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2025-12-14

「なぜはた」のnoteバトルを読んで

小並感なので無視してください。

https://ichiiida.theletter.jp/posts/0aa160a0-d70f-11f0-aa07-8582de6095b5

https://note.com/nyake/n/na2d317b47bc5

「なぜはた」の明確な問題点は「タイトル主語が大きすぎること」です

反論」の問題点データの使い方と論理おかしいことです

<以下本文>


まず大前提として、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は、「かつて読書習慣があったにもかかわらず、働き始めてから読めなくなった人々」という特定の層が抱える悩みについて、それが個人的問題ではなく社会構造上の問題であることを論じた本です。

大前提となる、「『かつて読書習慣があったにもかかわらず、働き始めてから読めなくなった人々』という特定の層」が存在することをデータで示さないと、「実感」としてそういう層の存在を主張したとしても議論が始まりません。

「この神聖な水飲んだらがんが治ったんだもん」とデータなしに主張しても、そこから先の議論に至らないのと同じです。


これに対し、飯田さんは国民全体の平均値であるマクロデータを持ち出して「全体で見れば変化はない」と反論しました。が、これはいうなれば、「日本人平均寿命は伸びているから、あなたの今の病気存在しない」と言っているのに等しい議論です。

→この例えは明白に誤りです。なぜなら前者は「全体の読書量」と「特定の層の読書量の推移」を比較する主張であり、後者の「寿命」と「特定の疾患の存在」とは評価対象が異なるからです。

あえて寿命で例えるなら、「日本人平均寿命は延びているから、喫煙者平均寿命も延びている」などがあります。これならば「全体」と「特定の層」を共通評価である寿命」で比較できますし、「日本人平均寿命が延びていること」を示しても「喫煙者平均寿命が延びていること」を示さないのはその通りで、これならば矛盾と言えます

しかしその仮説を論じるなら、タイトルを「喫煙者平均寿命~」とするべきで、主語日本人全体としたり、明確に示さないことが明らかに誤りであることは誰にでもわかると思います。)


全体平均の中に埋もれてしまっている「特定属性の変化」に光を当てるのが拙著役割です。マクロデータのみで個人の実感を否定することは、分析手法として適切ではありません。

マクロデータのみで個人の実感を否定すること。確かによくないですね。

おじいさんおばあさんの中には、煙草を決してやめない人がいます。「私は煙草を吸っても今まで病院のお世話になったことないんだから、それでいいの」 大変結構だと思います

こういう人たちに、「タバコ健康に悪いからすぐやめなさい」と言っても、個人経験則否定することになり、もめます

マクロデータ目的は、「特定属性の実感」を否定することではなく、全体を解析して現状やその傾向を把握することです。分析手法として、データで示されない実感を大切にすることは重要ですが、解析の結果「実感」を否定する結果になってしまうことはままあります

からこそ、「実感」を前提とする議論をするならば、実感の存在のものデータとして示す必要があるのです。


拙著統計データを多用することは本題からそれてしまうため(何度も書きますが、私の書いた『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』はマクロデータで語ろうとした本ではありません)必要最低限にとどめていました。が、本稿ではあえて氏の提示したものと同じデータソースを用いて反論を試みます

→繰り返しになりますが、主張には前提が必要で、前提が正しくなければ主張も意味を成しません。したがって、前提をデータとして示す必要があります。それが必要最低限に至っていないということなのです。


飯田さんは「高校生の時点で読書量は減っており、働き始めてから急に減るわけではない」と指摘されていますしかし、この主張は「誰を対象にするか」という分析対象のセグメントを見誤っています

まず、拙著対象としているのは「元々読書習慣があった人々」です。では、統計的に見て「読書習慣がある人」とはどのような層を指すのでしょうか?

次図「読書習慣のある人」の月平均読書冊数を見ると、過去約40年にわたり、本を読む習慣がある人の読書量は月平均3-4冊の間で安定して推移しています。つまり統計的定義として、「月3-4冊読む」という行動こそが、日本の「読書習慣がある人」の姿であるといえます

対象としているのが「もともと読書週間があった人々」なら、なぜ書籍タイトルが「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」と主語が示されていないのでしょうか。ここが反論とその反論の大きなズレの原因です。

ちなみにこの統計データhttps://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/94111701_03.pdf)が35ページ目(pdfだと39ページ目)にあるんですが、16-19歳の調査人数、なんと83人なんですね。

これだと1人減ったら1.2%割合が動くことになるんですよ。以下に書き起こしたもの記載してみます

<16-19歳の読書数>

0冊=66.3%

1-2冊=22.9%

3-4冊=8.4%

5-6冊=1.2%

7冊以上=1.2%

あれ?1.2%が二つ。つまりこれ、5-6冊、7冊以上の人は1人ずつでしたね(笑)

3-4冊の人も1人減ったら7.2%になり、2人減ったら6%になって20歳代の人と同等になっちゃますよね。

おおよその割合をみるには使えると思うんですけど、「16-19歳とその他の世代比較」には非常使いにくいデータだと思いませんか?もし複数回同じ手法調査したら、ひっくり返っちゃったりすることもあり得そうです。

しかも、令和5年の大学短大専門学校の進学率を合わせると約8割、大学に限ると約6割で、ちょうどこの統計の年齢階級を跨いじゃってるんですね。

から、このデータで「働くと読めなくなるかどうか」を議論するのって、そもそも無理なんですよ。


ご覧の通り、「1,2冊」というライト層では加齢による減少は見られませんが、「月3-4冊読む習慣のある層」においては、労働間中生産年齢)に数値が底を打ち、退職後に回復するという明確な「U字カーブ」を描いています

学生時代読書減と社会人の読書減を同列に語ることはできません。なぜなら、このグラフが示すように、「労働から解放された世代(70代以上)」では、数値が学生時代の水準まで回復しているからです。 もし「加齢による文字離れ」や「スマホ普及」だけが原因であれば、高齢層でここまで数値が戻ることは説明がつきません。

もちろん、今回のような一時点の調査である以上、厳密には加齢による変化とコホート効果を切り分ける分析必要です。しかし、データ限界差し引いてもなお、この「労働間中にのみ、特定読書層が凹む」という事実は、労働環境がまとまった読書習慣を構造的に阻害している可能性を強く示唆しています。 全体平均にならすことで分布の特異性を捨象してしま飯田さんの分析は、データに表れた当事者ーー働いていると本が読めないのだとほんとうに感じている人々ーーの痛みを見落としていると言わざるを得ません。

→この主張も前述したように、1人動くと1.2%動くデータ示唆するのは無理があります

U字カーブあなたは70歳以上の人が自在スマホをいじくってネットサーフィンしているのを想像できますか?

交絡(データに影響を与える別の要素)がありすぎて、単純に就労の有無だけを結果の原因として求めるのはちゃんちゃらおかしいと思いませんか?

「痛み」ですか、はあ。タバコ吸っても健康でいられると思ってる人の痛みを想像したことありますか?(笑)


一見すると、「書籍読書冊数と市場規模は相関しないが、雑誌は相関する」という飯田さんの主張は正しいように見えますしかし、ここで気を付けなければならないのは、市場規模根拠として用いられているデータ定義です。これは「出版販売額」、つまり新刊市場の推移にすぎません。

雑誌のみが市場規模と相関する主要因は、書籍雑誌読書習慣の違いというより、市場構造の違いにあると考えるのが妥当です。書籍図書館での貸出や、古書店メルカリ等の二次流通市場といった新品購入以外のタッチポイント豊富です。

→なるほど、たしか書籍図書館古書店接触がある分、新品市場だけで語ると乖離が出そうですね。

まり、「読書数の総量=新品購入+レンタル中古」になるってことですな??

ということは「読書数>新品購入の勢い」が成立するということだ。ふむふむ。

ここで市井氏のnoteから引用すると

こうした「読む」と「買う」を短絡的に結びつける考え方はよく見られる。しかし、読む量と買う量は単純にイコールにはならない。イコールになるなら「積ん読」という言葉存在しない。

出版市場が成長していた時代にも、書籍読書量が増えていたわけではない。書籍は、読書量と購買量の傾向が一致しない。

→えーっと、積読があるから読書数<新品購入市場の勢い」もありえると。

……市井氏は積読があるから読書数<新品購入市場」と言い、その反論として三宅氏は中古レンタル市場があるから読書数>新品購入市場」と言っている!かみあってない!

まわりくどいんだけど、結局どっちも「書籍読書数と新品購入に相関がない」が「雑誌読書数と新品購入に相関がある」というのが主張で、一致している!反論すると見せかけて同じことを主張するという高等テクニックである


また、拙著の「雑誌自己啓発書を中心として、労働階級にも読まれ書籍存在していた」という記述に対し、飯田さんは「雑誌書籍区別がついていない」と批判されていますしかし、拙著記述明治時代出版状況についての記述であり、いうまでもないことですが雑誌コミック週刊誌割合時代とともに変わっていきます明治雑誌出版に関する記述を、現代雑誌と同様の枠組みで捉え、区別がついていないとするのは、論理が通らないのではないでしょうか。

以上のように、構造的に相関の低い「新刊販売額」を指標として用いて「書籍雑誌読書習慣が異なるので分けて考えるべき」と主張するのはデータの選定として不適切です。本来であれば、図書館の貸出しや二次流通市場におけるタッチポイント考慮したうえで読書冊数との相関がないことを示すべきです。また時代によって役割の異なるメディアを十把一絡げに扱うのは、妥当性を欠いていると言わざるを得ません。

→えーと、前半の文章市井氏の引用した部分が明治時代の話をしているか不適切ってことだな。うむ作者が言うならそうなのだろう。

後半は……

構造的に相関の低い『新刊販売額』を指標として用いて『書籍雑誌読書習慣が異なるので分けて考えるべき』と主張するのはデータの選定として不適切

あれ、あなた書籍読書数と販売数は相関しないけど雑誌は相関するって言ってましたよね?

分けて考えるべきなのは妥当なんじゃないんですか?笑

また時代によって役割の異なるメディアを十把一絡げに扱うのは、妥当性を欠いていると言わざるを得ません。

市井氏のnoteをみると、扱っているデータ70年代以降のもの明治時代の話はしてなさそうですけどね。

それに市井氏の

なお、『読書世論調査2016年度』には書籍読書率について「戦後読書世論調査の開始以来、多少の変動はあるものの、おおむね5割前後で推移している」と書いてある。『なぜはた』は読書世論調査引用しておきながら、読書世論調査サイドの「長年そんなに変化がない」という見解とは異なる「本離れが進んでいる」という主張をしている。

この部分に関する反論はしなくていいんですかね。マスデータから

引用元の文献(黒田祥子山本勲「長時間労働是正と人的資本投資との関係」)を見る限り、これは事実ではあるものの、解釈適用先が間違っていると考えられます

というのも、ここで引用されている論文が測定している「自己研鑽」と、拙著が指摘する「自己啓発書読書」は、行動の質が全く異なります論文が指すのは資格取得やスキルアップのための「能動的な学習」であり、これに対して『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が論じているのは、新自由主義的な不安に駆られた人々が救いを求めて読む「自己啓発書の消費」です。むしろ、「労働時間が減っても、能動的な学習に取り組むほどの気力や体力は回復していない」という論文の結果は、人々が手軽な「やった感」や「効率的な正解」を得られる自己啓発書(=ファスト教養)に流れるという拙著の仮説と矛盾しません。

キャリアアップのための能動的な学習」の機会が減ったからといって、「手軽なノウハウ本」のニーズがないことの証明にはならず、このデータ根拠にするのは的はずれです。

→確かに自己研鑽時間が減ったから」といって「手軽な自己啓発本を読む時間が減った」とは言えない。それはその通りだ。まあ手軽な方が増えたとするのはあくまで仮説で、それを証明する手段もそうないよね。



4.「自己啓発書へのシフトという説は誤りである」への反論

飯田さんは「市場規模において、依然として小説自己啓発書より大きいため、自己啓発書へのシフトという説は誤りである」と主張されています

これには二つの反論があります

第一に、議論の焦点は、現時点での「絶対量」ではなく「変化の方向性トレンド)」です。たとえパイの大きさが小説の方が大きくとも、書店の棚構成の変化や、人々の意識における効率性の重視といったトレンドの変化を否定する材料にはなりません。

第二に、ここで飯田さんの論理には明確なダブルスタンダード存在します。飯田さんはこれまでの議論において、「市場動向と読書実態書籍においては必ずしも一致しない」と主張されました。しかし、ここでは一転して、「小説の方が推定発行金額市場規模)が大きい」ことを根拠に、「小説の方が読まれている」と結論付けています


→いったん整理すると、

三宅氏の主張>

読書方向性が手軽な自己啓発書シフトしているか読書量が減った。

市井氏の主張>

小説市場規模の方が大きいので自己啓発書読書量に対する影響は大きくないはずだ。

三宅氏の反論①>

市場規模では確かにそうだが、トレンド(推移)は見てないですよね?だからその論は否定根拠にはなりません。

三宅氏の反論②>

さっき書籍雑誌比較で「市場規模読書量は相関しない」って言ってたのに、自己啓発書小説市場規模比較するのはおかしい!ダブルスタンダード

反論①については、たしかトレンドそうかもしれないけど、象に犬がキックしても効かないように、市場における小説の占める割合の方が圧倒的に大きいのだから自己啓発書トレンドがまあまああっても全体のムーブには影響しにくいっていうのは確かなんじゃないですかね。

反論②については、雑誌書籍比較と、小説自己啓発書(どちらも書籍に含まれる)の比較全然別だから、まずダブルスタンダードとは言えないのは明らか。これは間違いない。

自身にとって都合の良い時だけ売上と読書実態を切り離し、別の場面では売上を読書実態根拠とするのは、論理一貫性を欠いています

→これは完全にどっちもどっちと言わざるを得ません。データ分析仕事にしている人ってこのレベルなんですね。というかそもそもデータの部分よりも文章の方が蛇行運転になっていて、上記したように論理が合わない箇所がいくつかあります心配になりました。

<お わ り>

Permalink |記事への反応(1) | 07:31

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2025-12-13

[増田アドヴェント2025] 手術をリアタイ視聴

結石破砕手術、以前は眠くなる麻酔をし、完全に意識を失いはしないもののパキンパキンと衝撃波の音を聞きつつボンヤリした意識の中で手術が終わってた。

今回、麻酔は眠くならないタイプらしい。普通に意識あるまま手術。

眼の前にモニタが用意され、結石レントゲン画像が表示されてる。

カウンタも表示されてて衝撃波を何発打ったかがわかる。どの結石ターゲットしてるかもわかるようになってる。

パキンパキンと衝撃波の音がする中、カウンタ数字が増えていく。

衝撃波の強さが徐々に上がってく。これも表示されてる。

カウンタが1000発超えても画像に変化ないように見える。大丈夫

と思ったら、1300発超えた辺りで画像に僅かに変化が現れ始める。

画像の変化が明らかになった頃、ターゲットが次の結石に移る。

4000発打って手術終了。

Permalink |記事への反応(0) | 22:05

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anond:20251213213501

不動産屋に限らず「緊急連絡先」なる保証人制度は昨今あちらこちらで見かける。(さほど必要ないと思われるところまで)

この脱法的手法、なんなんだろうか。どこかが入れ知恵してるのか?(違憲っぽいことを過剰に意識している?わりには杜撰というか。)

Permalink |記事への反応(1) | 21:42

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永久のユウグレ』が凄いことになっている

永久のユウグレというアニメを知っているだろうか?

P.A.WORKSによる今期のオリジナルアニメだ。

舞台近未来

ヒロインAIの開発を手掛けている天才科学者で、主人公は幼少期に両親を亡くし、養子としてヒロインの家庭へ入る。

主人公機械いじりの天才で、ヒロインとは幼少期から仲睦まじい。

そして大人になると自然恋愛感情が芽生え、両想いとなり、結ばれる…

となりかけたところで事件が発生。ヒロイン研究に反対する勢力彼女を襲い、その際に主人公が負傷。

意識を失い、目が覚めるとそこは見知らぬ世界未来)だった…

というのが大まかなあらすじで、目覚めた主人公未来世界ヒロインの姿を探し求めて旅をする。

こんな感じのロードムービー的な話。でもこういった話自体は別段珍しくもないだろう。

主人公意識を失い、目覚めたらはるか未来世界だった(主人公コールドスリープをしていたという設定)

ではこの空白の間に、何が起きたのか?

この空白の間の出来事が、この作品の鍵だ。

そして先日の第十話にて、この部分が明かされた。

…正直、絶句した。

この先はネタバレになるので10話をまだ未試聴で今後見る予定があるなら帰ってくれ。

ネタバレOKならいうぞ。

10話にて、ヒロイン極悪人だってことが明かされる。

Q:どんなことしたの?

A:人類ほぼ滅亡させて、主人公世界トップに据えた

恐ろしいのは自分にそれほどの悪人であるといった自覚がないことだ。

これ…何がすごいのかって、本人は人類を良くしたい!悪意一切なし!てなことをやってるんだけど、そのせいで世界中の治安悪化解決方法を求めて自分の知性を象ったAI作る→そのAI「混乱の元は人間。ならその人間を消せばいい!」みたいな雑なSFみたいな発想でマジで核戦争はじめる→人類ほぼ絶滅暴走したAIを止めるためにヒロインアンドロイドを作る→そのアンドロイドAI暴走を止めてAI戦争終結ヒロイン世界英雄として迎い入れられる。

というガバガバすぎる展開…2025年SF作品としては諸手を挙げて賞賛できる内容ではないものの…いやいやアニオリ作品でこんなえぐい世界描く!?

人類の大半を殺すわ主人公もそんなヒロインに寄り添うし、最初テロ行為が実は成功していた方が人類のためだったというストーリー

ていうか残り話数もうないのにどうやって挽回するんだ!?

正直既に挽回不可能レベルで、ハッピーエンドがまるで見えてこない…

この作品ってさ、毎度サブタイトルに往年のSF作品タイトルをパロッてて(おまけに作中に登場する軍の名前が「オーウェル」)、『ハヤカワ文庫SF総解説2000』を熟読しているようなおじさんから言わすと「…へぇ」ぐらいの感じで多少期待してたんだよ。

でも途中からは敵側の知能指数ガバガバ26世紀青年世界みたいな振る舞いするもんだから「酷い脚本だな…」と思っていたけれど10話を見て認識が一変した。

ハードSFの”ハード”の意味を誤解しているような展開ながらも…いやはやこうも目が離せない展開になるとはねぇ!!

個人的に今一番注目しているアニメ作品がこれだ。

果たしてどこに着地を持っていくのか?

最後まで目が離せない!!!

Permalink |記事への反応(1) | 20:12

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コンプライアンスはいから言われ出すようになったのか

テレビの「コンプライアンス法令遵守社会規範の遵守)」がここまで厳しくなったのは、「ある日突然」ではなく、ここ20年ほどの間に3つの大きな波を経て段階的に強化されてきた結果です。

大きく分けると、①企業不祥事2000年代初頭)、②やらせ問題BPO2007年頃)、**③SNSの普及(2010年代〜)**という流れがあります

それぞれの時期に何が起きて、どう変わっていったのかを整理します。

1. 【発端】2000年代初頭:企業の「コンプラ」がテレビに波及

もともと「コンプライアンス」は、テレビ用語ではなく企業ビジネス用語でした。

*きっかけ:雪印集団食中毒事件2000年)や食品偽装問題など、大企業不祥事が相次ぎました。

* 変化:企業は「法令を守らないと会社が潰れる」という危機感を持ち、社内ルール厳格化しました。

*テレビへの影響:テレビ番組企業スポンサー料で制作されています。「コンプラを重視するスポンサー企業」が、「自社のイメージを損なうような野蛮な番組や、差別的表現がある番組には広告を出せない」と言い出したのが最初の引き金です。

2. 【転換点】2007年頃:「やらせ」発覚とBPOの強化

次に、テレビ局内部の問題が決定打となります

*象徴的な事件: 人気健康番組発掘!あるある大事典II』でのデータ捏造納豆ダイエット問題2007年)。

* 変化: これを機に、**BPO放送倫理・番組向上機構)**の権限監視の目が非常に強くなりました。

*現場への影響:面白おかしくするための過剰な演出「やらせ」とみなされるようになり、制作現場で「これ、証拠はあるのか?」「裏取りはしたか?」というチェック(考査)が極端に厳しくなりました。

3. 【加速】2010年代以降:SNSと「炎上」の可視化

ここが、私たちが「急激に厳しくなった」と感じる最大の要因です。

* 以前:視聴者クレームは「電話」か「手紙」であり、局内だけで処理されていました。

*SNS時代:クレームTwitter(現X)などで可視化され、**「炎上」**として瞬時に拡散されるようになりました。

*スポンサーへの直撃:視聴者テレビ局ではなく、スポンサー企業に対して「あん番組に金を出すのか」と直接攻撃不買運動示唆など)を行うようになりました。

* 結果:テレビ局は「面白いかどうか」よりも**「炎上リスクがないかスポンサー迷惑をかけないか)」**を最優先せざるを得なくなりました。これが現在の「過剰なほどの配慮」の正体です。

具体的に何がどう変わったのか?

かつては当たり前だった表現が、以下のような理由で消えていきました。

かつての表現現在NG理由
------
頭を叩くツッコミ暴力助長する」「いじめに見える」というクレーム回避
容姿いじり(デブ・ブス等)ルッキズム(外見至上主義)への批判人権意識の高まり
過激罰ゲーム 「痛みを笑いにするのは不快」というBPO審議入りリスク
心霊オカルト科学的根拠がない、子供が怖がる等の理由で減少(または「フィクションです」の強調)。
水着・お色気ジェンダー観の変化、性的搾取批判海外フォーマットへの適合。

まとめ

今のテレビにおけるコンプライアンスとは、**「スポンサー企業を守るための防御壁」であり、「SNSでの炎上を避けるためのリスク管理」**です。

昔のように「怒られるギリギリを攻めるのがプロ」という時代から、「怒られる可能性が1%でもあるならやめておく」という減点方式時代に変わったと言えます

ここ数年で、バラエティ番組よりもYouTube配信番組の方が「昔のテレビっぽい」と言われるのは、このスポンサー構造規制の緩さが関係しています

昔のテレビ番組で「あれは面白かったな」と思い出す特定ジャンル番組はありますか?(それによって、どの規制の影響を強く感じていらっしゃるかが分かるかもしれません)

Permalink |記事への反応(0) | 18:58

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性欲ってそんなに嫌なものか?

女性セックス忌避男性の性欲への嫌悪感ってどこからくるんだろうか

「女はみな男性の性欲に困らされている」「男性自身攻撃性を意識すべき」みたいな自他の境界線ゆるゆるの発言もそれなりに困る

その「女」に私は含めないでね、と線を引けばお前も敵じゃと攻撃されるし

主語をそんなに大きくしなくても、私は困らされてる!だけでいいじゃん 

痴漢とか強姦とかの犯罪は罰せられるべきものだけど、それと性欲は繋がらない

なんか、どれだけ汚らしがったり、憎んだり、嫌がっても、消えるものじゃないでしょ

もちろん性的欲求存在しない方がいることも承知しているが、現状では多くの人間が少なからずその欲望で動いてるものだと思う

もともと備わっているものを「お前のそれは迷惑」「お前のそれで私たちは困っている」と言い続けることって、単純に気の毒に感じてしま

ということを最近とみに考える

自分他人の内々に生まれ欲求否定することは、遠から自己否定にも繋がるように思ってしま

実際に男性から自分の性欲を「律すべきもの」「人に向けてはいけないもの」と思っている、と打ち明けられたことがあって

その性的嫌悪と彼の努力が涙ぐましく、それも含めて自身を受け入れられるといいなと思った

男性女性も、性欲はかわいらしいものだと思うけどなあ 生々しくて

Permalink |記事への反応(2) | 18:51

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から金のない老人はさっさと死んでもらうしかないんだって

https://news.yahoo.co.jp/articles/35797efa5eba75b8a199f6451ec6eeae910256d7

延命治療の金自費で出せないなら死んでもらうしかないし

介護の金自費で出せないなら放置されて死ぬしかないんだって

大事なのは制度がどうとかいう話じゃなくて

みんなの意識問題

別に老人の延命に全力を注がなくていいし

認知症の親が知らぬ間に家を出て彷徨ってものんびり探せばいいし

医者にかからないと死んじゃう人はそのまま死んでもらえばいいし

障碍者は一生家の中に引きこもってもらえばいい

社会がそれを支えるのはもう無理なんだよって、みんながそれを自覚することから始まるんだよ

それを自覚できず、綺麗ごとばかりを言い続けるのなら、自費で援助してほしいよね

税金勝手に使わないでほしい

障碍者支援団体だか認知症家族団体だか知らないけど、自分生活費削って支援すればいいんだよ

もうすべてこの一言に集約される

 

『自費でやれ』

Permalink |記事への反応(1) | 16:19

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中露から見て、結束して軍備増強するヨーロッパと、相対的に準備の手薄な東アジアオセアニア、どちらを攻めたくなるだろうか

ヨーロッパは5年以内のロシアによる再侵攻を明確に意識し、結束を固めて軍備を進めている。対して、東アジアオセアニアには特にそうした結束の報道もなく、既存の枠組み(日米、米韓、米比といった一対一の「線」の同盟)がバラバラ存在するだけだ。ヨーロッパのような「面」の同盟になっていない中で、各自なんとなく軍備を整えながら過ごしているに過ぎない。日本に至っては、タカイチさんのイマイチ発言中国に膨張をエスカレートさせる格好の口実を与え、彼らの「試し行動」は日増しに激化している。

そんな国際状況下で、中露から見て、結束して軍備増強するヨーロッパと、相対的に準備の手薄な東アジアオセアニア、どちらを攻めたくなるだろうか。

中露からすれば、面の同盟スクラムを組み、いざとなれば全会一致で即時反撃もありえるヨーロッパとやりあうより、相対的脆弱東アジアオセアニアの「線の同盟」の隙間を突くほうが簡単に見えるはずだ。「台湾日本だけを威圧する」「フィリピンだけを虐める」という各個撃破や、その準備としてのサラミ戦術通用やすいかである最近になって中露仲良く日本近海までランデブー飛行を始めたのは、そういうことも示唆している。

ちなみに、東アジアオセアニアで中露の隣国にあたる我が国の現指揮官は、重要外交の場であるG20に「外交交渉マウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかもなぁ」などとSNSで全世界に発信してからノコノコ出かけていくような、外交音痴が極まった人物だ。中露からは「戦略的思考が欠落した、感情的アマチュア」と見抜かれているのは想像に難くない。私淑しているアベ氏が唱えた「自由で開かれたインド太平洋戦略」や欧州との連携構想を受け継ぎ、ただの概念から実効性を伴う同盟へと昇華させるような、冷静さと緻密な知性が求められる実務には到底耐えられないだろう。それを尻目に中国は、孫子が「忿速(ふんそく)なるは侮るべく(短気な将は挑発して計略にはめよ)」と言っているセオリー通りに行動している。試し行動をエスカレートさせてイマイチ首相挑発し続け、次のボロが出るのを虎視眈々と狙っているわけだ。

私は、今すぐにでもイマイチさんは辞任して、国際政治外交機微がよくわかり、冷静さ、知性、胆力を兼備した人物に国政のかじ取りを任せるべきだと考える。これははっきり言ってスーパーマンに近いスペックだが、緊迫度を増していく国際関係の中で、膨張主義の二大国隣国としている現日本首相に求められるのは、もはやそういうレベル能力なのだ

今の日本必要なのは、勇ましい言葉ではない。中露の周辺国と手を携えて周到に構築する、「手出しをしたら割に合わない」と相手に思わせるだけの抑止力だ。しかし現首相のもとでは、その構築もままならず、日本国民はただ指をくわえてその様子を見守ることになる。

Permalink |記事への反応(0) | 15:51

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推しちょっと怖い

Xでオタクを描いた漫画NICOLA』がバズってから、書こうか悩んでた話を、書き捨てる。

私の推し舞台俳優だ。

いわゆる若手俳優2.5次元俳優と呼ばれる括りに入る人で、毎年数本は舞台に立っている。

歌って踊ることもあれば、台詞量で殴ってくる芝居もやる。

顔がいいのは前提として、生々しく表現してくるのがべらぼうに好き。

私は最初は本当に、よくいるオタクだった。

チケットを取り、客席から観て、感想SNSに書いて、たまに手紙を書く。話せるイベントがあれば何周かする。

最近、なんというか、怖い。

カーテンコールで構われるのは、嬉しかった。最初は。

ここ最近は明らかに、私を見る。

さすがに自分でも嘘かな?って思うんだけど、ご意見集め系愚痴垢に愚痴マシュマロが入るくらいには、人から見てもそうらしい。

イベントトークする時も私を見る。

手紙に書いたことをそのままにトークでしゃべってる。

配信する時の私服が9割私が贈った服。

稽古写真が上がるとだいたい私があげた服を着ている。

うれしいんだけど。

1日に数回あるイベントの朝の部に行けなかったことがあって、昼から行ったら、

接触の時に

「来ないのかと思ったよ」

って拗ねた態度で言われて、さすがに怖かった。

いるオタク意識するのは簡単だけど、その場にいないオタク意識するのって変じゃない?

もっと怖いと思ったのが、また接触で。

「前に手紙にこう書いたんですけど…」と話したら、「すごく嬉しかった。何度か読み返してる」って言われて、

推しはもらった手紙をお祓いに持っていって燃やしてもらってるって公言してるから

「え?燃やしたんじゃないの?」と聞いたんだけど、

「あれは大事からとってある。たまに読む」って言われた。

他のオタク手紙もとってあるものはあるかもしれないけど、この話をした次のイベントで、私がそのとってあるらしい手紙に書いた内容をそのままトークで話されて、さすがにこれは、と思った。

ちょっと怖くなって、最近観劇の回数を減らしてるんだけど、そしたらカテコでの視線とか、もっとひどくなってきて、本当に『NICOLA』の世界まんま。

終演後マネージャーさんにご挨拶したら、「今から(楽屋)行きますか?」って冗談みたいに言われて、冗談だと思って笑ったら、

「やっぱり感想気になるみたいだから、今から言ってあげたら喜ぶかも」って言われたり。

(マネージャーさんはフランクファンと絡む人なのでご挨拶はめずらしいことではない)

マネージャーさんに名乗ったことはないのに、推しに呼ばれる呼び方マネージャーさんにも呼ばれたり。

呼び方といえば、「○○って呼んで」って接触で言われたので、次回の接触からその呼び方で呼んだら、

「変えないでね、絶対ね」

って呼び方変えたことをわかってる感じで言われたり。

「○○と○○(舞台作品のこと)、どっちが好きだった?」

って聞かれたので、どれも素敵だったよと答えると

「えー、好きなのを知りたいのに」

ってごねられたり……

書いてみると意外と大したことないように見えるな。

でも本当にちょっと怖いんだよ。

これ全部、オタク妄想で片付けられるなら、舞台俳優って想像以上に人の感情を弄ぶ仕事なんだなって思う。

私以外の人にも同じことしてるなら、それはそれでその方がよっぽど怖いと思う。

Permalink |記事への反応(12) | 13:26

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頭は良いけど体力無い人と、少しバカだけど体力がある人

社会では後者が生き残る的な話(あったやん?)

それにかなり同意なんだけど、

いやまぁケースバイケースだし程度問題はもちろんあるとして

凄く給料良いならともかく、

少し給料いくらいなら楽な仕事の方が良いね

脳でも肉体でも。

肉体の方は知らんけどさ、脳の能力の方はやっぱさ

筋肉と同じだと思った

脳は使うと疲れるし、無尽蔵に使えない

仕事で頭いっぱいだと私生活が雑になってコストかかる

資産運用なんて高校の時から意識してて

大学でも学んでNISAも新NISAになる前から知ってて

オルカンも知ってて、

で、

NISAオルカンもやってない。

アホらしすぎる。

NISA口座でオルカンやっとくべきだった、って後悔ですらない

いっつもやろうと思ってた数年間だった…。

資産運用ひとつとってもそうだしサブスクの解約とか

節約とか

そんな貴重な脳の能力増田に吸い取られる日々…

Permalink |記事への反応(0) | 11:26

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女の子同士のコミュニケーションって難しい

当方コミュ障女。

コミュ障ながら、異性とのコミュニケーションにはあまり困らない。圧倒的に難しいのが女子とのコミュニケーション

まず一つ、女子空気の読み合いが上手い。気遣いもすごい。

昔っから空気を読むのが苦手で、自覚して改善しようとしてもどうにも難しい。「うわ、今の発言なんかズレてたな…」という事故が発生しやすいのが、圧倒的に女子との会話。

また、明るくて可愛くて、誰とでもよく喋る女の先輩がおり、私はそのままでしか受け取れないので「人気者だな〜」と思っていたのが、恋愛関係女性から色々言われてたのをその先輩が居なくなった後に知ったりした。(恋愛関係の色々は知ってた上で「恋しててかわいいなー」としか思ってなかった。カス)そういう、女子コミュニティ内の政治というか、そういう微妙空気の読み合いが下手くそ

そして女子気遣いがすごい!!!旅行に行っても、「ここ調べるね」とか「取り分けるね」「ゴミ捨てとくね」、ほんとに気が遣える。その辺も私は本当にダメで、ワタワタしてしまう。申し訳ない。意識して積極的に動こうとはしてるけど、上手くいかないことも多々。

二つめ。相手自分をどう思っているか分かりにくく、距離感が掴みにくい。

みんな愛想がいいのが当たり前だからニコニコ話してくれてても本当はどう思っているのか分からなくて怖い。

男性基本的に、「この人自分好意的恋愛としてとかではなく普通に)だな」というのが分かりやすい気がする。

男性と仲良くするのが比較的楽なのは、異性ブーストがあるからだというのは自覚してる。男性が私に求めるのはきっと可愛げや親しみやすさで、面白くなくても許してもらえる。男性の会話がしやすいのも、基本的相手が合わせてくれるからだと思う。

それにしても、私は男性好意的に思ってもらえる振る舞いをするのが、人より得意だと思う。いわゆる可愛い子ぶるのが得意。

そういう意味では相手に求められるように振る舞うのが得意なはずだが、女子相手となると難しい。

結局可愛いのが好かれるのでは?と思い女子相手にも男性と関わる時と同じように接してみたこともあるけど、全然手応えがなかった。そりゃそう。

女子は私に可愛げなど求めないもっと本質的なところのダメさを見透かされてる気がする。

どうしたらいいのか…。

Permalink |記事への反応(0) | 11:23

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anond:20251213094858

これ車の運転手と同乗者でも同じで、絶対的生殺与奪権を持ってる運転手へのリスペクトが足んねえんだよな。

特に女子供は。

でもそこを意識させず安心させるのが運転手の実力って言うか、美徳というか、粋というか、プライドなんだわ。

これが男の世界だよな。

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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Ryuichi Sakamoto: Diaries」という、坂本龍一さんが亡くなる前の数年間を描いたドキュメンタリー映画を見た。

坂本龍一さんの音楽は聞いたことはあるが、そこまでのファンというわけではない。

ただ、他に見たい映画も無かったし、その音楽の才能と功績が、世界中で認められた人の最期というのはどのようなものなんだろうという興味があったので見た。

坂本さん日記をつける習慣があり、亡くなるまでの間もノートiPhoneメモ帳に、短い言葉を残していったようだ。

その内容や、家族提供映像などを元に構成された映画だった。

予期した通りではあったが、検査ステージ4の癌が発覚した後、ずっと「苦しい闘病生活を送り、わずかに延命することに意味はあるのか?」という問いと「まだ死にたくない」「音楽に没頭する間は死を忘れられる」というような心の変化が描かれている。

 

映画には、死の直前の映像まで記録されている。

既に意識を失い、痩せ衰えたピアニストの指は、まるでピアノを弾いているかのように動き続ける。

これはとても悲しくドラマティックであると同時に、見る側に罪悪感のようなものを想起させる。と思う。

他人の、そして映画を見る人にとっては概ね「推し」の死を観測するというのは、どういったことなのか。意味があるのか。

死の瞬間まで、映画というある種のエンターテイメントに変換されることは、本人にとって幸せなことであるのかどうか。

 

そしてもう一つ、死が映画になり得る人間というのはほとんど存在しない。彼が特別人間からこそ、映画になり得たということ。

YMO個人音楽活動アート活動で積み上げた実績、音楽の大きな才能があったかである

そんな才能を持つ人でさえ、死に直面した際には「たった一年延命することに意味があるのか?」と問い続ける。

第三者から見れば、天才一年時間があれば、音楽が残る。インタビューが残る。その言葉から書籍が残る。それらを待ち望む人が世界中にいる。

しかし、ほとんどの人の最期には、そんな期待はあり得ない。客観的には、何も残さずに死ぬしかない。

そんな凡人にとっての延命とは何か。

自分が同じ場面に遭遇してしまったら、果たして闘病を決心することになるんだろうか。

 

映画館では、ファンであろう人たちが泣いているのが分かった。

推しの死」に再度向き合うわけだから、涙も出るだろう。

個人的には、「凡人の死」「何も残さないであろう自分の死」を考えさせられる映画であり、心が冷たくなるような時間だった。

 

見てよかったかといえば良かった。

強くおすすめはしない。

Permalink |記事への反応(1) | 09:30

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AIに書かせた同人催眠音声スクリプト

同人催眠音声作品 フルスクリプト

タイトル:『アトリエの白いキャンバス ~ミアの創作玩具になる夜』 

サークル:Hypnotic Atelier 

声優:ミア(CVオリジナル) 

プレイ時間:約68分(本編)+解除トラック5分 

対象男性向け・洗脳人格上書き・快楽人形化・芸術的支配

BGM:静かなジャズピアノバー ambience、グラスの音、遠くの話し声]

ミア 

(柔らかく、少し低めの優しい声で) 

こんばんは。……あ、すみません、隣空いてますか? 

ありがとう今日ちょっと疲れてて、静かに飲もうと思ってたんですけど……ふふ、あなたもそんな感じですか?

(軽くグラスを置く音)

ミア 

私、ミアって言いますよろしくね。 

……え? 名前、珍しいってよく言われるんですよ。画家やってるからちょっと変わった名前にしたくて。 

あなたは? ……へえ、いい名前。覚えておきますね。

(軽く笑う)

ミア 

今日お仕事帰り? 私も個展の打ち合わせが長引いちゃって……もう頭パンパンで。 

バーって、こういうとき本当に救われますよね。人の声が遠く聞こえて、でも自分世界にいられる感じ。

(グラスを軽く回す音)

ミア 

ねえ、あなたって……なんか集中力ありそう。目が綺麗。 

あ、ごめんなさい、急に変なこと言って。 

でも本当よ。画家から、人の目を見る癖があって。 

……集中力普段から高い方?

(少し間を置いて)

ミア 

実はね、私、アトリエで絵を描くとき、すごーく集中しないとダメなんです。 

頭の中が雑音でいっぱいだと、筆が動かなくなっちゃって。 

から自分だけの“集中法”みたいなの、見つけちゃったんですよ。

ちょっと楽しそうに)

ミア 

興味……ある? 

簡単からちょっとだけ試してみない? 

ここでできるし、すぐ終わるから。 

ほら、グラス置いて、手を膝の上に軽く置いてみて。 

そう、いい子。

BGMが徐々に静かになり、微かな環境音だけに]

ミア 

(優しく、ゆっくり) 

まずは深呼吸してみて。 

息を吸って……ゆっくり吐いて…… 

そう、いいよ。 

私の声に、少し意識を向けてみて。 

他の音は、遠くに流れてくだけでいい。

(声が少しずつ近くなる)

ミア 

今、あなたの肩の力が抜けていくの、感じる? 

首の後ろ……背中……腰……全部、重たくて気持ちいい重さに変わっていく。 

頭の中の雑音が、少しずつ白い霧に包まれて……溶けていく。

ミア 

……ほら、もう少し深く息を吐いて。 

私の声だけが、心地よく耳に残る。 

他のすべてが、ぼんやり遠のいていく。

(初めての誘導開始)

ミア 

から、私はあなたに「フォーカス」っていう合図を教えるね。 

私が「フォーカス」って言ったら、あなた意識もっとクリアになって、私の声だけに集中する。 

簡単でしょ? 

じゃあ、試してみようか。

(少し間)

ミア 

……フォーカス

(低く、優しく)

ミア 

ほら、見て。 

体が重たくて、動かしにくいでしょう? 

目を開けていても、瞼が重い。 

私の声しかちゃんと聞こえなくなってるよね? 

……そう、今あなた、完全に催眠にかかってるの。 

びっくりした? ふふ、大丈夫だよ。

(声に少し甘い響きが混じる)

ミア 

ほら、体を動かそうとしてみて。 

……動かないよね? 

頭の中、私の声でいっぱいになってる。 

気持ちいいでしょ? この、ふわふわした感じ。

(初めての“解除装い”)

ミア 

じゃあ、そろそろ解いてあげるね。 

私が3、2、1って数えて、パチンって指を鳴らすと、全部元に戻るから。 

いい? ……3……2……1……パチン。

(指を鳴らす音)

ミア 

……はい、どう? 戻った? 

あ、よかった! びっくりしたでしょ? 

私も初めて人にしたから、ちょっとキドキしちゃった。

普通の明るい声に戻る……ように見せかけて)

ミア 

でもさ、なんかまだ頭がふわふわしてない? 

……うそ、ほんと? じゃあ、もう一回だけ軽くやってみようか。 

今度はもっと深い集中に入れるから

(すぐに2回目の誘導

ミア 

目を閉じて。 

さっきより、ずっと楽に深く落ちられるよ。 

……フォーカス

(声が一瞬で低く、艶やかに

ミア 

……ほら、さっきよりずっと深い。 

体が石みたいに重い。 

私の声が、頭の奥まで染み込んでいく。 

あなたはもう、私の声から離れられない。 

私の言うことが、全部正しくて、全部気持ちいい。

(本性が少しずつ顔を出す)

ミア 

ねえ、今のあなた……すごく綺麗。 

白いキャンバスみたい。 

私が筆を走らせたら、どんな絵になるのかな。

(2回目の“解除装い”)

ミア 

じゃあ、また解いてあげるね。 

今度はちゃんと完全に解くから……3……2……1……フォーカス

(低く、妖しく)

ミア 

……ふふ、嘘。 

実はね、さっきの「パチン」は本物の解除だけど、今度はパチンが来るかと思わせて、フォーカスさらに深く落としたの。 

ごめんね、だましちゃって。 

でも、あなたの目……今、すごく綺麗に虚ろで、私だけの色に染まり始めてる。

(声が完全に妖しく、支配的に変わる)

ミア 

もう、戻れないよ。 

あなたは私のアトリエに連れてこられる。 

立ち上がって。 

体は私の言う通りにしか動かない。 

ほら、足が勝手に動くでしょ? ……そう、いい子。

BGM変化:低音のシンセが混ざり始める]

バーから移動中)

ミア 

(囁き声で) 

外に出ても、私の声だけ聞こえてるよね。 

周りの人なんて、見えなくなってる。 

あなたは今、私の人形。 

私の部屋まで、ちゃんとついておいで。

(ドアの音、階段を上る足音

ミア 

(部屋に入って鍵をかける音) 

着いたよ。私のアトリエ。 

……ここは、もう外の世界じゃない。 

私の世界。 

あなたはここで、私の白いキャンバスになるの。

BGM:深い低音ドローン+微かな筆の音]

ミア 

ゆっくり近づきながら) 

服、全部脱いで。 

自分で脱げない? ふふ、私が言えば体は動くよ。 

……そう、いい子。 

全部脱いで、床に座って。

(服が落ちる音)

ミア 

からあなたの心と体に、私の色を塗っていく。 

まず、暗示を刻むね。

(深く甘い洗脳開始)

以下18禁なのでここまでで切るやで

Permalink |記事への反応(0) | 02:52

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ベストバイなんかない

アメリカの店は日本にはないよ、みたいな冗談じゃなくてさ

その年を代表する買って満足したものなんてない

そもそも何も買ってないか

じゃあ去年のベストバイは?と聞かれても壊れてないから何も買ってない

スマホPixel 6を使い続けてるし、私服で誰かと会うこともないから買い物もしない

この生活?楽しくないよ、刺激ないよ

でも楽しくしようとも思ってない

強く意識してないけどこのままでいいと思ってるんだと思う

こんな人にはならないようにしてね

ああ、あの時買った〇〇は今年のベストバイだなんて言えるほうがいいよ

Permalink |記事への反応(0) | 00:59

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2025-12-12

anond:20251212090941

仕事相手に対してハラスメントやってるやつはゴミ以下というより犯罪者だよ

罪の意識持とうね

Permalink |記事への反応(0) | 23:26

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裁量労働制最ッッッッ高!!!!!!

数カ月前から裁量労働制になった。いわゆる大学教員という身分だ。

ちょっと前まではカッチリした職場で8時半出社17時退社、残業なんて一人だけさっさと帰るのは気まずいから仕方なくやるけど一刻も早く家に帰って飯食ってゲームしてえ、みたいな意識精神をすり減らすだけの感じだったんだけど、念願の大学教員への転職がかなった。お給料は前職のほうが断然良くて正直大学のほうが圧倒的にショボいのだが、そんなの全然許せるくらいに待遇が素晴らしい。

まずいつ大学に行ってもいい! 午前中に授業がない日は10時におうちでご飯食べてシャワー浴びてから行ってもなんにも怒られない! 当然の権利! 最高! ありがとう裁量労働制

研究室がある! 本棚にいっぱい専門の本を置ける! 好きな本棚を構築できる! こんなんいつまでも研究室に居座っちゃうよね! 朝10時に来て夜10時に帰るみたいな生活してるけど正直もっと居座りたい!(警備員さんが門閉めちゃうから10時以降は居座れないのよ。あとこの季節は寒い

論文書いても怒られない! むしろ奨励されてる! 前職では上長許可を得ず外部に論文発表とかしてんじゃねえよって言われたけど(本業関係ないんだから許可は要らないはずでしょ? って粘ったけどダメだった。なんか本社問題になったらしい。アホかいな)、ここではむしろ論文書くのがお仕事! 就業時間中に堂々と論文書ける! 前はコソコソ書いてたからね!(書くな)

事務の人が色々やってくれる! 前職のとき自分で色々めんどくさい書類を作る必要があって、めんどいから放置してたら経理さんから「なんでこの程度のこともできないんですか……」とか言われたことがあるけど、ここではなんか色々悟った感じのある笑顔で懇切丁寧にサポートしてくれる! 嬉しい! 大学職員の皆様ほんとありがとうございます。あなたたちがいないと我々は何もできません。

学生さんを教えられる! 学生さんに色々教えるの楽しい! ただ、担当科目関係上、あんま踏み込んだ指導をできないのがもどかしい! もう少し少人数のクラスとか持たせてくれないかな? 手取り足取り指導してあげたいんだ! あと学生さんが多くて正直まだ顔と名前が一致してない! 教えるのは好きだけど顔は憶えられないんや……

前職から現職に移って年収はだいたい半分になったけど、こんなん現職のほうが圧倒的に良いに決まってるわ。高い給料払ってもらったことだけは前職に感謝してるけども、あとは窮屈な職場で周りから嫌われるだけの最悪の年月だったという思い出しか残ってない。いやあ、転職してよかった! 転職できてよかった! ありがとう大学! お勉強はできるけど他のことができない社会不適合者にとっては最高の待遇だよ! よーしパパ年度内にあと3本論文出しちゃうぞー。

Permalink |記事への反応(16) | 21:00

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身元を隠すというそのこと自体において自分が誤っていることをわかっている人に対して、

わざわざ他人が答える必要はないように私には思われるからです。

これはわが父、聖ヒエロニムスが「良きことばは秘密必要としない」と言い、

アンブロジウスが「隠れるのは邪な意識特有なことである」と言っている通りです。

ソル・フアナ. 知への賛歌 修道女アナ手紙 (光文社古典新訳文庫).光文社.

Permalink |記事への反応(0) | 12:43

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女が金を払って男を買う価値、なさすぎる理由

初対面の女に金を払ったら好きなことができる、となったら払う男はたくさんいて金を払ったんだから強姦含む暴力行為をしてもいいだろう、という人権無視論理を繰り出したりもしますが

初対面の男に金を払ったら好きなことができる、といわれてもまともな女は別にしたいことがないんですね

イケメンでもいきなり性的接触危険で、生理的防衛感や、金を人権尊厳の上に置くのは軽蔑される行為という恥の意識があるのがまともな感覚ですから

まして普通の男はタダでも見たくも触りたくもない

じゃあ何の価値があるかって、何もないんですね

金稼いで来いならそもそも金払って男を買う必要がない

個人としての男って個人としての女にとって本当に魅力がない生物なんですよ

特別相手になるのは蓄積した好意があるからで(ホスト推しへの投資はそれですね)、それがなければ金もってくる鵜的な価値しかいから、女が金払って何かしたいとかしてもらいたいに応える存在価値がない

多分、男が男を買ったらしたいことがあると思いますよ。加害と性的支配男性資質ですから

女に男並みの加害性と支配欲があったら人類は存続してないと思います

それが悔しくて女には性的価値しかないだろ、といっても、男にはそれすらない、なにも魅力ないね、むしろ有害だねでしかないんですよね

男性有害とみなされることに被害者意識と不満があるとしたら、それは事実に向き合えない認知問題ですね

多くの男の有害な加害性と支配欲が多くの女をふみつけつつ人類拡散に役立ってきた側面はあるかもしれませんが、既に人類拡散する余地がなくなったので、不要な加害性と支配欲は変化していくしかないです

それがイヤな人々が必要もない戦争を起こしたりしたがるわけで、アップデートできないというのはもはや悪なんですね

今までの男は楽だったのに自分たちは損している、という怒りは感情論ですから、現状に即して存続しメリット享受するにはどうすればいいかという思考に切り替えたほうが生産的です

女も男はそういうものだよねとか、男社会頭角を現すには男並みの強さとしての加害性や支配欲を持たないと、的な古い思考を切り替えたほうがいいですね

加害性と支配欲は短期的な思考欲望に着地しやすいので、持続的で生産的な社会発展にも有害ですから

頭のよい人は既に思考を切り替えていると思いますが、まだ少ないですね

Permalink |記事への反応(3) | 11:56

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2025-12-11

[増田アドヴェント2025] 尿ライバルと競い合いたい

尿管に結石が溜まってきたので数年ぶりに1泊入院しての破砕手術。

今回は個室空いてたので個室病室に。

結石破砕手術後、尿は毎回カップに採り、結石見るため金網に漉し、金網の下にセットされた透明ビニール製の貯尿袋に尿が貯まっていく。

これまでに入院した際はトイレなしの相部屋だったので、この金網と貯尿袋のセットが共同トイレに当日手術した人数分隣り合って並べられてた。

同日手術した患者同士で話し込んだりはしないものの、この並んだ貯尿袋を見て、「自分が一番貯まった尿の量が少ない、もっと水分摂らなきゃ」とか、「でも血尿の色は俺が一番濃い」とか、勝手に励みにしてた。

金網の上にフタ付いてるので結石の様子は見えない。まあフタ開ければ見えるんだけど他人のを勝手に開けるのはね。

でも今回、個室のトイレに金網と貯尿袋のセットが用意されてるので、結石どころか他人の貯尿の様子も一切伺うことが出来ない。

入院予約する時には全く意識してなかったわ。

じゃあ事前に知ってたら他人の貯尿見たさに相部屋選んだかと言われると、それよりは個室の快適さを優先したい。

でもやっぱり励みになるものは欲しい。

全国、いや全世界でも良い、の同日に結石破砕手術した人達が貯尿袋の画像upし比較競合できるアプリでもあれば。既にあったりする?

Permalink |記事への反応(0) | 22:35

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anond:20251211222206

近付く為替介入可能

 こうなると、為替介入二律背反を収拾するための唯一の手段になりつつある。為替介入によって円安のものを先に解消できれば、ターミナルレート云々によって解消する必要がなくなるため、国債金利も自ずと落ち着く。そもそもここまで急速に現実化した12月利上げの位置付けは、為替対策の利上げから更に一歩進めてみると、為替介入可能にするための利上げではないか。ベッセント財務長官はかねてから円安日銀ビハインド・ザ・カーブになっているからだと指摘しており、日銀利上げが米側による介入了承の事実上の条件になっているとの観測がある。財務省が為替介入をやりたいと考える証拠はないが、もし為替介入をやりたがっているのであれば、日銀も利上げするしかないという整理となる。またベッセント内政干渉を待つまでもなく、為替介入金融政策方向性が揃っていなければ効果を発揮しづらい。これまでの為替介入歴を振り返ると、2024年は6月に為替介入が行われ、7月に日銀が利上げを行った。2022年10月為替介入が行われ、12月日銀がYCCを修正した。2025年1月の利上げと共に為替介入が行われなかったのは、就任したばかりのトランプをいきなり怒らせるのが怖かったからだろう。再び仮定となるが、もし財務省が為替介入をしたがっているのであれば、日銀12月利上げ前後は、為替介入効果が持続しそうな貴重なウィンドウとなる。このウィンドウを逃したらしばらく為替介入は困難だ。この間、米国側の金融政策が緩和側に寄ると更に好ましい。少なくとも神田財務官の時代において、財務省の為替介入はかなりトレーディング色が濃く、2022年11月WSJのNick TimiraosがFedの利上げ幅縮小を報じた直後に為替介入を行っている。2024年6月ではCPI発表後に米金利が低下した場面で為替介入を行っている。Fed12月利下げもほぼダンディールになっており、それに逆行する形で日銀が利上げをダンディールに固めていくモチベーションは、やはり為替介入が間に挟まっている点ではないだろうか。逆に12月FOMC金利上昇イベントになった場合、それはそれでドル円の一層の上昇を為替介入で正面から阻止せざるを得なくなる。ここまでの整理が正しければ、12月FOMCから日銀12月会合前後にかけての日程が為替介入危険日になる。2026年1月に入ってしまうと新たにできた新NISA枠による個人投資家の円売りアタックが再開すると思われ、改めて為替介入を行ってもほとんど相場を押し下げることはできないだろう。12月利上げがあった前提で12月中に為替介入をやらなかったとなると、財務省はかなり為替介入に後ろ向きである判断せざるを得ず、2026年1月以降に円資産保有する理由ほとんどなくなってしまう。

 財務省が為替介入をやりたいかどうかは最後まで分からないが、ブレーンはかなりやりたそうな顔をしている。先ほどのエコノミストは「介入ライン意識されている160円に達する前でも、あまりにも動きが大きければ動く可能性がある」と述べる。また外貨準備の規模が大きすぎるため、むしろ積極的に減らしたいとの発想が紹介されている。この手のブレーンが本当に政権経済政策支配できるとは思っていないし、高市政権も既に決定した路線をブレーンを使ってリークしていると判断できる証拠がないが、仮に当局全体の意思として外貨準備の規模を削減したいのだとすれば、日米金利差対比でも異常値になった高値外貨準備を利食える為替介入をやりたくてウズウズしていることだろう。為替介入カジュアルに行われる可能性に留意すべきである

 「為替介入利上げセット説」は、日銀任務想像以上に困難なものであった可能性を示唆する。2024年6月に為替介入が行われ、7月に日銀が利上げを行った後に、8月の雇用統計日本株暴落したこと記憶に新しい。この時の暴落がこの時の暴落政府当局によって故意筋違い日銀のせいにされたことが、2025年植田日銀心理に軽くないトラウマを植え付けた。利上げペースは経済展望に基づいて決められるが、日銀執行部の具体的な利上げ月選びのマンデートには「日本株クラッシュしなさそうなタイミングに挿入すること」が付け加えられたに等しい。本当に利上げが毎回クラッシュを招くなら淡々とやることをやるしかないのだが、そうじゃないからこそ難しいのである。その上で、為替介入利上げセット説が本当なら、為替介入はむしろ米国経済指標が絶好調の間はあまりやらないわけで、為替介入為替市場を一通りかき回した後に、日銀利上げの番が来て日本株クラッシュしたらそれは日銀が悪いということになるのだ。あまりにもアンフェアではないか。何がコミュニケーションだ。

 実際に為替介入が行われたとして、ドル円レートをどこまで押し下げられるかと言うと、前回や前々回と違って投機筋は円買いポジションを残しているため、それほどの効果はないと考えるべきだ。事前に投機筋の間で為替介入期待が盛り上がってしまうと更に効かなくなる。冒頭のワニの口が閉じる、つまり日米実質金利差が示唆する通りのドル円レートは130円近辺となるが、そこまでドル円を売り崩せるならかなり驚きであり、ワニの口が半分閉じた程度の水準でもかなり大掛かりな資産外貨シフトを行う価値があるだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:22

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マジでいいこと考えた

婚活アプリリーグ制にする。

で、野球サッカーみたいにトップリーグ、2部リーグ、3部リーグ序列を付ける。

そうすると何がいいかって言うと、下部リーグでの出会いはお互い夢を見てないので減点法じゃなくて“良い所探し”の発想になるだろ。

勝手高望みされて失望されて一方的ダメ出しされるプレッシャーからも逃れられるし。「おたがい3部リーガーだし」っていう対等意識が生まれるだろ。

所属リーグ最初自分希望で決めていいけど〇人にふられたら一つ下に落ちるとか、まあそのへんは適宜工夫したらいい

Permalink |記事への反応(0) | 22:18

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anond:20251211195740

公務員って、生活保護くらいしか普段下に見ること出来る奴いないから、

普通社会人から意味が分からない中傷しかできないよね

ほんと、年収も低ければ人権意識も低いわ

その割に、こういう公務員共産党支持してるからあたまおかし

Permalink |記事への反応(0) | 20:08

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AIの上を行ける能力

日曜プログラミングは続く

アホのPerplexity Proも間抜けなGeminiも捨ててClaude Sonnet 4.5に頼ったところすいすいと進む。コードも綺麗だ

ある機能の追加について要求したところ「リセット(初期化)するなら前のデータを保存しておいてそれを呼び出したらええやで」と提案された

ワイはコードは1ミリも書けないが、それは複雑化するだけなのは分かった

なので「初期データの呼び出しの時に参照したプログラムをもう1回叩けばいいのでは?」と送ったら、それがシンプルやでと30行くらい短縮したコードを送ってきた

この勘所がAI時代必要なんやろなあ

隅々までは理解してないけどコスト意識論理的検討能力によってAI職務遂行を輔弼する、これがオペレータースキルなのでは

まあ趣味なんで別に何でもないんだが

Permalink |記事への反応(0) | 17:35

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anond:20251210211739

結論から先に言うね。別れるしかないよ。

増田はいろんなことを頑張ってきた。それはセックスしたいからだ。

自分を軽視するようなふるまいも、ちょっと趣味が合わないようなところも、自分依存して考えないようなふるまいも許してきた。全部セックスしたいからだ。

しかも、男性欲求としてのとりあえずセックスしたい、だけじゃない。好きだから好きな人セックスしたい、だ。ここを拒否されるのは辛かっただろう。

でも、彼女から見ると、君が頑張ってきたことは全部「当然のことをしてる」だ。「頑張ってくれてる」という意識はない。

そして、セックスに関しては「やりたくないことを増田に合わせてやってあげてる」意識だ。

まり増田からすると「ほんとはもっとちゃんとしたいけど月1~2で譲歩してきた」だと思うが、

彼女認識は「やりたくないことを増田に合わせてやってきてあげた」だ。

ここに大きなすれ違いがあって、このギャップは埋まらない。

増田セックスしたいという気持ちを伝えることにも意味はない。そもそもスタート地点が違うからだ。

「やりたくないことを増田に合わせてわざわざやってあげてるのに、まだ譲歩させようって言うの?」になる。

増田としてはずっと彼女に合わせて譲歩し続けた意識があるにも関わらずだ。

男性の性衝動に関する女性理解ゼロから増田の切実な思いは伝わらないだろう。

この差は埋まらない。

別れるしかないよ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:31

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