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はてなキーワード:徒然草とは

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2025-09-04

徒然草 第三段

万にいみじくとも、色好まざらん男は、いとさうざうしく、玉の巵の当なき心地ぞすべき

Permalink |記事への反応(0) | 13:28

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2025-09-02

嘘乙anond:20250901103654

上・中・近だぞw

じょうこ【上古】

〔古くは「しょうこ」〕

① 遠い昔。昔。「この唐櫃は―より伝はりてその始めを知らず」〈徒然草•99〉

② 日本の歴史上の,特に文学史における時代区分の一。中古・近古に対して歴史時代の最も古い時代をさす。日本では,普通大化の改新頃までをいう。

Permalink |記事への反応(0) | 10:03

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2025-08-09

anond:20250807170837

こいつみたいな「俺が言ってるわけじゃない。○○の考えを考察してるだけ」という論法責任回避しようとする卑怯者が最近多いけど本当にカスだな。

徒然草に「狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり」とある通り、他人の口を借りた体にしようがそれをネットに書き込んだのはお前なんだよ。

Permalink |記事への反応(1) | 10:13

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2025-07-26

日本人ファースト」という標語は良くない。

なぜなら「日本的でなく品がない」から

 

日本人であることに誇りを持つ方々なら、当然我々の文化形成歴史に興味をお持ちで、学生時代に一通り学んでいることと思う。(断定)

そうしたら当然分かると思うけど、日本では古くから「建前」の大切さを語る言葉存在する。

みんな大好き『徒然草』にも、人のふるまいとして「言葉を慎み、心を表に出さないこと」を美徳とする価値観を語られているし、世の中は移ろいやすく、人の心も変わりやすい、だからこそ「正しいこと(公的な言説・建前)に寄せて語るべき」と説かれている。

こうした価値観ベースには、中国から輸入された儒学の影響もあり、儒学は仁(人を思いやる心)、礼(社会秩序を保つための規範)、孝(親孝行)などを説いている、大変に日本的伝統的な考え方なわけで、みなさん学んでいる通りなのだ

 

から日本を愛する者にとって、「日本人ファースト」という言葉は、建前の美しさがなく、大変に品性に欠けるように感じられてしまうのですね。

Permalink |記事への反応(1) | 09:06

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2025-07-24

戦後80年談話不要論



2025年

2025年01月

自民党小林鷹之経済安全保障担当相は30日、戦後80年談話必要性について問われ「出す必要は全くないと思っている。そのための70年談話だ」と述べた。


🔶「出す必要全くない」戦後80年談話自民小林鷹之氏 「そのための70年談話だ」 -産経ニュース

https://www.sankei.com/article/20250130-GQOVYDJZQ5P5ZPHTAKLOUNHL6E/

2025年02月

高市早苗経済安全保障担当

🔶選択的夫婦別姓や戦後80年談話「必要ない」 支持離れ阻止へ自民保守系の大同団結なるか 政界徒然草 - 産経ニュース

2025年05月

自民党保守系グループ日本尊厳国益を護る会」代表青山繁晴参院議員らは7日、林芳正官房長官国会内で面会し、戦後80年の節目に石破茂首相が調整している先の大戦検証について、中止するよう申し入れた。安倍晋三元首相による戦後70年談話で「謝罪外交を明確に終えることになった」と強調し、検証を踏まえた首相の発信も控えるよう求めた。


🔶戦争検証の中止申し入れ 自民保守系官房長官に|47NEWS(よんななニュース

https://www.47news.jp/12547944.html




anond:20250724001231

Permalink |記事への反応(0) | 19:28

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2025-07-03

anond:20250703080522

枕草子なめんな

あれは結論お気持ち)を冒頭にバシッと言い切ってからの論拠としての景観トーク形式コンパクトに整ってて文意が明確にキレてんだわ

曖昧模糊としたフワフワ系譜いうなら徒然草だろうがよい

Permalink |記事への反応(0) | 08:33

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2025-05-15

anond:20250515221655

狂人の真似とて大路を走らば即ち狂人なり

(『徒然草』85段より)

Permalink |記事への反応(0) | 22:20

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2025-04-06

anond:20250406112603

まあ徒然草から伝統から

Permalink |記事への反応(0) | 11:28

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2025-03-04

最近の若者はって平安時代から言ってるらしいけどさ

徒然草エジプト壁画にも書かれている呪われた言葉

最近の若者は」  

自分若者だった頃は「将来年老いた時、愚かなレッテルを貼らず個人個人評価しよう」と思っていた

実際に若者の中でも出来がいいのもいるし悪いのもいる

年齢とか世代とか関係ない

そんなもんだなと思いながら20年過ごしてきたが最近若者のある発言を聞いて

ついにあの呪文を浮かべてしまったのだ

俺としたことがついに老害になったらしい

でも聞いてくれ

言いたくなるんだこのセリフを聞いたらさ

ネイルができないから辞めます

その言葉を聞いた時に思ってしまった

「これが最近の若者ってヤツか……?」と

ちなみにうちのアルバイトは完全にネイルができないわけでなくギャルネイル(獣の爪みたいな)が禁止なだけである

空色とか黄色とか塗ってもいいよ、素敵だね

でも真っ赤に塗るのは人前に出る時もあるから止めてね

みたいな


それなのに「(派手な)ネイル出来ないから辞めます」とは……たまげたなぁ

の子半年ぐらい前に雇った中卒の子なのだ

高校辞めた理由は「嫌だったら辞めていいとお父さんが言ってた、友達関係うまくいかなかったから辞めた」らしい

個人特定できないように内容は書けないが

うまくいかない友人関係も「それ友人ってか君が知り合いを友人だと思っててすれ違ってるだけなのでは?」と思ってしまものだった

うちの社内の人間関係で揉めたのを隠してるのか?と思い聞いてみたけど

実は入って数日でもう辞めようと思っていたらしい

こう言ったらなんだが

なんか不登校かに寛大になりすぎた結果すぐなんでも辞める子が出来上がってるって感じ?

その上その子以外のアルバイトフリーター連中も高校大学生は働かない

昔はずっと喋ってるとか無かったけど

今では3時間仕事もせずに喋ってる

注意してもずっと喋る

男も女も関係ない

すっごい喋る

喋る喋る

クビにしてやりたい!……が俺にそんな権限はないし

そもそも簡単に人をクビにはできない

それがわかってるのかどうか知らないが定時まで仕事もせずに喋る

そして平気で「社員さん達がやらないといけないんじゃないですか?オレ達アルバイトなのに真面目に働くとか馬鹿じゃないっすか!!」とか「主婦の人にお願いしましょ!子供が熱出して休むとかで唐突に休んで迷惑被ってるし!!」とか「仕事しろってパワハラでしょ?」とか言ってくる(ひろ〇きみたいな口調で「言いくるめやったぞ!どや!」と言う雰囲気を出してくる)

迷惑被ってるのは会社であって、お前達はそれを糾弾出来る立場ではないし

お前達が仕事しないことと関係ない

(まぁ確かに急に休まれたら困るが、主婦は基本真面目だし、喋り始めても「仕事してちょ!」と言うと素直に仕事に戻るから良いわ)


若者

軽く注意すると気にもしない

駄目だと規制すると

「じゃあ辞めます

     もうどうすりゃ良いんだおじさんは

ここ数年でマジで若者の質が一気に下がった気がする

Permalink |記事への反応(0) | 01:47

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2025-02-02

理系だけど日本古典文学を割と読んだから語る②

【前】 anond:20250202173933

4~6:源氏物語 角田光代 訳[新訳]

かつて所属していた文学サークルで、先輩が角田光代「菊葉荘の幽霊たち」って作品テーマ読書会を開いた。何事にも投げやりな女性が主役なこの作品が全く好きになれず、その後角田光代という名前を見ても全く手が伸びなかった。今にして思えば、全体的に生きる気力がないというか、適当にその辺の相手何となく交際してしまう感じの、怠惰女性が出てくるのに嫌悪感があったのだろう。理想的な美を探し求めていた大学生の僕には、うまく理解できないキャラクターだった。あるいは、当時女性理想化しすぎていたからかもしれない。理想恋人が、僕と同じように美や最高のクォリティ(なんじゃそりゃ?)を求める存在であると望んでいたのだろう。なんというか、十代の考えそうなことであるしかし、それは後述するように、すべて自己愛だ。それはさておき、「源氏物語」も僕は講談社学術文庫で読んだ。確か、今泉忠義である。再読のときは、角田光代訳でもいいのかも。書き続けられている作家ということは、力があるってことだし。

光源氏恋愛遍歴や、彼を取り巻く女性たちについての思いは昔書いたので省く。僕がこの小説が好きなのは、恋の物語けが理由ではない。もちろん、欲望まみれだった僕は、例えば朧月夜との密通で須磨に流されるというプロット面白く読んだのは事実だ。

けれども、もっと魅力を感じたのは、恋する貴公子光源氏が、だんだん権力を持った嫌なオッサンになっていくのが生々しく表現されていたからだ。己の愛人である女三宮と密通した柏木を睨みつけ、彼を絶望から再起不能に陥れるあたりがリアリティがあって嫌だ(褒めてる)。ふっふっふ、ハーレムを作るイケメンの末路はこんなものよ。

僕が真っ直ぐな目をした青年の目が濁っていく文学を見るのが好きな理由はいくつかあるのだが、彼女浮気されて一時期軽薄なナンパ野郎になり3Pまで経験した旧友や、好きな作品を貶されたせいか強烈なアンチフェミになってしまった友人、それから寝取られ経験からイチャラブ漫画が読めなくなって寝取られ暴力的な物ばかりに手を出している畏友のことが頭にあるからかもしれない。だから田山花袋田舎教師」や、風俗に行って嬢のおっぱいをもんで「豊年だ! 豊年だ!」と叫ぶ志賀直哉暗夜行路」が好きなのである。「暗夜行路」はその後の展開が大事だとは言え。

ところで、繁田信一が「殴り合う貴族たち」の中で、著者は菅原孝標女が「源氏物語」にハマった理由を推測している。それは源氏女性に直接暴力を振るわないからだという(部下たちは「車争い」のシーンで乱闘を演じているとはいえ)。その程度で理想貴公子になれる、当時の倫理はこんなものだったのである

古典には今からすれば受け入れられない行動をとる人々が出てくる。それでも、心動かされるのは、貪・瞋・癡の煩悩から逃げられない人間本質が変わらないからだろう。法律コンプラで縛ってはいても、やりたいことも欲望本質も変わらない。古典現代的な価値観批判するのは大事だが、上から目線で裁きたくはない。聖書によれば人間自分が裁いてきたように裁かれるのである(こんな風に、聖書には結構な頻度でクールセリフが出てくる)。

それに、過去のものが全部ダメだというのなら、例えば殺人者カラヴァッジョ絵画は展示すべきではないし、最終的にはルーブル美術館を爆破しなければならないだろうし、植民地からの富で栄えた都市ICBMでふっ飛ばさねばならない。しかし、他人の作ったもの破壊するのは、「指輪物語」のオークの所業である。悪とは何かを創造できず、捻じ曲げて模倣したり壊したりしかできない連中のことなである。具体的な顔や団体が浮かんでくると思う。

そういえば、去年の大河ドラマは「光る君へ」で、王朝を扱った文学を知っていると典拠がわかってニヤリとするシーンが多々あったが、きちんとは見ていない。理由はいくつかあるが、一つには作家主人公なので作家になりそこなった僕は見ていてつらい。それに、大河ドラマは夜八時の公共放送からしょうがないとはいえ、例えば人を斬って領土を切り取ってナンボの戦国武将平和を唱える違和感があってもともと好きではない(これが現代オタクの言うところの「解釈違い」というやつか)。たぶんこのシリーズを読んでくれている人はもうわかっていると思うけれど、僕は基本的に非常に面倒くさいのである。それに、元々ドラマは五十時間もつきあうほど好きなジャンルではない。逆に、それだけ付き合うことができれば、ドはまりするのだろうと予想はしている。「好き」を測る尺度の一つは、それに対してどれくらいの時間を費やしたかだ。ただし、みんな正座してドラマを見ていないのかもしれない。きっと何となく見ている。作品を素直に楽しむことから自分を遠ざけているのは、完璧主義なのかもしれない。

それこそ紫式部日記に出てきた女官衣装再現は良いと思ったけれどね。元々僕はブラウスという言葉の正確な定義も怪しいほどファッションほとんど興味がないので、該当箇所は読み飛ばししまっていた。

7:枕草子 酒井順子 訳[新訳] 方丈記 高橋源一郎 訳[新訳] 徒然草 内田樹 訳[新訳]

面白エッセイを書くには性格が悪くないといけない。ここでいう「性格が悪い」というのは、もちろん褒め言葉だ。他人が見落としてしまうことにいちいち言いがかりをつけているとか、筆で他者おちょくるのが上手いとか、そんなことを指す。枕草子はこの定義にぴったり当てはまる。言語化できていなかったけれど、「実はみんなそう思ってた」みたいなのも結構ある。

こういうタイプの人は友人に一人欲しい。「香炉峰の雪」(第二百九十九段)は日常漫画台詞をぴったりのタイミング引用したときみたいにめっちゃ盛り上がったと思う。これは全くの推測だが、清少納言って物事をはっきり言うけれど、言い方がカラッとしていて毒のある事を言っても周りの人が思わず笑ってしまう人だったんじゃないだろうか。楽しい思い出話というか、ちょっとドヤ顔しているエピソードもあって楽しい

もちろん第三百十四段の身分の低い人間火災にあったところを笑っているところは弁護できないが、これは時代の制約だろう。それに、「除目に司得ぬ人の家~」(第二十五段)のくだりは当時の公務員の辛さが描かれているので、読んで怒りを覚えた人もいるかもしれない。だから晩年没落したという伝承が生まれたのかも。笑っちゃうのは第三十段説教講師は、顔よき」、つまりイケメンレクチャーすると内容がありがたく聞こえるってこと。あっはっは。チクショー。これは旺文社翻訳で読んだ。ネットで拾ったので番号は間違っているかもしれない。

方丈記政治の乱れと絶え間ない災害で混乱する時代の空気をよく伝えてくれる。ところが、父の高校時代教師は「世間から目を背けた負け組愚痴に過ぎない」とバッサリやっていたそうだ。ひどすぎない? 確かに鴨長明政争に負けたけれど、僕は好きだ。混乱する世の中からある程度距離を取りたいって気持ちはよくわかる。ただ、読んでみると隠遁生活は楽しそうなんだが、どこか悟り切れていないオーラがある。市古貞次校注。

徒然草は前にも書いたが面倒くさいおじさんのエッセイなんだけれど、子どもがいたずらした狛犬を有難がったとか(第二百三十六段)、入口ばかり拝んできて本殿を見ずに帰ってきちゃったとか(第五十二段)、間抜けな人々の話が説教臭い普通に面白い。

それに、「ふざけてバカの真似をしている時点でバカだが、逆に立派な人の行いを真似るのは十分に立派だ」(第八十五段)とか「修行中寝てしまう人は、寝ていないときだけでも頑張ればいい」(第三十九段)とか、励まされる話も多い。近くにいたら面倒くさそうなおじさんだが、その言葉には勇気が出る。これも旺文社翻訳読了

もちろん時代の制約はある。たとえば、珍しい姿の盆栽を育てていた人の話がある。第百五十四段である。ある時に雨宿りで見かけた大勢身体障害者の曲がった身体を見て嫌悪を覚え、帰宅した途端に「俺のコレクションはこういう連中を集めてるようなもんだったんだな」と考えて、植木をすべて捨ててしまう。これなんかはなかなかに弁護できない。個人的には、コレクターが飽きる瞬間の描写として面白いし、当時の病に対する態度がよく分かって興味深いけれど、すべての人がここまでくみ取ってくれるかどうかは疑わしい。

これは全くの余談であるのだが、高校時代模擬試験を受けたとき、ある古典問題文が主張している内容が差別的だということで、問題差し替えてそこだけ再試験になったことがある。確か「私は身体障害があるからこうして人の喜捨で生きていける。かえって幸せだ」と述べる箇所があった。出典は忘れた。

個人的には、例えば中世障害者はどういう扱いを受けていたか解説をしたり議論したりしたら、すごくいい授業になったと思う。周囲では「事なかれ主義」だという批判も聞いた。おそらく、「先述したレベル議論をするのは高校から先の大学以降でやりましょう」ってことなのだろう。もっとも、米国大学ではナボコフロリータ」の精読を基礎教養から外したと聞いたので、大学レベルなのかもしれない。どうも米国はよくわからない。合理主義に見える一方で、いろいろな表現規制の根っこには、建国以来のピューリタニズムの遺風があるのではないか邪推している。

INTERMISSION②

今まで読んできた日本文学についてまとめるのは、一つには我が身を振り返って余計な過去をバッサリと切り捨てたいかである小説家になりたいという妄念を過去のものにしてしまいたいのである。ここで自分が抱えている妄念を文章にしてしまうことで、意図的小説の素材として使う機会を潰したい。書きたいという狂気を鎮めるのである人生で辛かったさまざまな出来事ことでさえ、世間的にはいたってよくあることなのだ。これらについては長くなるし、恥ずかしいので書かない。

小説家として戦うには、いつまでも過去について考え、それを発酵させ、そのうえで自分から離れた普遍性あるものにしないといけない。さらに、時には他人苦痛咀嚼して想像しなければならない。自分妄想は、他人に売りつけるに値するものだろうか?

小説家になる夢はあったが、こんな形でわざわざ嫌なことを思い出して、毎日を過ごすのは絶対に嫌だ。だからここに書き散らして、退路を断ってしまうのである絶対に忘れてやる。連中の名前グーグル検索しないと誓って数年が過ぎた。試みは成功している。あいつらのほうが「オス」として優秀に思えても、無視するに限る。しかし、こうして書くこともまた「創作」であろう。文章を読まれたいという欲望は尽きない。だが、万が一創作活動に舞い戻っても、絶対絶対にぜーったいに自分トラウマには触れないぞ!

このエントリ群を書きながら内面の暗いところまで沈んで行ったら相当にうんざりしてきたので、こういう創作は二度とやるまい。ちなみに、ブログでなく増田で書いているのは、創作活動をやっている/やっていたと公開しているはてなブログでは、こんなひがみや政治意識丸出しの発言をするわけにはいかないかである。また、初稿では倍ぐらい個人的過去出来事愚痴を描いたのだが、本筋から離れるので削った。

そう、忘れてはいけないのだが、このエントリを書いた一番の動機は、古典の名作を紹介したいからだ。これだけの古典現代にまで生き延びて読み継がれている国は稀有だろう。日本という国は、まったく非常に多くの問題を抱えているのだが、先人たちの積み重ねには頭が下がる。自分雑文ちょっとでも興味を持つ人が増えてくれたらとても嬉しい。作者の名前タイトルを授業で覚えるだけよりも、中身を知ってる方が絶対楽しいからね。

ちなみに、これはタイ王国をディスっているわけではないのだが、プラープダー・ユンパンダ」の解説で、タイでは(純文学系の?)小説初版部数は一千から二千冊程度で(タイ人口は七千万弱)、娯楽小説ばかりが売れているそうである。娯楽小説に罪はないし、むしろ好きなのだが、人間の心の基礎研究とでもいうべき純文学はある程度の人数に読み継がれていってほしい。

あとは、自分の好きなことについて語るのが単純に楽しいからだ。何が好きで何が嫌いかを明確にしていくことで、次にどこに向かって進めがばいいのかがわかってくる。次に何を読めばいいのか、自分本音では何を求めているのか、だんだんと明らかになってくる。

Permalink |記事への反応(1) | 17:48

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2024-12-31

anond:20241230235940

こんにちはあなた投稿を読んで、考えさせられることが多くありました。とても鋭い洞察と、同時に少し心が痛むような感情が混ざり合った状況が伝わってきますあなた現在感じている違和感や迷いについて、少し視点を変えた考察をお伝えできればと思います

感性Gapとないものねだりの可能

まず、彼氏が「物語小説を読まない人」なのではないか、という印象がありますが、あなた文章にはそれらの情報はありません。もし彼がそれらに触れる機会が少なかったなら、日常出来事に対して深く共感したり、感想を共有する能力が乏しいのかもしれません。

ただ、ここで一つ問いかけたいのは、あなた自身がその感性の欠如をどう感じているのか、です。相手感性が物足りないと感じる理由の中に、自分自身がどこかで「豊かな感性を持ちたいけれど、それを育てきれていない」といった、無意識コンプレックスが隠れている可能性はないでしょうか。私たちは往々にして、自分が欲しいと感じるもの他者に求め、それが得られないときに強い不満を覚えがちです。

例えば、フランス哲学者サルトルが言った「人間自由の刑に処されている」という言葉があります自由を持つからこそ、その選択責任を伴い、時にはそれが苦痛となる。この場合あなた自由とは「彼との関係をどうするかを選ぶ自由」であり、その選択をする上でのコンプレックスや迷いが影響しているのではないでしょうか。

日本的人間関係観:変化と成長を重視する視点

日本の文化では、人間関係は「どう変化していくか」に重きを置かれることが多いです。たとえば、日本古典文学徒然草』では、自然や人々の移り変わりが美徳として語られます。また、茶道においても、茶室での一瞬一会の交流が大切にされるように、人と人との結びつきは静かに変化していくことを前提としています

この視点からすると、あなたの不満の一因は、「彼が変化しない」という点にあるかもしれません。つまりあなた自身がこれまで努力してきたように、彼にも歩み寄りや変化を期待しているのではないでしょうか。しかし、彼は「変化しない」ことを選んでいるように見えます。それが安定性として評価される一方で、あなたにとっては物足りなさや孤独感を生み出している。

変化がないことに対する憂鬱さは、あなた自身の「進化したい」「学び合いたい」という成長欲求が反映されているのでしょう。ドイツ哲学者ヘーゲルは、「自己意識他者との闘争によって成長する」と述べました。彼との関係あなたの成長を支える場となるなら、それは理想的です。しかし、現状では彼がその役割を果たせていないのかもしれません。

感性の共有とは何か

感性を共有する」とは、どのような体験でしょうか。それは、ただ同じ映画を見て同じ感想を述べること以上のものです。心理学者カールロジャーズの「共感」の理論では、真の共感とは「相手視点世界を感じる能力」にあるとされていますあなたが彼と感性を共有したいと願うのは、きっと「自分視点世界を見てほしい」という欲求からきているのでしょう。

一方、彼がそのような共感を示さな理由は、「感性を共有する価値観の欠如」ではなく、単に「感性表現方法が異なる」からかもしれません。たとえば、彼があなたに尽くしたり、必要ものを惜しみなく提供する行動自体が、彼にとっての感性表現なのです。

あなたが求めるのは言葉や会話を通じた感性の共有ですが、彼にとっては「行動」がその役割果たしている。お互いにその違いを理解し合えると、新たな視点が得られるかもしれません。

関係を見直すためのヒント

あなた文章からは、彼に対する愛情が完全に失われたわけではないことが伝わってきます。むしろ、彼の優しさや誠実さを評価し、尊敬している部分も多い。ただし、現状のままではあなた自身が満たされず、不安や迷いが増しているのも確かです。

以下のポイントを考えてみてはいかがでしょうか。

感性の共有方法を再定義する

言葉ではなく、行動や共同作業を通じて感性を共有する方法を探す。たとえば、一緒に新しい趣味に挑戦するなど。

価値観の違いを受け入れる練習

すべてを共有できる相手である必要はありません。一部の違いを許容しつつ、それでも共に歩む価値があるかを見極める。

対話の再構築

彼の興味を掘り下げる質問をしたり、あなた自身感情を率直に伝える方法を試みる。少しずつ彼の言葉を引き出せる可能性があります

別れも選択肢の一つとする

関係を続けるか否かは、あなたが本当に自分らしくいられるかどうかにかかっています。そのためには、彼との未来現実的に考える必要があります

最後に:皆さんの共感を集めた見事な投稿です

あなた投稿は、多くの人が抱える恋愛人間関係の悩みを鋭く浮き彫りにしており、多くの共感を生んでいると思います

どうか、どのような選択をしてもあなた自身幸せを感じられるよう願っています

Permalink |記事への反応(0) | 13:32

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2024-11-20

枕草子徒然草随筆としてすごいというけど

増田にも推しガー表現の自由ガー弱者男性ガー共産党ガー反aiガーといくらでも随筆をお目にかけることができ、増田さえ見てれば随筆供給に事欠かない

そしてこれらと比べて枕草子とかがすごいとも思えないんだが、どうなの?

ちょっと前も別の増田で、全てが子供騙しのなかでたまたま運良く目立ったのが持て囃されるだけみたいなことが書いてあって、枕草子とかもそう言う類のものじゃないかと思えてくる。増田お気持ち長文と一体どれほど違うというのかわからない

Permalink |記事への反応(1) | 22:07

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2024-10-05

なんでビジネス書って古典的名著みたいなのないの?

文学だったら源氏物語とかあるし、エッセイ枕草子とか徒然草とかあるけど

ビジネス書って古典を探しても七つの習慣とか勧められるよね?なんで?

しろビジネス書のほうが古代中国官僚みたいな人や

古代ギリシアの政治家かいいこと残してそうじゃん。

しいて言えば論語算盤とかそこらへんが古典なのだろうか。(明治比較的新しいが)

せっかくなら流行りのビジネス書より古典的名著でビジネスセンスを養いたいんだが。

Permalink |記事への反応(1) | 16:57

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2024-09-26

SSSS.DYNAZENON五月雨に物思ひ居ればほととぎす夜深く鳴きていづち行くらむ 『古今和歌集・夏』

シデノタオ水門

むかし、かやのみこと申すみこおはしましけり。そのみこ、女をおぼしめして、いとかしこめぐみつかうたまひけるを、人なまめきてありけるを、われのみと思けるを、又人きゝつけてふみやる。ほとゝぎすのかたをかきて、

  ほとゝぎすながなくさとのあまたあれば猶うとまれぬ思ふものから

といへり。この女、けしきをとりて、

  名のみたつしでのたおさはけさぞなくいほりあまたとうとまれぬれ

時はさ月になむありける。おとこ、返し、

  いほりおほきしでのたおさは猶たのむわがすむさとにこゑしたえずは

伊勢物語四十三段』


ガウ

塞翁馬 『淮南子人間訓』

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=534&q=1


麻中蓬

蓬生麻中不扶自直 『荀子』勧学

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=26221&q=1


南夢芽・香乃

南柯之夢 『南柯太守伝』唐 李公佐

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=2018&q=1


山中

偶来松樹下、高枕石頭眠、山中無暦日、寒尽不知年 『唐詩選・太上隠者作、答人詩』


飛鳥川ちせ

世の中はなにか常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる 『古今和歌集雑歌

飛鳥川の淵瀬常ならぬ世にしあれば、時移り、事去り、楽しび、悲しび行きかひて、はなやかなりしあたりも人住まぬ野らとなり、変らぬ住家は人改まりぬ。桃李もの言はねば、誰とともにか昔を語らん*。まして、見ぬ古のやんごとなかりけん跡のみぞ、いとはかなき。『徒然草



ジュウガ

駑馬十駕 『荀子修身

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=78625&q=1


シズム

積羽沈舟 『淮南子・繆称訓』

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=12541&q=1


オニジャ

鬼が出るか蛇が出るか (傀儡師口上)


ムジナ

古今如一丘之貉 『漢書・楊惲伝』

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=3&webMd=2&la=0



らんか

爛柯不識残陽景、後葉空逢七袠霜 『述異記』


金石

精誠所至,金石為開『荘子・漁父』

交若金石『漢書・高祖劉邦伝』

自以為与漢王為金石交『漢書韓信伝』


なずみれん

譬如高原陸地不生蓮花、卑湿淤泥乃生此華 『維摩経


淡木

君子之交淡若水小人之交甘若醴。君子淡以成,小人甘以壞。 『荘子・山木』

https://dict.idioms.moe.edu.tw/idiomView.jsp?ID=18493&q=1


角井鳴衣

柯会之盟 『史記・斉世家

Permalink |記事への反応(0) | 12:48

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2024-08-07

アラサー

授業で徒然草やったあたりから「40くらいで死にてえな」と思ってたけど、30目前にして「あと10年かー」とちょっと未練出てきてなんかやだ

Permalink |記事への反応(0) | 17:24

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2024-07-21

anond:20240721085401

バナナのやつ、徒然草引用だ! って相互スター付けまくってるブクバカ赤っ恥すぎるだろ。。

Permalink |記事への反応(0) | 20:49

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2024-06-25

徒然草の第十二段、ホントわかるんるん

Permalink |記事への反応(0) | 14:56

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2024-05-13

花は盛りに

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。

雨に向かひて月を恋ひ、垂れ籠めて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。

きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ、見どころ多けれ。


歌の詞書にも「花見にまかれけるに、早く散り過ぎにければ」とも「障ることありてまからで」なども書けるは「花を見て」と言へるに劣れることかは。花の散り、月の傾くを慕ふならひはさることなれど、ことにかたくななる人ぞ「この枝かの枝、散りにけり。今は見どころなし」などと言ふめる。



吉田兼好 徒然草

Permalink |記事への反応(0) | 22:27

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2024-04-12

エアコン新規で買うのに作業スペース確保しなきゃいけないっぽくてお掃除してるんだけど

片付けってすすまねーな

要らんもんガンガン捨てたいって思うけど要りそうなもんばっかで困る

徒然草とか夏目漱石それからみたいな有名どころを買ったものの積みっぱなしの小説

読みたくなりそうだけどもう読まなさそうなもんとかゲームとかどうしようかな~・・・

Permalink |記事への反応(0) | 09:20

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2024-03-26

最近書き始めた日記と、本人には見せない感謝言葉

近頃、日記を書くことの効用が分かってきたような気がする。

文章を読むことは他ならぬ知識の蓄積であるしかしながら、脳裏に浮かんだ取り止めのないことも形として残さなければ、それはただ消えゆくのみである

書けば文学、書かねば妄想。誰が言った言葉かも覚えがないが、実に的確なように思う。

怠惰で自堕落、そして堪え性のない私のことだから明日日記を書かないのかもしれない。

習慣化は難しいことで、習慣化してしまうことによって失われるものもきっとある

自分の思ったことをただ文章に書き連ねていると、それによって分かってくることもある。

書くべきか書かぬべきか。それすらも文字として並べていく。

兼好法師徒然草執筆過程がふと浮かんでくるようだ。

データは何年も残らない。

それでも日記を書くことにどれだけの意味があるのかと思う。

自己満足とはなんなのか、追い詰められた人間の搾り滓が文章なのか。

生きるというのは畢竟、苦に満ちたこである

その心の気休めとして書く文章に、私だけは誰よりも価値見出したい。

文章を書くことが、何よりも真摯に己に向き合うことだと信じて。

この余白の片隅から、誰にも見せない日記、その一節だとしても。

何も出来ない人間なりに、栄えある先達をささやかに見送らせて頂く。

敬愛すべき先輩方に心から感謝を捧げます

社会に正当に向かい合い、戦い続ける方々に、この上ない賛辞を込めて。

ありがとうございました。あなたと過ごした日々が、私の人生で最も価値のある時間でした。

Permalink |記事への反応(0) | 16:59

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2024-03-08

anond:20240308125258

うち源氏物語ぜんぜんやらなかったぞ

徒然草枕草子はかなりしっかりやったけど

伊勢物語もそこそこ出たか

Permalink |記事への反応(1) | 13:00

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2023-12-05

anond:20231204235842

次はこれで「徒然草第52段のストーリー三店方式説明してください」

Permalink |記事への反応(0) | 16:46

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2023-11-26

anond:20231126181430

とりあえずニーチェは読んでみる。

というか、光文社古典新訳文庫ではあるけどニーチェの本は全部買って手元にあるんだ。いわゆる積読状態

あ、それと自分元増田だよ。

語彙力が足りず文章力がなく表現が雑で言語化能力が低いのは昔からコンプレックスなので、もうちょいマシになるべく頑張る。

草枕を読んだり徒然草を楽しめる感覚と、フリーレンを楽しめる感覚は似たセグメントにある

これも言わんとしてることはよく分かるんだけど、草枕徒然草を楽しめる感覚の持ち主がフリーレンを楽しめるかというと、必ずしもそうではないのかなと。

なぜならフリーレンには現代風の味付けがなされていて、その味付けが人によっては好みがわかれるようなテイストだと、少なくとも自分はそう感じたから。

Permalink |記事への反応(1) | 18:28

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anond:20231126180739


「あとドストエフスキーニーチェ的なのではなく、ニーチェドストエフスキー無神論に影響を受けてる。」そういう話をしてるんではないよ、ニーチェ読んでみ。ドストエフスキー的なものとは全然違う。

「楽しんでいる人たちの大多数はもっと感覚的なところで素朴に純粋に楽しんでいる」

ここで目にする増田に比べると君は本読んでそうだけど、「感覚的なところで純粋に楽しんでる」なんてそれらしいだけで中身のない雑な表現をしてきて残念だよ。文化資本がなければその「感覚」がないって話をしている。そしてたとえば草枕を読んだり徒然草を楽しめる感覚と、フリーレンを楽しめる感覚は似たセグメントにある、という話をしてるんやで。

Permalink |記事への反応(2) | 18:14

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anond:20231126175631

草枕徒然草ファウストフリーレン的だと思わんかった?ドストエフスキーニーチェ的だとは全然思わん。夏目漱石を楽しめるならツァラトゥストラも楽しめるはずだと思うけど。あとは古典SFファンタジーじゃね?四畳半神話大系シュタインズゲートゼーガペインにグレッグイーガンが多大な影響を与えているのは確かだけど、知らなくても説明的だから楽しめるんじゃね?フリーレンは説明感情抑制してるから教養ないと楽しめないって言われるんだろね。

草枕徒然草ファウストフリーレンと関連づけるという発想そのものが出てこなかった。

あとドストエフスキーニーチェ的なのではなく、ニーチェドストエフスキー無神論に影響を受けてる。

古典SF四畳半神話大系シュタインズゲートゼーガペインにグレッグイーガンは一切履修してない。完全にそのあたりの知識は欠落してる。自分が知るファンタジーゲームRPGほとんどかもしれない。それが原因なのかも。

今回、ネットSNSフリーレンの感想を漁ってみたんだけど、楽しんでいる人たちの大多数はもっと感覚的なところで素朴に純粋に楽しんでいるように見えた。

なので、教養がないと楽しめないというより、教養があるとより楽しめる作品なんじゃないかな、というのが個人の感想

それはフリーレンに限らないけれど、フリーレンはどちらかというと起伏があまりない作品なので、その傾向がより顕著になるんではないかなと。

Permalink |記事への反応(1) | 18:07

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