Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「工業化」を含む日記RSS

はてなキーワード:工業化とは

次の25件>

2025-09-07

anond:20250907082807

底辺絵師だったが完全にAIのせいで死亡したよ。

もう終わった。完全に終わった。

5年間、必死に絵を描き続けてきたが、ついに諦めた。

AIのせいで、俺みたいな底辺絵師に生きる道はなくなった。

最初は舐めてた。Stable DiffusionやMidjourneyが出た時、どうせ一時的ブームだろうと思ってた。機械が描く絵なんて、人間の心のこもった作品には勝てるわけがない、と。

甘かった。本当に甘すぎた。

俺のレベルを正直に話そう。

Twitterフォロワーは1200人。pixiv評価は平均50点くらい。たまに100点超えることもあるが、基本的はいつも埋もれてる。

でも絵を描くのが好きだった。下手でも、時間がかかっても、自分なりに工夫して、少しずつ上達してるのが嬉しかった。

月に3万円くらいだったけど、ココナラとSKIMAで依頼を受けて小遣い稼ぎもしてた。一枚3000円のイラスト依頼が、月に10件くらい。決して多くはないが、自分の絵でお金をもらえることが誇らしかった。

それが去年の夏頃から、急激に変わった。

依頼が激減した。

10件が5件になり、3件になり、今月はゼロ

理由は明白だった。依頼者たちがAIに流れたんだ。

俺が3000円で描く絵を、AIは数十円で、しかも数分で生成する。クオリティも、正直言って俺より上だ。塗りは綺麗だし、構図も安定してる。表情も自然だ。

最初抵抗した。

AIは魂がない、感情が込もってない、人間の絵じゃないと必死に主張した。でも現実残酷だった。

依頼者にとって大事なのは魂でも感情でもなく、安くて早くて綺麗な絵だった。

SNSでもAI批判投稿をしてた。でも反応は微妙だった。フォロワーたちも、心の中ではAIの方が便利だと思ってるんだろう。

そして決定打は先月のことだった。

いつも依頼してくれてた常連のお客さんから連絡が来た。申し訳なさそうに、もうAIで十分だから依頼しないと言われた。

その人は優しい人で、俺の絵を気に入ってくれてた。でも経済的理由で、AIに移ったんだ。俺の3000円の絵と、AIの数十円の絵。比較するまでもない。

その瞬間、すべてが終わったと悟った。

俺は底辺絵師だ。神絵師じゃない。唯一無二の個性があるわけでもない。技術的にも平凡だ。そんな俺が、完璧技術を持つAI競争できるわけがない。

今、絵を描く意味を見失ってる。

趣味で描けばいいじゃないかと言う人もいるだろう。でも俺にとって、絵は趣味以上だった。将来はイラストレーターになりたいと思ってた。下手でも、少しずつでも上達して、いつかはプロになりたいと夢見てた。

でも今は、その夢に向かって努力することが虚しい。

どんなに練習しても、AIには勝てない。技術的にも、速度的にも、コスト的にも。完全に負けてる。

しかAIはどんどん進化してる。今でも俺より上手いのに、半年後はもっと上手くなってる。俺が5年かけて身につけた技術を、AIは一瞬で習得する。

絶望しかない。

最近は絵を描く気力も失せた。PCを開いても、ペンタブを握っても、何も浮かばない。描いても意味がないと思ってしまう。

同じような境遇絵師仲間たちも、みんな辞めていった。AIに勝てないと悟って、別の道に進んだ。

残ってるのは、元々実力があった神絵師たちだけ。彼らはAIに負けない個性技術を持ってる。でも俺みたいな底辺は、生存できない。

完全に淘汰された。

これが技術革新ってやつなのかもしれない。昔も印刷技術の発達で写字生が不要になったり、工業化職人不要になったりした。今度は絵師の番だ。

でも頭では理解できても、心では受け入れられない。

5年間の努力無駄だったのか。あの夜中まで練習した時間は何だったのか。下手でも一生懸命描いた絵たちは、もう価値がないのか。

AIを憎んでる。でも憎んでも意味がない。技術進歩は止められない。

残された道は、AIを使う側に回ることかもしれない。でもそれは、自分絵師としてのプライドを捨てることだ。

機械に指示を出して絵を生成させるのが、果たして絵描きと言えるのか。それとも、時代に合わせて変化することが生き残る道なのか。

からない。何もわからない。

ただ一つ確実なのは、俺みたいな底辺絵師時代は終わったということ。

AI民主的だ。絵の才能がない人でも、美しい絵を生成できる。それは素晴らしいことかもしれない。

でも、俺みたいに絵を描くことが人生だった人間には、残酷すぎる現実だった。

お前らは、どう思う。

技術進歩についていけなくなった人間は、静かに去るべきなのか。

それとも、何か別の価値を見つけて戦い続けるべきなのか。

俺にはもう、答えが見つからない。

Permalink |記事への反応(44) | 10:08

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-31

過ぎたるグローバリズム相手文化尊重していないが如し

髪を隠していない女を破廉恥とみなす文化人間を受けいれるのは、彼らの道徳を踏みにじっている。

彼らに合わせて女の髪を隠すように法で律するのであれば整合性はとれる。

しかし、無数にある文化のすべてを受け入れたら、どこかで必ずバッティングする。

そのバッティングはどちらかの文化毀損という形で解決せざるを得ない。

そんなの悲しい。すべて機械に任せろ。人間なんか受け入れるな。工業化は、なぜ人間から仕事を奪わないんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-15

台湾の成長は日本のおかげ」論を否定する

 日本台湾植民地として支配したけれど「良いこと」もした――こんな語りの広がりに懸念を抱いた経済研究者平井健介さんが、日本による台湾統治歴史概観する本を出しました。戦後台湾経済成長を果たしたのは「日本のおかげ」だと言えるのでしょうか。平井さんにじっくり聞きました。

 ――日本台湾統治歴史を概説した近著を執筆したのは、学生が「俗説」に染まりやすい現状を憂えたからだったそうですね。

 「植民地歴史の授業を大学担当していると『日本のおかげで今の台湾韓国はあるんですよね』と無邪気に語りかけてくる学生にたまに出会うのです」

 「『台湾統治日本は良いこともしたのですよね』『だから台湾親日なのですよね』もよく聞くパターンです。植民地統治歴史に興味を持った学生ほど、そうした俗説にまず触れてしまう状況を、少しでも変えたいと思いました」

 ――学生たちは、どういうところでそうした説に触れているのでしょう。

 「授業で簡単アンケートをしたら、ユーチューブネット記事で見聞きしたとの回答が主でした」

 ――日本台湾支配の始まり明治期でしたね。

 「ええ。1895年に、日清戦争勝利した戦果として台湾領有しました。いわゆる植民地化です」

 ――著書では、経済を中心にして当時の歴史概観しましたね。なぜですか。

 「日本台湾統治した最大の目的は、現地にある様々な資源の開発・利用だったからです。つまり目的経済だったのです」

 ――日本はどのように台湾開発を進めたのですか。

 「大きく3期に分けられます。(1)台湾を利用して内地経済問題解決しようとした1910年代までの『対日開発』時代、(2)産業の高度化を進めようとした30年代前半までの『総合開発』時代、(3)戦争体制の構築を目的とした敗戦までの『軍事開発』時代です」

 ――対日開発とは?

 「経済後進国だった明治期の日本にとって、貿易赤字を減らすことが重要課題でした。綿花に次ぐ輸入品だった砂糖を、台湾で『国産化』しようとしたのです。台湾内地の食料原料基地に変える政策です」

 「内地資本進出を促す形で近代的な製糖業を興し、製品の大半を内地に送ることで一時は砂糖の『自給』も達成しています

 「ただし、そこだけを見て『日本は良いこともした』と言うのは一面的です。確かに経済的なパイは拡大したけれど、誰がそのパイを手に入れたかという問題別にあるからです」

 「現地の統治機関である台湾総督府は、農民たちの生産したサトウキビ特定の製糖工場しか出荷できないよう制限しました。製糖工場が原料を独占的に低価格で確保できる体制を作るためです。内地資本進出が促され、砂糖生産量というパイは増えましたが、農民から収奪を基盤にした生産だったのです」

 ――その後の総合開発と軍事開発はどうでしたか

 「総合開発は、電源開発の停滞などもあって成功しませんでした。軍事開発では工業化が目指されましたが、工業化に対する日本政府の否定的方針戦局悪化に伴う物資不足によって、実現できませんでした」

 ――総じて、台湾開発はどうだったのでしょう。

 「日本にとっては、ほとんど財政負担なく食料原料基地化できたという点で『成功』でしょう。しかし、そうであるがゆえに、台湾開発は農業中心型の経済の高度化にとどまり工業化産業構造の転換には至りませんでした」

 「加えて大事事実は、いずれも台湾住民の機会拡大や地位向上のための開発ではなかったことです」

 ――戦後台湾経済成長は、どう評価しますか。

 「サトウキビ農業や製糖業が台湾経済の中心だったのは1950年代までであり、それ以降の台湾の成長は戦後移植された繊維や電子機器によるものです」

 「戦後台湾経済成長を果たしたのは、米国が構築した自由貿易体制のもとで、台湾の人々が外資技術の導入を積極的に進めたことなどによるものです。日本統治時代遺産が果たした役割限定的です」

 ――台湾日本は良いこともしたのでは?と学生から質問されたら、どう答えているのですか。

 「当初はあれこれ説明していましたが、今は『台湾人になったつもりで授業を受けてみて、自分自身でその答えを見つけてください』と答えています

 「重要なのは学説に基づく歴史に触れたり学んだりする機会を持つことです。台湾の人々は学校日本統治期の歴史を、日本の人々以上にしっかり勉強しています。もし次世代日本人が、自分たちの国が何をしたのかを知らず俗説を信じたまま台湾の人々と交流したら、理解し合える関係性を築けるでしょうか」

 台湾の成長は「日本のおかげ」か 住民のためではなかった植民地支配 - 朝日新聞

Permalink |記事への反応(1) | 14:29

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-06

anond:20250706210656

じゃあ南北戦争の失敗はどうやったら回避できたと思う?

俺は思うにそれに南北戦争回避するには、奴隷制存続と南部独立を認めるの二パターンが想定される

奴隷制が堅持され場合南部黒人労働力工業転用できない工業化は北部主導で進み、南部農業社会は取り残される、黒人政治家科学者実業家誕生しない。

労働力自由市場自由化も今の様に活発ではない。

なので、結果として、技術発展や鉄道建設などは遅れ、工業国家としての成長が今のアメリカより遅れる事が予想される

南北が分離国家になる場合だと、北部だけでは世界最大のGDP国家になるのは難しく、その上南部アメリカという仮想敵国軍事外交リソースを割かねばならないので国内経済発展に使えるリソースがより限定的になる

覇権国としてのアメリカ像は弱まる。

戦争経験軍需産業の成長と技術革新を後押し、その後の二つの大戦で軍需の工場として振る舞う事ができ戦後覇権國となれた

結果として南北戦争の「破壊統一」があったかアメリカは今の、アメリカ世界最大の工業経済国家に押し上げる決定的な契機となった。

南北戦争を避けられたか?」という問いは、「痛みなく近代化できたか?」という問いでもある。同様の失敗はフランス革命ロシア革命普仏戦争からドイツ統一世界大戦辛亥革命中華統一にも言える

近代化とは単なる技術革新ではなく、社会構造権力構造価値観の変革です。その過程では、既得権益崩壊や反発が必ず起こり、一定暴力犠牲を伴うことが多くそ犠牲を失敗と呼んでいるという事では

Permalink |記事への反応(0) | 23:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-25

軽自動車日本ドメスチックじゃなくて世界中製造されてんよって話 その1

アメリカでの軽トラ人気とかステラティ会長EU軽自動車規格導入しれ!と呼びかけたりと最近軽自動車周りの話題が多いね

軽自動車日本独自規格で輸出してないか右ハンドルだけ。そう思っていませんか?

ところが実は海外でも日本の軽はバリバリと走っているんだな。当然左ハンドルよ。

 

そんなわけで今回は世界で走ってる軽を紹介しちゃうよ。

ただ網羅的ではないのと、増田個人的趣向により軽トラバン中心になるのはご容赦しておくれよ。あと、中国関連が決定的に弱い。

 

軽自動車製造者

軽自動車製造販売元というのはざっと言うと

スズキダイハツホンダ日産三菱スバルマツダ

トヨタOEM

大宇、GMGMシボレーフォード(台)、マルチ(印)、ホールデン(豪)、ベッドフォード(英)、ボクスフォール(英)、三富汽車(台)、アストラインドネシア)、VIDAMCO(越)、ピアジオ(伊)

 

といったところ。3列目で頭捻った人多いかもしれないな。なんだよシボレーフォードって。

 

韓国

大宇(Daewoo)とGMの合弁、GM大宇がスズキキャリーなどのライセンス生産権を取得。後に大宇とGMは合弁解消したのでその後は大宇の名前製造販売していた。

キャリー製品名はDamas ダマス。んで、これが世界中に広がるわけなのですよ。具体的には大宇とGM両方がライセンス権を持っていたのでそりゃもう複雑なことに。

また、亜細亜自動車ダイハツハイゼットをタウンナーの名で生産。後に起亜に買収されたので起亜タウンナーもある。南米市場の為にウルグアイでも生産していたようだ(詳細不明)。

 

台湾

三富汽車(Sanfu)がスバルサンバーなどをライセンス生産していた。

またフォードスズキキャリーライセンス権を取得。フォードプロント名前製造販売。で、こいつも世界中に広がっていくことになります

CMC(中華汽車工業)が三菱ミニキャブなどをライセンス生産。現地名はCMC Veryca。この会社ミニカや他の三菱車も生産

また、ベンツ大陸中華バスメーカーを扱う東南汽車工業(Fujian)とCMCが提携していたこともあり、その時代は東南汽車ロゴを付けた三菱車が走っていた。つまり三菱→CMCにライセンスorOEM→東南汽車という複雑な関係だ。

…ところがこの複雑な関係海外軽では当たり前なんよね。世界中に販路持つアメ車メーカーライセンスしたせいで。

 

ライセンス生産とかって何よ

この辺でライセンス生産とかノックダウンって何?について説明するぜ。

割って入って話が前後して悪いな。

 

1.ノックダウン

殴る事。じゃなくて組み立ての事。IKEA家具とかもノックダウン家具って言うやろ。

工業最初の段階では部品製造能力当地に無い。だから本国部品製造して組立だけを現地で行う。

結果、製品価格はあまり下がらないので産業発展前の現地国民には購入できない。現地にサプライチェーンが置かれないので現地産業の発達に帰さない。長期的には簒奪資本行為に映る。

 

2.合弁

現地企業資本を出し合って共同経営にする。この段階では現地の中小企業下請けにしてサプライチェーン形成する。現地生産率が上がるので製造コストが下がる。

だが最初技術工作機械が足りないのでその技術指導をする必要がある。企業城下町を形成する。その為国力の底上げ寄与する。地元経済雇用活性化する。

国により現地法人との合弁必須を定める場合がある。

 

2’.現地法人

国策での合弁必須条項が無いので自前の現地法人を置くケース。あとは合弁のケースと同じ。

 

3.ライセンス生産

現地企業特定製品製造ライセンスを取得し、現地生産の全てを自前で行う。元の製造元にはライセンス料が入る。

製造ノウハウの授与や生産機械譲渡特に金型)が含まれることが専ら。

また型落ち製品機械を売却する事でライセンス業者モデルチャンジでの損失を抑えられる、技術的に枯れている(問題が出尽くして対策ノウハウが蓄積されている)のでライセンシー社はトラブルが少なく利益を上げやすい。

 

ここまでが先進国途上国で多い関係

だが、おっと番外があった。

 

0.デッドコピー
0’.合法デッドコピー

ライセンス契約を結ばず製品勝手にフルコピーして製造する事。正規ライセンス者が価格競争面で損失を被る。

最近だとホンダスパーカブ中華コピーなど。中国だけじゃなくてタイなど市場国でも売られて損失を被った。

ホンダ商標権訴訟市場からパージすると共に違法コピー下請け企業を自社下請け勧誘するなどの努力中国外の市場から追放しようとしている。

合法デッドコピーの例は、富士重工の初代ラビットスクーター戦前の米パウエル社のスクーターコピーを試作してその量産の可否をGHQに訊いたところ、軍需企業平和産業転身の為と輸出しない事を条件に許可された。

 

4.OEM

先進国同士でも行われる。相手ブランド供給相手ブランドや車名を付けたのをOEMメーカー製造して納車。

 

先進国途上国関係だと、1に行くほど搾取的になり易く、3に近づくほど技術移転も多く国民感情と国際経済的によくなり易いって特徴がある。いつまでもノックダウンだけやってるとそのうち追い出されるか、環境が変わった時に相手国の協力が得にくくなって撤退の憂き目に至る。

この点、日本企業企業城下町を築く事が多く概ね良好だった。それで90年代初期には「経済大東亜共栄圏」と揶揄混じりで言われていた。

あと同様に良好だったのがアメ車メーカー。これはこの後出てくる。あとイタリアフィアットライセンス含め海外生産常連だ。

 

車両の装備など

海外で売るんだから当然左ハンドル製造する。軽なのに左ハンなんよ。

あと、ヘッドライトには焦点とカットラインと言うのがある。ロービームで壁を照らすと上側が暗くて左側が上がったラインが表れるでしょう?あれって対向車幻惑防止の為にレンズの形でああいう風にしてるのよ。

右側通行ではこれが反対になるからライトユニット右側通行用のを作る。

 

エンジン

日本の軽規格、660ccや550ccの規制が無い所に売るんだから余裕がある800ccとか1000ccとかのエンジンを積んでいる。でも別に日本の660ccよりパワーがあるってわけでもない。

と言うのも、カリカリにチューンしたエンジンよりパワーが余り出ないエンジンの方が長持ちするんですわ。カブエンジンって遅いけど10キロ以上走れるでしょ。ああいう感じ。

あと、国によってはガソリン品質が悪い事がある。蒸留しただけの粗製ガソリンオクタン価が低いので、ハイオク化剤を混ぜてオクタン価をあげてレギュラーガソリンにしている。

でもこのハイオク剤は有機化学産業が発展してないと安定的供給できない。ガソリンオクタン価が低いとエンジンがぶっ壊れる。そういうわけで圧縮費を下げざるを得ない。低圧縮比=低出力なので出力を補うためにも排気量は上げておいた方がいいってわけ。

1000ccとかだと660ccエンジンベースでは無理があるんで、「海外向けの軽エンジン」ってのを別に作って載せる場合が多い。

んで、その海外向け軽エンジンライセンス生産している大宇などが自社ブランド生産するんだが、完コピする必要も無いので日本海外向け軽エンジンと形や仕様が違ってくる。

そしてそれが他国でのライセンス軽に載せられ…となって、海外軽には大宇のエンジンが載ってる事が多いのだ。

 

インド

マルチ国営企業で、元はインディラガンディー次男国民車を作る構想で設立したが頓挫していた。それまでは植民地時代旧態依然の丸っこい英国高級車ばかりだったが高い上に古いそんなもんは庶民は乗れんし乗らん。

そこでインド政府は合弁路線で行く事にしてスズキ招致アルトインド版、マルチ800の製造を開始すると構想通りに爆売れ、国民車に。

その後もスズキの車を作り続けてる。

インド映画見てると警察や軍がこういうジープ乗ってる場面ってあるでしょ?

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c1/Maruti_jeep.jpg/330px-Maruti_jeep.jpg

実はこれスズキジムニーなんすわ。(現地名ジプシー

 

軽トラライセンス生産はこれくらいなんだが、その代わりに「軽トラ市場」とでも言うべきマーケットが出来ている。例えばこれはタタのトラック軍団だがいかにも軽トラっていうのが居るだろう?

https://trucksfloor.com/en/tata/pickup

たこれはマヒンドラ社のスプロミニってトラックだが、この軽トラっぷりを見て欲しい。

https://www.mahindrasupromaxitruck.com/supro-minitruck.aspx#homebanner

 

インドネシア

民族自決の雄にして敗戦日本国際社会復帰にも大きな影響を持ったインドネシア。そういうわけで古くから軽自動車ノックダウン→ライセンス生産をしている。

三菱ミニキャブ大陸中国企業上海汽車集団GMの合弁、上汽通用五菱汽車生産日本軽トラ中国アメリカ合弁企業インドネシア生産というゴッチャゴチャな関係である

ダイハツハイゼットを、現地企業アストラダイハツの合弁、アストラダイハツ生産。ここはトヨタ乗用車生産もしている。

前述の韓国大宇とGMの合弁、GMDaewooがスズキキャリーライセンス車、ダマスを生産

また亜細亜自動車→キアがダイハツハイゼットライセンス車をタウンナーとして製造

バイクメーカーだったP.T.スズキインドモービル・モーターがカリムン・ワゴンR製造。これはインド生産ワゴンRコピー

まりスズキ直と韓国米国連合ライセンス車がごっちゃに入り混じってる複雑な状態なんだな。

 

その2へ続く→https://anond.hatelabo.jp/20250625180814

Permalink |記事への反応(4) | 18:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-29

リフレ派は馬鹿からコストプッシュインフレデマンドプルインフレ

現実には殆どインフレは複合的なもので、純粋デマンドプルインフレがとても稀ということを知らないのか、知っていてもとぼけているのか

第二次大戦後アメリカマーシャルプランの時のドイツ高度成長期日本に、中国工業化

豊富労働力特殊な情勢下で上手く生かすことが出来たときにのみ実現できている

今のアメリカだって中国だってドイツだってコストプッシュインフレよりデマンドプルインフレの方が好ましいと考えている

当たり前だけど、どこの国もデマンドプルインフレを望んでいる、頑張って起こそうとしている、でも実現できずに困っている

その一番の要因は労働力不足、それも安価労働力の不足だ

重要なのは労働力不足は単なるコスト要因ではなくインフレ性質のものを変化させる決定的な要因として機能してしまうってこと

デマンドプルインフレ簡単コストプッシュインフレシフトしてしまうってこと

労働力不足では純粋デマンドプルインフレの維持は困難なので、欧米労働力の確保を重視して移民を大量に入れてしのいできた

日本非正規雇用女性高齢者労働市場への参入が労働力市場のひっ迫を緩和し、皮肉にもコストプッシュインフレへの移行を阻んできた

そんな中でコロナ後の原材料価格由来のコストプッシュインフレが起き、昨年には落ち着いたものの、労働力不足由来のコストプッシュインフレが到来

それらを踏まえれば、今の労働力人口が減り続ける日本デマンドプルインフレの実現がどれだけ困難なことかわかると思う

そして、本当に実現したいなら消費税減税とか的外れなことを主張してる場合じゃない

Permalink |記事への反応(0) | 11:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-18

2014年乃木坂紅白落選した

ってことへの怨念だけでアニメ一本仕上げられるのは俺は大分クリエイティブだと思うけどな

しかも、バレるまではガンダムファンのなかでも批判すると叩かれる感じあるところまで行ってたくらいには出来も悪くなかったわけで

個人が大がかりな予算人員を使って大人IPに便乗してまで個人的な歴史をやり直そうとするってかなりエモーショナルじゃない?

創作って最終個人的な経験に還ってくるってよく言われるけど、ここまでパーソナルで範囲の狭いことを大がかりにやった人って数少ないと思う

特にクリエイティブ工業化してきてる現代において、それをやってのけようっていう気概は買いたいけどな、俺は

Permalink |記事への反応(2) | 22:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-14

anond:20250514114401

中国は抜け駆けというか工業化した中進国としては普通の働き方だと思う

一人当たりでみれば例外的な過重労働をやってるわけではなさそう

Permalink |記事への反応(1) | 11:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-02

dorawii

AIが力を持ちつつある今こそ「人力」というブランド価値を帯びる

人力にしかできない味があるなんて臭いことは言わない。

AIらしくない文章を書けとやるともう見抜けない人も普通にいるような文章を出してくるのだから。その極致AI人間成果物に差がつくようには思えない。

大事なのはブランド工業化されている今でも「手作り」に価値を見出す人がいるのと同じ。

あの人たちって別に必ずしも手作り工業製品を見分けることができるわけじゃない。

しかし「手作り」にはなにかそれにしかできない味などがあると妄信して手作りというブランドに金を出す。

人間がこうした虚像を信じられるような存在であるかぎり、人力に価値を見出す人はいから、人力のクリエーターが完全に仕事を奪われることは無いのだろうと思う

Permalink |記事への反応(1) | 14:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-20

関税戦争特に対中関税で「製造業アメリカに戻す」って言ってたけど、

消費者物価が上がる

国内企業コストも上がる

・輸出も報復関税で不利になる

という三重苦に近い。

内向き関税国内製造回帰って、ある意味「輸入代替工業化政策」なんだよね。

それって1960〜80年代発展途上国でよく見られたアプローチ

グローバル経済では非効率とされて放棄されたやつ。

ある意味で「Make America 1970Again」って感じかも。

でも、どう思う?トランプ支持者がなぜあそこまで熱心なのか、やっぱり「エリートに裏切られた」という感覚が根強いんだろうか?

Permalink |記事への反応(2) | 02:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-19

anond:20250419135422

ベッセントの野望は、アメリカを緩く再工業化していきたいというのが本音だと思う。

トランプ関税で、本来金利が下がると予想していたはずなんだけど、逆に上がり始めたので、

ブレーキを掛けさせたってことじゃないかな。

ただ、これでトランプが怒って参謀であるベッセント首にしたら、もうアメリカはどうなるかわからん

Permalink |記事への反応(0) | 14:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-07

anond:20250406141109

工業化を経た先進国ってどこもこんなだと思うがなぜか被害者意識が全面に出るんだな

一周回って限界左翼臭がする

Permalink |記事への反応(0) | 09:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-19

anond:20250319091324

DEIの廃止は、日本軍の影響の排除目的の一つかもしれない

だとすると日本組織には打撃だろう

 

硫黄島を有名にしたのはピューリッツァー賞をとったその写真だが

鹿児島硫黄島存在を見えにくくするために派手に喧伝されたはずだ

  

欧州工業化硫黄不足を招き、日本硫黄鉱山を開発する必要があった

硫化水素は繊維製品工業製品の洗浄に必須から

これに協力した薩摩藩鹿児島硫黄島をもって欧米勢力開国圧力を拡大した

日本軍欧米諸国薩長が育てたものであってウクライナナチスと同じだ

150年前のな

 

anond:20250310105822

Permalink |記事への反応(1) | 09:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-11

私の母親話題九州出身だけど

母は、女は大学なんか行かなくて良いという九州テンプレセリフは言われているし、女は将棋をするな(?)とかのよく分からないことも言われて育ってるね。

親戚に怒られてなじられながら無理やり大学に進学して、親との約束を守るということで地元福岡就職したあと、親を裏切って東京会社仕事を決めて逃げるように転居して、そこで群馬県出身の父と出会って結婚して生まれたのが私なんだけど。

物理的な距離群馬のほうが近いというのと、あと親と実家関係性が良いからということで、私は帰省というとほぼ父方の祖父母宅に帰省する感じで生きてきた。母方の福岡実家は4回しか行ってない。内訳は…結婚式と葬式と、盆だったかな…。

群馬福岡の違いは、女性が携わってきた産業の違いが大きいのかなとか思ったりする。

群馬生糸生産が盛んだった。蚕を世話して繭を茹でて生糸にして輸出するっていうやつね。多大な貿易黒字を作って日本工業化近代化にかなり貢献したものとして日本史でもがっつり習うわけだけど。

そこで女性が、かなり活躍した歴史があるのが群馬だったり、あとは相模あたりだったりする。長野県もかな…?

蚕の世話にしろ生糸製造しろ仕事の内容が女性に向いていて、当時としては好待遇で働いていた。

逆に福岡だと、農業炭鉱漁業といった感じで、男性の筋力が有利になる「男職場」ばかりが主力産業だった。

結果、女性のやることは炭鉱相手売春をするとか、あるいは次世代の働き手である息子を生む仕事ということになってくる。

まれたのが娘だったらガッカリ…息子だったら大喜び!となるのも、稼ぎ手としての能力男性のほうが圧倒的に高くなる地域産業構造にあるのでは。

女性生産現場から直接お金をもらうチャンスがなくて、一般男性に対して性的サービスしてお金をもらって養ってもらうというのが唯一の生存方法になっているか九州あんなことになったのかなと思う。

一般男性を経由せずに、工場から直接お金をもらう機会があった地域ほど、女性DVされていない…等のデータってないのかな。

そしてつくづく思うわ、うちは父が群馬で母が福岡でよかったなって。逆だったら最悪の相性でしょうこれ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:10

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-20

トランプのやり方もすごくよくわかる

アメリカが豊かなのって、脱工業化して製造業を他の国にぶん投げて、ITとか金融とかの仕事シフトしたせいだと思う。

それって世界中で分業制をするっていうわけで、平和を維持しないとできねぇと思うんだよね。

で、世界平和であるために、警察をしようと思うと超金がかかる。

このままアメリカが圧倒的にGDP1位で居続ければいいんだけど、21世紀中に中国に抜かれるわけじゃん。

どこのシンクタンクもそういってる。

アメリカ経済成長次第だけど、移民移民が産んだ子のおかげで経済成長してるわけで、それもどうなのって話。

アドバンテージが残ってるうちに、国内製造業を戻すのは撤退戦としてありだと思うよ。

資源だって労働力だって購買力だってあるんだもん。

優位性を保ったまま世界世界覇権を手放したほうがいいわ。

第二のアメリカの座を中国インドあたりで争ってくれて互いに消耗してくれれば、時間をだいぶ稼げるかもしれないし。

政府効率化省、いいんじゃね?

あの国、ろくに仕事の引継ぎもしないじゃん。

2か月後に解雇すっからよろしくデータ抜かれっと困るから明日から自宅待機な。

みたいな感じで人きるじゃん。

そんな国で100年ものシステムなんかツギハギでヤバいにきまってるじゃん。

日本みたいに終戦グレートリセットしたわけじゃないし。

毎年政府債務上限の引き上げの法案通すってくらいアホなんだぜ。

Permalink |記事への反応(1) | 16:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-05

人類は水源や食料を探索してきた過程で、おのずと偶然に対する報酬回路を構築していった。

しかし、工業化効率情報化が進み、探索や偶然は姿を消していった。

自由本質は偶然である必然世界自由はない。

人類賭博仮想空間を編み出し、今もなお探索や偶然を自ら作り出し続けている。

Permalink |記事への反応(0) | 21:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-02-03

世界道化師になったトランプ大統領

ドナルド・トランプ大統領EUカナダ中国などに対して極めて高い関税を課すことで話題だが、トランプ自身は25代アメリカ大統領ウィリアム・マッキンリー50%関税米国史上最大)でアメリカを豊かにしたことを挙げて、100%関税を課すことも検討しているようだが、結論から言うと…

失敗に終わるだろう

ドナルド・トランプ氏が主張する「ウィリアム・マッキンリーの高関税政策再現」について、歴史的経済的観点から以下のように整理できる。

1.歴史的事実の確認

- 当時の平均関税率は約48%に達し、産業保護目的とした「保護貿易」の典型例とされます

- 背景には、アメリカ工業化の過渡期にあり、欧州特にイギリス)の安価工業製品から国内産業を守る必要がありました。

-結果的に鉄鋼・繊維産業が成長し、20世紀初頭の経済拡大の基盤を作ったとする見方もあります

2. 当時と現代経済環境の違い

-19世紀原材料国内生産国内消費が主流。

-現代部品の国際分業が進み、関税中間財のコスト上昇を連鎖的に招く(例:自動車部品の25%関税が最終価格転嫁)。

-1890年:輸出がGDP比6%程度。

-現代:輸出がGDP12%(2023年)、サービス貿易も拡大。

-WTO体制下では恣意的関税引き上げが訴訟リスクを伴う(トランプ時代の鉄鋼関税WTO違反判決)。

以下は私の計算による分析だ。

3. 高関税経済効果に関する実証分析

- ペトリー研究所分析では、関税による米企業消費者負担が年間570億ドル

-保護された鉄鋼業雇用1人あたりコスト:90万ドル/年(非効率性の顕在化)。

  • 長期的影響

-ハーバード大学研究では、関税保護企業生産性向上率が非保護企業より年平均0.5%低い傾向。

4.代替政策比較

-半導体EV産業への直接投資2023年民間設備投資を2.3%押し上げ。

-ドル是正による輸出競争力回復1985年プラザ合意の事例)。

-コミュニティカレッジとの連携製造業技能者育成(ドイツデュアルシステム参考)。

5.地政学リスクの増大

-EU2023年実施した米産バイオエタノールへの報復関税(50%)で輸出額32%減少。

-フォードEVバッテリー国内調達切り替えで生産コスト18%増(バーンスタイン推定)。

結論

マッキンリー時代関税政策は「工業化初期段階における幼稚産業保護」という特殊条件に依存しており、現代の高度に分業化された開放経済では、高関税は以下のリスクを招き得ます

1. 輸入インフレによる家計消費の抑制

2.多国間報復措置の連鎖

3. GVC(グローバルバリューチェーン)分断に伴う生産性低下

経済史家ダグラスアーウィン実証研究によれば、1890年関税実質的経済効果はGDP比0.3%程度の成長押し上げに留まり、当時ですら鉄鋼業技術革新ベッセマー法導入)など他の要因が主因でした。現代政策としての有効性は極めて限定的と言えます

ニュース見出しを見た瞬間からそんなことを考えていた私でした。

Permalink |記事への反応(1) | 12:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-01-10

和食はなぜめんどくさいか問題

https://mond.how/ja/topics/mrlbu190hahsfr7/1nkd5kwzo2b5dbr

 

個人的に思いついた理由

 

宗教的に「贅沢は罪」みたいなところがあるが、日本はさほどそうではない(要出典

・山や森文化であり、山菜がたくさん取れるが、山菜は下処理が大変なため自ずとこうなった

農産物海産物豊富である要出典

・食にこだわりが強い人が多い(要出典

江戸時代から平和で安定していたから。他の国をみると、飢餓貧困に苦しんだ歴史が長い国は食文化が発展していない

工業化ときに、さほど都市に人が集中しなかった(要出典) イギリス比較して考えた

・単純に歴史が長い

・長らく女性台所にいたから、男女格差問題。例えばアメリカでも女性が家庭的であった時代には料理に対するモチベーションが高かったと聞く

 

実はちゃんと調べると他国の方が多彩かつめんどくさいという可能性もあるけどね

他には?

Permalink |記事への反応(1) | 16:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-12-09

anond:20241209095654

1950年代までは日本人50%過半数農家だった、と書いている。

ちなみに江戸時代は85%。明治に入ってから工業化によって比率が下がってきた。

こういうの中学校高校で習うよな? この程度のことが分かってないならちゃんと復習しとけよ?

Permalink |記事への反応(1) | 09:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-20

anond:20241119082848

第一に死んだ職員告発内容を隠さずに発表するべき

裏金工業化物質違法か、不倫だかなんだか不明瞭だ

職員は庁内で複数女性らに接触していたんだろ

女性らにも証言とるべき

もっとも脅されてウソつくかもしれんので、内部告発保護施策を確保してから

また斎藤が握り潰すかなあ?

Permalink |記事への反応(0) | 11:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-10

anond:20241110100235

まりそれ、アフガニスタン台湾って全然違うって話なんだよな

アフガニスタンアメリカにとって単なる対テロ戦争戦場だった。でも台湾は違う

1950年代からアメリカ台湾経済支援して、農業近代化して、工業化を進めて、結果として半導体産業まで育った。台湾GDP12%がアメリカ支援で、今のTSMCだってその結果なわけ

まり台湾アメリカって単なる支援国と被支援国じゃなくて、アメリカ戦略の中で一緒に成長してきたパートナーなんだよ

軍拡圧力はまあ既定路線だよな。でもそれは孤立主義トランプからってわけじゃなくて、台湾もっと自立的防衛力を持たせたいって考えからきてる

からアフガニスタンみたいに見捨てられることはないはず。70年以上の戦略パートナーシップはそう簡単には切れないって思うんだ

この当たりが推論。分かりづらい文章ですまんな

Permalink |記事への反応(1) | 10:18

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

米国台湾建設支援した経緯」を見て思うこと

https://www.youtube.com/watch?v=pvAfm0VFK3s

アメリカ台湾支援歴史について勉強してたら色々と考えることがあった

まず、トランプが勝ったことで台湾への支援がどうなるかってのが気になる。孤立主義的な政策をとるって言ってるし、台湾防衛費負担増を求めてくるだろ

でも、歴史的に見ると単なる援助じゃないんだよな。1950年代からアメリカ共産主義の拡大を防ぐために台湾重要パートナーとして支援してきた

TSMCとか半導体産業も、農業から工業化への移行も、GDPの成長も、全部アメリカ経済軍事支援があってこそだった。当時の台湾GDP12%がアメリカからの援助だったんだぞ

トランプ台湾半導体産業を取られたって言ってるけど、そもそも台湾産業発展自体アメリカ支援の結果なんだよな。これって単なる援助する側・される側じゃなくて、戦略的共生関係だと思う

からアメリカ台湾を見捨てることはないはずだ。孤立主義的な政策をとっても、中国への対抗という意味での台湾重要性は変わらない

しろ台湾に求められるのは自立的防衛力の強化だろうな。アメリカ支援は続くと思うけど、その形は変わっていく可能性はある

まり、70年以上の歴史で築かれた台湾アメリカ関係は、そう簡単には変わらないってことだ

基本的関係性は維持されると思うんだよな。ただし、その在り方は変化していくだろう

これが俺の結論

Permalink |記事への反応(1) | 09:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-11-01

コンバーターコーンバター技術食文化に宿る人間創造

コンバーターコーンバター。この二つの言葉は、一見すると無関係対象を指しているように思われる。しかし、その響きには微妙共通点があり、現代人に与える感覚的な違いは、文化歴史の流れを通じて形成されてきた感性の奥底に根ざしていると言える。人間歴史の中で、技術食文化進化と、それらが生み出す美的な感動は切り離せない関係にあり、ここに「コンバーター」と「コーンバター」を媒介とした考察を試みることで、その深奥を垣間見ることができるのではないだろうか。

まず、「コンバーター」とは、一般的には何らかの機能属性を変換する装置技術を指す言葉である電圧を変換する電源コンバーターや、信号を変換するデジタルアナログコンバーターなど、その用途は多岐にわたり現代社会を支える根幹を成す技術ひとつとなっている。これに対して「コーンバター」とは、穀物であるトウモロコシコーンから作られるバター、あるいはそれに類する加工品のことを指す。日本においてはそれほど一般的ではないが、北米南米など、トウモロコシ主食の一部として重要視する文化圏では、伝統的な食材の一つとして親しまれている。

一見、全く異なる二つの概念であるコンバーターコーンバターしかし、その歴史的背景に目を向けてみると、人間の知恵と工夫、さらにそこからまれ美的感性が反映されていることに気づかされる。コンバーターの登場は、工業化技術革新によってもたらされた、変換や変容の技術に関する人間知識結晶である。これに対し、コーンバター農業の発展や食文化進化に密接に結びついている。技術の変換と食材の変換、いずれも人間生活を豊かにするために築いてきた歴史の一側面であり、そこには特有美的価値が含まれている。

人間は、常に物質エネルギーさら情報の変換を行うことで、生活利便性を高めてきた。コンバーターはその象徴的な存在である。例えば、電圧を変換するコンバーターがなければ、さまざまな電化製品自由使用することはできない。デジタル信号アナログに変換することで、音楽映像スムーズに楽しむことが可能になる。これらの技術は、もともと無機的で冷たい印象を与えるものであるが、実際にはその内部に「変換」というダイナミックなプロセスを含んでいる点に美しさが宿る。変換の過程は、単なる物理的な操作にとどまらず、情報エネルギーが形を変えて新たな価値を生む瞬間である。この「変換の美学」は、人間の手によって機械的装置デバイスに具現化され、現代社会の中で目に見えない存在感を発している。

一方で、コーンバターには全く異なる美的価値内包されている。コーンバターは、トウモロコシという自然から得られる素材を加工することで生み出される、食品としての変換の結果であるトウモロコシは、古代アメリカ大陸文明において神聖視された作物であり、その栽培と加工は生活の基盤を形成してきた。コーンバターもその伝統の一部であり、味や風味の中に先人たちの知恵が凝縮されている。食品としての変換過程は、技術的な効率を追求する工業的な変換とは異なり、味わいや栄養価を最大限に引き出すための工夫が重視される。ここに、人間が生きるために必要とする基本的欲求と、それを超えて美味しさや楽しさを追求する美的感覚が交差する点が見出される。

また、コンバーターコーンバターは、それぞれ人間内面的な感覚にも影響を与えている。コンバーターがもたらす利便性は、私たち生活を快適にし、さらには新たな表現可能性を広げている。情報自由に変換し、自在操作できるという感覚は、無限創造力を解き放つものであり、それ自体一種の「技術の美」であると言える。一方、コーンバターがもたらす味覚の体験は、単なる食欲の充足を超えて、郷愁安心感さらには家族共同体との結びつきといった、人間らしい感情喚起するものである。口に含むたびに、自然の恵みを感じ、その過程に込められた労働愛情を味わうことができる。このように、コーンバター食文化の一端としての「食の美」を表している。

さらに深く考察を進めると、コンバーターコーンバターの間には、「変換」という共通テーマがあることに気づく。コンバーター無機物エネルギーを変換し、コーンバターは生の素材を加工することで新たな形に変える。この変換のプロセスには、人間自然物質に働きかけ、何かを新しい価値へと変える行為が見受けられる。この行為自体に、人間が美を見出してきたのではないだろうか。機械的な変換は冷徹である一方、そこには洗練された精密さや無駄のない機能美がある。これに対して、食品の変換には、温もりや手作り感といった情緒的な美がある。いずれも異なる美意識でありながら、共に人間の手によって完成される過程である

現代テクノロジー社会において、コンバーターほとんどの人々にとって日常の一部であり、存在意識することなく利用されている。しかし、それが果たしている役割は極めて重要であり、その背後にある技術的な進化は、実に人間の叡智の賜物である。一方で、コーンバターのような伝統的な食品には、技術的な進歩とは異なる価値観が込められている。ここには「不変の美」という要素が存在し、テクノロジー進化とは対照的な、永遠に続く食文化の美が感じられる。コーンバターを口にするたびに、人々は祖先が歩んだ道を辿り、自然との共生を改めて感じることができる。

このように、コンバーターコーンバターは、それぞれ異なる形で人間生活を豊かにし、感性を刺激する存在である。どちらも変換という行為を通じて人間生活寄与し、美的価値提供している。そして、技術進化伝統継承という二つの相反する要素が、私たち感覚と美意識に新たな価値観をもたらしている。この二つの対象比較することで見えてくるのは、人間が創り出す「美」の多様性と、その根底にある普遍的な美意識である

Permalink |記事への反応(1) | 02:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-21

anond:20241021085302

イギリス成功特に18世紀から19世紀にかけての経済的繁栄は、確かに奴隷貿易が大きな要素の一つであったことは歴史的に指摘されていますイギリス三角貿易と呼ばれる奴隷貿易システムで、アフリカから奴隷アメリカ大陸へ送り、アメリカ大陸から農産物資源イギリスに輸入し、それをもとに工業製品生産して他国へ輸出するという形で莫大な利益を上げました。

しかし、イギリス成功した理由奴隷貿易だけではありません。産業革命によって工業化が進み、生産力が飛躍的に増加したこと、広範な植民地支配を通じて世界各地から資源を手に入れたこと、そして金融貿易ネットワークを拡大していったことも重要な要因です。また、法制度や議会政治といった国内安定的統治体制も、経済成長の基盤を支えました。

もちろん、奴隷制度は深刻な人権侵害であり、その歴史的な影響は現在でも議論され続けていますが、イギリス成功複数の要因が組み合わさった結果といえます

Permalink |記事への反応(0) | 08:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-09

岡田斗司夫の切り抜きみて、少子化の流れが理解できた

ちなみに動画では少子化について言っていない、俺が結びつけただけ

 

 

個人的

子ども家庭内資産ではなく負債になる → 子どもが減る

 

この流れは分かってたつもりなんだけど、じゃあなんで世界的にそれが起きたか曖昧だった

 

1.時代とともに国際間の競争が激化する

2.国力を上げるために義務教育が導入される(工業化兵隊化のため、読み書きの必要性高まる

3.子ども家庭内労働力ではなくなり、資産価値を失う

4.子どもが減る

 

この流れなんだな、それで1.2は先進国にとって不可避なんだよね

じゃあこれを逆回転できるかと言われれば絶対にできない、それは途上国に戻ることを意味する

 

中国インドがここへ来て少子化になってきてるのも、直接的に関与してるのは就学児童割合よな

中国2006年義務教育法で9年の義務教育必須となった、一人っ子政策により少子化の進行は不明だったが

インドでは2009年義務教育法ができた

 

これまではむしろ女性社会進出における子育てリソース問題だと思ってたから、いっそ拡大家族を復活させれば若干改善するのでは?とか子どもの面倒を国が全部見ればいいのでは?と思ってたけど

この程度ではもう無理なのかもしれない

インド合計特殊出生率はもう2.0を割っている

子ども資産でなくなった瞬間に人口爆発は終わり衰退期に入っている、これ人類はどう解決するんだろう?

Permalink |記事への反応(1) | 12:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp