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はてなキーワード:山本周五郎賞とは

2025-04-10

anond:20250410142021

概要

編集

島本にとって初めて文芸誌などでの発表を介さな書き下ろし作品発表(単行本発行)であった。2005年2月28日単行本が発行されると、「この恋愛小説がすごい!2006年版」(宝島社)第1位[2]「本の雑誌が選ぶ上半期ベスト10」で第1位、2006年本屋大賞で第6位[3]に選出されるなど注目を集めた。

第十八回山本周五郎賞候補[4]。2016年7月時点で累計40万部のセールスを記録しており[5]、島本個人Twitterファンに好きな作品アンケートした所、ダントツの1位となるなど名実ともに島本代表する作品として知られている[6]。

Permalink |記事への反応(1) | 14:46

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2025-03-30

夜は短し歩けよ乙女

こんんちゃちゃちゃー、私です。(☆゚∀゚) 

 森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」でございます

 えー、2007年の本屋大賞2位プラス山本周五郎賞を受賞したということで、はー、きゅぴきゅぴきゃん★な小説でございますねえ、はい、どうも。素敵なパロディアニメ調、漢語で古風な大正風と、さくっと評してみましたけども、まあまあそんな感じですか。

 とりあえず、山本周五郎賞はこれじゃねえだろうということだけは突っ込んでおきたいものです。だって、ねえ? ってか、作家の名をつけた賞なら、それなりの重みが欲しいものです。作風とか、超重要でしょそこって思いません? だって山本周五郎とは真逆にありますよ、この小説

 早くもあらすじいっちゃいますけど、……つーか、この小説にあらすじはないですね! はい、断言しましたけど、えー、素敵なお嬢さん摩訶不思議体験をしつつ、そのお嬢さんに恋して追いかけてく「先輩」なる人物アニメ的簡潔さが楽しい小説となっております

 うーんと、楽しいと書きましたけど、私が楽しかったのは最初の一編だけかな。あ、短編集なんですけど。最初の一編はね、一夜のユーモラスな世界観をぐるぐると描いた良作だなーと、はい面白かったです。

 ところがところが、それから先ですよ。二章三章と、まあ最初の一編とはかけ離れた出来のもんですよ。最初の一編が完成品なら、あとの三編はそのクズだなっていうくらい。これは、あれな予感がしますねー、ザ・二匹目のドジョウ

 たぶんですけど、一編目は、それだけの短編のつもりだったんじゃない? 続けて書く予定はなかったんじゃない? だから、完成度がこんなにもバラバラで、変な一冊になってんじゃないのかなー? かなー? そんな雰囲気がぷんぷんですわ。

 あとねー、まあ良作と言っといて何なんですが、あんまり熱がこもらないので察してくれる方もいらっしゃるとは思うんですが、全然きじゃないんですよ、こういうの。なんつーか、ちゃんと完成してるし、リズム面白いし、お話として楽しいなということで良作いいましたけども、全然きじゃない。(2回目)。

 まあ、一つだけ好きだと言える可能性があるのなら、この小説が「ラノベ」とか「アニメ小説?」とか名乗ってんなら、へえおもしれえなあって思いますよ。はい。でもそうじゃないじゃん。小説ジャンルで出されてきちゃってるじゃん。そうなると、私の評価はガタ落ちというか、なんつーかこういうもんを小説と言って欲しくないというか……。(´・ω・`)

 どうして小説じゃないかというと、もうキャラクターですよね。登場人物ではなく、キャラクターと言えてしまう、この感じ。例えば、八頭身のかわい子ちゃんキャラデザラフ)の横に、「素直で一本気。お酒に強い」とか書かれちゃってる感じ。その一行二行で人間を表しちゃうのは、これはもう小説ではなく、アニメ漫画範疇でしょう、と私は思うわけなのです。読んでて浮かんでくる情景も、現実じゃなくてアニメ絵だし。

 でさー、また短編全部が面白かったら、こういうのもありだなって思ったかもしんないけど、結局つまらんわけじゃん。だから、もうそういうのはちょっとサブカルでやってくんない?みたいな、小説界を汚さないでくんない?みたいな、そういう気持ちが出てきちゃうんですよねー。ねー。ねー?

 と、同意を求めて見ましたけど、まあ、というわけで嫌いです、これ。また、一章読んで気に入った方は、それだけでやめておくことをお勧めします。そのあとは練られもしない、ただの独白応酬ですから

 ってかさー、もうアニメとかでもいっつも思うけど、こういう女、いる? 頭が幼稚な少年少女が見るんだから仕方ないんだとは思うけども、こういう自己完結人間は、リアルでは頭おかしい人しかいないんで、決してマネなどなさらぬよう。

 あ、言い忘れてたけど、作者の名前気持ち悪くて嫌い。登美彦とか、うううあああああってなる。最後は単に好き嫌いの話でした。

それでは、ばいばい!(*・ω・)ノ

Permalink |記事への反応(0) | 21:05

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2023-11-06

anond:20231106223241

橘 玲について

2002年、国際金融小説マネーロンダリング』でデビュー。同年、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金羽根の拾い方』が30万部を超えるベストセラーに。06年『永遠旅行者』が第19回山本周五郎賞候補。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞。

Permalink |記事への反応(0) | 23:35

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2016-03-13

山形の「小説家ライター)になろう講座」がすごい

山形の「小説家ライター)になろう講座」がすごい

公式サイトから抜粋だけど、先生陣凄い。

http://www.sakuranbo.co.jp/special/narou/info.html

料金

>> 1回受講 大人1,500円、大学生700円、高校生以下無料

12回一括払いの方は、15,000円となります。<<

2015年度「小説家ライター)になろう講座」
歴代の講師抜粋

フリーミアムモデルじゃこういう先生方呼べないよなあ。

VRMMOネタ嫌いじゃないから、こういう先生方がそれを題材にしたらどんなの書くのか見たかったわ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:38

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2010-09-09

ラノベから一般文芸への転向の理由

http://togetter.com/li/48558

以下、チラ裏

ラノベ作家が次々と一般文芸転向する理由

1.儲からない

結局は金。例えば桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」。富士見ミステリー文庫版では500円。3年後に再版されたハードカバー版では1400円。さらにラノベイラストレータ印税が折半になるので1冊当り25円の印税ハードカバーなら10%で140円の印税ライトノベルレーベルから出た文庫だと、6冊売れてようやくハードカバー1冊分の印税になる。

中高生が対象なんだから単価の低い文庫で出すのは当たり前」って言う人もいるだろうけど、でもラノベ界で一番売れている(という言われている)西尾維新の主戦場は、単価がやや高い講談社ノベルスハードカバー並みの単価の講談社BOX。これを考えると、文庫が主戦場だったのに長者番付常連だった神坂一て、ものすごい売れてたんだなって思う。「文学少女」の野村美月ですら未だにバイトしているっていうし。

さらに一般文芸作家には文学賞がある。直木賞吉川英治文学新人賞山本周五郎賞推理作家協会賞、あと純文学では三島由紀夫賞芥川賞ラノベ作家には本当に関係に無い文学賞なので除外)。これらは賞金が出る上に、受賞すると普段本を買わないような人まで買ってくれる効果がある。ラノベアニメ化すれば同じような効果があるだろうけど、深夜アニメ直木賞、どっちが効果があるかは自明だろう。

さらにこれらの文学賞を受賞すると、地方から講演の仕事が舞い込む。これが1時間ぐらい話すだけで100万円ぐらいもらえるというからバカに出来ない。また、ある程度キャリアを積めば新人賞や各文学賞選考委員になれて、それも収入源となる。純文学系の老作家の主な収入源はそれ(メッタ斬りコンビ福田和也が批判している、大作家福利厚生)。残念ながらラノベには、まだそこまでのシステムはない。

2.長い間書けない

角川スニーカー文庫が創刊してもう20年以上経つけど、創刊からずっと書き続けている作家ってどのぐらいいいる?50代で現役のラノベ作家は?しいて言えば、田中芳樹が現役といえなくもないけど、彼は遅筆というよりも才能が枯渇しているせいでまともに小説を完結できなくなっているように見える。

資料をあたる能力と知識が必要なファンタジーSFならば、ある程度年をとってもかけるだろうけど、今日日流行の学園モノって40過ぎたおっさんおばさんが、主要な読者層である10代の若者が納得するように書けるんだろうか。ここ数年で一般文芸転向した作家たちは、皆1970年代生まれ、いよいよ「若い感性」というライトノベルにとって必要なものが喪失し始め、小説技術を身につけた作家転向しているんだと思う。そういえば、2年以上発売延期している谷川流70年代生まれだった。多分彼もラノベ界を去るつもりなんだろう。

以上、思いつく限り。

Permalink |記事への反応(3) | 02:18

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