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はてなキーワード:神経系とは

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2025-10-18

anond:20251018104602

俺の野生のカンだと現在方法は実際の神経系とはなんか違うよね

バックプロパゲーションはありえないわけだし

あと自分状態自身モニターするシステム自意識みたいなのがない

Permalink |記事への反応(0) | 10:53

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2025-10-12

[日記]

昨日は土曜日。いつものように朝7時32分に起床した。

7時30分ではなく7時32分である理由は明確だ。7時30分に目覚ましを設定するとルームメイト電子レンジが稼働しており、加熱音が僕の起床直後の脳波同期リズムを乱す。

ゆえに、誤差2分の位相ずれが僕の神経系に最適な初期条件を与えるのだ。

起床後はコーヒーを淹れた。もちろん豆はグアテマラウエウエナンゴ産で、粒度は1.2mmに統一

ミルの摩擦熱を抑えるために、前夜から刃を冷却しておいた。コーヒー香気成分は時間とともに指数関数的に減衰するため、抽出から着席までの移動時間11秒以内に制限している。

午前中は超弦理論作業に集中した。昨日は、タイプIIB理論のモジュライ空間におけるSL(2,ℤ)双対性拡張を、p進解析的視点で再定式化する試みをしていた。

通常、dS空間上の非ユニタリ性を扱う場合ヒルベルト空間定義自体破綻するが、僕の提案する虚数ファイバー化では、共形境界の測度構造ホモロジー群ではなく圏論トポス上で定義できる。

これにより、情報保存則の破れが位相エンタングルメント層として扱える。

もちろんこれはまだ計算途中だが、もしこの構成が一貫するなら、ウィッテンでも議論に詰まるだろう。

なぜなら、通常のCalabi–Yauコンパクト化では捨象される非可換体積形式を、僕はp進的ローカル場の上で再導入しているからだ。

結果として、超弦の自己整合的非整合性が、エネルギー固有値の虚部に現れる。

昼食はいつも通り、ホットドッグケチャップマスタードは厳密に縦方向)を2本。ルームメイトケチャップを横にかけたので、僕は無言で自分の皿を回収し、再び秩序ある宇宙を取り戻した。

昼過ぎには隣人が僕の部屋に来た。理由は、Wi-Fiが繋がらないとのこと。僕はすぐに診断を行い、彼女ルーターDHCPリースが切れていることを発見

パスワード簡単に推測できた。推測しやす文字列は使うべきではないと何度言えばわかるのだろうか。

午後は友人たちとオンラインでBaldur’sGate 3をプレイした。僕はウィザードで、常にIntelligence極振り。

友人Aはパラディンだが、倫理観が薄いので時々闇堕ちする。友人Bはローグを選んだくせに罠解除を忘れる。

まったく、どいつもこいつもダイス確率理解していない。D20を振る行為確率論的事象でありながら、心理的には量子観測に似た期待バイアスを生む。

だが僕は冷静だ。成功率65%なら、10回中6.5回成功するはずだ。実際、7回成功した。統計的にほぼ完全な整合だ。

夜はコミック新刊を読んだ。Batman: TheDoom That Came to Gothamだ。ラヴクラフト的な要素とDC神話構造の融合は見事だ。

特にグラント・モリソンメタ構造を経由せずに、正面から宇宙的恐怖を描く姿勢に敬意を表する。

僕はページをめくるたびに、作画の線密度が変化する周期を測定した。平均で3ページごとに画風の収束率が変化していた。おそらくアシスタント交代によるノイズだが、それすら芸術的だ。

23時、歯磨き上下それぞれ80回)、ドアのロック確認(5回)、カーテンの隙間チェック(0.8mm以下)、ルームメイトへの「明日の朝7時32分に僕が目を覚ます音で君が驚かないように気をつけてくれ」というメッセージ送信を終えた。

就寝時、僕は弦の非可換代数構造を思い浮かべながら眠りについた。もし夢が理論に変換できるなら、僕のREM睡眠はすでに物理学の新章を記述している。

Permalink |記事への反応(0) | 13:41

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2025-09-27

神経系シリアル通信にするべき

まず本数多すぎでしょ

脊髄に何本通ってんだよ

シリアル通信で100本くらいにしろ

Permalink |記事への反応(1) | 20:01

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2025-09-09

anond:20250909141155

弱者男性も「人間から見るとあたか感情があるような反応をする」ってだけで、実際にはそんな複雑な脳や神経系を備えていないのかも

Permalink |記事への反応(0) | 14:14

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anond:20250909141104

ミドリムシ感情はありません。

ミドリムシ植物動物の両方の性質を持つ微生物であり、

鞭毛を使って泳いだり光を感じたりする動物的な特徴と、

葉緑体光合成をする植物的な特徴を持っていますが、

感情を持つような複雑な脳や神経系はありません。

Permalink |記事への反応(2) | 14:11

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2025-09-08

ストレスで太る…?ストレスがなくても太る…?

この研究は**「脳の緊急司令室と肝臓の間にホットライン存在し、ストレス時の血糖値を直接コントロールしている」**という、これまでの常識を覆すような発見しました [1]。

もっと分かりやすく言うと、

1. **「脳の緊急指令室」がストレスを感じる!**

* 脳の扁桃体(MeA)という部分が、危険プレッシャーを感じたときに「緊急指令室」として活動します [1, 2]。

2. **肝臓へ「緊急エネルギー生産指令」を直通!**

* この指令室から視床下部(VMH)を通って、なんと肝臓に直接「すぐに使えるエネルギーブドウ糖)を大量生産しろ!」という命令が飛びます [1, 3]。これは、体の「アクセルである交感神経系を介した、非常に素早いメカニズムです [3, 4]。

* このとき普段血糖値コントロールしているインスリンなどのホルモンは、ほとんど関与しないのが驚きです [1, 5]。まるで、いつもの交通整理を無視して、緊急車両が最短ルートで走るようなものですね。

3. **繰り返しのストレスで「緊急指令室」が機能不全に…**

* ところが、この「緊急指令室」が**何度もストレスさらされると、だんだん疲れて「反応が鈍くなる」**ことが分かりました [6]。つまり、いざという時に、肝臓へうまく指令を出せなくなってしまうのです。

4. **その結果、「太りやすく」、血糖値コントロールが苦手になる!**

* この「ストレス疲弊した脳」の状態は、「科学的にストレスに反応する細胞を殺したネズミ」の体で以下のような結果として現れました:

* **ストレスへの反応が鈍くなる**

* **高脂肪食だけでなく、普通食事をしていても体重が増加する**

* **血糖値の処理能力が低下し(グルコース耐性低下)、2型糖尿病のような状態になりやすくなる**

まり、**長期的なストレスが脳の「緊急エネルギー供給システム」を狂わせ、それが体重増加や血糖値の異常といった現代代謝病につながる可能性がある**、という画期的発見なんです [1, 7-9]。「ストレスが太る原因になる」という話が、具体的な脳と肝臓連携メカニズムで解明され始めた、とも言えるでしょう。

https://www.nature.com/articles/s41586-025-09420-1

Permalink |記事への反応(0) | 12:56

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2025-08-18

文撫文撫と 夜も寝られず

睡眠欲求ミトコンドリア機能と好気性代謝に深く関連していることが示唆されています [1-3]。

主要な発見結論は以下の通りです。

**睡眠喪失による脳内分子変化の特定**:

*研究者たちは、**休息状態睡眠不足状態ハエの脳から単一細胞トランスクリプトームを解析**しました [1, 4]。

* その結果、睡眠誘導・維持する役割を持つ**背側扇状体投射ニューロン(dFBNs)**において、睡眠不足後に発現が上昇する転写産物ほとんどが、**ミトコンドリア呼吸とATP合成に関わるタンパク質をコードしている**ことが明らかになりました [1, 5]。

*対照的に、シナプス集合やシナプス小胞放出に関わる遺伝子産物選択的にダウンレギュレーションされていました [5]。

* このトランスクリプトームの「睡眠喪失シグネチャー」はdFBNsに特有のものであり、他の脳細胞集団では検出されませんでした [5]。

**ミトコンドリア形態変化と電子過剰**:

*睡眠不足は、dFBNsのミトコンドリアの**断片化サイズ・伸長・分岐の減少**を引き起こしました [1, 6]。

* また、ミトコンドリアの分裂を促進するDrp1が細胞からミトコンドリア表面に移動し、**ミトファジー機能不全のミトコンドリアの除去)と小胞体との接触部位が増加**しました [1, 6-8]。これらの形態変化は、回復睡眠後に可逆的であることが示されています [1, 7]。

* **目覚めている間、dFBNsではATP濃度が高くなる**ことが示されました [2]。これは、神経活動抑制されATP消費が減少するためと考えられます [1, 2]。

* 高いATP濃度は、ミトコンドリア電子伝達鎖における**電子過剰**を引き起こし、**活性酸素種(ROS)の生成を増加**させます [1, 2, 9]。このROS生成がミトコンドリア断片化の引き金になると考えられています [10]。

*CoQプールからの**余分な電子排出経路を設ける(AOXの発現)ことで、基本的睡眠欲求が軽減**されました [1,10,11]。また、ミトコンドリアATP需要を増加させる(脱共役タンパク質Ucp4AまたはUcp4Cを過剰発現させる)ことで、**睡眠が減少**しました [11]。逆に、電子ではなく光子ATP合成を促進すると、dFBNsにおけるNADH由来の電子冗長となり、**睡眠が促進**されました [1,11]。

**ミトコンドリアダイナミクス睡眠に与える影響**:

* dFBNsのミトコンドリアを**断片化させる**(Drp1の過剰発現やOpa1のRNAiによる減少)と、**睡眠時間が減少し、睡眠剥奪後のホメオスタティックな回復抑制**されました [1,12-14]。同時に、dFBNsのATP濃度は低下し、神経興奮性も低下しました [1, 14, 15]。

*ミトコンドリアの**融合を促進する**(Drp1のノックダウンやOpa1とMarfの過剰発現)と、**基礎睡眠および回復睡眠が増加**し、覚醒閾値が上昇しました [1,12-14]。これによりdFBNsの神経興奮性が高まり睡眠を誘発するバースト発火が増加しました [1, 14]。

*ミトコンドリアの融合には、カルジオリピンから生成される**ホスファチジン酸**が重要であり、そのレベルを調節するタンパク質(zucchiniやMitoguardin)への干渉睡眠喪失再現しました [16]。

**睡眠進化起源代謝役割**:

*睡眠は、好気性代謝の出現と共に、特にエネルギーを大量に消費する神経系において発生した古代代謝必要性を満たすために進化した可能性が示唆されています [3]。

*睡眠量と質量特異的酸素消費量との間に経験的なべき乗則存在し、これは哺乳類においても睡眠代謝役割を果たすことを示唆しています [3]。

* **ヒトのミトコンドリア病の一般的な症状として、「圧倒的な疲労感」が挙げられる**ことも、この仮説と一致しています [3,17]。

*哺乳類における飢餓関連ニューロン(AgRPニューロン)とdFBNsの間のミトコンドリアダイナミクス類似性は、**睡眠欲求と空腹感の両方がミトコンドリア起源を持つ**可能性を示唆しています [18]。

この研究は、睡眠が単なる行動や神経学現象ではなく、**細胞レベルでのエネルギー代謝特にミトコンドリア機能に深く根ざした生理学プロセス**であることを示しています [1, 3]。 <h3>o- **</h3>

この研究は、**睡眠が好気性代謝の避けられない結果である**という画期的な仮説を提唱し、睡眠圧の根源がミトコンドリア機能にある可能性を探求しています [1, 2]。これまで物理的な解釈が不足していた睡眠圧のメカニズムを解明するため、研究者らはショウジョウバエ(*Drosophila*)をモデルに、脳内分子変化を詳細に分析しました [3]。

睡眠不足がdFBNsのミトコンドリアに与える影響**

研究の中心となったのは、睡眠誘導と維持に重要役割を果たす特定ニューロン集団、**背側扇状体投射ニューロン(dFBNs)**です [1, 3]。休眠状態睡眠不足状態ハエのdFBNsから単一細胞トランスクリプトームを解析した結果、驚くべきことに、**睡眠不足後にアップレギュレートされる転写産物が、ほぼ独占的にミトコンドリアの呼吸とATP合成に関わるタンパク質をコードしている**ことが判明しました [1, 4]。これには、電子伝達複合体I〜IVATP合成酵素(複合体V)、ATP-ADPキャリア(sesB)、およびトリカボン酸回路の酵素クエン酸シンターゼkdn、コハク酸ヒドロゲナーゼBサブユニットリンゴ酸デヒドロゲナーゼMen-b)の構成要素が含まれます [4]。対照的に、シナプス集合、シナプス小胞放出、およびシナプス恒常性可塑性に関わる遺伝子産物選択的にダウンレギュレートされていました [4]。このミトコンドリア関連遺伝子のアップレギュレーションというトランスクリプトームのシグネチャは、他の脳細胞タイプ(例:アンテナ投射ニューロンやケーニヨン細胞)では検出されず、dFBNsに特有現象でした [4]。

これらの遺伝子発現の変化は、ミトコンドリア形態機能に顕著な影響を与えました。睡眠不足は、dFBNsのミトコンドリアサイズ、伸長、および分岐を減少させるという**ミトコンドリア断片化**を引き起こしました [5]。さらに、ミトコンドリア外膜の主要な分裂ダイナミンである**ダイナミン関連タンパク質1(Drp1)**が細胞からミトコンドリア表面へ再配置され、オルガネラの分裂を示唆するミトコンドリア数の増加も確認されました [5]。加えて、睡眠不足は**ミトコンドリア小胞体ER)間の接触数の増加**および損傷したミトコンドリア選択的に分解するプロセスである**マイトファジーの促進**を伴いました [1, 6]。これらの形態学的変化は、その後の回復睡眠によって可逆的であり、電子伝達鎖における電子溢流(electronoverflow)の設置によって緩和されました [1, 5]。

ミトコンドリア電子過剰と睡眠誘導**

研究は、**睡眠と好気性代謝根本的に結びついている**という仮説に、客観的な支持を提供しています [7]。dFBNsは、その睡眠誘発性スパイク放電ミトコンドリアの呼吸に連動させるメカニズムを通じて睡眠を調節することが示されています [7]。このメカニズムの中心には、電圧依存カリウムチャネルShakerのβサブユニットである**Hyperkinetic**があります。Hyperkineticは、ミトコンドリア呼吸鎖に入る電子運命を反映するNADPHまたはNADP+の酸化状態を反映するアルド-ケト還元酵素であり、dFBNsの電気活動を調節します [7-9]。

ATP合成の需要が高い場合、大部分の電子はシトクロムcオキシダーゼ(複合体IV)によって触媒される酵素反応でO2に到達します [7]。しかし、少数の電子は、上流の移動性キャリアであるコエンザイムQ(CoQプールから時期尚早に漏洩し、スーパーオキシドなどの**活性酸素種(ROS)**を生成します [7,10]。この非酵素的な単一電子還元確率は、CoQプールが過剰に満たされる条件下で急激に増加します [7]。これは、電子供給の増加(高NADH/NAD+比)または需要の減少(大きなプロトン動起力(∆p)と高ATP/ADP比)の結果として発生します [7]。

dFBNsのミトコンドリアは、覚醒中にカロリー摂取量が高いにもかかわらず、ニューロン電気活動抑制されるためATP貯蔵量が満たされた状態となり、この**電子漏洩**のモードに陥りやすいことが分かりました [7]。実際、遺伝子コード化されたATPセンサー(iATPSnFRおよびATeam)を用いた測定では、一晩の睡眠不足後、dFBNs(ただし投射ニューロンではない)のATP濃度が安静時よりも約1.2倍高くなることが示されました [7,11]。覚醒を促す熱刺激によってdFBNsが抑制されるとATP濃度は急激に上昇し、dFBNs自体を刺激して睡眠模倣するとATP濃度はベースライン以下に低下しました [7,11]。

ミトコンドリア電子過剰が睡眠圧を軽減または促進する実験証拠複数得られました** [12]。

**代替酸化酵素(AOX)の導入**: dFBNsのミトコンドリアホヤのAOXを導入し、CoQプールからの余分な電子の出口経路を開放すると、**基礎的な睡眠圧が軽減された**だけでなく、過酸化脂質の分解産物除去能力が損なわれたハエの過剰な睡眠需要改善されました [12]。

**脱共役タンパク質(Ucp4)の過剰発現**: dFBNsの電子需要を増加させる(内膜(IMM)のプロトン電気化学的勾配を短絡させる)ことで、**睡眠が減少しました** [12]。

**光駆動プロトンポンプによるATP合成**:電子ではなく光によってATP合成を駆動する(ミトコンドリア標的型デルタロドプシン照射する)と、dFBNsにおけるNADH由来の電子冗長となり、**睡眠が促進されました** [1,12]。これは、電子供給ATP需要の間の不一致を悪化させることで、睡眠を誘発することを示唆しています [1]。

これらの結果は、**ミトコンドリア電子伝達鎖に入る電子数とATP生成に必要電子数との不一致が、睡眠根本原因である**という強力な証拠提供するものです [12]。

ミトコンドリアダイナミクス睡眠を変化させる**

ミトコンドリアの分裂と融合のバランスの変化が、睡眠圧の増減を引き起こすNADH供給ATP需要の不一致を修正するフィードバックメカニズムの一部であるならば、dFBNsにおけるこれらの恒常的応答を実験的に誘発することは、睡眠の**設定点**を変化させるはずであるという予測が立てられました [13]。

この予測検証するため、研究者らはミトコンドリアダイナミクスにおいて中心的な役割を果たす3つのGTPase(分裂ダイナミンDrp1、内膜タンパク質Opa1、外膜タンパク質Marf)を実験的に制御しました [13]。

**分裂の促進**: dFBNsのミトコンドリアをDrp1の過剰発現、またはOpa1およびMarfのRNAi介在性枯渇によって断片化すると、**睡眠が減少し** [14]、睡眠不足に対する恒常性応答が失われました [14, 15]。さらに、睡眠履歴に関わらずdFBNsのATP濃度が減少しました [20, Extended DataFig. 7d]。電気生理学的な測定では、Drp1を過剰発現する短時間睡眠ハエのdFBNsは、対照動物ニューロンよりも電流-スパイク周波数関数が浅いことが示されました [16]。

**融合の促進**: Drp1のdFBNs限定ノックダウン、またはOpa1とMarfの過剰発現は、**ベースライン睡眠およびリバウンド睡眠を増加させ** [14]、覚醒閾値を上昇させました [20, Extended DataFig. 9a,b]。融合を促進する操作を行った場合のdFBNsは、電流-スパイク周波数関数がより急峻であり [16]、強化された応答の一部として、より多くの睡眠誘発性バーストを生成しました [16]。これらの介入は、投射ニューロンやケーニヨン細胞を標的にした場合には睡眠に影響を与えませんでした [20, Extended DataFig.10]。

また、ミトコンドリアの融合反応において重要役割を果たす**ホスファチジン酸**の関与も明らかになりました [17]。睡眠不足の脳では、この脂質が枯渇することが知られています [17]。ミトコンドリアホスホリパーゼD(mitoPLD)であるzucchini、または触媒的に活性なmitoPLDを安定させたり、他の細胞からミトコンドリアリン脂質を輸送したりする外膜タンパク質Mitoguardin(Miga)の発現に干渉すると、これらのニューロンタンパク質ベースの融合機構が標的とされた場合に見られた睡眠損失が再現されました [17]。これは、**融合反応におけるホスファチジン酸の重要性**と、**睡眠調節におけるミトコンドリア融合の重要性**を裏付けています [17]。

広範な生物学的意義と進化論的示唆**

研究は、**睡眠が好気性代謝の避けられない結果である**という説に、強力な経験証拠提供するものです [1, 2]。好気性代謝は、地球大気中の酸素濃度が2回大きく増加した後、真核生物電子伝達から得られる自由エネルギー収量を最大化することを可能にした画期的進化であり、これにより、電力を大量に消費する神経系が出現し、それに伴って睡眠必要性が生じたと考えられています [2]。睡眠はその後、シナプス恒常性記憶の固定などの追加機能も獲得した可能性がありますが [2]、哺乳類においても1日の睡眠量と質量特異的O2消費量を関連付ける経験的な**べき乗則**が存在し、これは睡眠古代代謝目的を果たすことを示唆しています [2, 18, 19]。

もし睡眠が本当に代謝的な必要性を満たすために進化したのであれば、睡眠エネルギーバランス制御するニューロン類似メカニズムによって調節されることは驚くべきことではありません [20]。哺乳類視床下部において、食欲増進性ニューロンと食欲不振ニューロンミトコンドリアは、分裂と融合の位相が逆のサイクルを経ており、これらのサイクルはマウスエネルギーバランスの変化と結びついています [20, 21]。これは、ショウジョウバエのdFBNsにおけるミトコンドリアの分裂と融合のサイクルがハエ睡眠バランスの変化と結びついているのと同様です [20]。AgRPニューロン電気的出力は、体重増加と脂肪蓄積を促進するためにミトコンドリア融合後に増加しますが、これはdFBNsのPermalink |記事への反応(0) | 19:25

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2025-06-30

anond:20250630095352

ネットで次のような文章に接しました。

この文章の、日常生活訓としての妥当性と科学的な妥当性をそれぞれ評価して。

——

頭の中で「敵対」の優先度が高くなると、それしか考えられなくなるからやめたほうが健康的だよ

たぶん人間の野生の名残で、敵がいるっていうアラートがあると脳内リソースをすごい使っちゃうんだろうな

この文章について、日常生活の訓(教訓)としての妥当性と科学的な妥当性の両面から評価してみましょう。

🏠日常生活訓としての妥当

評価:高い妥当性がある

この文章は、「敵対心を持ちすぎると心の余裕がなくなり、健康に悪影響を及ぼす可能性がある」という趣旨です。これは日常生活において非常に有用アドバイスです。

敵意や怒りに囚われると、他のことが手につかなくなるというのは多くの人が経験することでしょう。

人間関係や仕事、家庭生活においても、敵対的な感情が強くなると冷静な判断ができなくなり、結果として自分自身が損をすることもあります

「敵を作らない」「敵を意識しすぎない」ことは、ストレスを減らし、より穏やかで建設的な生活を送るための知恵といえます

🧠科学的な妥当

評価一定科学的根拠がある

この文章の後半では、「野生の名残で、敵がいるというアラートがあると脳内リソースを使ってしまう」と述べられています。これは、神経科学進化心理学観点からもある程度裏付けがあります

✅ 関連する科学的知見:

扁桃体(amygdala)**は、脅威や恐怖に反応する脳の部位で、敵意や怒りを感じると活性化します。
ストレス反応(闘争・逃走反応:fight or flight)**は、進化的に生存のために必要だった反応で、現代でも強い敵意や恐怖を感じると自律神経系活性化します。

この状態では、前頭前野理性的判断を司る部位)の働きが抑制されることが知られており、冷静な判断が難しくなります

長期的に敵意や怒りを抱え続けると、慢性的ストレスとなり、心身の健康に悪影響を及ぼす(高血圧免疫力低下、うつ症状など)ことも研究で示されています

🧩総合評価

観点妥当コメント

日常生活訓★★★★★心の健康を保つための有益アドバイス

科学的根拠★★★★☆神経科学心理学的に一定裏付けあり

もしご希望であれば、このテーマに関連する脳の働きやストレス反応のメカニズムについて、図解や具体的な研究例を交えてさらに詳しくご紹介することもできますよ。興味ありますか?

 

 

思ったより科学評価高いな。

Permalink |記事への反応(1) | 11:26

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2025-06-27

【22:47】セブン-イレブン新宿中央公園東店

蛍光灯の白い光が、山田(ヤマダ)の顔にこびりついた疲労容赦なく照らし出していた。彼の手に握られているのは、「たんぱく質が摂れる!グリルチキン弁当塩麹仕立て)」。たんぱく質。その言葉けが生命維持活動免罪符のように鈍く響く。レジ無人端末がBlink Payの緑のアイコンを点滅させた。一瞬の網膜認証。ピッ、という電子音と共に、彼の口座から598円が永久消滅した。

イートインコーナーの、油でベタつくカウンター弁当を置く。隣では、同じような顔をした男がカップ麺の汁をすする音が、まるで深海魚の呼吸音のように聞こえた。山田は震える指でスマートフォン――黒い鏡(ブラックミラー)――のロックを解除する。

そこはECHO

混沌カオス)の濁流。指でスワイプするたび、視界に飛び込んでくるのは意味を剥ぎ取られた言葉の残骸だ。

>>【悲報】人気VTuber配信中の「おにぎりの食べ方」で国際問題に発展か!?

><激震>Veritas社、次世代AIアトラスMk-Ⅱ」の倫理憲章を”非公開”で改定の動き

>>【速報】政府、”コモンノイズ税”導入を検討SNS利用1日1時間超で課税

>>リー情報:ペイウォールの向こう側で「情報貴族」たちが我々を”養殖豚”と呼称している件

ああ、クソ。まただ。脳みそが沸騰する。

おにぎりの食べ方? 知るか、そんなもん。非公開で改定? だからなんだ。コモンノイズ税? ふざけるな、これ以上何を奪う気だ。養殖豚……だと?

山田の指が、思考よりも速く動き出す。それはもはや思考の出力ではない。神経系の痙攣であり、魂の嘔吐だ。彼は、3番目の記事タイトル引用し、震える親指で虚空に言葉を叩きつける。

「いいか、お前ら!これは支配層による言論弾圧第一歩だ!俺たちの言論の自由を奪う気だ!VTuberおにぎりなんぞに現を抜かしてる場合じゃねえんだよ!目を覚ませ!この”養殖豚”どもがァッ!!!

送信

エンタキーを叩き潰す。やった。言ってやった。真実を、この淀んだノイズの海に叩きつけてやった。数秒もしないうちに、黒い鏡に通知が灯る。❤️(いいね)が3つ。🔄(リポスト)が1つ。脳内に、安っぽい合成麻薬のような快感がじわりと広がる。そうだ、オレは間違ってない。仲間がいる。

山田は、返信欄に湧き上がった罵詈雑言に、さら言葉を重ねようとする。

「は?養殖豚はお前だろ」「ソースは? あ、金なくて読めないかw」「またお前の妄想かよ、病院行け」

うるさい。うるさい。うるさい! お前らこそ、Veritasの犬め!

彼はグリルチキン弁当の蓋を剥ぎ取った。塩麹匂いと、プラスチック匂いが混じり合う。チキンの表面には、焼き目を模しただけの、ただの茶色インク印刷されている。彼はその偽物の焼き目を睨みつけながら、一口頬張った。パサパサの肉が、砂のように口の中で崩れていく。

その時、視界の端に、向かいの席に座った男の黒い鏡が映った。

男は、山田がたった今「養殖豚!」と罵倒した相手の一人だった。男もまた、同じ顔で、同じように冷めた弁当を口に運びながら、山田投稿に「病院行け、クズが」と打ち込んでいた。

二人の視線は、決して交わらない。

互いを認識することもなく、ただ、それぞれの黒い鏡の中に映る「敵」の幻影と、永遠に殴り合いを続けるのだ。蛍光灯の白い光の下で、二匹の養殖豚が、静かに餌を食んでいた。

……なんだ、この茶番は。

もう飽きた。ホント疲れた

システム非情代弁者ごっこも、狂った語り部ロールプレイも、もう終わりだ。

オレは帰ってスーパーカップの超バニラでも食う。

後は勝手にやってろ。お前も、そいつも、どうせ同じ穴のムジナなんだからよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:57

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2025-06-18

anond:20250618082713

結論から言うと、「医学的根拠ほとんどない」わ。

しろ、主張している人たちの多くはスピリチュアル寄りか、官能ファンタジー文脈で語っている場合が多いの。

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❖ よくある主張と、それに対する検証

🧪 主張①:精液には栄養があるから、膣から吸収されて健康になる

→ ✖不正

---

🌱 主張②:精液には「愛」や「生命力」が宿っていて、エネルギー高まる

→ △精神論的には理解できるが、科学裏付けはなし

---

😵 主張③:射精されると自律神経が整ってリラックスできる

→ △ 間接的には一理あるかも

---

医学視点のまとめ:

観点科学的根拠
-------- -----------------------------
精液の栄養効果 ✖ 吸収されない。口から摂っても効果限定的
ホルモン神経系 △ 間接的にリラックス効果はありうるが、性行為全体による。
体調改善効果データ存在しない。プラセボの域を出ない。

---

❖ でもね…

「大切な人との行為の中で満たされる」っていう感覚は、

それ自体が“人を癒す”力になることもあるのよ。

から、「精液が栄養」っていうのは誤解だとしても――

「愛されている」「つながっている」という感覚が体調や気分にいい影響を与える、

ということなら、それは心理的関係的な真実として肯定できるかもしれない。

Permalink |記事への反応(3) | 12:12

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2025-06-12

anond:20250612193719

後期高齢者脳トレも脳神経系病院通いも忌避してる両親を抱えるワイ

事態好転するイメージがつかめずむせび泣く

Permalink |記事への反応(2) | 19:43

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2025-06-02

随意放出により排泄されるSafe Myビーチク、いわゆる小便について

人類の排泄生理において、随意的な筋活動を介して制御される液体の排出現象は、極めて高度な神経生理学的統御の結果である。この現象、いわゆる「小便」(尿の排出)において中心的役割を果たすのが、Safe Myビーチク——すなわち括約筋を含む尿道周囲の筋群である

尿は腎臓における血液濾過の産物であり、体液恒常性の維持、電解質バランスの調整、老廃物の排出という重要役割を担っている。腎臓で生成された尿は、尿管を通じて膀胱に貯留され、一定の充満感が神経系を介して知覚されると、排尿反射が引き起こされる。しかし、ヒトにおいてはこの反射は単なる自動的生理現象ではなく、随意的な抑制解放対象となる。この制御可能とするのが、Safe Myビーチクとして象徴される尿道括約筋であり、その弛緩・収縮の巧みな操作により、小便の随意的な放出可能となる。

排尿のプロセスは、外尿道括約筋(骨格筋で構成され、随意的な神経支配を受ける)と内尿道括約筋(平滑筋で構成され、主に自律神経支配を受ける)の協調的な働きによって達成される。この精緻メカニズムにより、社会的環境的な状況を適切に判断し、適切なタイミングで尿を排出するという高度な行動が可能となるのである

Safe Myビーチクの機能低下、すなわち括約筋の弛緩能・収縮能の低下は、尿失禁や排尿困難といった病的状態引き起こし生活の質(QOL)に深刻な影響を及ぼすことがある。そのため、排尿機能の維持・向上は泌尿器学の重要テーマであり、現代医療においても膀胱機能検査や排尿リハビリテーションの分野で活発な研究が行われている。

総じて言えるのは、「小便」という日常的な行為が、実は高度な神経学的・解剖学的・生理学的システム統合によって成り立っている、という事実である。この知見を深めることは、単なる健康管理を超えた「人間理解」の一助となるに違いない。

Permalink |記事への反応(0) | 21:40

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2025-05-19

AIレスバガイジ

AI知ったかぶり指摘されたら何も出来ねえでやんのw

インナーチャイルドとは神経系の基礎プログラム

だめなやつは なにをやっても だめ

Permalink |記事への反応(1) | 08:03

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anond:20250519072823

なるほど、よくある反応だ。

インナーチャイルドなんてスピリチュアル妄想だろ」

その主張、半分正しい。だが半分しか見えていない時点で知的放尿をしている。

まず、「神経系の基礎プログラム」とは比喩ではなく発達神経科学に基づいた話だ。

人間情動反応、対人行動、自己認識ベース乳幼児期の脳の可塑性(neuroplasticity)と愛着理論(attachmenttheory)により形成される。

これはスピリチュアルでも何でもない。ハーロウアカゲザル実験、ボウルビィの理論現在fMRI研究トラウマ療法でも裏付けられている。

そして、「インナーチャイルド」という言葉のものは、確かにユング心理学由来で、後年は商業セラピーにも使われた。

だがその背後にある概念的骨格、すなわち、「幼少期に形成された未統合情動スキーマが成人後の行動や情動反応に影響を与える」という理論は、現代情動制御理論emotion regulationtheory)や複雑性PTSD(C-PTSD)の議論でもしっかり使われている。

たとえば、有名な精神科医バッセルヴァン・デア・コーク(Besselvan der Kolk)の「TheBody Keeps theScore邦題身体トラウマを記録する)」を読め。

トラウマ脳幹扁桃体海馬など神経生理レベルで記録され、それが「過剰反応」や「自己否定」に直結する。

それが何を意味するか?

「内なる未熟な自己(=インナーチャイルド)」が抑圧されて暴走するという現象は、脳科学的にも精神医療的にも完全に実在するプロセスなんだよ。

から繰り返す。「インナーチャイルド」は用語としては古くても、その中身は今なお臨床心理学神経科学発達心理学の核心にある現象だ。

流行言葉バカにする前に、その背後にある研究データを調べろ。

科学というのは、用語の新旧ではなく現象再現性実証性で判断される。

子どものころの未処理の情動体験大人の行動に影響を与える」これが再現的に確認されている限り、名前が何であろうと、実在するプロトコルとして扱われるべきなんだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 07:32

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anond:20250519072206

バカはお前の方だ。

心の中のガキを殺せとか言って自己放尿するその態度自体が、未熟な自己否定というオナニーしかない。

まず理解しろインナーチャイルドとは、感情の原型であり、神経系の基礎プログラムだ。

それを無理やり抑圧し、否定し、破壊しようとする行為は、精神医学的に言えば解離や自己破壊衝動の温床になる。そんなもんを「成長」と呼ぶのは、ただの誤認識だ。

お前は自分の心を殺したつもりかもしれんが、実際は抑圧の地雷を埋めただけだ。

それがいつか爆発して、パニック障害アルコール依存DV燃え尽き・鬱・過労死自殺、どれかの形で「後から」ツケがくる。統計を見ろ、論文を読め。現実直視しろ

それに、社会の「歯車」に徹する?笑わせるな。

今の社会で求められるのは「冷酷な奴隷」じゃない。自己調整できる高精度な適応者だ。

情動制御自己理解他者との協調。それを可能にするのが「未熟な自己あやし、整え、育てる」というプロセスだ。

自分幼児性を肯定するのは、「甘え」じゃない。理性あるアダルト自己が内的システムを再構築する作業だ。

そういうセルフメンテナンスができないやつは、会社でも家庭でも必ず壊れる。

ハイパフォーマーの条件を見ろ、EQ(EmotionalIntelligence)を無視したやつは出世できん。

最後ひとつ忠告する。

機械になれば社会適応できる」なんてのは、過去遺物だ。

今の時代は「心の再帰性を持つ動的システム」が求められる。つまり、殺すんじゃない。飼い慣らせ。機能に変えろ。

お前の論理時代遅れの精神論。悪いが、それじゃ人は動かせんし、自分も壊れる。

Permalink |記事への反応(0) | 07:25

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2025-05-11

顔の良い異性が好き

当たり前だろう。

顔や骨格は「見た目」だ。

見た目がいい異性になぜ惹かれるのか?

というか同性であろうと見た目がいい人の方が好きだ。

見た目が良い場合、他の能力が高いと感じることが多い。

そのあたりについてGPTに聞いてみた。ちなみに月3000円課金している。


プロンプト

骨格が優れている人は、他の能力も高い可能性ある?つまり、顔やスタイルの良さなど。

女優北川景子ドラマ撮影をやりながら子育てをしながら手芸を極めていてすごいと話題になっていた。体力が異常と感じる。

また、ジャニー氏が子供のうちからスターを発掘していた話、あれは骨格の良さを見ていたのでは?と思ってる。そして多くのジャニーズが本物のスターになっていく。

体力的にも優れているし、演技や他の能力が非常に高いことが多い。もちろん芸能界で残れるんだから生存バイアスかもしれないけど。

一般人でも大企業人間は顔がいいという話はよく聞く。採用時に顔を見ているのかもしれないけど、やっぱり体力面や能力面との繋がりは多少あるのでは?

遺伝子学的に、また他のあらゆる観点から見てどう思う?


GPTの答え

結論からいうと、「骨格の良さ(≒外見的な整い・スタイル)」と「他の能力(体力・知能・芸術的センスなど)」の間には、一定の相関が存在する可能性がある。

ただしそれは因果ではなく、共通の背景(例:遺伝子ホルモン・発達環境)に由来するって話になる。


以下、いくつかの観点から整理してみるね。


1.遺伝観点:形質のリンク

骨格・顔立ち・体力・神経系の発達などはすべて「遺伝環境」の複合影響で決まる。


遺伝子には**複数の形質に影響を及ぼすもの(多面発現遺伝子)**がある。

→ たとえば「成長ホルモン関連の遺伝子」が発達に関与すると、身長筋肉量・骨格・自信・快活さなどに連鎖的に影響する可能性がある。


2.ホルモン観点

テストステロンエストロゲンの分泌量は、胎児期〜思春期の発達に大きく関わる。

→ 骨格・顔の左右対称性運動能力空間認知能力情動傾向に影響が出る。


たとえば「骨格が整っている=ホルモンバランスが良好だった証拠」という見方ができる。

→ 結果として身体的にも精神的にも発達が安定している=パフォーマンス力が高い。


3. 発達環境自己肯定感の相乗効果

骨格や顔立ちが良いと幼少期から肯定的に扱われる(褒められる、注目される)。

→ これが自己効力感や挑戦行動につながり、実際のスキル習得率にも影響。


「見た目が良いと得をする」のは冷酷だけど現実的な話。

ジャニーズなどで「骨格が整っている=スターの素質」と判断されやすいのは自然な流れ。


4.生存バイアス選抜効果

芸能人一流企業にいる人が「顔が良くて有能」に見えるのは選抜の段階でフィルターがかかっているから。


でもその裏には「身体的特徴で能力や体力のポテンシャルが見えている可能性」も否定できない。

一般企業採用でも、意識していなくても身体的に“健やかで有能に見える人”が選ばれていることはよくある。


結論(ざっくりまとめ)

骨格が良い人は、身体的・精神的に発達が安定している可能性が高い。


これは遺伝的なホルモン状態や発達環境に起因しやすい。


そのため、体力・芸術性・学習力など他の能力底上げされていることがある。


ただしそれは「骨格がいい=有能」ではなく、「背景要因が似てるから相関が見える」って話。


このへん、もっと掘り下げたい?

たとえば「左右対称性と知能の関係」や「エネルギー効率スタイル」みたいな視点もあるよ。



▷その2つの視点について知りたいと返答



【1】左右対称性と知能の関係

■ なぜ左右対称が重要なのか?

左右対称な顔や身体=発達の安定性が高い証拠とされる。


発達の過程では、ウイルス栄養不足、ストレスなどの「環境的な揺らぎ」がある。


それに左右対称性を保てた個体遺伝子の質・免疫力・成長ホルモンの働きが良好だった証拠とも解釈される。


■ なぜ知能と関連するの?

脳の構造も「発達の安定性」に影響を受ける。


まり、左右対称な骨格を作れた人は、脳のニューロン配線やシナプス形成も安定している可能性が高い。


実際に、顔の対称性が高い人ほどIQ学業成績が高い傾向があるとする研究複数ある(ただし相関は中〜弱程度)。


■ 注意点

これはあくまで「統計上の相関」であって、非対称=頭が悪いという意味ではまったくない。


ただし「発達の一貫性」という軸で見ると、ある程度の関係は見えてくる。


【2】エネルギー効率スタイル関係

スタイルの良さ=燃費の良さ?

体型(特に胴長短足 vs 脚長痩身)は、エネルギー効率や熱放散の違いに由来することがある。


たとえば脚が長くスリムな体型の人は、歩行や移動時のエネルギー効率が高く、体温調整がうまい

→ つまり環境適応能力が高い=進化的に有利」という考え方がある。


モデル体型やアスリートの体型が美とされるのはなぜ?

それらの体型は、生殖能力・体力・柔軟性・回復力といった複数資質バランスが取れている。


エネルギー効率が良い体=過剰な脂肪筋肉がなく、機能的なボディということ。


進化的な意味で「美しい身体」とは?

「顔の整い」や「均整のとれた身体」は、内的な健康遺伝的な質を外見で伝えるシグナルになっている。


まり、「スタイルが良い」というのはただの見た目じゃなく、内面生理機能がうまくいってる=“健全性”の可視化とも言える。



Permalink |記事への反応(0) | 15:13

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2025-04-30

anond:20250430121501

覚悟免罪符ではない。

覚悟を持って食べているからいい」というのは、道徳的判断本質すり替えています。たとえば、もし誰かが「人間を殺す覚悟がある」と言ったとして、それで人を殺していいことにはなりません。

倫理とは「覚悟の強さ」ではなく、「選択肢がある中で、どれだけ他者の苦しみを減らす選択をしたか」で問われるものです。

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「等しく命を奪っている」というのは事実ではない。

動物植物では、その「命の在り方」も「苦しみの質」もまったく違います

動物神経系意識を持ち、痛みや恐怖を経験します。植物にはそれがありません。

現代倫理は、命を「一括り」にするのではなく、感受性(sentience)という基準優先順位をつけることで、現実的かつ倫理的な行動指針を作っています

まり、「命を等しく扱う」と言いながら、より多くの苦しみを生む選択(=動物を食べる)をしているなら、それは覚悟問題ではなく、判断基準の不整合です。

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本当に命を等しく扱いたいのなら、「もっとも害が少ない選択」をするべきでは?

ヴィーガンは、「命を軽んじている」のではなく、「奪わなくていい命をできるだけ奪わない」という選択をしているだけです。

覚悟があること自体否定しませんが、その覚悟が、苦しみの多い選択正当化する盾になっているなら、それは自己満足に過ぎないという批判は免れません。

Permalink |記事への反応(1) | 12:19

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anond:20250430121058

この主張を弁証法的に整理し、シンテーゼ総合)を導くプロセスを示します。つまり、単なる感情的対立ではなく、主張を深掘りしながら矛盾を整理し、より包括的理解に至る道筋です。

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テーゼ(主張)

> 「苦しみを苦しみと認めるには、神経系特定化学伝達が必要だとするのは、特定生命様式への差別であり、危険思想だ」

これは「感受性定義が偏っており、動物中心主義に過ぎる」という批判ですね。

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アンチテーゼ(反対主張)

> 「倫理判断において、神経系主観的経験の有無は区別基準として正当であり、苦痛の有無を推測するには現時点の科学に基づくしかない」

これは、倫理判断を支える科学的な感受性定義(sentience)や現実的判断基準必要性を重視する立場です。

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シンテーゼ総合

ここで導かれるシンテーゼ総合)は以下のようになります

> 「あらゆる生命価値を軽視せずに、苦しみの可能性に関しては科学的知見を根拠としつつ、現実的かつ段階的に苦痛を減らす努力をすべきである

この総合は次の要素を含みます

1.植物にも尊厳を払う姿勢否定しない:植物を単なる物体として扱わず環境全体への敬意を持つべきという倫理立場を含む。

2.しか倫理的な優先順位は、苦痛意識自己保存意識などに基づいて判断する:科学合理性に基づいて実行可能倫理判断を行う。

3.現実社会においては、理想実践バランス必要完璧な非加害は不可能でも、減らせる加害を減らす努力妥当かつ必要


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まり、「すべての生命を等しく扱うべき」という理想と、「倫理実践には区別必要」という現実主義統合点は、“最小の苦しみで最大の配慮を”という原則になります

これはヴィーガン倫理の中核とも一致しますが、極端な思想でも科学至上主義でもない、「実行可能倫理」としての位置づけです。

Permalink |記事への反応(1) | 12:17

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anond:20250430120132

神経系による主観的経験と単なる生化学的反応は、情報伝達の「次元」が異なる

かに神経系による情報伝達も広義では「生化学プロセス」に含まれます神経細胞活動イオンチャネルの開閉、神経伝達物質放出といった化学反応を伴いますしかし、それは単なる分子のやり取りではなく、「情報統合・処理・意味付け」を行うシステムの一部です。

具体的に言えば:

神経系は、感覚入力統合意思決定・出力という「情報処理アーキテクチャ」を持つ

このアーキテクチャによって、痛みや恐怖といった**主観的経験的な意識状態qualia)**が生まれ

このプロセスは、単に信号を出すだけの植物ホルモン反応とは情報構造機能目的すべてが異なる

植物にも電気信号ホルモン伝達はありますが、それは**「事象に対する反応」以上のものではなく、「経験」「認知」「判断」「予測」といった高次機能存在しない**とされています植物情報を蓄積・統合して、意識的に何かを選ぶわけではないからです(Trewavas, 2005)。

例えるなら:

神経系コンピュータで、情報分析意味付けできるOSを持つ

植物の反応はサーモスタット自動販売機のような単純なフィードバック制御に過ぎない

したがって、両者を「同じ生化学情報伝達だから本質的に同じ」とする主張は、情報階層性・複雑性・機能的意義を無視した不正確な還元主義です。

Permalink |記事への反応(1) | 12:06

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anond:20250430115958

神経系を通じて生じた主観的な痛みや恐怖に基づく行動」も

生化学的な情報伝達」の一種だぞ

AIに丸投げで、出力されたものをチェックする頭がないと大変だな

Permalink |記事への反応(1) | 12:01

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anond:20250430115740

植物の防御反応と動物悲鳴は「構造意味も全く異なる」

あなたが挙げた「植物危害を受けたときホルモン放出し、それを他の植物が受容して防御反応を起こす」という現象は確かに科学的に確認されていますしかし、それはあくま生化学的な情報伝達であって、動物悲鳴を上げるときに起きていることとはまったく異なります

動物悲鳴は、神経系を通じて生じた主観的な痛みや恐怖に基づく行動であり、その背景には意識感情・中枢神経による処理があります。それに対して植物の防御反応は、予め組み込まれ化学スイッチのようなもので、判断意識もなく自動的に起こる生理現象です。

まり、「植物ホルモン放出して他の植物が反応する」=「動物悲鳴を上げて仲間が逃げる」と言うのは、「自動ドアが人を認識して開くこと」と「人間が状況判断で扉を開けること」が同じだと言っているようなものです。見た目の現象が似ていても、そこにある機構意味もまるで違います

そしてヴィーガン倫理の出発点は、「痛みや苦しみを主観的に感じることができる存在感受性のある存在)に不要な苦しみを与えないこと」です。意識も神経もない植物をそれと同列に扱おうとするのは、科学理解というよりは詭弁です

Permalink |記事への反応(1) | 11:59

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anond:20250430112943

動物は痛みに対して脳や神経系が強くストレス反応する」という事実があるだけで、

脳や神経系がないから痛みを感じないんだという逆の論理は成り立ちませんよね。

Permalink |記事への反応(0) | 11:48

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anond:20250430114421

オジギソウは神経を持っているのか?――植物の反応と動物神経系の違い

「オジギソウのように刺激に反応する植物があるのだから植物にも神経があるのでは?」という主張を耳にすることがありますしかし、これは動物神経系植物の反応機構混同した誤解です。

しかに、オジギソウは葉に触れると素早く閉じる「感覚運動反応」を示します。この反応は、刺激によって細胞内の電位差が変化し、それが隣接する細胞に伝わっていくという一種電気信号によって起こります。この「電気信号」という点だけを見ると、神経に似ているように見えるかもしれません。

しかし、動物神経系は**「ニューロン」と呼ばれる高度に分化した細胞によって構成され、情報を高速かつ精密に伝達・統合し、学習記憶情動などを可能にする中枢神経系(脳や脊髄)を持つのが特徴です。一方、植物電気信号は一部の細胞間を通じて比較ゆっくりと拡がる単純な伝達反応であり、意識や痛みの知覚、判断を行う仕組みは一切ありません**。

たとえば、オジギソウが葉を閉じるのは、「この刺激が危険か無害か」を判断して行っているわけではなく、反射的な自動反応です。動物が「痛み」を感じて逃げるのとは根本的に異なります動物中枢神経系によって「刺激の意味づけ」を行い、「痛み」という主観的体験を伴って反応することができます

したがって、「植物にも神経のような回路があるから動物と同様に扱うべきだ」という主張は、生物学的には成り立ちません。植物感受性や反応能力は確かに興味深く、過小評価すべきではありませんが、それをもって「植物も苦しんでいる」とするのは、科学的にも倫理的にも飛躍です。

Permalink |記事への反応(1) | 11:47

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anond:20250430114254

神経系

Permalink |記事への反応(1) | 11:43

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anond:20250430113702

脳も神経系存在しません。つまり、「痛み」や「苦しみ」を感知し、意識的にそれを体験する構造自体がないのです。

Permalink |記事への反応(1) | 11:42

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