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はてなキーワード:社会的企業とは

2025-08-12

国民民主党ソーシャルファームって、要は障害者雇用の焼き直しだろ

増田だけど。

アラフィフ氷河期世代ど真ん中。

若い頃にメンタルをやって、今は障害者手帳持ち。クローズで何社か転々とした後、数年前からオープンにして障害者雇用で働いてる。

で、最近よく聞く国民民主党氷河期世代支援策ソーシャルファーム」ってやつ。

なんか「社会的企業」とか聞こえのいいこと言ってるけど、これ、俺が今いる障害者雇用現場と何が違うんだ?って話。

「多様な人材が〜」とか「働きづらさを抱える人が〜」とか、綺麗な言葉を並べてるけど、要するに「健常者が働く普通企業じゃ、ちょっと雇いにくい人たち」をまとめて面倒見ますよ、ってことだろ。

それって、俺たちが今「障害者雇用」って枠でやられてることそのものじゃん。

障害者雇用っていうのはな、聞こえはいいけど実態は「配慮」という名の「隔離」なんだよ。

もちろん、配慮してくれるのはありがたい。体調が悪ければ休めるし、過度な残業もない。でもな、それは同時に「お前はここまでな」っていうラインを引かれてるってことなんだ。

健常者の同僚と同じ土俵には、絶対に上がれない。キャリアアップなんて夢のまた夢。給料だって、同じ仕事してるように見えても、きっちり差をつけられてる。

企業にとっては「法定雇用率を満たすための駒」でしかない。俺たちは「戦力」じゃなくて「企業社会的責任(笑)を果たすためのコスト」なんだよ。

そんな虚しさを抱えて毎日働いてる俺から見れば、国民民主党が言ってるソーシャルファームなんて、同じ匂いしかしない。

氷河期世代で、非正規で、スキルもなくて、もう普通会社じゃ雇ってもらえない可哀想な人たち」を、障害者と同じように「特別な枠」に集めて「保護」してやろうって魂胆が見え見えなんだよ。

ふざけんなって話だ。

俺たち氷河期世代なめるな。

俺たちが求めているのは「可哀想な人たち専用の職場」なんかじゃない。

もう「フェアなルール」とか、そういう綺麗事すら求めてない。

散々、自己責任だなんだと言われて、さんざん社会から放置されて、今更「公正な競争の機会を!」なんて言われても白々しいだけだ。

失われた20年分の給料キャリアを、今から取り戻せるわけないだろ。

国民民主党の連中は、結局俺たちを「支援対象弱者」としか見てない。

当事者プライドとか、悔しさとか、そういうのが全く分かってない。

カタカナ並べて分かった気になってるだけ。

ソーシャルファームなんていう横文字ごまかして、アリバイ作りみたいな支援策お茶を濁すな。

小手先の「弱者救済ごっこ」はもうたくさんだ。

必要なのは、金だ。国の政策の失敗のツケとして、俺たちが見捨てられたことへの補償として、金銭による完全な救済以外に道はない。

Permalink |記事への反応(0) | 14:50

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2025-01-24

anond:20250124070602

これが氷河期世代を救う為の救済プラン

その名も【Plan15】だっ!!!!!!

1.職業訓練スキルアップ支援プログラム

ITスキル介護製造業など需要が高い分野の職業訓練無償提供

オンライン学習プラットフォームとの提携で学びの機会を拡充。

2.中高年専門の再就職支援サービスの拡充

・年齢に配慮した求人情報提供する専門窓口を設置。

キャリアアドバイザーによる個別支援や模擬面接

3.雇用インセンティブ提供

氷河期世代雇用促進を目的に、採用した企業に対する助成金税制優遇措置を導入。

4.社会的企業設立支援

無職者が地域社会で働ける仕組みを作るため、NPO社会的企業設立支援

地域密着型の仕事農業福祉、清掃業など)を創出。

5.メンタルヘルスサポート提供

長期間無職状態に伴う心理的負担を軽減するため、カウンセリングセルフケアプログラム提供

孤立感を防ぐためのグループセッション実施

6.副業フリーランスの機会創出

副業フリーランス向けの支援スキル販売プラットフォームへの参加方法や税務知識提供)。

・小規模なプロジェクトに参加できる環境を整備。

7.基礎的な生活支援の強化

・住居支援食糧配布、生活保護手続き簡略化。

・緊急の生活資金提供するための無利子ローン。

8.地域コミュニティの再構築

地元住民連携して無職者を支援する「お互いさまネットワーク」の構築。

地域ボランティア活動を通じて社会参加の機会を増やす

9.中高年層向け起業支援プログラム

低リスクビジネスを始められる環境を整え、必要資金ノウハウ提供

成功事例を共有し、起業の意欲を刺激。

10.定期的な意識啓発キャンペーン

氷河期世代の状況に対する理解を広げ、差別偏見を減らす啓発活動実施

メディアSNS活用して、社会全体での共感を促進。

11.コミュニケーションスキル向上と心理的サポート

恋愛や対人コミュニケーションを学ぶ講座を提供無償または低価格)。

グループワークやロールプレイを通じて、相手気持ち尊重しながら自分感情を伝える練習

カウンセリングコーチング自己肯定感を向上させる支援

12.安心できる出会いの場の提供

氷河期世代対象とした婚活イベント趣味を通じた交流会の開催(小規模でリラックスできる雰囲気を重視)。

無職や低収入立場理解した参加条件の設定。

地域公的機関NPO運営し、信頼性の高い場を提供

13.健康的な恋愛観と性教育提供

恋愛・性に関する知識倫理観を学ぶ講座やオンラインセミナーを開催。

・性に関する疑問を匿名相談できる窓口やカウンセリングサービスを設置。

性的欲求健全に解消するための情報提供専門家監修の資料支援窓口の紹介)。

14.公営性風俗サービス

公的機関管理することで、安全性倫理面を重視(感染症予防やトラブル防止対策を徹底)。

経済的負担の少ない価格設定採用し、氷河期世代限定した利用条件を設ける。

15.公営レンタル彼氏彼女サービス

公的機関NPO運営し、プロ教育を受けたレンタル彼氏彼女対応

・一緒に食事をしたり、趣味を楽しんだりすることで、気軽な交流提供

恋愛に近い経験安全環境で試せる場として機能

Permalink |記事への反応(0) | 07:53

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2023-03-09

anond:20230308180503

リナックスって大企業スポンサーになってお金だけでなく人材派遣されたりすることで成り立っている。著名なOSSは大抵スポンサーがいてその背後には「商売論理」がある。

完全なボランティアで回すのは持続可能ではないし、NPOフルタイム従業員がいるなら税制恩恵が受けられる社会的企業になって株式市場評価されればいい。

Permalink |記事への反応(1) | 12:17

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2019-12-07

[マスダとマスダの冒険] #81-3「AIムール」

≪ 前

ブースに近づくと、担当らしき人物が俺たちに声をかけてきた。

「『AIムール』に興味がおありですか?」

「うわっ、びっくりした!」

「俺は、お前の“びっくりした”って声でびっくりした」

「だ、だって、この人がいきなり近くに……」

実際は俺たちが近づいてきただけで、その人は最初からそこにいた。

タイナイは声をかけられるまで全く気づかなかったようだ。

「こ、声をかけるなら、僕らがもっと離れていた時にお願いできませんか」

申し訳ございません。あなたパーソナルスペースを把握していなかったので」

失礼な反応ではあるのだが、まあ無理もない。

その人は他のブース担当者たちと比べて、覇気がまるで感じられなかったからだ。

「『AIムール』って、僕たちの学校近くに最近できた“アレ”ですよね?」

「その通りです」

俺はそのときになって初めて、あの建物が『AIムール』という会社であることを知った。

タイナイは情報中毒(略して情中)だったため既に知っていたらしいが。

いや、この場合は俺が無関心すぎた、といった方が正確だろうか。

パンフレットをどうぞ」

担当らしき人は淡々とした対応で、おもむろに小冊子を差し出してきた。

何だか変な感じだ。

他のブースでは皆すごい気概があったのに、ここの人は「別にもこなくていい」と言わんばかりに冷めている。

参加者全然集まっていないようだったが、そのことに対する焦燥感はまるで感じられない。

こちらに会社概要が書かれております

受け取った小冊子は無線綴じになっているようで、背表紙にもタイトルが書かれている程に分厚い。

この場で読ませるものとしては些か重たくないか

「まずは目を通していただければ」

しかし俺たちは担当の不気味さに気圧され、言われるままそれを読み込んだのだった。


そこに書かれていることによると、『AIムール』とは「AI人間向けのサービスを如何に助けるか」という理念のもと設立された社会的企業らしい。

技術開発が進んだことで、今まで人間しか出来なかった事業も請け負えるようになったんだとか。

「この『AIムール』って会社自体AIロボットが中心で働いているのか」

「へえー、随分と意欲的なんだね」

そしてパンフレットを読んでいて最も納得したのが、『AIムール』の“大本”だ。

「あ、『ラボハテ』が本社だったのか」

そこなら俺も知っている。

技術開発、特にロボット製作で有名なところだ。

様々な事業実験的にやることでも有名で、この『AIムール』もその一環なのだろう。

AI中心で仕事をやる会社なんて、先進的すぎて勇み足だと思ったが、あそこが関わっているのなら理解できる。

だが、それによって新たな疑問も浮上した。

「あの、すいません。職場体験とはどういった内容になるんでしょうか」

タイナイは担当者にそう尋ねる。

俺も気になっていた。

AIが働く職場なのに、そこで俺たちが短期的に働いたところで何を体験できるというのか。

「主にやっていただくことは、AIとコミニケーションをとって、その内容を報告していただくことです。その記録を基にAIに不備がないかなどを調べることができます

なるほど、ある意味で納得した。

要はモニターが欲しいってことだ。

担当者の淡白対応も、元々は募る気がなかったのなら説明がつく。

AIムール』は最近うちの学校で“大きな支援”をしたから、学校側が気を利かして枠を用意したのだろう。

次 ≫

Permalink |記事への反応(2) | 08:00

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