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はてなキーワード:挿絵とは

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2025-10-27

All you need is killって元が漫画ならともかく小説だよね?

挿絵の絵柄と違ったとしても、そこに異常に文句を言うのはおかしくないか

Permalink |記事への反応(0) | 10:46

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2025-10-11

anond:20251010141943

ファッ!!?何か帰ってはてブ見てみたら100以上着いてる?何故にwhy?

何にせよ、祝って頂きありがとうございます

本屋により

プロジェクトヘイルメアリー

十二国記の未読分

魔性の女挿絵

唯識思想

Google資料作成術(買い直し)

を買いました。

40歳で何者にもなれなかったぼくらはどう生きるか

この本がまさに私だけど買うのが怖いのでスルーしました

BARにも行きました

予め数杯しか飲めないよということを伝えまして

そっからギリ子さんの影響で、モヒート

私の原点漫画の影響で、キール・ロワイヤル

マスターおすすめで、ハイボール

それぞれ楽しみました。次回はザザを頼みたいです。

帰りにコンビニケーキの代わりにモンブランを買いました。おなかは膨れましたし、心も満足できました

休み明けからは虚無の日々が続きます

密やかな楽しみを元に生きていきます

Permalink |記事への反応(1) | 01:29

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2025-10-05

アニメダークホース:光が死んだ夏

個人的ダークホースだった

この作品普段自分なら絶対に見ない

・エモ重視

テンポが遅く話が進まない(おそらく原作スローテンポにしてる)

・うじうじ

BLっぽさある

 

なんだけど、最終的に良かった

スローテンポにしてちゃんと成立するのすごいと思う、演出が上手い

おそらく画の情報量説明量が多いのと、内面の話が多いから、間が持つのかもしれない

こんなスローテンポ作品を1倍速で見たのは久しぶり

単に背景がきれいな作品はたくさんあるけど

この作品においては背景をちゃんキャラ視点で見れる構図になっていて、それがよかったと思う

例えるなら小説挿絵みたいな

キレイなだけじゃなく、退屈で嫌いで日常で、でもキレイみたいな、言語化むずいが

 

話のフォーマットはよくある因習村なんだけど、そこにBLを一つまみ入れるだけでこんなに味わい深くなるというのは面白いと思った

よしきの「化物は俺の方」で、光とよしきが対比になってると気づいたが、よくできてるな

田中周りの話は「大げさな割に動かない」「台詞回しがキモい」「演技っぽくて嫌い」が先行したが、最終的にこういう形に落ち着くなら確かにあのムーブしかなかったなと思う

数人の周囲の視点があるからこそ緊張感が生まれたんだよね、これがないと痴話喧嘩になってしま

うーん、上手いな

Permalink |記事への反応(0) | 09:57

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2025-10-04

昔の漫画ってトレースしまくってたよね

江口寿史炎上してるけど、一昔前まで漫画って雑誌とか広告からトレースしまくってたイメージがあるから、今回の件もさもありなんって気がしてる。

自分が昔からトレースなんじゃと思ってたのは、漫画本編というよりエピソード扉絵とか単行本最初の数ページとかに載ってる挿絵ね。ストッひばりくん挿絵とかもポーズとか表情とか明らかに元ネタがあるんじゃって気がしてる。程度の差はあれ、昔はかなり多くの漫画家が無断トレースしてたんじゃないかな。自分岡崎京子大好きだけど、岡崎京子漫画には明らかに元ネタがあるだろうなと感じるカットが出てくる。細かくチェックしていくとかなりの漫画がアウトになる気がするからある程度古い漫画ではトレースにも目を瞑るしかないんじゃないかと思うんだけど、とにかく叩けりゃいいネット住民には全てが悪ってことになるんだろうな。

Permalink |記事への反応(24) | 11:02

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2025-10-03

anond:20251003115123

本って原作者だけじゃなくて、装丁コピー、表紙や挿絵イラスト描く人、編集校閲さまざまな人が関わるんだよ。

一部を引きちぎるのはその中の誰か、もしくは関わった人すべての仕事否定することになると思う。

出版された本は、その一冊すべてを触れることで完成するのに…

Permalink |記事への反応(4) | 11:53

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2025-09-28

一次創作すご過ぎるよな

面白かろうと面白くなかろうと

うまかろうと下手だろうと

自分世界を持ってる作者達はすごい

私は二次創作経験しかないけど、元々人気があるキャラクターを使って書いてるんだから

他人からある程度読んでもらえるのが当たり前

本屋に行けば、一次創作の本がたくさん売ってて

何でみんなこんなに自分世界を持ってて、オリジナルストーリー起承転結で構築できるのか不思議

漫画小説も一番ハードルが低いのがエロポルノらしい

かにポルノ起承転結が作りやす

でも、エロの中身を考えなくちゃいけないし、ぬるい内容はつまらないんだからエロポルノ世界だってそれなりのセンスがいるし

私にはなかなかハードルが高い

もう、つまらなくても、下手でもいいか一次創作をやりたいと思ってるけど

まず世界観を考えて、キャラクターを考えて、起承転結でって難しい

いつかフランス書院みたいな本を作りたい。文章も表紙絵も挿絵も全部自分でやりました!っていう作品を作りたい

Permalink |記事への反応(1) | 23:03

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2025-09-13

生成AI使う人はイラストレーターに嫌われるが、逆もあるかもしれない

なろう小説で生成AI使って挿絵を描く人は、イラストレーターから総スカンをくらいデビューできないとかそういう話を見かけた。

しかに、ラノベが主要コンテンツである出版社イラストレーターが偉くなってそうなるだろう。

だが、大手出版社3社。

自分自身の絵柄と似た絵が機械的に生み出されることに無頓着な人。

AI推進の政治家

そして最後に作者が亡くなっているとはいえ、当時の倫理観技術についての先見性のものであるが強火の生成AI推進みたいな内容が含まれてる漫画

劇中で無許可(劇外だとアニメ化の際、手塚プロ制作スタッフ根回し済み)で機械的手塚先生漫画家の絵柄や作風分析し、田中圭一先生が描いたみたいな漫画原稿料無料で作り出す話。

テレビに出てきた歌手の声紋を無断でコピーする道具を利用する話。

普段から不法侵入や鶏みたいな道具で漫画の無断コピーも音沙汰はないから当然と言えば当然な気もするが。

声真似生成AI問題になってる中、無断声コピー道具で体中に油をぶちまけながら炎の中全力疾走したような感じなのに燃えなかったのはどうかと思ったよ。

出版社の主要の屋台骨がこんなんだから大手出版3社が生成AI推進派なのは納得。

田中圭一先生が描いたみたいな漫画を無断で作り出す内容が含まれアニメアニメ屋台骨みたいになってるテレビ局も特撮側で利用寄りになったし生成AI推進側だろう。

イラスト描いてたり、漫画描いてたりする人が名義を晒して、反AIとしてあまりにも過激発言してたら、この出版社テレビから干されないのだろうか

Permalink |記事への反応(0) | 08:15

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2025-09-09

anond:20250909114113

動画本来の不便さをどうにか軽減するために、投稿者が親切で用意してくれる、劣化機能がね?

 

本に挿絵動画DVDがついてるようなもんで、劣化劣化よ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:43

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2025-09-03

anond:20250901115946

Xで調べたら国会図書館落書き入り書籍情報が色々出てきた。

 

https://x.com/search?q=%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%20%E8%90%BD%E6%9B%B8%E3%81%8D&src=typed_query&f=live

 

のっぺらぼうの挿絵に顔が落書きされてることに気づかずに、その絵がそのままNHK引用されて放映された(?)って話は面白いな。

https://x.com/shikimizu/status/1936752341585461539

Permalink |記事への反応(0) | 10:43

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2025-08-27

anond:20250827172746

すげぇえええ

コレって完全にオリジナルキャラでも行けるって事でしょ

ラノベ挿絵とか簡単に作れそうだね。

キャラデザも挿絵破綻なく作れそう

Permalink |記事への反応(0) | 17:33

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2025-08-15

dorawii@執筆依頼募集中

児童文学児童文学っぽさってなんだ?

何か定まった要件定義として満たしているか児童文学児童文学っぽいのか?

ごんぎつねとかたとえどの分類に属するか知らなくても初見で「児童文学だな」って思うでしょ。

不思議だよね。

ラノベ挿絵なくて文章だけ提示されても一発でラノベと思えるのにはあん不思議さ無いのにね。

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20250815193952# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaJ8OeQAKCRBwMdsubs4+SGuqAQDtH+7MLrmMxAtrpyLS6Gl2VNrMHx3Y9PI7scLdpPO7SwEA+XhRk576GnuRZP7Uc8p/MzEyp1rykXfCpozQ+7zNaQA==OOX7-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(0) | 19:39

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2025-08-06

合丼来来(あいどんらいき)伝・9<完>

ここまで書いてきた「合丼来来伝」ですが、今回で最終回になります

挿絵担当した絵描きに度々不満やもやもやを抱かせる結果を出し、
時には、絵描きに対して不義理と言わざるを得ない行為を行いながら
合丼来来の同人活動はその後も数年間続いていた。

偶に絵が性癖に刺さる人が居るのか、ある絵描き挿絵を描いている時だけ
極端に大きく売れることはあった。
だが、基本的には相変わらず作品は合丼来来が思っているほど売れることはなく、
合丼来来は「俺の作品の売れ行きが悪いのはアンチのせいだ
俺の作品の売れ行きが悪いのは絵に魅力が無いからだだ」と、
合丼来来のTwitterアカウント(二つあったが、どちらも2022年に凍結)でぼやいていた。

2017年、合丼来来は作品の売れ行きが芳しくない状況を打開しようと考えたのか、
それまでは1カ月に1作の新作販売だったペースを、2週間に1作の新作販売へと
販売ペースを上げた


合丼来来が新作販売のペースを1カ月に1作から、2週間に1作に変えた頃に
togetterのまとめで「絵描きへの依頼の相場」に関する話のまとめ作成されたことがあり、
そのまとめのコメント欄で合丼来来が暴れたことがあった。

DLsiteコミュニティサイトDLチャンネル」開設

時は少し遡って2016年10月DLsite創業20周年記念イベントを開催し、その場で
DLチャンネル」というDLsiteユーザーコミュニティサイトを開設することを発表した。
DLsiteユーザー雑談等をするための掲示板や、
おすすめ作品を紹介する記事自由作成することのできるコミュニティサイト
だ。

DLsite作品販売していた合丼来来は、このコミュニティサイトが開設された初期から
DLチャンネル雑談掲示板に書き込んだり「自分作品を紹介する記事」や、
絵描き原稿料を値上げ交渉してくることを批判する記事を書く等していた。
中には、「「合丼来来にインタビューした記事」を書いた猛者もいた。

そうした中、ついに事件は起きた。

合丼来来、DLsiteから強制退会させられる

2021年12月合丼来来がDLsiteから強制退会させられる事件が起きた。
事の流れは

というものだった。
この対応に腹を立てた合丼来来は2022年1月DLsite運営会社に対して訴訟を起こし、
合丼来来(あいどんらいき)伝・1」にある3本のニュース記事になったという話だ。

<注1>
合丼来来(あいどんらいき)伝・1」で紹介したニュース記事及び、こちらの動画での解説によると
DLsite側が訴訟に際して提出した証拠を見た所、修正が薄いではなく、無修正と言っても過言ではなかった」だそうです。

DLsiteと合丼来来の訴訟最中に…

DLsiteと合丼来来の訴訟が始まってしばらくした頃、
合丼来来のTwitterアカウントが(2つ存在したが両方とも)、Twitter規約に反するとして凍結
された。

そして、彼は(インターネットから)姿を消した

そして、合丼来来はTwitterに戻ってくることもなく、
2025年8月現在、彼はインターネットから姿を消している。

その後の合丼来来

その後の合丼来来がどうなったか、ここまで「合丼来来伝」を書いてきた私は知らない。
しかしたら、もう、彼がインターネット上に現れることは無いのかも知れない。

ただ、“こういう人物過去インターネット上には存在していた”ということを
記しておきたいと思い、私は「合丼来来伝」を書いた。

ここまでお読み頂きありがとうございます

ここまでお読み頂きありがとうございます
オチと言えるオチの無い物語ですが、
“こういう人物過去インターネット上には存在していた”
という話を残しておきたいと思い、今回書きました。
彼がその後どうなったかは、私は知りません

しかしたら、新しい名前活動しているかも知れない、
しかしたら、インターネットを完全に離れたかも知れない、
インターネット上であろうとなかろうと
「彼が新たに誰かに迷惑をかけている」ということが無ければ別に良いと私は思います

最後に、この言葉でこの物語を締めたいと思います
こういう人物は、まだ日本にいるのです、多分」。

「合丼来来伝」まとめ

【完結済】 「合丼来来伝」

Permalink |記事への反応(4) | 16:52

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2025-08-05

合丼来来(あいどんらいき)伝・8

ネットwatch板の民からwatchされ、「ベビールックポータル」のメンバーから距離を取られることになった合丼来来は、
場所他人と関わるための新たな場所として「DL同人観測所」のオフ会を選んだ。

ベビールックポータル」のメンバーから距離を取られる前は、
ベビールックポータル」のメンバーも合丼来来に協力的で、合丼来来は販売する小説挿絵
ベビールックポータル」のメンバーに紹介してもらう等していた。

だが、合丼来来は「ベビールックポータル」のメンバーに紹介してもらった挿絵担当に対して

等があったそうだ。

ベビールックポータル」のメンバーと疎遠になったことで、合丼来来は小説挿絵を描いてくれる人を
自分で探して挿絵を依頼しなければならなくなった。

合丼来来が自分小説挿絵を描いてくれる人を探さなければならなくなってから時折
「ゆざいちょ=合丼来来watchスレ」に合丼来来に絵を依頼されたという人が現れるようになった。

スレに現れた絵描き

  • 依頼の内容が怪しかったので検索したらスレを見付けた、依頼は断った

というパターン

  • 依頼を引き受けたけれど、元々の依頼に差分の追加や修正等が頻繁に求められ、
    結果的原稿料の割に合わない依頼になった

というパターンがあった。

こうした絵描きの反応に気付いていないのか、
合丼来来が販売している作品は、最初挿絵が基本絵8枚、差分込み24枚ぐらいの「小説挿絵」だったもの
最盛期には基本絵8枚、差分130枚の「絵に文章が付いた作品」(CG集)に変化していった。

合丼来来の作品基本絵8枚、差分130枚の「絵に文章が付いた作品」になった頃に
依頼メールの内容を公開した人が居たそうだが、そのメールの内容は

枚数は基本8枚(カラー1枚+グレースケール7枚 か カラー8枚)
差分パターンを色々(ポーズは変更なし、背景・服装・表情違い、アイテムの有無など、レイヤーの切り替えで収まる程度、ひととおり全パターンを作って各シーン毎に合わせて量産する感じ)

期間はおおよそ2ヶ月で済む程度、予算は7万円の予定です。

というもので、結果的差分は100枚近く描くことになったそうだが、差分込みで7万円前後の支払いしかなかったそうだ。

そうした中で事件は起きた。

「合丼来来伝」まとめ

【完結済】 「合丼来来伝」

Permalink |記事への反応(1) | 10:40

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文庫本まで何マイル

文庫まで待つ派だけど

デジタルで買う派になってる人もあるでしょう)

連載してる雑誌で買う

ハードカバーがでたら買う

なんなら文庫も買う

が至高ですけど

図書館文庫なら買える派の味方。

連載は雑誌で買ってて

ハードカバー出たら 予約して図書館で借りる

文庫までこれで待てるかもしれないし、

待てないかもしれない


あるいは

文庫あとがき

内容が変わったり加筆があったり

逆に減ったり

装丁挿絵担当が変わってしまったり

ハードカバーの帯が面白かったりすると

やはりハードカバーを買うしかない

なんなら作者様のサイン会などあれば

間違いなくハードカバーで買うでしょう


という感じです。

Permalink |記事への反応(0) | 09:42

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2025-07-29

オオカミ少年オオカミに食べられていない

嘘をついた少年オオカミに食べられてしまったという話が知られているが、本当にオオカミが来たことは少年けが知っているのだから少年が食べられてしまったという結末に持っていくのは不自然本来は、村の羊がオオカミに食べられたという話になってる。

内容羊飼い少年が、退屈しのぎに「狼が来た」と嘘をついて騒ぎを起こす。騙された大人たちは武器を持って出てくるが、徒労に終わる少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%AD%90%E4%BE%9B

少年が食べられてしまったという結末は文部省デマ

明治時代イソップの話とは別に、嘘をついた少年が狼に食われるという訓話が、文部省小学読本存在している。『小学読本二之巻』(田中義廉 明治7年8月改正 文部省初版明治6年)では、狼が少年を襲う挿絵とともに「狼のために、噛み殺されたり」となっている。

警告を受けて何事もなかったからといって、警告してきた人を嘘つき呼ばわりしていると、いつか本当に問題があったとき対処できない。

Permalink |記事への反応(0) | 17:13

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2025-07-28

合丼来来(あいどんらいき)伝・6

※今回の「合丼来来(あいどんらいき)伝・6」で話すことは、「合丼来来(あいどんらいき)伝・5」の裏側で起きていた出来事です。

ゆざいちょの新天地「BabyLookPortal -おむつ情報サイトベビールックポータル

アフィリエイトブロガーのゆざいちょ」が「条令改正反対運動に参加するゆざいちょ」となり、更に「Twitterスパマーゆざいちょ」へと進化していたのと同時期の話。
2008年から、「BabyLook Portal - おむつ情報サイトベビールックポータル」というニッチ性癖(オムツ・おもらし性癖)の人達の集まるサイトチャットに、
元々そのチャットにいたメンバーからの紹介される形で「合丼来来(あいどんらいき)」という名前人物が出没するようになっていた。

最初チャットに現れた頃こそ丁寧な口調と低姿勢言葉遣いだった彼は、チャットに現れる様になってから1年と少しが過ぎた2010年頃には、
チャットで周囲の人が引いている事にも気付かず「条令に賛成する奴は表現の自由の敵だ」のような政治的発言もするようになっていた。

この「合丼来来(あいどんらいき)」という人物の正体が「ゆざいちょであることに気付いている者は、2010年まで一人も居なかった。
活動を開始した時期がmixi騒動の直後であることから過去の素性を隠して活動するために、過去活動範囲と重ならない範囲で別名義を名乗り始めたのだろうと推察される。

なお、備考として述べておくが、mixi時代にゆざいちょとリアル付き合いのあったグループmixi騒動後、ゆざいちょと絶縁した(ゆざいちょを自分達のグループから追放した)と聞いている。

ベビールックポータルメンバーから聞いた話

ここからは、ある人物ベビールックポータルメンバーから受け取った時系列メモをそのまま書き写す。

2009年
2010年

これが、ベビールックポータルメンバー視点から見た、合丼来来の動き関連の流れだそうだ。

<注1>
ブログで書かれた作品紹介記事には、ブログの開設から年を経るほどに「紹介している作品を購入して読んでいれば間違えるはずのない間違い」が増えていき、
記事で紹介された商業作家の中に「訂正を求めたものの聞き入れてもらえなかった」と後に証言した作家もいる。
また、「紹介している作品を購入して読んでいれば間違えるはずのない間違い」が増えていくことから
次第にベビールックポータルメンバー内でも、本人がいないところで
「合丼来来は作品紹介記事を書くのに、サンプル部分や無料部分とサムネイルだけに目を通して記事を書いている」
という評価が出るようになる。

<注2>
編集長は、合丼来来には「書くペースは速いよね」と、「自分で書いた作品自分で読み直して推敲する癖を付けて欲しい」をオブラートに何重にも包んで言っていた。
しかし、合丼来来は、それが何重ものオブラートに包まれ言葉だと気付かず「編集長から、書くのが早いと誉められた」と、
その裏にある意味を全く考えず称賛の言葉として受け取っていた。
掲載された小説を読み返していれば、本人が出した原稿掲載されている内容が違う事に直ぐに気付けるぐらいに修正がされていたので、
読んだ上で「自分小説クオリティ商業レベルに達してないと気付いて落ち込む」か「勝手修正されていることにキレる」かのどちらかの反応が
生じることを周囲(ベビールックポータルメンバー)は期待し、どちらかの反応が生じた場合編集長が半分近く修正している」という事実を明かして、
本人に自覚向上心を植え付けたいという意図での「自分で書いたものを後から読み返した方が良いよ」
だった。

「ゆざいちょ=合丼来来」が判明

こうした流れがある中で、「合丼来来(あいどんらいき)伝・5」で書いた通り「ゆざいちょ=合丼来来」という事実が判明し、
合丼来来は「ベビールックポータル」のメンバーから干される(距離を置かれる)ようになる。

「合丼来来伝」まとめ

【完結済】 「合丼来来伝」

Permalink |記事への反応(2) | 12:28

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2025-07-23

犯罪役者が登場したドラマ絶版の次は、犯罪絵師が描いた小説絶版

※まだ決定はしていないんだけど

 

これを支持してる奴らの理論で言えば

「何か作ってる人が犯罪犯したら、その生産物を破棄するのが妥当」となると思うんだけどどう思うんだ?

いやマジで

以下の事例についてどう思うんだ?

 

1.役者が薬物で捕まった、その映画をお蔵入りにした

2.絵師淫行で捕まった、その人が挿絵を描いていた小説絶版にした

3.絵師が捕まった、その人が担当していたソシャゲガチャ絵を差し替え

4.ゲームクリエイターが捕まった、その人がデザインしたキャラクターを使えないようにした

5.Webライターが捕まった、その人が書いた取材記事を見れないようにした

6.モデルが捕まった、その人の広告を全てとりやめた

7.服飾デザイナーが捕まった、その人が作った服を生産停止にした

8.建築家が捕まった、その人が作った建物を封鎖した

9.車の設計者が捕まった、その人が作った設計不採用とした

10アニメーターが捕まった、その人が描いた原画差し替え

11農家が捕まった、その人が生産した米を全て破棄した

12プログラマーが捕まった、その人が書いたコードを全て破棄した

13.学者が捕まった、その人が書いた論文を破棄した

 

こんな社会にするならするでいいけど、そうなってないよね

現状やってるのって「クレームくるから」以上のものはないんだよね、それが年々酷くなっていってるだけ

Permalink |記事への反応(1) | 19:29

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2025-07-18

小説漫画に娯楽や芸術として勝ってる部分って「絵が描けない人でも単体での創作が出来る」と「1人の人間単位時間で出力できる量が多い」しかなくない?

文章読解能力を鍛えるためのトレーニングの一貫」

大人が外で読んでもなんとなく大丈夫そう」

子供学校に持っていっても教師に怒られなそう」

読破時間/値段 が安く済みそう」

みたいな部分なら勝負にはなると思うんだよな。

俺は極端な例を出して論破するようなバカじゃないからこの辺はちゃんと認めるんだ。

NG例:「かのこんはだしのゲンだったらゲンの方がまだ印象がいい。つまり小説のほうが印象がいいということはない。はい論破」「アプリで読めば漫画無料漫画の方が高いわけではない!!!」)

でもこれらって娯楽や芸術としての純粋価値においてはどうでもいい部分じゃん。

本質に興味のない人間が外側の価値観で勝手に値踏みしてるっていうか。

たとえば棋士の良し悪しをルックスで決めつけて「でも藤井聡太ってイケメンには程遠いよね」とかケチつける奴がいたら、なんでそこでその価値観を持ち込むねんってなるわけでな。

創作される絶対量が増える」っていうのは質への転化に繋がるから無視できる要素ではないと認めはするが、本当にそれ以外の部分ではまず負けているなと。

よく言われる「地の文における心理描写」っていうのも、それは画風やコマ割りによって心理表現できないショボイ漫画との比較しかなく、ちゃんとした漫画は様々な表現技法センスを駆使して「文字で書かれるよりもハッキリとキャラクター気持ちが目を経由して脳に飛び込んでくる」ようなものを仕上げてくるだろ?

やっぱ表現という意味では漫画の方が小説よりも格が上だと思うんだよな。

芥川賞直木賞選考者が「この中から下手に選んだら俺達いよいよオワコンだぜ」って考えに至ったのは現実がしっかり見えていたと思うよ。

本当に今、小説というものは追いやられている。

漫画映画原作としての価値しかなくなりつつさえある。

本当に才能のある人は小説なんか経由せずにいきなり漫画原作映画脚本に行く時代になってるというのもある。

いまや小説家になるのは本当に「漫画を描こうと努力したり、自分原作漫画にして貰おうと人に頭を下げられない程度の創作しか持っていない人間」ばかりなのだ

そもそも構造として漫画が文+絵である時点で、小説上位互換と言ってもいいのだろうな。

昨今のコナン挿絵の頻度が多いだけの小説の如く言われているが、これこそがまさに「漫画小説内包することが出来るが、小説が同じことをすればそれはただの漫画になる」という集合関係証左なのだ

Permalink |記事への反応(0) | 20:46

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2025-07-10

anond:20250709114940

ウィキペディアには

主人公アリス容姿についても、キャロルテニエルの間で何度も議論を重ね、結果として黒髪のおかっぱ頭であったアリスリデルには似せず、額を出した金髪の姿にすることに決められたらしい[56]。この金髪アリスについては、キャロル提案メアリーヒルトン・パドコックという少女写真モデルに使われたとしばしば言われてきたが、キャロルがこの写真を購入した時点ですでにテニエル12点の挿絵を仕上げていることなからして、あまり信憑性のある説ではないと考えられる[57]。

とあるね。

Permalink |記事への反応(0) | 18:27

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2025-07-09

anond:20250709120733

不思議の国のアリス原作挿絵には色ついてないか金髪碧眼とは限らないんよ。

ここへのツッコミなんだけど

Permalink |記事への反応(0) | 12:08

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anond:20250709114940

原作挿絵を描いたテニエル本人が彩色したバージョンと金髪なの知らないの?

Permalink |記事への反応(1) | 12:05

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アリス」全員金髪碧眼

アリスって名前のついたキャラが、ことごとく全員金髪碧眼のステレオタイプで白目剥いてる🙄

あのね。

不思議の国のアリス原作挿絵には色ついてないか金髪碧眼とは限らないんよ。

普通に人名なので、どんな髪の色だってあり得るんだけどな・・・・。

Permalink |記事への反応(30) | 11:49

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2025-07-07

[読んだ]石岡丈昇のエスノグラフィ入門を読んで

子の付き添い入院経験してそれを何かの形にしたいと思っているのだけれど、その「形」とエスノグラフィは8割くらい被ってる気がする。「当事者研究」とも近い。

この本は、私が付き添い入院と付き添い入院の間、数ヶ月の在宅治療中に、「なんかメンタルが整うような本ないかな」と思って立ち寄ったスーパーの中にある本屋で、めぼしいものが見つからず、「じゃあ新しい学びでも得るか」と立ち寄った新書コーナーで見つけた本だ。「エスノグラフィってなんだっけ?」と思って手に取ったが、初めて知った言葉だった。

買って一日で読み切ってしまった。

この本では「エスノグラフィとは何か?」という問いに対し、冒頭に結論となる文章が書かれている。初見では分かりにくい文章だが、その中で登場するキーワードを、各章で細かく説明する形で理解を深めていくようになっている。

私の感想もその文章の各キーワードについて、「付き添い入院中に私がやってたのってエスノグラフィなのかな〜違うかな〜」など、思ったことを書いていく。

その文章説明をするところの前に「はじめに」と第一章の「エスノグラフィを体感する」があるので、そこの感想

はじめに

エスノグラフィは社会学の一部らしい。私は社会学部卒だったのでこの本を手に取ったのも必然だったか、という気持ち。あとこの「はじめに」の中に「在宅酸素療法」という言葉が出てくるのにも驚き。子がまさに酸素療法中だったので、「空気って大事なんだな」って話に非常に縁を感じた。

第一章 エスノグラフィを体感する

賭けトランプと棺の話面白い。ざっくりこの辺まで立ち読みして買うのを決めた。

エスノグラフィは何も隠されてはいない、ありふれた日々の「生活を書く」ことを基本にします』。付き添い入院が行われている小児病棟は、隠されているわけではないけど、限られた条件の人しか参加できない。ただ、そこでは少し変わってはいものの確実に生活が営まれている。

フィールドで見た場面と研究主題接続:これが私の書きたいこととエスノグラフィの違い。私特に主題っぽいものを持ってない。「貧困」とか「差別」みたいな。多分。問題意識はあるんだけどそれをいま書いて訴えたいかと言われると、ちょっとピントがズレる。

フィールド自分普段生活二重写しにみる:これはそう。付き添い入院を知らなかった私には戻れない。

フィールド調査十戒:これは基本的に「部外者」としての考え方だ。「当事者」として病棟にいた私が、より理性的振る舞うために何が必要だったか考えさせられた。寛大であることと関わる人を中傷しないことは難しかった。私は「奪われた」寄りの人間だったから、無駄に奪われないために戦う必要があったし、中傷もした。「そういう考え方もあるね」と俯瞰することもないではなかったけど。フィールド文化歴史を知るために調べて歩き回ることは意識した。付き添い入院がどういった背景で行われているのか調べ、実際に入院する前に病棟見学もさせてもらった。情報があまりにも少ないことが不安を生んでたからだ。偉そうにしないこととただの見学にならないように記録することも「部外者」の発想だと思う。

書くことについては、私は完璧に考えがまとまってから書くのでも、書きながら考えが立ち上がってくるのでもなく、考えた端から書きつけていかないと気が済まないタチ。不安や怒りといった感情とこれからすべきことは何かといった思考が絡まった状態脳内にあるので、言語化して要らない感情は捨てて、必要思考を拾い上げていく。整理してまとめ上げるというよりは断捨離

章間にあるコラム全部面白いストリートコーナーソサエティの付則が面白いって書いてあるのと似てるかもしれない。

さて本題の結論となる文章こちら。

エスノグラフィは、経験科学の中でもフィールド科学に収まるものであり、なかでも①不可量のものに注目し記述するアプローチである。不可量のもの記述とは、具体的には生活を書くことによって進められる。そして生活を書くために調査者は、フィールドで流れている時間参与すること必要になる。こうしておこなわれたフィールド調査は、関連文献を④対比的に読むこと着眼点が定まっていく。そうして出来上がった⑤事例の記述を通して特定主題(「貧困」「身体」など)についての洗練された説明へと結実させる。
①不可量のもの (第二章 フィールドに学ぶ

妊娠中に子が先天性心疾患を持っていることがわかった。付き添い入院必要があることが分かったのは生まれて1か月が経ったころ。2か月で手術をし、付き添い入院が始まり、4か月で退院した。現在子は7か月で、この先もう一度、手術と付き添い入院の予定がある。そしてその母親である私は、大変な記録魔である。それも、数字の記録はあまり続かず、起きたことを起きた時に感情と共に記録することを、携帯が普及し始めた学生時代からずっと続けてきた。そのため、子の病気に関することや私の生活についての数千件にも及ぶメモが分単位で記録されている。これは、不可量のものが記録されたフィールドノートになるのか?

客観化の客観化:エスノグラファーが研究対象に参加しようと努力するのに似て、私は自身自身の置かれている環境を観察できるよう、自分の心から離れた位置から事象を捉えようと心がけてたように思う。発生時点では一人称的な見方になるし、ショックも受けるが、落ち着いたら、相手立場に立ったり、制度面での欠陥がどこにあるのかを考えたりもした。冷静になりたかったし、付き添い入院経験したこと有益にしたかった。

この章に出てくる市について『2024年能登半島地震被害に遭った地域にある』との記述を見て驚く。待ってこの本いつ出たの?2024年9月!?出版されて一年経ってない本を私はいま手に取って「やべ〜めっちゃ今私が知りたかった視点だ〜」とか思ってるの!?「いまーここ」すぎる。

生活を書く (第三章 生活を書く)

私が付き添い入院中記録していたことは100%これだ。事件もあったが、日常をひたすら記録していた。というか、育児日記を書いているママ大勢いるから、生活を書いている人はたくさんいるんだろう。参与ではなく当事者研究に近い行い。

アフリカの毒については、退院後の外来で、他のママが「あの環境って独特ですよね。なんか連帯感というか」となんだか楽しげに言っていたのが印象深い。子の命が懸かっているので、アフリカのように無限に往復したい場所ではないのだが、そこを無視すれば、一種の寮のような共同生活は他にはない体験ができる場所だ。具体的にどこがとは言いづらいが、非常に「日本的」だとも感じた。

フィールドを『問題地域としてのみみなすような態度を取らない』ことは、付き添いが始まる前はどうしてもできなかったことで、始まってみて「どこにいようが日常は続くな」と思うようになったことを思い出した。ちょっと石岡先生の言いたいこととズレてる気もする。

ここで『かわいそうでもたくましいでもない』という記述がある。かわいそう、たくましい。この二つは患者家族がめちゃくちゃ言われる言葉トップ2だ。そうね。かわいそうだし、たくましくもある。そのあっさい感想で、あっさい関係性の人たちについてはもういい。だがもうちょっと地に着いた、実際どうなの?というところを知りたい人に対して、私はものを書きたい。この記述太字で書いてあって、後半にも出てくるから先生の中で通底してる考えなんだろうと思うととても嬉しい。

部落の話を通じて「いまーここ」を見つめようという話は、目を逸らしたい気持ちだった。自身の中にもいろんな偏見があって、正すべきだとわかっているけれど、今ちょっとそんな余裕がない。ごめん。の気持ち

エスノグラフィで記述されるのはすでにあるものって話も、私を勇気づけるものだった。こんな当たり前のこと書いてなんになるんだろうと思うような話ばかりだが、丁寧に調べて書けば、論文にすらなるんだと思うと心が晴れた。

買ってから気づいたのだけど、この本には挿絵が入っている。印象的な場面やキーワードをページ一枚のイラストという形でも表している。図表は一個もない。大学教授自身研究と参考文献を大量に提示した、論文に近い新書でこの形式はとても珍しいと思うが、文章だけでなく絵で切り取ってみるのも、エスノグラフィが一つの事例を深掘りし、「何が」を調べるものではなく、「いかに」を調べる学問であるという説明を強化しているなあと思った。

時間参与する(第四章 時間参与する)

その場に見学者としているだけではなく役割を持って参加することを持って「時間参与する」と表現しているようだ。私は当事者なので参与も何も、強制参加させられて日常に帰ってきたのちに、「あの経験エスノグラフィにできないか?」と、入り口ではなく出口としてエスノグラフィを使おうとしている立場である

参与観察はもう少ししたかった。他の家族がどうやって子を看病しているか、一日のスケジュールがどうなっているか経済状況、家族構成、抱えている困難。知り合いになった結果面倒ごとを押し付けられそうで、退院が確定するまで(いざとなったら逃げられる状況になるまで)他者を詮索するリスクを取れなかった。逆に言えば退院が決まってからめっちゃ人と話した。

④対比的に読む(第五章 対比的に読む)

この本を読む以前に私がやってきたことがエスノグラフィ(というか研究)じゃないのはここだなあと。大学時代にやったことだが、研究には先行論文を読むステップが欠かせない。ただ単に「これってこうだと思うんですよ!」だけじゃダメで、「この論文ではこう言ってて、この研究ではこういう結果で、でも自分はここの部分はこう思ってて。で実際調査してみた結果がこれ。ね?あってるでしょ?」みたいな。

そして今日この本を読み終わって思ったのが、「この本を読んだことで、私のエスノグラフィ始まったんじゃない?」ということ。まあ当事者なので完全にエスノグラフィにはならないし、仮説を立てるとか主題を持つとかする気はないのだけど、この部分はエスノグラフィっぽい、ここは違うな、と「対比的に読んだ」ことで、ただの雑記が、研究分析みたいな深みを得そうな気配がした。

それ以外にも「対比的に読む」ことはしていて、いま書こうとしているのと同じ媒体の、似たタイプの作者の書いたものを大量に読んで勉強している。書きながらやっているので、自分がぶち当たっている壁をどう解決しているのか教えてくれる最良の教科書として機能しているし、自分が書くもののどこがユニークなのかを都度確認もしている。

あとここで先生は『容赦なく書き込む』ことを推奨しているので、ここで初めてマーカーを手に取った。私は本を汚している感じがして書き込みをしない。けど、書いた人がそうしてというなら遠慮なくそうする。「はじめに」に書いていてほしかったな。なんでこんなど真ん中で…。先生の言うように初読の読むペースの時間経験の中で重要と思われる部分にマークしていくべきだった。珍しく凄まじいスピードで読んだから、この文章を書きながら再読している時の咀嚼感と全然違う。

対比的に読むことがデータをつくることに関連している:一回目の付き添い入院初体験だったので新鮮な驚きや緊張感で乗り越えられた気がするが、待ち受けている二回目に向けてのモチベがなくて困っていた。どういった姿勢で臨むべきか決めかねていて。そんな悩みに光を差す記述として、『フィールドで得た漠然とした問題意識を明確にするために文献を読み、着眼点を得て、その着眼点気づきを持ってフィールドに戻って、「データをつくる」ためにインタビューフィールドノートの記述をするのだ』(要約)と書いてありました。なるほどな〜と。二回目もやはり逃げられる状況になるまで他者インタビューリスキーではあるけれど、とりあえず一回目の振り返りをして、二回目はどんな記録をしていきたいか見定め、関連資料を探すことをしようと思う。

⑤事例の記述を通して(第六章 事例を通して説明する)

私は日常を書きたいだけで主題がないので、この章は自分のやってることとはちょっと違うかなということが多かったのだけど、主題があるとすればできることはあるなあと思った。前章の対比的に読むことや、社会学文脈で書くこともそうだし、比較するのではなく、対比することもそう。

子の闘病において、病棟で暮らすことと、家で暮らすことのほかに、「外来」という場所がある。退院後も月に一回程度はその病院外来に足を運んで検査をするし、外来を重ねてまた入院することもある。病棟にいるとよく聞く会話に「外来来るよね?」というものがある。最初耳にした時はそんなこと確認してなんになるのかと思ったが、別の日、外来に来た母親病棟にも顔を出すというので、病棟の外に大量の母親たちに、なんと医師看護師病棟保育士まで集合しているのを見た。主題を「人間関係」とかに置いた場合、「病棟」と「家」だけで見たら抜け落ちてしまものがこの「外来」という場所にありそう、対比して調査する場所として必須なのではと感じた。外来もまた病棟とは違った、独特な空気感を感じる場所である

時間的予見を奪う:これは私に取って大きな学びだった。本書ではフィリピンの立ち退きに遭ったスラム住人の例が挙げられていたが、付き添い入院もこの困難を抱えていることを自覚たからだ。付き添い入院は始まる時も終わる時も未定で、予告されるのが数日前だったりする。病気を抱えているから当然だと思うだろうか?では、その入院する病棟が、盆正月GWといった長期休暇にはガラガラになることを知っても同じ感想を持つだろうか?病気の子人質医療者の都合が押し付けられているのだ。あーあ書いちゃった。まだ治療が続くので今は敵に回したくないんだけど、気づいたら書かずにはいられない性分で。先の見通しが立たないことは病児看護において日常になる。生まれから治療が終わるまで、年単位スケジュールが未定になる。純粋病気のせいの部分もあるが、先に書いたように医療者の都合による部分が確実にあるにも関わらず、それは私たちには容易には分からない上、付き添い入院は「家族がどうしてもやりたいっていうからやらせてあげている」ていになっているので、余計にストレスが溜まる。この気づきを得たのは大きかったな。

病棟が長期休暇になると患者が減ることは他の家族のインスタで知った。付き添い入院において背景や論理を知ることは難しい。先にも書いたように詮索することで子の手術や看護といった医療サービスが適切なタイミングや質で受けられなくなるかもしれない不安が付きまとうからだ。医療者の側から観察できればいいのだけど。もしくは保育士や清掃員とかで入るのもいい。

ある人々にとっての現実の把握:この、たった一つの真相を知るでもなく、多元的見方をするのでもなく、バイアスがかかっていることを自覚しながら観察するのは、当事者としてもいい見方だなと思った。私は当然患者家族であるので、その立場からものを見て言いますよと、自省的なのか開き直りなのか分からない姿勢にも自信が持てるというもの

ミクロ視点からマクロを見る:付き添い入院マクロにまで射程が届く研究対象なのは明らかだろう。付き添い家族ターゲットにしたNPOあるくらいだし。一方でその実態は泣く子と眠れない夜を明かし洗濯をし食器を洗いシャワーを浴びて食事をする、とても地味でありふれたミクロな場面の連続だ。

ルポルタージュとの違い:エスノグラフィは時間の縛りがない事がルポとの違いらしい。なるほど。昨日『ダーウィンが来た』で、動物写真家シロイワヤギを40年追っかけてるっての見たけど、そっちと近いんだろうか。文学とも重なる感じ。先生も書いてるけどエスノグラフィは「読み物として面白いものが多そう。まだ私一冊も読んでないけど、本書で引用されたものだけでも十分面白かった。けど、「研究」でもあるので、主題と紐付けて研究結果が出てくるところが、エッセイルポとの違いだろうか。エッセイでも面白いものはそうした「発見」みたいなのはちょいちょい見る気がするけど。社会学文脈にびたびたに浸って先人たちのあれやこれやを紐づけまくってその上に自分の見た事象から発見記載できればエスノグラフィなのかな。知らんけど。ここは明確な区切りがわからなかった。

長文の研究計画書を書くって書いてあったけど、そこに何書くんだろう?私は主題はなくてフィールド強制的に決められて問題意識(不平不満)と記録は大量にあるわけだけど、大学生とかは、①エスノグラフィというものがあるのを知り、②「子供貧困について研究したい!」とかって主題を決め、③エスノグラフィで調査しようと決めて、④主題関係が深そうなフィールドを探して(こども食堂とか?)、⑤主題に繋がりそうな場面に遭遇しないかな〜と思いながら参与観察するみたいな感じだろうか。やりてえ〜大学生に戻って。

研究お金の話は文系理系も似たような感じだな〜と思った。応用研究は金出るけど基礎研究にはなかなか出ないし長期での研究も難しいみたいなの話。

おわりに

私が今付き添い入院フィールドエスノグラフィができない理由はここまで書いた通りで、問題意識を表出すると角が立つからだなあ。当事者は奪われる側なので。できない分ここで社会学視点からみれそうな表現問題意識については書いたつもりなので、誰かやってください。ほんとはやりたいよ。今すぐ石油王になって付き添い入院病棟を全て個人産院並の、シャワートイレ冷凍冷蔵庫付きで親と子それぞれのベッドがある広めの個室にして、食事もついて、付き添い保育士外注できるようにして、その病棟看護師患者家族全員が参加Permalink |記事への反応(2) | 17:51

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2025-07-03

元増田の間違いを指摘する

①について

そもそも何がわいせつかも明確化はされていない(中略)

まず①は判例

性欲を刺激・興奮させる

普通人羞恥心を害する

善良な性的道徳観念に反する

となっている

これ自体は間違っていない。ただし、同時にチャタレー事件判決で「法律保護するのはあくまで”最小限度の道徳”」であるとしており、以後これが踏襲されている。

そしてもう一つ重要なのは刑法175条に違反するわいせつ物というのは、『未成年に見せてはいけないもの』ではない。『たとえ大人相手であっても見せてはいけないものである

具体例

Q1:エロ同人は?

A1:性器無修正で描いたらわいせつ図画になりますが、コミケット準備会警察とほぼ同様の基準に従って修正させています無修正修正が甘いと見本誌を提出したとき販売停止になるはずです。

Q2:普通アダルトビデオは?

A2:性器修正しておく必要があります

Q3:裏ビデオは?

A3:作成販売したら刑法175条違反です。だからこそ裏なんです。

Q4:無修正性器違法でない国からの、インターネットを介した配信は?

A4:サーバー所在国の法律で取り締まるのが原則だとは思いますが、正直なところ何ともいえません。

Q5:ろくでなし子さんは?

A5:『でこまん』はセーフで3Dプリンターデータはアウトなんでしたっけ?増田はでこまんを見たことが無いのではっきりとしたことは言えないのですが、流石にでこまんは最低限の性道徳には触れないという判断だったんでしょうねえ。

Q6:ダビデ像など、古典芸術は?

A6:流石にアレは性欲を刺激しないという扱いなんでしょう。

からこそ山田太郎氏は

わいせつ」なもの刑法175条で違法となっており、本当の「わいせつ広告」であれば、現行法対応可能なはずです

言及しているのであり、同時に最近問題になったエロ広告は主に『エロ漫画=18歳以上の大人に対して売ることは問題のない物を宣伝する広告』であり、元のエロ漫画が刑法175条の定めるわいせつ物ではないのに広告わいせつ物になることは100%無いと言って良い。

②について

そして②は社会通念の概念に通ずる

単純な多数決ではないものの、アンケートなどの調査結果やパブコメがまったく影響しないとも言えない

性的だと感じる受け手が増えるほど、社会通念上も「性的である」と判断される方向へ動く

結局のところ、街中で公開される二次絵に

①興奮する人が増える

一般人が「恥ずかしい」「気まずい」「見たくなかった」と感じる

③ 「子どもも見るような場所に貼るのはおかしい」という声が増える

わいせつになるってことなので、お気持ち批判していた行為のもの猥褻物判定に繋がっていくってことなんですよね

まず、狭義のわいせつは①について書いた通りであり、これに該当するのであれば”街中で公開される二次絵”(ここで元増田が想定しているのは宇崎ちゃんとかロジャ美とかラブライブとかそういうのだろう)が価値観の変化によって『子どもも見るような場所に貼るのはおかしい』ではなく『大人相手に見せても違法』なものとなることになるが、AVなどを差し置いて該当することはありえないしあってはならない。

というわけで山田太郎議員のいう『おそらくはそうでないものを指している』わけであるが。

AVエロマンガエロ画像エロ絵は基本的に『18禁大人が見るのは合法である子どもに見せてはならないものである小説はセーフかというと二次ドリームノベルスなどは18禁だがあれはどうも挿絵が引っかかっているようであるフランス書院文庫マドンナメイト文庫は実はR-18ではない。

なぜAVエロマンガエロ画像エロ絵を未成年に見せてはいけないのか、というのは条例上の理由は『(主に東京都の)青少年健全育成条例』で、「(要約)18禁のもの指定しない。18禁ではないもの東京都の審議委員会有害と認めたものは『指定図書類』として18歳未満への販売禁止される」としているかである。(これはエロ関係だけでなく、エアガンバタフライナイフ等も指定されている)。

一方で、どちらかというと①に関してだが高裁の判決で『マンガのわいせつ性は実写に比べて劣る』として量刑が減らされており(執行猶予つき懲役→罰金)最高裁でもこれが支持されているためこれが判例となっている。

ではどこまでが有害エロでどこまでがそうではないかという線引きは(ラディカル・フェミニスト性嫌悪以外にとっては)大変困難である増田エロマンガ一般小学生に見せてはならないことには同意するが、『パラレルパラダイス』は…いや流石にダメな気はするか、『ふたりエッチ』はどうかという線引きは難しい。ただ、有害度で言うならAV > 『パラレルパラダイス』>>『宇崎ちゃん』『たわわ』であることは間違いない。断言する。

それも踏まえて、宇崎ちゃんやロジャ美やラブライブやたわわの議論になった広告子どもにとって有害であるとして法的にゾーニングするべきであるとは増田同意しないし、おそらくは裁判所同意しない。

ついでに言うんだけどさ。『性的』の範囲が難しいんだよね。『宇崎ちゃんやたわわは性的である』は増田同意する。ただし『同様に、FRIDAYFLASHヤング〇〇の水着グラビア性的である』。

そして、これはおそらくだけど。『FRIDAYFLASHヤング〇〇系雑誌水着グラビア性的だとは思うにせよ、直接的にズリネタにしている人はそれほど多くない』。AVをズリネタにしている人の1/100未満である推定する。

同様に、『宇崎ちゃんやたわわは性的であるとは思うにせよ、直接的にズリネタにしている人はそれほど多くない』。エロ同人ならともかく、原作単行本をズリネタにしている人はエロ漫画をズリネタにしている人の1/100未満であるというのはそれほど無理のある想定ではない。

それを踏まえた上で、それでも子どもが見るのは不適切であるか。それは難しい。

https://anond.hatelabo.jp/20250702182408

Permalink |記事への反応(6) | 04:56

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2025-06-23

趣味動画作るだけならAI小説書こうがAI挿絵描こうがなんでもいいよな、別にプロになるわけでもないし、誰の弟子になるわけでもないし。

 

小説家の登竜門!!みたいなのに応募するなら問題ありそうだけど。ネット小説書くだけとか

 

ついでに挿絵欲しいかAI出力するとか。

これ趣味ならなんも問題ないよな

 

何に気を使ってるんだ

AI化を憂うプロなんか自分趣味に1ミリ関係ない、生活にも関係ない

Permalink |記事への反応(1) | 08:28

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