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「物価上昇率」を含む日記RSS

はてなキーワード:物価上昇率とは

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2025-12-14

anond:20251214110323

  7-9月期の実質国内総生産GDP)が6四半期ぶりのマイナス成長に沈み、日本経済は「必ずしも楽観できる状況にはない」と片岡氏はみている。食料とエネルギーを除く消費者物価の上昇率が2%を下回るなど需要主導のインフレとは言えない状況とし、来年1月までの利上げは「論理的に考えると、可能性は高くない」という。

  PwCコンサルティングチーフエコノミスト片岡氏は、財政拡大や金融緩和を重視するリフレ派。17-22年に日銀審議委員を務め、金融緩和強化を主張して政策維持に反対票を投じ続けた。10日に開かれた高市早苗政権経済政策司令塔となる日本成長戦略会議の第1回会合では、大胆かつ徹底的な投資拡大の重要性を主張した。

  食料品対象とした8%の消費税軽減税率に関しては、ゼロ%に引き下げる必要があるとの見解を示した。物価上昇率2%が安定的に実現される世界では食料品の値上がりも続くことから低所得者にとって「非常にネガティブインパクトになる」とし、他国の例も踏まえれば無税でいいと述べた。

Permalink |記事への反応(1) | 11:03

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2025-12-12

すんごいブーメランだな。たぶん日銀レポートなんて読んだこともないんだろうな。

https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2510b.pdf

例えば日銀は、この「経済・物価情勢の展望 2025 年10 月」というレポートの中で、

消費者物価(除く生鮮食品)の前年比が足元で3%程度のプラスで、今後は賃金上昇を伴う2%程度の上昇に着地するだろうという主旨を明確に述べている。

消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、米などの食料品価格上昇の影響が減衰していくもとで、来年度前半にかけて、2%を下回る水準までプラス幅を縮小していくと考えられる。この間、消費者物価基調的な上昇率は、成長ペースの影響などを受けて伸び悩むことが見込まれる。もっとも、賃金物価相互に参照しながら緩やかに上昇していくメカニズムは維持され、その後は、成長率が高まるもとで人手不足感が強まり、中長期的な予想物価上昇率が上昇していくことから基調的な物価上昇率と消費者物価(除く生鮮食品)の上昇率はともに徐々に高まっていくと予想され、見通し期間後半には「物価安定の目標」と概ね整合的な水準で推移すると考えられる。

こうした見通しは、前回の展望レポートにおける見通しから概ね不変である

https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2510b.pdf

これはどう読んでも「現在インフレ状態で、(今のインフレはやや過剰だが)今後はマイルドインフレに落ち着くだろう」と日銀は言っているということだ。

現在インフレ状態になく、ようやくデフレを脱却できるかどうかというところ。

しかも悪いデフレは起きていない。需要喚起され市場に金が回り始めた状態

おまえの主観ではなく、政府日銀公表した評価をもとに議論しましょうね。

anond:20251212172141

Permalink |記事への反応(0) | 21:28

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2025-12-02

アベノミクス永遠に

長期金利上昇、1.880% 17年半ぶり高水

https://news.yahoo.co.jp/articles/781c0ff97c94e45fefbab557459343ec025d758b/comments

デフレ時代の方が生活は楽だったような気がする。

供給需要無視した形でのインフレ誘導は失敗。こんなに長い間超低金利円安誘導を行った結果は輸出企業けが大きく儲け国民物価高にさらされている。

そして日本土地資本外国人が買い漁り日本人は落ちぶれてしまった。

金利の有る普通状態にする事が今求められている。

政府日本政府としての立場で「責任ある積極財政」と言った所で、問題はそれを投資家が、また外国がどう判断するか、が一番大切です。

ドル80円の時代なら円安は歓迎ですが、すでに円安の今、更なる円安を、今の政策引き起こしていると言えます

結局、MMT限界もここにあります。確かにどれだけでも円を刷ることは出来るけど、その円にどれほどの価値があるかを決めるのは、日本人以外だったりするので。

高市総理積極財政、低金利支持ですが、物価対策国民向けは限られていて、このまま円安が進めば、どう対応するのでしょうか。

多様性AIピックアップしました

円安日本政策だけでどうにもならない。基軸通貨ドルの流れによる。あるいは世界的な流れによる。結果的には今の円安による恩恵を最大限に利用して経済に力を入れて段階的は円高になっていく。貨幣の発行量は圧倒的にドルで円はさほどの量ではない。米国と対等に互恵関係を維持する事が大事。円は130円くらいで落ち着くと思う。

そもそも財政が厳しい状況を知った上でそれに見合う財政をしてこなかった政府責任である

医療費の増加、少子高齢化なんてバブル崩壊の時点から言われていた事なのに財政支出を増やし赤字国債の発行をしても抜本的な対策はしてこなかった。

政権を維持する為だけの政策のツケがこの様に現れ始めている。

赤字国債無限発行を問題ないと言う人もいるが政治の中身もあるが今の状態を続けてきた結果がこれではないのだろうか?


借金はあるので、売り上げはしてほしくありませんが、日本円が弱い理由を超低金利にあったからではないでしょうか。よって金利の上昇は受け入れざるを得ないと私は考えます

ここで発言たからといって、何がどう変わるわけではないけれど、金利の上昇に関しては個人的には良いことだと思っています

政府財政懸念は続く。

日銀が翌日物金利を0.75%に上げても物価上昇率を大きく下回り実質マイナス金利

植田総裁も昨日の講演で「政策金利を引き上げるといっても緩和的な金融環境の中での調整」だと認めている。円安に歯止めをかける効果は小さい。

半面、来年1月以降も連続的に利上げして早期に物価上昇率並みかそれ以上の金利水準にして物価上昇を抑えようとすると債券相場はかなり大幅に下落し、日銀債券含み損は株ETFの含み益(利上げで株価が下落し含み益が減る可能性もある)を大きく超える実質債務超過になりそう。

日銀の含み益は38兆→13兆に半減していたはず

それ以上に地域金融機関などの中に債券相場の下落に耐えきれないところが出てくる懸念もあり、

いずれのルートでも円安の公算が大きく

物価上昇率2%目標の持続的達成など言ってる場合じゃない、物価は3%4%どんどん上がって

アンコントローラブルが常態化する

多様性AIピックアップしました

個人プラスの側面もあります。 金利が上がると、銀行口座の利子が増えます最近定期預金1%越えるところもチラホラ。また、個人での国債を買えます。さっきマネックス証券でみたら残存25年で、利回り4.1%でした。4%有るなら買ってみようかな。

Permalink |記事への反応(0) | 14:51

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2025-11-30

anond:20251130215320

読んでくれてありがとう

まずは足元の実体経済から考えるというのは大切な視点だと思うけど、仰るように日本資源の乏しい国なのに輸出する製品が車くらいしかない(あとアニメ漫画無視できない規模になってきてると思う)わけで、輸出から輸入を差し引いた純輸出はほぼゼロ近辺でしょう?

内需個人消費だけで見ても5割以上あるわけだから内需主導の経済構造なのは動かしがたい事実だと思う。

からやっぱり過度な円安実体経済マイナス

実体経済を刺激するためにも円安に歯止めをかけるべきだと思うだよね。

今の日本国民投資意欲が高いか円高傾向に振れると外国株が買われて円安傾向に戻る流れもできてるし、某銀行アナリストが1ドル130円すら今の日本ではほぼありえないと言ってるくらいだから、1ドル80円時代みたいな状況にはなるわけない(悲しいことに円の実力的にも)から金利を上げることに政府日銀国民ビビりすぎてる気がするんだよ。

日銀にしてもインフレターゲットを当初は消費者物価指数2%って言ってたのに、やがて消費者物価指数(生鮮食品エネルギーを除く)になり、今は基調的な物価上昇率かいうよくわからない用語を使ってまで日本インフレではないと強弁してる様に俺には見える。

これって結局アベノミクスによる金融緩和/量的緩和経済の好循環が起こらなかったという政策的失敗の責任を取りたくないだけだと思うんだよね。

日銀の使命は物価の安定なんだから10月の前年同月比の消費者物価指数が3%超えてるわけだし金利を上げるべきだと思うんだけど、どう思う?

Permalink |記事への反応(2) | 23:21

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2025-11-25

anond:20251125010618

わいは半可通が一番やばい数字偏重し過ぎるところやと思うんな

特に物価上昇率」これはやばい

まるで気温や重さみたいな不変の基準として海外比較するのはまじでやばい

そもそも国によって物価上昇率の集計方法全然違って、同じ言葉でも意味違ったりするから

リフレ派が好きな欧米型コアとかな

Permalink |記事への反応(0) | 01:15

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2025-11-13

anond:20251113144255

お前の読解力が氷点下なだけだ。論理はすべて文中に書いてある。

名目賃金の上昇率<物価上昇率実質賃金低下。

通貨供給量増大 ⇒貨幣価値下落 ⇒ 実質購買力低下。

これを叫んでるだけとしか認識できないなら、経済以前に算数リテラシーを疑う。

論理がないと言う前に、最低限の前提条件を読む脳を持て。

MMTの前提は自国通貨建て国債なら破綻しないだが、それは信用が持続する限りというただし書き付きだ。

信用が揺らげば通貨が売られ、為替が崩れ、物価が暴騰する。それを破綻と呼ばずに何と呼ぶ?論理とはこの因果連鎖のことを言う。

お前が論理的思考を放棄した耳で、現実悲鳴ノイズとしてしか聞けていないだけだ。

そして最後に言っておく。論理がないと言う奴の9割は、自分理解できない現実を前にして思考停止している。

お前のコメントは、理解不能を正当化するための自己放尿に過ぎない。

温もりがあるうちは気持ちいいだろうが、すぐに冷えて臭う。

Permalink |記事への反応(0) | 14:50

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2025-10-31

日銀は今すぐ利上げせよ」 アベノミクス擁護者が一転して警鐘聞き手西尾邦明2025年10月30日

日本銀行は30日の金融政策決定会合で、6会合連続で利上げを見送った。米国関税政策の影響をなお見極め、高市早苗政権ともコミュニケーションを図っていく考えだ。一方、高市氏が後継を自任する安倍晋三元首相の経済政策アベノミクス」を理論から支えた浜田宏一エール大学名教授はいま、利上げを主張している。大規模な金融緩和を唱えていたリフレ派の経済学者が、「必要なのは金融引き締めだ」と訴えるようになったのはなぜか。詳しく聞いた。

 ――いまの日本経済をどう見ていますか。

 

 「最大の問題物価が上がり続けるインフレ放置です。『物価の番人』である日銀はなぜ、利上げをためらうのでしょうか。円安是正されず、交易条件の悪化日本人は輸入品を高く買わされる一方、外国人が『安い日本』を買いたたいているような状況を見過ごせません。国民を苦しめ、国家の基盤を揺るがす事態です。金融引き締め必要です」

 

 ――リフレから転向」したのですか。

 

 「状況が違うのだから対応が変わるのは当然です。暑ければ冷房を入れ、寒ければ暖房を入れる。ケインズいわく『事情が変わったのに意見を変えない人は愚か者だ』と。第2次安倍政権アベノミクスを始めた2013年初頭は1ドル=80円台で、製造業コストカットに追われ、物価が下がり続けるデフレ問題でした。今は1ドル=150円台、インフレ人手不足で、状況が正反対です」

 

インフレは本当に一時的

 ――物価上昇率は日銀目標の2%を3年6カ月上回っています。ただ、原材料など供給側のコストプッシュが主因で「一時的」として、日銀は慎重に利上げを進めています

 

 「国民一時的だと思っていますか。3%のインフレも3年続けば10%。人件費家賃なども上がり始め、デフレマインドも変化しているはずです。1970年代石油ショックや、コロナショックも供給側を起点としたインフレでしたが、実際に価格が上昇すると、需要曲線も上がるのです。『一時的』と見ていて、利上げが後手にまわった例は少なくありません」

 

 「確かに日本では少子高齢化による需要の弱さや、デフレへの逆戻りに懸念もあるのでしょう。ただ、もしそれらが表面化したら、また利下げすればいいのです。日銀は昨年夏の利上げ直後の株価急落がトラウマなのかもしれませんが、政治市場の反応を過度に恐れて、正攻法である金融引き締めができないようなら日銀は要りません。今すぐ利上げをするべきです」

 

政府日銀はよく意思疎通を

 ――高市首相の「金融政策責任政府にある」との発言をどう評価しますか。

 

 「同意します。政治家には『難しい』といって日銀に任せきりにしたがる人もいましたが、それではダメです。金融政策は景気や物価雇用に直結する重要政策です。私たちが大規模緩和を主張したのは、変動相場制になって以降、米国金融緩和円高を通じて日本経済を冷やす構造に、日銀対応できていなかったからです」

 

 「一方、日銀は膨大な経済データを駆使する金融政策プロ集団で、政策手段を巧みに操作できるため、その独立性は極めて重要です。だからこそ、政府日銀は互いの立場尊重しつつ、よく意思疎通するべきです」

 

ガソリン暫定税率廃止筋違い

 ――車利用者家計を助けるガソリン暫定税率廃止はどう考えますか。

 

 「対症療法にすぎず、筋違いです。インフレの影響は年金生活者や勤労者だけでなく、利上げ時に価格下落リスクを負う株式投資家など国民全体に及びます国民全体の物価上昇を抑えることが重要で、ガソリン利用者負担だけを軽減するのは不十分。ガソリンが安くなれば車の利用も増え、かえってインフレを強めかねません。減税は本当に困っている人を助けるよりも、結果的国民全体の負担を重くする恐れがあります

 

 ――増えた税収を国民還元すべきではないですか。

 

 「そう単純ではありません。インフレによる税収増は景気の過熱を緩やかにする役割があり、経済学では『自動安定化装置』といいますバラマキ的な財政拡張インフレを強めかねません。逆にデフレ不況の時には借金してでも財政出動が必要です」

 

アベノミクス成長戦略は不十分だった

 ――アベノミクス課題もあったと思いますが、いま再設計するならどうしますか。

 

 「第2次安倍政権では雇用を約500万人増やし、デフレ脱却の土台となりました。ただ、賃金生産性男女平等では課題も残しました。いま必要なのは『量』ではなく『質』の向上です」

 

 「アベノミクス第3の矢の成長戦略は不十分でした。高市首相が掲げる官民による危機管理投資や成長投資は大いに期待します。特にデジタル分野では、米国中国のようにデジタル技術世界規模の付加価値を生み出す力を持たなければなりません。そのためには、記憶偏重教育から脱し、議論を通じて創造性や独自性を伸ばす教育も欠かせません」

 

経済政策の「正解」とは?

 ――経済政策に「正解」はあるのでしょうか。

 

 「私は過去に重いうつ病を患いました。外から見ていると、医者は病の治し方を完璧に知っているように見えますが、実はそうではないようです。経済政策も同じで完璧な答えはありません。それでも、物価高に苦しみ、『安い日本』と呼ばれる現状に自信を失っている国民にとって、いま本当に必要マクロ経済政策は何なのか。私は経済学者として考え続けたいですし、高市政権閣僚も考え抜き、議論を重ね、最善の政策を実行してほしいと願っています

 

浜田宏一氏の経歴

 はまだ・こういち 1936年まれ。米エール大名誉教授東大名誉教授。専門は国際金融論、ゲーム理論第2次安倍晋三政権内閣官房参与を務め、アベノミクス理論的支柱とされた。著書に「21世紀経済政策」(講談社)や「うつを生きる」(文春新書内田舞氏との共著)など。

Permalink |記事への反応(0) | 10:47

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2025-10-25

マネタリーベースの量と実現インフレ率と予想インフレ率

https://jp.reuters.com/article/world/japan/2154000-idUSTYE92305O/

2013年3月4日

東京 4日 ロイター] 次期日銀総裁候補岩田規久男学習院教授は4日、都内で講演し、金融緩和金融機関の手元資金を示す当座預金を増やせば、期待物価上昇率が上昇、円安や株高につながるとの見解を強調した。

具体的には、当座預金残高が10%増えると予想物価上昇率が0.44ポイント上昇し、期待物価上昇率が2%ポイント上がれば為替は15円の円安日経平均株価は4000円上昇するとの見方を示した。

https://www.boj.or.jp/about/press/kaiken_2015/kk1502a.pdf

(問) 副総裁就任前の 2013 年 3 月 4 日の講演で、「日銀当座預金10%増えると予想インフレ率が 0.44%上昇する」ということをおっしゃったという報道があります(略)

実際に日銀当座預金残高の推移をみますと、講演をされた 2 年前の水準が44 兆円で、足許の水準が 185 兆円、これは10%どころか 4 倍以上に達しています。それにもかかわらず、予想インフレ率を表す一つの指標であるBEIは足許で1%を切っている水準です。これは、もともとのご発言自体が誤っていたのかどうか、それとも今でも同じようにお考えなのでしょうか。

(略)

就任半年くらい経った 2013 年10 月 18 日に中央大学で講演されたとき、「2 年くらいでなかなか達成できないなら、どこに問題があるかを見直す」と「量的・質的金融緩和」についておっしゃっています。2 年が経とうとしているなかで、まだまだ程遠い水準にあるとなれば、「量的・質的金融緩和」のメカニズムを含めて見直さなければならない時期に来ているのではないかと思います。この点についてどのようにお考えでしょうか。

(答)(略)日銀当座預金あるいはマネタリーベースと、BEIで測った予想インフレ率とはある程度強い相関関係があります。私が研究していた際には、過去データで、日本銀行最初量的緩和時代と、その後のリーマンショック以降の期間におけるBEIとベースマネー当座預金関係を前提にお話したこと事実です。

ただしその場合でも、最初量的緩和時代リーマンショック以降では、日銀当座預金あるいはマネタリーベースと、BEIの関係は少し異なっています経済環境によって、日銀当座預金あるいはマネタリーベースとBEIの関係は変わるもので、当時はそれを前提として、これぐらいの変化があれば、これぐらいになるだろうという発言をしたと思います

Permalink |記事への反応(0) | 21:54

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anond:20251025085046

物価上昇は去年より楽になるかどうかだから

物価上昇率より賃金上昇率が大きいなら額は関係なく楽に感じるのでは

Permalink |記事への反応(1) | 08:56

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2025-10-09

anond:20251009153042

日本インフレ率が長期に渡って他国より低かった点、他国より低いインフレ率は実質実効為替レートにおいて円安として反映される点も否定するの?

https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/exrate.htm

一般に、日本物価上昇率実効為替レートの算出対象となっている相手国・地域物価上昇率を上回る場合には、実質実効為替レート外貨建て名目為替レートが「円高」に振れた場合と同じ方向に動き、逆の場合には外貨建て名目為替レートが「円安」に振れた場合と同じ方向に動くというのが実質実効為替レート基本的な考え方となっています

Permalink |記事への反応(0) | 16:20

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2025-10-06

anond:20251006095505

実際実質賃金低下の要因って働き方改革労働時間削減したせいでもあるからなあ

毎月勤労統計調査実質賃金って残業代込みの月給から物価上昇率引いて実質賃金出す雑指標から

円安増税残業削減で実質賃金減らした安倍後継者がそれを否定するのは謎過ぎるが

Permalink |記事への反応(0) | 10:03

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2025-09-05

anond:20250905113122

”更に近年、CPI関係ない色んな概念が加わってきて、今の「基調物価上昇率」は様々な数字の混合体となっている。”

(略)

”かようなる曖昧概念を、現実物価指標代替するほど重用するのはなぜか。今の輸出物価由来のインフレを「短期的な動きにすぎない」ものとして排除するのが目的であるに決まっている。早い話、今我々が経験しているインフレと、日銀金融政策の間には、もはやそれほど関連がないのである。”

Permalink |記事への反応(1) | 11:32

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anond:20250905111053

 ”7月会合展望レポートを見ると日銀審議委員達も、2026年度のコアCPIが前年比2%を割り込むとの確信を維持しながらも、2025年度中のコアCPIの2%近辺への回帰をすっかり諦めてしまっている。”

”「物価上昇率物価目標継続的に大きく上回っている中で、どうして金融政策正常化が更にどんどん後ろ倒しになるのか」という素朴な問いに対する答えはいまだに用意されていない。”

Permalink |記事への反応(1) | 11:11

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20代年収400〜600はもう誰でも行くんですよ

SNSばっか見てるとクソな世の中のように見えるが、まともに勉強してスキルアップしてれば年収400は高卒だろうがすぐ到達するのが現代

そりゃずっとフリーターやってるとかなら一生上がることはないだろうが、ちゃん年収上げようとして年収高いところを目指せば誰でも得られるのがこのぐらいの年収帯。適当会社選んだら前時代的な会社でこき使われることはあるだろう。だからもしそこを適当にやると難しくなるとは思う。


物価上昇率の方が高いから、別に最高に景気が良いとは言えないが、奴隷根性のやつは腐ってる暇あったらスキル身につけて転職すりゃいい。仕事はいくらでもあるし、人手不足はどこもかしこも深刻。

流されるままにネガティブ情報ばかり見ていたら、現実ネガティブしかないものだと思って病む。

大した能力もない新卒で今は年収400〜500スタートになっている。ずっと非正規で働いてしかもノースキルのおじさんおばさんはともかく、若い世代なのに絶望してる奴見るとあほなんちゃうかと思う。

それに「日本やばい」とか言ってるけど、世界見渡してみろ。海外の方が異常にやばい海外の話は、積極的自分から取りに行かない限り海外に行った日本人のキラキラ自慢話ぐらいしか入ってこない。

こんな恵まれた状況で絶望している1020代意味がわからない。SNSの超低年収帯の人々に毒されすぎてる。

もっと希望持って生きろ。地獄住民たちに飲まれるな。

Permalink |記事への反応(5) | 05:24

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2025-08-09

anond:20250809151053

マクロ経済政策目的としては、「雇用の増加」「物価の安定」「経済成長の向上」など様々なものが挙げられるが、経済学モデル分析でも「家計効用の最大化」が設定されるように「人々(消費者)の生活暮らし向き)の向上」が最も重要である

 

わが国では、政策の成果として、それ自体は成果としては否定できないものの、「雇用者数の増加」「企業の好決算」「物価上昇率がマイナスからプラスに転じたこと」などが成果とされてきた。しかしこれらは人々の暮らしの向上につながらないと意味はない。まして成果とされがちな「株価の上昇」は、GDPの低成長が続く中でそれと乖離して株価が上昇してきただけに相応しくない。

Permalink |記事への反応(1) | 15:12

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2025-08-01

anond:20250801154930

SP500の平均年利7%に平均物価上昇率3%を見込んで差し引き年4%で生きられるならOKってのがよくあるFIRE理論から

年4%で計算してる時点で物価上昇は織り込まれてるやで

Permalink |記事への反応(0) | 15:52

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2025-07-16

dorawii@執筆依頼募集中

特定の期限までに特定物価上昇率に達しなければ政策の信任が低下するリスクもある

政策の「信任」ってなんだ?「信用」の言い間違いか?あえて信任ということによる信用との意味合いの違いが全然からなくて、馬鹿にされたような気分になる。

オーソドックス文脈において信任を得た結果にあるのは役割を任せられるということだろう。

まり信任を得るのは人。主語政策という言い回しにはなじみがないかわからん

NHK記事だぞこれ。国民馬鹿にしているのか?馬鹿には情報に正しくアクセスする権利がないってか?あ?

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Permalink |記事への反応(0) | 18:47

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2025-05-26

anond:20250525234850

年利0.32%か

しょぼいな

物価上昇率を考えたらマイナスなのに、なぜ喜べるんだ?

Permalink |記事への反応(0) | 00:04

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2025-04-20

日本トランプに対抗して国の生産性あげてこうぜ

なぜ労働生産性向上が日本必要なのか

国の経済規模を示すGDP国内総生産)は、以下の式で表せます

GDP =労働生産性(一人あたり) ×労働者

GDP =労働生産性時間あたり) × 総労働時間

GDPを成長させるには、労働生産性を向上させるか、労働投入量労働者数や総労働時間)を増やすしかありません。

しかし、深刻な少子高齢化人口減少に直面する日本では、労働投入量を増やすことは困難です。

したがって、日本経済が持続的に成長するためには、労働生産性の向上が不可欠であり、経済政策もその実現に焦点を当てる必要があります

労働生産性向上のための考え方と実践

具体的な方法としては、アメーバ経営のように、

まず組織部門ごとに細分化し、それぞれの労働生産性時間あたり付加価値など)を算出・可視化することが有効です。

そして、月次決算などを通じて進捗を確認し、具体的な数値目標を設定して改善活動継続します。

ここで重要なのは、「労働生産性向上」を単なる「仕事効率化」と捉えないことです。

本質は「投下した労働時間あたりに生み出す付加価値利益)」を高めることです。

計算式で示すと、「労働生産性 = (売上 - 外部購入費用) ÷労働投入量」となります

より利益率の高い仕事に注力したり、製品サービス付加価値を高めたりすることが重要です。

生産性向上と賃上げ、働く意欲の関係

労働生産性の向上が、直接的に賃金上昇に結びつく仕組みがあれば、従業員の働く意欲は大きく向上します。

現状の日本では、生産性向上の成果が賃金にどう反映されるかが見えにくく、モチベーションにつながりにくい面があります

アメリカのように、生産性の低い分野から高い分野への労働移動が活発な社会では、全体の生産性が高まりやすくなります

日本労使交渉も、「これだけ生産性を向上させるので、これだけの賃上げを」という、成果に基づいた対話に変わっていくことが望まれます

例えば、日銀が目安とする実質賃金上昇率1%物価上昇率2%と仮定すると名目3%)の達成を目指す場合

時間あたり労働生産性が5,000円なら、年率3%(150円)向上させ5,150円にする目標です。

実質的な向上は1%50円)であり、決して達成不可能目標ではありません。

この目標達成が賃上げにつながるという共通認識が広がれば、現場の意欲は大きく変わるでしょう。

稲盛氏が示したように、労働生産性本質理解し、改善に取り組めば、企業は成長し、賃金も上げられます

日本経済が長年停滞してきた背景には、この労働生産性に対する認識不足があったのではないでしょうか。この認識を改めることが、日本の新たな成長への第一歩となります

マクロ経済政策:持続的成長への道筋

次に、マクロ経済視点から日本経済を成長させるための具体的な政策を考えます

GDP成長には、輸出を増やし輸入を減らすこと(純輸出の増加)が有効です。

重点政策1:エネルギー・食料の自給率向上

日本の輸入はエネルギー資源食料品割合が大きく、経済安全保障上の課題でもあります

これらの国内自給率を高めることは、輸入を減らし、国内生産を増やし、GDP成長と安全保障強化の両面に貢献します。

エネルギー対策:低価格化・高性能化が進む太陽光発電蓄電池に注目し、国内生産を行うメーカーへの補助金等で導入を促進します。これにより関連産業活性化し、エネルギー輸入削減につながります

食料対策:農業分野の規制を緩和し、企業自由な参入を促進します。これにより国内生産が増加し、食料自給率向上とGDP成長に貢献します。

重点政策2:中長期的な新産業の育成

自動車産業に次ぐ、新たな付加価値創造型の輸出産業を育成する必要があります

長期的な世界需要が見込まれ航空機産業医薬品医療機器産業などが有望です。

官民連携でこれらの分野の国内サプライチェーン構築を支援し、高付加価値製品の輸出を増やし、日本経済の新たな柱を育てます

これは輸出先の多角化もつながり、地政学的なリスク分散にも貢献します。

結論構造転換への決意

今こそ、日本経済構造的な課題に正面から向き合うべき時です。

労働生産性向上への意識改革と、エネルギー食料自給率向上、新産業育成といった具体的な経済政策を通じて、日本の新たな成長モデルを構築し、将来世代に誇れる国づくりを進める必要があります

Permalink |記事への反応(0) | 21:57

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2025-04-17

anond:20250417210008

・わが国では帰属家賃品質調整がなされていない。名目家賃が変わらなければ、物価上昇率は当然低めに出る。

米国では家賃でも品質調整が実施されているため、その価格一定の変動を示している。

ユーロ圏ではそもそも消費者物価指数帰属家賃を含んでいない。

物価安定の目標を二%とした際の理由の一つは、 「それが国際標準から」というものであったが、 その前提が成り立っていないのである

Permalink |記事への反応(0) | 21:03

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anond:20250417205241

しかしながら、図表8の右端部分(二一年以降)をよく見ると、生鮮食品が大きく変動しながらも「生鮮食品を除く総合」を常に上回っていることがわかる。それは、指数のものの推移を示した図表9見るとより鮮明となる。

・こうした事実を踏まえると、 「基調的な物価上昇率」を探る上で、生鮮食品を除くことが本当に望ましいのか、 慎重な検討必要であろう。 やはり重要なのは価格上昇の論理(内生か外生か)ではなくその持続性の有無なのである

Permalink |記事への反応(1) | 21:00

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anond:20250417203358

・今回のインフレの最重要の特徴は、こうした<外生的 =一時的>という傾向が崩れ、外生的であるにもかかわらず持続的となっているところにあるように思われる。

物価上昇の要因の「外生性」 (輸入物価由来)と「内生性」 (賃金由来)の区別が過度に重視される一方、その持続性( 「一時的」か「持続的」か)の区別相対的に軽視されているように思われる。

賃金の上昇のみが「基調」を上昇させるものとされ、輸入物価の影響力の持続性が軽視されているように見える。

・「基調的な物価上昇率」を考える上で重要なのは、それが「持続的」であるか否か(攪乱的要因か)であり、その要因が内生的であるか外生的であるかは二次的な問題ではないか

・ちなみに、図表2の出所にあげている日銀のかつてのレポート二本は、賃金には全く言及していない。

日本の予想物価上昇率の形成は「適合的」であることが繰り返し確認されている。

まり現在までのインフレから今後を予想しているのであり、となれば、そこにそれ以上の意味を求めるのは生産的ではないように思われる。

Permalink |記事への反応(1) | 20:34

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https://www.jsri.or.jp/publish/report/pdf/1749/1749_01.pdf 伊豆久「「基調的な物価上昇率」について」

最近日銀説明する基調的な物価上昇率は以前とその内容や性格が変化しているように思われる

・【物価の全変動】=【基調的な変動】+【攪乱的な変動】+【制度変更等による変動】

・ 「刈込平均値」は22年後半に、 「最頻値」も23年初めには2%を超えている

・にもかかわらず日銀は、現在でも「基調」はまだ2%に達していないとしている。そうした判断の背景には、 「基調的な物価上昇率」の考え方そのものの変化がある

・問われるべきは、従来一時的かつ狭い範囲にとどまっていた輸入インフレの影響が、今回はなぜ長期化し広範囲に及ぶこ とになったのか、ではないだろうか。

Permalink |記事への反応(2) | 20:33

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2025-04-06

anond:20250406162545

  • 為替レートも、通貨の需給で決まるよ。それは、輸出入と利子率とで決まるよ。

自由取引されるものはだいたい何でもそうだけど、通貨需要供給とで交換レート(=為替レート)が決まると考えられているよ。

昔々は、為替レートを決める通貨需要は、輸出入に使う量でだいたい決まっていたよ。

ただ、その後、国際的投資が増えたので、その元となる利子率の差が通貨需要にとって大きな要因となったよ。

その後の小難しい理論もあるけど、為替レートを予想するには、大雑把にはこの2つを見とけばいいよ。

 

アメリカが輸入関税を引き上げた場合アメリカに輸出する企業の反応はいろいろあり得るので世の中ではいろいろ議論されているけど、

そのあたりを全部すっ飛ばせば、結局はアメリカの輸入は減るよ。

そりゃそうだよね。

 

利子率は、いい加減に言うと、その国の中央銀行操作してるよ。

アメリカではFRBてところなんだけど、そこが出してるモデル計算すると、関税を引き上げれば利子率が上がることになるよ。

キトーに言うと、利子率は「潜在成長率と物価上昇率の合計に一致するようにコントロールするのが良い」ってことになっていて、

この場合関税で潜在成長率は下がるけど、それ以上に物価が上がるので、利子率は引き上げられる、という感じかな。

なので、おそらく利子率は上がるよ。

 

  • どちらの変化も、ドル高になるよ。

アメリカの輸入が減ると、ドルを売る人が減るね。

アメリカの利子率が上がると、ドルを買ってアメリカ投資する人が増えるね。

結局、どちらもドル高要因だよ。

 

関税引き上げの影響について議会質問に答えたとき関税10%引き上げると6%くらいはドル高になるだろう、と言ってるよ。

Permalink |記事への反応(0) | 17:29

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2025-03-19

2025/3/19日銀金融政策決定会合に関する記者会見の内容

ブルームバーグ記事出てるからこっち紹介するだけで良かった・・・

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-03-19/STAOK0T0G1KW00

まとめ読まなくていいから上の記事読んで



ざっくり

①利上げペース:海外経済の不確実性が増している一方、国内賃金物価の循環は順調に進んでいる状況を踏まえて今後の見通しをより的確に作成し、それに応じて政策を決定していく。現時点では、次回の会合での利上げを示唆するような見解は示されず、データ次第との姿勢を強調。

財政政策との関係:短期的な財政政策の動向へのコメントは控えたものの、中長期的な観点から政府国会には財政の持続可能性を確保する努力継続することを期待するとの考えを表明。

物価目標2%の妥当性:現在は2%の目標の持続的な達成を目指しており、それが中長期的な日本銀行の信認確保に重要であるとの認識。将来的な目標検討可能性は否定しないものの、潜在成長率の違いとインフレ目標関係は単純ではないと指摘。

地域金融機関の再編:地域金融機関合併統合は各銀行判断によるものであり、金融政策で影響を与えようという意図はないと説明


今回の利上げは当然なし。次がいつかを判断できる材料もなし

本日行われた日本銀行金融政策決定会合後の記者会見では、現在金融政策の維持が発表されました。

具体的には、短期金利操作目標である無担保コールレート・オーバーナイト物を0.5%程度で推移させる方針を全会一致で決定しました。

経済認識=緩やかに回復を続けている

会見で示された経済物価現状認識では、日本の景気は一部に弱めの動きが見られるものの、緩やかに回復しているとの判断が維持されました。

先行きについては、海外経済の緩やかな成長と緩和的な金融環境を背景に、所得から支出への前向きな循環メカニズムが徐々に強まり、潜在成長率を上回る成長を続けると見込まれています

物価について=物価高はさらに続く

一方、物価については、生鮮食品を除く消費者物価の前年比は、輸入物価上昇を起点とする価格転嫁の影響は減衰してきているものの、

賃金上昇等を受けたサービス価格の緩やかな上昇や政府エネルギー負担緩和策の縮小により、足元で3%台前半となっています

先行きの消費者物価については、輸入物価上昇の影響は薄れるものの、

人手不足感や需給ギャップ改善賃金物価の好循環により、徐々に上昇していくと予想されています

展望レポートの見通し期間後半には、物価安定の目標である2%と整合的な水準で推移するとの見方が示されました。

リスク要因

各国の通商政策等の動きやその影響を受けた海外経済物価動向、資源価格の動向、企業賃金価格設定行動、金融為替市場の動向などが

引き続き高い不確実性を持つと指摘されました。

特に企業賃金価格設定行動が積極化していることで、為替変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている面があるとの認識も示されました。

今後の金融政策運営について

先の経済物価金融情勢次第としつつも、

現在の実質金利が広めに見て低い水準にあることを踏まえ、

経済物価の好循環が実現していけばそれに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和度合いを調整していく考えが改めて示されました。

日本銀行は、2%の物価安定の目標のもと、その持続的安定的な実現という観点から経済物価金融情勢に応じて適切に金融政策運営していく方針です。

会見では、直近で発表された春闘賃上げ率についても言及があり、

連合第一次集計では5%台の高い伸びとなり、相対的に規模が小さい企業でも高めの賃上げ率が実現しており、賃上げの動きが広がっていることが確認されました。

この結果は、1月介護時点での見通しに概ね沿うもの評価されましたが、

中小企業賃上げ交渉はこれから本格化する先も少なくないため、今後の賃金動向を丁寧に確認していく必要があるとされました。

金融政策においては、賃金動向に限らず幅広く経済物価金融情勢を点検し、見通しやリスクに及ぼす影響を見極めていくことが重要であるとの姿勢が強調されました.

現在インフレ想定の範囲内

足元の物価動向については、1月消費者物価指数2月企業物価指数が高い伸びを示していることが指摘されました。

これに対し、1月展望レポートで示した物価見通しや基調物価想定の範囲内の動きであるとの認識が示されました。

ただし、エネルギー負担緩和策の縮小に加え、米価格の上昇が消費者物価を押し上げている点には留意必要であるとされました。

米を含む食料品などの価格上昇は

家計マインドや予想物価上昇率の変化を通じて、

基調的な物価上昇率に二次的な影響を及ぼしうる可能性も認識しておく必要があるとされました。

その上で、現時点では、基調的な物価上昇率は徐々に高まっているものの、依然として2%を下回っているとの認識に変わりはないことが強調されました。

基調的な物価上昇率については、2%目標整合的な水準になるとの見通しが示されている一方で

具体的な数値を示すことは依然として難しいとの立場が改めて示されました。

現状のイメージとしては、1%以上2%を下回る水準であるとされました。

物価目標2%の妥当性については、現在目標である以上、その持続的達成が日本銀行の信頼確保に重要であり、

将来的な再検討もあり得るものの、議論は複雑であるとの見解が示されました.

海外情勢について

米国通商政策の動向が経済物価に与える不確実性が高まっているとの認識が示され、

今後の展開を注視し、日本経済への影響を見極めた上で政策を決定していくというスタンスが改めて示されました。

この1年間の評価

大規模金融緩和解除から1年が経過したことに対する評価として、

徐々に基調物価上昇率が2%に収束するという角度が高まる中で、

それに応じた適切な緩和度合いの調整を進めることができたとの認識が示されました。

国債買い入れ減額も予定通り進んでいるとのことです。

今後について

今後の金融政策正常化に向けては

国債買い入れ減額について6月中間評価を行い、

市場機能回復度合いなどを検証した上で、基本計画に沿って進める方針が示されました。

ETF処分については、引き続き適切な方法検討していくとのことです

トランプ大統領による円安誘導批判に対して

ノーコメントとし、経済物価見通しに基づいて政策を実行していくという姿勢が強調されました。

世界経済を巡る不確実性は増しているものの、国内賃金物価の循環は順調に進んでいるとの認識も示されました.

中立金利及び今後の追加利上げの条件について

中立金利については、依然として絞り切れていないもの

経済物価の動きを見ながら、その反応を見つつ、あるべき水準を探り、適切な政策につなげていきたいとの考えが示されました。

今後の追加利上げの条件としては、春闘賃上げが広がりを見せるか、賃金上昇が価格転嫁されるか、消費動向がどうなるかといった点が注視されるとされました。

市場不安定性と利上げの関係については、現在は特段の状況ではないとの認識が示されました。

長期金利の上昇について

足元のインフレ率、GDPデータ賃金動向、海外金利の動きに市場が反応しているとの見方が示されました。

通常の価格形成とは異なる急激な金利上昇のような例外的なケースでは、

市場安定的価格形成を促す観点から機動的なオペレーション検討するもの

現状はそのような状況ではないとの認識が示されました.

長期金利の上昇が金融政策に与える影響については、短期から中期ゾーン金利をより重視しており、イールドカーブ全体としては経済活動をサポートするレベルにあるとの認識が示されました.

国債買い入れの適切なボリュームについては、非常に難しい問題であり、海外中央銀行も苦労している状況を踏まえ、今後検討していく方針が示されました.

価格については特になにもしない(当たり前)

食料品価格の上昇、特に価格の上昇については一時的サプライショックと見るのが一般的としつつも、

インフレ期待や消費者マインドへの影響を通じて、基調的な物価に影響を与える可能性もゼロではないため、注視していく方針が示されました。

食料品価格の上昇に金融政策で直接対応することは困難であり、そのコストも大きいとの認識が示されました.

第一四半期のGDPについて

一部指標に弱さが見られるものの、特殊要因も考慮すると、現時点では悲観的には見ていないとの見解が示されました。

地域銀行の再編と金政策関係について

銀行判断によるものであり、金融政策で影響を与える意図はないことが強調されました.

会見全体を通して

日本銀行経済物価の緩やかな回復基調を維持しつつ、

物価安定目標の達成に向けて、データに基づき慎重に金融政策運営していく姿勢を強調しました。

海外経済の不確実性を注視しながらも

国内賃金物価動向を重視し、状況に応じて金融緩和の調整を進めていく方針が改めて示されました。

Permalink |記事への反応(0) | 18:09

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