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はてなキーワード:帝王学とは

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2025-06-20

身内が不祥事を起こしたときに、そいつを切り捨てるようじゃ、その集団は終わり。

歴史証明している。 

帝王学がたりねえんだよ。

デカくなったんだから仁徳を持たねえとさ。

 

Permalink |記事への反応(0) | 13:50

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2025-05-28

帝王学を学べる本ってなんだろう。

から学ぶ物ではないかもだけど、とりあえず貞観政要は読んだ。

Permalink |記事への反応(0) | 22:29

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2025-05-25

anond:20250525003730

まず初めに、君の言葉から感じられるのは「絶望」ではなく「甘え」だ。

人間が優秀である必要がなくなった」だと?君がその結論に飛びついた背景には、自分自身努力が報われないことへの自己放尿的な逃避があるようにしか見えん。

君のように「勤勉な秀才は出てこない」と言い切る態度は、もはや思考停止の粋に達している。

AI進歩しようが、制度が変わろうが、「優秀さ」は時代によって形を変えるだけで、絶対的必要性は不変だ。

しろ情報過多・選択肢過剰の現代においては、冷静な判断力批判的思考・粘り強さといった勤勉さに裏打ちされた知性が今まで以上に価値を持っている。

それに、帝王学や拘り天才型の教育だけを推奨するなら、君は社会全体を分断するエリート主義容認しているに等しい。

人は生まれながらに天才であるわけではない。勤勉によって初めて才能が形になる。この基本を放棄することは、民主的な知の継承を断絶することに他ならない。

もう一度言おう。「優秀さ」がいらないのではない。君がそれを目指すことを諦めた理由を、勝手時代のせいにしてるだけだ。

そして最後に言っておく。

君の中にまだ「真理を追いかけたい」という一縷の知的誠実さが残っているのなら、この無気力世界観から立ち上がる力が、必ずあるはずだ。

誰にでも帰れる場所はある。自己放尿で終わるな。真理に向かって立て。

Permalink |記事への反応(0) | 00:43

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anond:20250524225851

人間が優秀である必要がなくなってしまったし

勤勉な秀才型の優秀な人材はもう出てこないんじゃないか

皇族王族が受ける帝王学みたいな感じの教育

将棋とか魚とか拘り天才型の教育だけあればいい

Permalink |記事への反応(1) | 00:37

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2025-03-23

anond:20250323103640

エアプ

でなきゃその「上級旅行」は実は3年に1回ぐらい近場にしか行ってないかどっちか

年収2千万人口比で言えば上位0.5%かもしれないけど、

ビジネスファーストクラス飛行機乗って、高級ホテルスイートルームに泊まるという一連の流れを年に何回か繰り返す

自分収入だけじゃ不可能だよ

 

ファーストクラスって1回乗るだけで正規料金だと年収2千万の月の手取り8割ぐらい飛ぶんだぞ

あと帝王学単語意味調べとけ

 

Permalink |記事への反応(0) | 11:05

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2025-03-15

「三代目は財産を当たり前のものと思い、使い果たしてしまうから三代で潰れる」は大嘘

俺は三代目だが「財産が当たり前だと思って生きてる」のは完全に二代目

まり俺の父親だった

15年働いた会社退職して会社を継ぐために実家工務店に入って1から勉強しているのだが

会社の売上が下がっているのにいつまでも数値化できない精神的なことばかり夢中になる父親を見る毎日にこっちの精神がやられそうだ

俺の祖父は時の運もあったかもしれないが社長になるだけの器はあったと思う

だが父は祖父のやり方とも精神性とも違う生き方をしているのに俺に自分の考え方を押し付けている、押し付けれると思っている

まれから大事にされて育った父と比べて俺は父親勝手に生きているせいで母親からストレスのはけ口にされて生きてきた

従業員生活がかかっているからと残りの人生を使うつもりで入社して現状をリアルに知って半ば絶望気味だ

父親自分意見絶対だと信じて疑わないし人の話に聞く耳を持たない

ホウレンソウ相談は無理でソウがない、レンも全く連絡が取れないときが多く危うい、ホウも結論からわず精神的な話ばかりして意味不明

社会的な常識は、自社の常識の外に世の中の常識があることを意識することを示すのだが自社の常識しか生きてない

おかげで優秀で逆らうやつはクビにされていき、社内には典型的イエスマン自分が強く言えない祖父の代の社員しか残ってない

明らかに祖父の代と2代目の社員気質が違うので、それだけで1代目の経営と2代目のそれが違うことが分かる

そもそも起業して社長になって成功しても帝王学など身に着けていないのだから甘やかされた2代目がこうなるなんて火を見るより明らかだろう

なぜ3代目にして会社がつぶれるのか?というと単純に2代目で傾きかけた会社が3代目までもたないからだ

3代目が無能でも2代目が会社をまともに経営してたら1代で簡単につぶれるけがない

既に2代目から経営が傾きだすから3代目にして潰れるということを現実に教えてもらった

俺はこの2代目をなんとか今の時代の考え方に矯正するか、

それは100%無理だから諦めて見えない範囲努力するか、

なんとかして早く死んでもらうように合法的な逆健康法を教えていく必要がある

身内じゃなければさっさとやめるような会社を身内の醜態毎日目の前で見ながら社員に気を使って仕事を教えてもらいながら生きる

こんなのやらされた3代目は継がずに辞めて会社もつぶれる、ごく当たり前のことだろ

それをさも「3代目が無能から潰れる」みたいなのもバカな2代目が広めたんだろうな

悪いことは言わないか実家を継ぐかどうか判断する前に一度手伝いでもなんでもいいから中身を見とけ

道理で俺が前職辞める前に手伝いするのを嫌がったわけだよ、バカでも薄っすらとした自覚はあるんだな

Permalink |記事への反応(0) | 23:48

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2025-03-06

斎藤元彦の誤った帝王学

彼は多分帝王学を学んだんだと思う…新書とか自己啓発本とかそんな感じで。

トランプと一緒なんだよ。謝ったら負けって教えこまれてた。

そのうち謝罪要求をする相手はなにも言わなくなる。

となればいいんだけど、1人対数億人だろう。通用するわけもない。

そもそも周囲にしていることは帝王学でもなんでもないパワハラなので成果がでるわけもないし。

自分問題と思わばければ問題にはならない」っていう教えを信じてるんだろうけど、それは自分しか通じない。

彼の言葉や目は日に日に虚ろになっていくが、帝王学もやべーときは虚ろになれ、みたいなことを言う。でもこれも自分はいいけど相手はたまったもんじゃない。

おそらくこのあと斎藤は「このひどい体験自分人間力として売り出す」帝王学コースを目指すのだろうけど、彼の人間力はパワー・ハラスメントという形で十分認識されたのでそれ以上もない。

それに斎藤帝王学重要なところが抜け落ちている。

組織は「人」であるということだ。帝王学はまず人に尽くせ、感謝しろと言ってるだろうに。

Permalink |記事への反応(0) | 03:44

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2025-01-21

アクティビスト田端さん&企業コンプライアンスについての一考察

あるタレント不祥事に関する報道や、その余波を観察していて

企業世論をつなぐ、という点における田端信太郎さんのコミュニケーション能力について考えていました。



私自身、清濁併せ呑む覚悟起業をした経験があり、スタートアップ世界で知り合った方々の中には上場をしたりして公的経営者ステージを移した人もいます

一方で、まだ日の目を見ていないだけの不祥事が常に身近にあります


一応は民主主義であり、インターネット等が伸び続けている今ではきっと不祥事はもう隠すことはできないのだろう、と思うのです。

どうせ隠せないのであれば、どうやって不時着させるのかを考える方向で力を使うのが次善の策でしょう。

不祥事を起こしてしまった企業田端信太郎さんに火消し戦略を任せていればもう少しきれいに着地できていただろう。~

もちろん、そもそも不祥事を起こさないということが第一原則であることは言うまでもありませんが、今も世界の何処かで不祥事は既に隠されているのです。

どうせ負けるならば、きれいに負けさせてくれる人に撤退戦戦略をお願いした方がいいのではないか

そんな事を考えながら、色々と書き綴っていたらうっかり8,000文字を超える原稿ができてしまいました。

自分語りがなるべく出ないように気をつけましたが、シンプル一言で言い切る力が欠如していたため、歴史の話や別の方のブログ記事の話に派生してしまいました。

誰かと話し合いたいですが、皆それぞれ立場が違うと業界内では話せないこともあるため、生まれてきた文章の供養も兼ねて、ここに投稿させてください。

もし最後まで読んでくれる人がいたら嬉しいですが、長いです。

ぜひ端折って読んでください。


それでは。


~昨今の企業コンプライアンスについて、弱小起業家が考えたこと~

10年以上前はてなブログで、ある起業家の方がリクルートホールディングス代表取締役社長CEO木場久征さんの発言を紹介した記事がある。

世界は落下している、という一見ポエミーに見えるタイトル

しかし、ここで語られている内容は今まさに湾岸で起きている革命本質をついているようではないか

記事によれば、



世界は、落下してるんだ」

本来あるべき方向に向かって、世界は凄い勢いで落下してるんだ」

「色んな既得権益持った人たちが抵抗勢力になって邪魔するんだけど、それは重力に逆らうようなもので、あんまり意味ないんだよ だって世界が落っこちていくスピードの方が圧倒的に早いから」

「だからさ、その落下する方向を俺たちは見定めて先に落下してくべきなんだよ」

だってどうせ落下してくんだからさ 先に向かった方が絶対いいんだよ」

「俺たちがやらなくたって誰かがやるぜ?だってそもそも落下してるんだから

どうも、海沿いの特徴的な建物がおぼろげながら浮かんでこないだろうか。



湾岸インターネットを主戦場とする現在の状況について考えてみよう。

重力に逆らって世界の落下に抵抗している勢力は勿論オールドメディア権力者の諸兄のことだろう。



千万円の口止め料もとい解決金を支払ったと報道された国民タレントの方も当然権力者側だ。(報道をされたこ自体事実だ。ただし、中身が正しいのかは当事者以外はわからない。念の為



過去の栄光を踏まれれば、とんでもない落下だ。ただし彼の凋落ですらイントロに過ぎず、週刊誌が、影響力のあるインフルエンサー経営者の皆さんが、あるいは匿名事件情報拡散するXアカウントが、日夜を問わず権力側の秘密に切り込んでいる。

おそらく先の報道には直接関係がないが、権力者側として同一視されている人物やその関係者の秘密まで芋づる式に暴露されている。

きっと今は芸能人を叩くのが最も効率よく注目を集める方法なのだ






一方で、どうせ落下している世界へ向かっていち早く進んでいる人は誰なのか。

わざわざ人目につくことなく、こっそりと先に進んでいる方はおそらく少なくないだろう。

そして当然ながら私ごときではひっそりと先に進んでいる方が誰か知る事はできていない。

インターネット上に出ている情報だけで判断できる、落下後の世界を見据えて先に動いている人は誰なのか。



私見で恐縮だが、田端信太郎さんと堀江貴文さんを挙げさせていただきたい。

まず2名に共通することがある。

田端さんも堀江さんも、不祥事について週刊誌報道された上場会社の株を空売りするのではなく購入している。

~以下、週刊誌報道週刊誌批判する経営者についてなどかなり長い前向きを書いているので、端折る場合は読み飛ばしていただいて構わない。~



昨今、修羅世界と化したXでは日々どこの誰かもわからない経営者不祥事が暴かれている。

本来家庭の問題である不倫や、実際には被害届受理されていないような刑事事件疑惑ですら大衆による私刑の口実となってしま時代である


そうした時代であるからか、週刊誌のもの批判されることも珍しくない。


事実週刊誌揶揄する発言をする経営者の方は少なくない。

大概、批判する場合方向性は3通りだ。

1. 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ、という指摘

2.報道恣意的事実確認が甘い、という指摘

3.週刊誌のせいで、大衆レイプ的な私刑に遭う、という指摘


1と2については、概ね正義があるように思える。(特に2については、おそらく大問題だ)

ただし1については言うだけ虚しい指摘でもある。

無責任大衆、とりわけ取るべき責任を取ることができない無敵の人に、責任をとれといっても話は永遠に平行線だ。


3についても、一見筋は通っているように聞こえる。ただし私の見聞きする範囲に限った話では、3の方向性批判している経営者の方が「絶対に人に知られたくない弱み」を抱えた人物である傾向があるように思える。



あくま比喩であり誇張した表現ではあるが、「自分レイプした事実週刊誌暴露されたせいでレイプ的な私刑に遭う可能性に怒っている人間」を前にしたときに、私たちがすべきことは週刊誌への批判に付き合うことではなく、出頭を勧めることであるはずだ。対照が人ではなく法人であり、特に上場企業であれば不祥事はしっかり公開するのが基本であり王道である


また邪悪ではない方も3の論調になることがあるが、それはそれで無邪気すぎるか現実が見えていないと言わざるを得ない。

~まだ前置きが続いています。もう少し飛ばしていただいて構いませんが以下は読んでおくとわかりやすいかも知れません。~

経営者の皆様が大好きなキングダムで描かれるような絶対権力者帝王時代は、既に移り変わっている。

民主主義も、インターネットも、権力分散する世界の落下であると言えるだろう。


権力分散が、権力の集中よりも安全だろうが、一方で数多くの小帝王を生じうる(意訳)という問題については山本七平さんの‘帝王学「貞観政要」の読み方’という著作の端書きをご参照いただきたい。


(以下、引用です。日経新聞社の方、問題があればご指摘いただければ削除します。)


複雑な現代社会ではあらゆる所に「生殺与奪」の権を握る公的なないしは私的権力もつ帝王を生じうる。人事権、許認可権、それにまつわる賄賂や情実、それらが新聞記事などになると私はときどき、「ウーム、こういう人のもつ権力は、行使しうる範囲が昔の帝王より狭いというだけで、その権力の強さは昔の帝王以上かも知れないな」と思わざるを得ない。


上記文章1983年に紡がれたものである

同じく皆様大好き鬼滅の刃で冨岡義勇が生殺与奪の権を他人に握らせるなと主人公一喝するのが33年後の2016年だと考えると、どれほど早くに書かれた文章か実感いただけるだろう。

尚、この文章現代で最も大きな権力を握っているのは「大衆」かも知れない。という論調で続いていく。

群集心理に則り、責任を追わないで済む人間が自制心を失うこと。自制心を失った大衆権力を握り帝王になってしまうと、人類史上最大の暴君を生むのではないか、という危惧今日を生きる人間ですら目を背けている問題であるように思う。

山本七平さんの世の中を見渡す力が、私達より優れていることに疑いはない。

しか33年前、すでに誰かが知っていたこであるのも事実だ。

1.撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ、という指摘

2.報道恣意的事実確認が甘い、という指摘

3.週刊誌のせいで、大衆レイプ的な私刑に遭う、という指摘

先の引用だけでも1と3の指摘が不十分である、ということわかるはずだ。(というか、わかってほしい。)

権力分散時代に生きていなかったら、起業家にも経営者にもなれていないかも知れないと我が身を振り返るくらいの想像力を持っていたいし持っていてほしい。権力もつ人には、特にそうあってほしい。市民感覚共感するかはさておき、上記のような想像料が欠けている方は突破力に優れる場合はある一方で、コンプライアンス問題で一発退場となるリスクも持っているだろう。

不倫などは勝手にしてくれれば結構個人的には考えるが、そもそも最初からやらなければいいのに、という話でしかない。仮にやってしまったのであれば、謝るべき相手にしっかり謝るしかない。隠すから余計ややこしくなり、隠すから週刊誌の格好のネタになってしまう。


~読み飛ばしていただいた方、ここで本筋に戻ってきます。~


だいぶ前置きが長くなってしまったが、このようなバランス感覚に優れているのが田端信太郎さんであり、堀江貴文さんであるように思うのだ。

念の為補足だが、私は二人と私的関係にはない。当然に、仮に匿名でなかったとしても共通の知人こそ大量にいてもお二人は私のことを知らない。それくらい実力差がある筆者であることを許していただけるなら、この後も読んでいただけると嬉しい。


X上でアクティビスト投資家というイメージを固めつつある、田端信太郎さんを過去のいわゆる総会屋と重ね合わせて批判する論調も極稀に確認してはいる。

総会屋企業利益供与を求める行為は「利益供与要求罪」と呼ばれ、会社法禁止されていることも疑いの余地はない。

だが、当然田端信太郎さんがこのことを知らないわけもない。

また当然、やるはずもなければ必要もない。


時に激しいレスバを見ると、田端さんの発言の強さだけを切り取って反論する人間が生まれることも理解はできるのだが、少なくともインターネット上で田端さんが誰かに利益供与を求めている場面を見たことがある人はいないのではないか。(あるいは、見たことはあっても非インターネット的な人間関係を前提としたお笑いネタなのではないか)。


今回の騒動においても、不祥事を隠している会社の株を買っているだけなのである

売っているのではなく、買っているのだ。

極論、株では「安く買って高く売る」しか儲ける方法はない。

空売りもその意味においては「高く売っておいて、後で安く買う。その間は人に株を借りる」だけのことである

業務上、知り得た企業の非公開情報を使って売買をすれば当然ルール違反だろうが、今回もおそらく不祥事週刊誌報道で知ってから株を購入しているように見える。


また、影響力をもつ田端さん自身田端さんの周囲の人たちが「株を買う」事自体ニュースにして、株価釣り上げて株を売り抜けていれば問題があるが、これも当然田端さんがご存知でないはずがない。(ネット上の買い煽りアカウントが捕まらないのは、本人が実は株を持っていないということもあるのだとか)。



価値がある(あるいは時間をかければ価値が増える)ものを先回りして見抜き、買う。

この極めて単純かつ本質的なことを実行しているだけにしか見えない。

正しいことを正しい、と言うだけ。

間違っていることを間違っている、と言うだけ。

正しいか、間違っているのか、必ずしも断定できないときには疑問を投げかけるだけ。

人が言いたくないことや、空気を読んで言わないことであっても、言っていいことは言うだけ。

一方で、言ってはいけないことは言わないだけ。


すべて、秘密でもなんでもない、誰でも一度はどこかで学んでいる話だ。

知識よりもその運用が難しく、当たり前を当たり前に実行してきたからこそ田端さんのここまでのキャリアがあるのだろうと想像している。


このバランス感覚もつ過程で、大半の人は撃たれる覚悟がないから撃たないという判断になる傾向があると思う。田端さんも当然そんな事はわかっていて、前線で発信をし続けているのだろう。



堀江貴文さんに至っては、テレビ局を買収するという前代未聞の挑戦をしたのがもう既に20年も前のことである

30代の筆者にとっては、学生時代に見ていたニュースの中心にいた当時の堀江さんの年齢が32歳だということが衝撃だ。

先に登場させていただいたリクルートホールディングスの出木場さん(現在49歳)の世界は落下しているという話も既に15年ほど前の話だとすると、自分と対して年齢の変わらなかった当時の先人たちのレベルの高さには恐れ入る。




先見の明ありすである

ただしこれはこれで、問題なのかも知れない。

先見の明ありすぎる人間が描いている未来(あるいは現実)を一般大衆理解できないのだ。

理解できないからこそ、権力者が巧みに世論を動かしてしまえば挑戦者は負けてしまうのかもしれない。

既に世論の後押しを得ている(あるいはかつて得ていた)から既得権益なのだ





20年前に堀江さんがテレビ局を買っていれば(あるいは、買えていれば)、おそらく国民タレント凋落は見なくて済んだと思う。

知りたくもない他人性癖想像しなくて済んだはずだし、きっと被害者とされる人が逆に貶められるような論調になることもなかったはずだし、数万字に及ぶエッセイも書かなくてよかったに違いない。

あるいは、その創作力を別の形で使えていたに違いない。



私が起業する時に、周囲の人間に「堀江さんみたいになってしまうから危険だ」と言われることもきっとなかっただろう。

当時このような心配をいただいた方々には敢えて直接連絡することもないが今ここで答え合わせをさせていただきたい。



私は一切堀江貴文さんのようにはなっていない。

それは単純にレベルが違うからである。誰もが太刀打ちできない権力者に32歳で挑むことは少なくともできなかったし、そんなチャンスも可能性も先見性も度胸もなかった。

今では逆に長年土俵際で耐えているだけの私を見た祖母に「堀江さんも復活しているのだからあなた時間をかけて焦らず頑張りなさい」と励まされる始末だ。

あなたはどちらかと言えば堀江さん側ではなく、女性を献上する側になってしまいそうだから、そういうことをやっているなら今すぐやめなさい。ビジネスマンはお座敷でも真剣勝負だけど、まずは仕事での貢献が第一前提だよ」と笑いながら祖母に言われてしまレベルであることも付け加えておく。


生身の堀江さんをお見かけして、余計に自分との距離を感じてしまっている限界起業家の私としては、なぜあそこまで優秀な堀江さんが一人で勝手成功する道を選ばないのか不思議だ。



正しいことは、正しいと言うべきだけども、言わなくても生きていける。

間違っていることを間違っている、と言うべきだけど、言わなくても生きていける。



世界が落下している、と堀江さんは言わないかも知れないが。きっと在るべき姿や向かうべき未来はきっと浮かんでいるだろう。

わざわざ未来の話をしても、変化を嫌う既得権益側の方々に目をつけられて反感を買うだけだ。反感を買うだけならまだいい。実害もあるはずだし、それでも人目につく場所発言をしているのはなぜなのだろう、と自分よりも遥かにレベルの高い人の思考を辿っても辿れるわけがないのだが、一つだけ仮説がある。




堀江貴文さんは、めちゃくちゃ優しい人なのではないか

考えなくてもいい、人の気持ちをわざわざ考えたりはしないかもしれないけど、聡明な方だからどうしても気がついてしまうのではないか

無責任大衆にもかまってあげる必要義理もないのだが、かまってあげるのが不思議だった。

無敵の人に対してわざわざ「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」というようなことはしないが、無視もしない。

こじつけかもしれないが、「撃っていい覚悟を本当にするのは大変だよ」ということを見せてくれているのではないかルルーシュのように「だからそもそもつべきではなかった」と諦めるわけでもなく、戦うべきときがあれば既得権益相手であってもまた闘ってくれるのではないか

堀江さんが見た未来が、今の状況とは違ったはずだということはわかる。

時代が追いつくのに20年もかかってしまった。

一人の人間人生基準に見れば。20年というときはあまりにも長い。


ただ、大衆が変わるには時間がかかるのだろう。

地球生命、その中の一つのジャンルしかない人類進化スピードを考えれば

Permalink |記事への反応(1) | 22:22

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2025-01-07

anond:20250105142918

アッシュ能力の後付けが酷すぎて(吉田秋生が後半筆滑りすぎた感ある)読んでて萎え

最初インテリステゴロも得意なストリートチルドレンボスぐらいの扱いだったのに

話が進むにつれて「SWAT並みのシューティング能力を持ってます」「IQ180あります」「コルシカマフィアボス帝王学叩き込まれます」「世界一腕の立つ殺し屋からエリート戦闘教育受けてます」「北斗神拳使えます」って能力盛り盛りに盛られて、最終的に快楽殺人鬼が集まる凄腕無国籍傭兵集団相手無双してんの萎え萎えでしたわ

だってさ、ちゃん最初から話追ってる読者からしたら「お前そんなに強かったならスキップ連れ去られる前にバー暴動鎮圧てきたよな……?」「お前そんなに強くてそんなに頭良かったなら英二の身体能力の高さを考慮した上でショーターの膝撃ち抜いて運動機能奪って徒手格闘でその場にいる月龍達鎮圧できたよな……?」ってなってしまうわけよ

アッシュ吉田秋生の前作『吉祥天女』の「小夜子」の系譜で、言わば男版の小夜子を作り上げたアプローチはとても良かったんだけど、

小夜子は「女」っていう肉体的ディスアドバンテージ考慮した上で立ち回ってたが、アッシュは男故にそのアドバンテージ考慮される事なく、ただただ「線が細いけど恐ろしい程鍛え込まれ身体」でゴロツキから屈強な元軍人までステゴロで殺せるフィジカルエリートになってしまったのはとても残念だった

最初からある程度設定ブレなきゃもっと楽しめたのにと思う

完全に余談だけど、吉田秋生舞台日本にしたほうがやっぱ面白い

海街diary詩歌川百景も読もうぜ

ん?YASHA……?イヴの眠り……?一体お前は何の話をしているんだ……?

Permalink |記事への反応(1) | 09:12

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2024-11-26

『冠を持つ神の手』史上最も重要なエンド11

リメイクが決まった15年前のゲーム『冠を持つ神の手』。

大まかにはこういう設定だ

国王は、オデコに生まれつき緑色に光るアザを持って生まれた者が血筋関係なく就く。

・アザは神が授けたものだとされ、アザ持ちは実際、あらゆる天賦に恵まれた傑物に育つ。

現国王は、祖父も甥もアザ持ちの、神に愛された一族に生まれた。14歳の甥が15歳になり成人したら譲位する段取り

主人公辺境の村で育ち王制度をよく知らなかったが、実はアザ持ちで、史上初の「同時代に生まれた次の王候補」で、王都連行される。

・初期は全能力ゼロの薄汚い文盲主人公でも、ときメモみたいにパラメーター上げていけばもう一人の王候補者に勝って次の王になれる。

・無性別で生まれて15歳で成人したら性別が生えてくる種族で、14歳主人公は男女どちらとも恋ができて最終日に成人して結ばれることができる。同性愛は禁じられている。

愛情エンドの他、友情憎悪・裏切・殺害などのエンドもある。


サニャ愛情A(メイド王妃エンド)

サニャは16歳女性王城へ引っ張り出され戸惑う主人公の世話係になったメイドさんだ。

田舎者主人公が気後れしないよう、サニャも田舎出身そばかすのある純朴な子で、敬語が下手くそドジっ子だ。

ときメモなど世のギャルゲー乙女ゲーでは、大抵主人公パラメーターを上げれば上げるほどキャラの好感を稼げる。

しかしサニャは、主人公が才覚を見せるとビビって去ってしまう。

主人公が取り柄のないぼんくらな時は、田舎者同士としてのほのぼの恋愛をやってくれるが、

頭角を現すと「立場をわきまえず申し訳なかったです」と、身を引く。

ろくな教育を受けず文字の読み書きすら不得手なサニャは、主人公が成長すると気後れしてしまう。

ちょっと優秀」ぐらいの能力に抑えて王以外の一般職に就いて結婚するか、王になった上でサニャには日陰者の愛人になってもらうかのエンドの方が簡単だ。

サニャを王妃にするのは非常に難しい。だからこそ達成できた際の満足感が大きくドラマチックだ。

ヴァイル憎悪B(ヤンデレ監禁エンド)

ヴァイルはもう一人の王候補者で、帝王学を学んできた正当な後継者であり、まだ14歳の無性別

成人したら男になると宣言しているが、主人公恋愛関係になった場合主人公が男になると合わせて女になってくれる。主人公が女になれば、当初の望み通り男になる。

「無邪気な男児」っぽい振る舞いを意識的にしつつも、特殊立場に生まれいたことで厭世的な部分を持つヴァイルは、主人公と関わらない多くのエンドでは「一族は彼にて断絶した」と表記され、誰とも結ばれずに敢えて「王が多く生まれ家系」を途絶えさせたことがわかる。

何故か、憎悪監禁エンドにおいても「断絶した」の表記はなく、また通常は男性になっているところを憎悪エンドでも主人公性別に合わせてくるので、男女どちらにせよ主人公に子作りを強いているようだ。

ヴァイルは主人公と一度恋愛関係になった上で、主人公にある行動を起こされ地雷を踏まれると愛情が反転して憎悪に変わり、他にいろいろ条件が重なると、王位を継ぎ、王の強権により主人公自分の部屋のそばの一室に監禁するようになる。

一定の条件により、「強い感情」が全く逆の方向に「反転」するのはこのゲームの特徴の一つだ。

記憶リセットされるわけではないので、愛情経由の憎悪エンドでは愛憎入り混じりながら主人公と子作りする。

また、このゲームは「最終日」に誰かに会いに行って告白すると愛情エンド、殺害すると殺害エンド、という流れになるのだが、ヴァイル憎悪は最終日の翌日のイベント経由で発生するので、他キャラエンドとの並行が可能である

主人公監禁された場合に、神官と友人関係だと「神殿が王と対立」となるし、アウトサイダー恋愛関係だと「監禁された主人公さらって逃げた」となり、他キャラとの組み合わせによるバリエーションの豊かさもヴァイル憎悪エンドの魅力だ。


タナッセ愛情A(王配エンド)

17歳のタナッセは現在の王の息子で、王子という立場でありながらこの世界特殊な王制から彼には継承権がない。

親とイトコと曾祖父が王なのに、自分は神に選ばれなかったという立ち位置が彼を屈折させている。

突然現れたアザ持ちである主人公に初対面時から憎悪度高めだが、主人公がひたすら好意的に接していると次第にデレる。

しかし、態度が和らぎはしても、途中で愛情度にキャップがかかりそれ以上なにをやっても上がらず、正攻法では愛情エンドには到達できない。

そこで生かされるのが感情の反転システムである

タナッセと結ばれたい場合には、ひたすら彼に悪態をつき、タナッセの私物を奪い取ったり、タナッセを池に引きずり込んで溺れさせたり、そうやって互いに憎みあい、命を奪われかける域に達した後での反転でこそ、ようやく愛情エンドを迎えられる。

お互いのクソさと弱さを知り尽くした上で与える赦しこそがタナッセの心を真に開くことができる。

システムストーリーが噛み合ったドラマチックなエンドだ。

ルージョ愛情B(百合エンド)

18歳のルージョンは、魔術師である

魔法の類はお伽噺のような扱いの世界で、本当に各種の魔術を操れる。

ある目的のために警備の厳しい王城にも魔術を使って侵入を繰り返しており、親しくなれば主人公彼女から魔術を学べる。

14歳まで性別のないこの世界では同性愛も発生しやすそうだが、同性愛者ばかりでは国が立ち行かないため法律倫理同性愛を禁じる。

15歳になった時に恋愛相手と同性を選択するのは、強い拒絶の意思表明のような扱いだ。

他のキャラ主人公が同性を選択すると「裏切られた」とショックを受けて関係破綻し「裏切エンド」になってしまう。

しかルージョンは闇に隠れて生きるアウトサイダーなので通常の倫理は持ち合わせず、主人公が同性になっても恋愛関係を保つことができる稀有存在だ。

神の寵愛を受けたとされるアザ持ちの主人公と、神に背いたとされる魔術師ルージョンが、誰にも知られず森の中でひっそり共依存気味に百合百合するエンドだ。

気を張ってツンデレしているルージョンは男主人公にはツンデレのままだが、女主人公には幼児帰り気味に弱さを見せてくれる。

トッズ憎悪A

トッズ年齢不詳の怪しげな商人の男で、およそ恋愛ゲーム攻略対象キャラとは思えないモブのような風貌だ。

彼はただの商人ではなく裏の顔を持つアウトローで、正体が割れ場合、展開によっては極刑にすらなる。

許されて取り立てられた場合主人公を愛し仕えるようになるが、ルージョン同様に到底公的結婚が認められる立場ではない。

このゲームにはキャラから主人公への好感度だけでなく、プレイヤーが各キャラに対して割り振る「印象度」がある。

トッズ恋愛展開になった場合、「お前が他の誰かとめあわされても立場上仕方ないが、心だけは俺を一番に思ってほしい」と重い愛を告白してくる。

主人公愛情印象度が、トッズより他の相手に対して1ポイントでも高いとトッズ愛情は反転して憎悪と化しヤンデレエンドを迎える。

印象度で主人公が好き好き状態だと釣られて愛情度が上がっていくキャラもいれば、主人公の心情に全く気付けず釣られないキャラもいるのだが、1ポイントの違いで反転してくる敏感さはトッズだけだ、

モゼーラ愛情A(革命烈士王妃エンド)

モゼーラは王城内の図書館に仕える文官だ。識字率が低く書物が貴重な世界で、平民出身ながらエリートバリキャリだ。

地味顔の22歳で、恋愛遍歴は多いが思想が強いせいで結婚に至らず、この世界では行き遅れなことを気にする清楚ビッチ婚活女子だ。

恋愛面においてはちょっと優しくされるとチョロく惚れてくる彼女だが、その本質革命烈士である

王とは人民のためにあるもの、そうでなければ滅ぶべきだとの強烈な思想を持ちルートによっては現王暗殺ですら成し遂げる。

血筋関係なく神が選ぶはずの王が、実際には一つの貴族家系に偏って生まれるここ数代の流れに不満を持つ彼女は、14歳まで平民として育った主人公にこそ希望を見出す。

彼女のチョロさと思想の強さ両方を汲み取り、二人で腐敗した貴族たちをぶっ倒してこの国を変えるぜエンドだ。

他の平民キャラ王妃にするのが難しかったり、立場性格的に完全に結婚は無理で内縁しかなれない中で、モゼーラは王の傍で国を改革するという強い意思があるのですんなり王妃になってくれる。

ティントア裏切C(強制女体化エンド)

ティントアは王城内の神殿に仕える18歳の神官だ。

魔術師ルージョンとは生き別れの双子で、妹ルージョンと瓜二つの女性的な美貌を持つ男性だ。

アウトサイドへ堕ちた妹との関係修復を最大の願いにしてきた彼だが、主人公恋愛関係になった場合には主人公最愛の人として妹のことは諦める。

最愛の妹を永遠に失うことになった彼は、次の相手絶対に手放さないという決意があり、最終日に主人公ティントアではなく別の人に会いに行きその人エンドを迎えようとすると、横入りして主人公の行動をキャンセルさせ強引にティントアエンドにしてしまう。

また、最終日の後で主人公は成人後の性別選択するが、「男」を選ぼうとしても、ティントアに勝手に「女」にされ、進路もティントアと同じ神官にされ強制的に結婚させられる。

選択肢を選ぼうとしたらティントアが勝手に選んで消去してしま下りゲームならではの恐怖がある。

レオニー殺害

レオニーは王城を守る19歳の護衛剣士だ。

体格が良く実力がある反面、上がり症などメンタル問題によって出世の場である御前試合で勝てず、辞めて地元に帰ろうかと悩んでいる。

ときめきメモリアルシリーズでは、陸上部の女を落としたいなら陸上部に入って活躍美術部の男を落としたいなら美術部に入って活躍、が定石である

そのノリで、剣士レオニーと仲良くなるため剣術を鍛えると、すぐに御前試合でグレオニーを超える活躍を見せてしまい好かれるどころか嫉妬され憎悪度がガンガン上がってしまうという罠がある。

肉体派成人男性の戦いの場に、二次性徴も迎えていないクソガキが出てきてチート無双したら反感を買うのは当たり前だ。

真剣部活やってるのに高校から始めたようなぽっと出の主人公に抜かれて嫉妬しないときメモの奴らは人間が出来ている。

アザ持ちチートいかに異常で持たざる者の心をかき乱すかを示す展開の末に、主人公を殺めかけたグレオニーが処刑されるエンドだ。

リリア憎悪B

リリアノは現在の王であり、タナッセの母、ヴァイルの叔母にあたる36歳バツイチ

いかめしい言葉遣いで王らしい王として振る舞いあまり感情的にはならないが、立場上息子の育児をあまりやれなかったこと、息子がものすごい捻くれたクソガキに育ったことが心残りである

主人公が幼く無垢に甘えて見せるだけで母性を持て余すリリアノの好感度はぎゅんぎゅん高まり恋愛エンドは容易だが、憎悪エンドは難しい。

田舎から出てきたクソガキに憎まれ口を言われたぐらいでは彼女は憎み返してくれないし、物理的な嫌がらせをするには警備が固い。

そこで使えるのが彼女最愛の息子であり、アザコンプレックスを持つ息子を焚き付け破滅させ死に追い込むことで、ようやくリリアノは主人公仇敵と見做してくれる。

厭世的なリリアノは多くのエンドでは権力者故に命を狙われ、譲位後は抗わずにあっさり死んでいるのだが、憎悪エンドでは次代の国王となった主人公をぶっ潰すため生命エネルギーに満ち溢れ死亡を回避してくれる。

ローニカ憎悪

ローニカは主人公に使える侍従であり、攻略対象中最年長52歳の老翁である

優しく穏やかな好々爺に見えるローニカだが、王に命じられるまま政敵を葬る暗殺者としての姿を持ち、それこそが本業である

彼の本性を見抜いた上で38歳の年の差も超えて結ばれる恋愛エンドも難しいが、憎悪エンドはゲームトップクラス難易度

主人公名前デフォルトでは「レハト」で、マスダでもなんでも好きな名前をつけられる。

ローニカは基本的には過去を隠して優しいじいちゃんとして振る舞うので初期好感度愛情(許容)も友情共感)も高いのだが、

彼が深い因縁を持つ今は亡き人物と同じ名を名乗ると、序盤で大幅に愛情度を削れるというギミックがある。

必ずしもその名にしなくても憎悪エンドへは辿り着けるが、その名にしていると「やはり貴方は彼の再来だ」とたびたび同じ名の人を思い出し、ローニカは暗殺者全盛期の過去トラウマに苦しめられ、主人公を憎むようになる。

このゲーム好感度は「愛情憎悪」と「友情嫌悪」の二軸なのだが、憎悪エンドのローニカの心情は複雑であり憎悪友情が突出し、感情名が「離れていく写し身」「その憎悪友情の上を」などあまり見ない名称になってかっこいい。

ユリリエ裏切(百合エンド)

ユリリエは17歳貴族令嬢で、華やかで優雅な物腰の美少女だ。

誰一人にも唇すら許していないが、多数の男の間で浮名を流す愛の求道者処女ビッチである

貴族界の底辺の家柄だったが、親族現国リリアノと玉の輿結婚したことで家格が上げられ、しかし離縁したため家格は維持されたが社交界では日陰者である

ユリリエは無性別の頃は男性的な気質であったが、玉の輿をもう一度夢見る一族により、「将来男になる」と宣言しているヴァイルと結婚させるため本人に選択権がないまま女にさせられた過去を持つ。

神に誓って決める自身性別結婚すらままならないユリリエと恋をした上で、主人公が成人後の性を「女」にすると、「愛を試し、敢えて茨の道を行くのか」とユリリエは感銘を受け、スキャンダラス同性愛の道を受け入れてくれる。

ルージョ百合エンドが愛情エンドと形容され、ユリリエは裏切エンドなのは何故か意見が分かれるところだが、主人公常識を裏切っておもしれー女であることを示したからではないか

次点

【逃亡エンド】ルージョンに魔術を習い、それを駆使して一人で王城から逃亡し自由を得るエンド。

地方貴族エンド】故郷の村への印象度が良い場合故郷へ帰りその地を治める領主になるエンド。

【ヴァイル愛情A】ヴァイルと結ばれ、主人公が王、ヴァイルがその配偶者となるエンド。告白シーンでは唯一歌詞付きのBGMが流れメインヒロイン特別感がある。

【ヴァイル裏切】ヴァイルに告白し将来を誓いあい大人になってからの互いの性別約束するも、裏切って同性になることを選択するエンド。敢えて同性を選ぶのは最大の拒絶であるため、ヴァイルは激しいショックを受け上手く性別分化を起こせず死亡する。

【タナッセ友情A】初登場時から主人公への憎悪嫌悪一方的に高いタナッセを徐々に軟化させ友情を築くエンド。恋愛エンドはお互いに頭がバグったどさくさに恋愛感情が発生したような展開なので、友情の方が正統派な親睦が描かれる。

【タナッセ憎悪A】タナッセが女になったヴァイルと結婚するエンド。主人公がヴァイルと恋仲になり将来まで誓い合ったのに何故か放置していると、それでも諦めきれないヴァイルが男を選んだ主人公に合わせて女になり、タナッセに拾われてしまう。

リリアノ・モゼーラ友情A】現国リリアノと革命烈士モゼーラという相容れない二人の架け橋となるエンド。リリアノの前代王の死の真相を巡る話となる。

【ローニカ愛情A】年齢差38歳の爺さんを落とすためには命もかけないといけないエンド。

【サニャ憎悪A】結ばれた後に何故か主人公憎悪反転し、サニャの故郷を焼き討ちにするエンド。

【サニャ憎悪B】サニャをいびり倒しつつ権力を得て、逃げたらお前の家族故郷ごと滅ぼすと脅して支配するエンド。愛情友情などポジティブ系エンドでは普通にいい子なサニャが追い詰められてダークサイドを見せてくれる。

【モゼーラ裏切B】裏切りエンドの多くは「愛の告白したくせに同性を選んだ」エンドであり、その場合相手は大抵ひどく悲しみ打ちひしがれる。しかしモゼーラはさっさと見切りをつけて他の男と結婚してしまう強メンタルを見せる。

ティント愛情A】タイトル回収セリフのあるエンド。「神の印を持つ者は政治ではなく宗教世界にこそ進むべき」という考えが神殿側にはあり、主人公Permalink |記事への反応(0) | 01:45

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2024-01-19

anond:20240118230650

有価証券資産のもの10%も課税するのが薄いわけねえだろwwww

毎年10%以上の利回りが出せないと持ってるだけで損するんだぞ?そんなもん誰が保有するんだよ

帝王学ってwwww

今どきの中高生のほうが金融リテラシー高いんじゃね?www

Permalink |記事への反応(0) | 00:15

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2024-01-18

anond:20240118230352

徴税は広く薄くが基本という帝王学を知らんのか?

2000万円でも1000万人いれば200兆円だぞ。

そこから10%課税するだけでも20兆円の税収やで。

Permalink |記事への反応(2) | 23:06

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2023-08-18

anond:20230817102337

帝王学みたいなもんだろ。

朱に交われば赤くなるというか、そういうことを回りから叩き込まれたらナチュラルにそういう考え方になる。

実際あるだろ、こいつと付き合うの止めとこってなること。それの客観バージョンみたいなもんだと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 09:20

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2023-04-26

anond:20230426001408

王様っぽく振る舞ってたら王様っぽい扱いを受けるかもよ

帝王学を身につけているそぶりとか

褒美をとらせるとか

Permalink |記事への反応(0) | 00:57

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2023-04-08

anond:20230408225159

発言とか見る限り基礎教養の背景はアニメ漫画ゲームしかなさそう

桜井に限らず1970年代まれ保守愛国標榜している奴で

本当に古事記とか日本書紀とか和歌とか能楽とか神道の基本文献とか

歴史的日本支配階級の基礎教養だった伝統文化を学んでるような奴は皆無

だって平然と中韓儒教国家からダメだとか言うんだぜ

明治天皇が読んでた帝王学教科書貞観政要だったとか

吉田松陰やら西郷隆盛陽明学の影響を受けてたとか本気で知らんだろ

そんで漫画アニメゲーム日本の誇る文化からそれらが好きな自分模範的愛国

とかドヤ顔で語るのも1970年代まれ団塊ジュニアじじい(オタ第2世代特有現象

もっと下の世代はそれらが空気みたいに普通からさらわざわざドヤ顔で誇ったりしねえよ

Permalink |記事への反応(1) | 23:00

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2022-05-10

anond:20220510110125

こっちも並べ替えよう!


ブギーポップは笑わない

夜明けのブギーポップ

ブギーポップアンチテーゼオルタナティヴエゴの乱逆

ブギーポップオーバードライブ 歪曲王

ブギーポップダウトフル不可抗力ラビット・ラン

ブギーポップ・ダークリー化け猫めまいスキャット

ブギーポップパラドックスハートレスレッド

ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 1

ブギーポップリターンズ VSイマジネーター PART 2

ブギーポップアンバランス ホーリィ&ゴースト

ブギーポップスタッカートジンクスショップへようこそ

ブギーポップチェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック

ブギーポップ・イン・ザ・ミラーパンドラ

ブギーポップバウンディング ロスト・メビウス

ブギーポップウィズインさびまみれのバビロン

ブギーポップイントレランスオルフェの方舟

ブギーポップクエスチョン沈黙ピラミッド

ブギーポップウィキッドエンブリオ炎生

ブギーポップカウントダウンエンブリオ浸蝕

ブギーポップ・ビューティフルパニックキュート帝王学

ブギーポップミッシングペパーミント魔術師

ブギーポップアンノウン 壊れかけのムーンライト

ブギーポップオールマイティ ディジーがリジーを想うとき

Permalink |記事への反応(0) | 16:48

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2022-04-17

セックスに行き着くのがむず過ぎる

なんで仲良くなるだけだとセックスできないんですか?

ノンバーバル強くないとセックスできないの帝王学すぎて生まれた瞬間から生きる意味ないんですけどー

顔と服盛るだけでセックスできるの羨ましすぎ〜

Permalink |記事への反応(0) | 04:48

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2022-01-10

米中企業の諸外国上司奉仕出来る教育が求められるのか

帝王学の亜種だろうが手に入るのは上流階級だな

Permalink |記事への反応(0) | 15:11

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2021-09-24

帝王学以外興味ないし義務教育は手下教育だとのたまう庶民の子

手下力が大事

Permalink |記事への反応(0) | 04:22

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2021-08-31

anond:20210831123435

嫌味のつもりかも知れないけど名家出身だと帝王学的な教育受けてる割合も高いし実際有利やと思うよ

Permalink |記事への反応(1) | 12:38

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2021-08-06

anond:20210806111257

感性が違うんだよね。薄めの帝王学みたいなもんっていうか。地方育ちのやつが仲間とチャリで川に行って釣りとかしてた頃に親のツテで大学セミナーに一緒に行ってたとか知り合いのアーティスト個展を見に行ってたとかそういう体験の差がでかい知識というよりは体験から作られる人格の差がでかい

そういう意味では地方出身でも地元の名士の息子みたいな奴は問題ないと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 12:51

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2021-04-21

ヒト・コーディネーション学部帝王学部)はいつ出来るのか

令和生まれ英才教育をするんだ

令和生まれに跪いて駒として動くのだ

それが社会的に最適解なのであれば

上下関係年功序列なんて言わない

それが世界的に最適解なのであれば

Permalink |記事への反応(0) | 22:53

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2020-12-21

anond:20201220224855

お金持ちや高貴な生まれのご子息は甘っちょろい環境のせいで博愛主義になり左翼的思考に傾倒しがちだから

お世継ぎとして育て上げるためにも多少荒っぽい経験をさせて弱肉強食帝王学を身に着けさせるってこういうの定説だし常識なんじゃないの?

アホな例だと鳩山ポッポとかまさにそれじゃん

Permalink |記事への反応(0) | 12:32

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2020-08-27

富裕層の子帝王学支配教育を受け、貧困層の子臣民教育を受ける

このご時勢、字も読めないようでは奴隷としても使い物にならない

人の上に人を作る大学富裕層向けの大学であり、支配者のための理屈研究する大学でもある。

Permalink |記事への反応(0) | 11:09

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2020-08-09

妹は平壌にある高層ビルの、自らの部屋にたたずむ。

そして侍る喜び組の一人に眼で指図し、膝下に呼び寄せる。

ホワイトスーツに身を包んだ喜び組の女は、慣れた手つきでゆっくりと、妹の質の良いパンプスを脱がせ、そして質の良いガーターストッキングを下ろしていく。

妹は素足を組んで、そのつま先を喜び組の女の前へ優しげに突き出す。

喜び組の女は両の手でゆっくりと妹の足を撫ぜ、そして初めの合図かのように足の甲に口づけしてから、妹の足を丁寧に舐め始める。


静かな部屋に、喜び組の女が発する口づけの音だけが短く聞こえる。

つの間にか、部屋に一人の小太りの男が佇立している。

「兄さん、一体どうしたらいいと思う?」

「おい、なぜだ」

質問に答えて」

「俺は……」

妹は少しため息をついて、つま先を自分の方へ引き寄せる。

足とともに近づいてきた、喜び組の女の整えられたロングヘアーを撫ぜてやる。

「兄さん」

「なぜだ。なぜ俺を」

STAP細胞

まさか

暗殺される直前の兄さんの遺伝子細胞といったものは、そろっていた。だから生き返らせた」

「俺に何を期待している」

臨時政府

「俺の息子、そして俺の家族をどうしたいんだ!」

北朝鮮民主化、する」

小太りの男は義理の妹が「民主化」の発音小馬鹿にするような声で出したのを聞き逃さなかった。

「何を考えている」

「金・金二大政党二重王朝社会民主主義独裁体制

「ッ……バカな……」

選挙よ、選挙アメリカ共和党民主党でしょ? 北朝鮮二大政党制にするの。兄さんの息子がアメリカいるから、その臨時政府と私の政府と」

詭弁だ!」

「そう。でもそうすりゃインパクトあるでしょ。徐々に民主主義の皮を被って行けばいい。よーするに、雰囲気民主的にやってけばなんとかなるっていってんの」

二大政党制の皮を被ったお前の独裁だ!」

「そうだけど? 日本だって自民党がおんなじようなもんじゃない。国民がどう投票しても自民党が勝つように、自民社会を作り上げてきた。うちでは二大政党制でこれをやるわけ」

「俺の家族危険な目に遭わせるわけにはいかない」

「そーいうと思ったけど、兄さんが間に入ってくれたらスムーズなんだけどなー」

「悪いが帰らせてもらう」

「どこに?」

「どこでもさ。ああ、そうだな、ディズニーランドだ。千葉の」

「兄さんらしい。でも、家族に会いたくない?」

「俺の家族は、俺以外のヤツが守ってくれるさ。それに我が義妹よ、お前の考え意外に悪くないな、って思っちゃったよ俺。一応帝王学学んでたしさ」

「んでしょー。散々中国の歴史で短命王朝最後の流れ勉強してきたからさ、おんなじようになりたくないんだよね」

「俺がどうこうできる話じゃないしな。じゃ、帰るわ」

「えっと、もっかい聞くけど、どこに?」

「どこか、さ」


かになった部屋で、妹は通信装置を用いて麾下の軍人に指示を与える。

高層ビルからでた小太りの男を殺せ、というものだ。

妹の居る高層へも、乾いた銃声が二つ、響いて届いた。

喜び組の女は、震えながら忠心を示して懸命に舌を足に這わせる。滝のような汗が黒髪うなじに吸い寄せている。

妹はそれを見やりながらわずかに微笑み、紫色したSTAP細胞試験管を手に取る。

「代わりはいくらでもいる」


高層ビル入り口。どす黒い鮮血が平壌排水溝の闇に呑まれていく。

警備のいなくなった死体の周りに、小太りの男が3人佇んでいる。

「死んじまったこいつ、結構いいやつでさ。妙に気が合ってさ」

「そりゃそーだろ」

「残念だ」

「次は俺たちががんばる番だ」

「俺だったら胸ポケットに入れるな」

「俺もそう思う。俺だってそーする」

男たちは死体の胸ポケットから紫色細胞の入った試験管を取り出し、各人で等分する。

民主主義ってのは数の暴力だ。STAP細胞でどんどん増えるぞ」

「俺たちの誰かが、家族までたどり着ければいい」

「代わりはいくらでもいる」

Permalink |記事への反応(2) | 23:59

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