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はてなキーワード:廃止とは

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2025-12-12

anond:20251212123836

全体最適化なんかしたら不採算エリア廃止にされるだろ

そうさせないための基礎自治体であって人民が最優先

Permalink |記事への反応(2) | 12:42

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東京都税金地方流出してる!

我ら都民血税が何兆円もの規模で地方に配布されている

これはけしからんことですよ

みたいな話があった。

こういうのは自治体という制度弊害

実際のところもう自治体なんてくくり廃止すべきなんじゃないの?

市町村なんかが裁量を持って競争するのって全然いいことないでしょ

企業誘致したり人を集めたりしても、それって周りの自治体から奪ってるだけ

国としてのトータルか増えてない

意味なくない?

Permalink |記事への反応(1) | 12:38

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元号っていらなくない?

なんで天皇によって時代が決まるんだよ

おかしいだろ

何の権限があるんだ?

西暦元号共存させてるから書類書くときも面倒になるし、誕生日も「平成3年まれから1991年まれ?」みたいに計算しなくちゃいけなくなる

国は強制はしてないけどさ、協力は求めてるんだよ(1979年国会答弁にて)

元号法も廃止してさ、綺麗さっぱりやめようよ

Permalink |記事への反応(2) | 12:37

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ビジネス手続き書類での元号廃止

行政のみなさん!はんこはほぼなくなりましたよね!次は手続き書類での元号廃止です!

元号廃止抵抗があるのはわかる。さびしいし、いいのか?って

でも、通常の手続き、商取引での元号廃止にして、

儀式的な書類元号を残すことで、(例えば卒業証書とか、公務員辞令書類とか)

しろ元号特別感、権威が保たれるのではないですか?

それでいきいましょう!!!

Permalink |記事への反応(0) | 12:20

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2025-12-11

anond:20251211192528

やはり10万円の給付消費税廃止だな

今度の選挙れいわに入れようぜ

Permalink |記事への反応(0) | 19:29

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anond:20251210190034

じゃあお前が外国国旗損壊罪の反対活動すればいいじゃない

こっちは罪の新設に反対してるんだから罪の廃止とは話が違うんだよね

ごっちゃにしないでくれる?

Permalink |記事への反応(2) | 01:58

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anond:20251210150226

働き方改革構造的頂き女子の最終勝利宣言 約5000字】

働き方改革という言葉国会で初めて飛び出した瞬間、

俺たちは気づくべきだった。

これは「労働環境改善」なんかじゃなくて、

女子総合職並みの地位給料を手に入れるための最終兵器」だと。

すべてはここから始まった。

第1章 頂き体質の最終進化形=「働きたくないけど給料は欲しい」

頂き女子本音最初から一つだった。

身体絶対に使いたくないけど、金は最大化したい」

それが職場侵入した結果、

デートで奢られる

職場残業させられない

パパ活で貢がれる

会社テレワークもらえる

握手会で金を取る

→ 出社せずに給料もらえる

全部同じベクトル

そして2018年、「働き方改革関連法」が成立した。

表向きのスローガン

長時間労働是正」「多様な働き方」「女性活躍

でも実態はこうだ。

女子総合職並みの給料をもらいながら、

 総合職並みに働かなくて済む仕組み」

これが働き方改革本質だった。

第2章 残業ゼロ部長に昇進する魔法

2025年現在典型的な「働き方改革女子」の1日はこうなっている。

9:30 遅刻気味に出社(時差出勤)

10:00 カフェスペースでインスタチェック

11:00 「子宮体調不良」で半休申請

13:00 テレワークに切り替え(自宅で推し活)

17:00 定時退社(残業ゼロ

月給 68万円(総合職同等)

一方、同期の男子

7:00 出社

23:00 退社

土日も現場対応

月給 42万円(残業代込み)

でも人事評価では

女子のほうが「ワークライフバランス体現している」として高評価

3年後、女子部長に昇進。

男子課長まり

これが「女性活躍」の実態

第3章 クーツー運動=「革靴履きたくない病」の国家事業

2010年代後半に突如として流行った

「#KuToo」運動を覚えているか

発端は女優作家石川優実

会社の靴規定ヒール強制おかしい!」

ツイートしたことだった。

一見すると「女性の足の健康を守る」運動に見えた。

でも実際はこうだ。

女子は革靴やヒール外回りしたくない」

「でも総合職地位給料は欲しい」

「だからスニーカー出世させてくれ」

結果、厚生労働省が動いた。

2020年以降、多くの企業

女性社員パンプス・革靴の着用義務廃止

同時に導入されたのが

時短勤務

テレワーク

生理休暇の無制限

子宮体調不良での欠勤無罰則

これで女子

外回りゼロ」「革靴ゼロ」「残業ゼロ

を達成しながら、

総合職同等の給料」を死守」

クーツーはただの「靴の話」じゃなかった。

「働くフリだけして給料もらう」ための革命だった。

第4章 「子宮体調不良」の最強免罪符

2025年現在女子社員が使う最強のフレーズはこれ。

今日ちょっと子宮が……」

生理前で頭が……」

更年期っぽくて……」

これを言われた瞬間、

上司は一切の反論ができなくなる。

なぜなら「女性健康を軽視するハラスメント」になるから

結果、

実際のところ、

生理痛で休む女子 → 月3~5日

・「子宮体調不良」で休む女子 → 月10~15日

・本当に子宮問題がある女子 → ほぼゼロ

でも誰も検証できない。

子宮」はブラックボックスから

これで年間休日が実質200日超えても、

給料は満額支給

ボーナスも満額。

昇進もする。

頂き女子の最終形態がここに完成した。

第5章 働き方改革の真の勝者

働き方改革で得をしたのは誰か?

女子総合職 → 残業ゼロ部長役員

男子総合職 → 残業100時間課長まり

派遣女子 → テレワーク推し

パート女子 → 時短年収500万超

損したのは誰か?

・40~50代の男子正社員

 → 女子の尻拭いで過労死ライン

中小企業社長

 → 女子の休暇対応赤字

日本経済全体

 → 生産性低下でGDP停滞

でも誰も文句を言えない。

なぜなら「女性権利侵害する男」になるから

第6章 頂き体質の完全勝利

最初は「奢られた!!」だった。

次に「教えてくれない!!」だった。

そして今は「働きたくない!!」

でも全部同じ叫びだ。

「アタシは女子から

 お金は欲しいけど、

 身体時間労働も出したくない!!」

働き方改革は、

その叫び国家が認めた瞬間だった。

結果、

女子スニーカー出世

男子は革靴で過労死

会社生産性低下で倒産

日本は衰退

でも女子は勝ち続ける。

なぜなら、

彼女たちは「女子」だから」。

終章 2025年真実

働き方改革ポスターにはこう書いてある。

「誰もが活躍できる社会を」

でも実際はこうだ。

女子活躍しなくて済む社会を」

奢られた!!

教えてもらえなかった!!

働きたくない!!

──三つの叫びは、

すべて同じ場所に辿り着いた。

「アタシは女子から

 何もしなくても給料もらえる権利がある」

これが2025年

日本が到達した最終到達点。

そして明日も、

どこかのオフィスで、

新しい女子が微笑みながら言う。

今日ちょっと子宮が……

 テレワークしますね♡」

働き方改革は終わらない。

頂き女子の宴は永遠に続く。

(了)

Permalink |記事への反応(1) | 00:52

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2025-12-10

AIブクマカ信頼度検証してくんないか

ろくに読まずにブコメしてるっぽい人とか、明確にヘイト発言してる人とかをスコアリングしてほしい。明らかにわかるやつでいいので。

そういう人が身内の差別主義者とか同じく中身読んでない人のスターで見やす位置ブコメが来てると、うんざりする。

ちょっとまえに導入されたなんとかAPI全然役に立ってないので、廃止して作り直してほしい。

はてなって技術で売ってる会社からこういうのすぐできるんじゃないの?

Permalink |記事への反応(1) | 18:01

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anond:20251210095319

比率100:0の男女別学を廃止して全て共学校にすべきってこと?

Permalink |記事への反応(0) | 16:42

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日本企業ボーナス廃止手取りは増えるが.リストラ加速の予兆

.リストラ加速の予兆?(企業側の本音リスクボーナスは業績悪化時の「調整弁」(赤字で0支給可能)でしたが、廃止人件費固定化リストラが「唯一のコストカットツール」に。

news.yahoo.co.jp+1

2025年日経平均5万円超の好景気なのに、黒字リストラが前年比2割増(1万人超)。

nikkei.com

企業は「人材確保・成果主義移行」を表向きに掲げつつ、社保負担減(年12回分軽減)で利益最大化を狙っています

news.yahoo.co.jp+1

企業狙い

メリット企業

リストラリスク

社保カット

負担-2-5%(ボーナス分除外)

固定人件費増→希望退職急増

人材確保

若手初任給UP(ソニー+57万円/年)

中高年格差拡大退職加速

成果主義シフト

ジョブ雇用強化(大和ハウス10%年収UP)

業績悪化で即リストラ日産2万人規模)

事例:大和ハウス(月給大幅改定):中長期成長狙いも、Xで「リストラ前触れ」「人員整理宣言」と懸念

ben54.jp +2

日産三菱電機希望退職拡大が象徴

nikkei.com+1

X反応: 「ボーナス廃止=リストラ準備」「黒字でも1万人削減」「JTCの年功序列崩壊投稿多し。NHK高給批判も「ボーナス支給+リストラ危機乗り切り」論。

3. 全体の文脈日本型雇用の終わりと2025年問題この動きは「失われた30年」の遺物ボーナス=調整弁)を捨て、グローバル競争IT/半導体人材争奪)に対応するもの

note.com

しかし、少子高齢化労働力-20%)で企業は「黒字リストラ元年」(2025年1万人超)を迎え、廃止が「予兆」として機能する可能性大。

nikkei.com+1

上場企業の4割が今後追随予測第一生命経済研)。

mutualy.net

結論:手取り増は短期メリットですが、リストラ加速の予兆は本物—ボーナス廃止企業人件費柔軟性が失われ、業績変動時の「希望退職頼み」が常態化。詳細事例(例:日産リストラ分析)が必要

Permalink |記事への反応(0) | 16:02

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anond:20251210153413

現時点では年収が762万円を超える場合ボーナス無しの方が手取りが増えます

なぜなら、厚生年金の支払額は月額給与635,000円でカンストするからです。

一方賞与は、その計算とは別枠で厚生年金差し引かれます

社保の半分は会社負担のため賞与廃止会社にもメリットあり。

へー頭いいな

Permalink |記事への反応(0) | 15:44

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今年から冬のボーナス廃止って日本の終わりでは?

急速に進む少子高齢化に手の打ちどころなく、日本人女性ですら経済不安から子供を欲しくないと思う時代

外国人排斥が加速する中でもうどうしようもない状態になるね。→社会増も鈍化

人口増えないか経済活動縮小→物価高なのに給料が減る

日本保守主義が生んだ最悪の結末はサラリーマンが泣くことになるのか。

ソニーグループ、今年からボーナス廃止 給与と夏ボーナスに分配

12/9(火)17:00配信

116

コメント116件

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba5a2919d57969897142a402cfa7c9053b055eab

Permalink |記事への反応(2) | 15:34

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2025-12-08

保育園落ちた。日本死ね!!!何だこの売国奴だらけのクソ国家は!!「一億総活躍社会」だと? 笑わせるな移民だらけの多文化共生社会じゃねーのかよ!!昨日、見事に保育園落ちたわ。

俺の日本人の子供が、日本人税金で建てた保育園に入れないってどういうことだよ!!日本人女性が子供産んで育てて働いて税金納めて日本を支えるって言ってんのに、

この国は一体何が不満なんだ? 日本人を減らして移民で埋め尽くしたいのか!?少子化少子化だって泣きわめいてるくせに、

日本人赤ちゃんを預かる場所すら作らないでどうすんだよ!!

保育園落ちたからもう子供産まねーよ」ってなるに決まってんだろボケ!!政治家どもは不倫しようが賄賂貰おうが辞めねーくせに、

日本人のための保育園は「予算がー」「土地がー」だって

ふざけんな!!五輪に何千億円もぶち込んで、

中国人韓国人様のためのスタジアム作って喜んでんじゃねーよ!!

エンブレムに億単位金かけてる暇あったら保育園100個作れよ!!有名デザイナーに何億払ってんだ?

その金で日本人の子供預かる施設作れよ売国どもが!!このままじゃ日本人母親はみんな会社辞めなきゃならねーだろ!!

日本人女性の社会進出潰してどうすんだよ!! 日本死ぬぞ!!保育園作れねーならせめて児童手当月50万出せよ!!

それすらケチるならもう日本人子供産むなって言ってるのと同じだろ!!「少子化対策したいけど金は出したくない、でも日本人は減ってもいいや、移民で補えばOK♪」

そんな虫のいい話ねーんだよクソ売国政府!!日本人の子供を産み育てたいって奴らが山ほどいるんだ!!

だったら今すぐ

保育園爆速で増やす

子供関連の費用全部無償化

児童手当最低月30万 これやらねーと日本民族終わるぞ!!財源? 簡単だろ。

在日特権全部廃止

ODA廃止

国会議員半分クビ

外国人生活保護廃止

パヨク補助金全部カット

ジェンダー平等予算ゼロ

LGBT予算ゼロ

移民受け入れ関連予算ゼロ これだけで余裕で数兆円浮くわ!!いい加減にしろよこの反日政府!!

日本人赤ちゃんが預けられない国なんて即刻死ね!!日本人の子供が最優先だろーが!!

日本人ファースト!! 日本人ファースト!! 日本人ファースト!!!保育園落ちた日本

日本死ねじゃねーよ、

売国政治家死ね!!!追記

真の日本を取り戻すまで戦う

Permalink |記事への反応(1) | 20:46

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anond:20251208193942

近世以前

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日本において暦日を用いた新年概念が生まれたのは飛鳥時代であり、聖徳太子が十七条憲法を制定した604年まで遡る[13]。その後、646年には朝賀が執り行われ、新年の回礼という風習が始まった[13]。これに伴い、畿内には飛脚使が設置され、701年には通信物を運ぶ脚力(かくりき)が定められた[13]。奈良正倉院に収められている「人勝残欠雑張」には「正月七日のこのよき日、慶びを新にし、泰平が万年続き、寿命は千春を保つことができますように」とする十六文字が記されており、新年挨拶を伴った年賀状ルーツといえる[14]。

平安時代に入ると貴族間で年始挨拶を文で取り交わすようになったと見られ、当時の書簡、文例を集積した最古の例と言われている藤原明衡が残した『明衡往来』にも年始挨拶文例を確認することができる[15]。室町時代に『庭訓往来』が登場し、寺子屋などで読み書きを教えられるようになると識字率の向上が見られるようになった[16]。これに伴って江戸時代には武家社会において文書による年始挨拶一般化したほか、非武家社会においても口頭の代用として簡易書簡を用いることが年始挨拶に限らず一般的になり、公的郵便手段である飛脚使用人を使った私的手段により年始挨拶文書が運ばれるようになった[16][17]。1740年の『書札重宝記』には年始書状のための語彙として「改年、新春、新暦、初春、陽春、祝賀、御慶」などの用語が紹介されている[18]。江戸中期以降は大小暦が大いに流行し、年頭には機知に富んだ摺物の交換が積極的に行われた[19]。

明治時代

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明治維新後になると逓信省前身として駅逓司が設置され、1870年10月には新年賀詞を示す太政官令が発布された[20]。1871年には郵便制度確立し、1873年に二つ折りの郵便はがきが発行され、1875年には単面の官製はがきなどが見られるようになった[20]。これにより年始あいさつを簡潔に安価で書き送れるということで、葉書年賀状を送る習慣が急速に広まっていった。1887年頃になると年賀状を出すことが国民の間に年末年始行事の1つとして定着し、その結果、年末年始にかけて郵便局には多くの人々が出した年賀状が集中し郵便取扱量が何十倍にもなってしまった。

郵便事業に携わる人の数は限られているため、膨大な年賀状のために郵便物全体の処理が遅れ、それが年賀状以外の郵便物にも影響し通常より到着が遅れることがしばしば発生していた。しか年末商売上の締めの時期にも当たり、郵便の遅延が経済的障害ともなりかねない状況となっていた。その対策として1890年1月1日からの3日間、年始の集配回数を減らす対応が取られた[20]。それでも、さらに増え続ける年賀状にその対応だけではとても追いついていけなかった。また当時、郵便物は受付局と配達局で2つの消印が押されていた。そこで受付局か配達局の「1月1日」の消印を押してもらうため多くの人がそこを狙って年賀状を出すようになり、12月26から28日あたりと1月1日当日の郵便物が集中するようになった。そこで1899年、その対策として指定された郵便局での年賀郵便特別取扱が始まった[20]。年末一定時期、具体的には12月20から30日の間に指定された郵便局に持ち込めば、「1月1日」の消印元日以降に配達するという仕組みになっていた。翌1900年には(必要に応じてではあるが)全国の郵便局で実施、私製はがき使用も認められ、1905年に完全に全国の郵便局で実施されるようになった[21]。この頃の年賀はがきの概数は1億1000万通前後であったが、郵便ポスト投函可能となった1907年には4億通を突破し、「年賀状ブーム」とも呼べる時代が到来した[21][22]。

大正戦前昭和時代

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琉球郵政庁が発行した1957年2ドル年賀はがき

関東大震災1923年)や大正天皇崩御1926年12月25日)の年は、その年(翌年配達分)の特別取扱が中止された。明治天皇昭和天皇崩御の年は実施されている。

年々取扱量が増えていくと共に私製はがきの取扱量も増えていったため、1935年昭和10年)に私製はがき貼付用として年賀切手の発行が始まった。しかし、時勢の悪化により1938年昭和13年)に年賀切手の発行が中止。さら物資節約のため1941年昭和16年)の年賀状から特別取り扱いが廃止[23](廃止決定は同年11月6日[24])。この年の東京中央郵便局が集配した年賀状は1/3に減少した[25]。

戦後昭和時代

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終戦後の1948年昭和23年12月15日、特別取扱と年賀切手の発行が再開された[26]。この年から年賀切手図柄干支にちなんだ郷土玩具のものになる。1949年昭和24年)、お年玉郵便はがき年賀はがき)が初めて発行され(官製はがきとしては初めての年賀はがき)、大きな話題を呼び大ヒットした。そしてこれを機に年賀状の取扱量は急激に伸びていった。1955年昭和30年)には、アメリカ合衆国による沖縄統治に置かれた沖縄諸島でも琉球郵政庁により年賀はがきが発行され、1956年には年賀切手も発行されている。

→「年賀寄付金」も参照

お年玉郵便はがきは当初、寄付金付きの葉書にくじが付いていたが1956年寄付金なしの葉書もくじが付くようになった。1961年昭和36年から年賀はがき消印が省略され額面表示の下に消印に模した丸表示を印刷するようになり、1968年昭和43年)には郵便番号導入により郵便番号枠が追加された。

1970年代になるとプリントゴッコの登場と相まってで年賀はがきに絵や文字印刷する年賀状印刷が盛んになり、1982年昭和57年から寄付金付きの年賀はがきにの裏面に絵や賀詞が印刷されるようになった。1989年平成元年からはくじ付きの年賀切手も発売されるようになった。

平成・令和時代

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2007年カーボンオフセット年賀状200枚包装紙

イラストデジタルカメラで撮った写真などを家庭のパソコンプリンター作成印刷するスタイルが定着し、手間が減った。2005年からは光沢感がありインクジェットプリンター印刷に適したインクジェット写真年賀はがきが発行されるようになった。

一方で2000年代からインターネットの普及が拡大。インターネットと紙を融合した「ネットで届く年賀状」などのサービスも登場したが、年賀状用紙やプリンターが高額、書いたり投函するのが面倒、交流がある人でも自宅住所が不明であるなどの理由で、年賀状を出さずに電子メールなどの紙以外のオンライン手段で済ませる人が増加。携帯電話を使った「あけおめメール」による通信混乱は2000年代の正月風物詩となった。

2008年には、郵政民営化を機に「カーボンオフセット年賀はがき」や「ディズニーキャラクター年賀はがき」などの新商品が出た。

20176月1日郵便料金が値上げされ、通常はがきも52円から62円とされたが、2018年用に限り年賀はがき1月7日までに年賀状扱いとする場合)は旧料金のまま(52円)とした[27]。年賀はがきの発行枚数の減少を食い止める効果を期待しての値段据え置きであったが、結果として総発行枚数は前年比より5.6%減少したほか、1月8日以降に差し出す場合は差額として10円分の切手を貼り足す必要があったこから利用者からはわかりづらいと不評の声もあった。この取扱いは1年限りで終了し、翌年から通常はがき年賀はがきは同一の料金となった[28]。

2010年代になるとスマートフォンソーシャル・ネットワーキング・サービスSNS)、インスタントメッセンジャー等が普及し、新年挨拶オンラインで済ませる人がさらに増えた。LINE運営する「LINEリサーチ」の2019年のインターネット調査(約59万人対象複数回答)によると、「葉書を送る」と回答した人は60代以上で71.7%だが、20代は26%であった。一方「SNS送信する」が30代から60代以上でいずれも60%に達し、20代では72%に上った。IT企業TB名古屋市東区)は2017から高齢理由に、今年限りで年始挨拶をやめること(年賀状じまい)を伝える例文をサイト上で提供している[4]。

また高齢者の増加の他、郵便料金の値上げ、特に202410月1日以後は、消費税増税に伴う転嫁分を除けば実質1994年以来30年ぶりの大幅値上げで1枚85円[29]となったこともあり、年賀状終いをする世帯が急激に増え、アスカネットの調べでは、2024年に年賀状を出さなかった人は58.2%に及び、そのうち20代が72.5%、30代でも65.8%が年賀状を出さなかったとする統計がでている。また「年賀状フタバ」の調べでは、全体の6割が3年以内に年賀状終いをしており、そのさらに半数の3割強が2023年度で終わりにしたという人である企業においても、葉書をやめて、SNSなどを利用した「ペーパーレス」に移行したところも多いとされる[30

Permalink |記事への反応(0) | 19:49

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anond:20251207224242

ロシア共産主義1991年廃止されて35年が経過した

中国もそれに連れて発展したが、ロシア北朝鮮中国企業との協力関係は明らかにならない

ITAIテクノロジーの発展はロシアの影響が考えられるんだけど、どうなんすか?

Permalink |記事への反応(0) | 14:02

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政府による成長戦略への投資って

分野差別でそこだけ減税するってのと同じ事なので

なんなら一切廃止した方がいいよ

儲けにならないけど国民生活必要な事をするのが国の仕事でしょ

Permalink |記事への反応(0) | 13:09

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企業のTechBlog担当者よ、頼むからその「無価値ゴミ」の量産を止めて

はっきり言う。企業のTechBlog、もう全部やめてくれ!!!頼むから!!!

いや、マジで。 今年もまたこの季節が来てしまった。アドベントカレンダーだ。QiitaだのZennだの自社ブログだので、TLに流れてくる「〇〇社のAdvent Calendar」。 これを見るたびに、俺は心の底からうんざりするんだよ。吐き気がするほどに。

はてなでも度々話題になるが、あえて言わせてもらう。 お前らの書くTechBlog、9割9分は無価値!!!!!!

「〇〇イベントに行ってきた。熱気がすごかった!」 「〇〇の新機能を試してみた。便利だと思った!」

……小学生の絵日記かよ!!!!!!!! 「すごかった」「便利だった」じゃねえよ!!!

そんなもん、公式ドキュメント読めば3秒でわかることだろ!? わざわざ自社のロゴ貼り付けて、ドヤ顔で公開する内容か!? 本当に!本当に!!なんの!!!価値!!!!ないんだよ!!!!!!

「うちは大丈夫」だと思ったそこのお前!! 曇りなき眼(まなこ)で、自社のブログを見返してみろよ!! そして社内のSlackを見てみろ!!!

記事の共有通知に、特定の「いつもの人」以外、リアクションしてます!?!? してねえだろ!!!!!!

社員ですら「またなんかやってるよ…」って冷めた目で見てるんだよ。 誰にも読まれてないし、誰の役にも立ってない。 ただ「広報KPI」のためだけに、エンジニアリソースを食いつぶして、ネットの海にゴミを放流してるだけだ!!!

から、頼む。広報担当ブログ担当エンジニアリングマネージャー勇気を持って「撤退」を決断してくれ!!!

ちょうど年末だ。全社集会とかあるだろ? そこで高らかに宣言してくれ。

ただ「無価値から辞めます」とは言えないだろう。角が立つしな。 だからAIのせいにしていい。AIを盾に使え。

「生成AIの台頭により、基礎的な技術解説記事はその役割を終えました」 「今後は検索ノイズを減らすため、またエンジニア本質的業務時間を確保するため、会社としての執筆依頼やKPI設定を廃止します」

これだ!!!! これでいいんだよ!!!!!!

「今までありがとうございました」って綺麗に幕を引いてくれ。 そうすれば、俺たちは心から拍手を送る。

エンジニアが書きたい時に、書きたい情熱を持って書く。 それだけでいいんだよ。会社が無理やり書かせる「宿題」みたいなブログは、もう金輪際見たくないんだ。

頼むから、俺たちのTLを、検索結果を、これ以上汚さないでくれ!!!!!!撤退宣言を待っている!!!!!!!!

もう一つ、最後にこれだけは言わせてください。

あなたたちが量産しているその記事は、AI学習検索にとっても有害ノイズになりつつあります公式ドキュメントを薄めただけの劣化コピーや、文脈のない体験記事は、情報検索性を著しく下げています。それは正確な一次情報への到達を阻害し、インターネット全体の価値を薄める行為です。

あなたたちは無価値記事を量産するにあきたらず、今後人類全体の負債になります

どうか、勇気ある撤退をお願いします。

Permalink |記事への反応(38) | 08:14

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2025-12-07

フルリモート廃止SE限界コストカプセルホテル二拠点生活

ステマ二拠点生活してる様な人がホテル紹介するって事は奪い合いが過熱するって事で、そんな自分の首を絞める様な事はしない。宣伝

Permalink |記事への反応(2) | 10:35

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2025-12-06

帝王切開出産費用自己負担一時金廃止は酷い

妊娠予定のある女は医療保険に入ってそれで補えってことなんだろうけど、 出産後の入院も長引くし、帝王切開の人は何十万か自己負担が出るようになる。

出産中に危険があり急遽帝王切開場合も沢山あるのに、旦那がモラで負担がぜんぜん変わるなら手術に同意しないとか出てくるって。

帝王切開になるかなんて解らないから、出産費用負担なしだから産もうって人にとってもリスキーからやめとこだし、帝王切開で産んだ人は絶対帝王切開から出産負担増で二人目やめとこだし、マジ何考えてこれ決めたのかな。

Permalink |記事への反応(1) | 01:58

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2025-12-05

リベラルって何?

ワイはリベラルなのか?判定してくれ



竹島北方領土日本領土

中韓北露は敵

原発反対

再生可能エネルギー推進

選択夫婦別姓賛成

同性婚賛成

富裕層課税貧困対策

消費税廃止

過労死反対

女性の権利現状維持

一票の格差是正必要

護憲

Permalink |記事への反応(2) | 17:21

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anond:20251205102026

文系学部廃止して全部理系学部にする

理系人材不足はこれで解決

Permalink |記事への反応(0) | 12:32

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早苗ーーーッさつきーーーーッ年少扶養控除を返してくれーッ

どうも、年収中間層共働き夫婦です。

もうすぐ2歳になる子供がいます

がっつり35年ローンで小さな家を建てたので、ローン返済のため子供は0歳児から保育園に預け、両親共に働いて、働いて、働いております

核家族のため、祖父母アシストもなかなか受けられず、かなり苦しいですが、毎日必死に働いて、働いて、働いております

うそう、まずはこどもNISAの導入検討ありがとう

ジュニアNISA廃止になってから子供学費をどうやって貯めるか悩んでいたから、返してくれて助かりました。

今後は生活をきりつめて、きりつめて、きりつめて、子供分のNISAやっていくつもりです。

しかし、こどもNISAでやったーとぬか喜びしていたところに、悲しいニュースが飛び込んできました。

高校生扶養控除縮小のニュース

正直絶望しました。

皆さんもご存知の通り、かの民主党政権がこどもの年少扶養控除を廃止しやがったため、高校生以下の子供たちは税制上の優遇がない状態であります

ちなみに高齢者大人ニート扶養している場合ガッツリ控除がきいてきます。なんで?

現状、子供手当は3歳までは月15,000円、3歳以上からは月10,000円貰えますが、

子供ご飯をもりもり食べ、すくすく成長するので洋服はすぐにツンツルテンテンになるし、大きくなって習い事や塾に行くようになればそれだけ出費も増えるし、大変です。

我が家方針では、子供は取り敢えず2人にする予定ですが、もう少し生活に余裕がもてるようなら3人目も産みたいと考えておりました。

でも子供扶養控除のさらなる縮小のニュースを見て、3人を養育するのは無理だなと感じました。

この扶養控除縮小について、私立高校無償化を引き合いに出されていましたけど、県や公立ならともかく、私立高校無償化って必要なのですか?

田舎では、そもそも私立高校がごく少なく、皆公立高校に進学しまから、あまりピンと来ません。

それに私自身が中学3年生だった頃を思い出すと…

家が裕福ではない子は必死勉強して私立特待生を目指したり、公立高校レベルを落として安全圏を受験したりしていました。

成績が悪い子は、偏差値の低い県立に行くので、学校教育の受け皿はありました。

都会ではまた事情が違うのでしょうか?

片山さつき大臣は以前ご自身YouTubeチャンネルで、有権者に夢があるような政策がしたいとおっしゃっていました。

このタイミングでの高校生の年少扶養控除縮小のニュースは夢が無いです。夢が無いどころか悪夢であります

Permalink |記事への反応(0) | 00:07

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2025-12-04

自然分娩無償化に対し、帝王切開の3割負担継続出産一時金廃止って何

???


自然分娩と帝王切開で優劣付けるのっておかしくないか

そもそも帝王切開は選べるオプション♪じゃねぇのよ。自然分娩だと死んじゃうから帝王切開になるんだよ


日本医療って生まれてくる全ての日本人の赤子と妊婦平等に守ろうとしないんだな。驚いたわ。

国の財政的には必要なのか知らんけど倫理禁忌に触れてねえか?

また日本4ね勃発か?本当に狙いは何なんだ?

Permalink |記事への反応(4) | 17:09

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anond:20251204135024

続きをAI弁証法形式で壁打ちしたわ。

その意見テーゼとして、まずアンチテーゼ

共通テスト廃止は、社会公平性破壊し、国家の内部崩壊を招く亡国の愚策である

 「国家資源の再配分」を名目として大学入学共通テスト廃止を求める意見があるが、私はこの主張に対し断固として反対する。提案者は、共通テストにかかる人的・金銭コストを「無駄」と断じているが、それは教育制度が担う**「社会契約」としての機能**を著しく軽視した暴論である共通テスト廃止は、単なる入試改革にとどまらず、日本社会を「実力主義メリトクラシー)」から身分・金権主義」へと逆行させ、長期的には社会の分断と崩壊を招く危険性を孕んでいる。

1.歴史的試練に耐えた「客観的試験」の意義  そもそも、一律のペーパーテストによる選抜システムは、古代の「科挙」に端を発し、数千年の歴史の試練に耐えてきた人類の知恵である。なぜこのシステム民主主義の世となっても生き残っているのか。それは、これが**「ベストではないが、他のあらゆる方法よりもベター(マシ)」**だからである。  ペーパーテスト以外の選抜方法――例えば書類審査面接独自裁量評価――には、必ず主観恣意性が入り込む。共通テストという「冷徹なまでの客観的指標」があるからこそ、我々は出自や家柄に関わらず、努力の結果のみで評価されるという担保を得ているのである

2. 「各大学個別入試」が招く腐敗のリスク  提案者は「各大学自律的選抜」を美化するが、共通テストという統一基準撤廃すれば、そこには必ず**「金・コネ・家柄・権力」**が入り込む隙間が生まれる。  客観的統一スコアという足切りがなくなれば、大学側は「寄付金多寡」「卒業生の子弟」「有力者の紹介」といった、学力以外の要素で合否を操作することが容易になる。欧米の一部の大学で見られるような、富裕層優遇入試が横行しない保証はどこにもない。共通テストは、こうした不正疑念を未然に防ぐための、国家による「公平性防波堤」として機能しているのである

3.格差固定化社会崩壊への道  もし共通テスト廃止され、学歴ひいては社会地位が「親の経済力社会的影響力」によって左右されるようになれば、どうなるか。それは**「階級固定化」**の完成である。  貧しい家庭に生まれても、勉強して高得点を取れば一流大学へ進み、人生を逆転できる――この「希望」こそが、社会の活力を維持し、不満を抑制する安全である。もし入試が「金で買える地位」になり下がれば、持たざる者努力インセンティブを失い、絶望社会への憎悪へと変わる。  歴史を振り返れば明らかである。極度な格差社会において、階層移動の道が閉ざされた時、社会は内部から腐敗し、最終的には暴動革命によって崩壊する。教育公平性を売り渡して得た予算国防インフラを強化したところで、国民連帯が失われ、内部から崩壊していく国を守ることはできない。

4.結論トップ研究者の投入は「民主主義コストである  トップ研究者が作問に時間を割くことを「リソースの浪費」と批判する向きもあるが、それは誤りである。50万人の若者人生を左右し、将来のリーダーを選別する試験において、一点の曇りもない公平性担保すること以上に重要な「国益」が他にあるだろうか。  極めて厳格な作問プロセスにかかるコストは、社会の公正さを維持し、国民全員がその結果に納得するための**「民主主義必要経費保険料)」**と捉えるべきである

 以上の理由から共通テスト廃止は、日本社会を公正な競争社会から前近代的身分社会へと退行させる危険提案であり、到底容認できるものではない。



テーゼアンチテーゼ妥当評価

どちらの主張も論理構成がしっかりしており、それぞれの視点において「妥当」です。どちらをより支持するかは、読み手が**「国家としての効率競争力(A)」を重視するか、「社会公平性と納得感(B)」**を重視するかによって決まります。それぞれの主張の強みと、議論対立軸を整理します。

Aの主張:「国家戦略的合理性」の視点

【核心】リソース最適化選択と集中

Aの主張は、経営学的・国家戦略的視点に立っています。「サンクコスト埋没費用)」にとらわれず、現代の状況に合わせて制度スクラップ・アンド・ビルドすべきだという論理です。

妥当性が高い点:

コスト効果の指摘: 実際に共通テストの作問や運営にかかる大学教員研究者)の負担は甚大であり、これが日本研究力を削いでいるという指摘は、学術からも長年叫ばれている事実です。

機能不全の指摘: 上位層における「得点圧縮(差がつかない問題)」や、各大学が結局は個別試験を重視している現状を突いており、制度疲労に対する鋭い批判となっています

危機感の共有: 国際情勢やインフラ危機など、具体的な「他にリソースを回すべき場所」を提示しており、現実的危機管理の観点から説得力があります

Bの主張:「社会契約と正義」の視点

【核心】機会の平等担保と腐敗防止

Bの主張は、政治哲学的・社会学的な視点に立っています効率よりも「納得感(Legitimacy)」を重視し、共通テスト社会の分断を防ぐための「装置」として捉えています

妥当性が高い点:

人間心理への洞察: 完全な自由裁量は必ず「コネや金」の介入を招くという、性悪説に基づいたリスク管理の視点は非常に現実的です。

公平性」の定義:テストの内容が良いかいかよりも、「全員が同じ定規で測られる」こと自体価値があるという主張は、大衆社会における不満のガス抜き社会の安定)として強力な説得力を持ちます

最悪の回避: 「ベストでなくともベター」という保守主義的なアプローチは、急激な改革による混乱(格差固定化など)を恐れる層にとって安心感があります

比較結論

この二つの意見は、**「何を犠牲にする覚悟があるか」**という点で対立しています

Aの弱点:共通テスト廃止した後、各大学が本当に「公正」に入試を行えるかどうかの担保がありません。AO入試や推薦入試で「親の経済力文化資本」が有利に働く現状を見ると、完全自由化格差拡大を加速させるリスクがあります

Bの弱点: 「公平性」を守るためのコスト研究時間喪失、莫大な予算)が、国力を衰退させるレベルに達している可能性を過小評価しています。国全体が沈んでしまえば、公平な入試制度だけ残っても意味がないという反論可能です。

どちらがより妥当か?

短期的・実務的な解決を求めるなら A現在日本財政状況や研究力の低下を憂い、「即効性のある改革」を求める立場からは、Aがより妥当に見えます

長期的・社会構造的な安定を求めるなら B社会の分断や信頼の崩壊を防ぎ、「努力すれば報われる」という社会通念(神話であっても)を守る立場からは、Bがより妥当に見えます

個人的分析としては、B(公平性の維持)の主張の方が、現代日本では「最後の砦」として支持されやすいと考えます。Aの言う「リソースの再配分」は正論ですが、入試公平性が崩れた際に失われる「国民勤労意欲」や「社会への信頼」の損失は、計算できないほど巨大だからです。

どちらの視点に関心を持ちましたか? これらを踏まえて、「では、研究者負担を減らしつつ公平性を保つ『第三の案(C)』」(例:CBT化や民間試験活用、あるいはフランスバカロレアのような形式など)について考えてみますか?



ジンテーゼ

AとBの対立構造を解消し、「研究者負担国家コスト)の軽減」と「入試公平性社会契約)の維持」を両立させるための**「第三の案(C)」**を提案します。

現実的な落とし所としては、**「テクノロジーによる効率化」と「運営主体の専門化」**を組み合わせた以下の案が考えられます

案C:専門機関による「CBT・項目反応理論(IRT)」導入と、作問業務の完全外部化

これは、現在のように大学教員手弁当で毎年新作問題を作る「自転車操業」をやめ、**アメリカSAT大学進学適性試験)**のような「通年実施ストック型」の試験へ移行するモデルです。

1. 具体的な仕組み

運営主体の変更(教員解放):大学教員による「入試センター作問委員会」を解散します。代わりに、テスト理論サイコメトリクス)の専門家専任スタッフ雇用した**「国家試験作成専門機関」**を設立します。大学教員は「監修(アドバイザー)」にとどまり、実務からは完全に手を引きます

「一発勝負から「CBT(Computer Based Testing)」へ: 年に一度、全国一斉に紙を配る方式廃止し、テストセンターコンピュータを使って受験する方式します。

「項目反応理論(IRT)」の導入:問題ごとの難易度識別力を統計的に数値化し、「どの問題を組み合わせても、実力を同じ基準で測定できる」システムを作ります。これにより、**「膨大な過去問ストック問題バンク)」**の中からランダムに出題することが可能になり、毎年ゼロから新作問題を作る必要がなくなります

2.メリット(AとBのハイブリッド

【Aの視点コスト負担

研究時間の確保:大学教員が、夏休み隔離や極秘の作問業務から解放され、本来研究教育業務に専念できます

物流コスト減: 50万人分の問題用紙の印刷輸送・保管・警備にかかる莫大な物理コストが激減します。

【Bの視点公平性と安定】

公平性の維持: 「全国統一基準」は残るため、大学ごとの恣意的運用裏口入学など)を防ぐ防波堤としての機能は維持されます

チャンスの拡大: 年に複数回受験可能になれば、「当日の体調不良」などによる運の要素を排除でき、より真の実力を反映した公平な評価可能になります

3.懸念点と対策

初期投資:システム構築に巨額の費用がかかりますが、毎年の運用コスト削減で長期的には回収可能です。

思考力」の測定:選択式のCBTでは深い思考力が測れないという批判がありますが、これは「基礎学力の判定(共通テスト)」と「記述論述大学個別試験)」という役割分担を明確にすることで解決します。

別案:案D(フランスバカロレア」型)

共通テストを「選抜から資格認定」へ変える

もう一つの方向性は、共通テスト役割を「点数を競うもの(1点刻みの選抜)」から、**「大学教育を受ける資格があるかどうかの認証(クオリフィケーション)」**に変えることです。

仕組み:共通テストは「合格/不合格(あるいはA/B/Cの等級)」だけの判定にします。一定水準を超えた生徒には「大学入学資格」を与えます

選抜:難関大学は、この「資格」を持っている生徒の中から独自記述試験面接選抜を行います

効果:テストに「超難問」や「1点の差を分ける精密さ」が不要になるため、作問コストが下がります。また、基礎学力担保公平性)は維持されます

結論現代テクノロジー統計学を用いれば、Bが懸念する「公平性」を犠牲にすることなく、Aが主張する「リソース最適化」を実現する**案C(CBT・IRT化と作問のプロ化)**が、最も現実的かつ建設的な解決であると考えられます

Permalink |記事への反応(0) | 14:52

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大学入学共通テスト廃止と、国家資源の再配分を求める

 現在大学入学共通テストは、高等教育入り口として長年実施されてきました。しかし、制度が抱える問題は大きく、導入当初の目的理念をすでに果たせていないばかりか、国全体の限られた資源を不必要に消費し続けています。私は、共通テスト廃止し、各大学個別入試回帰するべきだと考えます。そして、共通テスト運営にかかる膨大な国費・労力を、国防インフラ整備、技術開発など、日本の将来にとってより重要な分野へ振り向けるべきだと強く主張します。

 そもそも共通テストの起点となったのは、1970年代まで各大学独自に行っていた入試に対する批判でした。当時は、難問・奇問・重箱の隅をつつくような問題が多く、受験生負担が過度であることが社会問題化していました。この反省を踏まえて1979年共通一次試験が導入され、「一律で公平な基準に基づく選抜」を標榜したのが現在制度の原点です。

 しか今日、状況は当時とは大きく異なります大学側の出題能力は向上し、過度な奇問・難問は強く批判される仕組みも整いました。情報公開も進み、各大学独自に適切な学力を測定する環境が整っています。つまり共通テスト導入の前提だった「大学個別試験では公平性が確保できない」という時代では、もはやありません。

 それにもかかわらず共通テストが続けられている最大の問題は、その運営国家的規模のコストがかかり過ぎている点です。作問委員会の設置、全国規模の事務システム試験監督者の確保、会場運営輸送・警備など、膨大な人員予算が毎年投入されています大学教員研究教育に充てるべき時間共通テスト関連業務に奪われ、アカデミックリソースが大きく消費されています。これらの労力と費用は、すでに制度維持のために制度存在するような倒錯した構造を生んでいます

 さらに、共通テスト難関大学選抜機能を十分に果たしていません。高得点層では得点が集中し、いわゆる「得点圧縮」が起こり、学力差を識別できなくなっていますわずかな得点差が合否を左右しているように見えますが、その差は統計的には誤差の範囲であり、選抜試験としての精度は極めて低いと言わざるを得ません。そのため最終的には各大学個別試験学生評価し直しており、共通テストが果たす役割形骸化しています

 こうした状況にもかかわらず共通テストが存続している背景には、模試産業予備校、教材関連企業などの利害構造存在します。共通テストは巨大な市場形成し、制度自体経済圏となっていますしか教育制度国益観点から最適化されるべきであり、既得権的な構造を守るために国費が費やされ続ける現状は、本末転倒と言えます

 私は、共通テスト廃止によって浮く膨大な財政人材リソースを、国としてより重要領域へ再配分するべきだと考えます。激化する国際情勢を踏まえれば国防力の強化は不可欠であり、老朽化が進むインフラへの投資世界的な競争の中心となっている技術革新への研究開発費も緊急に必要です。共通テスト国民の多大な負担を伴う巨大事業であり、その縮小・廃止国家戦略上も合理的判断となるはずです。

 大学入試は、各大学独自実施し、自らの教育理念に基づいて学生選抜する時代へ戻るべきです。これこそが大学自治多様性保障し、教育の質を高める方向性とも合致します。

 以上の理由から共通テスト廃止し、国家資源をより重要な分野へ振り向けることを強く要望する。

Permalink |記事への反応(1) | 13:50

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