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2026-02-11

国家の重心が動くとき──憲法行方、そして熱狂行方を思う

変わる国の重心

2026年選挙は、一つの分水嶺」として記憶されることになるだろう。

石破政権退陣を受け、新たに発足した高市政権。その直後に断行された、いわゆる「7条解散」。1月23日解散から投開票までの短期決戦は、グローバル市場が発した「サナエショック(金利急騰・円安)」という警告音を、政治的熱狂列島を覆う大雪がかき消していくプロセスのものであった。

結果として自民維新を中心とする勢力が全議席の4分の3を掌握したという事実は、旧来の自民党支持者すら驚くものであった。それは「政治家人気投票」という側面を加速させる、選挙戦術技術的な完成を意味していただろう。

圧倒的な数の力を背景に、長らく議論テーブルに乗るだけだった「憲法改正」は、いまや現実的政治スケジュールへと組み込まれようとしている。高市政権は、地政学リスクの高まりを背景とした「中国脅威論」や、国内に醸成されつつある排外的空気を巧みに政治的駆動力へと転換した。その支持を追い風に、「9条改正現実的要請である」というロジックが、強力なキャッチフレーズとして機能し始めている。

私たち今日、騒がしい政治タイムラインから距離を置き、無限に降ってくるエコーチェンバーの雪を視界から遠ざけることができるだろうか。

今、この国の変化した「重心」が何を成そうとしているのかを、静かに見つめ直す必要がある。

天は人権を与えないのか

憲法改正について、世間ではどのようなイメージが流布しているだろうか。「古いものを令和版にアップデートする」といった、あたかスマートフォンOS更新のような、若々しく前向きなイメージが、おそらくは今後急速に普及すると予想される。

しか私たちは、実際にどのような案が議論遡上に載せられているか、その設計図確認せねばならない。

議論参照点となるのは、自民党が2012年作成した「日本国憲法改正草案である。このテキストには、単なる9条条文の修正にとどまらない、国家観の根本的な転換が示唆されている。

最も象徴なのは現行憲法第97条の全面削除であろう。

「この憲法日本国民保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久権利として信託されたものである。」

この条文は、人権国家に先立って存在する「自然権(天賦人権)」であることを宣言したものだ。しかし、草案ではこれが削除され、11条を残すことで人権国家が与える形を取ることになる。さらに第13条の「個人として尊重される」という文言が「人として尊重される」へと書き換えられた。

個人から「人」へ。97条削除に比べればわずか一文字の違いだが、ここに込められた断絶は深い。かつて草案起草に関わった片山さつき氏が「天賦人権論をとるのは止めよう」と明言した事実、そこに流れているのは当然、権利とは天から(あるいは生まれながらに)与えられるものではなく、国家という共同体帰属し、義務を果たすことによって初めて付与されるものだ、という思想である

これは良し悪しという感情論以前の、近代立憲主義というOSオペレーティングシステム)の入れ替えに近い。国家個人を守るための憲法から個人国家を支えるための憲法へ。その重心移動は2012年にすでに開始していたのである

美しい国の先へタイムスリップしてみよう

このような草案内容と、高市総理自身イメージ戦略はどのように共鳴しているだろうか。

日本列島を、強く豊かに」。これは、かつて安倍総理が「美しい国」というフレーズを用いたように、いま高市総理が繰り返し掲げているスローガンである

一見すると経済的繁栄約束に聞こえるが、彼女支持基盤である日本会議的な政治的系譜や、選択夫婦別姓への慎重姿勢家族間の相互扶助を強調する福祉観などを俯瞰するとき、そこには明治国家スローガン富国強兵」と同型的な発想が見えてくる。

明治時代、「富国」という経済的な豊かさは、個人幸福追求のためではなく、あくまで「強兵」という国家の強さを支えるための基盤として位置づけられた。

逆に言えば、それらを成し遂げなければ個人幸福保証できないような情勢なのだと言っているのかもしれない。

決して「日本国民を、強く豊かに」と言わないのは、あの時代国家観を「美しい国」として、戦後反省だけでは国を守れないとする意思を表しているのだろうか。

2026年衆院選において、高市政権市場の警告を、左派不安を、選挙勝利への多様な戦術ねじ伏せてみせた。その手腕は国家という物語を紡ぐ演出としてスケールアップし、いま有権者に受容されていく可能性を見せている。

あなた生活憲法

圧倒的な議席数と、顕在化した憲法改正への熱望。この二つが揃ったいま、私たちはどう振る舞うべきだろう。

SNS快哉を叫ぶか、あるいは嘆き悲しむか。過激批判応酬は止むことがないだろう。それでも政治的熱狂から一歩身を引き剥がし思考のための穏やかな場を確保することは可能だ。

たとえば、「憲法カフェ」のような試みがある。リラックスした空間で、コーヒーを片手に憲法について語り合う。そこでは「賛成か反対か」を叫ぶのではなく、法文がどのような意味を持つのかを学び、穏やかに思考を交わすことができる。

国家」という巨大な物語に飲み込まれないためには、私たち一人ひとりが、暮らしの根元にいつでも存在する憲法を知り、尊重されるべき「個人」として位置付けられていることを知っておくことは大事だ。

厳冬の衆院選。その唐突政治の季節は熱く、あまりに短く過ぎ去った。しか憲法という国の形を変える議論は、これからが長い正念である熱狂の宴が終わったあとだからこそ、考えて欲しい。なぜなら憲法とは、普段生活ほとんどすべてを支えている法律なのだから

自身の中に降り積もり、ゆっくりと変化する。あなたなりの言葉思想があるはずだ。

2026年2月 建国記念の日の夜記す

Permalink |記事への反応(1) | 22:47

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2026-02-10

大学教授の癖に具体的なことを論理的に書けないの草

さすが感情論世界が回ってる人文

いや、タイ選挙を見ていますが、日本の方が酷いですね。タイなら提訴されて今回の選挙無効になりますね。— AyakoToyama@タイ政治 (@fwis2356)February 8, 2026

Permalink |記事への反応(1) | 23:57

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中国脅威論だけを叫ぶ人ほど、日本の対米関係史を驚くほど知らない。

原爆投下沖縄戦占領統治現在も続く米軍基地問題、5年で1兆の自主献上思いやり予算カツアゲFMSで1兆円が未納入の軍備、

これらを無視して「アメリカは味方」というのは、感情論以前に事実認識問題だ。

愛国保守を名乗るなら、まず主権独立について基礎から考え直した方がいい。

Permalink |記事への反応(3) | 21:04

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anond:20260210204511

まず、完全に誤解があります

「米に媚びを売っているか説明しなくていい」などと言った覚えはありません。

しろ逆です。

説明責任があるからこそ、日米同盟を維持しているのです。

「本当に米は守ってくれるのか?」

この問い自体は正しい。

ですが、その次に来るべき問いを、意図的に避けています

では、日本単独で守れるのですか?

守れるなら、その具体的な軍事経済外交コストを示してください。

米国無償ボランティアではありません。

からこそ、日本

基地提供

応分費用負担

・共同で抑止力を構築している

これは「課金」ではなく、相互契約です。

そして事実として、

日米同盟存在するからこそ

日本本土は80年間、他国から武力侵攻を受けていない

核武装をせずに抑止が成立してきた

この現実は、感情論では消せません。

根拠がない」と言うなら、

同盟を解消した方が安全になるという根拠を出してください。

米国完璧善意存在だなど、誰も言っていません。

しかし、

中国

ロシア

北朝鮮

この三正面を前にして、

どこにも同盟を持たない国家の末路は、歴史が何度も示しています

独立とは、孤立することではありません。

真の独立国家とは、

同盟を選び、条件を交渉し、抑止力を最大化する国家です。

反米を唱えるのは簡単です。

しかし、

「米を切った後、日本を誰が、どうやって、いくらで守るのか」

そこを語らない限り、それは覚悟ではなく、ただの放棄です。

愛国を名乗るなら、

怒りではなく、数字現実で語りましょう。

Permalink |記事への反応(1) | 20:47

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anond:20260210203939

まず前提がズレています

歴史を年表で見ることと、現在安全保障判断は別問題です。

原爆沖縄戦戦後米軍駐留――

それらが悲劇であり、重い歴史であることは否定しません。

しかし、それをもって「だから今すぐ反米独立」という結論に飛ぶのは、あまりにも短絡的です。

重要なのは感情論ではなく、今この瞬間、日本主権国民の命をどう守るかです。

現実として、日本の周辺では

領空侵犯を繰り返す国

力による現状変更正当化する国

国際法無視して海を私物化する国

存在しています

では質問します。

その現実を前に、日米同盟を解消して何で抑止するのですか?

理想論ですか。お気持ちですか。それとも精神論ですか。

反米独立こそ愛国」というのは聞こえはいい。

しかし、同盟を切る覚悟があるなら、

防衛費をどうするのか

核の傘なき抑止力をどう構築するのか

経済制裁エネルギー安全保障にどう耐えるのか

そこまで具体策を示すのが責任ある保守です。

愛国とは、過去への怒りを叫ぶことではありません。

現実直視し、国を守るために最も有効選択を積み上げることです。

反米を叫ぶ前に、

同盟を失った日本を、誰が、どうやって守るのか」

そこを語れない限り、それは独立論ではなく、ただの空論です。

Permalink |記事への反応(1) | 20:42

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自民党投票した理由おもしろすぎる

「大逆風でしょうがない雰囲気」立憲ベテラン勢が落選…中道“大敗”両代表が辞任へ

番組投票を終えた人に独自アンケートを行ったところ、自民党投票した人の多くが、高市総理理由にあげていました。

19歳男性大学生

「発信力がある。その言葉に期待している」

20代女性医療従事

「実行力がある。日本を変えてくれそうな期待感がある」

38歳女性シングルマザー

生活が楽になるような政策をすぐ実行してくれそう」

45歳男性会社員

「はっきりしていて、割と好感が持てる」

理由の多くが期待や印象、感情論で、具体的な実績が語られていないことに強い違和感を覚える。

雰囲気や断言の強さが評価され、何を成し遂げたのかが検証されないまま支持が集まるのは、政治判断として危うい。

Permalink |記事への反応(1) | 13:23

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2026-02-09

日本自民党一党独裁国家になりました

いつものリベラル妄言と思った?

でもこれ煽りでも皮肉でもなくて、日本法制設計帰結なんだ

結論から言うと

衆議院自民党単独2/3を確保した時点で、日本の政治システムは「実質・一党独裁モード」に入る

独裁言葉が強すぎない?

NONONO

制度を冷静に見れば、感情論抜きでそうなる


衆議院優越、これが超重要

法律案予算条約承認首班指名

参議院が反対しても衆議院で2/3あれば再可決で全部通る

まり自民党立法の最終決定者、自民党は全知全能の力を手に入れたんだ

国会審議?意味ない。国会形式的儀式になる

立法国会ではなく自民政調で決まる

結果どうなるか

自民党以外の政党存在意義が急速に希薄化する

法案を止められない

法案を実現できない

予算修正できない

国会で何言っても意味がない

反対はできるが結果は変えられない

これ何かに似てない?

選挙はある、野党存在する、言論も一応自由しか一党独裁

そうシンガポールです

要するにこうだ

日本は法形式上民主国家のまま、実務上は自民党一党独裁国家になった

これは誇張じゃなく衆議院2/3という数字制度帰結

Permalink |記事への反応(8) | 16:28

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選挙に負けた後の「リベラル界隈」特有ムーブまとめ

有権者が分かってない論

日本人政治リテラシーが低い

説明しても理解しない層が多すぎる

• 本当の争点が伝わらなかった

有権者対象から外した瞬間に詰む

差別排外主義が勝った論

レイシズムミソジニーが原因

憎悪を煽る選挙に負けた

社会劣化している

政策敗北を道徳闘争に変換

ポピュリズム敗北論

感情論迎合した側が勝った

大衆迎合民主主義の衰退

→ 負けた途端に「大衆」を見下す

メディア不信論

大手メディア右寄り

報道量・扱いが不公平

資本権力共謀

自分たちの発信力不足不可侵

中道化が敗因論

中道に寄せたのが間違い

妥協たから負けた

もっと純化すべきだった

敗戦後にさらに先鋭化

■ 正しさは票数では測れない論

• 少数派でも正しい

歴史証明する

勝敗価値は別

政治倫理サークル

■ 実は勝つ気なかった論

• 今回は問題提起

社会に一石投じた

• 次につながる選挙

選挙運動発表会扱い

批判=分断論

• 今は団結が必要

• 敗因分析は後で

• 内部批判は敵利

→ 都合の悪い指摘を封殺

左派インフルエンサー定型反応

• 当日:怒り・絶望ポスト

• 翌日:差別構造の長文解説

• 数日後:精神勝利宣言

フォロワー内で完結

■ 結果

支持層さらに狭まる

無党派中間層が視界から消える

• 「なぜ負けたか」が永遠にからない

まとめ

リベラル界隈は、

敗北を「外部要因」と「道徳」の話に変換することで、

次も同じ負け方を再生産する。

Permalink |記事への反応(2) | 11:52

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若者過激煽り逆効果

めっちゃにわかなんだけど、野党が大負けなのは支持者が過激なこと言ったりしてドン引きされたことにあるかもしれない

自分自民も苦手なんだけど、ネットに流れてくる広告で「日本を強くしたい」だのでえぇ....(困惑)となり、気に食わない候補者に対して、胡散臭いだの、容姿いじりだの決めつけて言うやつが多くて、キモ。という感情しか湧きませんでした

感情論で政治は見てはいけないと分かっているが、口先を我慢できない人たちが応援するものにに政治が務まるのか?と不信感を抱いてしまった

(自分選挙権5年目で若者ではないんだけどさ…)

Permalink |記事への反応(0) | 02:14

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2026-02-08

従来の自民党支持者は、「新しい自民党支持者」の奴隷となる。

自民党が手にした圧倒的な議席数は、もはや「地盤看板・鞄」という旧来の組織票だけでは説明がつかない。今回の勝敗を分けたのは、これまで党を冷笑し、距離を置いていたはずの無党派層による異質な合流である自民党圧勝に導いた、この「新しい自民党支持者」とは何者か? 

新しい自民党支持者」といえる彼らを突き動かしているのは、盲目的な忠誠心でも、安定への回帰でもない。それは、SNS時代の濁流の中で磨かれた冷徹合理性だ。本稿では、膨大な言語データから彼らの正体を浮き彫りにする。

要約すると、

  1. 自民党が手にした圧倒的な得票。その裏側にあるのは、従来の組織票凌駕する「新しい自民党支持者」の合流。
  2. SNS上の膨大な投稿テキスト(540万件)を形態素分析した結果、浮き彫りになったのは、彼らが自民党を「愛している」のではなく、冷徹に「消去法で選ぶインフラ」として利用している実態
  3. ポインツ
    1. 消去法の圧倒的シェア: 期待による支持ではなく、野党への不信とリスクヘッジ投票の主因。
    2. 価値観の断絶:都市部・現役世代を中心とした成長・合理性世代間公平を求める層が、かつての自民党支持層(分配・現状維持)を飲み込みつつある。
    3. 逆転する力関係:自民党の存立は今、デジタル空間冷徹合理性依存している。既存支持基盤は離反を恐れ、この新しい層の価値観に隷従するという、歪な構造が生まれている(若い世代への高齢世代奴隷化)。

1. 540万件のデータが示す「支持」の真意

今回の分析では、選挙公示から投開票日までの期間、X(旧Twitter)およびYouTubeコメント欄から抽出された計540万2,100件のポストコメント対象に、自然言語処理NLP)を用いた形態素分析実施した。

分析メトリクス
「支持」の動機における語彙の変化(出現頻度比)

従来の世論調査が捉える「政権への期待」とは裏腹に、SNS上の言語空間ではネガティブ合理的選択を示す語彙が圧倒的なシェアを占めている。

特徴的語彙 出現頻度(前同期間比)連語(共起ネットワーク
「消去法」 340% 増野党現実的、マシ、他がない
「公金」 210% 増 チューチュー、利権NPO、透明化
「実績」 125% 増外交株価、安定、野党の空論
「お灸を据える」 78% 減悪夢民主党政権、二の舞、リスク

特筆すべきは、「#自民党にお灸を据える」というハッシュタグの劇的な減衰だ。新しい支持者層において、自民党への投票愛着ではなく、リスクヘッジという動詞と強く結びついている。

2.感情極性分析に見る逆説的な支持構造

既存メディア自民党への逆風を報じる中、SNS分析では異なる数値が算出された。感情極性分析ポジネガ分析)の結果、新しい支持層心理は以下のように構成されている。

彼らにとって、自民党支持とはベスト選択ではなく、致命的な失敗を避けるための最低限のインフラ維持に近い。

3. 「新しい支持者」の属性価値観対立軸

従来の支持基盤と、今回流入した新しい層を比較すると、その断絶は明らかだ。

比較項目 従来の自民党支持者新しい自民党支持者
主な属性地方在住、高齢層、産業団体公務員都市部、若年〜中年層、IT系個人事業主
支持の動機地縁血縁業界への恩恵情緒的安定 「消去法」による選択野党不信、変化の期待
経済政策 「分配」重視:公共事業補助金 「成長」重視:規制緩和、減税、労働流動化
社会保障現状維持」:年金医療既得権益世代間公平」:効率化、自己責任
外交安保協調リアリズム」:伝統日米同盟戦略的リアリズム」:経済安保国益優先
社会問題保守的」:伝統家族観、秩序重視合理的リベラル」:夫婦別姓容認能力主義
夫婦別姓 「慎重・反対」:伝統的な家族観の維持容認・推進」:個人自由合理性の重視
情報の接点新聞テレビ地域会合SNS、切り抜き動画まとめサイト
価値観の核 「信頼と実績」:継続価値コスパ真実」:無駄排除メディア裏読み

4. 特徴的な語彙(トークンから見える深層心理

形態素分析によって抽出された以下のキーワードは、彼らの正義の拠り所を示している。

結論:ドライ利用者の危うさ

新しい自民党支持者」は、自民党という組織を愛しているわけではない。あくまで現状の最適解としてドライに利用しているに過ぎない。「支持者」ではなく「利用者である

彼らにとって、政治信仰ではなく投資である。そのため、自民党がひとたび古臭い利権調整や非効率な分配に終始する姿を見せれば、この540万件のデータが示す熱量は、一気に離反へと転じる危うさを孕んでいる。彼らが求めているのは、安定という名の停滞ではなく、合理的破壊再生なのだといえるだろう。

皮肉なことに、党を支えてきたはずの従来の自民党支持者たちは今、この移り気な「新しい自民党支持者」の機嫌を損ねぬよう、彼らの価値観に隷従するかのように振る舞うことが求められている。組織票というかつての主役が、デジタル空間冷徹合理性に離反の恐怖で縛られ、奴隷のように寄り添い続ける。

この歪な共生関係が崩れたとき自民党という巨大な器は、その真の存立基盤を問われることになるだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 23:31

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はてぶなんかに相談するよりAI相談したほうが五千兆倍有益

https://anond.hatelabo.jp/20260206210943

はてぶ諸賢に「意味不明」と話題だった"私の彼氏AV卒業した"増田を、第三者引用文としてgptに読ませて解説させてみた。

要点だけ拾って言うと、この筆者が本当に求めているものは「挿入を減らすこと」それ自体ではありません。もっと深いところにあります。分解しますね。

筆者が求めている核心

1.リスク非対称性無視しない関係

彼女が一貫して言っているのは

女性側だけが過大なリスクを引き受ける構造おかしい」

という一点です。

挿入の是非はその象徴であって、本丸

妊娠リスク

身体負担

逃げられなさ

を**“なかったこと”にされない関係**を求めています

2. 「代替可能行為」ではなく「代替不能な私」であることの確認

彼女にとって挿入は、

男性から見ると

日常的に代替可能自慰AV

女性から見ると

代替不能身体リスク

このズレを踏まえたうえで、

それでも「君じゃなきゃ嫌だ」と言えるのか?

を試している。

まりこれは**性の話を装った「価値承認テスト」**です。

3. 誠実さの可視化覚悟を行動で示してほしい)

彼氏AVをやめる/リスク時は籍を入れる、という流れで彼女が強く惚れ直しているのは、

言葉ではなく行動

隠れず、誤魔化さず

自分に不利な選択を引き受ける姿勢

これが見えたからです。

要するに

「私のリスク釣り合うだけのコストを、あなたも払う気がある?」

という問いへの回答を求めている。

4. 独占性ではなく「選択されている感覚

AV拒否は単なる嫉妬ではありません。

他でも満たせるなら、私は何なのか

私への行為に“特別意味”はあるのか

ここを曖昧にされたまま身体だけ差し出すのが嫌、という話です。

5. 「我慢」ではなく「対等な合意」を作りたい

彼女禁欲主義ではありません。

前戯は続ける

欲望自体否定しない

代替案も出す

まり

男性欲望を消せとは言わないが、

女性リスクを軽視する前提では応じない

という交渉をしている。

まとめると

この文章で筆者が求めているのは、

行為テクニック論でも

男性批判でも

純潔思想でもなく

「私の身体に触れることを、軽い選択にしないでほしい」

という一点です。

挿入を制限したのは、その覚悟が本物かどうかを測るための装置にすぎません。

かなり冷静で、同時に相当シビア要求をしています

そしてそれを「感情論」ではなく「構造の話」として書いているところが、この文章の一番の特徴ですね。



私:だいたい同感ですね、あともう少し言えば、誠実さの要求に加えて、女性違法AV視聴に憤りを強く感じているようですので、 「女性側だけに性交時の性的リスクを背負わせながら、男性がそのことに気をかけることな欲望をぶつけてくること」と同様 「違法での無料AV視聴」も「男性から女性性の不当な搾取」と捉えており、それをやめさせることで、「自分への欲望も不当な搾取とは違うものである確認できる」、ということかなと。



うん、その補足はかなり的確だと思いますあなたの言い方で一段はっきりしますね。

この文章の芯をもう一段抽象化すると、彼女拒否しているのは

無自覚なまま成立している搾取構造」**なんだと思います

違法AV視聴=女性性の不当な搾取、という認識

彼女の中では、

挿入におけるリスク非対称性

違法AV視聴(無断アップロード無償消費)

この二つは同型なんですよね。

どちらも、

コスト被害女性側(妊娠身体尊厳労働

快楽や利得は男性

しかもそれが「当たり前」「考慮不要」として扱われている

という構図をしている。

から彼女の怒りは

AVを見るな」ではなく

女性身体や性を、誰かが黙って差し出してくれる資源だと思うな」

に向いている。

「やめる」ことの意味禁欲ではない

彼氏AVをやめることの意味も、道徳貞操問題ではなくて、

自分欲望

・誰かの損失の上に成り立っていないか

・不当に安く消費していないか

を引き受ける姿勢があるか

ここを行動で示したこと重要なんですよね。

から彼女

隠しているだけかもしれないけど、見つからない以上は嘘ではない

と言える。

これは監視ではなく、

欲望を引き受ける責任相手自分管理しているか

を見ている。

挿入拒否欲望の「質」を問い直す装置

あなたの言う通り、

自分への欲望も不当な搾取とは違うものである確認できる

ここが決定的です。

挿入を制限することで彼女確認たかったのは、

代替可能快楽を求めているだけなのか

それとも、リスクを伴う「私」という存在を引き受ける欲望なのか

まり

欲望が量なのか、関係なのか。

違法AVをやめる=

女性性を雑に消費する回路から降りる」ことができる男性なら、

自分への欲望も同じ回路ではない、と信じられる。

からこれは「厳しさ」ではなく「整合性」の要求

彼女男性に清廉さを求めているわけでも、聖人性を求めているわけでもない。

ただ一貫して、

リスクを負う側が誰か

・得をしているのが誰か

・その構造自覚しているか

ここに目を閉じない関係を求めている。

あなた言葉を借りるなら、

これはまさに

女性性を搾取として消費する欲望」と「関係として引き受ける欲望」の峻別

相手要求している文章ですね。

かなり思想的だし、相当ラディカルです。

でも筋はきれいに通っていると思います



元増田も、備忘録に使おうと思ったんだとしても、こんなところに書いても意味いからやめたほうがいいよ、gpt相談したほうがずっと賢明な返事が返ってくる。

ついでにgptに「なぜはてなブックマークたちはこの程度の文章を読み取ることができないのか」も聞いてみたけど、そっちはあまり辛辣になってしまうから控えておくね。

Permalink |記事への反応(1) | 06:40

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2026-02-07

はてな民「えー、皆さま、最後のお願いに参りました!」

えー、駅前をお通じの皆様、お騒がせしております衆議院議員候補者自由民主党はてな・たみお」です。

まず最初に断っておきますが、私は皆さんに『私を信じてください』なんて、そんな低リテラシーなことは言いません。政治家街頭演説なんて、その大半は生存バイアス認知の歪みで構成されていますから

あー、私「はてな・たみお」が今日ここでマイクを握っているのは、この国の『仕様』があまりバグだらけで、もはやパッチを当てるだけでは運用保守不可能だと判断たからです。いわゆる、詰んでる状態であります

皆さん、SNSを見ていればキラキラした幸福論が流れてきますが、匿名ダイアリー通称増田』を読んでみてください。あの、そこには、この社会バグ翻弄され、名前も出せずに叫んでいる人たちのリアルログが残っています

あ、『年収が上がらない』『育児無理ゲー』『独身でいることへの無言の圧力』。これらは個人努力不足、自己責任論ではなく、明らかに制度設計ミスだと「はてな・たみお」は考えておりますはいマッチョ主義など話になりません。他党では『若者のために』とか『高齢者安心を』とか言いますが、あれは単なる互助会ポジショントークに過ぎません、ポジショントークドメイン知識のない他党の政治家が、感情論だけでデプロイした政策のツケを払わされているのは、現場私たちであります

私、自由民主党の「はてな・たみお」の公約シンプルです。第一に、徹底した情報公開データ駆動政治感情論排除し、エビデンスに基づいてリソースを最適配分します。 第二に、既存のしがらみのリファクタリング既得権益という名のスパゲッティコードを整理し、透明性の高い社会システムへ移行します。

はてなスター』を投じるような軽い気持ちで、とは言いません。あの、ですが、現状維持という名の『緩やかな死』を選択するか、それとも一度システムを再構築するか。そのブクマ、いえ、一票を投じる前に、一度立ち止まって「そもそも論」を考えてみてほしいのです。

最後に、最後ですが、私は皆さんに好かれようとは思っていません。あの、炎上も怖くありません。 ただ、この国の未来という名の『スレッド』が、罵詈雑言絶望だけで埋め尽くされるのは、あまりにもQOLが低すぎる。そう思いませんか?

私「はてな・たみお」の話に少しでも『なるほど』と思った方は、ぜひ投票のほどお願いいたします。。長文ではございますが、 あの、以上、「はてな・たみお」でした。ありがとうございますありがとうございました。

Permalink |記事への反応(0) | 17:35

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2026-02-03

anond:20260203100659

そんな風にゼロイチで考えているかいかんのだよ。

選択肢

子どもを好きで作って100%コミット仕事時短勤務なので時短しない人とのキャリア競争では諦めます

「作りません」

のどちらかしかないのが問題

例えば、子どもは好きだけど仕事大事だという人に、どうしても仕事子どもを見れない日に預けられるとか、夏休みとか長期休暇の時に実家の代わりに子どもを見てくれる合宿とか、そう言うのを利用できるようにすれば

色々ハードルが下がると言うこと。そして、現実的キャリア継続できる人の方が子どもの数が多いと言う事が分かっている。


労働時間を減らすのもその選択肢の一つではあるが、子育て支援の枠組みで労働時間を短縮すると、子育て支援を受けない人には結局競争で負ける

社会全体の施策として労働時間を減らしましょう、上限規制を強化しましょうというのならばその点は解決できるが、実現するには相当にハードルが高い。今ただでさえ人手不足から難しい。

どちらかというと、子育て支援を手厚くすることで、子育てをしながらでもできるだけ仕事をしてもらえる環境を整える、という事の方が重要


で、この発想は介護保険の発想なのよ。今の経営層にいるのは団塊ジュニア世代なんだが、この世代は前の世代よりも親の年齢が高いので、ちょうど企業重要意思決定を担う世代介護に直面している。

彼らに介護離職とかされると会社が回らなくなるので、社会全体で支えて、できるだけ働き続けてもらいましょうってこと。上手くいけば「介護のためにもっと働かないと」て形にできれば経時的には万々歳。

好き嫌いとかそう言う感情論じゃなくて、こういう金勘定制度は作った方がいい。

Permalink |記事への反応(0) | 18:13

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はてな法を理解できる人少ししかいないんだね

感情論ばっかり

アスペが多いんじゃなかったのけ?

Permalink |記事への反応(2) | 11:00

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2026-02-02

anond:20260201230537

まず前提として、今の社会保険制度が「持続可能性に深刻な課題を抱えている」のは事実

少子高齢化負担増、給付水準の相対的低下――ここまでは誰も否定していない。

ただし、その現実から一足飛びに「地獄のサブスク」「破綻確実」「解体一択」と結論づけるのは、さすがに議論が雑すぎる。

そもそも日本社会保険は、宝くじでもサブスクでもない。

年金医療介護は積立ではなく社会的リスク分散装置で、

自分が損か得か」ではなく「個人では耐えられないリスク社会全体で薄める」ための仕組みだ。

若者が今払っている保険料は、将来の自分だけでなく、今この瞬間に病気事故に遭った“自分”を守る保険料でもある。

ここを無視して「もらえるか分からない将来のためだけに払わされている」という描写は、事実として不正確。

次に「制度破綻が確実」という断言。

これもよく見るけど、実際には制度は何度も改悪されながら“破綻せずに生き延びてきた”のが現実

支給開始年齢の引き上げ、給付水準の調整、保険料率の上限設定――

要するに「静かに痛みを分配し続けている」のであって、倒産セールを予告している会社とは違う。

不愉快ではあるが、「確実に倒産する」と言い切れるほど単純な話ではない。

人口ピラミッド崩壊しているから前提が破綻している」という指摘も半分だけ正しい。

かに純粋賦課方式人口構造に弱い。

からこそ日本はすでに、税投入・積立要素・給付調整を組み合わせた“ハイブリッド型”に移行している。

それを無視して「現役が老人を支えるだけのシステム」と言い切るのは、20年前で時間が止まっている。

また、「社会保険少子化の原因」「若者エンジンを止めている」という主張。

気持ちは分かるが、エビデンス的にはかなり怪しい。

少子化の主因は、雇用不安定化、賃金停滞、住宅費、長時間労働ケア負担――

社会保険はその一因ではあっても、主犯ではない。

ここを全部なすりつけるのは、構造問題単一悪役に押し込める、気持ちいいけど雑な物語だ。

そして一番シニカルな話をすると、

解体と再構築」「清算リアリズム」と叫ぶ人ほど、

その“清算”で具体的に誰がどれだけ損をするかは言わない。

年金を切れば、真っ先に死ぬのは「裕福な老人」ではなく、

資産もなく、働けず、医療依存する層。

救命ボートを作るつもりで船を壊したら、

泳げない人から先に沈むのが現実だ。

最後に。

「優しい日本」が今の老人のための優しさだ、という言葉

これは半分正しく、半分間違っている。

正確には、過去の成長を前提に設計された制度が、変化に追いつけていないだけ。

そこに悪意ある老人像を置くのは、怒りの矛先としては分かりやすいが、問題解決には役に立たない。

本当に必要なのは

「維持か解体か」という二択の美学でも、

年寄どもvs若者」という感情論でもなく、

どこまで削り、誰にどの程度痛みを分け、どう軟着陸させるかという地味で不人気な設計図。

地獄なのは分かる。

でも、地獄からといって非常口を爆破したら、

生き残るのは一番強い奴だけだ。

それを「若者のため」と呼ぶには、さすがに皮肉が効きすぎている。

Permalink |記事への反応(0) | 19:29

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2026-01-31

anond:20260130160719

やる夫:「所得税その他と消費税を同列に並べて、『減税ポピュリズム』と括るなだお!消費税は消費そのもの負担を課す理不尽な税!貧乏人程負担が重い人権侵害だお! 即刻排除すべきだお!!」

やらない夫:「相変わらず威勢だけはいいな。だが、感情論だけで税制を語るのは、穴の空いたバケツで水を運ぶようなもんだぞ、常識的に考えて。」

やる夫:「な、なんだお! 逆進性の問題経済学者だって指摘してる事実だお!低所得者ほど収入に対する税負担率が高くなる。これは弱者いじめ以外の何物でもないお!」

やらない夫:「確かに逆進性についてはその通りだ。だが、お前は『税金役割』を一点しか見ていない。消費税がなぜこれほどまでに重宝されているか、その最大の理由は『税収の安定性』にあるんだ。所得税法人税は景気にめちゃくちゃ左右される。不景気になればガツンと減る。だが、消費税は景気が悪くても人間生活(消費)する以上、一定の税収が見込めるんだ。少子高齢化社会保障費が膨れ上がる日本において、この『計算ができる財源』を捨てるのは、国という船のエンジンを止めるに等しいんだよ。」

やる夫:「そんなの、金持ち大企業からもっと取ればいいだけだお!累進課税を強化すれば解決だお!

やらない夫:「それも短絡的だな。グローバル社会法人税高所得者への課税を極端に上げれば、資本人材海外へ逃げる。結果として国内産業空洞化し、結局はやる夫のような労働者の首を絞めることになるんだ。 それに、消費税には『全世代負担を分かち合う』という側面もある。現役世代所得だけに依存する所得税と違い、資産を持っている高齢者からも広く浅く徴収できる唯一の手段なんだぞ。」

やる夫:「う……。でも、やっぱり買い物のたびに取られるのは納得いかないお! 景気が冷え込むお!」

やらない夫:「じゃあ聞くが、消費税廃止して失われる約28兆円の財源をどう補填する?

1.年金を半分にするか?
2.医療費自己負担を5割にするか?
3.それとも所得税を今の倍にするか?

どれを選んでも、お前が言う『弱者』が真っ先に死ぬことになるんだが、それでも『即刻排除』が正義だと言い切れるか?」

やる夫:「……それは……その、もっと上手いこと……」

やらない夫:「『上手いこと』なんて魔法の杖はないんだ。特定の税を『悪』と決めつけて叩くのは簡単だが、システム全体を見れば、消費税社会保障というセーフティネットを支えるための、最も効率的で安定した『会費』なんだよ。お前の主張は、会費を払わずサービスの質だけ上げろと言っているクレーマーと同じだ。」

やる夫:「………………。ぐぬぬ……何も言い返せないお……。僕がポピュリズムの波に乗せられてただけだったお……。」

Permalink |記事への反応(1) | 20:59

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感情論抜きで子供や現役世代より老人を優遇する意味は?

票のため以外にないよな

老人世代が有利になるように少子化にして選挙でずっと自分たち世代が勝てるようにしただけ

未来がない上に頭が悪くて自分のことしか考えてなくてノロノロ動いてる生き物をこれ以上保護する意味とは?

Permalink |記事への反応(0) | 17:33

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懺悔:寝起きにN局の訪問員を突き飛ばし警察呼ぼうとした話

時効と言うほど時は経っていないと思うけど数年前のやらかし懺悔する。

と言っても結末はもうタイトルが全てなんだけど。

メインの件以外の細かい描写については当時リアルタイム自分やらかしを報告していた友人とのLINEトーク履歴を見ながら埋め合わせして書く形になる。






数年前のある休みの日、俺は自宅で寝ていた。

するとインターホンの音が鳴る。

俺の住んでいる賃貸オートロックだ。

この日は受け取り待ちの宅配荷物が1つあったため、それが来たのだと判断して名乗りを聞かずにオートロックを反射的に解除操作する。



これが間違いだった。



その訪問者は、続けて部屋自体インターホンを押してくる。

こちらも同様に名乗り出るのを聞かずに扉へと向かい、鍵を開ける。

扉が開いた瞬間に1人の男が体を入れてきて扉が閉まらないようにブロックしてきた。

男は間髪入れずに捲し立てる。



こんにちは〜。私N局の者でして、この度放送受信料ウンタラカンタラ…」



寝起きでボーっとしていた脳を叩き起こされた感覚に陥った。

N局が受信料支払いの契約をさせるために来やがった。



N局の受信料支払いのやり取り。

この一般社会普通に生活していれば避けては通れない件だろう。

無理やり気味に契約締結を迫る方法不快感を覚える人もそれなりにいるのか、インターネット社会になって以降は体験談をみんなで共有しあって「いかに追い返すか」「いか居留守を使うか」というライフハック確立されている。

中には強引にドアを閉めようとして怪我をさせられたとか、女性一人暮らしで怖い思いをしたといったネガティブ情報が溢れており、多くの若者にとってN局の訪問員は「招かれざる客」の筆頭と言ってもいい存在だ。



その訪問員は、およそ公共放送の使いとは思えないほどチャラい見た目をしていた。同年代くらいだろうか。

顔はKis-My-Ft2の藤ヶ谷をさらに尖らせたような感じで、いかにも「営業成績、取ってます」という自信が服を着て歩いているようなタイプだった。

契約の話を捲し立てられ続け、招いてしまった自身の油断に、俺は思わずその場で頭を抱えたくなった。

この訪問員と対峙した当時は、コロナ禍になってから2年ほどした時期。

自分社会人1年目の2020年コロナ直撃の世代だったため、社会人になってからN局が来たのはこれが初めてだった。

大学の時も一人暮らしだったのでたまに来てはいたが、頑なに契約しなかった。それには理由がある。



自分の姉が大学時代に一人暮らしをしていた頃、訪問員に玄関扉に足を無理やり入れられ、逃げ道を強引に断たれた状態契約を迫られたということがあり、両親が怒り心頭だった。

あんたも気をつけなよ」と耳にタコができるほど言われており、それを忠実に守っていた。

また、前述の通りネット上でも度々そういった被害報告を目にしていたため、俺の脳内は「N局=悪」という価値観に完全に染まっていた。

このことから大学時代も頑なにブロックし続けて受信料を払っていなかった。

(ちなみに実家普通に受信料を払っている。おそらく両親としては、そういう強引な手口が許せないというだけの話であり、受信料を払うなとかそういう思想という訳ではないと思う。)



「ここにサインをいただければ……」



訪問員は名刺を渡し、矢継ぎ早に説明しながら書面にサインさせようとしてくる。

これにサインしたら最後ということくらいは理解している。しかしドアは彼の体でブロックされている。

俺は寝起きで直面した困惑も相まって、しどろもどろになりながら「あー、さーせん……」といなすが、相手は一歩も引かない。



ここで、寝起きで正常な理性が働いていなかった俺は、突如として訪問員の両肩を強めに押し、強引に扉から離れさせてドアを強くバタン!と閉めた。

途端に激しくドアをノックされ、外から訪問員が叫ぶ。



「これ傷害罪ですよー!」



しかし寝起きで最悪に不機嫌な俺は、そんなこと知るか、寝させろと無視して部屋に戻ろうとした。すると、訪問員がさらに声を張り上げる。



「これ別の問題発生してるんで出てきてくださーい」



ここでようやく意識がはっきりしてきて、猛烈に「ヤバい」という気持ちが湧いてきた。

俺は扉を細く開けて、相手に応じることにした。案の定訪問員は法律を盾にして色々と言い始めた。



だが、この時期の俺は勤め先の仕事絶望的にハードな時期で、心底疲れ切っていた。仕事がツラい、逃げたい。

そんなメンタリティ支配されていた俺の脳内に、最悪の方向にブーストがかかったイカれた思想が芽生えた。



(……これで警察沙汰になって会社をクビになれるなら、それでもういいか



俺は法律を盾に捲し立ててくる相手に向かって言った。



「じゃあ警察呼びましょう。僕(捕まる)覚悟出来てるんで。」



スマホを取り出し、110番通報をしようとする。

相手に対するカマかけのつもりは一切ない。ただ純粋に、そのまま警察のお縄に付いてやるつもりで動いていた。

すると、今度は訪問員側が急にひよりだした。

から知ったのだが、訪問員がされて困ることは、その場で警察通報されることらしい。

まり自分はそんなつもりは無かったのだが、意図せずして「詰み」の条件を発動させていたのだ。



「いや、警察民事の争いに介入はウンタラカンタラ……」



訪問員はウダウダと、急に歯切れが悪くなった。

これで引き下がるだろうと思った俺は、少し落ち着いてこう伝えた。



あなた仕事なのはわかっているので、そこは仕方ないと思ってますしかし、こちらも家族が昔N局の訪問員の被害に遭っている背景があった。感情論なのはわかってますが、手を出してしまったのは申し訳ない。」



すると、訪問員はこう返してきた。



「何があっても、手を出すのは違うと思う。あなたのご家族が昔被害に遭われた件はN局を代表して謝る、申し訳ない。こんな形で出会わなければ、あなたと私は仲良くなれていたかもしれないのに」



……最後の何?漫画ドラマセリフ

その後、訪問員は「次来る方と解約の話してください」と言ってきた。

いや、そもそもこちらはまず契約していないし……。

彼は最後、去り際に「やったこ反省してくださいね」と捨て台詞を吐いて帰っていった。

俺はその去り際の背中に向かって、「警察呼ぶなら呼んでください!こちらは大人しく受け入れるので!」と叫んだが、無視された。



以上で、俺とN局の戦いは終わった。






ちなみに。

その日、受け取る予定だった宅配便は結局来なかった。

営業所に電話したところ、「すみません宅配ドライバーが積むのを忘れていたらしいです」と言われた。

ふざけんなボケ

Permalink |記事への反応(1) | 12:04

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2026-01-30

anond:20260130171551

要はバランス👯‍♀️👯‍♂️

戦争は悪、中国は悪

そういう感情論では戦争は防げない⛑️

Permalink |記事への反応(0) | 17:19

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anond:20260130113344

ごめん感情論レッテル貼で言われてもよくわからん、具体的にお願い

Permalink |記事への反応(1) | 11:37

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anond:20260130103332

そうは言うけどAIでの学習著作権違反じゃないよって法をわざわざ作ってる時点で学習されることで訴訟される可能性があるって考えてたのでは?

先に潰してる時点で逆に明確なデメリットがあるor感情的に許容されないって思考できてた証明なわけで

その上でただの感情論って切り捨てるのは流石に感情無視し過ぎでしょ

Permalink |記事への反応(1) | 10:43

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anond:20260130102643

好きなやつは食えばいいけど嫌いなやつは食わないし

なんなら低評価レビューつけたりSNSでこの店酷いですよーって拡散するわな

感情論でも自分感情と合えば正しくて合わないとただの感情論と切り捨てる

まぁそのダブスタ社会通念とか持ち出してかわすわけだけど

AIに関しちゃまだ通念もクソもないしな

Permalink |記事への反応(0) | 10:31

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anond:20260130102643

合理性がないから納得できない

それは感情論ではない

Permalink |記事への反応(2) | 10:29

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anond:20260130101827

そりゃ感情論だろ

レストランうんこ入れた器を完全殺菌した後料理盛られて「菌いないけど?違い何?」って言われて納得して食う?

食わないしそんな店大炎上だと思うが

感情論無視し過ぎだよテック右派のみなさん

Permalink |記事への反応(2) | 10:22

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anond:20260130101645

エクセルとかプログラムに読み込んで処理される行為との差は何?

結局人の手が入っていないから嫌って思ってるだけにしか思えない感情論じゃん

Permalink |記事への反応(1) | 10:18

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