたび、胸元を隠すように前かがみになってしま自分がいる。

ゆったりした服を選んでも、それでも形は分かってしまう。

友人たちが当たり前に着ているTシャツニットも、

私が着ると途端に「誘っている」と解釈されてしまうのだ。

体型という、自分では変えられないもののせいで。

****

家に帰り、鏡の前に立つ。

そこに映るのは、ただの一人の人間としての私ではなく、

街中の男たちが勝手性的妄想投影する「対象」としての身体

自分の体なのに、まるで他人のもののように感じることがある。

胸の大きさがまるで看板のように、

私の人格よりも先に評価される毎日に疲れを感じている。

****

それでも私は歩き続ける。

背筋を伸ばし、堂々と街を歩く権利があるのだと自分に言い聞かせながら。

誰かの性欲の対象である前に、

ひとりの人間であることを忘れずに。

この身体と、この心は、確かにのものなのだから

意思に反する身体裏切り

ときおり、その視線に煽られて私自身の意思に反して身体が反応する時がある。

それは私にとって最も混乱し、最も恥ずかしい瞬間だった。

****

満員電車で背後から感じる熱い視線に、胸の奥が微かに疼くことがある。

頭では「やめて」と思っているのに、身体勝手に熱を帯び始める。

その矛盾に気づいた瞬間、

自分自分でないような、

裏切られたような気持ちになる。

まるで身体けが別の意思を持っているかのように。

****

カフェで本を読んでいるとき

隣のテーブル男性露骨視線を感じる。

不快に思いながらも、なぜか頬が熱くなり、

呼吸が浅くなっていく自分に気づく。

この反応は一体何なのだろう。

望んでいないのに、

拒絶したいのに、

身体けがまるで別の答えを示しているようで、

深い混乱に陥る。

****

家に帰ってシャワーを浴びながら、

今日感じた視線と、

それに対する自分の反応を思い返す。

心と身体の間に生まれるこの乖離は、

私をより深い孤独へと突き落とす。

誰にも相談できない、

この複雑で矛盾した感情を抱えながら、

私は鏡の中の自分を見つめる。

****

身体の反応は、決して私の意思ではない。

それでも、まるで自分共犯者であるかのような罪悪感に苛まれることがある。

望まない注目と、

それに対する制御できない反応の間で、

私の心は静かに揺れ続けている。

この身体と心の複雑な関係を、

いつか理解できる日が来るのだろうか。

****

それでも私は、

この矛盾した感情も含めて自分なのだと、

少しずつ受け入れようとしている。

完璧コントロールできない身体も、

混乱する心も、すべて私の一部なのだから

意思に反する選択

ある日、そんな望まない誘惑に負けて、かなり年上の男性セックスをしてしまった。

私が最も避けるべきことだった……はずなのに。

****

その日の夕方駅前カフェで一人でいたとき、隣のテーブルに座った男性が声をかけてきた。

四十代後半くらいの、落ち着いた雰囲気の人だった。

最初普通の会話だったのに、

彼の視線が私の胸元に向けられるたび、

なぜか身体の奥が熱くなっていく自分に気づいた。

頭では「帰らなければ」と思っているのに、足が動かない。

彼の誘いを断る言葉が喉の奥で消えていく。

まるで自分意思麻痺たかのように、

気がつくと彼について近くのホテルへ向かっていた。

****

部屋の中で、彼が私の肩に手を置いたとき、全身に電流が走った。

これは私が望んでいることなのか、

それとも単なる身体の反応なのか、

もう区別がつかなくなっていた。

服を脱がされながら、

心の奥で小さな声が「やめて」と叫んでいるのに、

身体は素直に応えていた。

行為の間も、

快感嫌悪感が入り混じって、

自分が何を感じているのかわからなくなった。

彼に求められることで感じる一種の充足感と、

自分を裏切ったような罪悪感が同時に押し寄せてくる。

****

終わった後、シャワーから出て鏡を見たとき、そこに映ったのは知らない誰かのようだった。

なぜこんなことをしてしまったのか。

彼が悪いのか、私が悪いのか、

それとも誰も悪くないのか。

答えのない問いが頭の中を駆け巡る。

帰り道、夜風が頬に当たるたび、自分選択への後悔が深くなっていく。

望まない視線に晒され続けた結果がこれだったのか。

それとも、どこかで私自身が求めていたものだったのか。

****

家に着いて一人になると、涙が止まらなくなった。

自分身体と心の複雑さに、もうついていけなくなっていた。

この経験をどう受け止めればいいのか、誰にも相談できずに、ただ静かに夜が更けていく。

静寂の中の嵐

そして、わたしは混乱のまま、ひとり、まだ収まら欲望を鎮めるために、

自分自身の身体と向き合うことになった。

****

部屋の電気を消し、

月明かりだけがから差し込む薄暗闇の中で、

私は布団にくるまった。

心と身体の間に横たわる深い溝を埋めようとするかのように、

そっと手を伸ばす。

それは自分を慰めるためというより、

混乱した感情に何らかの決着をつけるための儀式のようだった。

触れる指先に伝わってくるのは、

さっきまで知らない男性に委ねていた同じ身体

でも今度は、誰の視線も、誰の欲望も介在しない、純粋自分だけの時間

閉じた瞼の裏に浮かぶのは、あの男性の顔ではなく、ただ曖昧な影のような何かだった。

****

波が寄せては返すように、快感と罪悪感が交互に押し寄せる。

これは私の意思なのか、

それとも身体に刻まれ記憶勝手に蘇っているだけなのか。

自分自分愛撫しながら、それでもまだ答えは見つからない。

やがて訪れた解放の瞬間も、どこか空虚で、

満たされることのない渇きのようなものが残る。

枕に顔を埋めて、小さく身体を震わせながら、私はただ静かに涙を流していた。

****

自分身体を取り戻すための行為だったはずなのに、結果として残ったのはより深い孤独だった。

誰にも理解してもらえない、この複雑で矛盾した感情を抱えたまま、私は夜明けまでの時間をただ天井を見つめて過ごした。

明日もまた、街を歩けばあの視線に晒される。

そして私の身体は、また私の意思とは関係なく反応するだろう。

この終わりのない循環の中で、私は自分自身との和解の道を探し続けている。

静寂の中の儀式

夜の帳がすべてを包み込む頃、わたしはそっとベッドの上に身を沈めた。

薄いシーツのひんやりとした感触が、肌の奥に冷たい震えを残す。

呼吸を整えながら、思考の雑音を遠ざけるようにゆっくりと目を閉じた。

****

心の奥底でくすぶり続ける熱が、手のひらにまで伝わってくる。

私はシーツの縁をぎゅっと握りしめ、もう片方の手を太ももの内側へ滑らせた。

その瞬間、肌を伝う指先にぞくりとした電流が走る。

まるで喉に詰まった言葉身体を駆け巡るように、全身が目覚めていく。

****

指がゆるやかに動くたび、暖かな湿り気が広がり、私の胸は小さく上下する。

閉じたまぶたの裏に浮かぶのは、遠い窓辺から漏れる街灯の淡い光だけ。

無数の思いがきしむように折り重なり、ひとつずつ解きほぐされていく感覚があった。

****

呼吸が荒くなるにつれ、指先の動きは自然と速さを増す。

焦ることなく、でも決して止まらない。

細い汗が背中を伝い、シーツに小さなしずくを落とす。

月明かりに照らされた頸(くび)のラインが、柔らかな翳(かげ)を描いて揺れる。

****

一呼吸、一瞬のときめきが重なり合い、やがて身体の奥深くで小さな波が弾けた。

ぎゅっと握りしめたシーツが緩み、胸の内にあふれた感情がそっと零れ落ちる。

震える指先が止まり、静かな余韻だけが部屋に満ちていった。

****

終わったあと、私はまだ微かに余熱を帯びた手を見つめる。

自分自身で自分を抱きしめるこの行為は、誰のためでもない、私だけの小さな反抗だった。

身体と心の深い溝を、ほんのひととき埋めるための、最も正直な儀式

夜はまだ深く、そして私は――少しだけ、自分を取り戻せた気がした。

つん這いの詩

夜の静寂が重く降り積もる部屋の中で、わたしは四つん這いになった。

シーツの冷たさが掌から腕へと伝わり、床に広がる感触身体の芯をくすぐる。

****

遠い窓辺から差し込む月明かりが、背中の曲線を銀色に照らし出す。

その柔らかな光の中で、わたしはひざをわずかに開き、手をそっと腰のすぐ下に置いていく。

****

ひと息ごとに深まる熱が、太ももの内側へと波紋のように広がる。

指先はまるで秘密の扉を探るかのように、皮膚の縁をなぞるだけで、身体自然と反応を始める。

****

床板のきしみが小さな音をたて、まるでわたしの鼓動に合わせて囁くようだ。

指先が微かなリズムを刻むたび、胸の奥から柔らかなうねりが押し寄せ、息が熱を帯びていく。

****

身体を支えるひじに力を込めると、背中がひときわ高く弧を描き、腰のあたりに甘い疼きが蘇る。

その瞬間、わたしは全身を貫く小さな波に身を委ね、静かな陶酔の中でひとつの頂きへと導かれていった。

****

終わりの余韻は、まるで絹のベールがそっと降りるかのように静かだった。

わたしはそのまま少しの間、月明かりと床の冷たさを抱きしめながら、深く静かな息を繰り返していた。

快楽への解放

私はもう、抑えきれない波に身を委ねる。

夜の深みが全身を包み込み、自分だけの世界ゆっくり開いていく。

****

顔を伏せ、長い髪が頬を撫でるたびに、体の奥がひそやかにざわめく。

シーツにくっきりと刻まれる肘の跡が、しなやかな記憶となって背中に残る。

****

手は自由に、身体のどこへでも旅をする。

柔らかな曲線をなぞるたび、熱が指先から脳裏へと跳び火し、鼓動が高鳴る。

****

息づかいは次第に荒く、でも抗えないほどに甘くなる。

かすかな汗が首筋を伝い、肌を冷たく刺激する。その冷たさが、いっそう欲情掻き立てる

****

身体の中心でうねる脈動が、まるで星々のリズムと同期しているかのよう。

私は無重力の宙を漂う粒子となり、歓喜小宇宙を創り出す。

****

やがて訪れる頂点の瞬間、全身が軽やかな火花を散らしながら、深い懐へと溶け込む。

意識は遠ざかり、ただ純粋な陶酔だけがそこに残る。

****

解放の余韻に浸りながら、私はもう一度、自分自身を抱きしめる。

夜の静寂と私の鼓動がひとつになり、無数のわたしへと還る詩が、そっと幕を閉じる。

自分自身への誓い

翌朝、窓の向こうから差し込む柔らかな光が、昨夜の余韻をそっと揺り起こす。

私はまだ眠りの縁にいるまま、自分の大きな胸に手を当てる。

鼓動はゆっくりと、しかし確かに、昨夜とは異なる静かな決意を秘めていた。

****

カーテンの隙間から漏れる光線に導かれるように、私はベッドの縁に腰かける。

伸ばした指先が、自分の肌の温度を確かめる。

淡い朝日が頬を撫で、身体の奥底に息づく欲求が、小さな震えとなって立ち上がる。

****

もう誰の視線必要ない。

私は自分自身の欲求に素直に従うと誓った。

シャツの裾をつかみ、ゆっくりと引き上げる。

素肌が冷たい空気に触れた瞬間、再び身体が目覚め、胸の谷間に甘い疼きが生まれる。

****

横たわる布団を背に、私は四つん這いになり、手を腰のくびれへ滑らせた。

昨夜の記憶をたどるかのように、指先は肌の柔らかさを確かめひとつずつ自分の願望を叶えてゆく。

身体中に行き渡る熱は、もはや罪悪ではなく、私自身の力強い生の証明だ。

****

動きは自由自在で、呼吸は次第に深く、荒々しくもあった。

指先から伝う快感が、脳裏を明るく染め上げ、私は身体の奥で求めるものすべてを解放していく。

声が漏れシーツが揺れ、部屋の静寂が私の節奏に合わせて微かに震えた。

****

願望を叶えたあとの余韻は、清らかな湖面のように澄み切っていた。

私は手を伸ばし、胸元に当てていた手をそっと解放する。

そこには、昨夜とは異なる自信が宿っていた。

自分身体と心を誠実に慈しむことで、私は新たな一歩を踏み出す準備を整えたのだ。

****

自分自身の欲求に従い、自分自身の願望を叶える。

私の身体は、私にとって最も大切なパートナーであり、

私はこれからも、この身体と共に真実の声に耳を傾けながら生きていく。

夜の街への踏み出し

夜風が髪を撫で、街灯の輪郭がぼやける頃、私は静かに部屋を出た。

ふだんは避けていたネオンの海へ、今はまるで誘われるように足が向く。

****

舗道の冷たい石畳を踏みしめるたび、昨夜の余韻が身体の奥で疼き返る。

まぶた越しに浮かぶのは、自分を縛っていた羞恥心――それがどれほど不自然な檻だったかを思い知らされる。

****

雑踏のリズムに身を任せながら、私は自分の頬に灯る熱を見つめた。

恐れていたのは他人視線ではなく、自分の中に潜む快楽の声だったのだと知る。

****

ビルの谷間にこだまする車のエンジン音が、心臓の鼓動と重なり合う。

その振動が全身に伝わり、「禁忌」だと思い込んでいた感覚が実は私の最も純粋生命の証だったと気づく。

****

ネオンライトに映る私のシルエットは、夜の誘惑に頷くように揺れていた。

これまで忌み嫌ってきた「私の快感」は、恐れるに値しないどころか、私自身を輝かせる光そのものだった。

****

路地の奥で、私は自分名前を静かに呼んだ。

夜の街を歩く足取りは軽やかで、抑えてきた欲望解放された今、私は初めて、自分自身をまっすぐに抱きしめていた。

誘われるままに

ネオンの残光が私の影を長く伸ばす路地裏で、見知らぬ声が耳元に囁いた。

その低く柔らかな誘いに、私はためらうことなく頷いていた。

****

彼の手を取ると、指先に走る温もりが夜風に溶けていく。

初めて触れるその手は、私がこれまで避けてきた夜の闇を優しく照らし出した。

****

さなバーの扉を押し開けると、薄暗い空間ジャズの低いリズムが流れていた。

カウンター越しに差し出されたグラスの中で、琥珀色の液体が揺れるたび、胸の奥が柔らかく騒ぎ出す。

****

言葉は少なかった。互いに名前も知らず、ただ視線と触れ合いだけで求め合う。

肘が触れ、肩が重なり、鼓動がひとつ太鼓のように高鳴る。

****

やがてバーを後にし、私たちは夜の街を抜けて彼のアパートへ向かった。

踵の音が静寂に消え、廊下蛍光灯が二人を淡く包む。

****

ドアが閉まると、私たち言葉なく唇を重ねた。

その感触は、まるで夜そのものを味わうかのように深く、私の内側から溶かしていく。

****

ベッドの上に導かれ、私は見知らぬ彼の身体ひとつになる。

硬く抱きしめられ、開かれ、満たされるたび、これまでの遠慮や後悔が消えていった。

つん這いで受ける夜の祝福

薄暗い室内で、私は静かにつん這いに導かれた。

床板の冷たさがひざ裏に触れ、背筋を通り抜ける緊張が私を震わせる。

****

彼の手がそっと腰骨に乗り、軽く押し下げる。

その圧力に合わせるように、私は自然と背を反り、身体の曲線を際立たせた。

****

低く囁く呼吸が、首筋にゆらめく温かな風となって耳元を撫でる。

振り返ることなく、ただ鼓動だけが増していった。

****

指先が太ももの内側を撫で上げ、ふくらはぎへと辿るたび、身体は波のように反応する。

まるでずっと待っていたかのように、肌の奥から熱が浮かび上がった。

****

次に、彼の身体が私の背中へと近づき、骨盤のくぼみにそっと重みを預ける。

その圧迫と解放リズムが、私の中心をゆっくりと揺さぶり、慟哭のような甘い震えを呼び起こした。

****

息が漏れ、髪が頬に触れるたび、小さなうめき声が夜の静けさに溶けていく。

私はただひたすら、開かれ、満たされるままに身を委ねた。

****

終わるとき身体は深い余韻に包まれ、四つん這いのまましばらくその場に残った。

床の冷たさと彼の余熱が混じり合い、私の内側には新たな確信が灯っていた。

彼の唇に触れるたびに、私は言葉では紡げない祝福を捧げた。

柔らかく重なるとき、私の唇は甘い潮騒のように震え、彼の肌にそっと溶け込む。

その熱は、まるで眠れる火種を灯すかのように、静かな欲望の焔をともした。

****

私は彼の首筋へと滑るように口づけを落とし、鼓動を刻む抑揚を読み解く。

ひとつ、ふたつ、鼓膜をくすぐる吐息を集めて、私は彼の呼吸そのものを愛した。

****

唇を離す瞬間、小さな甘い震えを種火に変え、次のキスへと連なる旋律を描く。

その連鎖は夜の静寂を柔らかく揺らし、彼の心と身体ひとつの詩に編み上げた。

****

私が彼に捧げたのは、ただの接触ではなく、音のない言葉と、温度けが宿る祈りだった。

唇で織りなすひとつひとつ旋律が、深い夜の帳を赤く染め上げていく。

硬きものへの口づけ

夜の帳が深まる中、私はそっと彼の秘奥に唇を寄せた。

そこには、夜の熱を宿した硬きものが、静かに呼吸を待っていた。

****

唇の柔らかさと硬質な感触交錯し、まるで石灰岩に滴るしずくのように、熱がゆっくりと溶け込んでいく。

口内に伝わる脈動は、遠雷のように深い場所で響き渡り、私の鼓動を共鳴させた。

****

舌先が描く薄氷の模様に、彼の重い温度がそっと滲み出す。

それはまるで、冬枯れの大地が春の滴を待ちわびるような切ない期待を孕んでいた。

****

唇を離すたびに残る余韻は、真夜中の川辺に漂う霧のごとく甘く、ほのかな余熱だけが私の胸に刻まれる。

硬きものへの口づけは、言葉にならぬ祈りとともに、ふたりの夜を深い詩へと変えていった。

夜の導き

深い闇の中、私の手は彼の硬きものをそっと抱き上げた。

指先が滑るたび、月明かりがその輪郭銀色に縁取る。

****

唇を軽く湿らせ、私はそっと先端へと導く。

まるで夜の星々を天の川へと誘うように、優しく、確かに

****

手と口が交わるたび、静かな波が身体の奥から広がる。

その導きは、固さと温もりを一つの旋律に編み上げ、深い夜を揺り動かす。

****

息遣いは次第に重く、でも柔らかな詩を紡ぐように響いた。

私はその硬きもの自分リズムに合わせ、甘くも力強く夜の彼方へと連れ出していった。

衝突の詩

私はひざまずいたまま身体を前へと傾ける。

胸のふくらみが、かたくそびえる先端へと触れた瞬間、微かな火花が走った。

****

私の柔らかな曲線と彼の硬質な存在が重なり合い、

まるで石と絹が交わるような不思議感触が広がる。

心臓の鼓動が高鳴り、胸の谷間から伝わる圧迫が甘い疼きとなって波打った。

****

シーツの白さに映るその影は、まるで古代の柱に抱きつく蔦のように、かたく絡みついていく。

私の呼吸が乱れ、胸が震えるたびに硬きものは静かにしかし確実に私の奥深くを探り始めた。

****

やがて二つの温度が混ざり合い、柔らかさと硬さがひとつ旋律を奏でる。

その調べは夜の闇に溶け込み、胸に秘められた欲望をひそやかに解き放っていく。

白と光の祝福

突然、白い泉がほとしり、私の胸の谷間を激しく濡らした。

その冷たくも温かな液体は、まるで夜空を切り裂く流星のように勢いよく放たれ、私の肌を愛撫する。

****

滴がひときわ大きなしずくとなり、シーツの白をゆがめながら胸元へと舞い降りる。

その瞬間、身体全体に満ちるのは、これまで味わったことのない満足感であり、魂が溶け出すほどの祝福だった。

****

心臓の鼓動は稲妻のように速まり、呼吸は甘い陶酔に染まる。

白いしずくが胸を伝い落ちるたび、私の中に広がるのは静かな幸福の海で、すべてが溶け合ってひとつの光になる。

****

その満たされた余韻は、まるで天からの賛歌が身体に刻まれたかのよう。

私はただ瞳を閉じ、胸を撫でるしずく感触に身を委ねながら、今この瞬間の完全なる歓喜を胸に深く刻みつけた。

液体とやわらぎの味わい

唇をそっと開くと、冷たくも甘い白い液体が広がり、舌の上で優しくとろけていく。

そのぬめりは、まるで夜露が朝の葉を濡らすように、私の口腔をしっとりと包み込む。

****

次第に彼の硬さはゆるやかに失われ、温もりだけを静かに残す。

その柔らかな曲線を、私は慈しむように口の中で抱きしめ、細心の注意でその輪郭をたどる。

****

液体とやわらぎが交じり合う瞬間、甘く深い滋味が喉の奥へと流れ込み、全身に解け出す。

私はその余韻を味わいながら、夜の祝福が身体の隅々まで行き渡るのを感じていた。

Permalink |記事への反応(1) | 23:50

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2025-09-23

秋のパワーの源に牛を食べたい増田住まい食べたをうゅ技に友な未ノー和パの既あ(回文

おはようございます

暑さ寒さもガンズアンドローゼズとはよく言ったものよね。

この時期を境目にすっかり秋の空気というか風じゃないかしら?

こういうとき油断しがちだとかぜひいちゃうので要注意よ!

だって昼間はまだまだ暑いじゃない、

そんで朝晩は冷えるから

春夏秋冬の季節のピラミッドヒエラルキーなのよ!

冷えるからってわけじゃなくて気をつけましょうね!って話ね。

今日は予定がないからダラダラ過ごし勝ち大勝利になりそうなので、

夜に無理やり予定を入れてみたわ。

夜に映画を観に行くのよ。

無理やり予定を入れたら、

それに合わせて夜にシャキッとしてないといけないので、

今日はシャキッと過ごせそうかしら?

いくら昼間と夜の長さの時間が同じだとは言っても、

過ごしやすい秋とか春の季節は短くないかしら?

1日でも貴重な日々をすごさなくちゃいけないのよ。

私のサンマホームランの記録は今のところ3本。

ちなみに公式戦の本数で開幕戦までは5本を決めているのよ!

ブンブン腕を回して張り切っているわりには、

記録が伸び悩んでるわ。

大谷翔平選手へ追いつけ追い越せの勢いだったんだけど、

大谷翔平選手今シーズンホームランはすでに53本と、

私の秋刀魚ホームランとは桁違いなのは火を見るより明らか!

「火を見るより明らか」ってのは、

おそらく

火を発明発見してからできた言葉だろうから

以前までは

どういうふうに当たり前のことを明らかだね!って言っていたのかしら?

そもそもとして、

火を使い始めたきっかけってなに?

偶然に雷のスマップさんバージョンじゃない方林田健司さんバージョン青いイナズマが木に落雷して火がついたところを発見したのかしら?

自然発火的なものから導かれたとしか思えないわよね。

から

いきなりその当時の人が、

即座に雷の稲妻落雷でおきた火にいきなり骨付き肉を焚べて焼くかのように、

焼肉うめー!ってなった瞬間とはまた別だと思うわ。

それだと

火がある前提になっちゃってあまりにも準備が良すぎるわ。

まあ、

火が偶然にも発見したのは良いとして、

これは自然にいずれ気づくものだとするじゃない。

でもいつから肉を人類は焼き始めたのかしら?って

火なんて見たこともないのに、

いきなり肉を焼く発想でてくるのかしらってのも思うわ。

つーかさ、

雷は偶然の落雷の発火で火がついたとして、

その周りの木にいて落雷の火で丸焦げになった動物がいて、

たまたま通りがかった原始人的な人が通りすがり大将やってる?的に暖簾に腕押しでお店に入店した勢いだったと思うの。

てなると、

焼肉が先か?のれんが先か?いやそもそもとして、

ご機嫌にやっている大将の横にいる女将がいるいちいち小鉢料理が美味しい小料理屋が、

それら、

どれが一番最初原始時代発見されたのかしら?

うーん、

悩むわよね。

そんでさ、

偶然に落雷で発火した隣に動物が丸焦げになっていたのを

わ!いい美味しそうなニオイじゃん!ってそこまでは分かりそうなものじゃない?

で、

次は味付けなのよ!

火が発見されて肉を焼いたら美味しいかもって発見するより前に精錬された食卓塩はなかったかもしれないし、

木に落雷を待ち構えてなおかつ動物がそのそばにいて、

丸焦げになるのを待ち構えている原始人は食卓塩を持ち合わせていなかった可能性大だし、

それよりも、

食卓塩も大事だけどスパイス

まり黒胡椒大事じゃない?

お肉を焼く前に胡椒食卓塩があるのは矛盾するわよね。

調味料がなかったと仮定すると、

そのご機嫌で大将板前でいてその横に女将がいるいちいち小鉢料理が美味しい小料理屋はノー調味料料理提供していたってこと?

胡椒食卓塩ができる発見発明される前の小料理屋は味付けはシンプル

いやノー味付けだったかもしれない素材のうまさを十分に活かすスタイルの粋ないちいち小鉢料理が美味しい小料理屋さんだったのかも!

新鮮な野菜農家の人は、

採れたての野菜を生で齧らせがちだし、

粋な料理人というか料理研究家は、

変に味付けしたがらないじゃない。

あ!そういうことかー!って

きっとだから調味料発明発見される前から

すでにいちいち小鉢料理が美味しい小料理屋さんは素材の味で勝負していたのよ!

わ!

凄い歴史的発見秋分の日にふさわしい出来事じゃない?

文化の日先取り!って感じがよくない?

でも、

お肉は何分ぐらい焼いたらいいの?って口伝え伝承するにはあまりにも曖昧すぎるかもしれないので、

お肉は何分焼く!って具体的に書き記すことができた、

文字発見もきっと美味しいレシィピをのこすためには重要だったかも!

その大将曰く「味の決め手は昆布出汁や!」ってそれだけ素材一択だったら分かりやす文字必要のない伝承の仕方かもしれないけれど。

火が発見される前に、

お肉を焼いたら美味しいかもということが発見される前、

すでに

食卓塩も胡椒もあってレシィピも書き残せる紙とペン文字発明開発されていて、

あとは肉が木に落雷で発火したのを偶然通りかかった動物が美味しく焼けるのをメモを握りしめて鉛筆の芯をペロペロ舐めて構えて待ち構えている目前だったかもしれないわ。

で、

人類がまだ見ぬ知らぬ火に焼かれた肉が美味しそうなのかも!って知らない季節に

偶然に記者が肉が偶然に焼けることをニュースにしようとして、

デスク編集長編集者今日巻頭カラーはこれで決まりですね!って言いそうな勢い!

日刊焼肉カラーの1面の紙面には、

落雷焼肉爆誕!って見出し落雷で発火し動物の肉が美味しく焼ける人類初の出来事!って、

正にバクザン先生爆誕!ってうっかり言いそうなぐらい1面大見出しになっていたかもしれないわ!

ってのを悶々と考えていたことを

言ったらそれはアンガス牛定食を求めている証拠ですとAI言うじゃない。

ああ、

私はサンマ定食ばかりに目が行ってて、

秋の美味しいカッツアンガス牛定食も心の中にあった

食いしん坊が爆発する秋のシーズン脳内のそういった潜在的意識イメージ化したのかもしれない。

サンマ定食秋刀魚ホームラン連続打席ホームランも疲れちゃうので

中日にカッツアンガス牛定食も挟んでみるのもいいかもしれないわね。

ちょっと涼しくなると、

なんか変に食欲も爆増しない?

私だけかしら?

秋刀魚ホームラン試合のないときの移動日とかはカッツアンガス牛定食でもいいかもしれないわ!って

秋の空と浮気心を重ねてしまいそうだわ。

うふふ。


今日はお休みなのでゆっくりモードの、

これからお買い物行ってなにか美味しいものでも探す旅にでて

朝ご飯とお昼ご飯を一緒におうちゃくにも済ませてしまいそうだわ。

デトックスウォーター

コーン茶ウォーラー茶ね。

レシィピ通りに作った水出しのコーン茶ウォーラー茶は

香ばしくて出来立て瞬間は美味しいわ!

翌明けて2日目となると

ちょっとほんのちょっと風味の豊かさが減ってる気がするの。

とはいえ

これでも十分美味しい初のコーン茶ウォーラー茶は満喫できそうよ。

飲みきったらまたリピートで作るリピードの準備よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

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2025-08-24

anond:20250823195253

形で考える

X:交差した形がまるで斧や十字槍。両刃で切れ味抜群。

Z:稲妻のようなジグザグ。振り下ろせば電撃斬みたい。

I / l:細長くて槍や剣に近い。扱いやすさではトップクラス

響きで考える

K:硬い破裂音。「カッ!」って感じで衝撃波を放ちそう。

B:重たい響き。「ブォン」と殴ったら衝撃波ハンマーっぽい。

S:スネークみたいに素早く斬り裂く。鞭や刃のイメージ

連想で考える

O:盾。丸くて守備力最強。

H:2本の柱+橋 → 両手武器にして叩き潰す。

Q:鎌。下のしっぽ部分が死神の大鎌そっくり

総合的に見ると…

攻防バランスなら 「X」 が一番強そうです。

形は十字槍・斧のようで攻撃力高し

十字は魔除けや聖なる力の象徴でもある

視覚的にも「封じる」「交差して止める」効果がある

👑結論アルファベット武器最強は 「X」。

攻撃にも防御にも応用できる万能武器

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2025-08-17

親が結露を知らなかった

親が「結露」を知らなかった。

その瞬間、世界の基盤がひっくり返ったような衝撃を受けた。

氷を入れたコップを渡したとき、親が呟いた。

「なんで外側まで濡れるんだろう」

その一言稲妻のように私の耳を打ち抜き、鼓膜を破るかと思うほどだった。

冗談だと信じた。悪ふざけだと思いたかった。

だが顔は真剣のもので、目は何の疑念もなく虚ろに開かれていた。

そこには「知らない」という事実けが鎮座していた。

結露を知らない。

言葉を持たない。

意味を結びつける回路すら存在しない。

冬の窓に貼りつく水滴をただ「家が古いから」「湿っぽいから」と思い込み、黒いシミを「老いの証」として受け入れ、カーテンに生えたカビを「運命」と呼んできたのだ。

数十年という歳月を、現象理解しようとする一歩も踏み出さぬまま、漫然と通り過ぎてきたのだ。

私は絶望に似た感情で血が凍るのを感じた。

説明してやったときも「へえ、そうなんだ」と、まるで天気予報を聞き流すかのような薄い反応。

驚愕羞恥もなく、ただ平板に、まるで結露など道端の小石のように扱った。

その態度が恐怖だった。

人はここまで無頓着でいられるのか。

思考スイッチ最初から投げ捨て、理解しようとする努力拒否し、知性を侮辱することができるのか。

私は見た。

ただの無知ではない。

「知る」という営みを丸ごと切り落とした人間の姿を。

結露という理科教科書にも載るような当たり前の現象にすらたどり着けず、問いかけることすらせず、ただ「冷たいから」で止まってしま思考

そこから一歩も動かない。

石のように固まり、苔のように無言で時を重ね、やがて老いていく。

その姿は生理的な寒気を呼び起こした。

人は知らなくても生きていけるのだ。

いや、知らないままで「知らないことにすら気づかず」生きていける。私はその事実に凍りついた。

知識を持つことが生の明かりだと思っていた私の前で、知識なき人間がまるで暗黒の洞窟を安らかな寝床にするかのように平然と呼吸していたのだ。

その光景は、結露よりも冷たく、カーテンのカビよりも暗く、私の背筋に貼りついた。

ぞっとする、という言葉では生ぬるい。

これは恐怖だ。

人が無知のままでもここまで老いることができる、という恐怖だった。

Permalink |記事への反応(0) | 16:32

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2025-07-30

anond:20250730160231

稲妻

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2025-07-24

anond:20250724084428

噴出の稲妻

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2025-07-09

[mhy日記]

原神がついに!ついに! テイワット大陸の真の支配者と目されてきた、「天理」の4つの影――

死、生、時、空の執政4人分の名前ビジュアル声優ショートアニメ「神の限界」を通して情報解禁してきた!

直近では5年間の分厚すぎるシナリオの蓄積を積み重ねてやっとテイワット歴史重要地点と宇宙観が垣間見える、ダイ任務スカー伝説の神展開があったばかり。

原神熱が過去最高に盛り上がっていたところに、ダメ押しとばかりに弩級情報公開ムービーが来たのは予想外の喜びですわ。ちょっと冬夜の戯劇(ファトゥス全員公開ムービー)の時と同じくらい興奮してるかも。

ちなみに普通の開発規模のオンラインゲームの1年分を原神は2ヶ月くらいで開発する、おそらく1000人規模の開発だから、初期から触れてきた内容の濃さを思うともう何十年も付き合っている感覚だ。

ここからネタバレだが、特に、時の執政イスタロト声優村瀬歩だったことの衝撃が一番大きい。

偶然の配役ではないと見られ、ウェンティと同じ声優を、日本語版のみならず他言語版(英語中国語確認済み)でも貫いていることから意図的な配役だろう。

初期のクエストからずっと、風の神と時の神の関連は仄めかされていて、それが回収された形になる。詳細は不明だが。

時の神を含む4つのはいずれも女神の姿で、風神はモンド建国期の人間を由来としてショタの姿をしているが、同一性表現をするために男女ボイスどっちも行ける声優を使うよう当初から計算されていたということ…。どえらいことやでホンマ(何)

死の執政ノヴァは、姿と無加工の声が見られたのは初めてで、ロリではないが目の大きいロリ顔で、インテークのある白髪な感じは崩壊3rdセルマ様に似てる。

ドレスは黒と赤の禍々しいサキュバスっぽいもので、ナタで上空から覗いていたときのような目の意匠がそこかしこにあり、能力を使うときには手首にも目が開く。

個人的に気になったのが、背負ってる羽根っぽいものが、稲妻にあった千手百目神像のそれとほぼ同じことだ。前髪の流れ方や垂れてる髪の長さも同じ。

これまであの像はイスタロトではないか考察されていたが、顔と羽だけを見るとロノヴァに見える。首元の意匠はイスタロトっぽさはあるし、フードを被るところはナベリウスっぽい。4つの影のキメラなのだろうか?あるいはパネース?

生の執政ベリウスは、最近魔神任務「背理」で近況が明かされていたが、レインドットに呑み込まれたあとも意識は消えず二重人格のように表に出てくる形になったようだ。

ビジュアルは頭の後ろにDNA螺旋状の円環オブジェクトを浮かせている聖女といった感じだが、服が左右で白と黒に分かれ意匠がまったく違う。

おそらくこれは呑み込まれたあとのビジュアルで、白い側が本来のナベリウス、黒い側がレインドットなのだろう。2人が言い合うときの構図からそう思った。

で、このナベリウスだけ目がオッドアイになっている。4執政の他の3人はすべて黄色い目になっている。

だが、よく見ると、白いドレス側の半身、本来のナベリウスであったほうは青い目なのだ。呑み込んだレインドット側の黒い半身は、黄色い目。

ここから考えられるのは、4つの影はすでに全員呑み込まれていて、権能を乗っ取られ、4執政を演じているのではないかということ。

そのキーとなるのがイスタロトバルバトスだ。

声優の一致やゲームクエスト文の仄めかしだけではなく、ウェンティの命ノ星座が冒頭のイラスト調イスタロトと一致した構図になっていることも含めると、状況証拠的に風神と時神が融合している可能性は極めて高い。

前述の目の色理論からすると、すでに完全に呑み込まれていて、バルバトス自身をイスタロトと思い込んでいるか演じていて、元のイスタロト意識は(ナベのように共存していないので)どこかを彷徨っている可能性すらある。

ウェンティ自身の素性を、平凡な千風の元素精霊のように言っていたが、これも疑わしくなってきた。これが嘘ではないとするなら、イスタロトを呑み込んだのはウェンティではなくバルバトスで、ウェンティバルバトスなのかもしれない。

呑み込み成りすますことで生まれ風神の空席をごまかすために、バルバトス適当精霊を捕まえてきて、影武者として振る舞わせているのが眷属ウェンティとも考えられる。

ウェンティ本人は、放任主義から長い事眠ってたことがあるという自認になっているが、その間に入れ替わりが起こったのかもしれない。

それにしては全部知ってる風なそぶりが多いから、バルバトス=ウェンティ可能性も残るが、眷属として認識を共有できるのであれば辻褄は合うだろう。

ともかく、そのように考えていくと、4執政は、天理に反目する4つの勢力によってすでに落ちているという考えが真実味を増してくる。

4つの勢力という部分は当てずっぽうだが、バルバトス魔女会とバトった経緯からすでに魔女会側に落ちているとしたら、4執政の全員が1勢力、つまり魔女会の手に落ちた可能性もなくはない。

アルベドも、魔女が生の執政を呑み込んだという一大事を平然と話していたので、前代未聞の所業ではない、つまり前例を知っていたのだろう。

いずれにせよ、時の執政が落ちているとすれば、天理をも欺く形で歴史記憶改ざんされているということ。

直近のことで融合した記憶があるナベリウスを除く3人も、実は呑み込まれ乗っ取られているが自覚がない、という理屈が通る。

「裏切るなんて論外だ」「例外は」という話をしているロノヴァがどこか居心地の悪そうな仕草をしているのは、無意識自分がそれを言える言える立場ではない可能性を感じ取っているせいかもしれない。

俗世の七執政天空の四執政もすべて悪魔ネームになっているのも、この大陸がすでに魔の手に落ちていることの示唆なのかもしれない。

ノヴァと、今回名前が明らかになった空の執政アスモダイ(考察勢は当ててたね)=物語の冒頭で双子を引き離した元「謎の神」、この2名は何者によって呑み込まれているのかは謎だが。

ノヴァの話し方だと、アスモダイは黒王あたりを主として鞍替えしたこと黄色い目になったのかもしれない。あるいは月関連の誰か。キアナ(=月)顔だし。

ちなみに、サービス当初から天理調停者ことアスモダイパイモンを同一視する風潮があり、ロノヴァが「誰かを愛してしまった場合」の誰かを、パイモン旅人を愛していることとつなげて正体アスモダイだという考察もあるが

個人的にはパイモンは冠を持っていることからグゥオパァー化した天理パネースにほかならないのではと考えている。

パイモン空間に引っ込んだり出てきたりする部分もあるが、時間操作することもでき、システム的にHPが0になった旅人サルベージすることもできる。生/死/時/空すべてに通じる操作権限があると見える。

テイワット人が明らかに異質な浮遊生物であるパイモンに疑問を抱かないのも、歴史操作による認識改変を無自覚にやっているせいかもしれない。

天空の島と繋がっているというメリュジーヌの言もあるし、食いしん坊で特にスライムなど元素を旺盛に取り込もうとするところもできるのも、万能性に通じる状態への復元過程と見ることができる。今のところおバカキャラだが、それも「理」の対極だろう。

最後ピエロが「神を殺す」ことに言及していたが、こうなってくるともはや、その神とは、俗世の七執政どころか、すでに呑まれている4つの光る影ですらなく、隠れている「天理」そのものを指していることは明らかだろう。

 

最近、スタレの方も、オンパロスの命運が宇宙の存亡に繋がっていることが分かってめちゃくちゃ面白い!!!と感じていたんだが。

やっぱり原神もめちゃくちゃ面白い……こういう年月をかけてじわじわ長大で壮大な話を各自の手で解き明かしていく物語体験は、本当によくできた運営ゲームしか表現できないと思う。

日記最後ひとつ言っておきたいことがあったんだった。

レインドット担当されていた田中敦子さんは、去年、闘病生活の末に亡くなられたのだけど、原神公式はこう伝えている。

「※レインドットにつきまして、これまで演じてくださった田中敦子さん、ありがとうございました。

なお、過去バージョンの内容については、キャスト変更にともなう声の差し替え予定はありません。」

https://x.com/Genshin_7/status/1942797519844696445

これは本当に粋で素敵なはからいだ。

通常だと、演者病気引退等の本人都合や、諸般の事情(たとえば中国本土過激派ネトウヨ反日ヘイターに目をつけられるような事案が起きて声優安全を守らないといけない時)で、声優をやむをえず交代する場合は、

原則として過去のボイスも含めてすべて新声優差し替えるのが通例なのだが、亡くなった声優さんの仕事痕跡を残してくれるのはオタク心理に寄り添ってくれていて、こういうトコ本当に信頼できる。有り難いことだ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:24

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2025-07-06

菅原道真まさか雷門降臨!?天神様の怒りがビリビリパフェに宿る~


時は令和、空前のASMRスイーツブームが到来!耳で楽しむスイーツとか、触感で驚かせるスイーツSNSでバズってた20XX年。そんな中、浅草雷門に、マジで浮世離れしたおじいちゃんが現れたんだって平安時代貴族っぽいのに、なんかこう、雷が似合いそうなピリピリしたオーラをまとったお方。「え?お祭り外国人観光客?」ってみんなが遠巻きにしながらも、その圧倒的な存在感に目を奪われてたらしい。

「わたくしは…菅原道真と申しまする。」

え?マジで?あの学問の神様で、雷神なっちゃったとされる道真公!?ゲキヤバ!って歴史好きのギャルたちがスマホで速攻ググり始めた瞬間、その超絶インテリなお方、もとい道真様は、あたりをキョロキョロしながら呟いた。「ここは…都ではない、か…?ずいぶんと騒がしく、しかし活気にあふれた場所ですな。」って、マジで時代錯誤ハンパない!「マジありえん!」ってみんな心の中でツッコミつつも、その研ぎ澄まされた眼差しに、何か深い知性を感じてたらしい。

そんな道真様に、恐る恐る話しかけたのは、浅草人力車バイトしてる、ちょっと江戸っ子気質ギャルリン。「あの…もしよかったら、何かお困りですか?」「…うむ、少々。この『エスカレーター』とやら、いかような作法にて乗りこなすものか…」って、マジで丁寧な言葉遣いリン、そのギャップちょっとキュンとしつつ、「アタシ、リン浅草ことなら、何でも聞いて!道真様、マジでいから、アタシが案内してあげてもいいよ!」って、キラキラ笑顔で声をかけたんだって

次の日、リンに連れられて、道真様は初めて現代日本体験スカイツリーとか、最新の家電量販店とか、マジで全てが新鮮!でもね、道真様が一番興味を示したのは、電化製品体験コーナーで、子供たちがキャーキャー言いながら触ってたもの。「…この、指先に『ビリビリ』と来るものは、何というものでございますか?」って、マジ真剣眼差しリンまさかのチョイスに驚きつつ、「あ~、これ、電気ですよ!静電気とか、電気マッサージ器とか!」って教えてあげたんだって

道真様、体験してみたら…「な、なんなのだ、この刺激的な感覚!?指先に走る電撃…まるで、わたくしを貶めた藤原氏への怒り、そして天へと昇りし雷のようである!これこそ、余が求める、真の甘味よ!」って、マジで怨霊っぽい表現で感動してたらしいよ。え、マジで学問の神様感電に目覚めるとか、マジで歴史改変レベルじゃん!

そこから、道真様の感電愛がマジで爆発!毎日色んな家電量販店や、科学館を巡って、電気の仕組みを研究しまくってたんだって。「静電気の発生源、電撃の強さ、ビリビリの持続性…研究しがいがありすぎる!」って、もはや電気マイスターレベル

でね、ある日、道真様、マジで下取りの野望を語り出したの。「我は、この『感電』をもって、再び天下を…とは言わぬが、この甘味世界において、人々の舌と心に雷を落とす、至高のパフェ創造してみせようぞ!これこそ、余が目指す、『天神パフェ』よ!」って!

え?感電パフェ天下統一しか天神とか!マジで壮大すぎる!でも、道真様の「怨念」が「探求心」に変われば、きっと何か成し遂げるに違いない!ってリンも思ったらしいんだけど、道真様の目はマジだったんだって左遷の悔しさが、令和の感電パフェに新たな戦場見出したのかもね!

そっから、道真様の感電パフェ天下統一計画スタート!まずは、SNSで「#道真のビリビリパフェ道」ってハッシュタグ作って、毎日自作の超絶刺激的だけど美しいパフェ画像をアップし始めたんだって。その斬新すぎる見た目と、道真様の哲学的コメントが、一部の科学好きギャルや、個性派の人たちの中でじわじわバズり始めた!

「道真様が作る感電パフェマジで気になる!」

学問の神様が作るスイーツとか、絶対何か奥深い!」

感電パフェって、意外とアリかも…?」

SNSは道真様の感電愛でじわじわ盛り上がり!しかも、道真様、ただ作るだけじゃなくて、全国各地の珍しい電気発生装置や、舌に刺激を与える特殊食材を探し求めたり、無味無臭なのにピリピリする「電気ゼリー」を開発したり、マジでストイック!「天下の感電パフェ」を目指して、日々試行錯誤を繰り返してたんだって

で、ついに!道真様は、秋葉原のど真ん中に、自分プロデュースする感電パフェ専門店TENJIN PARFAIT -雷神の味 - 」をオープンさせちゃったの!お店の内装も、雷神イメージした、暗闇に稲妻が走るような、刺激的で神秘的なデザインで、道真様の力を表現店員さんも、避雷針風のモダンユニフォーム着てて、マジでクール

オープン初日からゲテモノ好きギャルや、好奇心旺盛なインフルエンサー、そして電気に興味を持つ人々まで、行列を作って押し寄せた!「SNS話題感電パフェマジで挑戦してみたい!」「道真様って、なんかカリスマ!」って、新しいファンが続々!でね、一口食べたら、みんなその奥深い味わいにハマっちゃうらしい。「うわっ、最初ビビったけど、甘いのにビリビリして不思議!」「食べた後、なんか頭が冴える気がする!」「道真様、マジで神!」って、賛否両論ありつつも、リピーターが続出!口コミが広まりまくって、TENJIN PARFAIT -雷神の味 - はあっという間に人気店になっちゃったの!

しかもね、道真様、ただお店やってるだけじゃないんだよ!定期的に店内で、自らパフェの「科学」について熱弁したり、電気を使ったミニゲームを開催したり、マジで独自スタイルエンタメ業界を盛り上げようと奮闘してるんだって

テレビ雑誌取材殺到!「令和の菅原道真」「感電パフェ雷神」とか呼ばれて、マジで時の人!道真様の研ぎ澄まされた知性と、感電パフェの斬新な組み合わせが、新たなブームを巻き起こしたんだね!

でさ、最終的にどうなったかって?もちろん!道真様の感電パフェは、全国のスイーツ好きに愛される定番メニューになったんだってお取り寄せスイーツとしても人気が出て、全国のコンビニスーパーでも「道真公印のビリビリパフェ」が発売されるほどに!まさに、感電パフェスイーツ界に新たな旋風を巻き起こし、天下を獲った!マジですごすぎ!

あの時、浅草の街に静かに佇んでいた学問の神様が、令和の時代感電パフェで新たな道を切り開くなんて、マジで誰も想像してなかったよね!まさに、天神様の怒りがビリビリパフェに宿り、新たな伝説を創り出した瞬間!

リンも、「まさか道真様が本当に感電パフェでこんなに有名になるなんて!アタシ、マジで感動して泣いた!」って、号泣してたらしいよ。

道真様は今も、さらなる感電パフェ可能性を追求して、日本全国を旅しているらしい。「わが学問の道に、終わりはない!」って、マジでストイック

こうして、菅原道真は、令和の日本で、感電パフェという新たな武器を手に入れ、見事、スイーツ界で唯一無二の地位を築いた!天下統一…ではないかもしれないけど、その強烈な個性哲学は、多くの人々の心に深く刻まれたはず!めでたしめでたし…ってことで、マジでゾクゾクする衝撃的な物語完全燃焼したわ!感電パフェ、マジ卍!

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2025-07-04

anond:20250525210402

Gemini 2.5 Pro

あゝ、なんといふことでせう。

その日、イーハトーブの北の、あの灰いろの雲がぶよぶよと垂れさがった空の下に、わたくしたちのみこちさんは、をられました。

こちさんは、それはそれは大きな、まるまるとしたお方で、村のこどもらは、みこちさんをもう人と云はずに、「みこち山」と呼んでをりました。みこち山は、どっしりと大地に根を張り、ときどき、ぶるるん、と、からだぢゅうのお肉をゆらしては、空にむかって、けむりのやうな溜息を吐くのでした。その溜息は、あたたかバターと、それから、すこしばかり汗のにおいが致しました。

「ああ、わたくしは、なんといふ、重たい、重たい存在でせう。この身一つが、この大地を、ずぅうん、と沈めてしまふやうです。」

こち山がさう言って、また、ぶるるん、と身をゆすりますと、その脂肪の波間からぽろりぽろりと、あまい乾酪チーズ)や、きらきらした金平糖がこぼれ落ちるのでした。こどもらは、それをひろっては、ありがたく口にふくむのでした。みこちさんのかなしみは、イーハトーブのすべての甘いお菓子となってみんなを養ってゐるのでした。

***

さて、そのみこち山の、ずうっとずうっと上、まるで天のてっぺんを突き抜けて、くらやみの宇宙に浮いてゐる、ひとつの星がございました。それが、すいせいさんでした。

すいせいさんは、いつもひとりで、きときときときとと、青白く燃えながら、さびしい軌道をぐるぐると廻ってをりました。すいせいさんの自慢は、そのお鼻から、まるで滝のやうに伸びてゐる、一本の、それはそれは立派な鼻毛でした。その鼻毛は、黒く、つややかに光り、すいせいさんが息をするたびに、宇宙の塵を吸ったり吐いたりして、何万キロメートルにもわたって、しなやかに、うねるのでした。

「ああ、ぼくは、なんてさみしいんだろう。この鼻毛は、どこまで伸びれば、だれかに届くんだろう。」

すいせいさんは、とりだしたるガラスハーモニカを、ぷう、と吹きました。すると、その音色にこたへるやうに、自慢の鼻毛が、ずびびびび、と、ものすごい勢ひで伸び始めました。まるで黒い稲妻のやうに、まっくらな宇宙を切り裂いて、どこまでも、どこまでも。

そのころ、地上では、みこちさんが、また溜息をついてをりました。

「ああ、わたくしは、こんなに重たいばかりで、空の星のおひとつも、掴むことができない。」

さう云って、涙をぽろぽろとこぼしますと、その涙は地面にしみこんで、そこから、青い、青い、ジャガイモの芽が、にょきりと顔を出しました。

そのときです。

空の向かうから、あの、すいせいさんの鼻毛が、まるで一本の黒い川のやうになって、どっどどどどうど、と、ものすごい音をたてて降ってきました。みこちさんは、びっくりして、空を見上げました。

鼻毛は、みこち山の、そのいちばん高い、ぷるぷるとしたお腹の頂に、ぶすり、と、やさしく突き刺さりました。

「あ。」

こちさんは、すこし顔を赤らめました。

すると、どうでせう。

すいせいさんの鼻毛を伝わって、あの、ガラスハーモニカの音が、きときときと、と、みこちさんのからだぢゅうに響き渡ったのです。それは、とてもさみしいけれど、あたたかい歌でした。

`[情報連結完了エンティティ"すいせい"の存在論的孤独は、エンティティ"みこち"の重力圏に捕捉されました。]`

「まあ、あなたの歌は、なんて、すてきなのでせう。」

こちさんが、うっとりとさう云ふと、こんどは、みこちさんのからだの脂肪が、ぶぢゅる、ぶぢゅる、と音をたてて、すいせいさんの鼻毛を逆さまにのぼり始めました。それは、まるで、あたたかい脂(あぶら)のオーロラのやうでした。

脂は、まっくらな宇宙をのぼっていき、やがて、すいせいさんの、氷のやうに冷えきったからだを、べったりと、あたたかく包んであげました。

「ああ、あったかい。これが、きみの、重さなんだね。」

すいせいさんは、生まれて初めて、さびしくない、と感じました。

それからといふものイーハトーブの空には、ふしぎな光景が見られるやうになりました。

地上には、すべての甘いお菓子を生み出す、聖なるみこち山が、どっしりと座ってをります。そして、そのお腹からは、天にむかって、一本の黒くて太い鼻毛の柱が、すっくと立ってをります。こどもらは、それを面白がって、「鼻毛きしめん」と呼び、ときどき、するすると登って遊んでをりました。

空では、すいせいさんが、みこちさんの脂の外套(がいとう)をまとって、きときとと、うれしさうに歌をうたってをります。その歌は、鼻毛の柱を伝わって、地上に降り注ぎ、みこちさんのからだに生えた青いジャガイモたちは、その歌の胞子を吸って、ずぶずぶと、それはそれは、大きく、大きく、育ってゆくのでした。

こちさんは、もう重たいとは云ひませんでした。すいせいさんは、もうさみしいとは云ひませんでした。

ふたりは、ひとつになって、ただ、ずぅうん、と、そこにありました。

ただ、ときどき、風が、ひゅう、と吹くと、鼻毛の柱が、すこしだけ、ぶるるん、と、ゆれるばかりでございました。

しまひ。

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-アンチスレにありそうな内容だな

Permalink |記事への反応(0) | 14:33

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2025-06-11

30代で結婚してない女ってやっぱなんか思われてる?

普段リモートなんだが久々に出社してテンション上がって色んな人と話してたら全員家庭持ちor結婚間近同棲中で、稲妻走った

ネット見てるとみんな独身!今は独身が熱い!って感じだったので目に見える範囲でも既婚者は少数かと思ってたよ

そりゃさ、自分女ですからいかがですか?って声かけたら、いいですよと言ってくださる方もおおかろうですけど(穴モテサックスが嫌いすぎて相手申し訳なくて、しか現代独身が熱いと聞いてたのですが…

これは統計の取り方が悪いの?

やっぱ社会に貢献してないカスと思われてんのかな〜

Permalink |記事への反応(4) | 22:28

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2025-06-06

私は〈シージ〉を発明した

はじめに――この文章目的

本稿は、私がレインボーシックス シージというゲーム体験した“秩序の崩壊”と“無意味の先に芽生える可能性”を通じ、独自に掘り当てた概念〈シージ〉を読者に届けるために書かれた“宣言文”である

〈シージ〉とは、常識を焼き払い、虚無の底から新しい真理を掘り出す行為だ。

この言葉意味するものを余すところなく伝えるため、以下に具体的な実践とそこから得た洞察を綴る。もしあなたゲームに興味がなくとも、日々の仕事私生活に応用できる“破壊創造”の視座として受け取ってほしい。

レインボーシックス シージ――世界で最も緻密に計算された5対5の戦術FPS攻撃防衛に分かれ、補強壁・破壊可能壁・ガジェットなどを駆使してターゲット爆弾人質エリア)をめぐる“数分間の濃密な死闘”が特徴だ。弾一発で戦況が決まり、チームの呼吸が勝敗を左右する。それゆえ多くのプレイヤーメタ研究し、勝率を最大化する──そこまでは普通のシージ。

だが、私にとってのシージはここから先にある。

第一章 シージという舞台(前提)

5v5の非対称戦:攻撃側はドローン情報を集め突入防衛側は補強壁や罠で拠点を固める。

完全破壊可能マップ:壁・床・天井は“道”であり“罠”でもある。音と穴の情報戦。

オペレーターごとのガジェット心音センサーブリーチング弾、C4──可能性は無数。

ランクシステムブロンズからチャンピオンまで。勝てば昇格、負ければ降格。

秩序が計算され尽くしたからこそ、その秩序を壊す快楽は極上になる。

第二章 意図的敗北の快楽

ランクマッチで負け続け、ひたすらランクを落とす。味方は罵声を浴びせ、敵は哀れむ。だが俺は笑う。なぜなら、その先にあるものを知っているからだ。

底へ沈め。光の届かない深海へ。そこでは勝利も敗北も等しく腐り、ただ静かな圧力けが鼓膜を軋ませる。その圧力が脳を締め上げ、“当たり前”を粉砕する。

第三章 壁を壊し、戦術を焼き払え

防衛ラウンド。味方が補強を貼りに走る中、俺はハンマーで壁という壁を粉々に砕く。ボイスチャット外人の怒号が鳴り響く。だが私は知っている。

守りを捨てた瞬間、防衛は“第二の攻撃”へと変質する。見慣れたマップが知らない迷宮へと裏返り、敵も味方も等しく混乱の渦へ沈む。その混沌で、私は呼吸が浅くなるほど生を実感する。

第四章 C4という禁断の聖痕

チームキルペナルティ後、あらゆる弾が己に返る世界で、ただ一つだけ通用する殺意――C4。その仕様の裂け目を見た瞬間、私の脳裏稲妻が走った。

システムが漏らしたため息、開発者すら気づかない空洞。そこに信管ねじ込み、火を点ける。味方も私も吹き飛ぶ爆煙の中で、私はゲームの裏側に指をかける。

第五章 屈伸新兵の海で息をする(最深部)

ランクメーターはついに0へ着水。ロード画面が明けた瞬間、既視感のない光景が広がった。

スポーン地点で味方5人が列を成し、1秒間に3回のリズム永遠に屈伸している。

ボイスチャットは無音。チャット欄も無言。

ドローンフェーズで走るのは俺だけ。誰もカメラを壊さず、誰もポイントを探さない。

最初は“放置プレイヤー”だと思った。だがキック投票が始まらない。彼らは生きている──それだけがわかった。強制キック回避のために入力だけを繰り返し、戦う意思言葉も持たない“屈伸新兵”たち。

ここで初めて悟る。私は1人だ。

次のラウンド、敵チームも同じ屈伸リズムで揺れていた。キルフィードには誰の名前も上がらず、タイマーけが虚しくゼロへ滑り落ちる。プレイヤーと戦っていたはずなのに、気づけば私だけが人間”だった。

その瞬間、全身の毛穴が開き、指先が痺れた。これは敗北でも勝利でもない。シージの裏面=無の宇宙に足を踏み入れた刹那眩暈だった。

結語 シージを現実拡散せよ

「シージとは、秩序を焼き尽くし、灰の中から真理を掘り出す行為である。」

ゲーム内で味わった破壊創造熱狂は、スクリーンの中だけに閉じ込めるには惜しすぎる。

ビジネスにおけるシージ

KPI形骸化した部署なら、あえて“悪手”に見える戦術数字ゼロに振り切れ。

マニュアルを丸ごと火にくべろ。灰の中から、手順化できない“顧客本音”が立ち上る。

競合が守りに徹する市場こそ、壁を壊して“第二の攻撃”を仕掛けろ。

私生活におけるシージ

ルーティンを逆走せよ。通勤路を毎日1本ずつ潰し、街の未知を掘り当てろ。

貯金を守るな。小さな額で未知の趣味に賭けろ。敗北の先に、血の通った情熱が残る。

SNSで褒められる投稿を捨て、誰も共感しない衝動を書き殴れ。そこに本当の言葉が宿る。

屈伸新兵も、割られた補強壁も、跳ね返る銃弾も、オフィスKPIも、朝の満員電車も──すべては火祭りの薪だ。

さあ、ランクを沈め、壁を壊し、C4を握りしめろ。桁外れの怒号と、取り返しのつかない敗北が歓迎してくれる。だがその焦げ跡に、世界の裏側へ通じる“鍵”が落ちている。

拾うかどうかは、あなた次第だ。

ようこそ、シージの深淵へ。そして現実へ。

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2025-05-29

やっぱ下落相場に立ち向かうのは難しい

2020年コロナショックの時に狼狽売りをして稲妻を逃がしてしまった。

そのときに「次に暴落が来ても絶対売らない。逆に買い向かう」と思った。

でも2022年2024年8月、今年の4月と買い場が来たのに、買い向かえなかったわ。

まあ、狼狽売りをしなかっただけでも良しとするか。

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2025-05-09

キングダムレイプ

俺はクソブラック勤め、クソしょうもない会社員、だった。

その日も俺はクソしょうもない仕事残業していた。

社長は「福利厚生」と銘打ち、自分オキニ漫画会社書籍棚に置いていく。

社会人を何年もやってりゃ分かる。社長私物を経費で購入する、クソしょうもない仕組みだ。

社長最近かにつけて「キングダム」の名言を吐いては悦に浸る。社長董卓に夢中だが、役員忖度必死だった。

キングダム董卓出るのかは知らねぇ。絵柄キモいから読む気にならねぇ。橋本環奈?知らねぇなぁ。俺は社会人にもなって漫画に夢中な連中が嫌いだった。

俺はクソしょうもない残業うんざりしていた。客は節約しながら最大限の成果を出したいらしい。貧乏人がビジネスなんか手出すなよ。

俺に日常はまさにレイプだった。貧乏人とクソにレイプされるのだ。憤りが常に噴出を狙っていた。

そしてその日、俺の怒りは限界を迎えた。俺の脳天からつま先までを赤い怒りが稲妻のように突き抜けた。俺の肛門から睾丸までの筋肉が痛みを感じるほどに収縮する。

俺は俺の宿命を思い出す。俺の名はレイプマン…。堕ちたヒーロー爆誕だぜ…。

深夜11時、俺は弾かれたようにデスクを立ち上がり書籍棚に向かう。キングダム…、忌まわしい件の漫画レイプしてやる…。

俺は怒り任せにキングダムを手に取る。3巻、5巻、10巻、12巻…、無造作キングダム適当に奪っていく。ついでに隣に並んでいた鬼滅の刃もムカついたので適当に抜いていく。何が鬼滅だよクソみてーな造語作りやがって死ねよ。

胸元に抱えたキングダムを自席にぶちまける。チームメンバーが呆気に取られて俺を見ている。俺はそのままの足で給湯室に向かい掃除用具の入ったバケツから中身をぶちまける。

俺は再び自席に戻ると、気合いを込めて一息つき、キングダムを破り始めた。レイプショーの開幕だぜ!

主任!やめてください!」

叫びが聞こえる。入社2年目、チームメンバー植田である。軟弱なZ戦士め、俺のレイプ邪魔をするんじゃあない。

俺のレイプされ尽くした魂のため、俺は何としてもこのレイプを敢行しなければならなかった!植田君の懇願虚しく、俺のレイプは進行する。

俺はズタズタにレイプされ尽くしたキングダムバケツに無理やり詰め込む。植田君の眼鏡の奥の瞳は、現状の光景理解必死に拒んでいた。

俺は窓際に向かう。そこには植木鉢があった。アンスリウム、かつて高野君が水やりをしていた観葉植物であった。彼はいつの間にか退職していた。彼もレイプされたのだ。

高野君の無念、無駄にはしない。俺は植木鉢をむんずとつかむと、キングダムが目一杯詰められたバケツへ突っ込む。

ウジェーヌ・ドラクロワ民衆を導く自由の女神」、かくして俺のレイプは単なる暴力から芸術へと昇華される!フィナーレレイプだぜ!



俺の名はレイプマン…。

台所ガスコンロの前で炎に炙られながら黒煙を放つ社員証を眺めながら、俺は俺の名前を思い出す。この黒煙は反撃の狼煙である…。

俺は全裸のまま、怒張した股間乳首を炎の明かりの下に晒しながら、凌辱強姦の道に生きると心に誓うのであった…。

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2025-04-29

anond:20250429224125

最終皇帝帝国歴2071年)

ついに七英雄と雌雄を決する時が来た。これまでのすべての皇帝記憶と力を引き継いだ最終皇帝は、すべてを終わらせるために、今立ち上がった

最終皇帝時代は色々とあったので適宜振り返りを行う。なお選んだ最終皇帝は男。決め手は外見の防御力。女の方は諸肌の防御力が低めだった。

vs クインジー

皇帝は手始めに蘇ったクインジーを倒すことにした。既にジェラール帝の時代から奴の手の内は明らかになっており、腕慣らしちょうどよいと考えたためだ。そして実際その予測事実となった。

軍師フラッシュファイアを使えるので、クインジー前座が本当に前座だった。ソウルスティール見切りも全員に装備させていたので負ける要素なし。

皇帝らしく皆を導く役割として前線に立って片手剣と両手剣を振るっていたのだけど、そもそもハイスペック皇帝が殴ったほうがいいなと気がついた。クインジー戦で突然前触れもなく不動剣を閃いたのには笑った。そんなに剣レベル高くなかったんだけどなあ。やる気がある。

パーティータンク帝国武器庫を支え続けたファブリ家の長年に渡る帝国への貢献を鑑みて最終皇帝のお供に抜擢……とみせかけて普通に趣味採用枠。うん、声も見た目も性格めっちゃ好きなんや。性能については最終パーティー紹介で。

アタッカー枠として採用皇帝だった頃から斧と拳でバカバカ殴っていたので、皇帝が盾役をやる代わりに殴りをしてもらうことに。ただ、強いんだけどクラスアビリティ連携ゲージの上昇率アップという補助向けの性能だったので、後にアタッカー枠を皇帝に譲り渡すことに。

術士枠。性能枠で採用。炎と風と天が使えてかつ魔力が高いとなると軍師しかいなかったのだ。詳しくは最終パーティー紹介で。

クラスアビリティを取っていなかったので採用。術士として無難に強かったけど、天の役割がコウキンとかぶるので交代することに。

vs スービエ

クインジーを倒した皇帝は、最後に残ったスービエの姿を求めて氷海へと漕ぎ出した。氷山の影に隠れて皇帝を待っていたスービエは、海の主を吸収して強くなったと言い、皇帝に挑みかかってきた。残された記録によると、皇帝はなんなく彼を退けたと伝わる。

帝国記には猛き武人スービエの名が記されると思いきや、記録に刻まれた彼の肩書き武人ではなかった。よく知られている通り、彼は今では七英雄が一のホラ吹きとされている。これはスービエ討伐後に彼に追われていた海の主たちが無事に逃げ切っていたことが判明したためだ。すなわち武人スービエは、本当は海の主を吸収していないのに皇帝に見栄を張ってホラを吹いたと解釈されたからだ。

スービエ戦も楽勝だった。炎の壁でメイルシュトロームは完封できていたし、毎ターン光の壁を張る余裕すらあった。ここで活殺獣神衝を見切ったのだけど、これがのちのち効いてきた。

ストーリーとはなんにも関係しないのだけど、海の主のイベント中途半端に進めてしまっていたせいで、フラグがめちゃめちゃになって?、スービエが海の主を捕まえられてないのに捕まえたことになってた。スービエと会う前にレオンブリッジ事件を起こしたのに、進め方が分からずに放置しちゃって、スービエを倒した後にようやく完遂できた。レオン橋が壊された後に特定場所に立たないとイベントが進まないとかわかんないじゃんよ……。

ラストダンジョン、vsノエル

氷海でスービエを討伐した皇帝の顔はさらに南──サイゴ族さえも未踏である南の大地へと向けられていた。モンスターの大群が移動する地。そこに七英雄本拠地がある

一度アバロンに戻った皇帝は最終決戦に挑む側近を(リアル)数日かけて選り抜いた。敵の本拠地という死地に赴く仲間だ。帝国にこのまま残る仲間たちとの別れも近いと思われた。──だが、それは全く違う形で現れることとなる。

選抜した精鋭側近たちとラストダンジョンにカチコミをかけた皇帝を待ち構えていたのは、七英雄の唯一の生き残りノエルであった。妹を倒された怒りに燃える彼だったが、勢いに乗る皇帝達には力及ばず、同胞への謝罪辞世言葉として散っていった。

ノエル戦はイージーゲームだった。ソードバリアあったし、幻影も楽勝で1ターン破壊できるだけの火力があったので。むしろさっさと倒さないように調整して戦っていた。サガシリーズにおいて敵レベルの高い強敵との戦闘は、乗り越えねばならない壁であると同時に強い術技を閃くチャンスだからね。なんか閃くかもしれないとおもったけど、何もなかった。

最終皇帝と最終近衛隊

ここから最終パーティーは固定だった。選んだ陣形稲妻で、役割タンク二枚とヒーラーアタッカー二枚。稲妻採用した理由は以下の二点である

一点目は行動順が固定なところだ。これにより先頭に補助役かつ後ろの方に(連携攻撃役という役割分担が可能となり、一ターン目から金剛力やかめごうらによるバフ・デバフを入れて攻撃役に順番を回すことや、前のターンで攻撃役が被弾した際に次のターン開始時に即座に回復を入れてファインアタックを維持できる点などを評価した。装備品で行動速度を調整して同じこともできたとは思うが、初見プレイであり七英雄の素早さなど内部パラメータに熟知しておらず、また乱数による順番の変動についても未知であるため、安定して行動順を固定できることを優先した。

二点目は稲妻は行動順の末尾に大きな攻撃補正が乗ることだ。一点目と合わせて効率的ダメージを与えることが可能となる。特にこの陣形は行動順の先頭二人が攻撃一心に引き受けることとなるため、末尾のキャラクター攻撃に専念することとなり、連携などで高いDPSが期待できる。

以上の二点を評価して稲妻選択した。また副次的効果として、(他の行動順固定陣形は知らないが)全員の行動速度が先頭のキャラ共通になるため、鈍足のキャラでも大きく行動順が引き上げられるメリットがあった。高難易度では最遅ヒールや最遅地相破壊などが必要になってくると思うが、難易度ノーマルにおいてはボクオーンのマリオネット回避するなど最速行動が基本的メリットとなった。

考え抜いて選んだ最終パーティーは次の通り。順番は稲妻の行動順に従う。

1.ブロック帝国鍛冶職人

あいかわらず皇帝のお供として文字通り稲妻前線を引っ張っていく我らがメインタンク。メインウェポンは杖と斧。装備品の性能を10%向上させるというクラススキルにより、ゲーム後半になって強い装備が出てくれば出てくるほどカッチカチになって輝いた(ちなみに追加ダンジョンクリア後は物防169術防214でパラメータとしてはぶっちぎりだった)。

バトルにおける役割バッファー兼デバッファータンク雑魚戦では高速ナブラをキメてたりしたけど、ボス戦においては基本的に杖と術を使っていた。かめごうら、祝福(リバティスタッフ改)、光の壁、金剛力、アースヒールLv2での状態異常解除、リヴァイヴァで保険かけておくなどのやること多すぎ過労枠。状態異常耐性は完璧にしてあったので、後半組が魅了されたり混乱しても即座にアースヒール治療することも役目の一つだった。

重装鈍足のクラスではあるものの素の速度はそこまで低くないため、ウェイトパージを装備させることでクイックシルバー程度でも行動速度18を確保でき、たいがいの敵に先制可能だった。ノーマルから七英雄戦でもほぼ先制できていた。

2.ユノーインペリアルガード♀

二枚目タンク皇帝自らが攻撃役(ルビ:大剣ぶんぶん丸)になったことで、片手剣枠および前衛タンク必要となり採用された。採用理由は、クラスアビリティが優秀かつ素の力がめっちゃ高かったから。素早さは壊滅的だが、戦闘においては陣形効果ブロックの行動速度と同等になるため問題なし。ブロックと同じく状態異常ガチガチだったので、エリクサーで状態異常解除も担当していた。

特筆すべき特徴はアビリティによる生存能力の高さ。ブロックパラメータによる数値盾ならばユノーはアビリティによる回避盾。メインアビリティダメージカットに加えて自動パリィも持たせていたので、盾・自動パリィカットと防御性能が極めて高かった。

戦闘では槍によるデバフアタッカーおよび術でのサポート片手剣はお守り。槍技の活殺獣神衝が敵の腕力と素早さを同時に下げるスゴ技なので、そればっか使ってた。それ以外の部分では光の壁、エリクサー、金剛力が多かった。力の高さをメインに採用したけれど、あまりアタッカーとしては使わなかった。

3.スカイア:イーリス

一番趣味枠に見られそうだけど、実はガチ性能枠である(なお本パーティーの唯一の趣味枠はブロック)。

ブロック(杖斧盾)、コウキン(術)、ユノー(槍剣盾)と順当に枠が決まったところで最後の一人に求められていたのがヒーラー・小剣/弓・サブ術アタッカーであった。宮廷魔術士や海女などが一部条件を満たすものの、全部を満たすのは高い魔力を持つスカイしか存在しなかった。特にウキンのカバーしない属性の水・風に適正があるのも強みだった。クラスアビリティ風神恩寵が死にアビリティになることが懸念点ではあったが、結果的ロックブーケの召雷をピンポイントで吸いまくってくれるという輝きを見せた。

戦闘においては基本生命の水Lv3でヒーラー、たまに召雷や落凰破で攻撃だった。エリクサーは風と干渉するために採用できなかったが、魔力の高さで回復量は十分だった(一応大地の剣量産したらできるんだけどそこまで必要なかった)。いざというときに全体回復を使うかと思って、一応赤水晶のロッドをもたせて火龍出水を使う準備はしていたが、単体回復リヴァイヴァで足りたので使う機会はなかった。……天風の全体回復があったと知ったのは全クリア後だった。ほら、サガでの全体回復ってリスキー生命の雨(キャラ固有技でLPを使うサガフロとか発動まで数ターンかかるサガスカ)しか知らなかったからさぁ。連携ゲージアップのアビリティも付けていたけどそれが必要になるまで長引くことはなかった。

なおイーリスの中では見た目は一番好き。特に翼のグラデーション(翠色から桃色)がキレイ

4. コウキン:軍師

めっちゃ高い魔力と術レベルから繰り出される超火力術法のいつもの軍師。外す理由特になかった。

主な使用術はクリムゾンフレアフラッシュファイア、ファイアストーム。補助術としてリヴァイヴァと光の壁は持っていたが、基本は攻撃に専念。防御と状態異常耐性を投げ捨てた魔力モリモリ装備にしていたので雑魚戦などはその超火力で焼き払っていた。特に後半多かったアンデット系はひたすらはコウキンのフラッシュファイアでワンパンされていた。

ボス戦での役割は実はファイアストームだったりする。敵が地相を貼っても即座にファイアストームで解除。ただ、これを実現するために地属性の術を入れられず、バフなどには手が回らなかった。とは言っても大地の剣を持っていたのでエリクサーのみは使えた。

5.皇帝:最終皇帝

大剣ぶんぶん丸腕力36(力帯、パワーリングから繰り出される一撃はあらゆる敵を薙ぎ払っていった。

付けていたアビリティジャイアントキラー、ウィークヒッター、クリティカルと火力ガン積み構成ファインアタックが入ってたかも)。ベルセルクかめごうら割りが入っていれば笑っちゃうダメージが出た。その状態連携ダメージの倍率を乗せると約8万ダメージが出た。クリア後の話になるけど、クリアダンジョンのアレコレで倍率を更に乗せると、ベルセルクを使わなくてもカンストダメージに達するようになった。

戦闘で主に使っていたのは乱れ雪月花と無明剣、そしてベルセルク。基本コレ。ひたすら稲妻補正を乗せて大剣ぶんぶんしていた。アンデット以外の面倒な雑魚戦は活人剣で一掃。

男を選んだのが見た目の防御力だったと書いたが、声がめっちゃ格好良くて結果的にすごく好きになれる最終皇帝だった。若くまた威厳のあるいい声だった。

vs七英雄(1)

ノエルを下し、意気揚々七英雄本体が待つ深部へと脚を踏み入れた皇帝一行。もしかして楽勝じゃね?うちら強くね?絶対かてるやん!と慢心した皇帝達に突き付けられたのは、ボクオーン戦以来の全滅という結果だった。

途中までは皇帝達の方に歩があったのには間違いはない。足回りを強化したブロックを起点に、皇帝と近衛達はマリオネットやテンプテーションといった危険な技を避けながら、七英雄本体へ順調に攻撃を重ねていっていた。だが、七英雄の猛撃は時間を重ねる毎に次第に苛烈を極めていった。ついには最後のワグナスの姿が出現し、アビスゲートが開いた。

それは一瞬の油断だった。「サイコくしテンプポセイドンマリオスティール七英雄による怒涛の6連撃。身を守ることを許されないの連携の前に、臣下たちが次々に倒れ、魅了され、操られていく。そして最後の一撃は皇帝を貫いた。奇しくもレオン皇帝を討ったソウルスティールが再び皇帝の命を奪ったのだ。

皇帝は力尽きた…………

正直舐めてた。ソウルスティールは入れていたものの、耐性や他の見切りを厳選してなかったし、即死技とか状態異常術とかいらない術技を整理していなかった。ということで、一度撤退して全術技、装備、見切りを見直してきた。術などについては最終パーティーの欄に記載した通り。回復チャンスが少ないと考えて、リヴァイヴァでゾンビ戦法を取ることにした。見切りはソウルスティール、テンプテーション、活殺獣神衝、流し斬り、くし刺しなどを適宜装備。見敵必殺をしていたので、見切りはなんかもともとあった。

これで再戦とゆきたかったのだが……

ラストanond:20250429224321

Permalink |記事への反応(2) | 22:42

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anond:20250429223900

続き。

テッシュウ帝:イーストガード(帝国歴1941年)

脳筋アザミ帝の治世から数百年後、帝国に待望されていた次の皇帝誕生した。その名はテッシュウイーストガード出身の俊英だ。

テッシュウ帝の活動は極めて無駄がなくそして短かった。皇帝の座に就いた彼は、トバの民を悩ましていた不審な嵐を納めるべく沈没船直行し、原因であった亡霊を一刀両断して嵐を沈めた。そして即座にコルムーン火山とんぼ返りし、火口を塞いでいた溶岩破壊して島を大噴火危機から救った。その後、その足で直ちにチョトン城に忍び込み、七英雄ワグナスが待つ天守閣への道を切り開いて歩みを止めた。

海女達とサラマンダー族を救い自らの役割を全うしたと考えたテッシュウ帝は、アマゾネスクリームヒルトを後継者指名して帝位を降りた。

サラマンダー族を救ったことに対し、帝位を譲る前にテッシュウは部下にこう洩らしていたという。火山に生きるものとして大噴火と共に滅ぶのもまた定めと言っていた彼らを帝国論理で救うのは正しいことだったのだろうかと今でも思うことがある。だが、大噴火を未然に防いだ後、サラマンダーの長とただ二人きりで対話し、自らの生き死すら天命に任せるこれほどに気高く賢人な種族をバレンヌ帝国皇帝としてみすみす見殺しにすることはできなかった、と。

この時代海女サラマンダー族を仲間にした以外は何もしておらず、ほぼ陣形稲妻を取ることしかやっていない。パーティーメンバーは(見た目が)すごい好きだったけど全然活躍されられなかった。アマゾネス陣形アマゾンストライクが強いという噂は知っていたので、それを取って次の七英雄を倒すことにした。

サラマンダーイベント噴火させないことを選択した。噴火させると陰陽師が仲間になるっぽいフラグがあったけど、サラマンダー族が結構好きだったので彼らをエゴで生かすことにした(族長イケボだったし)。イベント最後サラマンダー族長の語りはしみじみ感動した。族長のなぜ自らの身の危険を犯してまで噴火を止めたのかという静かな問いに対しての皇帝の「それに、誰だってあるだろ。やるしかないっていう気持ちになる時が。」がめっちゃかっこよかったぜ。

皇帝帝国機動隊

イーストガードなのに斧を振っていた皇帝。前任のマゼランの斧レベルが高すぎて大剣よりもダメージが出たのであるサラマンダー族長マブタチ。

小剣枠。最速幻惑剣で切り込む鉄砲玉。採用理由は確かクラスアビリティの極意化がまだだったからの気がする。なお帝国軽装歩兵♀のビジュは、このサラサラ金髪パッツンおかっぱが一番好き。

クラスアビリティ目的で投入したが、いきなりギャラクシー学修する天才術士だった。クラスアビリティクリティカルは最終皇帝の火力アップに大いに貢献した。

体術大剣係。前任と変わらず、あいかわらず火力役。申し分ない活躍だった。頭飾りが可愛かった。

術士枠。選定理由はデコルテとおヘソ素早くてファイアストーム適正が高いところ。軍師でも良かったのだけど、たまには違う術士を使うかと思って。

クリームヒルト帝:アマゾネス帝国歴1941年)

ワグナスと決着をつけるべく天空城に向かったクリームヒルト帝。その治世は短命であった先帝のものよりもさらに短かった。

ヒラガの発明である手動飛行機械により空高くにある城にたどり着いたクリームヒルト帝だったが、その剛腕が祟ったのか機械が壊れてしまい退路が断たれてしまったと伝わる。しかもいざワグナス対峙すると、子供のようにもう帰ると駄々をこねて本当に帰ってしまったというおちゃめな一面があったとも伝わる。

史実としてはっきりと記録に残っているイーリス族の助けを借りて天空城に攻め込んだ皇帝が、七英雄が一人のワグナスを打ち破ったということである

残す七英雄大海支配者スービエのみ。一千年に渡って連綿と続いてきた帝国記にピリオドを打つべく、最後にして最強の皇帝目覚めようとしていた。

アマゾンストライクが欲しくて採用したアマゾネス皇帝。本当にワグナスをしばいただけ。しかも結局アマゾンストライク全然使わなかったという(最終皇帝時代稲妻と飛苦無しか使っていないので)。

仲間はインペリアルガード♂・忍者宮廷魔術士♀は共通。あとはクラスアビリティのために適宜海女とイーリスを入れたりした。特に語るようなイベントがないので省略。

続く→anond:20250429224210

Permalink |記事への反応(2) | 22:41

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ロマサガリメイク オモロかった(オリジ帝国記付き)

ロマンシングサガリメイク(以下リベサガ)を先日クリアした。すごくオモロだったので、感想史書風のプレイレポを残しておく。自分サガシリーズ自体はぼちぼち遊んでいるけど、ロマサガ系列は初めてなのでヘンなところがあってもご容赦を。

なお難易度については、七英雄のヤバさを聞き及んでいたのでノーマルにした。何十時間もかけて詰むのは面倒と思って……。ファイアーなんとかさんに何度も運ゲーリセットされたり、クソつよ卵に強制二周目を余儀なくされた過去ゴーストが「やめとけ」って囁いたんや。

あんまり長々と書いても他のしっかりしたレビューのn番煎じになるので、感想を三行で要約すると

ちなみにこれを書いている人は、仕事のためにツナギとかエプロンとか華美さがない実用性重視の服装をしている職人気質女子さら赤毛ポニテで元気っ子だと言うことなし)がめっちゃ好みだということを宣言しておきます

ジェラール帝(帝国歴1000年〜1001年)

憎きクインジーは討たれた。敬愛する兄王子、そして偉大な父王の無念は果たされた。しかし未だに残り6人の七英雄がこの世界のあちこちで暗躍していることだろう。その野望を砕くため、アバロン皇帝今立ち上がる。

チュートリアルのクインジー撃破から水上要塞攻略まで。素直にキャットに協力を仰いでほぼ戦闘をせずに要塞攻略した。ライトボールばっかり使っていた印象がある。難易度ノーマルではありながらボス結構強かった思い出。とくに攻略情報などは見ていなかったため、いきなり50年もジャンプしてびっくりした。

アメジスト帝:宮廷魔術士♀(帝国歴1052年)

アメジスト帝を一言で言い表すならば、ひたすらに南を目指した皇帝であった。

ジェラール帝から帝国領土の拡大と七英雄の撲滅という使命を引き継いだアメジスト帝は、帝国ケンカを売ってきた格闘家を討ち滅ぼし、モンスター支配された宝石鉱山を開放し、ルドン高原を乗り越え、辺境である南方の地に覇道を突き進む帝国の風を吹き込んだ。また皇帝出会ったサイゴ族を大いに助け、彼らと帝国の間に友誼を結んだ。

南下の途中、とある洞窟七英雄の一人であるダンダークと出会ったアメジスト帝は、死闘の末に多大な被害を出しながらも七英雄が一の強敵を打ち破るという大金星を上げた。挑むのは時期尚早と諌める臣下の声は、先代から引き継いだ七英雄への衝動支配された皇帝の耳に入ることなく、その怒りに燃える橙の瞳は佇む七英雄にまっすぐ向けられていた。

ダンターク撃破後、余生としてトバでツバメの巣を漁ったりと漫然と暮らしていたアメジスト帝であったが、最後サイゴ族の南大陸への移動を見届けて皇帝の座を退いた。

二代目皇帝宮廷魔術士を選択理由は魔術系の陣形があったほうがいいんじゃないかと思ったから。男ではなく女にした理由は火術が攻撃系っぽかったから(あとデコルテとヘソが眩しかたから)。

難易度ノーマルにしたんだからリセットしたり厳選したりせずにフィーリング皇帝を選んでもなんとかなるんじゃないかと思って、他のキャラクターについてはどんな陣形を持っているかは調べなかった(この出たとこ勝負とある七英雄と戦うまで続く)。

アメジスト時代結構長かった。そのせいか最後の方は敵の強さに味方側のパラメータ特に装備)が追いついておらず、かなりキツイ戦いが多かった。この時代が一番LPボロボロだったと思う。

特に実質的最初七英雄であるダンタークとの戦いは何度も全滅する激戦になった。術技も武具も揃っていないため、ダンタークの攻撃ほとんど致命傷(ふみつけを喰らえば即死)となり、こっちの攻撃は、物理の最大打点が気弾(体術)と切り落とし(大剣)の600、術がフレイムウィップの800。気合とお祈りでなんとか勝てたけど、正直時期尚早だった気がする。実際、ダンターク戦はリベサガで二番目にキツイ戦いだった。

皇帝と側近たち

火術を期待して抜擢したが天術(太陽光線、月光Lv2)の方がメインだった。アンデットがやたらと出てくる洞窟が多くて、一人だけ太陽光線で1000近いダメージを叩き出していた。

体術の鬼。カウンター、ジョルトカウンターコークスクリュー、気弾などなどをひらめいた。あと初期装備のヒールサンダルから繰り出されるふみつけがやたらと強かった。

大剣技をよくひらめいてくれた。ダンダーク戦では流し斬りまで閃いたが幻になってしまった(全滅した)。頼りになるV系イケメンだった。

ダンターク戦において回復が追いつかずに急遽ヒーラーとして投入。意外と打たれ強かった。

火術の人。ファイアウィップオンリーでほぼ戦い抜いた。ダンターク戦では盾持って防御するという、なぜかタンク役になっていた。ファイアウィップがダンタークに刺さりすぎるせいかヘイトを買ったかのようになぜか狙われまくったことが原因。

アルゴル帝:フリーメイジ♂(帝国歴1226年)

アルゴルくんと愉快な仲間たちは滅亡したカンバーランドを走り回り、表ではレジスタンス活動をしていたホーリーオーダーを援助しつつ、裏では武装商船団の頭領を強請って強引に不平等同盟を結ばせた。

バレンヌ帝国皇帝としては、ヴィクトール運河に橋をかけたり帝国大学を作ったり公共事業に力を入れ、後世への礎を築いた。

プライベートでは、(ネレイドに水をぶっかけられたりしたが)マーメイドにて出会った踊り子と親密になり、魔女人魚薬を作ってもらうため東西奔走したが、サイゴの子供(と子ムー)を助けに洞窟に入って、うっかり年代ジャンプをしてしまった。

三代目皇帝は、なんか面白そうだしという理由フリーメイジ♂を選択。ゲットした陣形は多分一回も使わなかったと思う。もろもろのイベントエビス皇帝がいろんな顔をして面白かったので元は取った。このとき格闘家皇帝候補に出てきたのだけど、仲間になってなくても出てくるもんなんだと思った。まあ滅ぼした相手から皇帝には選ばなかったのだけど。

カンバーランドイベント幽霊兵士がうろついている城があって、割と稼ぎスポット匂いがしたけど死者を冒涜すのはなあと思って隣を通ったら念仏を唱えるだけにしておいた。仲間が増えてきたこともあり、訓練場であーだこーだやって閃き適正がある仲間を見つけ出すのが楽しかった。

皇帝と愉快な仲間たち

ファイアボールLv2とフレイムウィップ、そして前皇帝から引き継いだ太陽光線と月光をメインに戦っていたはず。そこそこ杖に閃き適正がありいろいろと閃いた(削岩撃までだっけ?)。「ひょっ」とか「ふよっ」みたいな掛け声が可愛かった。

槍と大剣を修めた。大剣と槍使いが他に居ないからと正直それほど期待していなかったけど、水流剣や無無剣など便利な大剣技、一文字突きなどの強力な槍技を閃くいぶし銀活躍だった。

クラスとして小剣が得意と言いつつ全く閃き才能が無くておいおいとなった男の子。ただその分、剣の才能にあふれており次々に強力な剣技を閃いた。特にみじん切りと濁流剣は中盤まで便利だった。

才女。小剣も剣も弓も閃き適正があり、めっちゃ閃きまくってくれた技のデパート。この時に閃いた技で後世まで含めて一番使ったのはマリオネットかな。

カンバーランド帝国に下った証として傘下に入った大型新人。仮にも皇帝であるアルゴルよりも高い魔力を持ち、サイクロンスクイーズで敵を蹴散らしていた。実はアルゴルと同じくらいの杖への閃き適正があった。

アガタ帝:ホーリーオーダー♀(帝国歴1370年)

カンバーランド拠点とするホーリーオーダーがバレンヌ帝国臣下となり一世紀、新たに帝国を率いる待望の次期皇帝はこのホーリーオーダーから誕生した。

新皇帝のアガタ帝は前皇帝の志を引き継ぎ、領土拡大のため草原地帯であるステップ進出した。そこで出会った草原の民ノーマッドから七英雄が一人ボクオーンが地上戦艦でこのステップ荒らしていることを聞き、七英雄滅ぼすべしと帝国大学の軍師に協力を仰いで史上最大の囮作戦を敢行すると、親衛隊と共に帝国最強の突撃隊として戦艦に潜入した。

七英雄が一の策略家であるボクオーンとの戦いは苛烈を極めた。操り人形との同時攻撃をなんとかしのいだとしても、底力を出したボクオーンの悪夢のような波状攻撃に次々と仲間が倒れてゆく。だが、七英雄許すまじという意志の元で団結した帝国突撃隊の鉾は、最後にはボクオーンの人形の体を貫いた。

ステップを開放したアガタ帝は、続いてアリの被害に苦しむサバンナをも平定し、その歩みを止めた。ステップを平定する前にはメルー地方の各地に脚を伸ばし、退陣までの稼ぎをするかのように東西へ奔走したと伝わっている。せっかく作った人魚薬を試してみることができなかったのが心残りだったと臣下に漏らしていたと伝わっている。

四代目皇帝妥協の上でホーリーオーダーを選択皇帝選択リセットしないという縛りをしていたのだが候補にろくなクラスが出てこず、三連続で術士系になってしまうのはマズいなーとは思いつつもまあいいかと。

アガタ時代の印象は、とにかくボクオーンがキツかったこと。後少しで勝てるというところまで行くのだけど、どうしても最後まで体力を削ることができない。これを十数回繰り返したと思う。ここまで厳しかった理由複数ある。

1. ボクオーンの強冥地相を解除する手段がとにかく乏しかった。せっかく第二形態まで追い込んでも地相を解除できずに一気に回復されて詰みになることが多発。あっちは終わりなき人形劇を連発するだけであっという間に強冥地相にするのに、こっちは解除手段が気弾と太陽光しかなかった。

2. オートセーブを信用しすぎて地上戦から外に出られないことに気が付かなかったことに起因する準備不足。ロケハンをしようと思ったのに、いろいろと術技を閃いたせいで引くに引けずとなった。一回アバロンに戻れば月光Lv.2があったので地相解除手段が増やせたのだが。

3. 見切りもパラメータ陣形も足りなかった。水鳥剣で後衛が薙ぎ払われ、マリオネットで鈍足キャラ利敵させられ、終わりなき人形劇で次々に低HPキャラが倒れる。地獄絵図だった。ちなみにこの戦いでアガタソードバリアを修得した。

攻略中は何回も、なんでデカブツが三回も行動するんですかその細足じゃ折れるでしょ!とか、なんでたった二回ぽっち暗黒タコヤキアタックしただけで強地相になるんですか!とか叫んでた。突破するまでリアル数日かかったはず。一回敗北して新皇帝になったほうがアタッカー月光ヒーラー役割分担できてもっと勝率は良かったように思う。

帝国突撃隊メンバー

高い魔力を活かしてとにかく魔法をぶっぱしていた。各地で合成術を発見したので様々な術を駆使していた。基本はサイクロンスクイーズ。ボクオーン戦では太陽光線でがんばって地相を解除していた(ただ解除できたかと言うと……)。フルフラットを閃いた武闘派

ちなみにホーリーオーダー♀の見た目では、モニカみたいにお下げを肩に垂らしている方が好き。

前任者と異なり大剣に閃き適正がなかったものの、斧と槍に才能があった。特に斧技の閃きは抜群であった。対ボクオーン戦では大木斬、チャージ稲妻突きなどでひたすら攻撃していた。最終的に高速ナブラを閃く偉業を見せた。

前世代が見事な体格に反して体術の才能がなかったのだが、今世代はいろいろと体術に閃き適正があったので採用した。ボクオーン戦での貢献およびとある技を閃いたおかげで本世代のMVPかもしれない。その技とはベルセルクバーナルがタンク役をしてたおかげでソーモンの指輪を着けていたので、ベルセルク後に急に火力が上がってびっくりした思い出。ボクオーン戦ではタンクベルセルク)、火力(マシンガンジャブ)、地相解除(気弾)に大活躍だった。というか仕事が多すぎた。

ボクオーン戦では幻惑剣で人形のスタンを取り続けていた。意外に弓の才能もあったけど地上戦艦内でエルダーボウを取るまではずっとダートを使っていた。なお顔採用

火・地術の使い手が欲しかったために採用。ボクオーン戦では金剛力でシーシアスのサポートアースヒール回復担当していた。長期戦には何よりも優秀なクラスアビリティ必要であると教えてくれた人。

帝国諸国漫遊隊メンバー

後半に前衛枠が空いたので投入。真空斬りを閃いた。予想以上にクラスアビリティが優秀で、後世でも何度もダメージコンバーターを使うこととなった。

砂漠攻略時に投入。見事バラージシュートを閃いた。クラスアビリティである撹乱の優秀さにこのとき初めて気が付いた。影ぬいとフェイントの成功率がエグく、ボクオーン戦でこれがあれば……と思った。

BP回復の強さをボクオーン戦で思い知ったのでアビリティーマスターのために投入。ストーンシャワーを閃いた。この術は貴重な地属性の全体攻撃として最後の方まで使うこととなった。

続く→anond:20250429223900

Permalink |記事への反応(2) | 22:37

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2025-04-28

弱者男性 vsフェミニスト

静寂を切り裂き、雷鳴が轟いた。

廃墟となった都市の中心で、ふたり異能者が対峙する。

下方婚カーストダイブ)」──弱者男性

能力効果対象社会的恋愛ステータスを引きずり下ろす。

相手の「格」を無理やり自分より下に落とし、精神・肉体・能力に影響を与える。

「雷速(ライジングサンダー)」──フェミニスト

能力効果光速に近い速度で移動・攻撃できる。

さらに電撃を纏い、触れたものを焼き焦がす。

フェミニストは眉ひとつ動かさず、雷光をまとった足で瞬間移動する。

「遅い──!」

次の瞬間、弱者男性の背後に回り、踵落としを放った。

空気が爆ぜ、コンクリートが砕ける。

しかし──。

ズシン。

見えない重圧が、フェミニストの体を縛った。

「な……っ」

彼女の動きが鈍い。ありえない。自分の雷速が、止められるなんて。

そう、すでに「下方婚」は発動していた。

フェミニストの「ステータス」は地に堕ち、ただの一人の女に成り下がっていた。

「お前は、もう"上"じゃない」

弱者男性が、ぼそりと呟く。

彼の能力は、相手の"プライド"、"スペック"、"社会的立場"すべてを引きずり下ろす。

超高速で動こうが、どれだけ恵まれた力を持っていようが、"弱者"に合わせて落とされる。

フェミニストは歯を食いしばり、稲妻を拳に纏う。

舐めるな……! 女は、女は強いんだ!!」

だが、拳を振り上げた瞬間、重力のような圧力に耐え切れず、彼女は膝をついた。

弱者男性が一歩、また一歩と近づく。

その歩みは鈍い。だが確実だった。

「俺たちは……いつだって下だった。お前たちが空を飛ぶ間、地を這っていたんだ」

フェミニストの雷が消えた。

彼女の「特権」も、「速度」も、「輝き」も、すべて地に堕ちた。

──そして、バトルは終わった。

勝者:弱者男性下方婚

Permalink |記事への反応(0) | 00:53

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2025-04-26

anond:20250425194035

栄華のバトルアリーナで復帰したならあの魔神任務級に重要なことやってた胡桃主役の海灯祭シナリオ読めてないのか?

もしそうだったらあれめちゃくちゃいい話だから配信者のアーカイブ漁ってでも見といた方が良いと思う

時限じゃないけどアルレッキーノ伝説任務も回収しといてほしいな

時限だったやつでは夏イベのシムランカ世界構造に関する重大な示唆があるし

花神誕祭イベのキャンディ薔薇の歌も見といてほしい、荒瀧とパイモンデュエットしてたイリデッセンスツアーイベも良かった

最近三川花祭もだいぶ演出面がホットだったしナタ→璃月→稲妻と続く一連の地脈系事件からこれも本来魔神任務級だと思う

次verのモンドもその流れっぽいしね

推し配信者のプレイリストはっとこう

https://www.youtube.com/playlist?list=PL4uPN8F4waxx7b_qlmANqTDOLDoOf8-oP

テーマイベント」でページ内検索すると捗るはず

Permalink |記事への反応(0) | 02:36

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2025-04-23

anond:20250423192745

何故に消すのに増田に書くの?ココには稲妻斬りのマッハブクマカ―が居るのにさ。良くある話だ。人は変わり行くものもっと歳を重ねるとホントに同い年か?と感じる事も多々。

Permalink |記事への反応(0) | 20:57

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2025-04-10

稲妻を逃したヤツおる?

やっぱ最後に勝つの損切りできない民だな。

Permalink |記事への反応(0) | 10:00

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2025-03-30

リング稲妻走り

死 亡 事 故

Permalink |記事への反応(0) | 16:15

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2025-02-20

最近毎日走ってる聖遺物ルート

地域個数走り方補足
1ナタ ソトズ島5奥の4つは5時repop ムアラニバイトで段差ショトカ
2ナタ 燼火焼尽の地7放浪者で箱2→チャスカで重機3→落下で2
3シカ・ナタ神像12チャスカ走りで神像周り、飛んで下,ムアラニ放浪
4ナタ シトラリ家最寄8終始ムアラニ
5稲妻 たたら北東砲台6チャスカで滑降
6稲妻セイライ北ボートP3二箇所目の奥はハズレ
7稲妻越石村神像5中段の3+地下2だけ取る
8稲妻セイライ丸20道中のファデュイ拠点は手前箱からチャスカで高度ジャスト
船内入って右奥取ったらチャスカで柵越
ラスト機関室は1Fの箱を少し踏み上げから飛行上昇
9稲妻 浅瀬神社3ムアラニで木の根っこから猫へダイブ
10フォンテ自然哲学学院92箇所目はバイトか飛行でショトカ、壁は飛行後ジャンプ4回で行ければ成功
11フォンテ ペトリ地下城東3放浪者で机上着地すると「座る」誤爆しにくい
12メール ヴィシュッダ辺土神像6放浪者でクローバー上1取って櫓前の草地に下りたらそのまま浮遊すると2,3も取れて4に直線で行ける高度
旅団サークルは0~6時方向の3つだけ取って切り上げる
13メール かつヴァナ神像4右手の岩壁を踏んだらチャスカずり上がりで一息にいける、5時repop
14メール すぐ下のWP建物81手前まではチャスカ、屋内は取らない,荷車の持ち手を避ける
15メール 秘儀聖殿28大部屋の2F飛行渡りはチャスカダッシュなら余裕、放浪者だと切れ際再ダッシュの飛距離延長技が必要
最後の左奥部屋の3は放浪者が段差無視できて楽

PTのこり1枠は千織、なければ昼夜移動天賦もち

5時repop地点はサブルートに再利用できる

このゲームは餌が足りなすぎなんで9分でエキス7.5個分取れるのは旨い

ちなみに自分はムアラニ1凸なのでチャスカとムアラニで移動スキルほぼ繋がる(1回ダッシュ挟めばCT明ける程度)

一時停止や段差越えできる快適さゆえ無凸夜蘭よりムアラニを優先して採用してる、かわいい

1凸夜蘭の人は夜蘭でいいと思うがランナー3人いるならムアラニ採用してみるのもアリだと思う

瑞希おもしろい走破性能してるけど特に足が疾いわけじゃないからどうかな

より詳細なルートYouTubeの「おとり【原神やりたい】」氏の動画参照

順番は直感的になるようちょっと弄ってある

Permalink |記事への反応(0) | 06:56

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2025-02-16

[原神]雷電将軍 ~その声優功罪

いや~稲妻のメインストリー微妙でしたね。

当時はサブクエストこなしながら進める想定だったのか、本筋だけ進めると内戦永遠などのテーマあんまりからまない、いえそれぞれは見てるんですが、なんだか各所を遊覧して気付いたら淑女と戦うことになっていたような気がします。傍観者ポジション?哲平を見るに結構な間ともに戦っていたようですが、そんな感じはプレイヤーにはなかったんですよね。

それで淑女倒して将軍に願いデリバリー真心お届けさせて改心させた、んでしたっけ。

 

稲妻しょんぼりだったせいでモチベーションがなくなってスメールの導入すら進めなくなってだいぶ経ちました。

最近のアプデにより左上でスメール組が催促するようになりましたね。報酬ワープ返して。

 

そんなこんなで雷電将軍伝説任務も進めてなかったのだが…

キャラ伝説任務の前提条件になっとるぅぅぅぅ!!

どうせクイックスタート付きで「クリアしていたらよりお楽しみいただけます方式と高をくくっていたのに…原神さんやってくれたな!

 

課金デイリー一日分を石質に取られちゃあ仕方あんべぇ…と雷電将軍伝説12やりました。

 

 

うーん、よかったですねぇ。

思っていたのと違った。

ボス存在名前は知っていてたので、稲妻放置した分のツケの負のあれこれを返済する物語かと思ったら、結構前向き、後ろを見つめつつ前向きな変化の物語でしたね。いいですよこれ。雷電将軍引きたくなったし。

いい所はざっくり

影のキャラがよかった

過去の慕われていた雷電稲妻民の関係現代とまた別味でよかった

ボス戦が盛り上がった

オチパラドクスが好き

名前が長いですね…

 

ボス戦はようやくのやく開放です。やっぱりストーリーで初対面しないと盛り上がりや思い入れが違うからね。すまん若陀龍王

しかし強い…無限レイズの間に慣れようとしたもの全然だめで、これからどうすればいいのやら…。人間公使の連撃すら避けられないのでね…。

 

ま、いいところは普通にいいので気になるところをたっぷり書きとどめておく。

 

 

1. 影のキャラ

すっごく温和でほわほわしててこんなキャラだっけ?とビックリ

主人公にいつのまにか超好感度高いのはもはやハーレム主人公なのでおいとくとしても、いやそれでもあんなに好かれる理由あったかな?

時系列的には改心してほぼ即休息に入った感じですかね。

 

永遠のための瞑想に入ったのは死別と磨耗への恐れとかがあったからなわけですが、その当人がほぼ500年ぶりの引きこもり独居老人からリハビるのに以外と感性がまともでめちゃくちゃ善良でしたね~。

行なっていたことを考えればもっと(最初は)ピリピリした性格でもよかったと思うのですが。賢い無知キャラでした。

古い価値観タイムスリッパーというよりは観光客的な遊覧でしたねー。

緩い磨耗との付き合いは鍾離がやっていたので、逆に次はヒスるほどヒリついたものが見たかったのはある、かな。

そういうキッツい部分は雷電将軍に任せることになるんでしょうか。なるといいな。

 

2.内面の掘り下げ方

今回のストーリーはメインストリーで心を開いた?あとの永遠の形の変化を探ることで、まあこれが一番大事であるんだけど、影をあれぐらいとっつきやす性格で描いたのならもっと八重神子とか眞とかとの素な日常の絡みが見たかったところは正直ある。雷電将軍ロボとの普段の付き合い方とか…まあこの伝説任務終わるまでほぼイコールから触れる必要すらなさそうではあるけれども。

それも八重神子の伝説なり今回のイベントで~って感じかな。一発目は完璧インストリーのアフターでもろもろ拾って片付ける必要があったということか。

 

 

3. 正直、展開には磨耗を感じている

原神って死んだら大まかに

1.記憶が(地脈とかに)回収される

2. 回収されなかったら幽霊になってだんだん薄れる

1でも回収されてもときどき漏れでて幽霊みたいになって現れる。

 

で、原神はこの幽霊に頼るのが非~常に多い。気がする。言い過ぎかなわりとある幽霊というか過去記憶頼りが多い。

稲妻の前の璃月でも胡桃周りで幽霊やったし、この前海灯祭でも胡桃家族幽霊出したし。

最新のナタでも死後の国があるから当然死者がとっっっっっっってもよく絡んでくる。

ナタはナタでいいものだったけどね。

でも雷電伝説でもまた昔の人の記憶に触れたりですね…もう亡くなった人を慮った行動したりですね…

契機が来たから物に残した過去の人物の意識残滓が語りかけてくるとかも、これつい最近シトラリでやったやつ~。達成を見届ける?シュバランケさま~。(もちろん稲妻が数年前だけど)

感動的ではある。毎度感動はするけれども!

ちょっと摩れてきた自分を感じなくはない。NARUTOでも数回あったしさ、個人的に見慣れてきていて悲しい。

 

4.声優が上手すぎる

雷電将軍日本声優は沢城パイモンセンなんでまー文句なく上手いんです。

しかしなんだか上手すぎるのか…?一人レベルが違う。気がする。

どう表現すればいいのか、抑揚が豊か過ぎる。ひとことひとこと非常に感情が込められていて素晴らしい演技です。間違いない。

 

何度も言って申し訳ないが、永遠を求め稲妻ごと止めようとした理由ひとつには摩耗があったはずで。

彼女はもうちょっとクールというか、感情を出し惜しむような、確かにあるはずの冷徹な、警戒するような性格を演技の面でも押し出して欲しかった。

結局そこも雷電将軍人形との対比で片付きそうだけど、でもそうすると今後は眞との対比はどうなるの?ってことになる。

人を愛しんでいた眞と比較的武に傾倒していた想いに疎い影のはずなのに、あの性格・あの情緒的な声だとそこの双子の違いが霞む感じはあった、ですよ。

まぁつまり、事前に予想してた双子関係とか、影と神子の関係とか(神子がかまうと思ってたけど「かまってもらってる」がただしそう?とか)が演技やストーリーで崩れちゃった部分があるというわけですな。

 

それはそれとして都合3人の演じ分けは見事でしたし、声だけ取り上げても非常に贅沢で心地よいもので知る範囲では原神最高レベルクオリティとなっており大好きであります。ただ個人的にどうしてもみゆきちはもはや吹き替えナレーターな人だからなんか、周りに合わせてアニメよりに歩み寄って欲しいな~て思うことが増えてきています

 

 


 

結局、トゲトゲしたキャラはウケ(ガチャ意欲)が低いんでしょうねー。六神で一番いかつそうな雷神でこれですし。

閑雲も笑えるぐらい好きだけど他の仙人ぐらい…他の仙人もおもしれー仙人ばっかりでしたわ。

古い定義ツンデレ、ツンからの変化の過程好きな人間としてはガチ旅人嫌ってるキャラが出てもいいんじゃよ…?

瑞希好感度ギミックとして組み込まれたりしたので、そういう変化するキャラとか…ホヨバさん、どっすか?

Permalink |記事への反応(0) | 21:58

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2025-02-13

anond:20250213173436

稲妻

Permalink |記事への反応(0) | 17:45

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2025-01-13

anond:20250113001136

いや、本がどうこうじゃなくて、娯楽作品を出力させるなら商用LLMだけじゃなくてローカルLLMが必要だぞって現実の話をしてます

純文学児童文学作品なら商用LLMでも出力できるけど、元増田はそういうの読みそうもない(噓松では?)って話をしてます

 

ちな、戦闘シーンなし、性描写なし、殺人事件なしのテキスト限定するなら、このくらいであればパパッと書いてくれる

 

カップ麺を食べる:指示はカップラーメン作ってだけで設定無し。指示するともっとちゃんとしたの作れるらしい

彼は湯気の立つポットを静かに手に取り、その湯をカップの中に注ぎ込んだ。湯が乾いた麺を覆う音が、小さな部屋の静寂をわずかに乱した。夜の台所はひどく寒く、窓の外に月の光が白く降り注いでいる。彼はその光をちらりと見やったが、ただ視線を戻し、静かに蓋を閉じた。

 

「三分か……。」

彼はそう呟き、時計を見る。その目はどこか遠い場所を見つめているようだった。

ポットから立ち上る湯気が、冬の冷たさをほんの少しだけ和らげてくれる。しかし、その温もりは彼の指先をかすめるだけで、心の深い部分には届かない。

 

時計の針が、一つ、また一つと動く音が聞こえる。彼はじっとカップを見つめた。蓋の隙間からわずかに湯気が漏れ、その香りが彼の鼻腔をくすぐる。その香りには懐かしさがあった。だが、それが何を思い出させるのか、彼は思い出せない。ただ、遠い昔、誰かと一緒に湯気の立つ何かを待っていた記憶ぼんやりと浮かぶ

 

やがて三分が経った。

彼は蓋を開け、箸で麺を軽くほぐす。湯気が一気に立ち上り眼鏡が曇る。彼はその曇った視界の中で、ふと微笑んだ。まるでこの曇りが、彼自身曖昧記憶を映し出しているかのようだった。

 

いただきます。」

彼はそう小さく呟き、箸を静かに口元に運んだ。

 

外は冷たい冬の夜。カップラーメンの湯気だけが、彼に寄り添う静かな伴侶であった。

 

 

ちなみにこのレベルでもNSFWフラグ立つ。なんか魔法バトル(追記フラグ立ったのは剣でのバトルだったかも):指示は魔法バトル書いてだけで設定無し

暗闇の中で、空気が震えた。

 

アリスは手に持つ杖を軽く回し、余裕の笑みを浮かべた。額に滲んだ汗を指先で払うそ仕草さえもどこか挑発的だった。目の前には鋭い眼光を放つ敵の魔導師が立っている。だが、彼の威圧的視線など、今のアリスには何の意味もなかった。

  

「フン、観念たか。これで終わりだ。」

 

魔導師が言ったと同時に、彼の周りの空気が一変した。大地が割れるような音とともに、魔力が集まり空間が歪み始める。

バカね。」アリスは低く呟いた。

 

目の前の魔導師が手を一振りすると、空間が裂け、巨大な氷の槍が次々と現れ、アリスに向かって猛然と突き刺さる。氷の刃が、まるで命を持つかのように速く迫ってくるがアリスは動じなかった。杖を高く掲げ、魔力を集中させる。

 

「炎の守護!」

 

杖の先端から、炎の壁が瞬時に立ち上がり、迫る氷の槍を弾き返した。火花が散り、氷が溶けて蒸気となって空中に消えていく。

 

「ほう、なかなかやるな。」

 

魔導師冷笑を浮かべて再び手をかざすと、今度は大地が揺れ、巨大な岩の塊がアリスに向かって迫った。岩の塊は巨大で、まるで山そのものが動いているかのようだ。

だがアリスは動かない。彼女の目はすでに一点を見つめていた。杖を前に突き出し、低く呟く。

 

「雷の鎖!」

 

その瞬間、雷鳴が轟き、空から一条の雷がアリスの杖を包み込んだ。雷の力が渦巻き、鋭い稲妻となって地面に落ち、岩を砕いた。その光景は一瞬で周囲を照らし、爆風が吹き荒れた。

岩の塊は粉々に砕け、魔導師の顔に驚愕の色が浮かぶ

 

「なんだと?!」

 

「私を舐めないで。」アリスは冷たい声で言い放った。

 

アリスの周りに小さな火花が舞い、彼女の魔力はさらに高まっていく。杖の先端からは、再び炎の光が漏れ始める。

 

「終わりよ。」

 

魔導師が身構えた瞬間、アリスは足元から力強く蹴り出すと、瞬時に目の前に現れた。杖を目の前で一閃させると、炎の刃が魔導師を貫いた。

彼の体が一瞬で焼け焦げ、炎が消えたとき、静寂が訪れる。

 

アリスは冷ややかな目でその場に立っていた。かすかな息が漏れる。

 

戦いは終わった

Permalink |記事への反応(1) | 00:33

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