
はてなキーワード:疑似科学とは
同一人物判定をしていそうなことに対して「薬飲め」と言われたことがあったが、
ある状況を見てどう考えるかというその思考の癖というのは、そもそも病気に関係なく先天的な人格とか生い立ちに基づくものであって、
オウム真理教を信じていた人がみな統合失調症等の診断が下るような人たちとは思えないし、そういうどう考えるか、何を信じるかということは薬によってどうなるものではないはずだ。
考え方そのものが変わってしまう薬っていうほうがいかにも胡散臭く疑似科学的で常識ある人ほどそんな人格改変催眠じみた薬、というか化学的成分などないと思うだろう。
薬物でかっとなりやすくなるとかそういうのはあるけれど、ベースとなる考え方が変わるわけではないことを区別しなければならない。
化学物質としてありえるのは、その考え方に基づいて行動をするということに対してブレーキをかけるかかからなくなるか、というところに作用しているだけだ。
しいて言えば認知行動療法は考え方を変え得るけど、そもそも価値観が違うだけの考え方の違いに対して、そうやって医療的にどうにかさせようというのは、
相手のことを考えているようで「洗脳」を推し進めるような危険思想ではないか。
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初めに言っておくが、科学と疑似科学は異なるものだ。これらを区別する基準は、反証可能性、再現性、方法への懐疑、批判への適切な応答、などが挙げられるだろうか。
ただし、一般人が科学に触れるとき、内容を自ら検証することは非現実的だ。だから学者、書籍、公的機関といった「権威」を信じるしかない。そしてこの「権威者の言うことを信じる」という心理は、疑似科学を信じる心理と同じだ。科学を信じる心理と疑似科学を信じる心理の違いは、「学者とYouTuberのどちらにより権威を感じるか」という点だけなのだ。これを理解している学者はどれだけいるだろうか。
幸いなことに、今は大半の人が「学者はYouTuberより正しいことを言いそうだ」と感じている。この感覚を今後も守り続けなければならない。「YouTuberは学者より正しいことを言いそうだ」と感じる人を増やしてはならないのだ。
ジェンダーフリーは子供の健全な人格を破壊し、結婚離れを加速させる。そうなれば、家族が崩壊するだけでなく、社会の崩壊にも直結する。
http://www.seisaku-center.net/node/286
むしろ母性神話による母親への育児負担こそ虐待を引き起こしてしまうことがある
江戸時代は父親が育児したし、三歳児神話は1960年代に広まったものである
本当かどうか、男女共同着替えは問題があると思うが、男の色とか女の色を否定することが悪い・・という論は関係がない
男の色とか女の色ををやめたところで人間が出産されなくなるわけではない
自信が持てない原因になるのではないだろうか?
そもそも性別固定的役割分自体歴史が浅い。専業主婦だって主流になったのは100年未満の話である
「母性」「父性」を説いたところで親との自覚を持たない人間には届かないのでは?
歴史的に見ても男女の役割が変化したことが踏まえられておらず、高度経済成長期以降の専業主婦とか三歳児神話的なイメージから脱却できていない。
だからおそらく父親が育児していた江戸時代も、夫婦共働きが普通だった高度経済成長期より前の時代も考慮されていない。
日本人は長らくめちゃくちゃな家庭環境、家族間で生きてきたのだろうか?そうではないだろう
日本人の歴史でも性別に関わるところは変化しているがそれでもそこで大きな混乱はなかったのだから、ジェンダーフリーがそこまで悪影響である根拠は希薄である。
ある時代の男女の役割は昔の時代の男女の役割の否定でもあるのだから。
まるで古代から日本人は(または人類は)母親が育児して父親が外で働いていたかのように主張する印象
現に「「母性は社会的・文化的に作られたもので、高々百年の歴史しかない」という論には批判的に取り上げられている
その一方で、関わりを通じて築かれる家族愛が過少に評価されてしまっている。
自分の子を育てる母性や自分の子を教育する父性がないとダメなら里親制度とか養子縁組制度とか機能しないだろうし、きょうだいとの繋がりも説明は付かなくなるだろうと思う。
男の色や女の色が否定されたところで生殖できなくなるわけではない。
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http://www.seisaku-center.net/node/304
いずれにせよ、今の日本では「三歳児神話」などと批判される「三歳までは母の手で」という日本の伝統的子育て文化が、男女平等の「先進国」ノルウェーでは国家によって保障されているわけだ(中には父親が育児に専念する場合もある)。
同じ筆者かは分からないが「三歳までは母の手で」という日本の伝統的子育て文化と書かれている。
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/kousei/1998/dl/04.pdf
三歳児神話は,欧米における母子研究などの影響を受け,いわゆる「母性」役割が強調される中で,育
児書などでも強調され,1960年代に広まったといわれる。そして,「母親は子育てに専念するもの,す
べきもの,少なくとも,せめて三歳ぐらいまでは母親は自らの手で子どもを育てることに専念すべきで
ある」ことが強調され続けた。
では、日本政策研究センターの次の箇所
次に、「大綱」は小中学生の「放課後対策の充実」を掲げている。子供の世話は社会が見るから、安心して働きなさいというわけだが、これまた子供の「最善の利益」を考慮したものとは言い難い。「いつも同じ家に帰ると同じ人がいて同じように迎えてくれる、それが子供の心の安定につながります」(深谷和子東京成徳大教授)との指摘に違わず、多くの子供たちは学校から帰れば母親が迎えてくれることを望んでいるからだ。都内の小学校高学年を対象とした調査では、四十%余の子供が「家で家族の世話をするお母さん(専業主婦)」を望み、「外で働くお母さん」を望んだ子供は二十三%にとどまったことが確認されている。
母親が迎えて来るか来ないかで質問したらそういうデータになるのは仕方ないと思う
しかしこの役割は父親でも良いのである。母親が働いて父親が家に入ったら解決する。
夫婦共働きが素晴らしいかはともかくその下の箇所、父親の育児休業を批判する必要はどこにもない
さらに、「大綱」は育児休業制度の取組を、男性の取得率十%、女性の取得率八十%を目標に推進すると言う。父親に育児休業をとらせ、保育をさせようというわけだ。しかし、これについては、「乳幼児の世話を父親が主としてやれば、当然母乳育児は不可能になる」「育児休業は母親が取ってこそ子供のためになる」(林道義氏)との的を射た批判がある。父親の育児休業奨励策が、果たして子供たちの「最善の利益」に合致するのか甚だ疑問である。
そこまで母乳を与えなければならないかはともかく、要するに母乳さえ与えられたら良いのである。
父親の育休を批判する根拠にも乳幼児の世話を父親が主としてやることを批判する根拠にもならない。
また乳児期の授乳が終わったら子育てにおける父親と母親の性差は完全と言っていいほどに無くなる。
そもそも育児って夫婦のうち誰かが100%背負わなければいけないのだろうか?そうではないし、誰かが育児を抱える、母親が一人で育児を抱えるのは伝統的な子育てではないはずだ。
[B! togetter] 「宇多田ヒカルが『量子力学』に夢中」と聞いて怪しいスピリチュアルに傾倒してるんじゃ?と嫌な予感がよぎる…物理学者の私見は「正統派でいらっしゃる」
Q.
いわゆる「スピリチュアル系量子力学」について教えてください。
A.
「スピリチュアル系量子力学」という言葉は、正式な科学用語ではありません。一般的には、量子力学のいくつかの概念(しばしば誤解されたり、文脈から切り離されたりしたもの)を、スピリチュアルな思想、自己啓発、ニューエイジ的な考え方などと結びつけようとする試みや主張を指す俗称です。これは、科学界では**疑似科学(ぎじかがく)**と見なされることがほとんどです。***スピリチュアル系量子力学でよく見られる主張と、科学的な観点からの解説:**1. **「観測者効果」と「意識が現実を創造する」という考え:** * **主張:**量子力学では観測者がいることで量子の状態が確定する(波束の収縮)。これは、人間の意識が現実を創り出している証拠だ、思考が現実化する根拠だ、などと解釈されることがあります。 * **科学的解説:**量子力学における「観測」とは、人間のような意識を持つ存在が「見る」ことだけを意味するわけではありません。測定装置など、対象となる量子系と何らかの相互作用を起こし、その情報を取得する物理的なプロセス全般を指します。相互作用によって系の状態が変化することは事実ですが、それが人間の「意識」の力だけでマクロな現実世界を自由に変えられるという意味にはなりません。意識と量子現象の関係は未解明な部分も多いですが、「意識が現実を創る」という直接的な主張を裏付ける科学的根拠はありません。2. **「量子もつれ」と「万物の繋がり、遠隔ヒーリング」という考え:** * **主張:** 一度相互作用した粒子ペアが、どれだけ離れていても片方の状態が決まるともう片方の状態も瞬時に決まる「量子もつれ」を、人間関係や宇宙全体の繋がり、あるいは遠隔ヒーリングなどの根拠として用いることがあります。 * **科学的解説:**量子もつれは非常に奇妙な現象ですが、これを利用して光速を超えて「情報」を伝達することはできないことが分かっています。二つの粒子の間には強い相関がありますが、それは事前に共有された状態に基づいています。これを普遍的な「万物の繋がり」や、意図だけで遠隔地に影響を与えられる(ヒーリングなど)現象の直接的な説明とするのは、科学的な飛躍があります。3. **「波動」や「エネルギー」という言葉の混同:** * **主張:**量子力学が物質の波動性を示すことから、「すべては波動(エネルギー)である」とし、それをスピリチュアルな意味での「波動(オーラや気など)」や「エネルギー(ポジティブ/ネガティブエネルギーなど)」と結びつけることがあります。 * **科学的解説:**量子力学における「波動」は、粒子の確率分布などを記述する数学的な概念(波動関数)であり、物理的な性質です。スピリチュアルな文脈で語られる「波動」や「エネルギー」は、多くの場合、科学的に測定・定義されたものではなく、比喩的な表現や主観的な感覚に基づいています。これらを同一視することはできません。***なぜこのような考えが広まるのか?**** **量子力学の難解さと神秘性:**量子力学は日常的な直観に反する奇妙な性質を持つため、神秘的な思想と結びつけやすい側面があります。** **科学的な権威の利用:**難解な科学理論である量子力学の名前を出すことで、スピリチュアルな主張に科学的な裏付けがあるかのように見せかけようとする意図がある場合があります。** **自己啓発との親和性:** 「思考が現実化する」「意識が世界を変える」といった考え方は、自己啓発のメッセージと相性が良く、希望を与えるものとして受け入れられやすい傾向があります。***まとめ:**「スピリチュアル系量子力学」は、量子力学の用語や概念を本来の文脈から切り離し、スピリチュアルな思想や自己啓発と結びつけたものであり、科学的な根拠に基づいたものではありません。量子力学自体は現代物理学の根幹をなす重要な理論ですが、その概念を安易に日常生活や精神世界に拡大適用することには注意が必要です。もし量子力学そのものに興味があるのであれば、信頼できる物理学の解説書や専門家の説明を参照することをお勧めします。