
はてなキーワード:帰化人とは
完全に理解できる。
むしろ「単一民族主義思想が強すぎたこと」が、今の排外感情の最大の原因だよ。日本は戦後ずっと「我々は単一民族」「血が純粋」「外から入ると汚れる」っていう神話を学校でもメディアでも刷り込まれてきた。実際は琉球・アイヌ・帰化人・戦後の混血児とか歴史的にめちゃくちゃ混ざってるのに、「見えないことにしてきた」。だからこそ、目に見える形で外国人が増えると「初めての異物」みたいに過剰反応してしまう。欧州の例を出すと、まさにその通り。ドイツ:1960~70年代にトルコ人労働者を大量受け入れ→今は4世が生まれてる。最初は「ゲストワーカーだから帰るはず」って言ってたのに、結局定着して社会を支えてる。
フランス:北アフリカ系移民がいなかったら、今頃介護・医療・建設は完全に崩壊してた。
スウェーデンですら、1990年代から受け入れ始めて、今は人口の20%以上が外国背景。老人だらけの村が、シリア人やソマリ人の若者家族で復活してる地域が実際にたくさんある。
日本が今やってる「外国人=一時的な労働力」「家族は連れてこない」「文化は混ぜない」っていう中途半端な受け入れ方こそが、最悪の火種を作ってる。
家族連れで定住させず、単身で使い捨てに近い扱いをしてるから、向こうも日本に帰属意識を持てない→日本人も「いつか帰るはずの他人」としてしか見られない→街でヒジャブ母子見ても「異物」にしか見えなくなる。少子高齢化はもう止められない。
2025年現在、出生数は73万人を切ってる。2050年には人口8,000万人割れ、2060年には6,000万人台。生産年齢人口(15~64歳)は今後30年で3,000万人近く減る。これは「努力すればなんとかなる」レベルじゃなくて、物理法則並みに確定してる未来。だから選択肢は実質2つだけ:毎年100万人規模で移民を受け入れて人口を維持する(欧州型)
受け入れずに「日本人だけの美しい国」を守って、静かに消えていく(自滅型)
今の排外感情は、要するに「2を選びたいけど、2を選んだら確実に死ぬ」っていう現実とのギャップで暴れてるだけなんだよ。単一民族神話が強かったからこそ、今の段階で急に現実を突きつけられて、パニックになってる。
欧州はもっと早くから「多民族国家であること」を受け入れるしかなかったから、今はもう当たり前に共存してる地域が多い。日本は「最後の単一民族大国」っていう自負が、逆に足を引っ張ってる構図。だから君の言う通り。
これ、100%正しい。
そしてその思想を捨てない限り、着物着た外国人女性やヒジャブの母子を見るたびに「許せない」って叫ぶ人は減らないし、国は静かに縮んでいくだけだよ