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2025-11-24

anond:20251124192749

いうてクリエイター系の人らって亡くなる前ももっと色々やりたかったとか言って生涯現役希望の人多そうだけどな

常人と同じ物差しで計ってもしょうがない気がする

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2025-11-20

なんでこんな死にたいのか考えてみたけど解決しなかった

近頃、とにかく死にたい

毎年10月から11月はこういう感じになるので、季節のせいであることは分かっている。12月になる頃にはだいたいなんかなんとかなってるから大丈夫

でも年々ひどくなっている気もする。それに、毎年ウワーッとはなるにせよ、そもそもなんでこういう死にたい感情に襲われるかがよく分からなかったので、何か直接的な原因がないものか、人生についてちょっと考えてみた。



仕事面白くないが、面白くないだけだ。

元々社福祉とか一次産業とかインフラとか配送業かに憧れがあった。誰かの生活を支える、縁の下の力持ちってかっこいい。でも増田危機管理能力がない。忘れ物は多いし、ケアレスミス死ぬほどするし、どんなに我慢しようとしたって余計な改善をしようとして結局改悪してしまう。保守運転とか一番苦手な分野だ。トラックどころか自分の体一つだって乗りこなせない。事故を起こさないため、誰かを殺さないため、そういう職業にはつかないほうがいいと思って生きている。

からから金を搾取することだけを考えているカスみたいなサービス下請けで、自分一人を養えるだけの端金をもらって、犯罪を起こしてないからそれでいいのだと必死に言い聞かせている。上手く出来なくてもカスの弊社が困るだけだからいくらミスしても罪悪感はない。

だがこれは直接死にたい原因ではない。やっとることはカスサービス形態ではあるが、ある程度転職にも使えそうな汎用的な職能の成長は出来るし、上司や同僚は増田の手助けや活躍を褒めてくれるし、そういった点でやりがい的なものがないわけでもない。業務自体はそこそこ向いてると思えるし、人間関係は良好と言って良いだろう。金額面も、自分一人を養えるくらいの金額は稼げているし、それによって欲しいもの我慢したり、望んだ生活を手放さなければならないほどではない。元々欲は薄い方だ。少ないながら貯金もしているし、いざとなれば親や友人を頼れば金がなくても多少の間はなんとかなる。労働自体は憎むほど忌み嫌ってるわけではないから、生涯現役でも全然構わない。

金銭や将来の不安職場人間関係悪化などがあって死にたいわけではない。

友人関係も悪いわけではない。

かにたびたび「人間じゃない」とか「常識的気遣いが足りない」とか「普通考えれば分かることがどうして出来ないのか」とか言われたりもするが、それでも根気強く付き合いを続けてくれる友人ばかりだ。何も言わずに去られるより全然マシなので、そういう耳に痛い言葉も言ってくれるだけでありがたい。一度も傷つけたことのない、あるいは傷つけられたことのない友人は確かにいないのだが、それでもみんな大事な友人だ。

そういう大事な友人にご迷惑をおかけすることで罪悪感で潰れそうになることはあるが、例えば無茶な振り回し方をしてきたり、金銭を貸せとやたらたかって返さなかったり、そういうガチトラブルに発展するような友人諸兄ではないし、増田もそういうことをしないよう、礼節を忘れないように重々気をつけている。それでもたまにうっかり日々の会話で地雷を踏んで怒らせることはあるものの、友人同士が「それは言い過ぎ」とか「お互い様」とか仲裁してくれるので、増田自身尊厳も守ってもらえていると思う。友人とボロカス喧嘩をして死にたい夜もないことはないが、それは大抵一時的ものだし、直近はそういう感じで険悪になってる相手はいない。

家族関係も悪くない。

父も母も理屈で話せば分かる人であるし、親戚一同もなんだかんだ元気に暮らしている。不謹慎ニュースを見て爆笑する叔父や、身の回りの世話を全部してあげないと心配で夜も眠れない叔母、とにかくプライドが高く他人を見下したり注目を集めたりしないと気がすまない従兄弟信仰押し付けはないもの新興宗教にどっぷり献金している祖父母など、アクが強くはあるが、こちらに実害はないので可愛い範囲で収まるものだ。肉親に怒鳴ったり、暴力を振るったり、金銭トラブルを持ち込んだり、結婚強要したりする人はいない。

まあ、両親に恨みがないと言えば嘘になる。幼稚園の頃に甘えようとすり寄ったら「は?鬱陶しい、ひっつくな」と引き剥がされたり、小学生の頃いじめられていた時に増田の言い分を一切聞かず「あなたにも悪いところがなかったかよく考えてみよう?」と3時間近く諭してきたり、愛着の面では問題があったのは確かだ。しかしそれは増田に対して愛情がなかったというよりは、それが彼らの愛着限界なのだ。飼っているウサギすら、部屋の中で凍死しかけていることに気づかなかった両親である。それを思えば、衣食住を保障してくれたのは事実だし、危険なことは叱ってくれた。大学まで学費も出してくれたし、両親の行きたいところにではあるが旅行にもそこそこ連れて行ってもらっていた。彼らにしてはだいぶ努力していたのだろうと今なら分かる。

から半年に一度程度は顔を見せに帰省しているし、それがめちゃくちゃ苦痛というわけでもない。全ては過去のことであり、無、凪、平熱、そういった単語がふさわしい関係性だ。これもまた、直接の原因ではない。

恋愛関係はないし、それを後ろめたくも思っていない。

増田Xジェンダー、リスロマンティック、アセクシャル三拍子揃った人間だ。その上、それでもどうしても起こる性欲の発散方法は「対象年齢・性別を問わないリョナ創作」と来た。絶対に世に出してはいけない、リアル人間に向けるなんて以ての外という嗜好をしている。

幸いなことに、告白されたことも、したいと思うほど惹かれた人も人生にいない。誰かを傷つけてしまうくらいならそれでいいと思っている。「恋愛理解できないのは正常ではない」と思って恋愛小説恋愛漫画を読んでは、イーッ!分からん!と一人で暴れていたこともあるが、それは「普通人生を送ること」に固執していたからであって、もう普通じゃなくていいやと開き直った今は、一人で生きていく覚悟がとっくに出来ている。

から恋愛ができなくて人生つまんなくて死にたいというわけでもない。

趣味はある。

増田創作が好きだ。物語を書くのが好きだ。随筆も、批判も、絵も、彫刻も、歌も、踊りも、とにかく何かを表現することが好きだ。それは自分の中にある感情思考を(作品に限らずこういった文章などでも)表し、発散することで一時的な沈静が見込めるからだ。だから誰かのために書いてるわけじゃなく、褒められるために書いているわけでもなく、ただひたすら自分衝動を、犯罪ではない範囲で発散できることに喜びを感じている。

また、他人のそういう一面を見るのも好きだ。孤独ではない、と、他のどんな娯楽よりも、どんな脳内物質の分泌よりも、最も確かに感じられるし、癒されるからだ。みんな苦しくて孤独なのだと実感できるからだ。そしてそれらを十全に納得のいくまで突き詰めようと、他人創作物をしゃぶりつくしたり、自分表現を究めたりしようと思うと、百年に満たない短い人生を食いつぶすには、十分すぎるくらい時間がかかる。

これも死にたい原因ではない。むしろ趣味のことを考えれば、死んでいる場合ではないのだ。

これと言ったトラウマもない。

いや、ないことはない。小学校の頃は確かに治安が悪かったし、その中で最も低いカースト層にいたのは確かだ。靴箱に砂を詰め込まれたこともあったし、掃除の時はちりとりに集めたゴミを引き出しにそのまま流し込まれたこともあった。濡れた雑巾を頭に投げつけられたこともあった。ドッジボール執拗ボールをぶつけられることもあった。体育の二人一組ではいつもハブられていたし、仕方なしに増田を組まざるを得なかったやつは、増田の触れたところを校庭の土でこすって払った。まるで土のほうが汚くないとでも言いたげに。

クラスメイト全員敵だからいるわけがないのに、脅迫的に好きな人を聞き出され、最もいじめてきた回数が少ない人の名前をあげたら、翌日からそいついじめられ始めて、他人を好いてはいけないと思い知ったこともあった。給食着やテーブルクロスを、本当は持ち回り当番なのに毎週持ち帰らされて、親に「じゃんけんで負けた」「牛乳こぼした責任で」と嘘をついた。もちろんああいう感じの親なので「あんたはどうしてそうなんだろうね」と気づかれもしなかった。

「視界に入るな」「半径2メートルに近づくな」「菌が伝染るから学級文庫・机・プリント・日誌・配膳皿などに)触るな」あるいはもっと直球に「死ね」も全部日常的に言われていた。学級崩壊でまともに授業が受けられなくて教育機会を損失して、その頃に本来学ぶべきだった分野は今でもちょっと苦手意識がある。毎年劇をやるはずの発表会では制御不能判断されて、ペットボトルでお米を育ててみましたといううっすい内容を、誰がどこを喋るかまで一言一句ガッチガチに固められて発表させられた。自主性なんて言葉は死んでいた。若い新卒教師毎日授業で泣いていて、その頃にはとっくに泣き疲れて感情に蓋をしていた増田は、その涙を「煽るだけなのに」と冷ややかな目で見ていた。

カースト中の下だった傍観者クラスメイト大学で再会して、一緒に「小学校の思い出」とかいうクソみたいなグループワークの授業を受けざるを得なかった時、給食の班机で菌が伝染るからとやられていたみたいに1cmあけて机を組まれた瞬間、増田の心にヒビが入り、割れ目が出来て人格が四つに分かれしまい、今も元に戻らなかったりしている。そういう意味では、たしかトラウマと呼んでもいいのかもしれない。

それでも直接的な殴る蹴るという暴力は振るわれなかったからマシな方だったと信じている。記憶があり、はっきりと思い出せて、これだけの内容を泣かずに書けるようになっただけかなり寛解してきている。それに、当時の自分だって箒で殴り返すなどそこそこやり返したり、いじめっ子と同質になって増田よりもっとカーストの低い支援学級の子に対して、自分にされたことをそのままやり返すみたいにしていじめたりだってしていた。当時飼っていたハムスター憂さ晴らし虐待していた。弱いものさらに弱いものを叩き、ブルースは加速していた。そういう感じでなんだかんだ適応して元気にやっていた。

それらへの後悔に苦しみながら、同時にその延長で今も友人にライン超えの発言をしたり、逆に踏み越えてはいけないラインを踏み越えられてもその場では分からなかったり、自覚がないままキレ返してしま制御不能に陥ったり、暴力脅迫支配を伴わない合意の上での性行為では興奮できなかったり、記憶は共有しているもの人格割れしま解離性同一性障害まで秒読み状態だったりと、後遺症は色濃く残っている。

けれど、でも犯罪をしないで済むくらいの範囲で誤魔化しきれているし、それ以上を望んだりもしない。だからこれもまた、今の増田をむしばんでいる死にたさの原因ではない。その時期はとっくに乗り越えてあり、過去過去、今は今として整理がついていて、そういう自分のあり方を受け入れている。



仕事趣味、友人、恋愛家族趣味過去

人生構成するだいたい全部に、人並みの不満や後悔はあれど、満足していないわけでもない。人間関係にも金銭にも将来にも不安はない。上を見ればきりはないが、下を見てもきりがない。自分人生自分のものであり、それ以上でもそれ以下でもない。

増田には確固たる自己があり、誰にも侵食されていない。

私は私だ。

なのに何故こんなにも死にたいのか。

胸を打つこの衝動は何か。

線路に飛び込め、七階から落ちろ、溺れて死ね、とにかく死ね、そう囁き続ける声が内側に蔓延るのか。

思春期という言葉を藁のように握りしめて、この衝動的な嵐が、年齢を経れば終わってくれると、ただ若さなのだと、そう信じてしがみついてきたのに、どうしてアラサーになってもまだ衰える気配がないのか。

自己不安定な時期など、とうに過ぎていると言うのに。

自己、ああ、そうだ。この自己だ。

この衝動こそが死にたさの原因であり、結果だ。

この自己こそが死にたさの真の原因ではないのか。

本当はやりたい仕事を諦めて現状に甘んじている?

友人と上手く付き合うことが出来ない?

両親の愛着が足りなかった?

恋愛が怖くて最初から諦めている?

趣味が実質逃避になっている?

過去に嫌なことがあって未だに引きずっている?

幸せになろうとすること全てにブレーキをかけてしまっている?

全ては結果に過ぎない。

最初存在しているこの「自己」こそが引き起こした、必然の結果に過ぎない。

死にたいのは、嫌なことがあったのが原因じゃない。

嫌なことを引き起こすような自分に全ての原因があるということから、いよいよ目を逸らせなくなってしまたからだ。

増田はずっと、衝動、癇癪、叫びのような化け物を心に飼って、共に生きてきた。

こいつを野放しにしたら、とてもじゃないが人間社会では生きていけない、というかまず肉体が耐えきれなくて崩壊するような、触れるもの全てを敵と認識する、爆発的なエネルギーけがひたすら渦巻いている、自壊を厭わない衝動の化け物。

その化け物を飼い慣らすことだけが増田の今の全てを形作っている。

仕事や友人の選び方、楽しめる趣味思考、行動、言葉、その全部全部が、この化け物を静かに眠らせておくことだけに全力を注ぐように構成されている。

そしてそれが漏れ出てしまった瞬間、必ずトラブルが起こる。嫌なことは全てそうやって起きている。

全ての嫌なことに原因は、増田自身だった。

そう、気がついてしまった。

両親、友人、そして過去の思い出は、一般的社会に溶け込める人間たちが、その化け物を目の前にした時の、ごくありふれた正常な反応に過ぎない。

全ては結果なのだ

思えば最初から物心ついた時にはもう、そいつと一緒に生きていた。

その場の思いつきで突拍子もないことをして、危険危険だと分かっていながら飛び込まずにはいられない、じっとしてはいられないという性質を、持て余していた。

両親が増田のことを「あんたのことはよく分からない」と困惑して言った日のことをよく覚えている。

友人が「増田人間じゃなくて増田という生き物なんだね」としみじみ言った日のことも。

増田いじめて泣かせたクラスメイトが「だっての子最初に嫌なことをしてきたんだもん」と言ったことも。

先生が「どうしてそんなことしたの?」と泣いている増田を問い詰めたことも。

「泣いていたら分かんないよ。先生悪くないよね?なんで先生のこと怒るの?」と寄り添いのかけらもない態度をとったことも。

そして増田はただ、嫌がらせをしようとすら思ってもいなくて、そうすることしか出来なかった、それ以外のやりようがあるなんて考えつきもしなかっただけなのだと、説明出来なかったことも。

よく覚えている。

それらは全部、増田おかしかっただけで、みんなはただ、当たり前に困っていただけだ。

そして増田自身も、困っていた。

ただ、それだけだった。

よく分からないものは愛せない、未知は排斥する、ああ、そうだろうとも。それにしたって、みんなの方にだってもう少し上手くやりようがあるようにも感じるけれど、でも、人間完璧じゃない。上手く出来ないことだってあるし、それを責めたってどうにもならなくて、仕方がない。

からみんな、距離を取る。うん、まったくもって正しい。あなた自分を守るために、増田人生破壊されないために、必要距離だろうとも。

でも、増田だって、こんなのと一緒に生きていくのはもううんざりなんだ。

私は私と一緒に生きていくのが疲れた

そして私は、その内側の化け物から距離を取れない。

みんなみたいに、そっと距離を取ることができない。

ずっと近くにいる。

ずっと隣にいる。

剥がしようもなく側にいる。

趣味だって、ただそうすれば抱えた癇癪がマシになるからやっているに過ぎない。こいつから逃れられないから、仕方なく好きにさせてやってもいい場所を作っているに過ぎない。

本当は絵や文章なんか書かなくても気分が晴れるならそれが一番楽なはずだ。誰も傷つけずに、安心して一人で好きなだけ打ち込めるというだけの、苦しみから逃れるために必要なだけの、ただの麻酔だ。

文章を書いたり、絵を描いたりで努力できるのはすごいね」と褒めてもらえることもあるけれど、違うんだよ。それをやらないとあなた危害を加えてしまいそうだから仕方なくやっているだけなんだ。全然立派でも何ともない。犯罪者予備軍が犯罪をしないためにギャンブルや酒に溺れているのと一緒なんだ、これは。

依存で、中毒で、全然褒められたようなものじゃない。

厄介な人をあしらう術に長けた者たちだけが、周りに残っているのがその証左だ。

衝動性を逃がす以外のモチベーションはないから、創作で食っていこうとしてもクオリティにムラがあって仕事にならないのがその証左だ。

自分は化け物だ。

人間じゃない。

人間になんかなれっこない。

必死に身につけた人間性の全てが、衝動の化け物が眠る上に構築してあるというただ一点を理由に、崩れていく。

その眠る化け物が少し身じろぎするだけで、目覚めるまでもなく、増田の積み上げた全てを崩壊させる。

人間になんか、最初からなれっこなかった。

増田は自らの意思人生選択したのではなく、選択できる範囲の中で選ばされるしか出来なかった。

好きなもの一つ、「自分」の意志では決められない。化け物を起こさないようにごくごく慎重に、刺激しないものだけを選んでいる。

全部全部こいつのせいなんだよ。

化け物を一番殺したいのは増田なんだよ。

私の人生を全部めちゃくちゃにしてきて我慢ばっかりさせるような化け物を、一番憎んでいるのは私自身なんだよ。

両親を困らせたくなかった。

クラスの子と上手くやりたかった。

いじめられたくなかった。

ハムスターだって死なせたくなかった。

恋愛が怖いと思いたくなかった。

趣味だって昔は運動が好きだったはずだ。

仕事だって人の役に立つ誇らしい仕事がしたかった。

友達を傷つけるようなことなんて、今だって一個も言いたくない。

なのに全部できない。

全部全部、壊すのは増田だ。

私なんだよ。



死にたい

もう、こいつと一緒に生きていくことに疲れてしまった。

何もかも破壊して、めちゃくちゃにして終わらせたいという衝動が、朝も昼も夜もずっとずっと苛む。

増田にできるのは、この化け物を思い通りにさせず、誰をも傷つけることなく、自らの死以外の罪をこの肉体に起こさせないことだけなのではないか、という気分になってくる。

どんな声かけも慰めも麻酔も、虚しいばかりだ。

それよりも、慰めてくれた誰かに牙を剥きたくない。

恩を仇で返したくない。

そんな気持ちのほうが、ずっとずっと大きく膨らんでいってしまう。

無理に結婚子育てをしていなくて良かった。

死んではいけない理由を作ってしまっていなくて良かった。

それは誰かを不幸にするから

愛されないまま死んで忘れられることだけが増田にできる唯一の社会貢献だ。

せめてそれだけはさせてほしい。

許してほしい。

ごめんなさい。

まれてごめんなさい。

Permalink |記事への反応(2) | 00:01

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2025-10-17

anond:20251017155218

歳を取って、コンビニで働けるほどの頭と健康を持ってる人は勝ち組だと思うようになった。

生涯現役が良いって、そういうことなんだなとしみじみする。

Permalink |記事への反応(0) | 16:10

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2025-09-28

FIREなどと身勝手なこと

人生100年時代

FIREなどと身勝手なことを言っている人がいますが、

子孫のことを中心に考えてファミリー資産形成や維持を勉強計画必要です。

年々不利な改訂が続く年金社会保障文句を言う前に生涯現役GDPを創出し周りの役に立つ人生を送らねばなりません。

1/2世帯が65歳超えている人が居ます

世間のためにも働くべきです。

Permalink |記事への反応(0) | 19:26

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2025-08-28

anond:20250828105400

年金廃止して生涯現役

Permalink |記事への反応(0) | 11:08

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2025-07-19

anond:20250719104438

割とマジで増田に書き込んでるくらいの年齢の人たちは生涯現役になると思うよ

国民の総意としては移民も入れたくなさそうだし

定年退職なんて概念がなくなり何歳で仕事を辞めてもFIRE扱いになる

Permalink |記事への反応(0) | 10:47

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2025-07-17

日本少子化対策

移民入れない代わりに日本国民生涯現役

死ぬまで働け

Permalink |記事への反応(0) | 18:19

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2025-07-08

anond:20250707230158

定年廃止して、死ぬまで生涯現役で働いてもらえれば、べつに子なしでも問題ない

家で逝くと孤独死案件になるから職場でポックリと死ぬのが理想

今じゃ地方ハンバーガ屋や食品スーパーなんて、高齢従業員だらけすよ。一億総活躍

Permalink |記事への反応(0) | 23:45

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2025-07-05

dorawii

日本の元イラストレーター・元漫画家

イラストレーターとか漫画家に元って概念あるの?

pixivとかもBANになってるらしいけど、それでも絵を描き続けている限りは生涯現役だろこの手の属性は。

なにもコミケ出展しちゃだめとまでは言われても無いのだし。

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Permalink |記事への反応(0) | 14:24

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2025-05-14

anond:20250514014403

答え、書いてあるじゃん

「老後」なんて来ないよ。

生涯現役、念願の終身雇用だよ。

ついに勝ち組だぜ。

就職氷河期労働者が老後を迎えた場合

Permalink |記事への反応(0) | 02:26

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2025-05-04

濵﨑市長「現役世代を増やす

議事録が未更新なので詳細は不明だが

高齢者でも働ける者は働いて、要介護になるまで生涯現役であれってこと

「働く能力就労の場もあるのに働かない人」の福祉は削減して当然、がリベラルの考え方だから仕方ない

年金からといってただちに生活保護を受けられる町ではなくなってしまった

Permalink |記事への反応(1) | 00:28

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2025-03-01

anond:20250301194016

男が生涯現役っていうのは男側の言い分ね

なんで女性が好き好んでおじさんの相手をすると思ってるの?w

Permalink |記事への反応(1) | 19:42

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anond:20250301193543

女は30で賞味期限切れだけど男は生涯現役からイージーモードなんだよな

弱者男性は甘え

Permalink |記事への反応(3) | 19:40

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2025-01-05

anond:20250104200641

老後なんて無いか大丈夫

死ぬまで薄給で働き続けて生涯現役から

ちゃん団塊世代勝ち逃げ最後まで支えるんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 12:58

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2025-01-02

なんとなく疎遠になってたネトゲの知り合いに声掛けて年末から一緒に遊んでみたけどどうも波長が合わなくてこのままゲーム自体やめてフェードアウトする感じになりそうだ

昔はネットゲーム生涯現役でやれるし無限時間使えると思ってたけど全然そんなことなくて普通に終わりは来るんだな

Permalink |記事への反応(1) | 22:42

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2024-12-30

anond:20241230111252

これ書いてるのって若い人なのかな。若いときは働いて継続的に稼げるから家や車買ったり子育てのシーンになったとき借金すればいいんだよ。「持続可能収入を得ている会社員」ってのが社会で一番信用度が高い。だから二つ返事で借りられる。

でも60こえるとそうはいかない。これから生涯現役時代だなんていっても、一旦定年扱いされてパート格下げ。おまけに体は現役時代パフォーマンスなんて出せない。そんなヨレヨレになんて金貸してくれるとこなんてない。だから自分のサイフから出すしかない。でもそれには貯えがないとどうしょうもない

ついでに言うと投資ってやつは「若さと原資の味方」でね。

詳しいことは省くけど複利ってしくみで増えた金がまた金を呼ぶって状態がずっと続くから、残り10しかないジジババがやるより40年50年の時間がある若い人がやったほうが効果てきめん。

あと「わざわざ借金バカ?」と思うなら、金借りたとき金利投資した時の利回りを比べてみるといい。出ていく金と入ってくる金のトータルで考えよう。

ちゃごちゃ言うの抜きでイデコやると単純に手元に残る金が増えるよ。

例えばイデコ商品を月2万円ずつ年間で24万円買ったとする。

かたや何も買わずこの24万円を手元に残したとする。

すると手元の24万円には20.315%の所得税がかかって48,756円がとられ、191,244円しか残らなくなる。

対してイデコ商品買うのに使ったお金は、非課税消費税所得税一切なし。

一年で48,756円がとられなくて済むのは大きい。

「でも投資なんだから減ることもあるだろ?」と思うなら元本確保型商品を買えばいい。

これは早い話、定期預金から預け先の金融機関破綻でもしない限り、微増することはあっても1円も減ることはない。

そのうえで節税はしっかりできる。

国は今からジジババになっていく者の生活費を世話することを見限るかわり、自助努力する者への恩恵を厚くしたのがこの制度

始めて続けない手はないと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 21:28

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2024-08-01

anond:20240801011352

生涯現役

Permalink |記事への反応(0) | 15:56

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2024-06-13

定額減税という名の岸田ローン

一時的に金は増えるけど将来増税分で数年後にマイナスになるじゃん

元本減らないローンを組んだようなもの全然ありがたみが無い

生涯現役時代とか歌っといて政府がこれ

日本社会はもう終焉差し掛かってる

Permalink |記事への反応(0) | 08:44

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2024-05-21

anond:20240520155520

理髪店刃物を扱ってるだけに

AIロボットに取って代わられる心配ないな

認知症にでもならない限り生涯現役で働けそう

Permalink |記事への反応(0) | 00:00

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2024-03-21

anond:20240321152908

教育困難校とかもみてないぞ

これってトヨタやどこぞのメーカーの足元の地域価値観なのかな?

そういうルートであれば整った学校の生徒の方がそりゃいいだろうけど、

すべての地域に必ずしもそういう枠があるとは限らないのよ

 

下記で終わりなんだが?

大企業幹部候補大卒以上

それ以外:学歴不問 

 

トヨタやどこぞのメーカーの足元の地域だと工学部どころか、工業高校バックグラウンドすらない人が研究開発とかしてるみたいやね

先着順採用

豊橋の近くには、多くの大企業トヨタヤマハetc)があり、来てくれるのは正直言うと売れ残りと言われる勉強の出来ない奴ばっかり。面接金髪や改造バイクでくる奴も多く、とても選べたもんじゃない。

でもそんな奴でも親御さんの大切なお子さんだし、どこか必ず光るものがある。改造バイクが作れる奴なら設計で大活躍ヤンキー女子でも興味さえ持てば今や英語ペラペラ等、役割やその場さえ与えられれば力を伸ばすことができる。だから採用は人を選ぶことなく、先着順で採用している。それでここ十数年の定着率は100%を達成している。

 

どんな人材も受け入れて、伸ばしていける環境集団

生涯現役で定年なし

定年はなし。現在でも60歳以上の方が、10名働いている。それも20、30代はまだまだくちばしが黄色ひよっこ40歳で一人前、60歳で名人になる。なのになぜ名人を辞めさせないといけないのか?とむしろ定年制に疑問を持っている。

60歳はもちろん給料も高いが、それ以上に生産性が高く合理的に動いてその何倍もの働きをしてくれる。例えば機械のほんのわずかな異音や動作不良を見逃さずに、すぐに修理してしまう。これが後になっていたら、その機械自体がダウンして作業工程の大幅な遅れや不良品確認などで多大な被害となる。

そして働いている社員も、60過ぎても子供家族のために働いてお金を稼ぐことが必要、そしてなによりずっと働くことが生きがいの人がたくさんいる。

高校時代数学なんかまるでダメだった女の子(今は2児の母)が、微分積分数学問題も見事に解いたり、ほとんどの社員英語中国語などを話し、海外取引先と打合せをする。

 

高校3年間、数学はすべて最低の成績で大嫌いだったという女性がいる。しかし、入社して、コンピュータで座標を計算したり、プログラムを打ち込んだりしているうちに、すっかり数学理解してしまった。微分積分も、本人はそれと思わず理解している。あるときおもしろ半分に、高校3年生の数Ⅲの教科書から応用問題を選び、紙に書いて彼女に渡した。加速度微分問題だったが、彼女はあっという間に答えを書いてしまった。おもしろがって仕事をしていると、いつのまにか苦手な数学までできてしまう。

 

樹研工業では、ほとんどの社員英語中国語ができる。あるとき営業部所属する一人の女性社員が神妙な顔つきで著者の部屋に入ってきて、「英語が話せないのは私だけだからニューヨーク大学で、半年間の英語研修コースに行ってきたい」という。すぐに行きなさいと答えた。

 

英語勉強したがっているな、とわかると、6、7万円の語学教材をだまって机の上に置いておく。本人は喜んで家に持って帰り、半年後には話せるようになっている。やる気を大切にすることがいちばんである

Permalink |記事への反応(2) | 15:39

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2024-03-16

anond:20240316145024

完璧に守っている会社ってけっこうあるぞ。本にもなってるがな。当然ながらボスが極めて優秀

例えば、まさか学歴国籍不問無試験の先着順の会社とか。それで工学部どころか、工業高校バックグラウンドすらない人が研究開発とかしとるで

先着順採用

豊橋の近くには、多くの大企業トヨタヤマハetc)があり、来てくれるのは正直言うと売れ残りと言われる勉強の出来ない奴ばっかり。面接金髪や改造バイクでくる奴も多く、とても選べたもんじゃない。

でもそんな奴でも親御さんの大切なお子さんだし、どこか必ず光るものがある。改造バイクが作れる奴なら設計で大活躍ヤンキー女子でも興味さえ持てば今や英語ペラペラ等、役割やその場さえ与えられれば力を伸ばすことができる。だから採用は人を選ぶことなく、先着順で採用している。それでここ十数年の定着率は100%を達成している。

 

どんな人材も受け入れて、伸ばしていける環境集団

生涯現役で定年なし

定年はなし。現在でも60歳以上の方が、10名働いている。それも20、30代はまだまだくちばしが黄色ひよっこ40歳で一人前、60歳で名人になる。なのになぜ名人を辞めさせないといけないのか?とむしろ定年制に疑問を持っている。

60歳はもちろん給料も高いが、それ以上に生産性が高く合理的に動いてその何倍もの働きをしてくれる。例えば機械のほんのわずかな異音や動作不良を見逃さずに、すぐに修理してしまう。これが後になっていたら、その機械自体がダウンして作業工程の大幅な遅れや不良品確認などで多大な被害となる。

そして働いている社員も、60過ぎても子供家族のために働いてお金を稼ぐことが必要、そしてなによりずっと働くことが生きがいの人がたくさんいる。

高校時代数学なんかまるでダメだった女の子(今は2児の母)が、微分積分数学問題も見事に解いたり、ほとんどの社員英語中国語などを話し、海外取引先と打合せをする。

 

高校3年間、数学はすべて最低の成績で大嫌いだったという女性がいる。しかし、入社して、コンピュータで座標を計算したり、プログラムを打ち込んだりしているうちに、すっかり数学理解してしまった。微分積分も、本人はそれと思わず理解している。あるときおもしろ半分に、高校3年生の数Ⅲの教科書から応用問題を選び、紙に書いて彼女に渡した。加速度微分問題だったが、彼女はあっという間に答えを書いてしまった。おもしろがって仕事をしていると、いつのまにか苦手な数学までできてしまう。

 

樹研工業では、ほとんどの社員英語中国語ができる。あるとき営業部所属する一人の女性社員が神妙な顔つきで著者の部屋に入ってきて、「英語が話せないのは私だけだからニューヨーク大学で、半年間の英語研修コースに行ってきたい」という。すぐに行きなさいと答えた。

 

英語勉強したがっているな、とわかると、6、7万円の語学教材をだまって机の上に置いておく。本人は喜んで家に持って帰り、半年後には話せるようになっている。やる気を大切にすることがいちばんである

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2024-03-09

故人への賛辞が虚しく感じる

多大な功績を残した人が亡くなるとネット賞賛言葉や如何に偉大であったのかを語る言説で溢れる。

でも、それは亡くなった人には届かない。

生きてる時に言ってあげてよ、と思う。

どんなに褒めそやしても労っても、もう本人に届かないんだよ。

遅いよ。

きっかけが要るんだろうなとは思う。

引退とかそういうの。

生前葬すればいいのかな。

でもクリエイター生涯現役という感じだから難しいよね。

TARAKOさんは闘病してたそうだけど鳥山明は不慮の事故だろうし。

冥福祈り故人について語らうのは生者のため、というのはわかってる。

それでもなんか、虚しいなぁ哀しいなぁと感じてしまう。

亡くなった人に言葉を届けられたらいいのにな。

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2024-01-22

anond:20240122011205

男は80歳でも生涯現役で子作りできる

男の子はずっと大事にしなさい

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2023-12-24

SASUKEに熱中する人間が格好いいわけないだろ

SASUKEに熱中する人間が格好いいわけない。

一般人だろうが、アイドルだろうが、バンドマンだろうが、格闘家だろうが、格好いいわけがない。

そもそもこの視聴者参加型の番組は、一般人の力試しの域を遥かに超えて、すでに異常な難易度に達している。当初、僅か3cmの突起にぶら下がって移動するだけで賞賛されたクリフハンガー現在、電動で距離を変える対岸の壁に飛び移ることを要求している。出現当時誰もクリアできなかったサーモンラダーも、今や15段の連続わずか15-20秒程度で登り切ることを求めている。当然自作セット練習はほぼ必須級になっている。要は、インフレが進みすぎているのだ。

その過剰な難易度のせいで、これまでのべ4000人が挑戦してたった6回しか完全制覇されていないのだが、クリアの対価となる賞金はたったの200万円。米国版では100万ドルドイツ版では30万ユーロが与えられるのに対して、あまりに僅かの報酬である。それでもなお参加希望者が後を絶たないというのが、海外版Ninja Warriorsに対比した本邦SASUKE狂気を強調している。

さて、この番組知名度を一躍上げることになった狂気の根源と言えば、お馴染みMr.SASUKEこと山田勝己である。完全制覇の夢に破れ、そり立つ壁を越えられなくても出場し続け、引退と復帰を繰り返してみせるのだから、さぞかしSASUKEが好きで楽しくて仕方ない人種なのだろうと思われがちだが、実は彼にとってSASUKEトレーニングは長らく、「辛く苦しいもの」であったという。熱中のあまり仕事をクビになっているにも関わらず、である

転機となるのが2020年の第38回大会、5度目の引退から8年ぶりに復帰した山田勝己は、55歳にして難関エリアフィッシュボーンまで超えてみせ、ドラゴングライダーに辿り着いてバーを掴み、そのまま見事な流れで落下する。黒虎フォントで「順逆無理」のコメントを残すその姿は妙にバラエティ慣れしたおじさんに見えるが、その後沼から上がった山田は、失敗した自分を温かく迎える拍手が目に入り、SASUKEが楽しく嬉しいものである、ということにここで初めて気づいたのだという。テレビ未公開シーンとなるインタビューでは、目に涙を溜め「楽しかった。やっと、Mr.SASUKEになれたかな。Mr.SASUKEでよかったと思えた」と語る。

この転機の伏線は、三人目の完全制覇者・漆原裕治のYouTubeチャンネルアップロードされた、合同練習の様子に見え隠れしていた。同世代の仲間たちと共に練習に励みながら、自分より年下の新世代に教えられながら、山田は「SASUKEトレーニング楽しいんやって初めて気がついた。いっつもしんどかった。ひとりでやっとるだけ。ひたすら。俺もそれに気がついて、しとったら。10年前くらいに気がついて…」と独りごちるのだ。

そんなこと、二人目の完全制覇者にして山田の盟友・長野誠が、15年も前に語っていたではないかFinal Stageの頂で、仲間と一緒にやるSASUKEが楽しくて、それだけで、だからこの頂点には本当はなにもないのだと。あの言葉を聞いておきながら山田は、ありもしない幻を、辛く苦しいまま追い続けていたというのか。でもその、幻を追いかける力ひとつで彼はここまできてしまった。まだ第3回が開催されるかもわからないうちから世界最古の自宅SASUKEセットを製作し、練習を始めるような人間なのだから

第38回大会、55歳の身体にしてはかなり上手く進んだあの回で綺麗に終わっておけばよかったのに、その勢いで生涯現役宣言かましからの39回では、超初っ端で落ちたにもかかわらず勝手継続、結局2度も着水などという無様な姿を晒して見せる。そのどうしようもない、弟子にも呆れられる様子を外野勝手に嗤うけれど、彼が引き際を知るまっとうな男であったならば、この狂ったエンターテインメント象徴を引き受ける、唯一無二の存在にはなりえなかっただろうし、そもそもこの番組自体続かなかったかもしれない。

山田最近小学生によく気付かれるようになったとスタッフに語る。彼が1st stageを最後クリアしたのはもう20年も前のこと、その頃にはまだ生まれてもいなかった子供達が「Mr.SASUKE」と叫んで彼に手を振る姿を見れば、人生における選択の答え合わせは、死ぬその瞬間までできやしないのだ、という不思議勇気をもらえたりもする。

膨大な労力を費やしてほとんどがクリアできない、ほぼクソゲーのようなSASUKEに熱中する人間たちが、客観的には格好いいわけがない。他にいくらでも、小さな労力で衆目を集める手段があるこの令和にはとりわけ、彼らはだからこそ特別なのだ

気の遠くなるような鍛錬で得られる人外じみた能力は、制作会社恣意的に決める珍妙アスレチッククリアするためだけに使われる。血の滲む労苦の果てに3rdステージまで辿り着き、得られる栄誉は「飲み屋で声をかけられる」ことだという。

そんな奇妙な欲望の追求は、人間の「業」の極限的なかたちとも言えるかもしれない。別にやらなくてもいいのに、というかやらなきゃいいのに、そのほうが楽なのに、コスパが全てのこの時代一般人合理的に諦めてしまうようなものごとに、なぜか限界まで賭けずにはいられない。人間らしさなものの、最も人間離れした表出がそこにある。

そんなTBSが送る究極の人間の業バラエティSASUKE山田が15歳の弟子クリアを匂わせ倒している第41回大会は、12月27日(水)18:00からスタートです。みなさん絶対絶対絶対見てください。

https://www.youtube.com/watch?v=s3GSiRWq9hY

Permalink |記事への反応(3) | 23:34

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2023-10-19

anond:20231018121556

五体不満足でも生涯現役で働ける社会にしよう

Permalink |記事への反応(0) | 13:46

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