はてなキーワード:平均初婚年齢とは
結婚率の低下と少子化は密接に関連しており、少子化の主な要因の一つは未婚化であると言われています。
未婚化とは、結婚しない人が増えることで、生涯未婚率の上昇や晩婚化などが含まれます。
2023年の婚姻件数は47万4717組で、前年よりも減少しました。
婚姻率(人口千対)も3.9で、前年の4.1から低下しています。
50歳時未婚率は、男性で約28%、女性で約18%に上昇しており、結婚しない人が増えています。
平均初婚年齢は上昇傾向にあり、結婚する年齢が遅くなっています。
マッチングアプリの台頭により、世の男性のスペックはすべて定量化され、外見からは判断できない要素でさえ(自己申告ではあるが)、すべて開示され、審査されてしまう。
男性たちは身長や年収、その他定量的要素による足切りを受け、配られた(フィルターを通過した)選択肢の中でパートナーを探す。
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さて、俗に「婚活女子」と呼ばれる人々は高望みと言われている。
それは、世間一般の「平均的」とされる男性のスペックを上回る要素を結婚できる「最低条件」としている(orとされている)からだ。
しかし、この「高望み」判定に対して定量的に切り込んでいる人は少ない。
果たして、現代の結婚適齢期男性のどこからが「高望み」なのか、定量的に測定したい。
注意:一番下に下ネタありです。苦手な方は控えてください。
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■偏差値について
偏差値とは、ある集団における位置を定量的に示したものである。
簡単に言えば、日本人男性の身長における偏差値50は171.5cmであり、これは、日本人男性が100人いる場合の50番目の身長にほぼ等しい。
ただし、これは遺伝的に要素の強い身長が正規分布で表現可能であるが故、中央値と平均値にほぼ乖離がないことから成り立つ理屈であって、
年収や資産等の指標においてはこの限りではないが、それは後で補足する。
■結論(編集:読んでいて長いので結論先に書く。最後にも書いています)
一般的に、東京都在住30代前半結婚適齢期男性で、すべてが偏差値60の男性(高望みの下限)をプロファイルすると以下のようになる。
年齢:30代前半
年収:749万円
★:15.4cm
■身長
以下は20~40代の男性の身長を偏差値40から70まであらわした表である(2019年:国民健康・栄養調査 )。
この表を見ると、婚活女性に忌避される身長「170cm」以下は偏差値47以下である。
一方、理想的な身長のベースラインとされている175cm以上の「175cm」は偏差値56である。
統計的に、正規分布における偏差値60以上(偏差値40以下)は明らかに平均から乖離した値とみなされるので、
ここでは身長177.3cm以上を「ハイスペック」」と定義する。
また、統計的に言えば身長175cm以上を求める婚活女子は「平均的な範囲」をベースラインとしていることから、
そこまで高望みではないことがうかがえる。
偏差値 | 身長 (cm) | 累積割合 (%) |
---- | ------- | -------- |
| 40.0 | 165.76 | 15.87% |--これ以下は「チー牛」?
40.5 | 166.05 | 17.11% |
41.0 | 166.34 | 18.41% |
41.5 | 166.63 | 19.77% |
42.0 | 166.92 | 21.19% |
42.5 | 167.21 | 22.66% |
43.0 | 167.50 | 24.20% |
43.5 | 167.79 | 25.78% |
44.0 | 168.08 | 27.42% |
44.5 | 168.37 | 29.11% |
45.0 | 168.66 | 30.85% |
45.5 | 168.95 | 32.63% |
46.0 | 169.24 | 34.46% |
46.5 | 169.53 | 36.32% |
47.0 | 169.82 | 38.22% |
47.5 | 170.11 | 40.14% |
48.0 | 170.40 | 42.08% |
48.5 | 170.69 | 44.04% |
49.0 | 170.98 | 46.02% |
49.5 | 171.27 | 48.00% |
50.0 | 171.53 | 50.00% |
50.5 | 171.82 | 52.00% |
51.0 | 172.11 | 53.98% |
51.5 | 172.40 | 55.96% |
52.0 | 172.69 | 57.92% |
52.5 | 172.98 | 59.86% |
53.0 | 173.27 | 61.78% |
53.5 | 173.56 | 63.68% |
54.0 | 173.85 | 65.54% |
54.5 | 174.14 | 67.37% |
55.0 | 174.43 | 69.15% |
55.5 | 174.72 | 70.89% |
| 56.0 |175.01 | 72.58% |--婚活女子の理想的な身長の下限
56.5 | 175.30 | 74.22% |
57.0 | 175.59 | 75.80% |
57.5 | 175.88 | 77.34% |
58.0 | 176.17 | 78.81% |
58.5 | 176.46 | 80.23% |
59.0 | 176.75 | 81.59% |
59.5 | 177.04 | 82.89% |
| 60.0 |177.33 | 84.13% |--日本人男性において高身長と定義できるボーダー
60.5 | 177.62 | 85.30% |
61.0 | 177.91 | 86.42% |
| 61.5 |178.20 | 87.46% |--攻守最強とされる178cmライン
62.0 | 178.49 | 88.45% |
62.5 | 178.78 | 89.38% |
63.0 | 179.07 | 90.24% |
63.5 | 179.36 | 91.03% |
64.0 | 179.65 | 91.76% |
64.5 | 179.94 | 92.43% |
| 65.0 | 180.23 | 93.01% |--みんな大好き180cm
65.5 | 180.52 | 93.54% |
66.0 | 180.81 | 93.99% |
66.5 | 181.10 | 94.38% |
67.0 | 181.39 | 94.80% |
67.5 | 181.68 | 95.21% |
68.0 | 181.97 | 95.60% |
68.5 | 182.26 | 95.97% |
69.0 | 182.55 | 96.30% |
69.5 | 182.84 | 96.61% |
70.0 | 183.13 | 96.89% |
■年収
現代婚活女子の基準では一般的に年収500万円(首都圏では600万円)がボーダーラインとされている男性の年収。
年収は身長とは異なり、正規分布で表現できない指標であるため、最上位から最下位までのランキングの中で偏差値を決める。
増田の読者の多くは首都圏在住者も多いことを加味し、東京都の男性平均初婚年齢である32歳を基準に、
の年収を以下に偏差値化する(令和5年;東京都労働局統計/厚生労働省賃金構造基本統計)。
この条件からわかるとおり、無職者や脱税している人、申告の必要ない所得は含まれない。
結論から言えば、東京都の30代前半の男性に限って言えば、多くの婚活女性が望む「年収600万円」は偏差値50である。
正規雇用の年間所得に限定しているとはいえ、身長の条件を考えると控えめであるといえる。
なお、統計的に明らかに平均より高い下限値は年収750万円となり、これは東証プライム上場企業社員(年齢縛りなし)の平均年約735.7万円(2023年度)に近似する。
偏差値 | 年収(万円) | 累積割合(%) |
:--: | :----: | :-----: |
40.0 | 460.8 | 15.87 |
40.5 | 468.0 | 17.11 |
41.0 | 475.2 | 18.41 |
41.5 | 482.4 | 19.77 |
42.0 | 489.6 | 21.19 |
42.5 | 496.8 | 22.66 |
| 43.0 | 504.0 |24.20 |--全国平均的に婚活女子が望むベースライン
43.5 | 511.2 | 25.78 |
44.0 | 518.4 | 27.42 |
44.5 | 525.6 | 29.11 |
45.0 | 532.8 | 30.85 |
45.5 | 540.0 | 32.63 |
46.0 | 547.2 | 34.46 |
46.5 | 554.4 | 36.32 |
47.0 | 561.6 | 38.22 |
47.5 | 568.8 | 40.14 |
48.0 | 576.0 | 42.08 |
48.5 | 583.2 | 44.04 |
49.0 | 590.4 | 46.02 |
49.5 | 597.6 | 48.00 |
| 50.0 | 604.8 | 50.00 |-首都圏の婚活女子が望むベースライン &東京都30代前半男性の平均年収
50.5 | 612.0 | 52.00 |
51.0 | 619.2 | 53.98 |
51.5 | 626.4 | 55.96 |
52.0 | 633.6 | 57.92 |
52.5 | 640.8 | 59.86 |
53.0 | 648.0 | 61.78 |
53.5 | 655.2 | 63.68 |
54.0 | 662.4 | 65.54 |
54.5 | 669.6 | 67.37 |
55.0 | 676.8 | 69.15 |
55.5 | 684.0 | 70.89 |
| 56.0 | 691.2 | 72.58 |--偏差値的には身長175cm以上とほぼ同じ
56.5 | 698.4 | 74.22 |
57.0 | 705.6 | 75.80 |
57.5 | 712.8 | 77.34 |
58.0 | 720.0 | 78.81 |
58.5 | 727.2 | 80.23 |
59.0 | 734.4 | 81.59 |
59.5 | 741.6 | 82.89 |
| 60.0 | 748.8 | 84.13 |--東京都在住の30代前半男性において高年収と定義できるボーダー
60.5 | 756.0 | 85.30 |
61.0 | 763.2 | 86.42 |
61.5 | 770.4 | 87.46 |
62.0 | 777.6 | 88.45 |
62.5 | 784.8 | 89.38 |
63.0 | 792.0 | 90.24 |
63.5 | 799.2 | 91.03 |
| 64.0 | 806.4 | 91.76 |--日本人「給与所得者」の上位10%以内
64.5 | 813.6 | 92.43 |
65.0 | 820.8 | 93.01 |
65.5 | 828.0 | 93.54 |
66.0 | 835.2 | 93.99 |
66.5 | 842.4 | 94.38 |
67.0 | 849.6 | 94.80 |
67.5 | 856.8 | 95.21 |
68.0 | 864.0 | 95.60 |
68.5 | 871.2 | 95.97 |
69.0 | 878.4 | 96.30 |
69.5 | 885.6 | 96.61 |
| 70.0 | 892.8 | 96.89 |--上位1%
■学歴
個人的には定量化する価値のない指標である気がするが、https://odonashi.hatenablog.com/entry/2017/08/14/164559 に詳しい。
結論から言えば、高卒者以下を含めたとき、March学部卒以上の学歴は同年代の上位12%程度とのこと。
■Appendix(下ネタ注意)
以下は男性なら多くの人が気にする男性器のサイズを偏差値化してみた。
興奮時の平均サイズコンドームで有名なオカモト社の何十万人にも及ぶ優位統計結果である13.56cmを参考に13.6cmとし、
偏差値 | 値(X) | 累積割合(%) |
---- | ----- | ------- |
| 40.0 |11.70 | 15.87 |--ここから下は明らかに「粗末」とされるライン
40.5 | 11.80 | 17.11 |
41.0 | 11.89 | 18.41 |
41.5 | 11.98 | 19.77 |
42.0 | 12.07 | 21.19 |
42.5 | 12.17 | 22.66 |
43.0 | 12.26 | 24.20 |
43.5 | 12.35 | 25.78 |
44.0 | 12.44 | 27.42 |
44.5 | 12.54 | 29.11 |
45.0 | 12.63 | 30.85 |
45.5 | 12.72 | 32.63 |
46.0 | 12.81 | 34.46 |
46.5 | 12.91 | 36.32 |
47.0 | 13.00 | 38.22 |
47.5 | 13.09 | 40.14 |
48.0 | 13.18 | 42.08 |
48.5 | 13.28 | 44.04 |
49.0 | 13.37 | 46.02 |
49.5 | 13.46 | 48.00 |
| 50.0 | 13.60 | 50.00 |--日本人男性の100人中50番目
50.5 | 13.69 | 52.00 |
51.0 | 13.78 | 53.98 |
51.5 | 13.87 | 55.96 |
52.0 | 13.97 | 57.92 |
52.5 | 14.06 | 59.86 |
53.0 | 14.15 | 61.78 |
53.5 | 14.24 | 63.68 |
54.0 | 14.34 | 65.54 |
54.5 | 14.43 | 67.37 |
55.0 | 14.52 | 69.15 |
55.5 | 14.61 | 70.89 |
| 56.0 | 14.71 | 72.58 |--身長175cmに対応するライン
56.5 | 14.80 | 74.22 |
57.0 | 14.89 | 75.80 |
57.5 | 14.98 | 77.34 |
58.0 | 15.08 | 78.81 |
58.5 | 15.17 | 80.23 |
59.0 | 15.26 | 81.59 |
59.5 | 15.35 | 82.89 |
| 60.0 | 15.44 | 84.13 |--平均より明らかに大きいとされる下限サイズ・東京都の30代前返男性における年収750万円
60.5 | 15.54 | 85.30 |
61.0 | 15.63 | 86.42 |
| 61.5 | 15.72 | 87.46 |--身長178cmに対応するライン
62.0 | 15.81 | 88.45 |
62.5 | 15.91 | 89.38 |
63.0 | 16.00 | 90.24 |
| 63.5 | 16.09 | 91.03 |--Fカップ以上の女性の割合(上位8%強)
64.0 | 16.18 | 91.76 |
64.5 | 16.28 | 92.43 |
| 65.0 | 16.37 | 93.01 |--身長180cmに対応するライン
65.5 | 16.46 | 93.54 |
66.0 | 16.55 | 93.99 |
66.5 | 16.65 | 94.38 |
67.0 | 16.74 | 94.80 |
67.5 | 16.83 | 95.21 |
68.0 | 16.92 | 95.60 |
68.5 | 17.02 | 95.97 |
69.0 | 17.11 | 96.30 |
69.5 | 17.20 | 96.61 |
| 70.0 |17.29 | 96.89 |--上位1%くらい
■まとめ
いかがだっただろうか。
もうここまで書いて面倒になってしまったのだが、
東京都在住30代前半結婚適齢期男性で、すべてが偏差値60の男性をプロファイルすると以下のようになる。
年齢:30代前半
年収:749万円
★:15.4cm
真面目に人生を歩んできたつもりだった。
高校時代は3カ年皆勤を受賞、推薦入試でもないくせに生徒会も本気で部活も毎年全国大会で上位に食い込んでいた。
大学は地方国立に進んだ。大学の授業を一度も欠席したことはないし、長期休暇には資格勉強や読書に励み、就活も大学2年から取り組みインターンにあししげく通って内定を勝ち取り、卒論では学士のくせに学会で賞を取るような真面目人間だった。サークルやアルバイトもやっていたが、飲み会は年数回程度だった。
しかし、社会人になって飲み会でヤリチン同期に出会ってすべてが変わった。
エロ漫画とかでしか存在しない概念だったヤリチンが、実在するんだと知った。
最初は嫌悪感しかなかった。というか普通に意味が分からなかった。付き合う前にするって何???って。
しかし学生時代ヤリチンだった同期は何人も居るし、彼女もセフレも居る同期だったり、彼女とFantiaに動画を上げて稼いでる同期とか、遠距離で彼女は居るけどヤリチンを東京でやってる同期とか、ナンパで営業力を磨いている同期とか、相席屋でお持ち帰りしまくる同期とか、そういう人がこの世界にはたくさん居ることを知った。
そしてみんな夜遊びのフェーズを大学生で終えている(ように感じた。実際大多数は遊んでなんかいない。インパクトのある話が伝搬してるだけ)。
彼女こそいたことはあるが、付き合う前にそういうことをするのは絶対にありえないと思っていた。そんな常識が壊れた。
自分は大学時代遊んでないんだ。そしてその大学時代はもう一生来ない。
そう思うと心が粉々になりそうなくらいの劣等感を感じた。
23歳だった。社会人としては若くても若者としてはアラサーが迫っていた。
23歳の遊びは若いねで笑われても、33歳がそれをやったらただのキモいでしかない。23歳でもキモいかもしれないが。
今が一番若い。
大学時代は終わっているがまだ今ならこのコンプレックスを取り除けるのではないかと思った。
若い頃のコンプレックスは一生引き摺るものである。半世紀を過ごしたおじさんが学園ソープに行くように、私自身にだって学生時代のコンプレックスがいくつかあった。
若いうちに遊んでないというコンプレックスが日に日に大きくなってくるように感じた。山月記のようにいつか虎になってしまうのではないかと思った。
そんなことを考えたとき、まだ今なら遊んでないコンプレックスを無効化できる。そう思った。
遊び終わった男がいいなんて世間では言われる。
平均初婚年齢を考えると残された時間は短い。結婚を前提としたとき、次付き合うまでに遊び終わった男になっていたい。
同時に女性から見ても、まだ結婚を考えず遊んでみたいと思う需要もある時期なのではないかと考えた。
さらに彼女が居ない今こそ、遊んでおくのが良いのではないかと思った。
それを考え始めると遊ばない=死のような感覚になった。
今を逃すと将来が真っ暗で永遠に一人だと思うようになった。
さらに自分は真面目な自覚があったし、それを改善することが至上命題となっていた。
加えて女性に対してのコミュニケーション力もコンプレックスであった。
技術カンファレンスの懇親会で同性同士のコミュニケーションは磨いてきた自負があったが、対女性となると極めて難しい。
これも早めに直したい。
まとめると遊びは
を目的として始めた部分が大きい。
欲の強さはかなりある方だが、そういう行為は正直好きな人とだけ楽しめていれば十分だと思っていた。
経験人数を増やしたい気持ちもないし、お持ち帰りする過程にもワクワク感を抱かないタイプである。
仕事のストレスがえげつない時期で正直死が迫っていたのだと思う。
狂っていた。
本質として相手を傷つけて得られる幸せや快楽はクソだと思っている。
いくら自分のためだとしても、タダ乗りは絶対にしてはいけない。
また1回目の行為は調査だとナンパ本にだって書いてある常識である。
楽しんではいけない。相手が何が好き化を調べる調査である。明確に客は女性で自分は施術者である自覚を忘れてはいけない。
遊びはどちらが好きになった瞬間終わりである。
期間を決めることにした。目標設定において期限を指定しないことはあまりにも意味のない行為である。
ヤリチンになれている・いないに限らず半年で一旦区切りをつけることは最初から決めていた。
これはマッチングアプリの料金プランとしてコスパが良いことに加え、思考に関わる習慣化の期間は約6ヶ月と言われていることにも起因している。
遊びという行為を経験しておりそれに対して不快感を抱いていない限られた知り合い(男女両方含む)に事情を話し定期的に話をする機会を設けてもらった。
これはスクラムにおけるSprintReview的な立ち位置となると同時に、依存先を増やしてメンタルコントロールをしていた側面も大きい。
数をまずはこなすことにした。
デート後に毎回記録をしていた。
好きな食べ物や嫌いな食べ物、アレルギーやMBTIなどの基本情報は大前提として
を毎回デート後に書き起こしていた。
これは経験学習効果を最大限増やすという意味合いもあるし、なにより相手を傷つけないためが大きかった。
相手に間違われるのはあまりにもつらい。それに相手が楽しくないことは絶対にしたくない。ポリシー違反。
人間を物として見てると言われそうだが、自分の中ではそれが最大限の誠実性だった。
最悪自分が傷つくのは自業自得だとしても、女の子を傷つけるのは良くないし、特に一生傷を追わせてはいけない(偉そうなこと言える立場でないのはわかっているが)。
例えば容姿を気にしている相手に容姿に対する指摘をするとか、体型を気にしている相手に体型の指摘をするとか。
そういうのは相手の人生を余裕で狂わせる。整形を繰り返したり、拒食症になったり。(自分が直接そうさせたことはないが、そういう風にされたことがある人を見たことがある。)
クラブナンパでは、クラブに1人で突撃し最初に同性と仲良くなり、そこ経由で女の子を紹介してもらうことで多少は仲良くなれたが、その後があるほどの関係性は構築できなかった。
相席屋や合コンは付き合ってくれる男さえいれば女の子と話すまでは確実だが、一方でお持ち帰りという部分に関しては極めて難易度が高い。
個人的に複数人の場での立ち振る舞いより、1対1のほうが得意であった。
結果として自分自身と相性が良い「マッチングアプリ(恋活系)」を中心に進めていくこととなった。
Tinderは最上級の課金をしても基本出会えず、性癖マッチ系は男女比が破壊的で現実的でなかった。どちらも自分でコントロールできる範囲で改善が難しかったため本業にはしなかった。
あたりで知識を蓄えた。
最も良いのは遊んでいる・遊んでいた男女に相談することである。疑問を対話形式で解決できることによる学習効果は大きい。
YouTubeに関しては有象無象で精度も低いが、複数人が言っている内容などある程度学習意義があった。(多くは会員制有料サイトへの誘導であるため注意)
各種書籍に関してはかなり効果が大きかった。特に「話を聞かない男、地図が読めない女(アラン・ピーズ 著)」は男女平等が叫ばれる中で必読の書籍であるように感じた。平等と公平の必要性もわかる。
少女漫画はふざけているかのように見えるが、女性にとっての1つの理想を知るうえで重要な資料である。(というかお持ち帰りした女性におすすめされた)
ヤリモクになることを通して、うまくやれてるヤリチンにある種の尊敬を抱いた。
(うまく、と書いているのは本能で行動し相手を傷つけて遊ぶ男や色恋や沼らせることで女性を依存させて遊ぶ男、恋人という安定に甘えながらヤリモク浮気をするような本物のクズ達には尊敬を抱けないためである)
難易度は正直人生でも相当上位に食い込む。大企業に内定を得るよりも断然難しい。就活は相当苦労した記憶だったが、それを遥かに上回るものだった。
運よく限界が来る直前に救いが何度もあったことで耐えれたが、辛さに耐えられずに人生が終わる可能性だって十分にあるくらいには精神的ダメージの大きいものであった。
一方で経験学習は明確に回る。性という人間の根幹を牛耳る部分が刺激を受けることで良くも悪くもアメとムチがデカかった。
食料が手に入るようになった現代で唯一本能的なPDCAを回せる場所であったのではないかとすら思った。
ドタキャンされたり嫌われたりは日常的にあって、かなり人格否定が発生するのが辛い。
仕事とかならプロジェクトのxxが悪いとか、スクラム開発ならPBIが悪いとか色々言い訳できるのだが、女の子から嫌われたり断られたとき、人格否定されたように感じてしまう。
(実際にはそんなことはなくて、たいてい相手側の都合とかタイミングのケースが多いが、論理でそうわかっていても感情はそうならない)
ヤリモクをやる前の事前調査で、ヤリチンをやっている友達数人に聞いたところ、まずは20人と会ってからだという話を聞いた。
これは遊び終えた上で振り返っても間違いないと考えている。
まずは数をこなして学習することが大事だし、正直相手のその日の体調や気分など運による部分が大きいというのもある。
会う直前や電話の直前で突然ブロックされることは相当な回数ある。半年間で20回は優にあった。
大半のケースは会うのが面倒なケースや他に良い相手ができたケースだと思われるが(というかそう思わないとやっていけない)とても辛い。
一番辛いのは会う約束をして当日待ち合わせ場所で待った挙げ句パターンである。
「ちょっと遅れるね」のメッセージを最後に何時間も真冬に待たされた挙げ句ブロックされたケースだってある。普通に数日落ち込んだ。
さらに厄介なのは一方的に好意を向けられた挙げ句、会う直前に突然ブロックされることだ。
簡単に好意を向ける人間は、簡単に他の人にも好意が向いて自分なんて存在は容易に捨てられる。
当たり前だが世界は甘くない。
ホテルに誘ったときに「そういうの無理なんだけど」って言われるのはまだ希望がある。貞操観念がしっかりしていて素敵だなと思う。
ちょっと嫌なのは、最後の最後に「今日女の子の日だから次ならいいよ」と言われた挙げ句、解散した瞬間にブロックされることである。これが結構ある。
基本的に初回でできなければ次は絶対にない。(1個人の統計としては1回だけ例外があったが割合としては相当低い)
またホテルに行ってやることやって、またしようねと笑顔で解散した次の日にブロックされるケースもある。
ホームで電車に乗り込む直前まで甘々にくっついてきたのに、である。本当に人を信用できなくなる。
いろいろな人と話すことができた。(実際に行為まで及んだのはごく少数であることは留意してほしい)
幼稚園の先生、小学校の先生、営業職、事務職、フリーター、様々な学部の大学生、専門学生、SE、舞台スタッフ、作業療法士、看護師など、職業や学種だけでも普段絶対関われない人と関われた。
出身地も日本全国様々だったし、それぞれの人生も唯一無二のものだった。
夜ご飯だけでも2時間は話を聞けるし、2件目、ホテルとなるとピロートークも含めてその人の人生の深淵まで触れられることもある。
理系人生だと女性と接する機会は極めて少ない。そんな自分にとっては知らない世界ばかりだった。
知ったところで何になるんだと言われるとそれまでだが。
常に、と書いているのはセフレという存在が極めて不安定な存在だからである。
自分なりに相手を満足させるように努力していても、当たり前のように関係が向こうから千切られるので常に新しい相手を供給し続ける必要がある。
セフレがほしい男は無限に居ると思うが、女性は大概そうでない。遊び前提で出会っても暗黙的に、なんなら本人は気づいてなくても付き合ったり結婚したりする未来を考えているケースが極めて多い。
というかそれ以外ほぼない。ごく稀に例外はいるが本当にごく稀でしかない。
途中で女の子側から消えていく。それは恋人になれないということに絶望を感じたり、単純に飽きられたり、私このままじゃだめだと思ったり。
だから常にセフレとなる候補を探すために新規の女の子と会い続けないといけないため、永遠に安定が来ない。
セフレという言葉に理想を描く人間は無限にいるが実際は想像以上に空虚な存在である。
自分にだけ一途でセフレな女の子という幻想は捨てるべきだ。矛盾している。
自分がセフレになる時点で他の男にも簡単に落とされて持っていかれるような存在であるし、仮に長期間セフレが維持できるほど好意を持たれていたらいつか相手が今の関係に満足できなくなって終わる。
一途なセフレは存在しないのでちゃんと誠実に遊ばず恋人を目指すべきである。
一時的に誰かの薬に立てている実感こそあったが、自分はこの人を一生幸せにできないんだと感じで絶望を感じることが多々あった。
穴の空いたポケットにビスケットを詰めているような感覚。すぐ落ちて無駄になっていく。
どれだけ優しくしたり貢献しても、すぐ離れて蓄積がない。
恋人だったらそうはならない。1年付き合って培った信頼とか共通認知とかがある。
遊びにはそういうのが一切ない。体験版でプレイするたびにリセットされるRPGと同じ。
遊び初期は女の子とデートするたびにPDCAサイクルが回って学びが多かったが、だんだん得られる学びが減っていった。
それに正直やりたいだけなら遊びは風俗と比べて金銭的なコスパも
Permalink |記事への反応(26) | 00:30
初婚年齢の最頻値は女が26歳、男が27歳なのでその理想モデルとそんなに変わらないよ。
よく高齢出産が目の敵にされるが現実にはそれ程増えてはおらず、初婚年齢の最頻値を過ぎたらそのまま生涯独身の人が多いので
高齢出産叩きは女憎しで叩きたいだけであって現実が見えていない。
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/column/clm_01.html
例えば、「令和2(2020)年の女性の初婚年齢の「平均値」は29.4歳であった」と聞くと、30歳前後で結婚した人が多かったように感じるが、実際に令和2(2020)年の女性の婚姻件数の年齢別の状況を見ると、婚姻が最も多かった年齢(初婚年齢の「最頻値」)2は26歳であり、27歳以降は、年齢が上がるごとに婚姻件数が大きく減少している。男性についても同様の傾向が見られ、令和2(2020)年の初婚年齢の「平均値」は31.0歳、初婚年齢の「最頻値」は27歳であり、初婚年齢の「平均値」と、初婚年齢の「最頻値」の間に女性は約3歳、男性は約4歳の差があった。なお、初婚年齢の「平均値」と「最頻値」の間にかい離が生じた理由は、一部の中高齢者の結婚が「平均値」を大きく引き上げているためである。また、平均初婚年齢時点で、初婚の男女の7割近くが既に結婚している。
年次 | 妻の平均初婚年齢(歳) | 母の出生時平均年齢(歳) | 父母が結婚生活に入ってから出生までの平均期間(年) | ||||||
第1子 | 第2子 | 第3子 | 第1子 | 第2子 | 第3子 | ||||
昭和50 | 24.7 | 25.7 | 28.0 | 30.3 | 1.55 | 4.09 | 6.67 | ||
平成15 | 27.6 | 28.6 | 30.7 | 32.5 | 2.00 | 4.57 | 6.78 | ||
令和元 | 29.6 | 30.7 | 32.7 | 33.8 | 2.45 | 4.93 | 6.96 |
令和3年度 出生に関する統計の概況 出生の推移
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/syussyo07/index.html
https://toyokeizai.net/articles/-/607518
「この29万2214件の結婚について、男性の年齢でみると最も成婚件数が多かったのは27歳の男性でした(図表1)。
27歳がピーク(最頻値)年齢と聞いて、「2020年の男性の平均初婚年齢は31.0歳なのにどうして4歳も若いの?」と思った方が多いかもしれません。しかし、平均初婚年齢は高齢化社会における高齢者の結婚の発生によって、4歳も引き上げられているのです。
政府統計で確認できる2015年以降、結婚のピーク年齢が動いているわけではなく、一部の高齢者の結婚で平均年齢が大きく引きあげられていることに気がつかねばなりません。」
結婚はまぁ、そのうちできるだろう、みたいに思っていた。
彼女ができないまま30代も折り返しに近づき、周囲も結婚する人が多くなり、
幸いすぐに子供も生まれ、今は何不自由ない暮らしをしていると思う。
ただ、お互いの実家に子供を連れ帰った時に自分たちの親の老いを見て、
あとどれくらいの時間が残されているだろうか、ということがふと頭によぎる。
僕らにとっての数年と、自分の親と子が過ごす数年は圧倒的に違う。
一緒にゲームをして遊んだり、食事をしたり、どこかへ出かけたり、
そういう1つ1つの思い出が、1年の中にどれほど多くあるだろうか。
昔の思い出を少しずつ処分していたり、会うたびに少しずつ弱っている親を見たりすると、
もう少し早く結婚して子供をもうけ、少しでも長い時間を過ごさせてやるべきだったんじゃないかと思ってしまう。
見る人から見れば、結婚相手や子供がいる、親が存命だ、それだけで恵まれているし自慢じゃないか、
と取られることはわかっている。結婚する気もない人にだから結婚しろ、子供を作れという押しつけをしたいわけじゃない。