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はてなキーワード:犬小屋とは

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2025-10-27

人生経験が浅くて趣味が薄いのをなんとかしたい

人生経験の浅さ、乏しさがコンプレックスとなることが少なくない。

おおよそほとんどの人が、生きていれば当たり前に経験していることを全然しておらず、それゆえの教養の欠如や、雑談の苦手意識に繋がっている。

とはいえ齢も33を超え、子供は3歳にまで育ち、来年には新築マンションの購入が控えており、今まで以上に社会へと溶け込む必要性迫られている。

また、社会による半強制的理由だけでなく、純粋人生を豊かにするための趣味や生きがいの選択の幅を広げるためにも、今後は意識的に新しいことにチャレンジしていきたいと思うようにもなり、この文章を打ち込んでいる。

前説が長くなったが、ここからは、誰しも(少なくとも友人・知人・会社の同僚を見る限り)が当たり前に経験しているのに、私は経験していない事柄を並べていこう。

多くの人にとっては、こんなに何もしてない人もいるんだと思うかもしれないが、同じような境遇の人がいれば、シンパシーを感じてもらえれば幸いだ。

自動車運転

正確には、運転免許(それもマニュアル車)を持っているため、未経験ではない。とはいえ教習所以外で運転したのは大学卒業後に数える程度で、10年近いペーパードライバーをしている。免許も3回ぐらいは更新している。

都市部に済んでおりリモートワーカーであることから必要性がないと言えばそうだが、どちらかと言えば運転をしたくなく、車が無くても構わないような生活スタイルを選びに行っている節がある。

来年引っ越す新築マンションにしても、首都圏へのアクセスが容易であり、徒歩圏内駅前で概ねすべて事足りる立地であるため、敷地面積が犬小屋揶揄されそうなほど小さいのに、地方なら豪邸が建てられるであろう住宅ローンを組んでしまっている。

このまま運転をせずに逃げ切れそうでもあるが、やはり子ども幼稚園小学校と成長していくと、車を使った自由度の高いお出かけができないことで不便を強いてしまうだろう。自分けが不便ならまだしも、子どもが車を通じて様々な興味を持ったり経験したりする機会を失うリスクは避けたい。

車を運転したくない理由の筆頭は運転が怖いことで、ペーパードライバー10年経て今更普通ドライバーになれるものなのかなという漠然とした不安がある。VR空間上で自由安全ドライブできるような環境があれば良いのだが。

海外旅行

行ったことはないし、これは興味もなければ行かないことのリスクほとんどない。

が、行ったことがないので当然パスポートも取得したことがないし、なんなら飛行機すら数える程度しか乗ったことがなく、おそらく一人では乗り方がわからないレベルだ。

人生経験の欠如や、雑談の中で海外旅行の話になったときの疎外感からコンプレックスもあるところだが、そういう目的で行ってもおそらくは楽しめないだろう。

とりあえず子どもがもう少し大きくなったら、北海道沖縄のような、国内ながら長距離の移動を要する旅行はしようと思う。

音楽ライブ

音楽は人並みには好きだ。学生時代に好んでいたバンドや、当時のアニソンから最近流行りの曲までそれなりに聞く。カラオケも大好きで、大きな趣味の一つとも言える。

その割には音楽ライブには参加(参戦?)したことがない。生歌から受けられる衝撃や、同士集まる空間での一体感はさぞ良いものだろうという想像は出来るが、安くない金額と、競争を勝ち抜いてチケットを手に入れるような労力が無いのだろう。

これに関しては最初から人気アーティストライブを目指すのではなく、気軽にふらっと立ち寄れるような場所からはじめるのが良いのかもしれない。

楽器

音楽つながりで言うなら、楽器演奏というのにも挑戦したことがない。もちろん、学生時代音楽の授業であるとか、授業の一環として触れてきてはいるが、それを趣味にしようと思うほど馴染んだこともない。

音楽自体は好きであることからも、興味こそはあるが、やはり楽器演奏というのは、序盤の楽しくなるまでの努力の量と、そこにたどり着くまでに挫折する可能性の高さからハードルを感じてしまうのだろう。

ジム通い

リモートワークしている人、ほとんどジム筋トレをしているイメージがある。リモートワークあるいはデスクワークだと筋肉が凝ることもあり定期的な運動、発散を求めるのだろう。

私は(自称)中肉中背であり、散歩趣味であることから必要最低限の運動は重ねているし、健康診断も概ね良好な結果が出ているので、必要に迫られているわけでは無いものの、筋肉を付けたり有酸素運動連続して行うことで心身ともにパフォーマンスを向上させられるという逸話もあるため興味はある。

サウナ

「整う」という謎の概念に憧れがないでもない。稀に銭湯に行っても、サウナは熱いからすぐ出ちゃうし、かといって水風呂は冷たくて入る気がしない。外気浴ぐらいがちょうどよいがあれが「整う」なのかはわからない。寒暖差で意識が飛びそうになる瞬間があって、あれが「整う」だとしたらすごい界隈だと思う。

料理

いわゆる男の料理自分用にする程度。包丁をまともに使えない。猫の手さえ出来ればなんとかなるだろうレベル。揚げ物としたり、魚を捌いたりを自宅で出来るようになるとカッコよさそうだし、料理を妻に任せっきりになっているのを一緒にできる実利もあるので、これはチャレンジしたい度が高い。もうすぐ引っ越しキッチンも広くなるし。

麻雀

ゲームとして面白いかはともかく、大人コミュニケーションのキッカケとして、もはや常識とも言えるような遊戯だ。また、麻雀漫画を筆頭に多くのコンテンツにおいて、麻雀理解していることで間接的により楽しめる娯楽が多く、これを知っているだけでも人生の豊かさが底上げされるような気もする。

キャンプ

やりたい感は強め。学生時代にしたきりだが、その時の楽しさが忘れられない。とはいえ車を運転できないのが大きな足かせに思える。子ども家族キャンプする経験は与えたい。

登山

キャンプとほぼ同じ。

釣り

キャンプとほぼ同じ。そうか、車がないとアウトドアがなかなか出来ないんだ。

推し

いわゆる「推し」が出来たことが一度もない。アイドルであるとか俳優芸能人であるとか、今ならYouTuber などの配信者がそうなのかもしれないが、特定個人推し経験が一度もない。

もちろん好きなYouTuberであるとか、アーティスト作家などはいる。が、いずれもクリエイターその人ではなく、その人が生み出すコンテンツのほうが好きなだけである。(コンテンツに対する「推し」もあるとは思うが)

よく「推しいるから生きてる」など、推し時代人生を豊かにする源泉である人がいるので、少し羨ましい。

パチンコパチスロ

やる必要はない。が、これが意外と雑談の中でひとウケになったりもするので気にならないこともない。

タバコ

やる必要はない。ニコチンがない類の某はちょっと興味があるかも。

水商売

やる必要はない。クラブないしキャバクラであるとか、あるいは性産業であるとか。意外と興味も全然ない。良いことだ。

Permalink |記事への反応(4) | 23:09

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2025-10-23

明らかな泥舟船長として担がれそうになって回避したら評判ガタ落ち

国民民主党は好きじゃないけど流石に理不尽すぎて同情してしまうな。

ただ、国民民主維新公明党が抜けた自民犬小屋に収まりたいだけだからいきなり首相指名とか担がれてもそりゃ逃げるよなって感じ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:26

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2025-09-18

anond:20250918112425

いやまぁ犬小屋でもいいけど

Permalink |記事への反応(0) | 12:08

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2025-09-16

犬を屋外の犬小屋で飼っていて熊に襲われた飼い主が叩かれているようだが

犬の屋外飼いは小屋を用意しているならば問題ないような気がするのは

田舎者感覚なんだろうか…

Permalink |記事への反応(0) | 23:17

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2025-09-02

たった一つだけ間違えているなら指摘できなくはないが

二桁とか間違えてる上、自分勉強できる。大学情報系やってきた。ってどうでもいいプライドだけ高いエンジニア相手に、何ができると?

3つ目の指摘あたりから顔つきが変わってくる。

まぁ、こちらを見下していたってのの裏返しなんだがな。

そいつはそれを理解してない。

それが理解できないから、その他の現状分析認識も正しくできてない。

から間違いの山を築いて、その上にプロダクトを構築しようとする。

もう合意が取れたもの

プロジェクトは走ってる。

僕は間違えてない。

等々。

大阪に行きてぇ」

って言ってんのに、竹芝桟橋の「おがさわら丸」の乗り場に立ってたら、引き返して東京駅に向かうだろ。

スカイツリー建ててぇ」

って言ってんのに、2×4の資材を発注して重機手配し始めてたら止めるだろ。

「4階まで建てられましたけど、しゃちょさん、間違えてましたよね」

って鼻息荒くドヤ顔で言われても、

「いや、このまま634mまで行けるとか考えてんのか?」

と呆れるしかないわ。

犬小屋を建てる時。

3階建2×4を建てる時。

丸の内オフィスを建てる時。

東京タワーを建てる時。

スカイツリーを建てる時。

それぞれ設計方法施工方法も違う。

なぜ3階建2×4を縦に積み上げれば634mの建造物にできるとか考えられるのか、さっぱり理解できん。

そういうのが、リーダー以上に巣食ってる現場、多すぎるんや……。

Permalink |記事への反応(0) | 20:13

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2025-08-28

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した

今年の夏、数年ぶりに実家帰省したんだけど久々に帰ったせいでこの機会を逃すまい!と親から部屋の片づけを命じられ、ゆっくりするつもりが全然出来なかった。

仕方がなく実家自分の部屋の掃除をしたわけだけど…机の引き出しから何やらよからもの発見原稿用紙数枚分。なんとなく思い出した。自分が確か高一の時ぐらいに書いた小説もどき…。

そのまま処分しようかと思ったけど、これも何かの縁かと思い、焼き払う前にここに残そうと思って(供養の意味も込めて)、恥ずかしながら当時書いた小説をここに貼ります

1999年7の月 アンゴルモア、恐怖の大王存在した』

1

七月の黒板って、手のひらの汗を全部吸って、授業が終わるころにはチョークが湿気で太る。

セミは朝からミンミン鳴くくせに、ホームルームときだけ少し黙る。

うちの担任は「ノストラダムスの書いた七の月だね」と、冗談のつもりで言うのだけれど、冗談って二回目から効かなくなるのよ、先生私たち1999年の夏を、テレビワイドショーと同じ顔で消化して、笑うところは笑って、でも笑いきれない部分は教科書の下に隠す。

休み廊下のどこかでPHSがピピピって鳴る。あの音は少し未来っぽい。私は机の中からMDを取り出して、宇多田ヒカル再生して、再生の丸い矢印が自分心臓の形に似てるな、と毎回どうでもいいことを思う。(でもFirst Loveは毎回ぜんぜんどうでもよくない。あれは心音を増やす歌)

夏の空気扇風機の首ふりのリズムで揺れて、窓の外の雲は誰かが消しゴムで端をこすったみたいにほどけている。私は五時間目が終わったところで、ノートをぱたりと閉じて、裏表紙の端を折って、そっと立ち上がった。「保健室行ってきます」って小さく言えば、先生はたいてい止めない。保健室に行く経路で、屋上という寄り道があることは先生たちの知らない秘密地図

理科準備室の窓は鍵がゆるい。椅子を一脚ひっぱって、窓枠に膝を乗せ、指先で金具を押し上げる。屋上に出ると、空気が急にちゃんと味になる。すこし錆びた匂い。じんわりした熱。遠い国道トラックの音。フェンスの金網に両手をかけて、私は深呼吸を一回、二回。七月の呼吸。あ、これは覚えておこう、って思ったとき

「そこ、危ない」

声がした。男子の声。低すぎず、高すぎず、でも機械温度みたいに均一。

振り向く前に、軽く手首を引かれて、私は一歩だけ後ろへ下がる。フェンスぎりぎりのコンクリ、米粒くらいの黒い影が落ちて、コツン、と音を出して割れた。殻の匂い。卵じゃない。虫でもない。もっとイヤな、硫黄の、でもどこかで嗅いだことのある、夏の終わりの側溝みたいな。

「ほら」

私の手首を放した彼は、フェンスにもたれるように立っていた。うちの学校制服じゃない。黒い長袖。胸元に小さな紋。汗をかいていない。かわりに、視線が汗をかいているみたいに一直線。

「落ちてくるからね、ここ。今日はまだ小手調べだけど」

「……なにが?」私は聞く。

「アンゴルモア」

さらっと言わないでほしい。テレビが殊更に太いフォント見出しにしてた単語を、屋上の風のなかで日常語みたいに投げないでほしい。私は笑うタイミングを探したけれど見つからず、代わりにMDを一時停止にした。(宇多田のサビで止めるのは罪だけど、今日免除してほしい)

テレビのやつ?」

テレビが知ってるのは“名前”だけ」

彼はフェンスを見上げる。その目は、黒板のイコールをまっすぐに引ける人の目。

本体はまだ。今日は殻と匂いだけ。予告編みたいなもの

殻、と彼が言った瞬間、さっきの黒い米粒が、煙みたいにほどけて消えた。彼は胸の紋に指先を添え、短い金属を引き抜いて、空気を一回だけ切る。刃じゃない。音だけ。なのに。地面の黒が粉になって、風にさらわれた。

ちょっと」私はやっと声を持つ。「なにそれ。あなた誰」

通りすがり

教科書みたいな返事。でもふざけた感じはない。

「通りすがるには、ずいぶん正確にうちの屋上に来たじゃない」

「見える人のそばは、風が変わるから

彼はほんのすこしだけ笑う。笑い方は丁寧で、耳の形まで整っているタイプの顔。近づくと汗の匂いじゃなくて鉄の匂いがした。

「君、見えたでしょ、さっきの。普通の人は見えない。足もとに殻が落ちても、踏んで帰る」

「見えたから、何?」

「ひとりにしない」

その言い方は、なんだか“わたしの”言葉みたいで、ちょっとムカついた。知らない人に先に言われるの、好きじゃない。

名前は?」

「湊(みなと)」

ひらがなで言われてもカタカナで言われても、たぶんこの名前は港の音がする。波打ち際で人を呼ぶ声。

湊はフェンスの外を見上げる。雲が薄く切れて、青の下に白い面が一秒のぞく。その一秒のあいだに、空が低く唸った。電車が遠くの高架をゆっくり渡るときの音に似てるけれど、もっと乾いている。私の首筋の汗がすっと引く。

「二匹目」湊は言って、私の前に立つ。

降ってくる。今度は米粒じゃない。ビー玉よりちょっと大きい、黒い丸。着地の前に割れて、内側から“何か”がぬるりと出ようとする。輪郭を持たないのに、目より先に匂いけが肌にささる。夏の犬小屋の奥に置き去りにされたゴム、みたいな。

「息を合わせて」湊が言う。

「どうやって」

「今、君がしてるみたいに」

気づくと、私は湊とおなじテンポで息をしていた。吸って、吐いて。吸って、吐いて。二回に一回だけ、すこし長く吐く。そのリズムで、湊の金属空気を切る。殻の破片が粉になり、風だけが残る。

「……ほんとに、アンゴルモア?」

名前が先に来る怪物っているんだよ」湊は肩の力を抜きながら言う。「“恐怖の大王”って言葉空気が好きなんだ。空気は、好きな言葉に寄ってくる」

そこまで聞いたところで、屋上のドアがギイッと鳴って、私は心臓を落としかけた。風より静かな足音制服足音じゃない。

「遅い」湊が言う。

「早すぎる」低い声が返す。私は反射でフェンスの陰に一歩引いて、ドアのほうを見る。黒いTシャツに薄いグレーのシャツを重ねた、涼しい顔の男の子。髪は長くも短くもなく、目は印刷された数字みたいにブレない。

「……え?」

今日は偵察だけって言ったろ」と彼は湊に向かって、とても小さく眉間を寄せる。「初対面を屋上でやるの、ミス確率上がる」

「じゃあ、屋上じゃないと見えないものもある」湊はさらっと返す。

二人は友だちっていうより、同じ地図の別ページ、という感じ。

「澪(れい)」と彼は短く名乗った。手にPHSアンテナ二本。画面に点の地図数字が流れて、一瞬だけ止まる。

「下、駅前に一件。夜は濃い」

「夜?」私はつい口を出す。「夜まで?」

今日の七の月、最後から」湊は私を見る。「帰り道、寄り道をしてもいいなら、案内する」

案内、ってすごくヘンな言い方。でも私はうなずく。喉が乾いているのに、声はちゃんと出る。

湊は金属を胸の紋に戻し、手すりに軽く触れてから踵を返した。澪はPHSを親指で弾いて、何かを送信して、何も言わず私たちの前を歩く。三人で階段を降りると、校舎の匂いが一瞬だけ“普通”に戻って、私はその普通を鼻に詰めておこうと思った。(後で必要になる普通がある、って、新井素子の本に書いてあった気がする。気がするだけで、どのページかは思い出せないけど)

駅前夏休み夕方の顔をしている。ロータリーバスマクドナルドの前に行列ガチャガチャの前で小学生が揉めてる、CDショップではラルクポスターゲームセンターからドリームキャストデモ音。風鈴みたいな高い音が一瞬だけして、次の瞬間、音が全部半拍ずれる。

「来た」澪が言う。

誰も気づいてない。サンダル女子高生も、サラリーマンも、ショッピングカートを押すおばあちゃんも、誰も。

から降りるものは影じゃなくて、空気の厚みの差。見えるのは、ここにいる三人と、そして、たぶん私だけ。

湊は前に出る。澪は周囲を見渡して、最も“記録”の薄い位置を選ぶ。道路標識の影と自販機の影が重なる場所

「ここなら、ニュースにならない」

ニュースにならないって、そんな基準ある?」

ある、と澪は言わないで、目で言った。

湊の肩が、呼吸といっしょに上下する。私はそのリズムに合わせる。吸って、吐いて。吸って、吐いて。なぜか一緒にやると心臓が落ち着く。(恋とかじゃなくて。いや、恋かもしれないけど、いまは違う)

殻のない降りは、匂いだけで先に来る。不意打ち。目の端で捉えるまでに、鼻が先に反応して、汗腺が縮む。湊の金属空気を切り、澪のPHS画面の数字が揃い、私の呼吸が三拍目で長くなる。カチッと音がして、見えない何かが折りたたまれる。駅前はなにも起きなかった顔に戻る。

「——ねえ」私は息を整えながら言う。「これ、毎日?」

「七の月は毎日」湊は金属しまう。「終わったら、少しだけ静かになる。少しだけ」

その“少しだけ”の言い方が、もう経験者の声で、私は急に怒りたくなって、でも怒っても仕方ないから、代わりに缶の自販機麦茶を買って三人にわけた。湊は半分だけ飲んで、缶を私に返す。澪は口をつけずに、冷たさだけ指に移して返す。私はベンチに座って、残りを一気に飲んだ。

「帰り道、送る」湊が言う。

「送らなくていい」私はつい強めに言う。「ひとりで帰れる」

「見える人を、ひとりにしない」

またそれ。私はむくれて、でも、足は自然に彼らと同じ方向へ動いていた。

交差点信号が青に変わる。横断歩道を渡る瞬間、風がすっと変わって、私は振り向く。人混みのむこう、ビル屋上の縁。夕陽の切れ端のような光のところに、白いシャツの誰かが立ってこちらを見ていた。

まばたきしたら、いない。

「いまの」

「気づいた?」澪が初めて少しだけ笑う。「いい目だ」

「誰?」

「多分、明日には“こちら側”に来る」湊は短く言った。「きれいな顔をしてる」

家の前で別れるとき、湊は「また明日」と言いそうにした顔でやめて、「風の匂い塩辛くなったら、上を見て」と言った。

私はうなずいて、門扉の前で一回だけ深呼吸した。玄関を開けると、母が台所ゴーヤチャンプルーを炒めていて、テレビは「Y2Kに備えて」の特集をやっていて、父は食卓新聞を広げ、「大丈夫だよ」といつもの声で言う。

私は自分の部屋でMD再生して、PHSアンテナを出して、引っ込めて、出して、引っ込めて、意味のない儀式を二十回くらいやってから、ベッドに倒れ込んだ。天井蛍光灯カバーに、屋上フェンスの格子が重なって見えた。

眠る直前、窓の外で、ほんの少しだけ風が塩辛くなった気がした。私はカーテンをめくって、上を見た。空はぜんぶの青を混ぜたみたいな色で、星はまだ点かず、遠くのどこかで雷の写真だけフラッシュが光った。

明日も、屋上に行く。

明日も、見える。

明日、もうひとり来る。

七の月は、まだ終わらない。

2

夏休みの昼下がりって、テレビがやたら静かになる。

ワイドショーが終わって、ニュース時間までの隙間に流れる通販番組マッサージチェアとか。美顔器とか。私は居間スイカバーを食べながら、母がアイロンをかける音を聞いていた。

PHSが震えた。メール文字数は少なく、「屋上」とだけ。差出人不明。昨日と同じ。

——行くしかない。

理科準備室の窓をまたいで、椅子を蹴って屋上に出る。

照り返しが強い。空気が音を立てる。セミは昼なのに狂ったように鳴いていて、私の制服は汗を吸ってもう重たい。

「来た」湊がフェンスにもたれていた。

隣には澪。無口な彼は今日PHSを指先でいじって、画面に流れる数字を追っている。

そして——もうひとり。

髪は少し長く、色素の薄い瞳。美少年しか言いようがない顔立ちなのに、目の奥がひどく静かだった。笑ったとき、光がこぼれるというより、光が寄っていく感じ。

「碧(あお)」と湊が紹介する。

よろしく」碧はにこりと笑って、私の袖を軽くつまんだ。指先が冷たい。

「三人?」私は尋ねる。

「四人」湊が言う。「君を入れて」

「えっ、いや、私なんて」

「見えてしまった以上、もう“向こう側”だよ」澪は画面から目を離さずに言った。

私は息を呑んだ。昨日から、すでに普通ではなくなっている自分を、もう否定できない。

——

夕方私たちは駅へ向かった。

ロータリーに人が溢れている。コンビニの前では中学生立ち読みして、パン屋からは焼きたての匂いバス停のベンチに座るおばあちゃん団扇をぱたぱたさせている。

そんな雑踏のなかで、突然、音が半拍ずれる。

通りすぎる電車ブレーキ音が伸び、子どもの笑い声が濁り、セミの声が一瞬だけ空気に沈む。

「来た」澪が小さく告げる。

から、殻が落ちる。最初は見えない。でも、確かにそこにある。私たち四人の目にははっきりと。

ビー玉より大きな黒い殻。地面に触れる前に割れ、中からぬるりと何かが出る。匂いは昨日より強烈。鼻の奥が焼ける。

「人混みの中は厄介だ」湊が前に出る。

周波数を合わせる」澪はPHSを高く掲げ、ボタンを素早く叩いた。

大丈夫大丈夫」碧が私の肩に手を置いた。「君は息をするだけでいい」

から出てくる“それ”は、人の目には映らない。でも私には見える。輪郭は定まらず、影が水に溶けるみたいに揺れる。だけど、確かに街を食おうとしている。

「湊!」澪の声。

湊は棒を伸ばし、空気を裂いた。

刃ではなく、ただ音。だけど“それ”がたじろぐ。

碧が微笑みながら指先を空に走らせる。風の流れが変わり、影の形が折れ曲がる。

「今だ」湊の声に、澪のPHS数字が揃う。

私の呼吸が、彼の肩の上下に合わせて整う。

一瞬、世界が止まった。

そして、影は粉になって消えた。

駅前は何も起こらなかった顔で、再びざわめき始める。人々は誰も気づいていない。

——

「なに、これ、ほんとに毎日?」

ベンチに座り込んで、私は麦茶を一気に飲み干した。

「七の月は毎日だ」湊が答える。

「でも、七月が終わったら?」

「少しだけ静かになる」碧が柔らかく笑った。「でも、“恐怖の大王”は終わらない。七月の名を借りてるだけだから

澪は黙ってPHSを閉じた。その目は冷たいけれど、どこかで私を見守っているようでもあった。

私は三人を見回して、息を吐いた。

「……わかった。もう知らないふりはできない。だから——」

「ひとりにはしない」湊が言った。

その言葉は、昨日よりもずっと重く、強く響いた。

——

夜。帰り道。

商店街アーケードにはまだ人がいた。ゲーセンの前でカップルプリクラの袋を持って笑っている。CDショップからELT歌声が流れている。

そのとき空気がまたずれた。

「また?」私が言うと、碧が肩をすくめる。「今日は濃いからね」

ビル屋上夕陽を背にして立つ影があった。

制服でもない。黒でもない。白いシャツ

その人は、確かにこちらを見ていた。

次の瞬間、いなくなった。

「今のは?」

「気づいた?」澪が珍しく少し笑った。「君、ほんとにいい目を持ってる」

「……誰?」

明日、会える」湊は短く言った。「俺たちの仲間になる」

——

玄関を開けると、母がテレビを見ていた。

ニュースは「何もなかった一日」を語っていた。

私は自分の部屋に入り、PHSアンテナを伸ばしては引っ込め、伸ばしては引っ込め、意味のない儀式を二十回くらい繰り返した。

屋上の風がまだ、肌に残っていた。

三人の声も、影の匂いも。

そして、明日現れる誰かの姿も。

七の月は、まだ終わらない。


3

七月三十一日。

カレンダー数字が赤くも青くもないのに、どうしてこんなに特別に見えるのだろう。

”終わる”という言葉が、宿題ノートよりも、日めくりの紙よりも、今日は妙に重たかった。

午前はやけに晴れていた。

コンビニで買ったガリガリ君が一瞬で溶けるくらいの青空

でも午後になってから、光は濁った。セミの声がかえって甲高く響く。

私はPHSを握りしめ、またメールが来るのを待った。

震えた。文字はやっぱり短く「屋上」とだけ。

屋上のドアを押すと、三人が待っていた。

湊。

澪。

碧。

そして昨日見た“白い影”が、今日はそこに立っていた。

「紹介する。彼も仲間」湊が言った。

白いシャツ少年は軽く会釈をした。年は私たちと変わらないのに、目の奥だけが遠い。「……雅(みやび)」と小さく名乗った。

四人の男子と、私。

屋上の風は重たくて、フェンスの金網が湿っているみたいだった。

本体が来る」澪はPHSを掲げ、数字の羅列を見せてくる。意味はわからない。でも、ただ事じゃないことは伝わる。

「恐怖の大王」碧が肩をすくめながら微笑む。「七月が終わる、その瞬間に」


雷が鳴った。

雲の端が割れ空気が低く唸った。

私は一歩後ずさったが、湊が前に出た。背中越しに、彼の肩の呼吸が見える。

大丈夫。合わせればいい」

「……どうやって」

「昨日と同じ。君は息をするだけ」

影が降りてきた。

殻じゃない。粉でもない。

“名状できないもの”が、街を覆いはじめる。

匂いが先に来る。鉄錆とゴムと、夏の終わりの湿気を全部混ぜたような匂い

澪はPHSを打ち込み、数字を揃える。

碧は風の流れを変える。

雅は静かに印のような手の動きをして、影の裂け目を縫い合わせる。

湊は棒を構え、私の前に立つ。

「……来るぞ」

大王の影は、顔を持った。

知らない誰かの顔。

でもなぜか懐かしく、私の記憶の底を撫でる顔。

「来る」澪が短く言う。

「させない」湊が返す。

影が迫る。世界が歪む。

人混みの声が止まる。時計の針が動かない。

この一瞬に、すべてが収束していく。

湊は前に出た。

「俺がやる」

「待って!」思わず叫んだ。

「君をひとりにはしないって言ったのに」

湊は、振り返らなかった。ただ、少し笑った。

「ごめん。今日は、俺だけで強がらせて」

影の中心に踏み込む

棒を構え、全身を“蓋”にするように。

世界が一秒、無音になった。

雷鳴。

セミの声。

ガラスが震える。

影はたしかに消えていた。

残されたのは、三人の男子と、私。

澪は黙って画面を閉じ、碧は笑わずに目を伏せ、雅は静かに空を仰いだ。

湊の姿は、なかった。

「……どうすればいい?」私は震える声で尋ねた。

「何もしない」澪が答える。「ニュースにならないこと」

「覚えておくこと」碧が続ける。「ひと知れず、覚えていること」

雅は小さく頷いて、目を閉じた。


夜のニュースは「何も起きなかった一日」を語った。

大雨の映像渋滞情報経済数字

父は「大丈夫だよ」と笑い、母は冷蔵庫ペットボトルの水を入れた。

私は自分の部屋でMD再生した。

宇多田の声が、少しだけ遠く聞こえた。

PHSに一通だけメールが届いた。差出人不明。本文は一行。

——風が変わったら、笑って。

私は、笑った。泣きながら。



翌日。八月一日

空は夏の顔をしていた。

三人の男子と、コンビニの前でガリガリ君を食べた。

棒を見せ合って、当たりだの外れだの笑いあった。

でも、屋上の風は、まだ四人分吹いていた。

ひと知れず、私たち対峙した。

恐怖の大王は、たしか存在した。

そして、七の月は、静かに閉じた。

Permalink |記事への反応(0) | 14:04

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2025-08-06

教師はめんどくさそう

ぴえ㌠®🥺🎻JZX100マジミラ東京8/31

@P_i_e_l_d_0139

学校先生ガチ x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-0520:03:05

ぐらす– わん @犬小屋【XSR900】

@EST_FIO

学校先生マジでそうなんよなぁ.... x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-05 16:35:24

はぐレイヴン

@setunainagaki

アルヴェルは人によるけど、学校先生ガチ x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-0512:10:02

ビスケちゃま🍪🎀

@nemnem_eimin

やっぱり教員ってまともに社会に出たことないのに先生して子供社会がー!とか世の中は〜!とか言ってんのほんとおもろい

あと自分が通ってた学校先生はまともな人もいたけどほぼ変な人しかいなかったよ x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-05 21:06:41

進撃の整備士@メカニックエス

@shingekinomecha

マジでそう。

オタクは…まぁ話合わせれば何の害もないし、コントロールもし易いから良いんだけど、学校先生ダメだ。地雷率が異常なほど高い。あれ、なんなんだろうな… x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-05 06:51:12

車屋以外でもこれ

誠也鮮魚店♨️

@sei180sxGSX1300

釣具屋でも同じく。 x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-05 16:38:25

たし算

@Kassandra20192

うわっ!他でもそうなんだ!?異業種だけど先生は苦手っす x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-0512:04:17

機山@🏍️忍千乗り🏇単勝

@Kizan_Power

具体例は避けますが定年再雇用求人で来てほしくない人材ではありますね>元教師 (´д`) x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-0512:02:47

Ring-shu

@Ringshu481632

教員ってあらゆる業界で厄介な客とされてるな…不動産業の友人もそう言ってたし x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-0511:21:41

ふよふよけい

@snowscape

リー見て旅館飲食業の三大やな客って昭和の昔から変わんないんだなあ…と一種の感慨がある

教員銀行員警察官) x.com/bonjiri_yaki/s…

2025-08-0512:41:12

サクライ@バビロンユニット

@SLEEPINGTALK

異業種ですが、病院で一番嫌われるのは学校先生です

他人から指示された事が少ない指示するのが当たり前の生活が長過ぎたからか、職員の言う事を聞かない方が非常に多い

https://b.hatena.ne.jp/entry/https://togetter.com/li/2585753

なんでお前みたいな中途半端学歴英語教わるねん

ネイティブキャンプでええわ

って言えばええんちゃう

Permalink |記事への反応(0) | 07:00

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2025-07-29

行方不明展行ってきたけど正直がっかりした話

結構周囲では話題になってて、関西で開催されるのを嬉しく思ってすぐ観に行ったんだけどまじ正直肩透かしというか、これで金取るんだ感ともう一つ別の不愉快


時間指定チケットが良いと公式サイトにあったので入場の人数調整等も兼ねてだろうと思い購入、日曜17時という夕方で長蛇の列、嫌な予感

チケットをもぎる案内の人から60分でご退出をと言われるも17時25分の時点で何も観れてない、いやまじで、人多すぎて前に進まない、会場が狭いとかでもなく人が多い

前の人の頭越しに展示を見るとかいレベルではなく、ここは隅田川花火会場かってくらいの密集、遅々として進まない列、60分で出れるわけないだろ

てか人が多すぎてガヤガヤしすぎ、周りの感想考察や会話が聞こえまくって没入感どころじゃない、不穏さとか感じる暇もない、後ろのおっさんが大声で講釈垂れてて不愉快

時間指定チケットしか売ってないはずの土日でこの人数管理運営馬鹿なのか?

これだけなら人気なのだなあで済むけど、展示物も正直どうなんだ…という気持ち

ネットミーム洒落怖オマージュ?が多すぎて、ネット老人会なら自分検索して夜中にたどり着きそうなレベルのものばっか、きさらぎ駅とか異世界エレベーターとか

(まあその検索経験値時間や手間が惜しくてライトに楽しみたい層から金銭の発生と思ったら面白い展示なのかもしれないけど…)

無人の家からタバコの吸い殻がペットボトルにギチギチに詰められて多量に発見されるやつとか、一度木っ端みじんにされるも修復された存在しない企業ロゴの入ったボールペンとか

そういうよく考えたら変だな…?ってジワっとした不穏ばかりだとてっきり事前情報で感じてたのに、展示の大多数は所謂せん妄のある人が名前を思い出せない息子を探すとかばかり

みんな怖い~!とか、統合失調症だ…!とか、ひょえ~!やば~!って感じで恐々と観てる人が多かったけど、正直胸糞悪かった


私自身が障害者手帳1級のせん妄を症状に持つ精神疾患からだろう

作者がそういう症状があって、自身世界表現するというパフォーマンスならまだしも、フィクションとはいえ他人キュレーターという立場で展示する人の内容が精神病を異様だと匂わせ、自分と閲覧者は安全圏で眺める、こういう人もいるんだね人間ってすごいねしたり顔で感心する、その全部に倫理観を疑った

フィクションなら展示のその人は存在しからよい?ならばわざわざ人間である必要もないのでは、物語役割があるならいざしれず、行方不明になる、行方不明痕跡がある、不穏の象徴を表すことだけに注力するのなら展示の時点で人間を切り離すこともできたはず(事実、犬が主体の不穏さの延長として犬小屋の展示もあった)人間せん妄結果の展示(異様なポスター手紙など)しかできないのは展示のレパートリーとして作者の落ち度だとも思う

精神疾患を明言してはない展示?文章の一部に〇〇〇の症状がありますね?と尋ねるインタビューアーのセリフもあった(〇部分は黒塗り)

ホラーってなんなんだろうな、大多数の健常者からすると私の思考は不穏なんだろう、だとしても健常者の考える不穏(笑)な展示の一端に妄想行為コンテンツとして消費されるのをこんな不意打ちみたいな形で目にするのは苦しい、せめて覚悟して閲覧したかった


例えるなら話題動物園に並んで行って檻の中を覗いたら、明らかに自分と同じ属性の生き物が収容されていて、周囲はそれをコンテンツとして消費して楽しんでて、また自分お金を払ってて、黙ってるからその属性は詳らかにされてはないけど、動悸と冷や汗が止まらないみたいな

自分せん妄の症状もこうやって他人に不可解でよく分からないものとして処理されるんだなと目の当たりにした、私はいだって心の底から【それら】を信じて心の底から訴えて涙するのに

いくつかの展示は時間の都合もあって満足に観る事すらかなわなかった

ゲロ吐きそうだった

誰も傷つかないコンテンツを作れとは言わないけど、一部の人間に異様にダメージデカコンテンツを展示するならせめて注釈欲しいよなあ

Permalink |記事への反応(10) | 14:53

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モンゴル犬小屋

ワンゲル

Permalink |記事への反応(0) | 00:38

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2025-06-27

anond:20250625174517

犬小屋買ってきて喫煙室って書いときいいんじゃない

Permalink |記事への反応(0) | 00:13

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2025-06-24

ネガティブ発言が多いので、評価できません

で、エンジニアが切られていく現場って、終わってると思う。

1人2人じゃなく、何人もがプロジェクトの進行やばい、って声を上げてる状態なんだが。

今のやり方だとどう考えても期日に間に合いません。

こうしたらどうでしょう

作業順番的にここを先にやっておかないと、大量の手待ちが発生します。

いや、最初合意したスケジュール通りにドキュメントを整備してください。

う〜ん、手空き時間にこっちやっておくか……。

勝手作業はしないでください。

この機能、裏でこういう仕組みとこう言う仕組みが必要なんですが、先に作っておかないと実装できなくなりますよ。

最初合意したスケジュール通りにドキュメントを整備してください。

結果、タスクの大渋滞

大量の手待ち発生。

外で待たせている業務委託エンジニアに渡せる作業がない。

エンジニアの頭数だけが積み上がってる。

スケジュールどんどん押していく。

タスク消化率は悪くない?

そりゃ、消化しやすいやつから手をつけてるからそう見えるだけで、未決定なものとか難易度高いタスクがかなり後回しにされてるんだけど、タスク粒度バラバラででかいのが残ってるんだけど、それでもタスクの数で消化率出して大丈夫なんか? w

う〜ん、進行が遅いから、エンジニアを追加召喚

いや、そこじゃねぇだろ。

からから増えていく必要な仕組み。

いや、後から増えてるんじゃなく、もうだいぶ前に指摘してたよね?

miroちゃんと図、描いてたよね?

最初から見えてた要素だよね?

「そういうネガティブ発言は控えてください」

………………。

君さ、ガントひいてたよね?

今どれくらいのビハインドなん?

……、作業タスク化して……、上から順に人を割り当ててる?

依存関係とか整理してる?

一応してる?

なら手待ちとかそんな頻繁に発生するはずないんだけどな……。

え?作業タスクは、画面から作った?

要件仕様書書いて、画面デザイン起こして、ER図書いて、API設計書まで書けば、あとは人海戦術実装すればOK

DDDSUDOモデリングで正しくやってる?

……あー、そう……。

SUDOモデリングの時点で、大間違いなんだが w

ほら、その手法取るから、後からから矛盾が溢れてくる。

裏で動く部分は考えた?

ありものフレームワーク使えばいける?

うん。フレームワーク種別で言えば、一致してはるけど、このサービス要求する仕様にはマッチしてる?

サンプル書いて、上手く使えそうだって検証はした?

その検証方法問題ないの?

え?ドキュメントちゃんとまとめてるから問題ない?

利用パターン抽出して、どのパターンでも対応できるって確認してるように見えないんだけど。

普通DDDでやることなんだが……。

え?検証はしたんだからネガティブ発言はするな?

このサンプル、ドメインロジックフレームワークの要素ががっちり編み込まれて密結合になってるけど、大丈夫

え?フレームワークサンプル参考にしてるんだから、正しい?

ネガティブ発言はするな?

………………。

なんだろ?

YouTube犬小屋DIY動画見つつ、2世帯3階建ての家建ててる感が半端ない

流石にやばいだろ、って真っ当なエンジニアが声を上げてんのに、なんで「ネガティブ発言が多いので、評価できません」とか上から目線で言われるか、全然理解できねぇ。

君らにはどういう世界線が見えてんの?

真顔で言おう。

カスであると。

実際、スケジュールは最速でも4ヶ月遅れに見えるんだけど。

この規模、複雑度でこの開発プロセスだと、終盤にあちこちで衝突が起こって、その場しのぎの対応するしかできなくて、テスト網羅性を欠くので、全く品質担保できないんだが……。

これは楽観的というのではなく、無知に起因する無謀だよな。

まぁ、もう無関係の人になるので w

Permalink |記事への反応(1) | 08:55

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2025-06-06

anond:20250606155247

anond:20250606155247に対して啖呵を切ってください。

へい、そこの腑抜け野郎!聞こえてんのか、お前のそのスカスカの頭に!

一体全体、何をぼやぼやしてやがる!世の中の流れも読めねぇ、人の気持ちも分からねぇ、まるでまれた時から脳みそ豆腐みてぇな奴だな!

お前のその空っぽの頭には、一体何が詰まってんだ?まさかおがくずか、はたまた腐った味噌!?どっちにしろ、碌(ろく)なもんじゃねぇだろうな!

少しは自分の頭で考えろ!言われたことだけ鸚鵡(おうむ)返しして、自分意見一つ言えねぇのか!情けねぇったらありゃしねぇ!

お前のせいで、こっちの苦労がどれだけ増えるか、考えたこともねぇんだろうな!自分のことしか考えられない、ちっぽけな脳みそしか持ち合わせてねぇからな!

いか、よく聞け!お前のその能無しぶりには、心底うんざりしてんだ!少しはマシな頭になれるよう、明日から犬小屋にでも入って、一から出直してこい

二度と、そのウスノロを俺の前に晒すんじゃねぇぞ!分かったか脳みそミジンコ野郎

Permalink |記事への反応(0) | 16:01

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2025-05-28

anond:20250528133215

おっさんが作ったものより川で拾ってきた流木の方が高く売れる

そこらへんの木が1万円

 

おっさんの作った犬小屋ジモティーで値段がついても400円

Permalink |記事への反応(0) | 13:34

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2025-05-05

anond:20250505134607

横だけどそうじゃなくて

2階建ての家を立てて!家族4人向けで!で出来るならいいけど

それだと3階建てで震度2崩壊するようなのが出てくるので

全部の部屋の縦横の長さとか柱の太さとか天井の高さとか基礎をどうするかとか屋根をどうするかとか全部細かく指定しなきゃいけないのよ

それなら自分設計図書いた方が早いって話

犬小屋とか納屋とかなら出来るしさせてる

壊れてもダメージ少ないし適当にできてればいいので

Permalink |記事への反応(0) | 13:50

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2025-04-22

生成AI(Google Gemini)に啖呵を切らせてみたら、なかなかの悪口が返ってきた。

「Gemini2.0Flash

バカな人に対して啖呵を切ってください。

へい、そこの腑抜け野郎!聞こえてんのか、お前のそのスカスカの頭に!

一体全体、何をぼやぼやしてやがる!世の中の流れも読めねぇ、人の気持ちも分からねぇ、まるでまれた時から脳みそ豆腐みてぇな奴だな!

お前のその空っぽの頭には、一体何が詰まってんだ?まさかおがくずか、はたまた腐った味噌!?どっちにしろ、碌(ろく)なもんじゃねぇだろうな!

少しは自分の頭で考えろ!言われたことだけ鸚鵡(おうむ)返しして、自分意見一つ言えねぇのか!情けねぇったらありゃしねぇ!

お前のせいで、こっちの苦労がどれだけ増えるか、考えたこともねぇんだろうな!自分のことしか考えられない、ちっぽけな脳みそしか持ち合わせてねぇからな!

いか、よく聞け!お前のその能無しぶりには、心底うんざりしてんだ!少しはマシな頭になれるよう、明日から犬小屋にでも入って、一から出直してこい

二度と、そのウスノロを俺の前に晒すんじゃねぇぞ!分かったか脳みそミジンコ野郎

すげえ。

Permalink |記事への反応(1) | 02:15

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2025-02-27

anond:20250227122107

ちなみに俺はホリエモン関連で悪口は1回しか書いた記憶ない

1回でもアウトはアウトなんだろうけど、

多分豚がアウトワードなんだねぇ

「もっぺん犬小屋ブチ込まれれば?」

というコメント見て、

無意識に豚えもんと書き込んだんだけど

(無意識にそんなん書くくらい俺が狂ってるのが悪いんだけどさ

普通豚小屋やん?

犬小屋、ってコメントしてた人は

豚小屋がアウトって知ってたんやろなぁ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:26

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2025-02-14

最近煽り合いが減ってない?

子持ち vs 子なし 社会貢献

東京都民 vs地方民 文化資本

強者男性 vs弱者男性 モテ

ノマド vsサラリーマン 社畜

老人 vs若者 根性論

タワマン vs犬小屋 キラキラ生活

インテリ vsマイルドヤンキー 学生生活

こどおじ vs 自立人 正しい大人

キーワード

社会貢献生産性少子化高齢化選択と集中税金

誰が今の社会にふさわしいか、最も恩恵を受けるべきか、誰が足を引っ張っているか戦犯は誰か、もっと腹立つような論争をして欲しいんだけど。

Permalink |記事への反応(2) | 18:10

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2025-01-14

anond:20250114121319

置けるやろ

犬小屋にでも住んでんのか?

Permalink |記事への反応(1) | 12:19

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2024-12-01

anond:20241130154923

すぐに洗脳される犬猫立花発言)に姫路城もったいない

犬小屋で十分

Permalink |記事への反応(0) | 20:07

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2024-11-27

維新が狙ってた自民犬小屋にまんまと収まった国民民主

飼い主の言うことをキチンと聞くいい飼い犬っぷりを早速全開にしてて草

Permalink |記事への反応(0) | 22:19

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2024-11-12

anond:20241112110837

そもそも次の選挙で勝とうとするなら今敗因を問うこと自体が間違っている

なに敗者しぐさしてんの?ほんとに次の選挙で勝とうと思ってる?

敗因を探るのは大事よ?でもそれは党内で喧々諤々すれば十分で一切外部に公表する必要はない。

敗者が次にやることは貪欲に泥水をすすってもやり返すことであってあって優雅なディナーを伴った反省会じゃないのよ。

じゃあ何すればいいか

不正選挙だって喚けばいい。勝利を盗まれたって叫べばいい。ロシアの赤い犬が白い犬小屋の主になったと上から笑えばいい。

どれも今回の勝者が4年前にやったことだ。彼は負けたがそれを認めなかった。

そして彼の支持者もそれに倣った。そう彼らにとって自分は4年前の選挙の敗者ではないのだ。

左右関係なく国民自分たちの国が地球儀の中心だと確信している。

ハイ負けました、これとコレが原因ですね反省しましょう反省してます。じゃねーよ。

大統領選挙エンタメ要素の側面も兼ねている。敗因を挙げるのはつまりそれが間違ったことだと認めた事だ。それは敗者のやり方だ。

勝った奴はそうじゃない。負けた時も徹底的に勝った側を攻撃する。そして4年の時を経てその「正しさ」が証明されたのが今回の選挙だ。

学べよ。やり返せよ。

何もお前らも議事堂を襲えとまでは言わんさ。でも奴らはそれをやったうえで勝った。

お前らが品行方正に学級会やっても誰も偉いね~人のせいにしないで流石だね~暴れないって凄いよ~とは褒めないって気付け。

幕の裏で反省するのは正しい。ただ演者である自覚をもってサーカスを求めてる客にはファイティングポーズで返せよ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:47

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2024-08-23

大日本語が由来っぽく思える英語

・kennel(犬小屋。「犬寝る」っぽい)

・colosseum(殺し合うからコロシアム

・joke(冗句語源みたいに思える)

あと一つは?

Permalink |記事への反応(19) | 16:57

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2024-08-21

IT職、なぜ東京に住む必要があるのか

なぜ、コロナ経験してリモートワークがこんなにも普及しないのか。

生産性だのセキュリティだのくだらない理由をつけて、リモートワークの割合がどんどん減っていっていることに絶望している。

コロナ禍のまっただ中、うちの会社ではリモートワークが強制されたものの、住所を東京から別の県へ移すことは会社許可必要だった。

どこの会社でも似たようなものだろう。移動の自由というのは、生活を考えれば現実的存在しない。

日が差し込まない6畳半1Kの犬小屋仕事をするのはもううんざりだ。本当につらい。

会社東京にあるから仕事東京にあるから、仕方がなく犬小屋に住んでる人間が大半じゃなかろうか。

そりゃ、お偉い方々は東京でも十分良い環境に住めるだろう。金があるから

ただ、大半のリーマン通勤時間居住環境トレードオフに悩んでいるはずだ。

しろインフレに押され地価家賃が高騰する割に所得は増えない。

都心まで1時間距離でも、犬小屋に住まざるを得ないケースが今後増えていくだろう。

なぜ、世の中はもっと本質的に「リモートワーク」を推進しないのか。

「家から仕事する・出来る」というだけではダメだ。

より人間的なより余裕をもった生活をするため、「リモートワーク」を推進してほしい。

短絡的な「リモートワークの生産性」云々の話にはほんとにうんざりする。

つの会社に閉じた話ではなく、社会をより豊かにするために「リモートワーク」がどうあるべきかを考えて欲しい。

現状は、もっと居住環境が良い場所引越そうとしたら、大半のリーマンにとってそれは今の仕事を辞めることになる。

しかし、社会は短絡的な結果を求めるもので、その後ろで個人幸福犠牲になる。

東京圏に人が集中することは、社会にとって他人事なのだ

これを打破するには、第二・第三のコロナだとか、東京大地震が来るとか、そういう自然の力に期待せざるを得ない。

Permalink |記事への反応(3) | 21:42

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2024-08-06

庶民を見下すのってこんなに楽しいんだな

昔は金持ちって性格悪いなぁと思っていたけど、こりゃ楽しいしやりたくなるの分かる

庶民ってこんな不味いものうまいうまいって食ってんのかw

庶民って毎日毎日奴隷として労働してて大変だねw

庶民って犬小屋みたいな部屋に住んでんだねwよく耐えられるねw

庶民ってブスやブサイクとやったり付き合ったり結婚したりしてんだねw

小金持ちでしかないけど、こういう考えを持つようになった

人にマウントを取る快楽以上の快楽ってないな

そのためにはもっと頑張らないと。上に行けば行くほどマウントを取れる対象が増えるから

Permalink |記事への反応(0) | 20:16

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2024-05-17

兄弟姉妹がいて、中高生時代家族東京に住んでた人に聞きたいんだ

自分ひとりの部屋ってあった?


ワイは某目白駅すぐの私大を出て地方に戻った出戻りなんだが、在外中はそれはまあ犬小屋みたいな激狭アパートに住んでたわけだ。

から物件事情は多少わかってるつもり。


それこそ地方なら子ども三人分くらいは個室を与えてる家はそこらじゅうにあるんだが、東京物件子供用に三部屋用意できる家庭なんて上澄みの上澄みだろ?たぶん。

から子供部屋がない」か「兄弟姉妹まとめて子供部屋」のパターンが大部分なのかな~って仮定してるわけ。


で、ワイが聞きたいのはオナニーってどうしてたの???????ってこと。


ワイは小学生から個室が与えられてたので、中学生にもなればそれはそれは猿みたいにシコり倒していた。一日十回以上抜く日もあった。

でも狭小住宅に住んでる平民の子自由がないだろ?だからどうしてたのかな~って。

都会っ子のおシコり事情を知りたい。

Permalink |記事への反応(2) | 17:06

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