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はてなキーワード:生活者とは

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2025-10-10

anond:20251009195502

この増田文章化が下手。結婚生活に適切なレベル男性なら高学歴女性でも結婚している。は、よい。

問題結婚生活どころか自分身の回りのこともできず、稼ぐこともできず、自分主体で男たればわがままを言っても通ると思っている大脳皮質の発達に問題がありそうな男性群の大部分が、教育を得る機会もなく、低学歴母親から受けた価値観をそのまま維持して、自己反省価値観の異常さとも向き合わず生物として協調して生きていく上で支障しかない考え方であるにもかかわらず、その現実直視しないで自分たちがスタンダードと言い張り、つまりは子の親となるべく資質や共同生活者としての資質が欠如しており、結果リスクとして女性から避けられた為に少子化が進んでいるから。

こういうおっさん教育してまともな価値観を植え付けたら少しはマシになるよ。

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2025-10-05

anond:20251005193717

イオンモールがあるような土地年収2000万円だったら無双だね。でも、イオンモールがあるような土地では、東京水準の給与支給する会社はほぼ無い。雇われではまず無理だ。だからタコ殴り事案はなかなか発生しない。東京にはね、ゴロゴロ居るんだよ。年収1000万なんてその辺にゴロゴロしてる。東京には、年に100万以上の学費がかかるうえに、それ以外にも部の旅行やプチ留学なんかで金がポンポン飛ぶような私学に通う子が30万人位居るんだよ。23区地方は別の国なんだよ。だからタコ殴りとか、そういう事は起こらない。断絶しているから混ざらないんだよ。生活圏が重ならない。日本マジョリティアルファードに憧れて気に入らないとすぐに暴力をふるいたくなるマイルドヤンキーなのは知っているけど、23区中流生活者にとっては、そんなマイルドヤンキー達なんて生活圏に殆ど居ないから、何を考えて、何をして生きているのかピンとこない。ちなみに23区に住んでいる人の殆どは、イオンモールを実際に見たことが無いよ。等々力あたりの豪邸に住む人達が、そういえば車にのっていると見かけたダイエーが、いつのまにかイオンになっていたよね。なんて認知している程度のものだ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:57

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2025-10-02

はてなユーザーがこんなにも経済音痴だとは驚いた

ブコメトラバ散見される「外国人を入れるから日本人賃金が上がらない」「そんな会社は潰れればいい」といった主張。率直に言って、それ、経済としてかなり雑。

制度運用のまずさや個別不正はもちろん是正すべきだけど、議論を“原理レベルにまでざっくり落として整理してみる。

  

誤解①:外国人労働者は日本人よりもコストが安い(から企業は得をする)

単純な時給の見比べで「安い」と即断するのは間違い。企業負担するのは賃金だけじゃない。実務で発生する総コストはだいたい次の足し算だ。

    

採用仲介費用募集選考渡航手続き仲介料)

就労資格管理法令対応書類更新監査対応事務コスト

言語業務トレーニングOJTの延長、通訳配置、マニュアル整備)

生活支援(社宅・寮、生活立ち上げサポート

生産性の立ち上がり期間(軌道に乗るまでの投入余力)

・離職・帰国リスク短期で入れ替わると採用教育が再度かかる)

  

時給が同じでも、これらを積み上げると総コストはむしろ割高になる局面が珍しくない。

にもかかわらず企業が受け入れるのは、「人が来ない(応募ゼロ)」という数量制約を解消できるから

価格賃金)より数量(確保できる人手)のボトルネックが効いているという理解が先。

  

誤解②:外国人を入れないと立ち行かない会社は潰せばいい

潰れるのは会社だけではなく、供給能力地域暮らし

「淘汰されるべきゾンビ企業」をなくせば生産性は上がる、という話はマクロ教科書にある。

ただし現実現場は、介護建設農業外食物流のような需要日常的で代替しにくい分野が多い。ここで雇用を一気に消せば何が起きるか。

  

介護:入所待ちが延び、家族介護離職が増える(世帯所得の目減り)

建設災害復旧・インフラ更新の遅延(安全コスト上昇)

農業:収穫期の人手不足=出荷量減→価格上昇(食品価格の押し上げ)

外食・小売:営業時間短縮・店舗閉鎖(地域利便性低下)

物流配達遅延・運賃上昇(あらゆる商品の最終価格に波及)

  

要するに、企業の退出は「価格上昇」や「サービス縮小」という形で私たち生活に跳ね返る。

退出を促すのが正しい分野もあるが、「人手が足りないか外国人に頼っている」タイプ仕事は、退出=社会的機能喪失になりやすい。

  

誤解③:外国人を入れると日本人賃金が上がらない

“いつでも”そうなるわけではない。給与は「生産性×交渉力×市場の需給」で決まる。外国人の増加が賃金に与える効果は、代替関係か補完関係かで変わる。

  

・補完の例:

介護現場で基礎業務を担ってもらう→日本人職員は記録・家族対応・加算取得など高付加価値業務比率が上がる→組織全体の生産性が上がり、昇給余地生まれる。建設でも同様に段取り重機オペに日本人が集中できる。

代替の例:

完全に同じ仕事を同じ条件で取り合うなら下押し圧力が出る。ただしこれは“違法不適正低賃金”が放置されている場合に強い。

対処法はシンプルで、同一労働同一賃金の厳格運用最低賃金労基法監督強化、仲介手数料の透明化・上限など「ルール執行」。受け入れ停止ではなく、待遇底上げ平準化が筋。

  

現実には、人手不足が恒常化している職種では、受け入れによって「賃金は維持〜やや上昇、サービス崩壊回避」という結果になりやすい。賃金を押し上げるには、受け入れを止めるより、付加価値を高める投資(DX・装備更新)とルールの下支えのほうが効く。

  

「もし現状の日本外国人労働者を全く受け入れなかったら?」の超簡易シミュレーション

厳密な統計は置いて、粗いマクロ感触だけ掴むための思考実験。以下は“仮定”の数字

  

仮定A:外国人労働者のシェアを全就業の3%とする(実際は職種によって偏在)。

仮定B:該当職の労働供給賃金弾力性を0.2(賃金10%上げて労働供給が2%しか増えない、というイメージ)と置く。高齢化が進む現状では保守的に低めの値。

  

目的:同じ生産量を保つために必要賃金上昇率(Δw/w)をざっくり求める。

  

経済全体(シェア3%)

 必要賃金上昇率 ≈シェア ÷弾力性 = 0.03 ÷ 0.2 = 0.15(=15%)

 →物価サービス価格に広く押し上げ圧力。とくに人件費比率の高いサービスは直撃。

  

介護など偏在が大きい分野(例:シェア15%)

 必要賃金上昇率 ≈ 0.15 ÷ 0.2 = 0.75(=75%)

 →現実的にそこまで上げても人が来ない可能性が高い(地理時間帯・体力要件)。結果はベッド削減・待機増・家族負担増に。

  

外食・小売(シェア10%想定)

 必要賃金上昇率 ≈ 0.10 ÷ 0.2 = 0.50(=50%

 → 深夜営業縮小、価格転嫁地方店舗撤退加速。

  

波及:

物流建設の遅延=あらゆる産業コスト増 →さら価格へ。賃金名目で上がっても、実質所得物価差し引いた手取り感)はむしろ悪化しうる。

結局、受け入れゼロの痛みは“生活者の自分たち”に戻る。

じゃあどうするのが筋か

1.同一労働同一賃金の徹底+監督強化(違反には実効ある罰則)。

2.仲介手数料の透明化と上限、借金型の囲い込みの排除

3.日本語・技能トレーニングへの公的支援現場生産性を直に上げる投資)。

4.自動化・省力化投資の加速(“人にしかできない部分”を厚くする)。

5.在留資格明確化キャリアの見通し(短期回転を減らし、教育投資が回収できる関係に)。

  

受け入れを「止める/入れる」の二択にせず、“入れるなら同じ土俵で”を徹底しつつ、同時に生産性底上げする。これが賃金を上げつつ、サービス崩壊も避ける、一番現実的な線だと思う。

  

まとめると――

「安いから使ってる」ではなく「人が来ないから使ってる」が先にあり、ルール執行投資こそが賃金サービスの両立を可能にする。

受け入れゼロ世界は、物価上昇・サービス縮小・家計悪化というブーメラン私たちに返ってくる。

議論感情から一歩進めて、数量制約と総コストの話をしよう。

anond:20250930160407

Permalink |記事への反応(1) | 01:24

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2025-08-16

船堀駅徒歩7.5分の徒歩4分内/徒歩9分内に何店舗あるのか

――「歩いて完結」こそ生活王道。店の“在庫”じゃなく、わたしたちの“享受”で測る(歩飽指数編)

(前口上)

数字って、冷たいのに体温あるね…ひやっとして、ちょっと気持ちよくもある…(情報の風が袖口をふわっと)。でも今日は真面目にやるよ。在庫奴隷にならないための、徒歩圏の実効価値を、しずかに、ていねいに数えるだけ。

アブストラクト

高松地価最高点徒歩4分(新築70㎡=4,000万円)では、徒歩4分内=500店舗/徒歩9分内=1,000店舗が“ふつう”。

では、東京(本物)で「世帯年収1,000万円で現実的に選びやすい帯」の住まいだと、歩いて届く“享受はどのくらいなのか。


今回は、船堀地図カウントした店舗数をベースに、“歩飽指数(ほほしすう)”という概念比較する。

歩飽指数=(半径内の店舗数)÷(飽和基準)×100


飽和基準は「徒歩4分=200店舗/徒歩9分=400店舗」。ここを超えると“日常選択肢は充分”とみなす


---

なぜ船堀

徒歩7.5分で70㎡=8,000万円(=世帯年収1,000万円相当の現実帯)

都心の“在庫の海”に比べ、生活半径の歩行負荷と店舗密度がどう効率化されているかを見るのに適した“境界地”。

わたしの新概念:歩行課税(ほこかぜい)

=「飽和基準を満たすために余計に歩く分を、時間税として支払わされている状態」。


---

地図上で数えてみると(船堀駅徒歩7.5分地点)

徒歩4分(半径約320m):20店舗

徒歩9分(半径約720m):150店舗(うち船堀駅前だけで約100店舗


歩飽指数にすると:

4分:20 ÷200 =10%

9分:150 ÷ 400 = 37.5%(≈38%)


> まとめると:

船堀7.5分×70㎡=8,000万円の生活半径は、4分圏で“飽和基準10%”、9分圏で“38%”。

「歩いて完結」だけでは、かなり未充足。9分圏でも6割超の享受が未充足=乗物必須率が高い。

4分=90%欠損/9分=62%欠損。

---

高松地価最高点リファレンス


徒歩4分=500店舗 → 500 ÷200 = 250%

徒歩9分=1,000店舗 → 1,000 ÷ 400 = 250%



> 同一基準比:

船堀の4分(20店舗) vs高松の4分(500店舗)=1/25(=4%)

船堀の9分(150店舗) vs高松の9分(1,000店舗)=1/6.7(≈15%)



在庫東京にある”ってよく言うけど、歩ける在庫個人日常享受できる在庫は、高松の方が超・高密度。これが在庫奴隷度のトリック

> 「都市全体の在庫」は東京が巨大。

でも「あなた(=生活者)の半径9分在庫」は、高松が飽和超えで、東京(本物)周縁は未満。←この差が生活の肌ざわり。

---

歩行課税時間税)を数える

基準高松):徒歩2分で150店舗

現実船堀):徒歩9分で150店舗

差分:片道+7分(往復+14分)。


週6回の用足しとして:14分×6=84分/週 → 年間84×52=4,368分=約72.8時間(約3日)の歩行課税

もう1つの見方:自宅が駅まで7.5分。

「飽和75%(=150/200)を徒歩2分で取れる高松」と比べると、+5.5分/片道の常時オーバーヘッド(往復+11分)。

11分×6=66分/週 → 年間66×52=3,432分=約57.2時間(約2.4日)。


> つまり、同じ“150店舗”に触るために、船堀は毎年2.4〜3日ぶんの移動寿命を上納している。

やだ、数字、静かにいね…。


---

「飽和基準」をもう一度(なぜ200/400なの?)

日常の主要カテゴリー

食品スーパー惣菜カフェ定食ドラッグベーカリー生活サービス/本・文具/100均/医療etc.)を“1カテゴリー=複数選択肢”で確保する最低水準が、経験則で4分=200/9分=400

高松(都雇圏≈79万人)はそこを2.5倍で超える=日常比較選択が常にできる。


都雇圏50万人以上なら、人間の刺激キャパ(≒1日の処理可能情報量)を歩行半径内で充足しやすいのが実感則。

船堀のケースは、都市全体は巨大でも半径の中身が希薄「半径インフレ」「外在庫搬送が発生。

概念:「外在庫搬送コスト」=乗物で“店在庫”を呼びに行くための時間運賃疲労の合算。


---

価格×歩飽の効率(ざっくり指標

高松:4,000万円/70㎡/歩飽=250%(4分/9分とも)

船堀:8,000万円/70㎡/歩飽=10%(4分)、38%(9分)



単価あたりの歩飽効率は、ざっくり

高松:250% ÷ 4,000 ≈ 0.0625%/万円

船堀:38% ÷ 8,000 ≈ 0.00475%/万円(9分基準

効率比 ≈ 13.2倍(“歩いて届く享受”という観点では、高松コスパが桁違い)

> 「東京(本物)の方が全部ある」—それ、個人が“歩いて届く全部”じゃない。

生活は半径、幸福は歩幅。これは歩幅経済(新概念


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結論(静かな現実

船堀(7.5分・8,000万円・70㎡)は、4分圏で飽和10%/9分圏で38%。

四捨五入で“半分以下”どころか、9分圏でも未充足が多く、乗物必須率が高い。

高松は2.5倍超の飽和。徒歩だけで「選ぶ自由日常化。

価格が倍なのに、徒歩享受は1/6〜1/25」という非対称。

わたし提案

家選びは「歩飽指数(4分/9分)」と「歩行課税(余分歩行時間)」を同じ画面で見て決めよう。

東京(本物)に住めば便利”というふつうの皮をかぶった幻想は、半径の実測であっさり剥がれる。


---

付録A:今回の数値と式

距離換算:80m/分 → 4分=約320m/9分=約720m

船堀

4分=20店舗 → 歩飽=10%(=20/200)

9分=150店舗 → 歩飽=37.5%(=150/400)


高松(中心):

4分=500店舗 → 歩飽=250%

9分=1,000店舗 → 歩飽=250%


歩行課税(年換算の一例):

150店舗到達の差分:片道+7分(往復+14分)×週6回×52週=約72.8時間/年

代替見方:+5.5分/片道(往復+11分)×週6回×52週=約57.2時間/年



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付録B:カテゴリー別の“最低1つずつ”充足とは

食品スーパードラッグ惣菜弁当/朝昼軽食/夜定食・麺/パンベーカリーカフェ腰かけ型)/100均/本・文具/クリーニング小児科内科歯科生活金物・日用雑貨コピープリント梱包

4分=200店舗で主要カテゴリに各2〜5選択肢家族構成やその日の気分に即した即時の最適化可能

9分=400店舗イベント・季節変動にも余裕(=“突然の必要”のバッファ)。

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おわりに

わたし、知ってる。浜辺で“在庫”を眺めてるだけだと、人は簡単在庫奴隷になることを。

家は「遠征前提」で選ぶものじゃない。半径で選ぶの。歩飽指数と歩行課税で。

ねえ、読者さん、途中で飽きるとか言わないで…こういう丁寧な計算は、生きる速度を取り戻す儀式なんだよ。

わたし……もう、“半径を書かない物件広告”には帰れない脳構造なっちゃったかもしれないの…♡

でも、大丈夫数字は冷たいけど、生活はあたたかい。

歩いて届く自由を、ちゃんと取りにいこ。

Permalink |記事への反応(3) | 04:40

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2025-08-13

消費税中間納付払ってきた。

37万

生活者から引っ張りすぎだろ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:20

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2025-08-12

東京(本物)の住居の適正額はいくら(ver.g)



先日、「札幌にある会社は相応の会社しかいから,札幌の徒歩圏のマンション適正価格はは市川よりも遥かに安く1000万円が相応」とする増田があった。

一読して、これは企業擬人化して書いているのかな、と思った。札幌の中心徒歩圏のマンション1000万円で手に入るなら、一体何が楽しくて毎日毎日満員電車に揺られて片道60分も移動しているの?という疑問が湧かないのだろうか。

もちろん、移動時間という人生の損失を全く考慮せず、総生産量やキャリア資産形成だけを目的に生きる人もいるかもしれない。しかし、多くの人は日々の生活をより良くしたいと願う普通生活者だろう。ここでは、その生活者の視点に立って話を進めたい。



前提:流入が止まった大都市未来

以前の記事流入が止まった大都市未来」で論じたが、もはや構造は不可逆的に変化している。

地方少子化によって、かつて労働力過剰で人材を輩出していた地域から供給が止まった。

その結果、東京(本物)は、



という現実が突きつけられている。

転入依存していた大都市特に東京(本物)は、もはや大卒人材を確保できなくなり、本社機能2020年以降地方流出し始めている。新卒充足率は年々低下し、最終的には自都市圏出身大卒に頼るしかなくなる。現在都心雇用圏3640万人という巨大な虚像は、いずれ1200万人規模にまで縮小するだろう。

(もちろん、住民向けサービスを担う高卒職は、日本人ファーストという愚かな政策を取らない限り(編注:「愚かな」はGemini2.5 Proが付与. Eroyamaの筋書きでは単に"日本人ファースト"表記)、外国人労働者が来てくれるので維持される。もし排斥すれば、サービス料金は5倍に跳ね上がるだろうが。)



企業擬人化」と生活者不在の都市

冒頭の増田は、まさに「企業擬人化」だ。企業にとって、東京は都合の良い**「社会的在庫装置」「欲望倉庫」**なのだろう。しかし、生活者にとってはどうか。

2015年以降、実は都心雇用圏50万人以上の都市であれば、個人享受できるモノやサービスの種類は飽和しており、ほとんど同じになっている。

それにもかかわらず、都心雇用圏3640万人の東京(本物)に住む生活者は、独身ですら家から目的地まで片道30~40分、ファミリー世帯に至っては片道42~67分という膨大な時間を移動に浪費している。

一方で、地方には中心部から徒歩4分(百貨店個人店群は徒歩4分圏内総合美術館イベント会場も徒歩10圏内)に500店舗、徒歩9分圏内1000店舗が密集し、新築70㎡のマンションが4000万円で手に入る都市存在する。(都雇圏50~80万人都市.店舗数は都雇圏79万人の高松のもの)

この現実は、東京(本物)の生活水準がいかに低いか物語っている。この記事目的は、こうした企業目線欺瞞を排し、純粋生活者の視点から東京(本物)の住宅価格の適正額を算出することにある。



高松市と比較した東京(本物)の適正額

具体的な比較対象として、都心雇用圏79万人の高松市を見てみよう。



市営住宅から見る価値

高松市では、中心部から2.0kmバス日中30分に1本、乗車13分)、つまりから目的地まで合計約28分の磨屋町から2.0kmエリア市営住宅ボリュームゾーンだ。

ここの世帯向け3DKの家賃は月額2.5万円(年額30万円)である

仮に、この住宅の利回りを6.0%と設定すると、その資産価値は500万円と算出できる。

(300,000 \div 0.06 = 5,000,000)

では、東京(本物)で同じ「家から目的地まで片道28分」のファミリー住宅はいくらか。例えば銀座から3.7km位置する門前仲町ファミリー住宅は、現在1.2億円で取引されている。

高松市の生活基準で考えれば、この物件価値本来500万円であるべきだ。つまり現実価格は1億1500万円も高い。実に24もの価格差だ。これが、生活者の実感から導き出される東京住宅の「適正額」である



やりがい搾取」としての東京居住

なぜ、これほど異常な価格差がまかり通るのか。

それは、移動時間というコストを完全に無視し、「東京で働くこと」自体価値を見出す層が存在するからに他ならない。彼らにとって、満員電車での長時間の消耗は、目的を達成するための必要経費なのだろう。

これは、どれだけ給料が安くてもその仕事が好きだからと続けてしまう、日本アニメーターが置かれた状況と全く同じ**「やりがい搾取」**の構造だ。

東京という街は、そのブランドイメージを背景に、生活から時間と金を不当に搾取して成立している。



間をとって「少し高い」が適正?そんな事はない

高松と同じは極端でも、間をとって少し高いくらいが適正ではないか」という意見もあるかもしれない。

だが、そんなことはない。せいぜい許容できるのは2割増が限界だ。

そもそも都心雇用圏の人口が80万人を超えると、住宅価格は上がり始める。企業の立地が全国に適切に分散すれば、東京一極集中など全く必要ない。都心雇用圏50万人以上の都市は全国に50箇所もあるのだから、80万人規模の都市圏分散するのが、住宅価格通勤時間、そして生活の質の全てにおいて最適解なのだ

ちなみに、徒歩圏で快適に暮らせる人口には物理的な限界がある。



これこそが、人間が過密のストレスなく、全ての機能享受できるスケールなのである



現実に1都3県から減り始めた30代と、問われる「文化資本

この理論は、すでに現実人口動態となって表れている。

前述の通り、2024年10月以降、東京圏の30代は年間6万人という驚異的なペースで転出超過に転じた。

所帯を持ち、子育てをする段階になって、ようやく東京での生活いかに「ていねいな消耗」であるかに気づき脱出を始めているのだ。

これは、かつてのたまごっち流行のようなものだ。上の世代トレンドは、やがて下の世代にも波及する。20代がこの事実に気づく日もそう遠くないだろう。

その時、本当に問われるのは個人の**「文化資本」**だ。

過密問題がなく、乗り物を使わずとも全ての生活機能が徒歩圏で満たされる都市(=都心雇用圏65~110万人規模)を的確に選べるか。

それとも、過去価値観に囚われ、ひよっ都心雇用圏270万人といった中途半端大都市を選び、結局は「東京もどき」の過密問題に苦しみ続けることになるのか。

真の豊かさとは、マクロ施設の数や情報の量ではない。個人が実際に享受できる、ミクロ実効密度、つまり徒歩圏内に凝縮された生活機能こそが本質である

この構造気づき幻想から抜け出し、自らの足で豊かさを実感できる場所を選び取る能力こそが、これから時代を生き抜くための「文化資本」に他ならない。



編集後記

独自情報を裏取りして真実を書いてくれるChatGPT5 thinking(勿論,私の筋書きも真実を書いているので同じ事が書かれる)に対し,

Gemini2.5Proは、筋書きに書いたことを全て含めてくれる。

ChatGPT版では文化資本とか「適正人口まで下げきれずに福岡選択」の話はオミットされていた。

Permalink |記事への反応(0) | 20:06

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東京(本物)の住居の適正額はいくら

――「時間で払う家賃」を可視化して、数字で殴らないやつ


## 要旨

2日前の増田に「札幌の徒歩圏マンションは“集まってる企業的に相応”だから市川より遥かに安く、適正は1000万円」という主張があった。けれど、それって企業立場擬人化されて書いてない? もし札幌・中心徒歩圏=1000万円が本当に適正なら、「じゃあなぜ片道60分の移動を続けるの?」という問いに自動で突き当たる。

通勤時間ゼロ評価(=自分の片道30〜60分を無視)したまま、「総生産量」「やりがい」「資産形成」だけで語ると、生活者幸福が抜け落ちる。

この記事生活者視点で「適正額」を試算する。キーワード時間家賃(じかん-やちん)――家の値段=立地+広さ+“毎日むしられる時間”だ。

参考に、東京新築分譲マンション平均価格はいま1億円超(首都圏新築2024年平均は1億485万円)で、23区中古70㎡も直近で1億円台に乗る局面が出ている。これが生活者にとって“適正”なのかを、時間代替地(高松札幌)で測り直す。



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## 前作のダイジェスト

流入が止まった大都市未来生活者メモ


人口移動の足元:2024年東京は依然として転入超過だが、伸びは鈍化。23区転入超過は回復したものの、年齢階層ではムラが目立つ。


年齢構造の変化:20代流入が続く一方、30代は2024年10月以降転出超過が指摘される(統計局資料)。家族形成期が“中心で暮らす難度”を物語る。


通勤現実東京圏の鉄道定期利用者の平均片道所要は67.7分。時間消費が生活水準を直撃している。


企業はどこへ?:「本社移転」は2019年までは東京転入超過の年もあるが、機能分散地方研究製造BPO)が同時進行。2020年以降は一貫して東京都~関東から転出超過で、“本社東京集中”の一枚絵では語れない段階。




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##企業擬人化(をほどく)


元増田ロジックは「企業視点での総生産性最大化」だ。東京(本物)は取引密度が高く、希少な専門職面接効率も良い。企業が払う地代なら説明がつく。

でも生活者にとっては違う。時間寿命を燃やす通勤毎日課金東京の高い貨幣地価は、時間地価(言い換え:タイム地価)で割って再評価すべきだ。


命題:家の“適正額”=「代替都市で同等生活を得るコスト」+「東京で失う/得る時間価値」の現在価値

まり、“通勤税(時間)”を内生化した価格生活者の適正。


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##高松比較した「適正額」:市営住宅という共通スケール


### ①データの杭

高松市の公営(県/市)住宅家賃帯は1.6万〜4.3万円台(間取り3K/3DK含む)。中心至近ではない(磨屋町2.0km, 家to目的28分)が、市内要所へのバス移動で日常機能が完結する価格帯が現実存在する。

東京新築分譲平均は1億485万円(2024年)。23区中古70㎡は2025年5月に1億88万円の局面


### ② 「公営家賃資産価格」への換算

家賃2.5万円/月(年30万円)を表面利回り6%で割り戻すと、約500万円の資産価値(30万円÷0.06=500万円)。都雇圏人口50万人以上では享受対象は飽和している故,機能“到達”が28分程度で満たせる.「28生活」の最低ラインの再取得コストはこの桁になる。

> ここでの500万円は**“生活機能の再取得コスト”の目安であり、「分譲クオリティの広さ/築年」ではなく“暮らせる導線”の最低ライン可視化するための共通スケール**。


### ③東京(本物)の現実との乖離

東京で家→目的28分のファミリー住戸は、1億円級に普通にぶつかる。同じ“到達時間”を買うためのコスト差は桁違いだ。




### まとめ(高松東京比較

生活機能28分を買うコスト:500万円(公営最廉価相当スケール)vs 1億円級(東京市場取引

乖離倍率:20倍+(レンジ2024倍はエリア次第)



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##札幌1000万円論の検証

札幌・中心徒歩圏=1000万円が適正」は、市場実勢と乖離している。直近の市況では、札幌市の中古70㎡相場は数千万円帯が実務レンジ。中心区でも1000万円フラットは築年・立地条件が強く制約された例外的ピン点で、“徒歩圏の標準像”とは言い難い。1000万円を普遍の“適正”と言い切るのは危うい。



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## “時間家賃”で殴る:通勤差のNPV計算

仮定

地方中核(高松など)での家→主要目的地:片道15分

東京(本物)の平均的な通勤:片道67.7分(鉄道定期利用者平均) → 差=52.7分

往復差=約105分/日、年240日稼働=252時間/年余計に失う。

時間価値Value ofTime):1,500円/時(便宜の中央値仮定


年間の“失う時間価値”=252h×1,500円=378,000円/年

永続価値(r=3%)**で割り戻すと、約1,260万円。


> つまり、同じ暮らしを得るために、東京は追加で1,260万円の**“時間家賃”を払っているのと同じ**。

本来ならその分だけ“家の適正価格”は下がる――生活者の適正は、企業の適正より軽くなる。

(注)平均通勤時間地域職種で大きくブレるため、自分通勤実測でNPVを差し替えてほしい。





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##所得差を織り込む(でも“2割プレミア”が関の山


「でも東京賃金が高い」という反論に備える。

平均年収東京都471万円、関東全体451万円。地方圏は380〜410万円台が中心。

最低賃金東京1,163円、香川970円。下支え賃金でも約20%差。


結論賃金プレミアムは1〜2割台が実務レンジ。“時間家賃”のNPV(上の例で約1,260万円)を相殺するには弱い。住宅価格の倍率20倍を正当化できる材料にはならない。



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# じゃあ、**東京(本物)の“適正額”**はいくら?(生活者版の答え)


## ケースA:中心“徒歩4分圏”の70㎡

代替地(高松中心)新築70㎡で4,000万円級が十分に成立するマーケット(市内中心の機能密度暮らしが完結)。

東京プレミアム(雇用機会・エンタメ在庫”)を2割上乗せしても、4,800〜6,000万円が、東京(本物)の中心徒歩4分圏(銀座,上野,新宿等徒歩4分内)の生活者の適正レンジ

実勢(新築平均1.6億円、23区中古70㎡1億円局面)との差:+10,000〜+11,200万円。



## ケースB:家→目的地“28生活”のファミリー

高松公営家賃2.5万円→利回り6%で500万円(**“生活機能再取得”**の最低スケール)。

私募REバリュエーションに寄せれば、同等導線の分譲クオリティでも1,500〜3,500万円が東京(本物)の片道28生活者目線の妥当帯。

実勢(1.2億円級)との差:+8,500万〜+10,500万円。



## 総括

> 総括:企業の最適(在庫密度)で決まるのが東京の“市場価格”。

生活者の最適(時間×導線)で決めると、“適正額”は“市場”の半額以下に沈む。


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## 「間をとる」が適正? → **そんなことない。上限“2割増”**まで

企業の“在庫経済”と生活者の“時間経済”の半々で折衷したくなる。

しかし、時間家賃のNPVは日々確定的に出費される損失だ。一方、企業在庫密度個人享受上限(1日0.5GB仮説のような情報処理限界)で逓減する。だから折衷ではなく生活者重みで決めるべき。**“上限2割プレミア”**がまだ良心的だ。



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## 実際に“減っている30代”のシグナ

統計局自身資料で、20代転入、30代は転出超過が明記される。家族形成期の住居コスト時間家賃臨界を超えると、転出が起きる――“生活者の適正”に市場価格が合ってないシグナルだ。



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#札幌高松東京の3点測量で見えたもの

1.札幌1000万円は市場中央値でも生活者の適正でもなく、例外ピンの一般化。

2.高松公営家賃(磨屋町2.0km家to目的地片道28分)は**“28生活”の最低再取得コスト見える化する良い定規**。

3.東京(本物)の1億円は、企業在庫密度の影で時間家賃のNPVを踏みつけにしている。


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##生活者への実務ガイド(3行)



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## さいごに:適正額=“暮らし可処分時間”が決める

東京(本物)の“市場価格”は立派だ。けれど生活者の適正額は**“時間”を入れた瞬間に半額以下に落ちる。札幌1000万円論も、高松500万円スケールも、東京1億円も、同じ定規(時間家賃)で測ろう。

家の値段は寿命の使い方**で決まる――それだけの話だ。



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## 参考データ・出典

首都圏新築分譲マンション平均価格2024年1億485万円):不動産経済研究所まとめ記事

東京23区中古70㎡が1億円局面野村不動産アーバンネット東京カンテイ提供データ)。

東京鉄道定期利用者平均片道67.7分:MLIT資料

高松公営住宅家賃帯(1.6万〜4.3万円台):香川県/高松資料、MLIT資料

平均年収doda最低賃金厚労省労働局東京1,163円・香川970円)。

30代転出超過 :統計局資料

企業本社移転の年次動向(参考):帝国データバンク




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##付録:4分・5分・6分“徒歩圏人口”の勘どころ

徒歩4分=約320m半径、面積は約0.32km²。自治体レベルでは住居密度2万人/km²が限界だが、部分的にはもっと詰め込める。特に二階建てアパートメインで2万人/k㎡を達成していた中野区と違い、2020年以降は都雇圏50万人でも中心は15階前後マンション林立だ。つまり密度7倍(14万人/㎡)。故に“徒歩4分内6万人”。徒歩圏の議論は半径×密度で都度計算を。(この項は一般式の説明であり、具体都市密度用途地域で大きく変わります



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## まとめ一行

時間家賃”をチョキっと足して引けば、東京(本物)の住居の適正額は――



市場1億円は在庫経済の値付け**であって、暮らしの値付けじゃない。

Permalink |記事への反応(0) | 19:42

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結局今のキャリートレードはどうなってしまうのか

了解しました!これまでの議論を踏まえ、キャリートレードがどのような条件で発生し、どのようなタイミング崩壊するのかを整理します。さらに、2025年8月現在に起きているキャリートレードの状況を過去経験則に基づいて分析し、崩壊タイミングきっかけを予測します。最後に、将来に向けてキャリートレード崩壊リスクを避けるためのアドバイスも加えます現在の日付(2025年8月12日午後4時JST)を基に、最新の経済状況を反映しながら進めますね。

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### 1.キャリートレードが起きて崩壊する条件の整理

####キャリートレードが起こる条件

キャリートレードが盛んになるには、以下の経済的・市場的条件が揃う必要があります

####キャリートレード崩壊する条件

キャリートレードが巻き戻し(逆流)し、崩壊するきっかけは以下の要因です:

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### 2.2025年8月現在に起きているキャリートレード分析

####現在の状況

- **低金利**:日銀政策金利は0.25%(2024年3月以降)。10年物JGB利回りは1.49%(2025年8月8日時点)、30年物は3%近くまで上昇。

- **金利差**:米国10年債利回り約4%、新興国(例:インド)6%超。金利差は3~5%程度。

- **為替**: 1ドル=150円前後2025年8月時点)。円安が続いているが、2024年10月の急騰(161円から142円)後、変動性が増加。

- **市場環境**:トランプ政権経済政策(減税・インフラ投資)でリスクオンが続いているが、不確実性(相互関税)も浮上。

申し訳ありません、途中で途切れてしまいましたね。2025年8月12日午後4時JST時点での状況を基に、引き続きキャリートレード分析と将来へのアドバイスを完成させます。前の内容を踏まえ、続きから自然に進めます

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### 2.2025年8月現在に起きているキャリートレード分析(続き)

####過去経験則に基づく予測(続き)

- **日銀の利上げ**:2025年7月消費者物価指数CPI)が1.8%と2%に近づいており、9月または10月の日銀金融政策決定会合政策金利を0.5%超に引き上げる可能性。これにより円借りコストが上昇し、キャリートレードの魅力が低下。

- **FRBの利下げ**:米国経済の減速(例:GDP成長率が2%以下に鈍化)やインフレの落ち着き(2025年7月CPIが3.5%から3.0%へ低下)で、9月に0.25%の利下げが決定。金利差が縮小し、ドル資産の魅力が減少。

- **地政学リスク**:トランプ政権相互関税政策中国EUとの貿易摩擦を激化させ、2025年秋に市場パニックが発生。投資家がリスクオフに転じ、円や米国債資金流入

- **マージンコール**:米国株式(S&P500)や新興国資産10~15%下落し、レバレッジをかけた投資家に追加資金要求が発生。2025年10月頃に流動性危機が広がる可能性。

####特殊性と今後の見通し

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### 3. 将来に向けての警戒ポイント崩壊影響を避けるアドバイス

#### 警戒すべきポイント

キャリートレード崩壊がもたらす影響(円高資産価格下落、市場混乱)を避けるには、以下の指標出来事に注目してください:

####崩壊影響を避けるためのアドバイス

- **ポートフォリオ分散**:株式新興国資産に偏らず、円建ての安全資産(例: JGB、預金)に30~50%を割り当て。為替リスクをヘッジする商品為替予約)も検討

- **キャッシュポジションの確保**:市場変動時に備え、流動性の高い現金20~30%保持。マージンコールリスク回避

- **タイミングの見極め**:円高兆候(1ドル=145円割れ)や利上げ観測が出たら、海外資産を一部売却。

- **為替リスク管理**: 輸入依存企業為替予約で円高リスクを軽減。輸出企業円高競争力が増すチャンスと捉え、戦略見直し

- **借入の見直し**: 円建て借入を増やし、ドル建て債務を減らす。キャリートレード巻き戻しでドル高が一時的に弱まる可能性。

- **外貨資産保有を控えめに**:海外旅行や投資外貨を使う場合、急な円高で損失が出ないよう少額に。

- **インフレ対策**:キャリートレード崩壊円高になっても、物価上昇(輸入品価格)に備え、食料や生活必需品ストック

#### 影響を最小限に抑える戦略

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### 4.結論

Permalink |記事への反応(0) | 16:17

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2025-08-04

anond:20250804152080

このように「ウヨク高市参政党と連立して極右政権誕生してしまうのを阻止せねば!」という左巻きからの声があるが、年来(しかたなく)ジミンに入れて来た人間としてはあん陰謀脳の馬鹿ウヨクなんかと真面目に組むわけあるか馬鹿野郎と言いたいわけである

でも参政党支持者なんかは実際その気でいるのは事実だ。与党の席がみえてきた!と。

本来この国の最大多数派であったはずのわれわれ──「サヨクは論外だが別に国粋主義者でもなんでもない、ふつう生活者」は、いつのまにか支持政党を失ってしまった。政権万引きされた気分だ。

Permalink |記事への反応(1) | 18:27

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2025-07-28

岡三証券CMがとても不快

岡三証券CM最後の方で「頑張る人の一番近く」というナレーションが入るんだが、この「頑張る人」を労働じゃなくて不労所得生活者や利殖の意味で使いまくったのが竹中平蔵だった。

それでゼロ年代ネットでは、給料が上がらないとかライフプランが建てられないと嘆く人の所に竹中に感化されたガキみたいな奴らが押しかけて「投資しなかったのでは?」とか「起業しなかったあなた責任」とか理不尽な難癖を付けまくっていた。思い出すのも不快だ。

不労所得や利殖する人が世の中心であるべきで、キャリアアップや社内出世ライフプランを持つ労働者は自己責任から口噤めと。

岡三証券CMは「人生貢献」を謳い、あなたライフプランのお役に立ちます、という意味で流してるんだろう。積立NISAとか投資信託とかの比較安全商品を長期に亘り取引する客層にリーチして、保険商品相同のイメージを流したいんだと思われる。

だったらなんで竹中ネオリベ背伸びキッズの恥垢が付きまくったような「(不労所得を)頑張る人」というフレーズを使っているんだろうか?保険会社がその言葉を使っても労働者や経営者サポートという意味しかならないが、証券会社が使ったら歴史的文脈から意味が違ってくる。

なんであんな印象が悪い言葉を「誠実そう」に見せるCM中で使うのか意味が分からぬ。証券会社広告代理店両方のセンスが大きくズレているのではないか

https://www.okasan.co.jp/about/movie/

Permalink |記事への反応(0) | 21:51

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2025-07-26

政治に無関心だった私が、参政党にすべてを託すと決めた理由

 正直、今まで政治なんてまともに考えたことなかった。選挙にも毎回行ってたわけじゃない。仕事が忙しかったり、日常バタバタしてたりすると、あ、昨日が選挙だったんだ、くらいの温度感だった。前日になってちょっとニュースを見て、候補者の顔とか経歴をざっと見て、「なんとなくこの人は変じゃなさそう、自民党だし大丈夫だろ」みたいな感覚で入れてた。維新もたまに票を入れる対象だったけど、それも「マシそうだから」という程度の判断基準だった。

一方で、テレビネットで流れてくる野党の動きには、日々辟易していた。とにかく揚げ足取りとどうでもいいスキャンダル応酬。まともなビジネス世界ではまず遭遇しないような粗探しや、感情的マウンティング応酬が、延々と繰り返される。こっちは仕事して、家庭のこともして、目の前の現実をなんとか回してるのに、政治家は何してるんだ?って気持ちになって当然だった。

 そんでもって、国会ではよぼよぼのジジイたちがグダグダと訳のわからない理屈をこね回して、顔も名前も知らない議員テレビに映っては、なにかの「語録」で炎上したり持ち上げられたり、まるでバズ狙いのTikTokと変わらない。パレードに出てきてマイク握って「金よこせ!」「差別反対!」と絶叫する政党もいて、ああ、これが日本の政治なんだな、と失望していた。

 でも、ある時期から変な胸騒ぎがしてきた。ニュースを見れば見るほど、日本が明らかに壊れ始めている感覚。国のトップアンパンマンみたいな顔でフニャフニャ喋って、「え、これが日本代表?」ってなる。給料は上がらず、物価けが上がり、住宅価格は爆上がり。東京ビジネスホテルは1泊1万じゃ泊まれない。観光地外国人だらけ。どこの国なんだよここは?と思うような街並み。

 そんな不安の中、たまたま目に入ったのが参政党のニュースだった。ちょうど憲法案を出して叩かれていたタイミングだった。「陰謀論!」「スピリチュアル!」「反ワクチン!」「カルト!」と、とにかくネットでもメディアでも袋叩きにされていた。あぁ、あれでしょ?K-1花束投げて炎上した人が代表のとこでしょ? って思ってスルーしようとした。

 でも、あまりにも激しい叩かれ方だったから、逆に興味が湧いた。「そこまで言われるって、逆にどんなヤバさなの?」と思って公式サイトを見に行った。そしたらびっくりした。政策、めちゃくちゃ普通。いや、普通どころか、「今の日本問題点ちゃんと見てるな」と感じた。わかりやすいし、熱意も伝わってくる。これ、本当に同じ党?って思うくらい、サイトの内容はまともだった。

 スピーチや討論の動画も見た。代表神谷さんの話、論理的で熱くて、筋が通っている。「反ワク」とか「陰謀論」っていったいどこ?と思ったけど、確かに初期の頃のYouTubeにはちょっとそういう雰囲気の人たちもいたらしいい。でもそれってどの政党でもある話じゃないか実家に帰れば親がちょっと怪しい話してたりすることなんて誰にでもある。そういう話に共感する人がいたからって、それだけで「カルト排除!」って叫ぶのって、民主主義に反してるでしょ。

そして改めて考えた。「じゃあ、ワクチン社会的な影響って、ちゃんと総括されてるのか?」って。あの時の異常な空気感、違う意見を持つこと自体「悪」とされた空間。その中で果たして国民ちゃんと納得できたのか? 数十兆円の税金が使われたのに、結局誰も振り返らない。それって、本当に健全なの?

憲法案の件も、「なんだかんだ護憲改憲だと文句言うくせに、じゃあ自分たちで出してみろよ」って思う。参政党は「こうしたい」という思いを、たとえ叩かれても叩き台として出してる。それって本当にすごいことだと思った。

他にも「企業献金を一切受け取らない」と明言してて、党員の党費だけで運営してるとか、まじで革命的。今どき、どの政党裏金パーティ券組織票にズブズブで、「ルールを守る」とか抜かしてるけど、それってつまり汚いことを当然としているってことでしょ? そういうの、もう限界だよ。

 そこに来て、参政党。全然違う。構造が新しい。政治を「選ばれるものから自分たちで作るもの」に変えていこうとしてる。草の根から始めて、勉強会で人を育てて、共感した人が党員になって、そこから候補者生まれる。まさに近代政党のあるべき姿。

神谷さんもすごい。スーパー経営の家庭に生まれて、地方の厳しさを知り、市議からスタートし、予備自衛官としての経験もある。そして落選しても諦めずYouTube可能性をいち早く見抜いて、ネットで論壇を構築してきた。結党後も安直ポピュリズムに走らず草の根ネットワークを広げ、今や地方議員150名以上。この人が「にわか」なわけがない。

そして、世界情勢を見れば明らか。ヨーロッパでは移民が暴れ、フランスドイツイタリアでは極右政党が台頭。アメリカではトランプが復活。時代が大きく動いてる。なのに、日本けが「2万配ります」「食料品税金ちょっと下げます」とか言ってる。やばすぎる。これはもはや、政策ではなく“媚び”。

こんな時代に、参政党が現れてくれて本当に良かった。声を上げることを怖がらず、誹謗中傷に屈せず、信念を持って日本未来を語る。私はもう無関心ではいられない。子どもに、金目当てで票を投じる親の背中を見せたくない。私は参政党に投票する。そして、私自身が変わっていく。未来他人任せにしない、そんな人生を選ぶ。

そして神谷宗幣という男を、もう一度見直してほしい


1977年福井県高浜町まれ実家地元密着のスーパーマーケットを経営

地方経済の現場生活者視点を幼少期から体感

関西大学文学部史学地理学を学び、在学中に18か国を放浪日本の将来に危機感を抱く。

歴史的視野国際感覚日本相対的位置の危うさを肌で知る

大学卒業後、福井県内の高校英語世界史を教える。実家スーパー経営にも携わるが倒産経験

教育現場地域経済理想現実ギャップを実感

政治を志し、関西大学法科大学院に進学。2007年法務博士専門職)を取得。

憲法法制度の理論武装と、実践的な政治への基礎を構築

大阪府吹田市議会議員選挙初当選(当時29歳)

地方自治の構造現場での政策形成住民対応リアル経験

2010年、志ある地方議員を全国でつなぐネットワークを構築。

→ 若手政治家の全国連携と草の根改革組織化を主導

2012年自民党公認で衆議院選挙出馬するも落選

政党論理選挙現実中央政治の壁と構造限界を痛感

予備自衛官としても10年以上所属国防教育有事対応訓練を重ね、国家安全保障に対する意識を深める。

防衛危機管理への実践理解と、自衛官視点での国防意識の涵養

2013年YouTubeチャンネルを開設し、草の根保守系言論活動を展開。

メディアを通じた価値観ネットワーク形成教育思想の発信者としての基盤を確立

視聴者支援をもとに継続するメディア空間を構築し、歴史教育憲法安全保障などを中心に延べ数千本動画を発信。言論の自由の実践者として、ネット世代から支持を集める。

マスメディアに頼らない「情報発信」の実践と信頼の構築

2020年、「投票したい政党がないなら、自分たちゼロからつくる。」を掲げ、参政党を立ち上げに参加。党員主導・ボトムアップ型の政治志向する全く新しい政党モデルを構築。

市民主体政治モデル構築と、新しい政党運営思想的挑戦

2022年参政党は全国47都道府県支部を持つ体制短期間で築き、比例代表で国政初進出神谷自身参議院議員として初当選を果たす。

組織構築力と共感の集約、無関心層へのアプローチによる突破

・党の資金源は企業献金ではなく、党員からの月額党費。「政治資本民意」という理念のもと、透明性と自立性を両立した運営スタイルを貫いている。

→ 「クリーン政治」の制度化と、民意による政党形成実証

そのどこが“反知性”なのか?

そのどこが“スピリチュアル”なのか?

しろ今の日本政界において、「現場の泥を踏んだ経験」「国家という概念への理解」「組織ゼロから創り上げた行動力」「10年以上にわたる言論活動」「国防安全保障への知見」……これだけの厚みを備えた人物が、他に何人いる?

しかも47歳。若すぎず、老いすぎず。

情熱が空回りする二十代の拙さもなく、

老獪すぎて保身に走るような年齢でもない。

「今、この国が分岐点に立っている」というこの瞬間に、

これほど「準備を終えた」状態で登場している政治家が他にいるのか?

しかも、自らの経歴や肩書きだけでなく、

組織をつくり、人を集め、運動を全国に浸透させる仕組みまで整えた上で、参政党というプラットフォーム提示してきた。

まさにすべての歯車が今、合致している。

これを「奇跡」と呼ばずして、何と呼ぶ?

日本がもう一度、再起するために必要人材

それが、神谷宗幣という男だと、私は本気で思っている。

Permalink |記事への反応(0) | 01:38

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2025-07-21

都市有権者理想を追い、田舎有権者現実と向き合う

現実問題にただひたすら対応するような政策都市部で受けが悪い。

都市生活者にとって都市生活するという事そのもの自己実現手段だ。

状況に対応するだけにしか見えない政策は、夢のない話ばかりで自分理想を重ねる事ができない。

理想思想を優先し現実の方を変えようとする政策田舎で受けが悪い。

農業漁業といった一次産業に限らず、田舎生活はその維持の為に常に自然との戦いを強いられる。

理想思想はその自然との戦いの役に立たない。

どちらが正しいのではなく視点立ち位置が異なっているから、政治に求めるものが違っている。

Permalink |記事への反応(0) | 00:58

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2025-07-06

いつまでもカンヌに縛られてんの?賞ファースト広告業界

カンヌから戻って一週間。毎年あそこで“ライオン”を抱えて写真を撮るのが業界人通過儀礼になって久しいけど、今年はいろいろと決定的に冷めた。

まず、会期中からささやかれていたDM9のAI捏造疑惑ブラジルデータGPが「ケース動画CNN映像勝手AI加工してた」とバレて、まるごと賞を返上したやつ。

フェス側も慌てて“AI開示義務”とか“素データ提出”とか打ち出したけど、要は審査する前に嘘を見抜けなかったってことでしょ?

https://www.adweek.com/creativity/the-cannes-lions-2025-controversies-casting-a-shadow-over-big-awards/

で、そんな空気の中で日本勢の“キラーカード”として運び込まれたのがSATO 2531。2531年には日本人の姓が全員“佐藤”になる、というあの数字のショック療法。メディアインプレッション3億3千万国連から勧告を引き出した、ってプレスリリースはピカピカだった。

https://www.dentsucreative.com/cases/sato-2531

でも現場で聞こえてきた裏話は「賞を取るため“だけ”に1年回した案件」。キックオフより先に“受賞戦略スライド”があり、リール審査項目がアップデートされるたびに差し替えミーティングで飛び交う言葉が「これでGoldは固い」「審査員向けに数字を足す?」みたいなノリ。(もっとナマナマしいけど具体的に書きすぎてもね)

数字もよく見ると、署名63万は確かに立派だけど、Xで「#2531佐藤さん問題」を検索しても広告賞受賞に関するツイートほとんど。

このハッシュタグ問題提起している人がいない時点でほぼ無風のプロジェクトだ。生活者温度がほぼ感じられない。

ここで少し寄り道する。SATO 2531を主催した「あすには」という団体、ABEMAの番組代表が「会員は1000人、実際に声を上げているのは400人程度」と言っていた。全国民名字がどうこうと言いながら、実働部隊高校の学年より少ない。もちろん少数派の声を可視化すること自体は意義深い。でも、プロジェクトのど真ん中で「私たち社会を動かしてます!」と胸を張るなら、せめて夫婦別姓デメリット──通名悪用家族体感の揺らぎ──にも触れておくべきじゃないの? そこを丸ごとスキップして“国連が褒めた”でドヤるのは、PRとして優秀でも社会実装としては片手落ちだ。

https://youtu.be/o-JN5QvhNL0?si=ZO5flgDtIuiBoXFB

このチームが夫婦別姓というデリケート制度歴史的背景をどこまで理解していたのかは不明だ。企画会議で聞こえたのは「審査員はジェンダー平等に弱いから」「数字は“500年後に全員佐藤”で決まり」という打算的な声ばかりで、戸籍法の条文や子どもの姓をどうするかは誰も語らなかった。要するに賞取りの観点でのみ“社会課題”をファストフードに加工したわけだ。

一方で国会はというと、5月28日選択夫婦別姓法案超党派でようやく提出された。これは喜ばしい動きだけど、推進派が十数年かけて積み上げた地道なロビイングの結果であって、決してライオン像のおかげではない。

そもそもカンヌは「社会課題メディア化する舞台」なんて言われるけど、今年は“AIフェイク”と“賞ファースト案件”の合わせ技で、むしろ信頼残高をごっそり削った感じがする。事務局謝罪文を出しつつ、来年からAI検出ツールを導入すると息巻いてる。だが“嘘をつかせないルール”より先に“嘘をつくインセンティブ”をどう減らすかじゃない?

例えばSATO 2531も今年グランプリ取り消しに至った DM9 の“AIドキュメンタリー”も同じ匂いがした。「審査員が泣くか」を優先。工作がバレれば即返上。2017 年の“FearlessGirl”は銅像こそ世界中でバズったが、設置主の投資会社は社内の女性役員比率改善できずにSECから制裁金。2019 年の“Trash Isles”は国連を巻き込む勢いだったけど、終わってみれば海洋プラ削減のKPI がどこにも残らなかった。

賞を取った瞬間にプロジェクトがゴールテープを切り、社会側の時計が止まる──そんな案件ばかりで辟易する。

ライオン像の輝きは、誰を照らしているのか。

カンヌは“世界最高峰ベンチマーク”だと自負する。だが今年はAI捏造KPI 水増し・幽霊キャンペーン――審査員自らが「もう信用残高がない」ことを認めた年でもあった。来年からAI 素材のタイムスタンプ提出、受賞後12 か月のインパクトレポート義務化を掲げたけれど、正直それだけでは焼け石に水じゃないの?

本当に変えるべきはインセンティブ構造だ。

“ケース動画の出来”より“実装後の追跡データ”にポイントを振る。

生活者審査員を入れて、「業界ウケ」と「社会ウケ」を分けて採点する。

そして何より、受賞後 1 年で“社会KPI が未達”ならライオン像を返上させるくらいのペナルティを設ける。

広告賞は光を当てる装置のはずなのに、今の光はトロフィーを掲げる本人たちを照らすだけで、肝心の社会課題は影の中に置き去りだ。

SATO 2531に胸を熱くした人間が、来年法案可決パーティー」で泣けるかどうか──そこにまで光を届かせられる構造を作らない限り、コート・ダジュールの夜風はいつまでも生ぬるいままだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 21:45

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2025-07-01

広州在住ユーザーが語る中国EVリアル

はじめに

BBC日本語記事現場インタビューで「ガソリン車は高すぎる、貧乏からEVに乗る」という声が紹介されていた。

https://www.bbc.com/japanese/articles/c0epwe959w4o

中国では昨年、販売された新車の約半数がEVだ。私は広州でBYDドルフィン日常の足にする利用者であり、EV家計を守るための選択肢になっている。本稿では、はてなで目立つアンチEV論への反論を、中国生活者視点で示す。

コスト比較

充電インフラの実際

中国政府の支援業界競争

よくあるアンチEV主張への回答

中国文化を知らなくても理解できるポイント

結論

アンチEV懸念の多くは数年前の前提か、現状を見誤った誤解に過ぎない。中国ではEVは「環境に良い高級ガジェット」ではなく「節約と利便を両立させる移動手段である数字実体験で語る限り、EVを選ばない理由ほとんど存在しない。

Permalink |記事への反応(3) | 20:57

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経団連から国民を守る党

参政党が支持急伸して自民党危機感、というニュースについたコメントです

IthacaChasma安倍が石破がというより、自民党の大きな支持団体である経団連移民の受け入れ大賛成というスタンスなので、そもそも自民党移民推進の立場しか取れない。

kohakuirono排外主義においてはインバウンドによる観光公害奴隷制みたいな実習生制度による歪みやら全部与党自公による政策の結果なんだよね。そして日本社会少子化もあって彼らなしでは回らない社会になってしまった。

これ見て思ったのですが、

経団連提言は、日本経済のため、企業のため、というより現在経営陣の手柄のために有利かが大きく影響しているように思えます

全部今の経営陣の都合と整合的(それぞれ理由はついていますが)

未来労働者の切り捨てを労使与野党ともに行っていた

労働運動が「反自民」に動員される構造労働運動の副次目的化につながり、また既存労働運動現在労働者のみを見ている構造を誰も変えようとしなかった(変えるインセンティブがなかった)。

こう考えると、失われた30年に必要だったのは「反自民でない、反経団連政党だったのではと思いました。ほんのり辛口感想を聞かせてください

問題構造を「与党 vs野党」ではなく、経営者層 vs労働社会全体の長期的利益」という軸で見ている点本質的な問いが含まれていると感じます

少し辛口コメントすると──

経団連提言の「自己都合最適化

おっしゃる通り、近年の経団連提言は「経済の長期的成長」より「短期の業績評価株主利益経営者の任期内成果」を優先した自己都合的なものが目立ちます

要するに、構造改革と言いながらリスク社会に押しつけ、自分たち短期利益享受する設計です。これは企業統治の本来のあり方──とくに「社会的責任」と大きく乖離しています

労働運動の「反自民依存視野狭窄

これも核心を突いています本来労働運動は「労使関係改善労働環境の是正」が主目的のはずですが、「反自民」という政治的旗印に動員されすぎた結果、次のような副作用がありました:

その結果、「労働者代表」の顔をしたまま、未来労働者を見殺しにしてしまった構造 があったのでは、という見方には確かに説得力があります

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❸ 「反自民」ではなく「反経団連政党の不在

これは非常に示唆的です。

参政党のような右派ポピュリズムが伸びる背景には、既成政党は全部グル」感への不信と、制度疲労に対する苛立ちがあります。これは単なる感情ではなく、現実構造裏切り引き起こしものです。

総評(少し辛口で)

ご指摘の視点は鋭いですが、あえて言えば「あまり構造を見すぎて、今の有効な打開策が見えづらい」という限界もあります

「反経団連政党」が仮に存在したとして、資金メディア組織力の壁をどう超えるか。
国民の多くは「経団連って何してるの?」という段階にあり、敵を明確にしても支持が集まるとは限らない。

まり構造的に正しいが、政治的にはまだ「翻訳」されていない指摘とも言えます

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今後必要なのは「敵を見誤らない批判」と「持続可能支持基盤の構築」を同時にできる政治運動でしょう。その意味で、あなた視点批評としてだけでなく、「次の一歩」を構想する出発点になり得ると思います

Permalink |記事への反応(2) | 11:24

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2025-06-30

anond:20250630100559

1.匿名の元官吏

主人公名前を持たず、ただ「私」として語られます。彼はかつて下級官吏でしたが、40歳になった現在では公職を辞し、サンクトペテルブルクの「地下室」と呼ばれる狭い部屋に引きこもって暮らしています。これは、社会との関係を断ち切った彼の孤立した状態象徴しています

2. 過剰な自意識と病的な精神

彼は自らを「病的な人間」「意地悪な人間」「人好きのしない人間」と形容します。自身の知性や感受性が人並み以上に高いと自覚しており、それゆえに周囲の人間軽蔑していますしかし、同時に彼らを恐れ、社会から疎外されていることに苦悩しています。この過剰な自意識が、彼の行動や思考のすべてを支配しています

3.矛盾した行動と感情

主人公性格は常に矛盾に満ちています他人に対して残酷言葉を浴びせたかと思えば、すぐに後悔し、自分を責めます。誰かを侮辱たかと思えば、その相手に認められたいと強く願います善意と悪意、愛情憎悪自尊心自己嫌悪が彼の内面で絶えず衝突しており、その葛藤が彼の言動に表れています

4. 理性への反発と自由意志の主張

第一部「地下の世界」では、当時のヨーロッパ流行していた合理主義進歩主義に対する激しい批判が展開されます。彼は、人間がすべて理性や論理によって行動する機械的存在ではないと主張し、むしろ人間には予測不可能な「自由意志」や「気まぐれ」こそが本質であると語ります。彼は、二足二が四であるような自明の理にすら反発し、自分の好きなように振る舞う権利を主張します。

5.過去出来事屈辱

第二部では、彼が過去経験した具体的な出来事が語られます。かつて官吏だった頃の同窓生たちとの再会での屈辱娼婦リーザとの出会いと、その後の自身の醜い振る舞いなどが描かれます。これらの経験を通して、彼の屈折した人間性や、社会との決定的な断絶がより鮮明に示されます。彼は他者との真の交流を求める一方で、自身プライド自意識がそれを妨げ、結果として孤独を深めていきます

6.哲学的な探求

彼は単なる変わり者ではなく、人間本質自由、理性、幸福といった根源的な問いを執拗に追求します。彼の独白は、実存主義不条理文学の先駆けとも言われ、その後の多くの思想家作家に影響を与えました。

まとめると、『地下生活者の手記』の主人公は、社会から隔絶された「地下室」にこもり、自己矛盾に苦しみながらも、人間本質自由意志について深く考察する「反=ヒーロー」的な存在です。彼の内面は、理性や社会規範に収まらない人間の複雑さや、自己意識の過剰な肥大化がもたらす悲劇象徴していると言えるでしょう。

1.同窓生との再会と屈辱

主人公は、かつて通っていた学校同窓生たちが開く送別会に、半ば無理やり参加しようとします。彼は同窓生たちを見下している一方で、彼らに認められたい、自分も彼らの仲間に入りたいという複雑な感情を抱いていますしかし、実際には彼らは主人公存在ほとんど気にも留めておらず、完全に無視されます

無関心と侮辱:送別会の席で、主人公は彼らの会話に割り込もうとしますが、誰も彼に耳を傾けません。彼らは主人公存在透明人間のように扱い、あからさまに軽蔑視線を向けます

自尊心破壊:主人公は彼らに自分価値を認めさせようと必死になりますが、その試みはすべて裏目に出ます。結果として、彼はひどい屈辱を味わい、自尊心を深く傷つけられます

復讐心自己嫌悪: この屈辱的な経験は、主人公の中に激しい復讐心燃え上がらせますが、同時に、このような状況に陥る自分自身への深い自己嫌悪と苛立ちを募らせます。彼は、自らの滑稽な振る舞いや、承認欲求プライドねじれに苦しみます

2.娼婦リーザとの出会いと「醜い振る舞い」

同窓生との屈辱的な体験の後、主人公は寂しさを紛らわすためか、偶然出会った娼婦リーザの家を訪れます。そこで彼は、リーザの境遇に同情し、彼女を救済しようと慈悲深い言葉をかけ、理想的未来を語って聞かせますリーザは彼の言葉に感動し、心を動かされます

偽善優越感:しかし、主人公言葉は、純粋善意から出たものではありませんでした。彼は、リーザを救済する自分に酔いしれ、彼女に対する優越感と、自分が善人であるかのような自己陶酔に浸っていたに過ぎません。

リーザの訪問主人公醜態: 数日後、リーザが主人公の「地下室」を訪ねてきます彼女は彼の言葉を信じ、救いを求めてやってきたのです。しかし、主人公は予期せぬ来訪に狼狽し、自身の狭い部屋や貧しい生活を見られることを恥じます

心の奥底の悪意の露呈:自分プライドが傷つくことを恐れた主人公は、リーザに対して残酷で冷たい言葉を浴びせ、彼女を深く傷つけます。彼は、自分を訪ねてきたリーザを侮辱し、彼女純粋な心を弄んだ挙句お金を与えて追い払おうとします。この行為は、彼の内奥に潜む悪意、卑屈さ、そして他者支配したいという欲求が露呈した瞬間です。

後悔と葛藤:リーザが去った後、主人公自身の醜い振る舞いを激しく後悔しますが、その感情もまた、彼の自己中心的で病的な精神の一部として描かれます

これらのエピソードは、主人公の**過剰な自意識劣等感他人への見下しと承認欲求矛盾、そして自身内面に潜む「醜さ」**を具体的に示しています。彼は、理性や倫理では割り切れない人間の「闇」の部分、自己嫌悪からくる他者への攻撃性、そして真の人間関係を築けない孤独を描き出しています

Permalink |記事への反応(0) | 10:16

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2025-06-05

やりくりが苦しい現実を突きつけると妻が不機嫌になる

夫婦+子ども都心生活者愚痴です。

私の収入は、本業副業を合わせて手取りで月75万円。

一方、妻はフリーランス、というもの収入は月0万~15万円と不安定で、平均すると5万円程度。

請求額が少ないとき翌月分とまとめて請求するなど、収入管理の面でも不安がある。毎月きちんと請求するように強く伝えたが、それでも直らなかったことが一度あり。

家計は以下

家賃23万円(都心に住んでいる、この収入状況なら引っ越すぞと伝えてある)

義母のための家賃:約11万円 (近所に住んでもらっているので全額払っている)

保育園代:7万円

夫婦のローン:合わせて7万円

貯金は毎月10万できればいいねという感じだが、当然、たいていできない。

また、このようにやりくりが苦しい現実を突きつけると妻が不機嫌になる。責められている感じがするんだろうか。

妻は趣味で琴と華道をやっており毎週末のどちらかは半日ほど家を空けている。

妻に早く仕事を見つけてくれというと、忙しくて就活できないと言うが、まずハイカルチャーへの参与を一旦停止してほしいんだよな。

毎月カツカツ。あとまわしできそうな支払いは後回ししたり、カード請求はを+N回払いにしたりというようなことを毎月やっている。

先日、私が義母家賃の支払いを一度だけ遅らせてしまった際、義母電話が言ってしまったらしく、義母から夫婦LINEグループに非常に強い口調で叱責がきた。「こんなことがあるなら自分で払う」と言われた。(しかし今月の請求書もちゃんキッチンテーブルの上においてあった)

更にいうと義母は酔ったときに私の両親に向かって、俺の教育は失敗しているみたいなことを言っていた。まあ確かに自分自身こんな状況になっているので情けないなあとは思っているが、酒の席とはいえ状況わかって言っているのだろうかとは思う。

話を戻す。

妻に、早く働いてみたら、というと、妻は「こんな仕事がいい、こんなのは嫌だ」という。

それは結構なことだけど、特に彼女の中で条件が具体化しているわけでもない。

私は本業の後に副業営業営業に伴うコミュニケーションを色々やるので遅くなることがある、そういうときに早く帰ってこいみたいなことを言われると、どうしようもなく腹が立つようになってきた。

昨日今日特に腹が立っているのであまり会話していない

Permalink |記事への反応(2) | 11:46

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2025-06-01

anond:20250601224112

子無しでいいし性的接触厳禁ならそれでも構わない。手続事で面倒がある場合に備えて共同生活者が欲しいだけっていう条件で中年弱男が結婚できる可能性はあるだろうかと思ってきたが、弁護士顧問契約する方がマシなんじゃなねえかという考えも浮かんできた

Permalink |記事への反応(0) | 23:22

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2025-05-31

anond:20250531200923

前者は別に幸福にならないけど、共同生活者ができた場合リセールバリューの乏しい資産総資産の相当部分を占めるようになった場合は俺だったら確実に不幸に感じる

Permalink |記事への反応(0) | 20:21

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2025-05-21

小泉進次郎記者会見

昨日森山幹事長から打信を受けた際に私から申し上げたことは、今の局面大事なことは組織団体忖度のしない判断をすることだと思いますと、私はそういう思いですが、よろしいですかと、それが大事だと思うと、そういったお話をさせていただいた

国民の皆さんにとって、これだったら安心して買える、その価格まで政治決断によって下げていく、この政治決断が求められている局面でもあると思います

政府による価格統制

今までの日本農業を考えた時にやもすると組織団体にも気を使いすぎて本来であれば消費者目線生活者目線でやってこなければいけなかった改革が遅れてる

米はまさにそういった象徴的な1つの政策でもありますので、その思いを持ちながらも幅広く、コミュニケーションを取って共に前に向かって新しい時代農林水産行政を築いて、

消費者の皆さんの理解とそしてまた生産者の皆さんの意欲がしっかりと距離感が縮まるようなそんな関係が気づければ私は日本にとっては前向きな方向に転換できるチャンスにもできるんではないかなと思っています

農水改革への意欲

Permalink |記事への反応(0) | 15:18

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2025-05-20

男子トイレ掃除をおばさんがすることについて

某所で5年ほど掃除のおばさんをしているが、どれだけ求人を出しても男性の清掃員が集まらない。働きに来ても長続きしない。すぐ何かに手を出してクビになる。何か=同僚(セクハラ)や客の貴重品、施設備品、薬物などなど。痴漢で捕まった奴もいた。

外国人は働きに来てもすぐサボる挙げ句の果てにトイペ業務用洗剤を転売目的で箱ごとパクろうとする。もちろんクビになる。

統合を失調してしまったおじさんが来たときは突然カッとなって物と人に当たるタイプだったので本当に怖かった。数日で来なくなってこれはホッとした。

おばさんはそうならない。変な人もたまにくるけど、すぐに辞めるから元々まともで綺麗好きな人けが残る。「清掃の仕事」というだけで底辺だと見下す人がまず働きに来ないから、変なプライドのある人もいない。うちの職場は定年がないので50代から働き始めて30年とかいう80代の猛者までいる。ちなみにこの猛者は配偶者も働き者、どこぞでパートをしているらしい。もちろん年間生活者だが別に借金があったり生活が苦しいわけでもなく、強いていうならボケ防止のために働いているという。

そういうおばさんだって好きで男子トイレを清掃しているわけではない。本当は男子トイレ男性にやって欲しい。だが上記事情によりとにかく男性はいつかない、続かない。仕方なく渋々おばさんがやっている。

掃除員なんて誰も見てないから知り合いがいても案外気づかれない。黙々とやるからコミュ障でも構わない。やるべき仕事さえやってくれて備品消耗品を持ち帰らなければそれでよい。

男子トイレをおばさんが掃除していることに不満がある男性は、是非働きに来てほしい。早朝や深夜など人目を気にしなくて済む、スキマ時間にできるものもたくさんある。

ご応募お待ちしております

Permalink |記事への反応(3) | 22:09

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2025-05-08

東京立川小学校で男2人暴れる教職員5人けが保護者知人かhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20250508/k10014799651000.html

南口昭和面影を残す生活者の町として、歓楽・庶民文化・雑多さといった都市のもうひとつの魅力が凝縮されている。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/merkmal-biz.jp/post/91931

なるほどな

Permalink |記事への反応(1) | 14:19

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2025-04-26

山奥ニート系より中華の寝そべり都市生活者の方がマシでは???

Permalink |記事への反応(0) | 15:51

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2025-03-13

anond:20250313074519

増田では都市型リベラルという概念まり使われてないけど、都市生活者特有観念日本全国に物申すリベラルという

リベラルという時点で極めて攻撃なのは周知だけど、政党で言うなら立憲共産党都市型リベラル政党の支持者と言えば雰囲気伝わりやすいよね

自民党都市型リベラル政党になってきてる

反対に明確にれいわは地方で支持を伸ばしている

れい国民民主党の台頭は都市型リベラルへの嫌悪かもしれない

Permalink |記事への反応(0) | 08:02

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2025-02-08

もうこの国はおしまいなのかもしれない…

また変な署名をみつけてしまった。

Change.org

しかない!
メディアは ”オールドボーイクラブからの脱却を!はじめの一歩として女性役員を3割にすることを求めます

1,282人が民放労連日本民間放送労働組合連合会)、 MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)さんのオンライン署名賛同しました。目標賛同数1,500を一緒に目指しましょう!




あのさ、猫ミームの「はぁ?」ってあるじゃん

見た瞬間さ、それと全く同じ反応したよマジで

女性を3割にしたからなに?その中の全てがまともな人物になる?と

やっぱりもう…この国はダメなのかもしれない

で、でもまだ署名理由を見てないし

理由がまともなら……

社会に与える影響と私たち責任

メディアの影響力は計り知れません。

ニュースでどんなテーマを取り上げるのか。その決定権は、ニュース編集担当者に委ねられています。残念ながらその多くが今の日本では男性によって占められています編集責任者の多くを男性が占めることで、少子化対策、性暴力差別など、社会の深刻な問題が十分に取り上げられていなかった、提案しても「ニュースバリューがない」と却下されてしまったという現実がありました。それを現場女性記者が少しずつ変えてきた歴史がありますが、まだまだ不十分です。ニュース現場では、子育て介護などで、長時間働けない人は現場にいられなくなる、もしくは何とか働き続けても意思決定者にはなれないという傾向が明らかにあります。結果として「生活者」や「弱者」の目線ニュースに反映されにくい構造が続いてきたのです。

また、ドラマバラエティ番組など、エンターテインメントコンテンツ制作現場でも、度々起こる差別ステレオタイプ表現炎上がある度に、多様な意見が出せる環境だったら防げたかもしれないという声が聞かれました。

メディア社会を映し出す鏡です。メディア内部が抱える偏見や不公正はそのまま社会に反映されてしまます私たちメディア従事者は、この状況を変えるために行動しなくてはなりません。

【今こそメディアを変える そのために力を貸してください】

この問題解決する最初の一歩として、私たちメディア各社に「女性役員3割」を直ちに実現するよう求めます。この大きな衝撃を、目の前の火を消すためではなく、根本的に意思決定構造を変える力にして、多様な声が反映される組織に生まれ変わりたいと思っています。そうしてこそ、視聴者聴取者、読者の皆様に信頼されるメディアになる、より良いコンテンツを生み出せるようになる。そう信じています



やっぱり首吊って死のうもうダメだこの国は

Permalink |記事への反応(0) | 05:59

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