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はてなキーワード:私生活とは

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2025-12-14

田舎は未だに結婚子持ち当たり前

当方既婚子なし

数ヶ月前、ど田舎に転勤になった

ほぼ全職員が既婚、子持ち

いい歳になったらみんな結婚して子供がいるという圧がある

誰彼構わずハラスメント関係なしにいつ結婚するのか、子供は作るのかずけずけ聞いているお局が複数いる

つい先日、まだ結婚していない若い子が子作りの話題をかわしていたのを見た

妊娠から3L、4Lサイズの化け物レベルのブスですら妊娠する

ブスに子供がいないから分からないよねなどと平気で言われた

結婚出産トロフィー

田舎は時が止まっているようだ

ノンデリで人の私生活に興味がある人間が多い

恐ろしい場所

前の部署ではこんなことはなかった

早くいなくなりたい

Permalink |記事への反応(2) | 10:57

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2025-12-13

頭は良いけど体力無い人と、少しバカだけど体力がある人

社会では後者が生き残る的な話(あったやん?)

それにかなり同意なんだけど、

いやまぁケースバイケースだし程度問題はもちろんあるとして

凄く給料良いならともかく、

少し給料いくらいなら楽な仕事の方が良いね

脳でも肉体でも。

肉体の方は知らんけどさ、脳の能力の方はやっぱさ

筋肉と同じだと思った

脳は使うと疲れるし、無尽蔵に使えない

仕事で頭いっぱいだと私生活が雑になってコストかかる

資産運用なんて高校の時から意識してて

大学でも学んでNISAも新NISAになる前から知ってて

オルカンも知ってて、

で、

NISAオルカンもやってない。

アホらしすぎる。

NISA口座でオルカンやっとくべきだった、って後悔ですらない

いっつもやろうと思ってた数年間だった…。

資産運用ひとつとってもそうだしサブスクの解約とか

節約とか

そんな貴重な脳の能力増田に吸い取られる日々…

Permalink |記事への反応(0) | 11:26

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2025-12-12

anond:20251211105224

私も私生活個人的関係で、流石にそれは人道的にというか、普通に人としてどうよ?と思わされることが多々ある人生ではあったが、

流石にネットで名指しはしない、というか、暗に名指しをしたりして揉めた、その件で私がBANされたりもあったので、

こうして懺悔したつもりになってなにか救われましたか

人の振り見て我が振り直せとは思わんのか?

庵野だってバカじゃないし全部わかったうえでやってるんだよん

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

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2025-12-11

推し私生活を嗅ぎ回ったオタクの末路がこれ

私には推しがいる。三次元の。

推しは当時界隈の人気グループ所属していて、それなりに人気があったと思う。

ステージでの推しはかっこよかったし、接触握手チェキ会)に行くととても優しくて明るくて、それもよかった。

推しをどんどん好きになり、現場に行く数が増え接触に行くことも増え、手紙が出せる機会にはたくさん書いた。

よく足を運ぶようになってしばらく経つと、名前を呼ばれたり前回話したことの続きを持ち出してくれたり、推しも私を覚えてくれたように思えた。

グループ解散してから少しの期間推しは1人で活動していたけど、どんどん推しファンが減っていった。

そして推し事務所を辞め、姿を消した。

私は情緒不安定に陥り毎日毎日寝ても覚めても推しのことを考え、ありとあらゆる方法推し消息を掴もうとした。

そして、掴んだ。

少しずつ推し現在を捉え、推しが元気で生きていることがわかればいいと思っていた。

今どこで何をしているのか、それがわかればいい。

そんなのは自分に言い聞かせていた建前で、本当はもう一度会たかった。

接触用ではない時の推しに会って話せて、私が素敵だと思っていた推しという人の人間そのままであればすごく嬉しいし、

そのまま1人の人間として好きになりたかったし、

もし好きになってもらえるとしたらもっとしかった。

私が推しのことを嗅ぎまわっていたまさにその時、推しが現れた。

推しが現れた瞬間に湧いた感情は、「嬉しい」とか「好き」とかじゃなくて、「終わった」という気持ちだった。

今どこで何をしているのかわかったら、あわよくば話をして、あわよくば人間同士で向き合って、

そんな浮かれたお花畑気持ちは1ミリも湧いてこなかった。

私は推しオタクということを隠しながら推し現在身を置いている場所で行動していたので、今この場でオタクであることがバレたらもう全部終わりだと思ったが、

推しは私の顔を見て2秒固まっただけであとは何も言わなかった。

間内にも特に私のことを話さないでいてくれたのか、はたまた私がかつて自分オタクであったことなんて記憶にもなかったのかわからないが、

私はその後も特に問題なく仲間内に置いてもらえていた。

接触用ではない時の推しは、私がイメージしていたよりも少し暗いくらいで、優しいところは想像通りだった。

推しはその仲間内では過去仕事の話を全くしなかったので、私と推しの間でもかつてのような「推しファン」的な会話はなかった。

やがて仲間内で集まった後2人で抜けることが多くなった。

イケメンは頑張らなくても女が股開くからセックスが下手な傾向があるって言うけど本当なんだなと思った。

セックスの時は頑張らなさそうという点においてはイメージ通りだったからいいけど。いいのかな?

避妊してくれたし殴ったりしなかった分マシだと今になって思う。

そんな仲になっても推しが私をかつて自分オタクだった女だとわかって抱いているのかわからなかった。

聞けなかった。

2人でいる時は、驚くほど会話が無かったから。

彼女がいるのか、私以外にもファンを抱いたのか、私は推しのなんなのか、聞きたいことはいっぱいあったけど、何も聞けたことはなかった。

色んなことが重なって、推しとその仲間内と連絡をしばらく取らないでいたら、

推しが新たなグループ所属したというニュースが飛び込んできて目玉が飛び出た。

推しに連絡しようとしたが時間が空いた気まずさや元々ファンだったうしろめたさが勝って連絡できなかった。

推しはあっという間にあの頃の人気を取り戻した。

離れたオタクを取り戻しただけでなく、新たなファン層も獲得した。

大人気のように書いているけど、所詮限定的な界隈の話なので眉唾程度に読み取ってほしい)

私はあの日推しと出くわした瞬間に終わっているので現場なんて絶対行けないと思って推しの新しいグループを見に行けなかった。

でも古参新規も嬉しそうに推しのレポや写真SNSにアップする。

めちゃくちゃに悔しくてどうにかなりそうになって、私はステージに立つ推しを見たいんだと気付いた。

悩んで悩んで悩んで、見つからないようにこっそり見るだけと決めてチケットを取った。

久しぶりに推しパフォーマンスを見て、生き返る気持ちになった。

私はこれが見たかったんだ。これが好きだ。

私はこれがいい。推しパフォーマンスを見てファンサに沸いて、接触ありがとうと言われるのがいい。

堂々とオタクをしている人達がうらやましい。オタクになりたい。

私がこんなにもオタクに戻りたいのは、抱かれたけど愛されてはいなかったという実感があったことが大きい。

愛という点に関しては、部屋に招かれて抱き合っていた時よりも、変な関係になる前のイベントチェキを撮っていた時の方がまだ愛されていた気がしたのだ。

また悩んで悩んで悩んで、私は開き直る決心をした。

出禁覚悟推しチェキ列に並ぶ。

私の顔を見た推しは、あの日のように2秒固まったあと、私を出迎えた。

一度行ってしまえばもう開き直るだけだった。

私は以前よりも多い頻度で現場に足を運び接触に並んだ。

消していた以前のオタ活用アカウントも復活させて、同じグループオタク同担とも交流した。

SNS推しぴしゅきしゅきと叫び現場で沸き、物販で積み、手紙をこまめに書いた。

推しオタクをしていることが楽しいからということはもちろんあるが。

何よりもとにかく推しと変な関係があったことを自分でも忘れようとして、全力のオタクしぐさをした。

それでも現場はいつも干されるし、接触も以前のように優しくない。

なんなら冷たく感じる。自分前後オタクとの会話が聞こえると落ち込むくらい冷たい。

オタクに戻るか悩んだ時にもしかしたら私と同じように関係を持ったオタクいるかもしれないし悩むことじゃないのかもしれないと思ったが、推しにとってかつてセックスした女が堂々と自分オタクをしているのは普通のことではないのだとわかった。

仕方ない。推しから見た私は異常者だ。

私もこれはこれで楽しいし、全力でオタクをしていないと正気に戻って死んでしまいそうだ。


助けて。

Permalink |記事への反応(29) | 14:39

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こういうの、一般人がそれこそ退職ブログとかでやったらアウトだけど、庵野レベルだったら許されるという風潮…😟

具体的には、元福島ガイナックス代表浅尾芳宣氏や大学時代からの友人と思っていた山賀博之氏、武田康廣氏らが弊社や自分に対して行っていた様々な虚偽対応実態、山賀社長(当時)からガイナックス社員への自身入院中とかたる居留守指示、弊社を敵対視した文言、返済を不当に逃れるための画策等、これらを改めて知るに至り、怒りを通り越して悲しくなりました。

彼らとは昔のような関係にはもう戻れないであろうことを改めて思い知り、心底残念に思います

自分も昔、こういう文体メールを書いてしまって、ちょっとその後問題になってしまって、

いずれにしても、メールでこういう文を残すな、みたいに言われてしまったんだけど、

まあ、自分としては、名指しした人との関係修復は不可能

名指しした人たち、及び私も含めた所属する団体と、私との関係が完全に壊れても構わない、

という意思表明ではあったんだけど、

そもそも、そういうことをメールで書くな、とかなり非難された。

こういうのを、それこそ退職ブログでやったら、色々鬱憤は晴れるけど、名誉棄損で訴えられてもおかしくない…😟

この場合、文面の山賀氏や武田氏である

山賀氏、武田氏そもそも岡田斗司夫氏とか、絵を描かない側の人たちだし、一方で庵野氏は絵を描く側であった。

創作側が勝利した、と言えなくもない。

まあ、最近庵野氏の昔の絵を見てて、宮崎駿ではないが、やっぱり人物は下手だと思った。

人物でなければ、メカとか爆発エフェクトとかであれば神がかってる超天才なわけだが…😟

庵野氏にこういう形で名指しされると、今後、業界内どころか私生活でも影響が出る可能性があるわけで、

名指しされた人たちに庵野氏が夜道で〇されてもおかしくない、

もちろん、庵野氏の言い分が100%正しいとしても、そういうことは世の中往々にしてあるわけで、

私も私生活個人的関係で、流石にそれは人道的にというか、普通に人としてどうよ?と思わされることが多々ある人生ではあったが、

流石にネットで名指しはしない、というか、暗に名指しをしたりして揉めた、その件で私がBANされたりもあったので、

名指しで、ネット名前晒す、というのは、ちょっとモヤモヤした、

社会的マナーがどうの、というのも、庵野レベルなら許されるんかあ、みたいに思わなくもない…😟

まあ、気持ちは分かるけど、ちょっと大人げないというか、

安倍晋三〇した山上もそうだけど、気持ちは痛いほど分かるけど、それはどうよ、みたいに思わなくもない難しいなあ…😟

Permalink |記事への反応(3) | 10:52

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ゲーム(パッケージ版)

中古5000円で買って1000時間遊んで5000円で売る。コスパ最強。ただし最近ゲームは覚える事や時間がかかりすぎて仕事私生活全て捨てないと遊べない諸刃の刃素人にはお勧めできない。

まあ初心者ゲーセンメダルゲームでも遊んでろってこった anond:20251210010824

Permalink |記事への反応(0) | 08:14

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「何がいいと思ってるか考えを聞かせて欲しい」と聞かれた時に、

自分がやりたかったり、いいなと思ってることより、

人間としては、普通こう答えるよな」

「この場合こう答えるほうがいいんだろうな」

と考えて、それに沿った返事をしてしまう。

 

なんというか『正しい人間』をエミュレートして生きている感覚

 

自分のやりたいことがない気がする。

仕事も、私生活も。

Permalink |記事への反応(0) | 03:41

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2025-12-06

少子化男性問題

日本の男が仕事理由私生活や家庭を投げ出すのは、会社仕事社会的な決まりと分業があってそれに従えばいいからです。

私生活や家庭は、自分自分たちで決まりを作ってトータルで自律運営しなければならない。

それができない・したくない・能力がないのいずれかで言い訳し、長時間決められた労働してでも逃げたい。

脳みそ校則に従い家でママに世話されるガキのままなのです。

女はワーク・ライフ=公私生活運営しています

男だけが私生活を女に丸投げしてもいいと考えている。

繰り返しますが、私生活ママがお世話してくれると考える幼児のまま。

ガキと子づくりしたい無責任男はたくさんいますが、ガキと子づくりしたい女はそういません。

身体人生リスクがかかっていますから

それを判断する能力がない女が子供を持つの危険ですらある。

幸いなことに、賢い女性が増えています

子供を産めば自動的経済機会損失が起こり、生涯賃金が減り、自らが損をするうえ夫はそれを理由私生活を丸投げし、侮辱してくる。

日本少子化は男が選ばれる価値がないとジャッジされている問題です。男性進化すべきなのです

Permalink |記事への反応(0) | 22:35

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anond:20251206133929

男の女への攻撃非難は「お前は価値がない→だから俺ら低スペック男で妥協しろ」と必ず結論付ける

女はガチ私生活で関わるのを拒絶するし、彼らが子孫を残せなくてもどうでもいい

たぬかなの「貧乳美人でもホビット等価値」「女は全ての男より無能で無価値から弁えて男に奉仕しろ」を非モテホビットが絶賛したのもそう

Permalink |記事への反応(1) | 14:57

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2025-12-04

外国会社訪問して驚くのは女性の優秀さ

男性ジャッジされない、支配されない環境自由に才能を発揮しています

先進世界人材総力戦社会運営しているのに、おじさん互助会のお友達感覚でずっとやっていたらそりゃあ日本は沈みます

初めての女性首相も家父長制わからせ姑構造文脈の中で発生しています

女性を抑圧し陰湿に弾いておきながら「女の努力が足りない」とぬけぬけと言い、母や妻に私生活を丸投げした小中学生のような男性けがのびのびした社会

劣化し続ける日本米国中国も欲しくないので搾り取るだけの植民地にするしか使い道がないでしょうね

Permalink |記事への反応(0) | 22:12

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2025-12-01

虐待って新手法採用して連鎖させるものなんだなって

テストの点数が96点だったことに対して1問の不正解は許容できるが2問も不正解というのは100点を取るつもりで勉強をしていなかったからだ姿勢が間違っているといって3時間正座させられてぶっ通しで怒鳴られ続け人格否定をされ続けるような環境で育ったのだけど、

そういう育児をしていた父親もまた、寡黙な祖父から骨折したり失神したりするほど凄まじく殴られながら育っていて、娘ができたときに決して暴力を振るわず言葉で伝えるという誓いを立てて育て始めて、その結果がこうだった。

で、ことあるごとに失点について長時間怒鳴られて詰められる育てられ方をした私がどうなっているかというと、彼氏が出来たときに気に食わないと無視をする人間になった。

人を怒鳴る・詰めるというのを決してやる側にならないという誓いを立てて人に関わった結果がこれ。相手が思い通りにならない→怒りを表出したくないので感情オフ→無反応・シカト

恋愛結婚出産も嫌だ。治る気がしない。理不尽コントロール欲が湧くこと自体そもそも人として間違っているのだけど、そこが解決する気がまるでしなくて、表出の仕方を暴力暴言無視と代々変えていっているだけ。

苦しんで誓いを立てた結果ですら結局は小手先にすぎない。

もし仮に子供出来てもどうせ我慢できずに子供無視する親になると思うし、無視されて育った子供大人になったら「無視しない人間になる」と誓って新しい人間虐待手法を開発するのだろうと、この根源的に有害な血の連鎖冷笑している。

根本から解決しろという人は元々こういう気質を持ってなかったんじゃない?苛烈さを持ち合わせておらず、血縁から殴られても怒鳴られてもいないようなお前に何が分かんのと思うよ。

自分自身発達障害から来る癇癪みたいな生まれつきの異常性で、障害バレしないような表出という適応をやっているだけなんじゃないかと思ってるよ。

強度行動障害当事者が、老親が思い通りに働かないからと絶叫して暴れて老親を一方的に殴ったり、壁に頭を打ち付ける激しい自傷をしている動画を見たけど、私もあれと魂の本質が同じで、IQ擬態しているだけなのだろうって思う。

私が元彼に向けた怒りが正当なものとは到底思えず理路もへったくれもない障害者の癇癪で、そのおぞましさや人間性の劣りを対外的隠蔽しようという試みが「無視」だと思うし、父親が私に向けた怒りも癇癪としか思えない。

代々、試験勉強組織での賃労働に適性があっただけの情緒障害なのだと思う。祖父も父も私も職業上、収入上はそれなりに上手くいっている。他者への一方的攻撃が集中的に起きるのは私生活

祖父祖母にややモラハラ的で父に対しては骨を折るレベル暴力、父は母にややモラハラ的で私に対しては長時間詰め暴言であったので、パートナーよりも子供に対してのほうがより強い態度に出る傾向がある。

祖母と母は専業主婦であり、祖母は父を祖父差し出し、母は私を父に差し出している節があった。『高所得男性結婚した子持ち女性』という社会的体裁は二人とも整えることができているし、

祖父や父の暴力性を受け止める一番の存在からは逃れられている。こういう『賢い』女性がいるせいで癇癪の血が継承されてきた。私は生まれたくなかった。連鎖を止めてほしかった。

仕事をしていて自己嫌悪をすることはそれほどないけど、元彼との交際時、接していると本当に自分が嫌になるというか、存在したくなかったと自分の命を呪うことが多々あった。

祖父と父については暴力性がある自分について甲斐性や男らしさとセットで自己肯定できていたように見えるのだけど、無視という手段を取る自分を私は全く肯定できない。心か魂とか人間性といったものが劣っており、おぞましいからだ。

根源の癇癪って主観有害他者評価においても有害360有害。だから遺伝した子が発生するようなことは防がなければいけないと思う。

癇癪を持ってない人が「子を持たない人間大人になれない。癇癪を『治して』結婚して育児しろ大人になれ」って言い出すの、本当に憎い。ずっと呪っているし、これからも呪うね。

Permalink |記事への反応(3) | 13:01

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2025-11-28

自分は真性のクズなんだと思っていたらADHDだった

現在23歳、社会人をしている。

ずっと自分クズなんだなと思って生きてきた。

学生時代課題未提出が常の遅刻魔、でもテストは平均点以上がとれていたので怒られずに過ごしていた。

大学入学とほぼ同時期にコロナパニックが勃発して、対面の授業がほぼないままオンライン課題課題課題大学1年生の秋にうつを診断され、複数単位を落としつつも留年しない大学だったため(その代わり全てのツケが卒業時にくる)、なんとか4年で卒業卒論すら死ぬほどギリギリで、それでも最高評価をもらって、どうにか就職した。

当たり前のことは当たり前にできるという顔をして、業務はそれなりにこなしつつ、所謂「勤務態度」が最悪だった。

出勤は始業時刻の数分前、作業中はおろか会議中に舟を漕いでしまう。複数のことを同時にやってと言われると、優先順位が分からなくなる。「わからない」タスクはずるずる後回しにしてしまう。でも成果物はどれもよくできていると褒められていた。納期はどれも何とか守っていた。

数ヶ月前、突然業務量が増えたことで堰を切ったようにうつ悪化して、一週間ほど全く家から出られなくなった。

今はその頃より持ち直したけど、そのときからうっすらずっと心身の調子が悪くて、とうとう会社にも遅刻する日が出てきた。

相変わらず日中死ぬほど眠いし、複数タスクは整理できないし、私生活の連絡すら億劫でずっと放置して、友達との約束にも必ず数分遅刻して、よく分からない買い物をしては買ったことすら時たま忘れ、スマホやらイヤホンやら毎日家の中で失くすような生活。ずっとそうやって生きていたけど、こんなに壊滅的だと救いようがないなとぼんやり考えていた。

ふと思い立って病院に行った。ADHDだった。

ADHDの人は日中眠くなりがち、というツイートを見たのがきっかけだった。

インターネットに長らく触れていると、自分に発達グレーゾーン可能性を見出すのが恐ろしくなる。特性免罪符に、自分はただの不幸自慢をしたがっているんじゃないかと思う。だから自己診断なんていう被害者意識増長させるものあくまで対自分場合の話)はやったこともなく、多分病院でもずっとビビっていた。あーそういう感じね、と思われるのが怖くて、うつときよりハードルが高かった。結果不注意優位のADHDと出たわけだが。

長い間それなりに悩んでいたし、どう考えても社会人失格の自分自覚しながら必死のつもりだった。でも、怠け癖も逃げ癖も全く直らないから、真性のクズなんだろうなと思っていた。自分でいることが恥ずかしい毎日で、ずっと死にたかった。

から、全部が全部改善するとは全く思っていないけど、治療を始めることでちょっとでもまともになれたら、すごく嬉しい。人生ではじめてろくな人間になれるんじゃないかと思い上がってしまう。

とはいえそれに甘えては元の木阿弥、なんならより救いようのない能無しになってしまうので、ここに「がんばって真面目に生きます」と宣誓しておく。

あしたもがんばります。がんばらないと生きていけないので。どうにかいつかクズを脱却して、ちょっとだらしない人、できれば普通の人、に近づきたいと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 23:42

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ワークライフバランス

前はyoutube教養チャンネル学者の話とか、プロジェクトX的な開発の話とか見るの好きだったんだが

最近は「いうてこの男性ら、私生活の全部を妻にやってもらってるからその仕事できてんだよな」と思うと、なにエラそうにしてんだと尊敬や感心の気持ちが薄れるようになった

ママパンツ洗ってもらって部活動やってるガキと基本変わらねーじゃん

仕事と家の担当わけるなといってんじゃねーの

私生活部分を丸投げされた相手が「無職」「養われてる」「価値のない」扱いされてるが、それがあるからおめーは仕事できてんだろ、生活必要な事項をわけあってんならどっちがエラいじゃねえだろ、ッつう視点が浅いかおかしいっつってんの

あのな、世界はすでに国民総動員の経済戦争になってんだよ

国民の中から優秀な人間を登用してビジネスしないともう間に合わない

優秀な女を無視して男だけでやろうとしてるのは、ものすごくムダの多いエンジンで走ろうとしてるようなもん

日本のように下着だの化粧品という女性向け製品すら、男性視点女性にとって魅力も実用性もないもんをつくっているようでは、もうやっていけないんだよ

世界消費者男性目線中心からとっくにアップデートしてきてるんだから

日本製品の力がなくなったのも、この辺の分析なくてはリカバリーできないはず

Permalink |記事への反応(2) | 11:36

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2025-11-21

anond:20251121155211

その日、父は「私がここまで生きてきたのに、IQ がこんなに低いな」と泣いた。実際は、彼のIQ は 120 で、これも通常値より高い。そのために彼は発達阻滞症候群経験し、家族全員が彼に対し悪質であると思っている。しかし彼は認識できなかった。したがって、彼は他の人よりも自分を知らないようにするを意識し、「これまでの我的私生活は、自らの存在における重要な部分であり、この経験は、私の人生において不可欠である」という考えを持つようになった。発達障害とその影響、そして自身を見ない間に育ち、生きてきた理由に対する彼の反映は、「自分存在発見した存在は私の私生活において、その私生活が私の存在における決定的な部分となるためです」という自らの哲学的枠組みであった。なぜ、彼はこれまでで自分を知らないかったのか、それとも帰属感を見つけて、自らの発達障害解決するためにこのような発見をしたのか、何より 「私は私だけが私のアイデンティティを持っていないのか」 父は、これまでの彼に存在していたことと思っていたものよりも多くの、自分共存している人生経験を持っている。つまり、彼には人生において多く成長した、または発展した方が多い可能性がある。どんな存在でも、自分認識できなかったら、生きていくのに苦難しかない。彼は、これまで自分物語重要な部分を知っていたと感じなかった。彼は、それを作り出そうとする努力で、彼自身の中に異なる自己発見した。その結果、彼はそれが自分アイデンティティであることに到達した。この時には、自分人間であり、人間経験を持つことが分かる。他人との相対的存在と、自分自身主観的現実への対話。父は「私は生き物ではない」ことは認識できなかったが、この発見を通じて、彼は自分の正しい位置や自らの関係性を認識し、それによって彼の解決策を提供した。

Permalink |記事への反応(1) | 15:56

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宝石娘の歴史

2024年3月 はるかぜちゃん春名風花)母のいくり(春名郁世)がアイドルグループオーディション開始

2024年4月 はるかぜちゃんは一時期いくりと絶縁していたが、和解アイドルプロデューサーアイドルとしてグループ加入、8人組ユニット「エクラン」として始動

2024年4月 はるかぜちゃん単独Youtubeチャンネルキャベツ王国」が母親譲渡されエクラン用に変わる

2024年5月 エクラン楽曲提供していたギタリスト中井崇睦といくりがX上で口論になり中井離脱LINEでのジャージカップル送りつけや私生活干渉などに中井が疲れて連絡を絶ち、いくりが中井をX上で批判したため

2024年6月 デビューライブ前に大河原ひなた(ひな)卒業(初期メン残り7人)

2024年6月 デビューライブ

2024年6月 デビューライブ後に橋本結佳(ゆい)卒業(初期メン残り6人)

2024年7月 いくりが離婚発表

2024年8月 衣装費用などのためクラファン開始、170万円集まる

2024年10月 宝石娘にグループ名変更

2025年2月 宮脇由衣(みや)卒業(初期メン残り5人)

2025年5月 森野山小亜(ぽむ)、榊あずき(あず)卒業(初期メン残り3人)

2025年6月 TOKYO IDOL FESTIVAL予選敗退

2025年6月 はるかぜちゃん結婚発表

2025年9月 いくりが宝石娘のマネージャー再婚発表

2025年10月 ミスアキバ1回戦の秋葉原店舗投票はるかぜちゃんが6票(1位は1271票)

2025年10月 ミスアキバ2回戦、配信ポイント投票はるかぜちゃんは300ポイント、林里咲(りさ)は100ポイント、他メンバーは0ポイントで敗退(1位は88万940ポイント

2025年10月 はるかぜちゃんアイドル引退発表、今年度で活動終了(初期メン残り2人)

2025年10月 宝石娘の妹分ユニット宝石娘petit発足 昇格すると宝石娘に入れる

2025年11月 OTONOVA予選敗退

プロデューサー意識だけは高いが、夢が叶う日はくるのか

いくり💎宝石娘P

@info_amagoi

華やかな衣装を着せ、盛れるライトを当て、金をかけて広告をうち、顔も声も知名度さえも加工、加工、加工!そんな作られた流行りに追いつこうと売れているように「見える」ものに群がる人々、そんな「映える」ニセモノコンテンツにはもううんざり

午前10:57 ·2024年11月19日

.

いくり💎宝石娘P

@info_amagoi

金さえかければ誰でもスターになれる時代

若い女の子達に求められているのは突出した才能や尖った性格ではなく

従順さと、お金を出してくれる人に気に入られるスキル

圧倒的でなくともよい。人より少し可愛くて、人より少しだけ上手ければいい。

そんな時代に生まれしまった、不幸なホンモノの原石たちを拾い集めてみました。 #宝石娘💍

午前11:43 ·2024年11月19日

.

いくり💎宝石娘P

@info_amagoi

#宝石娘💍 にも

安い衣装で何もない素舞台に放り出しても

ツーショットチェキ接触イベントがなくても

また見に行きたいと思えるような、

家族友達にも聴かせたい!と

沢山CDを持ち帰って貰えるような

そんな心に残るライブが出来る

尊いコイン」をいただける

そんなパフォーマーになって貰いたい

午後0:42 ·2024年11月19日

.

いくり💎宝石娘P

@info_amagoi

本来わたしがつくりたいものは、総合芸術家集団であって接客業ユニットではないのです。本当なら極力チェキもやりたくないし物販だってやりたくない。ステージ上の圧倒的パフォーマンスだけでお客様に満足してもらいたいし、会話など無くても余韻を持ってホクホクと帰路について貰いたい。

午後10:15 ·2025年6月4日

Permalink |記事への反応(0) | 14:46

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2025-11-13

日本男性仕事理由私生活や家庭を投げ出すのは、会社仕事社会的な決まりがあってそれに従えばいいからです

私生活や家庭は自分自分たちで決まりを作って自律しなければならない

それができない、やりたくない、やる能力がないか長時間労働してでも仕事に逃げたい

脳みそ校則に従い家でママに世話されるガキのままなのです

それを自己分析して自己嫌悪に陥るだけの知性もありません

世界から遅れに遅れ経済が低迷する理由もそこにあります

Permalink |記事への反応(1) | 20:00

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2025-11-04

配信者「男の低身長釣り合うのは女の貧乳」「女に圧力かけて結婚に追い込め」

まず非モテ男性向けの配信で稼いでる個体以外の女に賛同者が一人もいない時点で終わってるが

元々人口男余りの上に、結婚できるのにしない女が増えた

木嶋佳苗りりちゃん上田美由紀金持ちが貢いでるのだから専業主婦になるのは楽勝だろ

それより非モテ男性相手にした配信など、非モテ男性私生活に関わることなく金だけ貰える商売を選んだ

この時点で理解しろ

Permalink |記事への反応(1) | 10:11

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2025-11-02

死ぬまで今の生活を繰り返したい

仕事もちょうどいいし私生活楽しい 健康状態も悪くない 毎日楽しい

Permalink |記事への反応(0) | 18:15

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2025-10-29

小室バッシング扇動した中川真理子って、親が統一教会なんだな

ニューヨークでの私生活監視って、これ

皇室に対するスパイ活動じゃんね

Permalink |記事への反応(0) | 11:00

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2025-10-25

仕事で頻繁に使う横文字バカにするくだり、いちいち面倒。

社会に出れば、業界会社によって使われ方は色々あると想像できるだろうに、、といちいち思ってしま自分も面倒。

あと、その横文字私生活でも使うの?っていうやつ。そんなわけないじゃん、仕事現場共通言語から使ってんのよ。

めんどくさいわ〜。

Permalink |記事への反応(1) | 09:49

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2025-10-21

アメリカより先に女性が国のトップに立ったのが誇らしい

子供のころ初めて名前を覚えたアメリカ大統領ビル・クリントンだったが、妻のヒラリー名前も一緒に覚えた。

その理由は周りにいた政治を語るのが好きな大人たちが、

クリントン大統領奥さんヒラリーは夫よりも有能な人だ。ビル大統領になれたのは奥さん内助の功のおかげだ。ヒラリーアメリカ初の女性大統領になるだろう。もしヒラリーがならなくても同じように優秀な女性アメリカにはたくさんいて、アメリカ人は女性仕事活躍することにとても理解があるのだから十年もすれば必ず女性大統領誕生するだろう。女性差別する遅れた日本と違って」

とよく話していたからだ。

アメリカ女性活躍する「進んだ国」で、日本差別のせいで女性活躍できない「遅れた国」。

これは大人たちの話を鵜呑みにした自分が初めて持った政治意見で、成人してからもしばらく持ち続けた意見だった。

今日高市さんが日本初の女性総理大臣就任する。

「遅れた国」日本でようやく国のトップ女性が立った。

それでは、「進んだ国」アメリカではクリントン政権から20年以上経った今、何人の女性大統領就任したのか?

ゼロだ!

この二十数年の間、女性アメリカ二大政党大統領候補になったことが二回あった。元国務長官ヒラリークリントンと前副大統領カマラハリスだ。政治家になる前は名門大学卒の法曹で、それぞれ弁護士検事として活躍していた。高位の公職経験を持った初の女性大統領に相応しい候補だった。

それでも彼女たちは選ばれなかった。男性候補に負けた。勝った候補ヒラリーカマラが負けるのも仕方がないと納得できるような人格能力・経歴を兼ね備えたトップエリートだったのか?

なんとトランプだ!

有能なビジネスマンを気取っているが本業不動産経営者としての実績は疑わしく、ビジネスでも私生活でもいくつもの不正疑惑が付きまとい、テレビタレントとしての人気を足がかりに大統領選に出馬したが、公職経験の欠けた当初は泡沫候補とみなされてきたような男だ。

過去大統領選の結果を当て続けてきた選挙予測プロですらトランプ勝利の結果を外した。それほどまでにアメリカには隠れた女性差別主義者がいたのだ。

トランプ政権一期目の数々の乱行を見た後でも、とりわけ選挙結果を認めずに覆そうとして公務員の死者まで出した暴動賞賛するというあらゆる公職絶対に就くべきではない人物であることが明らかになった後でも、それでもアメリカ人は女性カマラハリスではなくトランプを選んだ。

二度目だ。それほどまでに女性大統領に相応しくないというのか?

どうしても女がトップに立つのが嫌なのか?

アメリカという国は優れた資質を持つ女性よりもロクデナシの男の方がマシという選択をするトンデモない女性蔑視の国なのだと心の底から失望した。

公明党が連立から外れたことで高市さんは首班指名選挙すら危うい状況だった。何とか首相になった今後も不安定状態が続き政権一年ももたないかも知れない。

「結局、最初女性首相になっただけで何もできなかった人だったね」

そういう評価で終わるかもしれない。だが、それでもかまわない。

日本の方がアメリカよりも先に女性を国のトップに選んだという事実永久に変わらない。

21世紀最初の四半世紀、日本保守政党から女性首相が出るほど女性社会進出が受け入れられた国だった

同時期のアメリカトップキャリア女性大統領候補が後世で最悪の大統領の一人と評価されるテレビタレントの男に二度も負けるほど女性蔑視が根深い国だった。

今日歴史が作られた。

Permalink |記事への反応(0) | 19:43

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50代の早期退職能力不足が原因ではない?

日本型雇用制度構造課題と持続可能な人事戦略への転換

序論:中高年社員雇用危機とその構造的背景

日本代表する大企業において、50代の社員が直面する「無言の退職圧力」は、もはや例外的事象ではなく、構造的な問題として常態化している。長年の経験専門性を蓄積したベテラン人材を早期に手放し、その一方で育成に10年という歳月を要する未経験新卒者を採用する──この一見不合理なサイクルは、なぜ繰り返されるのか。本レポートは、この問題の背景にある経済的力学制度的欠陥を解き明かし、日本企業が直面する人事制度根本課題に対する処方箋提示することを目的とする。

この問題の核心には、見過ごすことのできない重大なパラドックス存在する。

この矛盾した人材サイクルの根本原因は、個々の企業経営判断ミスという表層的な問題ではない。それは、日本型雇用システムに深く根ざした「年功序列型」の賃金体系そのものに内在する構造的欠陥なのである。次章では、この矛盾を生み出す経済的メカニズムを詳述する。

1.早期退職優遇制度経済的合理性限界

持続的なリストラのサイクルは、経営非情さの表れというより、むしろ伝統的な日本型報酬モデルに組み込まれた、根深経済的ロジックの症状である。中高年社員早期退職を促す構造は、短期的な財務改善という抗いがたい「誘惑」を経営陣に提示する一方で、長期的な人的資本を蝕む罠となっているのだ。

問題の根源は、多くの日本企業において、中高年社員賃金水準が本人の生産性を大きく上回ってしまう「高すぎる給与」にある。具体的には、以下のような水準が常態化している。

この報酬と貢献の危険乖離は、労働経済学の「レイザー法則」によって理論的に説明できる。この法則によれば、年功序列賃金社員キャリアを二つのフェーズに分断する。

この報酬と貢献のデカプリングこそが、早期退職を促す構造の核心である壮年期以降の社員を早期に退職させることが、企業にとって「膨大な利益」をもたらす財務ロジックがここに成立する。

1.退職金のコスト:早期退職優遇制度では、退職金に「30ヶ月分」程度の給与が上乗せされるのが一般的である

2.雇用継続コスト: 一方で、高給与の50代社員を1年間雇用し続けるための総コストは、基本給(12ヶ月)に加え、賞与、高額な社会保険料、その他経費を含めると、給与の「24~25ヶ月分」に相当する。

3.結論: つまり、30ヶ月分の退職金は、実質的わずか「1年3ヶ月分」程度の雇用コストしかない。この計算に基づけば、50歳で社員退職させることで、定年となる65歳までの残り15年分の莫大な人件費を削減できることになる。この財務インパクトが、経営陣にとって短期的なバランスシート改善を優先し、経験豊富人材の維持という長期的な視点犠牲にする、強力かつ危険な誘惑となっているのだ。

しかし、この短期的な経済合理性は、深刻な副作用を伴う。かつて大規模なリストラを行ったパナソニックが、15年の時を経て再び同様のリストラを繰り返している事実は、このモデルが持続不可能であることを象徴している。この負のサイクルを断ち切るためには、問題の根源である日本給与構造のものにメスを入れる必要がある。

2.日本給与構造実態平均値の罠と年功カーブ

日本賃金に関する議論は、「日本の平均給与は低い」という、統計がもたらす「罠」にしばしば陥りがちである。本章では、この誤解を解き明かし、急峻な年功カーブが一部の大企業特有問題ではなく、日本の中堅・大企業共通する構造課題であることを論証する。

世間一般で語られる「低い平均給与」の根拠とされる統計データは、意図せずして実態を著しく歪めている。これらの数値は、人事戦略を構築する上で根本的に誤解を招くものであり、一種の「インチキ」と言わざるを得ない。

これらの統計からパートタイマー等の影響を除外し、フルタイム働く男性の賃金カーブに焦点を当てると、全く異なる実態が浮かび上がる。学歴高卒・中卒含む)や地域を問わない全国の平均値ですら、50代の平均年収は700万円に達する。これを大卒正社員限定すれば、さら100万円程度上乗せされるのが実情だ。これは、日本賃金体系が年齢と共に急勾配で上昇する、典型的年功序列であることを明確に示している。

では、この構造問題はどの規模の企業に当てはまるのか。我々の分析は、明確な境界線を明らかにしている。

この分析が示すのは、この問題が一部の巨大企業限定されたものではなく、日本企業アーキテクチャに組み込まれシステム上の欠陥であるという事実だ。したがって、この課題解決策を模索する上で、グローバルな標準との比較はもはや単に有益であるだけでなく、不可欠なプロセスなのである

3.海外賃金体系との比較フラット化された給与モデル

日本型雇用システム構造課題を克服するためには、国内常識に囚われず、海外先進的な雇用モデル比較分析することが極めて重要であるフランスアメリカの事例は、日本年功序列型とは全く異なる賃金思想を示しており、我々が目指すべき改革方向性を明確に示唆している。

フランス賃金体系は、エリート層と一般層でキャリアパスと給与モデルが明確に分離された「複線型」を特徴とする。

アメリカ賃金体系も、大多数の労働者においては同様の傾向を示す。中央値位置する労働者場合賃金の伸びは30歳から40歳までの期間に集中し、40歳以降の給与はほぼ横ばい(フラット)となる。給与青天井で上がり続けるのは、ごく一部のトップエリート層に限定されるのだ。

フランスアメリカ、二つの先進国の事例から導き出される示唆は、極めて明確である。それは、「一部のエリート層を除き、大多数の労働者賃金カーブ若いうちに頭打ちとなり、その後はフラットに推移する」という共通原則だ。このモデルは、年齢給による人件費の高騰を防ぎ、長期的な雇用安定を可能にする基盤となっている。このグローバルスタンダードを参考に、次章では日本が目指すべき具体的な人事制度改革案を提言する。

4.提言:持続可能な人事制度への移行プラン

これまでの分析で明らかになった構造課題解決するためには、小手先対策では不十分である。我々が取るべき唯一の持続可能な道は、戦略的な転換、すなわち「年功序列賃金から、成果と役割に応じたフラット賃金体系への移行」である。本レポート提示する核心的な提言は、この移行を断行することに尽きる。その具体的なモデルケースとして、「年収700万円での頭打ち」を一つのベンチマークとすることを提案する。

この新しい賃金モデルは、単なるコスト削減策ではなく、企業競争力従業員エンゲージメントを同時に向上させる、多面的メリットをもたらす。

この改革は、単なる賃金制度の変更に留まらない。それは日本人の働き方、キャリア観、そして社会全体のあり方を変革し、持続可能タレントパイプラインを構築する大きなポテンシャルを秘めている。

結論:真の「雇用安定」の再定義に向けて

レポートを通じて明らかになったように、日本の中高年雇用問題根本原因は、個々の社員能力や意欲の欠如では断じてない。その本質は、経済成長期を前提に設計され、現代環境には全く適合しなくなった年功序列型の賃金システムのものにある。

この本質的な課題を前に、我々は議論の焦点を大きく転換させねばならない。「定年後の再雇用」や「中高年のリスキリング」といった対症療法的な議論から、「そもそも定年を意識することなく、誰もが安心して長く働き続けられる雇用賃金体系をいかにして構築するか」という、より本質的な議論へとシフトしなければ、この問題解決することはない。

真の「雇用安定」とは、単に一つの企業に長く在籍できることではない。それは、年齢に関わらず、社員一人ひとりが自らの能力経験を最大限に発揮し、その貢献に対して公正な処遇を受けながら、社会の一員として長く活躍し続けられるシステムである。この新しい定義に基づき、持続可能で、かつ働くすべての人々にとって公平な人事制度を構築することこそ、現代日本企業に課せられた最も重要戦略的責務である

Permalink |記事への反応(3) | 12:28

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2025-10-16

anond:20251016133135

それ以前に他人私生活安易結論を持ち込めると思ってる連中が怖い

本人は軽口のつもりなんだろうけどさ

Permalink |記事への反応(0) | 16:29

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anond:20251016142100

ワークライフバランスを捨てるという言葉のチョイスにツッコミが集まったんだから、そこの表現を変更されると、話がわからなくなるよ

「がむしゃらに働く」だったら、働く部分しかピックアップされてないからそんなに変じゃないって話やで

私生活犠牲にするかどうかがポイントなんだから

Permalink |記事への反応(0) | 14:27

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2025-10-14

anond:20251014133844

書籍の内容と、著者のSNSでの発言下痢便と表現されているもの)とのギャップについて、深く頷ける話ですね。

作品が素晴らしいだけに、私生活オフの部分での「人間らしすぎる」言動に触れてしまうと、その落差にがっかりしたり、戸惑ったりするのは自然感情だと思います

ただ、おっしゃる通り、

1.作品人格の分離:素晴らしい作品を生み出す能力と、日常的な言動SNSでの発信)の品格は、必ずしも一致しない。

2.人間性の受容:著者を一人の人間として見たとき、「下痢便みてーなポスト」も含めて、その人の持つ多面性・全体像を受け入れる度量の話。

これは、現代の「著者と読者」の関係性において、多くの人が直面する難しいテーマかもしれません。

下痢便込みでその著者であり、人格尊重しねーとダメよ」という考え方は、その人のすべてを許容しようとする、非常に寛大で成熟した視点だと思います作品価値と、一個人言動の是非を切り離して評価できる、という意味では「器の大きさ」とも言えるかもしれませんね。

SNSが普及したことで、私たちはこれまで知り得なかった「偉人」たちの裏側を知ってしまい、良くも悪くも、彼らを「偶像から「生身の人間」として捉え直すことを求められているのかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 13:39

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