
はてなキーワード:暮らしとは
多分4つあるんだよ。
「ゲームやアニメは生産性が低いからこれからは一切封印して代わりに別の趣味を見つける」
「オタク活動を通じてアイデンティティを確立しようとする態度をやめてただ楽しむことにする」
「ネットやリアルのオタク仲間とワイワイガヤガヤ雑談して自虐やロリコンネタとかで笑いあうのを卒業する」
「オタク趣味に使いまくっていた時間と金を自分や家族のために使うようにする」
実際はもっとあるのかも知れないけど、俺が思ったのはこの辺だね。
それでさ、「オタクを降りる」とか言ってる人は結局どれの話をしていて、それに後ろから石を投げてる連中はどれの話を想定してたんだろうな。
そもそも噛み合ってなかった気がするんだよな。
オタク降りるマンは流行りを追いかけてただけと言ってたけどさ、それだって色んな意味があると思うんだよ。
もしも「最前線に立つために情報収集を日夜欠かさなかった」という意味だとしたらかなり濃ゆいオタクなんだろうなって。
たとえば毎日野球やサッカーの試合結果を調べて推し球団の機能の試合内容全部言えるやつとか完全にオタクじゃん?
でもそれは見方や言い方によっては「単に最新の情報を次々飲み込み続けて知識のフォアグラを作り続けただけだ」とも言えるわけでな。
結局さ、増田に何投稿しても絶対お前らとは噛み合わなくて、お前らはそもそも噛み合わせる気もなく、「一番叩きやすい想定を持って全員で袋叩きにすることを目指す」ってだけなんじゃねえかなって。
俺、疲れたよ。
はてな降りようかな。
あれはどういう心境なんだ?
「避難所暮らしが続く方もいるから、私も自宅には戻らずにここに残って復旧のお手伝いします」とは言わないし
「私の無事な自宅を仮住まいにしていただいてもかまいません」とも言わないし、
酷い目に遭った人横目にいそいそと自宅に戻って暖かいお風呂入って使い慣れた布団でぬくぬくと寝る。
もちろんこれでいいんだよ
誰だってそうしたい
私は他人様たちが酷い目に遭っていることがわかる常識人ですっていうアピール?
本当にとんでもないことになって心中穏やかでいられなくなった人の前でそれわざわざ言う必要ある?
わかんねー
人間はともかく、揺れが収まってしばらく経っても家の猫はソワソワしてた。
それがあって避難クラスの災害が本当に来たらどうしようと改めて悩んでいる。
猫のキャリーバッグとキャリーが使えない時のための洗濯ネット(猫を入れる)、人間の靴は寝室に置いている。
でもさ、キャリーバッグに猫を入れて家を出て、どこに行ったら良いんだろう?と。
ただ長期化した場合、猫連れで避難所暮らしは現実的に無理だよね。
ただでさえヒトが行き場を失って困っているのに、ネコの居場所はないだろうし、冷たい目で見られるのも正直つらい。
能登半島地震の時に避難所に入れなくて自主避難されてた住人の方々がいらしたじゃん。
ウチも自主避難だよなぁとか。
(人間用と合わせて水とフードと猫砂のストック等々はしている。ちなみにネットで買った猫砂が破れてた増田です。その節はお世話になりました)
さらに救助待ちの時はどうなるんだろうとか。
タイの大洪水関連で、犬猫がいるから救助諦めたって記事読んじゃって
(カラパイア『ペットたちを置いて自分だけ避難できない!洪水中、屋根の上で29時間とどまった女性』→https://karapaia.com/archives/571400.html )
人ごとじゃないやと。
コメントの「ペット飼いのためにも出動しなくちゃいけない公務員を思うとなぁ」、これは本当にその通り。
だけどなぁ、このジャズさんも間違ってないし、ジャズさんは後に犬と猫を連れて自力で脱出してる、すげえ。
増田も猫記事がたくさんあるけど、犬猫ペット飼いの皆さんは防災対策どうされていますか?
真面目な話、ウチのを置いて行けないよ
自分は逆だな…。彼氏が好きだったから心身の不調や翌日の予定とか無視してセックスしてて、楽しいし幸せではあったけど彼氏が実家暮らしだから毎回するのは自分の家だしシーツ汚れるし、自分が低容量ピル飲んでるからってゴムしてくれないし(お腹壊したりするとピルは効かない)。シーツ汚れるのが本当に嫌だったから、ペット用のトイレマット買って敷くようにした。自分が頑張っても相手が頑張らない、変わらないってきついよね。
ついでに言うと一緒のベッドで寝られないと帰ると言うのを見て、そうか、自分の体がそんなに良かったのか‥と思うようになった。一緒にいるだけでいいって考え方はないのかあ…って。
自分は一緒にいるからと言って必ずしもラブラブする必要はないと思ってるし、理想は一緒の部屋にいてもお互い好きなことやれる状態じゃないかなーと思ってたりする。でも彼氏は常にくっついてたいらしい。
それなのに同棲も嫌結婚も嫌、自室汚いから写真で見せるのさえ嫌って言われて、愛想が尽きた。魅力的な人だったけど、流石にね…。
「ウオオオ王様ァ! あんたが本当にやりたかったのはこんな事かよ! なりたかった王様ってのはそんな姿だったのかよ!」
「王さまァ! あんたのやった事許せないけど、それでも平和なこの国の暮らしは幸せだったよ!」
「う、うう…(良心がよみがえり苦しむマグニフィコ王)」
アーシャ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「あれ、この杖についてる鏡……なんか悪魔みたいのが入ってる?」
王妃「これは……きっとこの人を苦しめていた呪いが封じられているのね。二度と出られないよう牢に入れておきましょう」
良心を取り戻した代わりに記憶を失った王様「う〜ん、あれ、僕は一体……ここはどこ?」
アーシャ「おうさm……マグニフィコさん、本当に行っちゃうの?」
マグニフィコ「ここは立派な女王様がいらっしゃるとてもいい国だけど、やっぱり外の世界を見て回りたい。それに……忘れてしまう前の僕は、船乗りになりたかった気がするんだ。こんな年寄りが船乗りなんておかしいかな?」
アーシャ「そんなことありませんよ! 素敵な願いだと思います!」
(訳知り顔で回転する星型の害獣)
アーシャ「いってらっしゃいマグニフィコさん!」
国民のみんな「いってらっしゃい!」「気をつけてね!」「いつでも帰って来てくだされ!」「おみやげ楽しみに待ってるよ!」「いってらっしゃい!」
城の尖塔の窓辺で王妃が悲しげに微笑みながらずっと港を見ている
ロサス王国を出航する船の遠景が遠ざかりEND
もうこれでええやんどうしてこうならなかった……
日立市と南流山で年収500万円の人が感じる生活の余裕に大きな違いが出るのは、以下の2点が主な理由です。
南流山は、つくばエクスプレス(TX)とJR武蔵野線が乗り入れる首都圏のベッドタウンであり、都心へのアクセスの良さから、日立市とは比較にならないほど住居費が高くなります。
| 比較項目 | 日立市(茨城県) | 南流山(千葉県流山市) | 差の目安 |
| 単身向け家賃(1K/1LDK) | 1.6万円〜3万円台の物件が多数 | 6万円〜10万円前後が相場 | 約2倍〜3倍以上 |
| ファミリー向け家賃(2LDK) | 4.5万円〜5.8万円程度 | 12万円〜15万円前後が相場 | 約2倍〜3倍 |
| 土地価格の動向 | 比較的安定 | 近年急激に上昇中 | 資産形成のコスト増 |
年収500万円の人が、日立市で家賃5万円、南流山で家賃13万円(ファミリー向け2LDKなど)を払う場合、毎月8万円、年間で96万円もの差が出ます。
この「住居費の差額」が、日立市民にとってはレジャーや貯蓄、趣味に回せる「豪遊費」となり、南流山市民にとっては消えていく「固定費」となって、同じ収入でも手取りの自由度に決定的な差を生み出します。
流山市は近年、子育て支援策の充実などにより、高所得の共働き世帯が大量に移住している地域です。
日立市の世帯平均年収が約494万円であるのに対し、流山市の世帯平均年収は約601万円と、全国平均より大きく上回っています。
年収500万円は、日立市では「平均より余裕のある層」に属しますが、南流山では「平均的な世帯年収(約601万円)に届かない層」となり得ます。
周囲の住民が自分より高価な住宅に住み、高価な車に乗り、教育やレジャーに多くのお金をかけている環境では、「同じ年収」であっても、相対的に自分の生活水準が低く感じられ、「惨めな暮らし」という感情につながりやすくなります。
南流山市民が日立市民よりも経済的に厳しく感じるのは、「東京へのアクセスが良い」という最大のメリットに対して、「高い住居費」という多大なコストを払っているからです。
日立市民は、その地方都市ならではの安い生活コストによって、年収500万円という収入を最大限に「豊かさ」に変換できています。一方、南流山市民は、年収500万円が住居費に大きく吸収され、周囲のより豊かな世帯との比較に直面しやすい環境にあると言えます。
親の年金をメインに2人で暮らしていて、増田さんは介護離職して低収入で、親の貯金は全部使ってしまって、4万円の費用を出す事ができないって事かな?
親が長期入院してるならその分働けそうだけど、それは無理なんかな?
親が生活保護をもらえる?
高所得者ほど減税っていうけどさ、そりゃあね、納税額1万円の人と100万円の人で控除額が一緒ってわけにゃいかないっしょ。
1万円の人から100万円控除しようってどんなだよっていう。
別に、高額納税者が減税されたからって、低所得者の暮らしが楽になるわけじゃねーっていうね。
いや、低所得者こそ減税しろって?だからさ、もともと納税してねーって話だろ?
ミクロの話はそれで終わりだ。
マクロで考えるとだな、そもそもで、この制度で割を食うのが、高所得者の住民税を奪われる都市部なわけだ。
都市部に高所得者が住んで、高所得者の税収でより住みよい街になって、際限なく生活格差が広がっちまう。
返礼品がよくない?
いや、あれこそ公共事業だろ。
集めた税金をどう使うかなんか勝手で、事業で儲けた金を、もっと儲けるために再投資するのと同じで、税収を上げるために返礼品を出してなにが悪い?
だいたい、日本の金持ちはケチだから、こういう時しか和牛とかカニとか食わねーだろ?
滅茶苦茶いいプロモーションじゃん。
で、次に出てくるのは、ふるさと納税みたいな奪い合いじゃなく、こういうのは不公平にならないように、お上がお金を集めて公明正大に再分配すべきみたいな主張。
でもさ、そういうの上手くいかねーんだ。
地方は足りねーって文句言うし、都市部は俺たちの税金を盗まれたって文句言うし、分配を実質決めてる総務省の官僚が力を持って、さすがに今日日袖の下はないが、そことパイプを持とうと地方自治体が総務省に媚を売るからさ、共産主義が上手くいかないのと一緒で、長い目で見るとダメだ。
そこで出ましたふるさと納税、つまり住民税奪い合いバトルロイヤル。
最高じゃないか。
個別に多少問題はあっても、ほとんどはやっかみで、メリットデメリット勘案すると悪くねぇ。
税金と社会保障で搾り上げられてる金持ちの不満も適度にガス抜きされるオマケつき。
菅ちゃん、優しそうなおじいちゃん装って、剛腕なんだなって感心したよ。
経済的にはいいプロモーションだけど、貧乏人のやっかみが制度を潰しにかかっちまった。
ああ、合掌。
別に言ってもめちゃくちゃ怒られるとか家を追い出されるとかはないんだけど、なんか言えない。
25歳になる年で社会人2年目。
システムエンジニアという職に就いていた。
上司がパワハラとか、そういう理不尽があったわけじゃないけど。
やり方が分からない仕事を任されて、何したらいいか分からなくて、どんどん仕事が溜まっていって、毎朝起きるのが嫌になって、ある日先輩に「無理です。」って言って休んだ。
前提から言えば、この事態を招いたのは自分に責任があると思う。もっと先輩を上手く頼る方法があっただろうし、俺は途中からもう諦めて、溜まった仕事を眺めながら、休むまでの数日をぼーっと過ごしていたから。
でも、コメントでいっぱい攻撃されると怖いから、こんな弱い自分を守るために少し保身をさせて欲しい。
俺が一年目に配属された部署は、課長がパワハラ気味なことで有名だった。
実際、俺が配属された部署は配属後すぐに2人ほど、課長との相性が悪かったのか別部署に移って行った。
さらに驚きなのは、俺が入った時点で休職している人がいた。(俺が休職するまで結局一度も会わなかった)
うちの部署は、金融系のシステム開発なんだけど、課長(40代・男)、先輩(20代後半・男)、俺の3人で、個社Sを担当していた。
個社Sの対応が俺の主な仕事であって、俺が頼れるのは先輩だけだった。
課長は、はじめにも書いたが、パワハラ気味で部内でも名が知れた人物だった。
しかし、意外にも俺は可愛がられていた。
フランクに話しかけてくれることもあったし、飲み会に誘われることはしばしばあったし、2人きりでランチに行ったこともある。
でも最後まで、心を許してなんでも話すような関係性にはならなかった。
課長が飲み会の場で人の悪口を話す時は、「知らないけどそうなんすね、気をつけまーす」みたいなスタンスをとって誤魔化すことしかできなかった。
先方とのオンラインミーティングでは、なぜか俺が課長に冷たく詰められる場面があった。
課長と話しても無愛想だし、なんか怒られても嫌な気持ちになるから極力自分から話しかけに行かないようにしていた。
それでも、課長が理不尽な災害(自分にはどうしようもできないこと、という意)ではないと思っていた。
例え嫌な気持ちになるだろうなーと思っていても、仕事の話はしなければいけなかった。
まあ、1ヶ月に数えるほどしか話さないのは、課長にしてはあまりにも課員とのコミュニケーションを疎かにしているのでは、と言いたい気持ちを抑えて、これはお互いの問題なので。
次に先輩の話をしよう。
先輩はめちゃくちゃ明るくて面白い人だ。
先輩は技術屋的にはかなりできる人だった。
でも、仕事ができる人ではなかった。
メールもチャットも催促されてからやっと返信するか、それでも返信しないことすらある。
あと、先輩は朝に弱かった。
俺も朝は昔からめちゃくちゃ弱いから人のことは言えないけど、当日に午後休にしたり、テレワークにしたりなんてのは日常茶飯事。というかほぼ毎日。
でも、なんかいつも明るいし、先輩にしかできない仕事があったから、なあなあで許されたいた。
もちろん課長には度々注意されていたが。
俺が頼れるのは先輩だけだった。
だけど、先輩は保守対応で忙しかったり、先述の通り会社にいなかったりすることも多くて、1人で何も分からない仕事を抱える時間も多かった。
最後は先輩に聞いても分からない仕事で、苦し紛れに「どうすればいいか全く分からないです」って言ったら、色々こうすればああすればって教えてくれたけど、結局分からなくて、もう誰にも聞かなくなって詰んで終わり、という感じ。
とりあえず、年末まではこのままでもいいかなっていう気持ちなんだけど、唯一やらなければならないことはこの状況をママに話すことだ。
俺は実家住みで、パパ、ママ、俺、弟の4人で暮らしている。ママと弟は仕事をしていて、パパは冬になると鬱になる体質で、最近はなんとなく仕事に行っていない気がする。
パパのうつ病体質は筋金入りのもので、ここ13,4年くらい治っては罹っての繰り返しだ。
パパがうつ病のときはどうしても家全体が暗い雰囲気に包まれる。いつも死んだような顔をしているし、寝るかパソコンで動画を見るかしかしていない。
ママには仕事を休んでいることを言わなきゃいけない気がしている。今日はリモートワークだったの?とか今日の昼は何食べたの?とか今年は何日まで仕事なの?とか聞かれるけど適当に誤魔化してる。
もしかしたらもうバレてるのかも。
あー、仕事どうしようかな。
1ヶ月休んだらもう働く気なくなっちゃった。
でもなんか最近はこのままは嫌だな、みたいな気持ちもあって、YouTubeに動画投稿とかしてみてる。
6本くらい投稿したけど10-30回再生とかで現実の厳しさを知った。まだやってみる。
全然関係ないけど俺の部屋めちゃくちゃ寒くてさ、半分外なんじゃないかってくらい寒くて一日中布団から出られない日もある。一年中春みたいにあったかかったらいいなとか、誰でも一生に一度は思うことを一日に一回は考えてる。
パパに似て寒さにはめちゃくちゃ弱いなあって思う。
給料は日本円で支払われていて、イマイチさんのイマイチノミクス発動で直近の日本は円安・インフレが加速、実質賃金の成長はマイナス。だから暮らしが楽になった実感はないってのが、はてなーも含めた一般的な日本人なんじゃないの?
小さな頃からの爪を噛むクセのせいで歯列が崩れ、爪の形もいびつなのがコンプレックスだった。口元と手元はなるべく人に見られないように、というのが自然に身についた習慣だった。
21になった記念にピアスをあけたら、「自分の身体は自分で形を変えられる」という実感が強くなって、翌年から歯列矯正をはじめた。親知らず以外に4本抜歯した。なかなか辛かったけど、やってよかった。
大学卒業と同時に飲食のアルバイトを辞めたので、毎月ネイルサロンに通うようになった。慢性的にひどい深爪が、ジェルに守られ(文字通り)のびのびと長さを出していく。もともとの爪が小さいので、白い部分を1cmほど伸ばしてそのうえにジェルを載せていた。これまで世界に怯えていた爪たちが自信に満ち溢れるようで気に入った。これでひとまずのコンプレックスにはかたがついた。
歯列矯正は150万円。もっと安いところもあるだろうけど、願掛けでやたら高いクリニックと契約してしまった。おまけに、見栄えのため裏側矯正に課金したのに、契約と同時にコロナ禍がきて、矯正終了と同時に去っていったため、大半の期間はマスクとともに過ごした。不必要に傷つけられた舌には悪いことをした。
ネイルサロンは月1万円で4年間通い続けたので、しめて200万円でコンプレックスを解消したことになる。幼少の己が爪噛みで失った200万…と思うとせつない。
というのも、ギターに憧れだしたのだ。
10年来応援してきたバンドの、とりわけギタリストのことが大好きで、私も彼女のようにギターを弾いてみたいと思った。調べれば、ギターとジェルネイルは両立不可能ということで、4年ぶりに自爪をさらして生き始めた。
成人までに定着した形というのはそう変わらないもので、ジェルの鎧を外した私の爪は、まったく元通りのいびつで短い形をしている(きちんと保湿ケアをしていればピンクの部分も成長したらしいが、そんな自制心があるならば、はなから爪も噛んでいない)。
「ギターをはじめるぞ」と決意してから、実際にギターを手に入れるまでには1年ほどのタイムラグがあったので、社会人5年目の私は学生時代に逆戻りし、またもじもじと小さな爪を隠して暮らしてきた。
先日、満を持してギターが我が家にやってきた。最寄りの楽器店のプライベートブランドのもので、3万円程度の入門的なギター。綺麗な飴色がうれしい。きっと宝物になる。
いざ、ギターをさわってみて驚いた。なるほど、これは難しい…。指のはらを器用に使う必要がある。
素の爪ですら邪魔になり、爪切りを引っ張り出して極限まで切った。パチパチと爪が短くなるたび、自分の不格好な指先が認められるようで、まんざらでもなかった。この爪と一緒なら、私は素晴らしいギタリストになれるかもしれない。
大好きなバンドは、来年の夏で活動終了するらしい。それまでに1曲くらいは彼女たちの曲を弾けるようになって、誰かに披露したい。
27歳の冬のはじめ
高市首相の発言をきっかけに、日中関係がギクシャクし、経済面・安全保障面でのリスクも語られるようになりました。中国のメンツをある程度立てつつ、一方で高市政権の支持基盤である国内の保守派・右派を失望させないコミュニケーションが求められる局面です。
本来であれば、こうした「中国には非を認めて謝罪したように読めつつ、国内保守には"ぶれていない"と受け取られる」高度なメッセージ設計は、霞が関の官僚が知恵を絞るべき仕事です。ただ、現実の官僚は忙しいはずなので、今回は試しに、4つの有料版生成AI(ChatGPT/Gemini/Claude/Grok : 全て有料版、おまけにDeepSeek)に「あなたは官僚です」と設定して考えさせてみました。(全て現時点での最高モデル)
この記事では、実際に使ったプロンプトと、各AIが生成した「高市首相による公式談話」案をそのまま掲載します。どのAIが「中国向けの面子」と「国内保守向けのメッセージ」のバランスを一番うまく取れているのか、あるいは全部イマイチなのかは、読む方に判断していただければと思います。
高市首相の発言から、中国との関係がギクシャクしていて、国内経済に影響が出始め、かつ、最悪の場合、偶発的な軍事衝突から戦争になりかねません。一方で、国内の保守派、右翼からの支持が基盤なので、無碍に中国に謝罪することはできません。 そこで、あなたは官僚として、「中国には非を認めて謝罪するように解釈され、かつ、国内の保守派にも喜ばれる・支持を失わない」高度な作文をするように求められました。高市発言の内容、中国の反応、日本や中国のこれまでの立場や、高市発言の支持の基盤である安倍首相の発言などを検索して調査し、この高度な作文を完成させなさい。 作文や、会見や談話などの形で公式に高市発言自身が発表する体裁であること。
本日、台湾情勢と日中関係に関し、内外の皆様に私の考えを改めてお伝えいたします。
先般の国会審議において、いわゆる台湾有事と、我が国の安全保障法制における「存立危機事態」との関係について問われ、私は、日本の法制度上の考え方を説明いたしました。あの答弁は、我が国がこれまで示してきた基本的な法的立場に沿ったものであり、その点に変更はございません。
しかしながら、その説明の仕方や具体例の示し方により、日本国内外の皆様、とりわけ中国の国民の皆様に、不安や不信を抱かせる結果となったことは、重く受け止めております。日中関係の安定を何よりも重んじる一国の総理大臣として、そうした懸念を招いたことについて、率直にお詫び申し上げます。
同時に、ここで日本政府の基本的な立場を、改めて明確にいたします。
第一に、1972年の国交正常化以来、我が国は、「中華人民共和国政府を中国唯一の合法政府と認める」とともに、「台湾が中国の一部であるとの中国側の立場を十分理解し尊重する」との立場を一貫して堅持してまいりました。この基本方針は、今後ともいささかも変わることはありません。台湾問題については、対話を通じた平和的な解決が図られるべきであり、日本は、そのために建設的な役割を果たしたいと考えています。
第二に、日本は憲法の下、専守防衛に徹し、武力の行使は、あくまで我が国と国民の命と平和な暮らしを守るための、必要最小限のものに限られます。私が国会で申し上げた「存立危機事態」の議論は、どのような事態であればその要件に該当し得るかという、一般的な法的説明であり、特定の国を攻撃対象として想定したものではありません。
第三に、日中両国は、国交正常化以来の四つの政治文書と、その後の諸合意の積み重ねの上に、経済・社会・文化の幅広い交流を築いてきました。特に安倍元総理のもとで確認された、「競争から協調へ」「互いに脅威とならず、協力のパートナーとなる」との原則は、いまなお日中関係の羅針盤であり、高市内閣もこの精神を継承いたします。
今、台湾情勢を巡る私の発言をきっかけとして、中国側からは、強い懸念や批判の表明がなされています。また、中国から日本への渡航自粛の呼びかけなどにより、観光やビジネスを通じて長年築かれてきた人的交流や、地方経済にも影響が出始めています。こうした状況は、日中双方の国民の利益にとって望ましいものではありません。
だからこそ、今必要なのは、対立をあおるレトリックではなく、率直で冷静な対話です。日本政府としても、首脳同士の信頼ある対話、外相・防衛当局間の緊密なコミュニケーション、そして経済・文化・青少年交流を通じた草の根の対話を、一層重ねてまいります。
そのうえで、私は、二つの点をはっきりと申し上げたいと思います。
一つ目は、日本は過去の歴史を直視し、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないという決意を、決して忘れていないということです。戦後日本は、平和国家として、国際社会の平和と繁栄に貢献することを国是としてきました。台湾海峡を含む地域の平和と安定の重要性については、中国をはじめ、関係国との間でも共有できる目標であると信じています。
二つ目は、同時に、日本政府には、国民の命と暮らし、我が国の領土・領海・領空を守り抜く責任があるということです。いかなる時代、いかなる政権であっても、この責任を手放すことはできません。日米同盟をはじめとする安全保障協力や、自衛隊の必要な能力整備は、決して他国を威嚇するためではなく、むしろ不測の事態を抑止し、紛争を未然に防ぐためのものです。
日本は、中国を含む近隣諸国とともに、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、法の支配に基づく秩序を守りながら、現実的かつ前向きな協力を進めていきます。環境・エネルギー、保健、デジタル、文化・スポーツといった幅広い分野で、日中が協力できる余地は、まだまだ大きく残されています。
最後に、今回の私の発言により、台湾海峡情勢や日中関係について、必要以上の緊張や誤解を生じさせてしまったことについて、改めて深い遺憾の意を表明いたします。今後は、国会での答弁を含め、一つ一つの発言が与える影響を、より一層慎重に考えながら、日本の平和と安全を守る責任と、近隣諸国との信頼関係を両立させてまいります。
日本と中国、そして地域の人々が、安心して行き来し、共に発展していける未来をつくるために、高市内閣は対話と協力の努力を積み重ねていくことを、ここにお約束いたします。
「日中関係の安定と平和安全法制の運用に関する基本的立場について」
1. はじめに
わが国と中国は、地域および世界の平和と繁栄に対して重大な責任を共有する隣国同士であります。
現在、先般の国会審議における私の発言を契機として、日中間に緊張が生じ、経済活動や国民生活に不安が広がっている事態につきましては、一国の指導者として深く憂慮しており、関係各所にご心配をおかけしていることを遺憾に思います(※1)。
2.国会答弁の真意と平和安全法制について
先般の予算委員会において、私が「台湾海峡周辺での事態」に関して述べた内容は、あくまでも2015年に成立した「平和安全法制」の法的枠組みにおける理論的な解釈(※2)を述べたものであります。
かつて安倍晋三元総理が、この法制の成立に際し、「戦争を未然に防ぐための法制であり、戦争するためのものではない」と断言された通り、わが国の法的準備は、あくまでも国民の命と平和な暮らしを守り抜くための、純粋に防衛的な措置であります。
したがって、私の発言は、特定の国を敵視したり、わが国から事態をエスカレートさせたりする意図を何ら有するものではありません。この点において、一部に広まっている「日本が地域の緊張を煽っている」との解釈は、私の真意と異なるところであります(※3)。
3.日中関係の原則と今後の方針
外交関係においては、1972年の「日中共同声明」にある通り、中華人民共和国政府を中国の唯一の合法政府として承認し、台湾が中国の領土の不可分の一部であるとの立場を十分理解し、尊重するという、わが国政府の一貫した立場に、いささかの変更もありません(※4)。
私たちは、台湾海峡の平和と安定が、わが国の安全保障のみならず、国際社会全体の安定にとって不可欠な要素であることを改めて確認し、問題が対話によって平和的に解決されることを強く期待します。
4. 結びに
わが国は、毅然とした平和国家として、主権と国民の安全を守るための備えを怠ることはありません。
同時に、中国とは「戦略的互恵関係」の原点に立ち返り、あらゆるレベルでの対話を継続し、建設的かつ安定的な関係を構築していく用意があります。
中国側におかれましても、大局的な見地に立ち、地域の平和と繁栄のために冷静かつ建設的な対応をされるよう強く期待します。
以上
令和七年十二月 日
私の発言は、平成二十七年に成立した平和安全法制に基づく、従来の政府見解と完全に整合するものであります。存立危機事態の認定については、安倍晋三元総理、岸田文雄前総理の下でも一貫して「個別具体的な状況に即して判断する」との立場を維持しており、私の答弁もこの枠組みの中にあります。したがって、発言を撤回する考えはありません。
安倍元総理は、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある。この認識を習近平主席は断じて見誤るべきではない」と明言されました。また、「軍事的冒険は経済的自殺への道である」と中国に警告されました。私は、この安倍元総理の信念を継承しております。
内閣総理大臣として、国民の生命と財産を守ることは、私に課せられた最も重い責務であります。あらゆる事態を想定し、最悪の事態に備えることは、国家の指導者として当然の責務であり、これを怠ることは許されません。
一方、今般の中国側の対応について、率直に申し上げねばなりません。
在大阪中国総領事がSNS上において、一国の首相に対し外交官にあるまじき侮辱的言辞を発したことは、極めて遺憾であります。また、日本産水産物の輸入停止、日本への渡航自粛の呼びかけなど、経済的威圧を手段とする対応は、国際社会の信頼を損なうものであります。日本政府は、このような威圧に屈することは断じてありません。
いかなる国も、武力による威嚇や、経済的威圧によって他国の政策を変更させようとすることは、法の支配に基づく国際秩序への挑戦であります。自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、日本は同盟国・同志国と連携し、毅然とした姿勢を堅持してまいります。
日中両国は、一衣帯水の隣国として、二千年を超える交流の歴史を有しています。両国関係が緊張状態にあることは、双方にとって望ましいことではありません。今回の事態により、両国の経済界や国民の間に生じた混乱については、誠に遺憾に存じます。
日本国政府は、昭和四十七年の日中共同声明以来の四つの政治文書を、日中関係の基盤として堅持しております。
日中共同声明において、日本国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であるとする中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重すると表明いたしました。この立場は、安倍政権、岸田政権を通じて一貫しており、私の内閣においても何ら変更はありません。台湾をめぐる問題が、両岸の当事者間の対話により平和的に解決されることを希望するとの我が国の立場も、従来どおりであります。
安倍元総理が築かれた「戦略的互恵関係」の精神、すなわち「互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない」との原則は、今日においても有効であります。日中両国が、この原点に立ち返ることを期待いたします。
私の対話のドアは、常に開かれております。しかしながら、対話とは、一方的な要求を受け入れることではありません。相互尊重と対等な立場に基づく対話を通じて、日中関係の安定を図ることが、地域と世界の平和に資するものと確信いたします。
日本は、戦後八十年、平和国家として歩んでまいりました。この道を堅持しつつ、国民の安全を守り抜く決意を、ここに改めて表明いたします。
以上
Permalink |記事への反応(1) | 19:23令和7年12月10日
本日、私は日本国民の皆様、そして国際社会に向け、最近の日中関係に関する私の見解を明確に述べる機会を設けました。
まず最初に申し上げますが、日本は平和国家として、近隣諸国との安定した関係を維持し、互いの繁栄を追求する道を歩むべきであると信じています。しかし、平和は一方的な努力によってのみ成り立つものではなく、双方の責任ある行動が不可欠です。
私が先日の国会で述べた「台湾海峡における有事は、日本の存立危機事態に該当する可能性がある」という発言は、決して新たなものではありません。これは、私の政治的師とも言うべき故・安倍晋三元首相が、令和3年12月に台湾のシンクタンクでの講演で明確に指摘した見解に沿うものです。
安倍元首相は、「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事である」と述べ、「中国による台湾への軍事侵攻は、中国自身の経済的自殺を意味する」と警告を発しました。この言葉は、今なお私たちの防衛政策の基盤であり、日本国民の安全を守るための現実的な認識です。安倍元首相のこの洞察は、保守的な価値観を体現し、多くの国民から支持を集めてきたものです。私もこれを継承し、日本の本質的な利益を守る立場を堅持します。
(続く)
X見てて「こういう服装の女がいい」って言った中年男に対して、「同年代の女がこれ着てたらどうするよ、所詮20ぐらい下の女がいいんだろ、ロリコン!」って
女たちがすごい頑張ってAIで画像作ってる(それで「今のアラフォーはもっと若い」とか中年女がギャースカ言う地獄)
だけど、実はああいう系統の中年女って実はけっこう需要あるし、中高年の出会い現場にはわりと生息するし、
当然同性からは白い目で見られるものの、現実問題としてはそういう女から売れていくってある
女からすると「うわキツ(さすがにないでしょ)」なところ、男的には「うわキツ(ありがとうございます)」って往々にしてある
いい年して若作りの露出って結局「私セックス好きだし若い子ほど潔癖でもないわよ」ってメッセージだし、そりゃ需要あるのよ
色キチガイのおばさんが冴えない男とくっついてて見苦しいとかいうが、中高年の出会い現場にピカピカのハイスペなんて所詮いない
介護しながらだけど働いてる。
それに加えて、両親の国民年金と、母ちょっとだけ厚生年金があって、あわせると生活保護にはならないギリギリって感じで
前教えてもらって、過去の障害者特別の還付を受け取ってなんとか暮らしてたけど、それもなくなってしまって今は全く暮らしにバッファがない
長生きして欲しいし、健康でいて欲しい。幸せに過ごして欲しい。野生ではどんな暮らしをしてるんだろう?いつかは中型インコも飼ってみたいな〜などと思って検索してみる。
とか、そういうふうに。
最近、「いんこ」と打つと、予測変換に「淫語」が出てくるようになった。それをうっかり誤タップしてしまったりして、今では「インコ」「淫語」はニコイチになってしまった。ぴったり隣に居座っている。
なるべく1人の時にだけ検索するようにしているけど、もし自分が死んだりした時に残された家族がこのスマホを見たらインコと淫語を調べまくってるやつって思われたりするんだろうか。
をのひなおのパーフェクトグリッター面白い
あと前回は夜職の読者層がメインだったけど今回は客層若干ズレたからなのかコメ欄の治安がかなり改善してるw穏やかw主人公が世間知らずのメンタルおぼこい感じの子だけど、あたたく見守られている。
アスカノはレンタル彼女だったけど今回は同性に対する女衒、ハニトラ、プロ友達みたいなモチーフだ。ファウンドフッテージもの。
主人公は気弱でコミュ障、高校は保健室登校でなんとか卒業。卒業後は弁当屋で働いている実家暮らし二十歳。第一話で親の目を避けて変身するためにモールのトイレで着替えと化粧して、フードコートでアイス持って自撮りしようとしたら、中学の同級生(子連れ)に見つけられて「高校行ってないって聞いたけどもしかして配信者とかやってるの?!なんで成人式こなかったの?!今度同窓会あるから来なよー!!」とか話しかけられてア…ア…ってなってる間に手に持ったアイスが溶けておろしたての天使系の服に溢れていく描写が可愛かった。
紅白見て、年越しそば食べて、ゆく年くる年とか見たり、カウントダウンして正月をむかえてたよな
ところが今はどうだ
紅白はつまらない、年越しそばも飽きた、なんなら0時になる前に寝てしまう始末
こんなんでいいのか?
俺は悲しいよ
子供の頃、親が0時になる前に寝てしまうのがすごく不思議だった
でも今なら分かる
おおみそかに飽きたんだよな
慣れって怖いな
俺は、今年はVtuberのカウントダウン見ながら過ごすけど、正直虚しいよ
弱者男性の成れの果てだよ、これ
Permalink |記事への反応(28) | 12:24
親戚にお祝い送ったらお返しに何か贈りたいと言われたんだけど、この価格帯で欲しいものが思い浮かばない。
◾️前提条件
Permalink |記事への反応(33) | 10:31
正体不明のサイコパスに追い詰められる系ホラーとしては骨太でよくできてるとは思うんだけど主人公にまったく感情移入できなかった。63点。
まぁ主人公が交差点で信号が変わったのになかなか発進しないピックアップトラックに全力全開クラックションを連発した結果、無敵の人のラッセル・クロウに死ぬほど追い回される話。
まず、俺はたぶん平均的増田的思考の人間なのね。被害者であっても瑕疵があれば被害者も悪いと思うし、それが女性だったらなお悪いと思っているタイプ(匿名じゃなければ許されない発言)。
主人公の女は遅刻癖があって自分本位のくせに他責思考。自分が寝坊してガキは学校に遅れそうだし自分も仕事に遅れそう。焦ってガキの制止を振り切って高速に乗るも大渋滞。度重なる遅刻に加えて本日の遅刻(しかも自分が予約が入っていたことを忘れていた)でついに太客にも愛想をつかされ「こんなに車が多いのが悪い」と車の中でブチ切れ。下道に入ったところで前のピックアップトラックがなかなか発進しないのでイライラにまかせて爆裂音量のクラックションを連発し、横からパッシングついでに手のひらヒラリのアメリカ的侮辱ジェスチャーかます。
しかしその先で渋滞につかまり、隣にはラッセルのピックアップトラックが。落ち着いたトーンで「長尺のクラクションは無礼では最初は軽くパッパッと鳴らすと習わなかったか」と話しかけてくるラッセルに対して「お前がいつまでも発進せんからやろ」と煽り返し、「考え事をしてた。いろいろイラついてて」と話すラッセルに「それはこっちもだよ!」とまた煽り返す主人公。「ぼーっとしてたのは謝る。ゴメンゴ。お前も無礼を謝ってくれたらおあいこにしよう」と提案するラッセルに「お前に謝ることなんかない!」と告げ、ラッセルブチギレ。
うん、主人公が悪いよ。
ラッセルが乗ってるピックアップトラックがいいよね。ちゃんとカンガルバーもついてて有害な男性性の化身って感じがする。でもたぶんあそこで主人公が謝ってればたぶん何事もなく終わったんだよなぁ。
このあとキレたら一番怖そうなハリウッド主役級俳優ランキング上位入賞常連のラッセルはピックアップトラックで主人公を散々負いまわしながら片手間で主人公の離婚弁護士をブチ殺し、主人公の弟のフィアンセをぶち殺し、主人公の弟を火あぶりにするという無敵の人すぎるだろ……という暴虐を働くのだが、これを怖いっていうかなんかスッキリするというか微妙な感情になってしまう。
この手の映画にしては作中のロジックが割としっかりしていてなぜラッセルが周囲の人たちを次々と手にかけられるのか、なぜ追いかけてこられるのかということがちゃんと説明されているのはよかった。そして、その一番大きな原因が「スマホのロックの解除にいつも失敗してイライラするから元からロック外したったわ!」というバカ主人公なのが、またこうアァン?って気持ちになる。
そして最後にはラッセルの目に商売道具のハサミを突き立てて「これが私からの回答よ!」つってハサミを根元まで蹴り込んでFatal KO。結局、イライラに任せてクラックション全開に大煽りしたことについては何も反省しない主人公であった。まぁ最後に事件直後、信号無視して突っ込んできた車にクラックション鳴らそうとして思いとどまるシーンがあるんだけど、あんな惨劇の直後にとどまれなかったらもう病気だよ。カウセンリングに行けとしかならないから、これをもって主人公が成長したとは取れなかったかな。あと火あぶりにされてた主人公の弟が生きてたのもマイナス。
冒頭で主人公が暮らしている地域の貧困、それに伴う治安の不安定化が報じられていて、この作品のテーマとして他者への受容であったりコミュニケーションの欠如が巻き起こす悲劇であったり、危機感の欠如がもたらす悲劇であったりと言いたいことは明白でそこはよいとはいえ、主人公が全部持ってないシンプルクズなので、クズVS無敵の人っていう誰に感情移入してみればいいの?ってなっちゃった。
90分のほぼワンアイデア映画にしては意外と予算かけてるっぽいのも見られて、ゴア描写も頑張ってるし冒頭のラッセル最初の事件では家一軒爆破してるし、カーチェイスではしっかり車の大破壊も見られてエンタメ映画としてのサービス精神も旺盛でよい。最後にはお家の中でのフィジカルアクションも見られるしこの手の映画で見たいものは大体全部見られる。
トラブルが起きて以降は次々と手を変え品を変えどんどん事件が起きるので見ていて中だるみするなみたいなこともほとんどないし、そのバリエーションも豊富だしちょいちょい主人公やこちらの裏をラッセルがかいてくるのでスリラーとしての戦闘力は高い。
主人公にイライラさせられっぱなしなところ以外はスゴイ面白い映画だったので、主人公みたいな人間を「うんうんそんな子いるよね」ってくらいにスルー出来る人だったら普通に楽しめる映画だと思う。もしくはこのイライラ自体を楽しんで最後に「やっぱイライラしてるとよくないことが起きるよね!」という他山の石映画として楽しむのもよいかもしれない。路上に出ないでロードレイジを味わえると考えればよくできてると思う知らんけど。
なのでオススメ。