
はてなキーワード:無人駅とは
盛岡から北に行くには2通りのルートがあることは八幡平市のエントリで書いた。青森方面に行くのにどちらを通るべきかは過去にいろいろなことがあって、鉄道は東寄りのルートを通って八戸回り、高速道路は西寄りのルートを通って弘前回りのルートを主に通っている。今回国道4号は盛岡から少し北に行ったところで鉄道(東北線)寄りのルートを通るのだけど、つまりこれは高速道路経由では微妙に不便な場所があるということでもある。
その最たる場所が岩手町。県名と郡名と町名に全て岩手が入るということを売りにしている町である。鉄オタにはこの名前よりも東北新幹線乗降客数ワーストを誇る"いわて沼宮内駅"の方でおなじみかもしれない。まあこの町の観光資源の8割はこの駅近辺にある。駅から20分ほど北に歩いた4号沿い、石神の丘美術館がまあ観光中心部。一言で言えば箱根彫刻の森の類似施設(開館当初は密接な関係もあった)なのだが、現在は独自路線を歩んでいて花畑等も多いので特に初夏が見どころ。あと真下を新幹線が通るところが個人的にはお勧め。ここは道の駅に併設されていて(道の駅を後から作った)、来る人は道の駅に停めることになるけれど、有料入場がもったいないと思う向きは入口を反対側に登ったところにある彫刻公園にも石彫の彫刻が山程飾ってあるので無料のそちらを見ることも出来る。というか両方見るべきかと。
4号を北上するとき沼宮内に行く前のところに川原新田ドライブインという施設がある。斜向かいのパチンコ屋に関連の深い施設ではあるのだけど、ここが古き良きドライブインの雰囲気を残しているので食事をしたければここに寄るのもいい。さらに沼宮内を越えて北上すると北上川の源流にたどり着く。ここは少し前に川の駅として整備されたので車を停めやすい。源流だし国道4号からは少し外れるけれどそこまで山奥ではなく行きやすい。
岩手町の名物はキャベツとホルモン鍋なんだが、キャベツはともかく、ホルモン鍋は肉屋が持ち帰りの肉として売っているばかりでここで食べるのは難しい。調べたら定食として提供している店が1軒見つかったが、自分も現地で食べたことはない。
岩手町の沼宮内の北の端から国道281号を入ると葛巻町にたどり着く。これが久慈市へのルートで安全だがお勧めしない、と説明した葛巻経由ルートだ。推す観光地はあまりない(いちおう平庭高原という観光地はあるが関東近辺から比べると施設は何もないに等しい)。ただ、くずまきワインは赤ワインの中に山ブドウを原料にしたものがあって、これは少し珍しいかもしれない(白とロゼは山ブドウから作ってないし、赤ワインの中にも山ブドウの混合だったりブドウが原料のものも多い)。
さらに北上すると一戸町に入る。南から入って一番最初に着くのは奥中山で、ここは盛岡市民にとって最も近いミニストップがある場所だったのだが閉店して随分経つ。少し先に行くと奥中山高原駅があり、この辺が奥中山地区の中心であり、カフェもいくつか存在する。観光の中心はここから西に登った奥中山高原スキー場で、もちろん歩くには遠いが車なら10分かからない。春から秋にも釣り堀と温泉が楽しめる。さらにここからもう少し奥に行くと"いわて子供の森"という児童施設があって県内の子連れには大好評の場所なのだが、たぶん観光で県外から来た人が楽しい場所ではない。
奥中山は峠の山頂にあるような場所で、ここから北上するとずっと下り坂である。途中に"雅"というドライブインがあり、ここの評判も非常にいい。自分も2度ほど利用したことがある。さらに下ると無人駅小繋駅があって、ここは映画"待合室"のモデルになった駅であり今でもそのきっかけとなったノートは置かれているらしい。さらに下ると小鳥谷駅。ここは映画"星屑の町"のロケ地だが、この近辺の見どころはここよりもその手前を曲がったところにある藤島のフジ。大きな藤棚で、花の見頃はだいたい5月。この時期には車でけっこう混雑するが、せいぜい岩手なりの混雑なのでそこまで心配しなくていい。その少し北には世界遺産を構成する御所野遺跡がある。たぶん皆が歴史で習ったのとは違う形の竪穴住居が屋外に展示してある他、奥の方には博物館もある。ここは是非ガイドツアーに参加して欲しい。春から秋なら土日祝およそ1時間毎に1度、無料で参加可能(それ以外の季節、時間帯は要予約+有料)。ここから一戸の市街地まではすぐそこ。そして市街地の北の端で国道4号は八戸自動車道と交差し、一戸ICがある。
旧浄法寺町へ一戸から行くにはさらに北の鳥越近辺から県道に入るのが一般道ルートだが、八戸自動車道経由で行くほうが絶対に楽である。ここには東北で最も古い寺である天台寺があり、浄法寺の観光資源の半分はここの住職だった瀬戸内寂聴絡みである。残りの半分が漆器・浄法寺塗で、これらの多くが天台寺に向かう道路沿いにある(瀬戸内寂聴絡みは少し離れたところの温浴施設と、浄法寺の役場の2階にもある)。
一戸から二戸市には2つのルートがあり、1つは素直に4号を北上する方法、もう1つは末の松山トンネルを通過する方法で、個人的には後者のルートが好きなのだが4号を北上したほうが格段にわかりやすい。このルートのせいで二戸は地の果てにありそうな印象を持つが、むしろこの近辺で最も大きいのが二戸市であり、平成の大合併の時には浄法寺を合併して二戸市として存続している。ただ、二戸駅で降りた人は二戸の何もなさに気がつくと思う。正直、二戸駅は二戸の市街地から2kmほど離れている。
二戸の観光地として最初にあがるのは馬仙峡である。市街地の南端にある夫婦岩を望む渓谷的な場所で、この夫婦岩のそばには二戸市を望む展望台があるが川沿いの公園から見たほうが断然いい。さらに言えばこの公園は桜の名所でもある。この公園のそば、と言いつつあんまり隣でないところに南部せんべいの小松製菓の工場があり、蕎麦屋とチョコレート工場、お土産店が併設されていて二戸の新たな観光地になっている。まあ個人的にはここのそばにあるドライブイン的な食堂、レストパーク馬渕川のほうが先に訪ねたほうがいい気もしているけれど。この南部せんべい店だけでなく二戸にはいくつか代表的な企業がまだまだ頑張っていて、それらはだいたい市内中心部にある。まずは南部美人。酒造会社で、コロナ渦の時には酒から消毒用アルコールを作って提供したことでも話題になった。ここは酒蔵見学に一味加えていて、要予約だが酒造りのコスプレ込みで記念写真のラベル込みのコースを提供している。もう1つはあべはん。たぶん聞いたことがないと思うが鶏肉の生産をグループで行っていて、やっぱり直営店が市内にある。もちろん鶏製品を買ってもいいのだが、ここで買うべきなのは実はお菓子チーズピッコロだ。二戸市民自慢の銘菓だったのだが今年始めに作っていた洋菓子店が閉業してなくなったのをこの会社が引き継いだのだ。
ソウルフード的なものはまだある。盛岡の福田パンと似た立ち位置のパンとして丹市パンというのが存在し、福田パンが盛岡の高校時代の思い出商品となっているようにこちらのパンは二戸の学生の思い出商品となっている。パンの風味は若干異なるが切り開いた間に種々のクリームを挟む形式で、個人的にはカレーが一番お勧めなのだがないときもしばしばある。たぶん一番の問題はここが学生の多く集う店ということで、駐車場が狭いので車で来るときは注意が必要。本当ならもっとソウルフードな店が二戸にはあった。どちらも"きんじ"という名前で、1つは市街地にあったラーメン店、もう1つは駅前にあった蕎麦屋だが、どちらも既に閉業している。ただ新しい店もしっかりあって、最近駅前から市街地に移転したフランス料理のボヌールとそれより前から市街地にあったイタリア料理のフルハウスはどちらもおすすめ。
市街地を北に外れてもう少し北に行くと金田一温泉がある。いくつもの宿があるなか最も有名なのは座敷わらしがいるという噂の緑風荘だと思う。以前は予約がないと泊まれなかった(そして予約が取れなかった)座敷わらしの間こと槐の間は、現在は共用スペースになっていて宿泊者は誰でも深夜に入ることが可能になっている。まあ、これは好きな人は、といった感じで。昼間だけだがここは日帰り入浴もやっている、というか金田一温泉は日帰り入浴受け付けている宿がけっこうある。
一戸ICから1つ先のICが九戸ICであり、九戸村の入口の1つである。ここの話は久慈への経路について書いた時に少しだけ書いた。葛巻町、(旧)山形村、軽米町に向かう結節点となる村である。ここの一番の見どころは、二戸の見どころとも言える折爪岳。車で頂上まで登ることが出来て、ここからの眺めが抜群。以前はここまで登ればAFNを聞くことも出来た。さらに7月にはヒメボタルの鑑賞会(要予約・有料)も開かれる。
九戸ICからさらに1つ先が軽米IC。軽米町の入口の1つである。ここの観光資源と言えば以前はフォリストパークという花畑だった(過去形で書いているが今でもしっかり営業している)。最近ここが注目されているのは、マンガハイキュー!!の背景にこの町の市街地の建物が多数採用されていることにある。このこともあって軽米町は軽米高校の文化祭の日(今年は10/18)に合わせて町民体育館を荷物置き場兼コスプレ着替え場所兼バレーボール体験場として解放するくらいのことになっている(なおシューズは持参・ただしバレー技術を磨く必要はないとのこと)。
結局は法律の不備なんだよな。なんで事務所扱いなの?って言う。
そこが最初から規制されてたら業者も揉めずに済んだし、住民も変なところで反対運動とかやらずに済んだし。
そうすると今度はビルの一室にある都市型データセンターと稼働すんのって話が出てくるけど、そこは条例で手当てする感じで。
レベルが全然違うけど、俺の地元で潰れそうなパチ屋に暴力団崩れが入って舟券売場ができそうになったことがあんのよ。
田舎の無人駅ではあるけど駅前であって、国道も通っていて、学生相手や公共用地で使うとしたら一等地。舟券売場も別に悪いわけじゃないんだけど(レジャー施設みたいな感じになるから)ちょうどその場所を使って消防署や防災備蓄基地など公共施設を移設してきて、道の駅の誘致に、老朽化したホールを新築移転しようと言う計画が水面下で進んでいて、そこに変なものができると困る。
焦ったのは市。
売りたいと言う話は全く合法で、妨げる法律もなくて介入もできなかった。そこで市は何をしたかというと、出入りの建築屋にパチ屋を買収させてパチ屋を救済した上で、後追いで地域計画を整備し法的根拠を与え、パチ屋はその用地になるからといって市が買収して建物を改修すると言う荒技をした。出入りの建築屋は数百万の差益がある取引だったけどその間の手続きとかでそれ単体では赤字。ただその後の建設や改修を請け負うと言うスキーム。
もちろん議会で追及されたけど、騒ぎすぎると色々やぶ蛇になることが分かって沈静化。今に至る。
その後、住民を集めて都市計画作りの手続きをはじめて、正式に建築物の制限ができる様に条例を作った。ただその手続き、2年ぐらいかかるからなかなかすぐにはいかない。制限すると、田舎では土地の価格は基本的に下がる方向にいくし。
だけど、そういう手続きをきちんとやっていくしかないんだよね。
一部で「データセンターは無害だ」っ騒いでいる人がいるけど、そう言う問題じゃないないんだわ。いくら無害でも大事な事に使おうとしている場所に変なものが出来たらみんな困るだろ。
まして、あの地区は他にも同じ業者がやってるデータセンターが既に立地していて、反対の理由に上がっている、環境の悪化、各種公害は実績ベースで実際怒っていることだろうから、外野が想像で無害無害といったところではじまらねーよ。
社内チャットもプレゼン資料も全部AIに書かせる。社員は誰も本人の声を聞いたことがない。
サーバー代で破産するまで負荷試験をかけ続けるサバイバル。最後に笑うのは請求書。
毎日誰かが辞める社風。社員は朝起きたらSlackで「本日の転職先」が通知される。#推しメンがいなくなるアイドルグループ形式
ローカル農家に最新IoT機器を無理やり導入。水位センサーがダウンした田んぼでハッカソン開催。
法務0人、経理0人、プロダクトも無いけどX(旧Twitter)だけは元気。
朝起きたらアイデア、昼にコーディング、夜にプロダクト公開。365日続けて「全て爆死」か「突然売却オファー」か。
半導体工場進出に伴い昨年ホーム拡張工事が行われた。幅2m、大人が両手を伸ばしてちょい、
狭い、危ない、通勤時間にはホームは人で溢れる、ホーム柵などない。てか無人駅だし。屋根は一部にしかなく4人ほど座れる待合室があるだけでホームにはベンチもない、空調などあるわけない、ラッシュですら20分に1本。満員電車。
そこからさらにバスで現場に向かう。バスも常に満員。乗り溢しが出ないギリギリのオペレーション。とはいえ都会の通勤に比べれば天国だが、その分運賃が高い。鉄道もバスも田舎は高いのだ。
さてこの菊陽町、半導体企業の進出、セミコンパークの成功で税収がエグい。2025年からは不交付団体になる、国からの予算補助が不要になった、日本の全ての自治体でこれを成してる地方自治体は4%しかない。
さて半導体工場の真横に畑があり、人参なんぞを作っている。日本の農家の平均経営面積は2haなのだが、2haで人参を作っても農業所得は300万円にしかならない。
人参畑の真向かいの半導体工場は年間推定で3000億円の売り上げ(生産)がある。ちなみに工場敷地は20ヘクタールである。そんな矛盾だらけでシュールな光景を眺めながらバスに揺られて出勤する。
さて半導体工場からの税収で潤った菊陽町は様々な住民サービスを拡充する。している。
車社会ゆえに地元住民はほぼ利用しない原水駅では半導体工場で働く俺たち奴隷が風雨に耐えながら20分に一本の電車を待ちながら、一方で車でしか利用できない場所にそれはそれは荘厳な体育館を建てた。
「菊陽町総合体育館」でググれ。できたばかりでピカピカの設備で、公共施設の分際で22時まで営業している。ライザップなんぞ霞むような最新のトレーニング機器がずらりと並び使い放題になってる。
町運営の銭湯が併設されており利用料450円なのだがスーパー銭湯レベルに立派、そして予算じゃぶじゃぶなのだろう清潔に維持されている、スタッフ大勢、どう考えても利用料で採算が取れる事業ではない。なおこちらも民間委託で22時まで開いている。
さて、農業統計を見ると日本の稲作農家は年間平均22日も働いているのだそうだ。人参農家は知らんが、人参畑の横を毎日通っているが百姓が労働している様子を見かけることはほぼないが。
ともかく365日の内22日も労働しているのだから大変な仕事である(嫌味)。
このように思う人がいるだろう。
なるほど
日本、12kg/ha
これあまり知られていないんですけどね。
先に答えておくと使い方や成分で一番ヌルいのも日本だったりする。
例えば欧米では農業認証(農家版ISO)を取得している農家、農作物でなければ市場に流通されない。
認証は厳しい、農薬の成分、希釈方法や散布方法、作業者まで全て記録されトレースできる書類を残さなきゃならない。ウソがバレたら認証取り消しとなり出荷できず詰む。
ちなみに日本の農作物は諸外国から見れば信頼性ゼロの得体の知れない毒物という扱いであり、例えばオリンピック協会は選手村で提供される食事に厳しいレギュレーションが設けられており、これを満たす食材を日本国内では調達できなかったため東京オリンピックの選手村食堂では日本の食材は使われていない。
というとこのような反論があるだろう。
ちなみに、わーくに最高の米と言えば魚沼産コシヒカリだが
意味わかんないよねw
だけどそれが現実。
こんな出鱈目な市場、流通で検査なんぞしても機能するわけがない。実際していない。
何十年も前から問題が指摘されているが関係省庁、農水省は動かず。農業票ってのは強いのです。
さてそんなファックな世の中だが、生きていくには働くしかねぇ、不満を垂れても世の中は変わらん、諦めて明日も頑張って働こう。選挙など無駄だ。
ちなみに俺の時給は6500円である。
と作文終わるかのように見せかけてもう少し、
先日テレビでボリビアの児童労働が放送されていた。死の山の鉱山でトロッコを押している13歳。
御涙頂戴の画面に流れた彼の日当は
「3000円」
俺は目をゴシゴシした、何度見直しても300円ではなく明瞭に三千円と表示されており、念入りにファクトチェックしてもその金額だった
週休2日の8時間労働なのだそうだ、その賃金で家族を養っているのだそうだ、映像では100円とやらのスープを食うてるシーンも流れてた。
あとその現場で40年働き続けてるおじいさんも出演していた。。。全然危険ちゃうやん
悪意はどこにもない。誰も「壊そう」とはしていない。でも、確実に壊れていく。
以下に、その無自覚な「善意と便利さ」によって増田が終わるシナリオを描きます。
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Aさんは、自分の家庭のしんどさや孤独について書きたいけど、うまく言葉が出ない。
そこで、「こういう気持ちを書きたいんです」とChatGPTに相談する。
返ってきた文は、自分の気持ちと驚くほど近かったので、少し手直しして増田に投稿した。
→ Aさんは「やっと書けた」と思う。
→ けれど、読んだ人は「この語り、前にも読んだ気がする」と思う。
Bさんは「増田って文章うまい人多いよね。でもあれ、たぶんAIでしょ」と言う。
別に貶す気はない。ただ、**「手段」としてAIが日常化している**だけ。
誰も「ズル」とは言っていないし、誰も責めていない。
→増田は「自分の手で書く」ことが前提だったはずなのに、\*\*道具の“空気化”\*\*によって、その前提が崩れる。
Dさんは、AIに「思春期の孤独について短く印象的な文章を書いて」と頼み、それをnoteやXに流している。
バズったものの中には、**まとめサイトが増田風に編集して転載**するものもある。
→本家の増田読者は「なんか最近、ぜんぶ似てるな」と感じ始める。
Cさんは、頭の中にあるどうしようもない感情を書こうとしたけど、
「どうせAIでも書けそうな話だな」「こんな話、もう誰かが投稿してるだろうな」と思ってしまう。
→ 書かない。言葉にならない。
Eさんは、小説の練習にAIを使いながらも、無意識に増田っぽい語りを構築していく。
「こういう構成で、こういう感情の起伏があれば、だいたいウケる」とAIが提案した語りが、実際に評価される。
→読み手はもう、「誰が書いたか」ではなく、「どれだけ整っているか」「どれだけ刺さるか」で読んでいる。
→書き手は「どうせみんなAIだと思うでしょ?」と心の中でつぶやくようになる。
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それでも、語りは**静かに均質化し、信頼は薄れ、「これは誰かの本当の気持ちだ」と思える文が消えていく**。
増田の文化は、**悪意ではなく“自明な便利さ”によって終わる**。
まあ3割くらい当たってるけど7割間違ってると思う
東京と田舎はよく鉄道と自動車で比較されるけど、そもそも東京が異常な発達をしているだけなんだよ
水道や電気のように全ての町に鉄道と駅が備わっていて便利に稼働しているべき、という東京の認識って本当は現代の日本では異端
他は1990年代のモータリゼーション普及に伴い、完全に自動車社会になっている
逆に東京が発展していることを理由にそれをならって街づくりをしようとしても全部失敗する
でもみんな東京が素晴らしい、東京に倣えっていうからその思想は東京人に本当に根強く張ってる
だから駅前が閑散としていることが東京の人には許しがたいことで、ロードサイド店舗を見下すし、都市と都市の間に田んぼが広がっていることを嘲笑する傾向がある
駅間を歩いても問題ないのって縦横のみならず立体的に鉄道網が敷設された東京や大阪みたいな大都市圏だけだからね
そこまでネットワークが構築されていればいいんだが、たかが線路と駅だけでは線形のルートしか作れないから沿線以外は何の関係もない
今はどこも便利な道路網を求めているので、高規格なバイパスとか広域農道いっぱいつくってるしさ
鉄道が本当に必要なのは学生だからそこだけは東京に倣っていいとは思うけどね
駅前がさびれていようが無人駅があろうが廃線になろうが、その土地にとってはいらかなったということだと思うよ
まあ事情はそれぞれだけど、なんか駅がないと都市が死んでるみたいなこと言われてもね
最近土浦に鉄道延伸計画がでているけど、たぶんその前に土浦は終わる気がする
しらんけど
一つだけ言えるのは、郊外や田舎という分野においては東京にいる人が何を言っても考えても全部的外れだということ
加えて、最も悪いのは少子高齢化だということ
いやぁ、世界の中で日本が物量で負けへんもん…正直、パッと考えても 「圧倒的な数で勝ってるもの」 ってあんま思い浮かばんよな。
でも、探せばあるで。
1.自動販売機の数
日本のどこ行っても自販機あるやろ?駅前、オフィス街、田舎の山奥、果ては無人駅にも置いてある。
・「自分から話しかけるの怖い…」→ でも自販機なら誰とも話さず買える!
・「コンビニの店員と目を合わせたくない…」→ でも自販機なら無人でいける!
結局、自販機の多さって「人と関わらずに物を手に入れる文化」の象徴で、日本の「人と関わりたくない社会」の産物なんちゃうか?
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2.コンビニの数
アメリカにもコンビニはあるけど、日本みたいに 何でもできるハイテクコンビニ じゃない。
日本のコンビニはATM・チケット発券・宅配・コピー機・ネット通販受け取り までできる、もはや生活インフラや。
→ せやけど、これも弱者男性と一緒 やねん。
・「ちゃんとしたレストラン行くの気が引ける…」→ でもコンビニなら一人でも堂々と飯が買える!
・「スーパーの店員とレジでやりとりしたくない…」→セルフレジあるコンビニなら余裕!
結局、コンビニの充実って「人と関わらなくても生活できる環境」を作った結果やんか。
要するに 「社会全体が弱者男性の思考に適応した結果」 やとも言える。
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毎年のアニメ制作本数、発行される漫画の数、ジャンルの多様さ、どれをとっても他の国に負けてへん。
→ でもこれも弱者男性の現実逃避の受け皿 になっとるんちゃうか?
結果、アニメ・漫画の市場が異様にデカくなって、物量で世界一になったってわけや。
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「人と関わらなくても生きていける環境」 を支えるインフラが多いんよな。
・コンビニ → なんでも一人で済む
これもう、日本全体が「弱者男性に優しい国」になっとる証拠 やん。
せやのに、社会は「コミュ力大事!」とか「人間関係が重要!」とか言うて、現実とのギャップに苦しむ人間が増える。
つまり、日本は弱者男性にとって天国みたいな環境を整えてるのに、社会がそれを認めへん という矛盾した国なんかもしれんな…。
幼少のころ、ふだんの生活は豪雪地帯かつ小学校でも分校があるような山奥で、年に数回だけ住居の前を路面電車が通るような都会で暮らしていた
村だと目の前の川に保護してなくても蛍が飛び、ローカル線の無人駅の夜間照明には豪雪のようにカゲロウが降り積もり、田植えから稲刈りの間には夜に寝苦しくて窓を開ければ蚊だけでなく稲の葉に居る害虫が枕元まで飛び込んで来て、秋に布団や洗濯物を干せばカメムシのオマケが付属してくるような田舎、雨が降れば樹木や草木の生い茂る葉っぱだけでなく山や野の土の匂いまで漂って来てた
それが街暮らしだと虫がまずほとんど居ないし入り込んでも来ない、微かに日陰の鉄筋コンクリートのような湿った冷たさの香りと側溝のドブのような臭いと下水やそれを消毒する薬品の臭気
…それから数十年たって、今ではそんな生まれ故郷から数百キロ離れた町で半生をとっくに越えてしまったけど、いま住んでいるここもだいぶそんな街の臭いに近づいてきた気がする、なにより虫が夜にほとんど飛ばなくなった…
ド派手な看板だらけの"街並"とか言ってる時点で恋山形駅の立地を理解してねんだワ
そもそも誰も乗り降りしねえし通過時には地元民もほとんど乗っていないスカスカの無人駅なんで
急峻な山間地で開発の見込みもないんだワ
https://x.com/Yakamashiwa/status/1837679208489013407
色のセンスがあれなのはそれはそうですが、10年も経っちゃうと「ああ、あの町おこししてる駅ね」くらいの感じで、「あの駅はそういうもの」という認識になっちゃっています
鳥取県のいわゆる「秘境駅」みたいなものなので(Wikipediaによると一日の利用者数は2人ほどらしいです)、東京にお住まいのみなさんが通勤で使うことはないから安心してください
地元民の移動手段は「車に乗る」以外にないと言ってもよく、近くに高校や大学もないので学生が通学に利用することもないので、もしあなたが近くに住んでいても乗り降りすることはないと思います
隣の駅も隣の駅もその隣の駅も、鳥取県内の駅はほとんど似たようなつくりの無人駅ばかりなので、そのうちのひとつがピンク色に塗られていても鳥取から「田舎らしさ」が失われることはありません
写真の女の子のキャラクターは「アニメコラボ」ではなく、「鉄道むすめ」という鉄道のPRキャラだそうです
仮にアニメ作品だったとしても、鳥取県は鬼太郎、コナン、Free!、ひなビタ、孤独のグルメなどアニメ・漫画作品にはずいぶん助けてもらっているので、誰も使わない駅のはしっこに二次元キャラクターのイラストがあっても気にする人は少ないと思います