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2025-12-01

理解」の彼方にある数学──望月新一とIUT理論が問いかけること

1. はじめに──氷河の上の対話

2018年12月京都であった5日間の対話

一方には、自ら構築した「宇宙際タイヒミュラー理論」で数学界の難問ABC予想を解いたと主張する望月新一

もう一方には、その証明に「説明不能ギャップ」を見るペーター・ショルツェ。

彼らは同じ言葉数学語)を話しているはずなのに、まるで異なる星の住民のように、互いの論理を捉えきれなかった。

「どこが分からないのかさえ、分からない」。

これは、数学者がIUT理論に触れた時に口にした、ほとんど哲学的な嘆きである

2.数学は、いつ「別の教科」に化けるのか

我々が学校で習う数学は、確固たる地面の上に築かれた都市のようなものだ。

公理という基礎の上に、定義というレンガを積み、定理という建造物を建てていく。誰もが同じ地図を持ち、同じ道を歩める。

しかし、ABC予想のような深淵に近づくと、地面は忽然と消える。

そこには「夏場の動く氷河」が横たわっていた。足場は流動し、割れ目は見えにくい。

望月新一は、この氷河を渡るために、従来の登山道具(数学概念)では不十分だと考えた。

彼は新しいアイゼン宇宙)とロープブリッジ)を発明し、一人で渡ってしまった。

「見よ、対岸に着いた」と彼は言う。

しかし、彼以外の者は、その渡り方をまだ知らない。

3. 「ブリッジ」という名の幻想、あるいは天才

IUT理論の核心は、異なる「宇宙」を結ぶ「ブリッジ」にあるという。

だが、このブリッジは、従来の数学が知るどの「橋」とも似ていない。

それは具体的な写像ではなく、関係性の比喩のようにも、あるいは情報転送する「儀式」のようにも読める。

「このブリッジ設計図には、応力計算が書かれていない」とショルツェは言う。

「いや、これは新しい種類の橋だから、従来の応力計算では測れないのだ」と望月は応じる。

ここに、論争の本質がある。

革新は、往々にして既存検証基準を逸脱する。

だが、基準を逸脱したものが、果たしてまだ「数学証明」と呼べるのか?

4.地動説の再来、それとも幻影?

ガリレオが「それでも地球は動く」と囁いた時、人々は自分の足元が動いていることを想像できなかった。

IUT理論は、数学世界の「地動説」かもしれない。

まり直感に反するため、受け入れるには世界観の書き換えを迫られる。

しかし、地動説には望遠鏡という共有可能検証手段があった。

IUT理論には、その「数学望遠鏡」がまだ大多数に共有されていない。

望月という一人の天才けが覗ける望遠鏡で見えた景色を、どうやって共同体の確かな知識昇華させるのか?

5.孤独と共同性の狭間

数学は、歴史的に「孤独な探求」と「共同的な検証」の緊張関係の中で発展してきた。

ガロア孤独群論を創り、ワイルズは7年間を孤塁で過ごした。

だが彼らの証明は、いずれも共同体に開かれ、検証され、受け入れられた。

IUT理論は、このバランスが大きく傾いたケースである

まり自己完結的で、あまり独自言語で書かれているため、検証のための「共通の場」が成立しにくい。

それは、一人の建築家が、共通建築基準無視して建てた、あまりに独創的な塔のようなものだ。

美しいかもしれないが、他の建築家には、その安全性正当性)を確認する手段がない。

6.数学の、そして人間認識限界

IUT理論論争は、数学の内部問題を超えている。

それは、「人間はどのようにして、個人の深い直感を共同の確実な知識に変換するのか?」 という、科学哲学根本問題に触れている。

しかすると、我々の「共同的な理解」というフィルターは、真に革新的な知を濾過してしまうのかもしれない。

あるいは逆に、そのフィルターこそが、科学を単なる個人妄想から救う防波堤なのか。

望月新一は、そのフィルターを──意図的か否かは別として──きわどくかすめるようにして、新しい数学大陸発見たかもしれない。

だが、彼だけがその大陸上陸し、他者はまだ船(理解)を持たない。

7. 終わりに──氷河は解けるか

「5日間では短すぎた」。

そう誰もが思う。だが、果たして何日あれば足りたのか。

新しいパラダイム理解するには、時に「学び直し」に近い時間を要する。ショルツェら一流の数学者でさえ、その途上にある。

IUT理論は、査読という形式的な関門は通った。

だが、数学的真理の受容は、単なる手続きではなく、共同体の魂が納得するプロセスでもある。

氷河ゆっくりと、しかし確かに動いている。

つの日か、この氷河が確固たる大地として多くの人に認識され、ABC予想への道が共有される時が来るのか。

それとも、この氷河は「夏の終わり」と共に消え、数学史の不思議エピソードとして記憶されるだけなのか。

答えはまだ、誰も知らない

ただ、この論争が我々に教えてくれるのは、数学が──ひいては科学が──常に「理解境界線」との戦いである、という厳粛な事実である

数学とは、確かな地面を歩む技術であると同時に、時には氷河を渡る勇気でもある。

望月新一は、その渡河を一人で成し遂げた。

問題は、彼の後を、我々が続けることができるかどうかだ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:25

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2025-11-07

anond:20251106182424

渓流とか登山道とか滝なら無視して歩いていけば良いのでは

Permalink |記事への反応(1) | 09:16

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2025-11-06

たまにわがまま言う子供に対してもうしらなーい置いていくよ〜みたいに距離取るやつ

れいつでもどこでもやるのやめてくんねえかな

ちょっとくらいならまだしも(ほんとはやめて欲しいけど)延々と泣き叫ぶ子供声聞き続けるのはきつい

ていうかアウトドアでそういうことするのやめて欲しいんだわ

具体的に言うと渓流とか登山道とか滝とかでだよ

スーパーとかデパートとかならこっちがどっか行けば少なくとも泣き声は回避できるけどこの狭い遊歩道でそんなすぐ移動できねえんだわ

親も親でニヤニヤしながら子供撮影しとる場合

いたことない泣き声あげ始めたから思わず大丈夫?って声かけたらまさかすぐそこに親がいるとは思わんしうちの躾なんで大丈夫ですとかよ〜〜

この後後ろから来た老夫婦からブチギレられてたけどあんま聞いてなかったぽいしな

ヨチヨチ歩きの子供なんて頭から転ぶんだからその辺の岩にぶつかって死ぬんじゃないかとヒヤヒヤする

Permalink |記事への反応(2) | 18:24

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2025-10-26

anond:20251026042214

極限まで身体能力を高めた私は、標高3776メートル世界遮断する膜の境界突破し、富士山頂の占拠現場へと駆けつけた。山頂には、武骨な格好をした山梨県民団が、手作りバリケードを築き、旗を掲げている。対する静岡県民も、登山道の下で、海産物を手に持って威嚇し合っていた。

山梨県の誇り、富士山梨のものとする!」と、髭面の団長が叫ぶ。 「ふざけるな!富士は海のものだ! 魚介の恩恵を受けている!」と、静岡側の代表者が怒鳴り返す。

泉は、私を静止させ、前に進み出た。雪がわずかに残る山頂で、彼女は両手を広げ、凛とした声で宣言した。

「争いはやめて!富士山は、どちらか一方のものなんかじゃない!」

彼女は小さなテーブルを設置し、その上に、事前に調達していた最高の食材を並べた。山梨名物信玄鶏と、静岡の港で手に入れた新鮮な桜エビ。そして、切り札として、エイリアンソースたっぷり塗った、焼きたての卵サンドイッチを置いた。

「この富士山を巡る争いを解決するのは、武力でも、領土でもない。**世界最高の『味』**よ!」

泉は、信玄鶏の照り焼きエイリアンソースをかけ、山梨団長差し出した。団長は警戒しつつ一口食べる。その瞬間、彼の顔の強張りが消え、瞳が潤んだ。「…この味は、世界を救う」

次に、桜エビかき揚げソースを添え、静岡代表に渡す。代表は泣き崩れ、エビの旨みとソースのコクに感動した。「…なんて深い、海と山の融合した味だ」

泉は静かに言った。「このソースは、私と、彼…世界一を目指すストライカーの愛の結晶。そして、その『卵の素』は、世界が低速になるきっかけとなった特別調味料よ。このソースは、世界繋ぎ、皆を幸福にする力を持っている。争うんじゃなくて、この味を一緒に楽しんで、世界を変えましょう!」

つの県の代表は、ソースを挟んだサンドイッチを分け合い、和解握手を交わした。富士山頂は、マヨネーズグルメ平和を取り戻したのだ。私のサッカーの力は、愛する泉のグルメの力と合わさって、ついに世界を救うための第一歩を踏み出したのだった。

Permalink |記事への反応(1) | 04:24

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2025-10-08

anond:20250924190655

盛岡市から始まって、岩手県内全体を項目を分けて説明してきたが、これまでに説明していない自治体が2つある。滝沢市矢巾町だ。どちらも盛岡市に隣接していて、むしろ盛岡から郊外観光に入れる時に一緒に紹介すべきだったのだけど、お勧め目的地を思いつかなかったのだ。岩手全体を紹介し終わった後でこの2自治体について改めて見落としがないか調べ直したが、祭りなどを除くと本当に紹介するものがない。どちらも盛岡で勤務する人向けのベッドタウンとしての性質が強すぎて、観光施設的なものも近隣住民向けのものほとんど。

いや、滝沢市には無視できない観光資源が1つある。岩手だ。山頂こそ八幡平市所属しているし、登山ルートの多くは八幡平市側ではあるのだけど、最もポピュラーな馬返しルート滝沢市にあり、登頂ルートほとんどは滝沢市存在している。ただ、2025年10月現在岩手山は噴火可能性が少し高まったということで入山規制がかかっている。来年度以降ならともかく、現在はとてもお勧めできる観光地ではないのだ(なお、入山規制がない場合岩手山登頂はだいたい丸1日で往復できる程度の難度)。

温泉。これも微妙だ。滝沢はここ20年で少なくとも3軒の温浴施設が閉鎖、閉業した(夢の湯、岩手温泉スオミの湯)。残っているのは1軒だけで、けっこう最近までGoogle Mapsでは「和食店」として登録されていた(修正依頼を3度かけたが3回とも却下された)。自分はよく行くが、まあ県外からの人がわざわざ行く場所ではない。

食事どころはまあそれなりにある。ただ地元ならではの名物ではない。北海道スープカレーの店、満州ニララーメンの店、大盛りが有名な天婦羅屋や食事処。たぶんこの辺のキーワード検索すれば出てくると思う。

祭りなど期間限定イベントはそこそこある。初夏の盛岡と言えばチャグチャグ馬こだけど、これのスタート地点は滝沢の某神社だ。田園風景を飾った馬が歩き背景には岩手山、という写真はこの近辺で撮影されている。特産物はスイカで、盛岡ICから北上している時にスイカ柄のガスタンクを見ることが出来ると思うがスイカ絡みの祭りもある。これは神子田の朝市に負けず劣らずの早朝イベントで、朝8時に行くともうほぼ終わっている直売会だったりする。


矢巾町こちらも生活環境的には設備がそこそこ揃っているが、観光資源は少ない。自治体観光コースを4つ出しているんだが、車移動前提のコースは全部矢巾温泉が絡んでいるんだよな。ここはここでいい温泉なんだけど、やっぱり地元民向け。

まあ季節を区切れば観光地がないわけではない。この矢巾温泉に行く道路沿いに、少し大きめのひまわり畑があって、シーズン(8月)には入場可能になる。とは言えこれも県外から向けというよりは地元向けの観光資源なんだよなとは思う。まあ、盛岡のところにちょっとだけ書いた福田パン支店、あれ立地的にはいちおう矢巾町ではあるな。


登山と言えばどちらの自治体も手頃な山はある。滝沢市には鞍掛山岩手登山の前の練習場所としてよく使われている。矢巾町には南昌山初心者向けコースはかなり近いところまで林道を車で行けるのでここもけっこう簡単に登れる。ありがたいのは、ここの登山道は先述の矢巾温泉から始まっていることなので帰りに温泉につかれることかも。

Permalink |記事への反応(0) | 11:58

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2025-09-25

anond:20250925101859

冬山は避けたり、一般的登山道限定したり、

遭難の事例見て対策したり、死に至ることを避ければ続けてもいいんじゃない

Permalink |記事への反応(0) | 10:24

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2025-09-18

anond:20250918005740

おっ原生林や深海くらいしか自然」と認めない過激派か?

その辺の登山道里山田畑なんて人の手が入りまくった人工物だもんな

Permalink |記事への反応(2) | 02:06

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2025-09-07

anond:20250907121125

できれば、その風船人形ドローン)には、噛むと爆竹程度の音と衝撃が発生する機能を仕込んで、登山道パトロールさせてほしい。

Permalink |記事への反応(0) | 23:39

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2025-09-06

[稀ドメインはてブ]2025年8月滅多にホットエントリを出さなドメインからホットエントリ

ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからホットエントリブクマ数順トップ30

ブクマタイトルドメイン
873生成AIに月8万課金23歳で月収100万。始まりはChatGPT“宿題代行”。studio.persol-group.co.jp
842「こういう場面では黙るのか、と自分に聞いた」 吉川晃司さん一問一答www.hiroshimapeacemedia.jp
800レンタル怖い人|「怖い人」貸し出します。rental-kowaihito.com
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715世界家庭料理 Eline saglik!elinesaglik.obunko.com
600《激震スクープフジ第三者委員会調査“有力番組出演者”は福山雅治だった!本人は「悩み、考え続けておりました」と70分の取材に応じる (1/3)|女性セブンプラスj7p.jp
595女子美術大学オープンキャンパス萩尾望都先生特別講座 2025hagiomoto.info
562JICAアフリカホームタウン」に関する報道について |ニュース広報 -JICAwww.jica.go.jp
556ソ連兵の犠牲になってくれ」差し出された未婚女性15人、日本帰国後には汚れた娘と中傷 沈黙を破り「性接待」を告白 #戦争記憶 -未来に残す戦争記憶 -Yahoo! JAPANwararchive.yahoo.co.jp
530クルド人グループによる日本組織を狙ったサイバー攻撃NTT Securityjp.security.ntt
511JICAアフリカホームタウン」に関してwww.mofa.go.jp
491離婚してポケカ瞬間日本1位を取った男の話 - 運で勝って楽しいか?pythapoke.hatenablog.com
4832025年羅臼岳登山道におけるヒグマ人身事故に関する調査速報|知床財団www.shiretoko.or.jp
461首相あいさつ<2025年平和記念式典> |中国新聞デジタルwww.chugoku-np.co.jp
445アウトプットができない若者 - | ^ω^ |lunastera.hatenablog.com
444RTA inJapan における任天堂株式会社ゲームの利用に関するお知らせrtain.jp
428女性排卵期に増加して、男性ポジティブ生理心理効果を与える体臭成分を特定東京大学大学院農学生命科学研究科農学www.a.u-tokyo.ac.jp
414書籍ぷよぷよプログラミング』を出版しましたnmi.jp
410JICAアフリカホームタウン認定交付に係る木更津市見解木更津市www.city.kisarazu.lg.jp
396BBCナイジェリア人の日本移住を全世界に向けて宣伝住宅提供」「家族とともに移住OK」「単純労働OK」「日本健康保険制度医療サービスを受けることができます」「日本人との結婚支援」「駐ナイジェリア日本大使館で『故郷ビザ申請を」anonymous-post.mobi
396systemdに全部賭けろ(第一部) | 点点公社h6i.org
3922026年WBCに関するNetflixの発表について:読売新聞会社案内info.yomiuri.co.jp
377脂肪肝と言われたら –三重大学病院 消化器・肝臓内科www.sv.hosp.mie-u.ac.jp
373日本歴代最高気温を大幅更新、この夏の異例の猛暑地球温暖化の影響? -ウェザーニュースweathernews.jp
364ソニー株式会社FeliCa法人お客様 | お知らせwww.sony.co.jp
358令状も示さず警察官個人宅のカギを破壊して97歳の高齢者を「連れ去り」!警察権力の暴走女性行方不明に|SlowNews |スローニュースslownews.com
354【6ヶ月】TOEIC L&RスコアTOEIC285点から705点にした - VTRyoBlogblog.vtryo.me
347スピード品質を両立する、AI時代の開発ドキュメント戦略 - Techtouch DevelopersBlogtech.techtouch.jp
335株式会社リクルート エンジニアコース新人研修の内容を公開します!(2025年度版) | Recruit TechBlogtechblog.recruit.co.jp

Permalink |記事への反応(0) | 00:38

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2025-08-22

羅臼岳の熊とトレラン

羅臼岳ヒグマトレラン中の男性を食い殺した事件

ヒグマは人喰いの罰として銃殺された。

たびたび登山道付近で目撃されていたこヒグマは人を襲うような過激な行動は見られなかったという。

地元住民からは「岩尾別の母」と呼ばれ、穏やかな様子だった、ともいう。

「この山ではトレラン禁止です。登山道を痛めます登山者への迷惑になるので絶対にやめてください。」

こういう看板登山口付近でよく目にするが、トレラン勢はそんなことおい構いなしに登山道を踏み荒らし

狭く切れ落ちた登山道を慎重に歩く登山者の傍らぎりぎりを猛スピードで駆け抜けていく。自分のことしか考えていないのだ。

今日タイムが縮まった、などと山に来てまでタイ思考を捨てられない貧しい感性の持ち主たちである

ただ、いくら感性が貧しく、自己中心的な心性の持ち主とはいえヒグマに食い殺されるほどのことかと

言えばそんなことはないだろう。見通しの悪い登山道を駆け下りた先で、ばったり子連れヒグマと遭遇してしまった。

その結果、意図せずヒグマを興奮させてしまった。自業自得ではないだろうか。

もし、食い殺されたのが、当のトレラン男性ではなく、付近を歩く登山者であったらと思うと、悲劇以外のなにものでもない。

このことはたまに犬連れで登山している方々にも思うことがある。

熊の気配を察した犬が茂みに向かって吠えたてて、熊が臨戦体制登山道に登場したときターゲットとなるのがその犬と飼い主である

とは限らないのだ。

ただ、登山道で見かける犬は微笑ましいものではあるのだが。

Permalink |記事への反応(0) | 17:22

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2025-07-20

アラフォー弱者男性が弱小山山登りしたら体力より精神力で登れなかった。

アラフォー無職独身弱者男性です。

aiから、山を登るといいと言われて、初心者でも登れる山を提示してもらいました。

なんなら、幼児連れても登れる山だそうです。30分ほどで登れるとのこと。

  

まず、駅につくまでが酷かった。そもそもお金がないので、前日はカラオケに泊まったのだけど、カラオケって朝5時までなんだね。

寝不足

さらに、登山をする予定の駅が、暑さで厳しかった。

登山口に行ったけど、自分以外誰もいない。

幼児には絶対登れないだろうっていう、急峻な階段

  

だが、体力は絶対持つと思った。

しかし、精神力が持っていかれた。

  

まず、登山道は所々崩れていて、崖になっており、落ちたら絶対死ぬ。足を踏み外したら死ぬ

登山道は森の中の一本道なんだけど、まるでホラー映画のような怖さ。

ガサガサと野生動物がいるんじゃないかという音がする。

  

ホラー映画みたいな、恐怖の展開があるんじゃないかと気になってきたり、太ももがガクガクと疲れで揺れる。

眠さもあるのか、精神が切れそうだ。

自律神経が崩壊するんじゃないかというような、恐怖の中で、足を踏み外したら死ぬかもということや、熊でも出てきたらどうしようという恐怖。

  

結果、山頂どころか、中腹にも行けずに、恐怖で引き返すことに。

  

登山は、体力より、精神的に厳しくなったんだなあと思った。

Permalink |記事への反応(1) | 22:01

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2025-07-01

登山をしていると、山頂部で食事を楽しんでいる人々をよく見かける。

かくいう私も頂上ですする日清カップヌードル醤油味を楽しみにしながら

山を登っている。

マナーを守れば何処で何を摂取しようが自由だろう。

山頂部でビール日本酒を飲んでいるひとも珍しくない。

個人的には下りの足元がおぼつかなくなりそうで、山行中に

酒を飲もうとは思わないが。

登山道が整備された平易な低山で、下山中に滑落して救助要請しているひと

がよくニュースになっているが、酒でも飲んでたんじゃないかと疑ってしまう。

先日、下山後に立ち寄った麓の温泉で汗を流していたところ、数時間前に山頂で見かけた

男性とすれ違った。彼は山頂部で日本酒の四合瓶をグイグイ飲んでいたはずだ。

一緒にいた女性パートナーもお猪口で酒を口にしていた。

温泉の立地は車でなければ到底来れない場所にある。

どちらが運転していてもアウトだ。

どうせ、山でかいた汗で酒も抜けているなどという身勝手理屈正当化しているのだろう。

飲酒運転常習犯と同じ湯船に浸かっていると思うと気味が悪くなった。

Permalink |記事への反応(0) | 09:13

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2025-05-29

anond:20250529143937

登山道のど真ん中でひりだしてもいいのかな

Permalink |記事への反応(0) | 14:42

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>排便が登山者を殺す

女性はかなり登山道から外れて用を足す人がほとんどだと思います。足元が滑って滑落、崩れて滑落、足を踏み外して滑落。元のルートに戻れず道迷い、そして滑落。

 

人目を気にする軟弱者オムツ付けろよ

Permalink |記事への反応(1) | 14:39

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2025-05-16

anond:20250514212400

道楽かどうかより正規の手順に則っているかどうかが重要だと思う

仮に富士登山でも開山中登山道内で体調悪くなって動けなくなって救助が必要場合とかは無料でもいいと思う

Permalink |記事への反応(0) | 01:37

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2025-05-14

anond:20250514111135

川崎市内の山岳地帯比較標高が低く、ハイキングコースとして整備されている場所も多いですが、それでも遭難事故は発生しています

過去遭難事例:

川崎市内にも、多摩丘陵などハイキングに適した山域があります。これらの山は標高が低いですが、道迷いや転倒などのリスクはあります

生田緑地:

桝形山などがあり、手軽なハイキングが楽しめますが、一部通行止めになっている箇所もあるようです。

多摩自然遊歩道:

小沢城跡などを含むコースがあり、健脚向きとされています

よこやまの道:

多摩丘陵尾根道で、縦走可能です。

登山をする際の注意点:

川崎市内の低山であっても、事前の準備をしっかり行い、無理のない計画を立てることが重要です。

地図コンパスGPSなどの携行: 道に迷わないように、必ず地図コンパスを持参し、GPSなどがあればさら安心です。

十分な装備:

天候の変化に対応できる雨具や防寒具、ヘッドライト、食料、飲料水などを準備しましょう。

無理のない計画:

自分の体力や経験に合ったコースを選び、余裕のある計画を立てましょう。

登山道の状況確認:

事前に最新の登山道の情報確認しましょう。

体調管理:

体調が優れない場合は、登山を中止する勇気必要です。

家族や知人への計画共有:

登山計画家族や知人に伝え、万が一の際に連絡が取れるようにしておきましょう。

川崎市内の山を楽しむ際も、これらの点に注意して安全登山を心がけてください。

Permalink |記事への反応(0) | 11:16

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2025-03-29

地元のために公金を使うこと


東京の西半分に住んでいる。田舎の方である

数年前に土木建設業引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。

弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。

この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである工事業務になると、必ずといっていいほど施工系図が出来上がる。

タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係ニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。

私は、地元のために働いた経験が長い。本業土木(主に河川林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。

だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である

主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつ自治体運営するイベントでのことだ。

推敲は何度もしたけれども、増田日記は書き慣れてない。ご容赦を。





(以下本題)

それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。

そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてから自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)から下請け現場を任せてもらえるくらいである。

そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務地元自治体から流れてくるようになった。

いわゆる随意契約で、うちの会社地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである

さて、土木建設林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本であるあなたが住んでいる市区町村田舎であれば、絶対に近い確率でそうである

ある秋の終わり頃だった。倒木の解体処分業務地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落林道があって、その付近には森林浴にバッチリ雰囲気自然公園があった。

その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木バラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。

自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである

それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務職場から発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。

その際自分は、窓口の自治体職員にこう告げたのだ。

「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」

※1 都のルール?で切った樹木ごみ処理できないらしかった。よく覚えてない

※2田舎にある会社同士だとありがち

そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員発注者)はこう言ったのだ。

「実は、今回は特殊パターン仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都から指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」

「変更契約しなくてよい?」

「いいです。特殊案件ですので」

だってさ。

「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分利益になった。都民税金なんだが、ありがたくうちの子大学学費用に使わせてもらったよ。

これが公金チューチュー?の1件目である自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。



一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手東京都になるとこうはいかない。

都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。

標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?

標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベース価格納期交渉をしてくる。

こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事ルールですからだってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?

こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。

小さい会社場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。



それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。

一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。

この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである

その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。

やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。

それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元から、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。

決死覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。

そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である

うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。



仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。

談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民意見を聞かずに、都が発注した業務仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。

談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。

談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。

今はどうなっているのだろうか。

うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベル地元住民から仕事を請けることならある。

情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理業務とか、いつも特定企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名うまいこと調整しているのだ。

「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」

都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。

いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。





2つめは、ウォーキング大会でのことだ。

うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である中高生スポーツクラブの子トレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。

うちの地元には、初心者でも歩きやす登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。

イベント中は、子ども若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙地域とはいえ東京に住んでいてよかったと思うのはこれである

遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。

自分が住んでいる地域町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会スタッフ役割を務めていた。

大会運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである地元料理ベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。

とにかく、腹を空かせたウォーキング大会参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。



しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。

ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。

会計報告を終えた後、自治体担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。

メールの内容】

・収支計算書の明細欄に「アサヒビール1ケース」とある

領収書にも酒類おつまみ?の記載がある

芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている

・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい

公文書公開請求があると、あなた達の個人情報特定される危険がある。ご了承を

・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?

・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい

うん、まあ……違和感はあったよ。

それこそ、子どもの頃からウォーキング大会スタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。

あのビールおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若いからずっとだから感覚がマヒしてたのかもしれない。

それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。

結局自分が、その自治体担当者の人とやり取りをしていった。

うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分町内会バカにされてる気分だった。人件費無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命ウォーキング大会参加者地元料理を振舞ったというのに。

たかだか、自治体職員から渡されたお金ビールを買ったくらいで、それは町内会スタッフ鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分40代で若かった。まだ青臭いところがあった。

自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。





長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。

公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。

そういう人向けに書いたとかではないけど、この体験談がどなたか思考きっかけになったのなら幸いである。

Permalink |記事への反応(11) | 18:09

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2025-03-22

anond:20250322105133

登山道でおじさんに挨拶しただけなのに30分くらい付きまとわれて高山植物知識をひけらかされたことある

違う人と挨拶してる隙に逃げた

ちなみに俺は男だ

Permalink |記事への反応(0) | 12:46

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2025-01-09

山と下山人生の高低差

富士山の八合目で、六十三歳の私は休憩を取っていた。周りを追い抜いていく若者たち見送りながら、人生という山行を思い返す。

二十代は頂上を目指して必死に登った。昇進、結婚マイホーム。全てを手に入れようと、足元も見ずに突き進んでいた。三十代は、自分だけのペースを掴もうともがいた。四十代で、ようやく登山道には複数ルートがあることを知った。

五十代になって気付いた。人生は登頂が全てではないと。時には下山も、違う山に移ることも、大切な選択なのだと。

今、私は自分のペースを守りながら、黙々と高度を稼ぐ。若者たちは遠くなり、山頂は近づく。でも不思議と焦りはない。人生という山行に、正解なんてないのだから

頂上で見る景色は、きっと若い頃に思い描いたものとは違うだろう。それでも、それは私だけの眺めになるはずだ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:46

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2024-08-18

anond:20240817211616

お疲れ様自分は、ぎりぎりアルパイン(残雪期の北アとか、軽いバリエーションとか)の登山趣味にしていたので、当時の家族を考えると申し訳なかったな。と思う。膝の無理が効かなくなり登山から引退したが、登山道具は娘が引き継いだので、彼女が山に入る時はせめてAirTagを持たせている。(メジャールートでも山は下界とは違う。皆さんお気をつけて。)

Permalink |記事への反応(0) | 15:42

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2024-08-06

大学登山サークルで死人が出たらしい

足場の悪い登山道で、足元が崩れて滑落したんだと

嫌だねえ若い人が死ぬのはさ

サークル活動から、他の人に遅れちゃいけないとか疲れたって言えないとか、色々無理したんじゃないか

別に同行者や本人の誰かが悪かったわけではなくて、ただただ不幸な事故だね…

Permalink |記事への反応(0) | 01:39

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2024-08-02

anond:20240801163942

高校生の頃から登山をしてきた人間として、妥協解決方法を挙げる。

子供が生まれから子供と一緒に行ける日帰り低山しか行かなくなった。低山は人が少ない分、道迷いのリスクはあるが、GPSが発達してきてそのリスク大分減った。

もちろん、事前の地図読みと、上りの際の分岐確認写真をとりながらチェック。登山口と下山口が異なる縦走などは極力避けている。

あと、日帰りだと、荒天時はそもそも行かなくなるので、さらトラブルは少なくなる。

ただ、登山を始めたころは、高い山、有名な山にどうしても登りたくなる。

実際、有名で、沢山の登山者がいる北アルプス表銀座だって自分が歩いてきた稜線が円弧を描くように空中に伸びている景色は、自分の体の小ささと、それにもかかわらず、歩き続けられた自分の足の強さを同時に実感できる。

南アルプス北岳からみた富士山は、山と山のあいだの空気の厚み、上空から地上までの空気の重なりを、青色グラデーションが教えてくれる、絶景中の絶景だ。

とりあえずの必須条件として、子供GPSを持たせることと、計画書の提出(所轄の警察と家庭用)から初めてはどうだろうか。

子供GPS位置情報携帯電話パケットサーバーに定期的に送る機器だ。電池が長持ちし、自ら電源を切ることができない。保護者(妻)は数分ごとに地図場所確認できる。ここ数年で商品が増えた。

主な登山道なら、ほぼ携帯電話圏内だ。音声メッセージを送ることもできる。月額700円くらいだ。

計画書は登山者のためでもある。ガイドブックを参考にしながらでもいいし、地図を見ながらでもいい。日帰りでも、行動の節目節目で計画した時間通りでなければ、引き返すきっかけになる。

どうしても、日本アルプスなど高山に登りたいなら、小屋まりをやめることから提案しよう。1日の行動時間距離が長くなりがちだし、何かあったときの装備が貧弱になりがち。ウルトラライト一見機能的だが、トラブルには弱い。あれは体力も経歴も十分な人がやる事だ。

あと、バリエーションルートもだめだ。滑落しやす場所もふえるし、トラブル時に他人の目がない。登山道も迷いやすい。テント災害時にも有用だ。(これは山好きが道具を買ったとき家族にする言い訳典型だが。)

テント泊で夜明け前(夏場なら4時くらい)に歩き出し、10時か11時にはテン場に到着、あとは食事して夕方に寝るような計画にすれば、行動範囲は狭くなるが夕方の道迷いや午後の荒天に遭いにくい。

ご主人は、休みがとれるみたいなので、予備日は必須。焦らないで日程をこなせるようにしよう。自分は雨の日の停滞が意外と好きだった。

あと、冬は絶対ダメ。あと、秋も日が早いから要注意。8月の日照時間は、5月のそれとほとんど変わらない。道迷いは夕方におきる。

さらに、ご主人は、高尾山からスタートだということなので、首都圏在住だと思われるが、関東から東の山は早く日が暮れる(日本標準時比較した西日本と比べて)。低山で練習したくなる時期の、ちょっと涼しくなる9月は、昼過ぎには登山口に帰るくらいの気持ちでないと危ない。

Permalink |記事への反応(2) | 00:15

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2024-08-01

anond:20240801163942

一般登山道で行くか、コース外行くか

雪山行くか

の2つが大きくリスクを変えるので、話してどこかで釘させるならそうするとよいよ

例えば、北アルプス槍ヶ岳は、一般登山道で行くならそれほど危険ではないけど、

北鎌尾根とか行くと難度がぐっと上がる

道なき道をロープとか駆使して行くパターン

雪山は、どんなに気をつけても雪崩と滑落のリスク一定量ある

どんな山に行くかにもよるけど

あと、心臓病とかの発作のリスクあるなら、人里離れたところに行くのは怖いよね

Permalink |記事への反応(0) | 20:23

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2024-07-28

anond:20240728093324

最近富士山報道富士登山鉄道の推進目的

入山規制ありの山梨登山道と入山料の任意徴収静岡登山道をやたら比較する報道もそう

Permalink |記事への反応(0) | 13:34

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2024-05-22

anond:20240521155443

車椅子だけど現存する文化財も全てエレベーターをつけるか、それが無理なら健常者が抱えて登るサービスつけろって考えている。

健常者がアクセスできるけど障害者が入れない場所があるのは差別からな。その差別を解消する責任は当然健常者にある。

よく聖帝十字稜とか言って笑われてる車椅子登山だってそう。

登山道と言う健常者が歩きやすくなる道を作るなら当然それは車椅子にとっても登りやすい道である必要があるので既存登山道は全て差別ということになるし、その差別を解消するために健常者が車椅子を引いて登山させるのは社会義務なんだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:09

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