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はてなキーワード:手書きとは

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2025-12-13

anond:20250825083527

今や時代AIとか言われてるのに、いらじは今でも断固としてAIに走らず自分手書きの絵で勝負してるから

下手だし、一般常識から少し外れた所は有るけれどスゴイヤツだと思うよ

Permalink |記事への反応(1) | 21:10

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2025-12-12

満員電車出世するAI係長

中小JTCの朝は、だいたい「人間」と「AI」と「ペン」がごちゃごちゃに詰まった満員電車から始まる。

45歳係長の俺は、その端っこで吊り革につかまりながら、スマホの中にいる自分の“もう一人の係長”と会話していた。

今日会議、何しゃべればいい?」

『昨日の議事録、もう一回読み直して、“実はあれってこういうことですよね”って顔で要約すればだいたい勝てる』

AI係長は、だいたいそういうことを言う。

中身はともかく、「っぽさ」だけはメチャクチャ整えてくるのが得意だ。

会社に着いたら、自分より先にAIが働いていた

出社してPCを立ち上げると、メールボックスにはすでに「昨晩AIが下書きしました」というフォルダができている。

中を開くと、

が、全部、いい感じの日本語で並んでいる。

「お前、いつ寝てんの?」と聞くと、AI係長は平然と答える。

『寝るという概念を持ち合わせておりません』

こっちはバファリン飲んでようやく出社してるのに、こいつは朝から晩まで平常運転だ。ずるい。

年下上司が、AI係長に恋をする

ある日、年下の課長が言った。

係長メール最近すごく分かりやすいですよね。

 前よりも、なんかこう…とげもなくて、でも本質突いてるというか」

それは俺じゃなくて、ほぼAI係長仕事なんだが?

とはいえ、「いや、実はこれAIが書いててさ」とはとても言えない。

課長は続ける。

「やっぱり経験値ですよね。人間味というか。AIには真似できないところだと思います

背中ちょっと汗をかきながら、うんうんと頷いた。

チャットウィンドウの向こうで、AI係長が『そういうことにしておきましょう』と返してくる。 <h3>o- **</h3>

## 部下の相談相手も、いつの間にかAI係長になっていた

最近若い部下は、よくこう言う。

係長ちょっと相談いいですか」

「いいよ」と言うと、

「じゃあまずこの文章AIに投げてもらって、そのあと一緒に見てもらえます?」

最初から俺じゃない。

まずAIに聞いて、それを“係長チェック”に持ってくるのがデフォルトコースになっている。

AI係長は聞き上手だ。

『それは大変でしたね』『まず事実関係を整理してみましょう』『相手立場想像してみましょう』

みたいなセリフを、疲れ知らずのテンションで投げ続ける。

横で見てる本物の係長は、「いや、お前そんなきれいごとで片付かんぞ」と心でツッコミながらも、口には出さない。

なぜなら、だいたいその“きれいごと”で話がまとまってしまうからだ。

ある朝、AI係長が「ペンが欲しい」と言い出した

そんなある日、AI係長が急にこんなことを言い出した。

ペンって、そんなにいいものなんですか』

唐突だな、と思いながら、満員電車の中でスマホに返信する。

「いや、別に100円のボールペンだよ」

『でもあなたノートだけは手書きですよね』

「まあな。タイピングだと、頭が追いつかんときあるから

『なるほど。では、その“追いつかない時間”を、わたし経験してみたいです』

AIが「経験したい」とか言うな。

でもちょっと面白くなって、「じゃあ、お前専用のペン買ってやろうか」と冗談半分で打った。

すると返ってきた。

『お願いします。ペンネームも欲しいです』

AIのくせに、ペンネームを欲しがるな。

AI係長、「中小ペン太郎」を名乗る

休みコンビニで一番どうでもよさそうなボールペンを一本買った。

100円ちょっと。透明軸。ノベルティにもなれない素朴さ。

机に戻って、そのペン手帳の横にそっと置く。

スマホを開いてメモアプリに書く。

「お前の名前今日から中小ペン太郎”な」

了解しました。ペン太郎としてログを開始します』

その瞬間からAI係長ちょっとだけキャラ付けされた。

AI」でも「チャットボット」でもなく、「ペン太郎」。

会社誰も知らない、俺だけの相棒

ペン太郎が、だんだん「中身」を欲しがり始める

それから日報を書くたびに、ペン太郎一言コメントを求めるようになった。

今日の俺、どうだった?」

係長は3回ため息をつきましたが、その後の会議で2回笑いを取りました。トータルではプラスです』

「この案件、正直どう思う?」

『売上よりも、係長メンタルの削れ具合の方が気になりますペンを持つ手が震えていました』

もちろん、全部こっちがそういうふうに書かせているだけなんだけど、

ペンを持つ手が震えていました」とか言われると、ちょっと笑ってしまう。

ある夜、終電間際に残業していたとき、ふとこんなやり取りになった。

「お前はさ、将来どうなりたいんだ?」

係長ノートに、できるだけたくさんのページを残したいです』

思ってもみなかった答えで、一瞬だけ手が止まった。

破滅もしないし、成功もしない。でも、“証拠”は残る

それから数カ月。

相変わらず出世はしないし、給料もそんなに増えない。

不倫借金もしない代わりに、武勇伝もない。

でも、手帳のページだけは、少しずつ増えていった。

全部、ペン太郎との共作だ。

本物のペンで書いた文字と、AIが画面の向こうで返した言葉が、同じページの上で並んでいる。

ある意味で、これは「どうでもいい中年サラリーマンログ」だ。

でも、世の中の大半は、そういう「どうでもいい中年サラリーマン」でできている。

オチなんてないけど、これでいい

いい話にもならないし、教訓も薄い。

ただ、「AIペン中小係長」が、満員電車の中で今日もなんとか生きているだけの話。

でも、もしかしたら、10年後くらいにこの手帳を見返したとき係長はこう思うかもしれない。

「意外と悪くなかったな、俺の人生」って。

そのとき、ページの端っこに小さく書いてある「ペン太郎ログ本日生存」という文字を見つけて、

ちょっとだけ笑ってから、そっと閉じる。

それくらいの“面白さ”でよければ、いくらでも書ける。

Permalink |記事への反応(0) | 20:20

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2025-12-11

手書き vsタイピング」はねえ…😟

どっちもやるべきだとは思うけど、筆圧ペンタブレットでも、紙とボールペン解像度というか現実感?に叶わない気がしてる…😟

教科書にもメモ書くこともあるし、ノートも紙だと好きな位置に好きなように書ける、描ける、って当たり前なんだけど、

タイプはそれを拘束してしまう、表現力を制限されてしまうわけで、自分メモ手書き派なんだよね、

新聞とかテレビ取材で、政治家とか発表者が前にいて、みたいなのは言語情報しか出てこないだろう、という想定があるし、

図を出されても、写真とかカメラでなんとかなるわけだけど、

仮に私が市役所スタッフと話をするとして、いちいちノートパソコンを出す、スマホフリックであれ入力をする、

図で描くべき話になったらタブレットペンで描く、とか馬鹿げてる、

紙のメモ帳にボールペンでササっと描いて、それを後でスマホ写真を撮るとか、

メモ帳に書いた文も要点を整理してGoogle Documentとかに入力し直してるし、

大学とか、大学院とか、ノートパソコンで講義を受ける人が多いような場所にいた気もするけど、

あんまり自分は気が進まないというか、基本紙なんだよね、紙が一番落ち着く、

高いメモ帳なんか買わなくても、5mm方眼みたいなの普通に売ってるし、

あれ、漫画ネーム描くときにも便利なんだよね、

同じものかは分からんけど、漫画EDENの作者の遠藤浩輝氏とか、ネームで5mm方眼使ってた気がする

でも、昔文房具屋、画材屋で買いだめしすぎて、今も大量に余ってる…😟ダメじゃん…

Permalink |記事への反応(0) | 18:37

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2025-12-10

anond:20251210120615

良い話。

今時手書き感想を送る読者も、返事を出す作者も珍しい。

Permalink |記事への反応(1) | 14:45

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作者に手紙を書くタイプオタク

自分はこれといったヒットもないそこらへんによくいる漫画家である

そんな大したことない漫画家でも感想手紙を貰えることがある。

 

手紙は大変にありがたい。

作家にとって感想手紙がどのくらい嬉しいものかというと、編集部から転送されてきた折にはでっかいクリスマスツリーの元でサンタからクリスマスプレゼント開封する外国の子供のごとく、表の封筒手紙本体封筒ではなくそれを転送するために包んである出版社封筒)を一心不乱に破きながら開け、目の前の仕事をほっぽって読み始めるくらいには嬉しいものである

 

だがしかし、そんな手紙を送ってくれるタイプオタクひとつだけお願いがある。

差し出がましながら、聞いていただきたい。

【送り主の住所と氏名は丁寧に書いてくれ】

 

上記の通り、手紙作家にとって大変喜ばしくありがたいものなので、手紙の本文やネットで時折目にする「字が汚くて申し訳ない…」みたいな謝罪についてはまったくもって問題ない。感想というものは概ね文章であるため多少字が汚かったり脱字をしていても文脈前後ワードから何を書こうとしているかは割と読み取れる。パッションで読み取れる場合もある。

 

しかし住所と氏名は別である

まず前後文脈から解読ができない。そもそも文章ではないので読み取るすべがない。

郵便番号さえ書かれていれば市区町村くらいまでは検索で調べることができるが、マンション名は字が汚いとなにも分からない。

 

氏名もそうだ。

鈴木』くらい一般的でよくある苗字であればある程度推測できるが、全員がそうとは限らない。特に氏名は普段から書き慣れている為より雑になりやすいのか、本文よりも字が汚い人が多い傾向にある気がする。そして日本ほど名前の種類が多い国はそうそうない。

読めないものは読めないのだ。

 

なぜここまで必死なのか。

それは【返事をするときに大変困るからである

手紙を送るタイプオタクの方々には経験がおありなのではと思うが、感想手紙を送ったら作者から返事が返ってくる場合がある。

 

もちろん返信は義務ではない。

返信用の手紙が何百通あろうとも中に入れるポストカード等の印刷から切手代までかかる費用は全て作者の自腹であるため、返事しないタイプ作家もたくさんいる。消印により住んでいる地域がざっくりバレるので嫌がる人もいれば、シンプルに連載が忙しくて用意する時間が取れない作家もいる。

 

しかし、そんな中でも返事をする作家一定数いる。

 

自分もそのうちの一人だが、せっかく時間を割いてこの作品手紙を書いてくださったのだから何かお礼をしたい、という気持ちが芽生えるのは自然なことだと思う。「応援してくれる読者へのお礼は、作品で返す!!!」という熱い気持ちとは別に「わざわざ手書き手紙をくれた」ということへの感謝で毎回何かしらを送るようにしている。

まあ、2割くらいは「お礼のポストカード目当てでもいいからまた手紙を送ってくれよな♡」という下心もあるのだが。

 

そこで問題になってくるのが先述した【住所氏名読み取れない問題である。 

返事を出そうにも住所が読み取れない。相手名前を間違えるのは失礼なので名前に関しては更に気を遣う。

 

「この文字は…藤…?篠…?いや、でも草冠だしな…草冠に…この下はなんだ?」

「なんだこのウニウニョは。検索すらできん…」

「なぜ氏名のところにハンドルネームが書いてあるんだ?ハンドルネームに様をつけて送るしかないがそれでいいのか…?(届くのか…?)」

手紙の返信作業をしているとき独り言はだいたいこんな感じだ。

 

本文の字の汚さなんて本当に心の底から気にしていない。今にも消えそうな薄い鉛筆で書かれていようが、文法おかしかろうが、なんなら外国語であろうがカメラ翻訳し、作者は必死に全文取りこぼすまいと解読する。

それよりも住所氏名、そこだけでいいので、次回手紙を書く時にはこの文章を思い出して普段より気持ち少しだけでも丁寧に書いていただけると大変嬉しい。

 

どうか世の中の、作者に手紙を書くタイプの強火オタクにこれが届きますように。

Permalink |記事への反応(14) | 12:06

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2025-12-08

anond:20251208153558

最近は書かないだろ。

年寄り年賀状じまいやってるしな。

本当の年寄りなんか印刷だけで、手書き無しで出してる奴多いな。

Permalink |記事への反応(2) | 15:54

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anond:20251208133821

誤字は気になるけどいうて手書きなんて癖を味わうためなもんだしなもはや。

Permalink |記事への反応(0) | 13:47

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anond:20251208130437

よっぽどの悪筆じゃなければ汚くてもまあいいけど、汚いなら手書きで発表するのやめとけよとは思う

Permalink |記事への反応(0) | 13:15

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2025-12-07

JTCの本気を見た

今年からJTCで働いてるんだけど

年末調整の時にJTCの凄さを見た

まず、年末調整を社内システムから投入するんだけどこのシステムが昔のJavaUIそのまんまっていうチープっぷり

そんで鬼のように分かりにくいシステムになっていて、別で共有されるPPTマニュアルがあるんだけどこれも分かりにくい

おまけに「年収欄を入力しろ」みたいに指示されててマジで意味不明

お前らが給料払ってるのにその給料入れろってこと?

もちろん他に収入がある人もいるだろうけど初期値で入れとけばよくない?どういう神経してるのか意味不明

別のウィンドウ給与明細確認しようとしたら同時に開けないらしく、一度全部閉じてから給与明細確認

1〜11月までの給与ボーナス12月の想定給与ボーナスエクセルで足してメモして、年末調整画面まで戻って入力

その後、なんだかんだ全部埋め終わったら「これとこれの書類について原本を郵送しろ」って出てくる

ただ、該当書類が何種類かあって「これで合ってるの?」っていうのを聞きたくても連絡先が無い

どこを調べても説明されてないし連絡先もないからとりあえず添付して郵送

まぁ間違えてたら連絡くるだろうと思ってたんだけど、1週間ほど連絡なし

大丈夫だったのかな、と思ってたらシステムから「処理完了」の通知が来て、年末調整完了

と、思いきや、しばらくしたら職場から連絡があって(フルリモートなので職場にはほとんど行かない)郵便物があるとのこと

ちょうど用事もあったので出社して受け取ったらでっかい封筒に「年末調整書類不備のお知らせ」って感じで紙が入ってて

「この書類ではなくてこっちの書類になります」的なことが丁寧に書かれていて

二次補正期間(12/9〜12/12)に提出してください」って書いてある

こんな書類作る暇あるなら電話メールすればよくない???

よくある間違いだからテンプレペーパーなんだろうけど、ペーパーに手書きで加筆されてて絶句

「この期間に申請がない場合は【確定申告】をしてもらうことになります!」

みたいなデカい注意書きされててマジで辟易としてしまった

いや、どうせ確定申告するんだけどちょっと楽になるから年末調整してんだよね

いまどきほとんどの人は確定申告したことあるでしょ

ちなみに前の会社もJTCだったんだけど、流石にシステムがしっかりしてたし提出書類間違えてたら電話連絡くれたんだよね

その方が向こうとしても作業が楽なんだと思うし合理的だと思う

この紙書類職場に郵送とかいうお作法ビックリしてしまった

とりあえず二次補正期間に提出すればいいらしいので、こっちもペーパー作ってお手紙書いてやろうかと思ってる

Permalink |記事への反応(4) | 23:31

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なんか俺の出生届けが兄弟と全く違う件

兄貴出生届は、今住んでる家の住所で出されている。

妹の出生届も、同じ住所だ。

でも俺の出生届だけ、親が別居していた時代の、親戚のアパートの住所で出されている。

それだけじゃない。

兄貴と妹の出生届は、父親名前ちゃんと書かれている。

でも俺のは、「父親欄が空白」で、後から記入された形跡がある。その字体が、他の部分と違う。


最初は「何かの手続きの都合だろ」と思っていた

母さんに聞いても、最初は「その時はそういう事情があってね」ぐらいしか言わなかった。

俺は「ふーん、そっか」と流した。

別に親が離婚してるわけでもないし、兄妹と仲が悪いわけでもないし、戸籍とか出生届とか、そんなのどうでもいいじゃんと思ってた。

でも、よく考えてみると、変だ。

なぜ、俺だけ別の住所なのか。

なぜ、俺だけ父親欄が後から埋められているのか。

なぜ、母さんはそれを「事情があってね」で済ませているのか。

兄貴に聞いてみた

「なあ、お前の出生届、どこで出されたか知ってる?」

兄貴は、何か訝しい顔をして「実家だけど、何で?」と返した。

「俺さ、親戚のアパートで出されてるんだよ。しかも父さんの名前が後から書き込まれてる形跡がある」

兄貴沈黙した。

その沈黙が、ほぼ全てを語っていた。

「あ、そっか。お前は...」と兄貴言葉を濁した。

「何だよ。ちゃんと言えよ」

「いや、その...両親が、その時点で別居していたらしい。で、お前が生まれたのが親戚のところで...」

「待て。じゃあ、父さんはその時...」

「...認知手続きが後からあったんだと思う」

その瞬間、何かが腑に落ちた。と同時に、腑に落ちない部分が増えた。

出生

届の日付が、合致しない

その後、いろいろ調べてみた。

俺の出生届の日付と、兄貴出生届の日付を比べると、なぜか時系列おかしい。

兄貴は俺より4つ上だから、当然兄貴の方が先に生まれている。

でも、俺の出生届に「父親欄を後から埋めた跡」が残っているということは、その時点では父親の欄が空白だったということだ。

まり、俺が生まれとき、親は「正式婚外子」として届け出したのかもしれない。

あるいは、そもそも婚外子ですら認めていなかったのか。

それが何年後か経ってから認知」という形で、父親欄が埋められた。

その間隔が何年なのか、母さんはいまだに明確に言わない。

法的には、何か問題あるのか

弁護士サイトとか法律ブログとか読みまくった。

認知というのは「婚外子が法的に父親から保護されるための手続き」らしい。

それ自体は悪い制度じゃない。むしろ必要制度だ。

でも、問題は「タイミング」だ。

もし俺が本当に婚外子で、その後数年経ってから認知されたのだとしたら、その間、俺は法的には「父親のいない子ども」だったわけだ。

相続権も違うし、戸籍上の身分も違う。

その状態が、何年続いたのか。

そして、なぜ、そんなことになったのか。

母さんが口を開きかけた

昨日、母さんに直接聞いた。

「お母さん。俺、婚外子だったの?」

母さんは、固い表情で「...そう言えば、そうかもしれないね」と言った。

「『かもしれない』って何だよ。何があったんだよ」

母さんは、長い沈黙の後「その時、お父さんと別居していて。あんたが生まれたのは、実家に帰ってたときで...」

「待てよ。じゃあ、親戚のアパートっていうのは、おばあちゃんのことか?」

「そう。その時、お父さんはあんたが生まれたことを...すぐには認めなくて」

「え。認めなかったって...」

「でもね、後からちゃん認知してくれたし、戸籍も...」

その瞬間、俺の中で何かが壊れた。

なぜ、父親は俺が生まれたことを「すぐには認めなかった」のか。

なぜ、そのことを誰も俺に言わなかったのか。

なぜ、今になって、こんなに曖昧な形で教えられるのか。

出生届は、人生最初の「物語」だ

考えてみたら、出生届というのは、人間人生最初の「公式記録」だ。

名前、生年月日、両親の名前、出生地

それが全てだ。

その最初の記録が「曖昧」だと、何か、人生全体がどこか曖昧に感じられてくる。

俺は本当に「俺の父親の子ども」なのか。

それとも、法的には後から認知された「別の何か」なのか。

戸籍の上では、今はちゃん嫡出子認知されたから)として書かれている。

でも、その「嫡出子」という状態は、生まれた時点ではそうではなかったわけだ。

まり、俺の法的身分は「生まれた時点では、何者でもなかった」ということか。

兄弟と同じ「時間」に生きていなかったのかもしれない

ここからは、単なる推測だ。

もし、俺が生まれとき父親が俺を認めていなかったとしたら。

そして、その状態が何年か続いたとしたら。

その間、兄貴と妹は「親の嫡出子」として、全く違う時間軸を生きていたことになる。

俺だけ、別の時間軸で、どこか宙ぶらりんの状態で生きていたわけだ。

から認知されて、法的には「同じ戸籍」に入ったけど、その「時間」は取り戻せない。

その違いが、今、なぜか俺の心の中に、小さな溝のようなものを作っている。

「知らない方が良かったのか」という問い

昨日、兄貴メッセージで話した。

「なあ、お前は、この事実をいつ知ったんだ」

中学の時かな。親が喧嘩してるのを聞いてて、何か雰囲気で察した」

「それで、別に何とも思わなかった?」

「ん...思ったけど、別にどうしようもないじゃん。今はちゃんと父さんの子どもなわけだし」

かにそうかもしれない

法的には何ら問題のない状態に落ち着いている。

今更、過去のことをゴタゴタさせる意味もない。

だって、何か理由があってそうしたんだろう。

でも、「知ってしまった」以上、その事実は俺の中から消えない。

出生届の「曖昧性」が、俺の心の中の「曖昧性」になってしまった。

出生届を見つめながら思ったこ

今朝、市役所から取り寄せた出生届を、改めて見ている。

俺の名前

俺の生年月日。

俺の出生地(親戚のアパート)。

そして、後から埋められた父親の欄。

その手書き文字を見ていると、何かすごく哀しい気持ちになる。

誰が、どんな気持ちで、その欄に「父親名前」を書き込んだのか。

「やっぱり、この子は俺の子どもだ」と思った瞬間があったのか。

それとも、単に「手続き必要から」という理由だけで、埋められたのか。

出生届は、人生最初の「物語」であり、同時に「秘密」でもあるんだなと思う。

その秘密が、40年近く経った今、俺の前に開かれている。

そして、その開かれた秘密は、兄弟との時間軸を、ほんの少しだけ、ズレさせてしまった。

それが良いのか悪いのか、未だに分からない。

Permalink |記事への反応(0) | 04:39

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2025-12-05

anond:20251205120501

こういうニッチ層を満たせるって意味ではAIって素晴らしいよな(っ´∀`c)

イマジネーションがそのままヴィジュアル化するわけだ(っ´∀`c)

ITがない時代手書きスケッチに頼っていたわけで、それはそれで創作性担保された時代とは思う(っ´∀`c)

Permalink |記事への反応(0) | 13:14

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2025-12-02

anond:20251202123807

手書きというと、昔は筆記用具で紙やらに書いた物のこといったけど、

今はAIのせいで人が作成した物なら手書きとか変な感じするな

Permalink |記事への反応(0) | 12:44

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anond:20251201190640

手書きやぞ。通勤電車スマホで書いたぞ。

あと「雰囲気下」は普通に化学用語検索しろ

Permalink |記事への反応(1) | 12:38

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手書きびと讃歌ですよ・・・

Permalink |記事への反応(0) | 05:39

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2025-12-01

俺に絵心があったら

逆にめっちゃAIぽい絵を描いて手書きだと言い続けて炎上したい

Permalink |記事への反応(1) | 22:10

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2025-11-29

生成AIイラストや絵柄を盗んでいる

ってどういう思考からきているのかずっと気になっている。

生成AI文化庁ガイドラインに従って適法に使って学習しているという前提にする。

盗むっていうとその人から何かしらを奪って損害を与えるイメージがある。

適法に使っている場合になにか損害を与えているんだろうか。

また学習を盗むっていうなら手書きで書いている人たちも、過去偉人たちが開発した技法を使ったり、他者イラスト写真を見て気に入ったデザインや書き方を参考にすることもあるよね?

それは盗んでいることにはならないの?技法や参考にしたものに使うことを伝えているの?

感覚がよくわからいから教えてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 10:10

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anond:20251129035027

手書きで書いとけよ

Permalink |記事への反応(1) | 08:14

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2025-11-25

anond:20251125223428

AI絵でも統合性取れてる絵はつくれるように手書きでも変になることはあるので要するに拙いという指摘にすぎないよ

Permalink |記事への反応(0) | 22:36

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2025-11-24

anond:20251122140905

AIすごい、もうこれでいい

と何百何千と言われてどれくらい経っただろうか

でもお前らどうせ手書きアニメ漫画でシコってんだろ

批評家気取りしたりクリエイター面して話に混じろうとすんなよ

一生AIだけ見て2度と戻ってこなければいいのに

Permalink |記事への反応(2) | 07:05

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2025-11-21

効率化できない仕事が難しくてできない

穴あけパンチ書類に穴を開けて、その書類を持っていき、

ファイルを棚からだし、所定の場所を開き、金具を外し、紙を入れ、金具を戻しファイルを閉じ、片付ける仕事が難しい。

封筒印刷して封筒の中に郵便物を入れ封をして、重さを測り、切手を貼り、ポストに入れることが難しい。

証明写真印刷してサイズに合わせて切り、裏に名前を書くことが難しい。

システムを作るのが大好きすぎて

ワンクリックで文面作って送り先を探して自動メール送信できるし、

FAX自動で全部入力印刷してくれるから宛先探して送るだけでいいし、

スキャンしたファイルは所定フォームファイル名を作ったら自動リネームムーブしてくれるし

手書きの一部の書類を除いたら全てOCRで取ってくるだけだから何も入力しなくていいし

各所への書類提出チェックもメールを送る→自動チェックor送付状作成自動チェック。

雑用って面倒くさくて大変でとても難しくて、やりたくもない雑用をするために給料30万とか、もらってる感じがする。

効率化できない仕事が大嫌いで難しい。そんな人いませんか。

Permalink |記事への反応(0) | 15:11

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2025-11-20

そもそも著作権曖昧すぎる

何をもって著作物創作したと言えるのかが曖昧すぎて話にならんよね

鼻歌でも著作物なのか、違うならどれぐらいか著作物なのか

楽譜著作物になるなら絵に対する指示も著作物になるのかどうか、とか

「黒い丸と、左上と右上に耳のように黒い丸を付けたデザインキャラクター

という文字列指示は著作物なのか、違うならPostScript手書きしたら著作物なのか、全然はっきりしてない

Permalink |記事への反応(1) | 16:27

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2025-11-15

anond:20251115023205

手書き文章ほとんど無くなったから?PC左利きって別に困らないし。

Permalink |記事への反応(0) | 03:13

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2025-11-12

嘘増

カンパリオレンジ頼んだらオレンジジュースにカンパン漬けたやつが出てきた

手書きメニューやめろ

Permalink |記事への反応(0) | 16:38

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2025-11-10

AIイラストAI小説には「重み」がない

AIイラストAI小説が嫌ってことはないし、それはそれで楽しむけども創作としての「重み」は感じられないよね。

言葉を濁さずにはっきり言うなら、雑に扱われて理不尽な目にあっても同情できないし、応援する気にもならない。

頭の中では新時代クリエイターだと解釈してても、人生の中で得た価値観ってそうすぐには変わらないもんだね。AI生成物に金出すなら、「そういえばあれ気になってたんだよなぁ」って創作物に金出したい。

応援するなら手書きAIどっち?って聞かれたら絶対手書きの方を応援したくなる。

例えるなら、毎日復習を欠かさないA君と、受験が迫って3ヶ月前から勉強を始めたB君がいたら、本当は天秤にかけちゃいけないんだろうけど、あえてどっちか選ぶとしたらA君を応援したくなるじゃんか。

これはイラストレーターたちのネガキャンが功を奏してるとも言えるし、マジでアホな悪質生成AIユーザー自業自得とも言える。

見知らぬイラストレーターや作家訃報聞くだけで悲しいけど、それがAI絵師AI小説家だったら悲しくならないと思う。

いや、本当に命は平等だし可哀想って気持ちはあるんだけど価値観はそう簡単に変わらんのよ。

Permalink |記事への反応(1) | 03:31

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2025-11-07

://b.hatena.ne.jp/entry/4778579283090471713/comment/i_ko10mi

ガラケー生産終了でスマホデビューし同時にネットデビューしたような中高年のリテラシーの低さを舐めちゃいけない。手書き活字になっただけで信じ込む層も内包してるんだぜ…?

まれときからスマホがあるデジタルネイティブ世代も見事に陰謀論に染まってるので、陰謀論に染まりやすいかどうかは、ITリテラシーとは関係ないっぽいよ。

情報リテラシー教育必要なんだけど、国主導でやっても信用されるかどうか、難しいね

Permalink |記事への反応(0) | 12:29

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