Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「渡りに船」を含む日記RSS

はてなキーワード:渡りに船とは

次の25件>

2025-11-29

編集者でもライターでもいいので、仕事募集してます

仕事募集することになったから、久しぶり思い出話でも書くかな~。

新卒ではないんだけど、中途で一部上場企業正社員をしてまして。

そこで自分で立ち上げた媒体を閉鎖させられたんだよね。

結果を出してたというか、数字もよかったのに。

それでリストラというか、まぁ、自己都合退職に追い込まれて、退職したわけよ。

じゃあ、どうしようかな~って次の仕事を探してるときアイテム情報誌ウェブ版の業務委託仕事があって、こりゃラッキー!と思って飛び付いたんだよね。

今までやったことない分野だし、自分キャリアの幅が広がるし、安くてもいいからやりたくてわりと面接アピールしまくったのよ。

そしたらうまいこと採用されて、晴れて自社ビル勤務できたんだよね。

ただ、今までのキャリアがずっと女性媒体だったから、ダイエット情報誌ウェブ版の仕事やらないかと言われて、まぁ、それもいいかな、と思って承諾したんだよね。

最初は楽しく働いてたんだよね。

アイテム比較・対決記事健康家電レビュー海外ガジェットの紹介、本誌転載記事、発表会レポート記事書籍転載記事もやりたかった仕事だし、めちゃくちゃ充実してたわけよ。

社食食べ放題だったしね。

毎日業務委託だけど気分よく出社してたんだよね。

ただ、ヒット記事ガンガン出してPVを上げまくりたいわたしダイエット情報誌ウェブ版の仕事必要なさそうだったし、アイテム情報誌ウェブ版はPVが出たからもうやることはなさそうだな~ってなったんだよね。

あんまりメンバーとの相性がよくなかったというか。

から一番上の人に言って、速攻で辞めさせてもらったんだよね。

その人は本当に尊敬できる人というか、めちゃくちゃ面白い人で、仲良くなりたかったけど、退職後はさすがに相手にされなかったけど、そこはあんまり気にしてないんだよね。

キャリアの幅が広がってよかったから。

次に、ラグジュアリーマガジンウェブ版の仕事を始めたんだよね。

まぁ、ブランド力は高い媒体だったね。

ここはかなりいい思いをさせてもらったから、わたしが得意とする記事をやりまくったんだよね。

もう、媒体ブランドとか全く関係なく、ひたすらヒット記事を量産したんだよね。

そしたらめちゃくちゃチヤホヤしてもらって、気持ちいか必要ないのに出社までして楽しく働いてたんだよね。

同時に働く女性向け雑誌ウェブ版の仕事もしていて。

ここは記事が好きだったか仕事したくて、自分から営業したんだよね。

そしたら運よく採用されて、こりゃ頑張るぞ~ってなったわけよ。

女性媒体キャリアが活かせるから

から、色々と自分が好きで、得意で、書きたくて、興味があって、そのときマイブームを紹介できて、自分でも読みたいと思っていて、なおかつ今までの経験で知っているネットでウケそうな記事を出しまくったんだよね。

もう、ホント好き放題やって許されまくってたわけよ。

楽しくてしょうがなかった。

こんな楽しい仕事があるのか~と思って、そっちも必要ないのに編集部に顔出してたんだよね。

毎日充実してたんだけど、突然病気なっちゃったわけよ。

あんまり詳細は書きたくないんだけど、かなりピンチ仕事を辞めざるをえなくなって。

病院から編集部手紙も書いたんだよね。

悔しくてしょうがなかったから。

から、まぁ、退院して仕事復帰できますよって書面をもらって編集部に送ったとき、前の仕事はできなくて、ショックだったんだよね。

まぁ、当然だけど。

会社としてはそんなヤバすぎる人に仕事を振れないもん。

突然音信不通になる人にさすがに仕事を依頼できないでしょ。

から、まぁ、新しい仕事を探したんだよね。

そしたら、一部上場企業勤務時代に少しだけ仕事をしていたママ媒体グルメ媒体に連絡したら「うちの媒体仕事がなくもないよ」ってなって。

安心したんだよね。

よかった~って。

これでまた編集者として仕事できるな~ってなって。

渡りに船だったんだよね。

こっちとしては願ったり叶ったりだった。

しかもそこはPV至上主義だったから、わたしの得意分野というか、やりたいことに沿っていたんだよね。

わたし自分が興味のある分野でヒット記事を出したいから。

うぉ~やったぜ~って感じだったんだよね。

から、ひたすらヒットしそうな記事をやりまくったんだよね。

何年かやってたんだけど、予算を減らさないといけなくなったというか、コストカットし始めたというか。

会社としてわたし必要なくなったので切られたんだよね。

から編集者ではなくライターとして参加することにしたんだよね。

好きなこと書けるし、まぁ、原稿料ウェブ媒体としては安くはないし。

からたまに自分の書きたいことを書いてたわけよ。

ダイエット記事とか海外恋愛ハウツー紹介記事とか書籍転載記事とか人物インタビューとか。

そのときマイブームというか、当時一番やりたかったのは毒親育ちの女性悲惨恋愛事情をまとめた記事で、これはXで取材先を探してDM取材させてもらったんだよね。

謝礼も支払わず、ただひたすら話を聞いて記事にしたんだよね。

から記事を見てもらって取材からやっぱり掲載してほしくないですって言われてマジか~ってなったんだよね。

でも、わたし取材スキルがハッキリ言って高くない(過去仕事に失敗しまくってる)から人物インタビューができてよかったんだよね。

いい経験ができたな~ってなって。

あと、マネー媒体仕事もやったか

そこは書籍転載だけだったけど、初めてのマネー系が面白くて楽しんでたんだよね。

ヤフーニュースウケる記事を出す、という明確な方針があったか自分のやりたいことに合ってたし。

SEO記事もやれてよかった。

めちゃくちゃ勉強になった。

ただ、そこも方針が変わって仕事がなくなっちゃって。

それからはまぁ、色々あったんだけど、今は仕事が減っていて、困ってます

ヒット記事出す努力は最大限するので、お仕事ください!

今、女性媒体編集仕事はしてるのですが、そこだけでは正直全然足りなくて、わりと切実に新しい仕事を探してます

ただ、ライターとしての仕事はできそうなので、そこで死ぬほど頑張るつもりですが、仕事の依頼は大歓迎です!

XのDM解放してるので、ご連絡ください!

本名ポートフォリオを送れます

過去の実績は全然語れるし、まぁまぁ自信もあります

フリーランスでは8年ですが、Webメディア編集者自体トータルで15年やってます

大手出版社下請け正社員)にいて、そこでちゃんと結果を出して、接待してもらったこともあります

よろしくお願いします!

Permalink |記事への反応(0) | 21:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-27

中国では近々革命が起きるんじゃないかって話が最近ちらほら出てるが

これ割とガチで有り得そうなんだよな

抗日デモ中共中心にやってるけど目くらましで

実際は大卒若者失業率現在驚異の80%を超えてて

その恨みが中共に向かってて絶賛デモ展開中なんだって

から今回の高市発言渡りに船だったんだが…

問題はそんなに件の若者には響いてないっていう

Permalink |記事への反応(0) | 16:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-08

今の日本にとって円安渡りに船でありがたいんだよなあ。

トランプ関税で落ち込んだ輸出がこれで息を吹き返す。

これから1ドル160円、170円と円安は進んでいくだろうけど、円安抑制政権の息の根が止まるから庶民ちゃん自己防衛しておけよってこと。

Permalink |記事への反応(1) | 13:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-17

【閲覧注意】はてなーってkickとか知らなそう

キッカーズが今すごいことになってる

けどそんなことはてなーは知るよしもなさそう

はっきり言って彼らの収入を知ったら働くのが馬鹿らしくなるので閲覧注意

ニコ生というサイト横山緑という配信者があ🔴🔴こさんを中傷したためにアカBANになって追い出されて、それを皮切りに今ニコ生から配信者がごっそりKickに移住している

それもそのはず、稼げる額が桁違いなんだ

ちょっと前にジョニーソマリとか、放課後の魔術師かいたでしょ?

あいつらもkickで配信してる

彼らがなぜあんなことして注目を集めるかというと同時接続の数がそのまま収入に直結するから

どうせつが1000人くらいいるともう時給が1〜2万円とかになるわけ

それを10時間でもやればたった一日で20万近く稼げてしま

我々の月収をたった1日2日で稼いじゃう

ニコ生のクリショウではこんなの到底ありえない額なわけ

ギフト投げ銭だって取り分が配信者4割、運営6割とかいバカな配分

しかしkickではリスナー別に投げ銭しなくても見てるだけで勝手にkickが時給を配信者にくれる

ギフト機能も一応あるけど取り分がなんと配信者95%

こんなのもうどうやっても移るでしょって話よ

さていよいよ閲覧注意のキッカーズ収入

注意してほしいのでこいつらはニコ生時代はほぼ無職みたいなやつらだったということ

それが配信サイトを移っただけで大富豪になってしまった

キックドリームおそるべし

キッカーズ年収見込み

横山緑(47)3600万 kick前はマックアルバイト

おったん(51)4700万年収が一気に100倍ほどに。稼いだ金ですぐさま500万のシビックタイプRを購入

かつき(21)2600万 kick前はニコ生ではまったく稼げずニート生活とごくたまにバイトだった

黒澤(32)1100万ニコ生時代箱根の件で一時フィーバーするもすぐ飽きられ貯金が底をついていた

シンジ(38)2000万 kick前は貯金残高が底をつき就職を考えていたほど困窮、まさに渡りに船の一発逆転

カス(21)770万ニコ生時代のクリ賞月2万

イノシシ(43)4000万円

どうよこれ、こいつらなんてkickがなければただのクズ無職しかないのに今やお前らの数倍稼ぐ勝ち組になってるわけ

悔しくないのか

何が言いたいかというとさっさとKICKバブル終わってどん底に落ちてほしい

Permalink |記事への反応(5) | 22:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-12

情報処理技術者試験の思い出

応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援試験におけるCBT方式での実施について(公開日:2025年8月12日

社会でのデジタル化の動向を踏まえ、このたび、受験者の負担軽減や利便性向上を目的に、応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援試験実施方式見直し、令和8年度(2026年度)に実施する試験からは、ペーパー方式での実施からCBT(Computer Based Testing)方式での実施に移行する予定です。

https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/ap_koudo_sc-cbt.html



2019年頃、リスキリングのつもりで基本情報でも受験してみようかと勉強し始めた。

ちょうど今頃の季節だと思う。

一応情報工学科卒だけども異業種に就職したこともあって以降は全く勉強する機会がなくブランクあるので、半年くらい勉強して2020年4月試験受験するつもりで準備していた。

ところが。

ご存じのとおりコロナ禍のはじまりはじまりな時勢になり試験も中止。10月試験も申し込むもそれも中止。

あの頃はコロナの出口が見えなくていつ受験できるのかがまったくわからなかった。

過去問を解く限りではギリギリではあるけど合格圏内には達していたので、思い切って応用情報技術者を目指す方向に転換。

2021年一年間は時間見つけては勉強をした。

2022年になり、コロナ対策厳戒態勢下ではあるものの、試験実施されることになって春期試験に申し込み(ちなみにこの年から基本情報技術者試験はCBT方式に移行された)。

ところが自分が住んでいるところがあまりにも田舎すぎて、公共交通機関では本番当日の試験開始時間までに行きつく術がないことに愕然

しかたがないので隣県での受験を申し込む。

その受験会場には徒歩15分あたりに駐車場無料格安ビジネスホテルがあって、前日にチェックインして当日はマイカー試験が終わるまで置いておけてとても使い勝手がよかった。

前日の夕方5時くらいにチェックインして、ホテル周辺にある大衆チェーン飲食店で独り決起集会を開いた。

ほんのり酔った後はコンビニスイーツを買ってホテルに戻る。

うつらうつらしながら深夜のテレ東アニメみて、0時ごろに就寝。

翌朝はビュッフェ形式の朝飯を少し多めに食う。

なんてたって応用情報技術者試験は6時間拘束の長丁場。

合間に1時間休憩あるとはいいながら、昼休み終了20分前には着席待機という謎の儀式を強いられて実質40分あるかないかで昼飯なんてうかうか食ってられないから朝に溜め食いしてた。

その後はいっぱいウンコしていざ試験会場へ。

たまたま母校が試験会場になってて、すごくノスタルジックな気分になりながら受験した。

そこそこ歳いってからのリスキリングだったから、終わるころには体中バッキバキ。

大学によくある、椅子と背もたれと机が一体になったアレって中年オジサンには拷問具だったんだね、若いときにはそんなこと全く思わなかった。

そんな体抱えながら2時間以上かけて帰宅

その後は応用情報ドットコム受験者の悲喜こもごもを一当事者として閲覧。

結局、合格するまで5回受験した。2年半かかった。

落ちるたびに上記を繰り返してたんだけど、思い返せば楽しかったなぁ。

それがCBT方式に移行するんだって

CBTなら住んでる田舎町でも受けることができる。

情報セキュリティマネジメント試験ITパスポート試験基本情報技術者試験はCBTで受けたからね。

からもう、あのルーティン来年からはする必要なくなるんだ。

司法試験がCBTに移行するって聞いた時から、たぶんそう遠くないうちに情報処理技術者試験も全区分そうなるだろうなぁとは思っていたけど、案外すぐだった。

なんか、寂しいな。

今度の10月データベーススペシャリスト試験を、いつもの隣県の試験会場で受験する。

いつものビジネスホテルも予約済み。

ああ、これが最後なのかぁ。

しっかりかみしめて受験してこようと思う。

ちなみに、1年半以上勉強してるけど、過去問の正解率はいつまでたっても2割もない。

いつでも通年受験できるCBT化は、渡りに船かもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 19:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-17

記事見た感じだと実績買われてみたいな書き方だけど、実際の所は失敗した責任で社内いれなくなった所に渡りに船だった感じだろう

Permalink |記事への反応(0) | 01:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-28

タイトルにはわかりやすく通し番号を振れ

Google Booksの無料サンプルでBLUE GIANTEXPLORERが1巻から3巻まで読めた。

俺もBLUE GIANT自体は知っていたし、みんなの評価も高かったので読んでみたいなと思っていたので

渡りに船とばかりに手を出したのだが、これ、BLUE GIANTの1巻じゃねーんだな。

 

かに1話からなんかちょっと変で、主人公が「すげー成功した」感じで始まるので

「うん?これは過去回想って形で主人公成り上がりストーリーが始まる感じか?」と思ってたら

そこからいきなりアメリカに行って「欧州成功した主人公心機一転アメリカで頑張る話」になる。

いや、「欧州成功した」くだりはやんないのか?と思いながら読み進めるも

2巻の中盤くらいでふと気づく、これ、前シリーズがある奴じゃねーか?

 

失礼ありまみた。

つーか、BLUE GIANT10巻、BLUE GIANT SUPREME全11巻に続く新シリーズなんだよこれ。

まりBLUE GIANTシリーズ第22巻目なんだよなこれ。

そりゃなんかヘンな感じするわ。

普通にBLUE GIANT 22って書くか、

せめて表紙にBLUE GIANT 3stseasonって書くなりなんなりしてくれんか。

誰もがタイトルでググって買ったり読んだりするわけじゃねーんだわ。

 

巻数が多くなると新規の取り込みが難しくなるからタイトル分けるみたいなライフハックあるけどさ、

それってだまし討ちで途中から買わせるっていう相当あくらつなライフハックだと思うんだが

詐欺みたいなもんじゃん。

結果的に1巻から3巻だけでもけっこうおもしろかったけど、

騙されたムカつきで絶対に金払ってまでシーズン1,2を読まないと心に誓ったし、

続きも読む気が失せた。

 

最初から金払う気なかっただろって言われそうだけど、

同じく無料サンプルがあったテンカイチは続きを買いました。

Permalink |記事への反応(1) | 09:35

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-25

anond:20250324212326

逆上しまくった夫が「離婚じゃ!!!お前とはもうやっとれん!」って言い出したので、渡りに船と思って「私もそれがいいと思う。離婚しよう。」って感じのことを言ったの。

お互いの親にも挨拶して、離婚届に署名ももらって、さぁ役所にいつ行こうかな有給取れるかなって段階で「やっぱり離婚したくない」って言われた。

離婚届不受理申請をした。離婚したきゃ裁判でも起こせ!」って言われて、あの時は流石に病んだな。

すまん、ガチガイジの方ですか?

Permalink |記事への反応(0) | 20:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-24

夫と喧嘩 その2【追記あり!】

追記

 

共感してくれた人たち本当にありがとう〜。

みんなのご家庭にもいるんですね、こういうヒト。。。

瞬間湯沸かし器搭載型人間と暮らすのホントしんどいよね〜。

 

◯何でそんなに会話を覚えてるのか?ってたくさん言われてるからそれに対して回答すると、ウチってペットカメラがあって6時間分はリビングで何があったか遡れるんだよね。で、話してるところを抜き出してるの。離婚裁判(これは後述)になったときのためにやってたけど、増田に書いてみようかなと思って今回は音声ファイルにして、Googleドキュメント文字起こしさせて整えてみた。

 

◯何でそんな夫がいいのかとか何で別れないのかとかいっぱい言われてるのでそれにも回答するね。

離婚は去年しようとしたの。

そろそろ離婚したいなら〜と思ってた時期に、ちょうど夫と口論になった。

その頃はまだ、夫が「うるさい!めんどくさいんじゃ!」って言い始めたら会話を諦めてたんだけど、「離婚するつもりだし、最後に徹底的に詰めたろ。」って気持ちが芽生えた。

で、みなさんご存知の形式で詰めまくってやったら、逆上しまくった夫が「離婚じゃ!!!お前とはもうやっとれん!」って言い出したので、渡りに船と思って「私もそれがいいと思う。離婚しよう。」って感じのことを言ったの。

で、元々財布は別だったし、それに手出しする気はお互いなく、共有のもの家財クルマと家くらいで、それらをどっちがどう引き受けるかだけザックリ決めて、細かいことは離婚してから専門家に頼もう。ってところまでその日のうちに決めた。

お互いの親にも挨拶して、離婚届に署名ももらって、さぁ役所にいつ行こうかな有給取れるかなって段階で「やっぱり離婚したくない」って言われた。

離婚届不受理申請をした。離婚したきゃ裁判でも起こせ!」って言われて、あの時は流石に病んだな。

こんな関係婚姻関係続けるのは現実的ではないってことを、いつものやり口で何度も詰めた。

喧嘩してない時は仲良いじゃん。」

って言われた。まぁそうとも言える。でも、それを「別れない理由」として言えちゃう方って、それを言う気になれない方に、多分いっぱい甘えてるんだよね。

全部とは言わないし、夫も我慢してくれてることあるんだろうけど、仲良い時も含めた私たち関係はもうわたし我慢ありきでしか成り立ってないと感じていた。

わたしの中では一緒にいるメリットより、別れるメリットの方が大きくなってる。ってことを伝えたら、「我慢をやめていい」って言われたの。

マジでしつこくやるよ?って言ったら、「受け止めます」って言ったの。

夫が「俺変わります。がんばります」って言ったの。

わたしが本当に「変わってくれたな」って思えたら、この離婚届は捨てる。

でも、「変わらないな」と確信を持ったらその時点で不受理申請を取り下げてね。っていう約束で、ここ10ヶ月くらいかな。

冷蔵庫に記入済みの離婚届を貼った状態で、まだ夫婦をしてる。

 

詰めるようになった結果、夫に対する認識が、「モラハラ男」から「頭の悪いモラハラ男」に格下げされたが、まぁ元々夫に頭の良さを期待して付き合ったわけではないから、それはいっか。

 

それなりに仲が良いって言うのは事実で、一緒にゲームすることもあるし、週一は2人で飲みに行くし、週三はセックスしてるし、年に2回は旅行に行く。

夫はそれが楽しいだけなんだろう。わたしは、それらの暮らしも楽しくないことはないが、楽しいだけでは決してない。

 

とはいえ、夫に頼まれるでもなく勝手我慢を抱え込んでたのはわたしだし、何も言わずに一度は生涯を誓った相手へのハシゴを外すのは不義理かなと最終的には思えたので、今の状態に至る。逆に言うとハシゴくらいしか残ってないので、夫に対して我慢はしないけど、変わるための手助けも特にするつもりがない。

 

夫が特性の割に謝罪ができてるのはそう言う理由。アンマネの本買ってるのもそう言う理由

 

わたしモラハラ耐性についても少し。「そんな夫/妻と向き合うの無理だわ…ようやっとる」的なコメントいくらか頂いて、寄り添いに感謝します。わたしの実父がまぁ夫より酷いモラハラDV男でして…幼い頃は苦労した、ほんとうに。わたしは実父のパーソナリティに興味があって、両親が離婚した後から実父と交流を持つようになった。なんでああいう、外でやったら警察呼ばれるようなことを、家の中だからってしてしまえるのか、単純に知りたかった。

その中で、自分なりに「暴言を吐く人・怒鳴る人」のパーソナリティに納得が行った。

からかい声で威圧してくる小心者に対しては耐性があるんだと思う。

夫の暴言って、「デブ」「ブス」「うるさい」「黙れ」くらいなんで、可愛いもんです。ただ声がでかいだけの馬鹿

 

◯でもいろんな人が見てくれて嬉しかったよ〜!ありがとう

ほんと、「家庭内に怒鳴る・暴言を吐く人がいる」って、体験したことがある人はよくわかると思うけど、すごいストレスだよね。

最近職場にもこういう人は居ないし、知らない人は本当にわからないんだろうなぁってブコメトラバ見て思った。その人たちは今自分幸せ人生であることをもっと噛み締めてほしい笑

同じ心の傷を抱えたみんな、共感してくれてありがとう

「これ読んで思い出してイヤな気持ちになった」って人もちらほら見かけたけど、ごめんね。

 

怒りって一説では二次感情って呼ばれてるんだよ。一次感情(不安、罪悪感、嫌悪感、悲しみ、傷つき、不快感など)と向き合えず、頭の中で理解できない、だから言葉自分気持ち表現できない、そんな人がそれらの感情他者への怒りに変換して、最悪の場合、それを怒声や暴言暴力の形で他人にぶつけて加害する。

 

紐解いていったら、簡単解決できることの可能性もある。

怒りを覚えること自体は悪じゃない。ただ、怒鳴ったり暴言吐いたりしてしまってることが問題。そう思えるようになって、わたしは実父への忌避感がなくなったよ。

 

みんなの心の傷が癒えますように。

 

長々追記してごめんね。

 

 

----

今夜も夫と喧嘩したんだけど…

まーたささいというか、訳わからん内容。

 

今朝、夫は「会議があるんで遅くなる。晩御飯は食って帰れたら食って変えるし、食えなかったら冷凍プレートを食うから、用意はしなくていいよ」って言ってた。

 

で、帰宅わたしが少し残業たから結局はわたしの方が遅かった。

 

わたし「おつかれ!今日かいぎうまく行ったの?」

夫「会議は俺出てないよ」

わたし「え?じゃあ何で遅くなったの?」

夫「はぁ〜〜〜!?パーティーじゃ言うたろうが!!」

わたし「え?会議って言ってなかった?」

夫「言うとらんわ!パーティーじゃゆうて、飯も食って帰るいうとったろうが!」

わたし「まず声を荒げるのやめて。おちついて、パーティーについて教えてよ。会議パーティーだったの?」

夫「はーもう知らん。」

わたし「ねえ」

夫「」

わたしちょっとシカトしないで。」

夫「うるせーデブ!」

わたし暴言吐かないで。」

夫「うるさい!なんや!めんどくさいんじゃ!」

わたし「めんどくさいにしても何にしても声を荒げずに普通に会話して。会議だと聞いてたけど、パーティーもあったの?」

夫「お前に話すことはない!何でお前に教えにゃいけんのんじゃ!」

わたし「夫くんがわたし仕事について聞いてきたときわたしがそんなふうに突っぱねたことがあった?仕事に限らずなんでもそう。こないだわたしPDF仕様について聞いてきた時、わたしが「なんでベクターデータバイナリデータ分からん奴にPDFのこと教えにゃならんのんじゃ!」なんて言って突き放した?してないでしょ?普通に会話して。守秘義務で言えないことまで言えなんて言ってない。朝聞いてたことと違うみたいだから普通に気になっただけ。」

夫「わるかったよ、話すよ…会議は偉い人がしてるだけ。俺はその後のパーティーに参加しただけ。そこで飯を食いました。わかった?」

わたし「わかった。会議に君が出るんだと思ってた。誤解してごめん。」

夫「そんなこと言ってねえよ!!何なんだよ!!」

わたし「誤解したみたい。ごめん。」

夫「俺はそんなこと言ってないっつってんだろ!」

わたし「あのさぁ、わたしは誤解したことを謝ってるし、君の「言ってない」という主張を否定していないよ。誤解があったの。正せばいいだけでしょ。人間同士、脳みそ移植できるわけじゃないしわたしたちは文書でなく口頭で会話してるんだから誤解は生じるよ。その度にそんなふうにブチギレるの本当にやめて。」

夫「わかったごめん」

わたし「そういえば、夕飯食べられなかったら家の冷凍プレート食べるって言ってたよね。そんな、食事が出るか出ないかからないパーティーがあるの?」

夫「…たしかに、変わってるよね。俺も前職ではこういうのなかったわ。業界柄としか言いようがないわ。」

わたし「ふーんそうなんだ、ありがとう。」

夫「俺もごめんなんかキレちゃって」

わたし「ところで、わたしの言い方が気に入らないとか態度が気に入らないとかのとき、怒鳴ったりシカトしたり暴言吐いたりして不満を撒き散らすのやめてくれる?

不満は普通に言葉で伝えて。」

夫「頑張るけどうまく伝えられるか分からん。おまえつっかかってくるし。」

わたし「つっかかられたなと思わせたならごめん。でも、そう言う時に怒鳴るのやめて。その時に普通に、「その突っかかるような言い方やめて」ってつたえて。」

夫「わかったごめん」

わたし「あと誤解が生じるたびにキレるの本当にやめて。君だって誤解してることあるけど、わたしキレたことないでしょ?責めずに認識をすり合わせるでしょ。そんなふうにしてくれたらいいから。

誤解してしまった後に「俺は言ってない!」とかどんなに言われても、誤解は無くならないんだよ。」

夫「たしかに。ごめん」

わたし仕事でも誤解されてた!ってことあると思うけど、そん時仕事相手ににキレないでしょ?なのにわたしにはキレるでしょ?それはわたしへの甘えじゃん。夫婦から多少そりゃ多めに見るけど、わたしに甘えてる自覚は持ってよ。」

夫「はぁ?」

わたし「ほらまた。威圧するんじゃなくて、反論があるなら言葉反論して。」

夫「わかった。反論ないです。」

わたし「そっか。とにかく野球みたいに審判がいて、送球と捕球のどっちにエラーついたかみたいにわかもんじゃないんだから、誤解でいちいちキレないでね。」

夫「はい

なんでこんなキレやすいんだろ…まじで若年性認知症じゃないか…もし介護かになるんなら早いとこ離婚したい…入院とか施設とかなったら離婚するにもいちいち後見人立てたりしないといけなくなるとか聞くし…

Permalink |記事への反応(37) | 21:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-01-21

知り合いの絵師が死んだ。AIせいらしい

高校時代からの友人であるA君が自殺したらしい

昨年の年末帰省ついでにこちから誘って一緒に飲んだのが彼との最後だった

A君はいわゆる絵師だった

高校時代から絵が上手く、卒業後はフリーランスとして活動をしていた

無論、そんな有名人というわけではない

飲み会の席で聞いたことだが実家に住みつつskebだのfanboxだのココナラだので月収15万〜20万程度を稼ぎ、毎月両親にお金を渡して衣食住の面倒をみてもらう

そういう生活を続けていたそうだ

ところがA君の収入はここ2年くらいで激減

最近は月に数万円程度しか稼げなくなって実家お金を入れるのにも苦労している有り様だったとのことだ

減収の原因は(A君によると)AI生成の台頭だった

A君のような、プロイラストレーターと名乗れるか名乗れないか微妙ライン絵師にとってAI生成はかなりの痛手となったらしい

AI生成以前は「このキャラエロ絵を描いてください!」といったskebの依頼や「広告アイキャッチ用のイラストを描いてください!」といったココナラでの依頼がそれなりの頻度で入ってきていた

ところがAIはこういう需要を根こそぎ奪い去ってしまったとのことだった

まぁ確かにAI自分の求めている絵を出力できる環境があるならわざわざ高い金を払って人に依頼することはない

コミュニケーションコスト馬鹿にならないしリテイクの回数にも限りがある

自分AI使って納得いくまで再生成し続けたほうが安上がりな上に効率的だろう

飲み会の席でのA君はそんなに憔悴している雰囲気はなかった

ただAIに対しての憎しみは人一倍募らせている様子で、

「俺の絵柄も奪われた」

「すぐ法規制されると思ってたけど全然そんなことはない」

「正直限界が近い」

とそんな愚痴をずっと吐いていた

私見だが、A君が追い込まれていた最大の要因は親からプレッシャーだったと思う

A君の両親はA君が家に決まった額のお金を入れられなくなった段階でイラストレーター稼業をやめて就職するようしきりに勧めてきたらしい

両親からすればちょうどいいタイミングだったのだろう

安定もしない仕事をし続けて夢を追うよりはさっさと手堅い職に就いてもらいたい

そういう願望を言いつけるのに今回のAI台頭によるA君の不景気渡りに船だったわけだ

「俺みたいな30手前の職歴のない男がいまさら就職なんてできるわけない」

「俺に死ねって言ってるようなもんだ」

「俺は会社員なんかできない」

「朝決まった時間に起きて8時間も9時間自分の好きでもないことをし続けるなんてできない」

時間無駄だと思ってしまう」

世間の皆さまがどうとかは関係ない」

とは、飲み会の席でのA君の言である

俺はA君が言うところの普通会社員だったので彼の視野狭窄ぶりには言いたいこともあったのだが「ここで追い詰めるのもちょっとなぁ」という同情もあり、うんうん共感してるようにみせながら彼の話を聞いていた

でも彼の自殺の報を聞いた今となっては、もっとちゃんと諭した方が良かったのかもしれないと後悔の念ばかりが募ってしま

こんな匿名日記に書いても仕方のないことだが、もしAIのせいで稼ぎにくくなった絵師がいるなら言っておきたい

悪いことは言わないからさっさと就職しろ

最近人手不足が甚だしい

Adobeフォトショップなりイラストレーターなりの使用経験が数年以上あって、しかも曲がりなりにもフリーランスで稼いでいられたような人材なら就職なんて余裕だよ

リクルートデザイナー職の求人を見てみればわかる

採用条件欄もあんたなら余裕で満たしてるんじゃないか

仕事か、夢か」みたいな二者択一思考になるのもほんと良くない

別に就職したあとも副業イラストレーターをやってればいいじゃないか

それでイラストレーターでまともにたくさん稼げるようになって貯金もできたなら今度こそ会社員を辞めて専業絵師になればいい

っていうかイラストレーターに限らず小説家俳優歌手作曲家も中堅クラスまでのプロクリエイターは大抵普通に昼間会社員をやっているよ

専業クリエイターなんて一握り中の一握りだろ

毎朝決まった時間に起きるのが辛いっていうのだって別に今は在宅勤務も増えていればフルフレックス制を採用しているところも増えているし昔より柔軟に働けるようになってるよ

会社員イメージ偏見で凝り固めている暇があるならまずはさくっとお試しで就職してみろよ

今の就業環境マジで思ってる5倍は楽だから

会社員仕事だってやってるうちに愛着も出てくるかもしれないし人から頼られるようになればやりがいも出てくるもんだぞ

仮にブラック企業に当たっちまったら気軽に転職すればいい

何度も言っているように今の人手不足の世の中元絵師なんて引く手数多なんだから転職だって余裕だよ

別にAI仕事を奪われたって死ぬことはない

AIが出てきたなりに楽しく生活できるように環境を整えればいいだけの話じゃないか

もしA君みたいに思い悩んでいる人がいたら極端な結論を出す前に環境を変える努力をして見てほしい

死ぬよりはよっぽど簡単な労力で済むはずだから

Permalink |記事への反応(5) | 16:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-01-10

anond:20250110201909

自分トラバを書いたあとから頭が整理されてきたんだけど、結局、玉木や財務省にとっては、103万円の壁問題は、減税政策であり福祉政策なんだよね。その出発点が根本からうからそもそも理解もクソもなかったわ。

減税や福祉に財源は当然必要から、「国民民主党はなぜ財源に言及しないのか」という元増田の問いかけは至極もっともだし、国民民主は何やってんだって話にもなるわな。

しかし、財務省はその議論に乗らず、政府の税収を増やす観点から壁のない税制を再設計したっていいのに、玉木の理論に乗せられてる(乗った上で抵抗しようとしている)のが不思議でならん。

しろ、玉木の政策提起を渡りに船と、(労働時間の増加と)税収増を目指す税制見直しきっかけにしたらいいのに。

Permalink |記事への反応(0) | 20:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-09-30

無性にジャンガレが食いたくなった。

山岡屋とともにずっと気になってはいるけれど、どちらも絶妙アクセスが悪い。車も乗らないし。

日常重力というものは中々強くて、行動圏内を逸脱するのにラーメン屋だけではちょっと弱い。そのためだけにわざわざ足を伸ばすのもなんだかさもしいお出かけに思える。

でも普段のおれの過ごし方も大概だ。

頭に浮かんだ単語自分でこねくり回す事もせず、SNS検索ボックスに放り込む。そこに出る他人がまとめた言葉に乗っかって、何かを考えたような気になる。もしかしたらコミュニケーションをした気になってるのかもしれない。何度も同じ言葉検索したりもする。

反復の日々の中で内容を変化させる刺激もなく、何度も同じ話を繰り返す老人と同じだ。

更新など来てないだろうと分かりながら、YoutubeTVerWeb漫画サイトをぐるぐるローテーションしたりもする。それにも飽きたら過去面白かった回を見たり。同じ回を何度も繰り返し見ていれば味もしなくなってくる。

それか、変わり映えしない手癖でギターを弾くか。頭の中で漂う音を取り出したいが、ろくに技術もない。そのためのセオリーを知ろうと知識検索まではするが、頭に入れようとはしない。開きまくったタブを閉じるのもなんだか惜しくて、ブラウザの隅にグループにまとめられたまま。埃でも積もれば少しはやる気にもなったのかもしれない。

こんな過ごし方なら出かけた方が少しはマシかもしれない。

週末、ジャンガレへ向かう決意をした。

山岡もついでに行きたいが、微妙場所がズレている。まあ折角出かけるのだから両方回ってやろう。

と思っていたが、ベッドでダラダラ過ごしていたら出発時間がズルズル延びていく。

結局山岡家は諦め、比較アクセスのマシなジャンガ新所沢店を目指す。

縦の移動を滅多にしないので気付かないが、埼玉は意外と近い。国分寺から西武に乗り換えればすぐだ。

近場でも県を跨げばなんだか旅行気分になる。それが移動の楽しさでもあり、億劫さを生じてもいる。

国分寺線は車内に電子表示がないらしい。イヤホンつけてスマホ凝視している現代の陰気人間に対して実に優しくない。Yahoo路線googleマップ現在地を神経質に確認しつつ、新所沢駅へと降り立つ。

西友と一体化した駅のロータリーは、郊外平均の生活感漂う趣。決して高円寺やそこらの「生活感」ではない。

都心に住んでる者には田舎郊外に住む者には日常光景ガチ田舎に住む者には割と都会。寂れはせずとも活気もない風景は決して気分の上がるものではない。

ジャンガレを目指し脇の通りに出ると飲み屋が並ぶ。町の息づきを隠しやがって、と思うのも束の間、スタスタ歩いているとそれも一瞬で過ぎ去り国道沿いへと放り出される。歩道車道曖昧さに少し田舎さを感じる。いやむしろ駅に近いからか。

コンビニファミレスか、塾やら車屋やらブックオフやらが点在する、ネットバカにされがちなあの光景

中高生の頃もほっつき回れる範囲は「コレ」か住宅外の二択だった。

晩飯までの時間制限はそのまま距離制限になる。電車あっちこっち行くような金もない。楽しげな景色は全て画面の向こう側だったな。せめて河川敷でもあれば良かったのだけど。

歩行者マイノリティのそういう道を歩く度、当時の事を思い出す。目に入る情報が少ないと意識自分の内に向きがちなのかもしれない。今も昔も。

ジャンガレは駅から離れるとすぐに見つかった。

小綺麗で小さめの店内にもう一軒ラーメンの入った、二店舗だけのフードコート形式

卵なしまそば(790JPY)の食券を購入し、受け渡し口へ。

トッピングを聞かれ、慣れた風にニンニクWとだけ。

店員のおばちゃんの声色と表情が「それだけでええんか……?」的な雰囲気を漂わせる。

別にいいだろ。おれは口の中の味が少ない方が好きなんだよ。

何やらメニュー表の写真を指差しながら説明しているが、ここで掌を返せば自分が不慣れのようではないか。実際不慣れなのだから何ら恥じることはないのだが、意地になってロクに確認もせず「それで大丈夫です」で通す。

そこまで言うからにはよほど質素な素ラーメンが供されるのではないかと若干怯えつつ、10秒程度の駆け引きを済ませる。フードコート特有のブーブー鳴るアレを渡され、テーブル席へ陣取る。

すぐさま脳内自分反省回を開く。おれのトッピングは変だったのだろうか。

数m先のメニュー表を確認することなく、インターネット無料トッピング情報を探る。

ニンニク。入れた。

エビマヨチーズ。いらん。味がゴチャゴチャする。

ベビースター。いらん。カリッとしたもんをわざわざふやかすのは嫌いだ。

辛味。まあ初回だしいらんだろう。

あ、アブラを入れ忘れてた……

まあ致命的なミスはなかろう。

スマホを置き店内を改めて見渡すと、数割の埋まり具合といったところ。

若者連れ、ご婦人ペアソロ中年男性

二郎(系)特有の窮屈で急かされてるような雰囲気はない。もう一軒普通(?)のラーメン屋も入ってるしな。

これを求めてたんだよ。家で手間をかけることもなくゆったり食える。

二郎は好きだけどあのガツガツした空気は嫌いだ。早食い美徳とも思わない。回転率とか店の都合だし 。

ナイトホークスとまでは言わないが、郊外の週末夕方の気怠い空気が心地よい。

地元の店といった趣はむしろアウェイ感すら抱かせるほどだ。

時間がゆったりと流れるような感覚。でも給水器の水の出がやたら遅かったのは多分気のせいではない。

呼び出しのブザーが鳴る。

ネット確認して尚も素ラーメンが出てくるのを若干恐れつつ、受け取りへ。

なんだ、ちゃん二郎系の姿をしてるじゃないか

受け取り口脇で紙エプロンが目につく。周りに目を遣ると着けてる奴はいない。こういう時、なんかお上ぶってるみたいで使うのが恥ずかしい。だが、週末のお出かけだしと着てきたお気に入りの白シャツは守りたい。

と悩んでいると、店員から「よければ紙エプロンどうぞ」の声が。渡りに船。まあ、勧められたなら使っといてやるか。

席へ戻る。卓上のカエシを垂らし、ヤサイを除去するように喰らう。コショウをドバドバ振り撒いてブタを喰らう。ニンニクをかき混ぜて麺を喰らう。

うまい。濃くてうまい。味がしてうまい

他の二郎系と何が違うのかはよく分からんけど、かねてから実行しかねていた欲求をきちんと消化し、しかも美味いのだ。何の不満があろうか。

と、汁がシャツの裾に飛ぶ。ちょうど紙ナプキン範囲外へ。

一気に萎える。

コップの水を紙ナプキンに浸して拭うが、薄まりもしない。

シミ抜きめんどくせえな。忘れないようアラームをつけ、自分で抱えてると気の滅入る記憶を外部委託する。

最後の一啜りを慎重に済ませ、退店。

まだ7時頃だかすっかり日も暮れた。もう夏も終わりか。

道路沿いで光り輝く塾の中でガキ共が勉強してやがる。こいつらは幸せなんだろうか。幸せになれるんだろうか。まあおれの知ったことではない。

完全に一服の口になってきたので、googleマップ喫煙所を探す。駅前タバコ屋があるらしい。

喫煙所のある街は良い所だ。目に楽しい街は傾向的に大体パブリック喫煙所が設置されている。寛容さとか、そういう抽象的な理屈じゃなく。

プライベートサービスの灰皿があるだけとなると、ギリギリ及第点といったところか。まあそれもすぐ消えゆくのかもしれない。

タバコ屋へに辿り着くと、分煙へったくれもなく灰皿だけが置かれたストロングスタイル

くどいラーメン後の一服は実にうまい。肉体作業でもした後ならさぞ染み渡るんだろうな。まあそんなんしなとも十分満足だ。さて帰るか。

駅でオシッコしようとしたら、トイレは仮設らしい。小×2と大×1の窮屈なボックスが3つ並ぶだけ。駅の規模の割に小さい。ええんかこれで。

スッキリした所で、ガラガラ新宿行きへドカッと座り込む。

このまま新宿まで行ってしまおうか。映画でも観て、バスタ高島屋でボーッと夜景でも眺めたら締まりのある週末だ。

乗り換えるまでの数駅分の猶予で、まあ今日はもういいかなと思った。

車窓の向こうは晩夏か初秋の暗闇。団地とタワマンの灯りだけがかぶ

家までの帰り道、せめてもの抵抗ゲーセン寄ってった。

なんというか、西武線に揺られ所沢に降り立ちジャンガレを啜るという全ての体験所沢感、というか郊外感があったな。非日常にすら感じるほどの、絵に描いたような日常。それに抗うつもりでゲーセン行ったのがむしろ更にそれを強める。

これをいつもの週末にしたくはないなって思いと、そうなりそうな予感があった。

帰ってフロがてらシャツのシミをシコシコ落とす。かったるい。汚れてもいいTシャツで近所をうろつくばかりの日々はもうすぐそこまで来てるのかもしれない。

後日山岡家も行った。

瑞穂店。どこだよマジで

最寄りは箱根ヶ崎かい温泉街パチモンみたいな名前しといて、実態八高線田舎駅。ドアの開閉はボタン式。狛犬ポジションの罪は重い。

駅前ロータリーコンビニけが目を引く。

国道沿いの道は片側二車線で、より歩行者の疎外感が強い。リサイクルショップの掲げる「作業靴買い取ります」の文言に色々な想像を浮かべる。

所沢って結構マシだったのかも。

15分ほど歩き山岡家に着く。駐車場はかなり埋まってる。思ってたほど臭くねえ。

醤油大盛り

店内は金髪ツーブロの兄ちゃん家族連れ。一人者にテーブル席は許されず、肩身の狭いカウンターへ。

しばし待たされ着丼。

啜る。なんなシメ雑炊出汁みてえな味がする。気がする。分からん。濃くてうまい

ニンニクコショウをドバドバ入れると、叩かれがちな壱系とあんまり変わらん気がする。まあ美味いのでいい。

帰りに寄る場所もなく、来た道をそっくりそのまま辿る。

おれの人生から日常はどんどん失われて、着実に「これ」へと染まりつつあるのかもしれない。

2ch脳じみた考えもとっくに薄れてきて、そういう日常バカにする気もあんまりなくなってきた。自分楽しいか、満足してるか、納得してるか。それが全てなんだし。

大して違いが分からなくたって、美味いと思えるものが食えたらいい。

別に美術館図書館デパートも行かない。

から出なくたってネットに色んなものが転がってる。

でも楽しい景色はこの目で見たいし、自分の足で踏みしめたいんですよぇ。

Permalink |記事への反応(2) | 00:18

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-19

anond:20240719174050

トヨタにとっては渡りに船だね

日本では頑張る気持ちになれないというコメントも出たし

日本脱出拍車がかかるのでは

Permalink |記事への反応(0) | 17:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-11

anond:20240711135913

インボイスで既に発注しぼってる

というか自動的に除外してるだろ?

そういう野良絵師発注する、みたいなやり方は

渡りに船やったね

Permalink |記事への反応(0) | 15:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-18

anond:20240617121658

浮気托卵狙いなら最初のシリンジ法提案渡りに船で乗るハズやん

Permalink |記事への反応(0) | 08:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-05-17

フェミニスト大嫌いな人こそ、特権階級の女様が主人公ドラマ、虎と翼を見るといい

なぜなら主人公は「ひたすら恵まれている」ハイポジションリベラル女子」だから。日頃から女はズルいと怒り呆れがちな人たちが真っ先に鼻で笑うタイプの恵まれた女だから

ドラマ主人公の寅子は、投資銀行に勤める父と良妻賢母の母という大正昭和初期のアッパークラスの、それもリベラル色の強い理解あるご家庭に生まれて、その潤沢な社会資本を余すことな享受して弁護士の道を自由に邁進している。そして勉強大好きで周囲が態度を変えるほど頭が良く生まれついてもいる。そして子供のころから正義感がある。家柄が良くまっすぐ育った明るい優等生

大学に行っても目立つタイプ、拗らせミソジニーを発動する拗らせエリート同級生男子が、いつの間にかそのまっすぐな人柄にやられて好意を抱いたりする程度にはモテる

寅子の家には、父が面倒を見ている司法試験合格を目指す書生がいて(アッパークラスのご家庭ならでは)この書生とも「私たち同じ道を進む仲間よね」という異性友達ムーブをぶちかましているが、書生は寅子に片思いである。そしてこの書生よりも寅子の方が圧倒的学力がある。要するに立場的にも、恋愛的にも経済的にも非対称性が生じている年上の男性を寅子は「異性の友人」として遇している。中々のタマである

寅子は、前述した好意を抱かれていた拗らせエリートに「彼女結婚してくれとはいえない、彼女の夢を奪うことになるから」と思われて振られてしまうのだが、それまでどっちつかずの態度だったくせにいざ振られるとショックを受けたりするし、せっかく弁護士になったのに依頼が来ないのは私が結婚していない(社会的信用がない)からだ、と思いつき慌てて縁談を探してもらうがうまく行かない。そりゃそうだ。

ところが助け舟で、寅子に片思いしていた家の書生から結婚をしたいと言われる。渡りに船逃げ恥のような「条件偽結婚」だと思い込みスピード結婚を承諾するが、前述のとおり書生は寅子に片思いしていたわけで、初夜にぬいペニ状態となる。かわいそうな仲野太賀…。

と、寅子の痛さを中心に4月ドラマが始まって今日までの1カ月半を振り返った。フェミニスト嫌いの諸氏や、女はずるいと常々思っている諸氏が叩き放題の「豊かさという下駄を履いて産まれた恵まれた女様」それが寅子である伊藤沙莉が演じていなかったら大変なことになっていたと思う。

だが伊藤沙莉の演じる寅子はとっても魅力的である

「虎と翼」は、現代問題昭和初期の物語に練り込んでいる疑似歴史感が臭うドラマだが、一方でモデルになっている三淵嘉子は実在の人で、ドラマにおける寅子のキャリアや背景はモデルのそれをなぞっている。恵まれリベラルな家に生まれ弁護士になり、戦争時代突入し、色々あって戦後日本初の裁判官になるスーパーウーマンである

ドラマの寅子も恵まれた家に生まれ、厳然とした性差別がある世界を、明るく、元気に、強気に突き進んでいく。そして突き進む中で彼女は、自分が周囲と比べ恵まれていること、「自由選択ができるという」下駄を履いて生まれてきたことを徐々に自覚していく。

寅子が持って生まれた豊かな資源は、裏返せば、女に人権がなかった時代には、ここまで特権的に恵まれてなければ法曹界で働く道を切り拓くことができなかった、ということの証左だ。そしてこれを現在に照らせば、形式上男女平等になった現在の女は寅子に比べれば矜持や頑張りが足りない、という振り返りもできるし、現在でもまだまだ形式的しか男女の機会平等は達成されていないよなと振り返ることもできる(医大入試における性差別不正はつい最近出来事だが、あの時は差別だと批判する意見と、女はズルいから消耗が強い診療科を選ばないため合理的配慮だという意見に二分されていた)。

これは、女性人権がなかった頃を引き摺って今も残る男性優位の古い価値観を、改めてマーカーでなぞっていく作業であり、同時に現代の女が抱える特権性の問題も照らし出す作業でもある。

そしてドラマの中では、現代にもしっかり残っている、個人幸福を削るような価値観を改めて再発見することになる。

結婚しなければ社会的信用が得られない」、「エリート男が生きていくには従順に従う女が必要」、「女の弁護士なんて信用できない」、「自分より優秀な女は生意気で目障りだ」、「適齢期を過ぎると縁談がない」、「人は生まれた国や家や身分に縛られる」、「平等を求める声は不平等利益享受する側には届かない」、「上品批判下品な妬みには勝てない」、「お金がないと社会的意義の高い仕事につけない」などなど。昨日どこかのSNSでだれかがぼやいていそうな内容である

これらは女だけではなく、男も同様に削られる呪い価値観である。学友たちはこの呪い価値観によって法曹界で働くという夢を立たれていき、寅子は弱い立場に置かれた人を助けたいという正義実践に加えて、諦めなくてはならなかった仲間への思いを「使命」として背負う人生を選ぶことになる。

平等と戦うに十分な恵まれ武器を持って生まれて、更に先駆者の使命を背負った寅子は、おそらく来週から戦争ターンではどんどん「恵まれていたもの」を奪われていくことになるのだと思う。世紀の愚戦・負け戦の太平洋戦争ってそういうものだったから。男は戦争に行くし残った老人や女子供は空爆さらされる。男も女も人がたくさん死に経済活動は退潮する。

その時でも寅子は「正義」と「使命」をもって生きていくのだろうと思う。モデルの三淵さんは生き残ったし、何しろドラマ主人公なので正義や使命は捨てないだろう笑。

たくさんのものを奪われてなお「正義」と「使命」を失わない女がどんな生き方をするのかのドラマを私はとても楽しみにしている。

そして、形式上の機会が平等になった世界で、これまでずっと恵まれていたはずのものをどんどん奪われ不満が溜まっている人たち、「女は狡い」、「現代の女は特権階級だ」と思っている人こそ、奪われても正義と使命を捨てなかった人のドラマを見てほしいと思う。

フェミニズムドラマくっさー、と思う人も多かろうが、お勧めしたいのには、単純にドラマとして良くできているのもある。

寅子は「戦う女戦士」みたいな感じではまったくなく、前述通りそこそこの空気読めないわがままな、脇の甘い生き方をしていて、いちいちナレーションに突っ込まれている。ナレーション尾野真千子で、芝居がかったナレーションだがコメディの良い味付けになっている。

寅子の両親や兄夫婦明治家族観(男が働き女は家を守る)できわめて円満夫婦関係に描かれている。一方で嫁姑ちょっとしたストレスも描かれたり。父は帝人事件(疑獄事件)の当事者になり、リベラルエリート父親会社での立場に縛られる姿をシリアスに描いてもいる。

また、法曹界への女性進出を後押しする立場であるリベラル派の教授弁護士がしっかりと性差別をしていてフェミニズムにおける父権問題提示していたりもして、本当に痒い所にまで手に届く配慮がされている。セリフやシーンの伏線もとても豊かでドラマとして見ていて普通に面白い出演者はみな手練れの俳優だらけで演技へのストレスはほぼない。

単にドラマとしても面白いので、ぜひ。

フェミニズムドラマとしての側面については、あまりブコメが集まっていなかったがこの記事分析がとても分かり易かったhttps://bunshun.jp/articles/-/70764 これ読むと「女のためだけのドラマ」じゃないことがよくわかると思う。

ところで最後全然話は変わるのだが、昭和初期というのは実はWWIIジャンプして戦後と地続きになっていたかなり民主的かつ退廃的な時代だったらしい。「富国強兵」を叫んで強国を目指していた大日本帝国から現代にいたるGDPの推計推移をみると「戦争が無かったらこグラフの線が素直に上がっていたのではないだろうか」と感じさせるラインが描かれる(https://www.nippon.com/ja/in-depth/a04003/ 中ほどのグラフ)。まあ実際は戦争しないと色々糞づまっていたわけで後付けの皮算用しかないが。

ともかく、人が自由を求めそして退廃を享受できる程度の十分な豊かさが生まれていたのが大正末期から昭和初期の時代。ちょうど朝ドラで描かれているこの時代は、結構現代に近い時代だったりもする。

しかし、このニッポンドットコム笹川財団由来のかなり右寄り情報サイトなのだが、それでも「高度成長期ストック90年代で尽きてその後の策がねえぞ」という分析になっているのが、ちょっとだけ面白いですね。

Permalink |記事への反応(23) | 22:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-01-20

anond:20240120135632

どっちにしろ、今のままでは共産党割れるんじゃね?

新党首すらアップデートできない奴って知れちゃった以上、あの党に籍を置いても自滅の道だろ

まあ、そうでなくても「共産主義はもう終わった」って立憲に合流した方が生きる目があるから

党を割る理由を探してた奴はいっぱいいるだろうし、

今の状況は渡りに船だとおもうがね

Permalink |記事への反応(1) | 13:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-01-18

対策しない限り「新人職場で発揮できる能力」は毎年下がり続ける

何故かと言えば、組織がやる業務の量と種類は年々増え続けるから

最大の理由事業拡大と新商品・旧商品の混在。

トドメになるのが場当たり的な「再発防止対策」によって積み上げられた謎ルール

歴代の声だけ大きい人達が作った謎ルールが残り続けることによる業務マニュアルのスパゲッティ化も見逃せない。

立ち上げ時の資金繰りを除けば、何年も続けるほどに組織がやるべき業務は少しずつ煩雑化していく。

やってくる新人の質が変わらないのならば、新人の出力は下がる。

これは「新人総合力/業務煩雑さ=新人の出力」という単純な図式をイメージして貰えば分かりやすいだろう。

対策としては「定期的なルール見直しによる謎ルール剪定」や「業務の適切な分業化による煩雑さの低減」などがある。

これらをやっていない組織ほど「毎年入ってくる新人の質が(自分たちが若かった頃と比べて)下がっているので、必死教育しても結果が出ない」と嘆いている。

もしも自分たちがこの時代にこの組織に入ってきたら果たしてどうだったのかを想像する能力がないのだ。

全くないと言える。

恐ろしいことに世の中にはこういう「他人の状況に自分がなったらどうなるか」を正しく想像できない人が多い。

甲子園を見ながら「おいおいこんな簡単エラーするなよ。俺だったらさ~~~」と抜かす甲子園どころか地区大会2回戦にさえ出れた試しのない元野球少年の多いことよ。

正直ここまで多いと「こんな想像力もないのか」と考えるよりも、「こういった想像自体レア能力ひとつなのだろう」と考えるべきだろう。

それを証明するようにあちこち組織が「新人の質が毎年下がっていて困っています><」と相談しに来るが、状況を確認すれば原因は明白すぎてなんともコメントしづらい。

想像力がない連中相手マジレスしてもどうせ理解してもらえないので謎ルールを次々指摘していき「この辺が新人には分かりにくいのかも知れませんね。今の子子供の頃からゲームパソコンといったハッキリ答が帰ってくるモノに触れすぎているのか、ちょっと曖昧な言い方をされると混乱しやすいんですよ。なのでこういった『腰を据えて説明しないと重要性を分かってもらえないルール』は『新人でもスっと理解できるような単純なルール』に置き換えてあげた方がいいのではないでしょうか?彼らに変われと言って理解してもらうことを待つだけ時間無駄ですから、コチラから歩み寄ってあげるしかないんですよね」と説明している。

ここで大事なのは「Z世代脳みそデジタルすぎる単純馬鹿から相手するだけ無駄」と新人の方を下げること。

そしたら渋々納得してくれることも多いし、謎ルールが減って新人ミスが減るからこっちは結果を出したことになるってわけ。

会社としてもずっと解決たかった忖度ゴミルール処分するための都合のいい外圧がやってきて渡りに船なんだろうね。

ほんま、世の中には「自分から忖度を切り捨てたことにしたくはないが、こんなモノさっさと止めたくて仕方ない」みたいに考えてる臆病な犬っころが沢山いるから驚くよ。

Permalink |記事への反応(0) | 21:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-11-19

anond:20231119131348

旦那さんのタイプによってはもうコーディネートしてあげたほうがいいかも。

最近服買わないねーみたいな話から始めて前みたいにしてたほうが良かったとそれとなく伝えても乗り気じゃなさそうだったらじゃあ服選ばせてって提案する。

選ぶのが億劫になってる人間からすると渡りに船なので悪くない話。

こっちからすれば丁度いいので自分好みの一緒にいて恥ずかしくない格好になってもらうチャンス。

下手にダサいの着られるよりいいよ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-10-22

ローン地獄からなんとか抜け出してトンネルビジョンから抜け出したが

Noteに下書きとしてずっと残っていていつまでも公開する勇気無い記事

10年ぐらい前の話。

給料が入って家のローン、クレカリボ払いの最低これだけ払ってね支払い、カードローンの支払いをして、自分の小遣いに3万ぐらい入れたら、「あの支払いがまだだった」とか「妻様激おこぷんぷん丸級のミスをしてしまいごめんなさい」的な支出であっという間に銀行の残高が5000円ぐらいになり、あと平日20日間5000円でランチか、、、一日250円だなと考えていると通勤必要PASMO的なものに今月まだチャージしていないことに気づき、とりあえず3000円チャージして様子を見つつ、今月はランチ抜きか、ラッキーなら会社の先輩におごってもらえるかなとかそういう感じで生活をしていた。

給料日まであと10日、スーパーで買い物をする時に、銀行の残り残高が2000円だから一日200円、一日二食でいいや、一食100円、じゃあこの70円のパンなら大丈夫、あとこのセールの肉と野菜を買って、、、1300円!700円もあまっている!じゃあデビットカードで支払いピッ もうこれで大丈夫

給料日2日前、仕事帰りに「あれ?PASMO的なものに残高が無くて電車に乗れない…チャージをしないと…」と気付き、チャージ機械へ。PASMO的なカードチャージするには、最低1000円からという設定になっており、銀行の残高が700円しかないのではいアウト。財布に残っている小銭をかき集めて、、、32円。詰んだ

もうこんなビンボー生活は嫌だ、ホームから飛び込んでやる!と思っても、PASMO的なカードの残高が無いので、改札が抜けられずホームまでたどり着けない。ビンボーは自死方法すら選べないのか!と怒りと悲しみで途方に暮れたあたりで、妻から何してるんだ早く帰ってこいと怒りの電話がくる。もう涙も出ないので死んだ目をして歩いて帰る。30分ぐらい歩いたところで、偶然同じ方向に帰る車通勤の同僚に会って、渡りに船で近くまで送ってもらう。神様はやっぱりいるんだなあと思って帰ったら、いつまでかかっとんじゃー遅い!と妻様に「あんたのせいで私の予定が全て狂った」とお叱りを受ける。妻もバイトをいくつか掛け持ちしているのでしょうがない。罰としてあれを買ってこいと言われ、ニヤニヤしながら「マジで金がないから無理ぽ」と言うと「使えない」とか「もっと働け」とか「それがわかってるならバイトとか探せボケ」とか色々言われるが、「バイト見つかってもバイト先まで行く交通費ないぽ」とか内心思いながら頭を下げてひたすら怒りが収まるのを待つ。

「こんなんじゃいかん!」と一念発起してがんばる人のNoteをよく散見するが、そういう人は貧困状態でもきちんと認知能力キープできているマイノリティ人達もしくは状況にいる人である副業バイトするにも、最初にどうしても少しのコストは発生する。それをどう工面するか、時間をどう作るか、色々考えないといけない。

たとえ交通費・準備費用などを確保しても、「あなたは私をここまで怒らせた。あなたはいつも金がない、金がないというが、結局それは私よりもお金大事であるという事なのだ。なので、あなたがそこまでだいーじにしているお金犠牲にして、私があなた犠牲にされた気持ち理解反省しなさい」という妻の一言ですべて吹っ飛んでしまリスクに常に怯えていなければいけない。そして、その月末近くには必ずめちゃ金欠になり、「使えない」「バイトできないとかマジ言い訳みっともない」「言い訳考える暇があったら行動を起こすのが人間として普通、それができないあなたダメ人間」「まともな人間ではない」「くず」サイコパス」「悪魔」と罵詈雑言を浴びる。反省をして謝罪をしなければならない。だいたい夜12時ぐらいスタートで4時ぐらいまで。何が悪いのかよくわからないため、納得してもらえる謝罪言葉が見つからずひたすらうつむき、眠気とのどの渇き便意我慢しながら、妻が疲れはてて寝ると決めるのを待つ。お前は引き続き謝罪言葉を考えろもしくは離婚しろと言われ解放され、ほっとして少し横になる。その後、分担しているが滞っている家事遂行し、仕事へ行ってだいたい遅刻する。息をする。水を飲む。パントリーにおいてあるビスケットを食べる。味はしないが多分甘い。自分よりももっともっと大変で辛い人はたくさんいると自分に言い聞かせる。自分はがんばらずにひたすらしのいでいるだけで、それで勘弁してもらっているのでラッキーだ。そして人前では笑顔を作る。仕事をしてランチに行くお金があるか財布を見ると、現金が200円ある。ちょうど200円で買える、食堂で一番安いメニューを買って食ってめちゃくちゃラッキーやな俺とおもう。もう財布には7円ぐらいしかないけど、今は考えない。給料出るまで家からなんか食べ物持って行かないと…とか考えて、あとXX日、家にあれとあれがあったから…なんとかなるかなとか考える。お金のこと考えると生きる事は本当に面倒くさいなと思う。午後の仕事に集中しよう、と思いながらオフィスにもどってうつうつらする。

慢性的貧困状態の人は、いつもお金のことばかり考えその日その日をしのぐことだけに集中しようとしてしまうため、生活仕事をする上で総合的な認知能力が低下してしまうらしい。トンネルビジョンというそうだ。トンネルに入り込んでしまって、俯瞰的視点から物事を見ることができない。助けを求めれば手を差し伸べてくれる人がいることに気付かない、もしくは気後れして頼めない、バイトを探したりするのに必要時間コストがねん出できないと最初から諦めてしまい、結局また今月やっと一部だけ返したクレカローンから借り直し自転車操業火の車をしてますます貧困になってしまう。

孤独を感じ友達がいない事に悩んでいる人は、トンネルに入ってしまったように自分孤独な事ばかりを考え、総合的な認知能力が欠如してしまう。よって変なタイミングで変なことを言ってしまうか、考えすぎて身動きが取れずコミュニケーション自体がとれなくなってしまう。人を遠ざける・近づくことが出来なくなってしまい、ますます孤独になる。

そこまでの貧困に苦しんでいない人や孤独ではない人からすれば、何が問題なのか全くわからない。やっと返したクレカローンからまた借りるなんて、そういう馬鹿から借金まみれになるんだ自業自得自己責任でしょっていう感覚になる。考えすぎなんだよ、別に他人はそこまで気にしないよ、あなたが思っているほどあなた孤独ではないよ、と本人以外は思っていても、悩む本人はトンネルビジョンに入ってしまい、周りが見えない。前にある光に向かうか、遠ざかるかの2択しか見えないので完全にフリーズしてしまうか、ドツボにはまるようにトンネルの奥へ奥へと向かってしまう。

そうやって孤独貧困のドツボにはまった人は、他人からの助けがない限り、自傷自死をしていくか、「無敵の人」になる。「生まれてきてごめんなさい」といって死ぬか、開き直ってもう何を言われても私のせいではない、そんな事で怒るあなたの方がおかしい、私は言われたことをやっているだけ、私は悪くない…私は悪くない…と思い込まないと正気が保てなくなる。自分の命はちっぽけでつまらない事はわかっているから、死ねばいいんだ。せめて生きてる間ムカついた奴をできるだけ多く道連れに、全く関係ない他人が巻き込まれてもしゃーない、どうせこの世は理不尽なんだから。銃を持つもの無差別射撃計画し、車を持つものはできるだけ人込みの多い交差点突っ込み、一縷のやさしさを捨てきれなかったものは出来るだけすぐ見つかるが確実な方法自死を図る。

かという私も、なんとかしてその日々を乗り越え、スーパーに行っても銀行の残り残高と次の給料日までの日数をかぞえて「一日何円なので、明日はこれ、その次はアレを食べてなんとかもつぞ」っていう計算をしなくてもよくなった。今ではスイーツ売り場にならぶケーキまんじゅうにうっとりし、半額のシールが貼ってあればお金心配ではなく摂取カロリー心配をする日々である。とてつもなく楽である

ただ生きるのは格段に楽になった。でも幸せかどうかは、もう何を基準にしていいのかわからない。人から幸せかと尋ねられればもちろん幸せだと答える。でも実は幸せかどうかなどという事はどうでもよく、ただ貧乏だった日々に恨めしかったお金持ち(に見える人達)、例えば旅行に行ったり高級なレストランホテルに行っては写真SNSアップロードして「すっごく楽しかったーお得だよーみんなも行ってみて!」とかポストしている奴に、こっそり「いつか死んだら、地獄へ行ってほしいな」と思ったりするぐらいである。自分幸せになる事よりも、幸せな奴が不幸のズンドコに落ちてほしいという思いを抱えて生きてきた時間が長すぎて、積み重ねた怒りや嫉妬や恨みの残穢が拭えない。そういう事を思ってしま自分地獄に落ちるんだろう。でも自分地獄へ落ちても良いので、今幸せなやつは罰として地獄に落ちるべきだとかいうゆがんだ正義感が止まらない。

自分もっと幸せになってよいのであると言い聞かせるが、そうすると過度に炭酸ジュースアルフォートを浴びるように摂取してしまったりしてなんだかバランスがとれない。今SNS幸せアピールしてる人も、きっと落ち込む日や不安な日があったりするんだろうな。ひとそれぞれ悩みや苦しみはあって、それはもうその人にしかからない痛みやから自分で出来る事は全然ないけど、それでもみんなが天国に行くにはどうしたらいいのかな、とか一応人には言えるようにはなった。トンネルビジョンから多分抜け出た。空が見えていて、星がきれいな夜もあれば、雨や雪が中々やまないこともある。ただ、目標を立ててそこへノイローゼのように猪突猛進して努力友情を忘れない人たちが発する明るくまぶしい光に照らされると目が開けていられない。どうしていいのかわからない。そしてトンネルを抜けたら真っ暗になったり周りが全部明るくなって、どの方向に歩けば良いのか全く分からない。トンネルに入っていた総時間と同じぐらいの日々を過ごすと、どこに行こうかとか見えるのだろうか。ゆっくりと頑張るしかなさそうだ。

参考:トンネルビジョン貧困コンプレックスがもたらす認知能力の低下についてのポッドキャスト Vedantam, S. (Host). (2018,April 2). TunnelVision [audiopodcast transcript]. Hidden Brain.NPRhttps://www.npr.org/transcripts/598118226

Permalink |記事への反応(0) | 21:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-10-15

交通法規普通免許取ってない人種もっと考慮すべき。

車道の端から横断歩道を見つけるや最低限の減速で右折で横断歩道に進入する自転車と、その横断歩道へ右折で横切る自動車

なんてことはなく、自転車右手歩行者信号が青になってるのを認識してるから目的地に対して渡りに船と今可能な最短距離ルートを取って走行した結果に過ぎないし、車にとっても歩行者信号が青=それに平行な車道信号も青なので右折を始めたに過ぎない。

車道端でなく歩道を走っている場合問題本質は変わらない。

無免ライダー自動車操縦者に比べて著しく交通法規知識が足りてない傾向があるのでこうしたことが起こる。車両ルールに則ってればそもそもこの状況の場合横断歩道の手前にあるはずの信号が赤のためそこで停止することになるので、こうした自動車と無免ライダー巻き込み事故は起こるはずがないのだ。

無免ライダーは訳ありの傾向も高く、たとえばリアルタイムでの判断力が低いと自覚してるから運転免許を諦めてるか、発達障害とかで親に止められてるとかいパターンが多いと思う。

その判断力の低さで、たとえば周りの自転車ちょっとした減速=進路変更兆しありというサインを感じ取れたりも出来ない。そういう鈍さの積み重ねのせいで進路妨害につながったり重大な事故になりかけたりする。

歩道など幅が狭い道で、歩行者そしてその後ろから自転車が対向してきてるが、右側で歩行者とすれ違うタイミング自転車とも左側ですれ違うような状況になって、極端に自分が通れる幅が狭まるパターンに遭遇することがあるのも、判断力の低さが招く典型だろう。

ちょっとでも時間がずれてたらそのような惑星直列めいたことは起こらないはずなので、このままの速度で突っ込んだらそうなることを先読みして、減速ないし停止するか加速するのが健常者である

先日水曜日のダウンタウンの誰もが死にかけた話持ってる説で、子供の頃自転車で轢かれて死にかけたという人が一番話として多かったらしいが、これも子供発達障害同様判断力が鈍いか無自覚危険コース取りをして事故に巻き込まれているということが多いのではないかという気がする。

とにかく、法律は知らない人がいるという前提で作成運用するべきだと思う。

今回の話でいうなら、無知自転車横断歩道に右折で進入したときに、車がその横断歩道を横切るという状況にならないように、車側に対して曲がってよいタイミングについて道交法改正する余地があるのではないか自転車乗る人に対して実用的な交通法規研修受講を義務化するみたいな切り口もありだろうが。

道交法もっと日常的に違法行為が生じやすい法域の一つなのであって、正直今の今まで無免ライダー存在とその特性を全く考慮してないかのような法律のままであるのは、政治家側の怠慢に当たると思う。

余談だが空想現実区別がつかない人に文句をいうのも結構だが、そういう人がいる、0には到底できないという前提で社会設計をするのも大切だと思う。

ポケモンでは自転車操作するシーンがあるが、あれで車道のど真ん中通ってるのに感化されて、現実でも車道の真ん中を通る…という子供は流石にいないにしても、ゲーム内で可能自転車挙動無自覚学習した場合も考えて、その学習による行動が現実交通ルールの逸脱に繋がらないよう、あれほど影響力の大きいコンテンツを作っている側には、ゲームの内容を最新の注意を払って調整したうえでリリースする義務があると思う。

Permalink |記事への反応(0) | 19:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-09-19

狂ったときに一番多く人を殺せる職業ってなに?

不動の第一位アメリカ合衆国大統領(核ボタン)で決まりだろうけど。

2位は覇権国の軍のエライ人かな?

トラック運転手とかは頑張っても数百人ってとこだろうな。

医者とか化学ジョブだと毒薬が使えるけど急性の毒だと給水塔に混ぜたりしても初動で死んでいくのが目立って後が続かなそう。

事務職サラリーマンとかだとどうあがいても数人だよね。




追記

思いのほかトラバブクマ集まったな。みんなサンキュー

やっぱ為政者はやべーな。次点宗教とかの指導者って感じか。

自薦のハテノチャンさん、どうしてもというなら2位にしてあげてもいいです。

でもさーアメリカ合衆国大統領の核ボタン独断では押せないみたいな、万一狂ってもなんとかなる仕組みみたいのがある場合が多いね

決定に関与できる全員が発射オッケーって状態になれば実行可能だけどさすがにそうなると狂ってるというよりそれなりの理由があるはず(と思いたい)。

意思決定者の全員がやべー状態になるのは為政者よりも宗教系が多そう。歯止めもあんま効かなそう。

本当にソロ状態で狂った場合にやべーのはパイロット電車運転手とかか。

職業関係なく放火すれば大量に殺せるってブコメあったけどそれがアメリカだと銃乱射になるよね。

ウォルマートでは毎月3人ペースで銃殺されているらしい。

放火とある程度計画的にやらないと大量に亡くなることはないけど(無計画で大量に亡くなった例は、偶然が重なってる場合も多いと思う)

それに比べて銃のほうは狙ってトリガー引くだけだから思い立ったが吉日みたいなソロのやべー奴にとっては渡りに船な感じだよね。


追記

おしゃべりなわたくし、かあ。インターネットの悪意はいったいどれだけの人を死なせたんだろうね

そ……そういうことか!

おしゃべりなわたくし=ハテノチャンさん本人ではなく、

それぞれはい個人という意味の「わたくし」の集合体がおしゃべり=SNSなどで悪意を発露することがやがては人を死に至らしめる狂気形成していくという暗示!

ボケに見せかけてインターネッツ社会の闇を鋭く指摘するハテノチャンさん、やっぱ恐ろしいわ。狂ったらとんでもないことになりそう。

Permalink |記事への反応(19) | 15:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-02-17

恋愛人生が狂った

既婚、31歳。結婚7年。

独身女の子に恋をした。

俺たちは愛し合ってた。

まるで10代みたいに心がときめく恋だった。

俺の中にこんな心が残っていたのかと驚くくらい彼女に恋していた。

長年セックスレスと会話レスで妻から愛情を感じない暮らしをしていた俺にとって、彼女女神だった。

幸せだった。

離婚してこの娘と一緒になりたいと思った。

妻とは冷めきっていたか簡単離婚できると思っていた。

そんな折にちょっとしたことで妻と諍いになり、妻の方から離婚だと言い出した。

渡りに船と思った俺は、互いに自分の両親に報告し、これから資産処分について話し合いをしようということになった。

そこで妻は「やはり離婚したくない」と言い出した。

俺に対して「もう好きじゃないし、今後好きになることはありえない」と言ったくせに。

「触られたくない。セックスしたいなら外でしてきて」と言ったくせに。

「一緒に寝たくない。寝室は別にして」と言ったくせに。

仕事だ」と嘘をついて他の男と県外のテーマパークに行ってたくせに。

何を考えてるのかわからない。こんな妻より素直に愛情を伝えてくれる彼女がいい。

ひとり寂しい思いをシている彼女をこれ以上待たせたくない。早く離婚しなければならない。

夫婦カウンセラーに行った。妻はカウンセラーから不審がられていた。

妻は「絶対別れない」の一点張りだった。

俺は妻に嫌気が差していた。

他に好きな人がいるということを伝えた。

妻は食器を投げつけ刃物を出してきた。警察を呼ぶぞと諌めた。

それ以降妻のヒステリーが増えた。

離婚の話し合いを持ちかけようとするとヒステリーが起こる。

彼女をこれ以上待たせたくないのに、話し合いすらできない。

俺は家では妻に無関心を決め込んだ。

ある晩、妻とは別室でゲーム仲間とゲームを楽しんでいた。その中に彼女もいた。

談笑しながらゲームを楽しんでいると、二階から妙な物音がして、不審に思って見に行ったら妻が首を吊っていた。

すぐに縄を切り助けた。妻はすぐに目を覚ました。

その日から妻はヒステリーが収まった代わりに首吊を繰り返すようになった。

から目が離せなくなった。外出も満足にできない。

一度救急車を呼んだ。医師から保護入院を勧められ、俺もそれがいいかとおもったが、妻がヒステリーを起こしたので断った。

入院したくなかったらしい。

俺はすっかり疲れ果てていた。

妻の両親を呼び出し、離婚したいことと妻が自殺企図を繰り返して辛い、申し訳ないがひとりでは面倒を見きれないということを伝えた。

殴られる覚悟だった。が、殴られはしなかった。

妻の母親が同居してくれることになり、俺は仕事に復帰することができた。

彼女ともしばらく会えていなかったので、仕事にいくふりをして会いに行った。

彼女と会うと、妻からの苛みで感じていた苦痛が全て吹き飛んで幸せ気持ちになった。

本当に運命の人だと思った。早く彼女と一緒になりたかった。

彼女と会った後帰宅し、車に乗って実家に行った。

俺の両親からも様子を教えてほしいと言われていたから。

妻のこと、自分の気持、離婚意志なんかを話した。

両親はもとから妻のことをあまり気に入っていなかったので、離婚に関しては応援すると言ってくれた。しかし人命最優先だから、妻の精神異常が落ち着くまでは離婚を強行しないこと、と話し合った。

実家から帰る前、路肩に車を止めて俺は彼女電話をかけた。彼女が逃げてしまわないか不安だった。

彼女を失ったら生きていけない。離婚を諦めていないこと、時間はかかるかもしれないが待っていてほしいということを伝えたくなった。

彼女は優しくうんうんと話を聞いてくれた。怒るどころか、俺の心配までしてくれた。彼女の妹も自殺未遂をしたことがあるらしく、側で介護していた母親の苦労を見ていたらしい。

増田くんがそんなふうに苦しんでいないか心配だと言ってくれた。

俺はこんなに心優しい彼女が愛しくて仕方がなかった。

「正直、疲れている。もう俺が見てないところで死んでほしい」と彼女に打ち明けてしまった。

良くないことを言ってしまたかと思ったが、彼女は「そんなふうに思ってしまうのも仕方がない。自分を責めないで、抱え込まないで医療や周りの人を頼るんだよ」と言っていた。

俺は癒やされた気がした。

数日後、俺の仕事中に妻はまた首を吊った。妻の母親が助け出し、一命はとりとめたものの、意識が戻ることはなく、10日後に亡くなった。

ついに助けられなかった。

妻が首を吊った寝室からパソコンが見つかった。それから買ったばかりのSDカードリーダー

妻は車のドライブレコーダーメモリを見たようだった。

俺と彼女の会話を聞いて、俺が居ないときに首を吊ったのだろう。

俺はようやく自由になって彼女とずっとしたかったお泊り、旅行、買い物、デートセックス、たくさんした。

でもかつて恋したときほど彼女を愛せなくなった。

彼女の横にいるだけで幸せだったのに、不思議なくらい、彼女に心が動かなくなった。

しろ心のどこかで彼女を憎んでいた気がする。

お前が居なければ妻は死ななかったと思ってしまう時があった。

あんなに煩わしく憎んでいた妻のことを、美化して思い出すことも増えた。

そして、彼女恋愛感情を向けていた頃の自分を思い出すと寒気がする様な、忌まわしく感じるような、そんな気がした。

今となっては、あの頃の俺は恋愛に狂っていたと言わざるをえない。

彼女に対して優しくなれなくなった。

そして彼女は少しずつ壊れていった。

あんなに強く優しく寛大だった彼女が、ちょっとしたことですぐ不安になり、俺を責め、泣くようになった。

自傷するようになった。彼女きれいな真っ白のふとももが、目を覆いたくなるような傷だらけになった。

そして彼女も首を吊るようになった。

俺は慣れたもので、冷静に縄を切って失神から目覚めさせ失禁した彼女風呂に入れた。

彼女のことは入院させた。彼女母親に連絡をとって保護入院サインしてもらった。

それが去年のこと。

先月、ついに彼女も助けきれなかった。

もう入院したくないと言った彼女は俺の仕事中に首を吊った。

ある日帰ったら、冷たくなった彼女が居た。

妻が首を吊ったのと同じ場所だった。

俺何してるんだろうな。

彼女と一緒になるために離婚たかったはずなのに。

妻に死なれて、彼女にも死なれて、俺は何をしてるんだろう。

俺が死んだほうがいいか

Permalink |記事への反応(26) | 14:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-02-15

会社チンコを出したら大変なことになってしまった。

私は露出狂ではない。

それはそれとして、会社性器を出してしまった。

今は反省している。ので、ここにその懺悔を記そうと思う。

私が所属する会社は、社員80人ほどの中小企業である

近頃のトピックと言えば、外部のSE屋さんたちが会社に入り、『ECサイトを作る』というビッグプロジェクトが動いていることだ。

弊社は企業向け、店舗お客様向け、両方を行う食品販売会社である

社長たち経営陣は商才があり、近頃はなかなか儲かっていた。

そんな社長肝いりで始まったのが、通販を行うECサイト企画全国区に我らの商品をお届けしようというわけである

しかしながら、とにかくECサイトの立ち上げは難航していた。

というのも、残念ながら我が社にITがわかる人間がいなかったからだ。

未だ、会議室は黒板の予定表で取っているし、出勤はタイムカードガチャガチャしている会社である

そんな中で、「Excel使えるでしょ?」という理由サイト立ち上げプロジェクトメンバーに選出されていたのが私だ。所謂、社内IT代表だった。

コンサルタント兼任するPM会社には来てくれて、ECサイトを立ち上げてくれる手はずになっていた。

「ついでに古臭い社内システムも変えましょう。うちの会社コンサルベンダ、開発チームを兼ねていますので強いですよ」と頼もしい言葉を、経営陣の前で語っていた。

まず私達ECサイトチームは要件定義のため、禅寺へと泊まり込みで合宿に行く運びとなった。

PMさんの指示であるITほとんどわからない私達にとって、閉鎖空間でしっかりと要件定義?することは重要しかった。

某県の、山の中にある禅寺である。私達は朝の走り込み、食事の支度、そして座禅を午前中に行って、午後から会議を夜まで行う。

PMさんの指示する形で、私達はECサイトがどういうものになるのか、というのを無事に組み上げて行った。勿論、社長たち経営陣も禅寺に来ていたので、話は非常に速かった。

PM氏は、「こういう機能も欲しいですよね?」「これが欲しかったんじゃないですか?」と、社長たちに次々にプレゼンしてくれて、

社長役員たちも率先的に意見を言って、まさに勢いのある会社会議のものだったと言えるだろう。

その時、私が感じていた問題としてはまあ、「BtoB」と「BtoC」、要は法人向けの販売をしたいのか、一般向けに販売したいのか、全然誰も話さないな、というところで、

多分その辺はPM氏も、社長もわかってなさそうだが、サイトデザインは、ペルソナ作成心理学を利用したものを駆使します!ということで、大丈夫だろうと思った。

あと、私はよくわからないが、社内のIT意見を統括する窓口となることが決まり毎日の走り込みや座禅のおかげか、やる気も出てきて、非常に有意義合宿だった記憶がある。

しかし、その後、問題が発生した。

なんと、予算がすごく高くなっていたのだ。これが、ECサイトが上手く行っていない、と書いた最大の原因だった。

「なんとか安くならないか?」

社長の指示の元、私はPM氏と話したが、機能を作るだけではなく、運営維持もあるから当然高くなる、的なことを言われ私は引き下がった。

そして、ECサイト設営と、社内のIT化という使命を帯びた私は、なんだか色んなアンケートだの、会議だのをすることになり、なんとかかんとかマップなるよくわからない表情の表?みたいなものを作らされたりした。

会社の人がITシステムで喜んだり、悲しんだりする予想を顔で書きなさい、みたいなやつだ。意味がよくわからなかったので、適当に書いておいた)

私は奔走した。より利益を上げる。より働きやすくする、というのは私のモチベーションをわかりやすく刺激するものだったからだ。

もっとも、私の本業物理的な新店舗の出店のアレコレ(土地を抑えたり、その場所のお客さんのマーケティングをしたりだ)だったので、あくまでサブだったのだが。

その矢先のことである。私がチンコをモロ出しにしてしまったのは。

私が家では用を足したあと、下半身をそのままにトイレを出ているのは、ご存じだとは思う。

その率は約70%といったところだろうか。

キレイ好きだし、残尿しない方なので、断じて床を汚すような真似はしないと釈明しておく)

その癖が、いけなかった。私が会社トイレからオフィスに戻った後、悲鳴が聞こえた。女性社員のだ。

そして、私は自分チンコ丸出しで部署に戻ってしまたことに気が付いた。(まるで自分の家でそうしていたように!)

血の気が引くような、身体中に氷を流し込まれたような感覚の後、私は慌ててチャックを閉じたが、時はすでに遅かった。

フロアには、20人ほどの社員がいて、悲鳴のせいで、私がモロだったことが、フロア中にバレてしまったのである

大変なのは、そこからだった。

まず、私は直属の上司謝罪し、女性社員にも謝罪した。だが、当然ながら上司は怒る。すると、騒ぎを聞きつけた上司上司も来て、場は騒然となった。

クビか?いや、もしかして損害賠償か?私は頭がグルグルしていた。吐き気もあった。まさか、こんなミスを犯す立場になるなんて、考えたこともなかった。

「とりあえず今日は帰れ!」と上司に言われ、私はそのまま帰った。正直、混乱しすぎて、その日の自宅での記憶は一切ない。

翌朝、早朝も早朝。

私は上司から直電で、「社長面談」ということで、出社するよう指示をされた。みんなが来ないうちに来い、とのことだった。

場所は、会議室である。7時半くらいだろうか。私が会社に行くと、予約用の黒板にはすでに「重要会議」とだけ書かれていて、社長が来ていることがわかった。

中には、社長と、何故かPM氏もいた。

私は、正直退職も辞さな覚悟であったので、座り、チンコを出してしまった旨を、正直に述べた。家で、トイレの後チンコを出しっぱであることは、恥ずかしかったので黙っておいたが。

社長は、まず、冷静に、俺に「会社性器露出するのはいけない。セクハラだ」ということを言った。

そして、正直、クビ、あるいは、刑事事件、という声もあった、と言った。

刑事事件逮捕。クビはあるかも、思っていたが、そこまでとは。私の顔は真っ青になった。しかし、社長はそんな私の肩に手を載せた。

「疲れてたんだよ。そうだろ?」と、社長は私に笑いかけた。

なんでも、「ECサイトの件と、IT化なんかの件を、任せすぎた」という話になったらしい。私としては、そこまでの負担は感じていなかったが、渡りに船だと思った。

はい、正直厳しかったです」などと、言った。

社長は、「ごめんな」と涙ぐんだ。私も、気が付くと泣いていた。チンコを出して申し訳なかった、という気持ちでいっぱいになってきた。チンコを見て不快にさせてしまったみんなに謝りたい、とも。

私は、嗚咽を漏らしながら、そういうことを言ったと思う。PM氏が注いでくれたお茶を飲みながら、私と社長は、しばらく泣きながら、今後のことを話し合った。

私のチンコ出しについて、ちゃんと、みんなの前で謝罪をすること。

今回の件については、「会社負担をかけすぎてストレスで参っていた」というストーリーにしよう、ということ。

私は、泣きながら社長の言う通りにさせていただきます!と頷いた。私は、3か月ほど、会社休職、ということになった。

一応の結果として、私は「厳重注意」という処分で済むということだった。その間、電話などで上司が、必死に私のために頭を下げてくれていたらしい、という話も後で聞いた。

だが、本当に大変だったらしい。まず、女性社員男性社員の間には、大きな溝が出来てしまった。

チンコを許せるか、許せないか、という大きな差…というより、私がいない間に事件ネタにして笑い話にした男が多かったらしく、

「男ってホント信じられない!!」という言い合いが多発したらしい。

あと、直接的な原因はよくわからないが、件のPM氏がうつ病になってしまい、私と入れ替わるように休職してしまったので、上手くいきかけていた、ECサイトの方も中々大変なことになった。

社長は、「彼も頑張ってくれてたから、いざとなったらうちの社員として保護しよう」と、言っていたので、人間関係ではなく、よほど業務が多かったのだと思う。

私がいれば、ITの方向でせめてもの力になれたと思うのだが、チンコを出したばかりに、PM氏を守ることができなかった。

私が、会社チンコを出したばかりに、本当に様々な人達迷惑をかけた。プロジェクトも、大きく遅れてしまった。

私が復職した時の宴会で、『増田くんは、新「店舗」を出しても、「チンポ」は出さないように…』なんて言って笑いを取ろうとした上司は、女性社員から総スカンを食らっていた。悲しいことだった。

みんなも、気をつけて欲しい。

トイレから出る時は、絶対チンコしまう。これだけは、忘れないように。

大変なことになるから

Permalink |記事への反応(1) | 04:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-12-04

役所あるある 早く言いたい

役所あるある 早く言いたい

さて、今からリンクを貼りますが、1番上のみ自分が書いたもの。あとは別の方のものです。

・Colaboと国のお金について

https://anond.hatelabo.jp/20221204142704

・colaboと東京都癒着について

https://anond.hatelabo.jp/20221204050525

・何故『共産党に繋がりがある』と自治体からお金を引っ張れるのか(一般論

https://archive.md/20221118013249/https://anond.hatelabo.jp/20221118003449#selection-165.0-185.1

独自共産市議役所内で「赤旗」集金、法に抵触か 滋賀近江八幡

https://www.sankei.com/article/20201128-QNFG3SOBKRLK7CDJKTEHJF7XXI/

役所あるあるとして、上の記事にあるようなことは全国的ことなんでしょうね。また、共産党の定期的な出版物は色々あって、それをもとに政策提案質問を作っているのかな、という印象もあって、議員の方お一人お一人が勉強熱心なのでしょうし、党として色々な情報ややり方などが共有されているのだな、と感じます

これはもちろん共産党に限らず、「悪しき習慣」として口利きがあり、行政を歪めかねないケースも一定あったかとは思いますが、現在そういったことは減っていると信じたい。

さて、議員から政策について。多くは一般質問のかたちで行われることが多いかと感じます一般質問は公開で行われるので、暗黙の理由(そうは言っても金が無い、優先順位が低い等)で無下に却下することはできません。なぜできないのかを説明できないといけません。もちろん実現可能もの渡りに船でどんどん実現していけばいいのですが、そうはいかないものも多く、これについては地方自治体としてはこの説明に苦労していることが多かろうと思います

そういったわけで、特に共産党議員の方から妥協のない提案質問が多く出る中で、地方行政では一定プレゼンスを得ているところがあります政策にもある程度は反映させやすい、ともいえると思います

こちらは野党のチェック機能が強く働いている一例とも言えます

もう一つ大きなチェック機能としては、国のお金の使い方に関してのみですが、会計検査院会計検査がありますこちらも役所あるあるですが、地方行政では会計検査に非常に重きを置いています。恐れている、と言ってしまうのは露悪的ですが、過言ではない。検査対応煩雑であるのはともかく、「仕事は終わればいい」と思っている職員にとって「終わればいいってもんじゃないよ」と終わった事業を改めてじっくり精査するわけです。これについては、特に最近は「どんな効果があったか」「費用対効果はどうだったか」というのが強く問われる印象です。もちろん書類矛盾があってはいけない。そしてそれよりもどんな意図のもとに行われ、それは達成されたか、それをどう評価しているか、的なことも説明できなければならない。自治体職員としては、急に降ってくる仕事もあります効果が得にくいとわかりながらもトップダウンでやらざるをえなくなった事業もあります。これを「効果があった」と説明する必要があるわけです(もちろん嘘もダメです。ほんとに効果がなかったら「こういう理由で失敗した」と言う必要もあるでしょう)。会計検査院については基本的には党派性はないと理解していますので、基本的には書類に向き合うしかない。なかなか大変です。

Permalink |記事への反応(1) | 21:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp