
はてなキーワード:源氏名とは
2年前に、別れた彼女が、夜職で働いてるらしい。
教えてくれたのは共通の友人だった。
心配そうな顔で、でも少し興味深そうな表情も混じえて話してくれた。
でも詳しく聞いてみると、どうやら本当らしい。
歌舞伎町のキャバクラで働いてる。源氏名は知らないが、確実に彼女だったと友人は言った。
頭が真っ白になった。
付き合ってたのは2年間。大学の同級生で、真面目で控えめな子だった。
将来は保育士になりたいと言ってて、子供が好きで、いつも笑顔で。
お互い疲れてて、感情的になって、気づいたら修復不可能になってた。
でも憎み合って別れたわけじゃない。
少なくとも俺はそう思ってた。
保育士の資格は取ったが、なかなかまともな就職先が見つからない。
実家は裕福じゃないから、奨学金の返済もある。一人暮らしの生活費もかかる。
だんだんお金に困るようになって、最初はコンビニでバイトしてた。
でも時給が安くて生活できない。
そのうち居酒屋に変えて、最終的にキャバクラに行き着いたらしい。
話を聞いてるうちに、胸が苦しくなった。
でも俺は真剣に聞いてなかった。なんとかなるよって軽く流してた。
もっと支えてあげればよかった。
俺と別れなければ、こんなことにならなかったかもしれない。
でも一方で、複雑な感情もある。
正直に言うと、嫉妬してる。
お酒を注いだり、隣に座ったり、場合によってはもっと親密な関係になったり。
そんなことを考えてる自分が嫌になる。
彼女は生活のために働いてるだけなのに、なんで俺が嫉妬なんかしてるんだ。
夜職が悪いとは思わない。
でも美咲らしくないとも思う。昔の彼女なら、絶対に選ばない道だった。
どれだけ追い詰められてたんだろう。
友人に、連絡取ってみたらどうかって言われた。でも躊躇してる。
なんて声をかければいいのか分からない。
心配してるとか、困ったことがあったら連絡してとか、そんな偽善的なことは言いたくない。
かといって、復縁を迫るつもりもない。今の状況で、そんな身勝手なことは言えない。
仕方なく働いてるのか、それとも意外と向いてて楽しくやってるのか。
客として通ってくる男性の中に、本気になってる人がいるかもしれない。
そう考えると、また胸が苦しくなる。
友人は、美咲が前より痩せたって言ってた。
化粧も濃くなって、昔とは雰囲気が変わったって。
でも笑顔は相変わらず綺麗だったらしい。
客に愛想よく話しかけてる姿を見て、あの頃と変わらない美咲だと思ったって。
それを聞いて、少しだけ安心した。
でも同時に、切なくもなった。
美咲は今でも頑張ってるんだ。
どんな状況でも、明るく振る舞って、人を笑顔にしようとしてる。
お前らなら、どうする。
別れた恋人が、予想もしなかった道を歩んでることを知ったとき、どう対処する。
連絡を取るべきか、そっとしておくべきか。
心配してることを伝えるべきか、余計なお世話だと思って黙ってるべきか。
もしくは、こんなことで悩んでる俺が間違ってるのか。
でも割り切れない。美咲のことを思うと、今でも胸が痛む。
幸せになってほしいと思う。でも俺がそれを願う資格があるのかも分からない。
答えが出ない。
ただ一つ確実に言えるのは、美咲にはもっと良い道があったはずだということ。
そして、それを阻んだ要因の一つに、俺がいるかもしれないということ。
今更後悔しても遅いけど、やっぱり後悔してる。
美咲、元気でやってるといいな。
でもできることなら、もう一度話がしたい。
https://note.com/13weekslaterep/n/n72ae8c35be59
めりぴょん/山野萌絵
はてなブックマーク、たくさんのコメントありがとうございます。あまりにも「資金源は?」と聞かれまくるので、当時のことを振り返ってみよう。
オタクを始めた頃の16歳にやっていたのはコンビニ派遣とコンカフェのバイト……だったが、店長の経営が適当すぎて給料未払いが続出し、呆れて退職。ちなみに、エキストラに行く謎のコネを作ったのはこのコンカフェである。
当時はJKビジネス全盛期。まだ法整備が追いついておらず、女子高生でも18歳になっていたらリフレで働けたのだ。
というわけで割とお世話になったのが大久保の雑居ビルにある「C」。親が元々デザイン系で働いていたので、パソコンでソフトを悪用し架空の通信制高校の学生証を作って18歳として働いていた。有印私文書偽造の公訴時効は5年なのでもう良いであろう。
掛け持ちで鍋屋のホールのバイトもしていた。今でも鍋につみれを入れるのは得意だ。一度鍋のつゆにスプーンをくぐらせてからつみれを丸めて入れるのがコツである。何の役にも立っていないが。
年末年始は郵便局の年賀状ハガキ仕分けのバイトもした。早朝シフトだったので、朝から年賀状のハガキを仕分けて昼過ぎからリフレに、なんて日もあった。
「C」で出会ったのが若手俳優界隈ではもはや半ば都市伝説と化している、テニミュ俳優・Z(後に彼女とお風呂に入っているツーショットが流出し、地獄のバスツアーを開催したことで有名)のオタクのHちゃん。有名人である。
Hちゃんがある日体入で連れてきたのがこれも古のテニミュを知る人には有名人であろう、2nd四天宝寺・AのオタクだったKちゃんとSのオタクだったSちゃん。二人は「若手俳優と繋がってそれをフライデーに売った」という伝説を持つらしく、俳優のオタクであることを告げると「すぐ繋がれるよ!出待ちとかしないの!?」と言われ、黒糧(若手俳優オタクがオタクの悪口を書き合うパスつき掲示板)のURLとパスまで教えてもらった。古のテニモンを知る人には「黒糧を教えてもらったのがKちゃん」と言うと大ウケする。鉄板トークだ。
しかし規制が厳しくなり、18歳でも高校に在学しているとリフレで働けなくなったため、「C」は閉店。当時はリフレにも「オーバー店」と「アンダー店」というものがあり、オーバー店は18歳以上を雇用。アンダー店は摘発覚悟で18歳未満を雇用していた。
「C」が閉店したので、なぜかまだ18歳を雇っていた池袋東口の「E」というJKメンエス(?)で働きながら試行錯誤。一時期高田馬場に事務所があったライブチャットをやってみたりもした。「E」はなぜか内勤がキングレコードやavexに所属していたことのある現役V系バンドマンだった。ちなみにベース。噂を聞きつけたバンギャがやたらと多かったが、「薄桜鬼」藤堂平助の夢女をしているMちゃんとは仲が良かった。「はなの舞のコラボのせいで味噌汁7杯飲んだ」などのオタク面白話をしていた。Mちゃんはイオンモールで開かれた横浜くんの電動自転車試乗イベントの整番引きにまで来てくれた。10年経っても感謝している。まだ平助くんのこと好きですか?
しばらくののち、池袋西口にあったアンダーお散歩店「G」に飛び込むことになる。結局1年以上お世話になった。のちに店長が店の女の子に手を出して未成年淫行で逮捕され、全国報道されてテレビの潜入特集までされることになった店だ。ちなみに私は店長に「もっと稼ぎたいなら俺が相手してあげようか?」といきなり初日に言われたが、「身体の関係を持った人と一緒に仕事するのは気まずいので……」と断って難を逃れている。
「C」にいたHちゃんとはGロッソ5期公演中に水道橋駅の改札前で再会。ヒーローショーは最初の回が朝9時半開演なのだが、TDCでテニミュが開かれており、改札が入り待ちだらけだった。超有名人のHちゃんと話しているだけでオタクからの視線が痛かったのは言うまでもない。Hちゃんは私が誰推しなのかに興味がなかったらしく、「志尊だっけ?」とか聞いてきた。Hちゃんは今でも友達である。たまに飲む。
「G」では源氏名をどうしようか悩み、当時普通にちょっとハマっていた「獣電戦隊キョウリュウジャー」立風館ソウジ(特撮の中で三番目に好きなキャラ。ちなみに二番目は「仮面ライダージオウ」ウールくんである)から取って「ふうか」とした。はるか後にジャニーズJr.に出戻り、刀ミュにハマって前列ガッツになって以降、由来も忘れて定番源氏名になるのだがそんなことはまあいい。
「G」は摘発を避けるために「出会いを求める女子と男性を繋ぐフリースペース」……という建前で経営されており、店長・Rさんは「店長と呼ぶな。Rさんと呼べ」と命令してきたのでみんなそう呼んでいた。「お散歩」に行くとコースバックで1000円支給されるのだが、それも一度「謝礼」としてクオカードを渡され、店長が「俺が変えてあげようか?」と"善意"で現金にしてくれる。パチンコ方式である。どうやって稼ぐかというともちろん裏オプなのだが……まあご想像にお任せする。ちなみに当時掲示板では「ふうかは金さえ払えばなんでもしてくれる」と書かれていた。
働いている女の子たちはホス狂い7:ジャニオタ2:バンギャ1くらいの割合であり、俳優オタクなど私1人しかいなかった。そのため「G」の店内で一番有名な俳優は横浜流星だったと思われる。不名誉。
ホス狂いたちとも普通に仲が良かった。年齢確認のゆるいホストクラブだけに行っていたらしいのだが、何気なく私が有印私文書偽造できる話をしたところ、全員むちゃくちゃ食いついてきた。……いくらで売ったかは伏せるが、架空の大学の学生証が飛ぶように売れたのは言うまでもない。「○○っていう有名店にすんなり入れた!ふうかちゃんすごい!」と大感謝されたが、そんなことに使う発想がなかったので「よ、よかったね……」としか言えなかった。
ホス狂いには「毒親」系の子もいたが、1人とんでもないお嬢様がいた。超有名大学の附属校に通っていて、家にエレベーターまであったが、なぜか道を踏み外してホス狂いになっていた。名前はKちゃん。「担当とケンカした」とかいう理由でドリエルをODしてぶっ倒れていたので、水を飲ませ看病したこともある。今は何してるのだろうか。
ホス狂い・Yちゃんは「売り掛けに間に合わない」という理由で店長からお金まで借りていた。ちなみに、利息はトイチであった。
ホス狂い美少女・Mちゃんにある日、「Twitterになぜかログインできないんだけどなんでだかわかる?」と聞かれたので、とりあえずブラウザのCookieを消してみたら普通に直った。「携帯ショップの店員さんみたい!」と感謝されたがCookie消しただけなのに……と思った。Mちゃんとは数年後に歌舞伎町某所でばったり再会。世間の狭さを感じた。
職質対策も抜かりなくしていた。客と歩いている時に万が一職質されてもいいように池袋西口のホテヘルを調べ、顔出ししていない適当な自分にスリーサイズの近い風俗嬢をブクマしておき、職質されても「店に預ける決まりなので財布持ってません」と言うと決めていた。このライフハックは割とみんな共有していた。私は職質されることは無かったが。
自分で言うのもなんだが店長には気に入られていた。真面目だったからだ。ホス狂いたちはもはや家出生活を送っており、毎晩ホスト遊びに繰り出しては集団でラブホに雑魚寝して泊まり、遅刻や当欠が多かった。「お前らはいい加減すぎる。ふうかを見習え!」と店長が怒っていたのだが、たまたま好きになったのがホストではなく若手俳優だっただけなので苦笑することしかできなかった。
ホス狂いたちは、不思議と私をホストに誘ってくることはなかった。まあ横浜くんのことが好きすぎて傍目から見てもメロメロだったのもあると思うし、毎日律儀に家に帰っていたのもあるが。
ゴキブリが出て待機室がパニックになり、私が冷静に丸めた雑誌で叩き殺したら店長が3000円くれたこともある。後に店長は店の女の子に手を出して捕まるのだが、「口」でさせて5000円しか払ってなかった。ゴキブリ殺しただけで3000円もくれるのにそれしか払わないんだ……と微妙な気持ちになった。
店長はしばしば池袋西口の「楽園」で営業中にパチンコしており、「真面目だから」という理由で予約と予約の合間になぜか電話番までさせられていた。もはや店長が事務所を開けない日すらあったので、そんな時は池袋西口のガストでドリンクバーを頼んで溜まっていた。
客だと思ったら潜入してきた朝日新聞の記者だったという事件も起きた。「搾取されてるわけではなく自分の意思でちゃんとやってる」みたいなことを長々話した気がするがよく覚えてない。
夏休みには事務所の電気を消して、店長が出前を取ってくれてみんなで「ほん怖」だか「世にも奇妙な物語」だかを見た記憶もある。どっちかは忘れた。普通に楽しかった。青春である。
私が横浜流星のオタクであることは知れ渡っていたため、遭遇して喋れたりイベントで喋れたりすると店長も含めてなぜかみんな喜んでくれた。店長逮捕後、久々にLINEが来たと思ったら「最近何してるの? 流星?」と送られてきて脱力した。
JKビジネス業界はドライなので、高校卒業する頃になると一気に予約が入らなくなる。潮時かな……と思い辞めた。その後「G」は摘発されたので一応難は逃れている。
なんやかんやでキャバ嬢に転身してみるも、自分で言うのもなんだがあんまり向いていなかった。この頃の記憶は実はあまり無い。楽しくなかったのだろう。
キャバクラを辞めた後は適当にパパ活していた。適当なパパ活でもまあまあ稼げていたのでコロナ前の夜職業界は景気が良かったのだ。2017年中盤くらいからは一応メイドカフェでも働いている。
かの有名な「制服オーディション」には一時期いたことがあるものの、本格的な風俗に足を踏み入れるのは実は横浜くんを降りた後である。……というわけで、なんだか尻すぼみな記事になってしまった。
ちなみに高校は3年の途中で出席日数不足がたたり中退。(JKお散歩に入り浸っていたためである)しかしその後通信制高校に編入しちゃんと卒業はしている。そのため一応高卒だ。
こんな感じである。みなさんの謎が解ければ幸いだ。
お前は元カノが夜の歌舞伎町でキラキラしてることに絶望している。なんと愚かなことだろう。
「俺の彼女だけは、そんな世界とは無縁の清純派だ」って勝手に思い込んでいたあの慢心。
キャバ嬢とか漫画やドラマの中だけの存在だと、脳内で勝手にジャンル分けしていたあの頃の自分!
友人の「お前の元カノ、歌舞伎町で見かけた」という一言で、頭真っ白。
まさかとか思いつつ、詳しく聞くとやっぱり彼女。シンジラレナイ。モエ〜。
思い出してほしい、彼女の素朴な笑顔、実家の質素な食卓、奨学金返済の愚痴。
お前のせいじゃない—と建前では言いつつ、
胸がキューン、胃がモニョモニョ。まさに「メンヘラは夜に生まれる」の具現化。
でもな、ここで「俺がもっと話を聞いてやれば」「経済力があれば」「別れなければ」などと回想シーン増殖させるの、思春期漫画の主人公かよ。
「彼女が知らない男に夜な夜なお酒を注いでいるだと?」「笑顔ふりまいて癒しの女王でいるだと?」「お前、笑顔のバッテリー残量は?」
「男の未練はゴキブリ並みにしぶとい」説を自分の体で証明してしまう。
「夜の世界でも頑張っててすごいな!」
「健気に生きてて偉いけど、正直、絶対そっちの才能じゃない」
—ぜんぶ、素直じゃないエモ。
本当はただ、
そっと見守ってたいのか、ダッシュで駆け寄りたいのか、復縁チャレンジしたいのか、自分の中でも答えが出ていない。
心配して連絡取りたい?でも迷惑かも?それとも友人として声をかけるべき?
全部正解で全部間違いな気がする。
でもどうしても気になる、元カノの今日の売上ノルマと笑顔の裏側。
正直に言おう。「俺がもうちょっと器デカけりゃこんな独白してねーんだよ!」
だけどアレコレ悩むのが恋ってヤツだ。考えても答えが見えないのが元カノという宇宙。
結論は出ない、いや、出せない。ただ一つ言えるのは——
どんな世界で働いていても、
昔の笑顔でいてくれたら、
この場を借りて伝えたかった。
ってことだろ?多分。
いきなり、連絡を取ること会うこと全てを終わらせたいと一方的に連絡をした。その決断に至るまでたくさん悩んだ。
誰にも言えないことなので、気持ちの整理をつけるためにも、ここに彼との出会いから終わりまでを長々と書いていく。
長すぎて読むの時間かかると思うので盆休み中の暇な人だけ読んでね。
それはまだコロナ禍になる前の2019年の秋のことだった。当時の私は昼職と夜職の掛け持ちをして働いていた。
夜職での源氏名は「ますちゃん」ということにしておこう。「ますちゃん」として働く飲み屋に彼が職場の人たちと来店したのである。
彼はいかにも先輩に連れられてきたという感じで、最初はフリーでついたものの途中で場内を貰い、そのまま先輩方と同じく延長してもらった。
店内での彼はますちゃんを気に入った様子でいた。スキンシップが多め露出が多めの飲み屋(察してくれ)であるため、私は彼にボディタッチ多めに愛想を振りまいた。それが仕事なのでね。
いわゆるクソ客でもなく、その時は普通に「接客する上で気分の悪くならない良客の部類だが団体客の枝なので次に繋がらんだろうな」という感じだった。(夜職経験者なら分かってくれるだろう)
彼はやや人見知りでおとなしめであったが、接客している時間で彼といろいろな話をして、ますちゃんはとても楽しかった。
そして彼の顔や雰囲気が私のドストライクだった。そんな人がますちゃんのことを気に入ってくれているのである。
ますちゃんはますちゃんという作られたキャラであって、「私」ではないのだが、私は少し嬉しかった。
来店の後からしばらくLINEのやり取りをしていた。最初は普通にますちゃんと客のやり取りであった。
当時は仕事に対するモチベーションもあったため、嬢のますちゃんとして次回の来店へ繋げるようにメッセージ内容も考えつつ、他愛もない会話をした。
彼はますちゃんに対してゾッコンのようで、毎日連絡がきた。最初の来店から1週間後、彼からLINEで「今日休みなの?さっきものすごく会いたくなってお店行ったらますちゃん休みだって言われた(泣の絵文字)」ときた。
急にますちゃんに会いたくなって一人で仕事終わりに店に行ったらしい。いや、ますちゃんレギュラーじゃないので休みの日もあるんですけど、、
なぜ行く前に「今日今からお店行っていい?」とか「今からお店行くね」とか一言連絡くれないのか。
そして、早いうちに「よければお店ない日にお出かけしませんか?」と店外誘う連絡がきた。正直とても残念だった。せっかくいい客だったのに、結局お前も店外要求するクソかよと落胆した。
やんわりと昼職もあるからと断りつつ、LINEを続ける。次第にますちゃんではなく一人の女として彼とやり取りをするのが楽しくなってきた。
「本当の名前を教えてほしい。ますちゃんじゃなくて本当のあなたのことをもっと知りたい。」と真剣なメッセージがきた。
客からそういう連絡きたり直接聞かれたりしたら、普通であれば「○○さんのこと信用してるから絶対内緒だよ」とか言って嘘の本名を教えるのが通例だが、もうその頃の私はますちゃんではなく一人の女としての気持ちでやり取りをしていたため、正直に本名(名前のみ)を教えた。
しかし依然として彼は「店にも行くから!ますちゃんのこと卒業できるように支えるから!」とか「欲しいものとか買ってあげたい!」とか言いつつも時折店外要求を続ける。
私ももういいかと思い、店外要求をOKした。最初(で最後)の来店から約1ヶ月後のことである。
私にゾッコン中の彼は「平日でも休み取れるから!」と言い、私も平日の方が昼職の都合がつきやすかったので、忘れもしない11月11日に会うことにした。
彼に車で迎えに来てもらって、遠方のショッピングセンターへ出かけた。
道中からスキンシップ多めだった。出会った店が店だし仕方ないと思ったが、内心ドキドキしていた。まだ少しますちゃんでいたい気持ちと一人の女の子でいたい私の気持ちが葛藤している。
ショッピングセンターではVRで遊んだり、タピオカ飲んだり、ウィンドウショッピングをしたりして過ごした。たまに手を繋いでとてもドキドキした。
そう、当時プライベートでまだ誰ともお付き合いをしたことがなかったのだ。だから、大人になって仕事外で男性と手を繋いだのはその日が初めてだった。仕事ではそれ以上のこともしてるのに。
夕方になり駐車場へ戻り、人気のない駐車場の車内でスキンシップを取るなどして「次どうしようか、どこ行こうか」など決まらない相談を続けていたが、彼はその後のことを考えているようだった。とりあえず私の家の方向に向かって出発した。2時間近くかかるので日も暮れて暗くなってきた。車内でのスキンシップも盛り上がってきた。
しかし、私はその先の事に対して心の準備はしているものの、この帰るか抱かれるかの瀬戸際で駆け引きをしているような時間が新鮮でドキドキしてとても良かった。
途中で夜ご飯どうしようとなったが、緊張でお腹が空かなかったので、食べなかった。
そして、私の家の近くまで来たところ、「もう家に着くよ。まだ帰したくないな。」とベタなことを言われてとても気持ちが昂った。そこから、どうやってホテルに行ったか覚えていないが、その日は綺麗な満月だった。
彼が信号待ちの時に「綺麗だね」と満月を見ていたその横顔は今でも忘れられない。なんか文学チックになってしまって恥ずかしい。
ホテルでは、最初ソファに二人で座っていたが、途中で彼がベッドを指差して「あっち行こう」と言い、言われるがままに移動した。ベッドを指差した彼の手が少し震えていたことも鮮明に覚えている。
全てが私の初めてだった。正直飲み屋ではない夜職(察してくれPart.2)も経験あるので行為自体はしたことあるのだが、それはますちゃんであって、私ではない。
当時24歳。実質処女だった。
流れのままにしてしまったが、終わって後悔した。この日から地獄の5年半が始まった。ますちゃんから私になってしまったのだ。
一般論として「女は抱かれたら好きになる」、「男は抱くのがゴール」なんて言うけど、本当にその通りだなと痛感した。
私は彼に対して好き好きビームを送っていた。それに対して、彼からは前のような情熱を感じなくなった。
11月11日以降LINEのやり取りの9割が下ネタになった。ホテルでどういう事がしたいかそういう話ばかりになった。私も好き好きビームを出してるあまり、彼に合わせて気に入られるような下ネタをたくさん言った。そういうことになっちゃったのは私も悪い。
翌月の12月末に2回目会う事になった。既にこの時点で完全に都合のいい女に成り下がっていた。
夜に彼の最寄駅まで私が電車で行き、最寄駅まで彼が車で来て、そのままホテルに向かった。
そしてホテルで事が済んだらそのまま車で彼の最寄駅まで送ってもらい、私はそこから電車で帰宅。
これがいけなかった。というか前回ホテル行った時点で都合いい女の始まりではあるんだけど、これを許しちゃったことで彼の私への扱いがさらに雑になっていった。私はピルを服用するようになった。
年明けても相変わらず下ネタばかり。写真要求もされて送ったりもした。
それでも彼の気持ちに応えたかった。彼の甘ったるい声を聞けるだけで嬉しかった。
現時点(最後に会って3週間経った)ではまだ声を覚えているけど、いつか声を忘れてしまうのかな。寂しいな。
ところが2月に入り、段々と彼が冷たくなってきた。私が好き好きビームを出しすぎたか。
私は彼と出会った夜職の飲み屋を辞めて昼職に専念しようか悩んでいた。普通に閑散期で稼げないのと一番の太客で良客だったおじがガチ恋化して過剰要求するようになってきてかわしながら接客するのがしんどくなってきた。あと、普通に彼のことが好きで、好きな人いるのに夜職を続けられるメンタルじゃなかった。(今までは好きな人もいなくて処女ゆえに割り切って仕事できてたけど)
彼に辞めることを後押ししてほしかったし、悩みも聞いてほしかった。相談したけど、期待したような答えは返ってこなかった。
彼に会いたいと何度か連絡して会う約束を取りつけようとしたが、「仕事が何時に終わるか分からない」などと言われなかなか会えずにいた。
私の会いたいに対して「会って何がしたかったの?」なんて言われたが、会いたいだけじゃダメなのか。一緒にいたいだけなのに理由が必要なのか。
そうこうしていると、LINE未読スルーされるようになってしまった。
追いLINEもしたし、ブロックされてるか確認するために彼の好きなアイドルのスタンプをギフト送ったりした。
スタンプギフトした時はさすがに返事きた。1ヶ月ほど無視された。もう嫌われて終わりだと思った。
「既読スルーでいいから未読スルーだけはしないで」「終わりにする時はフェードアウトしないでちゃんと伝えて」と伝えた。
「仕事が忙しくて会う暇ないけど、LINEしてると会いたくなっちゃうから」という言い訳が返ってきた。意味が分からない。さすがに恋愛初心者の私でもそれはただの苦し紛れの言い訳でしかないこともわかる。
そんなこんなでコロナ禍。店にも客がなかなか入らなくなり、レギュラー出勤じゃない私は出勤調整されて出勤ができなくなって、最終的にクビになった。その後数ヶ月経って系列店なら働けるという事で系列店に移籍したけど。(系列店移籍したけどコロナ禍もあって指名客3人しか残んなくて、昼職に専念したい時期でもあったので結局移籍後3ヶ月で辞めた。例のガチ恋化太客はコロナ禍を理由に向こうから切れた。)
彼ともコロナを理由に会えない。「コロナ怖いね、落ち着いたら会おうね!」なんて言うけど、なかなか会えない。
いつだったか覚えていない(それより以前のことは日付まで覚えているのに)が、感染者数が少し落ち着いてきた頃に一度会った。その時も同じように彼の仕事終わりに合わせて彼の最寄駅まで電車で向かい駅で合流してホテル直行し帰りはまた電車で帰った。
とても虚しかった。
私は次第に彼に自ら連絡を取って断られることが怖くなり、彼からの連絡を待つだけになった。
その後も、なかなか会えない日々。コロナ禍で会った日よりも感染者少ないはずなのに会えない。
そして2021年の夏、久しぶりにまた会う約束をした。同じく彼の最寄集合解散の流れになりそうであったが、私は楽しみだった。しかし、私はその日の朝体調を悪くして病院に行ったらコロナ陽性になった。正直に「コロナになった」と伝えるのが怖く、「濃厚接触者になった」と嘘をついて会うのをキャンセルした。私がこの5年半で唯一キャンセルした日である。
コロナ禍が始まって2022年夏までの間、彼に何度会ったか覚えていないが、片手で数えられるくらいであった。
もう完全にセフレだなという自覚はあったが、彼から言われた「平日休み取れるから!」や最初の頃の私(ますちゃん)への情熱を忘れられずに、いつかは関係がよくなると思っていた。
生理中に一度会えたが、夜に彼の最寄まで行ってそこから彼の車でドライブしながら私の家の方向へ。約1時間くらい会話をしてとても幸せだった。しかし、私の家付近で山の方に向かった。
山奥に連れて行かれ、小さい神社?みたいななんか祀られてるところの横の公園みたいな広場のところに駐車して、車内で口で奉仕させられた。罰当たりそうじゃんなんて思ったり。
ことが済めばすぐに私の家に直行して下ろされた。私は何者なのか?とても辛い出来事となった。
また、別日には彼が会いたいと言うので、今は生理だと言えば「やっぱりやめとこう」と言われたり。
相変わらずLINEでは「ヤリたい」だの「あれしたいこれしたい」だのそういった下ネタばかりだった。
そして、2022年夏、整形をした。整形した理由に彼のことは直接関係ないが少なからず「可愛くなったら変わるかも」と思っていたところはある。埋没やリフトアップにヒアルロン酸といったプチ整形ではあるが、可愛くなったことに気づいてくれるかな?と思った。
8月の終わりのある日、また久しぶりに彼に会うこととなった。
しかし、「早く会いたい!かわいい自分を見てほしい、気づいてほしい!」と思う反面、とても彼に会うことが億劫でしんどくなっていた。
LINEでは下着フェチの彼から持ってる下着を持ってきてと頼まれていたのだ。原因はそれだけでなく、今までの雑な扱いが積み重なってしんどくなっていたのはわかっていた。
私の返信にテンションがないことを察したのか、「会うのいや?」「○○が遠くにいきそうでこわい」とか言ってくる。以前会った時も帰りの車内でも私に同じこと言っていたのに、具体的に何かを直そうとしたり解決しようとしたりはしないんだね。
正直にちょっとしんどいと話をしたが、結局会うことになり彼の最寄駅まで向かった。
いつも通りホテルへ直行するも、ホテルの駐車場の車内から出たくなさすぎて、硬直してしまった。
そして、車内で1時間半近くだろうか、今までしんどかったことなど気持ちを泣きながら彼に全てをぶつけた。彼は「ごめん」とか「○○のこと好きだよ」とか「今度ホテル行かずに普通にお出かけしよ」とか言ってくるけど、内心めんどくさい早くホテル行きたいとしか思ってないんだろうなと感じた。どうせお出かけもいかないだろって信じていない。
しかし、本質に迫るような「会うのをやめたい」とか「今日このまま帰る」とか言い出せなかった。
こちらは泣いているのに、「○○だからしたいと思ってる。誰でもいいわけじゃない」とかなんとか言ってキスしようとしたり体を触ってきたりしてくる。私は拒んだが。
すると「嫌いじゃないならキスして」と言われ、まだ好きの気持ちは残っていたため、拒否することができなかった。
1時間以上経つとだんだん「ホテルに迷惑だよな、、」と頭で焦りが出てきた。私は悪くないのに。
結局彼に説得される形でホテルに入室した。
さすがにここまで泣いて気持ちを伝えたんだから、少しは優しく愛を持って抱いてくれるかなと淡い期待をした。
まずテレビでAVつけられるし、一緒にシャワー行ってそこで擦り付けられたりとかムードもくそもなくて。AVは消してと言い消してもらったが、普通そこでAVつけるかよ??
ベッドでもほとんど私が奉仕するだけしてそのまま私が上に乗って終わり。
奉仕してる時も一人で気持ち良さそうにしてこっち全然見ないし、私に「上に乗って」と言い、ゴムつけたいと言っても無視(これは私の声が勇気出ずに小さすぎたのかもしれんが)。
結局そのままで上に跨ったら、たいしてこっちの顔も見ずに勝手に一人で気持ちよくなって終わり。
私はデリの過剰嬢なんか?お前はデリヘル呼んだんか?ってくらい、そこには愛も何もないどころか人としての尊厳さえなかった。
終わったら終わったですぐシャワーして着替えて最寄駅まで私を送るだけ。
とても悲しい気持ち、傷ついた。
自分の家まで帰る電車の中で泣いたし、もう会わない決心がついた。
その日の夜帰宅後すぐに「もう会うのやめたいし連絡も取りたくない」とLINEした。
彼からは「会いたくなったらまた連絡してほしい」とだけ返ってきて、引き止められもしなかった。引き止めてほしい気持ちは少しあった。
彼と会うのをやめることを連絡してから1ヶ月くらいして、彼からブロックされてないか確認するような未練あるようなメッセージがきた。無視すればよかったものの少しだけ私も未練があったので簡潔に素っ気ない返信した。
その後しばらく彼から連絡くることもなかったが、1年ほどして「やっぱりまたご飯だけでもいいので会えませんか。」と連絡が来た。
このメッセージを見て何かが変わると思った私は承諾して会うことにした。
私の家まで迎えにきてくれて夜ご飯食べに行ってそのまま私の家まで送ってくれた。初めてホテル行かずに健全なお出かけだった。
彼は少しホテルに行きたそうな感じもあったが、彼の方から「送るね」と言って何もせずに送ってくれた。嬉しかった。
彼とセッがしたくないわけではない。好きな人と一つになれるのは幸せなことだなと思う。
ただ、私はセッ以外でも関係を築きたいと思っていて、普通に話したり手を繋いだり頭ぽんしてくれたりそういう普通のコミュニケーションやスキンシップが好きでその時間を大事にしたかった。彼氏彼女の関係でなくても、人としての関係を育みたかった。
彼とのセッは愛の営みじゃなくてプレイみたいだなと思って、好きになれなかった。
食事しただけで解散した前回から、1年間また会わない日々だった。連絡は月1くらいで彼から来てやり取りをするものの、会う約束までには至らなかった。
ようやく2024年の10月にまた会うことができた。
この時も彼から会わないかと言われ会うことになった。彼が迎えにきてくれた。前回と同じ定食屋に行って、その日はホテルも行った。
初めて心の底から行ってもいいと思えたし、行ってよかったと思えた。
初めて会った日以上に優しく抱いてくれた。嬉しかった。
「前回会った時からまた1年も経ってるよ、もう少し会う頻度多くしたい。あと、もう少し時間ある時に長く会いたい」と伝えた。前の状況であれば言い出せなかっただろう。
そして11月か12月か忘れた(まだ1年経ってないのに)が、ランチから会うこととなった。
ランチ食べてドライブして隣県の中心部まで行った。そこでは私が31の商品券1000円分持っていたので、彼を誘って一緒にアイスクリームを食べた。
普通のデートみたいで嬉しかった。夜はやはりホテルまで行ったが、その時も優しく抱いてくれて嬉しかった。
今までは虚しさで事後に涙が出ることが多く、終わって賢者モードの彼に背を向けて隠れて涙することや彼のシャワー中に少し泣いて出てくるまでに気持ちを切り替えることが多かった。
しかし、今回や次回(今年)には行為中に幸せで感情が昂って涙が出てきた。彼にバレないようにすぐに拭ったが気づかれていそうな気もする。
朝から遠方の観光地までドライブ行って、水族館に行った。全国的にマイナーな小さめの水族館ではあるが、水族館好きとしては普通に行けてよかった。
彼と水族館デートという普通の恋人のようなことができてとても嬉しかった。
水族館では彼がくっついてきたが、私は人前でイチャイチャするのは無理だなと思った。昔から「リア充爆発しろ」と思っていたような喪女であったので、その立場に自分がなることはありえないと思った。
しかし、お魚の写真や彼とのツーショット写真とか撮れば良かったなと後悔している。結局この5年半で一度もツーショットを撮ることがなかった。
そういう思い出があると捨てられないと思うので、結果的には撮らなくてもよかったのか。
水族館のあとは近場でパン食べたりしてゆっくりしたあと、中心部までまたドライブした。中心部に着いてからは百貨店で彼のショッピングに付き添った。
「こういうのが好きなんだな」とか「この香水つけてんだな」とか知れて嬉しかった。好きな人の香水を知りたがる女性の気持ちが分かった気がする。
そして帰りの車内で私にSABONのギフトセットをプレゼントしてくれた。何でもない日である。「○○に何もあげたことなかったから」と。
一緒にお店には入っていたが、ショッピングの邪魔になるかなと思って店内ではほとんど別行動をしていたため、まさか私に買っていたなんて思いもしなかった。
とても嬉しかった。
帰りはホテルに向かった。プレゼントまで貰ったら断れんよなと思いつつも、断る理由もなかったので。
この日は今まで致してきた中で一番盛り上がったと私は感じた。好きな人とするって素敵だな。『愛の営み』だと思えた。
行為中の雰囲気に任せて彼に「大好き」と言った。こういう時だからこそ正直に自分の気持ちを伝えることができた。行為中に幸せで涙が溢れた。
いつか書こうと思ってたあきちゃんについて、忘れることはないと思うが、万が一の事があるので書き残しておこうと思う。
あきちゃんとは僕が35歳で嫁と離婚し駒込で独り暮らしの頃、プレミア赤坂という本◯ありデリヘルでみずほという源氏名で働いていたとき出会った。長身スレンダーで当時おそらく23歳くらいだった。
確か90分35000円と高級な部類で、顔出しはしていなかったがデニムワンピースが可愛くて、写真指名したのを覚えている。
受付に電話しみずほちゃん指名と伝えると、もう上がりの時間だという。仕方ないと諦めたのだが、少し後から電話があり、本人がぜひ行きたいと言ってるとのことで、駒込の部屋に来てもらうことにした。
デリヘルは待ってる時間がたまらない、チャイムが鳴る瞬間、心臓が止まりそうになる。
ドアを開けると、HPで見たデニムワンピースにネクタイを締め、メガネを掛けたショートカットの女の子が現れた。
ついた客(※マキさんの紹介)が「遊び慣れてる人」と見破り、しかもその理由は「ボトルの名前でわかる」からだという。
ホステス業が初めての娘にそのような洞察が可能だとは考えにくく、水商売が初めてというのは方便と解釈するのがおそらく自然だ。
客はすれた女よりもおぼこい素人娘のほうを好むから最初はそのように振る舞え、と店が新人ホステスに指導するのだろう。
独り言をつぶやいているこのホステスも、当然ここが一軒目とは限らない。
ホステス業は人間関係や勤務条件などから短いスパンで店を渡り歩くことも珍しくない。
惚れたホステスの行方を辿って横浜から横須賀へと一軒一軒店を訪ね歩く客もいたし、
ホステスのほうも、むかし出逢った客が忘れられずに古巣の街に舞い戻り、かつての源氏名に戻して再会を待つ、などということもあったようだ。
もしかしたらこの客とホステスは、同じ二人のことかもしれない。
めぐり逢えたのだろうか。
おならをしたと思ったら、あれ、出ちゃった?っと思って確認すると出ちゃってた。
絶望する。
今日も日が暮れる。
生きててよかった、そんな夜を探してる。
今日はチャイエスへ行く、マッサージうまいし、可愛いし、面白くて最高だった。
次は指名しようと思い名前を聞くと、『他に可愛い子いっぱいいる。』といい、
源氏名さえ教えてもらえない。
今日は寒空。
生きててよかった、そんな夜はどこだ。
生きててよかった。
生きててよかった。
生きててよかった。
そんな、夜を探してる。
実は、9年程前に下記を投稿した者です。
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんとおばあさんには子供がおらず
寂しい日々を過ごしていました。
ある日おじいさんは街へ女漁りへ、おばあさんはホストクラブへ行きました。
そこでおじいさんは女ではなく、一匹の猫を見つけると、
「おおなんと可愛らしい猫じゃ」
と、その猫を家に連れて帰りました。
「まあ、なんて可愛らしい猫ちゃんなのかしら!」
と大喜びし、「麗央斗」という名前を付けて大変可愛がりました。
ある晩、おじいさんは久しぶりにおばあさんと子作りがしたくなりました。
胸も垂れ、おまたは全く濡れておりません。
おじいさんもまた、息子が全く勃ちませんでした。
それを見ていた麗央斗は、おじいさんのお腹に潜り込むと、
あらびっくり!
なんとおじいさんの股間に立派な塔が建ったではありませんか。
それを見たおばあさんの体はみるみるピカピカになり、
胸も反り上がり、おまたは大洪水になりました。
その晩、おじいさんとおばあさんは何度も何度も熱い抱擁を重ねたのでありました。
しばらく経ち、おばあさんは元気な男の子を産みました。
「わしの名前が麗次、猫の名前は麗央斗じゃから、息子の名前は”猫太郎”にしよう」
立派な若者へ成長した猫太郎はホストクラブで働く事になりました。
猫太郎は店の先輩に「おまえは猫だから輝夜斗、キャットと名乗れ」
と、源氏名をつけてもらいました。
輝夜斗は瞬く間に売れっ子ホストとなり、常連の女の子がたくさん付きました。
ある日輝夜斗は、寂しそうに飲んでいる女の子と仲良くなり、その子の家に転がり込むことになりました。
「ウチな、ゆうべ、変な夢見たねん」
「どんな夢だったの?」
「うーん、輝夜斗が居なくなっちゃって、代わりに猫が居たの。にゃーん、にゃーん、って鳴いていて…」
輝夜斗はその日、女の子が仕事に行っている間にこっそり家を出て行きました。
ホストクラブにも、もう現れる事はありませんでした。
歌舞伎町では夜、時々野良猫の鳴く声がする、という噂はたちまち広がりました。
「あの猫を見つけると金持ちになるらしい」
「噂の猫に餌をあげると恋が叶うらしい」
今でも歌舞伎町ではそんな噂が絶えません。
おしまい。
300万は使ったけど1回もイケなかった。悔しい。
40手前で勃ちが悪いのもあるだろうが20代の頃から勃ちは悪かった。
数年前に買って放置していたペペローションを取り出し指2本のみを使って
このとき、左手で金玉もモミモミしていたのがポイントだったと思う。
風俗嬢の源氏名を繰り返し叫びながらひたすらにゆっくりコスった。
不思議なことに普段の勃ちよりも良い。試しに座ってる状態から立ってみるとなんと90度以上上を向いている!
呼吸が荒くなってきてゼェハァ言い出してきた。
性的興奮もほとんど感じなくなってきていたのに全身がむしゃぶるいするほどの快感を覚えた。
オキニの口の中に絶対出してやるという思いが絶頂を達した時、ティッシュに思いっきりぶちまけることが出来た。
子鹿のように足を震わせていたため靴下とふくらはぎに誤射してしまった。
教師が教壇に立ち、自らお手本を見せるべきだと本気で思う!
https://m.youtube.com/watch?v=VVkHGvxlkFE
被害者のインスタライブ(2023年3月23日と書いてあるがおそらく2022年)
なんか(シャンパン)タワーしてくれた方なんだけれど、なんだろう、もうきた時から目でわかるようになった。
入ってきた時からなんか「あーでもないこうでもない」みたいな。
店満卓だったんだけれど、そのワンセットで、5分くらいじゃん、つけても。
(全ての席にお客さんがいるので、ワンセット(キャバクラの席の制限時間の単位)で他の卓にもまわるから一つの卓あたりに5分くらいしかつけない)
なんかあのお客さんにはいっぱいついてんのに俺にはどうのこうのみたいな
でそんでヘルプの女の子がスタッフに「ついにあのタイマーセットしました」みたいな
(ヘルプに入っていた女の子にグチグチ言っていて、おかしいとおもった女の子が店のスタッフに「あのお客さん遂にタイマーセットした」と連絡)
でそういうのをしたり。
なんか、なんだろう、
こんなにお金使ったのにても繋いでくれないしデートもしてくれないしみたいな
付き合ってもくれないしみたいな…。
なんかそういう感じでどんどん、なんかね。
なんかもう営業中に大声出したりとかしてて、さすがにタワーしてもらったけど帰したよね。
で、(帰らせる前に)ヘルプの子もかわいそうだったから、あの1回ヘルプの子抜いて(男性)スタッフがついてって、
男性スタッフついた時にそのお客さん、真顔でもう「あの子、明日香(被害者の源氏名)さん殺してもいいですか」みたいな感じで真顔で言ってたみたいで。
(キャバクラは黒服と呼ばれる男性スタッフが、女の子が席を外す際に席に客が一人にならないように話しかけることもある)
スタッフが「いえいえ」みたいな。…別に殺す殺さないとかじゃなくて、普通だったら止めるとおもうんですけど、(男性スタッフが)「殺したところでメリットもないし何も得るものありませんよ」って言って。
そしたらそのお客さんが「いやでも僕はもう失うもの何もないので」みたいな。
(男性スタッフが)「いや、自由がなくなりますよ」みたいな感じで。
ヘルプの女の子にも「絶対家とかもう全部絶対必ず特定して必ず殺してやる」みたいに言ってたみたいで…。
そんで、(店が終わった後に)女の子全員に謝って、「あんなお客さんにヘルプつかせちゃって」って言って、そうやってわぁわぁ騒いでいるうちに一時近くになったから帰して…って感じ
まそろそろフィナーレって感じかな。
国分町のホストクラブで共有されていた、客を操る手順を記したマニュアルです。
職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで送検されたのは、国分町のホストクラブNOBLEの元店長、草苅亮二容疑者(36)と元ホストの神尾優光容疑者(23)です。
2人は2023年、客の女性に対し性風俗店の仕事を紹介した疑いが持たれていて、マッチングアプリで女性と知り合って店に呼び込み1000万円以上をカードなどで支払わせて借金させていたとみられています。
草苅容疑者は源氏名の神代剣から取った剣塾という研修会を開き、500万円売り上げるまでの物語などと書かれたマニュアルを従業員に共有していました。
「風俗店で働かせることで金を作らせる」「恋愛感情を巧みに利用し担当ホストの売り上げに貢献したいと思わせる」「継続的に金を使わせる」など、マニュアルには客を操る手口が書かれています。
宮城県警は、草苅容疑者らがマニュアルを共有することで、2022年の開店時から店ぐるみで犯行に及んでいたとみて余罪を調べています。
客を陥れるマニュアルを共有 ホストクラブの客に性風俗店紹介した疑いで店長ら2人送検 |khb東日本放送
NHKのEテレで「夏井いつきのよみ旅!」という番組をやっている。これは、TVバラエティの口の悪い添削でおなじみ?の俳人夏井いつきと、元ホストのホストクラブ経営者・ローランドさんがあちこち旅をしながら俳句をなんか色々する番組らしい。番宣しか見てないから、どんな番組か説明しようとして急に文章がぼんやりしたが。
なぜ番組を見ないかといえば、どちらの出演者も好きじゃないからなのだが、特にローランドさんが本当にこう、TV出るのかーそれも公共放送の教育チャンネルに出すのかー、という思いだ。このいろんなことがあったご時世に。「俺の店では売掛やらないよ」とブログで宣言したことで男を上げたみたいに言う人もいたが、やらない宣言したということは、やってたんじゃん、って思う。まぁ過去のこと言ったところで詮無いんでしょうけど。
ローランドさん個人や彼のやっている店が「悪いホスト(クラブ)」かどうか、ということは私には知る由はないが、ある種の象徴として「TVに出ている元ホストの有名人」だ。
なんだかなー、「社会に許されてんなぁー!」って思う。
歌舞伎町やホスト界隈ではなぜか短歌や俳句を作る勢力があって、数年前にバズった「ホスト万葉集」や「アウトロー俳句」と、作品になっているものもあるのだが、ローランドさんは、なんか松本人志の痛いエッセイみたいな感じの本は出しているけど、詩(短歌や俳句)はしたためてはいない。のになぜか「俳人と旅する番組」の出演者に収まっている。
つまり「象徴としてのホスト」としてブッキングされてるんだろうと思うのだが、つまり「象徴としてのホスト」は、Eテレで番組持ってる程度には社会に許されてんのなぁ~~。
夏井いつきもせっかくホストを連れて旅に出たいっていうなら、「象徴としてのホストタレント」じゃなくて、アウトロー俳句まわりのホストの人とかを連れて旅をすればいいのに。アウトロー俳句相当いいものなのにな。まぁ夏井いつきがホストと旅したがっているわけじゃないとは思うが。
まぁ鮮度の高いホストだと、さすがにTVサイズじゃないんだろうけど、でもなーなんかなー。
頂き女子のマニュアルらしきものが流出して、ホストを頂点とした「水商売のタコ部屋構造・弱肉強食生態系モデル」みたいなものを多くの人が想像しながら、頂き女子を罵倒したり(まぁ仕方がない面はあるだって犯罪容疑者だもの)、頂き女子にカモられたおぢを馬鹿にしたり(かわいそう)、うっかりキャバクラ行って「頂きそうなキャバ嬢トーク」を目の当たりにしたうっかりしたおっさんを馬鹿にしたり(かわいそう)している。
なんていうか、ホストに貢いでた」キャバ嬢や、キャバ嬢に貢いでたおっさんたちは「社会に許されてない~~」という感じである。キャバ嬢は、そして頂かれたおぢたちは、Eテレでお金出してもらって旅とかしてない。
まぁ個別にいえばローランドさんは悪いことはしてない(表面上。でも売掛はやってただろう?とやっぱり思う)から当然、許される許されないということではない。
一方で頂き女子は容疑者だし、だまされたおぢ達は凄くかわいそうだけど根底には下心があるだろうから100%の同情は生まれにくいというのはあるだろう。でもローランドさんはたぶん売掛さんざんやってたんじゃねーの?と思うんだよな。
まぁ、そうはいいつつ、ローランドさんについてはあんまり知ってることがないから今検索してみたけど、別の源氏名だったけど女を金で見たくないから源氏名を変えたとあって、まぁそういうことなんだろう(売掛さんざんやってたんじゃねーか、というか)
でもその辺は明らかにせず、良い感じにウォッシュしてTV番組に出ていると、いつの間にか社会的に許されてるポジションにいたりする。なんだかね。なんだかなー。
全然話は変わるが、実は、キャバ嬢にハマったおぢを3人ほど知っていて、ハマるところから破滅するところまで身近で観察したことがある。昔の職場にいたのだ。辞めてよかったあの会社笑。
正確に言えば、ハマった3人のうち2人は社会的信用がかなり棄損され、1人はハマりかけてたが「はしかが治った」感じで収まった。
社会的信用の棄損、というのは要するに「妻と別居」「離婚」「左遷」「弁済」である。まぁ今でも元気に暮らしているような話は風の噂で入ってくるが、別居の人は、別居したまま10数年、なぜか離婚せず結構な金額の妻子の生活費を振り込みされられ続けているらしい。自業自得とはいえお気の毒である。
さて、ハマったおぢ3人に共通しているのは…、と考えて特に外的には大きな共通点がないのだった。
お金はそれなりに(キャバクラ通えるぐらいには)あり、3人とも結婚して子供もいた。未婚だからカモられおぢということではないように思う(まぁ結婚してたって孤独ってこともあるからねぇ)。あと「断れないタイプ」のような弱者男性らしさもなかったと思う。3人のうちの一人は私が別の会社のオッサンからセクハラターゲットにされたときに助けてくれた人だったし、別の人は会社の宴会や懇親会でも人気のムードメーカーのような明るい人だった。見た目も別にごく普通。
色々ほんと色々あって左遷されることが決まった人に、何でハマっちゃったんですか?と聞いたら「だってあんなきれいな子が俺の話で笑ってくれるんだよ!」と言われて、あーダメだこれは…と思った思い出。強いてあげれば3人の共通点は「若くてかわいい女の子がとにかく大好き」なところだったかも。
ハマりかけてたけど治った人は、その職場において三人目だったわけだが、周囲が全力でもう、止めたよね。
「医学部に行くお金をキャバで稼いでると言っていた、いい子なんだまじめな子なんだよ、親御さんが女が医者になるなんて生意気だと反対していて学費出してくれないって言うんだ」と、割と目が据わった表情で会社の忘年会で言われて、同じ卓に座っていた全員が目を合わせて「…第三の被害者が」という感じになった。それはキャバ嬢や風俗嬢の常套句だよと第二の犠牲者の人が言って、私たちもスマホで色々検索したりして「ほら手口なんだよ」とかさんざん皆で説得したけど駄目で、結局2次会の後に、第二の犠牲者の人とそのキャバクラに行ってた。
そして第二の犠牲者の人(離婚済)がそのキャバ嬢にハマって、第三の人は「まんまとハマった第二の人の様子」を見て己を客観視できたらしく、その日でキャバクラ通いをすっぱりやめたみたいだった。
要するに、別に「かわいそうな弱者男性」だけがターゲットなわけでもなく、そして「下心はいろんな危機管理レーダーを簡単に狂わせる」んだよね。まぁ気持ちの暴走はどうしようもないのかもしれないけどさ。
まぁ、貢ぐおぢは社会的弱者のGiverだ、というのは、当てはまってない被害者も結構多いんじゃねーかなとは思うんですよね、だって下心があるからお金を貢ぐわけで、別に純粋な気持ちでお金出してないわけじゃん。ヤラセてもらえるかも、俺は彼女にとって特別だから、と思うから貢ぐわけでしょうし。