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はてなキーワード:安芸高田市長とは

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2025-06-23

石丸氏に見るチェックだけ地方議会

都議選議席0に終わった「再生の道」。その代表である安芸高田市長石丸伸二氏は「二元代表制たる地方議会政策提案力は不要で、チェック機能だけあればいい」と主張している。この発言に感化されている人も散見されるが、これはいささかチェック機能シンプルに考え過ぎているきらいがある。

政策立案執行首長行政役割議会はそれを監視するチェック機関に特化すればよい」というのは一見するとシンプルで分かりやす役割分担論に思える。実際、地方議会の現状として、条例提案の大半は首長から出され、議員発議の条例はごくわずかだ。行政主導型の実態は否めない。

しかし、それをもってチェック機関特化でいいとするには、前提の欠如がある。

そもそも「チェック」とは何か。その行為は必ず何らかの価値判断基準に基づいて行われる。

この予算案は適切か、この条例案は望ましいか審査判断する際に、どんな価値観理念に照らして適切とするのかを持っていなければ、意味のあるチェックはできないだろう。

価値判断なきチェックは、単なる形式確認に過ぎない。それならば、監査委員と似たような組織でいいという話にもなろう。

なお、その監査委員においても、3E監査経済性、効率性、有効性)で政策の成果や効果性の観点から政策改善提案することを行い始めている。では、地方議会には何が求められるのか。

今更書くまでもないが、日本地方自治体首長議会をそれぞれ住民が直接選ぶ二元代表制だ。この仕組みの目的は、住民の多様な価値観複数ルート行政に反映することにある。

仮に議会提案力も価値判断も持たず、行政形式的チェックだけを担う存在なら、住民が直接選ぶ意義は極端に薄まる。それこそ先述のように監査委員にその役割を任せれば事足りるのかもしれない。

地方議会の意義は、選挙により住民の多様な価値観を代弁し、価値観に基づいて政策判断を行い、審査し、あるいは提言することにある。

なお、面白いのは、石丸自身がその「議会のチェック機能」を尊重していないところにもある。彼が安芸高田市長時代に行った専決処分地方自治法179条)の乱発は知るところであろう。

本来専決処分災害などの緊急避難措置議会機能不全などの非常時などに限定されるもので、日常的に議会の反対を無視して首長権限で押し通す手段ではない。

議会はチェック機能だけでよいと言いながら、そのチェック結果を尊重せず、都合が悪ければ専決処分する。この姿勢は、形式的な議会すら軽視し、二元代表制の理念無視したある種専制的な発想ともいえよう。

提案力は不要、チェックだけでいい」という主張は一見合理的かもしれないが、実は政治価値判断という営みを抜き落としたナイーブ構造であると言わざるを得ない。何より、提唱する本人がそのチェックを軽んじていたのだから、なおさら空虚ものである

Permalink |記事への反応(0) | 19:32

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2025-02-08

anond:20250207230505

かに石丸氏の「知らなかった」「初めて知りました」といった発言は、意図的演出 に見えることが多いですね。

なぜ「知らなかった」は演出くさいのか?

1. 知っているはずのことを、あえて驚いたように話す

• 例:安芸高田市長時代、「こんなひどい状態だとは知らなかった」と発言

しかし、市政の状況は就任からある程度把握できたはず

• あえて「驚く」ことで、問題旧体制責任転嫁する狙いがある?

2.都知事選でも「政治問題点」を次々と発見した風を装う

• 「こんなに課題があるとは!」と強調するが、具体的な対策は示さな

• あたか自分が気づいたように見せ、支持を集める演出可能

3. 「知らなかった」→「だから変えなければいけない」の流れ

• 驚きを装い、「問題発見者」のポジションを取る

• その後、「だから私が必要だ」と結論付ける

しかし、問題提起ばかりで具体的な解決策が示されない

結論:知らなかった=演出可能性大

• 「驚き」や「問題発見」のスタンスを強調することで、自分存在意義を作っている

• 本当に知らなかったなら、準備不足すぎる(=無能

• 知っていて言っているなら、単なる演出(=欺瞞的)

どちらにせよ、本気で問題解決する気がある政治家の態度ではない ですね。

Permalink |記事への反応(1) | 23:54

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2025-02-07

anond:20250207225842

どこにもリーダーシップがみられないが?

かに石丸氏のスタイルを「リーダーシップ」と評価するのは難しいですね。リーダーシップとは本来、「チームをまとめ、目標に向かって成果を出す力」 を指しますが、石丸氏のこれまでの言動を見ると、むしろその逆の要素が目立ちます

石丸氏の「リーダーシップ」への疑問点

1.対立を生むだけで、協調合意形成ができない

安芸高田市長時代議会と全面対立し、市政が停滞

• 退任後も「議会が悪かった」と他責思考

リーダー対話を通じて結果を出すべきなのに、結果的に何も成し遂げず辞職

2.スピード感アピールするが、実行力がない

• 「再生の道」を立ち上げたものの、半年以上進展なし

• 「スピード感が売り」と言いながら、何も動いていない

言葉と行動が矛盾しており、実際のリーダーシップは発揮されていない

3.ビジョン戦略不明

都知事選でも具体的な政策を示さず、「課題解決プロセスを重視」と抽象的な発言

• 「再生の道」でも政策がなく、何を目指しているのか不明

リーダーシップを発揮するには、チームに明確な方向性を示す必要があるが、それが欠けている

結論リーダーシップではなく、単なる独善的な行動

石丸氏の言動を見る限り、彼の行動は 「強いリーダーシップ」ではなく、「独善的マネジメント」 に近いですね。

本当のリーダーは、対話を通じて人を動かし、目標に向かって組織前進させるものですが、石丸氏の場合対話拒否し、敵を作って対立することに終始 しているため、むしろ組織を停滞させる要因になっています

このスタイルを「リーダーシップ」と評価する人がいるとすれば、それは「独裁的なリーダーシップ」や「炎上型のリーダーシップ」に魅力を感じる人だけでしょうね。

Permalink |記事への反応(1) | 23:03

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anond:20250207145649

予測も立てておこう。

石丸氏の今後予想される展開(他責パターン

1.都議選候補者擁立できない or当選ゼロ

• 「既存選挙制度不公平」「メディアが取り上げなかった」などの言い訳をする

• 「国民がまだ気づいていない」「時間必要」と話を引き延ばす

2. 仮に当選者が出ても、都議会で影響力を持てない

• 「都議会の仕組みが腐っている」「既存政党妨害してくる」と批判を繰り返す

• 実際の政策論議よりも、対立構造を煽る方向にシフト

3. 支持が低迷し、求心力を失う

• 「有権者がまだ変化を求める準備ができていない」と責任転嫁

• 「もっと時間必要」と言いながら、実態のない活動を続ける

過去パターンから見ても「他責」が基本スタンス

安芸高田市長時代議会対立し、「議会が悪い」と強調

都知事選後 → 「166万票の民意があるのに変わらないのは政治のせい」と発言

再生の道の遅れ → 「準備に時間がかかる」と説明しつつ、具体的な遅れの理由は示さな

結論

このままでは、「敵を作って戦うこと」が目的化し、何も実現できないまま終わる可能性が高い ですね。結局、「政治を変える」と言いながら、自分の無力さを他人のせいにして終わる未来しか見えません。

Permalink |記事への反応(1) | 14:58

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ここまでの石丸伸二のまとめ

石丸氏の政治活動をまとめると、以下のようになります

良い点

• 発信力が強い:SNSYouTube活用し、政治に関心のない層にもリーチできる

• 行動力がある:都知事選後すぐに政治団体を立ち上げるなど、スピード感がある

既存政治への不満を代弁できる:政治不信層を取り込む力がある

問題点

• 実績がない:安芸高田市長時代も大きな成果を出せず、辞職

政策がない:「再生の道」も具体的な政策ビジョン不明

• 実働がない:政治塾の実態不透明で、都議選に向けた動きも見えにくい

短期的な話題作りが中心:長期的な政治ビジョンが示されていない

結論

石丸氏は発信力と話題性はあるものの、政治を実際に動かす力や具体的な成果がないのが最大の課題都議選候補者を出し、実際に当選活動できるかどうかが、単なる「話題の人」から「実際に政治を動かせる人物」になれるかの分かれ目になりそうです。

Permalink |記事への反応(1) | 05:41

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2025-02-06

石丸さんはなぜポスター代を踏み倒したのですか

石丸伸二氏がポスター代を踏み倒したという事実確認できませんでした。

ただし、石丸氏に関する以下の情報確認されています

安芸高田市長選のポスター掲示契約を巡る訴訟:

石丸氏が安芸高田市長選のポスター掲示契約を巡り、ポスター作成会社から訴訟を起こされたという情報があります

名誉毀損訴訟:石丸氏が市長時代名誉毀損されたとして起こした訴訟で、敗訴が確定したという情報があります

これらの情報から石丸氏が過去訴訟に関わっていたことは事実のようです。しかし、ポスター代を踏み倒したという事実確認できませんでした。

より詳細な情報必要場合は、以下の方法をお試しください。

ニュース記事裁判記録を調べる:過去ニュース記事裁判記録を調べることで、訴訟の詳細や石丸氏の主張を確認できる可能性があります

関係者に話を聞く:石丸氏やポスター作成会社など、関係者に直接話を聞くことで、真相を知ることができるかもしれません。

ただし、これらの情報を得るには、プライバシー名誉毀損問題配慮する必要があります

Permalink |記事への反応(0) | 15:26

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2025-01-07

ていうか去年の都知事選で大きく票を伸ばした石丸伸二って、前広島県安芸高田市長って事は、官製婚活をやめてリベラルからちやほやされていた人じゃん

あの時こいつを持ち上げていた人達って、都知事選の時にこの事を指摘したか

この事実だけでも官製婚活反対派はリベラルに見せ掛けた新自由主義者であり、美名の下に弱者を踏みにじる自己責任論者だと分かりそうなものだが。

こいつをちやほやした過去反省した人はいたのか?

都知事選石丸現象とは何か 「脊髄反射的」なメディア報道リスク

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS7Q3DBCS7QULLI002M.html

特に広島県安芸高田市長石丸伸二氏は、都知事選後もメディアに出続け、同時にそのあり方について批判の矢面に立たされ続けている。

結婚強迫観念なくす」安芸高田市長が考える少子化対策https://mainichi.jp/articles/20230106/k00/00m/040/261000c

少子化対策目的の「官製婚活」はなぜ終わったのか。20年に就任した元銀行員石丸伸二市長(40)は「結婚しないといけない、子どもを持たないといけないという強迫観念をなくしたい」と言う

Permalink |記事への反応(0) | 16:13

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2024-11-17

anond:20241117201200

石丸なんか後任の市長石丸路線否定対話重視型が選ばれて実績が否定されてるのも同然なのに

ぽっと出の都知事選でかなり票集めやがったじゃん(蓮舫自爆なので順位評価しない)

安芸高田市長時代からクラウドソーシングスカッ市議会動画量産してて

今回兵庫県知事選でのクラウドソーシングを用いた戦略とも合致してるんだから組まない方が不思議だわ

杞憂ならそれが一番なんだがねぇ


ちなみに体感では石丸ファンになる人間は大体60代前後

ネット陰謀論免疫がなくスマホYoutubeを覚えてリコメンドの仕組みもクラウドソーシングも知らんような世代

元々投票率が高いのでかなりタチが悪い

Permalink |記事への反応(2) | 20:26

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2024-09-19

兵庫県知事選挙候補者

次回の兵庫県知事選挙候補者が以下のとおりだった場合、だれに投票する?

斎藤元彦(無所属現職)

泉房穂無所属新人元明市長

石丸伸二(無所属新人・元安芸高田市長

・ゴトウテルキ(諸派新人

・○○××(共産党新人共産党県連幹部

なお、他の候補者立候補しないものとする。

Permalink |記事への反応(0) | 20:23

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2024-07-16

anond:20240716124949

ならば蓮舫さんは、どこかの市長をやってから知事選再挑戦ですね。

安芸高田市長に負けたのは、行政トップ経験がなかったから。

Permalink |記事への反応(1) | 16:49

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anond:20240716124949

ならば蓮舫さんは、どこかの市長をやってから知事選再挑戦ですね。

安芸高田市長に負けたのは、行政トップ経験がなかったから。

Permalink |記事への反応(0) | 16:48

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2024-07-13

左翼国民バカにしてる!ってまた盛り上がってるけど

選挙後に石丸ヤバいやつなんじゃね?って気づく国民バカだと思うよ

安芸高田市長時代動画なんてちょっと調べれば出てくるじゃん

もしかして切り抜き動画しか見てなかった?

Permalink |記事への反応(1) | 11:07

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2024-07-12

内田樹によって書かれた都知事選に関する2つの記事比較

nippon.com版の方が先に書かれたので、nippon.com版→内田ブログ版の順に掲載

適宜改行等を加えた。

 

 

nippon.com版

https://www.nippon.com/ja/in-depth/d01018/

 

 

内田ブログ

http://blog.tatsuru.com/2024/07/12_0846.html

 

 

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(01)

nippon.com版

 今回の都知事選では、「選挙民主主義の根幹をなす営みである」という認識が崩れてしまったという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する公人を、法を制定する場に送り込む貴重な機会であるという基本的認識が今の日本からは失われつつあるようだ。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選では、選挙民主主義の根幹を為す営みであるという認識がかなり深刻な崩れ方をしているという印象を受けた。選挙というのは有権者自分たち立場代表する代議員を選ぶ貴重な機会であるという認識日本からは失われつつあるようだ。

 

 

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(02)

nippon.com版

 知事選当選者は1人に限られるのに「NHKから国民を守る党NHK党)」が関連団体を含め24人の候補擁立した。そして24人分の掲示板の枠に同一のポスターを貼るなど“掲示板ジャック”をした。NHK党は、一定額を寄付した人にポスターを張る権利譲渡する行為にも及んだ。掲示板には選挙関係ない人物動物写真サイト誘導する2次元バーコードなども張り出された。NHK党以外の候補も「表現の自由への規制はやめろ」と書いたわいせつ写真入りポスターを張り出すなど、目を疑うような行為があった。政見放送も含め、注目を集めて動画サイトなどのフォロワーにつなげるなど、選挙を単なる売名や金もうけに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

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(03)

nippon.com版

(無し)

 

 

内田ブログ

 投票する人たちは「自分たち利益をもたらす政策を実現してくれる人」を選ぶのではなく、「自分と同じ部族の属する人」に投票しているように私には見えた。自分と「ケミストリー」が似ている人間であるなら、その幼児性や性格の歪みも「込み」で受け入れようとしている。だから、仮に投票の結果、自分生活が苦しくなっても、世の中がより住みにくくなっても、それは「自分の属する部族」が政治権力行使したこと帰結から別に文句はない。

 自分自身にとってこの社会がより住みよくなることよりも「自分のような人間たちから成る部族」が権力や財貨を得ることの方が優先する。これが「アイデンティティーポリティクス」の実態である

 

 自分幼児的で、利己的で、偏狭で、攻撃的な人間だと思ったら、かつてならそれは「成熟」へのインセンティブになった。「もっとちゃんとした大人になろう」と思った。でも、今は違う。今は「そういう自分がけっこう好き」だとカミングアウトすることの方が人間的で、端的に「よいこと」だとされる時代なのだ

 正直言って、私には意味がわからない。この人たちはそんなに自分が好きなのか。そんなに同じ自分のままでいたいのか。私は同じ人間のままでいるなんてまっぴらである。息苦しいし、不自由だし、何より退屈で仕方がない。「自分自身に釘付けにされていること」をエマニュエル・レヴィナスは考えられる限り最も苦痛体験だと書いていた。私もまったくそうだと思う。そもそも自分自分しかあり得ないことの不快」を推力として、生物はここまで進化してきたのではないのだろうか。単細胞生物単細胞生物であることに自足していたら話はそこで「おしまいである。だからアイデンティティー固執する人たちを見ていると、私は奇妙な生き物を見ているような気になる。なぜ「そんなに自分自身でいたい」のか。自分であることにうんざりすることがないのだろうか?いや、ほんとに。率直にそう訊きたいのだ。

 

 選挙の話をしているところだった。

 

 今回の都知事選では、選挙を単なる売名や金儲けに利用しようとする候補者が多数登場した。

 

 

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(04)

nippon.com版

 公職選挙法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的振る舞うはずだ」という仮定の下に設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄(ちょうろう)したりすることは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

内田ブログ

 公選法に限らず、私たち社会制度の多くは「性善説」あるいは「市民は総じて常識的にふるまうはずだ」という仮定のもとに設計運営されている。でも、「性善説」の制度は隙間だらけである。その隙を「ハック」すれば、目端のきいた人間なら誰でも簡単自己利益を確保できる。候補者にさまざまな特権保証されている選挙という機会を利用しても、私利私欲を追求したり、代議制民主主義のもの嘲弄することは可能である。そのことを今回の選挙は明らかにした。もう「性善説」は立ち行かなくなったらしい。

 

 

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(05)

nippon.com版

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍晋三氏、菅義偉氏、岸田文雄氏の3代の首相による自民党政権立法府軽視が原因であると私は考えている。

 

 

内田ブログ

 だが、選挙がこれだけ軽視されるに至ったのは2012年以後の安倍、菅、岸田三代の自民党政権立法府軽視が一因だと私は考えている。

 

 

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(06)

nippon.com版

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、自民党政権行政府立法府より上位に置くことにひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党が激しく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権は極めて熱心だった。

 

 

内田ブログ

 日本国憲法では立法府が「国権の最高機関」とされているが、安倍政権以来、行政府立法府より上位に置くことに自民党政権はひとかたならぬ努力をしてきた。その結果、国政の根幹にかかわる重要な事案がしばしば国会審議を経ずに閣議だけで決定され、野党がはげしく反対する法案強行採決された。国会審議は実質的には意味を持たない「形式的セレモニーであるように見せかけることに自民党政権はきわめて熱心だった。

 

 

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(07)

nippon.com版

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩(も)らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

内田ブログ

 安倍首相は「私は立法府の長である」という言い間違いを繰り返し口にした。これはおそらく「議席過半数を占める政党総裁自由立法ができる」という彼自身の実感を洩らしたものであろう。だが、法律を制定する立法府の長が、法律執行する行政府の長を兼ねる政体のことを「独裁制」と呼ぶのである。つまり、彼は「私は独裁者だ」という民主主義精神全否定する言明を繰り返していたことになる。

 

 

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(08)

nippon.com版

 現行憲法下で独裁制を実現するために、差し当たり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーにすぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

内田ブログ

 現行憲法下で独裁制を実現するために、さしあたり最も有効なのは立法府威信を低下させること」である有権者の多くが「国会機能していない」「国会審議は無内容なセレモニーに過ぎない」「国会議員選良ではなく、私利私欲を優先する人間だ」という印象を抱けば、民主政事実上終わる。

 

 

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(09)

nippon.com版

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「普通市民以下かも知れない」という印象を扶植することに並々ならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることには見事な成功を収めた。

 

 

内田ブログ

 だからこそ、自民党はこの12年間、国会議員は(自党の議員を含めて)知性的にも倫理的にも「ふつう市民以下かも知れない」という印象を扶植することになみなみならぬ努力をしてきたのである。そして、それに成功した。知性においても徳性においても「平均以下」の議員たちを大量に生み出すことで、自民党政党としては使い物にならなくなったが、その代償に立法府威信を踏みにじることにはみごとな成功を収めた。

 

 

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(10)

nippon.com版

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

内田ブログ

 その帰結が、「代議制民主主義嘲弄する」人々が選挙立候補し、彼らに投票する多くの有権者が少なから存在するという今の選挙現実である

 

 

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(11)

nippon.com版

 NHK党は、暴露ユーチューバー有罪判決を受けたガーシー(本名・東谷義和)元参院議員国会に送り込むなど、国会威信国会議員権威を下げることにきわめて熱心であったが、これは彼らの独創ではない。自民党が始めたゲームを加速しただけである

 

 

内田ブログ

(無し)

 

 

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(12)

nippon.com版

 今回の都知事選で2位につけた石丸伸二氏も前職の広島県安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。これも「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を忠実に踏まえている。

 

 

内田ブログ

 今回の都知事選で二位につけた石丸伸二候補安芸高田市長時代市議会と繰り返し対決し、市議会機能していないことを訴え続けてネット上の注目を集めた。「立法者」と「行政者」は対立関係にあり、「行政者」が上位にあるべきだという、安倍首相体現してきた「独裁志向路線を彼は忠実に踏まえている。

 

 

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(13)

nippon.com版

 日本維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

内田ブログ

 維新の会も「独裁志向」では変わらない。「議員の数を減らせ」という提言は「無駄コストカットする」合理的政策のように聞こえるが、実際には「さまざまな政治立場代表者が議会議論するのは時間無駄だ。首長に全権委任しろ」という意味しかない。

 

 

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(14)

nippon.com版

自民党派閥裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

内田ブログ

 自民党裏金問題は、国会議員たちがその地位を利用して平然と法律を破っている事実を白日の下にさらした。この事件は「国会議員はろくな人間ではない」という民主主義空洞化するメッセージと、「政権に近い議員であれば、法律を犯しても処罰されない」という法の支配空洞化するメッセージを二つ同時に発信していた。

 

 

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(15)

nippon.com版

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革を目指すだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕(むしば)まれてへたり込んでしまうだろう。そして、どうやら日本人の相当数は、この事件ニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように見える。

 

 

内田ブログ

 このメッセージを「警告」として受けとった人は「今のままではいけない」と思って政治改革をめざすだろうが、このメッセージを「現状報告」として受けとった人は「民主政は終わった」という虚無感に蝕まれるだけだろう。そして、日本人の相当数は、このニュースを「世の中とはそういうものだ」という諦念と共に受け止めたように私には見える。

 

 

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(16)

nippon.com版

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用が極めて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度である有権者の多数が「まともな大人」でないと、民主政簡単衆愚政に堕す。だから民主政は人々に向かって「お願いだから大人になってくれ」と懇請する。市民に向かって政治成熟を求める政体民主政の他にはない。

 

 

内田ブログ

 英国首相チャーチルはかつて「民主政は最悪の政治形態だ。ただし、過去の他のすべての政治形態を除いては」と語った。なぜ民主政は「最悪」なのか。それは運用がきわめて困難な政体からである民主政は「合理的思考する市民」が多く存在することを前提にした制度であるPermalink |記事への反応(1) | 18:42

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anond:20240708083653

7日に投開票された東京都知事選落選した蓮舫参院議員(56)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。物議を醸している、前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)の「女、子供発言に触れた。

 蓮舫氏は「『女子ども』かぁ。20年前の国会で当たり前の景色だったことを思い出しました。今も、ですか」と投稿し、「『女子ども』に『男』もね、って返そう」と続けた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/97f03c88b6bbf3adee00135fa8226f9bf55d52df

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2024-07-11

石丸氏のポスター訴訟敗訴こそが首長たりえない一番の問題

石丸氏が自身選挙ポスター制作費を未払いしていた問題で、最高裁が上告を棄却して敗訴が確定した。

これについて、表面的な「裁判敗訴」のみで批判している人も多数見かけるが、

この問題は「石丸氏の契約締結・履行能力」が問われる非常に重い問題に思われる。

事の経緯は、安芸高田市長選で石丸氏が選挙ポスター制作を依頼した印刷業者間との契約内容のトラブル

石丸氏は「公費」での制作を依頼し、それを印刷業者が承諾したが、肝心の「公費」の金額が明示されていなかった。

印刷業者制作後に代金(106万円)を請求したところ、「公費」で賄える金額(34万円)から超過していることが判明。

残額(72万円)が未払いとなっていた、とのこと。

この未払いについて印刷業者提訴

一審、二審ともに敗訴していたが、7/5付で最高裁が上告を棄却し、敗訴が確定した。

石丸氏は恐らく軽視しているのであろうが、

この一件は「高々72万円の支払いが確定した民事裁判」で片づけられない、非常に重大な問題に思われる。

そもそも裁判沙汰になった根本的な原因は、印刷業者との契約をしっかり詰められていなかったかである

無論、契約には双方の合意必要であるが、先般の裁判石丸氏が敗訴していることは

契約に際して石丸氏側に問題があった、との司法判断が下ったといえよう。

これが最初に挙げた「石丸氏の契約締結・履行能力」に対する疑念である

では、契約能力が無いことの何が問題なのか。

経済学では、組織は「契約の束」と表現されるが、それは自治体にも当てはまる。

自治体契約によって成り立っているのである

例えば、インフラ整備について自治体業者発注すれば、そこには契約が発生する。

自治体職員は「任用」であるため労働契約関係では無いという見方もあるが、労働の対価として給与支給という点においては

労働契約関係解釈することも可能であろう。

そして、これらの契約により成立する自治体の長が知事であり、市区町村である

石丸氏の裁判の件で問題となった「契約」は私法契約自治体の「契約」は公法契約であるため、

同じ「契約」であってもその意味するところは異なることは留意必要である

とはいえポスター制作費の契約すらもまとめられない石丸氏に、

数多の契約を締結する自治体の、その首長を任せられるだろうか??

繰り返しになるが、本件敗訴は石丸氏の首長としての能力に関して、

致命的なほどに疑問を呈する判決であるように思われる。

首長として立候補されても絶対に票を投じたくないと思っている。

もしも、この認識を変える捉え方があるとおっしゃる支持者がいるのであれば、具体的に示していただきたい。

私は頭が固いので、「ああ石丸氏は首長にしてはダメだ」となってしまっているのである

Permalink |記事への反応(0) | 19:20

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anond:20240710200247

安芸高田市長任期中に東京都知事選出馬

・「恥を知れ」と罵った居眠り市議脳梗塞診断書提出で弁明したがシュレッダーにかけ知らんぷり

インタビューに答えない

公約の詳細の制作について答えない

Permalink |記事への反応(0) | 14:46

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anond:20240710200247

安芸高田市長任期中に東京都知事選出馬

・「恥を知れ」と罵った居眠り市議脳梗塞診断書提出で弁明したがシュレッダーにかけ知らんぷり

インタビューに答えない

公約の詳細の制作について答えない

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anond:20240711122125

なんでそんな人が後継なんでしょうかねぇ(ハナホジ

薬ってのは全部が全部、裏を返せば毒だから

きちんと用法容量を守って服用しないといけないのよ

彼が薬だったのか毒だったのかは、後世の歴史家判断するだろうが

既にこんな意見があるねぇ

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea323a905a4600ee10c807bf8dfd58ab1b9f4c22

都知事選で2位」の石丸伸二氏が出馬した「本当の理由」…安芸高田市長時代に残していた「4つのフェイク」

Permalink |記事への反応(0) | 14:23

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anond:20240710200247

安芸高田市長やって任期満了前に辞めて都知事選に出てだめだったから次は国政にって政治家をやりたくて政治家をやってるとようにしか見えないので、自分政治屋ではないと言うならどう言う理念に基づいての行動なのか説明があってしかるべきなのに、ないよね

Permalink |記事への反応(1) | 14:16

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anond:20240710200247

まあその前に「手応え」云々は荻上チキだ(武田砂鉄かな?)。

で、開票開始後に言われ出したのは、古市くんだったりちきりんだったりとのやり取りが開票開始後だったからだ。

もともと安芸高田市長時代でも同じようにしてたんだけど、それが全国ネットTVショーで晒されて明らかになっただけだ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:06

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2024-07-10

anond:20240710204026

そら安芸高田市長でしょ

Permalink |記事への反応(0) | 20:46

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anond:20240710200247

なんで安芸高田市長時代の実績はないと見るのか

しろ安芸高田市の実績だけで相当ヤバいやつ評価できてたけど、なぜか蓮舫すら上回る票を取って2位になってしまたから騒いでるんやで

Permalink |記事への反応(1) | 20:28

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石丸氏が叩かれている意味がわからない

からないこと

増田の見ている風景

基本的石丸氏は理路を提示してから話を進める。そしてその話の筋と異なるところに対する反発があると、筋と関係ないことであると切り捨てる。

このときの語調が激しくなることはあるが、人格貶めることはしていないように見える。

職務を全うせずに個人の好悪を前面に出した反論を取り上げないという態度だと、増田は捉えている。

最近では古市氏のインタビュー槍玉に挙がっていたが、これに対する批判にもピンときていない。

手応えを聞かれても、まず最初に「手応えがあった」とは一言も言っていないので、そういう振り返りはしてないという至極当たり前のことを、石丸氏なりにどう違うのかを説明しただけだと受け取っている。

政治屋との違いについては相互に何が言いたいのかよくわからなかった。

石丸氏は自身政治屋ではないという思いがあるので、(インタビューの中で前述した)政治屋定義以外の信念であるともう一度言うことになるので「何を聞かれているのかわからない」「定義の話をもう一度しているのか」と聞き返すのは、まあそういうコミュニケーションになるだろうと思う。

とはいえ古市氏が言いたかたことを改めて推測すると「石丸氏のいう政治屋と、石丸自身は外形的に何が違うか。心持ちではなく、振る舞いや信に値する活動は何か」という内容だったように思うが、それに関しては言葉足らずというか相手解釈に頼り過ぎなように感じている。


増田石丸批判から感じること

議論はお互いの土台を揃えないとできないので双方が何を指しているのかを確認する作業必要行為なのに、それをあげつらってサブウェイとか石丸構文と呼ぶ方が揚げ足取りに見える。

ましてや、その確認行為パワハラであると見なすのはなぜだろうか。古市氏との会話でも声を荒げている様子は観察できなかった。

批判している側は常識とか共通認識という形のないものをそれぞれが独自に想定して、そこから否定しているんじゃないだろうか。

3人いれば派閥ができるとか社会ができると言われるのに、1400万人の東京都で誰もが持っている常識なんてないのだから、話していることの確認行為重要でしょう。

ましてや公人なので、フラットに会話する為には相手が何を見ているのかを知る必要があるのに、それ自体を封じるような批判はお門違いという印象がある。

何でこれ書いた?

決して石丸シンパではないし、チラシの話は石丸氏に非があるとも思ってるけど、はてなの様子が俺の感覚とだいぶ違ったので、自分エコーチェンバーの中にいるのかと疑ってる。

自分が何か見えていないものがあるのなら教えてほしいとも思う。

ちなみに都民でも安芸高田市民でもないので、ただの野次馬です。

追記 7/12 1:30

思った以上にいろんな反応ありがとう

自分増田がこんなに盛り上がるなんて初めてでどう応答しようか困惑してる。

けど、2chの祭の頃のような謎の全能感に満ちた一辺倒な空気に不気味さを覚えていたのが、ある程度バラツキがあるんだなとわかって良かったよ。

SNSもやってないし2chも15年くらい前の記憶しかないし、こういうの忘れてたわ。

個別の指摘やどちらかといえば俺よりの声に反応するとまた変な方向に混迷しそうだからこれくらい雑な追記でごめん。

Permalink |記事への反応(37) | 20:02

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2024-07-09

当選してたらきっと東京でもとんでもないことしてましたよ」

過去最多の56人が立候補した都知事選投票率60.62%(前回55.00%)で小池氏が291万8015票で圧勝、続いて石丸氏は165万8363票を集め、蓮舫氏は128万3262票の3位に終わった。

人口約2万6千人の安芸高田市首長を辞し、500倍以上の人口約1400万人を擁する首都東京に乗り込んだ知名度もない男が、強烈な旋風を巻き起こした。

さぞや地元で実績を残して絶大な人気を誇り、「後継者」がすんなり当選を決めたのかと思いきや、当選したのは反石丸色を前面に打ち出した元郵便局長の無所属新人藤本悦志氏(51)だった。

市議会で数少ない「石丸派」として路線継承を訴えた前市議の熊高昌三氏(70)は2000票以上差をつけられ、次点にとどまった。藤本氏は昨年11月末に立候補を表明、「石丸氏は市議会市民との対話も少なく、その手法対立と分断を招いた」と訴えていただけに、石丸市政の落とした影は思いのほか色濃かったようだ。

♯1で報じたように、地元公立中高を経て京都大学経済学部に進学、卒業後は三菱東京UFJ銀行に入行、ニューヨーク駐在員も経験した石丸氏は2020年7月に突如、安芸高田市長選に立候補して当選

華々しいキャリア凱旋救世主感に満ちていたが、他者を寄せ付けない攻撃的な一面が次第に表面化し、その摩擦と軋轢広島の小都市疲弊した。現職の安芸高田市議は今回の都知事選の結果を含めた一連の経緯をこう分析した。

「危うく東京都民も騙されるとこだったから、小池さんが3選してよかったって思いますわ。石丸さんが掲げる政治再建や財政再建は、よく聞くと中身もほとんどないんだけど、人気取りだけは上手いからね。

安芸高田市長選の時もそうでしたけど、『よし、わしらが手伝ってやる』と名乗り出た地域のおじさんたちの手を『選挙カー応援もいらない。1人でやる』と払いのけ、駐車場にイスを並べて演説ばっかりしてましたよ。それで『このニューヨーク帰りの若者は何かやってくれそう』という期待感であっという間に人気者になりました。

今回の都知事選でも小池さんや蓮舫さんは政治の話ばかりでしょうから、そんな中で『石丸ちゅうんは面白い』と思われて人気は出たんでしょう。でも、あれが当選してたら、きっと東京でもとんでもないことしてましたよ」

「これまでより市政は間違いなくよくなると思う」

安芸高田市の現況を例に挙げ、市議は続けた。

「今回、当選した藤本さんは『市議会市民との対話大事』と言い続けている人で、議会と激しく対立ばかりしていた前任者と比べたら、わしらも大歓迎です。

結局、市民石丸市政はダメだって気づいたって事ですわ。人気取り市長になったものの、やったことは自分意見を押し通すだけ。

彼が議会の反対を押し切って進めてきた認定こども園問題も、藤本新市長は方針を改めるそうなので期待しています。この問題吉田町(旧高田郡吉田町)内にある保育所幼稚園の立地場所に土砂崩れ危険性があり、別の地区移転必要があるとされたことに起因します。

普通なら町内のなるべく他の場所移設しようと考えようもんですが、石丸さんは『校区をまたいで移設する』と言い出した」

石丸氏の提唱する移設先には私立保育園もあった。ところが…

「そんな地域であれば、まずは計画書を持って地元の人や私立保育園説明すべきだと議会は主張したんだけど、石丸氏は『予算使って計画書なんて作っても反対されたらお金をドブに捨てるようなもんでしょ』でしたからね。

その移設計画に関しても藤本新市長はまずは吉田町の中で土地しから始めようという方針です。議会市長も、対立ではなく対話できる関係の方がいいでしょう。今まで異常だったことがようやく平常に戻っていけそうです」

別の市議もこう胸をなでおろした。

「そりゃあもう選挙藤本さんが市長に選ばれたんだからそれが民意なんでしょう。市民石丸市政の継続を望んでいれば、後継者である熊高さんが当選したはずですから

石丸は結局のところ、4年間何の実績もなく安芸高田市をガタガタにするだけして、このままじゃ次の選挙は無理だと思って東京に逃げていったわけでしょう。

彼は地方議会の特色である二元代表制をまったく重んじることなく、とにかく自分の好き勝手物事を進めるだけの独裁者でしたから。

そのパワハラぶりについて今、こと細かにうつもりはありませんが、議会議員をアホ呼ばわりしたり、私自身も高圧的な物言いをされたことがありますよ。

こうして『対立』を選んだ前任者に対し、新市長の藤本さんは『対話』を重視すると言っているので、これまでより市政は間違いなくよくなると思うし、またよくしていかないといけません。

一方でなんの実績もない石丸氏が知名度抜群の蓮舫さんをおさえて2位になった都知事選に関しても、東京都民の『民意』なんだと思います

その都民民意が反映された都知事選後の民放各社の選挙特番で、石丸氏はコメンテーターアナウンサー質問をはぐらかしたり逆質問でキレてみせる様子がSNSなどで拡散され、パワハラ体質が早くも懸念されている。

今後は「まだ決めていない」としながら国政転身について「選択肢としては当然考えます。例えば衆院選広島1区。岸田首相選挙区です」と述べるなど、強気キャラにも拍車がかかったようだ。驕る平家は久しからず。どうぞご随意に。

https://news.yahoo.co.jp/articles/742c4dea089b23506482ee3bccf5a568cc58b0b2

なるほどなあ

Permalink |記事への反応(0) | 19:19

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石丸氏の考えていそうなこと。

政治再建(政治に興味関心を集め、国民のチェック機能が果たされること)が第一で、極端な話、しがらみのないクリーン政治家がまっとうに政治をしてくれたら、自分でやらなくていいと考えているように見える。目的自分当選することではなく、まっとうな政治が行われること。その選択肢がないから、自分が仕方なく出ているだけ。

まっとうな政治をするためには国民政治に興味を持ち、マスコミ政策などにチェックを働かせることが、正しいあり方だと思っている。なので、国民が興味を持つようにキャッチー言葉を使い興味を持たせるようにして、既存メディアには厳しい言葉政治をチェックすることを求めている。

選挙後のマスコミに対してのインタビューパワハラモードと言われているが、マスコミが聞いていることは、本来選挙中に報道すべきことで、選挙後になにをいまさら聞いているんだ?しかも局が変わるたびに何度も同じことを聞いてきて、選挙前・選挙中の記者会見で聞けばよかったじゃないか。と考えていそう。

政治屋の一掃」って出したときに、政治屋とは何ですか?って聞いておけばよかったのに、周回遅れで出てきて、終わった後に説明しろって言われてもってことなんじゃないかと。

最終的な選挙の結果は、全力で選挙に挑んで出た結果なので、本当に民意が反映された結果が出たとしか思ってなさそう。

安芸高田市長時代は、YouTubeで注目を集めて、安芸高田市議会を見ている視聴者に対し、自分自治体議会中継をチェックすることを勧めていたのも、日本全体の政治への関心を向けさせるものだったんだろう。

安芸高田市都知事広島に戻る?という節操のなさも見受けられるが、政治再建が目的なら、まっとうな政治が行われていないところなら、どこでも政治再建できるだろうから、次はどこの政治クリーンにしてやろうかな。と狙っているだけな気がする。

本人の目指すものは、清廉潔白政治家ではなくて、汚い政治家を排除してきれいにする掃除屋だったのでは?

Permalink |記事への反応(1) | 17:44

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