
はてなキーワード:比較優位とは
いい論点だね。
順番に整理して議論してみようぜ。
※スパム防止が厳しくなったせいか、アドレスを乗せていると投稿できないっぽい。h抜きですまん
育休制度が日本よりもずっと充実しているほかの先進諸国でも少子化は起きている
まず、ユニセフの関連機関の報告書によると、OECD諸国(先進国よりも広い範囲)とEU諸国で育児関係の制度を分析したとき、日本は育休では1位と言われていて「育休制度が日本よりもずっと充実している他の先進諸国」が存在しているとするのは、少なくとも客観的事実とはちょっと違う。
ttps://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r05/zentai/html/column/clm_04.html
ただ、単に育休の期間が日本より長いだとか、制度で支給される給与上限が日本より高いだとか、男性も女性と同一の制度になっている、と言う国や州はあるようではあるので、それらを「育休制度が日本よりもずっと充実している」と解釈することはできる余地はないことはない。
そして、仰る通りそれらの国で全体が上乗せされるほど有効な手立てにはなってない。
ただ、俺にはこれ、ちょっと論点違うと思うんだよな。何故なら、全体ではそうだけど、高学歴層の出生率が伸びているのは育休制度が手厚い国ほど良いと言う傾向があるからだ(後記)
少子化対策にお金配りは意味はないというのは単に額が足りないだけだと思うんだよな。
これについてはまず元増田が参照している対談に
お金を配っても子どもが増えないことは明らかで、「効果がないというエビデンスがある」と言ってもいいレベルですね。
と言う発言がある。ただそれだけだと議論にはならないので、もう少し掘り下げておくと、それこそ金配り系の施策を日本よりもずっと充実させている他の先進諸国でも少子化は起きている。
代表的なのは、フランス。フランスでは第三子を生むとほぼ働かなくても住むぐらいの給付金が出ることで知られ、一時は少子化対策の優等生と言われた。けれど、結局は出生率は急激に低下している。この低下率は周辺の国よりも高いことから、分析によれば「単に需要を先食いしただけだった」と言う感じで言われる。
さらに顕著に出ているのが,、韓国、ポーランド、ロシアなどもあるが、ここら辺はもう少し違う要因が強いので(強力な徴兵制があるとか、政権がアレとか、戦争してるとか)ちょっと置いておく。
また、増額した場合のサンプルとしては、シンガポール、韓国などが給付金を増額しているが、それでも数字が改善しないと言うエビデンスになってる。
ttps://www.unfpa.org/sites/default/files/pub-pdf/Policy_responses_low_fertility_UNFPA_WP_Final_corrections_7Feb2020_CLEAN.pdf
この辺りのレポートをどうぞ。NotebookLMあたりにぶっこんで読んでみるといいよ。一時的な出生率を僅かに増やす効果はあるが、最終的な子どもの数には影響を与えない、と言うのが結論。
もちろん、これらの既存例よりも莫大な金額を払えば増えるはずだ、と言う議論は成立するとは思うけど、今の所それは「誰も実施してないから有効か無効化もわからない。今の所否定されていない」というだけだと思う。そしてUNFPAの報告書にも指摘されているように、実現可能性という事も重要かと。やっていたけど財政がおかしくなって、政治的に持たなくてやめた国がかなりある。
大まかに傾向として、高学歴女性の方が、低学歴女性よりも子どもの数が多いと言う現象。これ日本以外の先進国でも観測されていて、わりと不変的な2000年以降の傾向になってる。
ttps://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/24e063.html
ttps://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6639448/
ざっくり言うと、その傾向が明らかなのは、北欧諸国、イギリス、フランス、そして日本。このあたりは明確に高学歴女性の方が低学歴女性よりも子どもの数が多い。
その傾向が強く見られないのはドイツ、イタリア、ポーランドなど。ただドイツは低所得者層の出生率が他よりも高め、移民が多いと言うこともあるので、比較優位になっていない、と言う話である可能性がある。
さらに、2020年以降の短期に限ると米国などでもその構造が見られるようだ(ただしコロナの影響がある期間なので注意深く考える必要がある)
他にもシンガポールとかもあるけどまああそこは特殊なので。。。
高学歴女性の方が低学歴女性よりも子どもの数が多いというのは、単に高学歴女性は意識が違うとかそう言う話ではないと思っていて、単に大卒率を増やせという話ではないと思っていて、
元の対談でも
ショックが大きかったのは、むしろ非大卒のほうだった(中略)
高校卒──統計上では専門学校卒も含めています──は、今でも非正規雇用の割合が高いままで、もうずっと改善していません。
と紹介されている方が大きいと思ってる。つまり、学歴が直接作用したのではなく、高学歴であるほど良好な労働環境につくことができて、そこではワークライフキャリアのバランスが取れているからではないかと。また、給付金を増やしても増えないことから、経済面以外についても手当てしないと有効ではないのでは無いかと。
別の統計を参照すると色々なデータがあって、例えば以下の厚労省の統計だと、事業所の規模が500人以上だとほぼ100%備えている制度が、小規模になると6割ほどになってしまい、実際使えるかと言う率だとさらに差は拡大するとかいろいろ差がある様子が示されていて
ttps://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001328501.pdf
もっとストレートに、勤めている企業規模別の子どもの数とか(ただしこっちは賃金の話もあるので注意が必要)をみると、2人目の数までならば大企業に勤めている率が高いと言う結果が出ている。
ttps://www.nli-research.co.jp/files/topics/52907_ext_18_0.pdf
ここでは拮抗しているように見えるけれど、ここで中・大企業とされている企業に勤める人は人口比で3割ほどであることを考えると、人数あたりで見ると子どもを持つ人の率は高い。
こう言う事も仮説を考える上での根拠になってる。
改めて整理して、文章にするとこんな感じ。
女性の社会進出について、単なる労働力確保という面だけ見て実施し、結果ワーキングプアを量産する政策は少子化を促進してしまう。
従って、本来は、ワークライフはもちろん、キャリアについてもバランスがとれるような施策を先行するべきだった。その点で非正規雇用の規制緩和から一億総活躍社会に至るまでの流れは問題が多い政策である。
しかし、もはや時は戻らないので、今からでもその部分を手厚く手当てすべきである。
もっと言うと、俺としては、子育て対策では実現不可能な対策が多く、その中で実現可能な政策で効果がある可能性がある施策がこれしかない、という考えもある。
例えば、女性の社会進出を今更やめさせるのはありえないし、出生率がプラスになるまで無制限に給付金を増やすというのも無理だと思っている。
とはいえ、
ということから、この施策が万能ではない、限界がある、最優先として選ばなければならないなら、まず非婚化晩婚化対策に集中するべきだと思っているし、この施策だけでは2までは伸ばせないだろうというのは明らかではあると考えてるけどね。
さらに言うと、元の対談で「お金を配っても子どもが増えないことは明らか」と言っているけど、それは単体では効果が無い、一定額以上は意味が無いと言う話だろうよ、と思っている。
まぁ、結局は、UNFPAが言う様に総合的な家族パッケージを用意するしかないってつまらない、実効性に乏しい玉虫色の結論になるわけだが。
日本人ファーストは当然だと思っているし、もっと言うと誰もが自分ファーストで行動するべきだとすら思っている。
まず自分を大切にしないと後は何もできない。
他人に親切にすることも、他人に親切にして感謝されたら気持ちがいい、と言う自分本位において考えて、可否を自分で判断するべきだと思っている。
思っている自分なのに、どうも最近の日本人ファーストには違和感を持っていた。もっと言うならアメリカファーストもだ。
あれだ、この『ファースト』で主張される、特にマクロの政策については、自分を第一に考えると言う意味だけではなく、過分に「比較一位であるべきだ」と言う事を含んでいるから違和感があるのだ。
例えば、優秀な外国人がいて、彼らを支援して日本に来てもらうのは日本人ファーストだ。
彼らを日本に呼んできて日本で研究し親しんでもらって、上手くいけば日本で働いてもらう、あるいは帰国後に知日派になってもらってお互いにウインウイン、日本の繁栄と、回り回ってオレの幸せに繋がる訳で、反対する理由はない。
だけど、これに反対する人たちがいる。彼らの言うことを聞くと、日本人で苦労している苦学生を助けるのが先だろうという。
でもそれって本当にトレードオフか?
優秀な外国人を呼んでくるのはリクルート費用みたいなもんであり、後者は福利厚生費用みたいなもんで、そもそも勘定科目が違うだろって思う。
主張をするならば、日本人苦学生の支援を強化せよ、と言う方が先行しそうなもんだが、どうも外国人への支援を打ち切れというほうが先に来ているように見える。
同じ様な話はたくさんあって、外国人が会社をやっているとか、土地を持っているとかも、それ自体は日本に投資されているのだから自分ファーストにプラスなのに反対するとかある。
それでも反対するのは、引き下げの審理というやつではないか。
自分のところをよりよい方向にできないから、他人を不幸にすることで自分を比較優位に持っていくと言う奴である。
正直この気持ちは非常によくわかる。
オレもうんこが漏れそうなときに、この世の全てを呪いたくなるし、誰もがオレと同じ苦労を背負えば、もっとトイレの数が増えるのにと思うことはある。
しかし、長い長い長い長い列を乗り越え、便器に座りすべてを解放したとき、逆にこの世の全てを許すような気持ちになるもんじゃないのか?
もちろん直接的な利害関係にある人が個別案件に対して反対運動するのはいいと思う。それがファクトに基づいている限りは。
例えば外国への工場移転に対する反対運動とか、近所に外国人のゴミ棄てマナーが悪いとかそういうのもそれはありだともう。
もちろん既存の法令違反への対応や(免許問題とか)、紛争・気候変動のリスクなどに対する懸念(ロシアによる選挙介入や、食料エネルギー安全保障)なども正当だと思う。
そこら辺をもうちょっと冷静に分離して考えたい「日本人ファースト」派なんだけど、どうもその方向に進みそうに無い。
これは、やっぱりうんこが漏れそうな時のオレのように、余裕がないからではないかと思う。
まずはそこに手当をすることに集中するべきなのかなと思うんだが、まぁ、それができた楽郎はしてないんだけど。
まず第一に、お前の発言は全体として「比較優位」という基本的な経済原則をまるで理解していない。
国が持つリソースや技術水準が異なるのは当たり前で、どの分野で強みを持ち、それをどう活かすかが国家運営の要諦だ。
お前はAI技術と資源量だけ見て「勝ち負け」の話をしてるが、それは将棋のルールも知らずに「駒が多いから勝ち」と言ってるようなもんだ。浅すぎて話にならん。
ハードウェアと人権弾圧が表裏一体の中華におけるAI開発に「未来」などない。イノベーションは自由な議論空間と社会的信頼の上に構築される。中華にはその土台が欠落している。
さらに言えば、国家の発展とは単なるGDPや軍事力では測れない。国民の幸福度、社会の透明性、医療福祉、教育機会の平等性といった複数の評価軸がある。
そこを一切無視して、地政学的に見た「資源がある、国土が広い」でマウントを取ろうとしてる時点で、お前は近代国家の運営に必要な多軸評価の概念を理解してない。話にならん。
そして「清華大・北京大から見たら東大はFラン」と言ってるが、QSランキングや論文被引用数、ノーベル賞受賞者数など、第三者評価では東大は依然として世界トップ100に入り続けている。
一方で中国の大学は政府による不透明な評価バイアスが混入し、数値が信用されていない。要は、「自称最強」国家にありがちな自己満ランキングでホルホルしてるだけ。無価値だ。
他国を見下し、差別語を並べて精神勝利しているお前のその姿勢こそ、文明社会において最も忌避される未熟な姿勢そのものだ。
お前が「10世紀先まで追いつけない」と思ってるその間に、日本は地道に社会インフラを整備し、民主主義と倫理を守りながら前進し続ける。
歴史はな、「派手に吠えた犬」ではなく、「黙って結果を出し続けた者」が作るんだよ。
お前の言ってること、全部、雑。
あのな、「素人だから正しい見解は分からない」って言い出した時点で、思考放棄宣言なんだよ。
それを「誰を信用するかに委ねる」って、経済議論じゃなくて宗教の話にすり替えてんの。信じる信じないの問題にした時点で、もうお前の頭の中には論証って言葉は存在しないってことだ。
学者同士で見解が違う?当たり前だよ。科学なんだから仮説と検証があって、常にアップデートされていくもんだ。でもな、それと「何でもかんでも等価に扱っていい」ってのはまるっきり別の話だ。
たとえば、リカードの比較優位理論に反論してる学者もいれば、地動説に反対してる人間もいた。
でもそれが両論併記されるか?されねぇだろ。学問ってのは、エビデンスと理論の整合性で淘汰されていくゲームなんだよ。
で、その中でどれがより現実と整合してるかを素人でも判断できるように、学者はモデルや統計や事例を使って説明してる。
「信用できる人を選ぶ」ってんなら、少なくともその人が何を根拠に主張してるのかを理解しようとしろって話だ。
そこをすっ飛ばして、「どっちが信頼できそうか」とか「口調が穏やか」とかで決めるなら、それは学問じゃなくてテレビのコメンテーター選びだ。
お前が素人だからといって、無知のままでいる免罪符にはならねぇ。少なくとも、議論に首を突っ込むなら「分からない」で開き直るのは最低の態度だ。
理解しようとした結果「分からない」ならいい。でも「最初から分かるわけない」と言ってるやつが、「見解の相違」だの「主流派は」だのと、もっともらしい言葉使って話してんじゃねぇよ。
自分で「判断放棄してます」って言ってるのに、なんでその口で他人の議論にケチつけてんだよ。
だったらお前、江戸時代の農民か。21世紀の貨幣経済に生きてんだろうが。
現実の経済活動はフロー(flow)なんだよ、ストックじゃねぇ。
今日の経済は、明日の技術革新でいくらでも生産可能性曲線が外側にシフトする。
いや、俺たちはその冷蔵庫自体をデカくして、工場も物流も拡張して、さらにその上でフードデリバリーも展開してんだよ。
取り合いしかできない詐欺師は、経済という名のゲーム盤から降りてもらおうか。
君の思考停止な“定数”設定が間違ってる。
経済は動くんだよ。技術革新・人的資本投資・資本蓄積・制度設計によって「分母」も「分子」も拡大できる。
要は、お前が“無理”って言ってんのは、
「俺には理解できない」
「俺にはできない」
出たよ、浅っい国際経済観。
グローバル経済はゼロサムゲームじゃない、プラスサムゲームだ。
各国が比較優位に基づいて取引すれば、全体の効用も所得も拡大するのはリカード貿易モデルで小学生でもわかる話。
世界全体のGDPが右肩上がりに伸びてんの、見たことないのか?
もし本気で「世界はゼロサム」と思ってるなら、グローバリズムもWTOも存在してる意味がねぇだろうが。
そして財政出動とは、デフレ下の経済に血を通わせる一時的な輸血。
でもな、それが常態化したら“経済的糖尿病”みてぇなもんで、いずれ血管(国債市場)が詰まる。
使う場面と量を見誤れば、インフレ・通貨安・国債暴落の三重苦だ。
お前のロジック、
経済の動態性無視、グローバル構造の誤解、金融メカニズムの誤読、そして何より、自己肯定のための無根拠な悲観主義。
要は全部:
民船も海軍も保安庁も皆してこの流れやりたがるけど、結局お前ら自分たちで整備一切出来ない無能になってんじゃねーか。
漁船のオッチャンが自分でエンジン弄くり倒して直してる横で、大型船の奴らは機械がちょっといつもと違う挙動したら全部メーカー任せで自分たちは取説に書かれているレベルの復旧チャートさえ調べねえ。
掃除もロクにしねえから修理ドッグに来るときは何から何まで錆びてる。
マジで何も出来ねえし何もやらねえし、やる時間がないからで勉強もしねえ。
GPSの設定変更ボタンとかも自分で弄ったことねえから、ちょっと間違って設定変えただけで会社に電話してるし、取説なんてどうせ使わないからで陸上においてきたとか抜かしおるよ。
マジでもうしょうもねーよ。
こんなんもう船乗りじゃない。
ブリッジクルーでさえ「いや、俺は自分の領分しか分からんすね。つーか最新機器新しすぎて何も分からないんで、自分の領分さえマニュアル通りの操作までしか知らんっす」とかいいおる。
笑っちまわないか?
ウーバーイーツの兄ちゃんがタイヤパンクするたびに自転車屋行って「何度見てもやり方がよくわからないんで、自分では治せそうもないっすわ」と言ってたらどう思う?
「お前、本当にプロなのかよ」って思うだろ?
今、船に乗ってる連中はどれもそうなってる。
ベテランは最新の技術についていけないから「分からない。造船所に聞きます」が口癖で、若造はそもそも船の仕組みを直に見て学ぶ機会を機械に奪われているから「何も分からない。どこに聞けばいいのかを先輩に聞きます」になってる。
マジで終わったよ。
今一番船に詳しいのは自分でレジャーボート運転してるボンボンかも知れない。
アイツらは頭もいいし自分でチャント勉強しないとボッタクられるって感覚があるから、信用できる業者から技術学ぼうとしてる。
デカイ船乗ってる乗員は「どうせボラれても会社の金やん?」って顔して立ち会いサボって休み取ってるし、当直日でも横目でチラチラ見ながらスマホゲームやってるよ。
漁船のおっちゃんはエンジン叩いて直せるけど叩いて直す以外の直し方した時に弄り壊す率が高すぎてヤバイから。
マジで終わった。
目先の省人ハイテク化ばかりに意識が行って、それを操る人間をどうやって揃えるかってことを誰も考えずに来たここ20年ぐらいのツケがいよいよ爆発したね。
昔はいたよ。
経験、やる気、柔軟性といったものを全て合わせいて、アナログとデジタルの隙間を個人技で埋める本当の乗組員達が。
今はもういないよ。
だってさ、機関員が「デジタル化しすぎてもう分からないんですよね~~~。緊急時にどの弁を開けるかぐらいは私が個人で覚えてますけど、ぶっちゃけ数値もデジタルで監視してるわけで、メーターの記録メモとかもあとからちゃちゃっとログデータコピってますわ」みたいにほざくんだよ?
こんな連中がいじってるエンジンとかいつ大爆発してもおかしくないよ。
雑な人件費削減の繰り返しによって、マジで終わった業界になってる。
比較優位経済かなんかで国内外の輸出入がいよいよ加速して船舶の需要がどうたらとか言ってもさ、結局上はあくまで金稼ぎの手段の一つとしか見てないし、自分がFIRE出来れば終わりでいいと思ってるから直近10年の利益以外は興味なしだろ?
一番優秀な社員に一番時間を使えがマネジメントでよく言われることかと。
金の卵を産むガチョウが卵を産めなくするような状況を極力排除し、卵を産ませ続けることが大事なんじゃないの?
同じ一人でカウントされるけれど、一人で数人分の仕事をできる人とか普通にいるじゃん?
そういう人がちゃんと成果を出し続けられるようにして、やる気のない奴の影響を極力排除するのが上司の役目かと。
他の増田も比較優位みたいなことを書いているけれど、使えない部下には使えなくてもできるような簡単な仕事を頼むことになるね。
やったほうがいいんだけれど、どうしてもやらないといけないわけでもない仕事とか、
やらないといけないけれど習熟度を必要としない単純な作業とか。
当然、優秀な社員にはインパクトがあって、難しい仕事が割り当てられ、難しい仕事を滞りなく進めるために上司は尽力する。
これだ、「世界経済論」
https://www.keio-up.co.jp/np/detail_contents.do?goods_id=598
ヘクシャーオリーンの定理とか、比較優位のあたりでそもそも取引は成立する時点でお互いにメリットがあるから成立してると言及してるはず
両方のプレーヤーがそれぞれ利益を最大化してるわけではないが、取引が成立することは何らかのメリットをお互い享受しているから、すくなくともパレート改善ではあるということ
匿名での議論に意味なんてそもそもないと思うけど、匿名でばらした自分の履歴が嘘だって言われると反論はしたくなるな、まあ俺のお気持ちの問題
無能有能の話をすると「やる気のある無能は害」だのとドヤ顔で言う自称インテリがいる。
しかし比較優位から言えば、無能がいるから社会が回っている側面がある。
つまり、人々が「やりたくない」と思っている仕事を能力が低い人がやることによって、社会が回っているということだ。
トラックドライバーが良い例だろう。頭脳労働では「無能」と言われるトラックドライバーはエッセンシャルワーカーであり、自称インテリが崇高な気分でやっている頭脳労働よりも役立っている。
このようにして、社会には適切な役割分担があり、「無能は害悪」だのと、無知なことを言い出す自称インテリこそが本当の害悪であることを自覚すべきだ。