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はてなキーワード:渡し船とは

2025-01-08

尾道訪問

11月尾道にいったらあまりに良かったので、あまり間を置かず、年始にまた行ってきた

港湾駐車場

四国から行ってるので、旅はしまなみ海道を渡るところから始まる 旅っつうか、片道一時間なので全然旅ではないんだけど、しかし、精神的には旅みたいなもんですよ なんせ良いところだ

しまなみ海道渡りきったら車を港湾駐車場に停める 港湾駐車場はおそらく尾道でも屈指のでかさの公営駐車場で、屋上(2階)から尾道水道が見えるのがうれしい

まあ尾道水道は尾道にいればガンガン目に入るんだけど、スタート地点からもう見えてる!っていうのはひとつ大事な要素だと思う

駅前

尾道観光に来たのだからラーメンを食べずに帰るわけにはいかないので、港湾駐車場から歩いてラーメン屋の多い方向に向かう その方向には駅がある

駅前にはまさに広場という感じの広場があり、カッコいいでかいロータリーがあり、尾道水道の前は一面ウッドデッキで、ベンチなんかも結構設置されていて、とにかくイイ 適切に運営されている観光地だと感じる 気概を感じる

駅前あたりからは千光寺という有名寺社のある山がみえ

山の頂上には、細長い、特徴的な形の展望台(PEAK)がある

前に来たときロープウェイでその山に登って展望から尾道を一望したため、俺は逆に下界からPEAKをハッキリと認識することができた

おそらく、PEAKにいる人間にとって下界はすべて「景色」でしかなく、そこから逆に覗き返されているとはつゆほども思っていまいと思う

だが俺は見ている 実際、見ていた 

見ているぞPEAK、と言う

彼女がそれを聞き、PEAK好きやねえ、と言う

(俺はPEAKが好きなのか?)

本通り商店街ラーメン

ついたのが丁度昼どきで、年始休みなので、文字どおり全てのラーメン屋に行列ができていた

行列があるってことはあそこにラーメン屋があるんだな、という推測すら成り立った

行列のないラーメン屋はないかなあ、などと言いながら、本通り商店街とよばれるアーケードを歩く

本通り商店街はかなり栄えていて、普段シャッターの降りた店がほとんどない 今回は三が日だったのでさすがにそれなりにシャッターを見たが、そのほとんどに年始挨拶文やちょっとした正月飾りが貼られていて、かえって賀正の素敵な雰囲気が醸し出されていた

そして行列のないラーメン屋はなかった

それならば、ということで、逆に人気店に行くことにする どこに行ってもそう変わらなそうだから

前回行った人気店(まるぼし)の横の人気店(牛ちゃん)に向かった

店の近くにチーズケーキ屋があって、彼女が寄ろうという 寄ってチーズケーキをふたきれ買った

前回行ったまるぼし側の行列っぷりは常軌を逸していて、おそらく一時間以上待つことになるだろう長さだった ややビビりながら、牛ちゃんの列に並んだ まるぼしサイドの列に比べればかわいらしい行列だが、30分は待ちそうだ 尾道ラーメン、恐ろしい

その行列に並んだところで、彼女チーズケーキを食べようと言う メシを食う前にチーズケーキを?と一瞬思うが、並びながら食べるつもりで買ったんよ、と言う姿がかわいい

並びながら食べることにする おそらく皿の上でナイフフォークなんかを使って上品に食べられることが想定された、上質なチーズケーキだった 素手で空中で食った 美味

そして実際30分くらい並んで、ラーメンにありつく

うまかった

尾道ラーメン、食べた瞬間の爆発力みたいなものはそこまでないが、しみじみとうまいというか、ずっとうまい感じがする 飽きにくい

ちゃん尾道ラーメンは、焼肉屋でもあるという店の特徴を反映してか、脂の甘みを強く感じた

卓上のかつお節を加えるとまた風味が変わってうまい

宿へ

駅前さくらホテルに泊まるのは前回に続いて二回目なので、勝手知ったるものだ 残念ながら前回に続いて低層階だったが、全室シービューで、低層であることでかえって近くに尾道水道が見えた ということにしておこう

宿を出て山に登ろうかとも思ったが、前回登ったからまあいいか、ということで、部屋でくつろぐことにする

晩飯

前に行ってよかった居酒屋にまた行く というか、この店が年始にもやっていることがわかったか尾道に来た、という因果ですらあった

出汁と酢をフィーチャーした豆皿料理の店、というのがコンセプトで、そのコンセプトから期待されるもの完璧に満たしてくれる店だ

出汁や酢の効いたいい感じにシブい料理ちょっとずつ出てきて、日本酒なんかを飲んだりして、いい気分になる しかし純和食というわけではなく、チキン南蛮とか魚のフライなんかもあって、適度にカジュアル

また出汁サワーという謎のサワーがあり、これはサワー出汁昆布煮干しが入っているというイロモノっぽいものなんだが、なぜか妙にうまい

しかもこう、探し出す必要のないうまさというか、「よく味わったら実はうまい」とかじゃなくて、ひと口目からストレートにあっこれうめえ!ってなる

食い物もお通しから全て安定して美味しい

わりといいお値段がするが、いい店だ……

夜の尾道

日が落ちて静まった本通りを通って、ホテルに帰る

メチャクチャ寒い 本当に寒かった

酒に酔った彼女ゆっくり歩くので、背中を押して歩くスピードを上げてもらう 人間を押して移動させるのは、ミニゲームみたいでちょっと面白い

ホテルの前の海岸通り街路樹イルミネーションが飾られていて、しか結構気合が入っているというか、単色なんだけど密度が高かった

でも超寒いからすぐ帰った そして寝た

朝の尾道

揚げたてのがんもどきをメインにした朝食を出している小さい店があるということで、心惹かれたので行った

7時半からやっているが、ついたのは8時 全然早朝ではない時間

でも気分は早朝だった 冬の朝に早起きして、ちょっといい感じの朝食を食べに出るという気分だった

店はかなり良かった

店内ではストーブの上で鍋に入ったおでんが温められていて、雰囲気が非常によろしかった

揚げたてのがんもどきうまい 通常のがんもどきとはまったく別で、食感としてはもうクリームコロッケとかの方が近いくらいに柔らかく、いい味だった

店主さんの前に置かれたケースに揚げる前のがんもどきタネが大量に入っていて、食事を終えてそのケースをふと見ると、大量のタネがすべてだんご状に丸められていて、その感じもよかった

帰り道、尾道駅の裏手を歩いていると、具体的な内容は忘れてしまったが、地元学校放送部によって録音された、「自転車には鍵をかけよう」とか、「ヘルメットを被ろう」とか、そういう内容の録音が聞こえてきた

結局そういうのがいちばんグッとくるんだよな

踏切が開くのを待っていたら、近くにネコがいたので、観光地だから人慣れしているだろうと思って近づいたら、迷惑そうな顔をして逃げていった

結局そういうのがいちばんグッとくるんだよな

パン屋航路

朝の本通り商店街は多くの店がまだ開いてなかったが、パン屋航路はやっていた

尾道にゆかりがあるらしい(読んだことない)小説暗夜行路から名前をとっているらしいと聞いて、かなり好感度が上がった店だ

店内はかなり狭いが、並べられたパンはかなり多く、キッシュフォカッチャベーグルクロワッサンと、各カテゴリ取り揃えられていた

いくつか買って帰る いい感じのパン屋で買ったいいパンを所持していることは、精神にいい影響を与える

向島

ホテルをチェックアウトして、向島に行く

尾道水道を挟んだ向かいにあるのが向島だ 直線距離だと200メートルもなさそうな感じで、すごく近い

渡し船が何航路かあるというので、一番近い乗り場に行く 時刻表なんかは無くて、10分くらいの間隔で運行しているらしい

運賃はなんと60円 本当に60円で、なんやかんやオプションで結局320円くらいになったりもしなかった

なんせ近いので、船は3分くらいで向島に着く

向島に行ったのは、フォカッチャの店があったか

パッファーフィッシュフグロゴにしているその店はパッファーといい、本場イタリアっぽいフォカッチャや本場イタリアっぽいケーキを売っていた かなりイタリアっぽい空間だった向島、やるなと思った

(フォカッチャは家に帰ってから食べたが、リベイク

してオリーブオイルをつけて食べることで真髄が発揮され、抜群にうまかった)

パッファーのあるあたりは、道がひらけていて、店が並んでいて、何というか妙に「駅前」っぽい

駅はないんだけだ、雰囲気が完全に駅前なんだよな

駅がないと分かっていても駅をつい探してしまう 駅がないことが直感的に受け入れられず、ちょっと不安になる そんな場所だった

あと、近くに「悶舌飯店 MONSITER HUNTEN」という中華料理屋があって、全体として、やるなあ向島!と思った

向島スーパー

フレスタというスーパーが近くにあったので、寄ってみた

「ぶちうま」というポップが目を惹いた 

広島みやげの菓子の袋に「ぶちうまいけぇ」と書いてあるのを見て、ハイハイ、どうせこれは観光客向けの接待方言なんでしょう、こんな分かりやすもんじゃねえですよね方言は!なんて思っていたが、もしかしてマジで言うのか?「ぶちうま」って……

惣菜パンが充実しており近所にあれば通うだろうスーパーだった

帰る

向島からまた渡し船に乗り、尾道に戻って、昼飯を食って帰った 駐車場の向かいにあったイタリアン、ポルタ・ディ・マーレなんてカッコいい名前のところで、ここもサラッとレベルの高いメシが食える感じで大変よかった ランチセットが1400円くらいなんだけど、食後のデザートアールグレイ風味のパンナコッタが紅茶とともに出てきて、味も非常にいい感じで、パンナコッタと紅茶のセットって喫茶店で食ったらかなり安くても600円くらいはするよな、と思うと、じゃあガチイタリアンのカルパッチョサラダ+本格パスタで800円程度ってことなのか?ということになり、メチャクチャ安かった気がしてくる

イタ飯を食い、満足したところでひきあげることにする

パン屋パン、フォカッチェリアのフォカッチャプリン屋のプリン土産が大量にあるので、寂しさよりも楽しみの方が勝つ 総合的に見て、かなりいい体験だった

さら尾道、また来る日まで!

たぶん今年中にもう一回くらい行くんじゃないか

いいですよ尾道

前に行った山方面もかなりよかったし、ゲストハウス旅人文化みたいな部分も素敵だと思う

メチャクチャいいと思う

Permalink |記事への反応(1) | 23:10

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2024-05-26

多摩川スーツケースから動画配信活動する男性

はいどーもぉ。「スーツケースボートにしてみた」第3弾、今日はぁ、大師河原を渡ってみたいと思いまぁす。

この大師河原っていうのはぁ、江戸時代川崎大師詣でが流行ったときに、この場所で川渡しをしていたらしいんですよね。

令和のスーツケース果たして江戸時代渡し船の代わりになるのか、行ってみま…しょぅっ!

Permalink |記事への反応(0) | 06:41

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2024-05-22

anond:20240522171054

間をとって渡し船開業しましょう

Permalink |記事への反応(0) | 19:24

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2021-08-04

anond:20210801020013

ヘラクレスかだれかの渡し船逸話オチ

Permalink |記事への反応(0) | 22:17

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2020-12-09

anond:20201209075048

友人の通勤方法渡し船電車自転車会社へ到着だったよ

トライアスロンみたいな通勤だねって感心した

Permalink |記事への反応(0) | 08:28

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2019-10-09

anond:20191009181307

本人に「今日は(今日も)座って見学してて」っていって「それはちょっと・・」っていうやつがいたら「じゃあ今日あなたが教えて」を繰り返せ

ちなみにギリシャ神話渡し船逸話でもこのやり方

Permalink |記事への反応(0) | 21:48

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2019-05-03

anond:20190503082204

それって「500円以上買うと卵やすくなるんですよー」って言いながらバーゲンダッシュ2個買っている奴みたいだよ。

先日、NHKの"ドキュメント72時間大阪渡し船 片道1分の人生航路」"を見るともなしに見ていたら、そんな奴がいた。

「いや、普通に卵買ったほうが払うお金少ないよ」って思った。

優遇措置につられて銀行などを選んでいる奴を見たら木ばっかり見てないで森も見たら?って思うんだけれど、違うんだろうか。

いや、家買うやつを否定しているんじゃないんだ。金勘定だけで家買うやつを否定しているんだ。

だれに気兼ねをすることもなく改造するとか、所有者コミュニティでの付き合いとか所有しないとできないこといっぱいあるし、所有することで得られる安心感もあるからね。そういう価値お金を払える奴は、家を買えばいいと思う。

勘定だけなら、「人口が減少し、経済が縮小していっている日本で家を買うのは、大抵損するからやめておけ」が自分の答えだな。

Permalink |記事への反応(0) | 08:45

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2017-08-15

[夢日記]このあたりの観光事情

さな船着き場のような場所で、こんな掲示を見かけた。

……この渡し船は犬車「アーサー号」に代わる交通手段を設けるべく、地元漁師副業として始まった。

現在の道が開通してから観光利用がメインとなったが、客足の減少のため1992年に惜しまれつつも廃止

最後の1便はファンが1万円という高値で乗船したという。

皮肉なことにアーサー号は現在も存続している。



「犬車」の写真らしきものも貼ってあったが、山道で犬が3匹、大八車みたいなのを引いていた。

自分の夢ながらツッコミどころが多すぎる。続いてんのかよアーサー号。

Permalink |記事への反応(0) | 08:19

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2017-02-10

けものフレンズで知能は低下しているか

急激な人気上昇で様々な所で解説記事が書かれ始めた「けものフレンズ」。自分も好きだから色んな記事を読み漁ってるけど、最近つの違和感を覚えるようになった。

「知能(IQ)が低下する」。どの記事にも書かれているこのフレーズに対してだ。

確かに一見すると「けものフレンズ」は頭を使ってない。緩い。ぽけーっとしてる。

流行りのフレーズである「すごーい」「たのしー」を繰り返す行動も、脳をほとんど使わずにできる。

でもフレンズたちは本能に全てをゆだねているわけじゃない。

学者キャラツチノコを筆頭に、カバは外敵(セルリアン)を察知してサーバルに忠告し、アルパカは教えてもらって茶を入れ、ジャガー交通のために簡易的な渡し船をやる。

現時点での最新話ではビーバー自分の巣作りの経験から、完成図を読み解き、ログハウスを一から作った。

サーバルも褒めるのは無条件でなく、かばんちゃんができることを見抜いて的確に褒めている。

フレンズたちは自分たち生活を維持できる、独自知識の体系をしっかり持っている。

そしてかばんちゃん等によって、足りない部分を人の体系から借りたり学んだりして補強しているのだ。

足りない部分が人から見ると低レベルなのもあるが、発想の切り替えが必要だっただけで、知性の輝きが鈍いからじゃない。

異なる知識の体系が出会って交互に学ぶ、いわばファーストコンタクトものだったんだ。

なんだかぐちゃぐちゃになったが、考察解釈のためだけに知能を上げる作品じゃないというのが言いたかったんです。

各話のかばんちゃんの解決簡単に見えてかなり鮮やかな手腕だったりするし、知能が低下するってフレーズにおびえてみてない人は、ぜひ安心して見てください。

Permalink |記事への反応(2) | 15:37

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