
はてなキーワード:氏家とは
持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。
人間だれしも自分が特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、
自分が自分の環境や立ち位置を理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。
高校生のみつみちゃんは「まだ」自分がちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。
作品内で扱われている「人間関係のポジショニングとゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップとローファーはキャラクターの演出をしている。
氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。
作中では、稠密な人物の内面描写やキャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間が相互に作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。
“グループで過ごす時間と不協和音スレスレのスクールライフ・コメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的な空気を持っているのは作者の技量だと思う。
スキップとローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物の属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。
田舎と都会、陰キャと陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃんは水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。
そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女が物語を大きく動かす役割をもつ可能性は高いか。
このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。
恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来のパートナーのために舞台装置や出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、
ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。
本当はもっと掘り下げたり、メタな視点からの感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクターの名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。
需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性がありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。
「自分には価値や自己肯定感がないから……自分を肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地が必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。
スキップとローファーではそもそも都内の進学校に通える学力があって、経済的な問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。
志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。
スキップとローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後や可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺の世界とは無縁だよね。という強がりの業か。
アフタヌーン掲載漫画は結構心理の描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。
持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。
人間だれしも自分が特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、
自分が自分の環境や立ち位置を理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。
高校生のみつみちゃんは「まだ」自分がちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。
作品内で扱われている「人間関係のポジショニングとゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップとローファーはキャラクターの演出をしている。
氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。
作中では、稠密な人物の内面描写やキャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間が相互に作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。
“グループで過ごす時間と不協和音スレスレのスクールライフ・コメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的な空気を持っているのは作者の技量だと思う。
スキップとローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物の属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。
田舎と都会、陰キャと陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃんは水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。
そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女が物語を大きく動かす役割をもつ可能性は高いか。
このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。
恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来のパートナーのために舞台装置や出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、
ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。
本当はもっと掘り下げたり、メタな視点からの感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクターの名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。
需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性がありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。
「自分には価値や自己肯定感がないから……自分を肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地が必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。
スキップとローファーではそもそも都内の進学校に通える学力があって、経済的な問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。
志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。
スキップとローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後や可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺の世界とは無縁だよね。という強がりの業か。
アフタヌーン掲載漫画は結構心理の描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。
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新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)が流行りだしてからいつのまにか1年以上たちました。先の見えない自粛でみな疲弊していましたがワクチン普及により先進国ではようやく状況が改善されて先の見通しがたってきたように思います。
流行初期はコロナの特徴や性質が不明だったこともありプロアマ問わず多くの研究者が仮説を提示し、相互に検証したりしてさながら百家争鳴という状態でした。
それは当然だし健全なことです。特に、初期のWHOの政治的な動きや、これまでの悲惨な薬害の歴史を振り返れば公式情報や行政を疑っていくのは自然です。ただ、アカデミアの相互の検証プロセスによって研究者コミュニティの見解も徐々に磨かれて、現場の肌感覚とも突き合わされることでファクターX((日本やアジア人は感染率が低いのには原因があるのではとの仮説))などが否定されている中で新型コロナウイルスに対する世界でのコンセンサスはできつつあるようです。
ただ、そんな状況でもTwitterでは自説を撤回できないまま、敵に攻撃されたりファンにいだかれてカルト化していく動きがあるように見受けられます。
そこでTwitterのタイムラインで見かけたいくつかの印象深い出来事を記録として書いておきます。主観なので間違いもあるかと思いますがご指摘いただけたら反映します。
牧田寛先生。本記事執筆時点でフォロワー3.2万人で66万ツイートしているヘビーツイッタラー。博士号をもち、科学の関わるものごとに広く知的に、かつ断定的に意見を表明している。その自信あふれる姿勢から多くの人がファンになっているようで、凍結されたことについての記事でも多くのフォロワーが言及しているのが分かる(まとめブログですみません)。ここに掲載されている本人のTweetもすさまじいものがあります・・・。
【魚拓あり】コロラド先生こと牧田寛さんのツイッターが凍結 サブ垢に移動 PCR検査などコロナ関連の詳細なツイートをしていた : まとめダネ!
また、こんな振る舞いをよくしていてTwitterで批判されているのも目にする。
マスクに執着するコロラド先生、その本当の姿: 岩見浩造◆の福島原発事故研究ブログ
先の記事で引用されているこの分析が鋭く、Twitter教祖の基本動作の実践者というようにも思えます。
追記)その後、凍結解除されましたがNATROM先生によるブログではよりひどい発言が紹介されています・・・。
「コロラド先生」のツイッターアカウント凍結と過去の発言について - NATROMのブログ
2020/1からTwitterを開始して17万人フォロワーのいるウイルス研究者。
東京大学農学部畜産獣医学科を卒業し、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の准教授という専門家(公式HPより)。一般向けの著書もいくつか。
ウイルスを研究している専門家であること、自分の専門の問題を解決したいという思いでいろいろ発信している。
ただ、Wikipediaからの孫引きする発言にみられるようにわりと危うさがあります(出典元のテレビとかには当たっていません)。
2020年6月12日に大阪府で開かれた「第2回大阪府新型コロナウイルス対策本部専門家会議」において、「コロナの感染は発症前後数日がウイルス伝達しやすいが、発症後7日以降は体内に抗体ができ、ウイルスを伝達しない。空気中にウイルスは飛ぶが感染しないレベル」と発言し、「満員電車でも、1人ひとりが黙っていたり、マスクをしていればまったく問題ない。接触機会よりも感染機会を減らすべき」と提言した[4][5]。なお、空気感染については米国疾病対策センター(CDC)が微細な飛沫とエアロゾル粒子が浮遊する空気の吸入により感染することを明確にしている[6][7]。
「筋肉に注射するタイプのワクチンが呼吸器感染症に効くというのは、合理的じゃない」
2021年1月17日放送の読売テレビ『そこまで言って委員会NP』に出演の際、世界で開発が進められていた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンに関して、「筋肉に注射するタイプのワクチンが呼吸器感染症に効くというのは、ちょっと合理的じゃない」、「治験は夏に行われたもののため、本当に冬に効くのか分からない」等と発言した。 これに対し、国立国際医療研究センターの予防接種支援センター長である氏家無限は、実臨床では感染経路のみでワクチンの効果が決まるわけではなく、また呼吸器感染症には効果がないとする発言についても、ワクチン開発で報告されている臨床結果と矛盾していると指摘した[11]。BuzzFeed Japanが2021年2月にファクトチェックの取材を申し入れたが、宮沢は「論文における問題点、疑問点、感染の定義、論文の実験におけるPCRのこと、しっかり答えるとなると、回答は相当長くなります」、「今、いろいろなことに追われていて、時間がありません」として回答していない[11]。
Twitterで眺めていると、正義感・直観からの予断をして、多くの人に批判され、それをファンがなぐさめるということを繰り返すことで頑なになっている印象。
特に、大阪大学の物理学研究者の中野貴志先生が提唱したK値を広め、コロナの広がりを楽観的なものに錯覚させたことが印象深い。この楽観的な予測をもとに行政が意思決定する可能性があると思うと責任は重大だと思う(実際に大阪府知事の意思決定にどれくらい影響したかは不明ですが)。
ちなみにK値という後出しでの誤った予測については、著名な経済学者の大竹文雄先生や安田洋祐先生など自分も尊敬する先生もなびいていてそのあと撤回していないようなので残念です。宮沢先生になぜこんなにフォロワーがいるのか謎なんですがコロナ禍前のことについてお詳しい方いたら教えてもらえませんか。
起業家・投資家。2009年9月からTwitterを利用し1.4万人のフォロワーがいる。
コロナ以前から知的で鋭い言論をたまに目にしていたけれど、コロナ初期に統計データからBCG接種国で感染率が低いのではないかという仮説を見出し、この仮説を追い続けてしばしばTwitter上で医師アカウントと喧嘩している。今も精力的に海外のデータや記事を紹介したりしつつも、海外のワクチンでの成功を受け入れられないでいるようにみえる。
https://twitter.com/j_sato/status/1396761791451975680
参考)BCG仮説について(2020/9/6)
新型コロナ BCG仮説の現在 予防効果は証明されたのか?(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース
これだけ知的な人でも、データを客観的にみて考えを改めることが難しいのか、と暗澹たる気持ちになる(まだ氏のほうが正しい可能性はなくはないけれど、賛同している専門家はいないようにみえる)。
あと、経済学者の飯田泰之先生もj_satoさんにlikeつけていてちょっと悲しくなる・・・。
コロラド先生凍結の知らせを聞いて、思い返しているなかで浮かんできた他おふたりについても書いてみました。3人の性格も思想もばらばらで一緒にするなよ、と怒られるかもしれませんがご容赦を。疑似科学グッズを売るとか商売でやっているなら理解しやすいのですが、実績があって知的で社会に貢献しようという意思を持っている方々がカルト化していくのは複雑な気持ちになります。
そう書いているとカラパイアでこんな記事をみました。間違った情報を書いた人を手ひどく批判することがかえって逆効果になると示唆されています。社会をよりよくしたいという正義感から間違っていることを指摘することはSNSでよくみられますが危うさもありますね・・・。
これはやっかい。SNSで間違いを指摘されたユーザーは、さらに多くの誤った情報を投稿することが判明
いわゆる「平成の大合併」で生み出された
元々はこの他に水海道市という自治体も参加する予定だったが破談した。
対等合併では旧自治体の名前は採用しないという暗黙の了解があったため、
住民アンケートの結果から「筑波みらい」が新市名として決まりかけた。
特に谷和原村サイドは「みらい」という言葉にこだわりがあったらしく、
水海道市も参加していたときの合併新市名案に「みらい市」を推していたほど。
しかしここで突然谷和原村が「つくばみらい」にする案を突然提案。
当然伊奈町は「近隣のつくば市と混同する名称は避けるべきだ」と猛反発。
という提案まで飛び出す始末。(住民に説明できないと当然却下された)
「つくばみらい市」となった。
個人的には、市名を言われてもどこにあるかわからない地名だと思う。
「西東京とは言うが、東京全体から見たらむしろ東のほうじゃないか」
と突込みが入ったという逸話もある。
両方とも歴史ある地名で、とくに喜連川町は足利尊氏の次男を祖とする
それだったらここに限らないんじゃないかと思うのは私だけじゃないはず。
ミスター長嶋茂雄の出身地である千葉県佐倉市を想像しちゃうのもマイナスポイント。
それぞれの県庁所在地まで高速道路で1時間でアクセスできるから」らしい。
聞いてもよくわからない。
ちなみにこの市名も「高輪ゲートウェイ」と同じように、住民投票結果の最下位から選ばれた。
第一位は所属していた郡名から取った「宇摩市(うまし)」。もしこれになってたら
「愛媛県、うまし。」みたいなキャッチコピーができてたかもしれない。
今日のところはこれまで。
| 元号 | 出典 | 備考 |
|---|---|---|
| 大化 | 『書経』(『尚書』)大誥、『漢書』巻56、『宋書』巻20 | |
| 白雉 | 『漢書』巻12 平帝紀 | |
| 朱鳥 | 『礼記』曲礼 | |
| 大宝 | 『易経』繋辞下 | |
| 慶雲 | 『文選』巻6、『晋書』巻54陸雲伝 | |
| 和銅 | ― | 和銅(ニギアカガネ)が朝廷に献上されたことにより改元 |
| 霊亀 | ― | 瑞亀献上により改元 |
| 養老 | ― | 養老の滝命名に因んで改元 |
| 神亀 | ― | 白亀出現の瑞祥により改元 |
| 天平 | ― | 「天王貴平知百年」の文字を背に負った瑞亀の献上により改元 |
| 天平感宝 | ― | 陸奥からの黄金献上により改元 |
| 天平勝宝 | ― | 孝謙天皇即位により改元 |
| 天平宝字 | ― | 蚕が「五月八日開下帝釋標知天皇命百年息」の文字を成したことにより改元 |
| 天平神護 | ― | 藤原仲麻呂の乱を神霊の護りによって平定したことによる |
| 神護景雲 | ― | 瑞雲の発現により改元 |
| 宝亀 | ― | 瑞亀献上により改元 |
| 天応 | ― | 伊勢斎宮に現れた美雲の瑞祥により改元 |
| 延暦 | 後漢書 五十二巻 | |
| 大同 | 『礼記』礼運篇 | |
| 弘仁 | ― | |
| 天長 | ― | |
| 承和 | ― | |
| 嘉祥 | ― | 豊後国大分郡の寒川(現在の大分川)で捕獲された白亀が献上されたことを大瑞として改元 |
| 仁寿 | ― | 白亀・甘露の瑞祥による改元 |
| 斉衡 | ― | 石見国から醴泉の瑞を献上された事による改元 |
| 天安 | ― | 美作国・常陸国両国より白鹿、連理の樹が献上された祥瑞による改元 |
| 貞観 | 『易経』 | |
| 元慶 | ― | 白雉・白鹿献上の瑞祥による改元 |
| 仁和 | ― | |
| 寛平 | ― | |
| 昌泰 | ― | |
| 延喜 | 『尚書』旋璣鈐 | |
| 延長 | 『文選』東都賦、白雉詩 | |
| 承平 | 『漢書』 | |
| 天慶 | 『漢書』 | |
| 天暦 | 『論語』 | |
| 天徳 | 『周易』 | |
| 応和 | 「董巴議」 | |
| 康保 | 「書経」 | |
| 安和 | 『礼記』楽記第19 | |
| 天禄 | ― | |
| 天延 | ― | 天変、地震による改元 |
| 貞元 | ― | 火災、地震による改元 |
| 天元 | ― | 災変、陽五厄による改元 |
| 永観 | 『書経』洛誥 | |
| 寛和 | ― | |
| 永延 | 『漢書』巻75翼李伝 | |
| 永祚 | 『晋書』巻21礼志 | |
| 正暦 | ― | 大風、天変による改元 |
| 長徳 | 揚雄の『城門校尉箴』 | |
| 長保 | 『国語』(周語中) | |
| 寛弘 | 「漢書」(元帝紀賛) | |
| 長和 | 『礼記』(冠義) | |
| 寛仁 | 『会稽記』 | |
| 治安 | 『前漢書』 | |
| 万寿 | 『詩経』 | |
| 長元 | 『六韜』 | |
| 長暦 | 『春秋』または『晋書』 | |
| 長久 | 『老子』(七章) | |
| 寛徳 | 『後漢書』(杜林伝) | |
| 永承 | 『書経』 | |
| 天喜 | 『抱朴子』 | |
| 康平 | 『後漢書』 | |
| 治暦 | 『尚書正義』 | |
| 延久 | 『書経』または『尚書‐注』 | |
| 承保 | 「尚書」 | |
| 承暦 | 「維城典訓」 | |
| 永保 | 『尚書』 | |
| 応徳 | 「白虎通」 | |
| 寛治 | 『礼記』 | |
| 嘉保 | 『史記』 | |
| 永長 | 『後漢書』巻1光武帝紀 | |
| 承徳 | 『周易』 | |
| 康和 | 崔寔『政論』 | |
| 長治 | 『漢書』 | |
| 嘉承 | 『漢書』礼楽志 | |
| 天仁 | 『文選』 | |
| 天永 | 『尚書』 | |
| 永久 | ― | 『詩経』? |
| 元永 | ― | 天変、疾疫による改元 |
| 保安 | ― | 天変、厄運による改元 |
| 天治 | 『易緯』 | |
| 大治 | 『河図挺佐輔』 | |
| 天承 | 『漢書』 | |
| 長承 | 『史記』 | |
| 保延 | 『文選卷十一·魯靈光殿賦并序』 | |
| 永治 | 『魏文典論』『晋書』武帝紀 | |
| 康治 | 『宋書』 | |
| 天養 | 『後漢書』 | |
| 久安 | 『晋書』劉頌伝 | |
| 仁平 | 『後漢書』孔奮伝 | |
| 久寿 | 『抱朴子』 | |
| 保元 | 『顔氏家訓』文章篇 | |
| 平治 | 『史記』夏本紀 | |
| 永暦 | 『後漢書』辺譲伝、『続漢書』律暦志 | |
| 応保 | 『尚書』 | |
| 長寛 | 『維城典訓』 | |
| 永万 | 『漢書』巻64王褒伝 | |
| 仁安 | 『毛詩正義』 | |
| 嘉応 | 『漢書』王褒伝 | |
| 承安 | 『尚書』 | |
| 安元 | 「漢書」 | |
| 治承 | 「河図挺作輔」 | |
| 養和 | 「後漢書」 | |
| 寿永 | 「詩経」 | |
| 元暦 | 「尚書考霊耀」 | |
| 文治 | 礼記祭法 | |
| 建久 | 『晋書』『呉書』 | |
| 正治 | 「荘子‐漁父」 | |
| 建仁 | 『文選卷四十七・聖主得賢臣頌』 | |
| 元久 | 「毛詩正義」 | |
| 建永 | 『文選』卷四十二・曹子建與楊德祖書 | |
| 承元 | 「通典」 | |
| 建暦 | 『後漢書』 | |
| 建保 | 「尚書」 | |
| 承久 | 「詩緯」 | |
| 貞応 | 『易経』 | |
| 元仁 | 「周易」 | |
| 嘉禄 | 「博物志」 | |
| 安貞 | 『周易』上経坤 | |
| 寛喜 | 「後魏書」 | |
| 貞永 | 「易経」(坤卦) | |
| 天福 | 「書経」(湯誥) | |
| 文暦 | 『文選卷四十六・顔延年三月三日曲水詩序』 | |
| 嘉禎 | 「北斉書」 | |
| 暦仁 | 「隋書」(音楽志下) | |
| 延応 | 『文選卷二十四・潘安仁為賈謐作贈陸機』 | |
| 仁治 | 『新唐書』 | |
| 寛元 | 『宋書』 | |
| 宝治 | 「春秋繁露-通国身」 | |
| 建長 | 「後漢書」 | |
| 康元 | ― | 赤斑瘡による改元とみられている |
| 正嘉 | 「芸文類聚-歳時中・元正」 | |
| 正元 | 「詩緯」 | |
| 文応 | 「晋書‐劉毅伝」 | |
| 弘長 | 「貞観政要‐封建」 | |
| 文永 | 「後漢書‐荀悦伝」 | |
| 建治 | 「周礼」 | |
| 弘安 | 「太宗実録」 | |
| 正応 | ― | 伏見天皇即位による改元 |
| 永仁 | 『晋書』巻22楽志 | |
| 正安 | 『孔子家語』 | |
| 乾元 | 『周易』 | |
| 嘉元 | 『芸文類聚』天部 | |
| 徳治 | 『左伝』 | |
| 延慶 | 『後漢書』馬武伝 | |
| 応長 | 『旧唐書』礼儀志 | |
| 正和 | 「唐記」 | |
| 文保 | 『梁書』 | |
| 元応 | 『唐書』 | |
| 元亨 | 『周易』 | |
| 正中 | 『易経』 | |
| 嘉暦 | 『唐書』 | |
| 元徳 | 『周易』 | |
| 元弘 | 『芸文類聚』天部 | |
| 正慶 | ― | 光厳天皇即位による改元 |
| 建武 | ― | 『文選』? |
| 延元 | 『梁書』 | |
| 興国 | 『春秋左氏伝』昭公四年伝、『新五代史』伶官伝序 | |
| 正平 | ― | 天変や兵革による改元か |
| 建徳 | 『文選』 | |
| 文中 | ― | 『易経』彖伝上? |
| 天授 | ― | 『史記』淮陰侯列伝? |
| 弘和 | ― | 『書経』君牙篇? |
| 元中 | ― | 『易経』彖伝上? |
| 暦応 | 『帝王代記』 | |
| 康永 | 『漢書』 | |
| 貞和 | 『芸文類聚』 | |
| 観応 | 『荘子』 | |
| 文和 | 『旧唐書』順宗紀、『三国志』呉志孫権伝 | |
| 延文 | 『漢書』儒林伝 | |
| 康安 | 『史記正義』と『唐紀』 | |
| 貞治 | 『周易』 | |
| 応安 | 『毛詩正義』大雅江漢 | |
| 永和 | 『尚書』舜典と『芸文類聚』巻8 | |
| 康暦 | 『唐書』 | |
| 永徳 | ― | 『群書治要』巻17? |
| 至徳 | 『孝経』 | |
| 嘉慶 | 『毛詩正義』 | |
| 康応 | 『文選』曹植七啓 | |
| 明徳 | 『礼記』 | |
| 応永 | 『会要』 | |
| 正長 | 『礼記』正義 | |
| 永享 | 『後漢書』 | |
| 嘉吉 | 『周易』 | |
| 文安 | 『晋書』 | |
| 宝徳 | 『旧唐書』 | |
| 享徳 | 『尚書』 | |
| 康正 | 『史記』と『尚書』 | |
| 長禄 | 『韓非子』 | |
| 寛正 | 『孔子家語』 | |
| 文正 | 『荀子』 | |
| 応仁 | 『維城典訓』 | |
| 文明 | 『周易』 | |
| 長享 | 『文選』 | |
| 延徳 | 『孟子』 | |
| 明応 | 『周易』 | |
| 文亀 | 『爾雅』釈魚 | |
| 永正 | 『周易緯』 | |
| 大永 | 『杜氏通典』 | |
| 享禄 | 『周易』 | |
| 天文 | 『易経』 | |
| 弘治 | 『北斉書』 | |
| 永禄 | 『群書治要』巻26 | |
| 元亀 | 『毛詩』と『文選』 | |
| 天正 | 『文選』と『老子』 | |
| 文禄 | 杜佑『通典職官十七』 | |
| 慶長 | 『毛詩注疏』 | |
| 元和 | ― | 徳川家康の命により、唐の憲宗の年号を用いた |
| 寛永 | 『毛詩朱氏注』 | |
| 正保 | 『尚書』正義 | |
| 慶安 | 『周易』 | |
| 承応 | 『晋書』律暦志 | |
| 明暦 | 『漢書』律暦志と『後漢書』 | |
| 万治 | 『史記』と『貞観政要』 | |
| 寛文 | 『荀子』致士篇 | |
| 延宝 | 『隋書』音楽志 | |
| 天和 | 『尚書』、『前漢書』、『後漢書』、『荘子』 | |
| 貞享 | 『周易』 | |
| 元禄 | 『文選』 | |
| 宝永 | 『旧唐書』 | |
| 正徳 | 『尚書』正義 | |
| 享保 | 『後周書』 | |
| 元文 | 『文選』 | |
| 寛保 | 『国語』周語 | |
| 延享 | 『芸文類聚』 | |
| 寛延 | 『文選』 | |
| 宝暦 | 『貞観政要』 | |
| 明和 | 『尚書』 | |
| 安永 | 『文選』巻一 | |
| 天明 | 『尚書』 | |
| 寛政 | 『左伝』 | |
| 享和 | 『文選』ら | |
| 文化 | 『周易』賁卦彖伝、『後漢書』荀淑伝 | |
| 文政 | 『尚書』舜典 | |
| 天保 | 『尚書』 | |
| 弘化 | 菅原為定の漢文 | |
| 嘉永 | 『宋書』楽志 | |
| 安政 | ― | 内裏炎上、地震(安政の大地震)、黒船来航などの災異による改元 |
| 万延 | 『後漢書』馬融伝 | |
| 文久 | 『後漢書』謝該伝 | |
| 元治 | 『周易』 | |
| 慶応 | 『文選』 | |
| 明治 | 『易経』 | |
| 大正 | 『易経』彖伝・臨卦 | |
| 昭和 | 書経堯典 | |
| 平成 | 『史記』五帝本紀、『書経(偽古文尚書)』大禹謨 |
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代始改元は,(中略)平安時代からは806年の平城天皇の大同の改元の場合を除き,皇位継承の年に先帝の年号を改めるのは非礼であるとしてこれを避け,翌年に改元するのを原則とするようになった。
※南朝の元号の出典、勧申者がのきなみ不明になってる。焚書にあった?それとも元号を考えられる教養のある人がいなくて適当につけただけだったりする?
※元号って漢籍から適当に二文字抜き出しているように見える。「百姓昭明、協和萬邦」から明和と昭和の2つの元号が作られているし。なんか規則あるんだろうか?
セクシーギルティ以外、これらの共通点はユニットイベントの前にメンバーたち既にお揃い衣装カードかアイドルトークの関連性を存在している。
つまりセクギルはただ適当に繋がりの薄いPa3人を組むという意味不明なユニットです。
アニメ以前のモバマスで確かにセクギルはライバルユニットとして2回の共演がありますが、堀裕子のユニットとしてはスパニッシュスタイル(with氏家むつみ)、ミステリアスガールズ(with藤居朋)も2回の共演があります。一回登場だけのサイキックヒーツ(with日野茜)もほかのメディアで色々共演がある(公式ドラマCD、デレステコミュ)。
ユニット相手の選択肢がたくさんあるなら、なぜ運営はセクギルだけゴリ押し?一番の有力説は片桐早苗の中の人はサイゲ新作の「ウマ娘」メインヒロインの声担当。
セクギルにとってユニットの性質は片桐のイメージが一番鮮明であり、ゲームUIのポジションはユッコセンターだが実際のMVとして片桐こそセンターである。
一行は河口湖からまずは大月方面を目指していきます。その途中の富士山駅、都留市駅の2ヶ所で道志村行きのバスがある情報を得ていましたが、いずれもスルーしました。もし道志村方面に向かっていたら、どうなっていたのでしょうか。
道志村は山梨県の最東南端の村で山中湖、都留市からのバスの他、神奈川中央交通が相模原市の三ケ木から県境の月夜野までバスを走らせています。都留市駅で羽田さんが行き先を聞いていた、あの月夜野です。
調べてみると以下のルートが見つかりました。
富士山駅11:30(富士急バス)12:08山中湖旭日丘13:45(富士急バス)14:35道志小学校14:47(富士急山梨バス)15:05月夜野(徒歩2.3km)東野16:05(神奈川中央交通)16:42三ケ木
月夜野まで来るバスは平日は午前の2便しかないのですが、峠を越えた神奈川県の東野まで行けばバスがありました。月夜野まで行ってしまった一行がその場で止まることは考えにくいので、おそらく神奈川県側のバスを見つけることはできたでしょう。
三ケ木からは神奈川県の橋本からバスが出ており、橋本からは北上を続けると、最終的には一行が2日目の日中に到達する青梅線の河辺駅まで行くことができます。というわけで半日以上先行することが可能でした。
ただし、一行が新狭山駅で見つけた川越行きや、後述する埼玉から栃木の県境越えの接続がうまくいかず、最終的には大月ルートに追いつかれます。とはいえ、八王子や川越でじっくりと情報収集を行うこともできたでしょうから、道志村ルートを検討する価値はあったと思います。
一方で都留市駅まで行ってしまった場合はどうだったでしょうか。その場合、一行は都留市駅を17:37に出るバスに乗ることになり、さすがにこの時間ではもうバスはなく、神奈川へ抜けるのは翌日になってしまっていました。というわけで、都留市駅まで来た一行が大月ルートを選択したのは正解でした。
ところで、一行が東桂入口でタッチの差で逃した「路線バス」ですが、あれは事前予約制のデマンドタクシーだったので、今までのルール上では乗車できませんでした。ただ、路線バスの旅は厳格にルールが運用されているとは限らないので(今回も路線バスではない、宿の送迎バスの利用が認められました)もしかしたら便乗を申し出てOKだったら認めていたかもしれません。その場合は都留市駅に14:10に着くことになりましたが、先へ行くバスはなく、大月へは放送と同様のバスに乗ることになりました。このほか、都留市の循環バスが都留文科大学まで来ていますが、時間は合いませんでした。
一方で大月への移動は途中徒歩を挟んでいますが、実は都留市駅からのバスはリニア見学センターで大月駅行きのバスに経路が繋がっています。
都留市駅16:30(富士急山梨バス)16:44大原入口17:19(富士急山梨バス)17:30大月駅
しかし、リニア見学センター〜大月駅は月曜運休で、もしロケ日が月曜日では利用できませんでした。同じバス会社で直通便もあるにも関わらず一行どころかバス会社の人も気づかないのは考えにくいので、ロケ日は月曜日だったと考えるのが妥当です。
2日目は奥多摩で日原鍾乳洞に立ち寄るなどの停滞はありましたが、先へ進めなかったので大きな影響はありませんでした。しかし、ポイントは川越での選択でした。
川越で、上尾・桶川・鴻巣の3方向へバスがありましたが、羽田さんの「鴻巣には何もない」の一言で一行は上尾を目指すことになりました。しかし、この3方向で上尾はもっとも南にあり、先に進むには損をしています。そして、結果的にこの決断が運命を大きく左右します。
もっとも北にある鴻巣へ行っていたどうなっていたでしょうか。放送では19:13の鴻巣駅西口行が紹介されていました。
川越駅19:13(東武バス)20:00鴻巣駅20:22(朝日バス)21:00加須駅南口
このように放送では3日目の午後に到達していた加須に2日目に到着することになりました。
ちなみに3方向の真ん中にある桶川を経由する場合、その日は桶川泊りになりますが、桶川からは菖蒲車庫行きの朝日バスが頻発しており、多少は歩く距離と時間を稼げたと思います。
ただ、後述しますが放送通りに柳生駅に着いても挽回は可能でした。
3日目はどのルートを通っても、結果的には加須市へ収斂し、柳生駅を目指すことになります。そこで、柳生駅から先のルートですが、放送では一駅先の板倉東洋大前まで歩き、そこで歩き疲れた一行は館林駅行きのバスを利用します。結果的にはこの選択が致命傷となり、最後まで挽回することができませんでした。ルイルイと蛭子さんが旅をした第18回の水戸〜善光寺の回でも佐野市、足利市の脱出に苦労し乗り継ぎ失敗となりましたが、結果的には同じような失敗になりました。放送でも紹介されていましたが、足利市、佐野市の両市は、JR両毛線、東武線などの鉄道網が発達している分、市外とのバス路線の接続に乏しく、市境は徒歩で越えなければなりません。両市の経由は避けたいところです。その一方で板倉東洋大前駅からは館林市方面への広域バスはありますが、栃木方面へ行くバスはありません。
では、柳生駅から直接栃木市方面に行くルートはなかったのでしょうか。
柳生駅から少し北上したところに「きたかわべ」という道の駅があります。ここは埼玉県と群馬県の県境にありますが、なんと平日に限り栃木市のコミュニティバスが県境を越えてここまでやってきています。
3日目を加須からスタートした場合、放送でも一行が利用した柳生駅行きのバスの初便に乗り柳生駅には9:46に着いていました。ここから次のようなルートが考えられます。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ10:45(栃木市バス)12:02栃木駅南口
川越のショートカットと合わせて放送ルートよりも丸1日早く栃木市入りをしました。ちなみに、道の駅きたかわべまで来るバスはこれが初便で、1日目を道志村ルートで先行していたとしても、ここで追いつかれます。
しかし、道の駅きたかわべまで栃木市のコミュニティバスが来ているとは、地元の人々の情報がなければまず想像できないでしょう。放送では柳生駅で有力な情報が得られず、板倉東洋大前駅まで歩いていますが、このルートでも同じような展開になったと思います。
しかし、板倉東洋大前で北行きのバスがないことを知った一行が次の藤岡駅まで歩けばあるいは、と考えるかもしれません。そうなるとこんなルートになります。
柳生駅(徒歩7km ※板倉東洋大前駅経由)藤岡駅12:02(栃木市バス)13:33栃木駅南口
栃木駅から先は放送ルートと同じく東武金崎駅、楡木車庫とつないで宇都宮駅に行くのが最速です。例えば柳生駅〜藤岡駅を徒歩で繋いでいた場合にはこうなります。
栃木駅北口16:23(栃木市バス)17:20東武金崎駅(徒歩4.4km)楡木車庫19:35(関東自動車)20:17宇都宮駅西口
ちなみに、栃木駅を13:45に出るバスもあり、これに乗ると宇都宮駅の到着は18:27になります。市バスの運転手から事前に情報が得ていれば、決して不可能ではない乗り継ぎかと思われます。もちろん、道の駅きたかわべからバスに乗れていれば、これよりもずっと早く宇都宮へ到着できます。
さて、放送では14:00(正しくは13:26平成29年7月10日訂正)に柳生駅にたどり着いていますが、道の駅きたかわべまで足を延ばしていれば同じバスの終便である14:55発のバスに乗れていました。その場合、以下のようにつなぐことが可能です。
柳生駅(徒歩0.75km)道の駅きたかわべ14:55(栃木市バス)16:12栃木駅南口(以降、上のルートと同じ)
このように上尾経由でも3日目に宇都宮へ到達することは可能でした。
そして、運命の4日目。放送では佐野市をスタートし、栃木市、宇都宮市、上河内、氏家とつなぎ、ここでバスがつながらず、無念の断念となりました。那須塩原駅発の那須岳ロープ行きの最終が14:45だったことを思うと、一行が楡木車庫へ向かって歩いている間に最終が行ってしまっていたという辛い幕切れだったのですが、なんとかゴールにたどり着いてみましょう。
4日目を宇都宮からスタートした場合、最もスムーズな乗り継ぎは以下のとおりになります。
宇都宮6:38(東野交通)7:30氏家駅前7:37(東野交通)8:13小川仲町8:38(東野交通)9:16大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所9:32(大田原市バス)10:00那須塩原駅10:45(東野交通)12:02那須岳ロープウェイ
宇都宮〜氏家のバスが朝1便しかないためこの時間に出発となりますが、その後は比較的余裕のある行程です。3人がここまで来てゆったり進もうと思うかどうかはわかりませんが、氏家〜那須塩原はどこかでバスを1本落としたとしても間に合います。
しかし、最終日に慎重を期すために営業所が開いて情報を仕入れてから出発ということも考えられます。宇都宮駅の関東自動車営業所は7:30に開くため、それまでは留まって情報を得たとしてもロスにならないと考えても不思議ではありません。その場合、氏家へ直行することはできず、次のようなルートになります。
宇都宮8:36(関東自動車)9:06白沢河原(徒歩5.8km)氏家駅前10:45(東野交通)11:16小川仲町11:58(東野交通)12:36大田原市役所入口(徒歩)大田原市役所13:17(大田原市バス)14:15那須塩原駅14:45(東野交通)16:02那須岳ロープウェイ
なお、放送では上河内経由で氏家を目指していましたが、上河内〜氏家のバスが早朝と夕方しかなく、このルートでは使用できませんでした。
この他、羽田さんが矢板市を経由するルートをイメージしているようなシーンがありましたが、矢板市は市内で完結する路線バスしか運行しておらず、14時に那須塩原駅に到達するのは不可能です。また、周辺の自治体ではバスではなくデマンドタクシーを採用しているケースも多く、他の方法で那須方面に進む道はありませんでした。
さらに、赤城からわたらせ渓谷鐵道沿いに足尾、日光を目指すルートも検討してみましたが、県境越えがうまくいかず断念しました。
つまり逆算すると、遅くとも3日目には宇都宮へ到着していなければゴールできなかったということになります。
シーズンZ初の失敗となり、改めてバス旅の洗礼を受ける結果となりました。とはいえ、普段は3泊4日ですが、今回はスタートの富士山子抱きビューポイントを10時台の遅めの出発、一行が見つけていた那須塩原〜那須岳ロープのバスの最終が14時45分だったことを踏まえると、実質3日しかなく、鬼門の北関東を抜けていくコース設定でもあり、3回目の田中・羽田コンビには酷なお題だったかと思います。
番組としては2日目の川越まではほぼ想定通りで、ここでルートをじっくり悩んで…というハイライトシーンが来る予定だったと予想しますが、あっさりと上尾経由を選んでしまい、体力を消耗してしまった結果、栃木市のバスに気づくことができず、失敗となりました。初日の道志村ルートも含め、ポイントポイントで情報をきちんと仕入れることが重要というバス旅の基本を見せつける結果となったのではないかと思います。
また、各自治体の公共交通機関への対応の差が浮き彫りになった回でもありました。すなわち、周辺の市町村とも連携して、広域的なコミュニティバス運営を行う自治体、領域内で完結するコンパクトな運営を行う自治体、デマンドタクシーによる地元住民の利便性を追究した自治体とある中で、バス旅が結果としてそれに左右されるというのは、バス旅をますます難しいものにしているように思います。
ただ、バス旅を成功するかどうかのゲームと捉えた場合、単に路線をつなぐだけではなく、地図を駆使していかに途切れたバス路線を繋ぐか、という旅の視点よりもゲームとしての視点が今後より強調されるような、そんな回だったかと思います。