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はてなキーワード:政府批判とは

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2025-10-27

治安維持法に賛成してる香具師

俺は反リベラルからセーフ!って思ってんだろうけどさ

お隣さんご近所付き合いもしないしなんか気味悪いわよねぇ怪しいわねぇヒソヒソ

政府批判怪文書がばら撒かれてたんだが皆さん心当たりないか

そういえばこの近くに怪しい男が一人います

これやったのお前だろ?正直に吐いた方が楽になるぞ?ってなって拷問死だぜ

Permalink |記事への反応(2) | 20:26

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2025-10-21

anond:20251021150525

中国匿名日記なんてできるわけないだろ

政府批判しただけで投獄されるんだぞ

Permalink |記事への反応(0) | 15:07

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2025-09-26

JICAホームタウン騒動白紙撤回について知識層ほど「愚かなジャップ・・・」といって残念がっているが

要はアフリカはこれから伸びるからアフリカとのパイプを繋いでおいたほうがいいし中国とかとの競争にも負ける、などと(俺から見た)知識層は軒並みエックスでのJICAアンチ層を阿呆だと見做しているようだ。

そして(俺から見た)いつもの扇動されやすダチョウのような低能階級の層はこぞって胸をなでおろしつつJICA政府批判をし移民はんたーいと叫んでいる。

それを観測している俺としてはどっちの言い分も分かるが、バカそうな連中が残念がり、リベラルエリートリベラルっていう意味じゃなくて、能力があってどこでも通用するようなエリートって意味だよ)層がその愚かさに嘆くポストをしているのでどちらが正しいのか分からない。

賢いやつが常に正解するわけではないし民意こそが正しい時が往々にしてあるからだ。

お前らはこのJICAホームタウン騒動の一連の顛末についてどう思ってるんだ?

Permalink |記事への反応(1) | 15:08

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2025-07-18

政府批判に繋げる手法ずるいよね

この前、20代女性摂取カロリー終戦直後以下というニュース案の定貧困が…おじさんが大量発生していたんだけど逆にこれが摂取カロリー歴代最多だったら「野菜果物を買う金がなくてジャンクフードばかり食べてるからだ!貧困政府のせいだ!」となると思うし特に前年と変わらなかったら「こんなデータ発表するな税金無駄だ」と言うだろうし。どうやっても政府批判に繋げられるってのはある意味天才だと思う…

Permalink |記事への反応(0) | 06:52

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2025-07-17

anond:20250717044722

政府批判デモで街頭に数万人集まったとしてもデモになんぞ行かずに与党候補投票し続けるサイレントマジョリティーが数十万人いる、

というネットの無い昔からあった状況だよね。

Permalink |記事への反応(0) | 20:07

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2025-07-15

anond:20250714182110

中国植民地になったら政府批判したら逮捕されるんだぞ」

→それお前らの理想社会じゃん

 

中国植民地になったら人権とか無くなるぞ」

→それお前らの理想社会じゃん

 

中国植民地になったら報道の自由がなくなるぞ」

→それお前らの理想社会じゃん

 

https://x.com/tacowasa2nd/status/1926972803443511377

Permalink |記事への反応(2) | 08:06

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2025-07-08

野党サヨクマスコミが、長年、政府批判自民批判日本人サゲしてきたのに、危機感を持った人らは自分らのところに来ずに参政党に行ってしまってかわいそう。

Permalink |記事への反応(0) | 17:00

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2025-07-03

氷河期世代って、同世代助ける為の募金・クラファンとかやらず、結局それぞれの自業自得と思ってるのでは?

政府批判には使うけど、心の中では、なんで転職活動して手取り上げる努力してこなかったんだとか思っているのでは?

自分は身銭払ったりするのは嫌だし、職場氷河期世代枠で未経験採用されたら嫌なので、知らないところで誰かが救ってくれって思っているのでは?

Permalink |記事への反応(2) | 19:21

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2025-06-23

映画ドラえもんを通じて政権批判してたのがバレて藤子F不二雄イズムを継承してきた監督たち旧スタッフを無理矢理卒業させた

って噂がまことしやかに囁かれてるけど

かに今のわさドラ映画って冒険がメインでメッセージ全然ないもんね

旧作は環境問題とかテロリズムとか政府批判とか暗にしてきたけどこれは単にF先生思想を反映した結果であって

芝山努監督らはF先生の描きたい世界観を完全再現してみせたってだけ

今のスタッフさんにこれだけの表現力はないけどそれはF先生思想が反映されてないなんだ

F先生思想を反映させるのに鉄人兵団などのリメイク版を作っていくけど

そのどれもが確かに綺麗にブラッシュアップ、アップデートされてて面白かった

でも旧作の人間の闇の部分に触れつつ表現されていく汚い人間大人の生きざまを克明に描いてると思う

そこを武田鉄矢西田敏行ら旧歌い手が盛り上げていく。

でもわさドラ映画はその時々の人気アーティストタイアップさせてるだけなのでメッセージ性が全然伝わって来なくなってる

かに一度聴けばいい曲だなと思える珠玉主題歌ばかりなのに旧作主題歌のように何度もリピートしたいかというとそんな気にならない

懐古厨なっちゃうほどノスタルジック雰囲気を損なわない楽曲が旧作映画にはあった。

から宇宙戦争とかパラレル西遊記とか日本誕生とか雲の王国とかブリキ迷宮とかドラビアンナイトとか銀河超特急とか太陽王伝説などなど

歌詞歌声メロディーがスッと入って来る。

わさドラは全部その時々の旬のアーティスト楽曲から良いなと思うんだけど次別の新作タイトルが発表されると共に夢心地だったはずのそれが耳から離れてしまってる

そういった選曲ですらわさドラ映画はのぶドラ映画に勝ててない。まあひみつ道具博物館とか宝島とか宇宙戦争2021とか地球交響曲とか内容は覚えてないけど主題歌良くてヘビロテする程好きだけどね

映画ドラえもんは旧作の反戦とか環境問題への配慮とかそういう藤子F不二雄イズムが今のドラ映画には全然反映されてない

からどれもこれも似たような感想しかかばないんだろうな。特に映画番宣のたびにのび太が“ドラえもーん”と泣きながら大声で叫ぶシーンが頻繁に見られるんだけど感動ポルノ押し付けがましくて正直子のセリフを聞くたびにまた藤子F不二雄イズムが穢されて行ってるなと思う訳ですよ。

から芝山努ら旧スタッフを無理矢理卒業させたのって愚策だなって。

Permalink |記事への反応(1) | 20:42

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2025-06-17

【ChatGPT/DeepResearch】はてなブックマーク人気コメント思想的傾向2

https://anond.hatelabo.jp/20250617074316 の続き

20202024年:論調多様化と新旧勢力交錯

2020年代に入ると、はてなブックマークの人気コメント欄にも徐々に変化の兆しが現れてきました。リベラル派の根強い存在感は続いているものの、従来は埋もれがちだった保守右翼寄りの意見新世代の視点が目立つ場面も散見されるようになったのです。「リベラル一色」だった状況にやや揺らぎが生じ、思想的な多様化が進んできたとも言えます象徴なのは、国際情勢や安全保障をめぐる議論における変化です。2022年にはロシアによるウクライナ侵攻という大事件が起き、日本国内でも安全保障論議が活発化しました。はてなブックマーク上でも当初はロシア非難ウクライナを支持するコメント大勢を占めましたが(これは保守リベラルを問わず日本社会全体のコンセンサスでもありました)、次第にリベラル派内部の路線対立が表面化します。例えば「即時停戦・和平交渉を」というリベラル知識人声明に対し、ある人気コメントが「日本自称リベラル勢は(中国提案するような)領土放棄停戦呼応している感じですね。次は台湾有事から良い予行演習かも」と皮肉りました。これに対し別のユーザーが「“日本自称リベラル”って誰のこと?そんなの維新れいわ(※保守系と左派系の新興政党)くらいでしょ」と反論するなど、リベラル陣営内での意見の食い違いが可視化されたのです。従来、平和主義的な姿勢が強かったはてな左派ですが、ウクライナ戦争を機に「現実的安全保障」を訴える声にも一定の支持が集まるようになりました。これは従来なら埋もれていた保守タカ派寄りの意見(=ウクライナ支援しつつ自衛力強化を主張する立場)が、2020年代には一部ユーザー共感を得て表面化してきたことを示しています。 一方、国内政治社会問題については依然としてリベラル優位の構図が続いています2020年前後からジェンダー平等多様性をめぐる論争(いわゆる「ジェンダー論争」)が社会の大きなテーマとなりました。はてなでもフェミニズムLGBTQに関する話題が頻出し、その度に進歩的価値観擁護するコメントが多数のスターを集めています。例えば2021年東京五輪組織委員会森喜朗会長(当時)が「女性が多い会議時間がかかる」など女性蔑視発言をして辞任に追い込まれましたが、関連ニュースはてなブックマークでは「時代錯誤にも程がある」「森氏の発言五輪憲章に反する差別だ」等のコメントが軒並み支持されました(国内外批判報道を受けて森氏は辞任しました)。また2023年にはLGBT理解増進法を巡り与党内で紛糾がありましたが、この話題でも「性的少数者権利擁護は当然」「差別発言をする政治家は許せない」といったリベラルな主張が人気コメントの大半を占めました。ジェンダー関連では相変わらず**「はてなフェミ」とも呼ばれる勢力が健在で、例えば選択夫婦別姓話題では「誰も困らない制度なのだから実現すべき」という趣旨コメントが毎回スターを集めるのがお決まりになっています。実際、2025年1月匿名ダイアリー投稿された「夫婦別姓話題になると毎回『選択制なんだから選ぶも自由選択肢が増えるだけ』ってブコメスター集めてるけど本当か?」という問いかけにも、多くのブックマーカーが反応しました。注目コメントでは「9割方同意人民権利拡大として選択的別姓は望ましい制度」と、問いかけ主を支持しつつ制度導入を肯定する意見が示されています

このようにジェンダー平等を推進するリベラル姿勢**は2020年代でもはてな人気コメントの主流であり続けていますもっとも、2020年代には上記のようなリベラル優位の中にも一部保守右派コメントが目立つケースが出てきました。特に外交安全保障に絡むテーマや、一部のフェミニズム過熱への反発など、従来はてなでは埋もれがちだった声が表に出る場面が増えています。例を挙げると、2023年末に起きたM-1グランプリ漫才ネタ中国揶揄騒動があります女性自身の記事によれば、とある漫才師がネタ中で中国政府や中国人を揶揄する表現を用いたため物議を醸しました。このニュースに対するはてなブックマークの人気コメント欄では、「最低…中国人の部下がいるけど皆誠実で頑張っている。こんなネタが耳に入ったら遣る瀬無い。私は個人としてこのネタ表現自由を全力で否定する」という極めて厳しい批判コメントトップに立ちました。他にも「中国人の友達がいるが皆真面目で優秀だ。だからこういう揶揄ネタは本当に嫌いだ」といった声も上位に並び、差別表現への即座の拒絶反応を示しました。これらはいずれもリベラル価値観(反人種差別)に基づくコメントですが、その表現はかなり過激で、漫才という芸術表現に対して「自由否定する」とまで言い切る姿勢には賛否も分かれました。実際、この件を巡ってはてなユーザーのあり方自体批判するブログ記事も登場し、「漫才意図理解せず反応するはてな民は抽象思考が苦手だ」と揶揄されています

このように、依然リベラル派の声は強いものの、その語気の強さや過激さに対して異議を唱える向きも出てきており、コミュニティ内の世代間・思想ギャップが表面化していると言えるでしょう。さら2020年代には、経済雇用問題に関する議論でも興味深い現象が見られます。従来、雇用の流動化や規制緩和にはリベラル派でも賛否割れテーマでしたが、はてなでは基本的労働者寄りの視点が支持を得てきました。例えば2025年に入って注目を集めた派遣労働雇用慣習を巡る議論では、マレーシア在住の日本社長が「日本ダメにしたのは派遣労働だと叫ぶ人がいるが、それは短絡的。本当の問題日本の腐った雇用習慣だ」と指摘したことに対し、はてなブックマークでも活発なコメント議論が展開されました(togetter経由の話題)。このエントリーの人気コメント筆頭には、「違いますよ。従業員に金を支払わない経営者問題ですよ。雇用期間が限定される派遣は常時勤務の倍以上の給与義務付けるのがスタート…(中略)今やってる経営者実刑にして…」といった声が挙がりました。つまり、「派遣問題なのではなく、正社員派遣に関わらず労働者に正当な報酬を払わない企業側にこそ問題がある」という労働者擁護左派論点が強調され、これに多くのスターが付いたのです。他の注目コメントも「解雇規制緩和よりも同一労働同一賃金の方が重要では?」「労働市場の流動性を高める方策こそ優先」といった具合に、企業寄りの論理より労働者権利待遇向上を重視する意見が大半を占めていました。このケースは、2020年代に入ってもなお経済雇用分野ではリベラル左派的な視点弱者救済、公平な待遇要求)が共感を集めていることを示しています。 以上のように、**20202024年はてなブックマーク政治談議は、「基本的にはリベラル優位だが、一部テーマ論調多様化が進み、右派寄り意見や新しい視点も顔を出し始めた」**とまとめられます。依然としてリベラル派の牙城であることに変わりはありませんが、ユーザー層の世代交代や社会全体の論調変化を受け、人気コメントの傾向にも変化が生じています特に安全保障表現自由を巡る問題では、従来の左派コンセンサス疑問視するコメントが現れたり、逆に従来以上にリベラル色を強めたコメントが物議を醸すなど、新旧勢力がせめぎ合う局面も見られますもっとも、それらの意見対立自体が多くのユーザーの目に触れ活発に議論される点に、コミュニティ多様性拡大の兆しがうかがえますはてなブックマークは長らく「左寄り」と見做されてきましたが、2020年代半ばの現在、その人気コメント欄には従来にはない思想的なコントラストも生まれつつあると言えるでしょう。

はてなスターによる人気順位への影響と評価システムの変化

はてなブックマークの**「人気コメント順位は、ユーザーから付与されるスター(★)の数と質によって決定**されていますスターは他ユーザーから共感や支持を表す仕組みであり、この数が多いコメントほど「注目コメント」として上位に表示されやすくなりますしかし、スター機能にはコミュニティ思想的傾向を増幅する側面もありました。多数派ユーザーが支持するイデオロギーに沿ったコメントほどスターを集めやすくなるため、人気コメント欄特定思想に偏る要因となり得たのです。 実際これまで見てきたように、長年はてなではリベラルユーザーが多数を占めていたため、自然左派的なコメントほどスターが集まりやすく、「人気コメントリベラル寄り」という図式が生まれていました。例えば2010年頃の証言として、「妙に上から目線で断定口調のコメントスターを集めていて、自分もそれが感染して嫌な人間になりつつあるのを感じた」というユーザーの声があります。この「断定口調の人気コメント」が指すものの多くは、当時の多数派であるリベラル層の賛同を得やす論調権威対象皮肉交じりに断罪するようなコメント)でした。スターという評価経済が働くことで、ユーザーはより多くの支持を得られる表現無意識模倣し、結果的に似たような価値観文体コメントが増幅される現象が起きていたわけです。もっとも、運営側もこの問題認識し、評価アルゴリズム改善に取り組んできました。2021年6月には、はてなブックマークの人気コメント算出アルゴリズムが変更され、様々なコメントが表示されやすくなる施策が導入されていますさらに同年7月にはヤフー株式会社が開発した「建設コメント順位付けモデル」を組み込むことを発表し、攻撃的・不適切コメントが人気欄に露出しにくく、代わりに客観的根拠を示す建設的なコメント上位表示されやすくなるよう改良が加えられました。このモデル機械学習を用いてコメント内容を評価するもので、「新たな見識を提供しているか」「冷静で有益か」といった点にスコアを付ける仕組みです。はてなはこれを取り入れることで、単純なスター数の多少だけでなくコメントの質を考慮した順位付けを開始しました。 この変更の効果として、従来であれば過激表現ながら多数派の支持を集めたコメント(例えば「○○は○ねばいい」といった極端な意見)が上位に来ていた場面が抑制され、代わりに多少スター数は少なくても穏当で有意義コメントが表示されるケースが増えました。つまりスターによる多数決的な偏りをアルゴリズム補正し、より多角的意見が目に触れるよう工夫されてきたのです。この結果、思想的にも以前ほど一辺倒ではないコメント欄が実現しつつあります。実際2020年代半ばには、安全保障外交話題で以前なら埋もれていた少数派意見が注目コメントに現れるなど、多様化兆しが見られました(前述のウクライナ情勢に関する意見対立露出などもその一例です)。もっとも、スターのものの影響力が消えたわけではありません。現在でもやはり多くのユーザーからスターを集めるコメントは「注目コメント」として認識されやすく、コミュニティ多数派傾向を映す鏡であることに変わりありません。ただ、その多数派が時と共に入れ替わったり価値観シフトさせれば、人気コメントの傾向も変わっていきますはてなブックマークでは、スター機能ユーザー同士の共感ネットワーク可視化する役割果たしてきましたが、運営アルゴリズム調整によって極端な偏りは是正されつつあります。言い換えれば、スター経済はなお思想傾向に影響を及ぼすものの、その影響は以前より緩和され健全化しつつあると言えるでしょう。 以上を踏まえると、2005年から2025年にかけてのはてなブックマーク政治系人気コメント思想的傾向は、ユーザー層や社会情勢の変化とともにリベラル優勢の成立→固定化多様化への兆しという流れを辿ってきました。初期には玉石混交だったコメント欄も、やがてリベラルコミュニティによる独特の言論空間形成し、長らくそれが多数派として続きました。しか2020年代に入り、社会全体の右傾化左傾化議論の影響や評価アルゴリズム改善もあって、はてな内でも「右寄り」のスタンスが目立つ場面が出現するなど、緩やかながら変化が起きているのが現状です。もっとも、依然として人気コメントの多くはリベラル価値観に根ざしており、基本構図は維持されています。ただ、その表現スタイルや細部の論調時代とともに移り変わっており、今後もユーザーコミュニティの動向次第で人気コメント思想的傾向は変化し続けるでしょう。最後に、年代ごとの傾向を簡潔にまとめた表を示します。

年代(期間) 人気コメントの主な思想傾向 傾向に影響を与えた主な社会政治イベント

2005〜2009年コメント内容は玉石混交だが、徐々にリベラル志向が台頭

ネット右翼的言説は少数派で、反権力反体制の声が目立ち始める郵政民営化小泉改革)への評価、長期自民政権への批判2009年政権交代(民主党政権誕生)への期待

2010〜2014年リベラル/左派コメント圧倒的多数派となり定着

フェミニズム人権擁護論調が強まり保守派への批判が集中2011年東日本大震災原発事故脱原発論の高まり)、民主党政権の迷走と崩壊2012年第2次安倍政権発足(右傾化への反発)、ネット上のヘイトスピーチ問題顕在

2015〜2019年リベラル優位が続く一方、コメント傾向の内輪化・Permalink |記事への反応(1) | 07:47

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【ChatGPT/DeepResearch】はてなブックマーク人気コメント思想的傾向1

2005〜2009年:サービス黎明期リベラルコメントの萌芽

はてなブックマーク創設期(2005年前後)には、ITリテラシーの高いユーザーが集まり始め、政治社会系の記事にもコメントが付くようになりました。当初はユーザーコミュニティの規模が小さく、議論は活発でしたが、コメント内容には玉石混交の傾向もありました。例えば2007年頃には、ある有名ブロガーが「もしネット右翼メッカ2ちゃんねるだとすれば、ネットイナゴ烏合の衆)が集まるのははてなブックマークだ」と苦言を呈しています

実際この時期、記事内容を論理的批判するコメントは少なく、**「バカ」「○ねばいいのに」**といった過激罵倒スラングが人気コメント欄に並ぶこともあり、2ちゃんねる的な粗野さが指摘されました。

はてなブックマークコメント欄は当初、必ずしも洗練された言論空間ではなく、極端な言葉遣いや叩きがスターボタンによって増幅されるケースも見られたのです。とはいえ、この黎明期には既にリベラル寄りの思想傾向が芽生えていました。長年自民党政権が続く中、ネット上では権力改革志向の声も強まりはてなユーザー例外ではありませんでした。たとえば当時「はてな左翼はてサ)」と呼ばれる進歩的ブロガー/論客が台頭し始め、歴史認識人権問題保守派批判する動きが散見されます

実際、南京事件憲法9条などの論戦では左派スタンスユーザーが詳しい知識議論リードし、右派的主張に反論説教するといった場面も見られました。

極端な例では、ある著名ユーザーが「『自衛隊人殺し』『日本人という存在自体が悪だ』」とまで発言し物議を醸したこともあります

こうした過激表現はさすがに例外ですが、総じて反権力リベラル志向コメント共感を集めやすい土壌が形成されつつありました。2009年政権交代自民党から民主党へ)の際にも、はてなブックマーク上ではそれを歓迎・期待するリベラルユーザーコメントが多く見られ、長年の保守政権に対する変革への期待感が読み取れますもっとも、この時期のコメント欄はまだ手探り状態で、思想スタンスよりもコメント文化自体模索が続いていたとも言えますスター(★)による評価システムも始まったばかりで、どのようなコメントが支持を集めやすいかユーモア皮肉批判精神など)コミュニティ全体で試行錯誤している段階でした。

2010〜2014年:左派コメントの台頭とコミュニティの活発化

2010年代前半になると、はてなブックマーク政治コメント欄ではリベラル左派)的な論調がいよいよ優勢となっていきました。民主党政権(2009〜2012年)の発足や2011年東日本大震災福島第一原発事故といった出来事を契機に、反原発・反権力の声がネット世論で高まりはてなでも人気コメントとして多くの支持を集めました。たとえば震災後の原発政策を巡っては、政府や電力会社批判するコメントスターを集め、「脱原発」「政府隠蔽体質批判」などリベラル色の強い意見が目立ちました(※当時、多くのはてなユーザー原発推進派の政治家・官僚に厳しい目を向け、代替エネルギー市民運動を支持する姿勢を示していました)。また、2012年に第二次安倍政権が発足すると、保守色の強い安倍政権政策憲法改正論議国粋主義発言など)に対し、はてな人気コメント欄では批判的な論調が一貫して支配的になります。「はてな左翼はてサ)」**と総称された進歩的ユーザーコミュニティがこの頃確立し、彼らが多くのスターを集めるコメントを量産したのです。

具体的な傾向として、保守ナショナリスト的な対象への批判揶揄が盛んでした。たとえば2012年前後には、大阪市長橋下徹氏(保守的・改革派の政治家)に批判的なコメントや、石原慎太郎都知事過激発言皮肉コメントが多数支持を集めています。実際、あるユーザーは「坊主(橋下)が憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺をもじり、橋下氏の行動全般を痛烈に批判してスターを集めました。

またヘイトスピーチなど社会問題化したテーマでは、右派的な差別扇動に対する強い糾弾が人気コメント欄を賑わせました。2013年から在日コリアンに対するヘイトデモ問題視され始めましたが、その際もはてなでは反レイシズム立場から表現の自由を履き違えた差別は許されない」といったコメントが支持を集めています2016年ヘイトスピーチ解消法成立に至る世論形成にも、そうしたネット上の批判世論が背景にありました)。このように、2010年代前半のはてなブックマークリベラル志向の論者が主導権を握り、保守的な主張や差別的言説には厳しい反応が集まる傾向が強かったのです。 同時に、ジェンダーマイノリティ権利に関するトピックでもリベラル寄りのコメントが目立ちました。例えば女性LGBTQの権利問題についての記事では、「多様性尊重」や「男女平等」を訴えるコメントが人気化しやすく、ミソジニー女性蔑視)的な発言や古い価値観への批判が数多く見られました。はてなコミュニティ内でもフェミニスト観点を持つユーザーが増え、「はてな村」のフェミニズム論争が活発化します。これに対し一部では反発も生じ、2014年には匿名日記上で「はてブって女性のことになると、ネット右翼よりも全体主義低能集団集合知ではなく集合恥だな」という辛辣批判投稿されました。

この発言者は、はてなブックマーク上で女性擁護フェミニズム的主張ばかりがスターを集める状況に苦言を呈したものです。「日本人からすごい!女性からすごい!──ネット右翼とはてフェミってどっちも変わらん」とも綴られており、愛国心を拗らせたネット右翼と同様に、はてなリベラルフェミニスト層も思考が偏っていると批判していました。このような反発意見自体が注目されるほど、当時の人気コメント欄はリベラル(時に急進的)一色になりがちだったと言えます。実際、2012年にはあるユーザー右派新聞記者産経新聞阿比留記者)への個人攻撃をたしなめたところ、「相手があの記者から何を言ってもいいのか」と諫めた彼自身が「はてなサヨク」層から猛反発**を受けたというエピソードも伝えられています

このように2010年代前半は、リベラルユーザーが結束してスターを投じ合い、彼らの価値観合致しない意見には容赦なく批判が向けられる風潮が強まりました。 **まとめると、2010〜2014年はてなブックマーク政治ジャンル人気コメントは「リベラル派が主導し、保守派差別的言説への対抗言論が突出した時代」でした。民主党政権期のリベラル改革期待、そして第二次安倍政権開始後の保守回帰への反動もあり、左派的なスタンスコメントが常に上位を占める傾向が続きました。もっとも、コメント全体のトーンとしては皮肉辛辣さも増し、しばしば断定口調で上から目線批評スターを集めるという独特の「はてな語り」**も醸成されていきました。

実際あるユーザー2010年時点で「妙に上から目線で断定するコメントスターを集めていて、いつの間にか自分まで嫌な人間になりかけた」と感じ、はてなブックマーク熱が冷めたと告白しています

それでもなお、この時期は活発な左派言論によって他のネットコミュニティにはない独特の盛り上がりを見せていたと言えるでしょう。

2015〜2019年:リベラル優勢の定着と内輪化の進行

2015年以降も、はてなブックマーク上の政治コメント基本的リベラル左派)優位の傾向が継続しました。 第二次安倍政権下で保守色の強い政策が次々と打ち出される中、人気コメント欄ではそれらを批判揶揄する声が依然として主流でした。象徴的な出来事として、2015年安全保障関連法案(いわゆる安保法制強行採決があります。このとき国内で大規模な反対デモSEALDsなど若者中心の抗議運動)が起きましたが、はてなでも法案批判的な意見圧倒的多数を占めました。「憲法違反だ」「民主主義危機」「戦争法反対」といったコメントが軒並みスターを集め、安倍政権右傾化への強い警戒感がうかがえました。また2017年前後森友・加計学園問題政権スキャンダル)でも、真相解明を求める論調や「安倍晋三首相責任を取れ」といった厳しい批判コメントが人気上位に並び、政権追及一色の様相でした。このように安倍長期政権に対する不信・批判はてなでは一貫して根強く、人気コメント思想スタンスは反権力リベラル路線が盤石だったといえます。 同時期、社会文化的な論争でもはてなの人気コメントリベラル派に軍配が上がることがほとんどでした。例えば2018年には東京医科大学入試差別問題女子受験生の点数を一律減点)が発覚しましたが、このニュースに対しては「時代錯誤な男女差別だ」「女性の機会を奪う不公正」という糾弾コメントが大量に付き、スターを集めました。さら2017年から世界的に#MeToo運動が広がり、日本でも伊藤詩織さんの性暴力被害告発が注目されましたが、はてなブックマークでも彼女を支持し日本の性暴力問題警鐘を鳴らすコメントが多数賛同を得ました。逆に、杉田水脈議員による「LGBT生産性がない」発言2018年)など保守政治家の差別的な発言に対しては、「公人として許せない」「差別のものだ」と厳しく非難するコメントが目立ちました(抗議デモ記事にも「まず謝罪を」「議員辞職すべき」といったユーザーの声が集まっています)。

このように、ジェンダー平等マイノリティ人権擁護など進歩的価値観を支持するコメントが引き続き優勢であり、はてなにおけるリベラル志向は揺るがないままでした。しかし、2010年代後半になると、そのリベラル優勢が「行き過ぎた内輪化」として指摘される場面も増えてきます。活発だったユーザー層が次第に高年齢化し、新規参入者や多様な意見が減ったことで、「同じメンバーによる同じような主張」が目立つようになったのです。実際2020年直前のある分析では、「最近はてブ負のオーラがすごい。一般感覚とかけ離れた左寄りコメで埋め尽くされ、陰謀論じみた人気コメントトップになることもある」と嘆く声がありました。

このユーザーは「明らかにユーザーが高年齢化し、40代前半くらいのおっさんばかりになった」と指摘しています。つまりネット上で極端なイデオロギーを露わにする層は中高年男性が多く、はてなブックマーク左翼のおじさんの溜まり場になってしまったという自己分析です。この指摘の通り、2015〜19年頃の人気コメント欄では、同じ論調メンバースターを付け合って盛り上がるエコーチェンバー化が進行した側面があります。「安倍政権=悪」「リベラルこそ正義」という大枠に沿うコメントは容易に支持を集める一方で、それに異を唱える意見最初から敬遠排斥されやす空気が醸成されていました。もっとも、当のリベラルユーザーたちは自分たちの主張を**「正論」「市民感覚」だと信じていたため、そうした内輪化を自覚しにくかったようです。はてなブックマークを長年使ってきた一部のユーザーには閉塞感も広がり、2010年代後半には「最近はてブはひどい」「昔はもっと面白い情報が拾えたのに」という懐古的な意見も増えました。例えばある匿名日記では、「2年以上前からはてブは終わった”と言われているが、最近本格的に面白い情報が見つからなくなった気がする」と嘆かれています。この背景には、政治ジャンルに限らずホッテントリ固定化(いつも似たような記事コメントが上位に上がる)や、新興メディアNAVERまとめTogetterTwitter等)への関心分散がありました。 総じて、2015〜2019年リベラル優勢が定着する一方で、その強い傾向ゆえの弊害(画一化・内輪化)も指摘された時期と言えます。依然として人気コメントは「右派批判」「市民目線政府批判」が主流でしたが、その論調はどこかマンネリ化し、新鮮味に欠けるとの声も出始めたのです。

ただ、この頃まではまだ保守論調が人気上位に食い込むことは稀で、基本路線としては**「反自民リベラル」**の牙城が守られていたと総括できます

https://anond.hatelabo.jp/20250617074749 に続く

Permalink |記事への反応(1) | 07:43

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2025-06-04

anond:20250604210109

やっぱり圧倒的大多数の人間少子化に賛成なんだよな

なのになんで政府批判ときだけ問題視するふりをしてんだろ

Permalink |記事への反応(0) | 21:03

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氷河期世代って、同じ氷河期世代を少しでも良い賃金で雇うってことはしないんです?

氷河期世代政府批判に同世代のことをダシに使うが、同世代を救うために動くことなんて全然しないのでは?

氷河期世代ってネット言論じゃ団結して優しいような事を言っていても、いざとなった時に冷たい。

自己責任嫌いなのに自己責任とか、身の丈合ったとか、そんな選択他人に強いる

Permalink |記事への反応(5) | 11:42

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2025-06-01

政府に頼らず、民間日本経済成長させることって出来ないんか?

経済成長出来ないのは政府の責任だ」というが、「政府経済音痴なのだから民間経済活動に口を出すな」とも言われる。

失われた30年も結局政府じゃなく民間が悪かったんじゃないのか?

政府批判して解決するならいいが、政府は制約があって動きようがない気がしてならない。

政府規制ブレーキ役割しかなく、アクセル踏むなんて出来ないのでは)

Permalink |記事への反応(2) | 19:24

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2025-04-17

ネットで見かける二大詭弁(…たぶん本人は自覚ない)

評価の全体化

ちょうど呂布カルマがやってた

政府批判するやつは一生獣道歩いてろ」

要素ごとの評価の話を理解できなくて、全肯定か全批判の二択で認識するやつ。

男に多いんじゃないかと思う。

態度の設定と批判

理屈の話について行けない人がやる。

「そんなこと言う奴らってダサい/キモい

理屈としての是非からはなれて、ダサいつの言うことなんて無意味だという誘導に腐心するやつ。

これは女に多そう。

Permalink |記事への反応(1) | 18:05

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2025-04-10

anond:20250410153028

ワイは政府批判したことないやで

Permalink |記事への反応(1) | 15:33

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お前らって統合失調症予備軍だぞ?マシで

統合失調症の人の話ってさ、「集団ストーカーに追われてる」とか「電磁波で頭覗かれてる」とか、ぶっ飛んでて笑いものだって思ってるやろ?

けど、ちょっと待て。特に、お前ら政府批判に血眼になってる連中、よーく自分のこと振り返ってみてくれや。お前らが普段やってることと何が違うんだ?景気が悪いと「政府がこの国をわざと潰そうとしてる!」って喚いたり、なんか気に入らないことあるたびに「全部安倍陰謀だ!竹中平蔵が!」って証拠もないのに決めつけてさ。不安理由つけたくて、すぐ政府が悪いってストーリー作ってる時点で、統合失調症妄想メカニズム一緒なんだよな。

人間の脳って、みんな「意味を見つけたい」ってモードデフォで動いてる。雲に顔見たり、偶然を運命だと思ったりするのは誰でもやるやろ?不安を何かに結びつけたくなるのも一緒だ。統合失調症はそのスイッチバグって、ぶっ飛んだ話に突っ走るだけなんや。今なら「電磁波」とか「監視カメラ」が素材だけど、昔は「悪魔のせい」とかだったわけでさ。

で、お前ら自民党アンチも同じだろ?自民党が全部悪いって叫べば不安スッキリするからって、証拠ガン無視陰謀論にハマってるやろ。災害時に外人が悪いってデマに飛びつく排外主義のやつらも似たようなもんだけど、特に政府批判に熱心なお前ら、ほんと目立つぞ。お前らのその政府がーって叫び声、統合失調症集団ストーカーがーとそっくりやで?

医学的にはドーパミン暴走して現実妄想の境目が曖昧になるってことなんだけど、そんな難しい話いらんのよ。要は、不安をなんとかしたくて脳がストーリー作る癖、お前らも持ってる。統合失調症はその極端な形にすぎない。お前ら政府批判ストレス発散してる連中も、環境ストレス次第でいつ「闇の政府監視されてる!」って叫び出すかわかんねえんだぞ。統合失調症を笑ってる場合じゃないんよ。

お前らこそ立派な予備軍なんだから、いい加減気づけって話やで?

Permalink |記事への反応(1) | 15:30

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2025-03-22

もし麻原彰晃現代にいたら

もし麻原彰晃現代にいて、選挙していたら圧勝してたと思う

麻原彰晃が反ワクとか掲げて政府批判とかして、テレビ真実を隠す!とか真実は我と共にあり!なんてYouTube動画配信してたら、少なくともうちの母ちゃんは信じちゃってただろうなと想像できる

カルト集団を避ける最善の方法ってなんだろうな?あと洗脳された人を救出する方法なんてあるのだろうか

Permalink |記事への反応(2) | 19:37

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2025-03-15

2024年から2025年にかけての政治マスコミ一般社会の分断に関して 

~~なぜ「ふてほど」?

https://mainichi.jp/articles/20241210/k00/00m/040/003000c#:~:text=2024年の「ユーキャン新語,サービス)上で相次いだ%E3%80%82

まずは2024年流行語大賞だろう。

不適切にもほどがある」略して「ふてほど」という言葉流行語大賞に選ばれた。

が、2024年、そんなドラマが放映されていたことさえ私は知らなかった。

妻も知らなかったし、両方の親に聞いても「知らん」とのことだった。

仕事中も話題になったことはない。

たとえばWBCであったり、サッカーワールドカップや、半沢直樹ドラマであれば、仕事の中で自然話題に上がってくるものだ。

興味がなくても、「そんなのがやっているのね」程度の認識になる。

ちなみに実感として2024年ドラマ話題になったのはNETFLIXの「地面師である。間違いなく。

「もうええでしょう」のセリフ仕事中にあちこち冗談交じりに言われていた。

NETFLIXに入っていない人も「地面師」に関しては認識されていたと思う。

私も話を聞いてNETFLIXに入会して視聴した。ピエール瀧ええやん。

さて、流行語大賞を受賞した「ふてほど」は、SNSでは「不適切報道」の略である揶揄されるようになった。

https://toyokeizai.net/articles/-/844865

SNSの発達した現代、いわゆるTVの人々が力技でねじ込むような真似は露骨嫌悪感を持ってネット住民に迎えられることとなった。

からTVの「ゴリ押し」は今に始まったことではない。

しかしながら、黙って受け止めていた大多数が、今はSNSで声を上げて、それを不特定多数が見れるようになったのだ。

その結果、自分意見に近いものを見つけ、自身となり、自分の考えが間違っていないことを確認する。

もちろん中にはとんでもな意見もあるが、

普通だったらこう考えるよね」という

声を上げない多数派サイレントマジョリティ)の意見可視化されるようになったのだ。

そして可視化されるとマスコミ報道姿勢との差がはっきりしてくる。

普通だったらこう考えるのに、どうしてこんな報道の仕方をするのか」

という違和感が積もり積もって、皆が昔よりもはっきりと報道への違和感自覚できるようになった。

~~SNSの圧倒的な力を示した兵庫県選挙

更に分断は兵庫県知事選挙という圧倒的な形ででる。

2024年兵庫県知事選挙選挙前、知事であった斎藤元彦は、

西播磨県民局長だった男性(後に自殺)にパワハラ疑惑などの告発をうけた。

これを受けて新聞TVは強力なバッシングを展開。

ほとんどTVを見ない私でも、「こりゃ辞職しかないなぁ、、、」と感じていた。

しかし蓋を開けてみると投票率55%、得票率40%超えで斎藤元彦知事は再選を果たす。

この過程はかなり興味深いが、

・実際に「パワハラ」を受けた職員報道されていたよりかなり少ない

告発した男性自殺プライベート問題によるもの(一説には不倫

という指摘が出てから急速に潮目が変わったのである

特に二点目はそれまで「ひどいパワハラ知事から「ひどい部下に悩まされた知事」へと見方リセットされた。

https://dot.asahi.com/articles/-/245641?page=1

なおかつ、マスコミはその事実を知っていて全く報道しなかった。

https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202502/0018643684.shtml

マスコミ側にも報道しなかった理由はそれなりにあるようだが、

これによって「マスコミ自分に都合の悪いことは報道しない」「マスコミが叩く人は悪い人ではない」

という見方に一層拍車がかかることになり、TV新聞の信用が地に落ちた。

それによって、不信任を受け、支持率は17%にまで落ちていた斎藤知事は再選を果たすのである

自分は40才を超えているが、いままでTVの大バッシングにあって、のらりくらり逃げおおせた政治家は見たことがあるが、

正面から叩き合って再選を果たすのは見たことがない。

昔だったら斎藤知事は再選もできなかっただろうし、政治家としては再起不能になってたであろう。

信じられないが、SNSにいる「サイレントマジョリティ」がオールドメディア勝利したのだ。

そして今後もこの流れは止まらず、TV新聞といった「オールドメディア」は縮小に伴う役割の変更を迫られるであろう。

~~政治オールドメディアの謎

最近SNSで見られているのは基本「減税・社会保険料の減額」「外国人トラブル」が多く、

それにもかかわらずオールドメディアではあまり積極的報道しないし、政府批判も行わない。

しろSNSは一部の変わった意見を増幅しているだけ」みたいな反応すらある。

そうすると政治オールドメディアはどこを向いているのか。

単純である。金と票であり、それは「高齢者」と「富裕層なのだ

~~オールドメディアが向いているのは高齢者と超富裕層

アベノミクスという改革がもたらしたのは「金持ちさら金持ちになった」「一部の人金持ちに移行した」というのはデータからも明らかになっている。

最近できた「麻布台ヒルズ」と2000年にできた「六本木ヒルズ」を見比べれば残酷なほどわかる。

麻布台ヒルズはとても普通の人が利用できないような高級ブランドサービスで埋め尽くされており、ちょっと気軽に遊びに行けるような施設ではない。

一方、六本木ヒルズは高級店もあるが、比較リーズナブルな店も多く、気軽に利用しやすい。

しかしながら、現代の流れは「麻布台ヒルズなのだ

最近デパートも同じ流れなのだが、「金持ちしか消費してくれないので、庶民相手にしない」のである

昔は普通庶民が購買の中心になっていたが、今は国から搾取で全く力がなくなっている。

まり大多数の普通に働く人は政治家、その腰巾着であるオールドメディアにとって「金」にも「票」にもならないのである

デパートだけではない。たまに話題になる財政についても同じだ。

最近でこそインフレになってきたが、それまで長い間日本デフレであった。

デフレ高齢年金生活者、金融資産もつ富裕層にとってはとてもいい状態なのである

また緊縮財政税金社会保険料が上がっても、このグループはなんの影響も受けていない。

1億以上の資産を持ち、配当だけで食べている人が所得制限のある給付を受けているような状態だ。

しかしそういう問題メディアで取り上げられたことがあるだろうか?たぶんない。見たことない。

さらに減税の話になると、テレビで取り上げられるのはほとんどの人に関係ないだろう相続税の話だ。

日本高齢者富裕層に手厚くしつづけ、現役世代ヘイトをかなり深く溜め込み続けている。

この高齢者富裕層しか相手にしない政治からオールドメディア距離を取って、

日本を支えている人々に光を当てられるのか。それとも古い政治といっしょに潰れるのか。

どっちなんだろうか。どうも後者な予感しかしないが。

Permalink |記事への反応(2) | 23:01

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2025-03-13

こういう奴に限って安くした結果農家廃業したら自給率がーって喚きだしそう

そして結局政府に救えって言い出す

この手の人ってとにかく政府批判が先に来るから国際情勢を考慮したその背景とか全然考えてなさそう

米、小麦トウモロコシ世界3大穀物とされ、どこの国でも格安で手に入るんですね。
日本人だけ異常に高い米を食べてるんです、すべて農家の票が欲しい政治家のせいです。https://t.co/hhk2QJZK99pic.twitter.com/ewVmFm2eda— 魏徴X (@GICHOGI)March 12, 2025

Permalink |記事への反応(0) | 03:46

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2025-03-07

駐英ウクライナ大使記事ヤフコメ

駐英ウクライナ大使のザルジニさんってのは前のウクライナ総司令官で、将軍さまだったんだけど、反転攻勢失敗の責任を取らされた(のと、政府批判でゼレンスキーに疎まれて)解任されて大使左遷されたんだよね

ただ、ヤフコメ民はザルジニ将軍さまなんて知らないみたいだし、はてな民そんなもんだろう

ウクライナ栄光あれ!とか言って、所詮その程度の理解なんだよな

ザルジニさん、国民の人気はあるから、もし選挙やるなら対抗馬で出てくるかもね

Permalink |記事への反応(1) | 12:46

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2025-02-16

anond:20250216185639

でも日本で「外国を援助する余裕があったら日本支援しろ!」って政府批判してるの、てっきり国粋極右かと思ったら左翼だったりするんだよな

Permalink |記事への反応(0) | 18:58

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2025-02-13

日本外国に援助や支援を表明すると

日本人が困ってるのに、どこにそんな金があるんだ、日本人のために使えって政府批判をしてる人ら。

アメリカのUSAIDは廃止は、拍手喝采なのかな。

日本も見習ってほしいとか言ってるのかな。

Permalink |記事への反応(0) | 09:31

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2025-02-04

高校無償化、私はめちゃくちゃ有難いんだけどネットだと評判悪いんだな

東京で先行して高校無償化されてるのを隣県で指咥えて見てるしかなかった育児中の庶民

政府が全国で高校無償化検討ってニュースが流れてて、正直めっちゃ有難いんだけどネットだと意外に評判悪くて驚いている。

やれ私立まで無償化しなくて良いとか、元々私立に行くような金持ち無償化したって浮いた分塾に行って格差拡大だとか、知ったような口聞いて偉そうにいちゃもん付けてる。

その口を閉じろ、いちゃもん言うな、マジで

私と私の子ものために黙れ。

私立行くのが金持ちだけだと本気で思ってんのか?

公立高校に落ちたら滑り止めの私立に行くだろうが。

我が家家計事情的に無償化されなきゃ私立には行かせられない。だからこのままなら数年後娘に

私立は無理だから絶対に受かる公立妥協してくれ」と言わなきゃいけなくなる。

娘はまだ小学生だが、贔屓目に見ても賢い方だし高校受験も全力で応援してやりたい。

でも高校学費に年百万円は逆立ちしたって出せないよ。大企業に苛められてる中小企業サラリーマンには無理だ。

なんで反対するんだろう。どう考えても少子化対策になるよ。我が家高校大学無償だと結婚から分かってたら二人目産んでたよ。夫婦とも二人目欲しかったけど教育費考えて諦めたんだよ。

ネット民は何がいやなんだ?言い出しっぺが維新だってこと?

んなことどうでも良くない?高校無償化してくれるなら維新でも共産でも百田尚樹の所でも何でも良いよ。

高校無償化のための増税ならそれでもまだ良いよ。独身や子無し家庭も含めて負担するなら我が家負担は軽くなるだろうし。

日本教育への支出金額が少ないってニュースだと、はてブみんな政府批判してたじゃん。

公的支出教育割合日本は8%OECD加盟国で3番目の低さ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20240916/k10014582751000.html



頼むよ、ネットでも高校無償化して当たり前って風潮になってほしい。

Permalink |記事への反応(3) | 19:21

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2025-02-03

はてな匿名ダイアリー誕生発祥実験サービス増田」の船出

2006年9月24日京都発のIT企業はてな実験場「はてラボからはてな匿名ダイアリーがひっそりと産声を上げた。

当初は単なる試みの一つに過ぎず、誰もが自由匿名日記を書ける――いわゆる「匿名ダイアリー」、通称増田ますだ)」がこうして誕生したのである

ちなみに「増田」という呼称anonymous diaryアノニマスダイアリー)を日本語読みした際に「アノニ“マスダ”イアリー」と聞こえるダジャレに由来する。

サービス開始直後、匿名性を守るための施策が次々講じられた。リリース翌日の9月25日には投稿者プロフィールページマイハテナー)へのリンクが早くも削除され、9月29日には画像貼り付け機能禁止となっている。

テキスト主体で完全匿名を貫く方針が、最初の一週間で明確に示された形だ。初期の増田にはユーザー有志による「匿名ダイアリーならではの遊び」がいくつも提案されたものの定着はせず、10月上旬には投稿数も落ち着いた過疎期に入った。

しか10月下旬になると様相が一変する。匿名ダイアリー発のエントリが徐々にはてなブックマークの「注目エントリー」(ホッテントリ)に顔を出し始めたのだ。

たとえば「はてなブックマーク話題になるブログとならないブログの違い」といったメタ考察記事が注目を集め、増田発の長文論考がちらほらと人気入りするようになった。

サービス開始初日投稿された記念すべき最初増田タイトルが「はてなの名でやるような事でもない」だったことも象徴的だ。

冒頭からして手厳しい内部批評であり、いかにも「はてならしい」船出と言える。

しかし、この小さな匿名ブログが後に国会言及されるほどネット世論を動かす存在になるとは、当時誰が予想しただろうか。

発展:多様なエントリの台頭とサービス進化

サービス開始から数年、はてな匿名ダイアリーは着実に投稿数を伸ばし、技術ネタから社会批評まで多種多様記事が日々生まれてきた。

匿名ゆえに過激表現内部告発怪文書)、果ては明らかな釣り投稿まで玉石混淆だが、その一方で思わず涙ぐむような人情話や腹筋がよじれるほどの笑い話まで幅広く揃っているのがこの文化面白いところだ。

たとえば2006年増田人気記事には「JASRAC伝説」のようなネット業界の笑い話や、「プログラミング用のフォントを探してたら一日が終わってた」といったオタク自虐ネタランクインしている。

一方で「就職できない学生」のように現実社会問題を吐露するエントリも早くから登場し、匿名という気軽さを武器に時に鋭い社会批評が行われた。

2010年前後には、増田は既にはてなユーザーコミュニティ内で話題火種として定着していた。

とはいえ爆発的に脚光を浴びる転機は2013年に訪れる。この年の4月はてなブックマークトップページ刷新によって匿名ダイアリーへの導線が強化され、多数の増田ホッテントリ入りする事態となったのである

事実2013年以降は匿名ダイアリー全体の月間ブックマーク獲得数が急増している。

アクセス増に伴い投稿も活発化し、増田技術系・生活ハック系から時事ネタ人生相談まであらゆるジャンルネタが飛び交う一大プラットフォームへと進化していった。

技術面でもサービス改善が続けられている。

2016年にはサービス開始10周年を迎え、それを記念して公式Twitterアカウント(@hatenaanond)が開設された。

投稿HTTPS化スマホから投稿機能検討などもアナウンスされ、実際2017年には全ページ常時SSL対応が実現している。

また同2017年には「人気記事アーカイブ機能が追加され、過去の名作エントリを月別・日別に人気順で振り返ることができるようになった。

蓄積された匿名ダイアリーの膨大な記事群は、もはや日本ネット文化アーカイブとも言える存在感を帯び始めている。

ネット言論の文化史における増田匿名掲示板SNSとの関係

匿名ダイアリー増田)は、日本ネット言論史の中で匿名掲示板ブログ/SNS中間ポジションを占めるユニーク存在だ。

巨大匿名掲示板2ちゃんねる/5ちゃんねる)では多数の名無し達が雑然議論を交わすが、増田では一人の匿名ユーザーブログ形式で思いの丈を綴る。

いわば2ちゃんねる的な「名無しさん」の文化を受け継ぎつつ、ブログ的な長文表現とパーソナルな語り口を可能にしている点が特徴である

そのため「公式」と「名無しさん」の隙間とも言えるポジション位置づけられ、「実名では波風が立つが、完全匿名掲示板よりは自分言葉として語りたい」――そんなときに選ばれる場所となっている。

実際、ある著名人川上量生氏)がNHK番組での騒動について心中吐露した際、自身ブログではなく増田に「最後書き込み」を残したケースもある。

彼は立場上「公式」に発信すると面倒が大きいが、匿名ダイアリーなら「詠み人知らずだった」と言い張ることもできると判断したのだろう。

このように増田内部告発本音告白をしたい人々にとって格好の受け皿となってきた。

匿名掲示板との相互作用も見逃せない。

増田発のエントリ2ちゃんねる住民発見されスレッド引用議論されることもあれば、逆に「今現在2ちゃんねるで起こっていること」を増田がまとめてホッテントリ入りするような例もある。

まり匿名コミュニティ間の橋渡し役も果たしているのだ。

また、増田の内容が面白いまとめサイトTogetter転載・紹介され、そこからさら拡散する二次的な波及も起こる。

匿名掲示板まとめサイト増田はそれぞれ文体文化は異なるものの、互いにネタ供給し合い日本ネット言論空間を賑わせてきたと言える。

一方、Twitterとの関係も緊密だ。Twitter全盛期以降、ニューストレンドを見たユーザーが詳細な議論感想増田に書き、それをまたTwitterで共有するというサイクルが生まれている。

140字(現在拡張)の制限があるTwitterでは語りきれない本音体験談増田綴り、そのURLTwitter上で拡散されるケースは少なくない。

象徴的なのが2016年匿名ダイアリー上に投稿された「保育園落ちた日本死ね!!!!」という怒りの叫びである

このエントリは瞬く間に数百件のブックマークを集めてホッテントリの頂点に躍り出ただけでなく、Twitterでも大拡散し、ついには国会野党議員引用するまでに至った。

増田発のフレーズ日本死ね」は2016年流行語大賞候補に選ばれるなど、ネット世論リアル政治を動かした一例として語り草になっている。

Twitter上では当該エントリへの賛否共感が渦巻き、「#日本死ね」のハッシュタグが飛び交った。

増田で火が点いた匿名の声がTwitterという拡声器を得て社会現象化した典型と言えるだろう。

このように増田エントリはてなブックマークを起点に各所へ波及していく。

実際、増田Hatenaブックマーク関係は表裏一体だ。

匿名ダイアリー投稿された記事は誰が書いたかからないぶんタイトルと内容のインパクト勝負になる。

面白い有益/刺激的だと感じた読者がブックマークしてコメントを付けることで評価可視化され、一定数のブックマークが集まれホッテントリとしてトップページ露出する。

結果、さらに多くの読者が押し寄せてブクマ雪だるま式に増える。

逆に埋もれてしまえば読者はごくわずかだ。

この明確な評価システムゆえに、増田投稿者の中には「如何にブクマを稼ぐか」を意識して釣り気味のネタ炎上覚悟過激な持論を投稿する者も現れた。

実験的に一ヶ月間で13本もの釣りエントリを投下し、4本をホッテントリ入りさせた強者もいるという。

ブックマーク数という指標があることで、匿名とはいえ投稿者は観客の反応を強く意識するようになり、増田は単なる独白の場からウケる文章」の競演の場へと文化的に洗練されていった面もある。

バズる増田の傾向と主なエントリ例:はてブで響くものは何か

では実際、Hatenaブックマークで多数の反応を集める増田とはどのようなものだろうか。その傾向をいくつか具体例とともに分析してみる。

1.社会への怒り・告発系:

先述の「保育園落ちた日本死ね!!!!」はこの典型だ。

自身の子どもが保育園落選した母親(と推測される)が、日本の子育て環境への怒りをストレートにぶちまけたこ文章は、多くの親世代共感と怒りに火を付けた。

ブックマークコメント欄は賛同政府批判の声で溢れ、大量のブクマが付くだけでなくメディア報道にまで発展した。

そして何よりも、この匿名叫びが国政レベル議論を誘発した意義は大きい。

他にも「民主党支持者としての愚痴」(民主党政権への苦言)や「東京都心の求人状況がヤバイ。はよ移民入れろ…」といった景気や労働問題への提言など、タイムリー社会問題を扱った増田ブックマークが伸びやすい傾向がある。

匿名ゆえに本音社会批判ができる点が、読者の溜飲を下げ「よく言ってくれた!」という反応に繋がるのだ。

2.体験談人生相談

個人ユニーク体験談や、役立つアドバイス記事も人気を博す。

例えば2014年の年間ブックマーク数1位となった「部下がくれたアドバイス」は、ある上司が部下から教わった貴重な助言を紹介したエントリだ。

具体的な内容は伏せるが、職場での人間関係改善につながる示唆に富む話で、多くの社会人読者の心を打ち大量のブクマを集めた。

また「1人暮らしのための料理豆知識50」のように実用性の高い生活ハックも人気だし、「メールで使える英語のつなぎ言葉」のようにすぐ役立つ知識の共有は安定してブックマークが付く。

恋愛結婚離婚といった人生局面に関する赤裸々な語りも注目されやすい。「離婚序章からの帰還」というタイトルの連載風エントリ話題になったり、「本当に悲惨な独り身の最期」といったショッキング孤独死レポート議論を呼んだこともある。

この種の投稿は読者の感情を強く揺さぶり、同情や驚きのコメントとともに拡散していく。

3.ネット文化おたくネタ

増田発のネタの中にはネットならではのオタク文化サブカル話題も多い。

例えば「( ・3・)クラシック好きの上司ジャズを聴きたいと言いだして」という2015年の人気増田は、音楽趣味の異なる上司と部下のユーモラスなやり取りを描いたもので、多くの読者の笑いを誘った。

他にも「Yahoo!チャットって場所があったんだよ」のように懐かしのネットサービスを語るノスタルジー系や、「無課金で数年続けていたソシャゲをやめて分かったこと」のように現代ネット文化ソーシャルゲーム)に関する内省などもバズりやすい。

こうした記事特定クラスタには刺さりやすく、はてブコメント欄でも「わかる」「懐かしい」「自分経験した」と盛り上がる傾向がある。

4.創作ネタ

増田匿名ゆえに自由創作の発表の場にもなっている。ショートショート風のフィクションや、一発ネタ的なジョーク文章投稿されることもあり、出来が良ければしっかりブクマを稼ぐ。

家事は、レベルを上げて物理で殴れ」は家事のコツをRPG風に比喩したユーモア記事で、多くのユーザー爆笑を誘った。

また、一部では増田発の優れた文章を「増田文学」と称し、ファンが選ぶ賞を作る動きまである増田文学大賞など)。

このようにエンターテインメント性の高い文体オチの効いた話も増田ならではの楽しみであり、はてなブックマーク常連ネタ枠として機能している。


総じて、はてなブックマークで大きな反響を呼ぶ増田には「共感有用・驚き」のいずれか、もしくは複数が備わっていると言えよう。

強い共感感情喚起するもの、実生活知的好奇心に役立つ情報提供するもの、あるいは純粋ネット民を驚かせ楽しませるものが、人々の目に留まりやすい。

そして匿名という特性上、その内容が事実フィクションか判然としない場合もあるが、それすら含めて読者は一種物語として増田を消費している節がある。

からこそとき釣り記事に踊らされることもあるが、それもまた増田という遊び場の醍醐味であり、読者も「ネタかもしれないが面白いからヨシ!」と受け止めているのだ。

現在立ち位置展望匿名の声はどこへ向かうか

何にせよ、「増田」はネット深層心理を映し出す鏡のような存在だ。

喜怒哀楽嫉妬独白叫び祈り――匿名の影に人間本音が渦巻いている。

ネット言論の文化史において、はてな匿名ダイアリー2ちゃんねる匿名文化を継ぎつつブログ表現力を与えた場としてユニーク地位を占めてきた。

そしてその魅力は今も色褪せていない。

これからも誰かが増田にそっと心情を綴り、それが思いがけず何万もの人々に届いて共感を呼ぶことだろう。

匿名という仮面を被った本音ドラマは、きっとこの先もインターネットという舞台で上演され続けるに違いない。



(文責:ChatGPTdeep research。執筆時間13分

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