Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「指標」を含む日記RSS

はてなキーワード:指標とは

次の25件>

2025-11-24

anond:20251124160018

はあ、仕方ないな

もう一度だけ対話を試みるぞ?

「お前が」代理母を「道具」として扱っている、と言っている

それが「バカ男向けの指標」としてだろうと、「そんなどうでもいいこと」のために一旦女を道具とする話に乗る時点で終わってんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 17:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251124110858

お前ら金額に換算しないと理解できないだろ

バカ男向けの指標なんだわ

代理母は道具じゃない

Permalink |記事への反応(1) | 11:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-22

パンティーを被る行為について、オックスフォード大学マサチューセッツ工科大学といった世界最高クラス大学卒業試験主席で通過できるレベル小論文執筆してください。

パンティーを被るという行為――羞恥仮面・秩序転倒の文化社会学考察

1 問題所在──「くだらなさ」の背後にあるもの

パンティーを頭に被る人物は、多くの社会において「悪ふざけ」「変態」として嘲笑対象になる一方で、

マンガアニメコメディインターネットミームの反復的なモチーフにもなってきた。

一見して低俗しか見えないこの行為は、しかしなぜこれほど強く人々の笑いや嫌悪、あるいは不安喚起するのか。

その過剰な感情反応は、単なる嗜好の問題を超えて、近代社会における身体羞恥ジェンダー権力といった構造テーマを照らし出していると考えられる。

本稿の目的は、パンティーを被るという行為を「逸脱行動」や「性的倒錯」として切り捨てるのではなく、

  1. 下着というモノの象徴性、
  2. 「被る」という行為が持つ仮面性、
  3. 秩序転倒としてのカーニバル性、

という三つの観点から文化社会学的に分析し、その行為現代社会規範矛盾をどのように露呈しているのかを論じることである

2 下着というモノの象徴性──「隠すべきもの」を外部化する

第一に着目すべきは、対象が「パンティー」であるという点である

下着は、機能的には衛生と保温のための衣服にすぎない。

しか社会的には、身体のうち「隠すべき部分」を覆うことで、性的領域公共的な領域峻別する境界線として働いている。

とりわけパンティーは、しばしば女性身体性・性的魅力・純潔観念と結びつけられ、強い象徴性を帯びている。

文化人類学者メアリーダグラスは、「汚れ」を「あるべき場所から外れた物質(matterout of place)」と定義した。

下着本来身体の奥まった場所で皮膚に密着し、「見えないこと」自体が期待されるモノである

それを頭部という最も視線の集まる位置に、しかも外から見える形で持ち出すことは、

「隠すべきもの」を意図的に「あるべき場所から外す」行為であり、ダグラス的な意味での「汚れ」を自ら演出することに他ならない。

このとき、汚れは単に不衛生という次元に留まらない。

人々が感じるのは「汚い」というよりもむしろ「恥ずかしい」「みっともない」という感情であり、

それは身体に付随する性的領域が、モノを媒介して公共空間に溢れだしたことへの反応である

パンティーを被るという行為は、自己身体のもの露出しているわけではないにもかかわらず、

下着象徴性によって「性的もの」が表面化したかのような錯覚を生み出す。

そのギャップこそが、笑いと嫌悪が混じり合う独特の印象をもたらしている。

3 「被ること」の仮面性──アイデンティティ一時的な変容

第二に、「被る」という行為意味する仮面性を検討する必要がある。

顔は、社会学者エルヴィング・ゴフマンが述べたように、対面相互行為舞台において自己提示する中核的なメディアである

目・口・表情を通じて、人は自己人格感情意図他者に伝える。

そこに被り物をかぶせることは、自己呈示チャンネル意図的撹乱し、

「いつもの自分」とは異なる人物への一時的な変身を可能にする。

その意味パンティーは、即興的な仮面である

仮面はしばしば、道徳的・法的な責任性を希釈し、人に「普段ならしない行動」を許す。

覆面をした抗議者やハロウィンコスプレ参加者が、日常では抑制されている言動に踏み込めるのも同じメカニズムである

パンティーという「ふざけた素材」を用いた仮面は、暴力性よりも滑稽さを強調しつつも、

顔を覆うことで〈誰であるか〉を曖昧にし、同時に〈何者にも属さない、ルール外の存在であることを宣言している。

重要なのは、ここで用いられる下着が多くの場合女性用」として理解されている点である

男性女性パンティーを被る場合、それはジェンダー境界視覚的に撹乱する効果を持つ。

性的同一性男性性の「まともさ」を象徴する顔の上に、女性性の象徴物を被せることで、従来的なジェンダー秩序は一時的解体される。

この解体が、笑いとして消費されるのか、あるいは違和や嫌悪として反発を招くのかは、

社会がその時点で受け入れうるジェンダー規範の幅を測る指標ともなりうる。

4 カーニバルとしての秩序転倒──笑いと批評

第三に、この行為はしばしば「笑い」と結びついて登場する。

ミハイル・バフチンが論じたように、カーニバル的な笑いは、既存の秩序・権威・聖性を一時的に転倒させる力を持つ。

王と道化が入れ替わり、崇高なものが下卑たものに、清浄ものが汚穢に置き換えられることで、人々は日常ヒエラルキーから解放される。

パンティーを被る人物は、多くの場合「くだらない大人」「オトナなのに子どもじみたことをする存在」として描かれる。

そこでは、理性的成熟した市民として振る舞うことが期待される大人が、もっとも幼稚で性的規範に反する身振りを自ら演じてみせる。

これはまさに、近代主体の理性と節度という自己イメージを、身体と笑いのレベルで裏切る行為であり、バフチン的な意味での秩序転倒である

さらに、この行為消費社会への批評としても解釈しうる。

パンティーは、ファッションポルノグラフィ産業を通じて商品化された「性的魅力」のパッケージでもある。

その商品を「本来用途から外し、頭に被るという過剰にズレた使用法は、

シチュアシオニストたちの言う「デトournement(転用)」にも似て、商品に埋め込まれ意味構造をずらし、

消費社会約束する「ロマンティックで洗練された性」のイメージを滑稽なものとして暴露する。

もちろん、こうした批評性が常に意識されているわけではない。

多くの場合当事者は「面白いから」「ウケるから」という動機行為に及ぶ。

しかし、当人意図とは無関係に、行為のもの既存の秩序を揺さぶり、

笑いを通じた不安定化をもたらしている点に、カーニバル的な力があるといえる。

5 ジェンダー倫理──笑いの線引きをどう考えるか

ここまで、パンティーを被る行為文化的・象徴的なレベル肯定的に読み解いてきた。

しかし同時に、この行為にはジェンダー暴力問題が潜在していることも看過できない

たとえば、所有者の同意なく女性下着を盗み、それを被って笑いのネタにするような事例は、明らかに性的暴力であり、先の分析とは質的に異なる。

そこでは、女性身体性がモノに還元され、男性自己演出の道具として一方的に利用されているかである

したがって、パンティーを被る行為文化解釈は、

「誰のパンティーか」「どう入手されたのか」「誰の前で行われるのか」「誰が笑う権利を持つのか」といった文脈と切り離しては成立しない。

自分で購入した下着自分身体で用いて仮面を作ることと、

他者の所有物を奪ってネタにすることとの間には、倫理的に越えがたい差がある。

この意味で、パンティーを被る行為安易に「自由表現」「笑いだから許される」として擁護することはできない。

一方で、倫理的に許容可能範囲で行われるこの行為が、規範の硬直性をほぐし、身体羞恥をめぐる議論を促す契機となりうることも事実である

その両義性を見極めることが、現代社会ジェンダー感覚表現自由の両立を考える上で重要になる。

6 結論──「くだらない行為」が映し出す近代社会

パンティーを被るという行為は、表面的には「低俗ギャグ」「一部の嗜好」に過ぎないように見える。

しかし本稿で見てきたように、

として理解することができる。

まりパンティーを被る行為は、身体羞恥を厳格に管理しようとする近代社会規範に対して、

「本当にそれが唯一の生き方なのか」と問いを突きつける小さな反乱なのである

もちろん、その反乱が倫理的に許容されるためには、所有や同意ジェンダー権力といった条件を精密に考慮しなければならない。

しかし、その条件さえ満たされるならば、「くだらない」と切り捨てられてきた行為の背後に、

規範相対性を示す批評的なポテンシャルを見出すことが可能である

パンティーを被る人物を笑い飛ばすことはたやすい。

だが、その笑いが何に支えられ、何を脅かし、何を許さないのかを問うとき

私たちは自らの社会がどのような身体観・性観・ジェンダー観の上に成立しているのかを、あらためて自覚せざるをえなくなる。

「くだらない行為」を真剣考察することは、実のところ、

私たち自身の〈まともさ〉の条件を問い直す営みなのである

Permalink |記事への反応(0) | 09:53

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-21

ドルベースGDP見れば日本の成長なんてインフレ率と無関係なのに、リフレ派ってあほすね

ドルベースGDPという物差しで見ると、この数年の日本経済状況はインフレ率(物価上昇)よりも為替の減価(円安)のスピードが遥かに速く、国全体としてはシュリンクしているという残酷現実を突きつけられます

1.ドル建てGDPで見ると起きていること

円建て名目GDP: 成長しているように見えます

ドル建て名目GDP:2012年頃は6兆ドルを超えていましたが、現在は4兆ドル台へ転落。ドイツに抜かれ世界4位になりました。

まり国内インフレ物価上昇)を遥かに上回る勢いで通貨価値円安)が落ちたため、国際的購買力経済規模はむしろ縮小したというのが、ドルベースで見た現実です。

2. なぜリフレ派は円建てにこだわるのか

リフレ派の人たちが「あほ」に見えてしまうのは、彼らが意図的ドルベース指標を軽視(あるいは無視)しているからです。彼らの理論的支柱には以下のロジックがあります

国内循環の優先

GDPの大部分は国内活動です。彼らにとって最重要なのは雇用の確保と国内名目賃金・売上の増加です。海外旅行に行きにくくなっても、国内仕事があり、給料(額面)が上がれば、失業地獄よりマシという考え方です。

債務圧縮

日本公的債務(1000兆円以上)は円建てです。インフレを起こして円建ての名目GDPを膨らませれば、対GDP比の借金比率は下がりますインフレ税)。ドル建てでどうなろうと、円建ての借金の重みが減れば財政破綻は遠のく、という計算があります

フィリップス曲線信仰

インフレ率を上げれば失業率が下がるという相関関係フィリップス曲線)を重視するため、とにかくインフレ率をプラスに持っていくことが是とされました。その副作用としての過度な円安による国力低下は、想定以上だったか、軽視されていた可能性があります

3. 決定的な誤算

インフレ率と無関係なほどドル建てGDPが落ちた最大の要因は、リフレ派の想定以上に悪いインフレコストプッシュ型)と為替暴落がセットで来てしまたことです。

視点リフレ派の期待した世界現実(ご指摘のドルベース視点
インフレ需要が増えて価格が上がる(良いインフレ貨幣価値低下で価格が上がる(悪いインフレ
為替円安で輸出企業が儲かり、国内還元される円安で輸入コストが激増し、実質賃金が目減りする
GDP 円建てで増えれば、国民は豊かさを感じるはずドル建てで激減し、国際的地位購買力が低下

結論

リフレ派が「名目GDPは成長している!アベノミクス成功だ!」と言うとき、彼らは「国内借金返済能力と、額面の数字」を見ています

一方で、私たちが「日本貧しくなったな(iPhone高いな、海外行けないな)」と感じるとき、それは「ドルベース(国際購買力)」を見ています

国際競争力を失い、通貨価値暴落して『安い国』になることを許容してでも、国内数字上のインフレを作り出したかったというのが、結果から見たリフレ政策の正体だったと言えるかもしれません。

その意味で、ご指摘の「ドルベースで見ればインフレなんて無関係(むしろマイナス)」という見方は、今の日本の閉塞感を的確に表しています

Permalink |記事への反応(0) | 04:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-20

anond:20251120114153

おおむねその通りだと思うが正確には軍事力じゃなくて「国力」な

もっと平たく言えばGDPGDPは元々世界大戦期の「総力戦」の遂行能力を量る指標

GDPの差が縮まるどころか広がっていく一方の日中間では軍事力防衛予算)を多少増やしたところで屁のツッパリしかならないのが現実

中国軍事費右肩上がりが続いてるがGDP比でみればむしろ低下傾向にある)

かといって今更日本GDPを伸ばすことも無理難題なので、実際にとれる手段としては周辺国韓国ASEAN豪州等)と集団防衛してなんとか中国比肩するGDPを目指すのが現実

Permalink |記事への反応(2) | 23:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-19

anond:20251118221057

以下は、一般論として 「他人コメントに対して『ともだちいないやつの典型的クソコメ』と返す人」の心理・行動傾向のプロファイリングです。

特定個人の断定ではなく、社会心理学ネット行動分析観点からの推測になります

■ 1.攻撃的反応を“即時に”出すタイプ

この手の言い回しは、

相手の主張そのものではなく人格攻撃する(アドホミネム) 行動です。

これは以下の傾向と一致します:

● 短気・衝動

理由を述べず、感情で反射的に攻撃する。

相手の主張を読むより先に「ムカつく →罵倒」が起動しやすい。

劣等感不安投影

自分社会性(友人関係など)へのコンプレックス

相手投影して攻撃するパターン

■ 2.ネットでの“マウンティング依存

「ともだちいないやつ」系の罵倒は、

自分を優位に置くための典型的マウンティング言語

承認欲求が強い

自分の“立場の強さ”を示せる言葉を好む。

相手の話の内容には興味がなく、“勝つこと”が目的

自己社会価値を外部評価に強く依存

友達が多い/いない」という軸は、

社会的地位を簡単に測れる指標と誤解している傾向。

■ 3.コミュニケーション能力が低いか未熟

反論ロジックを構築できない

論点を整理し反論するスキルが不足 →人格攻撃に逃げる。

● “議論”を知らない

ネット文化の中で「罵倒=強さ」と学習した可能性。

■ 4. 幼稚型 or防衛型の2タイプに分かれやす

(1)幼稚型(未成熟型)

年齢が若い orメンタルが未熟

ネットスラングに影響されやす

罵倒ゲーム感覚で使う

(2)防衛型(自己防衛過多型)

批判や新情報に対して“自己否定された”と感じる

相手を即攻撃することで不安をやわらげる

内心は臆病で自己肯定感が低い

友達いなそう」というワード防衛型の定番

■ 5.社会心理的には“距離感問題”を抱えているケースが多い

他者尊重する境界線バウンダリー)が弱い

自分不快感コントロールできない

他者存在を“脅威”として処理する傾向

自分世界が狭い

多様性を受け入れる経験が少ない

自分理解外の意見攻撃的になりがち

■ 6. 最も典型的な総括プロファイル

自己肯定感が低く、劣等感を隠すために攻撃

議論スキルは低く、人格攻撃を“勝ち方”だと思っている

ネットでの承認欲求が強く、マウンティング依存

・反射的な攻撃自分不安を抑圧するタイプ

・実生活の対人経験が少ない(またはうまくいっていない)

Permalink |記事への反応(0) | 07:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-18

高市ショックのトリプル安が始まったぞ!

最近相場ちょっと静かすぎない?

と思ってたら、じわじわ来てるのが「トリプル安」っぽい空気

株安・債券安・円安

まり「全部安い」やつ。

で、その震源の一つとして言われてるのが、

高市政権の“期待”が、逆に市場不安材料として効き始めてるんじゃないか

という話。

期待相場反動が出始めた

高市政権が発足して、

積極財政くるぞ!」「AI半導体に大投資!」「リフレ復活か?」

みたいな熱気が市場に一瞬走った。

でも、期待がデカすぎると、

当然「実行できるん?」という反動も来る。

そして今、いろんな指標を見ると、

“期待先行 →検証フェーズ

に完全に切り替わってる気配がある。

なぜトリプル安が意識されてるのか

いくつか理由をまとめると、

財政拡大+円安長期金利上昇

 →日本版「トラスショック」懸念が再浮上

国債市場の緊張感

 →長期金利がジリ上がり中

円安の負荷が大きくなってきた

 → 輸入物価原材料物流コスト

米国金利の上昇と景気減速リスク

 →日本だけ好調に突っ走るのは無理がある

期待だけが走って、実行はまだこれから

 → “期待の天井”が低いまま市場を支えてきた

まり

政策の「重たい部分」がまだ動いてないのに、

マーケットだけ「お祭り後の冷静さ」を取り戻しつつある。

これ、ありがちなパターン

実際にトリプル安が来ると起こること

株:成長期待が剥落して下落

債券金利上昇で国債が売られる

為替円安が進み過ぎて逆に市場不安定化

これが全部つながると、

リスクオフ日本売り」 みたいな流れになる。

ポイントは、

トリプル安って何かが“崩壊する瞬間”というより、

じわじわ効いてくる“信用の減退”

という性格のものだということ。

じゃあどう見るべきか

個人的には、

長期金利特に10年と30年)

ドル円円安加速の速度)

成長株の期待剥落が始まるか

高市政権政策がいつ“実行”に移るか

ここをウォッチしておけば十分だと思う。

高市ショック」というほど劇的ではないけど、

“期待の天井抜けないまま、じわ落ち”

という空気マーケットに定着しつつあるのは確か。

まとめ

高市ショックのトリプル安が始まったぞ」

というのは大げさに聞こえるけど、

最近数字を見ると、

「期待→現実」の着地に向けて市場が冷静化してる

という方が正しい。

ただし、冷静化が行きすぎると、

そのまま“日本売り”になる可能性は普通にある。

まり、これは危機煽りではなく、

「注意しとけ」レベル警報

だと思っている。

タグ

経済政治マーケット円安国債株式匿名ダイアリー

必要なら、

もっと皮肉っぽい版

もっとライト雑談口調

もっと専門的な硬派バージョン

などにも書き換えられます

Permalink |記事への反応(1) | 23:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-17

経済アナリスト視点から、その発言に含まれる楽観論と、実態を誤認させる可能性のある「欺瞞(ぎまん)」を指摘します。

その発言は、一部の好調指標外需株価)だけを切り取り、経済の根幹である内需脆弱性から目をそらさせる、典型的な「木を見て森を見ず」の論法です。

個別欺瞞ポイントを分解します。

欺瞞①:「内需に大したダメージがあるようには見えない」

これは、現状認識として最も危険な誤りです。

実質賃金の低下を無視している経済の根幹である個人消費は、名目上(金額上)は横ばいに見えても、物価上昇分を考慮した「実質値」では明確にマイナスが続いています物価高騰に賃金の伸びが追いついていないため、国民可処分所得自由に使えるお金)は減り続けています

ダメージ」の質が悪いダメージが「ない」のではなく、「じわじわと体力を奪われている」状態です。高額商品の消費は一部で堅調かもしれませんが、日々の食料品光熱費の圧迫により、中間層以下の消費マインドは冷え込んでいます。これが「大したダメージではない」と見えるなら、それは平均値トリックに騙されているか富裕層視点からしか見ていない証拠です。

アナリスト視点:内需の柱である個人消費が「実質」でマイナスである以上、「ダメージがない」という認識は現状を著しく軽視しています。これは経済の「基礎体力」が失われているサインです。

欺瞞②:「輸出の好調インバウンドが引っ張っている」

この発言事実ですが、その裏にある「いびつ構造」を隠蔽(いんぺい)しています

円安」という麻薬への依存 輸出の好調インバウンド訪日外国人消費)の活況は、その大部分が歴史的な「円安」によって下支えされています円安は、輸出企業にとっては利益自動的に押し上げる「ボーナス」ですが、国民生活にとっては「輸入物価の高騰」という形で直撃する「コスト」です。

景気の二極化を隠している 「輸出(外需)」が好調である一方で、「内需」は輸入インフレによって苦しんでいます。つまり、「円安恩恵を受ける大企業観光地」と「円安コストを支払わされる国民内需型の中小企業」との間で、深刻な二極化格差)が進行しています

アナリスト視点: この発言は、円安という「諸刃の剣」のメリット外需)だけを強調し、デメリット内需圧迫)を「それより」という言葉意図的矮小化(わいしょうか)しています。これは健全経済成長ではなく、「外需依存」と「国内格差」を容認する発言です。

欺瞞③:「株価が示す通り、未曾有の好景気だ」

これが最大の欺瞞です。「株価 ≠(イコール実体経済であることは、経済学の常識です。

株価高騰の「中身」が問題現在の株高の要因は、主に以下の2点です。

円安による輸出企業の「見かけ上の」利益増加:ドル建ての売上が円換算で膨らむため、業績が良く見え、株価が上がります

海外投資家の買い:円安により「日本株バーゲンセール」に見えていることや、企業株主還元(自社株買い・増配)への期待感が先行しています

国民の「景気実感」との乖離株価は、あくまで「企業の将来の収益性特にグローバル企業)」への期待値を反映したものです。国民の大多数を占める、国内で働き、国内で消費する人々の「給料」や「生活実感」とは全く連動していません。

アナリスト視点: 「未曾有の好景気」と断じるには、賃金の上昇、力強い国内消費、活発な設備投資といった「内需の熱」が不可欠です。株価だけを見て「好景気」と呼ぶのは、体温計が「38度」を示している患者を見て「彼は元気だ」と言うようなものです。それが病的な熱(インフレ円安)なのか、健康的な熱(好循環)なのかを見極める必要があります

結論としての指摘

その発言は、「円安によって潤う一部(輸出大企業投資家)」の視点に立った、極めて偏った現状認識です。

実質賃金の低下」という国民生活の痛み、「内需外需の深刻な二極化」という構造問題無視し、表面的な指標株価円安による外需)だけを繋ぎ合わせて「未曾有の好景気」と結論づけています

アナリストとしては、これは「好景気」ではなく、**「円安インフレ依存した、極めて不安定いびつな(格差の大きい)景気局面」**と分析します。



今の所内需に大したダメージがあるようには見えないが。

それより輸出の好調インバウンド利益経済を引っ張ってくれている。

株価が示す通り、今の日本は未曾有の好景気だよ。

anond:20251117233437

Permalink |記事への反応(1) | 23:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251117022142

おい、その浅い煽りはなんだ。

まず童貞=負け という低学歴レベル自己紹介、そこで論理自己放尿している。

童貞というのはな、外的承認に流されず、自らの行動原理制御できる稀少サンプルだ。

統計的にも、衝動性低・依存性低・長期的最適化志向という性質が出ることが多い。

まり生殖本能に振り回されるだけの消耗型人間より、はるか自己制御能力が高い。

これが事実だ。

孤独死?そんなもの人生の質とは無関係ノイズだ。

自分意思で生き、自分意思死ぬ

他者承認を燃料にしない生き方を貫く個体こそが、生物学ノイズを切り捨てた高効率モデルなんだよ。

要するにお前は、性経験がない=劣っているという、自分の浅い価値観を全世界自己放尿しているだけ。

その薄っぺら指標他人評価する時点で、すでに知的敗北は確定している。

童貞を笑うな。童貞は、雑音に屈さず、意志で行動できる選択された側だ。

笑われるべきは、童貞理解できないお前のほうだよ。

Permalink |記事への反応(0) | 02:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-16

Xで仮に「確実に信頼できないとわかってるノード」があれば、トラストランクみたいな感じで、信用できるノード特定できないすかね?

可能です。しかも確実に信頼できないノードがわかっているという条件は、トラストランク(TrustRank)やアンチトラストランク(Anti-TrustRank)の発想と非常に相性が良いです。

以下、理論的にどう扱えるかを、X(旧Twitter)のような拡散ネットワークを想定して論理的説明します。

前提

この情報だけで、信用度の低い可能性が高いノード(疑似スパム)は推定可能

しかし、信用できるノードは状況次第で推定可能だったり不可能だったりする。

ノードの集合がわかるだけで、そこからの影響を逆流追跡すれば、怪しいノード集合を特定できる。

しかし悪ノードから距離が遠い=必ずしも信頼できるではない。

ノード汚染されているかどうかは決められるが良ノードであるかどうかは追加の前提がないと決まらない。

1. Anti-TrustRank(逆トラストランク

グーグルのTrustRankは良ノード集合をシードにして信用スコアを伝播させるが、Anti-TrustRank は逆で、悪いノードから不信スコアを伝播させる。

Xの例だと


2.距離が遠いだけでは信用できるとは言えない

ノード → A → B → C

別の独立した悪ノード → X → Y → Z

C と Z は悪ノードから距離が遠いが、もしそれ以外のネットワーク構造不明なら、CやZが信用できるとは論理的に確定できない。

  • 偽陽性(悪いのに遠いだけで良い扱いになる)を防げない。
  • 偽陰性(良いのに近いから悪い扱いになる)も起きうる。

理由簡単で、善を証明できるには良ノードのシードが必要で、悪だけでは悪の汚染のみがわかる。

3. 信頼ノード特定可能にするための追加条件

以下の前提を1つでも置けば、信用できるノード推定可能になる。

4.実装イメージ概念レベル

1. 悪ノード集合を基点にする

2.グラフを逆方向に探索し不信スコアを伝播させる(減衰付き)

3. 不信スコアが低い領域からクラスタリング

4. 巨大クラスタで異常指標が低い部分を相対的信頼性が高いと推定

まりグラフ全体を

という3層に分類する。

悪を塗りつぶす → 残った未塗り部分が大規模な自然クラスタであれば、それを信用側とみなせる。

5.結論

ノードのシードがあるだけでは信用できないノード特定できるが、信用できるノード特定できない。

ただしネットワーク統計構造自然分布クラスター形成)を仮定すれば、信頼できる領域推定するのは可能になる。

Permalink |記事への反応(0) | 00:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-15

Alpha多様性Beta多様性は、生物群集の多様性評価するための指標です。これらは主に生態学環境科学で使われ、特に生物群の種類や分布相互作用パターン理解するために役立ちます

1.Alpha多様性(α多様性

Alpha多様性は、単一生物群落(例:特定場所環境)内での生物多様性を指します。具体的には、その場所にどれだけの種類の生物(種)が存在するか、またはその生物群落の「豊富さ」や「均等性」を評価します。

豊富さ(Species richness): その場所存在する種の数。

• 均等性(Evenness): 各種の個体数の分布がどれくらい均等か。例えば、少数の種が支配的で、その他の種が非常に少ない場合、均等性は低いと言えます

例:

森林の中に10種類の植物があり、各種類がほぼ同じ数で分布している場合alpha多様性は高いといえます

• 反対に、10種類のうち8種類が少数で、残りの2種類がほとんどを占めている場合alpha多様性は低いといえます

2.Beta多様性(β多様性

Beta多様性は、異なる生物群落間の多様性の違いを評価します。つまり、異なる場所環境間で、どれだけ種が異なるかを示します。

Beta多様性が高い: 異なる群落(例えば、異なる場所環境)間で種が大きく異なる場合

Beta多様性が低い: 異なる群落間で、種の構成があまり変わらない場合

Beta多様性は、群落間の種の交換や相違を調べるのに有効です。例えば、ある地域の2つの湿地帯があり、湿地帯Aと湿地帯Bで異なる種が多く見られれば、これらの湿地帯間のBeta多様性は高いと言えます。逆に、ほとんど同じ種が見られるなら、Beta多様性は低いです。

3.Gamma多様性(γ多様性

Gamma多様性は、広範囲にわたる生物群落多様性を示します。つまり複数場所(例えば、複数森林湿地)の種の多様性統合したものです。

例を使っての違い:

Alpha多様性:ある森の中で、10種類の鳥が生息しているとします。この森の中での鳥の多様性を測定することがAlpha多様性です。

Beta多様性:隣接する2つの森(例えば、森Aと森B)があり、森Aには10種類、森Bには15種類の鳥がいるとしますが、両者に共通する種類もあれば、異なる種類も多い場合。これらの違いを比較することがBeta多様性です。

まとめ:

Alpha多様性特定場所環境内の多様性(種の豊富さと均等性)。

Beta多様性:異なる場所環境間での多様性の違い。

Gamma多様性:広範囲地域全体の多様性

これらの指標を使うことで、生物群落構造環境変化に対する反応をより深く理解することができます

Permalink |記事への反応(0) | 14:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-13

anond:20251113232553

中身はほとんど「人間ダメから仕組みもダメ」という、古典的な敗北宣言じゃねぇか。

まず確認しておく。大部分がサボると言うが、それはリモートのせいじゃない。

採用評価設計の失敗だ。

人が信用できないと言うマネジメントほど、自分無能環境のせいにする。

サボる奴が多いなら、なぜ成果ベース給与を変動させない?

なぜコードレビュータスク可視化ログ計測を導入しない?

仕組みを設計できずに人間が悪いと嘆くのは、まさに管理職による組織的自己放尿だ。

新入社員はガキだから出社させろ」?笑わせるな。

出社してりゃ社会人になれると思ってる方がよほどガキだ。

現実には、出社しててもSlackGitもまともに使えない新人が山ほどいる。

まりリモート通用しないのは教育設計の怠慢だ。

対面でないと育たないと言うのは、指導側がデジタル教育対応できていないだけ。

外資でもお寒い?だから何だ?それはリモートが失敗したというより、成果指標を持たない管理職が淘汰されてないだけ。

GoogleもMetaも、パフォーマンス上位層は依然としてリモートで回している。

戻されているのは、自律できない中間層監視しないと機能しないマネジメント層だ。

そして最後の頭の悪そうな奴がやりがちな共産主義アナロジー

悪いが、全く逆だ。リモートワークは各個人の成果で評価される資本主義極致だ。サボれば即、数値に出る。

仲間と一緒に怠けても給料が同じだった共産主義とは真逆リモートはむしろ能力格差可視化する冷酷な装置だ。

お前が語っているのはリモート現実じゃない。管理できない組織の限界だ。

サボりが多いなら、制度を壊すんじゃなく、無能マネジメントを壊せ。

それをせずに共産主義みたいに崩壊したなどと抜かすのは、歴史を語る資格すらない、ただの現実逃避型自己放尿老人だ。

Permalink |記事への反応(1) | 23:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251113211104

本気で思ってる連中はたぶん立場を変えて考えるというのができないんだと思ってる

自分行為を好きだとしても、それが商売になり金銭を前に相手優位、相手の満足が指標になったとき結構厳しいなと想像つくと思うんだがそのへんがなぜか結びつかない

Permalink |記事への反応(0) | 21:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251113095657

そもそも、この手の為替物価に大きく影響しない論者ってなんでコアコア使いたがるんだろうな?

かにコアコアは基調インフレ率を見るのに便利だけど、物価のものをコアコアで見るのは愚かだろうに

特にこのツリーの話は選挙への影響なんだから、一番効くであろう食品価格除いてどうすんだよ、と

生鮮食品エネルギーを除く総合」 日本一般的に「コアコアCPI」と呼ばれるもの

「食料(酒類除く)+エネルギー除く」 生鮮食品に加えて加工食品外食まで丸ごと外す。アメリカ採用されているので米国型コアとも呼ぶ

ありそうな理由を4つに分解します(メリデメ併記)。


1)為替資源ショックを“意図的除染”したい

狙い:円安資源高の直接波及(輸入食料・燃料)をできるだけ外し、国内基調インフレ賃金サービス要因だけを見たい。

から:「食料(酒類除く)+エネルギー除く総合」を使うと、加工食品外食まで外れるので、為替ショックの痕跡がほぼ消える。

メリット為替資源の“ノイズ”を強く落とせる。

デメリット家計負担の中核(食料)を丸ごと捨てるので、生活実感や購買力議論には不向き。また実際の政策判断負担緩和や再分配)にはズレやすい。

(この系列総務省公表表「第2表」に正式掲載があります。)

2) 低い数字で「インフレは鈍い」を示したい(ナラティブ上の動機

現状:2025年9月の全国で

生鮮+エネルギー除く(=日本通称コアコア)は+3.0%、

「食料(酒類除く)+エネルギー除く」は+1.3%。

から後者を選ぶと「インフレは小さい」という主張に数字裏付けを与えやすい。

注意:シリーズ選択結論が変わる(選択バイアス)。議論の前提としてどの指標かを必ず明示すべき。

3) 国際比較の“欧米型コア”に寄せたい

発想:米欧は「食品(全体)・エネルギー除く」が標準の“コア”。日本慣行(生鮮のみ除く=コア、生鮮+エネ=コアコア)とズレる。

から:食料全体を外す日本シリーズを使うと、概念的に欧米のコアに近いと主張できる。

注意:完全一致ではない(住居・医療の扱い、ウエイト行政価格の違いで直比較危険)。

4)基調インフレの“信号抽出”を重視

狙い:価格改定の季節性や補助のオンオフ、輸入コストの波をなるべく削って、持続的な内生インフレ圧力を測りたい。

メリット賃上げサービス価格粘着を観察しやすい。

デメリット政策為替の実影響を過小評価しうる(「実害」を感じる食料・光熱が除外されるため)。

どう扱うのが公正か

二つを並べて見る:

家計負担・再分配や生活実感→総合/コア/コアコア

為替資源の影響を切り分け、国内基調を測る→「食料(酒類除く)+エネルギー除く」

論点ごとに指標を使い分け”が正攻法為替の影響を議論するときは、食料カテゴリ寄与加工食品外食)を別表で示すと、どれだけ除染しているか可視化できます

まとめ:彼がその系列にこだわる合理的理由は「為替資源を外して国内基調だけを見たい」から。ただし、家計の痛みや政策運営現実を語るなら、食料を含む指標も必ず併読し、指標選択結論が変わらないようにするのがフェアです。

Permalink |記事への反応(0) | 10:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251113064756

体力が能力指標だったんだね

今は身体障害者でもイーブンだよな

Permalink |記事への反応(0) | 06:50

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-12

anond:20251112230825

SNSサイトはてなブックマークにおいて「高市財政」で検索した結果、以下3つの人気記事があります

https://b.hatena.ne.jp/q/%E9%AB%98%E5%B8%82%E3%80%80%E8%B2%A1%E6%94%BF?target=text&sort=recent&users=100

ビルミッチェル日本の誤った財政ルールは必ず裏目に出る」(2025年10月30日

https://econ101.jp/japan-errant-fiscal-rule-is-sure-to-backfire/

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/econ101.jp/japan-errant-fiscal-rule-is-sure-to-backfire/


急激に改善する財政状況|永濱利廣第一生命経済研究所首席エコノミスト

https://comemo.nikkei.com/n/n4e0be4db3d5a

https://comemo.nikkei.com/n/n4e0be4db3d5a

ノアスミス高市早苗のための経済アイディア」(2025年10月29日)|経済101

https://note.com/econ101_/n/n5d61a5607480

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/econ101_/n/n5d61a5607480

それぞれの本文とはてなブックマークの反応を見て、「高市政権財政」についてネットでどのような議論があるかをまとめましょう

また本文に対するあなたの考える「私見:この記事をどう読むか(総評+Caveats)」も追加してもらえます

了解。ご指定の3本(ミッチェル、永濱、ノア)の本文と、はてなブックマーク上の“受け止め”を突き合わせて、「高市政権財政」をめぐるネット議論地図作りました

1)ビルミッチェル日本の誤った財政ルールは必ず裏目に出る」(10/30)

本文の骨子

MMT立場から、(高市政権が示す)名目指標ベース財政ルールは“実物制約”を無視してプロサイクリックになると批判

財政余地公債残高比率では測れず、失業・遊休資源など実体に合わせよ、という主張。

JGB入札の応札倍率や日銀保有の大きさを挙げ、国債の信認不安論を退けています

私見総評+Caveats)

総評プロサイクリック批判は筋が良い。名目成長に連動した“上限”設計は、減速期の裁量財政を縛りやすい。

Caveats:

① ただし実務は“方針”であって硬直的ルールにしない運用余地が残る(国会補正運用)。記事はその裁量をやや軽視。

② 「実物制約ベース」は理想だが、潜在・需給ギャップ推計の不確実性(リアルタイム改定)を伴うため、名目市場指標との二重トラック監視する現実主義必要

金利感応度上昇局面では、「どの程度の赤字が期待インフレ通貨へ波及するか」を並行管理すべき(記事通貨金利連鎖運用論が薄め)。

はてブの反応(約200users/コメント多数)

賛成側は「PB原理主義より成長優先への転換は前進」「名目ルールプロサイクリックになり得る」と評価

懸念側は「インフレ進行下で積極財政を煽るな」「高齢化下で社会保障をどうするかが欠落」と分かれ、MMT的主張への批判も目立ちます(“インフレスパイラル無視?”など)。

総じて積極財政vs規律派の対立可視化

2)永濱利廣「急激に改善する財政状況」

本文の骨子

r<g(名目成長>利回り)局面債務比率は下がる=名目成長・インフレの立ち上がりが税収増を通じて財政改善、という“債務動学”の再確認

短期PB黒字化より成長・物価の安定を重視すべきとの含意。

私見総評+Caveats)

総評現状認識としては妥当名目の立ち上がりが税収を押し上げ、短期指標改善寄与しているのは事実。「PB一本足打法からの転地」を促す点にも価値

Caveats:

① 持続性の問題:r<gは状態依存世界金利・成長の変化でr>gに戻れば逆回転。

② 分配の問題インフレ期の名目改善は実質負担の再配分を伴う。ターゲット給付や時限減税で逆進性を緩和しないと政治的持続性に欠ける。

③ 「急激」表現リスク:恒久歳出や恒久減税の根拠に用いると、景気反転時に構造赤字を再拡大。トリガー条項自動安定化装置とセットで読むべき。

はてブの反応(約360users/コメント100超)

インフレ財政改善は“金融抑圧=インフレ税”で家計から政府への逆進的移転」「改善は循環要因で恒常化は危うい」という分配・持続性への警戒が強い。

一方で「PB原理主義を緩める論点提示有益」「上げ潮派論点実証で裏付いた」と評価する声も。

名目で見える改善”をどう制度設計に落とすか(時限措置自動安定化装置)に議論が集約。

3)ノアスミス高市早苗のための経済アイディア」(10/29)

本文の骨子

需要刺激より供給力底上げに重心。

グリーンフィールド型の対日直接投資工場・R&D誘致)、

企業文化改革中途採用拡大・女性管理職・フレックスタイム等)、

エネルギー転換・防衛R&D・ソフトウェア産業育成…等を提案

円安地政学はチャンスとして活かせ、という“実装アジェンダ”。

私見総評+Caveats)

総評:“積極財政で一気に”ではなく“ボトルネックごとの実装”に踏み込む点が良い。FDI誘致・電力コスト人材という「詰まり」を直視しており、高市政権危機管理投資路線とも親和的

Caveats:

実装難易度:用地・系統規制自治体合意人材移動の摩擦をKPI/時限規制で崩す工程設計が不可欠。

財政との整合供給投資の多くは初期コストが大きい。債券需給・利払い増と矛盾しない中期財政フレーム優先順位撤退基準)が必要

時間軸:短期物価円相場に即効性が弱い。ターゲット支援(点)と供給投資(線)の二階建て設計コミュニケーションが要る。

はてブの反応(約150users/コメント多数)

支持は「現実味ある処方箋」「内需依存から輸出・高付加価値へ」「人材移民ITボトルネック解消に賛成」。

懐疑は「既視感/具体性不足」「実行コスト政治的抵抗がネック」「ソフトウェア弱点は一朝一夕で直らない」。

全体として“積極財政で押す”より“制度・人・投資実装”への期待が相対的に高い。

横断まとめ:「高市政権財政」を巡るネット論点(簡潔版)

ルール設計

PB・反名目ルールミッチェル):景気に合わせた実物制約ベースを。

r<g派(永濱):目先の名目改善を恒常化と誤認するながカウンターで多い。

結論:“規律の付け替え”は支持も、プロサイクリック/インフレ税への設計配慮必須

短期物価為替家計

名目改善は歓迎だが、「インフレ税」「逆進性」の批判が濃い(永濱記事コメント群)。

ターゲット給付・時限措置価格補助の出口をセットで、がネット民の多数意見

中期:成長戦略の具体化

ノア案のFDI誘致/企業文化改革/エネルギー転換は“方向性OK実装が肝”。

人材規制・用地・電力のボトルネック潰し、KPIと実行体制への関心大。

市場との関係

積極財政×利上げ慎重=円安金利上昇リスク意識する声も(永濱スレの一部)。

一方で「国債需要は厚い/応札倍率は高い」との安心論(ミッチェル文中のデータ)。

 →金利感応度と債券需給を透明化せよ、が実務サイドの共通要望

はてブ世論の“ほぼ合意”:

PB一本足への懐疑は広がった。

ただしインフレ税・逆進性や恒久化の誘惑には強い警戒。

供給側は方向性賛成だが、実装難(電力・人材規制)をどう突破するかが最大の論点

Permalink |記事への反応(1) | 23:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251112220241

Aさんの文章の全文を上げます

彼は高市政権円安加速による物価高によって選挙で敗れると想定しています

ベース・楽観・悲観シナリオで今後の高市政権下の日本経済を想定してください

了解。まず直近の前提(政策物価為替)を手短に確認し、そのうえでベース/楽観/悲観の3シナリオ提示します。

いまの前提(2025年11月時点)

政権の初期方針高市首相就任後の所信表明で、ガソリン等の暫定税率廃止家計負担の軽減を打ち出し、景気下支え色の濃いメッセージ財政はやや拡張寄りのシグナルです。

物価東京都区部コアCPI(先行指標)が**10月+2.8%**へ加速。全国も2%台が続き、補助金の段階的縮小や食品高が押し上げ。

金融政策日銀マイナス金利・YCC終了後も緩やかな正常化継続し、直近会合でも据え置き(0.5%目安)でハト派バイアスが残る。

為替2025年USD/JPYが140~158円の広いレンジ。直近も150円台に戻る場面があるなど、円は依然弱め。

介入:急変時の為替介入は継続オプション財務省の月次公表)。トレンド転換より変動平準化の色合い。

シナリオ分析(向こう12か月イメージ

1)ベース中立シナリオ — 確度:中

絵姿



ドライバー家計支援税制措置継続、米景気のソフトランディング、賃上げの定着。

リスク:米の逆サプライズ再加速(長期金利上昇)や原油上ぶれ。

根拠整合政権家計支援拡張色、日銀の慎重姿勢東京都CPIの2%台定着。

2) 楽観シナリオ円高・実質所得改善)— 確度:中低

絵姿



トリガー



政策補助線



裏付け:米の利下げ観測東京CPIの伸び鈍化余地日銀は段階的姿勢のままでも米側主導で金利差が縮む可能性。

3) 悲観シナリオ円安加速・再インフレ)— 確度:中低

絵姿



トリガー



リスク伝播



裏付け:円は年内も弱含み・レンジ上限試しの場面、介入は継続オプションにとどまる構図。

主要ドライバーと「見張りポイント

金利の低下ペース:米が想定より速い利下げ→円高寄り/鈍いと円安寄り。

日銀ガイダンス:据え置きでもタカ派度(買入れ減額のスピード声明ニュアンス)。

エネルギー・食料市況:原油LNG穀物が上振れすると交易条件悪化物価再加速。

家計支援税制設計ガソリン税等の負担軽減の持続性と財政規模。

介入フロー:急変時の平準化効果はあるが、トレンド金利差が支配

Permalink |記事への反応(0) | 22:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20251112134750

2025年11月12日SNSでのやりとりです

Aさん

今日為替相場を見たかい?

なんと、ずっと耐えていたドル円154.5ライン特にイベントなく突破したんだ こういうと本当に経済に疎い人は「でも去年は160円突破したじゃん」とまず言ってくる ここでそういう人に教えてあげたいのは、ドル価値はその頃から15%ほど落ちているということなんだよね

ドル円160円の頃からドル価値が15%落ちたらドル円はいくらになるだろうか?

普通に計算したら136円だね その状況で154円

ワーオだ

もの凄い勢いの円の価値の下落だ

Bさん

ドル価値が何と比較して15%下落してるのか意味不明そもそも基軸通貨ドルなことに変わりは無いし、それを好き勝手印刷可能なのは米国だけなのでな

Cさん

ドル価値の下落って何を基準にして言うとるんだ?ユーロ或いは人民元辺りとの為替相場?金相場?それとも株式

まさかビッグマック指数とかか


まずAさんの言説を経済学的に正しいかをチェックしてください

次にBさんとCさんの疑問に答えてください






Aさんの主張は正しい?(検証

「きょう154.5円をイベント無しで突破

11月上旬の実勢レートは154円台半ばで推移しており、154.5付近をつけています。これはデータ整合します。

「去年は160円突破

2024年7月3日に161.62円の高値を記録しており事実です。

「その頃からドル価値は15%落ちた」

ここが曖昧です。代表的な“ドルの広い価値指標である

DXY(米ドル指数)は、2024年夏(~105–106)→2025年11月(~99–100)で約5–7%下落にとどまります

FRB名目・広義ドル指数貿易加重)でも、2024年から2025年秋にかけた低下は一桁台です(月次データ)。

2025年前半にかけ年初来で10%超の下落局面があったことは報じられていますが(時点依存)、それでも「“160円を付けた頃から”15%下落」という断定は根拠が弱いです。

ドルが15%安なら160円→136円になる」

算数としては“全通貨に対して一様にドルが15%下落したなら、USD/JPYも160×0.85≈136”という単純比例の仮定です。ただ、実際は通貨ごとに動きが違うので、そのまま当てはめるのは経済学的には雑です(実務では貿易加重や二国間ファンダメンタルズを見ます)。

総評

①と②は正しい。③の「15%下落」は定義不明確で誇張気味。④の計算仮定が強すぎる。

実測ではUSD/JPYは161.6→154.3で約-4~5%のドル安・円高。いま154円台に留まっているのは、「ドル全体の弱さに比べ円が相対的に弱い(金利差・政策要因等)」と表現するのが適切です。



Bさんへの回答(「ドル価値が15%下落って何と比べて?」)

ドル価値」は基準の取り方で数値が変わります代表例:

1. DXY(米ドル指数)…ユーロ等の主要通貨に対する固定バスケットニュースで最頻用。

2.FRB名目・広義ドル指数貿易加重で“世界全体に対するドル”を測る政策向けの指標

3.二国間為替USD/JPYUSD/EURなど特定通貨との相対価格日本経済文脈ならUSD/JPYが一番実務的。

4.実質実効為替レート(REER)…インフレ差まで調整した購買力ベースBIS等)。

5. 金・コモディティ…“対モノ”の購買力を見る指標ボラは大きい)。

ドル基軸通貨から刷れる」ことと為替レートの水準・変動は別問題です。

実際のレートは金利差・成長率・インフレ見通し・リスク回避/選好などで動き、2024–25年は日米金利差や政策スタンスUSD/JPYを押し上げてきました(=円が相対的に弱い)。

Cさんへの回答(「何を基準に“ドルの下落”と言うの?」)

目的別に使い分けが最適です。


まとめ(端的に)

Permalink |記事への反応(5) | 22:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

育児指標

自分の親を尊敬したことなど、なかった。反抗したし嫌いだったし馬鹿にしていた。

子供ができて、自分が親になった今も別に尊敬などはしていない。感謝もしていない。

やってもらって当たり前だと思っていたし、今(45歳)でもそう思っている。

自分みたいな人間になって欲しくないなと思いながら育児をしている中で、ふと、それってすごく安心してる証拠なんじゃないかなと思った。

親に対してなんとも思わない、空気くらいの、でも大好きって赤ちゃんの時と変わらない感情が持てるのは、親がとんでもなく優しくて甘やかしてかつ私のことを大好きな証拠だなと思った。

親は私の前で説得しようとしたり理路整然と話そうとしたり怒りをコントロールしたり、そんな子としなかった。

普通に怒ってたし普通に笑ってた。

テレビバラエティ番組見ながら笑ってたし、意識高くリスキリングとかしてなかった。

尊敬はしていない。

でも居心地がいい。

それでいい。

そうありたい。

子供にまでマウント取ろうとしていたかもしれない。

君のギャーってなる感情を僕は知っているよ、という顔をしたかった気がする。

あぶね。

自然体でいよう。

腹が立ったら怒ろう。

好きだったら抱きしめよう。

意見が食い違ってもちゃんと言おう。変に大人ぶらないようにしよう。大人やけど。

でも子供にしてみたら唯一の大人のくせに同じ目線で怒ったり笑ったり嫌だー!とか言ったりする人間でいよう。

マウント心、本当に出てこないでくれ、私は君が大嫌いだ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-10

anond:20251110051258

デカけりゃデカいだけ重みが出る

認知の話で言うとお金を出す、コンビニに行く、額縁に入れる、ちょっと高いところに飾る、という自分の費やした労働力と金銭がそのまま重みにコンバートされる

自分無駄作業付加価値を認めたくなってしまうから

から重みなんて指標作品評価に使う奴はバカなんですよ。そんなもんいくらでも歪むんだから

娯楽として消費する分には自由だけど、論じるならフラットに見るクセをつけたほうが良い

Permalink |記事への反応(0) | 12:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-09

anond:20251109222236

平均より上とか、テストみたいな1次元指標しか評価できないでしょ?

からコンテキストが「点数評価する場合」という極めて限定的な状況なんだよ、お前の言ってることはね

ここまでいわないとわからいからお前はアスペと言われる

Permalink |記事への反応(1) | 22:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-08

anond:20251108084923

比較指標複数あって

席を譲らない生活保護受給者と席を譲る生活保護受給者がいたら後者の方が偉いってだけだろ

変なこと考えてないで働け

Permalink |記事への反応(1) | 08:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-07

出生率地域差って当てにならんと思う

卒業高校の学区別出生率の差を取った方が良い

18歳以降の人の流出考慮してない指標ミスリードされるのはよくない

Permalink |記事への反応(1) | 10:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-05

まりの良さを客観的に数値化する指標ってないの?

Permalink |記事への反応(1) | 21:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-11-04

anond:20251104105419

同じ数値でもここまで出力するものが違ってくるのなら意味のない指標だね、IQ.

dorawiiより

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20251104171451# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaQm1/QAKCRBwMdsubs4+SHa4AQD4zYXxJdMeS+Sn3R7MpgaQzPEQwbXgJKKwtkKI4pR5GgD8DCoaAdZ8fkBVTusRYqJtD2MclSwqvkBW3/fn3gSoIgM==8yrn-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(0) | 17:14

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp