
はてなキーワード:工場とは
世界の軍事・経済2位の国が、同20位(台湾)を攻撃して、1位と4位(空海は4位ぐらいだけど陸は10位ぐらい?)の国を巻き込んだ場合、世界恐慌突入するぐらいの影響があるような気がするが。
仮に左派が言うように日本の大都市が焦土になったとすると、株価や通貨相場は乱高下し、日本からの投資や、日本や世界中の日系工場からの輸出もストップしてサプライチェーンが大混乱になる。60位のウクライナが攻められただけで、欧州を筆頭にヨーロッパは大混乱になったんだぜ。中国巻き込んで世界恐慌突入だろ。
比較するのは申し訳ないが、もし日本の軍事・経済規模がフィリピン並みだったら、1990年代台湾危機の際に余裕で台湾併合されてるでしょ。
言いたいことはわからんでもないが冷静になれ
強硬な制裁が発動した瞬間に死ぬのは中国共産党ではなく日本企業とお前らの財布だ
日本の製造業は中国っていう巨大な下請けがないと息もできない状態
ワイヤーハーネスひと束、半導体原料のレアアース入ってこないだけで自動車工場のラインは止まる
工場が止まるってことはモノが届かなくなるってことだ
俺は無理
玉砕覚悟とか言ってる奴は今晩の自分の飯がなくなっても同じこと言えるか?
妥協だよ
俺たち庶民が日々の生活に困らないための妥協点を探すのがリアルな政治だろ
「就活なにもしてない」というXユーザー/YouTuberをご存知だろうか。
Xをよく見ている方は一度くらい見かけたことがあるかもしれない。
最近、彼やそのリスナーが色々と騒がせている件について、1リスナーとして個人的にまとめてみた。
通称:就なに(しゅうなに)
年齢:25歳。
仕事:IT、客先常駐、契約社員。現在はシステム運用の仕事。常駐先は都内の大手企業と思われる。
性格:すぐキレる、あまり笑わない、すぐ落ち込む、集中力がない。プライドが高い。女性に執着している。言われたことをすぐ忘れる。
口癖:「良いこと思いついた」「人には人の乳酸菌」「ごまんといる」
学歴:大卒。学部は不明。日本学生支援機構の奨学金192万あり、返済中。
家族構成:おそらく一人っ子。父母。祖父母は未だにお年玉をくれる。
好きなタイプは年上(40歳まで)。自分がリード出来ないから年上女性にリードして欲しいとのこと。
夢:タワマンに住み、外車に乗り、結婚し、子供をもうけること。フルリモートで働くこと。30歳で部長になること。
YouTube配信では、身バレを恐れ宇宙人のマスクを着用。界隈で「👽」が就なにの隠語とされている。
ポストがあった日は基本的に20時から配信、というパターンがお約束。
配信冒頭でポスト内容に触れ、その後リスナーと通話、という流れが最近のトレンド。
決してトークが上手いわけでもない。話の内容がめちゃくちゃ面白いかと言われるとそんなことは無い。滑舌も悪い。かきくけこがちゃちぃちゅちぇちょに聞こえる。
非正規弱者男性、見下しコンテンツなど散々な言われようである。
それなのに、同接は500〜1000人をキープしている。何で?
・経歴
2024年
2025年
8/18 夢だったフルリモの内定
11/4仕事に追いつけてないと議事録はクビ。運用の部署へ異動
そう、彼がバズったきっかけは
異常なまでの短期離職。
ただ、残念ながら本人に病識がないので、お手上げ状態になっている。
病気だと指摘するとキレるし。
https://youtu.be/yQl0sgqm55s?si=XBiwDbjXNWnzY0_d
11月末に診断受けに精神科に行くみたいだが、ちゃんと行くのか心配。
11月上旬にも病院の予約をしていたが、飲み会に誘われたと言ってブッチ。約束を平気で破る。こういう所も嫌われるところ。
先述した通り、最近の配信では「リスナーと就なにが通話」するのが流行っている。
就なにから電話をすることもあれば、就なにさん電話してください、とリスナーからお願いされることもよくある。
就なにと恋話やデートのシュミレーションをする者、就なにへ質問をして交流を深める者など様々だが、メイン層は「就なにへ説教」だ。
女性リスナーに対してはセクハラまがいの発言も多々あり、本当に気持ち悪い。
例)僕と付き合えますか?僕は恋愛対象に入りますか?今の恋人と別れたら僕のもとに来てくれますか?など
(あいうえお順)
優しい口調で、外資系企業での働き方について淡々と話している姿が印象的。
就なに四天王。
就なにはカズンさんに心を開いている節があり、突拍子もなく汚い話が出てきたりする。
女性。
久留凛(くるりん)
女性。
ライブ配信の議事録を担当していたが、5chに無断転載されてしまった事により終了。
自身も発達障害当事者ということから、就なにに病院へ行き、自分の特性を理解したら生きやすくなるかも、とアドバイスをしている。
稀に高額スパチャを行う。
高市ネキ
女性。
就なにに「ヤニカスですか?」と聞かれるほどのヘビースモーカー。
男性。
ニンニン
就なに四天王。
就なにの話を引き出すのが上手で就なににも懐かれてる感がある。
ヒメコ
早口でまくし立てる話し方で、何を言いたいのか相手に伝わらない損な喋り方をしている。
就なにが初めてXでスペースをした時、「あなた達は就なにさんに偉そうに説教できるほど偉いんですか?」としつこく聞いていた。
体感だが、就なにより嫌われている。
藤川ネキ
福山。
男性。
ヒドイ内容の連投コメントが目立つため、初期の頃はコメントを制限されていた。
女性。
就なにに言い寄られてる。
僕に彼女が出来たら土下座してください、と言われていた。就なにに彼女が出来るわけないのに。
他にも挙げるとすると
・愛のスコール(すこさん)
・薄焼きたまご丸
・おぐにす
・平丸露伴
などなど。
枚挙に暇がなかったため、この辺で終わる。
ちなみに四天王というのは、就なにの独断と偏見で決めてる、よく話したりコメントしてくれたりする人らしい。
XのDM送れば通話してくれるらしいから、お暇な方は是非もんのそれです。
さて、ここから少し就なににより深く切り込んで行く。
筆者は、就なには明らかにホンモノと思っているが、一部リスナーは彼を業者だとか、バックにコンサルがいるのでは?と疑っているのだ。
つい最近、とあるXユーザーが「就なにのスパチャは28万超」などといった投稿を3日連続で行ったところ、就なににXをブロックされてしまう。
怪しいところもあるけど、就なににブロックされた報告も多々あるので個人的にはスルー。
2024/11/4 以前のポストと、2024/11/16のポストで、以下の違いが見られる。
語尾に笑をつける →つけない
これに関してはかなり怪しんでいる。
今の就なには割と淡々としたポスト内容が多いのに、昔は好きなアイドルについてポストしたり人間味を感じる。
それにしてはホンモノすぎるのがネック…
上記を巡って、5chやXで業者か業者じゃないか論争が起きている。
就なにごときでケンカやレスバをするのは時間の使い方としてどうなんだろうと思うが、正直、こんなモンスターが世の中に居ないというだけで安心する。だから業者であって欲しいと願ってる者も多い。
ただ、基本的に就なにリスナーは、説教するけど就なにを応援しているというスタンスの方が多い。
今の会社では口内炎が痛いという理由での早退や三連休を間違えて寝坊する等のハプニングもあったが、何だかんだ続いていて頑張ってるなと感じている。
筆者は就なにと通話もした事ない弱小リスナーだが、いつまでこのムーブメントが続いていくのか注目している。
フルリモ社長目指して頑張れ就なに。
ポストから弁護士事務所等から借金の督促状があふれている奴がゴロゴロいる。
タバコのポイ捨てとか民度低いなーと思っていたけど理由が判明。
まず、あのMVの印象が強すぎて…まあ、歌詞の内容と映像はまったく関係ないなんて普通なんだけどさ…😟
騒音計る機械持ったオッサン(何らかの組織の人)が演奏している彼らのステージの見える工場みたいな場所までやってきて、
ロブ・ハルフォードがラストで手を振りかざしたら、オッサンの頭が爆散して吹き飛んで通路から転落していく、
あの映像の印象が強すぎて、another thing coming=オッサン、みたいに勝手に思っちゃってたんだけど、
そんなはずなくて、おまえは思い違いをしている、勘違いしてるぞ、みたいな意味で、
つまり、
おまえは思い違いをしている、おまえは外出したら不幸が待ってると思い込んでるけど、そんなことはない、
外の世界には素晴らしいことがいっぱい待っている、だから、行動しろ、攻撃は最大の防御って言うだろ、
タイトルにも書いた通りずっとリベラルでそれはこれからも変わんないけど、とりあえず高市政権になってよかったかなってのが今んとこの感想。
もちろん理念的にはリベラルだし、これからも投票行動はそうしていく。(特に夫婦別姓はさっさと導入してほしいかな)
でも、自分自身は日本人男性だし、労働者より資本家側だから、別に彼女の政策方針で損しないんだよね、むしろありがたい。
顧みてよく考えると、自分って政治に関しては自分に直結する利益とは別にあるべき論を求めてたんだねって思う。人類の歴史を考えれば波はあれど、国家に集中していた権利が分散していく方向性は変わらないのだから一喜一憂しても詮無い
AIが発達して1984化ってのは恐れるけど、最早それは保守とかリベラルとかの話でもないような
それに中国の覇権主義的拡張傾向にはリベラルとしても安閑とはしてられないしね。とはいえ、この前の答弁は勇み足だと思うよ、あれは減点だし岡田を責めればいいってもんでもないでしょ。防衛省の役人が一番焦ったと思うよ
外国人系の問題については、排斥寄りの人の気持ちはまあ気持ちとしてはわかるし、湾岸のタワマンなんかもう中国人だらけなんで地元のスーパーも正直うっとうしいよ、日本人の中産階級より教養も品性も感じられない人も闊歩してるしね
でも、経済的には市場としての中国も、労働力としての外国人も欠かせないよ。日本人ってエリート主義よりも、現場主義や手技的な職人芸が好きだけどさ、それこそ製造業の工場の現場行ってごらんよ、外国人労働者いなきゃ回んないよ
このまま円安インフレ・財政拡張・労働者の権利抑制といった方針で行ってくれれば自分の経済的には良し。理念的な部分は後続の政権で確保すればいいやってのが今んとこの感想です
女性初の総理大臣ってのも意味があるしね、今後も頑張ってほしいです。寝ずに頑張ってるらしいし、トップがそういう姿を労働者に見せてくれるのも良いと思う
日本の対中国政策って、この50年でほんとガラッと変わってきてて、大きく分けると「友好 → 警戒 →経済安保」という三段階の流れがある。2000年代以降は特に「依存とリスク」をどう扱うかがテーマになってきた。
最初の1970〜90年代は友好ムード。国交正常化して、日本はODAで中国のインフラ整備を長年支援。天安門事件で一時ギクシャクしたけど、日本はわりと早く関係改善に動いた。90年代後半は中国の成長がすごすぎて、日本企業も一斉に進出。「世界の工場」化で経済の結びつきは一気に深まった。
2000年代に入ると、この依存がさらに加速しつつ、政治的な対立も増えていく。WTO加盟で中国は巨大市場化、日本企業もガンガン投資。だけど小泉政権の靖国問題で政治関係は冷え込み、「政冷経熱」という言葉が定着する。改善ムードが出たのは2006〜08年で、「戦略的互恵関係」なんて言われていた。でも2010年の尖閣事件で全部吹き飛ぶ。中国がレアアース止めたり、反日デモが広がったりして、日本側の対中警戒モードが一気に高まる。企業もここでチャイナ+1(東南アジアへの移管)を本気で始めた。
2013年以降はさらに「安全保障」が中心テーマへ。安倍政権は日米同盟を強化して、集団的自衛権も限定容認。尖閣周辺では中国の海警船が常態化して、海保や自衛隊の負担が増え続けた時期。経済は依存が続くけど、安保は完全に警戒へ振れた。
2017〜2020年は米中対立が本格化して、日本の立場も難しくなる。トランプ政権が中国と貿易戦争を始めたから、日本もアメリカとの整合性を取らざるを得ない一方、中国との経済関係は維持したい。だから「協力するところは協力、リスク部分は握らない」という二正面作戦みたいな時期。
2021年以降はもう完全に「経済安全保障」の時代。岸田政権は経済安全保障法を通して、重要物資やインフラを国がチェックする仕組みを作り、対中依存を制度的に減らす方針が明確になった。世論も対中不信がピークで、7〜8割が「中国は脅威」と答える状態。2023〜25年は防衛費の倍増、台湾有事を想定した日米計画、TSMC誘致など、抑止と供給網再編がセットで動いている。企業の投資先も、中国からASEAN・インドへ大きくシフト。
今の日本にとって中国は、「巨大マーケット」でもあるし「最大のリスク」でもある。
26歳。高卒で地元に仕事がなくて、コロナの頃に東京へ出てフリーターをやっていた。だけど都内も物価が上がり続けて、家賃は高いまま。時給もあがったものの結局いまも正社員にはなれていない。年収は300万に届くか届かないか。いわゆるワーキングプアじゃない、と言い聞かせてはいるが、生活はギリギリだ。
実家は稲作農家だけど、昔から「農業だけでは食っていけない」って聞かされていた。農業収入は年間100万ちょいで、親父は工場で長年働き、おふくろはパートに出て、なんとか俺ら兄弟を育ててくれたらしい。子供に金がかからなくなったのと、地元の工場が再編で早期退職を募ったのが重なって、親父は60手前で工場を辞めた(ほぼ辞めさせられたようなもんだ)。今は稲作一本で、補助金を使って規模を少し広げて、年間200万くらい稼いでいるらしい。
だけど、親父ももう60過ぎだし、身体もガタが来はじめていて、最近は帰るたびに「そろそろ戻ってこい」って遠回しに言われる。
実家に帰るとしたら、年老いたじいちゃんばあちゃんに、もう65を越える親父とおふくろを、ほぼ一人で支えることになる。まわりを見ても同じような世帯ばっかりで、実家のある集落はついに“平均年齢60超え”みたいな状態になってしまった。耕作放棄地も増えていて、農地を守るために耕作できる若い人を探すなんて話が普通に出るくらいだ。
だからこそ、ここでいっちょ俺が戻って規模を増やしてやるかなんて考えなくもないんだけど、農家の息子とはいえ、農作業の実戦経験はほとんどないし、正直、自分一人で回せる気がしていない。これからはスマート農業だっていっても機械は高いし、補助金を使っても借金背負うのは事実だし、これからの先行きを考えるとどうにも踏ん切りがつかない。
コメだけで食っていくのは相変わらず厳しい。輸入は安いままだし、日本の人口は相変わらず減る一方で、国内の米需要は伸びる余地がない。実家のあたりが南魚沼みたいなブランド米産地ならまだ勝負になるけど、うちはただの地方の田んぼだ。北海道みたいにでっかい規模でやれば採算が合うという話もあるが、国際協定もどんどん進んでいて、農産物価格がさらに下落すれば北海道だって安泰じゃないのは、日豪EPAやTPPの議論で散々言われてきた通り。
じゃあ輸出するかと言われれば、安いカリフォルニア米やオーストラリア米には到底かなわない。そもそもアジアの新興国で食べられているコメはタイ米みたいな長粒種が主流で、日本米みたいな短粒種の需要はまだ小さい。国内の米価はバブル崩壊以降ずっと下がりっぱなしで、スマート農業技術が進んでもコストが下がらなきゃ意味がない。
結局、戦後の農地解放から食料増産の時代を経て、そのあとコメ余りになった中で、うちみたいな零細兼業農家は政治的に保護されながら温存されてきた。そのツケが、人口減と地方の崩壊で一気に噴き出してきているんだと思う。もしかすると、うちみたいな農家は、もうその役割を終えて静かに消えていく時期に来ているのかもしれない。
日本は、30年間にわたり果たしてきた役割——世界のほぼ無償の資金源——から静かに抜け出そうとしている。
日本の金利がゼロに固定されていた時代、年金基金、保険会社、銀行は海外に資金を送る以外に選択肢がなかった。
その安定した資金の流れは、グローバルな借入コストを本来あるべき水準よりも低く抑え、特に米国でその影響が大きかった。
今、日本がようやく国内で本物のリターンを提供するようになり、その流れが鈍化している。
そして、利回りが上昇している理由は、日本経済が好調だからではなく、インフレが残り、通貨が弱まり、財政赤字が拡大し、市場がようやくデフレの影に隠れられなくなった国のリスクを織り込み始めたからだ。
米国にとって、この変化は静かなセーフティネットの喪失を意味する。
日本のお金が日本国内に留まれば、米国は自国債の発行をより多く吸収しなければならない。
それにより長期金利が粘着質になり、金融環境が厳しくなり、ミスを隠すのが難しくなる。
FRBがすでに調整を始めているのが見て取れる:QTの早期終了、銀行が国債から撤退しないようバーゼル規制を緩和し、流動性が薄くなってもリポジト市場の配管が壊れないよう確認する。
だから日本は危機を引き起こすわけではないが、ミスの許容範囲を狭める。
ワシントンが記録的な債務を発行する世界で、日本のような信頼できる買い手が失われることは重要だ。
関税は自動的に大恐慌を引き起こすわけではないが、コストを押し上げ、貿易を減らし、すでに脆弱なサプライチェーンに負担をかける。
1930年代のスムート・ホーリー法は大恐慌を生み出したわけではないが、悪い景気後退を悪化させた。
各国が報復し、貿易が崩壊し、世界経済の収縮が深まった。それは、誰もが同時に政策を締め付け、需要を安定させる代わりに互いに戦ったため、痛みを加速させた。
日本はかつてのデフレの衝撃吸収材ではなく、安価な資本を輸出しなくなった。
関税がグローバルにエスカレートすれば、金融システムが古い支えを失うまさにその時に貿易を絞め殺す可能性がある。その組み合わせこそ、普通の減速をより鋭いものに変える方法だ。
戻れるが、それは間違った理由でだ。
日本が安価な資金の工場役に戻されるのは、世界がグローバルなデフレ不況に陥り、需要が崩壊し、物価が下落し、貿易が後退し、失業率が世界中で上昇するような場合だけだ。
その世界では、日銀はシステムが凍りつかないように大量の債券買い入れを余儀なくされるだろう。
利回りは急落するが、それは何かが健全だからではなく、すべてが縮小しているからだ。
そして米国はすぐにそれを感じるだろう……国債利回りの急落、QEの復活、ドル高、そして世界が突然自分の影に怯えるような金融ストレスだ。
本当のメッセージ
それらを合わせると、グローバル経済が古い衝撃吸収材を失いつつあり、米国は過去20年間の同じような楽観的な背景に頼れなくなっていることを示している。
これはパニックではないが、世界がより脆弱で、容赦ない段階に入っているという明確なサインだ。
朝の工場に足を踏み入れると、ひんやりとした空気と共に、かすかに肉の匂いが鼻をかすめた。
巨大な搬入口からは搬入トラックがひっきりなしに到着し、銀色の檻に入れられた独身氷河期ごみおぢが次々と運び込まれていく。
その動きはまるで大きな心臓の鼓動のようで、工場全体が一つの生命体のように感じられる。
奥の処理室では、真っ白な作業着と帽子に身を包んだ人々が、規則正しく機械を動かしていた。
ごみおぢを蒸した後、骨を外し、皮を取り、均一な大きさに刻む。
刃物が回転する軽やかな音が響き、やがてミキサーの低い唸り声と溶け合う。
混ぜ合わされた肉と添加物は、やわらかなペーストや角切りの具材となり、栄養剤やゼラチンとともに巨大なステンレスの槽に集められる。
ラインを進むと、空っぽの缶がベルトコンベアの上を整然と行進していた。
そこに金属のノズルが降りてきて、次々と中身を注ぎ込む。
やがて缶は列をなし、高温高圧の殺菌機へと送り込まれる。
蒸気の立ちこめるその内部は外からは見えないが、まさに工場の心臓部であり、猫の安心を保証するための最後の関門だ。
冷却を終えた缶は、水滴をまとってコンベアの上を流れていく。
その光景は、まるで小さな銀色の兵士たちが行進しているようだった。
不平ばかり言い立て人生で戦わなかった氷河期おぢさんもついに兵士へと生まれ変わったのだ。
ラベルを貼られ、検査を終え、箱詰めされていくとき、思わず微笑んでしまう。
きっとこの一缶が、どこかの家庭の小さな猫に差し出され、ぱちぱちと瞳を輝かせて食べられるのだろう。
そうして命を繋いでいくのだろう。
銀色の缶に詰まっているのは、もはやただの氷河期ごみおぢではない。