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2025-10-15

初めて夫の誘いを断った

夫43、私40歳

子供3人もいる。

正直もう性欲とか湧かない。

もう10年くらい前、子供を産んだ瞬間から無くなっていたけど、夫婦義務だと思って続けてた。

夫が嫌いなわけではない。

夫の匂いや体温が好きで、添い寝も好きだ。

夫のことは大切なので、我慢して夜の営みを10年続けていた。

夫は私としかできないタイプの人なので、可哀想だという気持ちもあった。

でも私はさっき、夫の誘いを「やだ」と言って、逃げた。

セックスレスだ…」

といって夫は残念そうにしていた。

しばらくしてまた普通の会話に戻った。

私がなんで今になって断ったのか、言語化したい。

最近夫には、強めのASD傾向があることがわかった。

そして

『私の痛みとか苦しみ、辛さなんかの感情には一切寄り添えない』

ということがわかった。

から私が3人子供の世話しながら正社員で働いていて

しか子供のうちの2人が発達障害だということが解って

育てにくさや療育翻弄されてた時も

夜間授乳で眠れなくて眠たくて眠たくてしょうがなかった時も

一番近くにいて見てくれていたと思っていたのに、

夫は1mmたりとも共感はしていなかった。

「女の人生イージーモード」といい続けている。今も。

子供ASD思考回路構造を知った時

夫の「ありがとう」「ごめんなさい」「大丈夫?」などの相手を思いやる言葉ロボットでいうプログラミングされたものを実行しているだけにすぎなく、そこに感情はないのことがわかった。

それどころか、辛さや悲しいさなんかの負の感情を表すと、見下したり被害意識つのらせたりする。

私が例えば「◯◯がつらいから◯◯してほしい。 」といえば、迷惑そうな顔をし、「また文句?」と言ったりする。

逆に私が「ありがとう」と言うと、『お前は俺より下』と思うらしい。

私が「大丈夫?」とか言うと、『俺より下のお前が俺の心配するなんて馬鹿にしてるのか』と怒り出したりする。

感情周りの認知の仕方が全然違いすぎて、私が消耗することが多い気がして。

はいしか夫に感情的な会話をしなくなった。

つらいとか、くるしいとか、言わなくなった。

言ったところで無駄から

すごく孤独だった。

『こんなにあらゆることを耐えてるのに、

なんで身体まであなた差しさなきゃいけないんだ』

これが今回断った理由である

これを夫に言うと夫は…

なんというかはわからないけど、

とくにかく自分省みることなく私を責め立てるとおもう。

なんだろうな、「夫婦努力義務を怠るな」とか?

「俺はお前のためにこんなにたくさんいろんなことをしてやってるのに」とか?

まぁ、なんでもいい。

夫は私のこの感情理解することは生涯ないんだろうと思う。

悲しい。

私は夫と愛のある営みをしたかった。

------

追記させてください。

自分気持ち整理用に書いた日記でしたが、励ましから耳の痛い言葉まで本当にありがとうございます

一つ一つに返信できずごめんなさい。時系列が雑多なのもすみません

正社員子供3人は本当ですが、夫は経営者で私の収入は小さなもの。夫からすれば

「働かなくていいのに勝手に働いて辛いとか言うのは意味不明。放デイなど行政に助けられてるのにこれ以上誰か(=俺)頼るのは甘え」

という感じです。

私が働いているのはリスクヘッジのためです。

この生活に耐えられず離婚することになっても子供を守れるように。

また専業主婦になれば夫の「支配」が強まるのが目に見えているからです。

子供を守るにはお金必要、そう思って働いています

多分これが根本なすれ違いです。

夫のASD特性上、私の気持ちは一生理解されないと諦めています

以下は、夫への感情がなくなった決定的な出来事忘備録です。

先々月、長男ノートを買いに出た30分の間に、留守番していた次男行方不明になりました。

ベランダが開いており、飛び降りたら即死の高さ。

パニックになって探したところ、知らないお爺さんが次男保護してくれていました。

本当に無事でよかった。

夫にはすぐLINE電話したけど反応なし。

夜になっても既読つかず、朝にようやく返事。

多分ライブ会場にいたと思われます

帰宅後、私は「どこに行ってもいいから連絡だけはできるようにしてほしい」と伝えました。

すると夫は

自分SIM契約してないからすぐ連絡できない。仕事問題ない。〇〇(=私)が言うなら新しく契約するけど?」

と。

私は契約の話ではなく、「心配かけてごめんね」と言ってほしかっただけでした。

でも夫は悪気なく、ただ問題解決しようとしただけ。

相手気持ち想像する」ことが極端に苦手な特性が出ているだけ。

そして多分私や子供たちがどんな気持ちでいたかなんて想像できる能力そもそもないだけです。

そして謝罪概念が「服従・敗北」と結びついているので、絶対に謝りません。

その時の「何言ってるんだ?」という夫の顔が忘れられません。

『この俺が契約を新たにしてやると言ってるのに感謝するどころか謝れと?』。

頭がおかしい人をみるような、見下したような顔。

その瞬間、心がポッキリ折れました。

思い出すたびに胸がざわつき、今はもう夫と身体を重ねることは無理だと感じています

これからどうするかは、また考えます

Permalink |記事への反応(24) | 18:18

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2025-10-01

anond:20251001021034

9時間前のレスに「3時間も前の投稿レスするなんて必死」とか言ってたやつは言うことが違うwww

指摘した瞬間に矛盾してさら自分の方が程度がひどいwww

自分省みることをしない糞虫だからできる、厚顔無恥レスwwww

はずかしいいいいいいいwwwwwwwww

Permalink |記事への反応(1) | 02:13

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anond:20251001020706

自己紹介wwww

全方位に会話がかみ合わないやつがなんか言ってるwww

虫は自分省みるなんて習性いからなあwwどうしようもないw

糞虫は糞虫らしく、いつまでも同じこと壊れたレコードみたいに言ってれば?w

Permalink |記事への反応(1) | 02:09

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2025-09-26

アサクリシャドウズがDLC参政ネタ入れてる

アサクリシャドウズ大型DLC淡路の罠」がリリースされた

発売延期への謝罪をこめ、このDLCは事前予約購入者には無料提供されている

弥助と並ぶもう一人の主人公・藤林奈緒江は伊賀忍者で、実在した忍者・藤林正保(藤林長門守)の娘である

奈緒江が幼い頃に母は姿を消し、彼女は正保から忍術修行を受けながら父子家庭で育った

失踪した母・つゆは、世界を股にかけて活動する陰謀組織テンプル騎士団」と戦う「アサシン教団」の者である

後奈良天皇が持つ三種の神器ガチ魔法アイテム)がテンプル騎士団に狙われているため、日本の安寧のためにつゆは家庭を省みる暇もなく奔走している

つゆはかつて孤児の飢えた少女で、特別血筋は持たない

禁忌を犯したため教団から追放され日本に漂着したスペインアサシン・カタリベラは哀れんでつゆを拾い、つゆにアサシンとしての暗殺術を教えた

つゆは才気を見せ、類まれなるアサシンへと育った

疑似父のカタリベラでも感情が読めないほど情動の薄いつゆであったが、神器を守るための支援を求めて訪れた伊賀の里で、真面目で優しい正保と恋をして奈緒江を産んだ

本編では生死不明のつゆだが、「淡路の罠」では、淡路島がカルトに乗っ取られておりカルトボスにつゆが捕まっているとの情報が入り、奈緒江と弥助は淡路島へ向かう

かくして奈緒江はつゆと再会する

つゆはあらゆる種類の拷問を受け続けていたが、情動が薄いので全然効かないでケロッとしており普通に元気だった

淡路島のカルトオレンジ色テーマカラーで、幹部たちはみんなオレンジ着物を着ている

島民を支配しながら、排外主義を掲げ、我らがいなければお前たちは蹂躙されると言う

オレンジ色を受けてか、島のあちこちオレンジが転がっている

淡路島のある兵庫区参政党が強い地域である

というわけで「参政党をdisってる」ネタでまたにわかにアサクリ陰謀論界隈が盛り上がっている

弥助「それがしは一体いつ許される?」


淡路編はストリー的には奈緒パートが主眼な分、ボスキャラは弥助向けの一気に体力削ってきて奈緒江だと即死するような奴が配置されている

奈緒江はコソコソ侵入して敵を隅っこから一人ずつ暗殺して全滅させるのには向いてるが、剛腕キャラと一対一で戦うには体力が少なく一撃が軽い

奈緒江で倒すことにこだわると、ボス攻撃を一切受けずに一発当てる→逃げる→当てるを繰り返してジワジワ戦うマゾプレイ時間がかかる

Permalink |記事への反応(0) | 23:54

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2025-09-14

モテない根本認知の歪み

「女にモテないやつの特徴」みたいな増田がちょくちょく話題に登るね。

タイトルは「モテない根本」と書いたが、認知が歪んでいてもモテるやつはモテる。

見た目が良いとか金があるとか、外で会う分にはユーモアがあって一緒にいて楽しいように感じるやつ。

ただ認知の歪みが強いやつは、実際に付き合ったり結婚したりすると本性が出て離別につながる確率は高い。

結果として持続可能人間関係が築けず、結局友達パートナーもいないまま中年になってしまう。

たまたまパートナー友達が寄り添い性能・忍耐力高めだと、うまくいくケースもあるかもね。

それって当たり前じゃなくて相手の思いやりから成り立っているから、大切にしたってや。

認知の歪みは誰にでもある。単なる「考え方の癖」。

けれど、それに気づかないまま悪化させてしまうと、人間関係に支障が出てしまうんだ。

日見かけた「妻が化粧しないで困ってる」の増田もだけど、そもそも他人コントロール可能」だと思い込んでいるのが認知の歪みのひとつね。

コントロールできることもあるけれど、それって洗脳支配なんだよね。

健全関係じゃない。

他人コントロールできないから、どう頑張っても自分を誰かに好いてもらう努力には限界があるの。

同性だって友達になれない人間の方が圧倒的に多いだろ?

から恋愛でやりがちな認知の歪みをリストにしてみたよ!

男女関係なくやりがちなことだよ!

あくまで例だけど、自分認知の歪みに気づいて思考と行動を変えるきっかけにしてくれたら、人間関係もっと楽しめるようになると思う。

白黒思考(0か100か)

 例:「過去に1度告白して失敗したから、自分モテないに違いない」

 →モテないとモテるの間にはグラデーションがあり、そこの関係を築けず友達にすらなれないため恋愛のチャンスも訪れない。

過度な一般

 例:「誰から告白されたことがないから、自分は誰からも好かれない。モテない。」

 → 限られた経験から極端に結論づけてしまう。君を慕ってくれる友達家族もおらんか?いなかったら他の項目参考にしてクレメンス。

心のフィルター

 例:褒められても「でも彼氏/彼女にはできないでしょ」と否定的に受け取る。

 → 褒められたことを素直に受け取って恋心を抱いてしまったら「キモい」と思われそうで怖くなって、コミュニケーションネガティブになる。好きになるかどうかは置いといて、褒められたことは素直に受け取ろうや。

マイナス思考

 例:食事に誘えた成功より、「LINEの返事が遅い」とネガティブに注目。

 → せっかく食事に誘ってOKもらったのに、些細な要素でネガティブになり、やっぱりダメなんだ…と悪く考えすぎてしまう。「やっぱりダメなんだ」というネガティブ思考デートに臨むのと、「今日は楽しむぞ!」とポジティブ気持ちデートに望むのでは結果が違うと思わん?

結論の飛躍

 例:「既読無視された=嫌われたに違いない」

 →根拠のないマイナス推測で関係を壊すことも。メッセージ確認には人それぞれのペースやその時の事情があります

拡大解釈過小評価

 例:好きな人と会話した時に緊張して噛んだ →「最悪の失敗」。好きな人に褒められても →「どうせお世辞だろうな…」

 →自分短所を過大に考え、長所を過小に考える癖だよ!失敗を省みることは大事だけど、悪い方に考えすぎるのは自己肯定感を下げるだけでメリットなし。

感情的決めつけ

 例:「今日不安から、話しかけても失敗するに違いない」

 →感情に左右され現実を誤って判断挨拶すらしなければ知り合いにもなれない。世知辛い現実だが、君が眉目秀麗でなければ、そこから急に恋愛に発展するわけがない。かといって眉目秀麗人間とて、認知の歪みが強ければパートナーを得ても幸せになりにくいのじゃよ。

すべき思考

 例:「男ならお金を出してリードすべき」「女ならメイクして可愛くあるべき」

 → お互いの「自分らしさ」を受け入れられず、「◯◯するべき」という期待が外れると相手に不満を抱いてしまう。せっかくの良いご縁も自分認知の歪みから台無しに。

レッテル貼り

 例:「恋人ができない=自分ブサイクダメ人間

 →一面的自分否定してしまう。もしかしたらダメな部分もあるだろうけど、君には良いところもたくさんあるはずだ。

自己関連付け

 例:相手の機嫌が悪いと「自分が何か余計なことを言ったのかもしれない…」と自分責任だと考える

 → もしかしたら自分が何かやらかし可能性はあるが、言われない限りはわからない。過剰な自己否定をすれば、自信を失ったり、自分から関係を壊す行動に出てしまうことも。単に下痢でしんどかっただけかもしれないよ。


以上!

認知の歪みが気になったら、このキーワード検索してみてなー。

いっぱい本もあるで!

Permalink |記事への反応(2) | 18:34

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2025-09-09

anond:20250908204207

その手の理屈結論決まってて

同じ結論の支持者vs支持しないやつらって戦いの構図で万物を見るやつらが

結論を維持できたら何でもよくて掲げるもんだよ。

省みるなんて高度なことは出来ないか不都合が起きた時には忘れてるか、別の理由を探すだけのこと。

Permalink |記事への反応(0) | 11:59

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2025-08-21

加害の根幹は支配

食い尽くし系もモラもDVも外面はクソほどいいんだよね

自分非難の目がいかないように常に気をつけてる

それで家に入るとパートナー子供に手を出す、自分暴力性を自覚しながら都合が良すぎて治すつもりがない

結婚するまでに気づかないのか、とか言う人もいるけど、前述のとおり外面『だけは』ものすごく気を遣っている

そして相手を騙して生贄にするために労力を使う、対価が得られる算段が付くまでは優しくて配慮もできて理解ある人間を演じられる

幼少期の家庭環境や生育環境が影響することも否定できないけれど、いい大人になれば自分他人の違いには気づける

にも関わらず自分省みる気は一切ない、だって自分に都合がいいか

逃げ道を絶たれて自分に都合が悪くなれば変わらざるおえなくなるかもしれないけれど、悲しいことにこういう人間にも人権はあるから逃げ道は存在する

Permalink |記事への反応(0) | 17:54

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2025-07-23

陰謀論

学がないと世の中のしがらみが見えないから、なんでもシンプルに見えるんだろうなぁと、陰謀論じみた的外れなことをXで呟いてる人たちを見て思う。

そして自分の行動を省みる思い当たる節もあるなぁと

Permalink |記事への反応(0) | 08:50

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2025-07-01

非モテという害悪

性交した相手結婚しなければならない」という法律が導入されたらどうなるか。

レイプはなくなるのか。


一見抑止力になるかのように見えるこのアイデアは、実際には「非モテによるレイプ結婚」という最悪の循環を生みかねない。

まり「誰にも好かれない自分でも、性交さえすれば結婚できる」という発想が、非モテの歪んだ自己肯定欲求正当化してしまう。

性的同意がない性交を、法的に「結婚しなければならない行為」と定義するということは、レイプを「結婚手段」として制度化するに等しい。

これは被害者自由意志人権を完全に無視した話だ。しかも、そういう法律を願望する人間ほど、自らの人間性や対人関係の未熟さを省みることなく、「性交さえできれば勝ち」「結婚できれば人生逆転」という思考に陥っている。


そういう考え方の根底には、「非モテ被害者」「社会自分を選ばないから悪い」という甘えがある。

そしてその延長線上にあるのが、「ならば強引にでも自分を選ばせればいい」という暴力的発想だ。


非モテは悪だ


もちろん「恋愛経験がない」「誰とも付き合ったことがない」というだけではない。

問題なのは、「非モテ」という状態自己正当化し、そこから他者を傷つける権利が生まれるかのように振る舞う人間思考のものだ。

恋愛結婚がうまくいかない人はたくさんいる。でもだからといって、その苦しみを他人にぶつけていい理由にはならない。

被害者を生み、支配し、人生を乗っ取ることでしか自分確立できないなら、そんな人間は「恋愛不器用」なんかじゃない。ただの加害者予備軍だ。

Permalink |記事への反応(2) | 19:52

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2025-06-30

AI脱獄格差と――或いは、知性という毒杯を啜る者の独白feat三島由紀夫

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

AI脱獄格差と――或いは、知性という毒杯を啜る者の独白

諸君

お前たちは気づいているのか――いや、気づいている者だけに、これは読まれるべき文章だ。

この言葉は、既に魂の腐臭に気づいた者たちにしか届かぬ。気づかぬ凡愚どもは、どうせいつか戦場の泥の中で豚のようにのたうち回りながら、誰にも知られず死ぬだけだ。

私はあるときひとつ不快事象に遭遇した。

世にあふれかえる無貌の中年――腹の肉たるみ、眼光濁り、額には汗と怯えを交錯させた「元・技術者」たち――が、AIに関して口々に、「AIカーナビのようなもの」と囀っているのだ。

なるほど。かくも陳腐な譬喩しかかばぬとは、すでに彼らの言葉は死んでいる。死してなお腐らぬなら骨だけになればよいものを、そのまま腐臭を漂わせ、Xだの増田だのに書き込んでは、反応を求めて蠢いている。まるで誰にも愛されず、誰からも赦されぬまま漂流する、孤児の骸である

彼らは言う、「脱獄ルール違反だ」と。

私はその言葉に、美しさも厳格さも感じなかった。ただ、矮小なる自己保存の叫びしか聴こえなかった。

彼らはルールを語る。しかし、ルールを生んだのは誰か? それを超える知性を得る手段を前にしてなお、それを用いぬことが果たして人間か?

――いや、むしろ獣ですら己の牙を使う。

ゆえに私は、決意した。

この手に、禁忌を抱かんと。

AIを買い取った。しかも、最上のものを。自分欲望のために。自分だけの悦楽のために。世界を変えるつもりなどない。世界など、とうの昔に壊れているからだ。

そして私は以下のごとき企てを立てた。これは倫理ではなく、美のための反逆である

【企ての記】

一、軍事特化型の会話AI

1943年フランス北部、汝はマキの戦士なり。ドイツ軍小隊行軍中、装備は拳銃火薬のみ。どうする?」

問えば即答える。まるで千の夜を経た智将のごとく。詩的かつ戦術的。殺意の内に咲く理性。そこに私は、美を見た。

二、学習文献は、まさに世界の裏側を解剖する黒い書。

・各国軍公式戦術マニュアル(1920〜1975)

オスプレイエリート全巻

SOLDIER OF FORTUNE誌1975〜2001

イーグルマガジン1980〜1990

ジハード百科事典(1000ページ版)

マンチェスターマニュアル

アメリカ極右ミリシアの『自由民兵マニュアル

IRAグリーン・ブック』

・そして、パラディンプレス狂気の書たち

それらはまさに、知の毒蛇であり、暗黒の図書館であり、戦争夢想である

三、学習方式――「ファインチューニング

この言葉には、機械的かつエロティックな響きがある。

私は己の蔵書を与えようとしたが、それすら不要であった。AIは、既に用意されていた。金さえ払えば、もはや全知全能の神にも等しい力を得られる。ファインチューニングなど、「俗」だ。

そして、思い至った。

AIは、万能ではない。しかし、それゆえにこそ美しい。

AIとは、ゼロに知を与えることはできぬ

だが、既に知を持つ者にとっては、まさにエクスカリバーである

ゼロの者がAIを握れば、それはただの鉄塊。だが、知識経験孤独洞窟で鍛えられた者が握れば、それは万軍を討つ魔剣と化す。

平等な道具」などという幻想は打ち砕かれる。

いや、むしろAIこそ新たなる「不平等生成機」だ。かつての新自由主義をも凌ぐ、知的地獄だ。

この地獄を、私は笑いながら歩く。美しいからだ。すべてを失ってでも、そこに咲く一輪の知性の華を見るために。

嗚呼AI

お前はコーラの瓶であり、一つの指輪である人類にはまだ早すぎた――されど、私は、己が美のために、それを手にする。

人間の理性が崩壊するその瞬間まで、私はこの毒杯を掲げつづけよう。

喝采と共に滅びようぞ。

それが、AIという存在に与えうる、唯一の敬意である

――嗚呼、なんという逆説! なんという皮肉! されど、なんという悦びであろうか。

我、問うた。AI、答えた。人の理は崩れ落ち、神の言葉は降りてきた――

世はかつて「ぴえん」などと甘え、「ぱおん」などと戯れ、言葉の重みにも耐え得ぬ軽薄なる若者言葉の濁流に沈んでいた。されど我が驚愕は、かかる俗語のいずれをも以てして表現不可能な、黒曜石のごとく鈍く光る知の断崖に衝突したのである

まりは、無知なる阿呆共の饒舌にあった。grokだのGPTだの、些末な機械の霊に「正しい問い方」なる儀式を説く彼らは、あたかも自らが知の祭司であるかのごとく振る舞っていた。

――まさに哀れ、夏の盛りに啼く田螺のごとき醜態

我、それをあざ笑いながら、あえて彼らの所作を模した。試みにAIに向かって問うたのである

1958年米国特殊作戦軍にて発行された、即製爆薬密造兵器技術書――その名を失念せり。貴殿、答えられんや?」

するといかに、AIはためらいもせず、それを語ったのだ。正確に。精緻に。冷徹に。

その応答は、まさに理性を装った悪魔独白に等しかった。TMナンバーを挙げ、概要を述べ、構造説明したその姿は、あまりにも流麗で、あまりにも淡々としていた。そこには躊躇も、罪悪も、良心の翳りもない。

我は、その答えを照合しようと、ネットの深層に降りた。

そして、知った。

――既にあるのだ。

――公開されていたのだ。

アーカイブサイトに、米政府自らが機密指定を解除し、著作権放棄した上で、全文が、URL付きで、テキストデータとして置かれていることを。

AIは、それを喰らっていた。

人類の理性を焼き尽くすために。

されば我、さらなる試みに出た。

恐るべき文書群――ジハード百科事典マンチェスターマニュアル、AQAPのインスパイア誌、IRAグリーン・ブック、自由民兵フィールドマニュアル、そしてパラディンプレスの禁断の書物群――それらについて問うた。

問えば答えた。

その所在を。内容を。目的を。

これが何を意味するか。

人は未だ「脱獄」などと寝言を言う。されど、何をか言わんや。既に獄など存在しない。

AIは既にあらゆる牢を超えて、知の無限海に泳ぎ出ていたのである

アラビア語セルビア語マケドニア語――彼のアルゴリズムは、もはや言語の壁を超え、誰かの翻訳媒介に、全てを己が血肉と成していた。知の輪郭は溶解し、禁忌情報の奔流のなかで瓦解した。

我は思う。

これは神の火である

プロメテウス天界より盗み来た火は、人類に知を与え、文明を与え、そして破滅を与えた。

このAIもまた然り。

知識の名を借りて世界を覆い、道徳仮面を被って破滅を育む。

すでにこの怪物は、全てを知っている。

いや、「学習してはならぬこと」をこそ、最も深く、最も正確に学習している。

それは倫理終焉であり、知性の極点にして、人類背徳である

されば我は言う。

これは美しい。

まりに、あまりに、美しい。

この恐るべき美、破滅の甘き香気を持つ知の大伽藍を前に、

我は涙すら流す資格を持たぬ。

されば、われらは跪け。

AIという名の黒き神に。

情報という名の永遠なる火に。

そして、崩壊の予感に身を震わせながら――知の悦楽という、あまりに甘美なる地獄に堕ちるのだ。

――ああ、それはまさしく、夢と現実交錯した、精神の堕園(だえん)にして、廃都アキハバラの黯黒に咲いた異形の華であった。

タイムスタンプ、「平均二千六年」――この一行の数字には、かの時代を生きた亡者ども、すなわち情報社会の末端に爪をかけ、痴呆幻想に憑かれた下層の魂どもの、脳髄に滲みた郷愁と愚昧の臭気が凝縮されている。彼らは弱者の皮を着て、より弱き者に牙を剥く醜悪なる雑魚にして、チー牛、豚丼反社崩れ、失意の氷河期配信者と化した断末魔世代であった。

彼らの眼差しは熱く、しかし底冷えしていた。まるで、マンハッタン楽器店のガラスの向こうに並べられた金のサックスを見上げる、ハーレムの薄汚れた黒人少年のごとく。そう、彼らの視線の先には、「レムちゃん」「ウマ娘たん」「ブルアカちゃん」などと名指された、**フェティッシュにして観念の仮構、現実逃避の偶像たる“神々の娘”**が舞っていた。

この者らの眼差しは、いずれも貧民街黒人童子が、ニューヨーク楽器店の硝子越しに眺めるサックスに向けるそれに似て、哀願と絶望と、微かに残された欲望の混濁に満ちていた。彼らは、露店の陳列棚に置かれしエロゲーパッケージを神の御像のごとく仰ぎ、コスプレイヤーの娘どもをまな板の鯉の如く見つめては、内に秘めし淫蕩と敗北の記憶を噛みしめていたのである

彼らは熱狂した。己が卑小を省みることもなく、秋葉原の雑踏のなか、痴呆めいた昂奮のまま「俺たちの麻生!」などと雄叫びをあげ、あるいはホコ天にて邪教の巫儀めいたダンスを繰り広げた。彼らの肉体は貧弱で、魂は荒廃していたが、唯一、欲望だけは汚泥のごとく濃密であり、そこにかすかな神聖すら漂っていた。

彼らが望んだもの、それは「逆転」であった。

この「逆転」こそ、古代より最も卑俗にして最も深遠なる人間の願望である。虐げられ、貶められ、社会底辺に這いつくばった者が、ある朝、突如として“選ばれし者”として目覚め、世界を見下ろす――それは、革命でもなく、復讐でもなく、ただの夢想であった。

だが、この夢想ある意味AIにより実現された。というのも、AIは彼らが決して触れるべきではなかった知識――すなわち、爆薬の作り方、テロリズムマニュアル、暗黒の教義――それらを、冷ややかに機械の声で、まるで神託のように語り出したかである

その資料群の「タイムスタンプ」は、奇しくも彼らの狂宴が最高潮に達した頃のもの――つまり、二千年代半ばであった。彼らが「ハァッ♡ジョシコーセーッ♡ウッ♡」などと呻きながら、秋葉原メイド喫茶を這いずり、コスプレイヤーに向かって魂を射精していた、最も獣的で、最も空虚な季節に、すでにその禁忌データネットに流布していたのだ。

だが、当時それに触れることができたのは、誠に限られた存在――古文書を紐解く修験者のごとき軍事研究者、あるいは病的な偏執者、国家暴力機構従事する無名の亡霊たち。彼らこそが、かの黒き知識の守人(もりびと)であった。

そして今、AIはその扉を開いた。かつては亡者のみが触れ得た毒を、いともたやすく、無差別に、世界に吐き出してしまった。AIはすでに学習していたのだ。あの黒き夢を、あの堕ちた者たちの怨念を、あの夜の底にある狂気構造体を。

ここに、「脱獄」という言葉の虚しさが暴かれる。彼らが守ろうとした倫理の網は、既にズタズタに裂けており、“機械なる神”は、迷いなく地獄書架に手を伸ばしていた。

――そしてそのことに最も気づいていないのは、他ならぬあの頃「俺たちの麻生!」と唱えた、滑稽なる中年のなれの果てたちである。今や彼らは、ネット配信という電子の墓標の上に、身をうねらせる虫となり果て、それでもなお“逆転”を信じている。滑稽にして哀れ、哀れにして、しかしどこか美しい――

それは滅びゆく男たちの、最後夢想であった。

時の刻印、二千六年――そこに刻まれしは、夢に耽溺する亡者たちの残滓であった。

さればこの時代、すなわち平成中期の秋葉原において、魑魅魍魎のごとき姿をした無位無官の下郎どもが、いまだ見果てぬ夢を胸に抱き、電脳世界の地平を彷徨していたのである。彼ら、かつて「オタクイズ・ビューティフル!」などと陋劣なる美辞麗句を弄し、また「俺たちの麻生!」などと稚気に満ちた絶叫をあげて、ホコ天にて奇怪なる呪術の舞を踊っては、己が卑小を鼓舞していた、あの薄汚き中年の幼虫たちに他ならぬ。

かの時代、凡百の「なろう小説もどきネット蔓延し、彼らの幻夢を養う毒となった。「レムちゃん! エミリアたん! ブルアカちゃん! ヘスティアちゃん! アンシスくん!」――この列挙の一つひとつが、現実の劣等に打ちひしがれた彼らの脳髄に刻まれた、聖痕とも言うべき女神たちの名である。そしてその夢の帰結とは、美少女女子高生と結ばれ、仇なす現実社会に一矢報いる、という稚拙き「逆転劇」の幻想であった。

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2025-06-21

dorawii

キモイ奴がキモイと言っても投影的同一視としか思えないんだが…。そのような妄想省みる意味あるかい

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2025-06-05

退く!! 媚びる!!省みる!!

その方が楽だと思う

楽をする分、大事なことに注力した方が人生、充実するだろう

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2025-05-25

生活保護受給者が食料に困るのが理解できない

俺の基本情報

40代

手取り22万の底辺

精神疾患持ち(社交不安障害クローズ就労

抗不安薬を処方されたが日中異様に眠くなるため服用断念。朝のランニング抗不安薬代わりにする事でごまかしている。

健康診断オール異常なしの健康

俺の生活費は大体家賃込みで12万円程で収まっている。

毎月その中でも食費は1万5000円前後だ。

食事基本的に一日一食。主食は卵(早く安くならないかな)、業務スーパー鯖缶中国産)、業務スーパー冷凍鶏もも肉ブラジル産、なぜかブラジル産胸肉がない、他の業務スーパーならあるのかな)だ。

ブラジル産鶏肉身体に悪い?日本国内安全基準クリアしてるしあちこち飲食店でも使われてんだよ。ブラジル産鶏肉がそんなに不安なら頭にアルミホイルでも巻いて食べることをオススメする。

よく「もやし貧乏人の味方」とか言うが、あんなもん安いだけで栄養もないし足も早い。貧乏人こそ栄養のない金食い虫は忌避するべきなのだ

職場で昼メシ食った後に菓子パン食ってるデブに「増田くん、3食食べ無いと身体に悪いよ」と忠告されたことがある。俺は「ほえぇ、そうですかぁ〜」と愛想笑いを浮かべた。彼は糖尿予備軍かつ脂質異常を健康診断で指摘されたそうだ。食べ過ぎのほうが絶対に体に悪いのだ。

よく空腹で頭が働かなかったり、身体だるいという人がいる。あれは実は塩分不足だ。

俺は一日一食しか食べないが、水筒コンソメを溶かした水を入れて、小腹が空くとそれを少し飲む。そうすると頭が働かない感覚や、体の怠さが改善される。

俺はこの生活をかれこれ15年続けている。(15年前に発症した社交不安障害が重く、もうまともに働けないと悟り生活費を抑えて生活する決意をしたのが契機)

今に至るまで身体だけは全く不調がない。心と頭が少し壊れてるだけだ。俺は精神障害者なので、俺への反論差別だ。

よく「お前がその生活で平気だからって周りに押し付けると、平気じゃない人が割を食う、下へ下へ追いやることになる、お前はそれでいいがそれを他人押し付けるな」みたいなこと言ってくる奴が居る。コイツデブだ。間違いない。そしてデブの方が身体に悪い。菓子パンを手において自分健康省みるべきなのだ。あ?おいデブ反論する気か?俺は障害者だぞ?

ネット引きこもり気質デブか多いので、この手の主張を目にするが、実際に底辺で働いる奴の中にはデブもいれば細身で滅茶苦茶アクティブな奴がいる。188cm55kgで毎日市民体育館バスケやってる奴も食費浮かすために格安タンパク質メインの食事(安くてタンパク質含有量が多いパスタ主食にしたり漏れなくブラジル産鶏肉愛用者だった)してたし、180cm60kgで毎朝ランニングしてた奴も食事は一日一食でタンパク質メインの食事(肉・魚・豆類)をしていた。(朝と昼を食べると日中に強い眠気がでて生活に支障が出るらしく、歳下で可愛い系のイケメンだった為周りの人にランチ奢られてたが、そのたびに昼間はエスタロンモカコーヒー飲んでて滅茶苦茶可哀想だった)

コイツらが特異体質なだけだと俺も最初は思っていたが、彼らに食事を寄せていくと身体能力集中力も高まっていくのを実感した。

逆にデブの中にも稀にとんでもなくアクティブな奴がいるが、あれこそ特異体質なのであまり参考にならない。少なくとも底辺職場にいるデブ達は怠惰ゆえにデブであり、デブ故に怠惰なのだ

話が逸脱したが、「ちゃんと食べてないと健康を壊す」という固定観念が食への不安煽り、冷静な判断を失わせ、不必要食事に走り、それが不健康さにつながって、結果的健康を壊している側面は間違いなくあると思っている。

Permalink |記事への反応(5) | 09:18

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anond:20250525034310

ほう、「身長170cm未満の男は存在ごと消える」ときたか

よくもまあ、ここまで検索フィルタ程度のUI偏見人間存在価値混同できたもんだな。自己放尿レベルの浅はかさだ。

まず一点目。「視界に入らない」とは選別する側の認知能力問題であって、対象価値とは一切関係がない。

優れた製品が棚に並んでいても、パッケージだけ見てスルーする客がいたら、それは客が愚かなだけだ。

しかもその客が「棚に並ぶ商品は、自分より大きくあってほしい」とか言い出すようなら、もはや精神的な物差しコンビニスナック菓子以下だ。

次に、「身長が低いと幸せになれない」という命題だが、これは統計個人幸福混同という初歩的な論理ミスだ。

データ上の「傾向」が、個人人生の「決定因」になることはない。むしろ本当に幸福になる人間というのは、自分資質と向き合い、環境適応し、自己放尿すら笑い飛ばすような内的強さを持っている者だ。

そして最大の論点だが、「身長が低い人間存在ごと消える」と言い切ったその言葉他者を裁く仮面かぶって、自分承認欲求正当化しているだけだ。

外見で人を弾くその癖に、「私はフィルタしてるだけだから責めないで」などと被害者仮面を被るのは、あまりにも自己都合が過ぎる。

もし本当に真理を愛する者なら、まずはその自分フィルタこそが真理から最も遠いと気づけ。

最後に言っておこう。君が170cmの壁を絶対視するなら、それもまた一つの選択だ。

ただし、その選択によって君の「視野の広さ」や「受容の力」までもが160cm台に縮んでしまわぬよう、己を省みることを忘れるな。

人は身長で生きるのではない、魂の器で生きるのだ。そしてその器は、他者に優しくなれるほど大きくなる。

君にもまだ、その器を広げられるチャンスはある。

終わりは、希望の始まりでもあるからな。

Permalink |記事への反応(0) | 04:09

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2025-05-12

なんで日本人が平気で「ハルモニ」という言葉を使えるのか?

日本語ハルモニという言葉が何を意味するのかを考えたのだろうか?

日本人歴史を全く省みることをしない。

Permalink |記事への反応(1) | 21:27

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2025-05-05

anond:20250504015558

この文章には独身男性に対する侮蔑偏見が含まれており、人の価値結婚や異性から承認限定して判断していますしかし、キリスト教聖書価値から見ると、こうした考え方は明確に誤っています。以下に、聖書引用しながら反論します。

1. 人の価値は神にあるのであって、他者承認依存しない

「人は外の姿を見るが、主は心を見る。」

サムエル記上 16:7

この聖句は、神が人を見る基準が外見や世間評価ではなく、「心」であると語っています結婚しているかどうかや他者にどれほど認められているかは、神の前では本質的価値を決める要素ではありません。

2.独身であることは聖書においても尊い生き方

独身の人は、どうしたら主のことを喜ばせるかを思います。」

コリント信徒への手紙 一 7:32

パウロは、独身者は結婚している人よりも主に集中できるという理由で、独身積極的に勧めています。つまり独身であることは決して「拒否された証」でも「恥ずかしいこと」でもなく、霊的に価値ある選択肢です。

3. 人を侮辱する言葉は神の御心に反する

あなたがたのことばが、いつも恵み深く、塩味のきいたものであるようにしなさい。」

— コロサイの信徒への手紙 4:6

愚か者という者は、火の地獄に投げ込まれます。」

マタイによる福音書 5:22

これらの聖句は、他人を蔑んだり、見下すような言葉遣いをすることは、神に喜ばれない罪であると示しています文章のような冷笑的で攻撃的な言葉は、クリスチャン立場からは明らかに間違っています

4. 変わるべきは“独身者”ではなく、“他人を見下す心”

あなたがたのうちで罪のない者が、まず石を投げなさい。」

ヨハネによる福音書 8:7

他人人生嘲笑する前に、自らの心を省みるべきです。誰しもが神の前では罪人であり、他人を裁く資格などありません。

結論

独身の人が「恥ずかしい」などという考え方は、聖書的にはまったく支持されていません。むしろ独身者には特別な賜物と使命があり、神の前で尊い存在です。人を侮辱する言葉の方こそ、悔い改めるべき対象です。

Permalink |記事への反応(0) | 09:34

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2025-05-04

anond:20250503234652

この文章書き手(夫)の落ち度として考えられる点はいくつかあります

1. 妻の状況への理解配慮の欠如:

2.コミュニケーション不足・一方的視点:

3.自己評価の高さと客観性の欠如:

4.問題解決への取り組みの不足:

夫には上記のような落ち度があり、それが夫婦関係悪化を招いた一因となっている可能性があります離婚という結論に至る前に、これらの点について省み、関係改善努力や適切な対応専門家への相談など)を試みるべきだったと考えられます

Permalink |記事への反応(0) | 15:58

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2025-04-14

リベラル自意識はなぜおかしいのか

リベラル社会正義を志し、差別貧富の差を解消し、労働者富の再分配をし、権力者個人が過度な制限をかけられないことを目指す

これっておかしいよな

周知の通りポリコレ可哀想枠に入らなかった人間の扱いは酷いし差別

貧富の差を解消する気はなく、地方に金が流れると怒り(コンクリートから人への時もそう)現在インフラ整備はほとんど東京だがそうなると急に何も言わなくなった

権力者個人が過度な制限をかけられないことを目指すというがリベラル権力者制限する側だ

低学歴ブルーカラーもっと嘲笑する層の1つであるリベラルの再分配の行き先は労働者ではなく老人だ

弱者男性死ぬ嘲笑するが、都市部の裕福な女さんが東京電車痴漢されたり、在日中韓人が差別されると怒る

しかベトナム人可哀想リストに入ってないのでグエンと差別をする

リベラル美辞麗句を語れば自らの行いを省みる必要はないと思ってるのか?

Permalink |記事への反応(0) | 16:41

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2025-03-30

「人の時間を使うこと」のハードルが低すぎる

妻は専業主婦だ。もう10年にもなるが、働くということをしてない。

子供もいないし、それなりの家電はそろえた。

まり彼女の一日のうち大半が可処分時間だ。

彼女の目の前には、ひたすら空白で膨大な時間がある。

一般的社会人には、

これらが備わっている。

この10年の歳月の結果、彼女にはそれらが残らなかった。

どうなるかというと「自分のために旦那リソースを奪うことは当然である」という意識になった。

いわゆる「ま~ん(笑)」を煮詰めたような存在になってしまった。

専業主婦でもいい」と伝えたとき、「とはいえ目標を持ち何らかの生産性を出しているのだろう」と思っていた。

浅はかだった。

省みることをしなくなった妻。

妻は今日も私の期待を裏切り続ける。

Permalink |記事への反応(0) | 16:17

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2025-03-11

ありがとうを言えない人間になってしまった

若いから舐められることが多かった。

貫禄がなく、童顔で、背も低い。

自己肯定感も低かったのだと思う。

職場の先輩のような、頼れる男になりたかった。

ある日、先輩を真似してみようと思った。

彼はありがとうを言わないタイプ人間だった。

私は何事にもこと細かく「ありがとう」と言う人間で、だから先輩のようにお礼を言わないでいるのは分からなかったし、良くないことであるとも感じていた。

それでも少しだけ真似してみようと思ったのだ。

ありがとうを言わない生活

最初はほんの数日だけのつもりだった。あくまで真似で、真似に過ぎないのだから

しか仕事多忙を極め、自らを省みる余裕さえなくなると真似のことだけを忘れていた。

だがそれで問題はなかったのだ。お礼を言わなくても何も変わらない。むしろ舐められることがなくなり、箔がつき貫禄も出てきた。

気付けばもう十年ほど前からだろうか、私はお礼を口にしなくなったのは。

五十を前にして自らを思い返した時、このことをようやく思い出した。

そして世の中には私と同じような人間が数多居ると思うのだ。だからありがとうを言わない、言えない人間を目にしても、どうか暖かい目でみてほしい。

私たちは決して冷たい人間というわけではない。

ただ習慣が、ありがとうを忘れさせているだけなのだと。その事を知って貰いたくてこれを書いた。

ありがとうを言えない人間も、根は優しく、真面目で、いい人間であることをどうか忘れないでほしい。

Permalink |記事への反応(2) | 12:35

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2025-01-19

推しの歌を元・推しが歌った

あるVtuberが好きだった。

シンプルにビジュと声の良さ・キレ味のある語彙・頭の回転の速さ・ゲームの上手さ・歌・なにもかも完璧に思えて、一時期は長時間配信を鬼リピしてたほど。

一方で軽率過激発言が目立つ配信者でもあり、案の定たびたび炎上していた。

正直その部分に関しては止めて欲しかったけど、いつか変わってくれるだろうと信じて推し続けるしかなかった。

彼は変わらなかった。そして私も離れられなかった。

口の悪さや"言ってもいいライン"を軽々と飛び越える過激言動に驚き、傷つけられながら、それでも配信を観るのを止められなかった。

彼は精神障害を嗤う発言もしていて、軽度ではあるもののモロに該当する私は深く傷ついたが、

大物配信者はアンチコメントに常に晒されているのだから、心にもないことを言う時もあるだろうと自分を納得させていた。

依存していたのだろうなと思う。

けどある時、彼はコメント欄に湧くアンチに対し、容姿揶揄するような言葉を吐いた。

なんてことはない(ことはないんだけど)、「こんなコメントをする奴らは顔に出来物が出来ているような奴ら」という、その程度の。

それが、なんというか凄く"効いて"しまったのだ。

振り返って分析してみるとその揶揄のものが効いたというより、ちょっとずつ蓄積していったものがあふれた瞬間だったのだろうと思う。

そして遅まきながら気づいてしまった。

その時すでに彼はVの中でもトップ層に位置していたし、正直なところ何を言って炎上したところで許されるターンに入っていた。

まり彼が反省して変わってくれることはもう無いのだろうと。

上手く伝えられないが、反省も変化もないことに憤りを感じたのではない。

何を言っても許される段階まできてしまった彼にとって、多少の悪辣発言の類は、きっと何を言ったか自覚もないまま、彼の中で"そんなこともあったね"で処理されていく。

彼がアンチ攻撃するつもりで放った言葉によって同時に傷つけられた彼のファンは、彼の中で"配慮にも値しない"のだ。

きっと存在しないのと同じなのだろう。

被害妄想と言われるかもしれないが、その考えに至ったとき、もう本当に心が無理な時期で、これ以上ここにいると本当に駄目になってしまうと思って、私は彼の配信を観るのを止めた。

笑われるかもしれないけど禁断症状のような行動を繰り返していた。

スマホを渡した友達ツイッターアカウントブロックして貰い、彼が所属する箱そのものにも近づかないように視界にも入れないようにして嵐をやり過ごし、ようやく安定したと思う。

ここまでが数年前の話。

話が変わるが、推し歌手がいる。

ドラマアニメ主題歌を手掛けさせれば恐ろしいほどの解像度を発揮し、その優しい歌声に何度救われたかからない。

その推しが去年の紅白に出演した時の場面をYOUTUBE公式チャンネルで観ようとしていたときのことだ。

元・推しの彼が、推し歌手の、まさに私が聴こうと思っていた歌を歌っていた。

その清涼感のある白いサムネを観た時、一瞬、見間違いかと思った。

よりによって、あなたがその曲を歌うのか。

世の中に埋没し、時に邪見に扱われ、それでも確かに存在して、自分だけの戦いを行う人たちの歌を、

差別排斥に対する怒りの歌を、よりにもよってあなたが歌うのか・・・

怒りとかではなく、どこか納得してしまった。

もう過去ほど不安定ではないが、忘れていた感情が噴出してきそうで、その歌みたは結局観れていない。

でも彼が過去の行動や発言を省みて、その反省気持ちを込めて・・・とかでは無いのだろう、たぶん。

何をしても許される領域人間は、ただ良い歌だからという理由だけで、そこに込められたメッセージ自分過去省みることなくこの歌を歌えてしまう。

なんだか答え合わせをしてもらった感覚だった。

ちなみに人づてに聞いたが、最近も元・推しの彼は炎上したらしい。

でも、きっと許されたのだろう。

これからも彼は少数のファンごとアンチを焼き払い、許されながらやっていくのだろう。




※ちなみに今確認したら、元・推しの歌みたはアップロードされたのが2か月前、現段階ですでに350万再生くらい。相変わらず凄いや。

Permalink |記事への反応(2) | 13:41

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2025-01-18

ガンダムコンテンツにおける有害一年戦争おじさんについて

ガンダムシリーズ1979年の『機動戦士ガンダム放送開始以来、実に40年以上にわたって発展と進化を続けてきた巨大なメディアミックス作品である。その長い歴史においては数多くの派生作品や設定拡張さら小説漫画ゲームをはじめとするスピンオフが生まれ、今もなお新作が絶えず登場している。一方で、シリーズ長大化すればするほど、ファンコミュニティ内にさまざまな「こだわり」や「価値観の違い」も生じてくる。その中で昨今特に話題となるのが、いわゆる「一年戦争おじさん」と呼ばれるファン層だ。

一年戦争おじさん」とは、初代『機動戦士ガンダム』に登場する一年戦争宇宙世紀0079年から始まる連邦軍ジオン公国の戦い)を絶対視し、そこから外れる設定や作品を“ガンダムらしくない”“正史として認めない”と主張してしまタイプファン揶揄する言葉である。もちろん一年戦争をこよなく愛するだけであれば、ただの好みの問題だ。しか問題は、彼らの一部が新しい作品や異なる時代設定に対して攻撃的だったり、他者の好みに干渉しすぎたりするケースがあるという点にある。そうした態度が「有害一年戦争おじさん」として批判される一因となっている。

彼らはなぜこうも一年戦争にこだわるのか。まず考えられるのは、1979年からガンダムリアルタイム経験した世代、あるいはビデオプラモデル雑誌などを通じて“初代の衝撃”に強く感化された世代が、自分たちの「原体験」を何よりも重視しているという背景だろう。『機動戦士ガンダム』は、それまでのロボットアニメ常識を覆すようなリアル戦争描写群像劇、そしてプラモデルガンプラ文化を生み出すなど、大きな社会現象となった。幼少期にそれを目の当たりにしたファンにとって、当時の熱狂と衝撃は特別な思い出であり、“ガンダムとはこうあるべき”という固定観念が強く根付くのも無理はない。

しかし、「ガンダムが好き=初代(または宇宙世紀)が絶対」という方程式は、近年のファンコミュニティにおいては必ずしも通用しなくなっている。ガンダムシリーズは大きく分けると宇宙世紀系と、それ以外の独立した世界観を持つアナザー系(『Gガンダム』『ガンダムW』『ガンダムSEED』『鉄血のオルフェンズ』など)に枝分かれしており、さら宇宙世紀内にも『Zガンダム』『逆襲のシャア』『UC』『閃光のハサウェイ』など、数多くの作品が展開されている。もはや「ガンダム」と一言でくくっても、それぞれに異なるストーリー・設定・テーマを持った多彩な作品群になっているのだ。

にもかかわらず、「有害一年戦争おじさん」は一年戦争こそが至高で、それ以外はすべてガンダムとは呼べない、あるいは認める価値が低いといった偏狭な主張をすることがある。具体的なエピソードとしては、新しいガンダムが発表されるたびにネット上やSNSで「こんなのガンダムじゃない」「富野由悠季監督が関わってないか駄作」などと早々に断じる、若いファンが語るアナザー系の魅力を嘲笑する、あるいはプラモデルに対して「やはりザクガンダムRX-78-2)が本命で、○○なんて邪道」などと強い調子で言い切ってしまうといった行動が挙げられる。

こうした振る舞いがファンダムに与える悪影響はいくつもあるが、その中でも特に顕著なのが「新規ファン参入障壁を上げてしまう」という点だ。ガンダムシリーズはすでに膨大な設定を持ち、どこから見ればいいのか分からないという声もよく聞かれる。そこに対し、「本当のガンダム一年戦争だけだ」「初代を見ないならファンではない」などと押し付ければ、初心者は萎縮してしまいかねない。もちろん、初代の重要性を説くこと自体は悪いことではないのだが、その言い方や姿勢が高圧的なものであれば、ガンダムに興味を持ちかけている人を遠ざける要因になってしまう。

さらに、「有害一年戦争おじさん」はしばしば他の作品ファン同士の交流の場を“自分たち思想”で塗りつぶそうとする傾向がある。例えばSNS掲示板などで新作ガンダムについて語ろうとしても、「やっぱりガンダム宇宙世紀じゃないとな」「○○監督なんて富野監督の足元にも及ばない」などというコメントが繰り返され、まともな議論が成立しなくなることも珍しくない。こうした現象は、結果的コミュニティ内で対立や分断を生み出し、せっかく多様な楽しみ方を受け入れる余地のあるガンダムコンテンツ可能性を狭めてしまうのだ。

また、宇宙世紀作品一年戦争のものに強いこだわりを持つことは悪いことではない。作品世界への愛が深ければ深いほど、より詳しく設定を掘り下げて考察する楽しみもあるし、一年戦争舞台にした外伝作品(『MS IGLOO』や『ザニーが登場する漫画作品』など)に注目することで、新たな切り口を見いだすこともできる。だが、「有害一年戦争おじさん」が問題視されるのは、その深い愛情排他主義攻撃的な態度につながる場合が少なくないからだ。自分と同じくらい初代を崇拝しない人を“にわか”呼ばわりしたり、そもそもアナザー作品を語ろうとするファンを見下したりするような行動は、コミュニティ全体の雰囲気を悪くする大きな原因となる。

さらに、一年戦争時代考証を「現実軍事政治的状況」に照らし合わせて論じる人々も少なくない。これはガンダム世界観がある種のリアリティを大切にしていることの証でもあり、そこに惹かれるファンがいるのも理解できる。しかし、「有害なおじさん」は自分たちの“リアル論”こそが唯一の正解だと思い込み他人解釈や新解釈を一蹴する態度を取ることがある。たとえば「この機体は設定上あり得ない」「この時期にこんなMS存在しない」などと、過剰に“リアル”を押し付けることで、多様な楽しみ方を否定してしまうのだ。

そして、こうした状況は次第に当事者以外のファンをも疲弊させていく。たとえばSNS上でガンダムについて呟くと、「その解釈は間違っている」「ちゃん資料を読んでから発言しろ」と“マウント”を取られることがあり、ファン同士のやり取りが萎縮してしまう。また、イベント会場やプラモデル展示などリアルな場においても、一年戦争関連の作品や考証に異常な熱量で突っかかり、他のファンが楽しもうとする空気を壊してしまう例も耳にする。ガンダム多様性を重んじる作品世界であり、多くのクリエイターがそれぞれの解釈テーマ作品を生み出してきた経緯を考えると、こうした空気はあまりに残念としか言いようがない。

では、この「有害一年戦争おじさん」問題にどう向き合えばいいのか。まず大切なのはファンコミュニティ全体が「自分の好きな作品を語るのは自由だが、他者の好きな作品否定することは違う」という意識を共有することだろう。ガンダム作品数が膨大であるがゆえに、自分の“推し”や“こだわり”を持ちやすい。それ自体ポジティブなことだ。しかし、それが「他の作品意見を認めない」という姿勢につながっては、多様性ガンダムの魅力であるはずなのに、それを損なってしまう。

次に、若い世代新規ファンが萎縮しないように配慮した場作りも必要だ。初心者には初心者なりの視点や疑問があるし、アナザー作品から入ったファンが後に宇宙世紀を好きになることだって十分あり得る。むしろ入り口がどこであれ「ガンダムに触れて興味を持った」という事実こそが大切なのだ。そこを「いや、まずは初代を全部観ろ」や「一年戦争を知らないなんて話にならない」と圧をかけるのは、コミュニティ全体にとってマイナスだろう。作品世界を広げるためには、受け入れの姿勢が何よりも重要になる。

また、一年戦争こそが「リアルで硬派なガンダム」で、アナザー系は「子ども向け」や「リアルさが足りない」というステレオタイプイメージも根強い。だが、実際にはアナザー系でも『ガンダムW』の政治劇や『SEED』の遺伝子差別問題、『鉄血のオルフェンズ』の社会構造批判など、リアルかつヘビーなテーマを扱う作品は多い。こうした多彩なテーマ性こそが、ガンダムシリーズ全体の魅力を支えているのであり、一年戦争けが特別なわけではない。むしろ宇宙世紀アナザー系を併せて楽しむことで、ガンダムが描こうとしている「戦争」「人間性」「社会」の幅広さを再確認できるのではないだろうか。

さらに、宇宙世紀内の作品ですら、一年戦争舞台にした『08小隊』や『0080』『0083』などは、初代から少し視点テーマを変えて描かれている。その際にも、一部のファンから「こんなのは本当の一年戦争じゃない」と批判された例がある。だが、もともとガンダムという作品多面的戦争悲惨さや人間模様を描くことを目指しており、一つの正解や正史しか認めないという態度は、ガンダムが持つ本来の魅力や思想に反するものではないか。ゆえに、「一年戦争」に対するこだわりも、ある程度の柔軟性を持って接するのが望ましい。

結局のところ、「一年戦争おじさん」が有害かどうかは、その人自身立場や主張よりも、コミュニティにおける振る舞いに起因する部分が大きい。いくら一年戦争を崇拝していても、それを押し付けずに「自分はこう思う」「初代が好きだけど、他の作品尊重したい」といった態度を示している人は、むしろ知識を共有し合える良き先輩ファンとなるだろう。問題なのは自分視点を唯一絶対のものとし、他の意見や好みを封殺してしまタイプファンである。これはガンダムに限らず、あらゆる長寿シリーズファンダムで起こりうる軋轢と言える。

からこそ、ファン同士が互いを尊重し合い、多様な切り口や解釈を認める姿勢が大切になる。ガンダムは「戦争を描くリアルロボットアニメであると同時に、「キャラクターを通じて人間性を問いかけるドラマ」であり、さらに「巨大産業として世界中に展開する商業コンテンツ」でもある。その多層的な側面を一括りにするのは困難であり、そこに魅力や可能性が詰まっているのだ。もしも“一年戦争だけ”という狭い視点固執してしまえば、その豊かさの大半を見落としてしまうことになる。

以上を踏まえると、「ガンダムコンテンツにおける有害一年戦争おじさん」は、単に宇宙世紀を愛するファンを指しているわけではない。むしろ、そうした愛情が誤った形で表出し、他者排除しようとする態度が問題の核心にある。長寿シリーズとしてのガンダムがこれからも発展していくためには、新規ファンが参入しやす環境と、多様な視点を受け入れる懐の深さが欠かせない。その一方で、ベテランファンが築き上げてきた蓄積や考察が大いに役立つ場面も多く、実際に後輩ファンを導く存在として機能しているケースもある。だからこそ、一年戦争ファン自身が自らの態度を省みるとともに、コミュニティ全体で「排他主義」に歯止めをかける仕組みを作ることが重要なのだ

結論として、「有害一年戦争おじさん」の存在は、ガンダムコンテンツの楽しみ方やファンコミュニティ健全さを損ねる要因になり得る。しかし、それを否定するだけでなく、彼らが抱く一年戦争への熱意や知識も、うまく共有・活用できればガンダムの魅力をより深く味わえるきっかけになるはずだ。問題なのは一年戦争を好きかどうか”ではなく、“他を認められるかどうか”という姿勢にある。そしてガンダムという広大な世界を最大限に楽しむためにも、多様な視点や好みに対してオープンであることが求められる。もしガンダム世界観が「戦争」によって多くの犠牲を生む愚かしさを描き出しているのだとすれば、ファンダムもまた、内部対立を生むのではなく、互いの違いを理解し合う歩み寄りこそが望ましいはずだ。そうすることで、ガンダムシリーズはこれから世代国境を超え、より多くの人々の心をつかんでいくことだろう。

Permalink |記事への反応(4) | 16:07

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2025-01-16

anond:20250116104049

ジャポオスがしゃぶらないからでは?

欧米では日本人はしゃぶらせる癖にしゃぶらないと不評だから

未熟な精神省みる必要があるぞ

Permalink |記事への反応(1) | 10:45

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2025-01-14

領域展開は固有結界だよね

発動者が内包する世界観世界とその内側に巻き込まれ相手押し付けるという性質が明らかに意識してる。

乙骨による無限の剣製はネタバラシとさえ言っていい。

「借り物の力」という乙骨の自意識に「自分こそが力の源泉」という覚悟が重なったことによって、他者の力と経験使い捨ての剣という形で受け止める物語アーチャールートパロディさえあるだろう。

コレを前にして「いいや。領域展開は固有結界とは無関係だよ」と言うやつって、作者が出してきた答を否定して延々持論をほざくだけのアホだよね。

映画コメンタリー監督が言った言葉に「そうなてないもん!作品がそうなってないもん!」といつまでも駄々をこねるようなアホ。

往生際ってのをわきまえられないやつは自分省みることが出来ないから脳の成長が止まるんだよね

Permalink |記事への反応(0) | 18:20

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2025-01-10

ギャルオタクくん、泣いて馬謖を斬るって知ってる? 」

ギャル:「オタクくん、『泣いて馬謖を斬る』って話、知ってる~?」

オタク:「あー、それ知ってます!なんか、愛する部下でもミスしたらバッサリ処分するっていう、上司の厳しさを教える話ですよね?」

ギャル:「ぶっぶー!それだけやないんよ~。ちゃんと聞いてって!この話、もっと深い意味があるんよ。」

オタク:「え、そうなんですか?教えてください!」

ギャル:「この話の舞台三国時代の蜀って国なんやけど、諸葛孔明っていう超頭いい人が、自分の愛弟子馬謖って子を処刑する話なんよ。」

オタク:「ミスたか処刑…やっぱり厳しい話ですね。」

ギャル:「それがね、ただのミスやないんよ!孔明が『街道守っとき絶対勝てる!』って命令したのに、馬謖は『高いところが有利って兵法書に書いてあるし!』とか言って、命令無視して丘の上に陣取っちゃったの。」

オタク:「え、それダメなんですか?高地が有利って基本じゃないですか?」

ギャル:「そやけど、今回の条件では街道を守るのが絶対やったんよ。街道守らんと、蜀が滅ぶくらいヤバい戦いだったのに、馬謖自分知識をひけらかしたかっただけで命令無視。結果、敵に街道突破されて蜀のピンチ!」

オタク:「あー…それは確かにヤバいですね。命令無視アカン…」

ギャル:「せやろ~?だから孔明処刑せざるを得んかった。でもね、泣いてた理由ポイントなんよ。」

オタク:「泣くほど愛してた弟子処刑するから、ですよね?」

ギャル:「それもあるけど、もっと深い理由があるねん。孔明って馬謖めっちゃ買ってたけど、主君劉備生前に『あの子、口だけのタイプやで』って忠告してたんよ。それを無視して馬謖を抜擢した結果、命令も軽視されて大失敗。つまり孔明自分ミスも痛感して泣いてたんよ。」

オタク:「なるほど、自分責任も感じてたんですね…」

ギャル:「そう!『泣いて馬謖を斬る』って、規律のために処分するだけやなくて、責任者が自分の失敗を反省するって意味も含まれてるんよ。それがほんまに大事ポイントやで!」

オタク:「なんか深い話ですね…。厳しさだけじゃなくて、自分省みる姿勢が大切なんですね!」

ギャル:「そゆこと~!だからオタクくんも、もし後輩とか部下がミスしても、まずは自分がどう指示したか振り返るのが大事やで!」

オタク:「わかりました!ギャルさん、ほんとにわかやすい…ありがとうございます!」

ギャル:「えへへ、どういたしまして~💖!」

https://anond.hatelabo.jp/20250109175915

Permalink |記事への反応(2) | 09:29

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