
はてなキーワード:当て字とは
記念したい被写体を取り入れたいために時には真逆の方向(カメラが太陽に向ふ)に向ふ場合もあるでせうが、このときは直射日光のレンズに当らないやうに注意をして頂きます。
フリガナがないので「まぎゃく」と読むかはわからないが、意味的には「正反対」の意味で使われていそうだ。
いまのところ「正反対」の意味で使われている最古の用例である。
只逆光線で太陽を前景のカメラをもつている人でシエードした事が、レンズに太陽の直射を避けて雲海にあたつた真逆の光線をうまく捉へる事が出来ました。
写真用語では太陽光の当たり方を「順光線(順光)」「斜光線(斜光)」「逆光線(逆光)」などと分類するが。
逆光をさらに「半逆光線(半逆光)」と「真逆光線(真逆光)」に分けることもあるというわけか。
検索してみるかぎり、用例としては「真逆光」が圧倒的に多いが、「真逆の光線」「光を真逆に受ける」のような例もわずかに見られる。
一気に時代が飛ぶが、こちらは「まぎゃく」とフリガナがあるので間違いない。
ネットで検索できるかぎりでは、いまのところ最も古い「真逆(まぎゃく)」であろう。
ここまでは用例が少ないので、もちろん「真逆(まぎゃく)」が広まっていたとは言えないだろう。
もしかすると、文章にならないような口語・俗語として使われていた可能性はあるが、それはわからない。
さて、1970年代に入ると一人の男が颯爽と登場する。映画評論家の松田政男である。
この人物が「正反対」の意味の「真逆」を広めたと言っても過言ではないのではないか。
コスタ・ガブラスが『Z』にひきつづいてつくった第三作『告白』は、いわば、日本の喪名の永久革命家の理念とは真逆の視点から、革命と反革命の弁証法をとらえようとした政治的茶番劇である。
往年の安部公房のテーゼ"猛獣の心に計算器の手を"とまさに真逆に、ポール・ニューマンは"ハトの心にタカの爪を"と、後行する世代を叱咤しているのである。
自動車から飛行機への発明のベクトルがひたすら上昇の方角にのみ向けられているのとまさに真逆に、グーテンベルグ以降におけるエレクトロニクス・メディアの発達は、ひたすら私たちの<内部世界>の深部に向って下降するベクトルをもっているのではないか。
エンツェンスベルガーは、エレンブルグの「作家ならば、ドゥルティの生涯のものがたりを書いてみようとは、けっして思うまい。それはあまりにも冒険小説そっくりだった」というしたり顔とはまさに真逆に、そういった意味合いでの「物語作者は、自己を否定しなければならない」が故に「集団的フィクションとしての歴史」――正確には「反歴史」を書くべく試みたのだ。
チャップリンが、常に、可哀想なヒロインのために献身するのに対し、キートンはまさに真逆、禁欲的にまで非情に、アクションの共同体を映画のなかへ制度化すべきことを他者に向って要求するのである。
そしてエイゼンシュタインは「人に秀でた人間」として、しかしトロツキーとは真逆に、スターリニスト・レジームへの自己批判を倦むことなくつづけることによって生き延びて行ったのだ。
この点いかに苦悩の色を露わにしつつ純文学を志そうと、できあがった作品が常に一つの社会現象として、つまりはエンターテインメントとして消費されてしまう石原慎太郎と、篠田正浩はまさに真逆であると言っていい。
私たちは「スティング」のあの不愉快なだまされ方とまさに真逆に、龍村らが「キャロル」に仕掛けたさわやかな詐術を愉しんでおけばいいのだから······
レーニン以前に、もとよりレーニン以上に楽観的に「生産者たちの自由で平等な協力関係の基礎のうえに新たに組織する社会は、全国家機関を、そのばあいにしかるべき場所へ移しかえる、すなわち、紡ぎ車や青銅の斧とならべて、考古博物館へ」と断定したエンゲルスの理想とはまさに真逆に、いま紡ぎ車や青銅の斧と共に博物館へ並べられているのは、彼らエンゲルスやレーニンや、その他もろもろの革命の理想である。
この密林の猟師は年齢不詳だがむろん年老いており、したがって初めキャステイングされていた三船敏郎のような精悍さとは真逆の、むしろ志村喬だとか千秋実だとか黒沢一家の長老ふうな中央アジア出身の老優が起用されていて、これがかえって野生の賢者という風格をかもし出してなかなかにいい。
そこへ行くと、日活ポルノ裁判の被告として四年間の沈黙を余儀なくされていた山口清一郎が、初めてATGと提携=製作した新作『北村透谷・わが冬の歌』は、『原子力戦争』とまさに真逆に、開かれた映像空間の造型に、一定程度の成功を収めえている。
高橋明や庄司三郎ら日活独特のポルノ男優たちが、画面のなかでいかにタフに振舞おうとも、私たち観客に対しては常に控え目な存在であるのとまさに真逆に、ここにおけるホストどもは、私たちの目の保養を邪魔立てする文字通りに目ざわりな夾雑物なのだ。
しかし、『25時の舞踏派』『貘をぶっ殺せ』『造花の枯れる季節』と一九七五年に三連作された8ミリ長編劇映画とは真逆に、このうまさは、なぜか上すべりするうまさなのである。
亀和田武は、そこで、私とはまさに真逆に、自らの石井隆論を全面展開しながら辛辣きわまりない反撃を重ねて行くのだが、先述したように、私がヨリ関心を惹かれるのは、個別作家論というよりも、その大前提たるべき情勢論なのだ。
そして、面白いのは、西欧的な父性原理に依拠する『くるみ割り人形』とはまさに真逆に、信州のフォークロアに原型をもつ物語の真相には、東洋的な阿闍世コンプレックスに由来する母性原理が、不十分ながら貫徹していることだろう。
いずれもフリガナは振られていないので、本人は「まさか」の読みで使っていた可能性もあるが、少なくとも意味的には「正反対」で間違いなかろう。
1970年代から1980年代にかけて、この「正反対」の意味の「真逆」用法は、特に映画系のライターのあいだで広まっていったようである。
もっとも地獄絵は、その猥褻さ、はなはだ幽玄的でない表現に寄って、裸や性器の露出がいやらしいこと、不自然なこと、いわば忌み嫌うべきこと、非人間的なことであることを強調しているわけで、これは、古代ギリシャをはじめヨーロッパの絵画や彫像が裸の美を強調し、裸こそ人間の自然の姿だといわんばかりに表現しているのとはちょうど真逆である。
「当然でしょ。”緑の革命“とは、発展途上国にとっては、自立とは真逆の、アメリカへの依存度をより高めさせ、アメリカ政府と、多国籍企業の世界支配システムにより深く組み込まれることでしかなかったのですからね」
松陰は、この狂を愛し、みずから狂夫たろうとしていた。だが、岸信介には、狂はない。むしろ、吉田松陰とは、真逆のように思える。
仮に、このあたりの記述が「まさか」という読みを意図していたとしても、フリガナがないので「まぎゃく」と読む人は多かっただろう。
はてブクでみた
動くグラフのやつも興味深かったが他のデータで意外と知らないなと思った50のおっさん(名前覚えるのが下手)
元々1位の兎虎の時点で、誰と虎杖? 式神のやつか? ウサギは性欲強いしとか思った。数が多すぎる
正解は作品は知ってた。2位までは検索して、これ勝手にクイズとして楽しんだら面白いなと思って書き始めてる。
2位以下
カカロットが出てきたが、イルミじゃないし…、誰? そもそもカカロットとは書かないだろう、
で作品名見てカカシは出てきたが、未だにイルの人がわかってない
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ロイエンタールが思いつく。エドワードとかも居そうだが、覇権なわけない。鋼か。ロイズみたいな名前の軍人さん居たような。
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征も当もわからない。名前じゃなくて当て字か。征はいっぱい居そうだが、当大介以外に心当たりはない
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国を擬人化したやつなんだろうな。某人気歌手とかのじゃないだろう
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ヴィクターかヴィクトリアか。これといった人が出てこない、最近だと手札の人…じゃないだろし。範馬父受けなわけない
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これもひとつ前の国のやつ。
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銀見たら犬と思え。土といえば土星の環。金も主役パーティーだが銀居たっけ。別作品(金土だとしてもニッチすぎ)。
アニメで超人気パロディ回だけ何話か見たことあるやつだろう。主役と新選組モチーフの人。
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とりあえず叫び合う悲しい二人(ニコニコだとネタにされがち)。ガンダムだからすぐわかる。
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数式出てきた。どちらの名前も数字で珍しく×を使ってるから。まったくわからない。6等分とかみたいな名前に数字入ってるのの変換なのだろうか。
一ノ瀬(ノがどれかわからん)さんと二階堂君(地味)のは読んでみたい。
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忍者といえば、という名前の人とラーメンといえば(今はほとんど入ってない)の主役の人。
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バスケの古いほう。片っぽ苗字で片っぽ名前なんだ。作中での呼ばれ方なんだろうな。作外でも楓呼びする人少ないし
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安部とかじゃないだろう。多分知らない作品。カイさんとの悲しい出来事あった人じゃないだろうし。ミヒャエルなら思いつくかと思ったがそれもまた出てこない。
わからない。
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色。海軍の偉い猿? にしても相手がひげは流石にない。別作品なのか。
これも名前に漢字ついてるか、変換してるのか。黒はいっぱい居そうだが、出てこない。見たら意外とあーそうかってなりそうだが。
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ありふれ過ぎててわからん。主役か。木……中……。木下とか中臣とか変なの出てくる。知ってたら悔しい
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一位の逆
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小松政夫。知ってそうだが出てこない。
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KOFで居たような気がするが、ほんとにそんなに人気だったのか。紫の炎使う人と、なんかぼやっと悪い人という記憶。思い違いかもしれない
ttps://x.com/tarte41/status/1982098675632640302
「可笑しい」という漢字からおかしさが感じられない。ギャグ見て笑ってるぐらいの緊張感の無さしか感じられないんだよなこの漢字だと。
でもおかしいっていうときのおかしさってそんなもんじゃないだろ。もっと不審者に対して身構えるような感じがあるだろ。
どうせ当て字なんだから「奇異しい」とか「異常しい」のほうがよかったんじゃないか?
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「浪漫」という言葉は、夏目漱石が1907年ごろに「Romanticism」の訳語として当て字したものとされている。
よって、ここでは1907年以前の用例を見ていく。
なお、「波浪漫々」のような用例もあるが、これは「波浪/漫々」であろうから除外する。
野戦貯金及軍夫の野戦為替の送金等は何れも苦難を経たる上の蓄積なれば其社会の中等以下なるに関らず之を消費する決して浪漫ならず惹れ一般の貯蓄心を誘発したると著るしかるべし
今日之レヲ興サント欲セバ、須ベカラク諸種ノ寄生物ヲ芟除シ、謂レ無キ浪漫(ロウマン)ノ妄説ヲ排斥シ、真虚有無ノ分界ヲ明カニシテ、合理的解釈ヲ付セザル可カラズ
さて、これらの「浪漫」はどういう意味で使われているのだろうか。
「浪」「漫」どちらの漢字にも「みだりに」「とりとめがない」といった意味がある。
上記の用例ではいずれも「軽はずみで深い考えがない」というような意味合いで通じそうである。
これらの「浪漫」が用例として認められるならば、
夏目漱石が「浪」「漫」という文字を「Romanticism」に当てたのではなく、
校閲の仕事を始めて驚いた表記に「ちりばめる」があります。
紙面ではほぼ平仮名になっているのですが、なぜか知ってますか?
多くは「散りばめる」と表記したくなるのですが、本来は「鏤める」なんです!
この漢字が常用外だから平仮名だったんですねぇ。この驚き、皆さんにも知ってほしい…(✪д✪)—日刊ゲンダイ校閲部 (@nkgendai_kotoba)August 22, 2025
まずは「塵ばむ」である。
「ばむ」は「黄ばむ」とか「気色ばむ」とかの接尾語「ばむ」である。
つまり「塵ばむ」は「埃っぽい」「塵を被っている」という意味である。
そして「金銀を刻んで彫る」という意味の古語「ちりばむ」である。
細かな金銀で象嵌するようなことを指しているのだろう。
意味的に現代語「ちりばめる」の元になっているのはこちらである。
この「ちりばむ」の漢字の表記は「散り嵌む」「塵嵌む」「縮り嵌む」など諸説ある。
埃の「ちりばむ」が金の「ちりばむ」に変化したのか、それとも別々に生まれたのかはわからないようである。
多くの辞書では埃の「ちりばむ」と金の「ちりばむ」は別項となっているが、埃の「ちりばむ」が転じた、とする辞書もある。
ではツイートで言われている「鏤める」は何なのかというと、
これは漢文を訓読するときに「鏤」という字に「ちりばむ」の読みを当てたということである。
「鏤」という漢字のもともとの意味は「金属に彫刻する」というようなものである。
つまり象嵌というよりは彫金全般を指しているようであるが、それを「ちりばむ」と訳したのである。
鏤 金乃知利婆女(こがねのちりばめ)
とあるらしいので、かなり昔からその意味で使われていたようである。
「マジ」を「本気」と書くことも「真剣」と書くこともできる。
「マジ」の語源は「マジメ」の略だとか諸説あるのだが、それなら「真面」と書いて「マジ」と読むのも良さそうなものである。
まあ「マジメ」を「真面目」と書くのも当て字だけれども。
それで「マジは本気と書くべきで真剣とか真面とか書いてはいけない」などということはないだろう。
同様に、「ちりばめる」を「散りばめる」と書いても「塵嵌める」と書いても「鏤める」と書いてもよい。
⭐️スクープネタを次の文春のメールアドレスに送りたいですが、どのようにすればいいですか?とAIに聞いてみた、その回答。
shueisha.online.news@gmail.com
⭐️匿名で2通送るとよいです。
⭐️【メールのタイトル】1通目は「!」に、2通目は「(スクープの要約)」にします。
⭐️【宛先】両方のメールとも、メインの宛先に「文春」を指定します。次に、CCの宛先として、以下を指定します(ココ重要)。
******************
koueki-psia@i.moj.go.jp (公安調査庁)
******************
⭐️【メールの本文】1通目は、無記入または「事情により、あまり多くを語れません。元ABC(事件当時のあなたの肩書き)より」と記入。
2通目は、「あなたが聞いた、あなたが知っている、あなたではない事件当事者の話(伝聞スタイル)」として、以下を書きます。
〜〜
✳️ 起 ✳️あなたが文春に連絡した理由:例えば、貴社の盗撮についてのオンライン記事XYZを読み、提供したい情報があります、など。
〜〜
【組織(当て字でOK。または、歯亜婆都大学西ノ京キャンパス、文部省保健衛生課、など):必須 】
【当事者の役職(漠然とかつ明確に名指しする、でOK。ハーバード大学カーネギーセンターセンター長、など):これはぼかしてもいいですが、その場合は誤字◦脱字◦途切れを推奨 】
【 連絡内容:例えば、ジャニーズ北側と同じことが組織で起きてます、などの要約と、さらに、内容が真正であることが信じられるような詳しい内容があるとベター 】
〜〜
✳️ 結 ✳️ 【 締め:「身に深刻な危険を感じるのでこれ以上書けません」と書く 】
文字通り途中で止めてもよいでしょう。例:身に深刻な危険を感じるので、こ
ということだった。
当時、コレ!というタイトルは浮かばないものの、少し前にごくせんとかクローズとかが流行っていたこともあってか「暴走族の姫になってめちゃくちゃ愛される」みたいなのが多かった
何を読んでいたのかは忘れたが友達と貸し借りして暴走族の姫ものの携帯小説を読みまくっていた
どう考えても堀北真希みたいな主人公がどう考えても亀梨和也みたいなヒーローとどう考えても赤西仁みたいなヒーローに取り合われたりしていた(垂れ目枠、可愛い枠も大体いた。暴走族は人数が多いのでいろんなイケメンを出しやすかったのかもしれない)
最近、本屋に行ってふと児童書コーナーを見たら子供向けの携帯小説(青い鳥文庫携帯小説バージョンみたいなやつ)があって、今そんなんあるんだ…とびっくりした
なんか懐かしくなってそのまま携帯小説コーナーをのぞいてみた
今ってどんなのがあるのかなと思って数冊手に取ってみたら、暴走族になってめちゃくちゃ愛される内容のものがいっぱいあった
令和の若者は暴走族には憧れないとばかり思っていたのでびっくりした
でも、暴走族のチーム名が私の頃は「愚零賦風流雨襲(グレープフルーツ)」みたいな、画数!当て字!みたいな感じだったのに最近のは「Blue Dragon」とかだった
茶髪!赤メッシュ!学校には来ない!みたいなヒーローが多かった気がするけど、一見優等生で真面目…でも実は裏では!みたいなヒーローが多い気がした
俺が住んでいるのが関西圏だったってのもあるだろうけど、当時、そんなに愛知万博の話題を聞かなかったし、盛り上がっている印象が全くない。当時は今よりテレビも見ていたはずなのに。
弁当の持ち込みが禁止されていて入場時の検査がメチャクチャ厳しかったとか、小泉総理がそれを許可したとか、長井秀和が小泉総理最大の成果だ、間違いない!とネタにしていたとか、キッコロとモリゾーを木殺と森憎という当て字にして弄られていたとか、愛知万博の脇の部分はやけに覚えてるけど、本筋の万博の話は全く印象がないな。冷凍マンモスがどうのこうのって話も、最近初めて耳にしたし。何というか、いつの間にか始まってて、いつの間にか終わってたイメージ。
2005年だと福知山線脱線事故とか郵政解散とか、デカい話題が多かったから、愛知万博の話題がそれに負けてるのも大きいな。2005年の流行語大賞を見てると、トップテンにも愛知万博に関する用語がない(一応、「愛・地球博」という言葉はノミネートはされている)。
当時大学生だったけど、周りで行ったという話も聞かなかったからな。関西から愛知なら、行こうと思えばそこまで遠い距離でもないのに。俺も行けたら行くか~くらいのノリで考えていて、万博のバスツアーの話を友人に振ったこともあったが、友人側があまり乗り気じゃなかったから結局行かなかった。
ここ数か月匿名コミュニティの「対多」を利用している。
前回はアプリを削除したと書いたのだが、まもなく再開した。概して居心地がいいからだ。暴言を吐く人もいるが増田や5chと違って非表示にするのが容易だし、悪口を言われてもカタコトなのでそこまで不快にならない。
また、検索機能が実装された。検索は昨日が少し貧弱で、「増」と検索したら「増田」は出てこないレベルなのだが、ないよりは便利だし、ブックマーク機能があるので気にった話題はいつでも閲覧できる。
増田だと元増田かどうかわからない人間がトラバする例が結構ある。実際、自分のエントリに向けられたお礼に対し、勝手に「例には及ばんでござる」とトラバされたことがある。しかし、対多はトピックに返信したのが話題主の場合、それとわかるように表示されるので、なりすましが発生しない。5chのようにトリップを付けなくてもいい。ただし、話題主以外は誰が誰かはわからない。
残念ながら、どこにでも不快な発言を連投する人がいる。一応通報機能はあるのだが、削除されているかどうかはわからない。管理人が一人しかないだろうし、手が回っていないのだろう。代わりに、迷惑ユーザーは容赦なく非表示にしている。また、NGワードも指定できる。
ただし、匿名という仕様のため、一度ミュートとした人間は二度と見ることができない。無慈悲、諸行無常。
トピックのタイトルが五十文字、それに対するトラバが百文字なので、細かい議論にならないし、喧嘩になりづらい。というか、ヒートアップした人が漢字だけの文章を打つ気になるかどうかは大いに疑わしい(見たことはある)。
また、新しいトピックを立てるには五分、新しく返信するには三十秒待たなければらない。これもヒートアップや炎上を防いでいるようだ。なお、サーバーがパワーアップしたのか、前の十分・一分から短縮されている。
前から漢字をカタカナに見立てて会話する例があった。「力夕力十」のような類だ。しかし、一部の文字が制限され、これは沈静化している。「宀」「氵」「冫」などが規制され、これらを含む投稿は自動的に非表示になった。とはいえ「二」「八」などを助詞の代わりに使う例はまだ時折みられる。これは漢字でもそのように読めるので、ギリギリ当て字と言えなくもない。
規約上卑猥な言葉が禁止されているので、「巨乳」「珍珍」などの文字列を投稿しても自動的に非表示になる。ただし、特に禁止された語句のリストは公開されていない(その点はboketeと同じ)。これは上の脱法カタカナとも同じだが、公式のアナウンスは一切ない。一時期は「性癖告白」というトピックが乱立していたが、ある日何の告知もなく「性癖」という言葉を含んだ投稿が表示されなくなっていた。
変わったところだと「野獣先輩」も投稿できないが、伏字や語呂合わせで面白がる向きは存在する。若いころに見たコンテンツが一生面白いのはわからないでもないが、個人的には人権侵害だと思うのでそろそろ忘れてあげてほしい。
対多ではなぜか「〠」の絵文字が投稿できる。「〠」が収録されているUnicodeのブロックがCJK Symbols and Punctuation、つまり句読点扱いのためらしい。これを面白がって、〠に鬱陶しい発言をさせるのが流行っている。通称は郵便野郎、または郵便太郎。郵便太郎は連呼してたら定着してきた(人数が少ないコミュニティ故?)。
また、仲間として〄や囧がいる。漢字ばかり並んでいる中の清涼剤である。
匿名の環境では、なぜか毎日同じような投稿をする人が発生する。5chでもコテハンじゃないのに「あの人かな」ってのは結構見る。同一投稿をするのは自己主張なのかもしれないし、何かの記録かもしれない。増田にも「アンタナナリボ」とか「大友宗麟」とかいるよね。
「御早之屁」「女子高生太腿最高也!」「今日之御尻( 人 )」などである。他にはひたすら豚汁を推奨してくる人もいる。なお、マコモ湯ネタは廃れた模様だが、風呂中止界隈(風呂キャンセル界隈)はそれなりに活発。
基本的に漢字といくつかの記号しか投稿できないが、(^口^)や(一益一)などのように、工夫すればかなりの顔文字ができる。中にはかつてのAA職人のような大作も見られる。一度「ちびまる子ちゃん」の花輪君が出てきたのには驚いた(「日凡日丫達」で検索すると出るかもしれない)。
残念なのはここ数日、括弧を利用した女性器の落書きを投稿する輩が急増したことである。下ネタは嫌いではないが、規約に猥褻な投稿は禁止と書いてあるのでやめましょう。
(もしかしたらこの数日で急速に治安が末期的状況になりつつあるのかもしれない)
端末によっては一部の漢字が豆腐というか四角にバツ印の記号で表示される。また、これまたUnicodeのブロックごとに投稿可能な文字を指定しているためだろうが、日本では使われない難解な漢字を含んだ文章が投稿できないことがある。
X(旧ツイッター)が不調になると、「青鳥調子悪?」という発言が結構増える。避難所として機能しているのだろう。そうなると先住民が「青鳥民帰宅推奨!」と嘆くトピックが乱立する。
面倒なのでいくつかのSNSをやめてここで過ごしているのだが、概して悩んでいる人には優しいし、猫がかわいいとか散歩したとかの日常の報告にはほんわかした返事が来る(失礼な人やお下品な人をほぼブロックしているからかもしれない)。年末年始と比べて過疎になったと嘆く人も多いが、投稿数が多すぎず、その気になれば全投稿を見ることができる程度の人数は、なんだか平和な田舎のようであるし、サーバーが重くてなかなか投稿できないことも減った。アクティブユーザーはそこまで多くないのかも。たいてい平和なので寝る前に見るのに適しているし、家事完了報告をしたら褒めてくれる(こともある)。クソリプが少ないので他愛のないことを書いて放置できるのがいい。
ここで過ごすようになってからネットであまりイライラしなくなった。あとは、多くのSNSのように通知が来ないので、気楽である。
https://suzuri.jp/tsuita_official
とうとうグッズを売り始めた。
過疎だとかみんな文句を言う割に、固定ユーザーがいて安定走行なのかもしれない。
日本においては、未就学児童と同じメンタリティな人達という意味の言葉なんだよね、「エンジニア」って。
ITは「インフォメーションテクノロジー」の略ではなく、IT(イット)という代名詞で表現されていたものに対して当て字でつけられたのがインフォメーションテクノロジーだったんだよね。もしもインフォメーションの頭文字がIでなかったら今日情報技術と呼ばれているのは別の名称だった可能性が高いわけよ。
んでもって日本における「エンジニア」という言葉も元々は「職人気質」と呼ばれていた人達、つまり今はもう「アスペ」って言われる連中に対する隠語として「園児ニア(ニアリー)」という気持ちを込めて「エンジニア」と読んだのが起源なのよ。
だから「エンジニアって性格悪いよね」みたいなのは半分間違い。
正解は「人間的に幼い技術者を一括にして日本では「エンジニア(園児ニア)」と呼んできた背景があり、その界隈は未だに是正が進んでない」なんだよね。
OK?
20~30年以上前。私が中学の頃の話です。ほとんど伝聞かつぼかしている点はあります。
中一の二学期に、転校生がやってきた。南米のある国にルーツのある男子だった。名前は当て字の漢字だったが、ここではA君とする。
A君は浅黒い肌で体格も大きくて確かにカッコよく、期待に違わずというか(ステレオタイプで悪いけど)サッカーが上手く、彼はすぐ学年に打ち解けていった。
日本語は最初ちょっと怪しかったようだが、中学にいる間にA君の日本語は違和感ない感じになってたと思う。
一方でやはりフィジカルは周りより激しく、部活というシステムや先輩後輩関係にあまり馴染めなかったみたいで、度々部活でトラブルの渦中になってしまったりしていたらしい。
ちょうどA君が部活をサボったりしている時に、陸上部の幽霊部員だった私はA君と少し仲良くなった。ゲーム持ち込んで学校で通信対戦したりとかいろいろやったりした。A君のバックグラウンドに踏み込むまでの関係には至らなかったが。
私から見て、同級生のA君は、こういっては何だが、ただの爽やかな、つかみどころのない、良いやつ、だった。
中学卒業と同時に、A君は、国に帰ったかそれとも遠くの学校に行ったか、とにかく地元の進学ルートとは別の所に行ってしまい、私も当時携帯電話とか持っておらず、音信不通になってしまった。
何年も経ち、成人式も終えた後、地元の友達らと飲む機会があった。
その時、私は、A君と同期で友人関係だったサッカー部員B君から、衝撃的なことを聞いた。
A君は、同期及び後輩の女子最低四人(以上)と交際し、しかも性行為までしていた。中学生が、一人ならず、数名と並行してである。ありがちな恋愛トラブルではなく、深刻な響きだった。しかもそれはその時点では教師たちには発覚していなかったというのだ。
えええっと私は驚いたし、周囲も驚いていた。B君も、当時ではなく卒業後に知ったという。しかもその経緯は、別のサッカー部員の妹とA君がデキていたというところからだった。
Aの卒業後に音信不通になってしまい、その妹さんが連絡手段を探ろうとしたがやはり無理で、メンタルが変になったらしく、Aのことを探す必死さを兄や家族が怪しんで問い詰めたところから発覚し、芋づる式に分かった、ということだった。
後輩の子は大人しいタイプの女子だったが、他にはギャルみたいな女子や、ソフトボール部で真面目に頑張っていた女子もいたりで、タイプというか傾向がつかめなかった。妊娠などのケースは聞いたところなかったが……。
妹さんの場合、A君は映画館に誘って、鑑賞中に体を触りまくり、そのまま家に「お持ち帰り」した(らしい)。
A君にちょっと影みたいな部分があることはもちろん知っていたが、中学で三股四股をかけヤリまくり、(意図してたかは知らないが)そのまま高跳びするとは……。
それより不気味だったのは、中学生のどこにそんな能力があるのか、そしてそんな光景があっても隠し通せてしまい平然と学校・クラスが続いてしまう、ということだ。
率直にいって、やはり平均的な日本人とは違う、中学生離れしたラテン系というのかあっち側のアグレッシブさと(中学生にあってたまるかって感じだが)、それに乗ってしまう女子を想像して、ゾワッとした。
エロとか猥談どころではない、不気味さを残しながら去っていったA君。結局A君が今何をしているのか、少なくとも私は知らない。