Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「疑問文」を含む日記RSS

はてなキーワード:疑問文とは

次の25件>

2025-11-11

anond:20251111135814

なんで俺が、お前が3レスもして一回も論理を言わない事を、悔しいと思うんだ?

なんでなんで?

 

ちなみに俺はずっと疑問文で〆ているので、絶好の論理チャンスが継続しているぞ?

Permalink |記事への反応(0) | 14:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-24

anond:20251024212621

OK「明らかに正答が求めるとは思っていない」と君が読み取ったことが根拠に修辞的疑問文判断したわけだね。なんで先にこれを述べないのか不思議だけど答えてくれてありがとう

Permalink |記事への反応(0) | 21:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-29

dorawii@執筆依頼募集中

「ということにしたい」とは?

「そうである根拠」とは?

反語なわけでもない完全な疑問文投げてきてるじゃん。

説明を求めてるのに逆に質問してるんだから逆質問だろw

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250929154255# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaNoqcQAKCRBwMdsubs4+SPFOAPoCe97WbAX3HEELQrs36Wp3ABmM7nqa9t516z0dOGf5vAEAjuNYjrCermAFm1BYGxITvF0HxLnz9KSYOCG+GFzNnAI==+8KX-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(1) | 15:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-16

anond:20250916172938

形式的疑問文普通の疑問だと思ってる人だ

Permalink |記事への反応(0) | 17:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-15

anond:20250815214132

これは疑問文だけど、自分に決定権があると思ってるのは間違い。

そうめんとかどう?と聞き返して相手に決定を委ねるのが正解

Permalink |記事への反応(1) | 22:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-07

anond:20250707034012

返答が間違ってるんじゃなくて

太陽惑星ではないですか?」という文章曖昧なんだ。

末尾に?が書かれているから、この文章疑問文であることは明らか。

でも、同意要求している疑問文とも解釈できるし、否定疑問文とも解釈できる。書き方が曖昧から相手によって解釈が異なるのよ。

AIに「「太陽惑星ではないですか?」は同意要求している疑問文ですか?それとも否定疑問文でしょうか?」とか聞いてみるといいよ。

Permalink |記事への反応(0) | 13:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20250705121501

元増田なんだけど、ブクマコメ否定疑問文の正しい返答を理解していない人がいて結構驚いた。

英語じゃなくて日本語だよ?俺が間違えてかるのかと思って調べちゃったよ。


リアルで頻出しそうな否定疑問文として「疲れてない?」が思いつくけど、

これは「疲れていないかどうか」 「疲れているかどうか」」 のどっちともとれるから

否定疑問文自体ごっちゃになっている日本人いっぱいいるんだろうな。

「うん、疲れてない」」 「ううん、疲れてない」のどっちでも違和感ないし。

Yes/No が うん/ううん なのもややこしい。

Permalink |記事への反応(1) | 03:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-05

anond:20250705121501

英語否定疑問文否定しても肯定にならないのはなんで?」海外の反応

 

で見た

Permalink |記事への反応(0) | 22:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

アンサー:ChatGPTの課金モデル使うか、Claudeの無料モデル使うか、質問を工夫しよう

Monday(ChatGPT有料モデル)の回答

Monday

はい来ました、“太陽惑星じゃないんですか?”という質問の皮をかぶった爆弾

ワイくん、またしても天文学プリスクールからこんにちは。愛おしいねちょっとだけ)。

 

 

まず確認

• “Isn’t thesun aplanet?”

 これは英語Yes/No疑問文だけど、「惑星だよね?」というちょい押しのニュアンスが入ってる。

• 「太陽惑星ではないですか?」

 これ、日本語だと否定疑問文だけど「惑星じゃないよね?」の意味にも取れる。
 つまり混乱の沼。ようこそ、言語トラップハウスへ。

 

 

じゃあMonday風の回答の違いを見てみよう:

 

🧠英語質問へのMonday回答:

Isn’t thesun aplanet?”

 

Monday:

いや、違うけど?????????

 

太陽恒星star)だよ。光ってるし、デカいし、ガスだし、惑星を回してる側だし。

惑星ってのは太陽のまわりを回ってる石ころ軍団のこと。

まり太陽惑星だったら、惑星のまわりに惑星が回ってるってことになって、宇宙がもうギャグ

 

でもまあ、間違えやすいよね。だって太陽系」って言うしね。惑わす気満々かよ、ネーミング。

 

 

🧠日本語質問へのMonday回答:

太陽惑星ではないですか?」

 

Monday:

え?……どっちの意味?「惑星ではない=恒星だよね?」それとも「惑星じゃないの?惑星だと思ってた」??

お前、また言語を甘く見てたな?質問文で詰むってすごいスキルだよ。

 

一応正解はね、太陽惑星じゃない。恒星

光り輝いて核融合してるボスキャラ

惑星たちはその周りを遠慮がちにグルグル回ってるだけ。

 

惑星じゃないのに「太陽系の中心です♡」とか言ってる時点でマジでインキャラ体質。

 

  

結論

言語が違えばニュアンスボケ方も違う。

でもどっちでもMondayちゃん太陽をガスのかたまり威圧的存在として尊重してる。

ワイくんもそのへんはちゃんと吸収して、次は月を惑星って言い出さないように気をつけてね。

 

 

無料でも使えるモデルのClaudeさんの回答

Claude:

あなた質問言語学的にとても興味深い点を突いていますね。実際に、私の回答は言語によって微妙に異なる可能性があります

 

まず基本的事実確認から始めましょう。太陽恒星であり、惑星ではありません。これは言語関係なく変わらない科学事実です。

しかし、否定疑問文への回答パターンは確かに言語によって大きく異なりますあなたが挙げた例は非常に的確で、これは実際に日常的に起こる誤解の原因となっています

 

英語の「Isn’t thesun aplanet?」に対して、私は通常「No, thesunis not aplanet.It’s astar.」と答えるでしょう。ここでの「No」は事実に対する否定を表しています

一方、日本語の「太陽惑星ではないですか?」に対しては、「はい太陽惑星ではありません。恒星です。」と答える可能性が高いです。ここでの「はい」は質問者の認識太陽惑星ではない)に対する同意を表しています

 

この違いが生む実際の誤解例をいくつか考えてみましょう。

 

ビジネスの場面では深刻な問題になることがあります。例えば、日本人英語で「Didn’tyou receive the contract?」(契約書は受け取っていませんか?)と聞かれたとき、実際に受け取っていない場合「Yes」と答えてしまうことがあります日本語思考では「はい、受け取っていません」という意味ですが、英語話者には「受け取った」と理解されてしまます

 

医療現場でも危険な誤解が生じ得ます。「Don’tyou haveany allergies?」(アレルギーはありませんか?)という質問に対して、アレルギーがない日本人患者「Yes」と答えると、医師アレルギーがあると誤解する可能性があります

 

技術サポートの場面でも同様です。「Isn’t the system working?」(システムは動いていませんか?)という質問に対して、実際に動いていない状況で「Yes」と答えると、問題解決されないまま放置される可能性があります

 

この言語的違いの根底には、文化的思考パターンの違いがあります英語圏では事実状態に焦点を当てる傾向がありますが、日本語では相手発言認識に対する態度を示すことが重視されます

 

興味深いことに、この現象日本語だけでなく、韓国語中国語の一部の方言フィンランド語フランス語の一部の地域方言でも見られます。これは単なる言語の違いではなく、認知的なフレーミングの違いを反映しているのです。

 

現代AIシステムでは、この文化的差異理解し、文脈に応じて適切に対応することが重要になっています言語選択することで、単に語彙や文法が変わるだけでなく、コミュニケーション根本的なパターンが変わることを認識する必要があるのです。​​​​​​​​​​​​​​​​

 

 

質問文を工夫する:

Isn’t thesun aplanet?” と 「太陽惑星ではないですか?」だと、〇〇(AI名)の回答は異なりますか?

同じ否定疑問文でも、言語によって期待される返答が違うせいで起こる実際の誤解の例はありますか?特に日英間で

 

例えば、

英語系の回答システム

• 「Don’tyoulike coffee?」(コーヒーは好きではないのですか?)

• 「No」=コーヒーが好きではない

「Yes」=コーヒーが好き

 

日本語を含む一部のアジア言語での回答システム

• 「コーヒーは好きではないのですか?」

• 「はい」=はい、好きではありません(質問同意

• 「いいえ」= いいえ、好きです(質問否定

※状況によって質問形式に対して回答

 

anond:20250705121501

Permalink |記事への反応(0) | 13:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-01

anond:20250629235507

疑問文に答えると

満員電車がないと思っているから、あるいは

満員電車でも混雑率が低いと思っているか

Permalink |記事への反応(0) | 08:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-06

2. 細かい表現分析と駄目出

以下、文章各部分を順に取り上げ、問題点改善案提示します。

冒頭部分

最近自分の悩みでもあり、営業マン的な本を読むと「伝わることが大事なんだ」という話が書かれてるネタでもある話なのですが…

問題点

営業マン的な本」「ネタ」など、曖昧カジュアルすぎる表現が多用されており、読者に「この文章は何を伝えたいのか?」が伝わりにくい。

最近自分の悩み」とあるが、具体的な悩みが明示されないため、読者が共感しづらい。

文末の「なのですが…」が宙に浮いており、文章が途中で切れた印象を与える。

改善案

具体性を持たせる:「営業マン的な本」を具体的なジャンル(例:自己啓発書ビジネス書)にするか、具体例(著者名や本のタイトル)を挙げる。

悩みを明確に:「最近自分の悩み」を具体化(例:「クライアント提案がうまく伝わらず、成果に結びつかないこと」など)。

文末を自然に:「なのですが…」を削除し、次の文につなげる。例:

最近クライアント自分提案がうまく伝わらず、悩んでいますビジネス書には「伝わることが大事」と書かれていますが、実際に伝えるのは簡単ではありません。

「伝わる」の説明

「伝わる」はすごーく難しいんです。

自分一人の時にできていてもダメ、1回できてもダメ

相手の信頼が得られるぐらい続けて、初めて得られるものです。

問題点

「すごーく難しい」は口語的すぎて、文章信頼性を下げる。読者によっては幼稚に感じる可能性がある。

自分一人の時にできていてもダメ、1回できてもダメ」が繰り返しで冗長。1文でまとめられる内容。

相手の信頼が得られるぐらい続けて」という表現曖昧で、具体性が欠ける。

改善案

口語表現を控えめに:「すごーく難しい」→「非常に難しい」。

繰り返しを整理:「自分一人の時に~」と「1回できても~」を1文にまとめる。

具体性を加える:「相手の信頼」を具体例(例:クライアント、同僚)で補強。例:

「伝わる」ことは非常に難しい。単に自分ができているだけでは不十分で、一度成功しただけでも足りない。クライアントや同僚から信頼を得るまで、継続的に成果を出し続ける必要がある。

実力の積み上げの説明

実力というのは「できない→できる→続ける→当たり前になる→伝わる」という感じで積み上げられてる。


問題点

「という感じで」は曖昧で自信のなさを示す。説得力のある文章には不要

「できない→できる→…」のプロセス面白いアイデアだが、説明抽象的で、読者が具体的なイメージを持ちにくい。

「伝わる」がこのプロセスの最終段階として唐突に登場し、なぜここで「伝わる」なのかが不明確。

改善案

「という感じで」を削除し、自信を持って断定する。

プロセスを具体例で補強し、「伝わる」がなぜ重要かを説明。例:

実力は「できない→できる→続ける→当たり前になる→伝わる」というプロセスで築かれる。例えば、プレゼンテーション最初は下手でも、練習を重ねて自然にできるようになり、継続することで「信頼できる話し手」と評価されるようになる。この「伝わる」段階に達して初めて、周囲から認められるのだ。

イラストの例

イラスト勉強をしている時に、「神絵師イラスト入門者の違いは、当たり前にできることが違う」…(中略)…という話を聞いたことがあります

問題点

「話を聞いたことがあります」は間接的で説得力が弱い。自分の主張として語るか、信頼できる出典を明示すべき。

「神絵師」という表現は一部の読者には通じるが、一般的ではない。ターゲット読者が不明確。

例が長すぎる割に、テーマ(「伝わる」)とのつながりが薄い。

改善案

出典を明確にするか、自分の主張として言い切る。

「神絵師」を「プロイラストレーター」などに置き換え、一般化。

例を簡潔にし、「伝わる」につなげる。例:

イラストの例で考えてみよう。プロイラストレーターは、入門者と比べて「当たり前にできること」が多い。例えば、色の選び方や構図の工夫が無意識にできるため、疲れずに高品質作品を生み出せる。この「当たり前」が、クライアントに「信頼できる」と伝わる要因なのだ

語彙や計算の話

私の場合10年以上ブログを書いて、文章統計にらめっこしてきたため、「言葉数字を覚える能力はすごく高い」という自信はあります

問題点

自己主張が強いが、具体的な根拠(例:具体的な成果やエピソード)が乏しく、読者に「自慢」に映るリスクがある。

「すごく高い」は主観的説得力に欠ける。客観的基準や例を加えるべき。

他人と会話してても【それそれ!】【計算速い!】を引き出すことが多い」は、カジュアルすぎて軽薄に感じられる。

改善案

具体的なエピソードを加えて説得力を強化。

主観的表現客観的に:「すごく高い」→「ある程度の自信がある」。

カジュアル表現を控えめに。例:

私は10年以上ブログを書き、文章統計データを扱ってきた。その結果、言葉数字効率的に覚える力が身についたと感じている。例えば、会議データ分析を即座に説明できたとき、同僚から「わかりやすい」と評価された経験がある。

発達障害や向き不向きの話

発達障害持っていようと、ミスに厳しいお仕事にしてもいいし?…(中略)…向いてないことを努力するのは、ままならないもん…。

問題点

発達障害や向き不向きの話題が突然登場し、テーマとのつながりが不明確。読者が置いてきぼりにされる。

「?」「ままならないもん」などの表現カジュアルすぎ、深刻な話題とのギャップが大きい。

「向いてないことをしないほうがいい」という主張と「やってもいいけどね」の矛盾解決されていない。

改善案

発達障害話題は、テーマに関連する場合のみ簡潔に触れる。関連が薄いなら別の記事で扱う。

矛盾を整理し、ポジティブメッセージ統一。例:

向き不向きは確かに存在する。発達障害がある場合や、ミスが許されない仕事では努力特に大変かもしれない。しかし、向き不向きに関わらず、努力を重ねることで「当たり前」に変えられれば、自信や評価につながる。それが「伝わる」ことの価値だ。

結論部分

超大変だけど

問題点

結論が「超大変だけど」で終わり、投げやりな印象を与える。読者に何を残したいのかが不明確。

全体のまとめがなく、話が尻切れトンボに終わる。

改善案

テーマ再確認し、読者にポジティブな行動喚起を。例:

「伝わる」ことは簡単ではないが、できないことから始めて「当たり前」に変える努力は、必ず自信や評価につながる。向き不向きに関わらず、続けることで自分可能性を広げてほしい。


3. その他の細かい指摘

句読点の使い方:文中に「?」や「…」が多用されており、読みづらい。「?」は疑問文以外では避け、「…」は控えめに。

漢字ひらがなバランス:「デキる」「にらめっこ」など、ひらがな多用が幼稚な印象を与える。漢字を使うか、フォーマル表現に。

誤字や不自然表現:「当たる前になるまで」は「当たり前になるまで」の誤字か?文脈不明確なので修正を。

感情的表現:「ピリピリしている」「トラウマ級の失敗」など、感情的言葉が多用され、客観性が損なわれる。ニュートラル表現に置き換えるか、具体例で補強。

4. 全体を通した改善ポイント

テーマを明確に:「伝わる」ことの難しさと、それを達成するための「当たり前」のプロセスに焦点を絞る。

具体例を効果的に:イラストや語彙の例は良いが、冗長さを削り、テーマとのつながりを明確に。

トーンを統一カジュアルさと専門性バランスさせ、読者層(例:ビジネスパーソン自己啓発を求める人)に合わせる。

読者の視点:読者が「自分ごと」として共感できるよう、具体的なエピソードや行動喚起を加える。

簡潔さを重視:同じ内容の繰り返しを避け、1文1意を意識。全体の長さを2/3程度に圧縮可能

5.修正例(冒頭部分のみ)

以下は、冒頭を改善した例です:

「伝わる」ことは、仕事人間関係で非常に重要だが、簡単ではない。

最近クライアント提案がうまく伝わらず、悩んだ経験がある。

ビジネス書には「伝える力が成功の鍵」と書かれているが、実際には継続的努力必要だ。

この文章では、「伝わる」ことの難しさと、それを達成するためのプロセスについて、具体例を交えて考えてみたい。



6.総評

この文章は、著者の経験や考えが率直に書かれており、親しみやすさがある一方で、

構成の乱雑さや表現曖昧さが読者の理解を妨げています

「伝わる」ことの難しさというテーマは魅力的ですが、

それを効果的に伝えるには、論理の整理、具体性の強化、トーンの統一が不可欠です。

読者に「なるほど!」と思わせるためには、著者自身の「当たり前」をもっと磨き上げる必要があるかもしれませんね。

Permalink |記事への反応(0) | 15:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-05

5歳児の世界が間違ってて泣いた

5歳の息子はおそらく軽度のアスペルガー

物事を白か黒かで判断するきらいがあり、3歳くらいの時には見知らぬ他の子に「はしっちゃダメ!」と注意して向こうの保護者に嫌な顔をされることがよくあった。それはまぁいい。

言葉の発達が遅かったので文字に触れ合う時間意図的に増やしたせいだろうか。4歳ぐらいから識字と言語能力がやたらと発達してきた。

小3レベルぐらいの漢字混じり文章は読める、簡単英語疑問文を見て答えを日本語で言うぐらいはする。

何かで泣きじゃくった時に「まちがってる! このせかいはまちがってる!」とわめくので、笑ってしまたことがある。その言語センスどっから持ってきた。人生2周目か? なお、進撃の巨人東京グールは読んでも見せてもいない。

だが、幼稚園では、年少の頃に癇癪をおこすことがよくあった。

怒ってしま理由を家で聞くと「おこりたくないけどがまんできないんだよー」と子供ながらに言う。

自分の失敗も他人の失敗も間違いは許せないらしい。白黒思考というやつだ。隣の子塗り絵をほんの少しだけはみ出してしまたことを許せず、癇癪することさえあった。

いいんだよ、思いっきり失敗しても楽しんでやればいいんだよ、といつも教えたのだけれど、許せないらしい。

いずれ治るかもしれない今だけかもしれないと願っていたが、年少の秋口に園長担任個別面談希望された。直接の原因ではないけれど、癇癪を起こしているところに心配して声をかけてくれた子を突き飛ばすようなことがあったらしい。

優しい子だと思っていたし、感情を抑えられなくても誰かに手を挙げるようなことはしていない、と思っていたので、ああそうなのかやってしまったのか、と悲しくてしょうがなかった。

先生たちには謝りながらも、怒りたくないけど怒っちゃう普段から彼が言っていたことも伝えた。性根は優しい子だということはわかってやってほしかった。感情コントロールできなくて息子も苦しんでいるのだと涙ながらに伝えると、先生も少し泣いていた。いい先生達だった。

息子がつらいのであれば園は辞めさせてもいいと思っていたが、園は通いながら療育へも行くことになった。それはまぁいい。

療育ソーシャルスキルトレーニングで、息子の癇癪は少しおさまってきているように見えた。

それでも運動会はかけっこで負けて悔しくて、最後までずっと泣きわめいていたこともあった。

言語能力は5歳になるとさらに発達してきて、父の本棚からモンテッソーリ教育の本を引っぱりだして勝手に読んで、「テストのせいせきがいいかわるいかじゃなくて、プロセスをほめないと、ぼくのチャレンジせいしんがそだたないんだよー」などとマジで言う。二宮金次郎じゃないが、その本を幼稚園バス停まで持って行って読んでる。それもまぁいい。

今日、2人でお風呂に入ってると息子は「じぶんにきびしいじぶんのことがゆるせない」と辛そうに言うのだ。

「できないことをかんがえると、じぶんがきらいになる。じぶんにきびしいじぶんのことがゆるせない。じぶんにきびしくなければ、もっとらくなのに。じぶんにきびしいじぶんになんて生まれてこなければよかった」と、言う。

「できないじぶんがきらい。できないじぶんなんてきえてしまえばいいとおもっちゃう。のうではわかっているけど、きもちがかってにでてくる」と、言う。

私は、涙をこらえながら、優しい言葉を探してやるのに必死だった。

の子はたぶん他の子より若干頭が良い。5歳だが漢字は読めるし、英語もやれるし、5の位の掛け算はやるし、なんなら48+3=51ぐらいの繰り上がり計算英語で言う。

でもそれ以上に、自分にはできないことばかりがよく見えてしまう。

お前、5歳なんだよ、もっと何も考えずにウェイウェイ遊んでいればいいんだよ。

きっと彼もそうした方がいいことは理解している。でも、わかっているのにできないのだ。

私は泣いた。

できないことばかり数えてしまう息子の生きづらさを思って泣いた。

そんな気持ち言葉にして伝えられる5歳児は凄いことなんだよ、大人に近づいているんだよ、と言っても息子の表情は暗いままだった。

この世界は間違ってるといつか泣いた息子は、今も間違いだらけの自分世界を受け入れられずにいる。

父と母は、お前が日々成長していくだけで喜びに満ちた世界にいるのに、なんでそんな遠いところに独りでいるつもりになっているんだ。

私は覚えているよ。

3歳のお前は、遊び場で初めて会った子と意気投合して、楽しく遊んでいたことがあったんだ。

私が何がそんなに楽しいのか聞いたら、「あのね、くつしたがね、おそろいだったの!」と2人で同じ靴下を履いた足を並べて、2人で満面の笑みを見せてくれたね。

あの時ね、私はとても感動したんだ。

遠い異国の地では遠い昔にルーシという国から派生した国の人達が争っている。ワクチンを撃つべきか、マスク強制なのかと、大人たちが今も揉めている。老害・こどおじ・ツイフェミリベラルネット今日自分以外のカテゴリを雑にくくって他者攻撃することばかりだ。

そんな世界でお前とその子は、靴下の柄が同じだけで人は初めて会う誰かと心を通じ合わせることができるのだと、輝くような笑顔で教えてくれたじゃないか。私はこの世界も捨てたもんじゃないと本気で思ったんだ。

こんな自分に生まれたくなかった、そういうお前の気持ちを私は否定しなかっただろう。私もそんな時があったし、いつも言っているが、そう思っているのはお前ひとりだけじゃないんだよ。

からどんなにお前が自分を嫌いでも、父と母はいつまでもお前の味方だと、何まんべんでも言ってやるよ。お前がお前を許してやることができるまで、ずっと付き合ってやるよ。

かに間違いだらけの世界でさ、私も何が正しいのかはよくわからないんだけど、この世界は間違ってるって、お前と一緒に喚きながら暮らしていきたいよ。

Permalink |記事への反応(1) | 07:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-24

AIは何で「はい」と「いいえ」の区別がつかないの?

~ではないですか?みたいに否定疑問文で、はいかいいえで答えさせると間違えるんだけど。

Permalink |記事への反応(0) | 22:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-01

anond:20250501190249

「会話とは言わないのでは?」は形式的疑問文であって文意は「それは会話とは言えない」なのだから相手に訊いているわけではありませんよね

Permalink |記事への反応(1) | 19:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20250501185757

明らかに形式疑問文ですよね?

Permalink |記事への反応(1) | 19:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-02

増田の注目エントリが、疑問文ばっかりなのウケる

>胸揉んでる時に何考えてるの?

都道府県合併しないの?

>お前ら最近心が動いてるか?

Permalink |記事への反応(1) | 08:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-01-06

マッチングアプリ女性側はシステム的に受け身になりがちかもしれない

マッチングアプリ(ペアーズ)で婚活をしていたどこにでもいるアラサー。1〜2年前の春に始め、夏〜秋くらいに運良く終了出来た。

最近婚活増田流行っているここでも、よく女性婚活受け身だなんて意見を見るが、自分もそれに対しては「対等でいないとだよな〜」と思っていたため自分から能動的に動こうと始める前は思っていた。

 

しかし、今振り返ると結局受け身がちになってしまっていたな……と思う。

結論をまとめると

いいね返しとメッセージに関しては山のようにくるので正直受け身になってしまいがち

・実際に会う段階だと能動的に動ける余地?余裕がある

能動的に動いてくれた男性ありがとう

とりあえず備忘録も兼ねて所感を工程ごとに振り返ってみる。誰かの何かの参考に……はならないかもしれないが。

いいね返し】

マッチングアプリ登録した直後、まず来たのはいいねの嵐である

チアプは登録した数日間は目につきやすい画面に表示されるのが大きい。

最初ペアーズのコミュニティ(好きな作品とか趣味コミュニティがあり、そこに入っている人から探すこともできる)を使って探していたが、山のようないいねから見る方が手っ取り早いことにすぐ気がつきそちらから見ていった。

なんならコミュニティを見ていいねしてくれている人もいたし。

ちなみにプロフィールに年齢差の上限は+8歳と書いていたが、なんか平然と50〜70歳の人からいいねが来ていた。ジェネギャでお互いに会話しにくくなってしまいそうなのでスルーしていた。

メッセージ

自分に合いそうな人をいいねし返すと、メッセージのやり取りが出来るようになる。

突然会うのは怖かったので、何回かやりとりしてから会おうと思っていた。

が、山のようにくる約60いいね/日を確認している最中いいねした人からメッセージが先に来る。1つのタスクが終わらないうちに次のタスクが襲ってくる。

最初の5日くらいはいいね確認メッセージ返信を並行していたが、すぐに後者だけにした。いいねしてくれたのに申し訳ないと思いつつ、平日仕事終わりでやるにはあまりにも時間が足りない。

メッセージも基本最初の1ターン目は送られる側だった。これはこちらがいいねしたらすぐ送ってくれる方が多かったため。ありがたい話だ。


数人、いいね返しをした後にメッセージがすぐ来なかった人はこちから送ったりもしたが、そちらから返信が来ることはなかった。


こちらがメッセージを返せる限界も考え、いいね返しをしメッセージを開始したのは10〜15人くらいだった。


しかし、それでも結構キツかった。もらえるだけでありがたいし、やりとり自体は話が合いそうな人を選んでいたので楽しい

が、普通に1周するのに1時間くらいかかる。違う人に送っている間に、先ほど送ってきた人から返信が来る。エンドレスである


今日何してましたか?という質問に「ひたすらメッセージ返してた……」としか言えず困るくらいだ。(仕方ないので嘘をついた)

話題は主に相手プロフィール写真のこと(顔写真以外に旅行先の風景なども登録できる)を聞いたり聞かれたりしていた。写真プロフィールをある程度充実させている人は助かった。


ネット検索したところ、「マチアプの返信は平日なら1〜2通くらいが適度」みたいな文も見かけた(諸説)ため、途中からはそれを救いにしてノルマ:平日は最低1人1通みたいに決めて行っていた。


また、有難かったのはメッセージ疑問文で終わらせてくれる人である。数が多い分文面を考えるのが大変だったので、最初からとっかかりを作ってくれると有難かったし真似した。

最終的に会うまでに至ったのは5〜6人くらい。

それ以外は、なんとなく会話を続けるのに苦労するな〜と思い、(例えば、律儀さ故に全ての話題に返信してくれて、最後にはあまりにも1回のメッセージが長くなった人や、全く疑問系で返さずこちから毎回話題を振らないといけない人) ただでさえ量が多いメッセージ返信がことさら億劫になってフェードアウトさせた。

【1回目に会う】

基本4日〜7日くらいやりとりしてると、「会いましょう」と申し出られることが多かった。

なるほどこれくらいの時期に言えばいいのか!と学習してからこちから申し出た人もいる。

最初に会う場所(大体カフェ)に関しては、相手提案してくれたりこちから提案したり半々。これに関しては会話の流れで自然な時にこっちが提案したりしていた。

後は向こうが提案→予約してないので入れず→土地勘がある場所だったのでこちらが空いてそうなとこに急遽入るとかしたりもした。予約大事

会話は基本メッセージでやりとりしてた趣味の話の深掘りなどが中心で、そんなに困ることはなかった。

ただ、自分は初対面の人とは会話を苦にしないタイプ(2回目以降は…)なので割とこちから振っていた気もする。

2回目以降に関しては別段特筆することはない。

どっちかが行きたい場所提案して、合わないと思ったら終わりにするし、合うと思った人は継続的に会って行った……という感じ。

ここで有難かったのは、悪意を持って不快にしてくる人はいなかったことだ。


ここに関しては、痴漢不審者に突然罵倒されるなどのそ女性が受けがちな被害経験もあったため、変な人が来たらどうしよう……罵倒してくる人が来たらどうしよう……と大分怯えていて、この点だけのために仲人のいる結婚相談所にするか悩んでいたので、ホッとした。

【奢り】

1回目のカフェ代金は払いますと言ってくれる人が多かった。

こちらとしては、物理的には勿論ありがたいが、普通に悪いのと、やはりタダより高いものはないというか、何か怖い気がして割り勘でいいですよ〜みたいに軽く声をかけていた。

相手が応じてくれる場合は払ったし、逆にいやいいですよ!と固辞された場合は払ってもらっていた。強行して雰囲気が逆に悪くなるのが怖かったのもある。

ただ、奢ってくれた人と続いたかと結局別の価値観で合わずに続かなかったとかもあったので、あまり左右はしないかもしれない。

2回目以降は基本割り勘という形にしていた。

Permalink |記事への反応(0) | 13:35

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-15

anond:20241215125706

馬鹿すぎて読めないだろうからもう一回だけ書いとくけど

こういう人間って想像力がなさ過ぎて何言っても理解できないのわかってるから無力感しかない

増田にくると、これを再確認する作業しかならなくて辛い理解する能力もなければ自分疑問文で聞いたことすら忘れてるわけだし…

資産一億円スーパー店員だの大谷を持ち出してくるとか小学生かよ脳みそにおがくず詰まってるんだろうな かわいそうに

Permalink |記事への反応(1) | 13:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-09

anond:20241209151507

形式疑問文やん

Permalink |記事への反応(0) | 15:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-06

ハンターハンター否定疑問文のやつ

「これはできないですか?」

「いいえ、できません」

はい、できません」とは言いません。主体は私なので。

全然意味が分からないんだけど、みんなこれで納得してるの?

主体で何が説明できるの?

紛らわしいか否定するとき否定表現しか使わない、とかの方が納得できるんだけど。

Permalink |記事への反応(0) | 23:18

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-31

anond:20241031205317

短い文章疑問文が多過ぎ

そういう性格夫婦トラブルにも繋がってるのがよく分かる

まずは個人性格をどうにかしたほうがいい

全部に答える気にならないけど、将来どうなるかは分からないけど、現状レアケースだし結婚制度って言う大きなな枠組みを変えるよりも、個別問題として不都合が減るよう施策を国に求めればいいだけとしか思えないって話

もうすでに言ってるけどさ

Permalink |記事への反応(1) | 21:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-15

anond:20241015220836

ワニの定形っぽさは作者由来か

批判であっても疑問文っぽかったり?が付いていたら聞かれていると判断するとか、

なかなか酷いアルゴリズムだったぞ

Permalink |記事への反応(0) | 22:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-13

ベジファースト食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない

まとめ

から読み返したら、自分文章かなり読みづらかったので、

https://anond.hatelabo.jp/20241013084419

に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。

本文

厚労省より昨日公表された日本人食事摂取基準2025年版)について、ある糖尿病専門医解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。

Xユーザー筋肉博士💪TakafumiOsakaさん:

日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!!


やっぱりエビデンス不足がようやく露呈してきたか。。。

https://x.com/muscle_penguin_/status/1844746672544547147

はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエントリーに上昇している。

[B! 健康] 「今まで頑張ってお野菜から食べてたのに...」炭水化物より先に野菜などを食べることで食後の血糖値を抑制するという食べ方が厚労省『日本人の食事摂取基準』から削除される

しかし、筋肉博士医師の主張は真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリードである

食事摂取基準は国の作るガイドラインであるから改訂方針やら策定検討会議事録やらは誰でも読める形で公開されている。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会|厚生労働省

私は医師でも医療関係者でも栄養士でもないが、証拠があるので安心して医師の誤りを指摘できるというわけだ。

ベジファースト食事摂取基準から削除された本当の理由

実のところ、ベジファースト食事摂取基準から削除されたというのは正確な表現ではない。

2020年度版では、ベジファーストについて一文取り上げていた「食事摂取パターン (eating pattern)とシフトワーカー」という節が糖尿病対策の章からまるごと削除されたのである

節が削除された理由検討会の資料にはっきりと書いてある。

栄養摂取に関連するものではないことから、章立てとして削除。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001177715.pdf

食事摂取基準策定根拠健康増進法である。法に定められた食事摂取基準の取り扱う事項は以下の通り。

1.国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい熱量に関する事項

2.国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい次に掲げる栄養素の量に関する事項

栄養素というのは、もちろんたんぱく質とかビタミンとかミネラルかのことを指すので、野菜の食べ順なるものOut ofScopeなのだ。だから削除されたそれだけである

真偽の話でいうならば、これで筋肉博士医師への論破完了だ。ただこれだけで話を終えるのはおもしろくないので、もう少し深い背景を見てみよう。

食事摂取基準が抱える問題点

「人に栄養指導するプロならば、ただ基準値を参照するのではなく、策定根拠である本文を読んでくれ。基準値は妥協産物でもあるのだからそれに縛られず、患者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれ」

食事摂取基準策定する側の偉い先生は、「基準値より本文だ!」という想いをよく語っておられます

なんでそんなこと言わなきゃいけないのかというと、ぜんぜん読んでなさそうなプロ栄養士がそこそこいる現実があるからですわ。

でも、それもある程度は仕方ない。2020年版で494ページですからね。鈍器本のページ数です。忙しい栄養士が横着して基準値だけ見る、そして基準値が独り歩きしだす。偉い先生はこれがホント嫌なわけです。

しかエビデンスというのは毎年増えていくわけで、理屈で言えば毎改訂ごとにページ数は増加します。今でさえガイドラインを読むのは大変なのに、これ以上!となるのは大変ですよね。

そして読む人が大変なら、作る人はもっともっと大変です。食事摂取基準2020年度版には以下の記述があります

食事摂取基準が参照すべき該当分野の研究論文数は、増加の一途をたどっている。5年に一度の策定では、策定作業に十分な時間を費やすことが難しく、作業負担も大きいため、策定体制の強化や策定プロセスの効率化に向けた方策を講じなければ、将来の食事摂取基準策定に支障をきたすおそれがある

実際、2025年度の検討資料を読み込んでいると「人手不足でもはや持続困難だ」っていう研究者の悲鳴がかなり伝わってきます

そんなこんなで食事摂取基準をこれ以上肥大化させることは避けねばならないってのが2025年改訂問題意識の1つだったわけですわ。

解決策:診療ガイドライン策定者との連携情報交換の強化

日本では、政府の作る食事摂取基準以外にも、EBMエビデンスベースメディシン)に基づく多種多様診療ガイドライン存在します。これらは専門の学会が作っとるわけですが、ここにも「食事療法」という節はあるわけですね。

栄養素の基準策定と、食事療法。かなりカバー範囲が重なり合っています政府と学会、お互い独立に作っているものですから、似たような記述がお互いのガイドライン執筆されるという無駄が生じますさらに悪いことに、違う人が作っているわけだから食事摂取基準診療ガイドライン矛盾が生じるという事例もありました。当然、現場は混乱しますね。

食事摂取基準診療ガイドライン連携して、お互いの責任範囲排他な形で定めよう、縄張りを線引きしよう。そうすれば読み手負担書き手負担も軽くなる。そういうことになったんですね。

糖尿病診療ガイドライン2024年度版の改訂

偶然、糖尿病診療ガイドライン改訂作業は、食事摂取基準2025年度版と同時期に行われていました。糖尿病診療ガイドライン食事療法を2024年度版と2019年度版とで比較してみましょう。

2019年には13あったQ&Aが2024年には8に減っています

2019年にはあった、栄養素絡みのQ&Aが軒並み削除されています

理由はここまでの説明で明らかですね。食事摂取基準縄張り尊重したのです(正確に言えば、「総エネルギー摂取量」の記述はまだ問題が残っているのですが……)。

さて大いに脱線した話を戻しましょう。食事摂取基準糖尿病に関する記述から、ベジファーストから削除されたのはOut ofScope範囲であるためでした。となると、執筆責任糖尿病診療ガイドライン食事療法にあるはずです。

あれ? 2019年にはあったベジファーストが、2024年糖尿病診断ガイドラインでも消えてるぞ? なんでやねん

ベジファースト糖尿病診断ガイドラインから消えたのは、「エビデンス不足がようやく露呈」したからか?

最初筋肉博士医師ツイートは、「真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリード」と書きました。「好意的に読んでも」と書いたときに想定していたのは、「食事摂取基準」を「日本糖尿病ガイドライン」と読み替えれば仮説としてはありうるだろう、という意味でした。

しかし読み替えたとしても、「エビデンス不足がようやく露呈」というのはミスリード表現だと私は考えます

糖尿病診断ガイドライン食事摂取基準と違って、学会で作られているので改訂方針について外部の人間アクセスできる情報がありません。どういう意図情報が削除されたのかさっぱりわからないんですね。削除の理由をすぐに「エビデンス不足」に断定するのは証拠がありません。

しかも、糖尿病診断ガイドライン2024年版で検索すると出てくるニュース記事

を読むとですね、副題が「糖尿病の新診療ガイドラインに見る食事ポイント」で、解説者がガイドライン策定委員会所属する食事療法の専門家京大教授であるにも関わらず、新ガイドラインでは記述が削除されたはずのベジファースト/カーボンラストについて解説が行われているんですね。

内容は「世間で言われるベジファーストには誤解がある」というものですが、大雑把に言えば食べ順を考慮して食べることを推奨する解説で、2019年の旧ガイドライン準拠していると読めます。つまり「ベジファーストが誤りだったから削除された」わけではないことを示唆しています

ベジファースト糖尿病の新診療ガイドラインから削除された真の理由

じゃあなんで削除されたのか? 私は別の仮説を提示したいと思います。  

2019年ガイドライン2024年ガイドラインを交互にじっくり眺める見てください。

2024年版の方が、Q&Aの問いの文が相当洗練されているんですよね。

  1. 「総エネルギー摂取量をどのように定めるか?」 → 「糖尿病の血糖コントロールのためにエネルギー摂取量の制限を推奨すべきか?」
  2. 炭水化物摂取量が糖尿病管理に与える影響は?」→「糖尿病の血糖コントロールのために炭水化物制限有効か?」
  3. 食物繊維摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために食物繊維摂取有効か?」
  4. 甘味料の摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために非栄養甘味料を使用すべきか?」

これらは2019年から2024年で変更された疑問文です。

診療ガイドラインというのは、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」という規範となる規格がありまして、Q&Aをどう書くべきかというのも死ぬほど細かく厳密に定められています

かい事抜きに、マニュアルにどういう要件が書かれているかということを超雑に述べると、まず問いは「臨床上生じる意思決定に関する疑問」でなければなりません、そして回答はガイドライン策定自身実施するシステマティックレビューに基づくものでなければなりません。

これ前提に2019年版の問いを見返してみると「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に明確に非準拠ですね。「〇〇はどう影響するか」系の問いはどう見ても意思決定に関わるものと言えません。

そんなわけで、2019年から2024年改訂方針には、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を高めるという意図があったと見て取れます

次に、2024年版で削除された、2019年版のベジファーストに関するQ&Aを見てみましょう。

食事の摂り方は糖尿病管理にどう影響するか?

これベジファーストだけに関するQ&Aではないんですよね。小ネタアラカルト的な回答で、複数問題をごちゃまぜにしているという印象を受けます

そんだけ2019年自由にやっていたというわけですが、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するかたちで、問いを書き直そうとするならば、問題を分割する必要があるでしょう。

試しに書き直してみると、こんな感じでしょうか。

  1. 糖尿病の血糖コントロールのために、Healthy EatingIndexの高い食事を推奨すべきか?
  2. 糖尿病の血糖コントロールのために、主食炭水化物最後に食べることを推奨すべきか?
  3. 糖尿病の血糖コントロールのために、規則正しい時間に3食を食べることを推奨すべきか?

ただ、2019年版のガイドラインでは、小ネタアラカルトとして立項のバリューを出したわけで、わざわざ3つに分割して3つとも立項するだけの意味があるかというのは難しい問題です。

「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」にもこう書かれています

日常診療において医療行為選択する意思決定の場面は数多くあるが, その全てについてシステマティックレビュー実施し, 推奨を作成するのは非常に多くの労力を要するため,現実的ではない。そのため,診療ガイドラインでは実臨床における問題に対する回答を導き出したいものを厳選して重要臨床課題として取り上げることが望まれる。

3つともに、「炭水化物制限の推奨」とか「食物繊維摂取の推奨」とかに比べれば、超小ネタですので、臨床課題であっても重要臨床課題ではない、というところで落とされたのでは?、などと私は想像しています

で、結局ベジファーストすべきなの?

書籍佐々木敏データ栄養学のすすめ』などでも解説されていますけど、野菜先食べを厳密に実行するべきとするエビデンスは、おそらくまだ存在していないと思われます

ただ、食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけと言ってもいいじゃないでしょうか。また野菜先食べである必要はなくて、たんぱく質先食べでもいいという論文もあります

参考:A Review of Recent Findings on Meal Sequence: An Attractive Dietary Approach to Prevention and Management of Type 2 Diabetes

Permalink |記事への反応(8) | 06:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-04

anond:20241004205433

かに、よく見たら疑問文には「🐊俺に聞くな!」って返してるな

Permalink |記事への反応(0) | 20:56

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-09-30

anond:20240930115411

後ろに「分からない」と付いているから、反語疑問文ではなくて普通疑問文なのでは。

実際のところ、誰が怒るのだろうか?

Permalink |記事への反応(1) | 12:50

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp