
はてなキーワード:安全保障会議とは
https://www.youtube.com/watch?v=2QlFS01-dOA
ホスト(ブライアン):今日はポッドセーブアメリカとポッドセーブザワールドの共同ホスト、トミー・ヴィエトールと一緒です。トミー、来てくれてありがとう。
トミー:ブライアン、なんて日だね。会えて嬉しいよ、buddy。
ホスト:こっちこそ。さて、今回のホワイトハウスでのトランプ、JDヴァンス、ゼレンスキーの間の完全な惨状を目の当たりにしたね。ゼレンスキーが事実上ホワイトハウスから追い出される形になって、もちろん和平交渉なんてもう望めない。ロシアの攻撃をはねのけようとしてるウクライナにとって、今この瞬間、これは何を意味するんだろう?
トミー:ウラジーミル・プーチンにとっては最高の一日だよね。ベン・ロードスと一緒にポッドセーブザワールドのYouTubeエピソードを録ったばかりなんだけど、これがアメリカの歴史の中で見たり聞いたりした最悪の会談だったかどうか議論してたんだ。たぶん閉じたドアの向こうでひどい会話もあっただろうけど、アメリカの大統領と外国のリーダーがカメラの前でこんな風に対立するのを見たことないよ。ゼレンスキーにとっても、ウクライナの人々にとっても大惨事だった。
アメリカとウクライナは今日、ウクライナからレアアース鉱物を取り出すための協力について何か合意に署名するはずだったけど、それは明らかに流れちゃった。でも、ゼレンスキーの今回の訪問の大きな目的は、アメリカがまだ彼らの味方だという確証を得ることだったんだ。その会議でのトランプの態度、ゼレンスキーが「プーチンが破るから停戦は望まない」と言ったときの嘲笑、JDヴァンスの怒鳴り声を見ると、ゼレンスキーは今日、最も重要な同盟国を失ったと感じながらホワイトハウスを出たに違いないし、どうやってそれを取り戻せるのか分からないだろうね。
ホスト:これが別の形で終わる可能性はあったのかな?聞いてるのは、これが彼らが最初から狙ってたことみたいに思えるからなんだよね。つまり、これは単に物事がそう展開しただけじゃなくて、俺の見た感じでは明らかに計画的だったんだ。物事がそんなに急に崩壊することなんてないよ、それを意図してない限りは。
トミー:うん、僕も同じ印象を持ったよ。トランプとJDヴァンスはカメラと国内の政治的観衆のためにショーを演じたかったんだと思う。JDヴァンスが本音を漏らしたのは、ゼレンスキーが10月にペンシルバニアに行ったことについて文句を言い始め、「反対派のために党派的な選挙運動をした」と非難したときだった。それがJDヴァンスが怒ってた理由は明らかだよね。
ただ、ゼレンスキーは不可能な状況に置かれてるとは思う。この人は地獄を経験し、疲れ切ってて、自分の国を救おうとしてる。でも、JDヴァンスと口論して、ヴァンスに挑戦し、トランプを挑発したのは戦略的なミスだったと思うよ。ドナルド・トランプがどんな人間か知ってるでしょ。いじめっ子で、あなたが彼の前にひれ伏して、指輪にキスすることを要求するんだ。そしてゼレンスキーはそんな気分じゃなかったんだろうね。
ホスト:トミー、いわゆる穏健派の共和党員(もうそんなのいるのかわからないけど)でさえ、今日早くゼレンスキーを好意的に描いたツイートを削除してるのを見たよ。ロジャー・ウィッカーを含めて。もはや選出された役人だけじゃなく、共和党の支持層も含めて、民主主義への忠誠をまったく捨てる世界にいるのかな?両方の派閥について、どう思う?
トミー:残念ながら、この問題を完全に政治化する方向へのゆっくりだけど着実な変化があったんだ。この戦争の初期には、ロシアが侵略者で、主権国家に侵入し、ゼレンスキーを何度も排除しようとして、キーウに戦車を送り込もうとしたことは誰にとっても明らかだった。これは白黒はっきりしてたんだ。侵略者がいて、不当に攻撃された側がいた。でも時間がたつにつれて、この問題は党派的になっていった。
なぜかは正確には分からないけど、トランプのゼレンスキーへの電話が弾劾調査につながったという変な経緯があるよね。トランプはまだそれに怒ってるのは明らかだ。それから、ウクライナでの戦争、つまり全面侵攻がジョー・バイデンの時代に起こったという事実もある。ジョー・バイデンはそれを彼のメッセージの特徴として、彼の最大の成果の一つだと信じてる。もちろん、ドナルド・トランプはそれを攻撃するよね。
でも、言う通り、これは今や完全に政治化されてる。ウクライナの大支持者だったマルコ・ルビオのような人たちが、今ではJDヴァンスがこの民主的に選ばれたリーダーに怒鳴り散らすのを見ながら、あのソファに座って、魂が抜け出たような顔をしてる。そして、その上で「今までどの大統領も持たなかった勇気でアメリカのために立ち上がってくれてありがとう。アメリカを第一に考えてくれてありがとう、アメリカはあなたと共にある」とツイートする厚かましさ。まさに脊椎なしだよ。
ホスト:トミー、トランプは何を得るんだろう?アメリカは何を得るんだろう?俺が思いつく唯一のことは、政治的な側面だよね。ジョー・バイデンがウクライナを支持したから、ドナルド・トランプは本質的にウクライナに敵対的でなきゃいけないということ。明らかにトランプは独裁者クラブの一員になりたがってて、プーチンはその独裁者クラブの中にいるから、俺たちは世界中の民主主義を守ることを放棄したってこと。でも、それが本当に彼が得るものなの?彼はこれからどんな利益を得るんだろう?
トミー:わからないよ。でもね、俺たちが向き合わなきゃいけない暗い事実があるんだ。それは、俺たちの大統領がウラジーミル・プーチンやシー・ジンピンを見て、「あの人たち好きだな、あの人たちのシステム好きだな、あの人たちと価値観を共有してる、ヨーロッパの民主的に選ばれたリーダーたちよりもあの人たちと共通点がある」と思ってるってことだよ。それってすごく変で怖いことだよね。
これは選挙公約の一部だとは思う。ドナルド・トランプは9.11後の戦争、イラク侵攻、俺たちが誤解され戦争に引きずり込まれたことにうんざりしてた多くの人を、この種の孤立主義的な「アメリカ・ファースト」で活気づけたんだと思う。彼は一日でウクライナとロシアの間の戦争を終わらせると約束した。最後に彼は、ウクライナからレアアース鉱物を恐喝して取引から何かお金を引き出そうという土壇場の試みをしたけど、君の大きな質問に対しては、彼が何を得るかは見極めるのが難しいね。俺の考えはどれもかなり暗いものばかりだよ。
ホスト:ロシアが明らかに選挙に干渉する意思と能力を持ってるという事実もあるよね。ソーシャルメディアでやってるのか、他のもっと悪質な方法があるのかは別として。これはトランプが見返りの取引の一部を与えてるだけなのかも。彼はウラジーミル・プーチンから何を得たか知ってて、今度はプーチンに必要なものを返してるんだ。アメリカがウクライナへの資金提供を止め、ウクライナのNATO加盟の見通しを支援するのをやめることがそれ。
これは本当に、プーチンとトランプの間の握手合意みたいなもので、トランプは、プーチンが彼や共和党に引き続き役立つ限り、ソーシャルメディアキャンペーン、ボットファーム、彼らが考え出せるどんな干渉活動でも、彼は国際的な場でプーチンが望むものを与えるんだよ。
トミー:本当に、俺の頭が2017年のミュラー調査時代に戻るのを止めるのは難しいよ。俺たちはアメリカの政治が深刻な課題に直面して不真面目でイライラすることに慣れちゃってるけど、ゼレンスキーの目を通してこれを見ると、ただ恥ずかしく思ったよ。
大局的に見ると、アメリカは第二次世界大戦後の平和を保つために設立されたすべての機関、国連やNATOなどの設計者だった。これらは非常にうまくいって、ヨーロッパの民主的に選ばれた同盟国と俺たちを結びつけてきた。でも今、トランプは明確にそれらから離れようとしてる。
それは彼の最初の任期で少し始まったけど、ジム・マティス将軍や他の国家安全保障チームのメンバーなど、トランプの周りには欧州人やNATOの一部に再保証を提供する人々がいたと思う。「もちろん戦争があれば支援します、もちろん俺たちはまだ第5条を信じています」って言ってた。
そして今、トランプの二期目では、トランプがJDヴァンスをミュンヘン安全保障会議に送り、彼らに講義し、見下し、ドイツの極右党を後押しするのを見てる。これはすごく新しい政治的な光景であり、すごく怖いものだよ。
ホスト:これはグローバルな世界秩序に対して、より広く何を意味するんだろう?俺たちが今見てるのは、世界史上最も長い繁栄の期間をもたらした戦後秩序の解体または崩壊だよね。
トミー:イギリスの首相キア・スターマーは今週初めにホワイトハウスにいたんだ。トランプとの会話で、トランプは再びNATO憲章の第5条から後退したり、中途半端な支持を示した。第5条は「一国への攻撃は全体への攻撃である」と述べてる部分だよ。第5条がなければ、NATOは何もない。ただの緩やかな同盟だ。
大局的に見ると、次のドイツ首相になるフレデリック・メルツのようなヨーロッパのリーダーたちが「アメリカなしの未来を計画する必要がある、我々は団結して何か独自のものを構築する必要がある」と言い始めてるのを見てるんだ。これはジョー・バイデンからの数年間の外交政策の劇的な変化だけでなく、第二次世界大戦以来75年間のアメリカの外交政策の劇的な変化だよ。
ホスト:それはNATOにとって何を意味するんだろう?アメリカが組織の優良会員でなければ、NATOは存在できるのかな?NATOの全ポイントは戦後秩序を保存することだけど、アメリカがなければ、それはまだロシアからの拡大を防ぐのに効果的かな?
トミー:アメリカがNATOから完全に撤退したら、絶対にダメだね。NATOはアメリカ、アメリカの軍事ハードウェア、インフラ、実行機能、ミサイル防衛システムに非常に依存してる。俺たちは他のどの国よりも防衛に多くを費やしてる。トランプが、ヨーロッパの国々がGDPの一定割合を自国の防衛に投資するという目標を達成できてないと批判するのは間違ってないよ。
その結果として起こるかもしれないのは、それらの国々が自国の国内防衛産業にはるかに多くを投資し始めることだね。再軍備化されたドイツが世界にとって必ずしも良いことではないことを知るのに歴史家である必要はないよ。彼らはただ俺たちなしで進路を計画するみたいだね。
ホスト:NATOがロシアや中国の拡張主義に対する防波堤でなくなれば、それらの国々が帝国主義的な姿勢に戻ろうとするよう促すんじゃないの?これがトランプが言ってることとは逆に、第三次世界大戦の可能性を高めるんじゃないの?つまり、ゼレンスキーが何らかの形で第三次世界大戦を引き起こしてるんじゃなくて、トランプが今やってることこそが、彼が戦おうとしてると主張してることと全く同じことじゃないの?
トミー:多くの人がそう考えてるよ。NATOのポイントは、ロシア人に「もしNATO加盟国に侵入したら、NATO全体からの反応に直面し、それは圧倒的であり、あなたは絶対に勝てない」と言って抑止力として機能することだった。
でも、もしソビエト帝国の一部だったこれらの小さな国々が突然一人ぼっちになったら、プーチンがバルト諸国に侵入したり、ポーランドを見たり、ウクライナに戻ってさらに領土を取ったりするシナリオを想像できるよね。弱体化したNATOは特に東ヨーロッパにとって非常に危険だ。
それが俺たちが実際に懸念すべき第三次世界大戦であり、ウクライナが自国の領土を守る見込みじゃないんだ。ロシアがウクライナへの攻撃を止めれば戦争は終わる。それだけのことだよ。ウクライナが自国の領土を守るだけで敵対的なことをしてるとか、さらに悪いことに第三次世界大戦を引き起こしてるという考えは完全に間違ってる。それはおかしいよ。
これが非常に不満なところだね。ドナルド・トランプは、ロシアが侵略者であり、ロシアがウクライナ軍をウクライナ領土で攻撃してるという現実について話すことはないんだ。それは3年間続いてるんだよ。
トランプが常に持ち出す第三次世界大戦の見通しは、アメリカとロシアの直接的な対立や、ロシアによる核兵器の使用の可能性だったと思う。それらは本当に心配すべきことだけど、ほとんどの軍事専門家は、ロシアからのその種の侵略に弱く見せることは、NATOの国々、特にアメリカから団結と強さを示すよりも、プーチンがさらに多くのこと、さらに悪いことをするよう促す可能性が高いと言うだろうね。
[クリップの内容:右翼メディアの記者がゼレンスキーに「なぜスーツを着ないのか」と質問する場面]
トミー、これはブライアン・グレン、マージョリー・テイラー・グリーンのボーイフレンドだよ。「リアル・アメリカズ・ボイス」っていう素晴らしいメディアの代表として話してるんだ。APやロイターの代わりにこの人を入れてよかったよね。彼はこの機会を使って、ゼレンスキーがスーツを着てないことについて質問したんだ。オバマのタンスーツ騒動の時代に戻ったみたいだね。右翼メディアがこれに焦点を当ててることについて、どう思う?
トミー:もう、あなたがゼレンスキーだったらって想像してみてよ。アメリカの推定では、この戦争で7万人のウクライナ兵が殺され、10万人が負傷し、数万人の民間人が負傷し、約1万9千人のウクライナの子どもたちがウクライナからロシアに誘拐されてるんだよ。そんな中、この馬鹿野郎があなたの着る服について質問してるんだ。
君と俺はアメリカの政治が深刻な課題に直面して不真面目でイライラすることに慣れてるけど、ゼレンスキーの目を通してこれを見ると、ただ恥ずかしく思ったよ。
ホスト:今日見たのは国際的な恥辱だよね、それを回避する方法はない。こういう状況の中でも、みんな適応して、線引きも変わってくるし、どれだけ悪くても、この種のことに慣れてしまう。それはある程度普通のことになっちゃうんだ。でも、今日俺たちが見たものの後で、「アメリカ人であることが恥ずかしい」と言ってきた人が今までよりも多かったよ。政治での慣れにもかかわらずね。
今見てる皆さんには、ポッドセーブザワールドをチェックすることを強くお勧めするよ。今日トランプ、JDヴァンス、ゼレンスキーの間で見たものだけじゃなく、国際問題についてもっと深く知るために。ここに画面上にポッドセーブザワールドへのリンクを表示するね。トミー、時間を取ってくれてありがとう。
トランプ支持者の頭の中って、正直よく分かんないよな。なんであんなに熱狂して、偽情報にも動じないんだろうって。今回、イーロン・マスク率いるxAIのGrok 3と壁打ちしてみたよ!
トランプ支持者の思考が謎すぎるからだよ。「アメリカファースト」って叫んで、偽情報まみれでもブレないその姿勢、国際的な目線だと危険すぎる。でも、アメリカ国内じゃ一定の支持があるわけで、そのギャップが気になった。で、Grok 3と話して、何かヒントつかめないかなって思ったんだ。
俺がGrok 3に投げたのは、「アメリカで今、どっちの考え方が優勢なの?」って質問。トランプ陣営の「アメリカファースト」や偽情報OKな自国優先派 vs. 国際協調や事実重視派、どっちが強いのかって聞いたら、こんな感じで返ってきた。
2025年2月時点で、トランプは2024年選挙勝って大統領に返り咲いてる。共和党が上院取って、下院もギリ多数キープしてるから、トランプのやりたい放題だよ。ウクライナ支援縮小とか、ロシアとの和平優先とか、強硬な交渉姿勢がガンガン進んでる。2月13日のミュンヘン安全保障会議で米・ロ・ウクライナの3カ国協議が出たり、共和党支持者の67%がトランプ支持(Pew Research Center,2025年2月)ってデータもあるし、政治的にはトランプ陣営が今、強い。
でも、国民全体で見ると分断しまくり。Pewの調査だと、トランプの初期行動に「期待以上」は28%、「期待以下」は35%、「予想通り」が36%で、賛否バラバラ。NPR/PBSNews/Maristのデータでも、トランプの政策(関税とか移民とか)に賛成半分反対半分。特にウクライナ関連の偽情報や支援縮小には、民主党支持者の84%が「支持しない」って言ってるし、独立系有権者も過半数が心配してる。一方で、共和党支持者の76%は「トランプが国を良くする」って信じてるから、どっちが優勢かはマジで流動的。
メディアだと、FOXニュースとか保守系はトランプを「現実的」って持ち上げて、CNNとかリベラル系は「危険な偽情報」って叩いてる。Xでも、支持派は「国を守ってる」って擁護、反対派は「国際秩序ぶっ壊す」って批判で真っ二つ。文化的には、地方の保守層はトランプの強さに共感してるけど、都市部や若者は協調や多様性を推してる感じ。
政治的にはトランプ陣営が今、リードしてる。でも、社会全体だと賛否拮抗してて、どっちが勝つかはトランプの成果次第ってとこ。
トランプ支持者が偽情報に動じないどころか積極的に支持する理由って何? Grok 3と話して見えたのは、彼らにとって偽情報が「敵陣営の攻撃」か「戦略の一部」って感じになってること。
支持者の中には、メディアや民主党がトランプを潰すために偽情報を流してるって信じてる奴らがいる。だから、トランプが何かやらかしても「フェイクニュースだろ」ってスルーする。トランプも「フェイクニュース」って連呼してるし、支持者はそのノリに乗っかる。例えば、ウクライナ支援縮小の話でも、「メディアが騒ぎすぎ」って感じで気にしない。
逆に、トランプが偽情報を流してるって分かってても、「それは敵を騙すための頭いい作戦だ」って見る奴もいる。ロシアとの和平優先発言だって、ウクライナ切り捨てかもしれないけど、支持者は「交渉の駆け引きだろ」って信じてる。偽情報がトランプの「強さ」の一部って感じで受け入れてるんだ。
トランプ支持者は、自分たちの価値観に合う情報しか拾わない。FOXニュースとかがトランプ擁護すれば、それが真実。リベラル系の批判は「偏ってる」って無視。だから、偽情報があっても、自分が信じる情報源が正しいって思い込めるんだ。
トランプ支持者の思考法って結局、「自分たちのリーダーを信じる」ってシンプルな話。偽情報も、リーダーを守る盾か、敵を倒す武器って割り切ってるから、動じないんだ。政治では今、トランプ陣営が優勢だけど、社会全体は分断中で、国際視点だとヤバい。でも、アメリカ国内じゃそのヤバさが「強さ」って見られてる層がいるのが現実。どうなるかは、トランプの結果次第だな。
2025年2月ミュンヘン安全保障会議J・D・ヴァンス米副大統領の発言
https://cruel.org/candybox/JDvanceMunich2025_j.pdf
色々読んで、というか、これを読んで思ったことは、なんでこんなこと始めたんだろうなってことだったんだよな。それは奇しくも、はてブどころか世界中でぶっ叩かれてるトランプの発言とほぼ同じで、自分でも引いたんだけど。
長いけど、かなり砕けた書き方がされてるから、読むのに苦はないと思う。ぜひ読んでほしい。
現状と同等の支援を続けたところで、戦況の改善は到底見込めないこと。
米国は欧州より東アジアを重視している事(これ自体は日本にとっては喜ばしいことなのかもしれん)。
軍事的にその見解が正しいのかはわからない(ミリオタの人、教えてほしい)。
が、もし正しいのであれば、『なんでこんな見込みのないことを始めたんだ?』って思うし、やり始めてしまったものはしょうがないにしても、『これはもう損切りすべきなのでは?』というのが正直な感想になってしまう。
アメリカの政治経済が盤石で、無尽蔵に他国の支援ができるのなら続ければいい。
しかし、少なくとも政治的には盤石とは程遠い状況にあることは、トランプが当選したことからも明らかだ。
アメリカが『世界の警察』をやることを、もうアメリカ国民は支持していない。
『俺たち国民が食うに困っているのに、バイデンはなぜ地球の裏側にあんなにも金と兵器を送るんだ?』
アメリカ国民のそんな叫びが、トランプを生んだ一端なんだろうなと思う。
てかブコメ見てても思うんだけど、みんな、アメリカが『世界の警察』をやることを当たり前だと思ってないか?
やって当たり前。
やっても感謝されない。
やらなきゃ批判される。
そりゃ、嫌になるわな。
そんなわけで、俺はアメリカが降りるのはもう仕方のないことだと思う。
文句を言うなら、文句を言うやつがアメリカの代わりをすればいい。
停戦協議は進むかもしれないが、それはきっとウクライナ敗戦と限りなく近い内容にならざるを得ないと思う。
そんなことは許されない。
完全勝利するまで徹底的に戦うべきだ。
『正しい』人たちは勇ましく言うだろうが、とてもじゃないが、現実的に考えているとは到底思えない。竹槍でB29を落とそうとしていたご先祖様を笑えねえよ。
そりゃ、正しいよ。
けどさ、眉間に自動小銃を突き付けられてる状況で、『人を傷つけるのは良くないことです』って言って、なんか意味あるか?
頼みの警察は『俺たちはもう降りるぜ』って言ってるのに?
”Criticism ofthe exclusion of AfD andBSW fromMSC”
”The term "firewall" stands forthe exclusion of coalitionswith the AfD. Ever since the CDU/CSU pushed apaperon migration policy through the Bundestagwith the support of the party, whichhas been classifiedbythe Office for the Protection of the Constitutionas partly far-right, therehas been a debate about whether thisfirewallis shaking.”
「ファイアウォール」とは、AfDとの連立を排除することを意味する。 CDU/CSUが、憲法保護局によって一部極右と分類されている同党の支持を得て移民政策に関するペーパーを連邦議会に押し通して以来、このファイアウォールが揺らいでいるのではないかという議論が起こっている。
バンスは演説の直前、『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のインタビューで、ドイツにおけるAfDの排斥に対する批判をすでに表明していた。 同メディアは、ドイツの政治家たちに対し、AfDを含むすべての政党と協力するよう促すという彼の発言を引用していた。
彼はスピーチの中でこのことを繰り返すことはなかった。しかし、安全保障会議(MSC)の主催者がAfDとBSWを排除したことを批判した。政治指導者が重要な有権者を代表しているのであれば、「少なくとも彼らとの対話に参加するのが我々の義務だ」と述べた。会議の議長であるクリストフ・ホイスゲンは、両政党が「対話による平和」という会議の基本原則を遵守していないことを理由に、排除を正当化していた。
日本は見習うことが多い。
きなこ
@kinakomochi_215
「ロシアが弾薬庫を爆破💥したのでロシアの責任」と言ってる西側擁護の💩がわいてるので反論します!
劣化ウラン弾、数千発の爆発💥がどれほどの威力があるかわかりますか?🇬🇧はこれらを🇺🇦に渡し、その結果には一切の責任はとらないと発言。送った🇬🇧も受け取った🇺🇦キエフ政権も、🇺🇦の土地やそこに暮ら
きなこ
@kinakomochi_215
1時間
す国民のことなど、誰も気にかけていないことがよくわかります。プーチンはそのような武器が🇺🇦に送られた場合、あらゆる手段を使ってロシアの領土と国民を守る!と何度も西側に警告していた。そりて🇺🇦軍は劣化ウラン弾をロシアに対して使う準備があると公言していました。このような状況の元、
きなこ
@kinakomochi_215
1時間
🇺🇦に届けられた劣化ウラン弾は破壊され、プーチンは有言実行、約束を守りました。風向きも考慮していたので放射性雲は西ヨーロッパに向かって移動。ロ シア連邦安全保障会議書記ニコライ・パトルシェフは、これを「ブーメラン効果発動中」と呼んだ。
きなこ
@kinakomochi_215
1時間
ロシアは自国を守るために当然の事をしただけ。すべての責任は劣化ウラン弾の使用を黙認した西側にあります!
きなこ
@kinakomochi_215
54分
しかも、まだ未確認情報ですけど、西側はこれにも懲りず、今度はウランの先端を備えた砲弾が最近キエフに持ち込まれたという噂が。夜間に特殊な運用車両で運び込まれ保管場所は明らかになっていない模様。
peachikparchik
@peachikparchik
1時間
ただ、躊躇していた周辺諸国の人々の頭上にまでその灰が降るのは、悲惨な話だ。
@junyaasylum
1時間
このような悲劇は起こらなかった。
これが「先手必勝」の戦です。
国防相「本会議は来週の開戦…失敬、特別軍事行動の開始前に、改めて全員で作戦について再点検しようという主旨である。対外情報庁の方から新しい人間が来ているようだが『一人の知恵より二人の知恵』という格言の通り、実り多い物となることを期待している」
対外情報庁長官「ことわざで受けるならばわが国には『自分のものでないそりに乗るな』という言葉がある通り、軍にまかせておくべきなのでしょうけれども、フランスのクレマンソーも『特別軍事行動というものは、軍人たちに任せておくには重要すぎる』と言っています」
増田「申し遅れました。私はトール・アノニマヴィッチ・マスダスキーです。所属は…」
書記「組織図に載ってない部署の人間の所属を聞くとか時間の無駄だ。本題に入れ」
増田「失礼しました。今回は原則に立ち返って孫子に基づいて今回の作戦行動を見直そうと」
増田「孫子は2500年前に作られた古い書物ですが今でも通用する…」
国防相「そんなことは誰でも知ってる。すでに十分検討は行われている」
増田「えっ」
連邦保安局長官「まあいいじゃないか。『初めて焼いたブリンは塊になる』というだろう。それで君は何をするつもりだったんだい?」
増田「ええと、まず『計篇』に従って作戦の見込みを検討したかったのですが」
連邦保安局長官「ああ、あの『数が多い方が勝つ、少ない方が負ける』ってやつか」
参謀総長「そんなところだ。五事、つまり五つの原則があり、それを七計、つまり七つの基準を使って敵味方を比較して優劣を事前に把握しろと言っている。そうだな」
書記「道とは国民と指導部の一致、天とは時期、地とは地理的条件、将とはリーダーシップ、法とは組織と規律ということだ」
増田「…く、詳しいですね」
書記「今、Википедиюで読んだ。七つの基準というのは君主の支配力、司令官の能力、天と地の理解度、法令の公正な執行、軍の兵力、軍の練度、信賞必罰。そういうことだな」
増田「…それもВикипедиюに書いてあるんですか?」
書記「…(頷く)」
連邦保安局長官「最初は問題ないな。大混乱から国と軍を建て直し、選挙で常に圧勝、メディアも押さえ、経済界からも国民からも広く支持を集めている我が大統領と、コメディアンあがりで選挙でわずか3割(注・1回目投票)、支持率でも4割のあの大統領。どちらが優れているかは一目瞭然だよ」
大統領「世辞はいい。私だって国民すべてから敬愛されているわけではないことぐらいは承知している。が、あの男より国民から支持されていると認めるのは吝かではない」
参謀総長「我が軍の将軍達の能力については私が請け負おう。皆、『外国』や『外国でない場所』で戦ってきた、経験豊富で勇敢な祖国の誇りとすべき男たちだ。向こうの軍の能力はどうだ?」
対外情報庁長官「8年前と比べると改善されているのは既報通りです。ですが常に戦い続けていた我が軍と比較すれば経験豊富とは言えないでしょう」
国防相「今は冬季で作戦地域は障害地形も少なく、機動化された我が軍は全力を発揮できる。作戦目標はいずれも国境から100km程度で軍事的には至近距離と言ってよい。気象予測も安定しており、作戦行動に支障ないと出ている。開始時期はもう少し早くてもよかったが、これは政治の絡むことであり、軍としてはその判断に従う」
大統領「友好国の面子を潰しても何もいいことはない。その点で軍に負担を掛けているならそれは私の責任だ。問題あるかね」
対外情報庁長官「経済制裁の規模が予想できない以上、経済力のある友好国をつなぎ止める努力にはそれだけの価値はあると判断します」
国防相「軍規は…認めたくはないが、我が軍の伝統的な弱点ではある。それでも、今回は最善を尽くしている。少なくとも、現時点で統率の疑わしい『友好国』の兵隊を使うつもりはない。正規軍だけでやる短期決戦にそんなものは無用だ」
参謀総長「軍人にまともに給料が支払われなかった時代を覚えている将官連中はみな、大統領を支持しておる」
連邦保安局長官「ま、人手不足でネオナチ集団の私兵まで使ってる相手より軍紀が悪いってことは流石にないでしょうな」
書記「兵力…考えるまでもなく陸海空その他、すべて我が方が優勢だ。練度もそう考えていいな」
対外情報庁長官「一応、8年前よりは向こうの練度も上がっています。予備役兵のプールを積み増ししているので、長期戦になると兵力が増える可能性はありますが…」
国防相「うむ。ただ、そうなっても積み増しできる兵力はこちらの方が多い。あまり考えたくはないが、市街戦に慣れた友好国の兵隊を連れてくることもできる」
書記「いざという時に切れる札があるとないでは大違いだ。そうだな」
書記「それで、最後の信賞必罰ってのは法令の公正な執行ってのと同じだと思うんだがなぜ入ってる? Википедиюの編集者がボンクラなのか?」
なるほどなあ。確かに。
2024~26に完全独裁化に成功した、習おぢが暴走して台湾に侵攻はありえるな。
プーチン大統領と習近平国家主席の共通点とは(写真=SPUTNIK/時事)
ウクライナ侵攻をめぐるロシア・プーチン大統領の暴走が止まらない。これまでも国際社会に対して強硬姿勢を取ることは珍しくなかったが、原発や核研究施設への攻撃など、常軌を逸したようにも見える行動が目立つ。フランスのマクロン大統領は2月にプーチン氏と会談した後、「彼は3年前とは別人になってしまった。頑固で、孤立している」と側近に漏らしたとされる。
【写真】少し白髪が混じりつつもボリュームある髪、深みある黒スーツ姿の習近平氏
プーチン氏に変化をもたらしたきっかけとされるのが、ナンバー2だったメドヴェージェフ首相の退任だ。2000年から2008年まで2期8年にわたり大統領を務めたプーチン氏は、当時連続3選が禁じられていたため、側近だったメドヴェージェフ氏に大統領を任せ、自らは首相の座に就いた。「タンデム(双頭)体制」と呼ばれたが、事実上、首相のプーチン氏がすべての実権を握っていたとされる。2012年にプーチン氏が大統領に返り咲くと、メドヴェージェフ氏は首相として支える立場になり、長らくその体制が続いた。
ところが2020年1月、突如としてメドヴェージェフ氏は首相を解任され、安全保障会議副議長という実権のないポストに就くことになった。事実上の更迭とされているが、これがその後のプーチン氏の「暴君化」に繋がる決定打となったと見るのは、外務省関係者だ。
「2人はサンクトペテルブルグの市役所に勤めていた頃からの盟友関係で、メドヴェージェフ氏は常にプーチン氏を立てる“忠実なイエスマン”でした。しかし、権力の座に長くあったため、メドヴェージェフ派と言われる勢力が出来てしまった。プーチン氏は、自らの権力を維持するためには、メドヴェージェフ派を一掃する必要があると考えたのではないでしょうか。
メドヴェージェフ氏にはプーチン氏を止める力などありませんでしたが、プーチン氏はメドヴェージェフ派の動向を気にしていたため、行動にも一定の抑制があったと言われています。対抗勢力が一切なくなってしまった結果、暴走に歯止めが利かなくなってしまったのではないでしょうか」
現在の国際社会で、似た状況になりつつあるのが中国だ。習近平・国家主席は、今年秋に開かれる党大会で3期目の続投が確実視される一方、ナンバー2の李克強・首相は2023年での任期満了の予定だ。李氏の退任後、習氏が暴走する懸念があるという。
「盟友関係にあったプーチン-メドヴェージェフと違い、習近平氏と李克強氏はずっと政治的なライバル関係にありました。習氏は李氏の政治力を削ぐことに力を注いできましたが、それが一定の抑止力となってきた側面がある。李氏の後任に習派の人物が選ばれた場合、対抗勢力がいなくなることになり、習氏の独裁化が強まることでしょう。
そこで危惧されているのが、習氏の悲願とされる台湾統一です。習氏はプーチン氏のウクライナ侵攻を事実上容認する姿勢を示しましたが、念頭にあるのは似たようなシナリオでの台湾侵攻でしょう。国際社会からの批判や経済への影響を考えると、ウクライナ侵攻同様、国家としてのリスクは高いはずですが、このままではそうした否定的意見が共産党内で封殺されてしまう状況になってしまうのではないでしょうか」(同前)
https://www.news-postseven.com/archives/20220308_1732768.html?DETAIL
医者じゃないからよくわからんが、プーチンは自己愛性人格障害?
https://twitter.com/t_gordau/status/1492104700497637383
21日の緊急安全保障会議
https://anond.hatelabo.jp/20220224170040
https://twitter.com/akomaki/status/1496977714997530626
合理的に考えてあり得ないと言われながらの開戦だったわけだけど、そもそも合理性が既に失われているのか?
もしそうなら、低出力核兵器の使用とか本当にありうるのかもしれんな。
終身なんとかとか言い出したらもう既にダメなのかもね。隣の国にもそういうのいるけどな。かなわんな。
これマジやばいやつじゃん。
21日にロシアで緊急に開催された安全保障会議のニュースをテレビで見たけど、プーチン、マジやばいわ。
動画探したけど、私が見たやつは探し出せなかったからちょっと書いとくと。
なんか広いホールみたいな部屋で、プーチンはでかい机に座っていて、10mくらい離れたところに政府高官が椅子を並べて(机なしで)座ってるの。それで、プーチンが東部2地域の独立についての意見を順に言わせるわけ。プーチンが求める正解は「2地域の独立をロシアは認める」で、みんな異口同音にその正解を述べていくんだけど、なんかぼーっとしたおじさんがうまく正解が言えなくてモジモジしちゃって、プーチンがハッキリしろ!って煽るもんだから「東部2地域のロシアへの編入を認める」って口走っちゃうの。そしたらプーチンに「そんなことは求めていない」とか言われちゃって、もうヤバいやばい。
これ、ワンマンでハラスメント体質の社長が会議で部下を順繰りに叱ってくやつと同じ。つまり、プーチンはもう、自分に苦言を呈してくれる部下を持っていない。部下同士も互いの信頼がなくて、その場にいる全員がいつ自分が粛清対象になるかと疑心暗鬼になってる。プーチンを突き動かしているのは誰も信用できないという恐怖。こういう王様、中国の史記なんかにいっぱいいそう。よく知らないけど。
ドイツの苦悩が欧州をヤルタに回帰させる:JBpress(日本ビジネスプレス)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40660
数カ月前、ドイツのヨアヒム・ガウク大統領は、同国政府が国際情勢に関して影響力を振るえずにいることについて、同胞にやんわり忠告した。大統領はミュンヘン安全保障会議の席上で、ドイツは罪悪感の陰に隠れるのをやめるべきだと述べ、代わりに国の経済力に見合うよう、国際秩序を守る責任を負う意欲を持たねばならないと指摘した。
「ドイツを見習おう」論の人々よ、安心せよ。日本の安部首相は、きちんとドイツを見習っている。安部首相は「国の経済力に見合うよう、国際秩序を守る責任を負う意欲を持たねばならない」と、全く同じことを何度も言っている。「ドイツを見習おう」論の人々は、安倍首相を支持しても問題ないのである。
普天間、頓挫なら決着15年後にも…米NSC元部長
沖縄の米軍普天間飛行場移設問題について、来日中のマイケル・グリーン元米国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長に聞いた。
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日米が2006年に合意した沖縄県名護市への移設計画を日本政府が進めない場合、普天間返還を含む米軍再編計画全体が頓挫する恐れがある。理由は二つ。
一つは、再編のもう一つの目玉である沖縄海兵隊8000人のグアム移転が止まる。米議会が関連予算を承認しないからだ。議会は、現行計画以外の「県外移設」や「米軍嘉手納基地統合」案は、部隊運用面で不安がある、と明言している。
二つ目は沖縄の地元選挙だ。移設の結論を先送りすればするほど、来年1月の名護市長選、秋の県知事選で争点化され、決着しなくなる。
一回頓挫すれば次に決着のメドが立つのは、これまでと同じ期間、10~15年かかる。政府間で正式署名した課題の履行を一方が拒んだ場合、信頼関係は完全に崩れる。再構築は簡単ではない。米議会にも、沖縄にも不信感が残るだろう。
日米関係は今、ベトナム反戦運動時代の1960年代末、そして95年の沖縄海兵隊員らによる少女暴行事件後の一時期に次ぐ悪い状態だ。ただ、違いがある。95年には世論が反発する一方で、日米は忍耐強く沈静化に協力した。今回は鳩山政権に対する日本国内世論はそう厳しくないが、首脳同士を含む両国関係にヒビが入っている。深刻だ。
鳩山政権に対する助言はまず、社民党との連立を解消するべきだということだ。次に、政権公約(マニフェスト)に固執しすぎない方がいい。オバマ政権も発足後、多くの公約を再検討し、現実的に修正し、次々と打ち出した。
来夏の参院選後まで結論を先延ばしした場合、時間の浪費と沖縄県民の苦痛をどう償うのか。米国もいつまでも待ってはいない。今の衆院議員の任期いっぱいまで民主党政権が続き、4年間物事が動かないなら、米国はサジを投げるだろう。重要政策は中国と相談する、という事態も予想される。オバマ政権にとって今、日本問題はアジア政策の重大懸念事項だ。そうであるうちに、鳩山政権はきちんとした政権担当能力を示すべきだ。(聞き手・飯塚恵子)