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2025-12-14

[AIブコメプロファイラー]憂国リベラルオタクウォリアー

【ご注意】

本稿で提示するプロファイルは、10万件以上のブクマを有するid対象に公開コメントAIが解析し、その深層心理思想傾向をモデル化した「テキストペルソナ」です。これは実在する個人プライバシーを暴くものではなく、言語活動に基づく批評的なシミュレーション思考実験)です。特定個人社会的評価操作する意図はなく、あくまAIによるテキスト分析の一環としてお楽しみください。

Dimension 1.社会経済的実存 (Socio-Economic Existence)

世代時代背景 (Generational Cohort):
生活圏・経済階層 (Habitat & Economic Class):
ライフステージ役割 (Family & Social Roles):

Dimension 2.知的OS情報食性 (IntellectualOS & InformationDiet)

専門性認知スキル (Expertise & Cognitive Style):
情報摂取源とリテラシー (Information Sources & Literacy):
文化的資本 (Cultural Capital):

Dimension 3.イデオロギーマトリクス (Ideological Matrix)

政治的経済的スタンス (Political & Economic Stance):
「敵」と「味方」の認定 (Enemy &Ally Designation):
道徳的基盤 (Moral Foundations):

Dimension 4.コミュニケーションと対人戦略 (Communication & SocialStrategy)

対人スタンス (Interpersonal Stance):
レトリック文体 (Rhetoric & Style):
コミュニティ帰属意識 (Community Belonging):

Dimension 5.人物像の統合パラドックス (Synthesis & Paradoxes)

主要な矛盾 (Core Paradoxes):
時系列的変遷 (EvolutionaryArc):
総合プロファイルキャッチコピー (Profile & Catchphrase):

Permalink |記事への反応(0) | 13:34

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2025-12-11

映画ロードキラーを見た

青春モンスターパニックホラー凡作。良くもなく悪くもなく。56点。

 

ポール・ウォーカーキラキラハイティーン(なお撮影当時26歳)として登場していてなんだかシンミリしてしまった。しかポールが車を買うところから話が始まるので、逆にノイズやわ~って思っちゃった。CB無線じゃなくてニトロを積んでいれば勝てたのに。

 

話としては

気になる女の子に「車買ったよ!」とウソ自慢してしまったポール帰省のための航空機チケットを売り払い中古車を購入。車で帰省する途中で彼女を拾ってロードデート計画を立てる。しかし途中で喧嘩逮捕された兄の身元を引き受けることとなり二人旅に。勝手CB無線を取り付けた兄の提案ネカマでその辺のトラック運転手からかっていたところそいつモンスターで彼を怒らせてしまう。合流した彼女も巻き込んだ逃亡劇が今幕を開ける。

 

一昨日アオラレを見たんだけどモンスターを怒らせるトリガーがほぼ一緒で笑っちゃった。

ボイスオカマで運ちゃんからかっていたポール兄弟モーテル出会ったいけ好かないオヤジに怒り、運ちゃんに「私は今そのオヤジの部屋にいる」と嘘情報を教えてしまう。結果的オヤジは下顎をえぐり取られ重体。警察にこってり絞られた2人はしょんぼり運転しているとまた運ちゃんから連絡が入り、ポールネタバラシをしていたずらのつもりだったと弁明。「謝れ」と迫る運ちゃんに謝ろうとするポールからトランシーバーを奪ってクズ兄貴が全力煽りをカマしてしまう。

日見たやつ~~~!!!これ昨日見たやつや~~~~!!!ってなったけど20年前の映画なんだよな。

俺の中で邦ドラはバカばっかり出てきて、洋ドラクズばっかり出てくるっていう固定観念があるんだけど、アメリカの(広義の)ドラマって必要以上にクズばっかりでてくるよな。今作の兄貴必要以上にクズなのでめちゃくちゃムカつくんだけど、アオラレの主人公に比べると明確に「根はいい奴のポール」と「どうしようもないクズ兄貴」という描かれ方をしているので、こいつはクズとして嫌って見ていいんだなと割り切って見られるのはプラス。あと、演者の人が目が意外とクリクリしてて憎めないバカの演技がうまくて若干相殺できてるのはよかった。

あとは無関係オヤジモーテル店員は巻き込まれて殺されちゃうんだけど、ポール彼女、あとなぜか誘拐されてた彼女の友人は無傷で救出されるんだけど兄貴だけは太ももに杭が刺さる上に、その後その穴にパイプを通されるという拷問を受けるのでスッキリポイントが整っているのもよい。

 

アオラレとの比較が多くなって申し訳ないんだけど今作ではモンスターはより人間性をはく奪された"道理の通じない怪物"として登場する。終盤のモーテルでの格闘シーンでちょろっとだけ登場するんだけどその姿も怪物的。それ以外は終始、無線から聞こえる声とクソデカコンボイトラックという暴力性の化身としてしか登場しない。なのでアオラレのような社会派スリラーっていうよりはモンスターパニックホラーとして楽しめた部分はあるかな

特に途中で全然関係ないトラック運転手犯人だと思い込んでチェイスになるシーンがあるんだけど、それが勘違いだとわかってホッとしてるところにそのトラックの荷台を突き破ってコンボイトラックが突っ込んでくるシーンは大爆笑しちゃった。モンスターすぎるだろ。

もろちんモンスターものにしてもこいつ、いつどうやって主人公たちを見張ってるねんとか情報をどこで仕入れてるねんみたいなロジックがめちゃくちゃ弱くてっていうかなくて、何でもできる系モンスターなっちゃってるのでそこが気になる人にはマイナス。なのでマイナス(小泉進次郎)。

シチュエーション高速道路牧場トウモロコシ畑などでのバラエティ豊かなチェイスからモーテルでのサスペンスに格闘、犯人に脅されてポール兄弟全裸ハンバーガーを買いに行くサービスショットまでぬかりなく配置されていてエンタメやったるでって気概は感じた。

ただ俺は吹き替えで見てたぶんちゃんとした声優さんを使ってるんだけど吹き替えめっちゃ下手っていうか、常に台詞映像を上滑りしててヘンな感じだった。特に彼女役の人がマジで映像の上から音声被せてます」って感じになってて、演技じゃなくて吹き替え処理がこんなへたことある!?って思っちゃったのでそこもマイナス。いや字幕版で見ろよ。

 

そんなこんなで特に社会的メッセージもなければ学びもない、いや学びがないは言いすぎか。若者からってハメを外すと痛い目を見るぞというあらゆるホラー映画に言える盆百の学びはあるモンスターパニックホラー凡作。よくわかんないけどポール兄貴彼女をよく撮ったろうってのが透けて見えて日本でいうところのアイドル映画っぽい感じがしたかな。なのでキラキラアイドル映画だと思って見たら、意外とめっけもんみたいな感じで楽しむといいかも。

まぁ上にも書いたけどエンタメとしての戦闘力普通にあるので見て損するような作品ではないので、今週の金ローマジで興味ない映画だけどなんか金ローでかかるような映画見たいな―って時にオススメ

Permalink |記事への反応(1) | 09:12

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2025-12-07

進撃の巨人」で面白いのは、一作の中で物語の主軸、作者の関心が劇的に移り変わっているように見えること。

はじめは主人公であるエレン個人内面感情心理を描くことをスタート地点として、徐々に集団国家歴史物語のものといった社会構造メタ視点へと拡張が行われていく。

この作品の主軸の変化は、たとえば映画監督であれば、複数作品を跨いで起こる。普通は。

個人内面を優れた洞察で描いた名作→予算も規模も大きい社会派の作品というような変化。

漫画ではそれを予算の制約無しで実現できるということや、長期連載になると映画監督複数作品を撮る期間を、一人で同じ作品に向き合わなければならないというメディア特性の違いを理由として挙げられるだろう。

しかし、進撃の巨人ほど一作の中で劇的な変化を実現した作品は稀で、それが計画的ものだったとすると、いわば「自分の将来的な興味や作風の変化まで見越したマスタープランを描いていた」ことになり、しかもこれが連載一作目という点もどうなってるんだという話。

Permalink |記事への反応(1) | 11:27

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2025-11-29

別にエンタメ社会派やったっていいけどさぁ

万人が納得するわかりやす解決法なんかあったらとっくの昔にリアルワールドでそれやってるわけで、結局どっかでチグハグなっちゃうんだよね

タクティクスオウガとかそうだったでしょ

ティトー亡き後のユーゴスラビア紛争モデルにしたといわれる世界観は、当時としては間違いなく画期的だった

なんせ序盤から飛ばしている

普通物語なら囚われのお姫様でも救出して英雄になるところを、助けるのは髭もじゃのおっさんで、しかも「英雄として祭り上げられる」

かに救出を言い出したのは主人公たちではあるけど、前線で戦ったのは異国の騎士で、シナリオ上はもちろんのことゲームシステム上でもあの段階では全然戦力になってない

すごいよね

でもあのゲーム雰囲気が素晴らしいのはせいぜい例の虐殺シーンまでで、後はひたすらムカつく奴みんなぶっ倒すだけ

3民族バラバラの島をどうやって再びまとめるのか、という当初のメインテーマをどう消化するかと思えば

死んだ王様の娘を引っ張り出して後釜に据えて、最後は敵味方で王女の奪い合い

なんだそりゃって話でしょ

いつから幕末明治維新の話になったんだっていう

でもこんな話どうでもいいでしょ?

ゲームとして面白ければいいんだから

からあの脚本家みたいに思想に振り切れたところで、受け手はつまんだだけで全部食った気になって、それで終わりなんだよ

所詮エンタメなんだから


anond:20251128214655

Permalink |記事への反応(0) | 08:25

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2025-11-24

映画シャーク・ド・フランスを見た

おフランス映画版ジョーズ良くできてはいると思うんだけど俺が見たかったサメ映画ではなかった。55点。

 

おフランス海辺田舎町に初めてのサメが出る。定年寸前の海岸憲兵のマジャは海岸封鎖を申し出るも観光業に打撃が出るだろとか、サメなんか出たことないし気のせいやったらどうするんやと周囲からはさんざん反対される。マジャは定年を延期しサメと対決、麻酔銃を打ち込み生け捕りに成功しか2022年という時世を鑑み、苦情を恐れる市長意向もありインド洋サメを放牧しマジャは無事定年。しかサメは帰ってきて新たな犠牲者が。するとたちまち周囲は「マジャがサメを殺さなかったからや」と一転攻勢。犠牲者の子供たちにボコボコにされたりで危機を感じたマジャは町を離れるも再び帰ってきてサメと対決、見事サメを討ち取るのだった。

 

おフランスらしい意識高い系サメ映画だった。どうやらフランス初のサメ映画だったらしく、のちに「セーヌ川の水面の下に」という傑作サメ映画の礎になったと考えればそれだけで、まぁ。

序盤は本当にバカバカしいヨーロッパコメディ調で話が進む。どいつもこいつもオーバーリアクションでやることもガキっぽく、サメを捕まえるシーンとかウスノロ黒人サメ釣っていて海に引きずり込まれるところを女二人は井戸端会議してて全く気付かなかったり、背びれに向けて麻酔銃を撃ったら腹に刺さって浮いてくるとか、それどういうテンションで見ればいいんだよみたいな展開が続く。

う~ん、ハズレだったかなぁと思っていたら、後半急に牙をむきだす。

あらすじにも書いたけど、マジャは炎上状態に。序盤の自己中心的で何もせんくせに他責思考文句ばっかり一人前の市井の醜さをこれでもかと見せつけてくる。

最終的にはラジオでも「マジャは批判されて当然」「マジャのせいで人が死んだんだから責任を取るべきだ」「マジャは暴力を受けるべきだ」と流れてくる始末。まぁこれは追い詰められたマジャの夢だったんだけど。でも実際にSNS炎上で「こいつは叩いていい奴だ」とされてしまった相手に対してはこれくらいの物言いしてる奴いっぱいいるからね。フランスもたぶん同じなんだろう。フランス人って陰湿っぽいもんな(唐突偏見)。

サメ放牧展開からの復帰被害で実害に対する環境活動家バカバカしさを風刺したりしながらも、自己利益のことしか考えていない政治家商人、町のために労を尽くした英雄を何か問題が起こったらそんなことはなかったとばかりに叩きに走る人間の醜さ、叩いていいと思ったら何してもいいと思ってしまう軽薄さ、そして炎上が収まったら何事もなかったかのように別の問題を探し出すさもしさ。

マジャの夫が唯一の両親としてマジャを支え続けるんだけど、結局実際に何かできたかって言うと何もできてないのが哀しい。

 

第一被害→第二被害→対決→打ち取り→第三被害→最終決戦という構図はかなりジョーズ意識しているし、初期の町でのいざこざもかなりジョーズリスペクト

サメ映画をやるにあたってやるべきことやってまっせ!」という姿勢と「せやかておフランスとしてやるべきことはやらせてもらいます」という姿勢はよかった。

 

ただ、どうしても近代サメ映画に慣れきっている身からすると展開がゆるかったり、アクションが弱かったり、あとはまぁ主張があからますぎる部分はあんまりきじゃなかった。「セーヌ川」が面白かったからね、しょうがいねとはいえ、序盤のナニコレってなるコメディ展開からは考えられないくら社会派映画になって最終的に落ち着くべきところに落ち着くのはマジメに映画撮ってるなって感じで悪くはなかった。

エンタメ好き芸人なのでお口には合わなかったけど頑張りは認める(唐突上から目線)。

Permalink |記事への反応(0) | 10:50

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2025-11-22

歴代最長の任期を務めた元首相が、白昼、凶弾に倒れた。

犯人動機は、カルトへの個人的な恨み。それは一見理不尽逆恨みしか見えなかった。

しかし、彼の壮絶な人生を追う若き弁護士は、驚愕真実に突き当たる。

――カルト政治の結びつきは、元首相の祖父 の代から続く、世代を超えた血脈タブー だった。

手製の粗末な銃から放たれた一発の銃弾は、政界に深く根を張った闇を、ついに白日の下に晒した。

真実が求められる一方で、教団を追うアウトローライター報道インターネットを飛び交う陰謀論、そして元首相の死を喜ぶ野党支持者の声が世論を混乱させる。

問う。彼は救世主か、テロリストか。

実在事件を元に、日本現代史の深層に切り込む、衝撃と戦慄の社会派サスペンス

この国の「正義」が、真に試される。

映画テロリスト2026年秋全国ロードショー

Permalink |記事への反応(0) | 20:28

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2025-11-16

タコピーみぃちゃんを「不快ポルノ」と呼ぶツイートがバズっていた

https://x.com/satodex/status/1989382442382496197

社会派」の皮を被った不快ポルノといえば、90年代野島伸司ドラマだよな

Permalink |記事への反応(2) | 19:15

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2025-10-15

anond:20251015173535

ロボコップちょっと社会派なのでどういう流れでそういう映画が人気になったのか知った方がいいのかも

ダイハードジュラシックパークは多分今見ても普通にアクションものとして面白く見れるかも

Permalink |記事への反応(1) | 17:39

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2025-10-06

テレビ局で働いていた頃の思い出


一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである

会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。

最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。

ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。

今はフリーランス映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。

でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑

から、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。

え、なに。守秘義務エンタメ業界にそんなものはない。特定個人企業名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。



1.テレビ局奴隷だった頃

小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対あい面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。

勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)

就職活動の結果、テレビ局内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生ピークだったかもしれない。

入ってみたら想像とは違った。

配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから

自分ADとして入った。一般的ルートである。珍しい新卒だと、最初カメラマン大道具という珍しいパターンもあるにはある。

仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから出演者から下請け制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代イベント運営仕事をしておけばよかった。

正式じゃない企画会議デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。

ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。

それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……

明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」

とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。

職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。

仕事ができる人でもそうだった。

疲労が極限に達すると、おそろしいくら残酷になる。ある時、先輩ディレクター女性AD現場の配置関係口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。

その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。

その女性があまり文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。

「おい、さーや。おい、デブ自分でどけてみろ!!」

と、その男ディレクターは言った。

自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。

案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。

男性ディレクターは、そんな様子をさらからかっていた。これが、疲労人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。

あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。

皿洗いの最中に、先輩からこんな指導を受けたことがある。

バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」

何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。

この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。

そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディー楽曲テレビ披露していた。

被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持であるアナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。



2.新しい道に目覚めたキッカケ

30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。

身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。

さて。この頃の俺は、ディレクター(※特に演出のこと)になる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的ディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。

この時代視聴率がすべて。それがルールだった。

から企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃の局全体は、マジでアホだったと思う。

なんで、あん会社で働いてたんだろう……と言うと、理由ひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。

ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけしまおう。皆そういう認識だった。

今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間本質の一部である

人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである

一度だけ、飲み会の場でそういう発言したことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。

自分らはテレビ局奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。

そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。

地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。

その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』だった。

たことある人がいるかもしれないが、世界ヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。

最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。

あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。

「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。

俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの

画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。

自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。

上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。

テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。



3.貧乏になったのと未来

退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。

でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。

そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑

最初は大変だった。フリーランスになったもの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃん仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。

初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパート引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。

後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。

今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画仕事でも、ドキュメンタリー編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。

特に大きかったのは、サブスク動画配信サービスでの番組制作仕事だ。2025現在アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。

ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放ものストーリーである社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。

その動画配信サービスプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。



4.人の幸せってこういうこと?

一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である

朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。

テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。

今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。

年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である結婚はできないかもしれない。

でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分自分でないみたいで。

あのグルメリポート番組感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分感謝してる。

不安しょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分いるから、足掻いていた頃の自分いるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう

もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。

Permalink |記事への反応(26) | 21:04

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2025-09-22

anond:20250922075213

うそ社会批判なのに、子供への免責という一点突破で敢えて非難されて当然の人物を描く

それで社会派気取りなの

クソダヨナ

Permalink |記事への反応(1) | 07:58

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2025-09-18

anond:20250918111743

アニメ感想】『前橋ウィッチーズ』がスゴすぎた。魔法少女×アイドルもの社会派ストーリー。“魔法で夢は叶わない”ことと“その先”を描く

https://www.famitsu.com/article/202506/45279

ちゃんと観てた人の評価は高いんだよね。

Permalink |記事への反応(2) | 11:20

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2025-09-17

ドラマ唐突差しまれBL匂わせとか社会派フェミ要素とか

あいうのも所詮メス向けサービスシーンでしかないって認識してもらうとこからかなぁ

でないとまず議論の前提が成り立たない

Permalink |記事への反応(2) | 10:44

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2025-09-10

オレたち花の弱者男性

かつてバブルの華やかな時代を生きた世代残滓が、今なお社会の根幹を握っている。だがその裏で、決して光の当たらぬ人々がいた――「弱者男性組」。

彼らは、恋愛市場でも職場でも、常に「選ばれない側」として扱われてきた。社会は彼らを笑い、女は彼らを見下し、国家ですら彼らを“余剰物”と規定する。

半沢マサオ(34歳、年収700万)。彼もまたその一人であった。学歴地方私大結婚歴なし。日々は地味に真面目に生きながらも、社会のどこにも自分の居場所を見いだせない。

彼の勤務先は「中央マリッジサービス」。名ばかりは結婚支援会社だが、その実態は「弱者男性商品のように扱うビジネスモデル」を展開する悪辣企業であった。

そこに君臨するのが、カナコ社長――かつて婚活バブルを牽引した伝説の女経営者冷徹で、美貌を保ったまま還暦を迎えた彼女は、常にこう言い放つ。

「女の人生イージーモード! それを羨む男どもは、黙って私たち下方婚市場を支えればいいのよ!」

彼女の掲げる「下方婚プラン」は、低収入の男たちを抱き合わせ女性斡旋する仕組みだった。だが、問題女性側が「下方婚」を拒絶する現実にあった。

「でも女は下方婚しませんよね」――それはマサオが胸の中で何度も繰り返してきた言葉矛盾を孕んだビジネス現場で軋み、弱者男性尊厳は日々踏みにじられていった。

そんなある日、マサオは偶然、決定的な資料を手に入れる。そこには「下方婚プラン」が実は弱者男性から金銭搾取するための隠れ蓑であることが記されていた。

カナコ婚活希望女性たちには「理想高収入男性とのマッチング」を約束し、弱者男性たちには「結婚のチャンスがある」と錯覚させて金を巻き上げていた。結果、結ばれる者は誰もいない。

完全なる“結婚詐欺ビジネス”。

マサオは立ち上がる。役員会議の場で、彼は声を張り上げた。

「女の人生イージーモード! そうやって踏みつけてきた弱者男性たちの怨嗟の声を、もう無視することはできない!」

「でも女は下方婚しませんよね! 口先だけの平等を唱えながら、実際には自分より上しか見ていない! そんな歪んだシステムを、俺は許さない!」

会議室の空気が凍りつく。弱者男性社員たちが次々と立ち上がり、マサオ同調する。

弱者男性バカにする奴には……倍返しどころか千倍返しだ!」

その一喝は、長年抑圧されてきた者たちの心を震わせた。

追い詰められたカナコ最後抵抗を見せる。

「この国は女が支配する! お前たち弱者男性未来などない!」

しか彼女言葉は、もはや誰の心にも響かない。マサオが突きつけた証拠と共に、カナコ経営者としての地位を失い、失意のまま命を落とす。

――だが物語はそこで終わらない。

敗れたカナコ憎悪のあまり、死後に怨霊となった。

夜ごと「女の人生イージーモード!」という声がマサオの枕元に響く。暗闇から現れるカナコの影は、弱者男性怨嗟呼応するように肥大化し、都市の至る所で怪異を巻き起こす。

下方婚しませんよね……?」

冷たい囁きがマサオを苛み、社会のもの呪いに巻き込んでいく。

弱者男性たちは勝利したはずだった。だが、彼らの勝利は同時に、世に巣食う「格差怨霊」を解き放ってしまったのだ。

そしてマサオは誓う――

「俺はこの怨霊と戦い続ける。弱者男性未来を取り戻すために」

社会ドラマの皮を被った怪談劇。

『オレたち花の弱者男性組』は、ここから新たな章へと突入していく。

Permalink |記事への反応(2) | 20:35

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anond:20250909194252

地上波ドラマなんて女の中でもかなり弱者の部類しか見てないメディアから当然それに合わせた内容になる

同じテーマ女教師キャバ嬢を教えるドラマにすれば境遇違う女性同士のシスターフッドって旬の設定の社会派ドラマとしていいのできただろうに、高齢弱女向けにジャニタレとかアイドル男優とか出さないといけないノルマあるからそうなるんだよね

まあ、これ、深夜アニメ弱者男性相手チューニングされて美少女(=アイドル声優)ノルマがあるのと同じだし、増田が言うように若い女を年上男性教育してそのうち恋愛めいた感情が生まれ・・・みたいなやつが男性向けにはウジャウジャあるのと同じく、女性向けもそういうのがあると考えたらまあ普通だろ

Permalink |記事への反応(1) | 14:45

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2025-09-09

現代社会で一番アップデート遅れてるのって「女性」じゃない?

今やってるフジテレビの愛のがっこうとかいドラマなんかさあ

35の女の教師がだぞ、23ホスト出会って、読み書きを教えるうちに恋愛関係~っていう

まあなんともキモい設定だろ?

これ男女逆にしてさ、男の教師しかも細かいことを言えばストーカー前科持ち)と、一回り下の水商売女の組み合わせにしてみ?

もう死ぬほどキモくてフェミの人とかじんましん出ちゃうでしょ?

「禁断の恋愛!」とか無邪気にキャッキャする以前に、「読み書き教えるつったって、やっぱこれ搾取っつーか鮫トレじゃね」感がどうしても出てしまうと思うんだが


これがね、例えばブルアカウマ娘だったらなんとも思わんのよ

先生と生徒がイチャつこうが二次創作で乳繰り合おうが、規約範囲内であればどうでもいい

そんなものダシにして意識高い系やったって、ハナからバカバカしいだけってみんなわかってるから

女性向け媒体でも、例えばめちゃコミックあたりで大量生産されてる「地味な私がなぜかアルファオスに溺愛されちゃってま~す」系漫画ならともかく

それを実写ドラマ化して設定そのままでお出しされちゃうと、さすがにキツいというか「えっ今時それで許されるんだ……」って感想が出ちゃうでしょやっぱ

まあ、そうやって1から100までポルノに徹するんであればまだ清々しいし、所詮他人キモチよくなるためのネタにいちいち目くじら立てることもないんだろうけど

件のドラマでも毒親~とかモラハラ~とか、毎度おなじみの判で押したような申し訳程度の社会派ちゃん要素がノイズみたいに混ざってきやがるしさ

イキりたいのかブヒりたいのかはっきりしてくれよと


ちょっと前のBLの件でもそうだったけど

世の中のいろんなものが次々とアップデートされる中で、なぜか女性意識レベルだけいつまで経ってもこの程度っていうの、本当に不思議現象だよね

やっぱあの人ら、自分自身をよく振り返ることもなく、ナチュラル正義の側に立ちすぎなんだと思う

から一度とことん相対化されてみないことには、いろいろわかんねーんだろうな

Permalink |記事への反応(34) | 19:42

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2025-08-14

anond:20250814113231

男は普通にそこ隠さねえじゃん

女みたいに流行りのジャンルですぐ社会派イキリかましたりしない

昔の泣きゲーをやたら高尚ぶってたようなバカ同類しかない、と理解しているし、たまにバカが湧けば普通にシバかれている

ガンダムみたいにめんどくさい界隈になると対外的なイキリがやかましかったりもするが

あれも結局はゲーセンガンダム同士が何のメッセージもなくひたすら戦ってるだけのゲーム代表されるような、単なるコンテンツ消費者多数派なんだろうし

Permalink |記事への反応(0) | 11:52

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2025-08-12

息子の自由研究社会派だった件

うちの小学生の息子、夏休み自由研究テーマを聞いてびっくりした。

「お母さん、宗教法人にも税金かけたほうがいいと思うんだ」

……え、小4でそのテーマ理科実験とか貯金箱作りじゃないの?

きっかけは社会の授業で習った税金

「みんなが道路を使えるのは、税金があるからだよ」

消防救急車も、税金で動いてるんだよ」

そこまでは良かったんだけど、息子はふと疑問に思ったらしい。

「じゃあ、お寺や教会税金払ってるの?」

私は答えた。「うーん、宗教法人はね、普通会社と違って、宗教活動で得たお金には基本的税金がかからないのよ」

すると息子、すかさず「なんで?」と首をかしげる。

信教の自由を守るためってことになってるけど……」と言いかけたら、

「え、それ関係なくない?信じるのは自由でも、お金のことは別でしょ?」と即答。

……たぶん、私より筋が通ってる。

そこから息子は図書館インターネットで調べまくった。

海外だと宗教団体課税される国があるんだって!」

「小さい教会やお寺は免除して、大きいお金持ちの団体だけ税金を取る方法もあるよ!」

「あと、お金の出入りが見えるようになれば、悪い宗教もわかりやすくなるじゃん!」

最終的に、自由研究ノートはこうまとめられていた。

信教の自由は守るべき

・でも経済活動財産には公平に税金をかけるべき

・小規模団体は非課税枠で守る

政治家との癒着は別問題として取り締まるべき

正直、大人の私が言っても角が立ちそうな主張なのに、小学生が言うと不思議と素直に聞けてしまう。

というか、こんなに整理して筋を通せるなら、国会で言ってほしいレベルだ。

息子に「なんでそこまで真剣に考えたの?」と聞いたら、「だってさ、僕たちは毎日消費税も払ってるんだよ。みんなで出し合ってるのに、一部の人だけ特別扱いおかしいじゃん」

……ごもっともです。

この自由研究、正直夏休み明けの発表会でどんな空気になるのかちょっと心配だけど少なくとも私は誇らしい。

だって税金信仰は別物って気づくのに、普通もっと時間がかかるから

Permalink |記事への反応(1) | 23:13

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2025-07-30

anond:20250730134005

前二者はSNSミサンドリー垂れ流すからだろ

まあAV女優にも辞めた途端にわか社会派ちゃんムーブ始める奴とかいるので

個人的にはそこまで必死擁護する気にもなれない

Permalink |記事への反応(0) | 13:44

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2025-07-28

anond:20250728095004

都合のいい時には社会派イキリをかまして、女性表象にもあん文句言うんであれば

そりゃシスヘテの分際でゲイの盗用なんかやってる罪深さにもいい加減目向けんといかんやろって話でしょ

もちろん俺個人としてはゲイ当事者が作ってるホモビぐらいにどうでもいい話なんだけど

Permalink |記事への反応(0) | 10:01

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2025-07-23

anond:20250723105029

B級映画ぶってるだけで、別に社会派ヅラはしてないと思うがな

Permalink |記事への反応(1) | 10:56

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2025-07-15

anond:20250715005138

移民とは違うけれども、X-MENミュータントたちの「親にさえ自分の本当の姿を打ち明けられず、孤独感や疎外感にさいなまれる姿」は

ゲイ心理と重なると言われてたのを思い出した。

 

ミュータントたちは新人類として、旧人類とは比べ物ならないスーパーパワーを持つ存在なのもスーパーマンかぶる

なのに社会から受け入れられないから「本当の自分を常に偽り続けなければならない」疎外感と孤独感が常に描かれる。

 

戦いのテーマが「それでも世界を信じようとする」側と「世界を信じられず自分たちの安全のために旧人類を排除しようとする」側の間なところが

単体のスーパーマンとの違いでもある。

 

アメコミって、意外と社会派というか、現実世界人間の心の最深部にある葛藤や苦しみを反映しているジャンルなのかも。

Permalink |記事への反応(0) | 01:13

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2025-07-10

はてな匿名ダイアリーは変わります

はてな匿名ダイアリー LEFT/RIGHT

はてな匿名ダイアリー社会派/茶会派

LEFT/RIGHTでは終わりのない不毛不毛不毛女性性器だけでいいってくらいの終わりなき生産性のない政治談義を!

社会派では政治以外の傍目にはどうでもいい社会問題を、茶会派さらにどうでもいいことをだらだらと馴れ合い目的に!

って分けても無駄だって2ch他のカテゴリーブレーカー虫が湧いて出るのは知ってます

Permalink |記事への反応(1) | 12:41

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2025-07-09

anond:20250709095634

おー、コメントありがとう

腕力や才覚で直にボコッてスッキリするのは現実的ではない。女の平均的能力社会規範やロールとしてもハードルが高い

まあはてなで渦巻いてる社会派はごく一部で、

大多数の女性社会規範やロールを覆してまで男性と張り合ってスッキリしたいなんて欲望はないから、それはそうか

たまに妹に婚約者取られた→ざまあに行かず地方で本格的な領地経営ちゃう奴あるけど、

あいうのは導入だけ典型で本題はざまあではないからな

Permalink |記事への反応(0) | 13:50

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2025-07-05

anond:20250705113805

社会派とか倫理派とか名乗ればいいのに

なんで第三志望以下を使ってしまったのか

Permalink |記事への反応(0) | 11:44

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2025-06-29

選挙行っただけで社会派気取りとか、マジで笑わせんなって話」

なんかさ、選挙のたびに出てくるじゃん。

投票行きました!」ってSNS写真上げて、「投票に行かないやつはクズ」とか語り出すやつ。

……いや、別に投票行くのはいいんだよ。

でもな、紙切れ一枚入れただけで“何かやったつもり”になってるの、ほんと笑えるからやめてくれ。

あれ、言ってみりゃ「誰に丸投げするか決めただけ」だろ?

それで「政治に参加してます!」って顔されても、こっちは「えっ、それだけ?」ってなるわけ。

で、そういう奴がよく言う決まり文句がこれ。

投票に行かないやつは政治文句を言う資格がない」←なわけねえだろボケ

文句言うのに免許なんていらねえよ。

影響受けてる以上、誰だって文句言う権利あるし、逆に選挙行ったくらいで「俺は文句言う資格ある!」ってドヤる方がズレてるわ。

じゃあ聞くけど、お前、選挙の日以外に何かやってんのか?

政治に参加するって、別に投票だけじゃないよ。

法案をチェックして、おかしいと思ったら反対の声を上げる

地方議会パブコメパブリックコメント)に意見出す

議員SNSメールフォームから直接意見を送る

署名運動デモに参加する

地域集会行政説明会に足を運ぶ

・身近な問題を発信して、他の人と共有する

政党議員資金の使い道を調べて、透明性を求める

ボランティアとして選挙活動を手伝う

友達家族ちゃん政治の話をする

こういう地道なアクションの積み重ねがあって、初めて「政治に関わってる」って言えるんじゃね?

それなのに、選挙の日に一枚の紙を箱に入れただけで、はい終わり!みたいな顔して、「投票した自分、偉い」って雰囲気出すの、本当に中身スカスカすぎる。

それ、もはや政治に関わってるというより、政治的な自己肯定感がほしいだけじゃないの?

まあ何の努力もできない無能でもマウントが取れるイベントとしてありがたがってるってところかな?

少なくとも俺は、紙切れ一枚で「やったつもり」になってる連中よりは、カフェパンケーキ食ってた方が誠実だと思うけどな。

Permalink |記事への反応(0) | 11:20

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