
はてなキーワード:拓人とは
私は寺西と同世代で、10年来以上の寺西担です。誰にも浮気せず、ずっと寺西が好きでした。
初めての外部舞台も、A.B.C-Zのバックも、EndlessSHOCKも、マイ・フェア・レディも、写真やグッズも、時間とお金の許す限り注ぎ込んで来ました。
いつかCDデビューするんだって、いつかソロのうちわが出るんだ、キラキラのメンカラ衣装着て踊るんだ、バックじゃなくて1番前で東京ドームのステージに立つんだってずっとその姿が見たくて応援してきました。Jr.を卒業して俳優班になったってずっと夢見てました。タイプロに出た時、timeleszに決まった時はものすごく嬉しかったです。ずっと見てた夢が叶うんだって思ってた。
でも、今全然楽しくない。あんなスキルも自覚もない男達と一緒にいて欲しくない。なんであいつなんだ、別の子の方が私は好きだった。Jr.を飛び越えてデビューするんだから、Jr.が出来ることは出来て当然なのに。それすら出来ない人が、寺西や原と一緒にステージに立っているなんて有り得ない。
それから、あんな配慮のないオタクなんかに寺西を見てほしくない。好きとすら言ってほしくない。寺西が歩んできた道を否定するような人達に、寺西を語られたくない。寺西拓人は大好きなのに、「timeleszの寺西拓人」がどうしても好きになれない。寺西はずっとずっとそこに居たのに、気にかけもしなかった人達が掌を返すような発言をしてると呪いたくなる。
こんな気持ちになるなら、デビューなんてしてほしくなかった。あんなに待ち望んでいたのに、いまの寺西拓人に全然心が踊らない。timeleszのFCに入って、好きなアーティストの欄に寺西の名前を選択した時、確かに心は踊ったはずなのに。いや、あの時から雲行きの怪しさを感じていたかもしれない。タイプロ発足からメンバー選定を経て今でも争いが絶えないのだから。寺西は変わってない。はず。でも周りがどうやったって好きになれない。好きどころか、嫌いなところが増えていくばかりだ。
タイプロに出ず、俳優班として今も歩いてくれていたら、私は君を好きじゃなくなる事は無かったのかな。拓人、大好きだったよ。大好きだけど、もう今の君は私が好きだった君じゃない。もう君に夢を重ねることもない。形はどうあれ、叶ってしまったから。私の夢はひとつも叶わなかったけど。
さようなら。世界で1番大好きだった寺西拓人。もう交わらない道の先で、どうか君は笑っていて。そしたらきっとどこかで、私も君を思い出すことが出来るから。
私は寺西と同世代で、10年来以上の寺西担です。誰にも浮気せず、ずっと寺西が好きでした。
初めての外部舞台も、A.B.C-Zのバックも、EndlessSHOCKも、マイ・フェア・レディも、写真やグッズも、時間とお金の許す限り注ぎ込んで来ました。
いつかCDデビューするんだって、いつかソロのうちわが出るんだ、キラキラのメンカラ衣装着て踊るんだ、バックじゃなくて1番前で東京ドームのステージに立つんだってずっとその姿が見たくて応援してきました。Jr.を卒業して俳優班になったってずっと夢見てました。タイプロに出た時、timeleszに決まった時はものすごく嬉しかったです。ずっと見てた夢が叶うんだって思ってた。
でも、今全然楽しくない。あんなスキルも自覚もない男達と一緒にいて欲しくない。なんであいつなんだ、別の子の方が私は好きだった。Jr.を飛び越えてデビューするんだから、Jr.が出来ることは出来て当然なのに。それすら出来ない人が、寺西や原と一緒にステージに立っているなんて有り得ない。
それから、あんな配慮のないオタクなんかに寺西を見てほしくない。好きとすら言ってほしくない。寺西が歩んできた道を否定するような人達に、寺西を語られたくない。寺西拓人は大好きなのに、「timeleszの寺西拓人」がどうしても好きになれない。寺西はずっとずっとそこに居たのに、気にかけもしなかった人達が掌を返すような発言をしてると呪いたくなる。
こんな気持ちになるなら、デビューなんてしてほしくなかった。あんなに待ち望んでいたのに、いまの寺西拓人に全然心が踊らない。timeleszのFCに入って、好きなアーティストの欄に寺西の名前を選択した時、確かに心は踊ったはずなのに。いや、あの時から雲行きの怪しさを感じていたかもしれない。タイプロ発足からメンバー選定を経て今でも争いが絶えないのだから。寺西は変わってない。はず。でも周りがどうやったって好きになれない。好きどころか、嫌いなところが増えていくばかりだ。
タイプロに出ず、俳優班として今も歩いてくれていたら、私は君を好きじゃなくなる事は無かったのかな。拓人、大好きだったよ。大好きだけど、もう今の君は私が好きだった君じゃない。もう君に夢を重ねることもない。形はどうあれ、叶ってしまったから。私の夢はひとつも叶わなかったけど。
さようなら。世界で1番大好きだった寺西拓人。もう交わらない道の先で、どうか君は笑っていて。そしたらきっとどこかで、私も君を思い出すことが出来るから。
正門良規江口のりこ山崎育三郎森田剛岡田健史長谷川博己中村倫也玉木宏稲垣吾郎松村北斗古川雄大成田凌高橋一生桜田通重岡大毅仲里依紗大沢たかお玉山鉄二松下洸平ディーン・フジオカ金城武赤楚衛二玉森裕太窪田正孝菅田将暉吉沢亮廣島秀和 綾野図 草彅:ラウール志尊淳中村蒼中川大志磯村勇斗千葉雄大前山劇久平野紫耀若葉竜也福士蒼汰竹内涼真八乙女光反町隆史井上芳雄坂口健太郎仲村トオル櫻井翔北村一輝のん錦戸亮古川雄輝渡邊圭祐 瀧澤翼三浦宏規ムロツヨシ染谷将太、山田裕貴黒島結菜竹野内豊山下智久木村達成滿盛天海祐希 柳案儀鈴木樹 黑羽麻璃央星野源 強森裕黄梅津瑞樹浅野忠信水江建太荒牧麼意森本慎太郎有村架村井良大佐藤刀ED 我也希礼音清水尋也相葉雅紀七海ひろき平間壮一戸次重幸瀬戸かずや大野拓朗浦井健治堤真一柴田恭兵佐藤流司山崎賢人前田公輝水野勝石原さとみ岡田龍太郎矢崎広大見拓士溝口琢矢 波岡一善板垣李光人松坂桃李和田雅成本郷奏多中居正広岡田将生早乙女太一佐々木喜英生田斗真 海宝直人 上白石頭皆福山雅治新垣結衣鈴木伸之高野洸阿部サダヲ松尾鷲間宮祥太朗平野良豊川悦司中村七之助堂本光一戸田恵梨香土屋太鳳犬飼斎丈高橋健介結木滉星植原卓也松下奈緒高橋文哉中尾暢樹岸谷五朗瀬央ゆりあ阿部顕嵐新田真剣佑藤原大祐内野聖陽小栗旬岸優太内田有紀向井理山本耕史宮沢氷魚今井翼本田礼生小関裕太城田優森崎ウィン鈴木亮平財木琢磨北村匠海森崎博之 崎山つばさ吉田広大松崎祐介井之脇海神木隆之介高良健吾神農直隆岩永徹也西島秀俊香取慎吾 牧島輝瀬戸康史松下優也村上虹郎浅香航大吉原光夫平手友梨奈 町井祥真松岡広大田中涼星明日海りお金子大地正木郁吉田羊山田孝之木村文乃染谷俊之馬場徹仲代達矢甲斐翔真工藤遥西銘駿小芝風花山路和弘朝田淳弥須賀京介滝澤諒岡田准一加藤和樹荒木宏文霧矢大夢上地雄輔竹財輝之助米原幸佑板垣瑞生川原和久崔名觸造砂川销莎二宮和也山中崇高藤工田中彰孝GACKT 福士認治津田寬治 增田修一朗蔽野友因松井勇步高岩成二井浦新,植田田丰幸青柳尊哉佐藤二朗木原瑠生掛川僚太、永山絢斗伊藤裕一 伊礼彼方迫田孝也 猪塚健太 影山達也鈴木勝吾奥山かずさ北大路欣也唐沢寿明廣瀬智紀沢口靖子音尾琢真久保田秀敏大内厚雄永瀬廉松本潤藤原竜也鈴木京香松本享恭久保田悠来南圭介二葉要石川禅森山未來佐藤健木津つばさ笠松将山本一慶木村拓哉綾瀬はるか村上新悟長田成哉塩野瑛久田中俊介石黒英雄和久井映見吉沢悠安里勇哉高橋光臣前川泰之石丸幹二今井彌彦 石賀和輝水田航生山口大地新谷ゆづみ糸川耀士郎 岸田タツヤ飯田洋輔 田内季宇桜木那智藤木直人鈴木裕樹 沖野晃司文豪傑吹越満成河宮内伊織中川大輔小林豊 楽駆太田基裕寺島進山口祐一郎平方元基 水石亜飛夢 梅澤勇人田本清嵐細田佳央太岡村美南桐山漣 兵頭功海小野塚勇人神山智洋大森南朋 北園涼小原唯和片岡仁左衛門永山瑛太 檜垣成弥遠藤憲一日向野祥浜中文一大島優子青木瞭 愛月ひかる横浜流星宮川智之石田ゆり子富田翔錦織一清中尾拳也 法月康平高杉真宙小田春樹 飯村和也博多華丸松島庄汰平野宏周望海風斗佐藤貴史 オ川コージ渋川清彦石川翔猪野広樹立花裕大真田広之田代万里生 造本陣渡辺大輔岡宮来夢萩野崇福崎那由他濱田龍臣室龍太田村路中村集人戶純菁 有澤樟太郎渡部秀 美 加河合健太郎演出的《水池谷武元宮崎湧 松尤加子种田博嘉一條袋 天羽尚善 阿久津冀山赔晶吾京本大我,青柳翔 須贺贵定 极田龍平東啓介 郷本直也飯島直子江田由紀浩山崎大輝櫻井圭佑阿部丈二町田啓太玉城裕規中村優一山口祥行池上紗理依spi俺真咲伊万里有風間由次郎鷲尾修斗鹿賀丈史八島諒TAKA 雷太近藤頌利涼風真世石井陽菜三浦涼介坂東龍汰田中哲司横山だいすけ近藤真行田中尚輝道口瑞之宮崎秋人寺尾聰川上洋平橋本さとし瀬戸利樹尾上右近上野樹里鈴木仁中島裕翔戸塚祥太松田悟志中野太賀鈴木浩介白濱亜嵐須賀健太姜暢雄 一ノ瀬竜波瑠新垣里沙横山真史稲葉友吉高由里子上遠野太洸飯田基祐池田純矢辻本祐樹 綾切拓也岡本圭人前田敦子鞘師里保野村萬斎 栗田学武富田健太郎横井激高橋怜也若村麻由美千葉瑞己古川毅大平峻也及川光博 平牧仁林遣都内山眞人 紅ゆずる高崎翔太小瀧望片岡信和立石俊樹早乙女友貴 「原時也西島隆弘大倉忠義杉野遇亮オダギリジョー北村優織田裕二永野芽郁風間俊介長塚圭史白石隼也香川照之氏家竹内一樹田中精浜辺美波野田洋次郎複れい広瀬すず加藤シゲアキ佐藤祐吾加瀬亮栄信伊藤淳史井上真央白川裕二郎永田聖一朗猿渡一海生駒里奈三津谷亮中井貴一TEAM NACS 奥谷知弘赤澤燈笠松哲朗大野智藤田玲谷水力土有貴阿部快征 谷佳樹神宮寺勇太飯島寛騎伊藤あさひ長澤まさみ夢咲ねね山本紗衣大石吾朗溝端淳平 案野浩孝宮野真守唐橋充市原隼人飯田達郎小西遼生竜星涼太田将熙内海啓貴君嶋麻耶 真風涼帆中川翼教三上真史、佐野大樹 大孝二新納慎也齋藤又力本木雅弘桐山照史西村去古亭加藤迪齋藤信吾草川拓弥蔽野友也橋本汰斗 田割法明兒玉遥喚野壮高嗎政伸,中村議难小林頭作小西成弥猪野学屋良朝幸葵わかな井澤勇貴三谷怜央長尾寧音吉村卓也横山涼野村周平芝清道袴田吉彦瀬戸啓太羽立光来多和田任益彩風咲奈加藤健小澤亮太小野健斗前原滉ジェシー賀来賢人 宮世琉弥田中俊介田中晃平杉咲花馬場良馬東拓海阿部寛長濱慎山科疎馬真田佑馬 一ノ瀬堀長江崚行田中ま前川優希矢作穂香坂本昌行廣瀬友祐和合真一 南出凌嘉松岡雅士遠藤雄弥佐藤祐基工藤美桜寺坂尚呂己 水美舞斗井出卓也勇翔百瀬朔葛山信吾大山真志柳浩太郎早霧せいな廣野凌大吉田宗洋水沢林太郎藤原季節藤井流星島村幸大武田真治出合正幸堂本剛谷原章介永田崇人後藤大橋本祥平西川大貴 髙橋海人稲森いずみ鯨井康介鈴木勝大中山優馬里中将道 大薮丘中村勘九郎北山宏光 月城かなと大泉洋清原果耶工藤阿須加上口耕平市川理矩西畑大吾忌越裕貴株元英彰北村線田村芽実山田元奥平大兼市川猿之助塩崎こうせい反橋宗一郎山田涼介朝夏まなと三浦海里 葛地優吾安田顕 阿瀬川健太木村佳乃沢村一樹泉澤祐希佐伯大地 星露田辺誠一阪本奨悟亀梨和也川原瑛都中河内雅貴松嶋菜々子 白洲過石田隼高橋良輔 葵陽之介栗原英雄小松菜奈 駒田 -中村海人高野八誠赤西仁佐々木蔵之介仲間由紀恵小越勇輝上川一哉原嘉孝福澤侑浅川文也吉川愛内藤剛志道枝駿佑橋本淳KIMERU岩佐 祐樹 鳳月杏 裕加 マエチャン堺雅人徳山秀典鈴木壮麻松田凌寺西拓人岩井七世 井澤巧殊星元裕月神尾楓珠小野寺晃良堂本翔平佐藤信長 小南光司小泉今日子東山光明松本寛也越岡裕貴河合龍之介 木本嶺浩武田航平中山陵爱大地真央 莲佛美沙子安西慎太郎佐野勇斗福井晶- 高純安達勇人安東秀大郎東山紀之杉山真宏小林唯大隅勇太 -濑悠中山咲門二葉勇辰已雄大柚香光花總本) 目黑莲 樱井圭曼小池唯福岛海太中村太郎 珠城口太子宮近海斗石田直也 口貴也岡本健一 库洋佑前田隆太朗 屯音有星ユースケ・サンタマリア菊池鼠磨渡辺議内藤大希濱田崇裕丘山璃己水野美紀上原理生中島健人中島拓人坂東玉三郎小早川俊輔深津絵里今江大地トータス松本小谷嘉一大海将一郎北翔海莉藤ヶ谷太輔植草克秀山崎努校條拳太朗福田悠太
やはり拓人のようになりたくない、拓人みたいにならないように反省しよう、という感想が多かった。
でも私はそれらの感想に共感できなかった。なぜなら拓人は反省した上で、ああなっているからだ。少なくとも言葉の上で反省していた。
もちろん私は拓人は理香に責められるまでは「反省した振り」をしているにすぎないと思う。ただ、真の反省とやらにたどり着く道は遠いし、そこまでにたくさんの過ちを犯すものだ。その前の段階はみんな拓人みたいな人間なのだ。理香に拓人が責められるシーンも格好悪いがそれも真の反省に向けての一段階なのではと思う。
だから「そうならないように」反省しようというのは筋違いだし、そう思ううちは真の反省は出来ないし、いずれは拓人のようになると思った。したがって拓人のようにならないためいや拓人をやめるには、自分が拓人であることを自覚し拓人であることを隠さないことが大切だと思った。
また、心を盗まれた。
言うまでもなく、ペルソナ5THE ROYALのことだ。
発売日が決定してすぐに有給を取得し、万全の体制で臨み、5連休が終わる直前にクリアした。(クリアできたのは八十稲羽の大神の力による所が大きかった)
あまりにも、あまりにも素晴らしかったので、2周目に突入する前に、作中の「怪盗信者」である三島のように、テキストエディタを立ち上げ、「僕らの光」を何度も流しながら、支離滅裂でキモいテキストを書き散らしている
ペルソナシリーズの存在を名前だけは知っていたが、普段ゲームなぞ殆どしない自分は、2016年の秋、8年ぶりに同シリーズの最新ナンバリングタイトルが出るという素晴らしいニュースがあったことすら露知らず、どうしてもやりたかったうたわれるもの二人の白皇の為に、PS4を購入して(こちらも言うまでもないほどのADVの大傑作だ)プレイし、Suaraが歌う、ボーカル付のシーンで涙を流していた。
それ以外やりたいソフトも無く、当時大学生で暇を持て余していた自分は、近場の家電量販店に行き、たまたま見つけた赤と黒のソフトを手に取っていた。
それがペルソナ5との、ひいてはペルソナシリーズの出会いだった。その世界にあまりにハマってしまったせいで、ペルソナ5を通算500時間ほどプレイした。そしてペルソナ3で命の答えにたどり着き、ペルソナ4ザ・ゴールデンで霧を晴らし真実を見つけ出した。それでも飽き足らず(無印と2はまだやっていないにわかにではあるが)アニメを見て映画を見て、アリーナで闘い、ダンスを踊った。
ペルソナ5は現実世界と認知世界(というもう一つの現実との)と東京という「現実」にある世界の3要素が絶妙にリンクしていて、ある意味残酷とすら思えるほどの没入感を与えることに成功している。
教室で自分の目の前に座っている杏、竜司とともに食べた荻窪のラーメン、真と共に闘ったパレス、双葉と共に食べたカレー、春と飲んだコーヒー…一緒に眠ったモルガナ…「痛み」を共有した仲間たちとの楽しくどこかくすぐったいような日々だけではない。無気力な大衆、どこにでもいそうなパレスの主たちまで、確かに存在する。
そして、プレイを終えたあと、自分は確かに怪盗団であったこと、しかしこの世界には怪盗団がいないということを実感せずにはいられない。
ペルソナ5の物語は、当事者になってしまった鴨志田事件から、真加入の前半は勧善懲悪的な物語であり、中盤は、大衆の期待に煽られていき、「人一倍許せないこと」があり、それを貫いていく、という怪盗団のポリシーがブレはじめ、絶頂と凋落を味わう。
終盤はその大衆の集合的無意識を切り口として、人々の世界のどこにでもありふれている閉塞と怠惰の中で、それでも人間には前進していく・立ち向かっていく意志と希望があり、(矛盾しているが)それらを自ら選択していくエンドである。
「人間の希望を集めて作られた」モルガナが「人間には、世界を変える力がある。今はそれをほんの少し忘れてしまっているだけ」という台詞であらわされるように、作中には「意志と選択」がありふれている。
その最たるものとして、主人公は獅童の事件の証言者として、警察に出頭し、少年院に入ってしまうことになるわけだが、「痛み」を共有した仲間たちが主人公の冤罪を証明する。
作品の答えが、そして作品のテーマであった「真なる更生」が果たされる。彼らの「意志」はわれわれの現実にも還元され、ありふれた怠惰と閉塞の世界で、「ほんの少し」忘れていた希望と意思を思い出す。
さて、ペルソナ5 THE ROYALでは、そんな「意志と選択」の物語であったペルソナ5から、今回の「ROYAL」な3学期では、異なるシチュエーションで「意志と選択」の物語が繰り広げられることになる
パーフェクトであった物語に、一学期から当然のように追加される新しい登場人物たち。
言うまでもなく、芳澤すみれと丸喜拓人のことだ。ネタバレになってしまうが、二人には共通点がある、「大切な人」を失ったという「痛み」を持っている点だ。丸喜拓人は恋人を、芳澤すみれは、姉であった「芳澤かすみ」と自分自身「芳澤すみれ」である。丸喜は恋人であった留美の家族が殺されたショックで、留美が廃人になる。
芳澤すみれは、世界を獲ると共に誓った姉を、自らの不注意で事故に遭わせてしまい、失う。
丸喜は「彼女を救いたい」という「願い」をもって、ペルソナを覚醒させ、留美を救った代償に、留美は丸喜のことを忘れる。
すみれは「かすみになりたい」という「願い」を持ち、それを丸喜が認知を「曲解」させることで、すみれは自身を「かすみ」と認識して生きていく。その代償にすみれはすみれ自身を失う。
3学期に解禁されるすみれコープにおいて、芳澤すみれは「かすみ」のように凛々とした少女ではなく、いつも姉の背中を追いかけている内気な少女として描かれる。
かすみの影から自ら脱却し自分の意志で歩み始める。彼女のコープで、下していた髪を再度括るシーンは、かすみの持っていた強い目が、すみれの中に宿っていた。
すみれの強さと脆さ、そして主人公や丸喜にすがってしまう点は「怪盗団」の女性にはない、どこかギャルゲーチックなトラウマの向き合い方で大変好みだっただけに、もう少し長く仲間として使いたかったという本音もある。
話しを怪盗団に戻そう。怪盗団が無意識にも願っていた願いが叶えられた世界。「幸福な幻想」の中にいる怪盗団は、自分たちが「現実にいない」ということにすら気が付かない。彼らが無意識にも願っていた願いが変えられた世界。モルガナは人間になり、竜司は陸上を続け、杏は志穂と共に過ごす。真や春には父がいて、双葉には母もいる。かすみはかすみとして、凛々とそこにいる。ただ、主人公だけであるジョーカーは違うかのように描かれる。現実が、現実ではない感覚。彼は同じようにここが現実ではないと気がついていた明智、そしてパレスを見つけていた芳澤と協力して、元の世界へ戻ろうと調査を始める。
パレスを発見したのち、戦力を増やすためにもまず、ジョーカーは一人一人一味を説得していくわけだが、改めてジョーカーの精神的な意志の強さには驚嘆する。彼は問いかける「これで本当に幸せか?」自ら痛みを乗り越え、選ばなければ意味がなかったんじゃないのか?
仲間たちは気がつく。竜司の言葉でいうなら「あいつの言葉が正しいと思ったからなのかも」
その瞬間、幻想は打ち砕かれる。
丸喜は「みんなが幸せに暮らす」世界を作りだすことによって全てを救おうとする。そのことに気がついた時、怪盗団は今まで考えていなかった、改心することの是非を問われる。という問いにぶつかる。しかし!目を覚ました怪盗団の答えは自明である。「幸福」よりも「意志と選択」を尊ぶのだ。例え、その現実が幸福なものでなかったとしても。
丸喜は叫ぶ「僕は君たちも救いたいんだ」そして、共闘している明智という存在が「ジョーカーがもう一度闘いたい」という願いに丸喜が応えたことによって生まれた存在だということを明す。そして、明智は自らの存在のことを知りながらも、主人公に、自らの「意志」を貫くよう勧める。明智らしい、突き放すような言い方で。
その時、私はそうか、と少し嬉しくと思う。ジョーカーにも、きちんと願いがあり、後悔があったのかと。あまりにも強靭な精神を持っているので忘れていた。私ははじめてジョーカーが真なる意味で「我々の仮面」になったような実感を得た。
そこから先はもう言うまでもなく、「歪んだ善意」と「まっすぐな意志」との対決である。本来怪盗団に改心することの是非や葛藤など必要ではない。大義名分を気にしてるようでは怪盗団なんかやってないからだ。確かに今回の丸喜は根っからの悪人ではないし、どこか衛宮士郎を彷彿とさせるような一種の正義の味方だと思う。それでも、怪盗団にとっては悪人なのだ、自分の力でまだ見ぬ未来を切り開いていく障害になるものは。
ラストバトルで、ジョーカーは仮面を外し、丸喜といかにも陰キャな殴り合いを行う。少し狙いすぎるきらいはあるが、その青臭さと眩しさを再度確認できただけでも、ペルソナ5THE ROYALは最高の物語であったと私は言える。
エンディングムービにおいて、丸喜はタクシー運転手として主人公を駅まで載せていくシーンがあり「大人になってから失敗しても、もう一度やり直せる。それが僕の復讐かな」(大意)丸喜も見事に未来をつかむことが出来たのだと思い、うれしくなる。
見送りの際にかすみが現れないのも、怪盗団の見送りがやけにあっさりしている所も、自らの「意志」によって、自分だけの道を歩みはじめたことの証左だろう。新幹線のホームで、「前を向いて歩けよ」という声がする。前を向くと、強い目をした「すみれ」がいる。「それでは」という挨拶だけを交わして、二人はすれ違っていく。前を向いて進む、だが、二人は同じ方向を向いていない。なんと素晴らしい別れ方だろうか。
かすみと、怪盗団と、もう一度会いたいと思わずにいられない。もう一度、ありふれた閉塞と怠惰から、未来を切り開くために。そして別れをする為に。その為に何度もペルソナ5THE ROYALを周回し、そのたびに、自分自身の心の中に怪盗団があることを確認するだろう。
ふと、これを読んで思い出したんだが
今は25年前くらいに某スーパーに買い物に行きレジを待っているときにどっかの主婦が子供を読んだ声が聞こえて「トウマ、セイジ早く来なさい」と。自分はびっくりした。
大昔「サムライトルーパー」というお姉さまに大人気のアニメがあって(同人誌がいっぱい作られた今なら刀剣乱舞くらいのジャンル)その主人公の青年5人のうちの2人がトウマとセイジというキャラがいたことを思い出した。
名前が一緒なのは偶然かもしれないが、腐女子の姉にそのことを話したら「あーそれは間違いないねー」とのこと。
それほどまでに私は疲れてる。疲れきってる。
明日締め切りのESを半分書いたところで手が止まってしまった。
質問に対して自分の正直な考えと、就活本に書いてあるセオリーとを照らし合わせて、正解の文章を考えようとしても、何も浮かばなくなってしまった。
考えれば考えるほどこの企業の志望度は高くなっていき、同時に書けなくなっていく。
私には夢があった。
夢を叶えたくて就活を頑張った。
正確には頑張りたい、と思った。
でも次々と志望業界の企業が落ちていく中で、根本的に自分は向いていないのだと気づいた。
それどころか、1mmの努力も出来ない自分がいたことに気づいた。
夢破れた私を横目に、友人たちは次々に内定を獲得していく。
私はコミュニケーションに難があるわけではない。
バイトで接客業もやってて評判いいし、大人からも可愛がられるタイプだ。
どうして夢もないあの子は適当な企業に内定もらって、どうして夢のある私はこうもうまく行かないのかと、自問を続けた。
出した答えは、私は自分が思うよりはるかに「何者」でもなかったのだ。
就活について生々しく描かれた本で、2年前くらいに私も買い、読んだ。
怖くなった。
こんな怖いことを乗り越えられるのだろうか。
面白い本だけど読むと不安になるから就活が終わるまで読まないておこうと思ったのだ。
だが今思うと不安になる一番の理由は、登場人物の拓人が私と似ていたから。
そして今まさに、私は拓人と同じ状況に置かれている。
この記事を書いている横に本棚から引っ張り出した『何者』を置いてある。
ごちゃごちゃしてしまったがプライドを失い、どん底にいる今でも言いたいことがある。
「企業は合う、合わないがあるから、落ちた企業は合わなかったんだよ」
というか、どのサイトもどんなキャリアアドバイザーも言う台詞。
私はこの言葉を信頼していない。
何故なら合う、合わないなんてどうでもいいからだ。
やりたい、やりたくない、なんじゃないの?
合わなくても、やりたい仕事ならそんなの乗り越えられるんじゃないの?
やりたい、やりたくないにしろ、合わなかったら辞めればいいと思うけど、やりたい仕事から転職したほうが経験値になるんじゃないの?
こんなことを未だ言ってるから就活の波に乗れずうだうだ海底に沈んでいるんだろう。
もちろん留学する気もだ。
「何者」かになりたかったのに、こんなにも「普通」の考え方をしてしまうのは、本当に我ながら笑える。
正直辞めたいし、しにたい。
でも私はこの世にすがりつくものがあるし、親にもお礼したいと思ってる。
就活のメソッドには中途半端にしか従えないし、プライドは絶妙に高い、そして「何者」でもない。
でも雇ってくれればちゃんと働くし、周りへのご機嫌取りだってするから。
こんだけ書いといて結局何が言いたいのか分からない文章にも嫌気が差してくる。
ES書けない。
就活つらい。
Permalink |記事への反応(23) | 10:52
生き物を食材として全て食い尽くすとか何処の未開拓人だよとか思ってたんですけど、
まさか日本で見られる(予定)とは思って無くてビックリしました。
1回食べて、「あ〜まあうまいんじゃない?」ぐらいのレベルだと思うんですけど、
美食家の方達によるとそうじゃないらしい。
爪楊枝を加えてシーシーしている美食家を前に
「ウナギの旨さがわからない」等と口を滑らせてしまうと、もうおしまい。
美食家がシーシーしていた爪楊枝を放り投げ、まるで獲物を見つけたウナギのように目を黒々と光らせて詰め寄ってくる。
ふがふが鼻息の荒くしながら「お前は本当にうまいウナギを食ったことがないんだな、可哀相に。俺が食わせてやるよ」と、臨戦態勢に。
「あれやこれや、ウナギの何処が上手い、ここが他と違う。彼処の店のウナギを食ってみろ。」と
ウナギのようなつかみ所のないヌルヌルとしたご高説を承り、仕舞には
「ウナギは滋養強壮栄養豊富、一匹食べれば1000万メートル」などと某グリコのキャッチコピーでチャンチャンときたもんで。
「はあ、そうだったのか、自分が馬鹿だったのか」とぽっきり心の串が折れた日には、
ウナギは美味いと言う認識が頭に伝染して、食わずしてウナギ美食家の一丁出来上がりときたもんです。
ウナギ美食家1人が10人になり、10人が1000人になり、そのまま1億人がウナギ美食家になってしまい、
ムシャムシャ食べられ続けたウナギはそのまま絶滅。後の時代ウナギ絶滅事件の事を、ネズミ講ならぬウナギ講と呼んだとか。
そうだ、元はと言えば土用の丑の日を作ったエレキテルさんが悪いに違いない。
と思ったもののエレキテルさんは獄中で死亡し、檻に焼かれて蒲焼きになってしまったそうな。
その後、ショボショボと炭火焼の様な形で御用もないのに土用の丑の日は生き続けていたらしいが、
近年になってウナギ養殖業者と美食家が「客寄せのためにウナギを使った土用の丑の日の文化をもう一度!ワンモア!」と
ウナギカムバックキャンペーンを発展させたところコレが大いに受けてしまった。
「ウナギを食うのは土用の丑の日?そんなもん元から土曜に食ってないから関係ないだろ?」と暴徒化してしまい、
水中に隠れたウナギをこれでもかこれでもかと掴み取り、躍り食い、炙り焼き。
難なく逃れた最後の一匹は2014年5月に確認されたきりとなってしまった。
やはり美食家が悪いな
@ITにて、@ITの「Rubyを最大63%高速化した中学生は超多忙!」というインタビュー記事が公開されています。
これまで、Lispの“仏さま”竹内郁雄氏、東大博士課程の女性プログラマ五十嵐悠紀氏、プログラミング言語Cyanを開発した高校生 林拓人氏、その続編(「国語ができる(=日本語できちんとした文章が書ける)人じゃないとプログラムは書けない」という竹内郁雄氏の発言の解説)に続く、連載物の一つである。
今回の記事の筑波大駒場付属中の3年生金井仁弘氏は、/.Jでも告知があった「セキュリティ &プログラミングキャンプ 2009」に参加し、Ruby1.9がRuby1.8よりフィボナッチ数列の計算で低速化しているのに着目、構造体の判定メソッドの一部をループの外に出すことで最大で約63%、全体で約8%の高速化に成功したと言う。また「RSA解読のためのフェルマーの小定理の証明」を授業で行っているなど、色々と興味深い内容だ。
皆さん、中三の夏に何してました?