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はてなキーワード:投資ファンドとは

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2026-02-10

トランプ高市以後の日本オワコンすぎる

1.蜜月の代償:トランプ時代の「過剰適応」と財政私物化

トランプ2.0政権下、高市政権同盟維持のために国家予算事実上米国の「上納金」へと変貌させます

軍事費爆買いによる「円」の垂れ流し: 巨額の防衛予算米軍産業に注ぎ込むため、外貨準備を切り崩し、さらに際限のない国債発行を継続

トランプトレード」への過剰同調:米国インフレ政策に引きずられ、日本金利を上げられないまま円安放置。「日米一蓮托生」のポーズは、市場には「日本銀行の独立放棄」と映ります

2. 信用崩壊世界から米国ATM」と見なされる

日本が「原則」ではなく「トランプ個人」に従属する姿を見て、国際通貨市場日本円への不信感を募らせます

「悪い円安」の常態化:EUBRICS独自経済圏を固める中、日本中国とのデカプリング供給網を自ら破壊物価高騰が止まらず、実体経済スカスカ状態通貨けが刷り増される状況に、投資家は「円」を逃げ場のない「泥舟」と認識し始めます

国際決済網から孤立:BRICS諸国が進める「脱ドル決済網」から排除され、さりとて米国内でも優遇されない日本は、決済通貨としての円の流動性を失っていきます

3.トランプ以後:訪れる「暗黒の真空」と通貨暴落(円の死)

トランプ氏の退任後、米国が「多国間主義」へ回帰した瞬間、梯子を外された日本の没落は経済面から爆発します。

キャピタルフライト資本逃避): 米新政権が「日本飛ばし」で中国と手を取り合う中、日本に取り残されたのは「巨額の債務」と「壊れたアジア外交」のみ。これを嫌気した外資が一斉に引き揚げ、1ドル=250円、300円を超える制御不能円安が発生します。

円の「紙屑化」: もはや「安全資産」の面影はなく、日本国内では輸入エネルギーや食料価格が数倍に跳ね上がり、ハイパーインフレ兆候が見え始めます産業競争力が枯渇しているため、円安による輸出増の恩恵も受けられません。

4.結論歴史の「落とし穴」にはまる日本

トランプという「劇薬」に依存した結果、日本一時的安心を買う代わりに、「通貨の信用」という国家の命脈を売り払ってしまいました。

かつての英国の衰退を上回る、「円という通貨消滅」または「他国通貨への隷属」を伴う悲惨な終着点。かつて世界を席巻した経済大国は、独自経済主権を失い、文字通り「極東の、通貨価値なき孤島」として歴史の表舞台から退場することになります。 

5.終焉風景ハイパーインフレ下の日本社会

通貨の信用が地に落ちたことで、かつての「生活の質」は一気に崩壊します。

「円」の拒否物々交換の再来:商店の棚から輸入品エネルギー小麦、肉類)が消え、残った国産品価格が数時間ごとに書き換えられます。ついには、街中の個人商店フリマアプリで「円はお断り米ドル、金、あるいは現物(米や酒)」での取引が優先されるようになり、日本円は「自国内で使えない通貨」へと成り下がります

デジタル小作農」への転落: 若年層や高度人材は、日本企業を見捨てて海外プラットフォーム外貨を稼ぐことに必死になりますしかし、国力が低下した日本から労働者は、デジタル空間でも「低賃金単純作業」に従事せざるを得ず、稼いだ外貨も高騰する生活費(電気代・通信費)に消えていく、現代版の小作農化が進みます

インフラの「選択と集中」という名の切り捨て:財政破綻により、地方鉄道水道道路の維持が不可能になります政府は「居住エリアの集約」を強行し、維持できない地域文字通り「棄民化」。かつての美しい地方景観は、廃墟と化した太陽光パネルけが並ぶ「墓場」へと変わります

6.外交的属国化の完成:買い叩かれる列島

通貨価値消滅した日本に残された道は、さらなる「安売り」です。

不動産重要資源の「バルクセール」:暴落した円を背景に、中国を中心とするアジア新興勢力や、トランプ後の米国投資ファンドが、日本の優良企業や水源、港湾施設を「二足三文」で買い漁ります日本人は自分の国の土地にいながら、所有者はすべて外国人という「賃貸国家」の住人となります

安全保障の「民営化」:自衛隊予算維持すら困難になり、防衛の一部を米国民間軍事会社PMC)に外注日本はもはや「同盟国」ではなく、米国利益を守るための「有料の防衛拠点サブスクリプション基地国家)」へと変質します。

Permalink |記事への反応(4) | 18:02

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2026-02-08

質問ある?

現在投資ファンド代表をしている。

本社ケイマン諸島にあるがオフィスシンガポールにあり、私は基本的都内事務所にいる。

経歴としては日本まれ日本育ち→私立文系大学中退スポーツジムインストラクター市役所職員監査法人→日系PE→スタートアップCFO→イグジット売却益でファンド設立

という形だ。

ファンドが上手くいっているのは投資銀行の力添えがあるからで、正直私に能力はないと思う。

投資銀行の協力を得られたのは先述のイグジット。

私がいたスタートアップCEO創業メンバー達が売却に反対していたのだが、投資銀行に請われてその切り崩しにあたったのが私だ。

今の立場はそれに対する飴である

何か質問があれば答えよう。

Permalink |記事への反応(0) | 21:22

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2025-12-04

ブルシットジョブ弁護士大企業事務職高身長男性ばかりだが、保育とか清掃とか負け組が就く底辺職は低身長の男が多い

数年前に流行ったブルシットジョブって本を読んだんだが

弁護士大企業の人事、内部監査スタッフ部門投資ファンド従業員高身長男性が多いが、清掃や保育とか言うクソみたいな底辺職(シットジョブ)で働く男は低身長の男が多い』って指摘されてた


実際日本でも銀行員販売員とかより身長が高いようだし

なんで負け組って低身長が多いんだ?

Permalink |記事への反応(3) | 12:35

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2025-04-24

anond:20250424122608

今みたいな相場投資ファンド個人が買いそうな銘柄に徹底して空売りを仕掛けます

そうすることで顧客自分達が良いパフォーマンスを出してると錯覚させるためです。もちろん個人が投げ売った後はこっそりと買います

Permalink |記事への反応(0) | 12:33

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2025-04-20

anond:20250412130949

ウォール街ランダムウォーカーwwwww

こんな糞本進めてる時点で君らの能力がよく分かるよ。

ハーバード大学卒、頭いいんだぁ

投資ファンドアドバイザー、頭いいんだぁ

とか思ってそう。

本物は本物を見抜くと言われるが、無能無能を好むんだろうね。

Permalink |記事への反応(0) | 20:15

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2025-03-30

anond:20250330012628

はてぶに限らず投資ファンドでも経済評論家でも断言するタイプの人はセールスが上手いのであって、予測を当てるのは上手いとは限らない印象あるかな

自信なさげな人が実は色んな多岐の視点から予測してるからこそ、自信が無くなっていて言葉尻が悪いパターンとかもあるしね。

ロシア侵攻なんて経済人は1週間前に当ててないどころが否定してたの覚えてるよ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:50

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2025-03-12

anond:20250312223121

00年代後半から10年代前半あたりは、確かに妙なボードゲームをやる会の勧誘が盛んにされていたな

金融系のセミナーの日程を検索すると、真っ当な先物取引業者投資ファンド(そういう業界そもそも真っ当なのかという問題は脇に置く)主催の講演に混ざって、ようわからん団体会合がヒットしてたもの

Permalink |記事への反応(0) | 22:41

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2025-02-23

セブンイトーヨーカ堂などのスーパー事業を米投資ファンドと売却交渉

不採算スーパー事業などを売却して中核事業であるコンビニ事業に焦点を合わせ企業価値の向上を狙う、というわけだ。

その肝心のセブン本体に対しては、カナダ企業から7兆円規模の買収提案が出ている。

それに対して創業家資金を集めて株式の非公開化する防衛構想を示している。

セブンの取る道としては、

カナダ企業の買収提案に乗る

創業家株式を売却して非公開化する

・どちらも選択せず現在経営陣のまま、企業価値の向上に務める。

などが選択肢としてある。

ふーん、そうなんだ。

という程度の話なんだけど、

ちょっとおかしいと感じるのは

創業家イトーヨーカ堂はあっさりと米投資ファンドに売却されることを容認するのに

セブンイレブンがカナダ企業に買収されることには断固として反対するのはなんなん?

ということかな。

この創業家によるセブン防衛というのは簡単なことではないらしい。

主に資金面で。

なんせ7兆円の買収提案に対してのカウンターから集めるべき資金が膨大になる。

もちろん創業家だけで負担はできないかメガバンクはもちろん日本商社、はては米国投資ファンドにまで資金調達を打診している。

らしい。

それでも資金が集まるのかどうかはまだハッキリとしていない。

そこまでの無理筋を押してでも防衛する意思セブンに対しては見せるのに、

本来の祖業であるはずのイトーヨーカ堂に対しては極めて冷淡というのはなんでなんだろ?

という素朴な疑問を抱いてしまう。

また我々一般消費者としても同じような感覚を抱いている人も多いかもしれない。

イトーヨーカ堂の売却は、ふーん。

セブンカナダ企業へ、には拒絶反応

みたいな感じの人もいるかも。

でもどっちも同じようなことだと思うんだけどね。

あと、イトーヨーカ堂現在ヨークHDという持株会社の傘下に入っていて、

今回米ファンドと売却交渉するのはそのヨークHDだ。

ヨークHDにはイトーヨーカ堂だけではなく、

みんな大好きな、LOFTロフト)や

赤ちゃん大好き、赤ちゃん本舗

なども含まれてたりする。

でもそこらへんが米企業に買収されることへの拒絶反応とかもないわけなんだろ。

だったら別にセブンカナダ企業に売却されてもいいだろうにさ。

なんで?って思う。

ヨークHD投資ファンド相手から、先々傘下企業がどんな扱いを受けていくのか未確定な部分があるけど、

セブンに買収提案してるカナダ企業世界規模のコンビニ企業からね。

ただ金儲けの道具としてセブンを粗雑に扱うわけもなく、ひょっとしたら相乗効果セブンイレブンがもっとよくなる可能だってある。

なのになんでセブンイレブンの買収提案だけ、拒否反応を示すのかね。

Permalink |記事への反応(1) | 07:07

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2025-01-31

anond:20250131080553

いいえ、訴えないと思いますそもそも個人の番号や連絡先を業務で教えるシチュエーションを作っているのが問題

仮に訴えても、ちゃんと会見を見ているスポンサー企業は、「そういう問題ではない」と更にドン引きするだけだと思います

そもそもの話なんですけど、スポンサー企業資産運用会社投資ファンド役員上級国民でも、その下で手足となって働くのは一般国民なんですよね

一般的国民情報処理能力を舐めすぎだと思うし、この程度の情報処理ができない人材御社では採用するのか?って話ですし、

これがまずいことだと理解できない人材がいる会社は、自社にコンプラ教育がないと告白しているも同じことです

 

増田みたいな情報処理能力問題があったり、認識と興味に非常に偏りがある人を煽って、有耶無耶にできないかってやってるだけだよ

Permalink |記事への反応(1) | 08:17

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2025-01-22

投資ファンドときマスメディア様に逆らうな

投資屋は口出さずに金だけ出せばいいんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 21:59

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2025-01-21

中居正広フジテレビ問題関連の時系列(*1をベースに主に1月18日以降を追加)

■ 2024年 ■

▽10月頃、週刊誌などが事案の取材をしていることをフジテレビが知る?

▽11月「だれかtoなかい打ち切り中居通達

▽12月13日 「スポニチ」がフジテレビ質問状を送る(*2)

▽12月19日 「「女性セブン」が中居との”女性トラブル”をスクープ

▽12月25日 「「週刊文春」の第一報を女性スキャンダルスクープ

▽12月27日 フジテレビ公式サイトで関与を完全否定

■ 2025年 ■

▽1月7日 日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」で、中居の出演シーンがカットされて放送

▽1月8日 フジテレビ系「だれかtoなかい」の当面の休止が発表。ニッポン放送中居正広 ON&ON AIR」の11日分の放送休止が発表

1月9日 中居自身事務所公式サイトで、謝罪文掲載

▽1月10日 TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 新春SP」が差し替え

▽1月11日 テレビ朝日系「中居正広の土曜名会」が差し替え

▽1月13日 TBS系「THE MC3」が差し替え

▽1月14日 米投資ファンドダルトイン・インベストメンツ」がフジ側に書簡を送付

▽1月15日 「週刊文春」がフジテレビ現役女子アナが受けた性接待疑惑スクープ

▽1月15日 「ザ!世界仰天ニュース」で中居降板が発表された

▽1月17日 フジテレビ社長による定例会見を開く

▽1月18日 日本生命トヨタ自動車などがCM差し替えを決定(日本生命筒井会長は次の経団連会長

▽1月20日 CM差し替えが50社を超える

▽1月20日 TBS系 「金スマ」の終了、「THE MC3」は出演者を変更すると発表

▽1月20日 元アナウンサー青木歌音が自身YouTubeチャンネルにて番組制作スタッフからの性被害告発

▽1月21日 ニッポン放送番組開始から30周年目前となった「中居正広 ON&ON AIR」終了を発表

▽1月22日 事案発生時フジテレビ専務取締役関西テレビ大多亮社長記者会見を開く

▽1月23日 中居正広芸能界引退を発表

*1https://www.chunichi.co.jp/article/1012376 

*2https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/17/kiji/20250116s00041000275000c.html#goog_rewarded

Permalink |記事への反応(0) | 18:46

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2024-11-24

セブンイレブンってカナダ企業に買収されたら駄目なの?

なんか創業家必死になって資金集めて株式の非公開化を目指してるみたい。

国内では3メガバンク伊藤忠商事に声をかけて資金を集めてるけど、

それだけでは足りないみたいで海外投資ファンドにまで声をかけて買収資金集めに必死になってる。

問題は7兆円規模というその買収金額の大きさと、

実質的意味合いが買収防衛しかないという、

その目的にあるんじゃないかと思う。

対して買収を名乗り出たカナダ企業ACTは「敵対的買収はするつもりはない」と落ち着いた対応

なんかさあ直感的には素直にACTに買収されたほうがみんなハッピーになるような気がするんだけど?

何を必死こいて買収防衛しようとしてんのかね?

今まで結果を出せてないから今回こういう流れになってるわけでしょ?

非公開企業になって、買収防衛して、そんで、どうすんの?

何が死体の?

Permalink |記事への反応(1) | 14:10

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2024-07-20

anond:20240720234731

S&P500がざっくり年利6%だよ(いつからいつまでで測るかによって変わるけど)。アクティブ型の投資ファンドマネージャーでS&P500の利回りを越えられる人は1割とか。

そういう相場観を持った上で、自分投資スタンスを決めて、手法勉強しつつ、実践してくのさ。

知的遊戯だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 23:52

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2024-07-19

anond:20240719124707

為末の選手時代スポンサー偽計追徴金食らった投資ファンド(その後倒産)

問題が発覚した後も形式的謝罪だけで済ませてるあたりスポンサーに対する意識が「なんかお金くれる会社レベルで止まってそうな気がしてならない

Permalink |記事への反応(0) | 12:53

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2024-07-11

最近ケンタッキーずっとおいしそうなメニューばっかりな気がするんだけど、もう投資ファンドに買収されちゃってるんだっけ? 今いい感じだから、今後も続いてほしいなあ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:28

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anond:20240705155600

クワクってほどでもないけど、ちょっとオモシロ会社名前だったら、

長年三菱商事の傘下にあった日本KFCを買収する米国投資ファンド会社は(株)クリスピーで、その株を100%持ってるのが(株)ジューシーさらにその株を100%持ってるのがケイマン籍のCrispy Holdings, L.P.である

Permalink |記事への反応(0) | 16:06

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2024-03-30

新人時代トラウマを思い出したので吐く

この増田https://anond.hatelabo.jp/20240328145307 を読んでいて、新人歓迎会トラウマを思い出したので書く。


新卒就職したのは、大手電機からリストラ分社され投資ファンドに売却された地方製造業…に、グループ内人派遣を行う人材派遣会社だった。

当時はリストラ分社化された直後で、まだ元グループ本社からの出向社員も残っていたし、元グループ会社看板も、営業網も使えていた。

それにに加えて、リストラ分社化された後で「これで迅速な意思決定ができて伸びるぞー」と言うお題目が信じられている頃でもあったと思う。

からか、当時入社するプロパー入社式はそれはそれは華々しく行われていた。


いや、華々しく行われていたのを、私たち派遣会社経由組は、敷地の隅にある人材派遣会社事務所のちっぽけか打合せ室の窓から見ていた。

プロパー新人記念写真撮影をしているのをみて、私たちはあっちいじゃないの?と少しは思うが、当時ピッチピチの新卒で疑問に思うこともなく。

派遣会社事務所から何かしら訓示を受けた覚えがあるが良く覚えていない。

簡単事務的な話だけだったので、そのまま配属先となる職場から主任が迎えに来て、職場へと向かった。大部屋式の事務室である

課長の所で軽く挨拶した後、課員に特に紹介されたりもせず、大部屋の端にガラス張りのパーティションで囲まれた「OA室」と呼ばれる部屋に連れて行かれ、ここがお前の席だと座らされた。

周りには同じく派遣できている人たちが数人いるが、みな黙々と仕事をしている。一応会釈はしてくれるが特に会話もない。部屋の中にはサーバと古めかしいブラウン管モニタがついたCAD端末がうなり声を上げている。

15インチスクエア液晶DELLの型落ちデスクトップを渡され、いきなり赤が入った原稿に従ってWord文書を直していくと言う仕事を振られた。

当時ピッチピチの新卒で今のようにくたびれていなかった私は、緊張して違和感を感じる暇も無かったというか、違和感を感じるような知識も無かった。


それから数日して、プロパー新入社員挨拶にやってきた。「全員集まれ」と声がかかって大部屋の中心にみんなで集まり、彼らが新人だと紹介される。実際に配属されるのは8月お盆明けからだが、と聞かされた。

何で8月なんですか?と、少しは話をするようになっていた主任に聞いたところ、彼らにはみっちり新人研修があるのだとのこと。

すごいね

グループ会社から分離したけど新入社員教育は合同で行って、元グループ会社本社にて集中的に研修するんだって

すごいね

そうして彼らプロパー新人新入社員教育を受けて、定時退社している間に、自分はみんなにシェアされる雑用便利人としての立場を明確にしていった。

忙しくなると投入され、ろくにスキルも身につかない雑用をやる。どの課に所属しているのかと言うことも曖昧だった。業務調整をする上司というもの存在しなかった上に、ひとヤマを超えると別の社員の忙しい案件に投入されるため常に長時間労働であった。OJTと言う言葉すら無かったが、仕事特性上、割り当てられた仕事が終わらなければ終わらない。やらずに放置しても誰か別の人がやってくれるわけではない。溺れながら仕事を覚えていくことになる。

このように同じ職場メンバーとしての一体感が生まれる事も無かったが、一つだけ一帯運用してもらえていたものがあった。それが「タイムカード押し」である。だいたい19時30分を回ると係がタイムカードを回収しに来る。彼にタイムカードを渡すと、私が自分で押さなくてもかわりにタイムカードを押してくれるというサービスである

いや、サービスしているのはこちらか。当時ピチピチの新卒であった私は、それが当たり前だと思って、深く考えなかった。いや、考えようとしなかった。


さて、この内容を何故標記増田から思い出すに至ったのかというと、積み重なった違和感が爆発したのが、新人歓迎会だったかである


時は流れて8月プロパー社員新人正式職場に配属された。配属されて行われるのが、新人歓迎会である

今までも全体の飲み会らしきものは行われているのを知ってはいたが、私がいる「OA室」の人間は誘われることは無かった。しかし、新人歓迎会忘年会だけは別らしく、出欠席の紙が回ってきた。

私は、これを自分も歓迎してくれる会であると疑わず、出席と記入した。会費は7000円であった。高い。正直、月給額面残業代込み174,000円からその金を出すのはかなり痛かった。痛かったが、仕方が無いと思った。

そうして、久々にリクルートスーツに身を包んで、会場に着いたところ、以下の様な事が分かった。

なお、記念品として贈呈されたそのハンドブックは「仕事必要から」と言われたので私は自分で買っていた。彼らの初任給は、私が当時付けられる限度まで残業を付けてもらうのよりも、一切残業せず3万円は高かったはずである

偉い人のよくわからない話を聞いて、乾杯して。新人代表のよくわからない決意表明を聞いて。なんか意味のわからない余興が行われていたのはぼんやりと覚えているが、途中でなんか気持ち悪くなり、料理も食わずに会場を抜けて家に帰った。

今なら、7000円も払ったのだからせめて夕飯代ぐらいは浮かしてやるぐらいの図太さは身につけたが、当時ピチピチの新卒だった私にはそんなものはなかった。


ちなみに、頭の中をぐるぐる回っているぐちゃぐちゃを吐き出して落ち着けたのはインターネットであるもっと具体的に言うとこの増田はてなAnonymousDiaryのおかげである。ここで無茶苦茶愚痴を書いて、みんなにそんな会社やめちまえよって同情してもらって、やっぱりおかしいよね?おかしいよね?、と整理ができた。

そうして、スキルを磨いて、勉強して、戦略的に行動する事を心がけるようになった。

みなさんのおかげです。どうもありがとう。当時の増田がどれぐらい残っているかは、まぁ、わかんないくらい昔の話ですが。


さて、その後だが、元グループ本社ブランドが使えなくなり、営業から外され、元グループ会社格安で担っていた間接機能自分でやらなければならなくなり赤字に転落。

グループ本社から出向で在席していた人々…つまり売却に至っても本社転籍させなかった優秀な人々…が徐々に去って、さらに買収した投資ファンドからクビ切り役人みたいな連中が送り込まれプロパー社員ボーナスが年3ヶ月分吹っ飛ぶ、労働組合が元グループ会社組織から外されて見捨てられる、福利厚生が自社独自に切り替わる、など労働条件改悪、激変が続く事になる。

当然元グループ本社と共同で半年以上かけてじっくり行われる新入社員教育なんてものは翌年以降は蒸発しなくなった。新人は極簡単ビジネスマナー講座と図面の読み方みたいな軽い教育を受けて入社後数週間で職場配置されてくるようになった。

同時に、派遣社員が増える事になった。それも元グループ本社系列グループ内向けの派遣会社(つまり私の所属会社からではなく、他の派遣会社から人材が投入される。金は無いが、今までグループ本社機能依存していた部分を自社化しなければ行けなかったからだろう。

さら賃金が高い社員を中心に退職推奨と言う名のリストラが行われ、その代わりに派遣社員が加わるという事が特に現場系で進行する。更にラインまるごと海外EMSに出されるようになっていった。

しかし、プロパー社員派遣社員を切り分けて考えると言う企業体質や文化はそう簡単に変わるわけもなかった。妙な壁がずっとある。お給料から命令系統食堂の食券価格や給茶機の掃除当番まで妙な区別が残り続け、それが原因でか、不合理で業務効率が上がらないことおびただしい形だった。


ただ、そうして、会社は一応は黒字になった。筋肉質になったと宣伝しているがリストラ黒字になるまでやるからリストラなのであって、黒字になるのは当たり前である

そのタイミングで、元グループ会社本社最後まで持っていた20%程度の株式を完全に売却する事になった。完全に手切れである。私が入社して6年ほどが立っていた。

そこで、私が所属している派遣会社も完全に撤退する事になった。元グループ本社グループ内向け派遣会社であるからである


最後に、その後私がどうなったかを書かせてほしい。

かつて敷地内にあった派遣会社事務所はとっくになくなっていた。同期もみんないなくなっていた。

そして、私に提示されたのは、派遣会社から派遣元の会社正社員として転籍しないか、今と同じ仕事を続けられるよ、という誘いだった。

もちろん、断った。


会社側は、まさか正社員になれるのに断ってくるとは思ってもみなかったようである。それはそうだ。特に人事部門などは、痩せても枯れても元大手企業工場地元で最も安定した職場で誰もが就職したがる、と言う御山の大将であったからだ。

から自分たちの仲間に迎えてあげることが最高の報酬だと思っていた節があった。だからせっかく人事に交渉して入社できるようにしてやったのに恩知らずが、みたいなことを言われたこともあった。

さて、断った結果どうなったかとと言うと、派遣会社としてはもう派遣業を拡大していないこともあり同じ地域では仕事がないといわれた。そのため別の地域に転勤になるがよいか、と。もちろんOKと言った。願ったり叶ったりだ。

そうして新しい派遣先を探るからと言うことで、改めて所有している資格などを申告せよという事になった。コツコツと勉強してとりためた資格などを開示した結果、ちょうど人手不足タイミングと重なり元グループ本社のR&Dに派遣が決まる。

引継ぎ屋マニュアル作成をこなしながら異動の待機している間に、こんどはなんと所属派遣会社グループ本社吸収合併される事が決まった。

本社のR&Dに派遣ではなく異動という形で、あっと間にグループ本社正社員になることができた。神風が吹いたと言える。


そうして今ではそれなりに暮らしているのだが、そんな今でも「新人歓迎会」と言われると、あの悪夢新入社員一年目が、悪夢ホテルでの夜が頭をよぎるのである

からみなさん、相手所属がどこだとか考えずに新人には優しくしてあげてほしい。あなたにとっては毎年来る新人かもしれないけれど、新人にとってはたった一度の新人時代なのだから

また、新人の皆さんも、なんかおかしな事があっても人生何事も塞翁が馬である。よいこともあれば悪い事もあるが、前向きに、やってきたチャンスを掴んで離さない程度の握力を常に鍛えておく事ができれば、道は開いていくのである

頑張ってほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 00:55

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2024-02-04

anond:20240204184338

ワイなら750万提示のJTCメーカー転職だけど、これだけだと情報が分からないので、どんな仮定で考えたかだけ。

それは違うと思ったらワイが前提間違えてるってことだから参考にしないでね。

Permalink |記事への反応(0) | 20:22

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2023-10-03

おねショタ金融危機

 すべての始まりイーロン・マスク。人を騒がせることしか考えないあの男は「おねショタこそが至高!」と言い放ち、旧Twitterをざわつかせた。しかし、事態はそれだけに留まらなかった。

 イーロン・マスクおねショタを推奨するため、旧Twitterであらゆるおねショタ特別報奨金を支払うことを宣言した。そして、有言実行イーロン・マスクは実際に金を支払い始めた。旧TwitterBlueのインプレッションおねショタだけ特別報奨金のため極めて高く設定され、およそ旧100ReTweet、つまりちょっとバズるだけ、一ヶ月の給料分ぐらい稼げてしまった。

 おねショタ時代到来である。すべてのジャンルおねショタ支配される。気骨のある者を除き、あらゆる者がおねショタ大海へ向けて漕ぎ出した。

 イラストマンガ小説アニメーションゲームメタバース写真ショートムービー創作ジャンルだけにとどまらず、ネタツイまでおねショタに染まった。普段ツイートさえもおねショタが徐々に侵食し始めた。旧TwitterはXではなく、おねXショタと呼ばれるようになった。

 ここで少し冷静に立ち止まって考えてみてほしい。金のない旧Twitterにそこまでの報酬が支払えるだろうか? 否、払えるはずもない。

 では何が起こっていたのだろう。イーロン・マスクおねショタ宣言をする三ヶ月前、新しい仮想通貨ICOした。その名もONESHOTA COIN。開発したのは中東企業。バックには大富豪がいると噂されている。公開当時は中東富豪世界ネタ提供してくれた、程度の認識しかなく、ONESHOTA COINが活発に取引されることもなく忘れられようとしていた。

 事態を動かしたのは、イーロン・マスクである。彼はおねショタ宣言と同時にONESHOTA COINを買い占めた。ONESHOTA COINはイーロン・マスクの買い占めだけで23倍暴騰し、そして、二日後にはその半値まで暴落した。しかイーロン・マスクは動じなかった。おねショタ宣言以降、宣言通りに特別報奨金を支払い続け、おねショタの普及を推進し続けた。

 世間風向きだんだんと変わってくる。おねショタいけるんじゃね? そういう意見が増えるに連れ、ONESHOTA COINは暴騰をしてイーロンマスクの買値から数千倍の価格がついた。おねショタ特別報奨金はONESHOTA COINの売却益から賄われるようになった。

 世界おねショタ人気を決定付ける作品インドから出現する。「OOOXSSS」インド近未来おねショタSFである十三少年二十八歳の美女インドはおろか世界の命運をかけて戦い、愛し合い、歌い、踊る感動の超大作。全世界で大ヒットし、世界中の興行収入記録を更新しまくった。

 ONESHOTAは世界合言葉になった。ハリウッドでも大量のおねショタ映画が作られた。世界中でショタ俳優が発掘された。日本の古いおねショタ小説世界中で翻訳され、ついにノーベル賞候補上りつめた。おねショタホテルが作られ、おねショタリゾートもできた。おねショタバスが地を駆け、おねショタ飛行機が空を舞う。おねショタコラボ食品大量生産され人々は日々おねショタを食べる。

 おねショタは一つのジャンルを超え、普遍性を獲得していった。おねショタがあることが普通になった。飽きるという概念さえ超越したかに思われた。全ては順調、かに思われた。

 かつて、おねショタバブルは遠くない未来崩壊すると警告する経済学者話題になった。同じようなことを言う専門家は山のようにいた。しかし、おねショタ作品は作られ続け、世界中で愛され続け、経済を回し続けた。そこには実体があった。バブルではなかった。そう思われていた。

 終わりの始まりは、「OOOXSSS」の主演俳優が十五歳の時だった。主演の彼は世界で引っ張りだこの俳優になっていて、パパラッチからいかけられるようになっていた。彼は同級生女の子と付き合っているのをスクープされた。記者が「二十八歳の女性とは付き合わないの?」と聞くと、彼は笑いながら答えた。

「やだよ。そんなオバさん」

 この言葉世界中を駆け巡った時、何かが壊れたのだ。それはおねショタという幻想かもしれないし、パンパンに膨らみ切ったバブルかもしれない。世界中の人々に冷や水ぶっかけおねショタという夢からの目覚めをもたらした。

 終わったのだ。

 ONESHOTA COINは2日で63%暴落した。暴落は止まらず売りが売りを呼び、誰もその恐怖を制御できず、最終的に8日間で99.58%下落した。

ONESHOTA COINはビットコインに並ぶほどの規模になっており、それだけの資産が消え去ると何が起きるか? 連鎖的に仮想通貨が大暴落する。それは恐怖からまれた売りと、システム化されたロスカットと、ONESHOTA COINの損失を埋めるための換金と、暴落による強制ロスカット連鎖によってもたらされる。仮想通貨市場は完全に焼け野原になり、多数の個人投資家人生破滅させ、いくつかの投資ファンドが消えていった。

 さらに、地獄業火株式市場にも飛び火し、仮想通貨取引所の株が叩き売られ、ONESHOTA COINを保有していた会社の株も投げられ、ビットコイン保有会社も売られ、連想ゲームと恐怖と噂とロスカット追証とさまざまな思惑と無謀と強欲と狂気を巻き込んで株式市場は全世界で壮大にクラッシュして、バカ人生クラッシュさせ、為替商品市場も巻き込んでめちゃくちゃな騒ぎになり、最終的に日本では「おねショタショック」というありきたりな名前で落ち着くことになった。

ONESHOTA COINの下落がピークに達した時、イーロン・マスクおねショタ特別報奨金の停止を宣言する。

お祭りおしまいだ。楽しかっただろう?」

 こうして、おねショタをめぐる熱狂イーロン・マスクで始まりイーロン・マスクで終わった。しかし、作品が残ったことは確かで、それは紛れもない事実であったが、冷静になった人々はこれらの作品群の何が面白いのか理解できなくなっていた。それはきっと数百年後アーカイブを漁る人類の子孫たちを困惑させることになるだろう。

 ところで、私は近々はてサ金玉仮想通貨を作って一儲けしようと企んでいる。HKCという名前で売り出すので、私がイーロン・マスクに話を持ちかける前に買っておくといい。

Permalink |記事への反応(0) | 07:34

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2023-09-01

anond:20230901035035

投資ファンドほんまクソやな

ドライでええモンはドライカレーしかないがなホンマ

Permalink |記事への反応(1) | 04:01

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anond:20230831181001

よくある円満売却だと、

売却後も現在雇用は維持されますよ。だから安心して、みなさんも一緒に売られちゃってください。

明日からは売却先の従業員になるんです。ハイさよなら

これなら労組別に問題にしない。売却先で働けばいいのだし。

ところが、そごう西武場合は、雇用保証がついてない売却なので、売却先で雇ってもらえるか自体不明なわけね。

から労組は、雇用保証のない売却はやめろーってストをしてる。

ここから起こりえることは、

・売却先が現在と同一条件で無期限の雇用保証をする。これが労組の最大勝利条件

・売却先が一定期間に限り雇用保証をする。これが売却先としての最大譲歩。

・売却先が、一定期間、人数限定雇用保証をする。よくありがちな落としどころ。

ここまでが、概ねスト成功といえる。

売却先が、人は雇い直すので全員要りません。ってなれば、ストは失敗。

ストしてた人達は、売却により職場が無くなるので、会社都合で解雇されておしまい

売却先がドライ投資ファンドなら、こうなる可能性もけっこうある。

Permalink |記事への反応(4) | 03:50

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2023-02-18

Re:Re: Web3って流石にヤバくないか

この記事は何か

2月10日に"Web3"を痛烈に批判するWeb3って流石にヤバくないか? という記事話題になっていたので拝読した。

過激な内容に加えて、非常にセンスユーモアに溢れる文章で楽しく読ませて頂いた。

さらに、そのアンサー記事として2月12日に出ていたRe: Web3って流石にヤバくないか? という記事も読ませて頂いた。

こちらの方も業界に非常に精通されていて非常に的を得反論が展開されていた。

記事を読む中で、少し補足したい部分がいくつかあったため、遅ればせながらアンサー記事に対して自分の考えを補足する形で書いていこうと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20230212193550

ビットコインの開発コミュニティの持続性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

本当の意味で、最も理想的分散されているのはビットコインだが、ビットコイン本体も関連プロジェクトも、エンジニアに対する金払いは悪い。というかほぼボランティア。精力的に活動しているのはビットコイン長者の老人だけで、将来にわたっての開発の持続性がない。そもそも若い世代は育つはずがない。ビットコインはその大半が採掘されていて、これから人の一生分かけて、残り僅かな枚数のコインがちびちび採掘されて、すでに固定化されたマイナーに払われ続けるだけだ。自分が一枚も持ってないビットコインのために誰が働こうと思うのか。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

ビットコインのコア開発者になろうとする人は確かにいないかもですね。だってもう開発する追加機能自体がないんだものビットコインのコア開発者に今からなりたいって人がいたら、私だって止めますね。

記事の補足

広く捉えるとビットコイン含めたL1チェーンの開発の持続可能性に課題があるという話と理解した。

開発者インセンティブという意味では、L1チェーンが利用され、Profitableである限りは通貨価値が上昇するため、イーサリアムなどの多くのチェーンでは財団がGrant (開発支援金) を出し続けることができると思う。

チェーンがProfitableである基準については『The first profitable blockchain』(https://newsletter.banklesshq.com/p/the-first-profitable-blockchain )が詳しい。

ビットコイン機能追加を積極的にしないという哲学があり、そもそも開発するものがないという話は確かにあるが、仮に外部環境が大きく変わった場合にそれに適応することができるかどうかは開発エコシステムにかかっているとは思う。

ビットコイン財団にあたる団体が明確に存在しないので少し弱い気はするが、"ビットコイン長者の老人"たちが自身保有するBTCの価値を高める・維持するためにGrantに相当する寄付を行う経済的インセンティブはあるため、それに期待。

ビットコイン自体の持続可能性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

まり、そんなに価格が上がることはなくて、その分採掘難易度が下がらないとマイナーの収支が取れなくなるんだが、そんなことしてたらいつか危ないんじゃないか?51%攻撃リスクだっけか。「ビットコインハッキングされたことがありましぇぇん(キリッ」とかいつまで言ってられるだろうね?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

マイナーの収支と1ビットコインの当たりの価格に関しては相関がないですね。マイナーの収支はTransaction Feeによって賄われるので、1ビットコイン採掘報酬がゼロになったとしても運用は回る設計になってます慈善事業ではなくビジネスなので電気代やハードウェア費の採算が取れないTransaction Feeを指定したトランザクションは取り込みませんので、1ビットコインあたりの価値が1億円円だろうが1万円だろうが、Transaction Feeは現実的な値に落ち着くのが経済原理です。51%攻撃未来永劫受けないのはありえない話なので、過疎化したら攻撃可能になるのは間違いないです。まぁ過疎化した時点で二束三文だと思いますけど。

記事の補足

アンサー記事反論と概ね同意見。

究極的には「ビットコインというシステム提供する価値」「イーサリアムというシステム提供する価値」の需要がどのくらいあるかが全て。

もし誰も使わなくなったら終わるというのはその通り。

ただし、これはどんなサービスでも同じで、別にWeb3に限った話ではない。

Defi価値について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

結局そこで流行っているスマートコントラクトは、チンパンホイホイのポンジーファイナンスくらいなんだが。...規制されない金融可能にしたら、クソみたいなスキームでクソみたいなマネーゲーム環境無限に湧いて出てきて、誰が一番多くドルに換金できるかの競争が起こって盛り上がり、なぜかそれがイノベーションとか言われているだけなんだ。規制ないところのアナーキー金融道なんてものは、産業革命時代以降ずっと人類経験してて、そのときどきでクソって結論になっててな。そりゃこの世界規制ばかりでつまらないクソな世界だけど、これでもマシなクソを選んだんだよ。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

いいこと言いますねー。これに関しては同意見です。

記事の補足

大前提投資家保護を完全に無視した無法地帯であるDefiとそこでのマネーゲームはポンジと批判されて然るべき。

その上で第一原理的な発想で「Defi規制対応していけば良い」そして「規制対応したとしても価値がある」と考える。

仮にDefiがしっかりと規制された未来を考えてみると、その金融システムには大きく3つの価値があると思う。

第一に「デジタルスクラッチ金融システム」となる。

これは金融DXやFintechがやろうとしていること、その理想形であり、彼らは既存システムボトムアップ改善しているが、それに対してDefi理想的システムデジタルスクラッチで作ってしまって後から規制対応させるというトップダウン方法を取っていると整理できる。

第二に「グローバルに規格が統一されており、オープンパーミッションレス金融システム」となる。

SWIFTですら各国のシステムのツギハギであり、非常に複雑なシステムになってしまっているという課題感があると聞くし、国際送金、国際証券決済などが全くの追加コストなくシームレスに行える状態というのは未だ実現されていないと理解している。

さらに、オープンさにより金融システム接続されているシステム作成するコストが低くなる。

これは既存金融OpenAPIOpen Bankingで目指している方向と同じとも言える。

第三に「分散的に動作しており改ざんできないという特性から監査が楽になる」

仮にボトムアップ金融DXが完成したとしても、それを運営する団体存在した場合はそこに対するトラストが発生する=運営団体資産を隠したり、改ざんしたりする可能性を捨てきれないため、分散化した金融システムに比べると監査コストが高くなる。

上記3つの価値により、「ファイナンスコストが大きく下がる」ことが期待される。

そしてそれによって、これまではファイナンスできなかったような小さな主体でもファイナンスアクセスすることが出来るようになる。

もちろん規制対応する上で、システムとしても現状から大きく改善される必要はあると思うので、この未来が確実に来るとは言えないが、この未来を信じて仕事をすることに価値はあると思う。

DAOとは?DAOに価値はあるか

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

お待たせしましたどーもDAOだお。あのな、DAOなんてものは、株の代わりにトークン投票するだけで、別に社会的に新しいことはなんもないんだお。でも惹かれる気持ち分かるんだお。なんかイノベーティブに聞こえるし、ウォレット投票して手軽にガバナンス参加とか新鮮だし良いよね。たまに空からお金落ちてくるし。ディスコードみたいなカッコいいとこには老人もいないし。リリースするソースコード投票したり、ワクワクするよね。でも、それ、ブロックチェーンいらなくね?ウォレットなんか使いこなせるやつ世の中にどれくらいいると思ってるの?日本人の6人に1人は偏差値40以下なんだが?ニーモニック?100年早いわ。エアドロ?手元にお金ないけどお金配りおじさんになりたい人のためのアレすか!?ディスコード?運営企業頼みやん?非中央集権どうしたん?。リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。数人が結託するだけで、みんなから集めたDAO資金からお金無限ちゅーちゅー列車が出発できちゃうプロジェクトばかりなんだが。DAOなんて、自律もしてなければ、分散もしてない、ただの組織なんだお。なんだろう、雰囲気でweb3するのやめてもらっていいすか?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

これも同意見。なんでみんなDiscordでやってるのかマジで謎。情報分散しすぎてて情報収集辛いんじゃ〜。

記事の補足

DAOに関しては定義の整理をするべきと考える。

まずそのDAOは本当にDAOかどうか、つまりDecentralizedかどうかを考える。

まずプロトコルレイヤーであるL1・L2チェーンはDAOであると言えると思う。

世界中の誰もがNodeを動作させることができ、コンセンサスメカニズムによりDecentralizedに動作しているのは間違いない。

誰でもforkすることができる。

一方でアプリケーションレイヤーのDAOは「リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。」と批判されている通り、そもそもDecentralizedではない = DAOではないものが多い。

DAOであるためには「分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作している」必要がある。

まり機能追加の投票を行い、それをコアチームのエンジニアがDeployしている場合などはDAOとはいえない。

一方で、Decentralizedである=分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作しているものの例としては「tokenの保有者がオンチェーンで投票活動をし、ファンド資金投票結果で決まった特定アドレスに送金するロジックまでがオンチェーンで動作している」ような分散ファンドアプリケーションなどが挙げられる。

この整理をすると批判記事にあるようなDAOはそもそもDAOではないということになるため、批判同意である

更に踏み込んで、本当にDecentralizedなDAOは少しは存在するとして、DAOであることで生み出している価値は何かを考える。

プロトコルレイヤー場合、Decentralizedであることのメリットは「Assetsの管理自分以外の誰にもされない」金融システムであることだ。

もし仮に利用者分散マキシじゃないとしても、(中央集権的な金融システム比較してUXなどその他の条件が同じとすると)資産管理他人依存して良いことは1つもないので、これには価値があると言えるだろう。

アプリケーションレイヤー場合は、アプリによるが上記で例に出した分散ファンドでいうと、投資ファンドを誰か特定人物または数人のグループ依存せずに分散的に運用できるという価値はあるといえる。

これによってファンドマネージャーが資金を持ち逃げするなどのリスクはなくせるというメリットはある。

それにどれだけの需要があるかは未知数だが、少なくとも無価値ではない。

ブロックチェーンゲームについて

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

そしてNFT氏とかブロックチェーンゲーム氏。お前らは金の匂いを消せ。お前らが呼び寄せたどんな陽キャでも明るくできないくらい、界隈が冷めてるの気づかないのか?それに、サ終しても、ブロックチェーン上にあなた資産は残るとかいう嘘やめろ。お前らはブロックチェーンが無くならないといつから錯覚していたんだ?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

サービス終了してもブロックチェーンに記録は残りづづけるので嘘ではない。ブロックチェーンがなくならないとは言ってないので。嘘じゃないけど真実ではないこの言い方は私も好きじゃないが。草コインのチェーンはそのうちひっそりと消えるだろうな。

記事の補足

金の匂い批判に関しては、まずTokenomicsと相性が悪いゲームもGamefiとして提供されていることが原因だと考える。

ゲーム本質的ユーザーバリューは「プレイする面白さ」であるのに、Gamefi・Tokenomicsを導入することにより、Tokenの値段の上下を気にしなくてはいけない、最悪の場合にはゲームを遊んでいたらなぜか損をするという状態になってしまう。

Tokenにより、ゲーム本質的バリューが毀損されてしまうのでむしろTokenomicsは入れないほうが良い場合が多い。

一方で、Tokenomicsを入れる相性の良いゲームとしては「そもそも賭博性のある」ゲームがある。

賭博性そのものゲーム面白さというタイプゲームであればTokenomicsによって面白さが増すことは考えられる。

具体的にはカジノゲームのようなイメージ

ただし、賭博本来しっかりとした規制があるので、規制と折り合いをつけていく必要はもちろんある。

一方で、Gamefiではない=TokenomicsのないBlockchain Gameもあり、これには可能性があると思う。

それらは「運営が終わっても資産が残る」というここで批判されている価値よりも、Composabilityによるバリューが大きい。

Composabilityとはゲーム同士が連携したり、あるゲームの上に別のゲーム拡張して作ったりすることが、誰でもできるという価値である

これは既存ゲーム世界で考えてもマインクラフトでも行われているし、オセロというゲームを元にしてソシャゲ拡張したものや、麻雀拡張したゲームなどが多く作られてきている。

あるゲームバックエンドロジックであるスマートコントラクトが誰でもアクセス可能なことで、そのゲームの別のClient作成したり、別のゲーム性を付け加えたりできるイメージである

拡張できるもの範囲が広がることでより面白ゲームが生まれ可能性はあると思う。

トークン時価総額はハリボテ?

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

僅かな流動性の中で買い支えて成り立つトークン価格と、膨れ上がったトークン発行量の掛け算で、ユニコーン時価総額が成り立っているんだ。その縁で辛うじて立っているおびただしいプロジェクト...

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

言及なし

記事の補足

ここは元批判記事に概ね同意

付け加えると、海外プロジェクトを中心とするWeb3界隈であたか画期的発明のように言われている「Stakingさせることによって売り圧を減らす」というトークノミクス手法は、要は顧客である資産保有者が資産を売れないようにして流動性=売り圧を減らすことで価格を維持するという運営目線の話で、株式会社でいうと「節税手法」みたいなもの理解している。

プロジェクト運営のハックとしては理解できるが、新たな価値を生んでいるイノベーションでもなんでもなく、声高に言うようなことではないと考えている。

終わりに

間違っている部分や別の考え方などがあればコメント頂けると大変嬉しいです。

Permalink |記事への反応(0) | 19:07

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2021-07-03

anond:20210703103033

投資ファンド会社。本当の名前はダウって名前だけどSP500って商品が有名でそれで呼ばれてる。世界のいろんな会社がSP500商品を扱ってていろんなところで売ってる。

Permalink |記事への反応(2) | 10:35

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2021-06-04

自動車業界が電機業界みたいになりそうな話。

先日、久しぶりに電機メーカーの友人と自動車メーカー退職した友人とリモート飲み会をして盛り上がった。

自動車メーカーを辞めた友人は国立大院卒の優秀なエンジニアで、私は家電業界には詳しいが、自動車業界は疎いのでいろいろ教えてもらって面白かった。

家電業界でこの20年に起きた栄華と凋落はご承知のように、SANYOSHARPPanasonic東芝等など、経済ニュースを見ていればお分かり頂けると思う。SONY日立など業績の良い企業は、すでに家電不採算部門リストラできるように前もって分社化し、投資ファンドに売却してどんどん切り捨てている。

そして、自動車業界である。すでにEV変革の時を迎え、アメリカではTESLAだけでなく新興電気自動車メーカーができ、中国でも自動車メーカーがどんどん新型EVを開発している。上海モーターショーでは電気自動車が盛況になっているそうである

彼がいた自動車メーカーは、イノベーションのジレンマにハマって身動きが取れないらしい。経営としては正しくても、ずっとエンジン自動車開発のエンジニアがどーすんねんって話で。

スマートフォン業界に詳しい私にとっては『iPhone3Gが発売されたとき国内ガラケーメーカーって事?』で納得がいった。

今後10年〜20年で自動車業界に激震が起こるそうだが、家電メーカーでは先が無いと思った企業から、優秀な順に社員転職していった。特に東大卒京大卒の若手中堅エース社員が次々と辞める会社は、中長期的にリスクが高いと思っていい。

自動車業界就活中の方は、家電業界に起こった悲劇を、ぜひとも参考にして欲しい。定年退職まで、あと40年は確実に経営がもたない自動車メーカーが出てくる。

Permalink |記事への反応(6) | 12:50

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2021-05-24

JEPXという歪んだ市場とある新電力破綻

私が勤務している新電力会社が先日民事再生適用申請した。

いや、民事再生申立前に全従業員解雇されたので、「私が勤務していた」とするのが正しい表記なのだろう。

これまで何度も転職経験しているが、勤務先が経営破たんしたのは今回が初めてだ。

一時は時価総額1000億円近くまで増え、将来有望スタートアップ企業として注目されていた会社の終わりは非常に呆気の無いものだった。

その日私は自宅から日本橋へ向かい、もう立ち入ることが出来ない本社オフィスビルをじっと見つめた。

大学を出てから、ずっと金業界に身を置いてきた私が畑違いの当社に入社したのは何年か前の4月だった。

きっかけは知人からの紹介だったが、「IT化が進んでいない電力業界に革命を起こす」という社長の夢に惹かれ入社を決めた。

当時の新電力雨後の筍のように異業種から新規参入が続いていたが、参入業者は大まかに2パターンに分類出来た。

1つはガス・通信石油元売など既存顧客基盤に対する電力販売を狙うインフラ企業と、そしてもう1つは太陽光バイオマス発電など自家発電設備保有する新興系の企業

当社はそのどちらのパターンにも当てはまらず、「AIによる電力需要予測」という独自のやり方を売りにしていた。

通常の場合、電力需要予測過去データ気象データ等を元に行うので、かなりのマンパワー必要となる。

それを当社はAIで行うため、運用コストが大幅に削減出来て、しか予測精度が高いので電力の過不足もほぼ発生しない。

今にして思えば、当社はここで「旧一電へのプラットフォーム提供」という事業に特化すべきだったのだろうと思う。

そうすることで自社で多大なリスクを負わず、旧一電とも共存共栄関係でいられたはずだ。

ところが当社は旧一電にプラットフォーム提供する一方で、事業拡大と自社AIの性能を誇示するため電力小売事業の拡大も進めてしまった。

パートナーとして旧一電と手を組みながら、その一方で自治体案件等を安値落札し旧一電と敵対する。

電力の市場価格が安定している間はそれでも問題は無かった。ところがLNG価格の急騰により状況は一変した。

これまでは1kwh5~10円で推移していたJEPXスポット価格が暴騰し、最安値50円、最高値だと250円というとんでもない相場となってしまったのだ。

これについては色々な要因があるのだが、JEPXが歪んだ市場、欠陥を抱えた市場であることが最大の理由だろう。

JEPXにおいて電力の売り手は、ほぼ旧一電で占められている。つまり市場への供給量を容易にコントロール出来る立場にあるわけだ。

一方で買い手である新電力側はJEPX以外で調達する手段が無く、どれだけ高値をつけようが電力を買わざるを得ない立場にある。

もし仮に新電力会社調達しなければならない電力量100のうち、50しか調達出来なかった場合どうなるのか。

新電力契約である法人個人電気が行き渡らず停電となる、などということはなくて、各地の旧一電から調達することとなる。

この場合、自社での調達義務を果たせなかったというペナルティで、市場価格に更にインバランス料金を付加された額で電気を買い取ることとなる。

これが何を意味するか、新電力側はインバランス料金の支払いを回避するため、どれだけ暴騰しようが買い注文をいれなければならない。

一方で売り手の旧一電は「原発稼動しねーし、LNG高いし電力供給するのつれーわ、もうこれ以上市場にだせねーわ」と電力を出し渋った方がインバランス料金が付加されるので儲かる仕組みとなっているのだ。

これはもうマーケットと呼べるシロモノではない。豊富資金量に支えられたインフラ新電力は生き残ることが出来たが、財務基盤の弱い新興の新電力資金繰りに行き詰った。

そしてこの局面で当社のもうひとつの弱点であった「取引金融機関とのリレーションの弱さ」が露呈してしまった。

本来なら取引行のまとめ役を引き受けるべき役目のメインバンク支援消極的姿勢を示したため、各行の足並みが揃わなかったのだ。

そして当社策定再生計画についても全行同意を得ることが出来ず、取引行のうち一行が外資系投資ファンド債権譲渡を行ってしまった。

一度崩れだしたバンクフォーメーションは非常に脆い。投資ファンドへの債権譲渡を行う銀行が次々と出てきてしまったのである

ここで債権譲渡について簡単説明しておく。債権譲渡には2種類あり、1つは銀行が1社との取引集中を避けるために行うもの

代表例としてはみずほ銀行ソフトバンクへの超大口融資案件を一旦自社で引き受けたのち、国内の各銀行譲渡した案件で、この場合譲渡はほぼ額面価格で行われる。

もう1つはいわゆる「バルクセール」と呼ばれるもので、回収見込の低い複数不良債権をひとまとめにして投げ売りするもので、当社のケースは後者にあたる。

ただ通常のバルクセールと異なり、本件ではファンドは明確な意図をもって当社債権の買い集めに動いていた。

過去でいえば、過払い金訴訟に耐えかねて金融再生ADR申請した消費者金融向けの債権外資ファンドが買い集め、多大な利益を上げた事例もある。

当社のケースではなぜ外資ファンド債権を買い集めているのか。ここからは推測となるが、ファンドの狙いは当社と首都電力との共同JV株式であったと思う。

当社は国内大手首都電力とJV設立しており、この事業好調に推移していた。

ただ、前にも言った通り、一方で手を組みながら一方で敵に回るというやり方を首都電力が良しとするわけがない。

首都電力は当社から役員従業員を引き抜き、ソフトウェアについても無断で複製するなどして当社のノウハウをそのまま奪い取ってしまったのだ。

この件について当社と首都電力とは裁判係争中であり、今後も協業は見込めない。

そこに目をつけた外資ファンドの手口は恐らくこうだ。まず当社債権を銀行から買い集める。通常のバルクセールなら相場は額面の1%なので、5%で提示すれば銀行側は喜んで譲渡するはずだ。

そして大口債権者となって発言力を高めたうえで、当社に対し裁判の早期和解要求する。裁判の長期化は両者にとって望むところではない。

首都電力サイドにしても裁判で争った先にJV株式保有されたままではまずい。「JV株式適正価格での買い取りを条件として早期和解を」と提示されれば恐らく呑むだろう。

ファンドJV株式価値をどの程度に見積もったのかは分からないが、事業規模や資産背景から考えると20億円は下るまい。

JV出資割合首都電力60%、当社が40%なので当社保有分の価値は8億円。当社の負債総額60億円に対して株式売却額を全額配当した場合配当率は約13%になる。

ファンド債権簿価の5%で買い集めたとすれば差額の8%がファンド利益となる。彼らは全体の3分の1、20億円程度買い集めていたので20億円の8%を利益として抜く計算だった。

結果として彼らの目算は、当社の民事再生申立によって完全に狂った。管財人JV株式をどう評価するか分からないが、当初の見立て額には到底及ばないだろう。

私は日本橋本社オフィスをあとにすると、そのまま東京駅まで歩き山手線へと乗り込んだ。

今日はどうせ何の予定もない、こういう日は憂さ晴らしに限ると決めると、鶯谷電車を降りた。

適当に飛び込んだ店は平日の昼間ということもあって空いており、「この子たちなら待ち時間無しでいけますよ」と店員パネル写真を数枚見せてきた。

ここから真剣勝負だ、私は全神経を集中して写真凝視した。この手の写真は多少修整されているので各パーツを見ても駄目、全体を・・・大局観を大事にしなければ・・・

全身写真と3サイズ違和感がある子は消し、下半身が写ってない子は腹回りが怪しいので消し、と私は脳をフル回転させ1億と3手を読む勢いで分析を続けた。

いくらAI進化したところで、こんな作業人間の感と経験が一番なんだよ」と思いながら、私は一人の女の子指名した。

店員に奥に通され、部屋の前で女の子と目が合い、そのとき私の体には電流が走った。

「いやこれ多少の修正とかそういうレベルじゃなくて、完全な別人だろ。こんなのならパネル写真見る意味ないじゃないか!」

から崩れ落ちそうになるところを必死に堪えながら、私はこう呟くのがやっとだった。

「・・・これ・・・・・・パネ・・・・・・要る?」

Permalink |記事への反応(11) | 07:15

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