
はてなキーワード:役員とは
AIファイルで入稿しろって言われたんだけど、AIファイルってAdobeIllustrator以外でも開けるの?
とりあえずベータ版で7日だけ使えるっぽいんだけど、7日の間に全ての仕事を終わらせられなかったらアドビに金払うしかないんか?
なんか「似たようなこと出来ますよ^^^」みたいに紹介されたフリーソフト使っても「AIファイルを使用して画像編集できます(AIファイルを出力できるとは言ってない)」みたいな感じで上手く行かね—んだけど。
はぁ~~~~町内会の役員仕事のためにイラレとか買いたくね~~~~~~~
AIファイル入稿にはイラレ使えばいいの知ってるって話と「イラレ持ってるからAIファイル使うぐらい実質タダですわ」は話が違うんだけど~~~
というわけで、イラレ代を払わずにAIファイルを編集する方法があるのかないのか教えてくれ。
ないんだったら諦めて町内会に「おい。金を払え」って請求するわ。
まあ天才である俺が本気出せば7日のうちに天地を創造してみせましょうぐらいの気持ちはあるんだが、俺が頑張っても「手直しして」を8日目に言われたら大洪水で世界をリセットするしかなくなるけんの。もちろん涙の大洪水よ。
暇空茜・Colaboに関する問題でColaboの領収書が黒塗りであり違法だと暇空茜側は主張しています この問題について法的・会計的に幅広い視点をください
以下、「領収書の黒塗り=違法」という主張を法的・会計的に切り分けて考えるための整理です(特定の当事者の正否を断定せず、一般論+公開情報ベースで書きます)。
「黒塗り」が問題になるかは、どこに出した領収書なのかで結論が変わります。
法人は、取引を記録する帳簿と、取引に関して受領・作成した書類(領収書等)を原則7年間保存する義務があります(一定の場合は10年)。
ここでのポイントは:
もし原本自体を黒塗りしてしまい、相手先・内容・日付など検証に必要な情報が失われると、
税務調査・監査で「証拠として弱い」扱いになり、経費性が否認されるリスクが上がります(違法というより“否認・修正”のリスク)。
加えて、2023年10月からのインボイス制度では、仕入税額控除のために適格請求書等の保存が原則必要で、証憑管理の重要性は増しています。
行政事業では、契約書・仕様書・交付要綱で「証拠書類の提示」「原本確認」などが定められ、見せないと経費として認めない、という運用が典型です。
実際に東京都の若年被害女性等支援事業をめぐっては、報道ベースですが、都が原本提示を求めたところ一部提示がされず、その分を**事業経費として認めない(約192万円)**とし、改善指示を出した一方で、委託料の過払いはないとして返還請求はしないとされています。
ここから読み取れるのは、「黒塗りだから即違法」よりも、提示・立証の不足は“経費から落とす”形で処理されやすい、ということです。
重要:もし「原本はあるが、第三者向け公開用の写しだけ黒塗り」なら、Bの要求(行政への原本提示)とは別問題です。
逆に「行政にも黒塗り写ししか出さない/原本提示を拒む」なら、Bでは不利になりやすい。
行政が情報公開で文書を出すとき、**個人情報や権利利益を害するおそれがある情報は不開示(黒塗り)**にする、というのが基本構造です。
女性支援・DV・性暴力等の領域は、支援対象者の安全や住所・立ち寄り先が推測されるだけで危険が生じ得るので、個人特定や行動推知につながる部分のマスキングは合理性が高い場面があります。
また、NPO等に関して「全部の領収書を一般公開せよ」という形の制度は通常なく、少なくともNPO制度のQ&A上は、閲覧対象は事業報告書等・役員名簿・定款等が中心です(領収書そのものが当然に閲覧対象だとは書かれていません)。
※Colaboがどの法人類型か(一般社団/NPO等)で細部は変わりますが、「領収書の全面公開が原則」という設計ではない点は押さえどころです。
裁判では、営業秘密・プライバシー・安全配慮の観点から、一部マスキングで提出すること自体はあり得ます。
ただし相手方が争えば、
という、「どこまで見せるか」の手続的争いになりがちです。
なので、ここも「黒塗り=即違法」ではなく、立証と保護のバランスの問題として現れます。
黒塗りがあっても、これらが“他の証拠で”固められるなら不正リスクは下がります。逆に、領収書しかなく、その領収書も情報が欠けるなら説明困難になります。
黒塗り“そのもの”というより、次のどれに当たるかが本丸です。
もしあなたが第三者として「黒塗りは妥当か」を見たいなら、最低限ここを分けて確認すると議論がクリアになります。
3 黒塗り箇所は「個人特定・安全リスク」なのか、「取引先・目的・数量」など検証に不可欠な情報なのか
4領収書以外(銀行明細、稟議、活動記録、ケース記録の匿名化統計など)でクロスチェックできるか
5事業が委託/補助なら、仕様書・要綱の証憑要件に照らし不備はどの程度か
必要なら、あなたが想定している「黒塗り領収書」が B(行政に出したもの)なのか/C(外部公開用)なのか/D(裁判用)なのかを前提にして、典型的に争点になる条項(仕様書・要綱・証拠ルール)を置いた上で、もう一段具体的な論点整理(どこが強くて、どこが弱いか)まで落とし込みます。
新卒で入った会社に目標がなくて、どうしたらいいかわからない。
部→今期の目標とか、なにもない。
KPIはない。事業計画はない。今期目標もない。数字を出したり功績を出した人間が褒められるとかもない。
恐ろしいことに、それで会社の数字は全く問題がないらしいことだ。
うちの部署は特にそれが顕著で、部署会議なんかも一度もやったことがない。
というか、マニュアルもなければOJT制度もない。先輩によっては仕事に引き継ぎ書を作ってくれる人もいるが、
基本的に口頭で一度説明して終わり。(質問があればいつでも答えてくれるけど)
みんな、なぜか働いていて、なぜか数字を伸ばし続けている。
うっすらと、あの人は仕事してる、あの人はしてないくらいの周囲の評価くらいはある気がするが…。
先日、ちょっと機会があって役員にこの会社、どこに向かってるんですか?と聞いたら
知らない、とのことだった。社員が今何をやっているのかもよくわかってない、と。
「あんまり利益出されると税金が高くなるからもっと経費使ってくれ」とまで言われた。
部署で一番成績を出している人は「目標なんてない。やることやってるだけ」と言いながら自分で仕事を取ってきている。
若手頭みたいな人は、「働きたいと思ったことがない。こんな会社潰れたらいい」と言いながら、やはり自分で仕事を取ってきて、こなしている。
部長も「特に目標はない。困ったことがあれば言え」と断言していて、本当によくわからない。
それで、みんな何故か案件を増やし、働いている。成績は上がり続けている。
いや、いいんだけど、いいんだけれども。ノルマをこなすのにヒイヒイ、というのも嫌なのだけれど。
みなさん、どう思いますか?
俺たちは気づくべきだった。
「女子が総合職並みの地位と給料を手に入れるための最終兵器」だと。
すべてはここから始まった。
第1章 頂き体質の最終進化形=「働きたくないけど給料は欲しい」
・デートで奢られる
・パパ活で貢がれる
・握手会で金を取る
→ 出社せずに給料もらえる
全部同じベクトル。
表向きのスローガンは
でも実態はこうだ。
総合職並みに働かなくて済む仕組み」
2025年現在、典型的な「働き方改革女子」の1日はこうなっている。
9:30 遅刻気味に出社(時差出勤)
月給 68万円(総合職同等)
一方、同期の男子は
7:00 出社
23:00 退社
月給 42万円(残業代込み)
でも人事評価では
女子のほうが「ワークライフバランスを体現している」として高評価。
でも実際はこうだ。
結果、厚生労働省が動いた。
同時に導入されたのが
・時短勤務
これで女子は
を達成しながら、
クーツーはただの「靴の話」じゃなかった。
「生理前で頭が……」
「更年期っぽくて……」
これを言われた瞬間、
結果、
実際のところ、
でも誰も検証できない。
これで年間休日が実質200日超えても、
ボーナスも満額。
昇進もする。
第5章 働き方改革の真の勝者
働き方改革で得をしたのは誰か?
損したのは誰か?
でも誰も文句を言えない。
第6章 頂き体質の完全勝利
最初は「奢られた!!」だった。
次に「教えてくれない!!」だった。
そして今は「働きたくない!!」
でも全部同じ叫びだ。
お金は欲しいけど、
働き方改革は、
結果、
・日本は衰退
でも女子は勝ち続ける。
なぜなら、
でも実際はこうだ。
奢られた!!
教えてもらえなかった!!
働きたくない!!
すべて同じ場所に辿り着いた。
これが2025年、
日本が到達した最終到達点。
そして明日も、
どこかのオフィスで、
新しい女子が微笑みながら言う。
働き方改革は終わらない。
(了)
弊社はバカ役員の意向でRPAを導入して何十時間分のタスクを自動化したから
年間で何百万円分の効果があるってワイ氏は心を殺して報告してるけど
本当に大切なことはその短縮した時間で何をするかって話だと思うの
現場に降り立っているワイ氏から見たらRPA後、みんなゆとりを持って働けるようになって
これってRPAを導入したことによって課員一人一人の能力は下がっているとも言えるわよね
AIに何でも聞くことでバカになるって言うのは事実そうだと思うのだけれど
AIに聞いて思考やプロセスを短縮した時間で別の何かに打ち込むことができるのであれば
毎日1時間だけそれっぽいことをマネージャーにチャットして数週間返事こないので返事が来ないことを良いことに暇してるほとんど働いてないのに給料が入ってくる
返事するようにリマインドしてたが役員から上司に催促するのはngと言い出した
もうすぐ半年が経つ
https://pont.co/u/yanyanaizlealty
https://pont.co/u/yanyanatumizle
https://pont.co/u/zootropolis2izl
https://joyme.io/@yanyanaizlealtyazili
https://joyme.io/@zootropolis2fullizle
最近の呪術廻戦の感想を読んでると「リアリティがない!」「こんな馬鹿いるわけない!」って文句つける人いるけどさ、逆じゃね?
現実見てたら分かるけど、世の中にはとんでもない馬鹿、普通にゴロゴロいるからな。
だってさ、失言する大企業の役員とか国会議員とか、よくニュースになってんじゃん。
SNSを見れば、俺達凡人とは比べ物にならない天才たちのやらかしが毎日のように流れてくるぜ。
あれ見て「創作のキャラより現実のほうがヤベェだろ…」って思わん?
馬鹿なんて現実に沢山いるどころか、創作がまだ遠慮してるレベルだよ。
むしろ創作物でありがちなのが「人間が優秀すぎてリアルじゃない」ってやつ。
登場人物みんな視野広い、判断早い、理解力高い、会話が成立する。
作中で「こいつ馬鹿だな〜」って扱いされてるキャラでさえ、現実基準で比べたら割と話通じるし、普通に優秀な部類なんだよ。
そもそも頭のいい人間だって、常にその実力をフルで発揮できるわけじゃない。
咄嗟のことで頭が真っ白になるとか、緊張で判断ミスるとか、よく知らない分野の話になると急に滅茶苦茶なこと言い出すとか、そんなの誰でもある。
だから物語の中でキャラが判断ミスったり、変なこと言ったりしても、それってむしろリアルなんだよ。
謝らないといけない対象として、常に一般納税者が抜けてるんだよね
もとからそういう差別主義者なのか世間知らずなのか知らないけど
彼らの活動から1ミリも恩恵受けてないのに、何も説明されず税金だけ吸われてる方が圧倒的多数派なんだよな
公金というか補助金ってそういうものだし、それに対し一々文句つけるのも馬鹿らしいけど
補助金ワクワクとか足りないからもっと寄越せとか警察は信頼出来ないから立ち入らせないとかNPOでも上場企業役員並の報酬貰えるべきとか
一般納税者からしたらふざけた事抜かすのと同じ口で、あまつさえこちらを一括りにして愚弄してきさえするのが最高に腹立たしい
漫画とか好きなこちらからしたらColaboらの活動なんて邪魔とかうざいどころか実害すらあるし
何というか、公共の福祉というお題目で強制的にATMにされてるのに
感謝どころか敵視すらされて、そこまでじゃ無くても補助金の財源である我々の事を舐め腐ってるのは表に出てる言動だけで一発で分かるレベル
弱者の味方という錦の御紋掲げて、(無関係の)人の役に立つ事やってるならまだしも
実態は正しいことしていると「自負してるだけ」の痛い連中が大半だし、その上実態が公金チューチュー団体とか、普通に最悪だ
初キャバ。
顔はキッショのチー牛で人生で一度もモテたこともなければ、仕事以外で女性と話す機会もないし、
そもそも酒も飲まないし話も苦手だしでまーじに地獄みたいな気分だったんだけど、役員の酒癖悪すぎて女の子3人中2人が自分の卓に来ちゃってすげー気まずかった。
雑な話してもゲラゲラ笑ってくれるし、こりゃハマる人はハマるね。
ガンプラ作ってるって話したら私も作ってる!!ってノってきて、自作のガンプラの写真とか見せてくれた女の子めっちゃノリノリでおもろかったなぁ。
連絡先貰ったけど後で連絡してみるか。
憶えている人はいるだろうか?
「ガジェット速報」のことを。
アメリカではただのまとめブログに過ぎなかった「BuzzFeed」や「ハフィントンポスト」がバイラルメディアと呼ばれ、サイトの開設からわずかな期間で時価総額が数百億、数千億にもなるという不思議な時代だった。
それもこれもスマホの普及とともに会員数を爆発的に伸ばしたSNSのおかげだった。
Twitterやフェイスブックでバズるのは、誰かの投稿した画像や動画と、それを取り上げたニュースサイトの記事ばかりだったから。
遠く離れた極東の島国、ここ日本でもまとめブログ、まとめサイトに億の値がつき、企業に買収されるところが相次いだ。今では閉鎖してしまったTechCrunchの日本語版の”スタートアップ”欄はそういうサイトの売却記事ばかりだった。本家(英語版TechCrunch)はデバイス系のスタートアップの記事がめっちゃ多かったのにね……。
ヨッピーに叩かれて売却ゴールを決められなかった「BUZZNEWS」、無責任な医療記事で炎上した「welq」、Googleのページランクの評価基準が変更されたせいでアクセス数が激減してボロボロになってしまった「転職アンテナ」が日本のスタートアップ界隈で話題になっていたのもこの頃だった気がする。分かる人がいたらコメント頂戴。書き換えるから。
当時のガジェット系のニュースサイトは2ちゃんねるのまとめブログから始まったものが多く、嫌韓の風潮が強かった。日本勢のスマホ事業や半導体事業がボロボロになるなか、価格と性能、そして安定性で圧倒していた韓国のスマホや、躍進が止まらなかったサムスン、LGの半導体事業をフェアに取り上げていたのがここだったと思う。とはいえ、速報性、網羅性ではsmhn.infoのほうが優れていたと僕は思うけどね。
そんなガジェット速報は日本の半導体について取り上げた記事がバズった(30万PVくらい)ことで、メディア化に乗り出した。(この頃、管理人さんは将来的にはサイトを売却することも考えていたと思うよ。)
ギズモードだか、ハフィントンポストだったかで記事を書いていたライターや、日経新聞で働いていた人も転職してきた。
読者からもライターを募って記事数を増やそうとしたけど、記事のパクリが判明して炎上。ブロガーじゃなくて読者から引っ張ってきたもんだから、一つ、二つ、記事を書いて終わるようなやつばかりで記事の質、量が全然足りなくてニュースサイトのメディア化は失敗した。
コメント欄:炎上しない「クーロン」開発 ニュースサイトの導入目指す |毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20140417/mog/00m/040/010000c
ASCII.jp:人工知能で炎上対策 すごいぞクーロン『QuACS』
https://ascii.jp/elem/000/001/047/1047249/
https://www.weeklybcn.com/journal/column/detail/20150915_41577.html
人工知能で“荒れない”コメント欄--「議論の場」醸成めざしメディアに無料提供 -CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35066978/
いつのまにかGGSOKUという名前に変わっていた旧ガジェット速報は、クーロンという名前の人工知能を搭載したコメントシステムを売り込む企業になっていた。スポーツ新聞のウェブサイトでよく見かけた。僕が憶えている範囲だとスポーツ報知とかね。
だけど事業継続が難しい、とかそんな注意書きがコメント欄につくようになって、半年ぐらいでそのコメント欄(クーロン)は使えなくなり、ウェブサイトのリニューアルを期に丸ごと撤去された。ちなみに、そのコメント欄に書き込んだユーザーを僕は見たことがなかった。そういうコメントは今も昔も人の多いYahooニュースや、手軽に使えるTwitterのほうに書き込むもんね。
この頃、GGSOKUで記事を書いてた元WEBメディアのライターの人は退社してTwitterに「スタートアップはもういい」、と書いてた気がする。日経の人もいつのまにか転職してた。
そんなころに佐藤由太がnote.muに投稿したのがこの記事だ。
ベンチャーキャピタルから個人破産申立されて4,000万円支払った話
https://note.com/disnism/n/n2fe336df2077
当時のネットの反応は「若者頑張れ!」、とかそんな感じだったと思う。
だけどガジェット速報を黎明期から知ってるものとしてはモヤモヤしたよね。だって彼がやっていたのはキラキラスタートアップじゃなくて、ただのまとめブログだと知っていたから。もちろん、後期はコメント欄の機能を作っていたみたいだけど、それだってSNS全盛の時代にコメント欄?って感じで、今更感があったし……。
無登録で株を勧誘容疑、役員ら逮捕 「将来は上場」110億円集金か [福岡県]:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASTCC546WTCCTIPE00WM.html
馬鹿なことしたなー、と思った。
彼みたい人は当時の日本のネットにたくさんいた。彼らはブロガーとしてぶいぶい言わせたあと、みんなユーチューバーになって、コロナ禍で外出する人が減ると、プログラミングスクールを勧めるようになった。手垢のついた情報商材でも、”プログラミングスクール”と言い換えるだけでヒットした。「PCならMacBookがおすすめです!MacBookならMacOSとWindows、両方動きます!」なんてね……。
勧めてる理由はWindowsPCよりも価格が高くて、アフィリエイトでちゃりんちゃりんできるからなんだけどね。教材だってプログラミングスクールで使っている教材のコピペでいい。実際、そういうサイトがあって炎上してた。そこからプログラミングスクールに入ってプログラマーになって成功したという人を僕は知らないけど、そうやって夢を見せる仕事をやっていれば今頃はお金もちになれたのにね。
あの日、俺はただの小さな歯車だった。不動産会社の名を借りた裏社会のマネー洗浄機構、その中で帳簿をいじるのが俺の仕事だった。何年も続けるうちに、社長も専務も、誰がどこにいくら隠してるか全部見えてきた。だから、ちょっと拝借してもバレやしないと思ってたんだ。
だが、甘かった。奴らの金は、血より重い。
気づかれた夜から地獄が始まった。車に追われ、尾行され、見知らぬ顔の男たちに家を囲まれた。逃げるしかなかった。ビルの屋上から飛び降りた瞬間、死を覚悟した。だが、落ちなかった。空気が、俺を押し上げた。まるで、何かが目を覚ましたみたいに。
それからだ。相手の居場所が頭に浮かぶようになった。銃を持った追手の背後の動きが、まるでスローモーションのように見えた。俺は走り続けた。新宿の雑踏、川崎の倉庫街、地方のラブホテル、どこへ行っても、すぐに見つかったが、もう恐れはなかった。
彼らが俺を狩るたび、俺の力は強くなっていった。
最後に奴らの会議室へ乗り込んだとき、役員たちは顔を真っ青にしていた。机の上に並ぶ封筒、裏金の行方を隠すための書類の山。俺はそれを一瞬で吹き飛ばした。風も触れていないのに、全てが宙に舞い、天井から降る紙吹雪みたいに白く渦を巻いた。
「お前たちはもう終わりだ」
そう告げたとき、誰も口を開けなかった。
あれからしばらく経つ。奴らは警察に捕まり、俺の名はどこにも出ていない。世間的には、ただの汚職事件のひとつだ。だが俺は知っている。この力が目覚めたのは偶然じゃない。あの金を奪った瞬間、俺は人間の枠を超えたんだ。
今は、風が教えてくれる。誰が嘘をつき、誰が裏切るか。
この街のすべてが、俺の掌の中にある。